日刊スポーツ

福田師王、ボルシアMGトップチーム昇格へ クラブ幹部「彼が成し遂げてきたことへのご褒美」

福田師王、ボルシアMGトップチーム昇格へ クラブ幹部「彼が成し遂げてきたことへのご褒美」

福田師王(2023年5月撮影)

ブンデスリーガ・ボルシアMGのセカンドチームでプレーしてきた福田師王(19)がトップチームに昇格する見通しとなった。16日、クラブ公式サイトにスポーツディレクターのシュマトケ氏のインタビューを掲載し、「今から福田師王はプロチームの一員となる。これまで彼が成し遂げてきたことへのご褒美だ」と紹介された。

福田は鹿児島・神村学園高からJリーグを経ずに昨年1月に加入。原則23歳以下で争われるパリ五輪代表の候補として期待されている。

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マンUサンチョ、古巣ドルトムント復帰決定「家に帰ってきたという気分」MJ的コメント

※写真はイメージ

ドイツ・ブンデスリーガのドルトムントは11日、イングランド代表FWサンチョ(23)がマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)から6月末までの期限付きで加入すると発表した。

17歳でドルトムントに加入し、公式戦通算137試合で50得点64アシストを記録。古巣への復帰に「ロッカールームに入ったとき、『家に帰ってきた』という気分だった。クラブのことを隅から隅まで知り尽くしているし、このクラブのファンは常に僕を支えてくれた。チームメートに再会すること、公式戦のピッチに立つこと、笑顔でサッカーをすること、アシストやゴールを記録することが何よりも楽しみ。ドルトムントの目標でもある来季のCL出場権獲得に貢献するのが待ちきれない」とクラブを通じてコメントした。

米スポーツ専門局ESPNは「バスケットボール界のレジェンド、マイケル・ジョーダンがメジャーリーグでのプレーを目指した後、95年にシカゴ・ブルズに復帰したときの『I'm back』というニュースリリースをまねたもの」と伝えた。

サンチョは21年7月に移籍金8500万ユーロ(当時約111億円)でドルトムントからマンチェスターUに移籍。今季はテンハグ監督と関係が悪化し、出場3試合にとどまっていた。昨年9月から規律違反によりチームの練習参加が認められず、トップチームから離れてトレーニングを続けていた。マンチェスターUでは2シーズン半で公式戦82試合12得点6アシストと思うような結果を残せなかった。

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不調ドイツ代表にさらなる痛手、FWサネが国際Aマッチ3試合の出場停止とFIFA発表

バイエルンFWサネ(ロイター)

国際サッカー連盟(FIFA)は11日、ドイツ代表FWサネ(28=バイエルン・ミュンヘン)に3試合の出場停止処分を科した。

サネは昨年11月に行われた国際親善試合オーストリア戦の後半4分に退場。オーストリアのDFムウェネ(マインツ)に遅れたタイミングでファウルし、怒ったムウェネが詰め寄ると、逆ギレして押し倒すという乱暴行為でレッドカードを受けた。チームは0-2で敗れた。

ドイツ代表は今後、3月にフランス、オランダと国際親善試合を行う予定。6月に自国開催の欧州選手権の初戦でスコットランドと対戦する。ドイツ連盟はFIFAの発表は最終的なものではないとし、この決定に異議申し立てを行うとしている。

チームは昨年9月にフリック監督が解任され、ナーゲルスマン監督が新たに就任したが、11月の国際親善試合でトルコ、オーストリアに2連敗を喫した。

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マンUのFWサンチョが古巣ドルトムントに復帰 成功の出発点となったクラブで再浮上を目指す

※写真はイメージ

マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWサンチョ(23)が、古巣ドルトムントへの期限付き移籍が決まった。イタリアの著名サッカージャーナリスト、ファブリツィオ・ロマーノ氏は「サンチョはドルトムントに移籍する。マンUとの間でレンタル移籍の契約が結ばれた。レンタル後の完全移籍のオプションはない」と伝えた。

サンチョは21年7月に移籍金8500万ユーロ(当時約111億円)でドルトムントからマンチェスターUに移籍した。

サンチョは、荒い性格や行動で、テンハグ監督と衝突することがあり、トップチームから離れる時期が続いた。17歳でドルトムントに加入し、公式戦通算137試合で50得点64アシストを記録するなど、成功の出発点となったクラブで再浮上を目指すことになった。

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堂安律はフル出場、フライブルク黒星 浅野拓磨は前半だけで退く、ボーフム大敗

<ドイツ1部リーグ:ハイデンハイム3-2フライブルク>◇20日

フライブルクの堂安律は敵地のハイデンハイム戦にフル出場した。試合は2-3で敗れた。

ボーフムの浅野拓磨はアウェーのレーバークーゼン戦に先発し、前半限りで退いた。チームは0-4で大敗した。(共同)

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バイエルン、34歳ドイツ代表FWミュラーと2025年まで契約延長

トーマス・ミュラー(2018年6月撮影)

サッカーのドイツ1部リーグのバイエルン・ミュンヘンは19日、ドイツ代表FWミュラーとの契約を2025年6月末まで延長すると発表した。

34歳のミュラーは14年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会でドイツ代表の主力として優勝に貢献。昨年のカタール大会にも出場した。Bミュンヘンでは08年にデビューし、公式戦684試合で237得点をマークしている。

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堂安律フル出場 フライブルクはケルンに勝利「もっと危険な位置に入り続ければゴールも」と気合

<ドイツ1部リーグ:フライブルク2-0ケルン>◇17日

フライブルクの堂安律はホームのケルン戦にフル出場した。試合は2-0で勝った。

○…フライブルクの堂安は右から切り込む得意の形が封じられ、シュートまでなかなか持ち込めなかった。それでも守備面で体を張って奮闘し、チームは相手に退場者が出た後に2点を奪い3連勝。「フライブルクらしく粘り強く勝った」と納得の様子だった。

次節が年内最終戦となる。今季はリーグ戦で1ゴールにとどまっており「コンディションは上がってきている。もっと危険な位置に入り続ければゴールも取れる」と気合を入れた。(共同)

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バイエルンFWケーン14試合で20得点到達、ゼーラーの21試合を抜いて60年ぶりに記録を更新

ヘディングでゴールを決めるバイエルン・ミュンヘンのハリー・ケーン(AP)

<ブンデスリーガ:バイエルン・ミュンヘン3-0シュツットガルト>◇17日◇バイエルン◇ミュンヘン

2位に付けるバイエルン・ミュンヘンは、エースFWハリー・ケーン(30)の2ゴールなどで4位と好調なシュツットガルトに3-0で快勝した。

前半2分、ミュラーの縦パスからMFサネが右サイドから抜け出し、GKをかわしてケーンへパス。これを無人のゴールに流し込んだ。

後半10分にはFKからDFキム・ミンジェが頭で折り返したところ、ゴール前のケーンが頭で押し込んだ。

後半18分にはCKからキム・ミンジェが頭で得点し、3-0。危なげなく勝利した。

ケーンはリーグ戦14試合にして20得点の大台に到達した。これは1963-64年のブンデスリーガ開幕シーズンに、ハンブルガーSVのウーベ・ゼーラーが21試合で到達した記録を60年ぶりに塗り替えるものとなった。ちなみにドルトムント時代のハーランドは20年に22試合での20得点を記録している。

日本人選手2人が在籍するシュツットガルトは、DF伊藤洋輝が負傷離脱中、MF原口元気もベンチ外だった。

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浅野拓磨、先制点挙げるもチョコ”拾い食い”が話題「さすが浅野」毒やドーピングを心配する声も

ウニオン・ベルリン戦、先制点を決め祝福されるボーフムFW浅野拓磨(AP)

ボーフムのFW浅野拓磨(29)が16日に行われた、ホームのウニオン・ベルリン戦に先発し、試合中にチョコを“拾い食い”した動画が話題となっている。

浅野は前半終了間際に、左CKのこぼれ球をダイレクトで蹴り込み、先制点を挙げた。チーム最多の今季5ゴール目で、得点ランキングは14位タイに浮上。後半42分までプレーし、チームを3-0の快勝に導いた。

一方で、SNS上では浅野の衝撃的な行動に波紋が広がっている。この日、観客が抗議活動の一環でピッチ上に大量にテニスボールなどを投げた。その中にチョコレートがあり、浅野はモグモグと拾い食いをした。その様子がSNSで拡散されると、ユーザーからは「さすが浅野だな」「まじで何入ってるか分からんから危ないぞ」「なんかカッコいい」「ドーピングとかなる可能性あるよね」「良い子はマネしないで下さい」「毒入ってたら取り返しつかん」などの声が上がった。

チーム2点目を喜ぶボーフムFW浅野拓磨(左)。右はシャツの下にボールを入れて喜ぶ得点を決めたゴンサロ・パシエンシア(AP)

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好調ボーフム浅野拓磨、今季5点目チーム得点王&リーグ3位のスプリント「攻撃ではとても重要」

ウニオン・ベルリン戦、先制点を決め祝福されるボーフムFW浅野拓磨(AP)

<ブンデスリーガ:ボーフム3-0ウニオン・ベルリン>◇第15節◇16日◇ボーフム

ボーフムのFW浅野拓磨(29)はホームのウニオン・ベルリン戦に先発し、前半終了間際に先制点を挙げた。左CKのこぼれ球を右足ダイレクトで蹴り込んだ。チーム最多の今季5ゴール目。得点ランキング14位タイに浮上した。後半42分までプレーし、試合は3-0で完封勝ちした。

浅野はクラブ公式サイトで「無失点だったし、とても良いプレーができた。常にゴールを狙っているし、(MF)シュテーガーのCKがうまく入ってきて、チャンスを生かすことができた」と先制点のシーンを振り返った。

自慢のスピードで攻撃を活性化。今季の総スプリント数は458回でリーグ3位となっている(16日現在)。「スプリントを繰り返すことでチームを助けることができる。これは攻撃ではとても重要」と誇った。

1-0の後半9分にはGKからのフィードを左サイドのセンターライン付近で受けて前を向き、巧みにスルーパス。これが起点になってチームの2点目が生まれた。「練習ではできているプレーだけど、試合では難しい。今日はうまくいった」と喜んだ。

チームは11月以降、3勝2分け1敗と上向き。次節は20日に首位を快走するレーバークーゼンと敵地で対戦する。ボーフムのエースFWとして活躍する日本代表は「レーバークーゼンを相手にも、この状況を続けたい」と次の戦いを見据えた。

チーム2点目を喜ぶボーフムFW浅野拓磨(左)。右はシャツの下にボールを入れて喜ぶ得点を決めたゴンサロ・パシエンシア(AP)

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フランクフルト長谷部誠がクラブ外国籍選手最多出場達成、バイエルンに5-1と記録的大勝

後半途中から出場したフランクフルト長谷部誠(2022年撮影)

<ブンデスリーガ:アイントラハト・フランクフルト5-1バイエルン・ミュンヘン>◇第14節◇9日◇フランクフルト

アイントラハト・フランクフルトのDF長谷部誠(39)はホームのバイエルン・ミュンヘン戦で5-1の後半36分から出場した。

リーグ戦では10月8日のハイデンハイム戦以来の出場。Eフランクフルトでのブンデスリーガ通算出場数は230試合目で、クラブの外国籍選手としては歴代最多記録となった。

チームはそのまま5-1で大勝し、連敗を2でストップ。勝ち点21の7位となっている。一方、Bミュンヘンは今季初黒星。記録的大敗で連勝は6で止まった。

試合後、ファンとともに大勝を祝うフランクフルトの選手たち(AP)
バイエルン・ミュンヘン戦のスコアボード(AP)

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ハノーバー室屋成がドイツ2部で今季初ゴール、試合終了間際に同点弾を決めてドローに持ち込む

室屋成(20年8月15日撮影)

<ドイツ2部リーグ:ハノーバー2-2カールスルーエ>◇第16節◇8日◇ハノーバー

ドイツ2部リーグで、ハノーバーのDF室屋成(29)がホームのカールスルーエ戦にフル出場し、1-2の試合終了間際に同点ゴールを決めた。試合は2-2で引き分けた。

昨季は不動の右サイドバックとしてほぼフル稼働だったが、今季は開幕当初から負傷もあって出場機会が限られた。リーグ戦では9月3日のフュルト戦から10試合連続の途中出場。前節3日のパーダーボルン戦で今季初めてスタメン起用され、フル出場を果たした。

2試合連続のフル出場で今季初ゴール。チームは今年のホーム最終戦で貴重な勝ち点1を獲得した。

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Eフランクフルト長谷部誠が先発、1カ月ぶりの公式戦出場もザールブリュッケンに黒星 ドイツ杯

<ドイツ・カップ>◇3回戦

アイントラハト・フランクフルト(1部)の長谷部誠はザールブリュッケン(3部)戦で守備的MFとして先発し、後半32分に退いた。11月1日の2回戦以来、約1カ月ぶりの公式戦出場。試合は0-2で敗れ、8強入りはならなかった。

○…久々に出場機会を得たアイントラハト・フランクフルトの長谷部は「イメージトレーニングはずっとしていた」と効果的なパスカットを見せるなど、冷静なプレーだった。しかしチームは格下の相手の勢いにのまれ「戦う部分、気持ちの部分で相手が上だった」と敗戦を悔やんだ。

今季出番を減らしている39歳のベテラン。「今日のような試合で結果が出れば良かったが、しっかりと続けてやっていくことが自分の役割」と気持ちを切り替えた。(共同)

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田中碧&アペルカンプ真大、伊藤達哉との日本人対決制す デュッセルドルフがDFBポカール8強

田中碧(2023年撮影)

<DFBポカール:マクデブルク1-2デュッセルドルフ>◇3回戦◇5日

MF田中碧とMFアペルカンプ真大が所属するデュッセルドルフとFW伊藤達哉が所属するマクデブルクが対戦し、デュッセルドルフが勝利した。田中とアペルカンプは先発、伊藤は途中出場した。

敵地となったデュッセルドルフの田中は、開始9分に左足で積極的にシュートを狙うもGKに弾かれる。一進一退の攻防となる中、逆にマクデブルクが15分に先制点を奪った。

田中は24分に今度はペナルティーエリア手前から右足ミドルシュート。しかしこれは枠上へ外れた。45分には右サイドの崩しから中へのパスをアペルカンプが右足で合わせるも、ゴール右へ外した。

田中は後半37分にも中央から右足でシュート。しかしこれもGKのセーブにあい、得点はならなかった。

それでも41分に同点とすると、後半ロスタイム2分に逆転弾が生まれて試合をひっくり返した。伊藤は後半途中出場も見せ場を作れず。デュッセルドルフが準々決勝へ駒を進めた。

フライブルク堂安律、先発で終盤までプレーしチームも勝利 奥川と長谷部の日本人対決は実現せず

堂安律(23年11月21日、撮影・パオロ ヌッチ)

<ブンデスリーガ>◇3日◇第13節◇マインツほか

フライブルクのMF堂安律はアウェーのマインツ戦に先発し、後半39分に退いた。試合は1-0で勝った。

MF奥川雅也のアウクスブルクとDF長谷部誠のフランクフルトは、2-1でアウクスブルクが勝利した。奥川はベンチ外で、長谷部はベンチ入りしたが出番はなかった。

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ボーフム今季ホーム初勝利 浅野拓磨は無得点も最多5本のシュートで攻撃活性化、守備も貢献大

ウォルフスブルク戦でボールを奪い合うボーフム浅野拓磨(左)(AP)

<ブンデスリーガ:ボーフム3-1ウォルフスブルク>◇第13節◇2日◇ボーフム

ボーフムのFW浅野拓磨(29)はホームのウォルフスブルク戦で先発し、後半27分までプレーした。チームは3-1で勝って5戦負けなしとなった。

浅野は開幕から13試合連続でスタメン出場。直接ゴールに絡むことはなかったが、いつものように前線からの献身的な守備が光っただけでなく、両チーム最多5本のシュートを放つなど攻撃を活性化した。

トーマス・レッチュ監督は「高い位置からボールを奪って攻め、相手を押し込むことができた」と今季のホーム初勝利を喜んだ。

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デュッセルドルフ田中碧、左足ミドルで今季4点目&1アシストも記録して5-0大勝に貢献

デュッセルドルフ田中碧(ロイター)

<ドイツ2部リーグ:ニュルンベルク0-5デュッセルドルフ>◇第15節◇2日◇ニュルンベルク

デュッセルドルフのMF田中碧(25)はアウェーのニュルンベルク戦で1得点1アシストをマークした。

1-0の前半41分、敵陣ペナルティーエリア手前で相手ボールを奪い取り、そのまま左足でミドルシュートを決めて今季4点目。2-0の前半終了間際には右からの浮き球のクロスで味方のヘディングでのゴールをお膳立てした。これが今季リーグ戦の初アシストとなった。フル出場し、チームは5-0で快勝した。

同僚のU-22日本代表DF内野貴史(22)は後半途中から出場。ニュルンベルクはFW奥抜侃志(24)が先発し、FW林大地(26)が後半途中から出場した。

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シュツットガルト日本代表DF伊藤洋輝が筋肉負傷で年内欠場 来年1月アジア杯出場懸念

サッカーのドイツ1部リーグのシュツットガルトは27日、所属する日本代表DF伊藤洋輝(24)が筋肉の負傷のため、年内の試合を欠場すると発表した。フル出場した25日のアイントラハト・フランクフルト戦で痛め、日本に帰国して治療を受けるという。具体的な負傷箇所は明らかにしていない。

伊藤は主力として今季リーグ戦全12試合に出場し、3位と好調のチームを支えていた。来年1月開幕のアジア杯カタール大会への影響が懸念される。

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バイエルン24年夏バルサDFアラウホ獲得か、契約解除金1550億円設定 冨安健洋も候補

アーセナル冨安(ロイター)

バイエルン・ミュンヘンがバルセロナのウルグアイ代表DFロナルド・アラウホ(24)を獲得候補に挙げているとスカイスポーツ・ドイツが27日に報じた。

バイエルンは今季、DF陣に問題を抱えており、すでに来季に向けて補強の仕事に取り組んでいる。最近その候補として、マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表DFラファエル・バランやアーセナルの日本代表DF冨安健洋の名前が出ている中、新たにアラウホが浮上した。

しかしバイエルンがアラウホに興味を示すのは今回が初めてではない。2季前からその動向に注視しており、来夏、本格的に獲得に乗り出すとのことだ。

アラウホはシャビ監督にとって絶対的なレギュラーの1人であり、昨年4月に26年6月30日まで契約延長し、契約解除金は10億ユーロ(約1550億円)に設定されている。そのため交渉は困難を極めると見られるが、バイエルンはトーマス・トゥヘル監督の望みを叶えるため、できる限りの努力をするという。

バルセロナの下部組織出身のアラウホは今季序盤、左足大腿(だいたい)二頭筋負傷で欠場を余儀なくされた。復帰後は守備の要となり、ここまで公式戦11試合に出場し、1得点を挙げている。(高橋智行通信員)

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浅野拓磨は後半31分まで出場 ボーフムはハイデンハイムと0-0引き分け

<ドイツ1部リーグ:ハイデンハイム0-0ボーフム>◇26日

ボーフムの浅野拓磨はアウェーのハイデンハイム戦に後半31分まで出場した。

試合は0-0で引き分けた。(共同)

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ケーン18点目でバイエルン暫定首位 英国人選手によるブンデス1シーズン最多得点を早くも更新

ゴールを決めたバイエルン・ミュンヘンFWケーン(AP)

<ブンデスリーガ:ケルン0-1バイエルン・ミュンヘン>◇24日◇ケルン

前人未到の12連覇を目指すバイエルン・ミュンヘンが、暫定ながら首位に浮上した。ケルンを1-0と下し、勝ち点32(10勝2分け)で1試合少ないレバークーゼン(10勝1分け)を1差上回った。

イングランド代表FWハリー・ケーン(30)の勢いが止まらない。前半20分、ゴール前からこぼれ球を押し込み、今季リーグ12試合目にして早くも18点目。エースの一撃が決勝点となった。

英国人選手のブンデスリーガの1シーズン最多得点を早くも更新。これまでの記録はジェイドン・サンチョ(ドルトムント、2019-20年)とケビン・キーガン(ハンブルガーSV、1978-79)の17得点だった。

ゴールを決めたバイエルン・ミュンヘンFWケーン(AP)

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ブンデス最下位のウニオン・ベルリン、RマドリードBチーム率いるラウール氏を新監督候補に

※写真はイメージ

新監督を探しているウニオン・ベルリンが後任候補の1人として、レアル・マドリードのBチーム、カスティージャを指揮するラウール・ゴンサレス(46)を挙げているとスペイン紙アス電子版が24日に報じた。

ブンデスリーガで最下位に沈むウニオン・ベルリンは先週、ウルス・フィッシャー監督との契約を解除した。これにより新監督が必要になる中、ラウールに探りを入れているとのことだ。

ラウールは18-19年シーズンにRマドリードの下部組織で監督キャリアをスタート。その翌シーズンにカスティージャ監督に就任し、今季5シーズン目を迎えている。ラウールは以前、10-11年シーズンと11-12年シーズンの2季に渡りプレーした古巣シャルケからオファーを受けたが断っていた。

しかしウニオン・ベルリンが検討しているのはラウールだけでない。かつてロナルド・クーマン(現オランダ代表監督)指揮下のバルセロナでアシスタントコートを務め、アル・アインとの契約を先日解除したばかりのアルフレッド・スロイデル、昨季までフランクフルト監督を務めたオリバー・グラスナーも候補に挙がっていると同紙は伝えている。(高橋智行通信員)

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ブラウンシュワイク遠藤渓太が昨年結婚していたことを報告「2人(+1匹)で力を合わせて前に」

昨年結婚していたことを報告(遠藤渓太のX(旧Twitter)から)

ドイツ2部のブラウンシュワイクに所属するMF遠藤渓太(26)が22日、自身の公式X(旧ツイッター)を更新。

昨年結婚していたことを報告した。

26歳の誕生日、そしていい夫婦の日でもあるこの日、「私事ではありますが、兼ねてよりお付き合いさせていただいた方と昨年結婚した事をご報告至します」と伝えた。

さらに「誰よりも守りたいと思える人に出会えたこと、苦しい時も常に側で一緒に闘ってくれ、自分がまだドイツでチャレンジし続けられてるのも彼女のおかげだと思います」。

続くポストでは「まだ道半ばですが、2人(+1匹)で力を合わせて前に進んでいこうと思います。今後とも変わらぬご支援をよろしくお願いします」と記した。

遠藤は横浜F・マリノスの下部組織育ちで、16年にトップ昇格し、デビュー。18年にはルヴァン杯でニューヒーロー賞を受賞した。20年にウニオン・ベルリンへ期限付き移籍し、21年に完全移籍。昨年7月に現クラブへ期限付き移籍した。

本大会のメンバーにはもれたが、東京オリンピック世代。19年にはE-1サッカー選手権に臨む日本代表に選出された。

夫婦で手を合わせる写真も(遠藤渓太のX(旧Twitter)から)

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フライブルク堂安律は終盤に出場、フランクフルト長谷部誠はベンチ入りも出番なし

堂安律(2023年6月15日撮影)

<ブンデスリーガ>◇12日◇第11節

日本代表MF堂安律(25)の所属するフライブルクは、アウェーでライプチヒに1-3で敗れた。ベンチスタートの堂安は後半36分からの出場でゴールはなかった。順位は8位と変わらず。

DF長谷部誠(39)の所属するフランクフルトは、アウェーでブレーメンと2-2で引き分けた。長谷部はベンチ入りしたが出番はなかった。順位は7位と変わらず。

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ニュルンベルク奥抜侃志が自慢のスピードで今季リーグ戦3点目、林大地は途中出場

奥抜侃志(2023年10月15日撮影)

<ドイツ2部リーグ:パーダーボルン1-3ニュルンベルク>◇第13節◇11日◇パーダーボルン

ドイツ2部リーグでニュルンベルクのFW奥抜侃志(24)がリーグ戦4試合ぶりとなる今季3ゴール目を決めた。

1-0の前半39分、味方のスルーパスに抜け出し、GKをかわして左足で流し込んだ。

チームは3-0リードの後半16分に退場者を出し、その後に1失点したが、3-1で逃げ切った。奥抜は後半37分までプレー。同僚のFW林大地は後半27分から出場した。

奥抜は10月に日本代表に初招集されたが、体調不良のため新潟で行われた13日のカナダとの国際親善試合には同行しなかった。17日のチュニジア戦までに回復し「ここで何かを残さないと、と思っている。出たら結果を残したい」と話していたが出場機会はなかった。

16日に始まるのワールドカップ(W杯)アジア2次予選に臨む日本代表メンバーには選ばれなかった。

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伊藤洋輝フル出場、シュツットガルトがドルトムントに逆転勝ち 正確ロングフィードで同点弾導く

シュツットガルト伊藤洋輝(ロイター)

<ブンデスリーガ:シュツットガルト2-1ドルトムント>◇第11節◇11日◇シュツットガルト

日本代表DF伊藤洋輝(24)が所属するシュツットガルトはホームで強豪ドルトムントに2-1で逆転勝ちし、勝ち点24で3位をキープした。ドルトムントは同21で暫定4位。伊藤はセンターバックとしてフル出場し、チームの勝利に貢献した。

伊藤の正確なロングフィードが同点ゴールの起点になった。0-1の前半42分、自陣センターライン付近から左足でDFラインの背後にロングパスを送り、FWルウェリングが収めてラストパス。走り込んだFWウンダブが左足でゴールに流し込んだ。1-1の後半38分にはエースFWギラシがPKを決めて勝ち越した。

ギラシは今季15点目。FWケーン(バイエルン・ミュンヘン)の17点に次いで得点ランキング2位となっている。

シュツットガルト・ヒューリッヒのシュートに飛びつくドルトムントGKコベル(AP)

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伊藤洋輝は後半30分までプレー シュツットガルトは0-2でハイデンハイムに敗れる

伊藤洋輝(2022年9月撮影)

<ドイツ1部リーグ:ハイデンハイム2-0シュツットガルト>◇5日

シュツットガルトの伊藤洋輝はアウェーのハイデンハイム戦で後半30分までプレーした。

試合は0-2で敗れた。(共同)

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ケーン台風!ブンデスリーガ3度目のハットトリック達成 バイエルン、ドルトムントに4-0圧勝

ドルトムント-Bミュンヘン ハットトリックを決めたBミュンヘンのケーン(AP)

<ブンデスリーガ:ボルシア・ドルトムント0-4バイエルン・ミュンヘン>◇4日◇ドルトムント◇第10節

バイエルンのエースFWハリー・ケーンがブンデスリーガ3度目のハットトリックを達成した。

1日のドイツ杯2回戦で3部のザールブリュッケンに敗れる屈辱か中2日。バイエルンの選手たちは別人のような完璧な試合運びを見せた。

前半4分にDFウパメカノが先制すると、同9分にはMFサネの折り返しにケーンが合わせて2点目。

ケーンは後半27分にMFコマンのクロスを流し込みチーム3点目。そして後半アディショナルタイムにもにも追加点を奪い、ハットトリックを記録した。リーグ戦10試合で15得点。得点ランキングの単独トップに浮上した。

バイエルンはリーグ戦4連勝で、首位レーバークーゼンとは勝ち点2差の2位に付けている。

ドルトムント-Bミュンヘン ハットトリックを決めて喜ぶBミュンヘンのケーン(AP)

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BミュンヘンFWケーンがリーグ2戦連続ハットトリック 敵地でドルトムントに4-0

バイエルン・ミュンヘンのFWハリー・ケーン(AP)

<ブンデスリーガ:ドルトムント0-4バイエルン・ミュンヘン>◇4日◇第10節

バイエルン・ミュンヘンのイングランド代表FWハリー・ケーンがハットトリックの大活躍で、敵地でのドルトムントとの上位対決に快勝した。

前半4分にDFウパメカノの先制点でリードを奪うと、そこからケーン劇場に。9分にMFゴレツカからのグラウンダーのパスを受けると、難なく決めて2点差とした。

後半はややチームが受け身に回った中、27分に決定的なチーム3点目。右サイドから相手陣深くへ切り込んだMFコマンの折り返しを冷静にトラップして蹴り込んだ。

ロスタイム3分にはダメ押しの1点を決め、4-0.リーグ2試合連続となるハットトリックでチームを快勝に導いた。Bミュンヘンはリーグ4連勝、ドルトムントは初黒星となっている。

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フライブルク堂安律は後半14分までプレー 試合は土壇場PKで追いつき3―3ドロー

堂安律(23年7月撮影)

<ブンデスリーガ:フライブルク3-3ボルシアMG>◇4日◇第10節

日本代表MF堂安律が所属するフライブルクは、同じく日本代表DF板倉滉が所属するボルシアMGとホームで3-3で引き分けた。堂安は先発出場。負傷離脱中の板倉はベンチ外だった

公式戦で2連敗していたフライブルク。堂安は右サイドに入った。前半6分にはコーナーキックでキッカーを務めてチャンスを演出。すると7分にFWへーラーが先制点を奪った。

しかし25分、29分、37分と立て続けに失点。1-3と一気にリードを広げられる苦しい展開となった。

後半に入り、流れを変えたい中で堂安は14分にベンチに下がった。26分に1点を返すと、後半ロスタイムに得たPKを決めて同点。土壇場で同点とした。

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