マーフィー騎手、有馬抽選2番に興奮も結果は12着

こんにちは。今週のコラムでは先週のマーフィー騎手と有馬記念についてお話をしたいと思います。

マーフィー騎手は19日は名古屋競馬場で名古屋グランプリ(統一G2)に騎乗したため、当日の有馬記念の枠順抽選会に参加できませんでした。帰宅途中の新幹線の中で携帯電話で抽選会の様子を見守っていました。最後までスワーヴリチャード陣営の名前が呼ばれませんでしたが、残っていたのは、どちらの馬番号でもいい番号。安心した気持ちでいましたが、最終的に「2番」と決まった時は2人で興奮しました。

当日のスワーヴリチャードは、パドック、返し馬とどちらも最高の雰囲気。すごく期待できる状態でした。ところが結果は残念ながら12着。マーフィー騎手いわく「3コーナーから動いて行く際に歩様の異変を感じた。道中の位置取りなど自分の中で理想的だっただけに非常に残念な気持ちで一杯です。馬の将来に影響が無いようなけがであればと願いたい」とレース後に話をしていました。レースは絶対本命のアーモンドアイが負けて、2番人気のリスグラシューの圧勝。矢作厩舎には心から祝福をお伝えしたいです。

今後のスワーヴリチャードの動向はわかりませんが、どうかファンの皆様温かい気持ちで見守って欲しいです。

今週のマーフィー騎手ですが、25日朝に美浦トレセンで調教に騎乗した後、カタールへレース騎乗のため行く事になっています。帰国は27日金曜日。28日は中山競馬場で行われるホープフルSにヴェルトライゼンデとのコンビで挑戦します。マーフィー騎手にとって年内最後の競馬となりますが、ファンの皆様ぜひ競馬場にお越し頂き熱い声援を直接送って頂けるとありがたいです。

最後に、今年1年コラムをご愛読頂きありがとうございます。今後も国内外の競馬や海外遠征についていろいろお話しさせて頂ければと思います。

皆様にとって、2020年が良い年になる事を心から願っています。では、良いお年を!!!

(レースホースコーディネーター)

※次回の更新は、年明け1月7日(火)の予定です。お楽しみに。

有馬記念前日、中山競馬場に到着したスワーヴリチャード(撮影・柴田隆二)
有馬記念前日、中山競馬場に到着したスワーヴリチャード(撮影・柴田隆二)
有馬記念前日、馬房でリラックスするスワーヴリチャード(撮影・柴田隆二)
有馬記念前日、馬房でリラックスするスワーヴリチャード(撮影・柴田隆二)
有馬記念で12着に敗れたスワーヴリチャードとマーフィー騎手(撮影・柴田隆二)
有馬記念で12着に敗れたスワーヴリチャードとマーフィー騎手(撮影・柴田隆二)