直線だけで2馬身半突き放したウシュバテソーロは重賞でも勝負になるレベル/カノープスS

☆ウシュバテソーロ(日曜阪神11R・カノープスS1着)

後方の内で包まれる苦しい展開になったが、4コーナーで外へ出してからがすごかった。右手前のまま一気に差を詰め、ラスト100メートルで抜け出すと2着ヒストリーメイカーに2馬身半差。上がり3ハロン37秒3はもちろんメンバー最速で、2番目に速い3着馬(バイシュラバナ38秒0)を0秒7も上回った。ダートでは4戦3勝、3着1回と底を見せていない。直線で手前を替えていたらもっと切れる脚が使えたはず。中距離なら重賞でも勝負になるレベルだ。

☆ロードプレイヤー(土曜阪神11R・京都2歳S7着)

4コーナーでの不利が痛い。最後方から大外を回って追い上げ、ちょうどエンジンがかかったところで内からぶつけられて減速。かなり外へ振られた。キャリアの浅い2歳馬。並みの馬ならあそこで集中力も切れてしまうが、坂を上がってもう一度伸びて3着ヴェルテンベルクとは0秒3差。初めての関西遠征、初の右回りで10キロ減。いろいろ不利な状況を克服しての小差7着は評価していい。しまいは確実に脚を使うし重賞でも互角にやれることが分かったのは収穫だ。

☆レイベリング(土曜東京5R・新馬1着)

スタートは出たが、無理にポジションを取りにいかず10番手。外枠でもしっかり折り合って、脚はたまっていた。この操縦性の良さが持ち味か。直線で追い出すとすぐに反応。ダイナミックなフォームで先頭に並びかけ、後続を突き放した。ゴール前は手綱を押さえる余裕も。勝ち時計の1分35秒4、上がり3ハロン33秒1も初戦としては優秀。まだ心身ともに成長の余地を残しており、上のクラスでも即通用する。

直線抜け出してカノープスSを制したウシュバテソーロ(2022年11月27日撮影)
直線抜け出してカノープスSを制したウシュバテソーロ(2022年11月27日撮影)