まもなく新年度スタート 頑張ってます最年長騎手

3月は別れの季節。南関東競馬でも1人のベテラン、いや大ベテランが、通算2676勝を勲章に、ムチを置いた。川崎の森下博騎手(64)。今日3月31日付での現役引退だが、実質的には3月6日川崎8R(エスプリブラウン=4着)が最後の騎乗になった。

地方競馬最年長だった同騎手の引退で、大井・的場文男騎手(63、1956年9月7日生まれ)が最年長となる。61歳の兵庫・川原正一(59年3月14日)、名古屋・丹羽克輝(59年3月16日)が続く。誕生日で川原が2日だけ年上。

南関の他3場の最年長騎手は、浦和=内田利雄(58、61年10月5日)、船橋=野沢憲彦(45、74年7月12日)、川崎=岡村裕基(49、71年3月16日)。

3月4日、森下騎手が64歳10カ月の最年長勝利を挙げた。的場は来年7月8日以降に勝利を挙げると、これを更新する。「最年長」について的場自身は「ここまで乗れること、乗せてもらっていることに感謝です」と言い、最年長勝利記録更新には「流れのままに」と多くは語らない。と言いつつも、毎開催、コンスタントに白星を挙げ、現在21勝、南関リーディング12位タイ。衰えは見えない。

コロナ騒動でいつも通りの競馬開催とはいかないが、まもなく新年度のスタート。ベテランたちの手綱さばきにも注目したい。【今西和弘】

最年長勝利を64歳10カ月に更新しガッツポーズの森下博騎手
最年長勝利を64歳10カ月に更新しガッツポーズの森下博騎手