勝つのはデイジーかキング!/ホープフルS

有馬記念の興奮も冷めやらぬまま、ホープフルSが開催される。


私にとって年末年始は休みではない。むしろアルバイトのせいで普段より忙しくなる。

年末には年賀ハガキを売っているだろうし、元旦から3日間は、神社で巫女のアルバイトをすることになっている。

勤労学生と言うと聞こえがいいが、有馬記念に勝てなかったからこういうことになっているのだ。


ホープフルSは、新しい時代を切り開く新馬たちのレース、まさに希望に満ちたレースだ。それだけに、何が起きてもおかしくないと私は考えている。


私が勝つとみている馬は以下だ。

(1)ニシノデイジー。最近の中山の荒れた内枠を心配する声があるが、枠が荒れているかどうか決めるのは私たち人間ではなく馬たちだ。新時代を作っていくこのレースから、内枠有利となっても全くおかしくはない。馬自体の力は文句なしだ。

(3)キングリスティア。底知れない実力を感じさせる走りで新馬戦を勝ち、久々にワクワクさせてくれそうな馬だと素直に感じた。人気はしていないが、だからこそ買うべきだろう。

有力と見ている馬は以下だ。

(9)ジャストアジゴロ。前走1着、2戦続けて上がり最速、中山での田辺騎手と、買い材料しかない。馬券圏内はもちろん、優勝まである。

(11)ヴァンドギャルドはいい枠を引いた。最後の直線で勝負に持ち込めれば、この馬の末脚にかなう馬はおそらくいないと見ている。


(5)サートゥルナーリア。1番人気が濃厚なこの馬は、最近活躍のめざましいロードカナロア産駒のうちの一頭である。母が日米のオークスを制したシーザリオで、G1馬2頭を兄に持つ申し分のない超良血馬。萩Sでは2歳とは思えない貫禄での走りを見せた。

だが私はあえて、この馬を本命から外す。新時代を担う強い馬になることは間違いないと確信しているが、このレースではまだ勝たないと私は読んでいるからだ。ステルヴィオが確かな強さを持っていながら、今秋のマイルCSまでG1を獲れなかったように、この馬もまだG1を獲る時期ではないと私は思っている。

(8)アドマイヤジャスタの鞍上は、年間最多勝記録のかかるルメール騎手。3着までには必ず持ってくるだろう。

(13)コスモカレンドゥラ、大外枠から前に出て、差されたとしても3着には残す・・・そういう競馬ができる馬だと私は予想している。


以上より、私の買い目は

3連単フォーメーション(1)(3)(9)(11)→(1)(3)(5)(9)(11)→(5)(8)(13)。3連複フォーメーション(9)―(11)―(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)(10)(12)(13)だ。


来年への希望を抱くためにも、どうにかして勝ちたいレースである。