日刊スポーツ

菊池の投球に打者「良かった。ストレート走ってた」

二刀流のニューカム氏死去 中日にも所属の元名投手

米大リーグで初代サイ・ヤング賞(最優秀投手賞)に輝くなど通算149勝を挙げ、打者でも活躍した元ドジャースのドン・ニューカム氏が長い闘病の末に死去したと19日、球団が発表した。92歳だった。

黒人リーグでのプレーを経て、1949年にニューヨーク市ブルックリンが本拠地だったドジャースに入団。17勝8敗でナ・リーグ最優秀新人に選ばれた。56年には27勝7敗でサイ・ヤング賞と最優秀選手賞をダブル受賞。代打でも頻繁に起用される投打の「二刀流」で、メジャー10年間の打者での通算成績は打率2割7分1厘、15本塁打、108打点だった。62年にはプロ野球中日に所属し、打者として12本塁打をマークした。

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菊池の投球に打者「良かった。ストレート走ってた」

ブルペンで投球練習をする菊池(右)を見つめるイチロー(撮影・菅敏)

マリナーズ菊池雄星投手(27)が、19日(日本時間20日)、メジャーで初めて打者を相手にした投球練習(ライブBP)を行った。直球に加え、スライダー、カーブ、チェンジアップを含めて30球、打者4人に対して安打性の当たり2本、空振りは4球(直球3球、カーブ1球)の内容。直球の球速は90~92(約145~148キロ)マイルだった。

遊撃手のレギュラー候補、ティム・ベッカム内野手(29)は菊池の投球内容について「良かったね。ストレートも走っていたし、一番の球種はカーブだと思った。曲がりが大きくて、ブレーキもかかっていた」と、空振りした低めのカーブをたたえた。

また、昨年21本塁打のドミンゴ・サンタナ外野手(26)も「ストレートが良かった。伸びていた」と振り返り、菊池の投球を高評価した。

イチローの視線を受けながらライブBPが行われるフィールドに移動するマリナーズ菊池(撮影・菅敏)
キャンプで初めてライブBPに登板するマリナーズ菊池(撮影・菅敏)

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菊池ライブBP 4人に安打性2本、空振りは4球

ブルペンで投球練習をする菊池(右)を見つめるイチロー(撮影・菅敏)

マリナーズ菊池雄星投手(27)が、19日(日本時間20日)、メジャーで初めて打者を相手にした投球練習(ライブBP)を行った。直球に加え、スライダー、カーブ、チェンジアップを含めて30球、打者4人に対して安打性の当たり2本、空振りは4球(直球3球、カーブ1球)の内容だった。

投球を振り返り、菊池は「1つ1つのボールに関しては思ったより良かった。ストレートに関しては空振りも取れましたし、そういう精度を高めて行ければ」と手応えを口にした。一方で、スライダーには課題が残った。安打性の打球もスライダーをとらえられたもので、「まだまだ抜けてしまうボールがある。修正が必要」と話した。

イチロー外野手(45)との対戦はお預けとなったが、ライブBP直前のブルペンでは背後にイチローもいたが、「マジですか? 教えてくださいよ」と気が付かなかったことを明かした。報道陣から伝え聞き、「全然、知らなかったです」と苦笑いだった。

イチローの視線を受けながらライブBPが行われるフィールドに移動するマリナーズ菊池(撮影・菅敏)
キャンプで初めてライブBPに登板するマリナーズ菊池(撮影・菅敏)
キャンプで初めてライブBPに登板するマリナーズ菊池(撮影・菅敏)

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イチロー8本の柵越え 菊池に背後から熱視線も

ブルペンで投球練習をする菊池(右)を見つめるイチロー(撮影・菅敏)

新打撃フォームに改造したマリナーズのイチロー外野手(45)がキャンプ4日目19日(日本時間20日)、フリー打撃で28スイングで8本の柵越えを放った。中盤以降の4連発をはじめ、中堅左へ打ち込むなど、昨季までとの違いをのぞかせた。

また、練習の合間には、隣接するブルペンで菊池雄星投手(27)の投球練習の一部をチェック。期待された「ライブBP」と呼ばれる実戦形式の打撃練習での「対決」は実現しなかったが、これまで「見たいな。だって日本で一番いい左投手だからね」と話していた通り、菊池の背後から熱心に各球種の軌道を見つめていた。

イチローの視線を受けながらライブBPが行われるフィールドに移動するマリナーズ菊池(撮影・菅敏)

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2月ですが…大谷サンタ登場キャンプ恒例フォトデー

フォトデーでサンタ帽を被るエンゼルス大谷(撮影・菅敏)

エンゼルス大谷翔平投手(24)が、キャンプで毎年恒例のフォトデーに参加し、バットを持った姿で撮影を行った。

カメラマンからリクエストされ、さまざまなポーズで撮影。上下白のユニホームを着用し、球場内に設置された複数の撮影用ブースを回った。

撮影中、カメラマンからサンタクロースの帽子をかぶるよう促され、ややとまどいながらも、サンタ帽をかぶって満面の笑みを見せていた。

フォトデーでサンタ帽を被りバットを手にするエンゼルス大谷(撮影・菅敏)

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菊池雄星、イチローとの対戦浮上「夢のようなこと」

内外野の連係プレーの練習で菊池(左)と同じフィールドに立つイチロー(撮影・菅敏)

【ピオリア(米アリゾナ州)18日(日本時間19日)=四竈衛】マリナーズのイチロー外野手(45)と菊池雄星投手(27)が、初めて同じグラウンドで「競演」した。前日までは、互いに別グラウンドで練習したため、接点はなかった。だが、全体キャンプ3日目に内外野の中継プレーの練習で、菊池がマウンドに立ち、イチローが中堅の守備位置に就き実現した。

   ◇   ◇   ◇

菊池の視線は、少年ファンのようにイチローにくぎ付けだった。「うれしいとかもあるんですけど、幸せというのが一番ですね」。少年時代から憧れ続け、「イチロー本」やインタビュー動画などは、ほぼすべてを網羅するほどだった。そこまで憧れ続けた存在が、同じグラウンドで同じボールを追いかけていた。外野フェンス際まで転がった打球を素早く処理し、内野へ返球する姿は、紛れもなく「生イチロー」だった。「イチローさんのボールの回転がきれいすぎて、全部カットマンの胸に来ていた。やっぱりすごいなと、感動しながら見てました」。

昨オフ、マ軍からオファーを受け、交渉が順調に進むにつれ、イチローと同じグラウンドに立つ瞬間が頭をよぎるようになった。「いつかこういう日がくればいいなとシアトルに決まってから思ってましたけど、まだ練習ではあるんですけれども、イチローさんと一緒に練習ができたというのは特別なことだと思ってます」。

19日(同20日)には「ライブBP」と呼ばれる実戦形式の打撃練習に登板する予定が組まれた。イチローが打席に立つ可能性もある。「世界一の打者ですから、そのイチローさんに、もし(打席に)立っていただけるのならすごく光栄なことですし、夢のようなことだと思っています」。対戦が実現すれば、菊池にとって最良の思い出としてだけでなく、最高の勉強の場となることは間違いない。

内外野の連係プレーの練習で菊池(左端)と同じフィールドに立つイチロー(右から2人目)(撮影・菅敏)

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田中将大が実戦形式「打者と勝負するレベルでない」

ブルペンで投げ込むヤンキース田中将大(2019年1月25日)

ヤンキース田中将大投手が18日(日本時間19日)、マイナーの打者を相手に20球を投げた。

キャンプイン後、1度の投球練習だけで早くも実戦形式へ移ったが、安打性は5スイング中1本のみと上々。

だが「思うようにコントロールできないところは多々ある。まだまだ打者が立って勝負するレベルではない」と自己採点は厳しかった。

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WS3度制覇ジ軍ボウチー監督が今季限りの引退発表

ジャイアンツのブルース・ボウチー監督(2013年3月14日撮影)

ジャイアンツのブルース・ボウチー監督(63)が、今季限りで引退すると発表。

パドレスとジ軍で監督25年目に入り、ここまで歴代11位の1926勝(1944敗)を記録。

07年からジ軍を指揮し、10、12、14年と3度の世界一を達成した。

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トラウトが大谷へエール「僕らの力になってくれる」

バットを持ちながら笑顔を見せるエンゼルス大谷(撮影・斎藤庸裕)

エンゼルスの主砲トラウトが、リハビリ中の大谷へエールを送った。

当面は別メニューが続く大谷について「5月ごろに戻ってくると聞いている。投げることはできなくても、打者として僕らの力になってくれる」。メジャー1年目の大谷を支えてきた兄貴分のような存在。昨季の大谷の活躍を振り返り「彼はすごく努力家だし、特に修正力は素晴らしい」とたたえた。

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大谷の全体練習参加時期、監督は「分からない」

バットを持ちながら笑顔を見せるエンゼルス大谷(撮影・斎藤庸裕)

右肘のリハビリを進めているエンゼルス大谷翔平投手(24)は18日(日本時間19日)、野手組のキャンプ初日も別メニューで調整を行った。全体練習には参加せず、打撃ケージの中で調整。リハビリ担当のトレーナー同伴で約20分間、素振りなどスイング練習を行った。前日、今後の予定について「来週(素振りを)やりながら、ティー打撃ができたら良い。(今週中に)できれば一番良い」と次のステップへの見通しを話していたが、この日はスイングのみで終えたようだ。

打者での復帰は5月ごろが見込まれているが、当面は野手陣とも別メニューで調整していく予定。オースマス監督は、全体練習の参加時期についても「分からない」と話すにとどめ、今キャンプでのオープン戦に出場しないことも明言した。(テンピ=斎藤庸裕)

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元ア・リーグMVPカブレラ、けがから復帰へ第1歩

タイガースのミゲル・カブレラ一塁手(35)は18日、左腕の二頭筋の腱を痛めた昨年6月12日以来、初めてピッチャー相手に打撃練習を行った。

カブレラは守備、走塁などの練習にも参加した。

ア・リーグで2回MVPを受賞しているカブレラは「再びフィールドでプレーできてうれしい。今年はけがをせず、自分の役割を果たしたい」と述べた。

昨季はハムストリングを痛めた後、腕の手術を受けることに。38試合の出場にとどまった。

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ツインズ・ピネダ投手、17年以来の復帰に自信

ツインズのマイケル・ピネダ投手(30)は、2017年以来となるメジャーでの登板に向けて自信を示した。

ピネダはヤンキースに所属していた2017年7月にトミー・ジョン手術を受け、同年12月にツインズと契約した。昨シーズン終盤に復帰間近となったが、右ひざの半月板を損傷してしまった。

ピネダは2017年7月5日以降、メジャーのマウンドから遠ざかっているが、「今はとても調子がいい。スプリングトレーニングには早めに来た。実力を発揮する準備はできている」と述べた。

同投手は2011年、マリナーズでデビュー。メジャーでの通算成績は40勝41敗、防御率4・05。

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エチャバリア、メッツとマイナー契約に合意

アデイニー・エチャバリア遊撃手(29)がメッツとマイナー契約に合意した。メジャーの春季キャンプに招待される。

エチャバリアは打撃力こそないが、守備には定評がある。メッツでは若手のバックアップを務める可能性がある。

昨年はレイズ、パイレーツ、ヤンキースでプレー。94試合に出場し、打率2割4分7厘だった。

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世界一3度 ジャイアンツのボウチー監督今季で退任

ジャイアンツのブルース・ボウチー監督(63)は18日、今シーズン限りで退任する意向を発表した。今季がメジャーの監督として25シーズン目となる。

ボウチー監督はこの日、春季キャンプでの練習前、チームに意向を伝えたという。

同監督は「これまで自分の感覚をもとに監督を務めてきた。もう潮時だと感じている」とコメント。選手たちやファンなどへの感謝を示した上で「退任後も何らかの形で野球に携わっていきたい」と述べた。今季がジャイアンツでの13シーズン目。2010年、12年、14年にチームをワールドシリーズ優勝に導いた。

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田沢、前夜にキャンプ地入り ビザ取得で合流遅れる

ビザ取得のために渡米が遅れていたカブスの招待選手の田沢純一投手は、前夜にようやく現地入りしたという。「(時差ぼけは)あると思う。しっかりやっていけたら」と話し、キャッチボールや守備練習で汗を流した。

練習前にはダルビッシュと握手。田沢は「素晴らしい投手なので、いいところを少しでも吸収できたらいい」と意欲を口にした。(アリゾナ州メサ)

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牧田「簡単に捉えられた」直球走らず険しい表情

パドレスの招待選手の牧田和久投手は18日(日本時間19日)、プレラー・ゼネラルマネジャーらの前で初めてフリー打撃に登板したが、30球を投げて柵越えを含む5本の安打性の当たりを打たれ、空振りも奪えなかった。

「低めとコースをしっかり投げ切ることを意識したが、本当に簡単に捉えられていた」と反省。打者が差し込まれるような投球を目指しているが「真っすぐが走らない限りは変化球も生きない」と険しい表情だった。

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Dバックスは平野佳寿らバント処理など連係確認

ダイヤモンドバックスは野手もキャンプインし、平野佳寿ら投手陣も含めてバント処理などの守備練習に時間を割いた。

一塁手で主砲だったゴールドシュミットが移籍したため、三塁から一塁にコンバートされたラムらが連係プレーを確認した。ロブロ監督は「基本的なことを確かめられた。投手と野手がそろった、いい初日だった」と話した。

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大谷、オープン戦は出場せず エンゼルス監督が公表

昨年10月に右肘手術を受けたエンゼルス大谷翔平投手について、オースマス監督が18日(日本時間19日)、オープン戦に出場しない方針だと公表した。球団は順調なら5月中の復帰を見込んでおり、野手組が加わったこの日も室内で約20分間の素振りをこなすなど別メニューで動いた。

昨季はともに中軸を担うことが多かったトラウトは、打者専念で2年目を迎える大谷に「投げられないけど、バットで助けてくれる。信じられない数字を残したし、今年も楽しみにしている」と早期復帰を願った。モレノ・オーナーは「数字は言わない。昨年のような活躍をしてくれたら素晴らしい」と期待を寄せた。

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ダルビッシュは小雨の中、守備練習で軽快な動き

カブス・ダルビッシュ有投手は18日(日本時間19日)、小雨の中、キャッチボールや守備練習などで軽快な動きを見せた。この日は温暖な気候で知られるアリゾナでも気温10度を割り込み、全体練習は短めだった。

19日からは野手組が合流する。ダルビッシュは打者相手に投げる可能性もあるという。(アリゾナ州メサ)

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田中将大 マイナー打者へ20球も「まだまだ」

ヤンキース田中将大投手は18日(日本時間19日)、マイナーの打者に球種を伝えながら20球を投げ、5スイングで安打性の当たりは1本だった。フォームのばらつきが気になったようで「まだまだ。打者が立って勝負するというレベルではない」と課題を口にする。

キャンプでは1度の投球練習を経て、早いペースで実戦に近い内容へ移った。「早い段階でそういう形に入っていって、いろいろと修正を重ねていけたらいい」と先を見据えた。(フロリダ州タンパ)

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イチローから雄星へ“すべらない話”お悩み解決

ボールを手に同僚と笑顔で話すイチロー(撮影・菅敏)

【ピオリア(米アリゾナ州)17日(日本時間18日)=四竈衛】イチロー先生が新入り雄星の不安を取り除いた。マリナーズのイチロー外野手(45)は菊池雄星投手(27)からボールが滑ると相談を受け、公式戦では大丈夫と太鼓判を押した。「ライブBP」と呼ばれる実戦形式の打撃練習では、昨年5月2日以来291日ぶりにメジャーの投手を相手に打席に立ち、19日(同20日)に菊池と対戦する可能性も膨らんできた。

イチローは昨季ジャイアンツで14セーブを挙げた快速右腕ストリックランドを相手に、7球中1回スイングし、結果はファウルだった。「別にどうということはないですよ。元々、僕はこれ(ライブBP)が嫌いです。別にマイナスとは言わないですけど、特別にプラスというわけではない」と淡々と振り返った。打者にすれば「目慣らし」にすぎず、基本は投手の調整の一環という位置づけだ。

「嫌い」とはいえ、相手がかわいい後輩であれば話は別だった。練習後のクラブハウス内。いつものようにグラブの手入れをするイチローが、間近にいた菊池に声を掛けたことで2人の会話が始まった。

イチロー 雄星、いつ(ライブ)BP投げるの?

雄星 明後日(19日=同20日)です。

イチロー どうなのかな。打席に立つのかな。見たいなあ、ブルペンも見たい。だって日本で一番いい左投手だからね。

雄星 イチローさん、ボールなんですけど、親指をかける所がどうも…。

イチロー それ、よくわかる。シアトルに行ったら大丈夫。(乾燥地帯の)アリゾナが異常だから。

ほほ笑みながら優しく話すイチローに対し、菊池は恐縮しながらも、滑るメジャー球に苦心している実情を相談。これまで質問したいことが「山ほどある」と話していた菊池に、あこがれの先輩は「大丈夫」と激励の言葉をかけた。

図らずも、前日の菊池は「自分の持っているものを憧れの選手に見ていただけるなら、もちろんうれしいですよね」と素直な思いを口にした。そんな菊池に対し、イチローも直接「見たい」と応答。雄星少年が初めて見たプロ野球は、00年6月6日のオリックス-ダイエー戦(岩手)で、もちろんお目当てはイチローだった。「対決」が実現すれば、2人にとって貴重な空間となるに違いない。

◆ライブBP 米国球界の練習メニューのひとつ。英語では「Live Batting Practice」で、省略して「Live BP」と呼ばれる。実戦形式で打者が打席に立つものの、基本的には投手が試合へ向けて調整する最終段階の意味合いが強く、規定の球数を投げることが最優先。

<なぜボールが滑る?>

メジャーの公式球はローリングス社製で重さ142~149グラム、円周229~235ミリと規格は日本と差がないが、南米コスタリカの工場で手作りで製造されているためふぞろいで大きめの場合が多い。革は薄さで定評のあるホルスタインの雌成牛が使用され、アニリンでなめしてはいるがほぼ自然のままを生かした革になっており、滑りやすいとされている。それに加え、キャンプ地アリゾナ州は乾燥地帯で、昼間の年平均湿度25%前後と低いため、ボールの滑り具合に拍車をかけている。

<日本人投手と滑るボール>

◆松坂大輔 メジャー移籍後のフォームはボールに対応しようと制球を気にするあまり、力感を失った。07年のデビュー6試合では38回を投げ19四死球。審判に注意を受けながらも、指をなめる場面が目立った。

◆前田健太 13年WBCなどに出場し「僕は国際大会の経験で慣れていたので、それほど苦にならなかった」と抵抗なし。

◆平野佳寿 昨年1月の自主トレでボールについて「スライダーは滑る分“抜ける”ところもある」と、抜けるスライダーに手応えを得た。オープン戦は9回を投げ四死球ゼロ。

◆大谷翔平 昨季開幕前にアリゾナ州で投げた実戦5試合では、計13回で12四死球(防御率12・46)。引っかけや抜けが目立ち「ボールやマウンドへのアジャストは慣れていない」と、思うように投げられないジレンマを口にした。

練習中に同僚と笑顔で話す菊池(撮影・菅敏)

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イチロー 開幕投手候補から2安打 着実に上昇

ライブBPで打席に入り、打球を放つイチロー(撮影・菅敏)

新打撃フォームに改造したマリナーズ・イチロー外野手(45)が、キャンプ3日目に入り、着実に調子を上げてきた。

フリー打撃では、25スイングで8本の柵越え。これまではあまり見られなかった左中間への1発を含む3連発など、力強い打球を披露した。見守っていた同僚ヒーリーから「イチ! 何てパワーなんだ」と驚嘆の声が上がるほどだった。

また、「ライブBP」と呼ばれる実戦形式の打撃練習では、開幕投手候補の最右翼とされる左腕マルコ・ゴンザレス投手(27)と対戦。7球中、6球スイングし、安打性の当たりを2本放つなど、昨年5月以来のブランクを感じさせない動きを見せていた。

ライブBPで空振りをするイチローは、勢い余って体勢を崩す(撮影・菅敏)

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イチローと菊池が守備練習で初の競演「幸せ、感動」

内外野の連係プレーの練習で菊池(右)と同じフィールドに立つイチロー(撮影・菅敏)

マリナーズ・イチロー外野手(45)と菊池雄星投手(27)が18日(日本時間19日)、初めて同じグラウンドで「競演」した。全体キャンプ3日目のこの日、内外野の中継プレーの練習で、菊池がマウンドに立ち、イチローが中堅の守備位置に就き、実現した。

練習後の菊池は「うれしい、とかもあるんですけど、幸せというのが一番ですね。感動しながら見てました」と、憧れの選手と一緒に初めてプレーした感激に浸った。

「いつかこういう日がくればいいなとシアトルに決まってから思ってましたけど、まだ練習ではあるんですけれども、イチローさんと一緒に練習ができたというのは特別なことだと思ってます」。

菊池は19日(同20日)に「ライブBP」と呼ばれる実戦形式の打撃練習に登板予定で、イチローが打席に立つ可能性もある。

内外野の連係プレーの練習で菊池(左)と同じフィールドに立つイチロー(撮影・菅敏)
菊池(左端)と同じフィールドで内外野の連係プレーの練習をしたイチローは、ナインとタッチをする(撮影・菅敏)

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大谷 バット手に素振りなど20分間のスイング練習

バットを持ちながら笑顔を見せるエンゼルス大谷(撮影・斎藤庸裕)

右肘のリハビリを続けているエンゼルス大谷翔平投手(24)が、バットを使った練習で調整を行った。野手組のキャンプが始まった18日(日本時間19日)、全体練習には参加せずに別メニューで汗を流した。打撃ケージの中で調整し、約20分間、素振りなどスイング練習を行った。

大谷は前日、今後の予定について「来週(素振りを)やりながら、ティー打撃ができたらいい。(今週中に)できれば一番いい」と、ティー打撃再開の見通しを話していたが、この日は行わなかったもようだ。

また、キャンプ初日を迎えたマイク・トラウト外野手(27)は、大谷について「5月ごろに戻ってくると聞いている。今年、投げることはできないだろうけど、打者として僕らの力になってくれると思う」と期待を寄せた。

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「日本で一番いい左投手」がイチロー先生に悩み相談

フォトデーでホームのユニホームを披露するマリナーズ菊池(撮影・菅敏)

【ピオリア(米アリゾナ州)17日(日本時間18日)=四竈衛】イチロー先生が新入り雄星の不安を取り除いた。マリナーズのイチロー外野手(45)は菊池雄星投手(27)からボールが滑ると相談を受け、公式戦では大丈夫と太鼓判を押した。「ライブBP」と呼ばれる実戦形式の打撃練習では、昨年5月2日以来291日ぶりにメジャーの投手を相手に打席に立ち、19日(同20日)に菊池と対戦する可能性も膨らんできた。

   ◇   ◇   ◇

イチローは昨季ジャイアンツで14セーブを挙げた快速右腕ストリックランドを相手に、7球中1回スイングし、結果はファウルだった。「別にどうということはないですよ。元々、僕はこれ(ライブBP)が嫌いです。別にマイナスとは言わないですけど、特別にプラスというわけではない」と淡々と振り返った。打者にすれば「目慣らし」にすぎず、基本は投手の調整の一環という位置づけだ。

「嫌い」とはいえ、相手がかわいい後輩であれば話は別だった。練習後のクラブハウス内。いつものようにグラブの手入れをするイチローが、間近にいた菊池に声を掛けたことで2人の会話が始まった。

イチ 雄星、いつ(ライブ)BP投げるの?

雄星 明後日(19日=同20日)です。

イチロー どうなのかな。打席に立つのかな。見たいなあ、ブルペンも見たい。だって日本で一番いい左投手だからね。

雄星 イチローさん、ボールなんですけど、親指をかける所がどうも…。

イチ それ、よくわかる。シアトルに行ったら大丈夫。(乾燥地帯の)アリゾナが異常だから。

ほほ笑みながら優しく話すイチローに対し、菊池は恐縮しながらも、滑るメジャー球に苦心している実情を相談。これまで質問したいことが「山ほどある」と話していた菊池に、あこがれの先輩は「大丈夫」と激励の言葉をかけた。

図らずも、前日の菊池は「自分の持っているものを憧れの選手に見ていただけるなら、もちろんうれしいですよね」と素直な思いを口にした。そんな菊池に対し、イチローも直接「見たい」と応答。雄星少年が初めて見たプロ野球は、00年6月6日のオリックス-ダイエー戦(岩手)で、もちろんお目当てはイチローだった。「対決」が実現すれば、2人にとって貴重な空間となるに違いない。

フォトデーでホームのユニホームを披露し、ポーズをとるマリナーズ菊池(撮影・菅敏)
フォトデーでホームのユニホームを披露するマリナーズ菊池(撮影・菅敏)
ボールを手に同僚と笑顔で話すイチロー(撮影・菅敏)

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大谷、右肘の回復順調 今週中にもティー打撃再開へ

キャンプでのリハビリの現状について話すエンゼルス大谷(撮影・斎藤庸裕)

エンゼルス大谷翔平投手(24)が、次のステップへの見通しを示した。17日(日本時間18日)、リハビリを進めている右肘の現状について語った。強化トレーニングに加え、現在も定期的に素振りを継続。今後の予定について「来週(素振りを)やりながら、ティー打撃ができたら良いかなと思う。(今週中に)できれば一番良い」と、今週中にもティー打撃を再開する。

単調になりがちな日々でも、大谷の表情は明るい。「限られたメニューを毎日、繰り返している感じ。地味な練習も嫌いではない」と現在の心境を明かした。医療スタッフや首脳陣の慎重な意向もあり、進む幅は小さい。「もどかしさもある中で、できるメニューも増えている。そこは楽しい」。2月から右半身のトレーニングが可能となり、素振りも再開。次はティー打撃へと進む。1歩ずつの前進が励みとなっている。

楽しみはそれだけではない。マリナーズで始動したイチローについて「(対戦)カードがあれば、あいさつに行く機会もありますし、プレーも目にすると思う。すごく楽しみ」とうれしそうに話した。憧れの選手との再会も心待ちにする。

またこの日の囲み取材では、ある記者から「球場に大谷選手のバナー(外壁に飾られた写真)があって…」と質問されると、「バナナ?」と聞き間違い、大谷自身も含めて一同、大笑い。その場が一気に和んだ。クスッと周囲を笑わせる。そんな大谷らしさも健在だ。(テンピ=斎藤庸裕)

◆エンゼルス・オースマス監督(大谷が今週中にもティー打撃を行うことについて)「可能性はある。メディカルスタッフの意見を確認して、準備ができていれば次のステップにいく」

(テンピ=斎藤庸裕)

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MLBが投球間に時間制限 今季オープン戦で導入

MLBのマンフレッド・コミッショナーが17日、今年のオープン戦で投球間に時間制限を設ける「ピッチクロック」を試験的に導入すると発表した。

制限時間を20秒以内と設定し、超えても罰則は適用しない。レギュラーシーズンでの導入については、選手会と交渉中のため未定だが、機構は今季からの導入を目指している。

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Dバックス吉川峻平が1時間の練習に驚き「短い」

ダイヤモンドバックスとマイナー契約を交わした吉川峻平投手(2018年7月18日撮影)

ダイヤモンドバックスとマイナー契約の吉川峻平投手(元パナソニック)は17日(日本時間18日)、軽めの練習で調整を行った。

ウオーミングアップとキャッチボールのみ、約1時間もたたないうちに全体練習が終了。「短いとは聞いてましたけど、まぁ短い」と驚いた。今後について「実戦(登板の時期)は言われてないです。ブルペンは2日おきに入っていく」と話した。

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プホルス「開幕戦に準備万端で」大谷復帰までDHか

プホルス(18年5月撮影)

エンゼルスのアルバート・プホルス内野手(39)が、開幕戦出場へ意欲を見せた。

野手組の集合日となった17日(日本時間18日)にクラブハウスに姿を見せ、メディア対応を行った。今シーズンの開幕まで残り40日を切ったが「僕には僕のルーティンがあって、何をすべきか分かっている。開幕戦に準備万端でいきたい」と冷静に話した。

昨年は膝の痛みと闘いながら、117試合に出場し、打率2割4分5厘、19本塁打。そのうち70試合は一塁を守った。8月下旬、状態が悪化した左膝を手術、9月には右肘の手術も行った。現状については「全て順調だ。今の状態に満足している」と自信を見せた。

開幕後から大谷翔平投手(24)復帰までの期間は、指名打者(DH)として出場する見込みで、大谷の復帰後は再び一塁を守る必要も出てくる。「チームにとって何がベストか。自分の状態にもよる」と話したが、どれくらい出場するつもりかと問われると、「190試合に出るよ。春のオープン戦を含めてね」と冗談で笑わせる余裕も見せた。

また、今季、打者に専念する大谷については「彼が(去年)やってきたことは、簡単なことではない。本当に素晴らしい。打線の一員として復帰することを楽しみにしている」とエールを送った。

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本塁打王デービス、アスレチックスと長期契約望む

クリス・デービス(2018年3月29日撮影)

昨季メジャーの本塁打王クリス・デービス外野手(31)が、アスレチックスと少なくとも3年の長期契約を望んでいると明言した。

デービスは17日、AP通信に対し「自分はここに少なくともあと3年はいたい。ただ、それはアスレチックスにとっては長い時間だ。だが、そうできる人間が誰かいるとしたら、それは自分だと願っている」とコメント。「自分たちがうまくやっている限り、トレードには出されないと思うよ。トレードされないようにいい野球をしなくてはね」と語った。

ボブ・メルビン監督はデービスについて「過去にこの球団に所属した素晴らしい選手たちと同じくらい、彼はここによくフィットしている」と話すと、スーパースターながら脚光を浴びることを望まない職人気質があるとその振る舞いについて述べ、「彼は我々にとって最高に素晴らしい選手だ」と称賛した。

デービスは昨季、4年連続で打率2割4分7厘をマークし、本塁打はメジャートップの48本、打点はキャリアハイの123を記録した。なお、3年連続で40本塁打に到達したのは、ジミー・フォックス氏に続き、デービスが球団史上2人目。

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