休み明けでも◎デアリングタクトは崩れない/ヴィクトリアM

【東京11R・ヴィクトリアM】

◎(1)デアリングタクト

○(13)レイパパレ

▲(5)ソダシ

☆(8)クリノプレミアム

△(12)ミスニューヨーク

東京競馬場は土曜日の午前中には雨が上がる予報となっています。日曜日は回復して良馬場になるでしょうが、ある程度時計の掛かる馬場だと思われます。

ヴィクトリアMが良馬場以外で行われたのは16回中3回で全てやや重。勝ったのは順にダンスインザムード(2006年)、アドマイヤリード(2017年)、ジュールポレール(2018年)です。ちなみにNHKマイルCは27回中、良馬場以外で行われたのはピンクカメオ(2007年)とディープスカイ(2008年)が勝った2回しかなく、ともにやや重でした。

同じ東京芝1600メートルの安田記念はG1制定後37回中、やや重がツルマルボーイ(2004年)1回、重馬場がフレッシュボイス(1987年)1回、不良はタイキシャトル(1998年)、ジャスタウェイ(2014年)の2回です。

今年、馬場の影響がどうなるかは当日になっても分からないと思いますが、非常に難解な一戦だけに馬場適性のみを重視して予想してみることにします。◎デアリングタクトは1分36秒6と前年より3.9秒も時計のかかった桜花賞を豪快に差し切った馬。重馬場は他に金鯱賞首差2着もあり、脚元に負担のかかる硬い馬場よりは水分を含んだ軟らか目の馬場になった方が走りやすくなると考えることも出来ます。昔よりストライドが小さくなってピッチ走法になっているというのも時計のかかる馬場ならばプラス材料と言えるでしょう。

トウカイテイオーが勝った有馬記念のブランク、中51週を超える中54週ですが、トウカイテイオーは天皇賞・春5着、天皇賞・秋7着、有馬記念11着と3回も馬券圏外に敗れていました。それに比べれば◎デアリングタクトはジャパンC3着、金鯱賞2着、QE2世C3着と負けた3回も全く崩れてはいません。調教後の馬体重も496キロから488キロに訂正されましたので、秋華賞を勝った480キロくらいでは出走出来るかもしれません。枠順も1枠1番ですが馬場はインから乾くことが多いので、Bコース替わりということも考慮すればかなり有利な枠順だと思います。

○レイパパレは◎デアリングタクトが勝った秋華賞を除外され、直前の3勝クラス大原Sをやや重馬場とは思えない1800メートル1分46秒3で楽勝。その時にこの馬が道悪の鬼だと気付けたので、大阪杯で本命視することが出来ました。マイル戦は新馬と1勝クラスの2戦2勝。川田騎手もマイル戦なら我慢させずに走らせることが出来ると待ちに待った参戦だとコメントしています。馬場の回復が遅れればかなり有利でしょうし人気でも逆らえないと見ます。

▲ソダシはかなりお世話にもなっていますし、鞍上吉田隼人騎手も信頼感が高いので本来は中心視すべきだとは思います。ただクロフネ産駒にはあまり道悪巧者がいませんし、桜花賞を1分31秒1で走る馬にとって時計がかかる馬場が有利になるとは思えないというのも本音です。

☆クリノプレミアムは東京芝1600メートル【0・3・0・2】。最近は折り合い自在となって脚質に幅が出たことが躍進につながっています。オルフェーヴル産駒だけに馬場は渋っても問題ないでしょう。

△ミスニューヨークはキングズベスト産駒らしく道悪は2戦2勝。馬場の回復が遅れればかなり面白い存在になると思います。

レシステンシアはダイワメジャー産駒で道悪は得意ですが、1200メートル仕様になっている点で乗り方が難しそうです。ソングラインは東京芝【2・2・0・0】、ファインルージュも東京芝【1・1・0・1】ですが、切れる牝馬だけに渋った馬場向きではなさそうで、あまり手を広げたくないここはともに無印にしました。

馬連(1)(13)

馬単(1)(13)

3連複(1)(13)-(5)(8)(12)

3連単(1)→(13)→(5)(8)(12)

計8点×2000円=1万6000円

【中京11R・栗東S】

◎(1)アイオライト

○(2)ディサーニング

▲(11)ミラーウォーカーズ

☆(4)オメガレインボー

中京競馬場の土曜日のダートコースは不良馬場。日曜日も時計の速い状態は続くと考えて先行出来る馬と道悪ダートに実績のある馬を中心にします。もまれたくない◎アイオライトが1枠1番を引いた以上、ハナを切るしか手はないはずで、何と言っても3走前にはショウナンナデシコに0秒4差をつけて逃げ切った実績もあるだけに、行く馬がそれほどいないここなら展開有利と見ます。

○ディサーニングは渋ったダート【0・2・0・0】、同じ条件の前走名鉄杯は大外一気の脚で0秒1差2着とオープンでも十分通用する能力を見せました。この2頭を1、2着に固定して3番手には3連勝中で52キロのハンデの▲ミラーウォーカーズ。渋ったダートでも2勝していますし、3走前は1勝クラスを中京ダート1400メートルで勝っています。

☆オメガレインボーは中京ダートは初めてですが重賞でも2着1回、3着2回がある格上的存在、ハンデも56・5キロなら恵まれたと考えてもいいでしょう。

馬単(1)=(2)

3連複(1)(2)-(11)(4)

3連単(1)=(2)→(11)(4)

計8点×500円=4000円

2レーストータル2万円

(先週までマイナス19万7700円。回収率47・97%)