ルールブリタニアの19「馬っぷりは世代ナンバー1」/宮田厩舎

<美浦・宮田厩舎>

好評「POG2021 厩舎別注目2歳馬」の4回目。今年、ダービー初出走を果たす美浦・宮田厩舎も素質馬ぞろいだ。

宮田厩舎入厩予定の日刊スポーツ注目2歳馬
宮田厩舎入厩予定の日刊スポーツ注目2歳馬

宮田厩舎は開業初年度の20年にいきなり16勝。2年目の今年はグレートマジシャンがデビュー連勝後に毎日杯で2着に入り、ダービー参戦を目指している。年々、戦力アップが著しい。

今年もポテンシャルの高い馬がそろった。ラトーナの19(牡、父ジャスタウェイ、馬名予定フロスティグレイ)は4月9日にゲート試験に合格し、再放牧中。宮田師は「450キロくらいで程良い馬体。筋肉質でスピードがありそう」と期待を込める。父ジャスタウェイ、母父ダンシリは昨年の最優秀2歳牡馬ダノンザキッドと同じ配合だ。

ソングライティングの19
ソングライティングの19

14年桜花賞馬ハープスターの半弟ヒストリックスターの19(牡、父ドゥラメンテ、馬名予定ライリッズ)は成長力が魅力。昨秋は400キロに満たなかった馬体が、春先までに40キロほど一気に成長した。秋デビュー予定のルールブリタニアの19(牡、父エピファネイア、馬名予定エピファニー)は、師が「馬っぷりは世代NO・1」と評価している。【松田直樹】