日刊スポーツ

森下悔やむ「緩い球を使えばよかった」2失点黒星

森下悔やむ「緩い球を使えばよかった」2失点黒星

15日の米国対日本 アメリカ打線を相手に力投する日本先発・森下暢(撮影・和賀正仁)

<日米大学野球選手権:米国2-0日本>◇19日◇第3戦◇山口・絆スタジアム

大学日本代表は、打線が1安打と沈黙し米国に連敗した。

ドラフト候補の森下暢仁投手(4年=明大)が今大会2度目の先発。雨が降りしきる悪条件の中だったが、2回1死一塁から球威ある直球で2者連続三振を奪うなど順調な立ち上がり。だが、4回1死から5番打者に左翼へ大きな当たりを放たれると、野手の処理がもたつく間に一気に生還を許し、ランニング弾で先制点を献上。5回にも1点を奪われた。5回5安打2四球6奪三振で降板。試合後は「緩い球を使えばよかった。まっすぐとカットボールだけになって打たれた」と悔やんだ。

打線は米国投手陣に苦戦。2点を追う8回には2死満塁の好機をつくったが、後続が倒れるなど好機での1本が遠かった。生田勉監督(52)に代わり、この試合のみ監督代行を務めた谷口英規ヘッドコーチ(49)は「(米国投手は)160キロくらい出ていた。見たことないし、くらいついていったけど…。テクニックでどうにかしないと。課題です」。米国はこれで2連勝し、優勝に王手をかけた。「もう落とせない。(生田)監督も戻ってくるし、流れも変わる。スタッフと話し合いたい」。

第4戦は20日、ヨーク開成山スタジアム(福島)で18時から行われる予定。舞台を西から東に移し、1戦必勝で戦う。

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大学日本代表1安打完封負けで連敗、森下5回2失点

森下暢仁(2019年7月15日撮影)

<日米大学野球選手権:米国2-0日本>◇19日◇第3戦◇山口・絆スタジアム

大学日本代表は打線が沈黙し、1安打完封負けで米国に連敗した。

4回表、米国は1死から5番打者が左翼へ大きな当たりを放ち、野手の処理がもたつく間に一気に生還。ランニング弾で先制した。5回にも2死二塁から適時打を放ち、1点を追加した。

日本は、今秋ドラフト候補の森下暢仁投手(4年=明大)が今大会2度目の先発。5回を投げ、5安打2四球6奪三振で2失点だった。雨が降りしきる中悪条件での投球となったが、試合を作った。

打線は初回2死から3番柳町達外野手(慶大=4年)の中前打や敵失で、一、二塁の好機をつくるも、後続が倒れて無得点。8回にも、四死球などで2死満塁としたが、あと1本が出なかった。

次の第4戦は20日、ヨーク開成山スタジアム(福島)で18時から行われる予定。

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JFE西日本・河野抜き球習得で10勝/サブロー氏

ドラフトファイル:河野竜生

<ドラフト候補生全員!? 会いに行きます>

<編成部長サブロー氏>

日刊スポーツ「編成部長」のサブロー氏(43)がアマチュアの2つのカテゴリーを往来し、チェックを重ねた。17日に社会人の都市対抗野球2回戦のJFE西日本-日本製鉄広畑戦に足を運び、ドラフト上位候補のJFE西日本・河野竜生投手(21)の可能性を探った。

   ◇   ◇   ◇

河野は直球が平均140キロ前後で状態は良くなかったのだろう。ただ悪いなりにゲームをつくる能力がある。スライダーはカウント球にも勝負球にもなり、リズムも良く、制球力もまずまず。ピンチが何回かあっても抑えられるのは先発に必要な能力だ。

プロで勝つためには「抜くボール」を覚える必要がある。左腕からの直球とスライダーで右打者に対し、対角線上に入ってくる軌道しかない。100キロ前後のスローカーブもあるがプロの打者ならカーブを頭の片隅に入れつつ、直球にも対応できる。フォークも1球だけ投げたが130キロ中盤で速すぎる。マスターすべきはチェンジアップだ。

右打者は左腕の内角のスライダーはポイントを前にして対応するが、奥行きが出るチェンジアップがあれば、さらに突っ込まされる。プロ入り当初は大きなカーブが武器だった杉内俊哉、高校時代はスライダーで三振の山を築いた松井裕樹が後にチェンジアップを武器にする左腕に変身したことを考えて欲しい。

人間の目は横より縦の動きの方がついていきにくく、奥行きへの対応はさらに難しい。片手を目いっぱいに伸ばし、もう片方の手を視界に入る少し前に置き、交互にツメを見てほしい。焦点を絞るのに時間がかかるはずだ。だから奥行きが出る球種は有効なのだ。ボビー(バレンタイン)はロッテ監督時代に投手全員にチェンジアップの習得を指令したほどだ。

フォーム的にテークバックが小さく、状態が良く150キロ出るなら、かなり打ちづらい。抜く球が加われば、プロで2ケタ勝てる。

17日、日本製鉄広畑戦で力投するJFE西日本・河野
17日、日本製鉄広畑戦で力投するJFE西日本・河野

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パナソニック深瀬が代打V打「つないでいこうと」

<都市対抗野球:東邦ガス1-2パナソニック>◇17日◇2回戦◇東京ドーム

パナソニック代打深瀬が8回に逆転の2点二塁打を放った。

「カットボールが真ん中に入ってきた。とにかくつないでいこうと思ってた」。4年連続の出場で大会初安打が殊勲打となった。チームでは副将。予選は1度も出番がなかったが、ベンチ最前列で同僚を鼓舞した。田中監督は「みんなのために頑張っている深瀬にかけた」と土壇場での起用を説明した。

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大学侍の生田監督が19日米国戦謹慎、前戦で猛抗議

17日の米国戦8回裏1死、マーティンの打撃で打撃妨害を取られ抗議する生田勉監督

大学日本代表チームが18日に会見を開き、生田勉監督(52=亜大野球部監督)を19日に行われる第3戦のみ、謹慎処分とすると発表した。会見には、太田紘一団長(全日本大学野球連盟理事)、生田監督、谷口英規ヘッドコーチ(上武大野球部監督)が出席した。

17日に行われた第2戦の1点リードの8回1死、米国の3番打者の打席で東海大・海野隆司捕手(4年=関西)が米国人の球審に打撃妨害と判定され、生田監督は試合中に球審に猛抗議。判定は覆らず、ここから流れがアメリカ側に傾き、連打を許して同点。試合も2-3でサヨナラ負けとなった。

試合後も、生田監督は審判室に向かい、抗議したという。この行動に対し関係者の中で「スポーツマンシップに反する」との声が上がったため、日本チーム側が自主的に協議し、処分を下すことを決定。米国側も了承しているという。

監督代行は谷口ヘッドコーチが務める。

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日米大学野球第3戦は悪天候で予備日19日に順延

18日に行われる予定だった第43回日米大学野球選手権大会の第3戦(山口・絆スタジアム)は、悪天候により順延が決まった。

予備日の翌19日にスライドとなり、午前9時から試合開始予定。

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早大・早川、米国豪腕左腕にも淡々と「合格点」監督

日本対米国 9回裏米国、バーレソンにサヨナラ本塁打を浴びる伊藤大海(撮影・和賀正仁)

<日米大学野球選手権:アメリカ3-2>◇17日◇第2戦◇愛媛・今治市営球場

大学日本代表がサヨナラ負けし、1勝1敗となった。初回に先制を許すも、5回2死二塁で九産大・児玉亮涼(りょうすけ)内野手(3年=文徳)の同点適時三塁打と相手暴投で一時逆転。

終盤までリードを守ったが、8回に2-2と同点に追いつかれると、9回に苫小牧駒大の伊藤大海投手(3年=駒大苫小牧)が右翼へサヨナラ本塁打を浴びた。

先発左腕の早大・早川隆久投手(3年=木更津総合)が5回4安打1失点無死四球と粘りの投球。「アメリカのバッターは力が強くて、日本のバッターと違ってパワーだけでも外野に飛ばす。うまくかわそうと思っていたけど、強気で攻めていこうという気持ちに持っていかないと行けないと思った」。2-1と逆転に成功した直後の5回裏には、連続三振を奪うなど3者凡退に仕留めた。米国先発左腕のアイサ・レーシー投手は2回に155キロを計測。剛腕相手に早川は、変化球を織り交ぜながら丁寧な投球で対抗した。生田勉監督(52)も「想像通り淡々と、自分の持ち味を出してくれました。合格点ですね」と振り返った。

第3戦は18日、山口・岩国市の絆スタジアムで行われる予定だ。

日本対米国 力投する日本先発の早川隆久(撮影・和賀正仁)

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早大・早川攻めて5回4K「想像通り」監督も高評価

日本対米国 日本先発の早川隆久(撮影・和賀正仁)

<日米大学野球選手権:日本2-3米国>◇第2戦◇17日◇今治市営球場

日本先発の早川隆久投手が米国打線を相手に力を示した。初回に失策絡みで1失点したが「かわそうと思っていたけど、攻めのピッチングが通用してくるんじゃないかと思った」。

強気に切り替えて5回までで無四球で4奪三振。生田勉監督(52)も「想像通り淡々と、自分の持ち味を出してくれました。合格点ですね」。最速155キロを出した相手左腕に対し、変化球を織り交ぜた丁寧な投球で対抗した。

1回裏米国2死一塁、キースタッドを空振り三振に打ち取る日本先発の早川(撮影・和賀正仁)

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明大・森下は緩急自在 日の丸の誇り示した5回0封

米国対日本 4回表米国1死、タナー・アレンの打球で一塁ベースカバーに走る森下暢(撮影・和賀正仁)

<日米大学野球選手権:日本3-0米国>◇第1戦◇16日◇松山坊っちゃんスタジアム

第43回日米大学野球選手権が16日、松山市の坊っちゃんスタジアムで開幕し、日本が3-0で勝利した。今秋ドラフト1位候補の明大・森下暢仁投手(4年=大分商)が先発して5回2安打無失点、9三振を奪う好投を見せた。日本を白星スタートに導き、将来のMLBドラフト1巡目候補を擁する米国を脱帽させた。

   ◇   ◇   ◇

森下暢の威力ある直球に、鋭く落ちる変化球に、バットが次々と空を切った。「初戦の入り方が大事だと思ってマウンドに入りました。日の丸を背負っている以上、結果を残していかないといけないと思います」。3回、5回はともに2死から安打を許したが、最後は空振り三振に仕留め、流れを1度も渡さなかった。

5回2安打無失点、毎回の9奪三振。ほぼ完璧な投球に米国ダン・マクドネル監督は「両サイドに良くボールを投げ分けて、スピードの変化もついていた。脱帽しています。真っすぐが良かったよ」とお手上げの様子だった。

米国4番はスペンサー・トルケルソン内野手。将来のMLBドラフト1巡目候補として注目される逸材だ。2回の第1打席、森下暢はカーブで左飛に打ち取った。4回の第2打席では四球を与えたものの、5球目でこの日最速151キロを計測。日本のエースとして気迫を見せた。

試合は計5投手でつなぎ無失点リレー。生田勉監督(52)は、森下暢について「まだまだ6、7回と完投できると思うけど、余力を残しておきたかった」。チームの目標は「5試合全部に勝つこと」。最高の形でスタートを切った。【磯綾乃】

▽ソフトバンク永井編成育成本部長 全日本大学選手権の時からどんどん状態が上がっている。経験値はアマ野球選手でトップだし、プロに入っても順応しやすいと思う。

米国対日本 アメリカ打線を相手に力投する日本先発・森下暢(撮影・和賀正仁)

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明大・森下5回9K0封 米国監督お手上げ「脱帽」

米国対日本 アメリカ打線を相手に力投する日本先発・森下暢(撮影・和賀正仁)

<日米大学野球選手権:日本3-0米国>◇第1戦◇16日◇松山坊っちゃんスタジアム

今秋ドラフト1位候補の明大・森下暢仁投手(4年=大分商)が開幕投手を務め、5回2安打無失点、9三振を奪う好投で米国打線を圧倒した。

「初戦の入り方が大事だと思ってマウンドに入りました。日の丸を背負っている以上、結果を残していかないといけないと思います」。

この日最速151キロの直球に、鋭く落ちる変化球に、バットが次々に空を切った。テンポよく投げ、5回で球数は66球。攻撃のリズムを作った。

森下の投球に、米国のダン・マクドネル監督は「両サイドを良くボールを投げ分けて、スピードの変化もついていた。脱帽しています。真っすぐが良かったよ」とお手上げの様子だった。

打線は初回1死二塁、中大・牧秀悟内野手(3年=松本第一)の中前適時打で1点を先制。3回は相手の失策から1点を追加し、終盤の7回にも、今秋ドラフト候補の東海大・海野隆司捕手(4年=関西)の左前適時打で3点目を奪い勝利した。

米国対日本 7回裏日本2死三塁、左前に適時打を放つ海野隆司(撮影・和賀正仁)

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大学侍の明大・森下5回9K無失点、米国打線を圧倒

米国対日本 アメリカ打線を相手に力投する日本先発・森下暢(撮影・和賀正仁)

<日米大学野球選手権:日本3-0米国>◇第1戦◇16日◇松山坊っちゃんスタジアム

侍ジャパン大学代表・森下暢仁(4年=明大)が5回2安打無失点、9奪三振とアメリカ打線を圧倒した。

3回と5回に安打を許したのみでピンチも作らず。最速は151キロをマークした。威力ある直球と変化球で次々に三振の山を築いた。

生田勉監督(54)からは「まさに家の中の大黒柱」と絶大な信頼を寄せられていたが、期待通りの快投だった。

米国対日本 アメリカ打線を相手に力投する日本先発・森下暢(撮影・和賀正仁)
米国対日本 4回表米国1死、タナー・アレンの打球で一塁ベースカバーに走る森下暢(撮影・和賀正仁)

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早大・早川が日米野球第2戦先発、14日広島戦好投

早大・早川隆久

侍ジャパン大学代表・早川隆久投手(3年=早大)が日米大学野球選手権第2戦(今治市営球場)に先発する。

日米大学野球のイメージについては「自分の感覚では早稲田と慶応みたいな、普段は仲がいいけど試合となるとライバル」と表現した。

14日に行われた広島とのオープン戦に先発し、メヒアとサンタナの両助っ人から三振を奪った。「2つ三振が取れて収穫がありました」。強力米国打線相手に再現を狙う。

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トヨタ自動車が逆転勝ち、沓掛が起死回生の満塁弾

<都市対抗野球:トヨタ自動車6-4三菱日立パワーシステムズ>◇第4日◇16日◇東京ドーム◇2回戦

トヨタ自動車(豊田市)は0-3で終盤を迎えても諦めていなかった。8回、樺沢健内野手の適時打で1点を返すと、沓掛祥和内野手が満塁本塁打、多木裕史外野手も一発で続き一挙6点を奪った。

投手交代後の1死満塁、沓掛が「走者をかえして後ろにつなげよう」と打った初球は、左翼席に吸い込まれた。それまで無安打だったが「最後に大事な場面で打てれば、それも仕事」とうなずいた。頼れる4番の一振りで、3年ぶりの優勝へ向け好スタートを切った。

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JR東日本東北・薗部優也「日本一」へ満塁決勝弾

JR東日本東北対信越クラブ 8回表JR東日本東北無死一塁、石黒は右越えに本塁打放つ(撮影・柴田隆二)

<都市対抗野球:JR東日本東北7-1信越クラブ>◇15日◇2回戦◇東京ドーム

東北第1代表のJR東日本東北(仙台市)が信越クラブ(長野市)を7-1で下し、東北勢唯一の勝利を挙げた。

1-1で6回表無死満塁の好機に、5番・薗部優也(27)が左翼席へ満塁弾を放ち勝ち越し。8回には、日本製紙石巻からの補強選手で4番を任された石黒凌(24)に2ランが飛び出し、勝負を決めた。石黒は4回に先制適時打を放っており、頼もしい助っ人の活躍を西村亮監督(44)は「本当によく打ってくれた」と絶賛した。

チームは創部100周年のメモリアルイヤーを迎えており、合言葉は「日本一」だ。

JR東日本東北対信越クラブ 8回表JR東日本東北無死一塁、石黒は右越えに本塁打放ちナインの出迎えを受ける(撮影・柴田隆二)

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ヤマハ3年ぶり勝利 逆転劇つないだ主将の意識改革

3年ぶりの都市対抗勝利を果たし、笑顔のヤマハナイン

<都市対抗野球:ヤマハ2-1七十七銀行>◇14日◇1回戦◇東京ドーム

3年ぶり40度目の出場となるヤマハ(浜松市)が、七十七銀行(仙台市)との延長10回に及ぶ熱戦を2-1で制した。

同点の延長10回表2死二塁の好機で3番矢幡勇人主将(29)が、左中間へ均衡を破る決勝の適時二塁打を放った。チームは予選から続く粘りを本大会でも発揮し、初戦突破を果たした。19日の2回戦では、JR東日本(東京都)と対戦する。

やっとの思いでつかんだ3年ぶりの勝利だった。初回に先制を許したヤマハだったが、3回に三菱重工名古屋からの補強選手・秋利雄佑内野手(26=常葉学園菊川出)の犠飛で同点に。だが、4回以降は3度の得点圏の好機で無得点。延長戦にもつれこんだ。迎えた10回の攻撃前。ベンチ前での円陣で矢幡は仲間にこう宣言した。「チャンスで自分に回ってきたら必ず打つから」。頼もしい主将が有言実行を果たした。

昨年は王子(愛知・春日井市)の補強選手として都市対抗に出場した。チームへ帰還後、室田信正監督(45)から主将に任命された。当時、チームは2年連続で都市対抗出場を逃しており、「自分が主将になって、3年連続で(都市対抗出場を)逃すことはあってはならないと思いました」。それからは、自分の考えをチーム内で積極的に発言。チームを良い方向へ導くため、神経をそそいだ。

個人の結果にこだわりすぎていたチームは、今年4月の富山大会でクラブチームに敗れた。試合後、矢幡は緊急ミーティングを開き「みんなでチームのためにどうするべきかを真剣に考えた」という。そこから選手たちの意識が変わり始め、チーム全体で試合に臨む姿勢が強くなった。5月の都市対抗予選では、投手を中心とした粘りの守りで試合を組み立て、終盤の逆転劇へとつなげた。

大舞台でも戦い方を変えずに勝利をつかんだ。次戦は、都市対抗に10年連続出場の強豪・JR東日本と顔を合わせる。主将は「次も向かっていくだけ。自分たちのやってきたことを信じて臨みたい」と、冷静に前を見据えていた。【河合萌彦】

投手陣の粘りの投球が、チームに勝利を呼び寄せた。先発の近藤卓也投手(24)は、5回0/3を2安打1失点(自責0)で試合をつくった。2番手の九谷(くたに)青孝投手(29)は、相手を寄せ付けずに4回を無安打無失点。勝ち越した直後の10回裏は、西濃運輸からの補強選手・堀田晃投手(25)が、3人でピシャリと抑えた。室田監督は「投手がロースコアを保ってくれるから、終盤に勝負ができる。今日も持ち味を出してくれました」と3人をねぎらった。

3年ぶりの都市対抗勝利を果たし、応援席からの声援に応えるヤマハナイン
ヤマハの応援にかけつけた浜松市のイメージキャラクター・出世大名家康くん

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侍稲葉監督が日米野球に臨む大学日本代表を激励

侍ジャパン稲葉篤紀監督

16日に愛媛で開幕する日米大学野球に出場する侍ジャパン大学代表が13日、神奈川県内で直前合宿を打ち上げた。

トップの侍ジャパン稲葉篤紀監督も激励に訪れた。自身も法大時代に日米大学野球に出場した経験を踏まえ「米国の野球を見て自分のレベルを知るのが1つ。素晴らしい選手の集まりの中で自分のレベルアップにもつながる」と伝えた。

エースの明大・森下暢仁投手については「トータル的に完成されている。スピードもある。今の自分のレベルで米国にどう通用するか本人も楽しみにしていると思う」と期待した。

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明大・森下が大学日本代表「大黒柱」生田監督も信頼

侍ジャパン大学代表選考合宿の紅白戦で登板した明大・森下暢仁(2019年6月22日撮影)

今秋のドラフト1位候補、明大・森下暢仁投手(4年)が米国撃破への大黒柱に指名された。16日に愛媛で開幕する日米大学野球に出場する侍ジャパン大学代表が13日、神奈川県内で直前合宿を打ち上げた。

最速155キロ右腕は初戦の先発が決まり、生田監督からも「まさに家の中の大黒柱」と絶大なる信頼を寄せられる。3度目の出場となる森下暢は「過去2年は勝ち越せていない。勝ってみんなで喜びを分かち合いたい」と誓った。

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苫小牧駒大・伊藤、母校の刺激受け世界での雪辱誓う

2年連続で日米大学選手権に出場する苫小牧駒大のエース伊藤(撮影・永野高輔)

苫小牧駒大の最速154キロ右腕、伊藤大海(3年=駒大苫小牧)が、再び日米決戦に挑む。

2年連続で出場する日米大学野球選手権(16日開幕、愛媛・松山ほか)に向け、10日から神奈川県内で直前合宿に入る。昨年は全5試合中4試合に登板し1勝を挙げたが、チームは米国に2勝3敗と負け越した。日の丸をつけて戦うマウンドで成長した姿を見せ、秋季リーグでの王座奪還、そして来秋のプロ入りへ夢をつなぐ。

   ◇   ◇   ◇

伊藤が3年ぶりに日本で開催される日米決戦で、雪辱を期す。昨年は初戦に3番手で登板し、1回1安打無失点と好投し勝利に貢献した。

幸先よいスタートも2戦目を落とし、初先発の3戦目は3回3安打2失点で敗戦投手となった。チームは2勝3敗で米国に負け越し「今度こそ、日本の勝利に貢献できるように。(米国は)当たり損ねでもフェンス前まで持って行かれる。気持ちで負けない投球をしたい」と意気込んだ。

春の反省を生かす。連覇を狙った北海道6大学春季リーグは、エースとして登板6試合で2勝止まり。チームも4位に終わった。「直球で三振がなかなか取れなかった」と課題を口にした。6月の代表選考合宿も、紅白戦で2回4安打2失点と決して満足いく投球ではなかったが、同代表の野村昭彦コーチ(50)から「左足のステップが少し開き気味」と指摘を受けた。昨秋に左足首を骨折したことも影響しており、伊藤は「左足の出し方を修正したら、去年の感触に近づいた。いい感じでストライクを取れるようになった」と復調への手応えをつかんだ。

日米大学選手権の日本代表は複数の投手で継投する。リーグ戦後は本番での短いイニングの登板を想定し、約20球程度の投球練習でシミュレーションしてきた。さらに週3回、母校駒大苫小牧に出向き、後輩のため打撃投手も務めた。自身が果たせなかった夏の甲子園出場へ全力でサポート。「同じ期間に南大会がある。お互いが、刺激し合えたら」と前を向いた。

今秋ドラフト1位候補の明大・森下暢仁(4年=大分商)らと、再び同じチームで戦う。伊藤も本来は大学4年の年齢だが、再入学しているためドラフトまでもう1年ある。「(6月の)大学選手権を見て、(森下は)昨年よりさらに真っすぐの質が上がっていた。そういうところに追いつき、来年さらに上積みできるように」。世代トップの同僚とともに戦う舞台から、プロの夢も引き寄せる。【永野高輔】

◆日米大学野球選手権 大学野球の日米対抗戦として72年から毎年6~7月に実施。今年で43回目になる。北海道関係では13年の第39回大会に、帯広大谷出身の杉浦稔大投手(当時国学院大、現日本ハム)が出場。昨年は伊藤が初出場し、第5戦で勝利投手になっている。

◆伊藤大海(いとう・ひろみ)1997年(平9)8月31日、鹿部町生まれ。鹿部小2年から野球を始め、鹿部中では函館東リトルシニアに所属。駒大苫小牧高では1年秋からベンチ入りし、2年春のセンバツは、初戦の創成館(長崎)戦で3安打完封勝利。16年に駒大に進学したが、同年10月に退学し17年から苫小牧駒大に再入学。昨年の全日本大学選手権初戦の日本文理大戦では、2失点完投で全国初勝利に導いた。175センチ、80キロ。右投げ左打ち。

2年連続で日米大学選手権に出場する苫小牧駒大のエース伊藤(撮影・永野高輔)
ストレッチをする苫小牧駒大のエース伊藤(左)(撮影・永野高輔)

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ヤマハ近藤「チームの力に」直球に磨きかけ急成長

チームからの信頼が高まっているヤマハの近藤(撮影・河合萌彦)

社会人野球の第90回都市対抗野球大会が、13日に東京ドームで開幕する。3年ぶり40度目の出場となるヤマハ(浜松市)は、14日の1回戦で七十七銀行(仙台市)と対戦。都市対抗出場を懸けた東海地区2次予選(5月)で活躍し、チームのエース格へと成長した近藤卓也投手(24)は、持ち味の力強い直球を武器にチームの勝利を呼び寄せる。

   ◇   ◇   ◇

近藤は、チームの3年ぶり都市対抗出場の原動力となった。永和商事ウイング(四日市市)との予選2回戦に先発。初回に先制されたが、粘投で7回2失点にまとめ勝利に貢献した。勝てば予選突破となる東邦ガス(名古屋市)との地区第1代表決定戦では、先発して7回1失点の好投。チームの逆転勝ちにつなげた。「全体を通して、先制されても割り切って冷静に投げられた」と振り返った。

高校時代は名門・秋田商のエースとして3年夏に甲子園出場。16強入りを果たした。青学大を経て、2017年にヤマハ入社。前年の日本選手権を制したチームで序盤こそ出番を与えられたが、徐々に登板機会は少なくなった。「モチベーションが下がっていた」と話す昨夏に転機が訪れた。首脳陣が交代し、かつて河合楽器やヤマハの左腕エースだった石井隆之投手コーチ(46)が就任。近藤は新たな教えを受けた。

それまでは制球重視だったが、速球の威力に気づいた石井コーチから「力で押すスタイルに変えろ」と助言を受けた。教えを実践し、昨秋の伊勢大会のパナソニック(門真市)戦で9回完封勝利。手応えをつかんだ。冬には「投手は投げないと成長しない」(石井コーチ)と指導され、走り込みなどのトレーニング中心のメニューを投げ込み中心に変更。持ち味の直球に磨きをかけ、3年目の飛躍につなげた。

急成長をとげ、チームからの信頼も高まった。初めて挑む都市対抗では初戦先発が有力。「まだ分からないが、できれば投げたい。任せられたら、チームの力になれる投球をしたい」と意気込んだ。【河合萌彦】

◆近藤卓也(こんどう・たくや)1994年(平6)10月28日、秋田県生まれ。秋田商高では2年春からエースを務め、3年夏に甲子園出場。2試合に先発し、初戦(2回戦)の福井工大福井戦で6回3失点で勝利投手となった。青学大を経て、17年にヤマハ入社。今年5月の都市対抗東海地区2次予選で2試合に先発し、計14イニング3失点と好投した。右投げ右打ち。187センチ、88キロ。

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元DeNAのヤマハ網谷、都市対抗へ打線の鍵握る

都市対抗に向け、入念にバットを振り込むヤマハの網谷(撮影・河合萌彦)

社会人野球の第90回都市対抗野球大会が、13日に東京ドームで開幕。3年ぶり40度目の出場となるヤマハ(浜松市)は、14日の1回戦で七十七銀行(仙台市)と対戦する。

元プロ野球DeNAの網谷圭将外野手(21)が、打線の鍵となりそうだ。東海2次予選では、クラブチームの三重高虎(津市)との1回戦で初回に先制打を放ち、硬さの残るチームに勢いをつけた。「試合の中で最も大事な1打席目で結果を出せて良かった」。都市対抗の会場・東京ドームでのプレーは、プロ時代も含めて初となる。「どんな場所でもやることは同じ。当たり前のことを当たり前にするだけ」と話した。

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東大野球部100年の挑戦最下位脱出へ/連載まとめ

再び、赤門旋風を!東京6大学リーグの東大が12日、東京・文京区の東大球場で始動した。今年で創部100周年となった野球部はリーグで唯一、優勝したことがない。今年のスローガン「旋風」の下、まずは最下位脱出へ向けて動きだした。「東大野球部 100年の挑戦」と題し、不定期掲載で追いかけていく。

 

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京大監督 東大戦はリーグ戦と同等かそれ以上の価値

京大の選手たちをバックに選手宣誓を行う東大・辻居主将(撮影・古川真弥)

<東大野球部 100年の挑戦>

京大・青木孝守監督(64)は「私たちは下部リーグにいた時代もあった。その頃は、リーグ戦と同等か、それ以上の価値を置いていました。もしかしたら、東大さん以上に力を入れていたかも知れません」と話した。

82年からは6大学による関西学生野球連盟に所属し、入れ替え戦はない。それ以前は、関西大学野球連合の下部リーグ時代が長かったため、東大との定期戦は、より特別なものだったという。

スタンドには約100人が詰め掛けた。両大学OB、保護者だけでなく、東大近くに住む地元ファンの姿もあった(撮影・古川真弥)

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東大、平成はほぼ互角 京大との「双青戦」

定期戦後に記念撮影する両チームの選手たち。優勝杯を持つのは、東大・辻居主将(撮影・古川真弥)

<東大野球部 100年の挑戦>

伝統の一戦は、4番の一振りで決着がついた。6-6の8回2死走者なし。東大・武隈が京大・長谷川から決勝ソロを放った。右翼へ豪快に放り込み「2アウトだったので、フルスイングで長打を狙いました」。狙い通りと胸を張った。

東大と京大の定期戦が6日、都内の東大球場で行われた。「双青(そうせい)戦」と呼ばれる。由来は両大学のスクールカラー。東大はケンブリッジ大のライトブルー(淡青)、京大はオックスフォード大のダークブルー(濃青)と、それぞれ英国の名門校にならう。濃淡2つの青は、実に100年前、大正の時代から戦っている。東大・浜田一志監督(54)は「うちにとって公式戦です。リーグ戦の次に大事」と力説。京大同様、ベストメンバーをそろえ、リーグ戦さながらの采配を振った。理由は明快。「ルーツですから」。

今年で創部100周年。そもそも、京大と戦うことが創部のきっかけだった。1917年(大6)12月28日、東京帝大は同好者チームを編成。京都に乗り込み、既に創部から20年近くたっていた京都帝大との一戦に臨んだ。2-6で敗れたが、これを機に、正式な野球部創設の機運が盛り上がる。2年後に創部がかなうや、京都帝大と定期戦協定を締結。同年12月24日、第1回定期戦に4-0で勝利した。

年に1度、雌雄を決する。東大・辻居、京大・西の両主将は図ったように同じ言葉を口にした。「切磋琢磨(せっさたくま)です」。ともに超難関の国立大。いわゆるスポーツ推薦はなく、所属リーグでは苦戦を強いられる。「もっとも近い存在」(辻居)。「強豪私大に勝ちたいという同じ環境」(西)。互いの成績が気になるし、励みにもなるという。

約100人が詰め掛けたスタンドでは、青春話に花が咲いた。「君の時は勝った?」「負けた覚えはないですね」とは、東大OB同士の会話。67歳の京大OBは「東京までの遠征は特別な感じでした。やはり、東大には勝っておきたかった」と懐かしんだ。1年ぶりに再会した選手たちも「会いたかったですよ」と握手。積み重なった伝統の上に、育まれた関係がある。

昭和初期には東北、九州も加わり、4帝大リーグ戦の形を取った。現在の形になったのは、1940年(昭15)から。戦争による中止もあったが、これで78戦、東大の53勝25敗となった。通算では差をつけるが、平成の30年に限れば、東大16勝、京大14勝とほぼ互角。令和は東大の勝利で始まった。時代は変われど、2つの青の負けられない戦いは続く。【古川真弥】

京大の選手たちをバックに選手宣誓を行う東大・辻居主将(撮影・古川真弥)
東大-京大の定期戦の両大学先発メンバー

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2人のV戦士が攻撃野球を継承、初の夏へ気持ち新た

練習試合・大師対東海大浦安 写真左から大師・野原監督と東海大浦安・瀬戸監督(撮影・保坂淑子)

<高校野球練習試合:東海大浦安5-1大師>◇6日◇浦安市運動公園野球場

今年4月、東海大浦安の監督に就任した瀬戸康彦氏(36)。千葉大会開幕を10日に控えた練習試合の相手は、神奈川の大師だった。大師の野原慎太郎監督(36)は、瀬戸監督が00年春、東海大相模でセンバツ優勝を果たしたときのチームメート。初めての夏を目前に、かつての戦友と共に勝利への強い気持ちを新たにした。

試合は、5-1で東海大浦安が勝利した。先発の高木健人投手(3年)が投打で活躍。5回を投げ3安打1失点、4回には自らのバットで右翼越え本塁打を叩き出し3点先制した。5回には相手投手失策で1点、7回にはこの日、3安打の3番・薬師寺大輝外野手(2年)の適時右越え打で5点目をあげ試合を決めた。

大師は積極的に振ってくる。それに対し、東海大浦安の投手陣は徹底した内角攻め。攻撃では、出塁すれば積極的に次の塁を狙い、チャンスを広げた。瀬戸監督は「積極的で、かつ攻撃的。それこそ、東海大相模のアグレッシブベースボールですから」と話す。野原監督もまた「勝つための執着。自分たちの野球をやりきること。それが当たり前だと思えることが、僕たちが高校時代に身につけた財産なのかもしれません」と笑った。2人の東海大相模OBが、それぞれの道で、その野球を継承していた。

瀬戸監督は大学卒業後、すぐに東海大のコーチとなった。野原監督は12年に大師に赴任し、その秋から監督に就任。指導に行き詰まると、いつも瀬戸監督に電話をしたという。

「連係プレーはどうやって教えればいい?」

「内野手はどうしたらいいの?」

長い時には、電話は1時間近くに及んだ。経済的に厳しい選手を数人抱えて悩んでいた時には、瀬戸監督は何も言わずに大学生が使わなくなったユニホーム、アンダーシャツ、グローブなどの野球用品を段ボール2つ分、送ってくれた。野原監督は「電話でのアドバイスに野球用品。僕にとって『あぁ、また頑張ろう』って思わせてくれたのが、瀬戸だったんです」と振り返る。

瀬戸監督もまた、高校時代を振り返り「野原は一番のムードメーカー。いつも明るく元気で、レギュラーとレギュラー外の選手との潤滑油になってくれた選手。だから、チームが1つになれた」とこれからのチーム作りを重ねている。

試合後、「瀬戸さんはどんな人?」という質問に、多くを語らなかった野原監督が、その後、記者にメールで本心を打ち明けてくれた。

野原監督 瀬戸はどんな人かというと、一番は「優しい」です。一番に思い出すのは、自分が投げているときにショートから親身に声をかけ続けてくれた姿です。僕を何とかしてやろうという言葉でした。結果が出ないときは寮でも励ましてくれました。野球をよく知っていて、いいアドバイスをくれました。当時は、同級生だけどコーチみたいに頼りにしていて、たまにいい投球をして試合後に褒められるとうれしかった。実績がすごいのに、優しいやつだな~と、いつも思ってました。1年夏からレギュラーで野球は別格だったのに、まったく偉ぶらず謙虚。僕らの学年がレギュラーとレギュラー外の選手の垣根がなく仲の良い学年だったのは、この学年で一番初めにレギュラーになった瀬戸の飾らない人格が作ってくれたと思っています。

センバツ優勝から19年。かつてのチームメートが高校野球の監督となり、東海大相模の野球を継承しながら「勝負の夏」に向かう。

野原 瀬戸が同じ土俵に立ったのはうれしいけど、負けたくない。いつまでもライバルでいたいです。

瀬戸 県は違うけど、これからも野原には負けたくない。

戦う県は違えど目指す場所は、甲子園ただ1つ。さあ、勝負の夏が始まる。東海大浦安と大師。どんな野球を見せてくれるのか。そして-、いつか、この対決を大舞台で見てみたい。その日が楽しみでならない。【保坂淑子】

東海大浦安・瀬戸監督が東海大コーチ時代に大師・野原監督へプレゼントした使用済みの野球用具。(野原慎太郎監督提供)

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社会人「平成ベスト9」に杉浦正則、長野久義ら選出

96年、アトランタ五輪・準決勝で投球する杉浦正則氏

社会人野球を統括する日本野球連盟は6日、第90回都市対抗大会(13日開幕・東京ドーム)を記念して「平成のベストナイン」を発表した。都市対抗や国際大会などで顕著な活躍を見せた選手が選考対象で、1992年バルセロナ五輪から3大会連続出場の杉浦正則氏らが選ばれた。

ベストナインは次の通り(所属の表記は現役当時)。

投手 杉浦(日本生命)▽捕手 大久保秀昭(日本石油)▽一塁手 西郷泰之(ホンダ)▽二塁手 工藤賢二(東芝)▽三塁手 若林重喜(日本石油)▽遊撃手 伊藤祐樹(日産自動車)▽外野手 高林孝行(日本石油)林稔幸(SUBARU)長野久義(ホンダ)▽指名打者 池辺啓二(JX-ENEOS)

中前安打を放つホンダ時代の長野久義(08年08月30日撮影)

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神奈川大学選抜・古寺「忘れた」衝撃の裸眼決勝弾

決勝2ランを放ち生還する関東学院大・古寺(撮影・古川真弥)

オランダ・ロッテルダムで行われる第17回ワールドポート・トーナメント・ベースボール大会(7月12~21日)に日本代表として出場する神奈川大学野球連盟選抜が5日、横浜スタジアムで三菱日立パワーシステムズと壮行試合を行い、3-1で勝利した。

裸眼で打っちゃった! 4番に入った関東学院大・古寺宏輝内野手(3年=大阪桐蔭)が3安打3打点。初回、2死二塁で左前に先制打。3回に中前打を放つと、同点の5回死二塁では左翼席へ決勝2ランを放り込んだ。1人で全得点をたたき出す大暴れだったが、衝撃の告白をした。

「コンタクトを入れ忘れてました」

裸眼視力は両目とも0・3ほどだが、自身初の国際大会へ視界良好だ。外国に行くのも初めて。両親からおみやげをリクエストされているが「何を買ったらいいんでしょう? ご飯、大丈夫かなあ」と初々しかった。

本職の野球には気を引き締めた。「オランダでの試合が本番。そこに向けて良い感じです。外国人は球が動く。無理に引っ張るのではなく、逆方向を意識したい」と話した後、「ナイターなんで、コンタクトを忘れないようにします」と付け加えた。

日本、オランダ、米国、台湾、キュラソー島の港湾都市から5チームが集い、順位を競う。

高橋薫氏が死去 文星芸大付の監督として甲子園出場

優勝し胴上げされる文星芸大付の高橋薫監督(2006年7月26日撮影)

東都リーグの専大、宇都宮学園(現文星芸大付=栃木)で監督を務めた高橋薫(たかはし・かおる)氏が3日午後3時6分、宇都宮市の病院で亡くなった。63歳。

昨年8月に胃がんが見つかり手術、療養を続けていた。文星芸大付の監督として06、07年に夏の甲子園に出場。09年に専大のコーチ、11年監督に昇格し、12年の秋季リーグで2部優勝。12季ぶりに1部昇格させ、13年秋で退任した。通夜は7日午後7時から、葬儀は8日午後1時から、宇都宮市鶴田町1545の1の宇都宮御苑で。喪主は長男の章(あきら)氏。

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女子学童野球の全国大会、組み合わせ出場チーム発表

日本野球機構(NPB)は、8月2~8日に愛媛で開催する女子学童野球の全国大会「NPBガールズトーナメント2019全日本女子学童軟式野球大会」の出場チームと組み合わせが決定したと4日、発表した。

40都道府県から史上最多の42チームが出場する。

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JABA北信越連盟会長就任の高橋勇四郎氏「光栄」

出席者から贈られた記念品の書を手にする高橋会長

社会人野球を統括する日本野球連盟(JABA)の北信越地区連盟会長に県から初めて就任した、高橋勇四郎・新潟県野球連盟会長(77)の就任祝賀会が29日、新潟市のホテルサンルート新潟で行われた。

高橋氏はニチエー(現バイタルネット)の監督を務め、12年に県連盟会長に就任。4月から北信越連盟会長を兼任している。この日は関係者ら約60人が出席し、祝福した。祝賀会は高橋氏には県連盟の会合と伝えられていた。そのため、会場に到着してから事実を知るサプライズ。「本当に知らなかった。びっくりしました」と苦笑い。そして「身に余る光栄です。ありがとうございます」と感謝した。

ニチエー時代に監督と選手の関係で、元ニチエー監督の斎藤与志朗・県連盟専務理事(63)は「選手時代、高橋さんが練習後によく食事をつくってくれた。野球にかける情熱は私たち後進の指導者の手本です」と話した。高橋氏は今後、北信越地区のレベルアップに尽力する。「これから夏の高校野球も開幕します。皆さんも盛り上げましょう」とあいさつした。

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◆高橋勇四郎(たかはし・ゆうしろう)1942年(昭17)6月2日生まれ、胎内市(旧中条町)出身。新発田農、東農大では捕手。65年、鈴木商店(現バイタルネット、後のニチエー)入社1年目の途中から当時の軟式野球部の監督に就任。68年に全日本軟式野球大会でベスト8入りした。現在は日本野球連盟顧問を兼任する。

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東都大学野球連盟で定例会議 秋の開始時間など議論

東洋大・村上頌樹

東都大学野球連盟は27日、東京・渋谷の国学院大キャンパスで春季リーグ戦の個人タイトル表彰式を行った。

最高殊勲選手、最優秀投手、ベストナインを受賞した東洋大・村上頌樹投手(3年=智弁学園)らが出席。また定例の評議員会と監督会が行われ、秋のリーグ戦でも3試合制を念頭に開始時間を早めることやタイブレーク制の採用などを検討する方針を確認した。

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