マー君 6回途中6失点降板で2敗目/詳細
<エンゼルス11-5ヤンキース>◇25日(日本時間26日)◇エンゼルスタジアム
ヤンキース田中将大投手(30)が2敗目(2勝)を喫した。4回まで無失点も4-0で迎えた5回に2ランを2本打たれ同点。6回途中、2死一、二塁の場面で降板した。5回2/3を投げ6安打6失点だった。
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
ヤンキース | 0 | 0 | 1 | 1 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 5 |
エンゼルス | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 2 | 5 | 0 | X | 11 |
田中6回
4シモンズ スライダーで捕邪飛
5グッドウィン フルカウントからスライダーが外れ四球
6ルクロイ スライダーで一邪飛
7ラステラ カウント3-1から直球わずかに外れ四球
ここでブーン監督がマウンドへ。田中は降板。投球数は89。ホルダーがマウンドへ
8フレッチャー 2球目にサイン違いの捕逸で二、三塁。左前に2点適時打を許し4-6。逆転許す
9レンヒフォ 三振
- エンゼルス対ヤンキース 6回裏エンゼルス2死一、二塁、ブーン監督(左端)にボールを手渡し、6安打6失点で降板するヤンキース田中(撮影・菅敏)
- エンゼルス対ヤンキース 6回裏エンゼルス2死一、二塁、ブーン監督(左端)にボールを手渡し、6安打6失点で降板するヤンキース田中(撮影・菅敏)
- エンゼルス対ヤンキース 6回裏エンゼルス2死一、二塁、6安打6失点で降板するヤンキース田中(撮影・菅敏)
- エンゼルス対ヤンキース 6回裏エンゼルス2死一、二塁、6安打6失点で降板するヤンキース田中(撮影・菅敏)
- エンゼルス戦に先発し、5回2/3を投げ6安打6失点で降板したヤンキース田中は、ベンチでうつむく(撮影・菅敏)
田中5回
6ルクロイ ツーシーム打たれ中前安打
7ラステラ 147キロ直球打たれ右越え2ラン
8フレッチャー スライダーで遊ゴロ
9レンヒフォ 低めスプリット打たれ中前安打
1カルフーン 初球スプリット打たれ右越えに同点2ラン被弾
2トラウト スライダーで右飛
3ボア スライダーで捕邪飛
投球数は74
- エンゼルス対ヤンキース 5回裏エンゼルス1死一塁、カルフーンに同点の2点本塁打を打たれ、肩を落とすヤンキース田中(撮影・菅敏)
- エンゼルス対ヤンキース 5回裏エンゼルス無死一塁、ラステスに2点本塁打を打たれ、天を仰ぐヤンキース田中(撮影・菅敏)
田中4回
2トラウト 147キロ直球打たれ中前安打
3ボア スライダーで見逃し三振。トラウト二盗失敗で三振ゲッツー
4シモンズ スプリット打たれ左前安打。悪送球で二進
5グッドウィン スプリットで左邪飛
投球数は52
- エンゼルス戦に先発し、4回、二盗を阻止した捕手サンチェスに向かって気合の表情で指さすヤンキース田中(撮影・菅敏)
- エンゼルス戦に先発し、力投するヤンキース田中(撮影・菅敏)
田中3回
8フレッチャー スライダーが高めに浮いたが二飛
9レンヒフォ スプリットで遊ゴロ
1カルフーン チェンジアップで二ゴロ
投球数は36
- エンゼルス戦に先発し、力投するヤンキース田中(撮影・菅敏)
田中2回
5グッドウィン 144キロ直球で中飛
6ルクロイ ツーシームで三ゴロ
7ラステラ スプリットで二邪飛
投球数は28
- エンゼルス戦に先発し、スタジアムのすき間から入る夕日を浴びながら力投するヤンキース田中(撮影・菅敏)
田中1回
1カルフーン 149キロ外角低め直球見逃し三振
2トラウト カウント3-1からツーシーム外れ四球
3ボア 高め直球で中飛
4シモンズ ツーシームで三ゴロ
投球数は18
- エンゼルス戦に先発し、力投するヤンキース田中(撮影・菅敏)
- エンゼルス戦に先発し、初回の投球を前にプレートに手を当てるヤンキース田中(撮影・菅敏)
大谷翔平 第5打席で2戦連発6号ソロ ワシントン初見参 首都ファンざわめく特大弾/詳細
<ナショナルズ-ドジャース>◇23日(日本時間24日)◇ナショナルズパーク
ドジャース大谷翔平投手は「2番DH」で先発出場。首都ワシントンでのナショナルズ戦は初めて。9回の第5打席で2試合連続の特大6号ソロを放った。4打数1安打1打点1四球。ドジャースは4-1で勝ち2連勝、貯金3とした。
- ナショナルズ対ドジャース 9回表ドジャース無死、右越えに5号ソロ本塁打をは放つ大谷(撮影・菅敏)
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
ド | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 1 | 4 |
ナ | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
【本】大谷6号(ド)
大谷翔平第1打席
1回1死
ナショナルズ投手は左腕コービン
フルカウントから132キロ外角低めスライダーを打ってボテボテの二ゴロ。先端に当たりバットは粉々に砕け散った
- ナショナルズ対ドジャース1回表ドジャース1死、ニゴロに倒れる大谷(撮影・菅敏)
- ナショナルズ対ドジャース1回表ドジャース1死、バットをへし折られ、ニゴロに倒れる大谷(撮影・菅敏)
- ナショナルズ対ドジャース1回表ドジャース1死、ニゴロに倒れ、ベンチに戻る大谷(撮影・菅敏)
- ドジャース戦に先発したナショナルズ先発のコービン(AP)
大谷翔平第2打席
3回1死一塁
ナショナルズ投手は左腕コービン
カウント2-2から内角高め150キロのシンカーにやや詰まって中飛
- ナショナルズ対ドジャース 3回表ドジャース1死一塁、中直に倒れる大谷(撮影・菅敏)
- ナショナルズ対ドジャース 3回表ドジャース1死一塁、中直に倒れる大谷(撮影・菅敏)
- ナショナルズ対ドジャース 3回表ドジャース1死一塁、中直に倒れる大谷(撮影・菅敏)
大谷翔平第3打席
5回2死二塁
ナショナルズ投手は左腕コービン
カウント2-0から内角151キロ直球を捉えたかに見えたが中飛。滞空時間7秒弱。紙一重の当たりだった
- ナショナルズ対ドジャース 5回表ドジャース2死二塁、中飛に倒れる大谷(撮影・菅敏)
- ナショナルズ対ドジャース 5回表ドジャース2死二塁、中飛に倒れる大谷(撮影・菅敏)
- ナショナルズ対ドジャース 5回表ドジャース2死二塁、中飛に倒れる大谷(撮影・菅敏)
- ナショナルズ対ドジャース 5回表ドジャース2死二塁、中飛に倒れ、ベンチで浮かない表情を見せる大谷(撮影・菅敏)
大谷翔平第4打席
7回2死
ナショナルズ投手は右腕ウィームス
ストレートの四球で出塁。四球は今季13個目。これで21試合連続出塁。フリーマンの右安打で三進もスミスは右飛で三塁残塁
- ナショナルズ対ドジャース 7回表ドジャース2死、四球を選ぶ大谷(左)(撮影・菅敏)
- ナショナルズ対ドジャース 7回表ドジャース2死、四球を選び、ポーズをとる大谷(撮影・菅敏)
- ナショナルズ対ドジャース 7回、三塁残塁に終わり浮かない表情でベンチに戻る大谷(撮影・菅敏)
大谷翔平第5打席
9回先頭打者
ナショナルズ投手は右腕バーンズ
カウント1-0から2球目、138キロの真ん中スプリットを完璧に捉え右翼2階席へ2試合連続となる6号ソロ。打球速度118・7マイル(191キロ)、飛距離450フィート(137メートル)、角度25度
- ナショナルズ対ドジャース 9回表ドジャース無死、右越えに5号ソロ本塁打をは放ち、スミス(右)に迎えられる大谷(撮影・菅敏)
- ナショナルズ対ドジャース 9回表ドジャース無死、右越えに5号ソロ本塁打をは放ち、ナインに迎えられる大谷(撮影・菅敏)
試合前
- ナショナルズ対ドジャース キャッチボールを終え、ファンにサインをするドジャース大谷(撮影・菅敏)
- ナショナルズ対ドジャース ナショナルズ本拠地ナショナルズ・パーク(撮影・菅敏)
- ナショナルズ対ドジャース キャッチボールで調整するドジャース大谷(撮影・菅敏)
- ナショナルズ対ドジャース キャッチボールで調整するドジャース大谷(撮影・菅敏)
- ナショナルズ対ドジャース キャッチボールを終え、ロッカールームに戻るドジャース大谷(撮影・菅敏)
- ナショナルズ対ドジャース ブルペンでの投球練習を終え、ロッカールームに戻るドジャース山本(撮影・菅敏)
スタメン
1(二)ベッツ
2(指)大谷翔平
3(一)フリーマン
4(捕)スミス
5(右)Tヘルナンデス
6(三)マンシー
7(左)Kヘルナンデス
8(中)パゲス
9(遊)ロハス
先発投手=パクストン
大谷翔平公式戦全成績
月日 | 相手 | 順 | 打 | 安 | 点 | 本 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 率 |
3・20 | SD | 2 | 5 | 2 | 1 | 0 | 遊ゴ | 右安 | 三ゴ | 投ゴ | 左安 | … | 400 |
3・21 | SD | 2 | 5 | 1 | 1 | 0 | 右安 | 右犠 | 投ゴ | 右飛 | 右飛 | 一ゴ | 300 |
3・28 | STL | 2 | 3 | 2 | 0 | 0 | 右2 | 四球 | 右安 | 三振 | … | … | 385 |
3・29 | STL | 2 | 4 | 0 | 0 | 0 | 二直 | 左飛 | 二併 | 三振 | … | … | 294 |
3・30 | STL | 2 | 5 | 1 | 0 | 0 | 右安 | 三振 | 四球 | 右飛 | 三振 | 遊飛 | 273 |
3・31 | STL | 2 | 4 | 1 | 0 | 0 | 三振 | 三振 | 右2 | 投ゴ | … | … | 269 |
4・1 | SF | 2 | 4 | 1 | 1 | 0 | 二ゴ | 右2 | 左飛 | 三振 | … | … | 267 |
4・2 | SF | 2 | 3 | 0 | 0 | 0 | 三振 | 中飛 | 四球 | 二ゴ | … | … | 242 |
4・3 | SF | 2 | 4 | 2 | 1 | 1 | 三振 | 一安 | 左飛 | 右本 | … | … | 270 |
4・5 | CHC | 2 | 5 | 2 | 2 | 1 | 左2 | 一ゴ | 右本 | 中飛 | 中飛 | … | 286 |
4・6 | CHC | 2 | 4 | 2 | 0 | 0 | 右安 | 中飛 | 左安 | 四球 | 三振 | … | 304 |
4・7 | CHC | 2 | 4 | 2 | 1 | 0 | 三振 | 三邪 | 右3 | 中2 | … | … | 320 |
4・8 | MIN | 2 | 5 | 3 | 1 | 1 | 中2 | 中飛 | 左2 | 左本 | 三振 | … | 345 |
4・9 | MIN | 2 | 5 | 1 | 0 | 0 | 三振 | 右2 | 左飛 | 三振 | 二ゴ | … | 333 |
4・10 | MIN | 2 | 3 | 1 | 0 | 0 | 四球 | 左飛 | 右安 | 二ゴ | … | … | 333 |
4・12 | SD | 2 | 5 | 3 | 1 | 1 | 左本 | 中飛 | 左2 | 右2 | 中飛 | … | 353 |
4・13 | SD | 2 | 2 | 0 | 1 | 0 | 四球 | 四球 | 三邪 | 中犠 | 右飛 | … | 343 |
4・14 | SD | 2 | 4 | 1 | 0 | 0 | 三振 | 三飛 | 三振 | 中安 | … | … | 338 |
4・15 | WSH | 2 | 3 | 1 | 0 | 0 | 右安 | 三振 | 打妨 | 中飛 | … | … | 338 |
4・16 | WSH | 2 | 5 | 2 | 0 | 0 | 左安 | 二ゴ | 二ゴ | 中飛 | 三安 | … | 341 |
4・17 | WSH | 2 | 4 | 3 | 0 | 0 | 右安 | 左飛 | 右安 | 中安 | … | … | 360 |
4・19 | NYM | 2 | 4 | 1 | 1 | 0 | ニゴ | 四球 | 右安 | 三振 | 二ゴ | … | 356 |
4・20 | NYM | 2 | 2 | 1 | 0 | 0 | 四球 | 四球 | 右2 | 三振 | 四球 | … | 359 |
4・21 | NYM | 2 | 3 | 2 | 2 | 1 | 三振 | 右本 | 投安 | 四球 | … | … | 368 |
大谷翔平、第5打席で今季6号ソロ 打球速度191キロ 、飛距離は今季最長137m特大弾
ナショナルズ対ドジャース 9回表ドジャース無死、右越えに5号ソロ本塁打をは放ち、ナインに迎えられる大谷(撮影・菅敏)
大谷翔平6号ソロ、驚異の191キロ自己最速弾!右翼2階席まで飛ばす豪快な9回ダメ推し本塁打
ナショナルズ対ドジャース 9回表ドジャース無死、右越えに5号ソロ本塁打をは放つ大谷(撮影・菅敏)
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1号(通算172号)
4月3日vsジャイアンツ(ドジャースタジアム)
2番DH
7回2死走者なし(左腕Taロジャース)
カウント3-1から150キロの外角高めシンカーを捉え右中間スタンド中段へ待望の移籍第1号。開幕から9試合、41打席目の初アーチ。打球速度105・6マイル(170キロ)、飛距離430フィート(135m)、角度24度
- ドジャース対ジャイアンツ 7回裏ドジャース2死、右中間に移籍後初本塁打を放つ大谷(撮影・菅敏)
2号(通算173号)
4月5日vsカブス(リグリーフィールド)
2番DH
5回無死一塁(右腕ヘンドリックス)
初球127キロの外角低めチェンジアップを捉え右翼ポール際へ運ぶ2ラン。リグリーフィールド初アーチ。打球速度105・2マイル(169キロ)、飛距離379フィート(115m)、角度32度
- カブス対ドジャース 5回表ドジャース無死一塁、右越えに2号2点本塁打を放つ大谷(撮影・菅敏)
3号(通算174号)
4月8日vsツインズ(ターゲットフィールド)
2番DH
7回2死走者なし(右腕ジャクソン)
カウント2-1から138キロスライダーをとらえ、左翼スタンド最前列へ運んだ。松井秀喜の日本人記録175号まであと1本。打球速度106・9マイル(172キロ)、飛距離362フィート(110m)、角度38度
- ツインズ対ドジャース 7回表ドジャース2死、左越えに3号ソロ本塁打を放ち、ヒマワリの種で祝福される大谷(撮影・菅敏)
4号(通算175号)
4月12日vsパドレス(ドジャースタジアム)
2番DH
1回1死走者なし(右腕キング)
カウント0-1から153キロの外角高め直球捉え、左中間スタンドへソロ本塁打。松井秀喜の日本人最多記録175号に並んだ。打球速度107・3マイル(173キロ)、飛距離403フィート(123m)、角度25度
- ドジャース対パドレス 1回裏ドジャース1死、4号ソロ本塁打を放ち、指を突き上げる大谷(撮影・菅敏)
5号(通算176号)
4月21日vsメッツ(ドジャースタジアム)
2番DH
3回1死一塁(右腕ハウザー)
カウント0-1から131キロの真ん中スイーパーを捉え、右翼席中段へ先制2ラン。松井秀喜の日本人最多記録を抜く176号。打球速度110マイル(177キロ)、飛距離423フィート(128・9m)、角度30度
- ドジャース対メッツ 3回裏ドジャース1死一塁、右越えに通算176号2点本塁打を放つ大谷(撮影・菅敏)
6号(通算177号)
4月23日vsナショナルズ(ナショナルスタジアム)
2番DH
9回先頭(右腕バーンズ)
カウント1-0から138キロの真ん中スプリットを完璧に捉え、右翼2階席へダメ押しソロ。2戦連発、首都ワシントンで初のホームランとなった(24球場目)。打球速度118・7マイル(191キロ=本塁打では自己最速)、飛距離450フィート(137・2m)、角度25度
- ナショナルズ対ドジャース 9回表ドジャース無死、右越えに5号ソロ本塁打をは放つ大谷(撮影・菅敏)
バックナンバー
大谷翔平2試合連発の6号 ナショナルズ戦で初の本塁打、日本人最多記録を更新する26球団目
ナショナルズ対ドジャース 9回表ドジャース無死、右越えに5号ソロ本塁打をは放つ大谷(撮影・菅敏)
<ナショナルズ-ドジャース>◇23日(日本時間24日)◇ナショナルズパーク
ドジャース大谷翔平投手(29)が、今季6号本塁打を放った。敵地ワシントンでのナショナルズ戦に「2番DH」で出場。9回の第5打席で6号ソロを放った。日本人メジャーリーガーで単独トップとなる通算176号を放ってから2試合連発。開幕から8試合連続ノーアーチだったが、4月に入ってから6本と調子を上げてきた。
ナショナルズ戦での本塁打は初めて。自らの日本人最多記録を更新する26球団目となった。残りはカージナルス、フィリーズ、マーリンズと昨季まで所属したエンゼルスの4球団。
ワシントンDCにあるナショナルズパークでアーチは初めて。これで本塁打を打ったのは24球場目で、自らの日本人最多記録を更新した(2位は松井秀喜の21球場)。
連続試合安打を今季最長タイに8に伸ばした。打撃は依然として好調をキープしている。
◆大谷の年度別本塁打
18年=22本
19年=18本
20年=7本
21年=46本
22年=34本
23年=44本
- ナショナルズ対ドジャース1回表ドジャース1死、バットをへし折られ、ニゴロに倒れる大谷(撮影・菅敏)
- ナショナルズ対ドジャース キャッチボールを終え、ファンにサインをするドジャース大谷(撮影・菅敏)
- ナショナルズ対ドジャース ナショナルズ本拠地ナショナルズ・パーク(撮影・菅敏)
レッドソックス吉田正尚、8回代打出場で死球 スタメン外は2試合連続で今季6試合目
7回、ダグアウトで待機する吉田正尚(AP)
<ガーディアンズ4-1レッドソックス>◇23日(日本時間24日)◇プログレッシブフィールド
レッドソックス吉田正尚外野手(30)は敵地でのガーディアンズ戦の8回に代打で出場し、死球で出塁した。今季21試合で打率2割5分、2本塁打、10打点、OPS・708。
吉田は1-2の8回1死一塁で9番レイエスに代わって出場。一塁走者が捕手のけん制によって刺された直後のカウント1-1から、3球目の95・2マイル(約153・2キロ)フォーシームを右肘に受けた。投球はプロテクターの上から当たり、痛がるそぶりも見せずに一塁へ向かい、代走を送られ交代した。
吉田がスタメンを外れたのは2試合連続、今季6試合目。前回出場した20日のパイレーツ戦では2号2ランを含む今季初の3安打を記録していた。試合は8回裏に2点を奪われて1-4で敗れ、今季13勝11敗となった。
- 8回に死球を受け右肘の防具を外しながら一塁へ向かうレッドソックス吉田正尚(AP)
- 8回に死球を受け一塁へ向かうレッドソックス吉田正尚(AP)
- 試合前にウオームアップするレッドソックス吉田正尚(AP)
大谷翔平、同点機で2ボールからきわどい内角にスイングも詰まらされ中飛 得点圏23打数3安打
ナショナルズ対ドジャース 5回表ドジャース2死二塁、中飛に倒れる大谷(撮影・菅敏)
<ナショナルズ-ドジャース>◇23日(日本時間24日)◇ナショナルズパーク
ドジャース大谷翔平投手(29)が「2番DH」でスタメン出場。第1打席は二ゴロ、第2打席は中飛、第3打席は好機で中飛に倒れた。第4打席は四球。
1回1死、34歳のベテラン左腕コービンと対戦。フルカウントから外角低めのスライダーに泳がされ、二ゴロに倒れた。珍しくバットが折れた。
第2打席は1点をリードされた3回1死一塁、カウント2-2から内角高めの直球に詰まり中飛に倒れた。
第3打席は1点を追う5回2死二塁の好機で打席へ。2ボールから内角のきわどい直球にまたも詰まらされ、中飛に倒れた。これで大谷は得点圏で23打数3安打。得点圏打率は1割3分となった。
第4打席は同点の7回1死、ナショナルズ3番手ウィームズの制球が全く定まらず、四球で出塁した。
大谷は試合前時点で打率3割6分8厘で両リーグトップ。21日(日本時間22日)メッツ戦では、日本人最多の176号のアーチを放った。
- ナショナルズ対ドジャース 3回表ドジャース1死一塁、中直に倒れる大谷(撮影・菅敏)
- ナショナルズ対ドジャース1回表ドジャース1死、バットをへし折られ、ニゴロに倒れる大谷(撮影・菅敏)
「あのメネセスか」19年オリックスで禁止薬物使用で解雇のメネセスがナショナルズでプレー
元オリックスのジョーイ・メネセス(2019年4月6日撮影)
<ナショナルズ-ドジャース>◇23日(日本時間24日)◇ナショナルズパーク
元オリックスで、現在はナショナルズでプレーするジョーイ・メネセス内野手(31)の登場にSNSが沸いている。
メネセスは「4番一塁」でスタメン出場。ここまで2打席安打はないが、ナショナルズの中軸を任されている。
メネセスは19年にオリックスへ加入。開幕から29試合で4本塁打を放つも右手首の負傷で出場選手登録を抹消された。その後、4月に受けた日本野球機構(NPB)のドーピング検査で、筋肉増強作用があるとして禁止薬物に指定されている「スタノゾロール」に陽性反応を示したことが6月27日に判明。同日から1年間の公式戦出場停止処分が出され、同日付でオリックスを解雇されていた。
米に帰国後はレッドソックスとマイナー契約を結び、22年にナショナルズとマイナー契約を結び、メジャーデビューを果たした。試合前にはオリックスで同僚だったドジャース山本由伸投手(25)と談笑するシーンも見られた。
SNS上でも「オリックスにいたあのメネセスか」「1年間でどれくらい打ったんだろう」など懐かしむ声が上がった。
前田健太、味方が3失策も5回無失点と好投 勝利投手の権利も救援が逆転され今季初勝利ならず
レイズ戦で力投するタイガース前田健太(AP)
<レイズ-タイガース>◇23日(日本時間24日)◇トロピカーナフィールド
タイガース前田健太投手(36)は、味方の拙守に苦しみながらも、5回3安打無失点無四球5奪三振と好投。勝利投手の権利を持って交代したが、救援陣が逆転され、勝敗はつかなかった。
立ち上がりの初回、遊失と打撃妨害(捕失)でいきなり無死一、二塁のピンチを背負ったものの、冷静に捕邪飛、遊ゴロ併殺に仕留め、無失点に封じた。2回は1死から内野安打を許したが、後続を連続三振に打ち取った。
1点をリードした3回も、無死から二失で走者を許し、盗塁などで1死三塁となったが、空振り三振、二飛と無失点に封じた。4回は、2奪三振などで3者凡退。5回は2安打を許したものの、無失点に抑え、救援陣にバトンを託した。
球数は88球、防御率5・96。
ところが、6回に逆転され、前田の今季初勝利は消えた。
大谷翔平、同点機で凡退し得点圏打率は1割3分に 2ボールから厳しいボールに差し込まれる
ナショナルズ対ドジャース1回表ドジャース1死、バットをへし折られ、ニゴロに倒れる大谷(撮影・菅敏)
<ナショナルズ-ドジャース>◇23日(日本時間24日)◇ナショナルズパーク
ドジャース大谷翔平投手(29)が同点機で凡退し、得点圏では23打数3安打となった。
1点をリードされた5回2死二塁で、ナショナルズの34歳ベテラン左腕コービンと対戦した。2ボールからの3球目、内角ギリギリの厳しい直球をスイングするも完全に差し込まれ、打球は高々と上がる中飛となった。
これで大谷は得点圏打率が1割3分となった。今季は得点圏での凡退が目立ち、ロバーツ監督も16日(日本時間17日)に「得点圏でいつもより積極的になりすぎている。我々としても(積極性を抑えて)落ち着かせないといけない」と指摘していた。
SNS上でも「チャンスで一本出ないな~」「難しいボールだった」「完全に詰まった」などの声が上がった。
- ナショナルズ対ドジャース1回表ドジャース1死、ニゴロに倒れる大谷(撮影・菅敏)
- ナショナルズ対ドジャース1回表ドジャース1死、ニゴロに倒れ、ベンチに戻る大谷(撮影・菅敏)
- ナショナルズ対ドジャース 5回表ドジャース2死二塁、中飛に倒れる大谷(撮影・菅敏)
- ナショナルズ対ドジャース 5回表ドジャース2死二塁、中飛に倒れる大谷(撮影・菅敏)
- ナショナルズ対ドジャース 5回表ドジャース2死二塁、中飛に倒れる大谷(撮影・菅敏)
ロバーツ監督が大谷翔平と話し合い、得点圏での打席に「ストライクゾーン見極めを」 AP報道
ナショナルズ対ドジャース1回表ドジャース1死、バットをへし折られ、ニゴロに倒れる大谷(撮影・菅敏)
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(51)が、得点圏に走者を置いた場面でのボールの見極めについて大谷翔平投手(29)と話し合ったと23日、AP通信が伝えた。
大谷は今季両リーグトップの打率3割6分8厘(22日時点)を記録しているが、得点圏では22打数3安打で打率1割3分6厘と苦戦。AP通信によると、同監督は先週、大谷と話したと明かし「(ストライクゾーンを)必要以上に広げていると感じていたから、少し話し合いたいと思っていたんだ」とコメント。「彼がバットを振ればいつでも試合を変えることができる。ストライクゾーンの見極めがよりできれば、さらに怖さが増すだろう」と話した。
また、同監督は大谷とチームメートやコーチ陣との関係性、さらには以前との違いにも言及。「彼はみんなととても良くやっているよ。打撃コーチたちとは本当にいい関係で、信頼関係を築いている」とし、さらに「彼の姿を見る機会が増えたよ。前は、彼がバッターボックスに入ったときに見るくらいだったからね。以前より身近にいるのは良いこと」と話した。
- ナショナルズ対ドジャース1回表ドジャース1死、ニゴロに倒れる大谷(撮影・菅敏)
- ナショナルズ対ドジャース1回表ドジャース1死、ニゴロに倒れ、ベンチに戻る大谷(撮影・菅敏)
レッドソックスのカサスが左肋骨骨折と判明 コーラ監督「しばらくは出られないだろう」
トリストン・カサス(2017年9月10日撮影)
レッドソックスのコーラ監督は23日、左脇腹痛で負傷者リスト(IL)入りしているトリストン・カサス内野手(24)が、左肋骨(ろっこつ)を骨折していたと公表した。カサスは20日のパイレーツ戦でスイングした際に痛め、21日に10日間のIL入りしていた。当面はカサスに代わってボビー・ダルベックが一塁を守る見込み。
同監督はこの日のガーディアンズ戦の前に取材に応じ、カサスについて「骨折が見つかったから、しばらくは出られないだろう。数日前まではそこまで大きな心配はしていなかったが、ボストンでの検査の結果、判明した。今は辛抱強く待つしかない。復帰時期はまだわからない」と、復帰まで時間がかかる見通しだと明かした。
カサスは22年9月にデビューし、昨季は打率2割6分3厘、24本塁打、65打点、OPS・856を記録。新人王投票では3位に入った。今季は主に4番を務め、22試合で打率2割4分4厘、6本塁打、10打点、OPS・857だった。
【動画】衝撃!大谷翔平、バットが粉々に…外の落ちる球に泳がされ珍しい光景
ナショナルズ対ドジャース1回表ドジャース1死、バットをへし折られ、ニゴロに倒れる大谷(撮影・菅敏)
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大谷翔平、珍しくバット折られた! 34歳ベテラン左腕の丁寧な投球に2打席目まで安打なし
ナショナルズ対ドジャース1回表ドジャース1死、バットをへし折られ、ニゴロに倒れる大谷(撮影・菅敏)
<ナショナルズ-ドジャース>◇23日(日本時間24日)◇ナショナルズパーク
ドジャース大谷翔平投手(29)が「2番DH」でスタメン出場。第1打席は二ゴロ、第2打席は中飛。
1回1死、34歳のベテラン左腕コービンと対戦。カウントフルカウントから外角低めのスライダーに泳がされ、二ゴロに倒れた。珍しくバットが折れた。
第2打席は1点をリードされた3回1死一塁、カウント2-2から内角高めの直球に詰まり中飛に倒れた。
大谷は試合前時点で打率3割6分8厘で両リーグトップ。21日(日本時間22日)メッツ戦では、日本人最多の176号のアーチを放った。
- ナショナルズ対ドジャース1回表ドジャース1死、ニゴロに倒れ、ベンチに戻る大谷(撮影・菅敏)
- ナショナルズ対ドジャース1回表ドジャース1死、ニゴロに倒れる大谷(撮影・菅敏)
- ナショナルズ対ドジャース 3回表ドジャース1死一塁、中直に倒れる大谷(撮影・菅敏)
- テープで修復されクラブハウスに運ばれる大谷の折れたバット(AP)
山本由伸、26日の先発で2勝目狙う オリックス時代の同僚、メネセスとあいさつ交わし握手
ナショナルズ対ドジャース ブルペンでの投球練習を終え、ロッカールームに戻るドジャース山本(撮影・菅敏)
<ナショナルズ-ドジャース>◇23日(日本時間24日)◇ナショナルズパーク
ドジャース山本由伸投手(25)が、25日(同26日)の先発登板へ向け、ブルペン入りで準備を整えた。
米国の首都ワシントンD・Cでのプレーはもちろん、米国東部への遠征は初。午後3時半頃にフィールド上でキャッチボールを始め、その後、ブルペンで投球練習を行った。プライアー投手コーチが左右の打席に立ち、打者を想定したピッチングで各球種の精度を確認。メジャー2勝目を目指し、順調に調整した。
練習を終えると、ナショナルズの4番打者ジョーイ・メネセス内野手(31)とあいさつを交わして握手。オリックス時代の同僚と旧交を深めた。
また、この日は野手陣のフリー打撃中に外野の守備につき、球拾いを行った。引き揚げる際には現地ファンのサインにも応じ、クラブハウスへと戻った。
- ナショナルズ対ドジャース ブルペンでの投球練習を終え、ロッカールームに戻るドジャース山本(撮影・菅敏)
大谷と対戦のナショナルズ、オシャレな「桜ユニ」にSNS反応「誰か日本人の選手に着てほしい」
ナショナルズ先発のパトリック・コービン(AP)
<ナショナルズ-ドジャース>◇23日(日本時間24日)◇ナショナルズパーク
ナショナルズの「桜ユニ」にSNS上で反応が相次いだ。
ナショナルズパークでは桜が咲いており、ナショナルズのグレーのユニホームとヘルメットには桜がワンポイントであしらわれている。
ワシントンD.C.では桜が有名。毎春に「全米桜祭り」が開催され、3000本以上の桜を観賞することができる。日本政府広報オンラインによると、これは1912年に日本からワシントンに桜が贈られたことから、米国で桜が定着するきっかけとなったという。
SNS上では「ナショナルズのユニホームかわいい」「すてき」「誰か日本人の選手に着てほしい」など反応が多く見られた。
- ユニホームにあしらわれている桜のワンポイント(AP)
大谷翔平は「とてもデンジャラス。いつでもゲームを変えることができる」ロバーツ監督が高評価
ナショナルズ対ドジャース キャッチボールで調整するドジャース大谷(撮影・菅敏)
<ナショナルズ-ドジャース>◇23日(日本時間24日)◇ナショナルズパーク
ドジャース大谷翔平投手(29)が「2番DH」で出場する。ナショナルズの本拠地ワシントンD・Cでのプレーはメジャー7年目で初。相手の先発は、ここまで対戦成績で6打数1安打の左腕コービンとなる。
本塁打が出れば今季2度目の2戦連発。21日のメッツ戦で今季5号2ランを放ち、日本人メジャー最多となる通算176号をマークした大谷について、ロバーツ監督は「とてもデンジャラスだ。彼のスイングはいつでも、ゲームを変えることができる。今は、ストライクゾーンもしっかり見極められている。相手にとっては、より脅威になる」と語った。
一方で、得点圏での打率は22打数3安打の打率1割3分6厘。得点圏に走者を追いた状況で、積極的な初球打ちが裏目に出ていた時期もあった。その後、大谷に対して助言を送った同監督は「1週間くらい前だったかな。得点圏の打席で、どんな風に相手投手が投げているかをもう少し見ようと。必要以上にゾーンが広がっていた」と明かした。
同僚の選手やコーチ陣とも会話を重ね、新天地でも存在感を発揮する大谷。同監督は「特定の選手という訳ではなく、みんなと一緒に、素晴らしい仕事をしていると思う。もちろん、コーチ陣とも。互いが、いい関係を築いている」と高く評価した。
- 試合前の練習に登場した大谷翔平(AP)
- 試合前の練習に登場した大谷翔平(AP)
- 試合前の練習に登場した大谷翔平(AP)
- 試合前の練習に登場した大谷翔平(AP)
大谷翔平、20mの距離でキャッチボール これまでは10m、距離を少し広げての投球に前進
ナショナルズ対ドジャース キャッチボールで調整するドジャース大谷(撮影・菅敏)
<ナショナルズ-ドジャース>◇23日(日本時間24日)◇ナショナルズパーク
「2番DH」で出場するドジャース大谷翔平投手(29)が、試合前に投手としての調整を行った。チームスタッフを相手に、約20メートルの距離で20分ほど腕を振った。これまでは約10メートルの距離だったが、距離を少し広げての投球に前進した。
今季は投手としてのリハビリを続けながら打者出場を続ける。投球プログラムは基本的に2日に1回のペースで行い、少しずつステップアップしている。
ワシントンD・Cでのプレーはメジャー7年目で初。フィールドでの調整を終えると、現地のファンから求められたサインに応じ、打者出場の準備でダグアウト裏へ引き揚げた。
- ナショナルズ対ドジャース キャッチボールで調整するドジャース大谷(撮影・菅敏)
- ナショナルズ対ドジャース ブルペンでの投球練習を終え、ロッカールームに戻るドジャース山本(撮影・菅敏)
- ナショナルズ対ドジャース ブルペンでの投球練習を終え、ロッカールームに戻るドジャース山本(撮影・菅敏)
- ナショナルズ対ドジャース キャッチボールを終え、ファンにサインをするドジャース大谷(撮影・菅敏)
- ナショナルズ対ドジャース キャッチボールを終え、ロッカールームに戻るドジャース大谷(撮影・菅敏)
- ナショナルズ対ドジャース ナショナルズ本拠地ナショナルズ・パーク(撮影・菅敏)
大谷翔平 初のワシントン試合「Japanese Heritage Day」に監督「素晴らしい」
ナショナルズ対ドジャース キャッチボールで調整するドジャース大谷(撮影・菅敏)
<ナショナルズ-ドジャース>◇23日(日本時間24日)◇ナショナルズパーク
ドジャース大谷翔平投手(29)が、「2番DH」で出場する。敵地ワシントンDCでプレーするのはメジャー7年目で初。相手の先発は左腕コービンで、対戦成績は6打数1安打となっている。
敵地での戦いとなるが、この日は「Japanese Heritage Day(ジャパニーズ・ヘリテージ・デイ)」として開催される。沖縄県で生まれ、日本人とのハーフでもあるロバーツ監督は「素晴らしいね。ファンタスティックだ。ベースボールは、世界に広く知られ、さまざまな人に愛されている」と語った。
前日22日は移動日で、西海岸の本拠地ロサンゼルスから東のワシントンD・Cへ向かった。2日前、21日のメッツ戦で大谷はメジャー通算176号となる先制2ランで勝利に貢献。松井秀喜氏を抜いて日本人メジャーリーガーの本塁打記録を塗り替えた。
- ナショナルズ対ドジャース キャッチボールで調整するドジャース大谷(撮影・菅敏)
- ナショナルズ対ドジャース ブルペンでの投球練習を終え、ロッカールームに戻るドジャース山本(撮影・菅敏)
- ナショナルズ対ドジャース ブルペンでの投球練習を終え、ロッカールームに戻るドジャース山本(撮影・菅敏)
- ナショナルズ対ドジャース キャッチボールを終え、ファンにサインをするドジャース大谷(撮影・菅敏)
- ナショナルズ対ドジャース キャッチボールを終え、ロッカールームに戻るドジャース大谷(撮影・菅敏)
- ナショナルズ対ドジャース ナショナルズ本拠地ナショナルズ・パーク(撮影・菅敏)
大谷翔平、寝そべりタブレット端末見ながら笑顔 初のナショナルズパーク、1発出れば24球場目
ドジャース対メッツ 3回裏、大谷は右越えにメジャー通算176号となる2点本塁打を放つ(4月21日)
ドジャース大谷翔平投手(29)が、23日(日本時間24日)から敵地ワシントンでナショナルズ3連戦に臨む。
ド軍の公式X(旧ツイッター)は22日、西海岸のロサンゼルスから東海岸へ移動する飛行機内の様子を写真で紹介。紺のチームウエアに身を包んだ大谷は、複数のシートを使って寝そべり、球団ロゴの入ったタブレット端末を見ながら笑みを浮かべた。
ナ軍戦は通算8試合に出場し30打数9安打で打率3割と好相性。特に今季は15~17日の本拠地3連戦で、12打数6安打と大暴れした。ここまでナ軍戦の本塁打はないため、打てば自らの持つ日本人最多記録を更新する26球団目。残りはカージナルス、フィリーズ、マーリンズと昨季まで所属したエンゼルスの4球団となる。
ワシントンDCにあるナショナルズパークでの試合は初めて。アーチをかければ24球場目。既に日本人では1位(2位は松井秀喜の21球場)だが、全球場制覇も見えてくる。現在7試合連続安打中で、打率、安打数、塁打なども両リーグ1位と絶好調をキープ。日本人メジャーリーガー最多アーチを更新した勢いで首都に乗り込む。
- ドジャース公式Xから
- ドジャース公式Xから
菊池雄星2勝目「打者との駆け引きや反応を見ながら投げることができている」次戦大谷翔平と対戦
ロイヤルズ戦に先発した菊池雄星(AP)
<ロイヤルズ3-5ブルージェイズ>◇22日(日本時間23日)◇カウフマンスタジアム
ブルージェイズ菊池雄星投手(32)が22日(日本時間23日)、敵地ロイヤルズ戦で6回2失点無四球と好投し、今季2勝目(1敗)を挙げた。初回を3者凡退で滑り出し、2回の初安打以降は13打者連続凡退。5点リードの6回、2ランを浴びたものの、追加点は許さず、81球で交代した。
自信に満ちたプレートさばきで好調ロ軍打線を封じた。今季は、右足をやや開き気味にするフォームに修正。始動直後、体全体をしっかりと捻転させるように「タメ」を作ると、勢いよくストライクゾーンを攻め続けた。今季から軸球のひとつとなった135キロ前後のカーブを散らし、相手打者の体勢を崩した。「ブルペンからストレートの乗りが良くなかった。その分、丁寧に投げようとした結果がいい方向にいった」。
最速156キロの球速に頼るのではない。迷いなく腕を振り、スピンの利いた質のいい高めの速球でテンポ良くアウトを重ねた。5回を終わって48球。19年以来、5年ぶりの完封、完投への期待も膨らんだが、失点した6回に33球を費やしてお役御免となった。
開幕後の3戦では打線の援護にも恵まれず、未勝利だったものの、16日に続く快投で連勝。次回27日(同28日)は本拠地ドジャース戦に登板予定で、花巻東の後輩、大谷翔平投手(29)と今季初めて対決する。過去の対戦成績は、20打数6安打で打率3割、3本塁打、6奪三振。「今はフォームを考えて投げているのではなく、打者との駆け引きや反応を見ながら投げることができている」。メジャー6年目で充実感をにじませる菊池と昨季のキング大谷との再対決では、これまで以上にハイレベルの力勝負が見られそうだ。
ピート・ローズ氏ひんしゅく サインボールに大谷翔平の名前「私にも通訳がいれば」
ピート・ローズ氏(2016年7月撮影)
野球賭博で米大リーグから永久追放されている最多安打記録保持者のピート・ローズ氏(83)が、サインボールにドジャース大谷翔平投手の名前を書き、ひんしゅくを買っている。
米メディアTMZスポーツが22日、ミネソタ州セントポールでのサイン会を紹介。同氏はサインとともにボールに「ごめんなさい、私は野球に賭けた」「大谷もごめんなさい」「私にも通訳がいれば」などと書き添えた。3月にも「70年代、80年代に通訳がいれば無罪放免だった」と発言していた。
- TMZスポーツXから
MLB公式サイトが現時点のMVPを模擬投票 ドジャース大谷翔平はナ・リーグ2位…1位は?
2024年4月19日、右翼へ適時打を放つ大谷
MLB公式サイトは22日(日本時間23日)、関係者45人による今季第1回のMVP模擬投票を行った。現時点での結果をもとに、1位5点、2位4点、3位3点、4位2点、5位1点で投票されている。ナ・リーグ1位は41票の1位票を集めたドジャースのムーキー・ベッツ内野手で、大谷翔平投手(29)は2位だった。大谷の1位票はなかった。3位はブレーブスのアクーニャ外野手。
大谷は安打数(35)、二塁打(11)、打率(3割6分8厘)、塁打数(63)で両リーグの1位に立っている。
ベッツは得点(24)、四球(20)、出塁率(4割6分9厘)、OPS(出塁率+長打率=1・103)などで1位に立っている。
同サイトでは「彼(大谷)が1位でない唯一の理由は、今年は投球していないから。投手として平均的なシーズンであったとしても、おそらく3度目のMVPは確実。ベッツ氏の最善の努力したとしても」と理由を分析している。大谷は右肘手術の影響で、今季は登板する予定がない。
ア・リーグ1位はヤンキースのフアン・ソト外野手だった。
- 4月5日、右越えに2号2点本塁打を放り、フリーマン(中央)、ベッツ(右)にタッチで迎えられる大谷
大谷翔平の機内くつろぎタイム公開 シート複数使って寝そべる「移動中も勉強」「狭いのかな?」
ドジャース対メッツ 3回裏、大谷は右越えにメジャー通算176号となる2点本塁打を放つ(撮影・菅敏)
ドジャースは23日、公式X(旧ツイッター)を更新し、チーム移動の航空機内でくつろぐ大谷翔平投手(29)らの写真を公開した。
大谷は複数のシートを使って寝そべり、タブレット端末を見ながら笑顔を浮かべているショット。同時にアップされたチームメイトのフレディ・フリーマン内野手(34)は真っ直ぐ席に座り、あごに手をやりながら真剣に雑誌を読んでいる。
SNSでは「翔平さん真っ直ぐ座ると狭いのかな?」「しょうへいさん移動中も勉強している」などとコメントが寄せられた。
- ドジャース公式Xから
- ドジャース公式Xから
MLBで珍事…ファンのヤジで監督に退場処分、猛抗議も球審「誰が言ったか関係ない。退場だ!」
ウェンデルステット球審に抗議するヤンキースのブーン監督(右=AP)
<アスレチックス2-0ヤンキース>◇22日(日本時間23日)◇ヤンキースタジアム
ヤンキースのアーロン・ブーン監督(51)が、観客のヤジによって試合開始からわずか2分で思わぬ退場処分となった。通算35度目で、同監督が就任した18年以降では最多となっている。
初回、アスレチックスの先頭ルイーズの足にボールが当たり死球となったが、ルイーズがスイングしたとして同監督がベンチから抗議。しかし一塁審判の判定はチェックスイングで変わらず、次打者のネビンに打席が回った。そして1球目が投じられた後、ハンター・ウェンデルステット球審はベンチに向かって注意。同監督に対し「これ以上何か言えば退場だ!」と発言。それに対しブーン監督は左手で応じ、無言で試合に目を向けていたが、次の瞬間にいきなり退場を宣告された。
中継のカメラだと、球審が同監督に注意した後にベンチの上に座っていたファンがヤジを飛ばし、直後に球審が同監督を退場とした。何も発言していなかったブーン監督は両手を挙げて猛抗議し、オースマス・ベンチコーチとともにベンチの上を指さして自分ではないとアピール。球審に向かって直接アピールしに行った。
中継では球審とブーン監督のやりとりがそのまま放送され、球審は「誰が言ったか関係ない。退場だ!」と発言。同監督は「関係ないってどういう意味だよ。ひと言も言ってない。ダグアウトの上からだった。自分は何も言ってない。ハンター、何も言ってないんだ」と、Fワードを使いながら否定し、その後音声がオフになった。
ウェンデルステット球審は試合後、選手の誰かがヤジを飛ばしたと思ったと明かし「アーロン・ブーンはヤンキースの監督だから、ダグアウトで起きたことの責任を取るべき。選手を退場にはさせたくなかった。彼らは試合に出なければならない。ファンはそれを見るためにお金を払っている。だからダグアウトまで行って誰が言ったか探ろうとする代わりに、彼を退場にした」と説明した。
- 退場処分を受けたヤンキースのブーン監督(右=AP)
- ヤンキース・ブーン監督の退場を告げるウェンデルステット球審(AP)
メッツが元日ハムのマイケル・トンキン投手をメジャー40人枠から外す 18年に1年だけハム在籍
日本ハム時代のトンキン(2018年10月撮影)
メッツは22日、元日本ハムのマイケル・トンキン投手(34)をDFA(メジャー40人枠から外す措置)にしたと発表した。トンキンにとって今季すでに3度目のDFAで、今後はトレードされるかウエーバーにかけられ、獲得球団がなければマイナー降格か自由契約となる。
トンキンは13年にツインズでデビューし、17年までの5年間で通算141試合に登板。18年に日本ハムで1年だけプレーし、その後は独立リーグやメキシカンリーグなどを経て昨季ブレーブスで6年ぶりにメジャー復帰。今季はメッツで開幕を迎えたが5日にDFAとなりツインズにトレード移籍。しかし13日に再びDFAとなり、ウエーバーを通じてメッツに移籍したが、再度DFAとなった。今季6試合で1勝2敗、防御率6・00。
【動画】菊池雄星にハプニング!右足に打球直撃も笑顔で続投、後続を三振斬り
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菊池雄星、6回2失点で2勝目 次回登板予定は28日ドジャース戦 大谷翔平と今季初対決へ
ロイヤルズ戦で今季2勝目を挙げた菊池(AP)
<ロイヤルズ3-5ブルージェイズ>◇22日(日本時間23日)◇カウフマンスタジアム
ブルージェイズ菊池雄星投手(32)が、6回5安打2失点無四球4奪三振と好投し、今季2勝目(1敗)を挙げた。
立ち上がりの初回、3者凡退で滑り出した。続く2回は、先頭打者に内野安打を許したものの、後続を抑えて無失点で切り抜けた。
味方打線が3点を先行した3回は、わずか6球で3者凡退に仕留めた。4回、5回も3者凡退。
リードが5点に広がった6回、1死一塁から2ランを浴びたものの、追加点は許さず、81球で交代した。
防御率は2・28。
ブルージェイズは、好継投で逃げ切り、貯金を3とした。
順当であれば、菊池は次回27日(同28日)、本拠地でのドジャース戦に登板予定で、花巻東の後輩でもある大谷翔平投手(29)と今季初めて対決することになりそうだ。
ブルージェイズ菊池雄星が6回5安打2失点の好投 勝ち投手の権利を持って降板 2勝目なるか
ロイヤルズ戦に先発した菊池(AP)
<ロイヤルズ-ブルージェイズ>◇22日(日本時間23日)◇カウフマンスタジアム
ブルージェイズ菊池雄星投手(32)が敵地でのロイヤルズ戦に先発し、6回5安打2失点、無四球4奪三振で2勝目の権利を持って降板した。防御率は5試合で2・28となった。
前回16日のヤンキース戦で今季初勝利を挙げた菊池は、これが中5日での登板。初回を3者凡退に仕留め、2回先頭のペレスに初安打を許したが、後続を3人で打ち取った。3、4、5回は完璧。4回には打球が右足付近に当たるアクシデントがあったが、問題なく投球を続行。5回までわずか48球と完投ペースだった。
しかし5-0となった6回、1死から9番ブランコに二塁打を許し、次の1番ガルシアにカウント2-2から直球を左翼スタンドに運ばれた。続くウィットは三振に仕留め、3番パスクアンティノに内野安打、4番ペレスに二塁打を浴び2死二、三塁のピンチを招いたが、最後は5番ベラスケスを遊ゴロに仕留めた。6回だけで33球を要し、この回限りで降板したが、3試合連続のクオリティースタート(6回以上、自責3以下)を達成した。
- ロイヤルズ戦に登板した菊池(AP)
大谷翔平が契約を結んだ「ラプソード」を語る 「可視化できた方が成長につながる」特設サイトで
ドジャース大谷翔平(24年2月撮影)
ドジャース大谷翔平投手(29)とアンバサダー契約を結んだ「ラプソード」が23日、特設サイトをオープンし、大谷のインタビュー動画も合わせて公開した。
ラプソードは投球や打球の計測機器とトラッキングシステムで知られ、MLB全30球団で導入されている。パドレスのダルビッシュも同社の機器やシステムを使った投球動画を自身のYoutubeに公開している。
大谷のインタビューでの主なコメントは以下の通り。
-スポンサーを結ぶ相手は慎重に決めると聞いているが、なぜラプソードと契約したか
「実際に自分自身が使ってみて素晴らしい機器ですし、僕がもっともっと早く使っていれば良かったなと思える1つだと思うので、子どもたちもそうですし、大人になってからもそうですけど、幅広い年代で使えるものじゃないかなと思います」
-どのようにラプソードを使っているか
「自分がやっていることを数値化することで日々の成長だったりとか、あとはクオリティーの良いスイングだったり投げ方だったりとか、打たれにくいボールをデザインするというところでいうと、実際に目に見て可視化できた方がより成長につながるんじゃないかなと思っているので使っています」
ーリハビリにどのように生かしているか
「バッティングではずっと使っているので、リハビリの段階から実際に自分のフィーリングに合わせて、実際の数値がその感覚にあっているのかどうかを見ていますし、投球プログラムを開始してからもそういう感覚との一致だったり不一致だったりを随時確かめることでよりスムーズにリハビリを進められるんじゃないかなと思います」
-野球へのコミットを決めたのはなぜ
「水泳をやったりとか、いろいろ他のスポーツをやってみたりとかはありましたけど、何となく自分の中では最終的に進むのは野球なんだろうなといのは感じながらやってはいたので、決して無駄な時間だったなとは思いませんし、自分の中でなんとなく最初から答えはわかっていたのかなという感覚はあります」
- ドジャース大谷翔平(24年4月撮影)
- ドジャース大谷翔平(24年4月撮影)
- ドジャース大谷翔平(24年4月撮影)