ウィンクスVSエネイブルの名馬対決、ぜひ宝塚で!

6日に行われたメルボルンCはケビン・マカヴォイ騎手の乗った英国の3歳セン馬クロスカウンターが最後方から追い込んで優勝しました。筆者が本命にしたザクリフスオブモハーは1周目のスタンド前で両膝を折るようにしてずるずる後退。テレビを見ていて思わず声が出てしまいました。残念ながら馬は病院に運ばれて安楽死処分が取られたということです。出来れば見たくなかったシーンでした。ライアン・ムーア騎手にけががなかったことは何よりでしたが、馬には本当にかわいそうなことをしました。

筆者も昔、競馬場のバッグヤードで競走馬の安楽死の場面に立ち会ったことがあります。処置が終わるとたてがみが切られて関係者に渡されるのですが、ただ下を向いて目をつむることしか出来ませんでした。人もそうですが、馬はいつも一生懸命に命がけで走っていることを知っておいて欲しいと思います。

あっ、真面目でしたね。当然、馬券も外れてしまって皆さんにまた謝らねばならなくなりましたが、本人も食費(昼はバナナだけにするとか)、交通費(100円のコミュニティーバスのある時間に帰るとか)などを削って耐乏生活を送っていまので、どうかご容赦ください。ジャパンC、来月の香港国際競走で必ずや巻き返しますので、もう少しだけお付き合いをお願いします。

メルボルンCで救いだったのは「キナミの帝王」こと木南記者が◎△で馬連48・1倍(もし馬単を買っていれば112倍)の好配当を仕留めてくれたことです。本人いわく3着のアプリンスオブアランを無印にして3連単(3150倍)や3連複(475倍)を逃したのは痛いっ!と、ぜいたくなことを言っておりましたが、クロスカウンターにひとり◎を打って、3歳馬有利を啓発したのはさすがでした。これだけPRしておけば、焼き肉弁当でもごちそうしてくれるでしょう(笑い)

先週は米国でブリーダーズカップ(以下BC)も行われて忙しい週末でした。圧巻はBCターフのエネイブルでした。ランフランコ・デットーリ騎手が、あえて馬群の外の中団に馬を置いて直線でも馬場中央を通る安全運転での優勝。凱旋門賞とBCターフの連勝という離れ業をいともたやすく成し遂げました。すごい馬です。米国でも調教師をやっていたことのあるジョン・ゴスデン調教師がBCは初優勝だったことにも驚きました。

エネイブルのこれからについては、まだ発表がありませんが、こうなったら凱旋門賞3連覇を狙ってもらいたいものです。

もう1頭の歴史的名牝として無敵街道を突っ走るウィンクスの動向も気になります。10月27日のコックスプレート(G1)で前人未到の4連覇と、自らの連勝記録を塗り替えて29連勝とG1・21勝という大仕事を成し遂げてオセアニアでは負ける要素が見当たりません。

一部のブックメーカーでは今年の春頃にウィンクスとエネイブルが英国6月のロイヤルアスコット開催の芝2000メートル戦か、芝2400メートル戦でマッチレースをした場合のオッズを提示したことがありました。2000メートルならウィンクス有利、2400メートルならばエネイブル有利のオッズがつけられていたと記憶していますが、ならばJRAが舞台を提供して2200メートルの宝塚記念(G1)に2頭を呼ぶことは出来ないものでしょうか。

メイウェザーは来なくなったみたいですが、両陣営には参加料としてそれぞれ1億円くらいをお支払いして優勝賞金を5億円くらいにすれば・・・。

アホみたいな話や、と自分でも思いますが、“すぐやる競馬”の香港ジョッキークラブなら、宣伝効果も考えてこれくらいのことはやってのけるかもしれません。(ターフライター奥野庸介)

競走成績等は2018年11月9日現在。

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