多少テンション高くてもソダシは力発揮できる

<日曜「パドックのミカタ」>

繊細な3歳牝馬の戦いだけに気配のチェックは重要。テンションが高い馬や腹部が巻き上がっている馬はマイナスだろう。

2歳女王のソダシは繊細な面があるが、パドックでイレ込むことはなく、いつも我慢できている。多少テンションが高い程度ならば問題なく力を発揮するだろう。サトノレイナスは美浦から輸送されてくるが、同じ状況だった阪神JFでもゆったりと歩けていた。3歳牝馬とすれば筋肉量が多く、体は丸みを帯びている。そのような雰囲気を維持できていれば大丈夫。

メイケイエールはチューリップ賞時、冬毛が伸びて見栄えは良くなかった。今回も相変わらず細身だが、筋肉の張りや毛ヅヤが良ければ上積み材料と考えられる。エリザベスタワーはかなりの大型馬で、大きな歩様でぐいぐいと歩く。そのような感じがあれば好調維持と考えられる。(グリーンチャンネル・パドック解説者=岡本光男)