仙台育英が能登半島地震で被災した石川・輪島、飯田の2校を招待し練習試合
仙台育英が27~29日、今年1月の能登半島地震で被災した石川・輪島、飯田の2校を招待。須江航監督(40)と選手の家に両校ナインらがホームステイし、交流を深めた。28日には招待試合を開催。飯田戦に先発した山口廉王(れお)投手(3年)をはじめ仙台育英ナインが、恵まれた環境で野球ができることへの感謝と甲子園出場に向け、気持ちを新たにした3日間となった。 ◇ ...
仙台育英が27~29日、今年1月の能登半島地震で被災した石川・輪島、飯田の2校を招待。須江航監督(40)と選手の家に両校ナインらがホームステイし、交流を深めた。28日には招待試合を開催。飯田戦に先発した山口廉王(れお)投手(3年)をはじめ仙台育英ナインが、恵まれた環境で野球ができることへの感謝と甲子園出場に向け、気持ちを新たにした3日間となった。 ◇ ...
第96回選抜高校野球大会は30日に甲子園球場で準決勝を行う。2年連続の決勝進出を目指す報徳学園(兵庫)は休養日の29日、西宮市の同校グラウンドで調整。中央学院(千葉)戦での先発が予想される間木歩主将(3年)が、準々決勝の大阪桐蔭戦で完投勝利を挙げた今朝丸裕喜投手(3年)を超える活躍を誓った。 県勢初の4強入りを決めた星稜(石川)は、高崎健康福祉大高崎(群馬)...
日替わりヒーロー続出の星稜が、「全員野球」でセンバツ初の決勝進出を狙う。1、2回戦、準々決勝では2桁背番号の選手の活躍が光り、県勢初の4強入りを決めた。山下智将監督(42)は「20人みんながいつでも行ける準備をしてもらって、頑張ってもらいたい。また次は違った選手が出てくるんじゃないかなっていう期待もあります。みんなに期待」と新たなヒーローの登場を心待ちにした...
第96回選抜高校野球大会(甲子園)で初の4強入りを果たした中央学院が休養日の29日、兵庫・西宮市内のグラウンドで練習を行った。走り込み中心のアップから始まり、ロングティーに2カ所バッティングと、約2時間、たっぷり汗を流した。 右腕トリオが初優勝へ導く。準々決勝の青森山田戦で今大会初先発し7回0/3を1失点と好投したエースの蔵並龍之介投手(3年)と、3試合連続...
雨の多かった選抜高校野球大会は30日、準決勝を迎える。初の決勝進出を目指す高崎健康福祉大高崎(群馬)は29日、兵庫・西宮市内での練習を、グラウンドの水抜きから開始。“健大園芸”で心を1つにし、新チームの公式戦で無敗の星稜(石川)にぶつかる。報徳学園(兵庫)は中央学院(千葉)と戦う。 ◇ ◇ ◇ 準決勝開始の22時間前、高崎健康福祉大高崎ナインが泥水と...
昨秋明治神宮大会王者の星稜が、4強に勝ち上がった。石川県勢初の大旗取りにあと2勝に迫ってきた。 元監督の山下智茂名誉監督は、情熱的な指導で星稜を甲子園常連校に育て上げられた。そんなお父さんの背中を見て来られたのが、山下智将監督だ。高校時代は監督と選手の関係。私も経験があるが、「親子鷹」の監督がわが子を特別扱いせず、厳しく接しても、子どもは周囲に遠慮する。山下...
第96回選抜高校野球大会(甲子園)で石川県勢初の4強入りを果たした星稜が休養日の29日、兵庫・西宮市内のグラウンドで練習を実施した。ジョギングや素振り、小さめのバドミントンの羽打ちなどを行い、約30分の軽めの調整で練習を切り上げた。山下智将監督(42)は「とにかく疲労除去というか、明日に備えてということが第一で」と説明した。 30日の準決勝で対戦する高崎健康...
春季高校野球山梨大会(13日開幕)の組み合わせが決まった。決勝は5月6日、山日YBS球場で行われる。上位2校が春季関東大会(5月18~21、25、26日、群馬)に出場する。
<センバツ高校野球:星稜5-0阿南光>◇28日◇準々決勝◇甲子園星稜の新2年生・戸田慶星投手が無四死球完封勝ち。センバツで2年生の無四死球完封は14年の履正社・溝田悠人(対小山台)以来10年ぶり。相手のレベルが高まる準々決勝以降では、84年準々決勝のPL学園・桑田真澄(対拓大紅陵)以来40年ぶりの快挙となった。背番号18は春夏を通じて完封投手の最大番号で、1...
<センバツ高校野球・高崎健康福祉大高崎6-1山梨学院>◇28日◇準々決勝◇甲子園4強入りした高崎健康福祉大高崎(群馬)は“そんなこと”を徹底している。 両投手のボール球が少なく、かつ仕掛けも早い。山梨学院との関東対決は、4回裏終了時点でまだ39分経過というハイペースで進んだ。 ともに元プロ野球選手を父に持つ高山裕次郎内野手、田中陽翔内野手(それぞれ3年)の二...
<センバツ高校野球:高崎健康福祉大高崎6-1山梨学院>◇28日◇準々決勝準々決勝で敗退の山梨学院は、河内佑樹外野手(3年)がチーム唯一の打点を挙げた。6点を追う8回無死満塁で中犠飛を運んだ。昨秋の関東大会で代打で公式戦デビューを果たし、今春に「3番・右翼」の定位置を獲得。初の聖地で堂々とプレーした。 勝負強さに加え、強運も備えている。「人よりもちょっと運が良...
<センバツ高校野球:中央学院5-2青森山田>◇28日◇準々決勝◇甲子園 青森山田が中央学院(千葉)に2-5で敗れ、春夏通じて初の4強入りを逃した。先発した桜田朔投手(3年)が4回途中5失点と試合をつくれず。初回、先頭打者に四球を与え、2回には自身の暴投や連打などで3失点。4回に左越え2点適時打を浴び、1-5となったところで降板。以降はエース右腕・関浩一郎投手...
<センバツ高校野球:中央学院5-2青森山田>◇28日◇準々決勝青森山田が中央学院(千葉)に2-5で敗れ、春夏通じて初の4強入りを逃した。先発した桜田朔投手(3年)が4回途中5失点と試合をつくれず。初回、先頭打者に四球を与え、2回には自身の暴投や連打などで3失点。4回に左越え2点適時打を浴び、1-5となったところで降板。以降はエース右腕・関浩一郎投手(3年)が...
全国高校女子硬式野球選抜大会の準決勝が28日、埼玉・加須きずなスタジアムで行われ、東海大静岡翔洋が蒼開(兵庫)を5-1で下した。 打線は、初回に川満芽衣内野手(2年)が先制の適時打を放つなど5得点。先発の垣崎瑠依投手(1年)も2安打1失点完投で応え、快勝した。県勢初の進出となった決勝は4月7日に東京ドームで行われ、神戸弘陵(兵庫)と対戦する。
<涙は夏のため><センバツ高校野球:中央学院5-2青森山田>◇28日◇準々決勝 センバツが100年を迎えた。敗れて甲子園を後にする敗者には、今夏の甲子園へとつながっていくドラマがある。「涙は夏のため~新しい夢のため~」と題し、さまざまな角度から敗れたチームの物語を紡ぐ。 ◇ ◇ ◇ 野球がつらかった、やめたかった-。青森山田・桜田朔投手(3年)は、青...
<センバツ高校野球:報徳学園4-1大阪桐蔭>◇28日◇準々決勝報徳学園「つなぎの4番」斎藤佑征内野手(3年)が3戦連続決勝打で勝利へ導いた。 1回無死満塁、大阪桐蔭・平嶋の外角変化球を流し打ち、三遊間を破った。先制打に「後ろにつなぐ意識があればどんな球でも対応できると思った。ヒットになって本当によかった」と右拳を突き上げた。勝負強さを発揮し「秋とは変わった報...
<センバツ高校野球:中央学院5-2青森山田>◇28日◇準々決勝中央学院(千葉)が青森山田を破り初の4強入りを決めた。 蔵並龍之介投手(3年)は、背番号1のプライドを今大会初登板のマウンドに賭けた。1、2回戦は臼井夕馬投手(3年)、颯佐心汰内野手(3年)の継投で勝利。蔵並は終盤、一塁での起用はあったものの、登板はなかった。「投げたくて悔しかった。それをこの1試...
<センバツ高校野球:高崎健康福祉大高崎6-1山梨学院>◇28日◇準々決勝昨年の王者、山梨学院は連覇を逃した。 エース・桜田隆誠投手(3年)は、左手指のマメをつぶした先発の津島悠翔投手(2年)に代わり、5回途中からマウンドに上がった。「変化球でカウントをとれたんですが、決め球が決まらなかった」と、3回1/3を5安打2失点。「まだ諦めない気持ちで。ここから粘って...
<センバツ高校野球:報徳学園4-1大阪桐蔭>◇28日◇準々決勝昨春準優勝の報徳学園(兵庫)がセンバツ2大会連続で大阪桐蔭を下し、4強入りを決めた。昨秋近畿大会で同校にKOされた今朝丸裕喜投手(3年)が9回5安打1失点で完投勝ち。2年連続のベスト4進出へチームを導いた。星稜は8強唯一の公立校・阿南光(徳島)を破り、石川県勢初の春4強進出。高崎健康福祉大高崎(群...
<センバツ高校野球:中央学院5-2青森山田>◇28日◇準々決勝青森山田は春夏通じて初の4強入りはかなわなかった。 4回途中から救援したエース右腕の関浩一郎投手(3年)が無失点投球も、打線が14残塁と好機を生かせず。初球を遊撃に打ち上げ最後の打者となった橋場公祐主将(3年)は「つながないといけない場面で1本出せなかったのは自分の実力不足」と反省。「しっかり鍛え...
<センバツ高校野球:星稜5-0阿南光>◇28日◇準々決勝◇甲子園星稜(石川)が快勝し、初めて4強に入った。石川県勢としてもセンバツでは初の準決勝進出。能登半島地震で被害を受けた地元に、あと2勝で紫紺の優勝旗が届く。高崎健康福祉大高崎(群馬)は堅守で4強へ。山梨学院の春連覇はならなかった。関東勢では中央学院(千葉)も春夏通じて初のベスト4。大阪桐蔭を破った報徳...
<センバツ高校野球:大阪桐蔭1-4報徳学園>◇28日◇準々決勝 大阪桐蔭が2年連続で報徳学園に屈し、ベスト8で甲子園から姿を消した。 前回大会の準決勝で惜敗した相手にリベンジはならず。聖地で同じ相手に2敗は、同校初の屈辱となった。母校に苦汁をなめさせられた西谷浩一監督(54)は「粘り強い報徳学園さんに粘り勝ちしたいと思ってやったんですけど、粘りきれなかった」...
<センバツ高校野球:報徳学園4-1大阪桐蔭>◇28日◇準々決勝大阪桐蔭が報徳学園に敗れ、2年ぶりのセンバツ制覇を逃した 報徳学園とは昨年のセンバツ準決勝で対戦。3回に5点の大量リードを奪うも、7回に追いつかれ、8回に2点を勝ち越されて力尽きた。その試合で8回から救援した今朝丸裕喜投手(3年)がこの日は先発で、1点しか奪えなかった。 大阪桐蔭が同じ相手に甲子園...
<センバツ高校野球:星稜5-0阿南光>◇28日◇準々決勝◇甲子園星稜(石川)が快勝し、初めて4強に入った。石川県勢としてもセンバツでは初の準決勝進出。能登半島地震で被害を受けた地元に、あと2勝で紫紺の優勝旗が届く。 ◇ ◇ ◇ 星稜・山下智茂名誉監督「選抜初のベスト4おめでとうございます。これまで4度、ベスト8で敗れていたので、今大会は能登の方々にと...
<センバツ高校野球:高崎健康福祉大高崎6-1山梨学院>◇28日◇準々決勝◇甲子園高崎健康福祉大高崎(群馬)の4番、箱山遥人捕手(3年)にようやくスカッとする当たりが出た。 2点を先制した5回、なおも2死二、三塁。山梨学院の技巧派左腕津島の初球の直球を振り抜いた。惜しくも本塁打とはならなかったものの、打球はフェンスに直撃。2点適時三塁打となり、滑り終えるとこぶ...
<センバツ高校野球:高崎健康福祉大高崎6-1山梨学院>◇28日◇準々決勝◇甲子園高崎健康福祉大高崎はこの日も2年生の継投で勝った。 先発左腕の佐藤龍月投手は5回2死、左手人さし指の血豆が悪化。その後に直球で空振り三振を奪ったものの、6回からは右腕の石垣元気投手にマウンドを託した。「自分は『投げられる』って言ったんですけど、次の試合もあるので」と佐藤。報道対応...
<センバツ高校野球>◇28日◇準々決勝4試合センバツ高校野球第9日は準々決勝4試合。第1試合は星稜(石川)が阿南光(徳島)を5-0で破り春のセンバツで初の4強入り。第2試合は高崎健康福祉大高崎(群馬)が連覇を目指した山梨学院に快勝した。第3試合は中央学院(千葉)が青森山田を破って初の4強入り。第4試合は報徳学園(兵庫)が大阪桐蔭を4-1で破り2年連続の4強入...
<センバツ高校野球:報徳学園4-1大阪桐蔭>◇28日◇準々決勝報徳学園(兵庫)が昨春に続き大阪桐蔭を破り2年連続の4強入りを果たした。昨年は準決勝で対戦し7-5で勝利。大阪桐蔭とは甲子園対戦成績を2勝1敗とした。 先発のプロ注目右腕今朝丸裕喜が快投。188センチの長身から145キロ前後の角度ある直球とスプリットで大阪桐蔭打線を圧倒した。7回まで3安打無失点。...
<センバツ高校野球:大阪桐蔭-報徳学園>◇28日◇準々決勝◇甲子園大阪桐蔭の吉田翔輝外野手(3年)が、試合中のアクシデントにより途中交代した。 2点を追う8回2死三塁から吉田が左前へのタイムリーを放ち、一塁へ出塁。その後、徳丸快晴外野手(3年)の打席で相手投手が一塁へけん制球。帰塁した際に右肩を痛めた模様で、治療のためベンチに下がった。臨時代走に境亮陽外野手...
<センバツ高校野球:中央学院5-2青森山田>◇28日◇準々決勝青森山田は春夏通じて初の4強を狙ったが、同じく初の4強を狙った中央学院に阻まれた。先発した青森山田・桜田朔投手(3年)は4回途中5失点(自責点2)で降板。降板後はベンチで天を仰いだり、帽子のつばで顔を覆って目に涙を浮かべていた。 試合終盤は、ベンチから大きな声で声援を送った。勝利を願い続け、チーム...