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フェッテル「とてもスイートな気分」逆転で今季初V

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フェルスタッペン3位、今季6度目の表彰台 F1

<F1:シンガポールGP>◇決勝◇22日◇シンガポール市街地コース

レッドブル・ホンダ勢は4番手で発進したマックス・フェルスタッペン(オランダ)が3位に入り、今季6度目の表彰台。アレクサンダー・アルボン(タイ)は6位だった。

トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリー(フランス)は8位、ダニール・クビアト(ロシア)は15位。フェラーリのセバスチャン・フェッテル(ドイツ)が今季初優勝で通算53勝目を挙げた。(共同)

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フェッテル「とてもスイートな気分」逆転で今季初V

シンガポールGPを逆転優勝しシャンパイファイトをするフェッテル(ロイター)

<F1:シンガポールGP>◇決勝◇22日◇シンガポール市街地コース

F1第15戦シンガポールGP決勝が行なわれ、フェラーリのセバスチャン・フェッテルが3番グリッドから逆転優勝を果たした。昨年のベルギーGP以来1年1カ月ぶり、今季初の優勝。

「とてもスイートな気分で嬉しいよ。僕らは上手く行かない時期にも自分たちの力を信じてここまでやって来て、それをこうしてコース上で結果に繋げることができた。ファクトリーにいるチームのみんなのことを誇りに思うよ」

スタートからレースをリードしたのはポールポジションのシャルル・ルクレール(フェラーリ)だったが、先にピットストップしたフェッテルがその利を生かして逆転。2位に終わったルクレールは「1-2フィニッシュはチームに取って素晴らしい結果」としながらも不満を滲ませた。

3位にはやはりピットストップで先行を仕掛けてメルセデスAMG勢を逆転したレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが入り、第12戦ハンガリーGP以来の表彰台を獲得した。(米家峰起通信員)

シンガポールGPを制したフェラーリのフェッテルはガッツポーズ(ロイター)

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競歩の勝木隼パパに「恥ずかしい姿は見せられない」

勝木隼人(2018年8月30日撮影)

陸上の世界選手権(27日開幕、ドーハ)の男子50キロ競歩代表の勝木隼人(28=自衛隊)が22日、出国前に取材に応じた。

20日に妻が第1子となる長男を出産したことを明かした。父となり「以前より責任感、頑張らなきゃという気持ちが増しました。映像にも残る。恥ずかしい姿は見せられない」と笑った。昨夏のアジア大会では金メダルを獲得。今大会へ向けては「笑顔でゴールできるのが目標」と話した。

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競歩の鈴木雄介「100%の状態」世界選手権へ自信

鈴木雄介

陸上の世界選手権(27日開幕、ドーハ)の男子50キロ競歩代表鈴木雄介(31=富士通)が22日、出国前に取材に応じた。

「けがなく、不安なくやれている。100%の状態でスタートラインに立てると確信しています。(日本記録を出した)輪島以上の練習、調整をしてきた」と状態のよさをうかがわせた。20キロで世界記録を持つベテランは、約3年の故障によるブランクを乗り越えて、50キロで復活。5度目の世界選手権は初の50キロとなる。「悔しさを晴らすというより、自分が今までできなかったことに挑戦するという気持ち」。期待されながら結果を残せなかった過去は忘れ、距離も変わり、新たな気持ちで挑む。

男子50キロ競歩は15年世界選手権で銅、16年リオデジャネイロ五輪で銀、17年世界選手権で銀と銅のメダルを日本勢が獲得している。鈴木は「メダルを途絶えさせないように自分も頑張りたい。小さいの頃からの夢である、世界一になる、メダルを取るということに向かい、レース、レース前にまでに自分のできる最大限の努力をしたい」と話した。

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谷本観月、世界陸上へ「楽しみと緊張が半分ずつ」

世界陸上に出場する女子マラソンの3選手。左から池満綾乃(鹿児島銀行)、中野円花(ノーリツ)、谷本観月(天満屋)(撮影・奥岡幹浩)

陸上の世界選手権(ドーハ、27日開幕)に出場する3人の女子マラソン選手が22日、羽田空港で出国前に取材に応じた。

谷本観月(天満屋)は3月の名古屋ウィメンズマラソンで自己記録を更新する2時間25分28秒をマークした。世界選手権を目前に控え、「今は楽しみと緊張が半分ずつ。入賞目指して頑張る」と話した。今月15日のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)ではチームメートの前田穂南が優勝し、小原怜も3着。「チームにも自分にもいい刺激になった」と後に続く構えだ。

池満綾乃(鹿児島銀行)も、名古屋ウィメンズマラソンで自己ベストを更新。「楽しみと不安があるが、最後までしっかり走り抜けたい。練習の成果を120パーセント発揮して、最高の走りができれば」と意気込みを語った。

1月の大阪国際マラソンで4位に入った中野円花(ノーリツ)は、「不安はあるが、しっかり楽しみたい。最後まであきらめないで走る」と誓った。

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コラム

沢木敬介の解説

日本代表、キック処理改善と単純ミス減を/沢木敬介

後半、相手と競り合うWTB松島(2019年9月20日撮影)

開幕のロシア戦に30-10と快勝した日本代表だが、前サントリー監督の沢木敬介氏(44)はあえて厳しく課題点を挙げた。

ボーナスポイントを加えて勝ち点5を獲得したことと、選手たちがW杯の怖さを意識したことを評価しながらも「キック処理のまずさ」と「単純なミスが多過ぎた」ことを指摘。アイルランド戦に向け、修正を期待した。

   ◇   ◇   ◇

4トライでボーナスポイントを含めて勝ち点5を獲得できた。さらに、選手たちが試合に満足せず、反省点を挙げていたこともポジティブだった。選手たちがワールドカップ(W杯)の難しさを分かっただけでも、大きな収穫。いいゲームではあった。もっとも、試合内容は手放しで喜べるものではなかった。修正すべき点があった。

(1)キック処理 これまでも課題と言われていたが、次のアイルランド戦に向けて改善しないといけない。キックメーター(キックでの獲得距離)は、日本の933メートルに対しロシアが1060メートル。キャリー(ラン)では相手の289メートルに対して653メートルと圧倒していただけに、処理ミスでのキックの劣勢が目立った。

次のアイルランドはもちろん、今後対戦するチームはコンテストキック(ボール獲得を競り合うハイパント)を多用してくるはず。まず、相手のキッカーに対するプレッシャーを徹底すること。キックの出どころを封じて、その精度を落とさせることが重要になる。

さらに、修正すべきはキャッチする選手のポジショニング。相手のキックを予測して、いち早く落下点に入ること。いいキャッチができるポジションに先に入ればミスも減る。わずか1週間でキャッチング技術を向上させるのは無理だが、相手キックを「予習」してポジショニングを修正できれば処理は安定する。

(2)ハンドリングエラー 日本は単純なミスが多かった。前半、日本は60%以上をロシア陣で戦った。相手陣22メートルラインを超えたエリアで30・4%もプレーしている。苦しんだのは、攻め込んでもミスでチャンスをつぶしていたから。ハンドリングエラーを減らすことも今後への課題になる。

試合後のリーチの話によれば、ボールがかなり滑ったとのこと。今大会のボールはグリップ力が増すように突起を単純な円ではなく星形に変え、数も増やしている。ハンドリングを安定させるためだが、汗などで水分を含むとスリッピーになることは変わらない。

自分だったら、水にぬらすなどボールを滑る状態にしてトレーニングをする。スリッピーなボールに慣れる準備も必要だ。アイルランドなど強豪国相手では、ボールを失うだけでなく1つのハンドリングエラーが失点に直結する。開幕戦でプレッシャーがあったのかもしれないが、単純なミスをしていては苦戦は免れない。まずはミスを減らすことを考えないといけない。

松島は調子がいい。3トライはすごいが、まあ想定内です。このくらいやるイメージはあったし、できる能力はある。後半から入った選手たちも、いい仕事をしていた。次のアイルランド戦に向けて、ポジティブな要素はある。ただ、世界ランキング1位のアイルランドが強いことは間違いない。勝つこと、たとえ敗れても確実にボーナスポイントを稼ぐこと。それができれば、また楽しい日本代表の試合が見られることになる。

後半、相手を華麗にかわしトライを決めるWTB松島(2019年9月20日撮影)

We Love Sports

梨紗子連覇から川井姉妹の五輪に 元代表の母も安堵

3位決定戦に勝って歓喜の涙を流す川井友(撮影・阿部健吾)

リオデジャネイロ五輪レスリング女子63キロ級金メダリストの川井梨紗子(24)が開催中の世界選手権優勝で東京五輪の代表に内定した。妹の友香子(22)も62キロ級3位で代表内定。「姉妹で五輪」をスタンドで見守ったのは、30年前の89年世界選手権日本代表の母初江さん(49)だった。

「今回は姉妹そろっての五輪出場が、川井家としての目標だから」。世界選手権に出発する前、初江さんは言い切った。「リオは梨紗子の五輪だったけれど、今度は2人の五輪」と話した。

正反対の性格の姉妹だ。「梨紗子は負けず嫌いで、何でもストレートに言う。友香子は読書や手芸が好きで、じっと考えるタイプだった」と初江さん。ともにレスリングを始めたのは小2だが「最初、友香子はやらないと思っていたし、始めてからもいつ辞めるかと思っていた」と話した。

姉を追って至学館高に入学した。ケンカをすると、すぐに2人から連絡が入った。「つまらないことでケンカしていた。でも梨紗子がいて友香子も心強かっただろうし、梨紗子も妹がいることで頑張れたと思う」と、高校生から離れて暮らす2人の成長を喜んだ。

レスリングを始める前の川井3姉妹。左から6歳の梨紗子、3歳の友香子、2歳の優梨子

2人に教えたのは「攻めることの大切さ」。金沢クラブで指導していた初江さんは「特に2人に言っていたわけではなく、私の口癖が『攻めなければレスリングじゃない』だった」。父の孝人さんも元選手、がむしゃらに前に出るスタイルでグレコの学生王者になった。「攻めのレスリング」は両親から受け継いだ。

ただ、友香子にだけ言っていたこともある。思慮深いだけに、悪いことも考える。弱気な言葉をはくことも多かった。「自分の言葉は自分の耳にも入る。弱気な言葉が弱気にさせる。思っても口には出すな、って何度も言いました」。初江さんはポジティブなことを口にするように言った。

今夏、世界選手権代表に向かう姉妹と撮った家族写真。左から友香子、父孝人さん、優梨子さん、梨紗子、母初江さん

当初は「2人そろって五輪に」という思いはなかった。リオデジャネイロ五輪に梨紗子のパートナーとして帯同した友香子は、姉の金メダル獲得直後「私も出たい」と言ったという。その日から東京五輪は「梨紗子の連覇」の大会ではなく「2人の大会」になった。

初江さん自身も目指していたのは五輪出場だった。しかし、実際に女子が五輪種目となったのは04年アテネ大会から。自分の夢がかなわなかったからこそ、五輪への思いは強い。「リオは終わったこと。今は東京だけを考えている」。まずは「姉妹で出場出場」という目標を達成した。次は「姉妹で金」。梨紗子と友香子、そして初江さんの目は来年の東京に向く。【荻島弘一】(ニッカンスポーツ・コム/スポーツコラム「We Love Sports」)

ラグビーW杯がやってくる

落選山本幸輝の「ビクトリーロード」友に残した思い

20日開幕のワールドカップ(W杯)に臨む日本代表には、チームソング「ビクトリーロード」が存在する。映画「耳をすませば」の主題歌「カントリーロード」の歌詞を、チームの歩みに変換。ムードメーカーのプロップ山本幸輝(28=ヤマハ発動機)が選曲と歌詞を担当した。W杯登録メンバーは31人。大会直前に落選した山本は、戦友たちへ思いを託した。

      ◇       ◇

8月28日、北海道・網走市。背中に「JAPAN」と記されたシャツを着た日本代表が、互いの存在を確認し合うように手拍子を始めた。先頭を切る山本の声は、わずかに震えていた。

♪ビクトリ~ロ~ド♪…

室内練習場に響く声を、続いて全員が包み込んだ。

♪この道~、ず~っと~、行けば~、最後は~、笑える日が~、来るの~さ~、ビクトリ~ロ~ド♪…

前日午後6時、宿舎内のミーティングルームに合宿参加の41人が集められた。2日後に世間へ知らされるW杯登録メンバー31人。その内部発表だった。耳をすませた山本の名が、スタッフに呼ばれることはなかった。どれだけ厳しい練習の後も円陣を作り、締めを担当する山本のかけ声で笑い合ってきた。だが、この時だけは違った。落選した10人はチームの全員と固く握手し、抱き合った。山本も整理しきれない複雑な感情を抱き、自室に向かった。

3月、日本代表候補合宿で円陣を組んでチームソングを熱唱する選手ら

エレベーターでは居合わせた仲間から「お疲れ!」と声をかけられた。その中で33歳の堀江が言った。

「おい、幸輝。俺は何も言わへんけどな」

山本は軽く会釈をし、エレベーターを降りた。1人になったはずが、後ろを堀江がついてきた。部屋で2人きりになると、公私で慕う先輩から切り出された。

「よぉやったよ、お前。ほんまに…。よぉやった」

涙がこぼれ出た。堀江の肩を押しながら「はよ、帰ってくれ~」と強がったが、あふれるものは止まらなかった。日本の誇りを胸に抱き、何度も隣でスクラムを組んできた。いつも励まし合い、歯を食いしばって走ってきた。そんな先輩の心遣いが、うれしかった。

山本 こういうのが「家族やな」と思った。代表はいろいろなチームから集まってくる。テーマは「ONE TEAM」。それが本当にできたんだと思った。

16年に代表入りし、初めはアピールで精いっぱいだった。「最初の2年間はチームのためというより、自分のため。選手の多くがそんな感じだった」。現体制の特徴の1つが半数近い外国出身選手。そんなチームを結束させる仕掛けに歌が用いられた。15年W杯イングランド大会では、ニュージーランド出身のツイが担当。ボブ・マーリーの「バッファロー・ソルジャー」の替え歌を作っていた。

今年2月、山本は東京で行われた日本代表候補合宿に参加していた。そこで偶然目を通した記事には「山本幸輝に(曲作りを)依頼している」とあった。リーチ主将のコメントに驚き「聞いてへん!」とツッコミを入れながら「やるしかない」と奮い立った。

同部屋は15年W杯代表の三上正貴だった。ベッドに寝ころびながら「みんなで歌いやすい歌」を1週間近く考え込んだ。2人でひらめいたのが「カントリーロード」。そこに代表の歩みが重なる歌詞をつけた。2学年下の流に披露すると「2回り目、3回り目とテンポを上げましょう」と提案を受けた。本気で曲作りに向き合った理由があった。

山本 代表にリーダーグループができて、みんながすごく引っ張ってくれていた。自然と「このチームのために何かしたい」という気持ちになった。そうやって「みんなで勝ちたい」という結束力が高まり、いいチームになっていった。

選手としてW杯に出られない悔しさはある。それでも所属先の静岡に戻り、今月6日の南アフリカ戦をテレビ観戦する自分がいた。

山本 今までの自分なら多分、他の選手の活躍が悔しくて見られなかった。でも、今の日本代表は本当に応援したい気持ちになる。

網走で歌った最後の「ビクトリーロード」は複雑だった。葛藤がありながら「最後の大仕事やな」と腹を決めた。声を張った。桜のジャージーを着られず、涙した1人として伝えたい。

山本 費やしてきた時間は全然無駄じゃなかった。感謝の気持ちがある。残ったメンバーは、チームのために頑張れる人たち。何とか、結果を残してほしい。

31人には歴史を変えるチャンスがある。力強い結束がある。最後に笑える日は、必ず訪れる。【松本航】

プロップ山本幸輝

◆山本幸輝(やまもと・こうき)1990年(平2)10月29日、滋賀・野洲市生まれ。小1で野球を始め、野洲中2年の終わりにラグビーへ転向。八幡工を経て近大。4年の最後にジュニアジャパン入り。13年にヤマハ発動機入社。16年11月アルゼンチン戦で日本代表デビュー。通算7キャップ。181センチ、118キロ。

沢木敬介の解説

バック3のキック処理がカギ 後半勝負/沢木敬介

<前回W杯代表コーチ 沢木敬介の展望>

日本ラグビー協会は18日、ワールドカップ(W杯)開幕のロシア戦(20日、味スタ)に臨む日本代表登録メンバー23人を発表した。

      ◇       ◇

最も重視すべきは、フィールドポジション。ロシア戦で大切なのは、どこで試合を運ぶかだ。ロシアの弱点は、自陣に入られた時の守り。全失点の70%は22メートルラインを割られてから奪われている。さらに、フェーズ(連続攻撃)を重ねられると弱い。日本は、ロシア陣深く入って粘り強く攻めることが重要になる。

日本とロシアの登録23人平均比較

逆に、日本陣に入れると厄介だ。ロシアのトライはセットピースからのものが多く、特にラインアウトからの攻めが得意。フィジカルでゴリゴリ来る。キックを使って陣地をとってくるだろうから、バック3(FB、両WTB)のキック処理がカギ。確実に処理し、有効なキックを使ってロシア陣で試合をしたい。

日本のロシア戦スタメン

W杯初戦、それも自国開催の開幕戦は重圧との戦いになる。通常とはまったく異なる状況で、いかに普段のプレーができるか。カギを握るのはキャプテンのリーチ。レフェリーといいコミュニケーションをとりながら、経験のない選手をリードすることだ。前半、硬くなって苦戦しても問題はない。ロシアは後半立ち上がりの失点が多い。しっかりと立て直し、後半突き放す。そういう展開になる可能性は十分にある。(前サントリー監督)

チアの木曜日

ブルーレジェンズ 多彩なフラッグパフォで魅了

激しい優勝争いを展開しているプロ野球・埼玉西武ライオンズ。その公式パフォーマンスチームが「ブルーレジェンズ」だ。西武の応援といえばフラッグ(旗)だが、彼女たちはそのフラッグを自在に使って、多彩なパフォーマンスを披露している。リーグ制覇、そして日本一へ-。選手、ファン、チアの思いは1つだ。

ライオンズの14度目の日本一を願って球場で踊るブルーレジェンズ(C)SEIBU Lions

「ブルーレジェンズ」のメンバーが手にするフラッグには、「WE ARE ONE」の文字と13個の星がデザインされている。今年、球団創立70周年を迎えたライオンズ。「13」は西鉄時代からの日本一になった回数だ。

彼女たちはチアの必需品であるポンポンを持たず、大中小3種類のフラッグを活用して球場を盛り上げる。試合前のパフォーマンスでは身長ほどの高さのビッグフラッグを全員が持ち、ダイナミックな演技を披露する。フラッグを手首で回したり、空中に投げてキャッチしたりとパフォーマンスは多彩だ。元メンバーで、昨季からディレクターを務めるYukiは「フラッグを使うことで、ファンの皆様との一体感を感じます」という。

フラッグを使った応援が特色だ

フラッグのほかにも、バトンを使った演技やバック転、バック宙などアクロバティックな演技も、それぞれのメンバーが披露している。マスコットのレオもバック転が得意で、昨季、榎田大樹投手がヒーローになった日には、背番号と同じ30回連続のバック転でスタンドを沸かせた。

ホームゲームでの彼女たちの“おもてなし”は徹底している。西武球場前駅ではマスコットのレオとライナとともに、ファンを笑顔でお出迎え。試合前のステージイベントや試合中も「バズーカタイム」「ダンスタイム」などさまざまなイベントがある。勝利時にはファンと一緒にフラッグを振りながら球団歌「地平を駈ける獅子を見た」を熱唱する。

試合前もステージで激しいダンスを披露

Yukiは「リーグ制覇、日本一に向けて、ファンの皆様とともに熱く応援していきたい」。目指すのは、ライオンズとして通算14回目の日本一だ。【元NFLチアリーダー松崎美奈子】

◆bluelegends(ブルーレジェンズ)2011年創設。メンバーは現在19人。メットライフドームでのダンスパフォーマンスやファンサービスのほか、ビジター試合や地方開催試合(大宮、群馬など)でもパフォーマンスを行う。各種メディア出演のほか、地域イベントや幼稚園訪問などのコミュニティー活動も行っている。