日刊スポーツ

中日根尾が初失策 阪神2連戦8の0で攻守に試練

中日根尾(2019年3月20日撮影)

中日ドラフト1位根尾昂内野手(18=大阪桐蔭)が、ウエスタン・リーグで初失策を犯した。阪神戦(鳴尾浜)に「1番遊撃」で出場。5回無死一、二塁で藤谷のゴロをさばくも、三塁へ悪送球。さらに小幡の打球をはじき、2失策を記録した。

打っては見逃し三振を含む3打数無安打。阪神2連戦は8打数無安打で攻守で試練のカードになったが「課題を1つずつ、つぶしていきます」と前を向いた。23日からファーム交流戦・巨人戦(ジャイアンツ)に出場する予定だ。

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「評価がすごく難しい」/矢野監督

投手交代を告げベンチに引き揚げる矢野監督(撮影・上田博志)

<オープン戦:ロッテ3-0阪神>◇21日◇ZOZOマリン

先発の馬場が4回2失点。試合後、矢野燿大監督は悩ましげな表情を浮かべた。「今の今で、今日で決められる感じじゃない。ちょっと考えたり、相談したりする感じになると思う」。

その他の一問一答は以下の通り。

-先発馬場について

悪いわけでもない…。風があって、なかなか経験していないと難しいんだろうというところもある。ただ追い込んでから打たれるとか、ちょっと打ち取るのも意図通りという感じのアウトはちょっと少なかったかなという部分で言うとちょっと評価がすごく難しい。

-2番手の浜地はいいアピールになった

そうやね。浜地らしいというかね、前回も球もそんなに悪くない。いい球だったと思っていた。今日の真っすぐなんか本当に浜地らしい、すごいいい球が多かった。短いイニングで思い切りいけたのもあるかもしれない。評価は難しい。

-20日ヤクルト戦のアーチ攻勢から一転して打線は沈黙した

なあ。でも、チャンスもあったし(点を)取れるところもあった。祝日でたくさんの人が来てくれているのにゼロじゃやっぱり寂しい。いい投手の石川やから点を取れませんでした、風が強かったから点が取れませんでした、ではね。俺らプロとしてやっていくべきことはあると思う。

-21日から開幕前最終カードのオリックス3連戦

投手も打席に立つ形でやっていこうと思う。本番に近い形でやっていく。

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巨人阿部が23日にも1軍実戦復帰、開幕1軍へ視界

巨人阿部(2019年3月3日撮影)

左ふくらはぎの張りで再調整中の巨人阿部慎之助捕手(40)が、早ければ23日からのロッテとのオープン戦2連戦(東京ドーム)で実戦復帰することが分かった。21日、川崎市のジャイアンツ球場で練習。屋外でのフリー打撃を再開し、57スイングで2本の柵越えを放った。「打つ方は大丈夫」と順調な回復をアピール。23日に1軍合流する予定で、当初は厳しい状況とみられた開幕1軍を視界にとらえた。

驚異的な回復力を示した。8日のオリックスとのオープン戦(京セラドーム大阪)の試合前練習で異変を感じ、数日間は1軍同行で回復を待ったが、13日からファームで再調整。19日から本格的なリハビリを開始したが、患部の状態も良好で一気に練習メニューの強度が上がった。

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イチロー育てた新井宏昌コーチ「信じられません」

オリックス春季キャンプ イチロー(左)は新井宏昌打撃コーチと話す(2006年2月12日撮影)

<アスレチックス4-5マリナーズ>◇21日◇東京ドーム

マリナーズのイチロー外野手(45)が21日、現役を引退するとマリナーズが発表した。公式ツイッターでイチローは「野球を始めた地でキャリアを終えられた。誇りに思う」などと心境を記した。

   ◇   ◇   ◇

マリナーズ・イチローの一報に、ソフトバンク新井宏昌2軍打撃コーチ(66)は声を失った。「50歳まで現役を続けると言い、彼ならそれをやりとげると思っていました。自分から(第一線を退くと)発信することは信じられません」。イチローを深く理解する身近な存在でも、その決断に戸惑いを隠せなかった。

新井コーチはオリックスのコーチ時代から、故仰木彬監督とともにイチローを見守り続けてきた。オリックスを離れたあとも、オフになればイチローの帰国を待ち、神戸市内での自主トレに足を運んだ。孤高のスーパースターが心情を隠すことなく、助言を求めることができる数少ない野球人だった。

このオフも、46歳を迎えるシーズンに向かうイチローの準備を見てきた。「辞める辞めないなどの話は普段からしませんが、言動や練習の動きを見ていてもそういう感じは全くなかった」と明かす。テレビ画面を通して来日後の実戦を見る中で、安打を打てずに戸惑うイチローを見るうち、自身の体を感覚通りに自在に操るイチローならではの才能がうまく機能していないのでは、という思いは抱いた。「そういう自分を彼なら許せないかな、とも思った。それでも、自ら第一線を退くという決断は信じられない思いです」。何度もそう繰り返した。【堀まどか】

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侍稲葉監督「イチ君らしくイチ君の人生歩んで」

侍ジャパン稲葉監督(2019年3月9日撮影)

<アスレチックス4-5マリナーズ>◇21日◇東京ドーム

マリナーズのイチロー外野手(45)が21日、現役を引退するとマリナーズが発表した。公式ツイッターでイチローは「野球を始めた地でキャリアを終えられた。誇りに思う」などと心境を記した。

◆侍ジャパン稲葉篤紀監督 まずは現役生活、本当にお疲れさまでした。今回の決断には正直驚いていますが、イチ君のことなのでさまざまなことをさまざまな角度から考え、私たちには想像もつかないほどの思いと戦い、今回の決断に至ったことと思います。野球を愛し、野球に愛された男の今後に誰もが期待を抱いていると思いますが、この先もイチ君らしく、イチ君の人生を歩んでほしいと思います。

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オリックス田口コーチ「同期で入団し彼から刺激を」

オリックス田口壮野手総合兼打撃コーチ

<アスレチックス4-5マリナーズ>◇21日◇東京ドーム

マリナーズのイチロー外野手(45)が21日、現役を引退するとマリナーズが発表した。公式ツイッターでイチローは「野球を始めた地でキャリアを終えられた。誇りに思う」などと心境を記した。

◆オリックス田口壮野手総合兼打撃コーチ 1つの時代が終わったという感覚をこんなに強く感じたことは今までありません。28年にわたるお祭り(ショータイム)が終わり、虚無感でいっぱいです。思い返せば、1月に練習を見に行った時に、打ち方を変えた? という話になり「バットヘッドを94年の感じにしました」と。年間200安打を最初に打ったそのフォームから放たれる打球は神戸の球場のバックスクリーンやライトスタンド上段まで飛んでいました。あの時点で既に覚悟は決まっていたのかもしれないです。最後に東京ドームで日本のファンの方に大きなプレゼントを贈って終わると。最後の2日間は原点回帰したスーパースターをじっくり見させていただきました。同期で入団し、いろいろな形で彼から刺激をいただいたことに感謝です。もう見られないと思うと寂しいですが…ありがとう。お疲れさまでした。

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昨年同僚広島ローレンス、イチローは「特別な存在」

04年10月、イチローは三塁の頭上を破る今季257本目の安打を放ってジョージ・シスラーの持つ記録と並びファンの拍手にヘルメットをとって応える

<アスレチックス4-5マリナーズ>◇21日◇東京ドーム

マリナーズのイチロー外野手(45)が21日、現役を引退するとマリナーズが発表した。公式ツイッターでイチローは「野球を始めた地でキャリアを終えられた。誇りに思う」などと心境を記した。

◆広島ローレンス(昨年マリナーズで同僚。引退判明前にコメント)「私の席の真正面にイチローのロッカーがあった。選手としてプレーしないことが決まった後も、1日も欠かさず試合に向かうのと同じように練習し、準備していた。特別な存在。(開幕戦は)テレビで見ていたけど、チームメートとハグする姿を見て鳥肌が立たないやつは感情のないやつだ」

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松中信彦氏「日本人がやれることを背中で示した」

松中信彦氏(2018年12月22日撮影)

<アスレチックス4-5マリナーズ>◇21日◇東京ドーム

マリナーズのイチロー外野手(45)が21日、現役を引退するとマリナーズが発表した。公式ツイッターでイチローは「野球を始めた地でキャリアを終えられた。誇りに思う」などと心境を記した。

◆松中信彦氏(野球解説者)イチローとは同学年だが、常に尊敬していた。特に第1回WBCの2次Rアメリカ戦。並み居るメジャーリーガーを相手に、日本ベンチに不安が漂っていたが、イチローが先頭打者ホームランを打ってくれた。日本人がやれることを背中で示してくれた。それが大きな勇気を与え、結果的に優勝できたのだと思う。

僕が引退した時も気にかけてくれた。本当にありがとうと言いたい。

アスレチックス対マリナーズ 8回表マリナーズ2死二塁、イチローは内野ゴロを放ち、一塁へ全力疾走を見せる(撮影・林敏行)

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日本ハム緒方コーチ「イチローが残してくれた財産」

日本ハム緒方耕一コーチ

<アスレチックス4-5マリナーズ>◇21日◇東京ドーム

マリナーズのイチロー外野手(45)が21日、現役を引退するとマリナーズが発表した。公式ツイッターでイチローは「野球を始めた地でキャリアを終えられた。誇りに思う」などと心境を記した。

◆日本ハム緒方守備チーフ兼内野守備・走塁コーチ(09年WBCでコーチとしてともにプレー)「決勝の韓国戦で決めてくれたことはもちろんだが、イチローが日本球界に残してくれた財産がある。試合に向けた徹底した準備を見た若い選手たちが、各チームにその姿勢を持ち帰って主軸となり、この10年でアーリーワークなどを当たり前のように行うようになった。コーチが言わずとも選手が自主的に取り組む姿勢を授けてくれたことに、心から感謝したい」

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西武内海「僕のスーパースター」今もイチローに憧れ

イチロー(左)と内海哲也(2009年12月17日撮影)

<アスレチックス4-5マリナーズ>◇21日◇東京ドーム

マリナーズのイチロー外野手(45)が21日、現役を引退するとマリナーズが発表した。公式ツイッターでイチローは「野球を始めた地でキャリアを終えられた。誇りに思う」などと心境を記した。

◆西武内海哲也投手(第2回WBCで世界一を達成)「僕にとって、今でも憧れのスーパースター。子供のころ、最初に見た試合もオリックス戦ですし、(WBCで)お話できたことが本当にうれしかったです」

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日本ハム木田コーチ「幸せ」日米同じチームでプレー

日本ハム木田優夫投手コーチ

<アスレチックス4-5マリナーズ>◇21日◇東京ドーム

マリナーズのイチロー外野手(45)が21日、現役を引退するとマリナーズが発表した。公式ツイッターでイチローは「野球を始めた地でキャリアを終えられた。誇りに思う」などと心境を記した。

◆日本ハム木田投手チーフコーチ(オリックス、マリナーズで同僚)「長い間お疲れさまでした!日米で同じチームでプレー出来たことは幸せでしたが、その中でも、メジャーシーズン最多安打を記録した時に同じユニホームを着て、同じグラウンドにいられたことは最高の思い出です。今まで、たくさん楽しませてくれてありがとうございました!」

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巨人阿部、イチローに「とにかく『すごい』としか」

巨人阿部慎之助

<アスレチックス4-5マリナーズ>◇21日◇東京ドーム

マリナーズのイチロー外野手(45)が21日、現役を引退するとマリナーズが発表した。公式ツイッターでイチローは「野球を始めた地でキャリアを終えられた。誇りに思う」などと心境を記した。

◆巨人阿部(第2回WBCで世界一を達成)「一緒のチームでプレーさせてもらい、野球人として今まで感じたことのないくらいのすごみを体感しました。イチローさんのイメージはとにかく『すごい』としか言いようがないです」

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中西太氏がイチローねぎらう「仰木君も喜んでいる」

中西太氏(2018年8月18日撮影)

<アスレチックス4-5マリナーズ>◇21日◇東京ドーム

マリナーズのイチロー外野手(45)が21日、現役を引退するとマリナーズが発表した。公式ツイッターでイチローは「野球を始めた地でキャリアを終えられた。誇りに思う」などと心境を記した。

   ◇   ◇   ◇

オリックスでヘッドコーチとして指導した中西太氏(日刊スポーツ評論家) イチローにはありがとうと言いたい。感謝だ。イチローは我々とともに苦労しながら、阪神・淡路大震災にあった神戸に勇気を与え、日本全国を熱狂させた大選手でした。なにより野球界をもり立ててくれた。わたしは限界だとは思っていないが(引退は)本人が決めていたのだろう。よくやったよ。ごくろうさまだ。

草葉の陰で見守っていた(元オリックス監督で、イチローの名付け親の)仰木(彬)君も喜んでいる。まだ若いのだから、今後は指導者として再び貢献してくれることを望みます。

アスレチックス対マリナーズ 守備位置につきファンの声援に応えるマリナーズのイチロー(撮影・足立雅史)

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巨人中島「一生の宝物」イチローと達成した世界一

出塁したイチロー(左)は中島と言葉を交わす(2019年3月17日撮影)

<アスレチックス4-5マリナーズ>◇21日◇東京ドーム

マリナーズのイチロー外野手(45)が21日、現役を引退するとマリナーズが発表した。公式ツイッターでイチローは「野球を始めた地でキャリアを終えられた。誇りに思う」などと心境を記した。

◆巨人中島裕之内野手(第2回WBCで世界一を達成)「まだまだやられると思っていたので、信じられないです。一緒にプレーできたことは一生の宝物ですし、(プレシーズンゲーム)試合をさせてもらえて幸せでした」

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巨人片岡コーチ「永遠にプレーされると思っていた」

アスレチックス対マリナーズ 8回裏開始前に交代を告げられベンチに引き揚げたマリナーズ・イチロー(右端)はサービス監督と抱き合う(撮影・江口和貴)

<アスレチックス4-5マリナーズ>◇21日◇東京ドーム

マリナーズのイチロー外野手(45)が21日、現役を引退するとマリナーズが発表した。公式ツイッターでイチローは「野球を始めた地でキャリアを終えられた。誇りに思う」などと心境を記した。

◆巨人片岡治大ファーム内野守備走塁コーチ(第2回WBCで世界一を達成)「永遠に現役でプレーされると思っていたのでびっくりした。今でも一緒にプレーできたことが信じられない出来事。そういう存在の方」

アスレチックス対マリナーズ 8回裏開始前に交代を告げられベンチに引き揚げたマリナーズ・イチロー(右)にあいさつし涙を流す菊池(撮影・江口和貴)

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巨人坂本勇人「一生の財産」開幕前にイチローと対戦

17日、巨人対マリナーズ 試合前、巨人原監督(右)と坂本勇(手前)と談笑するマリナーズ(撮影・浅見桂子)

<アスレチックス4-5マリナーズ>◇21日◇東京ドーム

マリナーズのイチロー外野手(45)が21日、現役を引退するとマリナーズが発表した。公式ツイッターでイチローは「野球を始めた地でキャリアを終えられた。誇りに思う」などと心境を記した。

◆巨人坂本勇人(プレシーズンゲームで対戦し、試合前練習中に会話)「あのイチローさんとお話しできて、本当にうれしかった。同じグラウンドでプレーできたこととともに、一生の財産です」

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イチローと今も深い絆、ラブコール続けたオリックス

アスレチックス対マリナーズ 試合終了後、「イチロー」コールで待ちわびたファンの前で、場内一周するマリナーズのイチロー(撮影・林敏行)

<アスレチックス4-5マリナーズ>◇21日◇東京ドーム

マリナーズ・イチロー外野手の古巣オリックスは復帰のラブコールを定期的に送り続けてきた。

91年のドラフト4位で入団し、9年間プレー。01年にメジャーに挑戦してからも、毎年オフにはほっともっと神戸などの球団施設で自主トレを行うなど現在も関係は深い。

ヤンキース所属時の12年オフと14年オフのFA時、マーリンズからFAとなった17年オフと、節目で復帰の可能性を求めてアプローチをかけてきた。

プロ初安打を放ったオリックス・イチロー(1992年7月12日撮影)

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イチロー絶対見たくて…西武秋山はチケット自費購入

西武秋山(18年9月27日撮影)

<アスレチックス4-5マリナーズ>◇21日◇東京ドーム

マリナーズのイチロー外野手(45)が21日、現役を引退するとマリナーズが発表した。公式ツイッターでイチローは「野球を始めた地でキャリアを終えられた。誇りに思う」などと心境を記した。

西武秋山翔吾外野手が、マリナーズ・イチロー外野手を目に焼き付けた。

2試合とも自費でチケットを購入し、スタンドで観戦。イチローと面識はないが、どうしても見たかった。一線を退くことに「いちファンとして見てましたし、プロフェッショナルなところを参考にしてました」と寂しそうだった。

イチローの210本を上回るシーズン最多安打記録(216本)を持つが「試合数(イチローは130、自身は143)が違う。比較できない。次元が違います。ただ、210本に近づきたいと、目標になってました」と明かした。

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山口鉄也氏、イチローとWBCで共演「夢のよう」

第2回WBC第2ラウンド2回戦に登板した山口鉄也氏(2009年3月17日撮影)

<アスレチックス4-5マリナーズ>◇21日◇東京ドーム

マリナーズのイチロー外野手(45)が21日、現役を引退するとマリナーズが発表した。公式ツイッターでイチローは「野球を始めた地でキャリアを終えられた。誇りに思う」などと心境を記した。

元巨人山口鉄也氏(第2回WBCで世界一を達成)「50歳までやられると思っていたので驚きました。イチローさんと一緒にプレーできたことは夢のようでしたし、一生の思い出です」

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巨人上原「イチローさんの引退はとても寂しいなぁ」

巨人上原浩治

<アスレチックス4-5マリナーズ>◇21日◇東京ドーム

マリナーズのイチロー外野手(45)が21日、現役を引退するとマリナーズが発表した。公式ツイッターでイチローは「野球を始めた地でキャリアを終えられた。誇りに思う」などと心境を記した。

   ◇   ◇   ◇

巨人上原浩治投手 ただでさえ自分より年上の選手はほとんどいなくなっているし、イチローさんの引退はとても寂しいなぁ。初めての対戦は、ルーキーだった年のオールスター。インコースの真っすぐに首を振ってフォークを投げたら、バックスクリーンにホームランを打たれた。あの時、自分にインコースの真っすぐを投げる勇気があったらどうなっていたか。今でも後悔しています。メジャーでは13打数2安打で、2本のヒットは二塁打と三塁打だった。先日、マリナーズと巨人の試合があったし、そこで最後の対戦をしたかった。

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日本ハム上沢「これだ」志願6回に不安一掃の1球

DeNA対日本ハム 5回2/3を1失点とした日本ハム先発の上沢(撮影・黒川智章)

<オープン戦:DeNA2-2日本ハム>◇21日◇横浜

開幕投手を務める日本ハム上沢直之投手(25)が、最高の手応えをつかんで初の大役へ向かう。開幕前最後の調整登板としてDeNAとのオープン戦(横浜)に先発。ここまで直球の質、軌道に悩んできたが、志願で続投した6回に投げた直球に「これだ」と、求めていた感覚をよみがえらせた。不安を一掃して、開幕戦の29日オリックス戦(札幌ドーム)に臨む。

   ◇   ◇   ◇

上沢はホッとした。ようやく思い描いた真っすぐが、決まった。6回先頭の楠本へカウント3-1からの5球目。145キロの直球。「これだ。こうやって投げていたんだ」。マウンド上で忘れていた感覚が戻った。初回にソロ本塁打、3回に右前打を浴びていた楠本を、最後はフルカウントから146キロ直球で見逃し三振。「バッターの反応が明らかに変わった」と手応えは確信に変わった。

5回で降板する予定だった。「シーズンに入ったら、もっと長いイニングを投げたいので『6回も投げさせて下さい』と。本当に言ってよかった」。米アリゾナキャンプ中から真っすぐだけがイメージ通りにいかなかった。登板間は昨季の投球の映像を見返し、キャッチボールなどでも感覚を探したりと苦心してきた。

この日も序盤は、しっくり来なかった。中堅を守る西川からは、いい時との違いをアドバイスされていた。「体重移動の時に猫背になってしまうとか、いつも見ていてくれて教えてくれる」。指摘されたポイントをイニング間のキャッチボールで意識するなど、試行錯誤を繰り返し、徐々に感覚と体現がフィット。「自分の感覚とすり合ってきたら、抑えられるんだなと思った」と、続く中井も直球で空振り三振。不安は一掃された。

これで、29日の開幕戦へ堂々と向かうことができる。「最後は完全に体重がのったボールが投げられていた。こうやって腕を動かして、こうやって体重移動していたなぁと、試合中にハッとした感じだった。本当に良かった」。日本時間2月13日に米アリゾナで開幕投手を発表した栗山監督も「信頼しているから早い段階で言っている。大丈夫」。万全を整えた上沢が、自信を持って開幕投手の大役を全うする。【木下大輔】

▼日本ハム上沢が、主軸筒香から2三振を奪うなど、5回2/3を投げて9奪三振。昨季は25試合に登板し、チームトップの151奪三振。1試合(9イニング)を投げて何個三振を取るかを示す奪三振率「8・22」は楽天則本、岸、西武菊池に次いでリーグ4位だった。今季の実戦はこの日まで5試合17回2/3に登板し、奪った三振数は25。奪三振率は「11・84」と昨季を上回っている。

DeNA対日本ハム 3回裏、走者を出すも無失点に笑顔を見せる上沢(撮影・黒川智章)
DeNA対日本ハム 5回2/3を1失点とした日本ハム先発の上沢(撮影・黒川智章)

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楽天浅村が豪快に移籍後初本塁打、平石監督うなった

ソフトバンク対楽天 4回表楽天1死、浅村栄斗は右越えにソロ本塁打を放つ(撮影・栗木一考)

<オープン戦:ソフトバンク4-6楽天>◇21日◇ヤフオクドーム

楽天浅村栄斗内野手が移籍後初アーチを放った。4回にソフトバンク武田の146キロを右翼席へ豪快に運ぶ1号ソロ。

調整段階のオープン戦にあって「シーズンに向けて自分がやろうとしていることができているか。(ここまで打率1割台の)数字は全く気にしていない」としつつ「あっち(逆方向)にもいい打球がいくことがバロメーター」とうなずいた。平石監督も「三塁ベンチから右打者の右方向への打球で打った瞬間(本塁打と分かる)。久しぶりにあんな打球を見た」とご満悦だった。

4回表楽天1死、浅村は右越えに本塁打を放ち島内とハイタッチ(撮影・梅根麻紀)

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日本ハム王3安打で状態↑ コーチに助言求め成果

DeNA対日本ハム 5回表、右越え本塁打を放った王柏融はナインに出迎えられる(撮影・黒川智章)

<オープン戦:DeNA2-2日本ハム>◇21日◇横浜

日本ハム王柏融(ワン・ボーロン)外野手(25=台湾・ラミゴ)がオープン戦1号を放った。

DeNA戦(横浜)の5回。すでに2安打を放っていた台湾の大王は「前の打席と同じように積極的に行こうと思って打席に入った」。1ボールからの2球目。甘く入ってきた今永のスライダーを完璧にとらえ、打球は右中間スタンド中段へ到達した。対外試合では初の1発に「感触は良かった」。3打数3安打1打点と打ちまくった。

開幕へ向けて、状態が上がってきた。下半身の張りのため、7日から15日までは実戦から離れた。16日ロッテ戦で復帰後も指名打者での出場が続いていたが、この日は左翼守備にも就いた。「守りに行くことでリズムができる」。台湾ラミゴ時代は指名打者で出場した時は、打撃成績が良くなかったという。栗山監督も「守るとリズムが違うんだろうね」と違いを実感した。

試合前練習では、金子打撃チーフ兼作戦コーチや城石打撃コーチに積極的にアドバイスを求めた。下降気味だった状態を上げるために、必死に考えながら取り組んできた成果も出た。開幕へ向けて「今日みたいな結果が続けられれば最高ですね」と笑顔も戻った。「本当に楽しみです」と新天地でのシーズン開幕を心待ちにしている。【木下大輔】

DeNA対日本ハム 5回表日本ハム無死、右越え本塁打を放とポーズをとる王柏融(撮影・黒川智章)

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サファテ最速149キロ、開幕1軍入りへ可能性残す

ソフトバンク対楽天 9回に登板したサファテ(右)は3人で終わらせ甲斐を握手を交わす(撮影・梅根麻紀)

<オープン戦:ソフトバンク4-6楽天>◇21日◇ヤフオクドーム

ソフトバンクのデニス・サファテ投手(37)が開幕1軍入りの可能性を残した。

楽天戦の9回に登板し、最速149キロを計測。打者3人で抑えた。先頭オコエから見逃し三振を奪い、小郷、渡辺直も直球で押し込んだ。昨年4月に股関節手術を受け、復活を目指す右腕が今季3戦目の登板で初めて完璧に抑えた。

サファテは「今日は感じとしては良かった。下半身も使えはじめている。結果は関係ない。自分のボールを投げられることが大事」。前回登板した17日ヤクルト戦(神宮)では球速が130キロ台まで落ち込み「中学以来」と弱気になった。復活の兆しを見せ、「今日は自分の中でも、大きな一歩になった。正しい方向に進んでいる」と前向きな姿勢を取り戻した。

工藤監督も「気持ちの吹っ切りというか、彼なりに気合を入れて、ボールも自分の感覚に近いものがあったと思う。気持ちが入っていて、ボールの回転も良かった」と評価。首脳陣はこの日の試合後にサファテの処遇を含め、外国人枠の使い方を決める方針だった。だが前回から大きく改善した投球内容に結論を保留した。

22日に体の状態などを確認し、問題がなければオープン戦最終戦の24日広島戦(マツダスタジアム)の登板。そこで判断することになりそうだ。サファテは「次の試合ももちろん投げますし、必要ならもう何試合か投げるかもしれない」。内容が悪ければ開幕2軍も覚悟して“追試”に向かう。【山本大地】

ソフトバンク対楽天 9回に登板したソフトバンク・サファテ(撮影・梅根麻紀)

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楽天4位弓削が猛省「バタバタした」初回乱調2被弾

ソフトバンク対楽天 1回裏ソフトバンク無死一塁、今宮健太に先制2点本塁打を浴びる弓削隼人(撮影・栗木一考)

<オープン戦:ソフトバンク4-6楽天>◇21日◇ヤフオクドーム

楽天ドラフト4位の弓削隼人投手(24=SUBARU)は4回途中6安打4失点でマウンドを降り、開幕ローテ当確とはならなかった。

「気持ちばかり前のめりになった」という初回に崩れた。先頭打者を四球で歩かせ、続く今宮に被弾。1死一塁からデスパイネにもこのイニング2本目となる2ランを浴び、いきなり4点を失った。2回以降は持ち味の打たせて取る投球でしのいだだけに「気持ちを落ち着かせなければいけなかった。バタバタして、おかしくなってしまった」と猛省した。

平石監督は「(シーズンなら)あの時点で勝負が決まっている」とシビアに指摘した上で「これで(チャンスが)なくなったわけじゃない。(先発)候補の1人として、最後のところで(入ってくる可能性も)なくはない。先発させるのか、ロング(救援)でいくのかなども含めて考えたい」と話した。

ソフトバンク対楽天 1回裏ソフトバンク1死一塁、アルフレド・デスパイネ・ロドリゲスに2点本塁打を浴びた弓削隼人(撮影・梅根麻紀)
ソフトバンク対楽天 楽天先発・弓削隼人(撮影・梅根麻紀)

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オリックス松葉5回途中に負傷降板 打球が左脛直撃

中日対オリックス 5回裏中日1死一、二塁、ビシエドの打球が当たりうずくまる松葉(撮影・前岡正明)

オリックス松葉貴大投手が負傷により5回途中で降板した。

中日戦に先発。5回1死一、二塁からビシエドがとらえた打球が左脛に直撃。直後マウンド上でうずくまるも、治療のため自ら歩いてベンチに下がり、その後交代となった。西村監督は「心配ですね。チームとして必要になる投手。足の状態がどうかを確認しないといけない」と説明。大事には至っていない模様で、病院には行かずにアイシング等で様子をみる。この日は4回1/3を投げビシエド、堂上に1発を浴びるなど、7安打3失点だった。

中日対オリックス 5回裏中日1死一、二塁、ビシエドの打球が当たった松葉(右)は高山コーチとベンチに戻りそのまま交代(撮影・前岡正明)

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矢野監督「ちょっと考えたい」ローテ1枠決まらず

ロッテ対阪神 投手交代を告げる矢野監督(撮影・上田博志)

<オープン戦:ロッテ3-0阪神>◇21日◇ZOZOマリン

阪神の「第6の男」は決まらなかった。

試合後の矢野燿大監督(50)は悩ましげな表情を浮かべた。「今の今で、今日で決められる感じじゃない。ちょっと考えたり、相談したりする感じになると思う」。先発ローテは「3・29」の開幕ヤクルト戦から順番にメッセンジャー、岩貞、西、ガルシア、青柳までが確定。ラスト1枠を巡ってロッテ戦が決戦の舞台とみられたが、結論は持ち越された。

風が吹き荒れるマリンで激しく火花が散った。先発馬場は4回3安打2失点。初回に角中の左犠飛、レアードの左前適時打で2点を失った。ただ、2回以降は立ち直りゼロ行進。「ゆったりと止まるくらいのイメージで、投げ急がずにいきました」と修正能力を見せた。2番手浜地も「アバウトでも強い球をという意識で投げた」と、直球で押し込み2回無安打無失点。1歩も引かずのアピール合戦だ。

20日のウエスタン・リーグ中日戦では、昨秋の右膝手術から復活を期す秋山が5回無失点と好投。最後の椅子を巡って激しい争いが続く。豊富な投手力を誇るチームだからこその悩み。うれしい悲鳴とも言える状況に、矢野監督は「(馬場、浜地は)どういう使い方が、チームにとってもいいのか。ちょっと考えたいという感じ」と、ロングリリーフでの起用も含めて熟考する。【桝井聡】

ZOZOマリンスタジアムを引き揚げる矢野燿大監督(撮影・上田博志)

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阪神糸井「ファンになったわ!」2安打藤原を称賛

4回表阪神1死、右前安打を放つ糸井(撮影・上田博志)

<オープン戦:ロッテ3-0阪神>◇21日◇ZOZOマリン

藤原くん、オレも負けへんで! 阪神糸井嘉男外野手(37)が、対戦したロッテのドラフト1位藤原恭大外野手(18=大阪桐蔭)にほれ込んだ。2安打1盗塁と躍動した18歳に「すごいな! ファンになったわ!」とぞっこん。自身は1安打を放って打率5割をキープするなど開幕の「3・29」へ順調で、22日からのオリックス3連戦(京セラドーム大阪)で最終調整を迎える。刺激を受けた超人が、ギアを上げる。

   ◇   ◇   ◇

糸井が18歳のルーキーにほれ込んだ。ロッテ藤原は「1番中堅」でフル出場。2安打1盗塁にジャンピング捕球などZOZOマリンをさっそうと駆け抜ける姿を見て、目を大きくした。

「すごいな!ファンになったわ!」

試合後に井口監督が開幕1軍を明言したほどの球界の「新顔」を見て、糸井も発奮。4回に右前打を放った。自身の状態については「分からない」と話しつつも、オープン戦出場5試合で8打数4安打の打率5割をキープ。右膝痛の影響で今季初実戦は16日の西武戦(甲子園)と出遅れたが、問題はなさそうだ。

ヤクルトとの開幕ゲームはかつての本拠地である京セラドーム大阪で、22日からのオリックス3連戦は「予行演習」。慣れ親しんだドームで仕上げにかかる。開幕直前の戦いに、気持ちが高ぶるかと問われると「あるよ。やっぱり勝ちたいね」と不敵に笑った。オープン戦は4勝9敗1分の最下位で、負け越しが決定。全体的に調整段階とは言え、チームは勝ちに飢えている。藤原のハツラツプレーを目に焼き付け、糸井も虎も臨戦態勢に入っていく。

糸井のオリックス3連戦でのフル出場について、矢野監督は「(出なくても)いいんじゃない」と返答。続けて「今の状態でこれだけやれるというのが、しっかり分かっている。本人がシーズンに向けて、全部出る方が状態がいいんだとなれば、それはまた考えるかもしれない」と説明し、信頼の高さをうかがわせた。

昨季は右足腓骨(ひこつ)骨折の影響で一時離脱。悔しい思いは胸にしまい込んで、今季に臨んでいる。18歳が躍動する姿を見て、オレも-。「3・29」に向けて、糸井が最終調整に向かう。【真柴健】

ロッテ対阪神 4回表阪神1死、右前打を放ち、一塁上に立つ糸井(撮影・上田博志)
1回裏ロッテ無死、藤原の打球を内野へ返球する糸井(撮影・上田博志)

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中日ビシエド豪快弾「いい感覚」2安打で復調の兆し

中日対オリックス 2回裏中日無死、ビシエドは左越え本塁打を放つ(撮影・前岡正明)

<オープン戦:中日7-4オリックス>◇21日◇ナゴヤドーム

中日ビシエドがチームの本拠地1号を放った。2回にオリックス松葉の直球を芯で捉え、左翼3階席手前まで運んだ。

「いい感覚で打てたよ」と豪快アーチを自画自賛した。16日の楽天戦でオープン戦1号を放ったが、その後は3試合無安打だった。この日は3打数2安打と復調の兆しを見せた。試合前の村上、波留両打撃コーチ、リナレス巡回コーチとの意見交換の成果が出た。

中日対オリックス 2回裏中日無死、ビシエドは左越え本塁打を放つ(撮影・前岡正明)
中日対オリックス 2回裏中日無死、ビシエドは左越え本塁打を放ちテレビカメラにポーズ(撮影・前岡正明)

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ヤクルト石山9回3者連続被弾4失点「修正したい」

<オープン戦:ヤクルト7-7広島>◇21日◇神宮

ヤクルトは9回に守護神石山泰稚を投入したが、勝ちきれなかった。

制球が定まらず、直球は高く浮くことが多かった。3連続本塁打を浴び4失点。「悪いなりに、何が何でも抑えないといけない。考えながら修正したい」と猛省。

昨季から9回を任されており、田畑投手コーチは「(マウンドで)自信を持って立ち居振る舞うようにしてほしい。(信頼は)全く変わりません」と強調した。

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