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プロ注目天理大・石原が負傷交代か 阪神など視察

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  • タイガーVSオリオー
    16日16:10開始(日本時間17日5:10)
  • ツインズVSホワイト
    16日19:40開始(日本時間17日8:40)
  • アスレチVSロイヤル
    16日22:07開始(日本時間17日11:07)
  • ブルワーVSパドレス
    16日19:40開始(日本時間17日8:40)
  • カージナVSナショナ
    16日19:45開始(日本時間17日8:45)
  • カブスVSレッズ
    16日20:05開始(日本時間17日9:05)
  • ロッキーVSメッツ
    16日20:40開始(日本時間17日9:40)
  • ダイヤモVSマーリン
    16日21:40開始(日本時間17日10:40)

新着ニュース

プロ注目天理大・石原が負傷交代か 阪神など視察

天理大・石原貴規捕手(撮影・柏原誠)

<阪神大学野球:天理大-関西国際大>◇第3節2回戦◇16日◇南港中央

ドラフト候補の天理大・石原貴規捕手が途中交代した。4点を失った4回の守りで負傷があったもようで、次の回に代打を出された。

今春のリーグ首位打者で正確な送球に強打を誇る捕手は、「悪い流れのままいってしまった」と失点を反省。プロ志望届は提出済みでこの日も阪神など3球団が視察した。

「送球を含め、守備で引っ張ることが自分の持ち味」とアピールを続ける。

痛がる天理大・石原貴規捕手(撮影・柏原誠)

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楽天初30発コンビ誕生!浅村がブラッシュに続いた

オリックス対楽天 9回表楽天2死一、二塁、浅村は3点本塁打を放つ(撮影・渦原淳)

<オリックス2-8楽天>◇16日◇京セラドーム大阪

イーグルス史上初の30発コンビが誕生した。

楽天浅村栄斗内野手(28)がオリックス戦の9回に30号3ランを放った。32本をマークしている4番ブラッシュに続き、自身2年連続となる大台をクリア。試合を決定付ける1発を含む3安打4打点をマークし、3連敗ストップに貢献した。

   ◇   ◇   ◇

浅村らしく、バックスクリーン右へ豪快な放物線を描いた。「たまたま、いい反応ができました」。オリックスの左腕、山崎福に対し、差し込まれたと錯覚するようなスイングで逆方向に十分な飛距離を出した。

楽天の日本人打者としては、山崎(07年43本、09年39本)以来2人目となる大台30本に乗せた。「ホームランの数はそんなに意識していなかったけど、去年も30本は打っている。FAで来て(昨季に近い数字は)そこ(本塁打)だけですけどね」とプライドものぞかせ、打率2割6分1厘、84打点の数字にもどかしさを隠さない。

昨季まで70個に届いたシーズンがなかった四球が既に87個。後ろに本塁打王の山川が控えるなど、超強力打線の西武時代に比べれば、マークが集中して際どい攻めが増えるのは必然とも言える。それでも「そこ(周りの打者)を比べようとは思わない」。全てを受け止め、1人の打者として高みを目指す覚悟を示す。

8月は打率2割1分6厘と不振にあえいだ。9月も試合前の時点で打率1割7分5厘と苦しんできたが、この日の4打点で今月はブラッシュと並んでチームトップの8打点となった。「いい打席もあれば、悪い打席もある。自分が打つとか(結果)じゃなく、チームが勝てればいい。何とかしたいとみんなが思っている中で、今日は岸さんに勝ちがついて良かった」。大黒柱に3カ月ぶりの白星をプレゼントし、3位ロッテとの1ゲーム差を保った。残り8試合、昨季打点王の意地を見せる。【亀山泰宏】

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先発の頭数十分…阪神藤浪の1軍未勝利可能性高く

ウエスタン・リーグ中日対阪神 先発した阪神藤浪(撮影・奥田隼人)

<ウエスタン・リーグ:中日4-9阪神>◇16日◇ナゴヤ

阪神藤浪晋太郎投手(25)が、プロ初の1軍未勝利でシーズンを終える可能性が高まった。

ウエスタン・リーグ中日戦(ナゴヤ球場)で8月初旬の降格後、5度目の先発。右打者に抜ける死球を恐れてか、左8人を並べた打線に6回90球で8安打3失点、6奪三振だった。からくもCS争いに残る1軍は残り8試合しかない崖っぷちが続き、藤浪は次回も2軍戦での登板が濃厚。もがく日々が続く。

   ◇   ◇   ◇

降板後の藤浪は淡々としていた。「良くも悪くもという感じです」。至って冷静に振り返った。求める投球が道半ばなことは、背番号19が一番わかっていた。

平田2軍監督が「久しぶりに角度もあってスピードもあって良かった」と評したように、内容は安定していた。初回、大阪桐蔭の後輩、3番根尾への初球に、この日最速の154キロを記録。2回、4回に失策や不運な当たりの安打から適時打を許したが、3失点(自責2)にまとめた。単調になって乱れた前回8日の広島戦(安芸)の反省を生かし、試合中に左足の上げ方などフォームを修正。「うまくできたと思う」と手応えもつかんだ。要所で決まったフォークには「今日は1つ、有効に使えたのは良かった点」と振り返った。

ただ、手放しで喜べないのも現状だ。この日の中日打線は捕手の桂以外、1番から8人の左打者を並べた。本来二塁の溝脇が一塁で今季初先発するなど、右打者に抜けて死球になることが多い藤浪対策は徹底していた。5回には亀沢の右足に死球を当て、登板4試合連続の死球を記録。大きな抜け球はなかったが、引っかけて暴投となる場面もあった。2軍降格後、5戦目で初の無四球だったが、中日打線の早打ちも目立った。右打者とも、3打席しか対戦できなかった。

ウエスタン・リーグは残り9試合。藤浪の次戦について平田2軍監督は「あと1試合くらいになると思うけど、これを続けないといけないね」と次回の2軍戦登板を示唆した。懸命に逆転CSを目指す1軍は残り8試合。藤浪を登板させる余裕はないが、30日の今季最終戦に向けて日程にも余裕があり、先発陣の頭数は足りている。藤浪の今季1軍登板は、勝ち負けが付かなかった8月1日中日戦(甲子園)のみ。プロ7年目で初めて、1軍未勝利に終わる可能性が高まった。

日々、試行錯誤の背番号19は言った。「感覚的には良い感じであるところもあるし、まだまだなところもある」。もがきながら、来季につながる投球を模索する。【奥田隼人】

ウエスタン・リーグ中日対阪神 先発した阪神藤浪(撮影・奥田隼人)

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ヤクルト村上ら若燕3人が4発「いい仕事」小川監督

4回表ヤクルト無死、左中間に本塁打を放った村上。左は土橋コーチ(撮影・栗木一考)

<広島4-6ヤクルト>◇16日◇マツダスタジアム

若手の1発攻勢で、最下位ヤクルトが3位広島に競り勝った。口火を切ったのは4年目の広岡。1点を先制された直後の2回に大瀬良の外寄り145キロ直球を右翼席に運んだ。前夜の2打席連発に続く、2戦連続の9号ソロ。手応え十分の逆方向へのアーチに「力のある投手。コンパクトに力負けしないように心掛けました」とうなずいた。

燕のゴジラも黙っていない。1点リードの4回に2年目村上が34号ソロ。フルカウントから「しっかりと自分のポイントで打つことが出来た」と甘く入ったカットボールを左中間席へたたき込んだ。2点差に追い上げられて迎えた8回は、外角低めの直球を左翼席へ。35号ソロで流れを渡さなかった。この一振りで53年中西(西鉄)が持つ高卒2年目以内最多の36本にあと1本に迫ったが「シーズンが終わってから振り返ることができたらいい」と足元だけを見つめた。

6回には、7月24日巨人戦以来のスタメンを任されたルーキー中山が5号2ランを放った。同4日以来、約2カ月半ぶりの手応えに「甘い球が来たら思い切って打とうと決めていた」と胸を張った。若燕3人で計4アーチの5得点を挙げ、大瀬良にヤクルト戦初めての土をつけた。今季残り7試合。球団の未来を担う男たちは、全力でアピールを続ける。

▽ヤクルト小川監督(4本塁打に)「若い選手がいい仕事をしてくれた」

2回表ヤクルト1死、広岡は右越えに同点ソロ本塁打を放つ(撮影・栗木一考)

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阪神近本マルチで長嶋氏へM3 盗塁数もトップタイ

巨人対阪神 7回表阪神2死、中前安打を放ちベンチに向かってポーズを決める近本(撮影・垰建太)

<巨人1-2阪神>◇16日◇東京ドーム

甲子園でのミスター超えに王手だ! 阪神近本光司外野手(24)が、マルチ安打でG倒に貢献した。今季150安打とし、セ・リーグ新人記録の1958年(昭33)長嶋茂雄にあと3本。

18日のヤクルト戦からは甲子園開催が5試合続き、聖地での快挙達成が濃厚になった。マルチ安打41回も98年坪井智哉超えの球団新人最多記録。さらに2盗塁でヤクルト山田哲に並ぶリーグトップの33盗塁を決めるなど、記録&タイトルラッシュにカウントダウンだ。

  ◇    ◇    ◇

近本 今日は一番いい仕事ができたかなと思います。

今季レギュラーシーズン最後の東京ドームは、近本も満足、ファンも満足。打って走って、背番号5が首位巨人を倒す意地の勝利を導いた。

同点の6回先頭で、先発桜井の直球をはじき返した。打球は左翼ではずみ、一気に二塁へ到達。高山の決勝押し出し四球を呼ぶ、最高のチャンスメークを果たした。7回には田口から中前打。マルチ安打は今季41回目で、98年坪井智哉の球団新人記録を塗り替えた。

近本 ヒットが出たら気持ち的に楽な部分がある。ヒットの数というよりは、自分の気持ちが楽になるようにと毎日思っています。

積み上げた安打は150本。長嶋茂雄が持つセ・リーグ新人安打記録まであと3本に迫った。18日のヤクルト戦からは5試合連続甲子園でゲームがある。聖地でのミスター超えがぐっと近づいた。

もうひとつの頂点も見えた。初回1死から四球出塁すると、4番マルテへの3球目に二盗を決めた。二塁打で出塁した6回も、果敢に走って三盗に成功。今季33盗塁とし、ヤクルト山田哲に並んでリーグトップに立った。01年赤星憲広以来の新人盗塁王もいよいよ現実的だ。試合もその2盗塁が得点にからんだ。矢野監督も「1個先の塁に行くだけじゃない部分で、プレッシャーもバッテリーに与えた結果だと思う。本当に近本の足は大きいですね」と勝利の立役者をたたえた。

前夜の反省を糧にした。15日の巨人戦は何度も盗塁を仕掛けたが、スタートを切れなかった。打者や相手投手との間合いを測りつつ、あと少し勇気が足りなかった。だがすぐ前向きに切り替えられるのも強みだ。

近本 昨日走れなかったので、アウトとか試合の展開を意識するよりは、しっかり走ることで投手にも捕手にも影響を与えられるなと思った。とりあえずスタートを切ろうという感じで、スタートを切りました。

巨人との接戦を制し、3位広島とのゲーム差も3・5差に縮めた。さあ快挙の瞬間は甲子園で。セ界最高新人誕生へ、いよいよカウントダウンだ。【磯綾乃】

▽阪神清水ヘッドコーチ(近本について)「よくがんばってくれている。(長嶋さんを)超えてほしい。三盗も大きかった」

▽阪神筒井外野守備走塁コーチ(近本の盗塁に)「今日なんかは最高じゃないですか。本人も納得しているし、満足していると思いますよ。いい時の状態を持続出来ているので、このまま盗塁王を取れるように頑張らせたいと思います」

▼阪神近本が2安打で今季通算150安打とし、17年京田陽太(中日)の149安打を抜いてプロ野球新人シーズン安打数の単独5位に浮上した。最終的に158安打となるペースで、56年長嶋茂雄(巨人)のセ記録153安打の更新も濃厚だ。また、近本のマルチ安打回数は41回となり、新人のマルチ安打回数で98年坪井智哉の球団記録40回を更新し、プロ野球単独9位につけた。

▼近本は2盗塁も記録。今季33個目で山田哲人(ヤクルト)と並びリーグトップに躍り出た。残り8試合で、01年赤星憲広(阪神=39個)以来の新人盗塁王をつかめるか。なお、プロ野球の新人最多盗塁は97年小坂誠(ロッテ)の56個。

巨人対阪神 7回表阪神2死、近本は中前打を放つ(撮影・浅見桂子)
巨人対阪神 6回表阪神1死二塁、三盗に成功する近本。三塁手は岡本(撮影・上田博志)

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プロ野球

楽天初30発コンビ誕生!浅村がブラッシュに続いた

オリックス対楽天 9回表楽天2死一、二塁、浅村は3点本塁打を放つ(撮影・渦原淳)

<オリックス2-8楽天>◇16日◇京セラドーム大阪

イーグルス史上初の30発コンビが誕生した。

楽天浅村栄斗内野手(28)がオリックス戦の9回に30号3ランを放った。32本をマークしている4番ブラッシュに続き、自身2年連続となる大台をクリア。試合を決定付ける1発を含む3安打4打点をマークし、3連敗ストップに貢献した。

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浅村らしく、バックスクリーン右へ豪快な放物線を描いた。「たまたま、いい反応ができました」。オリックスの左腕、山崎福に対し、差し込まれたと錯覚するようなスイングで逆方向に十分な飛距離を出した。

楽天の日本人打者としては、山崎(07年43本、09年39本)以来2人目となる大台30本に乗せた。「ホームランの数はそんなに意識していなかったけど、去年も30本は打っている。FAで来て(昨季に近い数字は)そこ(本塁打)だけですけどね」とプライドものぞかせ、打率2割6分1厘、84打点の数字にもどかしさを隠さない。

昨季まで70個に届いたシーズンがなかった四球が既に87個。後ろに本塁打王の山川が控えるなど、超強力打線の西武時代に比べれば、マークが集中して際どい攻めが増えるのは必然とも言える。それでも「そこ(周りの打者)を比べようとは思わない」。全てを受け止め、1人の打者として高みを目指す覚悟を示す。

8月は打率2割1分6厘と不振にあえいだ。9月も試合前の時点で打率1割7分5厘と苦しんできたが、この日の4打点で今月はブラッシュと並んでチームトップの8打点となった。「いい打席もあれば、悪い打席もある。自分が打つとか(結果)じゃなく、チームが勝てればいい。何とかしたいとみんなが思っている中で、今日は岸さんに勝ちがついて良かった」。大黒柱に3カ月ぶりの白星をプレゼントし、3位ロッテとの1ゲーム差を保った。残り8試合、昨季打点王の意地を見せる。【亀山泰宏】

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先発の頭数十分…阪神藤浪の1軍未勝利可能性高く

ウエスタン・リーグ中日対阪神 先発した阪神藤浪(撮影・奥田隼人)

<ウエスタン・リーグ:中日4-9阪神>◇16日◇ナゴヤ

阪神藤浪晋太郎投手(25)が、プロ初の1軍未勝利でシーズンを終える可能性が高まった。

ウエスタン・リーグ中日戦(ナゴヤ球場)で8月初旬の降格後、5度目の先発。右打者に抜ける死球を恐れてか、左8人を並べた打線に6回90球で8安打3失点、6奪三振だった。からくもCS争いに残る1軍は残り8試合しかない崖っぷちが続き、藤浪は次回も2軍戦での登板が濃厚。もがく日々が続く。

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降板後の藤浪は淡々としていた。「良くも悪くもという感じです」。至って冷静に振り返った。求める投球が道半ばなことは、背番号19が一番わかっていた。

平田2軍監督が「久しぶりに角度もあってスピードもあって良かった」と評したように、内容は安定していた。初回、大阪桐蔭の後輩、3番根尾への初球に、この日最速の154キロを記録。2回、4回に失策や不運な当たりの安打から適時打を許したが、3失点(自責2)にまとめた。単調になって乱れた前回8日の広島戦(安芸)の反省を生かし、試合中に左足の上げ方などフォームを修正。「うまくできたと思う」と手応えもつかんだ。要所で決まったフォークには「今日は1つ、有効に使えたのは良かった点」と振り返った。

ただ、手放しで喜べないのも現状だ。この日の中日打線は捕手の桂以外、1番から8人の左打者を並べた。本来二塁の溝脇が一塁で今季初先発するなど、右打者に抜けて死球になることが多い藤浪対策は徹底していた。5回には亀沢の右足に死球を当て、登板4試合連続の死球を記録。大きな抜け球はなかったが、引っかけて暴投となる場面もあった。2軍降格後、5戦目で初の無四球だったが、中日打線の早打ちも目立った。右打者とも、3打席しか対戦できなかった。

ウエスタン・リーグは残り9試合。藤浪の次戦について平田2軍監督は「あと1試合くらいになると思うけど、これを続けないといけないね」と次回の2軍戦登板を示唆した。懸命に逆転CSを目指す1軍は残り8試合。藤浪を登板させる余裕はないが、30日の今季最終戦に向けて日程にも余裕があり、先発陣の頭数は足りている。藤浪の今季1軍登板は、勝ち負けが付かなかった8月1日中日戦(甲子園)のみ。プロ7年目で初めて、1軍未勝利に終わる可能性が高まった。

日々、試行錯誤の背番号19は言った。「感覚的には良い感じであるところもあるし、まだまだなところもある」。もがきながら、来季につながる投球を模索する。【奥田隼人】

ウエスタン・リーグ中日対阪神 先発した阪神藤浪(撮影・奥田隼人)

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ヤクルト村上ら若燕3人が4発「いい仕事」小川監督

4回表ヤクルト無死、左中間に本塁打を放った村上。左は土橋コーチ(撮影・栗木一考)

<広島4-6ヤクルト>◇16日◇マツダスタジアム

若手の1発攻勢で、最下位ヤクルトが3位広島に競り勝った。口火を切ったのは4年目の広岡。1点を先制された直後の2回に大瀬良の外寄り145キロ直球を右翼席に運んだ。前夜の2打席連発に続く、2戦連続の9号ソロ。手応え十分の逆方向へのアーチに「力のある投手。コンパクトに力負けしないように心掛けました」とうなずいた。

燕のゴジラも黙っていない。1点リードの4回に2年目村上が34号ソロ。フルカウントから「しっかりと自分のポイントで打つことが出来た」と甘く入ったカットボールを左中間席へたたき込んだ。2点差に追い上げられて迎えた8回は、外角低めの直球を左翼席へ。35号ソロで流れを渡さなかった。この一振りで53年中西(西鉄)が持つ高卒2年目以内最多の36本にあと1本に迫ったが「シーズンが終わってから振り返ることができたらいい」と足元だけを見つめた。

6回には、7月24日巨人戦以来のスタメンを任されたルーキー中山が5号2ランを放った。同4日以来、約2カ月半ぶりの手応えに「甘い球が来たら思い切って打とうと決めていた」と胸を張った。若燕3人で計4アーチの5得点を挙げ、大瀬良にヤクルト戦初めての土をつけた。今季残り7試合。球団の未来を担う男たちは、全力でアピールを続ける。

▽ヤクルト小川監督(4本塁打に)「若い選手がいい仕事をしてくれた」

2回表ヤクルト1死、広岡は右越えに同点ソロ本塁打を放つ(撮影・栗木一考)

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MLB

ブルワーズ、ブラウンが7度目満塁弾で逆転勝利

9回、逆転満塁本塁打を放ったブルワーズ・ブラウン(AP)

<カージナルス6-7ブルワーズ>◇15日(日本時間16日)◇ブッシュスタジアム

ブルワーズのライアン・ブラウン左翼手が、3-4のビハインドで迎えた9回にキャリア7度目となるグランドスラムを放ち、チームの逆転勝利に貢献した。

ブラウンは「昔ほど良くはないが、重要な場面ではまだやれる」とコメント。クレイグ・カウンセル監督は、「間違いなく素晴らしかった」とたたえた。

オールスター6回選出のブラウンは、9月はこの試合前まで打率1割3分3厘と振るわなかったが、12日のマーリンズ戦でも1-1の均衡を破る2ランを放っていた。同選手は「自分を信じている。このような瞬間に何度も成功を収めてきた」と話した。

ブルワーズでは8回途中に5番手で登板したマット・アルバース投手が2/3回を無安打無失点で抑えて今季7勝目(5敗)を挙げ、続く9回に登板した守護神ジョシュ・ヘイダー投手が33セーブ目をマークした。(AP)

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カブス・リゾ守備で右足首ひねり交代、骨折は免れる

<カブス16−6パイレーツ>◇15日(日本時間16日)◇リグリーフィールド

カブスのアンソニー・リゾ一塁手が3回に右足首をひねって負傷交代となった。球団側はレントゲン検査では骨折が認められなかったと発表。ケガの程度を見極めるため、同選手は16日にMRI検査を受ける予定だという。MLB公式サイトが伝えた。

リゾは3回、トレバー・ウィリアムズ投手のバントを処理しようとした際に、右足首をひねった。なんとか一塁へ送球はしたものの、その後フィールドに倒れ込むと足首を抱えて悶(もん)絶。チームメートのジェーソン・ヘイワード中堅手とメディカルスタッフの肩を借りて、ベンチに戻った。

ナ・リーグ中地区首位のカージナルスを2ゲーム差で追っているカブスは、第2ワイルドカード争いでブルワーズに1ゲーム差をつけている状況。すでにハビエル・バエス内野手とクレイグ・キンブレル投手をケガで失っており、リゾの離脱はチームにさらなる打撃を与えることになる。

ジョー・マドン監督は「様子を見ることになる。そう長い離脱にはならない可能性もある。前向きでいようと思う」とコメント。クリス・ブライアント三塁手は「アンソニーは元気だったし、早期復帰を望んでいる。今後も彼は僕らにとって必要だ。ただ、どのくらいかかるのか分からない」と話した。(AP)

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ヤンキース、モンゴメリーとベタンセスが今季初登板

<ブルージェイズ6-4ヤンキース>◇15日(日本時間16日)◇ロジャーズセンター

故障で戦列を離れていたヤンキースの左腕モンゴメリーと右腕ベタンセスが今季初登板を果たした。

左肘の靱帯(じんたい)再建手術を受けたモンゴメリーは本来先発だが、2回から2番手で登板し、2回を3失点。右肩を痛めていたベタンセスは3番手で投げ、打者2人をともに三振とした。頂点を目指す中で投手陣の層が厚くなり、ブーン監督は「復帰まで長い道だった。2人とも1歩前進できた」とうなずいた。(共同)

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高校野球

由利8強入り 途中出場の工藤V打「初球を強振」

大曲農対由利 8回裏由利1死二、三塁、逆転2点適時打を放った工藤輝(右)

<高校野球秋季秋田大会:由利3-1大曲農>◇16日◇2回戦◇こまちスタジアム

由利が逆転勝利で8強入りした。6回まで毎回得点圏に走者を進めたが、あと1本が出ず。それでも守備固めで入った工藤大輝外野手(1年)が8回に決勝2点打を放った。

「打撃にはそこまで自信がなく、他の選手が打って自分が打てない焦りもあった。つないでくれたので初球を強振しようと思った」。投げてはエース佐藤逸樹(2年)が1失点(自責0)完投した。

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秋田逆転8強、延長15回タイブレークで佐藤が好守

秋田対湯沢翔北 15回裏湯沢翔北無死一、二塁、二直を好捕し秋田を救った佐藤頼(撮影・山田愛斗)

<高校野球秋季秋田大会:秋田8-6湯沢翔北>◇16日◇2回戦◇こまちスタジアム

昨秋4強の秋田が湯沢翔北と延長15回タイブレークの死闘を8-6で制し、逆転で8強入りした。一打同点の走者を置いた最終回の守りでは、佐藤頼(らい)内野手(1年)が二直を好捕。二塁送球で飛び出した走者を刺し、値千金の併殺を完成させた。また右翼から回って2番手で救援したエース左腕・高橋真央(2年)が、10回1/3を3失点(自責1)に抑える力投でリズムをつくった。

   ◇   ◇

秋田にビッグプレーが飛び出した。地区大会直前の練習で左足甲を疲労骨折し、この試合から復帰した佐藤頼が勝利をたぐり寄せた。相手の本塁悪送球で2点を勝ち越した直後の15回裏無死一、二塁。外野前に落ちるかという打球をダイビングキャッチ。すぐさま二塁に送球し、2つ目のアウトも奪った。そして最後の打者が中飛に倒れゲームセット。「捕れると思ってグラブを出していない。入ってくれという気持ちだった。着地したときに折れた部分に痛みがあったが、自分のプレーが勝利につながってうれしい」。お互いに1歩も譲らず3-3のまま、14回に3点ずつ加点して15回に突入する熱戦だった。

佐藤頼は新チーム後、通常練習と自主練習でとことん走り込んだ。「バッティングが得意ではないので、足と守備で貢献したい」という気持ちでハードトレーニングをこなした。しかし、足にダメージが蓄積し疲労骨折。医師からは全治1カ月を告げられた。県大会準決勝、決勝での復帰が現実的だったが、リハビリ、超音波、睡眠、食事、ストレッチと早期回復へできることは何でもやった。先週半ばごろから5割の力で走れるようになり、試合2日前には痛みもなくなった。「これ以上はチームに迷惑をかけたくない」とこの日朝、伊東裕監督(38)に出場志願し、けがから3週間で県大会の舞台に立った。

8回に追いついてからの逆転勝ちに伊東監督は「3点ビハインドで5回を終えて、1、2点でも返しておきたかった。タイブレークは選手みんなが落ち着いていた。(先攻で)送るか強攻策にするか頭を悩ませた」と振り返った。死闘の幕切れにふさわしい劇的勝利で、昨秋の4強超えへ好発進した。【山田愛斗】

秋田対湯沢翔北 8強入りして応援席にあいさつする秋田ナイン(撮影・山田愛斗)
秋田対湯沢翔北 15回表秋田1死二、三塁、悪送球の間に生還する高橋(右)と大塚(撮影・山田愛斗)

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鵡川延長で駒苫撃破 天国の元監督に全道切符届けた

鵡川対駒大苫小牧 3年ぶりの秋全道大会進出を決め校歌を歌う鵡川の選手たち(撮影・永野高輔)

<高校野球秋季北海道大会:鵡川2-1駒大苫小牧>◇16日◇室蘭地区Aブロック代表決定戦◇とましんスタジアム

室蘭地区は、鵡川が今夏まで8季連続道大会出場の駒大苫小牧に延長10回の末2-1で競り勝ち、3年ぶり8度目の秋全道大会進出を決めた。

8月19日に亡くなった佐藤茂富元監督(享年79)のもと02年センバツに初出場した際も、前年01年秋の地区代表決定戦で駒大苫小牧に延長10回、2-1で勝利。18年前の熱闘を再現し、同校強化に尽力した天国の元監督に全道切符を届けた。

   ◇   ◇   ◇

ぎりぎりの戦いを制し、鵡川が3年ぶりの秋全道切符を勝ち取った。延長10回1死三塁、石塚康平三塁手の中犠飛で阿部柊希主将が決勝の生還。難敵、駒大苫小牧から適時打ゼロで2点を奪うと、公式戦初先発のエース右腕、稲葉美徳(すべて2年)が10回7安打1失点で初完投。稲葉は「勝つことより、やるべきことをやるということを全員で意識した。最後まで集中して戦えた」と振り返った。

鬼海将一監督(35)がエースだった01年秋の室蘭地区代表決定戦も、同監督が延長10回完投し2-1で駒大苫小牧に勝ち、勢いに乗り全道8強。翌02年に21世紀枠でのセンバツ切符をつかんだ。当時の対戦を思い出した鬼海監督は前日夜、寮でその映像を阿部主将と佐々木隼斗捕手(2年)に見せた。阿部は「甲子園帰りの相手にも堂々としていた。落ち着いてやれば僕らもできるという気持ちになれた」と、勝利のイメージをふくらませていた。

天国の名将に、全道切符を届けた。02年を含め同校を3度甲子園に導いた佐藤氏が、8月19日に死去。エース稲葉は小学生のとき、OBで5歳上の兄仁慶さん(22)に会うため両親と選手寮を訪ね、同氏にお菓子をもらったことを覚えている。今大会前には、部員全員で当時の指導映像を見ており「すごい監督がいたチームに僕らはいる。みんなでまた甲子園に出て、強い鵡川にしたい」と誓った。

教え子の鬼海監督にとっても感慨深い1勝だ。監督就任後初の道大会となった今夏の南北海道大会は初戦敗退。「全道でも恥ずかしくない試合をしないと。常に全力疾走で」。さらに勝ち上がり、次は甲子園で躍動する姿を、恩師に届ける。【永野高輔】

鵡川対駒大苫小牧 最後の打者を空振り三振に仕留め、雄たけびを上げる鵡川エース稲葉(撮影・永野高輔)

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大学・アマ野球

プロ注目天理大・石原が負傷交代か 阪神など視察

天理大・石原貴規捕手(撮影・柏原誠)

<阪神大学野球:天理大-関西国際大>◇第3節2回戦◇16日◇南港中央

ドラフト候補の天理大・石原貴規捕手が途中交代した。4点を失った4回の守りで負傷があったもようで、次の回に代打を出された。

今春のリーグ首位打者で正確な送球に強打を誇る捕手は、「悪い流れのままいってしまった」と失点を反省。プロ志望届は提出済みでこの日も阪神など3球団が視察した。

「送球を含め、守備で引っ張ることが自分の持ち味」とアピールを続ける。

痛がる天理大・石原貴規捕手(撮影・柏原誠)

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甲南大が初の勝ち点、天理大は初黒星 阪神大学野球

<阪神大学野球>◇第3節2回戦◇16日◇南港中央

甲南大が関西外大に連勝し、初の勝ち点を挙げた。初先発の大前輝明投手(1年=丸亀城西)が4安打完封。終盤に打線が援護した。

関西国際大は天理大に勝ち1勝1敗。左腕守屋泰輔(4年=玉島商)が抜群の制球力で3安打完封しした。打線は4回に相手ミスに乗じて4点を奪った。天理大は今季4戦目で初黒星。

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早大38年ぶり完封連敗「策練らないと」小宮山監督

早大対法大 8回表早大1死二、三塁、三振に倒れガックリする加藤(左)(撮影・大野祥一)

<東京6大学野球:法大2-0早大>◇第1週第2日◇15日◇神宮

早大は散発5安打で1点も取れなかった。シーズン初カードで2試合連続完封負けは、81年春「赤門旋風」の東大にやられて以来の屈辱だ。

初回1死満塁では檜村が二ゴロ併殺。54歳の誕生日を飾れなかった小宮山悟監督は「(好機を)ものにできない。選手がどれだけ優位な気持ちで立てるか」と心理面を指摘。1週空いて、今春Vの明大に挑む。「次、やられたら終わってしまう。策を練らないと」と立て直しを誓った。

▽早大・加藤雅樹主将(2試合連続完封負けに)「チームのためにと思いすぎると、重くなってしまう。開き直ってやれるか。いかに実戦で打てるかだけ考えて、練習していきたい」

早大対法大 2回裏法大2死一塁、三振に仕留め、小藤(右)とグラブタッチする徳山(撮影・大野祥一)

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