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明大が東京6大学リーグ今季初戦へ ラストイヤーに臨む「夢見る夢男」水谷公省が目指す将来像

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明大が東京6大学リーグ今季初戦へ ラストイヤーに臨む「夢見る夢男」水谷公省が目指す将来像

東京6大学リーグでの活躍を誓う明大・水谷公省(撮影・金子真仁)

東京6大学野球リーグは20日から第2週が始まり、明大は東大と対戦する。明大・水谷公省外野手(4年=花巻東)にリーグ戦を前にしての思いを尋ねた。

 ◇   ◇    

10日、東京・府中市のグラウンドで講義前の練習を終えた水谷に、父哲也さん(58)から託された3つの質問をぶつけた。

-現在の立ち位置は?

公省 現在の立ち位置は…試合に出られるか出られないかみたいなところで…。

-現在の目標設定は?

公省 レギュラー奪取というか、チームを勝たせられる選手になりたいです。その中でも特に打点にはこだわりたいです。

-目標設定のためにどんな正しい努力をしていますか?

公省 特にバッティングでは悪い癖を矯正するようことを意識して。素振りでもティーでもフリーでも、ひたすら打ってるんじゃなくて、考えながら意識してやっています。

父は横浜隼人(神奈川)の監督を務めている。ドラフト1位候補ながらスタンフォード大に進学した佐々木麟太郎内野手(19)の父、花巻東(岩手)・佐々木洋監督(48)の師匠格としても球界で知られる。

水谷監督は息子の公省のことを“夢見る夢男”と表現した。それを本人にぶつけてみた。

「小さい頃からずっとプロ野球選手になりたいって、とにかくそれを目指してポジティブにポジティブにやってきてるんで、多分それで。とにかくなんか考えがポジティブだねって、何があっても前向きだねっていうふうにはたぶん言われてます」

父は厳しい人だ。でも。

「逆に厳しいからこそ、前向きに前向きになってたんじゃないかなって思います。下向いてたら、なんか、うん、人生楽しめないなと思って」

花巻東、明大と名門を進んでも、ずっと言われてきたことがある。組織の中での水谷公省は。

「多少はやっぱり、影響力があるとは思ってて。自分の行動1つで、後輩や同級生も…。いいことをすればたぶん周りもいそれについてきてくれるし、逆にダメだなって思ったらみんな流されちゃうっていうか。チームのプラスになれるような行動っていうふうにずっとやってきました」

冒頭に戻る。外野手争いは激しく、水谷はスタメンで出られるかどうかの瀬戸際にある。一方、周りには就職活動に励むチームメートたちもいる。

「野球やりたくても自分の立ち位置とかを見て、就活に専念してる人もいるんで。こうやって今も、4年生になっても、野球できるっていうのは当たり前じゃないんで、感謝しながらやっていきたいなと」

接点のある佐々木麟太郎の進路には「自分がもしその立場だったとしても考えられない決断」と驚き、一方で将来のことを自分で決めないといけない1年にもなる。

「プロ野球選手になりたいって小さい頃からずっと思ってたんで。なれたら親にも、今まで支えてくれた人たちにも恩返しになると思うんで。野球を終えるまではその目標に向かって頑張っていきたいなと思っています」

父を「自分を後回しにできる人」と尊敬する。いわゆる“親子鷹”はメディアにも注目されがちだ。でもそれを嫌がったことはない。「お父さんの息子で良かった」と感謝する。目指すべき大人像でもある。

「誰かのために尽くしたら、いつか自分に返ってくるって。そういうことや教わったことを、見習っていきたいです」

そんな父に見せることができる「大学生・水谷公省」の最後の1年。神宮で見てもらいたい思いは?

「見に来てほしい部分はあるんですけど、やっぱりそこはもう隼人が優先なんで。自分は後回しで」

父と同じ。自分は後回しだ。【金子真仁】

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メッツ千賀滉大、ブルペンで投球練習「とてもいい感じ」5月下旬に復帰が可能

メッツ千賀滉大(2024=ロイター)

右肩を痛め60日間の負傷者リスト(IL)に入っているメッツ千賀滉大投手(31)が19日(日本時間20日)、ブルペンで投球練習をする様子をインスタグラムのストーリーズに投稿した。動画に「I'm feeling great.(とてもいい感じ)」と英文コメントも添えた。

メジャー2年目の千賀は、キャンプイン直後に右肩後部の張りを訴え、開幕から15日間のIL入りしてノースロー状態が長く続いていた。10日に15日間から60日間のILに移り、5月下旬に復帰が可能。スターンズ編成本部長は16日の時点で、復帰可能日からそう遅くない時期に復帰できるとの見通しを示していた。

またメッツはこの日、街をテーマにしたMLB恒例の「シティーコネクト」ユニホームの今季のバージョンを発表。千賀のユニホームには背中に漢字で名前が入ったものも発売された。このユニホーム発売のCMも製作され、千賀も登場。街を紹介する中で、千賀が日本語で「世界の中心なの、わかるだろ」とセリフを語る場面が含まれている。

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大谷翔平「2番DH」でメッツ戦 山本由伸は2勝目狙い先発登板/速報します

<ドジャース-メッツ>◇19日(日本時間20日)◇ドジャースタジアム

ドジャース大谷翔平投手は「2番DH」で先発出場。松井秀喜超えの通算176号は出るか。山本由伸投手は2勝目を目指し先発。試合開始は午前11時10分の予定。

ドジャース対メッツ 試合前、キャッチボールをするドジャース大谷(撮影・菅敏)

ドジャース対メッツ 試合前、キャッチボールを終え、アイアトン通訳(後方)とロッカールームに戻るドジャース大谷(撮影・菅敏)

チーム

大谷翔平第1打席

1回

メッツ投手は左腕マナエア

山本由伸1回

1ニモ

2マルテ

3リンドア

4アロンソ

5スチュワート

6アルバレス

7マクニール

8ベーダー

9ウェンデル

スタメン

1(遊)ベッツ

2(指)大谷翔平

3(一)フリーマン

4(捕)スミス

5(右)Tヘルナンデス

6(二)Kヘルナンデス

7(中)パゲス

8(三)ロハス

9(左)テーラー

先発投手=山本由伸

大谷翔平公式戦全成績

月日相手
3・20SD2遊ゴ右安三ゴ投ゴ左安400
3・21SD2右安右犠投ゴ右飛右飛一ゴ300
3・28STL2右2四球右安三振385
3・29STL2二直左飛二併三振294
3・30STL2右安三振四球右飛三振遊飛273
3・31STL2三振三振右2投ゴ269
4・1SF2二ゴ右2左飛三振267
4・2SF2三振中飛四球二ゴ242
4・3SF2三振一安左飛右本270
4・5CHC2左2一ゴ右本中飛中飛286
4・6CHC2右安中飛左安四球三振304
4・7CHC2三振三邪右3中2320
4・8MIN2中2中飛左2左本三振345
4・9MIN2三振右2左飛三振二ゴ333
4・10MIN2四球左飛右安二ゴ333
4・12SD2左本中飛左2右2中飛353
4・13SD2四球四球三邪中犠右飛343
4・14SD2三振三飛三振中安338
4・15WSH2右安三振打妨中飛338
4・16WSH2左安二ゴ二ゴ中飛三安341
4・17WSH2右安左飛右安中安360

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【阪神】大山悠輔4番待望お目覚め弾 2得点以下の呪縛解く今季最多タイ7得点で4連勝、貯金1

阪神対中日 5回裏阪神1死、大山は中越えソロ本塁打を放つ。投手は福谷(撮影・加藤哉)

<阪神7-0中日>◇19日◇甲子園

打線も4番もついに目覚めた! 阪神が今季最多タイの7得点&2戦連続2ケタ安打を記録し、今季最長の4連勝で今季初の貯金1を作った。11試合連続2得点以下となれば球団ワースト記録更新だったが、2-0の3回に3番森下翔太外野手(23)が4号ソロで「3点目の壁」を打破。5回には4番大山悠輔内野手(29)に今季75打席目での待望の初アーチが飛び出した。さあ、23年日本一打線がいよいよ上昇気流に乗りまっせ!

   ◇   ◇   ◇   

今季75打席目。大山が夜空に高々と打ち上げた瞬間、一塁ベンチからナインが一斉に飛び出した。白球がバックスクリーン左に消える。割れんばかりの大歓声が甲子園全体に響き渡る。ダイヤモンドを駆け抜けると、満面の笑みで仲間とハイタッチを繰り返した。

自己ワーストの開幕74打席本塁打なしで迎えた5回1死。中日福谷の150キロ直球を完璧にとらえ、今季1号を決めた。「中盤で追加点を取ることができて良かったです」。4番はただただ安堵(あんど)した。

下半身のコンディションに不安を抱えたままシーズンイン。打率は1割台をさまよい、5番降格も1試合経験した。それでも開幕から全19試合に先発。岡田監督ら首脳陣からの信頼に1日も早く応えたかった。

指揮官は「いやもう出ますよ。いずれ出ますよ。それがちょっと遅かっただけで」とサラリ。「本人が一番気持ち的にも吹っ切れて、明日からもっと楽に打席に立てるんじゃないですか」とV字回復を予告した。

24年。白鴎大の後輩が初めて同僚となった。育成ドラフト2位の福島。同大学出身者は阪神では自身以来の2人目だ。キャンプ中には食事に連れていき、プロで戦うために必要な心構えを伝えた。まだサポートが少ない育成契約の後輩には打撃用手袋やバットもプレゼント。そして、その背中でプロ戦士としての生きざまを伝え続ける。

24年1月1日。主砲は自宅から車を走らせ、ジムで体をいじめていた。例年にない元日始動だった。「どれだけ練習しても『結果を残せるのかな』と不安が消えることはないので」。ストイックな姿勢を知っているから、首脳陣も仲間も4番に信頼を寄せる。

入団時の監督でもある金本知憲氏からアドバイスを受け、オフからウエートトレを強化。すべては1年間戦い抜き、チームを頂点に導くためだ。この日は2回に左前打で先制点をお膳立てするなど今季初の3安打。本領発揮はこれからだ。

チームは4番の復調と歩調を合わせるように11試合連続2得点以下を阻止。11安打7得点で一気にトンネルを抜け、岡田監督も「今年初めてですね、こんなゲームはね」とニンマリだ。

試合後、大山は静かに巻き返しを誓った。「ここまでチームのみんなに助けてもらってきた。ここからもっとチームの力になれるように頑張ります」。猛虎打線が4番が、完全に息を吹き返した。【村松万里子】

▼阪神が7得点。7日ヤクルト戦から続いていた2得点以下が、球団ワーストタイの10試合でストップした。59年8月20日巨人戦~8月30日中日戦、12年4月26日広島戦~5月6日巨人戦にかけての10試合連続と並んで止まった。

阪神対中日 5回裏阪神1死、大山(中央)は中越えソロ本塁打を放ち生還する(撮影・上山淳一)

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【阪神】大竹耕太郎が本拠地今季初登板へ、デーゲーム甲子園は無双6試合4勝0敗/見どころ

19日、練習でキャッチボールする大竹(撮影・加藤哉)

<阪神-中日>◇20日◇甲子園

阪神の大竹耕太郎が本拠地の甲子園球場で今季初登板。

昨年の大竹は甲子園球場で12試合に登板して5勝1敗、防御率2・28だったが、唯一の黒星はナイターで行われた8月30日DeNA戦。同球場での昼夜別成績を出すと、ナイターが6試合で1勝1敗、防御率4・46に対し、デーゲームは6試合で4勝0敗、防御率0・23。甲子園球場のデーゲームは通算38回2/3を投げ自責点が1点しかなく、まだ負けていない。

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プロ野球

【阪神】大山悠輔4番待望お目覚め弾 2得点以下の呪縛解く今季最多タイ7得点で4連勝、貯金1

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<阪神7-0中日>◇19日◇甲子園

打線も4番もついに目覚めた! 阪神が今季最多タイの7得点&2戦連続2ケタ安打を記録し、今季最長の4連勝で今季初の貯金1を作った。11試合連続2得点以下となれば球団ワースト記録更新だったが、2-0の3回に3番森下翔太外野手(23)が4号ソロで「3点目の壁」を打破。5回には4番大山悠輔内野手(29)に今季75打席目での待望の初アーチが飛び出した。さあ、23年日本一打線がいよいよ上昇気流に乗りまっせ!

   ◇   ◇   ◇   

今季75打席目。大山が夜空に高々と打ち上げた瞬間、一塁ベンチからナインが一斉に飛び出した。白球がバックスクリーン左に消える。割れんばかりの大歓声が甲子園全体に響き渡る。ダイヤモンドを駆け抜けると、満面の笑みで仲間とハイタッチを繰り返した。

自己ワーストの開幕74打席本塁打なしで迎えた5回1死。中日福谷の150キロ直球を完璧にとらえ、今季1号を決めた。「中盤で追加点を取ることができて良かったです」。4番はただただ安堵(あんど)した。

下半身のコンディションに不安を抱えたままシーズンイン。打率は1割台をさまよい、5番降格も1試合経験した。それでも開幕から全19試合に先発。岡田監督ら首脳陣からの信頼に1日も早く応えたかった。

指揮官は「いやもう出ますよ。いずれ出ますよ。それがちょっと遅かっただけで」とサラリ。「本人が一番気持ち的にも吹っ切れて、明日からもっと楽に打席に立てるんじゃないですか」とV字回復を予告した。

24年。白鴎大の後輩が初めて同僚となった。育成ドラフト2位の福島。同大学出身者は阪神では自身以来の2人目だ。キャンプ中には食事に連れていき、プロで戦うために必要な心構えを伝えた。まだサポートが少ない育成契約の後輩には打撃用手袋やバットもプレゼント。そして、その背中でプロ戦士としての生きざまを伝え続ける。

24年1月1日。主砲は自宅から車を走らせ、ジムで体をいじめていた。例年にない元日始動だった。「どれだけ練習しても『結果を残せるのかな』と不安が消えることはないので」。ストイックな姿勢を知っているから、首脳陣も仲間も4番に信頼を寄せる。

入団時の監督でもある金本知憲氏からアドバイスを受け、オフからウエートトレを強化。すべては1年間戦い抜き、チームを頂点に導くためだ。この日は2回に左前打で先制点をお膳立てするなど今季初の3安打。本領発揮はこれからだ。

チームは4番の復調と歩調を合わせるように11試合連続2得点以下を阻止。11安打7得点で一気にトンネルを抜け、岡田監督も「今年初めてですね、こんなゲームはね」とニンマリだ。

試合後、大山は静かに巻き返しを誓った。「ここまでチームのみんなに助けてもらってきた。ここからもっとチームの力になれるように頑張ります」。猛虎打線が4番が、完全に息を吹き返した。【村松万里子】

▼阪神が7得点。7日ヤクルト戦から続いていた2得点以下が、球団ワーストタイの10試合でストップした。59年8月20日巨人戦~8月30日中日戦、12年4月26日広島戦~5月6日巨人戦にかけての10試合連続と並んで止まった。

阪神対中日 5回裏阪神1死、大山(中央)は中越えソロ本塁打を放ち生還する(撮影・上山淳一)

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【阪神】大竹耕太郎が本拠地今季初登板へ、デーゲーム甲子園は無双6試合4勝0敗/見どころ

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阪神の大竹耕太郎が本拠地の甲子園球場で今季初登板。

昨年の大竹は甲子園球場で12試合に登板して5勝1敗、防御率2・28だったが、唯一の黒星はナイターで行われた8月30日DeNA戦。同球場での昼夜別成績を出すと、ナイターが6試合で1勝1敗、防御率4・46に対し、デーゲームは6試合で4勝0敗、防御率0・23。甲子園球場のデーゲームは通算38回2/3を投げ自責点が1点しかなく、まだ負けていない。

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【ソフトバンク】先発転向モイネロが安定投球、現在17イニング連続無失点中/見どころ

13日、西武対ソフトバンク ソフトバンク先発のモイネロ

<ソフトバンク-オリックス>◇20日◇ペイペイドーム

先発に転向したソフトバンクのモイネロが安定した投球を見せている。

奪三振率はリリーフだった昨年の12・04から6・95へダウンしたものの、被打率は昨年の1割2分2厘から8分5厘へアップ。特に、左打者は30打数2安打の被打率6分7厘に抑え込んでいる。失点は3月30日オリックス戦の5回に記録した2点だけで、現在17イニング連続無失点中。

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MLB

メッツ千賀滉大、ブルペンで投球練習「とてもいい感じ」5月下旬に復帰が可能

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またメッツはこの日、街をテーマにしたMLB恒例の「シティーコネクト」ユニホームの今季のバージョンを発表。千賀のユニホームには背中に漢字で名前が入ったものも発売された。このユニホーム発売のCMも製作され、千賀も登場。街を紹介する中で、千賀が日本語で「世界の中心なの、わかるだろ」とセリフを語る場面が含まれている。

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チーム

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1回

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1ニモ

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スタメン

1(遊)ベッツ

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先発投手=山本由伸

大谷翔平公式戦全成績

月日相手
3・20SD2遊ゴ右安三ゴ投ゴ左安400
3・21SD2右安右犠投ゴ右飛右飛一ゴ300
3・28STL2右2四球右安三振385
3・29STL2二直左飛二併三振294
3・30STL2右安三振四球右飛三振遊飛273
3・31STL2三振三振右2投ゴ269
4・1SF2二ゴ右2左飛三振267
4・2SF2三振中飛四球二ゴ242
4・3SF2三振一安左飛右本270
4・5CHC2左2一ゴ右本中飛中飛286
4・6CHC2右安中飛左安四球三振304
4・7CHC2三振三邪右3中2320
4・8MIN2中2中飛左2左本三振345
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4・10MIN2四球左飛右安二ゴ333
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大谷翔平「2番DH」松井秀喜氏抜く日本人最多通算176号でるか 山本由伸2勝目かけ先発

ドジャース大谷翔平と山本由伸(2024年4月7日撮)

<ドジャース-メッツ>◇19日(日本時間20日)◇ドジャースタジアム

ドジャース大谷翔平投手(29)がメッツ戦に「2番DH」で出場する。ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏の日本人メジャー最多本塁打記録を更新する通算176本塁打が出るか注目される。

今季はここまでDHとして21試合に出場しリーグ最多の31安打をマークし打率3割6分、4本塁打、10打点。前日18日(同19日)のチーム休養日をはさんで2日ぶりの試合で、本塁打が出れば6試合ぶりとなる。17日(同18日)の本拠地でのナショナルズ戦では今季3度目の猛打賞となる4打数3安打で2試合連続マルチ安打をマークするなど、好調な打撃を維持している。

相手先発はメジャー9年目の左腕ショーン・マナイア(32)。今季はここまで3試合に登板し1勝1敗、防御率4・30、18奪三振となっている。大谷はマナイアに対し過去に5打数1安打、1四球2三振としている。

ドジャースの先発は、山本由伸投手(25)。これがメジャー5試合目の先発で、2勝目をかける。ここまで1勝1敗、防御率4・50、21奪三振としている。

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高校野球

【記者の目】課題あっても1歩を踏み出さなければ何も始まらない 朝夕2部制の実施決定

甲子園球場

日本高野連は19日、大阪市内で今夏実施する第106回全国高校野球選手権大会(8月7日開幕、甲子園)に関する第2回運営委員会を開催し、大会の一部日程で暑さ対策として、午前と夕方に分けて試合を実施する「2部制」の導入を決定したことを発表した。

1日3試合が組まれる大会初日から第3日までの3日間限定。午前、夕方で観客を完全に入れ替え、入場券もそれぞれ発売される。

   ◇   ◇   ◇

夏の甲子園の暑さ対策として今夏から導入が決まった「2部制」の実施は、2年前から検討が始まっていた。22、23年の大会を参考にシミュレーションを行い、実現にこぎ着けた。話し合いを重ねる中で、朝日新聞社の志方高校野球総合センター長は「暑い時間帯を避けるということに対して『それはダメだ』っていうような声はなかった」と全会一致で導入が決まった。

これまでも熱中症の対策は講じてきた。20年からは白スパイクの着用が許可され、23年春からは10回からタイブレーク制を導入した。昨夏はクーリングタイムを設け、5回終了時に10分間、水分補給や体を冷やすスペースを設置するなど万全な対策を喫した。また、今大会からは第1試合の出場2校に対し、早朝の起床によって朝食を十分に食べず、低栄養によって熱中症の症状を発症する選手が散見されたことから、主催者が試合前に補食を提供することも新たに決まった。

今回のルールで1日4試合制での「2部制」を行った場合は、試合終了時刻が午後10時ごろになる可能性も高く、他にも課題は出てくることだろう。ただ、1歩を踏み出さなければ、何も始まらない。新時代に対応していくための、大きな決断を下した。【アマチュア野球担当=古財稜明】

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甲子園「2部制」へ 今夏は5年ぶりに甲子園練習の実施 練習の順番は事前に割り振られる

甲子園球場

日本高野連は19日、大阪市内で今夏実施する第106回全国高校野球選手権大会(8月7日開幕、甲子園)に関する第2回運営委員会を開催し、大会の一部日程で暑さ対策として、午前と夕方に分けて試合を実施する「2部制」の導入を決定したことを発表した。1日3試合が組まれる大会初日から第3日までの3日間限定。午前、夕方で観客を完全に入れ替え、入場券もそれぞれ発売される。

   ◇   ◇   ◇

今春のセンバツ大会同様に、今夏は5年ぶりに甲子園練習の実施が決まった。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、第101回大会(19年)以来で、8月2~4日の3日間で開催される。センバツは各校30分だったが、夏は20分。また、これまでは出場校が決定してから練習の順番を決めていたが、今回からは「大阪代表は4日の10時」など、事前に割り振られる。

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夏の甲子園で朝夕「2部制」導入、1日3試合の第1~3日限定で実施 将来的には1日4試合でも

※写真はイメージ

日本高野連は19日、大阪市内で今夏実施する第106回全国高校野球選手権大会(8月7日開幕、甲子園)に関する第2回運営委員会を開催し、大会の一部日程で暑さ対策として、午前と夕方に分けて試合を実施する「2部制」の導入を決定したことを発表した。

1日3試合が組まれる大会初日から第3日までの3日間限定。午前、夕方で観客を完全に入れ替え、入場券もそれぞれ発売される。

   ◇   ◇   ◇

甲子園球場の開場100周年の節目の年に、新たな1歩を踏み出す。日本高野連と大会主催の朝日新聞社が、暑さ対策として今夏の甲子園大会での午前、夕方の「2部制」を導入することを決定。朝日新聞社の志方浩文高校野球総合センター長は「何も進まない選択肢はなかった。選手の安全を守る策を何かやらなければならないという思いを球場さん、高野連さんにも意をくんでもらい、納得していただいた」と説明した。

期間は1日3試合の実施が予定されている大会第1日~第3日(7~9日)の3日間限定で行われる。暑さのピークとなる午後2時ごろを避ける目的で、第1日は午前8時30分に開会式が行われ、第1試合は10時から実施。第2試合は午後4時、第3試合は午後6時半から行われることが決まった。第2、3日は第1試合が午前8時、第2試合は午前10時35分、第3試合は午後5時からとなった。雨天中止の場合でも、「2部制」の実施は9日までと決まっている。

入場券も午前と夕方それぞれで発売される。料金はそれぞれの座席で1日券の約半分に設定された。志方氏は「お客さまの安全と健康を考えることも主催者の役割」と完全入れ替えを実施すると説明。それに伴い、入れ替えに2時間30分を要するとされ、第1日の第1試合は午後1時30分まで、第2、3日の第2試合は午後2時半で試合が終了していない場合は原則として継続試合の措置が取られ、翌日以降に持ち越される。

第4日以降から準々決勝までは1日4試合制で実施される。また、準決勝は第1試合が午前8時開始、第2試合は午前10時35分開始と前回大会より1時間早まり、暑さのピーク時を避ける。決勝は前回の午後2時から4時間繰り上げ、午前10時からの開催が決定。今後に向けて志方氏は「今回で課題をあぶり出して、1日4試合での2部制を行う可能性を探りたい」と話した。環境の変化に伴い、夏の甲子園が「新しい形」として進んでいく。【古財稜明】

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大学・アマ野球

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公省 レギュラー奪取というか、チームを勝たせられる選手になりたいです。その中でも特に打点にはこだわりたいです。

-目標設定のためにどんな正しい努力をしていますか?

公省 特にバッティングでは悪い癖を矯正するようことを意識して。素振りでもティーでもフリーでも、ひたすら打ってるんじゃなくて、考えながら意識してやっています。

父は横浜隼人(神奈川)の監督を務めている。ドラフト1位候補ながらスタンフォード大に進学した佐々木麟太郎内野手(19)の父、花巻東(岩手)・佐々木洋監督(48)の師匠格としても球界で知られる。

水谷監督は息子の公省のことを“夢見る夢男”と表現した。それを本人にぶつけてみた。

「小さい頃からずっとプロ野球選手になりたいって、とにかくそれを目指してポジティブにポジティブにやってきてるんで、多分それで。とにかくなんか考えがポジティブだねって、何があっても前向きだねっていうふうにはたぶん言われてます」

父は厳しい人だ。でも。

「逆に厳しいからこそ、前向きに前向きになってたんじゃないかなって思います。下向いてたら、なんか、うん、人生楽しめないなと思って」

花巻東、明大と名門を進んでも、ずっと言われてきたことがある。組織の中での水谷公省は。

「多少はやっぱり、影響力があるとは思ってて。自分の行動1つで、後輩や同級生も…。いいことをすればたぶん周りもいそれについてきてくれるし、逆にダメだなって思ったらみんな流されちゃうっていうか。チームのプラスになれるような行動っていうふうにずっとやってきました」

冒頭に戻る。外野手争いは激しく、水谷はスタメンで出られるかどうかの瀬戸際にある。一方、周りには就職活動に励むチームメートたちもいる。

「野球やりたくても自分の立ち位置とかを見て、就活に専念してる人もいるんで。こうやって今も、4年生になっても、野球できるっていうのは当たり前じゃないんで、感謝しながらやっていきたいなと」

接点のある佐々木麟太郎の進路には「自分がもしその立場だったとしても考えられない決断」と驚き、一方で将来のことを自分で決めないといけない1年にもなる。

「プロ野球選手になりたいって小さい頃からずっと思ってたんで。なれたら親にも、今まで支えてくれた人たちにも恩返しになると思うんで。野球を終えるまではその目標に向かって頑張っていきたいなと思っています」

父を「自分を後回しにできる人」と尊敬する。いわゆる“親子鷹”はメディアにも注目されがちだ。でもそれを嫌がったことはない。「お父さんの息子で良かった」と感謝する。目指すべき大人像でもある。

「誰かのために尽くしたら、いつか自分に返ってくるって。そういうことや教わったことを、見習っていきたいです」

そんな父に見せることができる「大学生・水谷公省」の最後の1年。神宮で見てもらいたい思いは?

「見に来てほしい部分はあるんですけど、やっぱりそこはもう隼人が優先なんで。自分は後回しで」

父と同じ。自分は後回しだ。【金子真仁】

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プロ注目の明大・宗山塁が右肩甲骨骨折から復活、大谷式調整で「50打席」到達し出場GOサイン

春季リーグ開幕戦の前日練習で笑顔を見せる明大・宗山(撮影・佐瀬百合子)

今秋ドラフト目玉の明大・宗山塁内野手(4年=広陵)が19日、東大との春季リーグ戦初戦を前に右肩甲骨骨折からの超回復ぶりを示した。定位置の遊撃でシートノックに入ると、深い位置の打球では華麗なジャンピングスローを披露。シート打撃でも5打席で2本の安打性の当たりを放った。

2月29日のオープン戦で死球を受けて骨折し、今春リーグ戦出場が危ぶまれていた。チームとドクターが相談して復帰は5月中旬とみられていた。主将として出場を望む宗山へ、田中監督はドジャース大谷の開幕に向けた調整方法に倣って、チームのリーグ初戦までに「50打席」をめどに打席へ立たせた。紅白戦(明大では紺白戦と呼称)、シート打撃を含めて目標の打席数にほぼ到達した。

この日の練習、フル出場した14日の東洋大とのオープン戦での宗山のプレーを確認した指揮官は「(同僚の内野手とは)やっぱり守りが全っ然違う。あとは自分で決めるんじゃないですか」と、20日の春季リーグ初戦の出場へほぼGOサイン。昨春ぶりのリーグ優勝へ、舞台は整った。

<明大・宗山の今季の歩み>

2月14日 「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024」代表に選出

2月29日 今季初のオープン戦、社会人明治安田生命戦で右肩に死球を受ける

3月5日 侍ジャパンに合流、練習に参加

3月6日 「右肩甲骨骨折」の診断発表。出場機会なしも侍ジャパンに帯同

3月14日 全治3カ月とみられ、春季リーグ戦での復帰が絶望視される

4月6日 社会人ホンダとのオープン戦に「3番DH」で実戦復帰。1打席1スイングの条件つきで4打数2安打

4月14日 東洋大とのオープン戦に「3番遊撃」でフル出場。4打数1安打

春季リーグ開幕戦の前日に明大グラウンドで遊撃の守備練習を行う明大・宗山(撮影・佐瀬百合子)
春季リーグ開幕戦の前日にシート打撃に入る明大・宗山(撮影・佐瀬百合子)
春季リーグ開幕戦の前日にシート打撃で振り抜く明大・宗山(撮影・佐瀬百合子)
春季リーグ開幕戦の前日、シート打撃の待機中に声を出して仲間を鼓舞する明大・宗山(撮影・佐瀬百合子)

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【静岡県リトルシニア紹介】富士の野村桜生主将が堅実守備とチャンスに強い打撃でチームけん引

最後まで諦めない富士

<静岡県リトルシニア紹介:富士リトルシニア>

日刊スポーツでは、日本リトルシニア中学硬式野球連盟に所属する静岡県内の15チームを紹介します。

◇  ◇  ◇   

【創立】1981年

【部員数】34人(24年2月現在)

【監督】望月俊明

【活動場所】富士市五貫島

【活動日】水・土・日(平日はナイター練習)

【全国大会】春1回、夏0回

【スローガン】挨拶(あいさつ)・返事・全力疾走・気配り・本気

望月俊明監督(57)は、全国選抜野球大会(2回戦敗退)に続く日本選手権大会出場に向けて「投手を中心とした守備力向上と得点力アップがテーマ」と意気込んだ。選手個々の能力を見極め、適材適所のポジションで活躍できるよう指導する。

打力アップは新チーム結成以来の課題で、個々が目的を意識しながら練習を行っている。守備は、選手の成長に合わせて調整しながら複数のポジションができるように取り組む。

中心は野村桜生主将(3年)だ。「今年のチームは個々の能力も高く、まとまればどんな相手もはね返す爆発力があります。1戦1戦を大切に、楽しんで、富士の野球を見せつけたい」。堅実な守備とチャンスに強い打撃でチームを引っ張る。

※チーム公式ホームページ配信中

◆富士リトルシニア主なメンバー

加藤  隼(3年)

後藤 歩武(3年)

高橋 悠大(3年)

野村 桜生(3年)

村松倫太朗(3年)

堤田 蒼来(3年)

榊原大維心(3年)

宮坂 星輝(3年)

青木 颯汰(3年)

入沢晄太郎(3年)

筒浦  楓(3年)

清水 暖功(3年)

鈴木 陽斗(3年)

望月 奏汰(3年)

望月 琉生(3年)

山本 隼人(3年)

松永 朝光(3年)

菊地 優希(3年)

望月洸四郎(3年)

吉田 清矢(3年)

赤池 奏人(3年)

深沢 七成(2年)

望月 康生(3年)

羽田 悠晟(3年)

遠藤 蓮空(2年)

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