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菅原由勢は出番なし AZがアウェーで完封勝利

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菅原由勢は出番なし AZがアウェーで完封勝利

DF菅原由勢(17年10月撮影)

<オランダリーグ:デンハーグ0-1AZ>◇22日◇デンハーグ

DF菅原由勢が所属するAZはアウェーでデンハーグに1-0で勝利した。後半30分、AZのMFクープマイナーズがPKから決勝点となる先制ゴールを決めた。菅原はベンチ入りしたが出場しなかった。AZは4勝1分け1敗、デンハーグは2勝5敗となった。

▽得点経過 後半30分【AZ】クープマイナーズ

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堂安ベンチ入りも出番なし PSVホームでドロー

MF堂安律(19年6月撮影)

<オランダリーグ:PSV1-1アヤックス>◇22日◇アイントホーフェン

MF堂安律が所属するPSVはホームでアヤックスに1-1で引き分けた。0-1の後半33分、PSVのMFマレンが同点ゴールを決め追いついた。

堂安はベンチ入りしたが出場しなかった。PSVは4勝2分け、アヤックスは4勝2分けとなった。

▽得点経過 後半18分【アヤックス】プロメス、後半33分【PSV】マレン

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冨安健洋フル出場 ボローニャがホームで2失点敗戦

ゴールを決めたジェコ、右は冨安(AP)

<セリエA:ボローニャ1-2ローマ>◇22日◇ボローニャ

DF冨安健洋が所属するボローニャはホームでローマに1-2で敗れた。1-1の後半49分、ローマのFWジェコに勝ち越しゴールを決められた。冨安はフル出場した。ローマのDFマンチーニは後半40分にレッドカードで退場した。ボローニャは2勝1分け1敗、ローマは2勝2分けとなった。

▽得点経過 後半4分【ローマ】コラロフ、後半9分【ボローニャ】サンソーネ、後半49分【ローマ】ジェコ

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オイペンが0-3で敗戦 豊川は後半途中出場も不発

豊川雄太

<ベルギーリーグ:スタンダール3-0オイペン>◇22日◇リエージュ

FW豊川雄太が所属するオイペンはアウェーでスタンダールに0-3で敗れた。

前半6分、スタンダールのDFライフィスに決勝点となる先制ゴールを決められた。

ベンチスタートの豊川は後半29分から出場したが無得点だった。オイペンのDFアマトは後半36分に2枚目のイエローカードで退場した。

オイペンは3分け5敗、スタンダールは6勝2敗となった。▽得点経過 前半6分【スタンダール】ライフィス、前半27分【スタンダール】ボリェビッチ、後半17分【スタンダール】ボリェビッチ

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久保建英は移籍3戦目出場で初A、次戦Aマドリード

ヘタフェ対マジョルカ 後半、ブディミル(中央)のゴールをアシストしてタッチを交わすマジョルカ久保(左)(撮影・PIKO)

<スペイン1部:ヘタフェ4-2マジョルカ>◇22日

スペイン1部マジョルカの日本代表MF久保建英(18)が22日、アウェーのヘタフェ戦で移籍後3試合目の出場で、初アシストを記録した。

味方のアクシデントの影響もあって前半19分と早い時間帯から右サイドで途中出場。0-3とされた後半25分にパスを受けると、右サイドから左足で高速クロスをゴール前へ。FWブディミルの頭にピンポイントで合わせ、反撃ののろしを上げる1点を演出した。

チームは32分にも得点して一時は1点差まで詰め寄ったものの、39分に再び突き放されて2-4で力負け。試合を通して押される時間帯が大半を占め、久保がボールを持って仕掛ける機会はほとんどなかった。その中で少ないチャンスをしっかりとものにし、スタメン奪取へ大きくアピールした。次節の25日はホームに強豪Aマドリードを迎える。

ヘタフェ対マジョルカ 後半、FKからゴールを狙うマジョルカ久保(右)(撮影・PIKO)
ヘタフェ対マジョルカ 前半途中出場のマジョルカ久保(右)は果敢にシュートを放つ(撮影・PIKO)

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コラム

サッカー現場発

大迫負傷はピンチじゃない 引き出し増やすいい機会

森保監督(右)と大迫

日本代表FW大迫勇也(29=ブレーメン)が、太ももを負傷して戦列離脱した。全治4~6週間。10月10日のモンゴル戦、同15日のタジキスタン戦の22年ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア2次予選2試合は出場できないはずで、回復具合によっては、11月14日のキルギス戦招集も微妙な状況だろう。

絶対的エースFWの不在。日本はピンチなのか? 私が「ピンチじゃない」と言ってもピンとこない人もいるだろうから、今回の2次予選が始まる前の岡田武史氏の言葉を借りると「厳しい戦いと言うけれど、2次予選は厳しくないでしょう」。森保監督は立場上「楽勝」とは言えないだろうけれど、この組み合わせで厳しいと思う人は少ないはず。大迫1人欠いたところで、ピンチにはならないし、仮にスタメン11人を全員入れ替えたとしても、負けることはないはずだ。

「W杯予選は甘くない」とよく耳にするが、むしろ甘く見て果敢にチャレンジした方が良いのではなかろうか。再び3バックを試してみたり、思いっきり東京五輪メンバーでスタメンを組むとか、MF久保をスタメン起用し、0トップを試すのも1つの手だろう。最も難しいといわれる初戦を勝ったわけだから、慣れないことに挑戦する余裕があってもいい。

かつて日本は、W杯直前やW杯本大会で、戦い方を変えたことがいくつかある。98年W杯フランス大会前の親善試合で、それまでの4バックから3バックを試した。10年南ア大会では初めてアンカーを起用し、相手を驚かせた。14年ブラジル大会では、ポゼッションにこだわったザッケローニ監督が一転し、DF吉田を最前線に上げてパワープレーを試みたこともある。

サッカーは、流れや展開、相手によって想定しなかったことが起こりうるスポーツだ。必ずしも最も得意なパターンで戦えるわけではない。相手は日本を研究してくるし、日本のストロングポイントを必死になって消そうとする。だからこそ引き出しは多い方がいい。

大迫の負傷は残念だが、これを機に、森保監督が果敢な決断をしてもいいと、私は思う。【盧載鎭】

◆盧載鎭(ノ・ゼジン)1968年9月8日、ソウル生まれ。88年来日し、96年入社。フェンシング選手の次女に「引き出しを増やせ」と注文しているが、ラグビーW杯の日本-ロシア戦を見て、さらにその気持ちが強くなった。

ドイツこぼれ話

元ドイツ代表フメルス、19歳MFサンチョを称賛

この夏、古巣ドルトムントへ舞い戻った元ドイツ代表DFマッツ・フメルスが、3シーズンを過ごしたバイエルン・ミュンヘン、さらに現在の同僚について語っている。

専門誌「スポーツビルト」のインタビューに応じたフメルスは、Bミュンヘンでの3年間を「2マイナス(約2・25。ドイツの採点では1が最高、6が最低)」と評価。その理由について「(自分がいた3シーズンで)ブンデスリーガ優勝を3回成し遂げ、欧州CLでは3年連続でそのシーズンの優勝クラブに敗れて大会を去った。リバプールに負けたのは妥当な結果だったと思うが、それ以外の2シーズンはわずかな差(での敗退)だった」とコメントした。

また2015-16年シーズン以来となるドルトムントへの帰還後、チームで最も強く印象に残った選手は、若き才能ジェイドン・サンチョだという。19歳の現役イングランド代表MFのことをフメルスは「世界のどのクラブでもプレーできるだろう」と話し、「まだ成長段階だというのに、すでにとんでもないフットボーラーだ。特に1対1、そしてスピード(は本当に素晴らしい)。彼の存在はチームにとって素晴らしい武器であり、まだ十分なポテンシャルを秘めている」と、称賛を惜しまなかった。

サッカー現場発

プラチナ世代の鳥栖MF福田「雑草魂」で今季も奮闘

鳥栖MF福田(17年撮影)

MF福田晃斗(27)が「雑草魂」で、鳥栖ひと筋7年目の今季も献身している。初めて主将になった今季。9月18日の天皇杯4回戦、C大阪戦も後半途中出場で4-2の勝利に貢献だ。2-2の同36分、左クロスをゴールラインギリギリで折り返し、勝ち越しゴールをお膳立て。福田らしい泥臭い執念のプレーだった。

「プラチナ世代」と呼ばれる元日本代表G大阪FW宇佐美貴史(27)や9月10日の22年W杯アジア2次予選のミャンマー戦に出場したデポルティボMF柴崎岳(27)らと同じ1992年生まれ。だが世代別代表として活躍してきた宇佐美らに比べ、福田は無名の存在で「目標というか、そういう存在になりたいと思う気持ちでやって来ました」という。座右の銘「努力しても成功するとは限らないが、成功している人は努力をしている」をモットーに努力を重ねてきた苦労人だ。

エリートではない。だからこそコツコツと努力を重ねた。「雑草魂」で今日の福田がある。3兄弟の末っ子で、父や兄2人は野球部出身。野球をするのが自然の流れでもあったが、6歳から始めたサッカーにのめりこんだ。中学は名古屋ジュニアユースに所属したため、三重県から週5日通う日々で、うち週2日は塾に通っていたという。

それでも大好きなサッカーのためには、妥協は許さなかった。「身体能力は負けているんで」という170センチの小柄な体格を補うため、中学時代の指導者からの「サッカーはずっと頭で考えながらやるもの。そこをやれば負けない」との教えを意識し、視野の広さを身につけた。

三重・四日市中央工では3年連続で全国高校選手権大会に出場し、高3で主将も務めた。鹿屋体育大3年から鳥栖の特別指定選手に登録された。サッカーを愛する純粋な心で、今後の活躍を祈る。【菊川光一】(ニッカンスポーツ・コム/サッカーコラム「サッカー現場発」)

◆菊川光一(きくかわ・こういち)1968年(昭43)4月14日、福岡市生まれ。福岡大大濠高-西南大卒。93年入社。写真部などを経て現在報道部で主にJリーグなど一般スポーツを担当、プロ野球などのカメラマンも兼務する「二刀流記者」。スポーツ歴は野球、陸上・中長距離。

永島昭浩「スーパーゴォ〜ル」

怖さないG大阪2トップ、アデミウソン鍵/永島昭浩

<明治安田生命J1:G大阪1-0鳥栖>◇第26節◇14日◇パナスタ

G大阪対鳥栖 前半、ドリブルでゴールに迫るG大阪FW宇佐美貴史(撮影・奥田泰也)

日刊スポーツ評論家の永島昭浩氏(55)がJ1残留争いの中で苦しむ古巣ガンバ大阪の試合を生観戦し、現状を解説した。

   ◇   ◇   ◇

勝利は7試合ぶりとなったG大阪だが、苦戦する理由は明確だった。宇佐美とパトリックの2トップによる連係らしい連係プレーは、前半で1本ぐらい。後半は皆無に等しい印象だった。2人は今夏にG大阪に復帰したばかり。この日で宇佐美は7試合目、パトリックは5試合目。実戦の数が足りていないのは分かるが、2トップが迫力を欠いては対戦相手にとってG大阪から怖さは感じない。

さらに求めたいのは、中盤の遠藤を加えた3人でトライアングルを作り、適度な距離を保ち、ダイレクトパスで崩すこと。そうなれば必然的に得点機が増えるし、勝利もつかめる。

この日の勝利の立役者は、渡辺の決勝点をアシストしたMFアデミウソンだ。体力消耗が激しい中で、後半途中から投入されてのゴール前のスピードは抜群だった。パスの出し手、受け手役もこなせ、得点能力も兼ね備えている。一人二役といった具合だ。2トップが仮に機能しない場合でも、切り札として期待できる。

実際にこの試合、6対4で鳥栖が有利だった。ここぞという場面でチーム全体で敵陣に押し寄せる鳥栖の集中力やあきらめない姿勢は、J1残留争いにいるとは思えなかった。

ただ、そんな中でもG大阪が少ない好機をつかんで勝った。だからサッカーは難しいし、奥が深い。G大阪の2トップの成熟はもう少し時間がかかるかもしれないだけに、終盤戦に向けてG大阪のキーマンにはアデミウソンを指名したい。(日刊スポーツ評論家)

G大阪対鳥栖  鳥栖に勝利したG大阪イレブンは笑顔で引き揚げる(撮影・奥田泰也)

ドイツこぼれ話

首位ライプチヒの謙虚なストライカー・ベルナー

9月14日のブンデスリーガ1部第4節で早くも頂上決戦が行われる。18クラブで唯一開幕3連勝を達成した首位ライプチヒが、本拠に2差で暫定3位バイエルン・ミュンヘンを迎える一戦だ。

3試合を終えた時点ですでに5ゴール以上を記録している両チームのエース対決にもがぜん注目が集まっているが、ライプチヒの最多得点者でありゴールランキング2位のティモ・ベルナーは、謙虚な姿勢を崩していない。

独専門誌「スポーツビルト」のインタビューに応じたベルナーは、ブンデスリーガ1部歴代5位の通算208ゴールを記録しているBミュンヘン所属ロベルト・レバンドフスキについて聞かれると、「間違いなくワールドクラスの選手」と即答。「レバンドフスキについて考えた時、彼から盗むべきことがまだたくさんあるんだと気付かされる。流れの中だけでなくセットプレーでもゴールを奪うことができる。PKもしっかり決めるし、加えてフリーキッカーを務めることも可能だ」と続けたという。

ただしベルナー個人の話からBミュンヘンとの首位攻防戦に話題が及ぶと「この試合はまだ、今季のリーグ優勝を決定するようなものではない。したがってプレッシャーはない。けれども僕たちはリーグを制覇したいし、そのためにはどうしてもこの試合に勝たなければならないんだ」と、勝利への欲望を語った。

J1

C大阪FW柿谷ら地元の商店街で大阪ダービーPR

駒川商店街で大阪ダービーのPRを行った柿谷(右から2人目)らC大阪の選手たち

セレッソ大阪が21日、ガンバ大阪との大阪ダービー(28日、ヤンマースタジアム長居)に向けて大キャンペーン活動を行った。

全選手が参加して大阪市、堺市内の商店街でPR活動を行った。J1リーグ戦のG大阪戦は8戦勝ちなし(3分け5敗)で4連敗中。FW柿谷曜一朗(29)は「勝てるように頑張ります」と気持ちを込めた。

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C大阪瀬古、初ダービーのG大阪戦「絶対に勝つ」

初の大阪ダービーに意気込むC大阪DF瀬古(2019・9・21 セレッソ練習場 撮影・実藤健一)

セレッソ大阪DF瀬古歩夢(19)が、4連敗中の大阪ダービーで、連敗ストップを誓った。

28日のガンバ大阪との決戦(ヤンマースタジアム長居)に向けて、21日は大阪市内で調整。出場すれば、自身初となるダービーに、瀬古は「小さいころから『負けたらあかん』と言われてきた戦い。トップチームに上がったら出たいと思ってきた試合。絶対に勝ちます」と意気込んだ。

瀬古は今季、CBとしてレギュラーの座をつかんだが、5月のパナソニックスタジアム吹田での大阪ダービーはU-20W杯日本代表選出のため、出場できなかった。「まじ、悔しかった」。C大阪はJ1リーグ戦の大阪ダービーで8戦勝ちなし(3分け5敗)。瀬古がその負の連鎖を止める。

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名古屋風間監督が解任 後任フィッカデンティ氏濃厚

風間監督

今季J1で11位と低迷する名古屋グランパスの風間八宏監督(57)が20日、成績不振で解任されることが分かった。関係者への取材で明らかになった。風間監督は同日の練習に参加していたが、クラブ首脳が急転、解任を決断したもよう。

名古屋はシーズン当初こそ好調だったが、5月中旬以降は10試合勝ちなしとなるなど急降下。現在11位で、J2との入れ替え戦となる16位の鳥栖とは勝ち点4差という苦境にある。

後任には東京、鳥栖を指揮したイタリア人監督のマッシモ・フィッカデンティ氏の就任が濃厚だという。J1残留へ残り8試合、風間監督による超攻撃サッカーを捨てて現実的な堅実スタイルへ、かじを切った。

フィッカデンティ氏

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J2

俊輔とカズ出番なし 横浜FCドローも15戦無敗

町田対横浜FC 町田に引き分けた横浜FC(撮影・たえ見朱実)

<明治安田生命J2:町田0-0横浜FC>◇第33節◇22日◇町田市陸上競技場

横浜FCは町田ゼルビアと0-0の引き分けに終わった。MF中村俊輔はベンチ入りしたが出番はなく、FWカズ(三浦知良、52)はベンチ外だった。

横浜FCは前半からMF松尾佑介(22)とMF中山克広(23)のスピードのある両サイドを軸に主導権を握った。前半3分、中山がフリーで放ったヘディングシュートはGK正面。同14分のFWイバのシュートもポストに嫌われた。後半も途中出場のFW皆川佑介(27)、FW斉藤光毅(18)が厚みのある攻撃で好機を迎えたが決めきれなかった。クラブタイ記録の15戦不敗としたが、下位相手に悔しい勝ち点1となった。下平隆宏監督は「立ち上がりにチャンスがありながら決めきれなかった。システムを変えたりしながら努力したが1点が遠かった」と試合を総括した。その上で、勝ち点1を積み上げたことを挙げ「悲観することなく、ポジティブにとらえていく」と話した。

町田対横浜FC 後半、シュートを外し悔しがる横浜FC・FW斉藤(撮影・たえ見朱実)
町田対横浜FC 後半、選手に指示を出す下平隆宏監督(撮影・たえ見朱実)

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福岡が執念ドロー、豪雨被災地の復興へ勇気与える

後半41分、同点PKを決める福岡MF松田力(撮影・菊川光一)

<明治安田生命J2:福岡1-1岡山>◇第33節◇21日◇博多陸

アビスパ福岡は17年夏の九州北部豪雨被災地の復興支援の願いをモチベーションに、執念の引き分けに持ち込んだ。

福岡の選手会が中心となり、昨年から被害が甚大だった福岡・朝倉市や東峰村への支援を目的に活動してきた。2年目の今季は、開幕から苦戦を強いられ、J2残留も危ぶまれる下位での争いに巻き込まれている。

だがこの日、J1昇格を狙う好調のファジアーノ岡山を相手に燃え、復興支援の願いも胸に意地を見せた。0-1で迎えた土壇場の後半41分。サイドチェンジから相手を揺さぶった猛攻からチャンスが生まれ、ついにMF松田力(28)が自分で奪ったPKを右足で決めて追いついた。松田が「千葉移籍後のホーム岡山戦でPKを外して以来」と苦笑いした15年J2ジェフ千葉時代以来4年ぶりのPK。蹴る瞬間、さすがに「久々で緊張した」という。だが「練習していたんで自信はあった。目標は2ケタ得点なので、しっかり決められて良かった」。今季7得点目となる値千金の同点ゴールだった。

決めた瞬間、思わず左手ガッツポーズが飛び出した。気合十分だった松田にとって、被災地への思いも力になっているという。「この順位で(被災地に)何ができるかというと、必死に戦い頑張る姿を見せるしかない。勇気づけるため、今日みたいな試合で諦めない姿を見せていきたい」。この日も目の前の試合に必死だった。

福岡の被災地がらみの直近の活動では、8月31日のホーム愛媛FC戦に朝倉のサッカーチームの子供や保護者ら約65人を招待したばかり。福岡は今季、「感動と勝ちにこだわる」をチームスローガンに戦っており、下位に沈む現状でも最後まで諦めず勇気や元気を与え続ける姿勢があった。

今後は、11月に福岡選手会などによる朝倉地区でのサッカー教室開催が予定されている。選手会長を務めるDF実藤友紀(30)は「順位に左右されるのではなく、みんなが地域貢献活動を行っていきたい思いがある。こういう順位でもやることは変わりない。もっと地域に根づいたチームになっていかないといけない」と話した。

残り9試合。まだ最後まで予断を許さない成績ではあるが、福岡県の復興のシンボルとなって最後まで死力を尽くす。

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琉球-山形戦は台風で中止 23日に代替開催

Jリーグは21日、台風17号の影響で、沖縄県沖縄市のタピック県総ひやごんスタジアムで同日午後7時から行われる予定だったJ2第33節の琉球-山形が中止になったと発表した。

同会場で23日午後7時から代替開催する。(共同)

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日本代表

森保監督「幅広く追いかける」東京五輪へ選考大詰め

森保監督(19年9月撮影)

日本代表の森保一監督(51)が22日、J2水戸-岐阜戦(Ksスタ)を視察した。

A代表だけでなく、監督を兼任する東京五輪世代の候補選手の動きや状態を確認した。この日はU-22代表の水戸FW小川航基と2トップを組んだMF黒川淳史が得点し、1-0の勝利に導いた。「2トップの2人は東京五輪世代だったと思いますけど、すごくいいコンビで、相手の脅威になるようなプレーを、守備にしてもできていた気がします」と目を細めた。

東京五輪まで1年を切り、選考も大詰めに入ってくる。それでも指揮官は五輪代表未招集の選手の代表入りも選択肢に入れながら、候補選手のチェックを続ける。「実際、どうなるか分からない」と前置きした上で「情報は常に取っていますし、若い世代で一気に1つの経験や1試合でプレーが変わる、一気に伸びてくるということもあり得ますので、これからも幅広く選手を追いかけていきながら、その時の招集につなげていきたい。今まで呼んだ選手はこれからも呼ばせてもらう可能性はありますけど、新たにまた加わる選手も、ボーダーラインの選手も常にいますし、そういうところは見極めていけるようにしていきたい」と語った。

A代表はエースFW大迫が不在となる見通しの中、10月は10日モンゴル戦(埼玉)、15日タジキスタン戦と22年カタールW杯アジア2次予選が2試合控えている。選手選考について、指揮官は「けが人と試合に出ている、出てないというのと、そういうところも含めて決めていきたい」との見通しを示した。そんな中、21日にベルギーリーグのシントトロイデン移籍後初ゴールを決めたFW鈴木優磨については「結果が出たというのはストライカーとして1つ、今後よりチームの中で生きるプレーができるかなと思います」と話した。

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森保監督「医療班から報告」大迫の10月招集見送る

ストレッチをする大迫勇也(19年9月撮影)

日本代表の森保一監督(51)が21日、ブレーメンFW大迫の10月招集を見送る考えを示した。茨城県内で関東大学リーグを視察後、太もも負傷で全治4~6週間のエースに初言及。「医療班から報告を受けた。クラブで充実した状態まで治してもらって、それからまた代表で」と説明し、ワールドカップ(W杯)2次予選モンゴル、タジキスタン戦へ「ほかにも出番を待っている選手がいる」と台頭に期待した。

また、前日開幕したラグビーW杯にも触れ「重圧の中で歴史的な初戦勝利。感動した。みんなで1つのボールをつないでいく姿勢は参考になったし、サッカーに生かせれば」と刺激を口にした。

17日のACL浦和対上海上港を視察する日本代表の森保監督(右)と関塚技術委員長(撮影・足立雅史)

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森保監督、ラグビー日本から刺激「我々も続きたい」

森保監督(19年9月撮影)

日本代表の森保一監督(51)が21日、茨城・龍ケ崎市内で関東大学リーグの専大-流通経大(3-1)法大-筑波大(0-0)を視察した。

兼任で指揮する東京五輪世代のU-22代表をメインに、候補選手の状態や成長を確認。6月のトゥーロン国際(フランス)に招集した筑波大MF三笘ら常連のほかにも「まだ招集はしていないけど、会議で名前が挙がっている選手もいる。常に選手を追い、新しい情報を入れられたらと思っている。なので、いつ以来ですかね。久々に(大学サッカー視察に)来ました。シーズン中にもかかわらず、いつも選手を代表に出していただいている感謝も伝えに」と話した。

天皇杯でJ2東京ヴェルディとJ1ガンバ大阪を連破し、16強入りした法大もチェック。3日前、J2ヴァンフォーレ甲府に延長戦の末に敗れ「メンバーは天皇杯と変わっていた(9人)けど、力がある選手がいるなと思った。まずは試合を見て、選手の情報を少しでも集めることが我々の仕事。招集できるできない、するしないは別として、今まで呼んだことがなくても特長を把握している選手はいる。成長を見させてもらいながら活動に生かしていきたいし、将来の日本サッカーのレベルアップにつながるような選手もいっぱいいる。見ていて楽しい」とほほ笑んだ。

前日20日に開幕した自国開催のラグビーW杯にも言及した。日本がロシアに30-10で逆転勝ちした試合を「見ました、見ました。日本開催で、その初戦。プレッシャーすごいんだろうなって思いながら見てましたけど、やっぱり(試合の)入りは、かなり緊張感が伝わってきた」と先制を許した場面を、同じ日の丸を背負う選手を束ねる自らと重ねながら、手に汗握って見たことを明かした。

その後は4トライ。ボーナスポイントも獲得する最高の開幕星に「最初の緊張は、それだけ選手が、みんなが、試合の重要性を考えながら臨んでいたということ」と推察し「歴史的な勝利。競技は違うけど、日本が1つのスポーツの話題で盛り上がるのは非常にいいこと。すごく感動させてもらいました。我々もラグビーに続きたい」と刺激を受けた。

3トライしたWTB松島幸太朗ら、桜戦士の名前を知っているのか尋ねられると「はい。にわかですけど」と目を細めつつ「すごかったですね、みんなで1つのボールをつないでいく。とても参考になったし、サッカーに生かしていけたら」と指導の引き出しを増やした様子だった。

サッカーは今月、22年W杯カタール大会アジア2次予選が開幕。10日に敵地でミャンマーを2-0で振り切り、ラグビーと同じく世界8強を狙う次のW杯へ好発進した。それでも今はラグビーを立て「W杯の期間中は応援したいし『初戦の勝利、おめでとうございます』ということを(報道を通じて)お伝えいただければ」と心からエールを送っていた。

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海外サッカー

菅原由勢は出番なし AZがアウェーで完封勝利

DF菅原由勢(17年10月撮影)

<オランダリーグ:デンハーグ0-1AZ>◇22日◇デンハーグ

DF菅原由勢が所属するAZはアウェーでデンハーグに1-0で勝利した。後半30分、AZのMFクープマイナーズがPKから決勝点となる先制ゴールを決めた。菅原はベンチ入りしたが出場しなかった。AZは4勝1分け1敗、デンハーグは2勝5敗となった。

▽得点経過 後半30分【AZ】クープマイナーズ

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堂安ベンチ入りも出番なし PSVホームでドロー

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<オランダリーグ:PSV1-1アヤックス>◇22日◇アイントホーフェン

MF堂安律が所属するPSVはホームでアヤックスに1-1で引き分けた。0-1の後半33分、PSVのMFマレンが同点ゴールを決め追いついた。

堂安はベンチ入りしたが出場しなかった。PSVは4勝2分け、アヤックスは4勝2分けとなった。

▽得点経過 後半18分【アヤックス】プロメス、後半33分【PSV】マレン

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冨安健洋フル出場 ボローニャがホームで2失点敗戦

ゴールを決めたジェコ、右は冨安(AP)

<セリエA:ボローニャ1-2ローマ>◇22日◇ボローニャ

DF冨安健洋が所属するボローニャはホームでローマに1-2で敗れた。1-1の後半49分、ローマのFWジェコに勝ち越しゴールを決められた。冨安はフル出場した。ローマのDFマンチーニは後半40分にレッドカードで退場した。ボローニャは2勝1分け1敗、ローマは2勝2分けとなった。

▽得点経過 後半4分【ローマ】コラロフ、後半9分【ボローニャ】サンソーネ、後半49分【ローマ】ジェコ

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