コントレイルの相手はダノングロワール/菊花賞

【京都11R・菊花賞】

◎コントレイル

〇ダノングロワール

▲ヴェルトライゼンデ

菊花賞は私にとって競馬にのめり込むきっかけになったレースであり、思い出、名勝負などは数限りなくありますが、日本の競走体系においても一種特殊で独特な魅力を持つことは間違いないでしょう。イギリスのセントレジャーを範としていますが、本家が早々と衰退してしまっているのに対し、日本では3冠の価値が保たれており、今年も18頭のフルゲートで除外馬も2頭出ています。秋の京都競馬場という、まさしく日本的な風情の中で行われる美しい名称を抱くこの競走を、後世に守り伝えていくことは我々競馬ファンの使命ではないでしょうか。

さて今年の菊花賞は京都競馬場のスタンド改修前最後のG1レースであり、史上8頭目の3冠馬、そして3頭目の無敗の3冠馬、さらに親子そろっての無敗の3冠なるかという、とてつもない記録が懸かった一戦になりました。

しかし◎コントレイルにとってこの先の競走生活、サラブレッド人生を見据えると、単なる通過点のようにしか見えません。父ディープインパクトは3000メートルを半分以上引っ掛かった状態でいながらあっさり抜け出しました。そして最も強かったレースは、私感ですが天皇賞・春のハイペースまくりでした。距離適性より能力の絶対値の方が上回るというのが、44年間菊花賞を見て学んだことの1つです。金曜日の雨で芝、ダートともに不良という発表でしたが、土日は快晴の予報となっており、先週のやや重よりは間違いなく回復する見込みですし、皐月賞でも◎コントレイルは少し渋った馬場を克服しています。

その時半馬身まで競り合ったサリオスは、先々週毎日王冠を圧勝。現代競馬なら3000メートルを休み明けで挑んでも何とかなりそうですが、万全を期して神戸新聞杯をたたいての本番と、重箱の隅さえ見当たらないように見えます。

ディープインパクトがついに送り出した最高傑作であるスーパーホースの快進撃を、素直に称賛する菊花賞を楽しみにしたいと思います。

相手はもし1頭だけを挙げろと言われたら▲ヴェルトライゼンデでしょう、兄はディープ産駒で昨年の菊花賞馬ワールドプレミア、父ドリームジャーニーは菊花賞5着ですが、全弟オルフェーヴルは菊花賞馬で3000メートルはどんと来いの血統。ダービーは3着ですが前走神戸新聞杯は一頓挫と大外枠を跳ね返しての後方一気だけに、たたいて距離延びての期待は大きいものがあります。

ただ◎コントレイルの2着取りでは有力としても、勝ちに行く競馬ではそこまで抜けているようには思えないですし、人気だけに妙味も全くありません。

そこで抽選待ちでしたが、まだ未知で3000メートルの菊花賞ならと考えていた〇ダノングロワールが、6分の4を通っただけに対抗に取り上げます。セレクトセールで税抜き2億円で落札された血統馬で、昨年2着のサトノルークスに通じるところも感じます。一貫して2000メートル以上のみを使われていて、勝ち鞍は2400メートルと2500メートルで挙げており、特に前走差しに回って外からきっちり差し切ったあたりに成長をみました。菊花賞でハーツクライ産駒はウインバリアシオンの2着しか好走例がなく、断然人気だったワンアンドオンリーが9着に敗れるなど人気を裏切るケースもありますが、ここは馬の適性を見抜く国枝調教師の眼力に賭けたいと思います。

同じく抽選を通ったアリストテレスは崩れない成績だけに怖さも感じますが、鞍上ルメールで人気にもなりますし、前走などを見ても折り合いには不安がありそう。

もう1頭の国枝厩舎のサトノフラッグはセントライト記念を見る限りでは、3000メートルは少し長そうに思えました。

そのセントライト記念を勝って4連勝としたバビットは展開の鍵を握る馬で、後のパンサラッサやパラスアテナの活躍を見てもかなりの能力は感じますが、同型馬キメラヴェリテはいますし、◎コントレイルに強い正攻法の競馬で来られるとさすがに苦しいとみました。

馬単(3)→(7)(6)

3連複(3)(6)(7)

3連単(3)→(7)=(6)

計5点×3000円=1万5000円

【東京11R・ブラジルC】

◎スワーヴアラミス

〇アポロテネシー

▲ロードゴラッソ

☆カラクプア

△ハヤヤッコ

重賞を勝っているのは△ハヤヤッコ(レパードS)◎スワーヴアラミス(マーチS)▲ロードゴラッソ(シリウスS)の3頭。その中で56キロの△ハヤヤッコは明らかにハンデ有利ですが、詰めの甘さもあって中山ダートの方が向く印象もあるので5番手評価。本命は57・5キロの◎スワーヴアラミス。全ダート【6・4・2・1】で前走が初めての着外ですが、相手はG1級だったのでこの相手なら人気に応えられるとみました。

相手はこの東京ダート2100メートルがベスト条件の〇アポロテネシーで、ダイシンインディーの2~3番手には行けるので展開も有利でしょう。

3番手が▲ロードゴラッソ。好走と凡走を繰り返すタイプで信頼性は一息ですが、地力はあるので57キロでも。穴は54キロの☆カラクプア。追い込み一手ですが前走も11番人気で2着、東京のダート2100メートルでは7走前に13番人気で1着もあります。

馬連(5)(7)

3連複(5)(7)-(9)(8)(1)

3連単(5)→(7)→(9)(8)(1)、(5)→(9)(8)(1)→(7)

計10点×500円=5000円

2レーストータル2万円

(先週までマイナス5万5300円)