日刊スポーツ

東海大札幌は初4強ならず 骨折の外石主将は号泣

東海大札幌は初4強ならず 骨折の外石主将は号泣

慶大対東海大北海道 7回コールドで敗れ、肩を落として引き揚げる東海大北海道の選手たち(撮影・大野祥一)

<明治神宮大会:慶大9-0東海大札幌キャンパス>◇17日◇大学の部2回戦◇神宮

大学の部準々決勝で東海大札幌キャンパスが慶大(東京6大学)に0-9の7回コールド負けを喫し、初4強を逃した。札幌大が明大を下した86年準々決勝以来、33年ぶりの東京6大学撃破を狙ったが、力及ばなかった。

序盤で投手陣が崩れ、流れを引き戻せないまま終わった。先発右腕の宮沢怜士(4年=遠軽)が、初回無死一、二塁でソフトバンク5位指名の柳町達中堅手(4年=慶応高)に中越え2点適時二塁打を浴びた。1死も取れないまま降板し、工藤稜太(2年=駒大苫小牧)に継投も、この回計6失点と大差をつけられた。宮沢怜は「対策はしていたが、甘い球は全部持って行かれた」。工藤も「プロに行くような選手との対戦で、力んでしまった」と反省した。打線も3安打無得点と、投打とも良さを出すことができなかった。

15日の初戦で死球を受けた外石和也主将(3年=駒大苫小牧)が、左手小指中手骨骨折のため、先発回避。7回2死三塁では、左指に神社の御守りをテーピングで巻きつけて代打に立ち、四球で出塁した。一矢報いようと体を張ったが「お世話になった4年生に、何も恩返しができなかった」と号泣した。

初戦で全2打点をたたき出した大学日本代表候補の主砲赤尾光祐右翼手(3年=東海大相模)は3打数無安打2三振。「冬場の練習でレベルの高い本州の投手を打てるような打撃を身につけ、また神宮に戻ってきたい」。この大敗を糧に、進化を図る。【永野高輔】

▽東海大北海道の日下部憲和監督(67)「選手はリーグ戦から代表決定戦と辛抱強く戦ってくれた。この敗戦を冬の課題として、また力をつけて出直してきたい」

▽東海大札幌キャンパス・外石和也主将(初戦で左手小指中手骨骨折も7回2死三塁で代打で登場。四球で出塁)「大事なところでケガをしてしまい、4年生に恩返しできないまま終わってしまった。悔しい」

慶大対東海大北海道 7回裏東海大北海道2死三塁、代打で出場し、四球で出塁する外石(撮影・大野祥一)

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慶大左腕・高橋佑樹は最強9番、青木完コピし2安打

慶大対東海大札幌キャンパス 先発の慶大・高橋(撮影・大野祥一)

<明治神宮大会:慶大9-0東海大札幌>◇17日◇大学の部2回戦◇神宮

慶大(東京6大学)は左腕・高橋佑樹投手(4年=川越東)が先発し、投打で4強進出を導いた。19日の準決勝では城西国際大(関東5連盟第1代表)と対戦することが決まった。

1回に「いきなり打席が回ってきてうれしかった。バッティング大好きなので」と2死二塁から右中間に適時二塁打を放った。「大学に入って、初めて外野の頭を越える長打を打てました。1回だけ二塁打を打ったことあるのですが、センターの前に落ちたので」。5回にも中前打を放ち、「打ったのは2つともストレート。(ヤクルトの)青木宣親さんが大好きなので、完コピ(完全コピー)で日々精進しています。今日は打撃で(試合後の取材に)呼ばれたと思っています。野手になっちゃうかもしれませんね」と冗談も言いながら笑顔を見せた。

投手としても4回2安打無失点と好投したが「淡々と投げましたが、3回にフォアボールを出してしまって、良くはなかった」と反省した。「大学野球最後の大会。リーグ戦は優勝したけれど、まだ大久保(秀昭)監督を胴上げできていないので、日本一になって胴上げしたい。9番目の打者という意識で普段から打撃練習もしている。まだまだ打ちたいですね」。最強9番として、バットも左腕もフルスイングを続ける。

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慶大19年ぶりVへ圧勝発進、プロ指名コンビが躍動

慶大対東海大札幌キャンパス 2回表慶大無死二塁、右前打でチャンスを広げ、グータッチする郡司(撮影・大野祥一)

<明治神宮大会:慶大9-0東海大札幌>◇17日◇大学の部2回戦◇神宮

慶大が19年ぶり日本一へ好発進だ。12安打9得点&完封で東海大札幌キャンパスを圧倒した。

初回、ソフトバンクからドラフト5位指名を受けた柳町達外野手(4年=慶応)の2点適時二塁打など、打者10人で6点先制。3回には、中日ドラフト4位指名の主将、郡司裕也捕手(4年=仙台育英)が3点適時二塁打を放った。

日本一への執念を見せたのが、5回だ。先頭打者が出塁すると、大久保秀昭監督(50)は次打者に送らせた。既に9-0と大差がついていたが、5回コールド勝ち狙いで10点目を取りにいった。2死一、三塁で回ってきた郡司は「全力で1点を取りにいくんだ」と意図を理解した。

結果は遊ゴロ。「決めたかった。あと1点でコールド。早く終わった方が投手も疲れない」と悔しがった。この試合に勝つだけなら、大勢に影響は少ない1点だったはず。だが、チームの目標は、あくまで優勝だ。郡司は「日本一に向けて、ですね」と強調した。00年以来の頂点へ、あと2勝だ。

慶大対東海大札幌キャンパス 1回表慶大無死一、二塁、2点適時二塁打を放ち、丸ポーズをする柳町(撮影・大野祥一)

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楽天3位の慶大・津留崎1回0封も「左足つぶれた」

慶大・津留崎大成(19年撮影)

<明治神宮大会:慶大9-0東海大札幌キャンパス>◇17日◇大学の部2回戦◇神宮

楽天ドラフト3位指名の慶大・津留崎大成投手(4年=慶応)が1回を無失点に抑えた。

9-0の7回にリリーフ登板。2死後に三塁打、四球、暴投で二、三塁のピンチを作ったが、最後は見逃し三振で締め、コールド勝ちに導いた。最速は148キロだった。

「今日は左足がつぶれてしまったので、次はそれがないようにしないと」と反省。「東京6大学代表のチームとして優勝しなきゃならない」と19日の準決勝に向け、気合を入れ直していた。

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城西国際大・中島182球完投 郡司との対戦心待ち

広島経大対城西国際大 3回表広島経大2死三塁、右飛でピンチを切り抜け笑顔の中島(撮影・大野祥一)

<明治神宮大会:城西国際大5-3広島経大>◇17日◇大学の部2回戦◇神宮

「磯野~、野球やろうぜ~」。人気漫画サザエさんに登場する「中島くん」の名セリフのごとく、仙台育英(宮城)出身の城西国際大(関東5連盟第1代表・千葉県)エース右腕・中島隼也(3年)が、楽しみながら182球を投げ抜き、広島経大(中国・四国3連盟)を5-3で下した。

「調子はそんなに良くなかったが、粘り強く、今まで一番長く(球数を)投げることができた。低めのボール球で空振りが取れたことは自信になった」。初出場で4強に導いた。

7奪三振7安打5四球3失点の内容には「愉快だな~」という感情には、ほど遠かった。終盤に140キロ超えを連発したが「配球、制球、すべてにおいて勉強になった。修正することを学んだ」と“宿題”も多い。今春の全日本選手権以降は、体重を5キロ以上増加、球速は最速146キロまで伸ばした。次は、球速差が少ないチェンジアップを生かした投球をするつもりだ。

中島にとって「カツオくん」のような存在は、千葉市シニア時代から同じチームでプレーし、高校も背中を追った慶大・郡司裕也捕手(4年=仙台育英)だ。中日ドラフト4位指名の“親友”には、大学進学後も食事に誘ってもらい、食事法なども伝授された。19日の準決勝では初対戦の可能性が高い。「楽しみだし、抑えたい。今日の試合後も『ナイスピッチ、高速チェンジアッパー』って声をかけてもらいました」と士気も高まった。

好きな登場人物を問われると「もちろん、中島くんですよ」。今日は楽しい、今日は楽しい、ピッチング~♪。中島が神宮で主役を奪う。【鎌田直秀】

広島経大対城西国際大 高校時代の先輩、慶大・郡司裕也(右)の前でヒーローインタビューを受ける城西国際大・中島(撮影・大野祥一)
広島経大対城西国際大 2回裏城西国際大1死一、三塁、中前適時打を放つ中島(撮影・大野祥一)

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城西国際大1年4番浪川2打点「特別な気持ちない」

広島経大対城西国際大 4回裏城西国際大2死二塁、左前適時打を放ち、笑顔の浪川(左)(撮影・大野祥一)

<明治神宮大会:城西国際大5-3広島経大>◇17日◇大学の部2回戦◇神宮

城西国際大・浪川広之外野手(1年=創価)が2安打2打点で主砲の役割を果たした。

8強入りした春の大学選手権ではスタンド応援組だったが、今秋リーグ戦最終戦で4番に抜てき。「4番ということに特別な気持ちはないです。出場していない人の気持ちも考えてプレーしています」という謙虚な1年生4番を、スタンドの控え部員約150人はDeNA筒香の応援歌で後押ししていた。

▽広島経大・加納智也投手(1年生で先発も2回途中降板)「力不足です。相手というか、自分の球が甘かったです」

広島経大対城西国際大 4回裏城西国際大2死二塁、左前適時打を放つ浪川(撮影・大野祥一)
広島経大対城西国際大 6回裏城西国際大1死満塁、右犠飛を放つ浪川(撮影・大野祥一)

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清原和博氏が逮捕後初のユニホーム姿/写真特集

16年に覚せい剤取締法違反で有罪となり、執行猶予中の清原和博氏(52)が17日、逮捕後初めてユニホーム姿でグラウンドに立った。

沖縄・浦添市民球場で「FM沖縄開局35周年記念ドリームマッチ」に参加。選手紹介では現役時代の登場曲だった長渕剛の「とんぼ」が流れる中、名球会メンバー中心の「FM沖縄ドリームス」の一員として上着がブルーのユニホームに身を包んで現れた。

ドリームマッチに参加した清原氏(撮影・鈴木正人)

ドリームマッチに参加した清原氏(撮影・鈴木正人)

「FM沖縄開局35周年記念ドリームマッチ」でユニホーム姿を披露した清原和博氏

「FM沖縄開局35周年記念ドリームマッチ」でユニホーム姿を披露した清原和博氏(左端)

ドリームマッチに参加した清原氏(左)(撮影・鈴木正人)

背番号5でドリームマッチに参加した清原氏(撮影・鈴木正人)

ドリームマッチに参加し笑顔を見せる清原氏(撮影・鈴木正人)

キャッチボールする少年とじゃれ合う清原氏(撮影・鈴木正人)

少年たちの前で打席に入る清原氏(撮影・鈴木正人)

少年たちの前で打席に入る清原氏(撮影・鈴木正人)

5回表2死二塁、佐々木氏(右)から中前打を放ちガッツポーズする清原氏(撮影・鈴木正人)

ドリームチーム対浦添選抜 5回表2死二塁、佐々木氏から中前打を放つ清原氏(撮影・鈴木正人)

ドリームチーム対浦添選抜 5回表2死二塁、佐々木氏から中前打を放ちガッツポーズ清原氏(撮影・鈴木正人)

ドリームチーム対浦添選抜 試合前、談笑する左から佐々木氏、清原氏、権藤氏(撮影・鈴木正人)

試合後、ファンに笑顔であいさつする清原氏(撮影・鈴木正人)

ファンに手を振る清原氏(撮影・鈴木正人)

ドリームチーム対浦添選抜 1回表2死二塁、清原氏は一邪飛(撮影・鈴木正人)

ドリームチーム対浦添選抜 1回表2死二塁、清原氏は一邪飛で頭をかく(撮影・鈴木正人)

ドリームチーム対浦添選抜 3回表2死一、二塁、清原氏は右前適時打(撮影・鈴木正人)

ドリームチーム対浦添選抜 3回表2死一、二塁、清原氏は右前適時打(撮影・鈴木正人)

報道陣の質問に答える清原和博氏(撮影・鈴木正人)

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金沢学院大うれしい初勝利「二刀流」和田が投打活躍

九産大対金沢学院大 力投を見せる金沢学院大・和田悠弥(撮影・大野祥一)

<明治神宮大会:金沢学院大8-5九産大>◇16日◇大学の部1回戦◇神宮

金沢学院大の和田悠弥投手(3年=八戸学院光星)が投打に活躍した。先発松井が2回に4点目を失い、なお1死一、二塁で登板。「第2先発の準備はしてました」と後続を断った。

すると、3回先頭で公式戦初安打の二塁打。4回には適時内野安打で逆転へつなげた。

今春オープン戦では外野手も務めた二刀流。「打った方がうれしい。ドラフトにかかった人(九産大・福森耀)からなので」と笑顔。チームは19年ぶり2回目の出場で初勝利だ。

九産大対金沢学院大 勝利し喜び合う金沢学院大の選手たち(撮影・大野祥一)

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津森VS海野 ソフトバンク将来バッテリー直球勝負

東北福祉大対東海大 9回裏東海大1死二塁、海野(手前)に投げ込む津森(撮影・大野祥一)

<明治神宮大会:東海大9-8東北福祉大>◇16日◇大学の部1回戦◇神宮

将来、プロでバッテリーを組むであろう2人の対戦が実現した。ソフトバンク3位指名の東北福祉大・津森宥紀投手(4年=和歌山東)対ソフトバンク2位指名の東海大・海野隆司捕手(4年=関西)だ。

8-8の9回裏、1死二塁だった。サヨナラの好機で、海野は打席に向かった。それまでの4打席は変化球中心に攻められていた。「変化球で来るのは分かっていました。リーグ戦では、直球を打つことが多かったので」。津森は違った。初球から141キロ直球。インコースにズバッと投げられ、空振りした。その後も直球中心。「津森は、そういうやつ。直球で来るだろうと」。大学代表でバッテリーを組んでおり、性格を熟知。直球勝負を挑まれた海野も、思い切りのいいスイングで応えた。

フルカウントからの8球目。直球を引っ張り、三ゴロ。しかし、全力疾走。三塁からの送球に、一塁手の足が離れる失策で残った。結局、この回だけで東北福祉大は4失策。最後は2死満塁から津森の一塁悪送球で幕切れした。

試合には勝ったが、勝負には敗れた海野。津森との対戦は、3年春のオープン戦以来だった。「代表でもバッテリーを組んでいるので、球が速くて、動くし、暴れることも頭には入れてました。それでも刺されました。(プロで)バッテリーを組みたいですね」と率直に振り返った。

津森も「あの場面なので、絶対に抑えてやると思いました。最後の結果(一塁手の失策)に対しては、仕方がない。お互いを知っているし、バッテリーも何回も組んだことがある。1年目から2人で1軍に行きたい」と、海野との対戦を振り返りつつ、未来に思いをはせた。

サヨナラ負けにガックリ引き揚げる東北福祉大・津森(右)

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東北福祉大まさか9回1イニング4失策サヨナラ負け

サヨナラ負けにガックリ引き揚げる東北福祉大・津森(右)

<明治神宮大会:東海大9-8東北福祉大>◇16日◇大学の部1回戦◇神宮

東北福祉大が9回にまさかの1イニング4失策でサヨナラ負けした。同点の7回からソフトバンクにドラフト3位指名された津森宥紀投手(4年=和歌山東)を投入。

力でねじ伏せるサイドハンドは7、8回を3人で片付けたが、9回1死から三塁手が飛球を落球。そこから一塁手、二塁手と連続失策。2死満塁から津森が投ゴロを一塁へ悪送球しサヨナラ負け。「もう少し落ち着いてやれば。(野手の)失策をカバーしたいと思っていた」と、まさかの結末を悔やんだ。

東北福祉大対東海大 9回裏東海大1死二塁、海野(手前)に投げ込む津森(撮影・大野祥一)
東北福祉大対東海大 9回裏東海大1死、杉崎の高く上がった打球を落球する大里(撮影・大野祥一)

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東海大・海野「刺されました」同僚になる津森を評価

東北福祉大対東海大 2回裏2死満塁、中前2点適時打を放ち、笑顔の東海大・海野(左から2人目)(撮影・大野祥一)

<明治神宮大会:東海大9-8東北福祉大>◇16日◇大学の部1回戦◇神宮

東海大は凡打にも全力疾走を続け、9回の4敵失によるサヨナラ勝ちにつながった。主将の海野隆司捕手(4年=関西)は「何があるか分からない。徹底できました」。

ソフトバンク2位指名を受けており、同3位の津森とは3年春のオープン戦以来の対戦。結果は三ゴロだが、敵失を呼んだ。「球が速く暴れるのは頭に入れていたけど、刺されました」と、未来の相棒の実力を肌で感じていた。

東北福祉大対東海大 5回裏東海大1死二塁、植村の勝ち越し打で喜ぶ東海大ベンチ(撮影・大野祥一)
東北福祉大対東海大 サヨナラ勝ちで喜びを爆発させる東海大の選手たち

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東北福祉大・綱脇「津森さんの投球目に焼き付けた」

9回、サヨナラ負けを喫し肩を落とす津森(中央)ら東北福祉大の選手たち

<明治神宮大会:東海大9-8東北福祉大>◇16日◇大学の部1回戦◇神宮

東北福祉大が乱打戦の末に8-9でサヨナラ負けした。17年夏の甲子園V腕、綱脇慧投手(2年=花咲徳栄)にとってもホロ苦い「ご当地」デビュー。1点リードの3回から2番手で登板も中犠飛で追い付かれ、5回は1死から3連打を浴びて3点を勝ち越された。

神宮は実家から自転車で15分の距離にあり、スタンドから幼稚園や小学校の先生の声援が届いた。「最後は津森(宥紀、4年=和歌山東)さんの闘志あふれる投球を目に焼き付けました」と、エース継承の意気込みを口にした。

▽東北福祉大・冨木崚雅外野手(4年=天理、7回に代打で同点2ラン)「力が入って初球のカーブをファウルした。次も同じカーブで力を抜いて打てました。打った瞬間に確信しました」

東北福祉大対東海大 惜敗し、涙するメンバーもいるなか、肩を落として引き揚げる東北福祉大・津森(中央奥)(撮影・大野祥一)
東北福祉大対東海大 サヨナラ負けを喫しスタンドにあいさつする、津森(左端)ら東北福祉大の選手たち(撮影・大野祥一)

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東海大札幌、道勢33年ぶり快挙へ2時間の打撃練習

東海大札幌キャンパス・外石和也(2019年10月2日撮影)

東海大札幌キャンパスが17日の準々決勝慶大(東京6大学)戦に向け16日、千葉・船橋市内で約2時間、打撃練習を行った。

道勢が東京6大学勢に勝てば、86年準々決勝で札幌大が明大を破って以来33年ぶり。東海大北海道としては17年全日本大学選手権準決勝で立大に敗戦。

外石和也主将(3年=駒大苫小牧)は「2年前に立大に負けたのを見ているし、地元相手の完全アウェー。逆にわくわくする」と気持ちを高ぶらせた。

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背筋200キロ九産大・谷口、変則フォームで無失点

九産大対金沢学院大 背面に体を倒す独特なフォームで投球する九産大・谷口(撮影・大野祥一)

<明治神宮大会:金沢学院大8-5九産大>◇16日◇大学の部1回戦◇神宮

九産大の変則右腕・谷口優成(ゆうせい)投手(3年=唐津商)が、独特の投球フォームで観客を沸かせた。

4点差をつけられた6回に4番手として登板。投球練習から、186センチの長身を一塁側へ反り返るフォームに、スタンドがざわついた。「投げづらさはあったが、気にしないで投げた」。初球に死球を与え、続く打者に右前安打を許し無死一、二塁のピンチをつくったが、バント失敗の捕ゴロ、二ゴロ併殺で1イニングを無失点に切り抜けた。

「悪いなりに抑えることができた」。クイックでも反り返る投法は生かしたまま。「大学に入ってちょっとしてからこのフォームに変わっていった。(打者の)タイミングが取りづらい。高校時代に背筋を測ったら200キロだった。自分はこの投げ方できつくはない」と自信を見せる。

大久保哲也監督(57)は「高校の時から彼の特徴。甲子園に出た時よりもさらに激しくなりましたが。ネットなどでは『マトリックス投法』とか言われているが、あれが一番投げやすい。(指導では)基本的にはいじらない。腕の振りを重視している」と話した。

4年生となる来季へ向け「体重が(76キロから)増やしてもっと大きくなりたい」と、最速143キロの変則右腕はさらなる成長を誓った。

九産大対金沢学院大 背面に体を倒す独特なフォームで投球する九産大・谷口(撮影・大野祥一)
九産大対金沢学院大 背面に体を倒す独特なフォームで投球する九産大・谷口(撮影・大野祥一)

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東大・井手新監督が始動「母校に還元」打撃力向上へ

新たに就任した東大・井手監督(右)と大久保助監督(撮影・古川真弥)

東京6大学野球の東大は16日、井手新体制が始動した。

1週間のオフを経て、この日から元中日の井手峻新監督(75)が都内の東大球場で指導を開始。まずは非公開のミーティングで「50年間、いろいろと野球を見てきましたが、母校に還元しないと、と思って引き受けました」と所信表明した。

さらに打撃に話が及んだ。「直球と変化球の両方、甘い球を打つにはどうしたらいいか」と技術論を語ったという。具体的な内容は伏せたが「甘い球なら、直球、変化球とも両方、打てるようにならないと。そうしないと、チーム打率2割5分はいかない。結局は投手中心の守りの野球、という話にはなるが、それでは当たり前すぎる。2割5分打てれば、もうちょっと点は取れた」と意図を明かした。

10戦全敗に終わった今年、チーム打率は春は1割8分6厘、秋は1割6分5厘で、ともにリーグ最低だった。まずは、4打数に1回安打を打つことで、得点力アップを目指す。

投手陣については、新戦力の台頭を願った。エース小林大が卒業する。井手監督は「1人で投げきった選手がいなくなれば、誰かがポンと出てくるチャンス」と悲観しなかった。自らの経験がある。東大現役時、2学年上には後にプロへ進んだ新治伸治氏がいた。「僕もそうでした。新治さんがいなくなって、誰がいるんだ? と」。新治氏の後を受け、エースとして活躍した。

「野球の8割は投打」とした上で「これは、こうだという決まったプレーをちゃんとやること。守備、走塁です。投打を底上げして、後の2割(守備、走塁)はしっかり固める」と指導の大筋を描いた。

この日の練習は、ネットスロー、素振りなど、基礎練習が大半。井手監督は学生コーチの指導を見守る時間が長かったが、自ら身ぶりを交え、言葉をかける場面もあった。新主将の笠原健吾内野手(3年=湘南)は「プロを経験された方。プロでコーチもされており、理論的に言葉で伝えていただける。分かりやすいです」と笑顔で話した。

助監督には、81年春の「赤門旋風」の時の主将である大久保裕氏(61)が就任。新体制で連敗ストップ、最下位脱出を図る。

捕手に身振りを交え指導する東大・井手監督(右)(撮影・古川真弥)

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東海大札幌が初戦突破、主力の4年生が残り推進力に

東海大札幌キャンパスの先発・高沼(撮影・小沢裕)

<明治神宮大会:東海大札幌キャンパス2-0大商大>◇15日◇大学の部1回戦◇神宮

大学の部に3年ぶり2度目出場の東海大札幌キャンパスが、大商大(関西5連盟第2代表)を2-0で下した。

ドラフト指名選手3人を擁する相手を撃破し、8強入りした16年以来3年ぶりに初戦突破した。17日の準々決勝は、慶大(東京6大学)と4強をかけ対戦する。

初回1死満塁、大学日本代表候補の赤尾光祐右翼手(3年=東海大相模)が、ヤクルト4位の右腕・大西広樹(4年=大商大高)から左前適時打を放ち先制。2回途中で大西をマウンドから引きずり下ろすと、7回1死一、二塁では再び赤尾が、今度は中日2位左腕の橋本侑樹(4年=大垣日大)から中前適時打を放ち逃げ切った。全打点の赤尾は「相手の方が前評判は上。下克上の気持ちで臨んだ。自分を信じ打席に立てたのが良かった」と喜んだ。

16年神宮大会以来3年ぶりの全国舞台。最後に結果を残そうと登録25人中、4年生11人が名を連ねた。そのうち、この日先発し9回4安打完封の高沼拓海投手(旭川工)がエイジェック、井内駿捕手(苫小牧東)がJR北海道クラブ入りするなど、9人が社会人で野球を続ける。例年、春で引退する選手もいる中、主力組の最上級生が残り強化し続けてきたことも、大きな推進力となった。

今秋から主将になった外石和也(3年=駒大苫小牧)は、4回に左手に死球を受けるもフル出場し「1日でも長く、4年生と野球がしたい」。夜の神宮でつかんだ勢いを、次の1勝につなげる。【永野高輔】

◆大学の監督として神宮大会初勝利を挙げた東海大札幌キャンパスの日下部憲和監督(67) 赤尾の2点目が大きかった。(完封の)高沼も序盤はボール先行だったが、のらりくらりと頑張ってくれた。

大商大対東海大北海道 7回裏東海大北海道1死一、二塁、赤尾(左)は中前適時打を放ち雄たけびを上げる(撮影・小沢裕)

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東海大札幌・高沼が初完封!プロ指名組に投げ勝つ

東海大札幌キャンパスの先発・高沼(撮影・小沢裕)

<明治神宮大会:東海大札幌キャンパス2-0大商大>◇15日◇大学の部1回戦◇神宮

東海大札幌キャンパスが8強入りした16年以来3年ぶりの勝利を挙げた。全国大会初登板の横手投げ左腕、高沼拓海投手(4年=旭川工)が9回4安打で大学初完封。

大商大先発のヤクルトのドラフト4位右腕大西広樹(4年=大商大高)、2回途中から登板の中日2位左腕の橋本侑樹(4年=大垣日大)に投げ勝った。高沼は「相手のことより自分のメンタルコントロールのことだけ考えた。4年間の集大成。やるからには日本一を」と前を向いた。

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東北福祉大・津森「楽しみ」未来の女房・海野と対決

ブルペンで投球練習を行う東北福祉大・津森(撮影・鎌田直秀)

ソフトバンク3位指名の東北福祉大(東北3連盟代表・仙台6大学)津森宥紀投手(4年=和歌山東)が、16日の初戦で対戦する同2位の東海大(関東5連盟第2代表・首都)海野隆司捕手(4年=関西)との「未来のバッテリー対決」を制する。

第50回明治神宮野球大会(神宮)が開幕した15日、横浜市内で最終調整。40球のブルペン投球で準備を整え、大学最後の大舞台での日本一獲得を誓った。

   ◇   ◇   ◇

明日の友は、今日の敵! 最速149キロサイド右腕の津森は、大学侍ジャパンでの仲間でもあり、ともにソフトバンクから指名を受けた戦友との対決を心待ちにした。「楽しみですし、プロで一緒に出来るのもうれしいですけれど、負けたくない。向こうは4番。4番に打たれたら点(失点)に絡んできますしね」。宿敵心もむき出しにし、攻守の要を斬る自信の表情を浮かべた。

泣いても笑っても、大学生活の公式戦は、最大で残り4試合しかない。苦楽をともにしてきた仲間との練習も楽しむかのように、時折笑顔もこぼれた。ブルペン投球では女房役の笹谷拓海捕手(4年=花咲徳栄)の変化球のサインを“無視”し、剛速球で驚かせた。「ごめん、ごめん、投球フォームを意識しすぎていたら(変化球を)忘れちゃっていたよ~」と苦笑い。普段は指名打者制のために経験が少ない打撃練習でも、レフトの先の建物を指さして本塁打予告のフルスイングも披露。チームの雰囲気も活気づけた。

神宮球場には忘れられない悲劇もある。今春、佛教大(京滋)との全日本大学選手権準々決勝で3点リードの7回から登板。8安打4失点でサヨナラ負けを喫して涙した。「あのころは、いろいろなことを考えすぎてしまっていた。ドラフトで指名され、今は吹っ切れています。持ち味の強気でガムシャラなピッチングが出来ると思う。もう変な負け方はしたくない」。ソフトバンク首脳陣にもリリーフとしての期待が高く、勝利で試合を締めてリベンジするつもりだ。

東海大打線に対しても「試合の終盤まで粘り強い」と分析する。「チームを勝たせたい。もう1度、日本一になりたい」。防御率0・00で昨春の全日本大学選手権優勝を導いた再現に挑む。【鎌田直秀】

▽東北福祉大・山野太一投手(3年=高川学園、先発が有力の左腕は初戦に向け) 4年生と出来るのも、あとわずか。まずは初戦でベストピッチングを見せたい。自分の結果よりチームの結果が大事です。

打撃練習中に柵越えを予告する東北福祉大・津森(撮影・鎌田直秀)

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草野球150キロ右腕・杉浦をBC神奈川1巡目指名

中大法学部3年の杉浦健二郎(19年11月撮影)

国内プロ野球独立リーグ「BCリーグ」のドラフト会議が15日、全12球団が参加してのネット会議(非公開)で行われ、中大法学部3年の異色右腕・杉浦健二郎投手(21)が来季新加盟する神奈川フューチャードリームス(BC・神奈川)から新球団優先枠1巡目で指名された。12球団全体で1番目の指名となった。

杉浦は高校、大学で野球部に所属していないものの、今月上旬に行われた同リーグのトライアウトで最速150キロをマークし、NPB出身の各球団関係者からも熱視線を浴びた。BC・神奈川も山下大輔GM(67)鈴木尚典監督(47)ら幹部が視察し、トライアウト終了後の会議でも杉浦の名前が挙がっていた。

講義後に東京・八王子市の中大キャンパス内で指名連絡を受けた杉浦は「全体での1位という高い評価をいただき、とてもうれしいです。球団には『ぜひお願いします』とお伝えしました」と喜び、すんなり入団の運びとなりそうだ。

高校(神奈川・麻溝台)時代はバドミントン部に所属し、県大会出場。大学で中大法学部政治学科で学びながら、自身が地元・相模原で立ち上げた草野球チーム「相模台レイダース」でプレーしている。182センチ、74キロとやや細身ながら、球速が出にくいとされる軟式球でも140キロ台中盤をマーク。軟式野球SWBCの日本代表チームにも選ばれている。

同リーグ所属選手は、入団1年目からNPBにドラフト指名されることが可能。今季は埼玉武蔵ヒートベアーズ(BC・武蔵)の松岡洸希投手(19=桶川西)が、在籍1年で西武からドラフト3位指名されるほどの飛躍を遂げた。

杉浦も入団が正式決定すれば今後、本格的な技術指導を受けることになり、飛躍の可能性を十分に秘めている。BCリーグからのトップ指名を受けて「150キロをベースに、万能型の投手になりたい。150キロを出したのがトライアウトだけ、みたいにならないように頑張ります」とあらためて意気込みを話した。

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立大新チーム幹部発表 主将は宮、副将は冨永、村山

東京6大学野球の立大は15日、新チームの幹部を次の通り発表した。

主将、宮慎太朗内野手(3年=市船橋)

副将、冨永魁内野手(3年=桐蔭学園)

副将、村山直也捕手(3年=青森山田)

主務、高橋嶺一(3年=立教池袋)

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夏V履正社・清水、習志野・飯塚ら4人が早大合格

履正社・清水大成(2019年10月1日撮影)

東京6大学野球の早大は15日、スポーツ科学部の20年度総合型選抜2群(アスリート選抜入試)の合格者を発表した。

今夏甲子園で優勝した履正社(大阪)の左腕・清水大成投手(3年)今春センバツで優勝した東邦(愛知)の熊田任洋内野手(3年)同準優勝の習志野(千葉)の右腕・飯塚脩人投手(3年)山梨学院(山梨)の高校通算53本塁打のスラッガー・野村健太外野手(3年)の4人が合格した。

清水、飯塚、野村の3人は春夏連続で甲子園に出場。熊田、飯塚の2人は8月末から韓国・機張で行われたU18W杯の高校日本代表メンバーとしても活躍した。

習志野・飯塚脩人(2019年9月5日撮影)

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東北福祉大・岩崎「勝つだけ」東海大戦1人1殺誓う

明治神宮を参拝した東北福祉大・岩崎主将(中央)。左から2人目は大塚監督、右端は仙台育英・田中主将(撮影・鎌田直秀)

3季ぶりの全国制覇に挑む東北福祉大(東北3連盟代表・仙台6大学)岩崎魁人主将(4年=九州国際大付)が15日開幕の第50回明治神宮野球大会(神宮)に向け、「1人1殺」をテーマに掲げた。

出場全チームの主将が参加した明治神宮参拝を終え、「初めての経験でした。きれいな場所だなあ」と心も洗われた様子。東海大(関東5連盟第2代表・首都)と対戦する16日の初戦を前に「東海大さんを倒さないと次はない。投手陣の状態も良いので出し惜しみせず、1人1殺で接戦をものにしたい」。捕手として1つずつアウトを積み重ねることを重視した。

昨春の全日本大学選手権では14年ぶり3度目の優勝を果たしたが、今春は準々決勝で惜敗。「チームの日本一、それだけ。全国でベスト8以上の大学ばかり。出た選手で勝つだけ」と大学最後の大会で、より結果にこだわる。

相手捕手はソフトバンク2位の海野隆司(4年=関西)だが、意識せずに自分たちのプレーを貫き通すだけだ。ソフトバンク3位の右腕・津森宥紀(4年=和歌山東)、左腕・山野太一(3年=高川学園)を中心にしたバッテリーで有終の美を飾る。【鎌田直秀】

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中日4位慶大・郡司が明治神宮参拝「日本一になる」

笑顔でガッツポーズする慶大・郡司(右)と大久保監督(撮影・大野祥一)

有終の美を飾る。東京6大学リーグを制し、明治神宮大会(15日開幕)に出場する慶大・郡司裕也主将(4年=仙台育英)が14日、明治神宮を参拝した。他の出場校の監督や主将らとともに大会の成功を祈願すると、気合たっぷりに話した。

「日本一になって監督を胴上げしたい。日本一になるしかないです」

今秋リーグ戦は開幕から連勝を続け、最終週の早大1回戦にも勝って、3シーズンぶりの優勝を決めた。試合後、岡部長や自らの胴上げは行われたが、大久保秀昭監督(50)は宙を舞わなかった。「日本一になって胴上げしてくれ」と言われたからだ。

大久保監督は今季限りで退任する。郡司は、開幕前から「日本一の監督にしたい」と言い続けてきた。願いをかなえる機会が訪れた。

初戦は、17日の第4試合。大商大と東海大札幌の勝者と対戦する。リーグ戦と異なり、一発勝負のトーナメント。カギを問われ「データが少ないので、相手どうこうより、自分の役割を理解すること。投手なら、どう打ち取るか。打者なら自分の能力を分かって、どういう打撃をするか」と答えた。捕手としては「試合中に相手打者の感じを分かるように。嗅覚を持ってやりたい」と話した。

4番でもある。文字通り攻守の要は、中日からドラフト4位指名を受けた。プロに挑む前に、学生野球最後の栄冠を目指す。

東京・明治神宮参拝を終え、引き上げる慶大・大久保監督(手前)と郡司(右端)(撮影・大野祥一)

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石垣麻弥乃が満弾!日本、台湾に快勝 女子アジア杯

<女子野球:アジア杯>◇スーパーラウンド◇13日◇中国広東省中山市

女子野球のアジア杯(中国広東省中山市)は13日、スーパーラウンドが始まり、U-18代表の日本は台湾に16-1で4回コールド勝ちした。1次リーグからの通算で2勝0敗となった。

日本は2回、石垣麻弥乃(埼玉栄高)の満塁ランニング本塁打で4点を先制すると、3回に8点を追加。4回に4点を加えたところで15点差のコールドとなった。

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大正大が07年以来の2部昇格、東農大は3部降格

<東都大学連盟2、3部入れ替え戦:大正大3-1東農大>◇第3日◇13日◇神宮

東都大学リーグの2、3部入れ替え戦が13日、神宮球場で行われ、3部1位の大正大が3-1で2部6位の東農大に勝利。

通算2勝1敗で07年以来の2部昇格を決めた。東農大は03年春以来の3部降格。

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東海大・山崎、早大・早川ら46人/大学代表候補

東海大・山崎伊織(2019年10月28日撮影)

全日本大学野球連盟による大学日本代表候補選手選考会議が13日、都内で開かれ、46選手が選ばれた。

各連盟から推薦された100人をビデオ選考。15日からの明治神宮大会に出場する選手からも追加で4人ほど選び、約50人が11月30日から12月2日までの松山合宿に参加する。その後は35、36人に絞られ、3月に選考合宿。最終的には、24人が6月の直前合宿を経て、同26日からオランダで行われる第30回ハーレム・ベースボールウイークに出場する。

候補46選手は次の通り。

【投手18人】

苫小牧駒大・伊藤大海(3年=駒大苫小牧)

星槎道都大・河村説人(3年=白樺学園)

八戸学院大・大道温貴(3年=春日部共栄)

仙台大・宇田川優希(3年=八潮南)

中央学院大・古田島成龍(2年=取手松陽)

慶大・森田晃介(2年=慶応)

明大・入江大生(3年=作新学院)

明大・竹田祐(2年=履正社)

法大・高田孝一(3年=平塚学園)

立大・中川颯(3年=桐光学園)

早大・徳山壮磨(2年=大阪桐蔭)

東海大・山崎伊織(3年=明石商)

日体大・森博人(3年=豊川)

東北福祉大・山野太一(3年=高川学園)

法大・鈴木昭汰(3年=常総学院)

早大・早川隆久(3年=木更津総合)

筑波大・佐藤隼輔(2年=仙台)

横浜商大・藤村哲之(3年=愛工大名電)

【捕手6人】

東農大北海道オホーツク・古間木大登(2年=北海道遠軽)

上武大・古川裕大(3年=久留米商)

早大・岩本久重(2年=大阪桐蔭)

中大・古賀悠人(2年=福岡大大濠)

東洋大・山崎基輝(3年=愛工大名電)

立命大・栄枝裕貴(3年=高知)

【内野手12人】

立大・山田健太(1年=大阪桐蔭)

九州共立大・平良竜哉(3年=前原)

中大・牧秀悟(3年=松本第一)

慶大・下山悠介(1年=慶応)

法大・中村迅(3年=常総学院)

東大・石元悠一(3年=桐朋)

近大・佐藤輝明(3年=仁川学院)

東北福祉大・元山飛優(3年=佐久長聖)

国学院大・小川龍成(3年=前橋育英)

桐蔭横浜大・渡部健人(3年=日本ウェルネス)

関大・野口智哉(2年=鳴門渦潮)

九産大・児玉涼亮(3年=文徳)

【外野手10人】

東海大札幌・赤尾光祐(3年=東海大相模)

仙台大・川村友斗(2年=北海)

慶大・正木智也(2年=慶応)

中大・森下翔太(1年=東海大相模)

独協大・並木秀尊(3年=川口)

日体大・矢沢宏太(1年=藤嶺藤沢)

同大・小川晃太朗(3年=龍谷大平安)

立命大・三宅浩史郎(3年=神港学園)

天理大・大石航輝(3年=大阪桐蔭)

徳山大・中村拓貴(3年=長門)

早大・早川隆久(2019年9月28日撮影)

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大久保哲也氏が大学代表監督就任「責任の重さ痛感」

大学日本代表の新監督に就任した九産大・大久保監督(右)と、監督会会長の中央学院大・菅原監督(撮影・古川真弥)

全日本大学野球連盟監督会は13日、都内で常任委員会を開き、大学日本代表の新監督に九産大・大久保哲也監督(57)を選出した。任期は2年で、21年の国際大会まで指揮を執る。3人のコーチの選任については、大久保監督に一任された。

前任の亜大・生田監督が任期満了で退任。後任として、全会一致で選ばれた。「責任の重さを痛感しています。歴代の日本代表の成績に劣らないよう、頑張らないといけないという強い気持ちです」と意気込みを語った。

まずは、30日からの松山合宿に臨む。来年6月から行われるハーレム・ベースボールウイーク(オランダ)に向けたものだ。目指すチーム像について「従来、日本代表の野球はバランスの取れたチーム。継続しながらと考えています」と話した。

この日は、全国の各連盟が推薦した約100選手から46人が代表候補に選ばれた。15日からの明治神宮大会に出場した選手からも追加で選び、約50人が松山合宿に参加する。そこから35~36人に絞り、3月に平塚で選考合宿を実施。最終的に24人を選び、6月の直前合宿を経て、オランダに渡る。

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元日本ハム江尻氏、来春から北海道BLの特別講師

会見を行った江尻氏(右)と北海道ベースボールアカデミー出合代表(撮影・村上秀明)

来春にスタートする北海道ベースボールリーグの特別講師に就任する、プロ野球・日本ハムなどで活躍した江尻慎太郎氏(42)が13日、美唄市内のホテルで会見を行った。来年4月から野球指導や講演などの活動を予定し「ここからエネルギーが生まれるという風にしたいし、しなければいけない」と意気込んだ。

同リーグは北海道ベースボールアカデミーのプロジェクトで、まずは富良野市と美唄市の2チームで始動し、人材育成のほか、地域活性化の側面もある。江尻氏はアスリートのセカンドキャリアのマネジメント事業などを行う会社のビジネスマンでもあり「スポーツの力で地方創生は、今やっている活動にぴったり」と話した。

同アカデミーの出合祐太代表(36)とは、16年に行った親善試合が接点となった。出合代表が率いた西アフリカ・ブルキナファソ代表チームが、江尻氏も参加した日本ハムOBチームと室蘭市で対戦したのがきっかけ。「さまざまなチャレンジをされている方で、リーグと共感できる部分がある」(出合氏)と知人を通じ、特別講師就任を打診し、実現した。

江尻氏が北海道で記者会見するのは10年4月に、日本ハムから横浜(現DeNA)にトレードされた際の号泣会見以来。「北海道には忘れ物をしている思いがあった。当時応援してくれた皆さんと語り合う時間があればうれしい」と、北海道での活動を心待ちにしていた。【村上秀明】

◆北海道ベースボールリーグ 北海道ベースボールアカデミー(拠点・富良野市)を運営母体に、20年春から富良野市、美唄市の2チームで5~9月に年間70試合を実施予定。野球の技術向上を追求したい選手と、人手不足解消に取り組む自治体のニーズを合致させたリーグで、選手は16歳以上で国籍を問わない。現在、日本含め6カ国20選手が内定し、3回目のトライアウトを今月24日に実施。選手は3食付き全寮制で、1チーム16~20人を見込んでいる。

北海道ベースボールリーグ特別講師の就任会見を行った江尻氏(撮影・村上秀明)
会見後に握手する江尻氏(右)と北海道ベースボールアカデミー出合代表(撮影・村上秀明)

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大学日本代表の次期監督は九産大・大久保監督が有力

九産大・大久保監督(2018年6月11日撮影)

大学日本代表の次期監督に九産大・大久保哲也監督(57)が有力候補として挙がっていることが12日、分かった。今夏の第43回日米大学野球選手権大会で3大会ぶり19回目の優勝を果たした亜大・生田勉監督(53)は、任期が満了し退任する。

大久保監督は02年に九産大の監督に就任し、05年秋には大学日本一に輝いた。14年には大学日本代表のコーチに就任し、主に投手を指導。山崎康晃投手(現DeNA)らをプロへ送り出した。豊富な国際経験に加え、大学野球選手権7回、明治神宮大会8回(今大会含む)出場と、チームを全国大会常連校へと育て上げた手腕も評価されたとみられる。

大学日本代表は来年、7月に行われるハーレムベースボールウイーク(オランダ)に参加することが決まっている。代表候補には東洋大・村上頌樹投手(3年=智弁学園)ら来年のドラフト候補がそろい、2大会連続の金メダルを目指す。今日13日に行われる全日本大学野球連盟監督会で正式決定する見通しだ。

◆大久保哲也(おおくぼ・てつや)1962年(昭37)9月1日生まれ、長崎県諫早市出身。現役時代は捕手として長崎海星、九産大、三菱重工長崎でプレー。コーチ兼任を含め14年間在籍し、02年2月、九産大監督に就任。現在、監督会副会長も務める。

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富士大・吉田がかずさマジック内定「長打力を追求」

「根性」と色紙に記し、日本製鉄かずさマジックでの活躍を誓う富士大・吉田

北東北大学野球リーグの富士大(岩手)吉田開外野手(4年=専大北上)が、社会人の日本製鉄かずさマジック(千葉・君津市)に内定したことが12日までに決まった。「自分は長打力を武器にやってきたので、さらに追求していく。勝負強く、打点を挙げられる打者に成長したい」と意気込んだ。

3年秋まではリーグ10連覇に貢献したが、4年の今年は春秋ともに優勝を逃す悔しさも味わった。さらに先月17日のドラフト会議ではプロ志望届を提出したが指名漏れ。「悔しい思いもあるが、もう前を向けている。少しでも早くチームの一員になることが今の目標。1年目から元気を存分に出して行くことが大事です。それが出来なくてはプロの目標にも、たどり着けない。根性出して」。色紙にも力強く書き込んだ。

昨秋は指名打者でベストナインに輝き、打点王も獲得。今秋は「4番中堅」で優秀選手賞を受賞した。大学通算24本塁打(練習試合を含む)の長打力を含んだ3拍子そろった攻撃力が売り。「社会人は応援団も増えますし、1球1球の重みも違う。千葉は冬場にも練習出来て時間も有効に使わないといけないし、富士大で学んだ冬期間の基礎練習も継続したい」。関東の強豪でも向上し続ける。

日本製鉄かずさマジックは、都市対抗4強に加え、日本選手権優勝経験もある強豪だ。吉田が両親から名付けられた「開」の名は「夢を切り開いてほしい」の願いが込められている。「日本一に貢献したい」と評価を上げて、プロへの花を開かせる。

◆吉田開(よしだ・かい)1997年(平9)12月4日生まれ、福島・須賀川市出身。小5に大東ソフトボール少年団で競技を始め、大東中では須賀川シニアに所属。専大北上では甲子園不出場ながら高校通算54本塁打。50メートル6秒1。178センチ、86キロ。右投げ左打ち。家族は両親と兄4人。血液型O。目標とする選手は、日本製鉄かずさマジックOBの元ソフトバンク松中信彦氏。

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