日刊スポーツ

【日本代表】南野拓実「強烈なスタート」ベトナム戦で2発を仏レキップ紙が称える

【日本代表】南野拓実「強烈なスタート」ベトナム戦で2発を仏レキップ紙が称える

1月14日 日本対ベトナム 前半、先制ゴールを決め笑顔を見せる南野(右)。左は板倉

15日のフランスレキップ紙が、14日に行われたアジアカップ初戦ベトナム戦(4-2)での日本代表の勝利に貢献したモナコのFW南野拓実(28)の活躍を報じた。

同紙は「南野が強烈なスタートをした」と題し、「日本は昨夜(14日)アジアカップでベトナムを倒しながら(4-2)、良いスタートを切ることに成功した。とりわけ南野拓実が輝いた。モナコのFWは11分と45分に最初の2ゴールを決めた」と称えた。

さらに「リーグ・アン、モナコ-ランス戦(1-3)の翌日に、彼(南野)は、すぐ後に続いてSランスの中村敬斗(23)のアシストもした(45+4分)。もう一人のSランスの選手、伊東純也(30)と共に、センターフォワード細谷真大(22)のトップ下で3人は先発していた。」と伝えた。(松本愛香通信員)

1月14日 日本対ベトナム 前半、この日、自身2点目のゴールを右足で決める南野(中央)

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パリSG会長は「エムバペはレアルに行かせない」移籍話が絶えないエムバペに残留要請

エムバペ(2022年12月18日撮影)

レアル・マドリードへの移籍説が絶えない、パリ・サンジェルマンFWキリアン・エムバペ(25)に関し、パリSGのナセル・アル・ケライフィ会長(51)が口を開いた。フランス媒体の「RMCスポルト」の取材に答え「彼は世界最強の選手。行かせるつもりはない。パリSGこそが、彼にとって最高のクラブだ。彼は我々のプロジェクトの中心選手だ」とアピールした。

ただ一方でフランスのメディア「フット・メカルト」は8日の報道で「エムバペはレアルに合流するだろう。すでに合意したという情報もある」と伝えるなど、移籍のうわさは絶えない状況だ。

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パリSGエムバペのハットなどで6部に9発大勝、伊東と中村不在のSランスも快勝/フランス杯

エムバペ(2022年12月18日撮影)

フランス杯は7日、各地で行われ、パリ・サンジェルマンが6部相当のルベルに9-0で大勝し、ラウンド32に進んだ。エースFWエムバペがアマチュアチームを相手にハットトリックを達成し、同杯通算22試合の出場でクラブ歴代最多30得点に伸ばした。

日本代表の伊東純也と中村敬斗がアジア杯出場で不在のスタッド・ランスは4部のディナン・レオンに3-0で快勝。同じく南野拓実が不在のモナコもRCランスに2-2からのPK戦を制し、勝ち上がった。

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PSGエムバペ、今季終了後のRマドリード移籍は「まだ決めていない」仏スーパー杯優勝後に語る

フランススーパー杯トゥールーズ戦でゴールに迫るエムバペ(AP)

パリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・エムバペ(25)が4日、契約が切れる今季終了後の移籍について「まだ決めていない」とかわした。4日にフランススーパー杯でトゥールーズと対戦。チームの2点目を決め、2-0と勝利した後に語った。

エムバペは昨年6月、パリSGに対し、1年の契約延長オプションを拒否。レアル・マドリード移籍が確実視されている中、「僕は今季へのモチベーションにあふれている。それがとても重要だ」。

そして「今後のことは分からないし、(今季終了後の)自分の気持ちはまだ決めていない。(去年の)夏に会長と決めたことはどうしようもないが、クラブとの関係をうまく保てているが最も大事だし、去就は二の次だ」とコメントした。

フランススーパー杯のトゥールーズ戦でプレーするエムバペ(AP)

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仏スーパー杯、パリSGが今季最初のタイトル 李康仁とエムバペのゴールでトゥールーズを下す

タイトル獲得を祝うパリ・サンジェルマン選手たち (AP)

<フランス・スーパー杯:パリ・サンジェルマン2-0トゥールーズ>◇3日◇パリ

リーグ2連覇中のパリ・サンジェルマンがフランス杯王者のトゥールーズに2-0で勝って今季最初のタイトルを獲得した。2季連続12度目の優勝。

前半3分に韓国代表MF李康仁(イ・ガンイン)が先制点を決めると、44分にフランス代表FWエムバペが追加点を奪った。

試合のMVPには李康仁が選ばれた。

今季就任のルイスエンリケ監督にとって初のタイトル。「目標は常に勝つことで決勝は特別。この試合の出場権を得るにはリーグ優勝をする必要があるが、このタイトルを獲得できたのはガルティエ前監督のおかげ。そして、これが今年の最初で最後のタイトルにならないことを願っている」と話した。

ゴールを決めた後、チームメイトのエムバペとともに祝うパリ・サンジェルマン李康仁(左)(AP)
競い合うトゥールーズのムサ・ディアラ(左)とパリ・サンジェルマンのエムバペ(AP)

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伊東純也、南野拓実がフランス1部「ベストイレブン」ノミネート 地元紙伝える

南野拓実(ロイター)

フランス紙レキップは28日、読者投票による「2023年リーグ・アン(フランス1部リーグ)ベストイレブン」(29日まで)のMF・ウイング部門のノミネート選手を発表。候補20選手の中に、スタッド・ランスの日本代表MF伊東純也(30)、モナコの日本代表MF南野拓実(28)が入った。フランス代表ウスマン・デンベレらとともに、同紙で紹介された。

伊東については「この日本人は、Sランスの今年最も有力な選手の1人である」と高評価。「今夏のフォララン・バロガンの退団(モナコへ移籍)にもかかわらず、(チームは伊東のおかげで)スピードと創造性をあわせもつことができた」と技量をたたえた。

また、南野に対しては、昨季を「非常に控えめな1シーズン目」としつつも、今季は「第4節で3ゴール3アシストを決めて、大音響の夏を実現した」と爆発ぶりを紹介。チームメートとの連係プレーも「的確だった」とし「彼は、個性の面でも自己主張した」と能力を発揮していると伝えた。(松本愛香通信員)

スタッド・ランスの伊東純也(ロイター)

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パリSG、18歳ブラジル人若手有望株モスカルド獲得へ 35億円を用意

※写真はイメージ

フランスリーグのパリ・サンジェルマンが、ブラジルの若手有望株獲得へ急接近した。

コリンチャンスMFガブリエル・モスカルド(18)が来年1月に移籍する可能性が高まった。主なポジションはボランチで展開力があり、パスセンスやドリブルも一級品で、トップ下でもプレーできる。今年同クラブのユースからトップチームに昇格し、25試合1得点1アシストを記録した。

現在、バルセロナ、チェルシー、リバプールも獲得を狙っているが、移籍金と選手への移籍ボーナスなどを含め、2200万ユーロ(約35億2000万円)を設定したパリSGが大きくリードしている。

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南野拓実に仏地元紙高評価「最もクリエイティブな選手だった」トゥールーズ戦でモナコ勝利貢献

南野拓実(2022年11月27日撮影)

20日のフランス1部リーグのトゥールーズ戦に先発したモナコの日本代表FW南野拓実(28)は、チームの2-1勝利に貢献。21日のフランス紙レキップは南野に高評価を与えた。

南野は74分までプレー。同紙は、2ゴールを決めたベンヤデルの8点に次いで2番目の6点(10点満点)と採点した。

同紙は「日本人(南野)は何度も活気を与え、モナコの中盤で最もクリエーティブ選手だった。彼はフットワークが良く、モナコは後半ほぼ全てを10人でプレーをしたが、ディフェンスでも貢献した。寛大で器用だった」と高く評価した。(松本愛香通信員)

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今季2点目のSランス中村敬斗に仏紙レキップ「Sランスへの年末のプレゼント」

中村敬斗(2023年6月19日撮影)

フランス1部リーグのスタッド・ランス-ルアーブル戦(20日)で、Sランスの日本代表FW中村敬斗(23)は決勝ゴールを決め、21日付フランス紙レキップのベストイレブンに選ばれた。

中村は先発フル出場し、前半25分に決勝弾。チームを1-0勝利に導いた。

同紙は中村に対して、DFアグバドゥと並ぶチーム最高点の7点(10点満点)と採点。「日本人左ウイングは、ビッグなバイタリティーと正確な技術で、美しい効率に結びつけた。彼は良い感覚の右足ボレーで先制点を決めた」と評価した。

また、中村については、21日のランス地元紙リュニオン電子版は「ケイト・ナカムラからSランスへの年末のプレゼント」というタイトルで、中村のゴールを称賛した。

同電子版は、中村のけが離脱にも触れつつ「前回の得点は9月26日第6節リールでの試合だったが、ルアーブル戦で今季2ゴール目を決めるのに(復帰から)長い時間を要さなかった。Sランスを8度目の勝利に導いた得点は、(奮戦した同僚の)FW伊東純也への褒美となった」と絶賛した。(松本愛香通信員)

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Sランス中村敬斗が今季2点目、先制ゴールで1-0の勝利に導く 伊東純也もフル出場

<フランス1部リーグ:スタッド・ランス1-0ルアーブル>◇20日

スタッド・ランスの中村敬斗はホームのルアーブル戦で前半に先制ゴールを挙げ、1-0の勝利に導いた。9月以来となるリーグ戦2点目。伊東純也とともにフル出場した。

モナコの南野拓実は敵地のトゥールーズ戦で後半途中までプレー。試合は2-1で勝った。(共同)

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PSGのFWエムバペとエンリケ監督の不仲説が一気に広まる 戦術や起用ポジションに不満

パリ・サンジェルマンのエムバペ(2022年撮影)

フランス各紙は、パリ・サンジェルマンFWキリアン・エムバペとルイス・エンリケ監督の不仲説を一斉に報じた。

複数メディアによると、今シーズン就任したエンリケ監督は、エムバペを中央攻撃のポジションでの起用することを好むが、エムバペ本人は左FWでの出場を主張し続けているという。さらにバランスと守備を重視する同監督の方針に、同選手が不満を持ち、攻撃的な戦術をベースにすることを主張しているという。

2人の話題は、スペインでも大きく報じられており、アス紙は「エムバペとエンリケの間に問題が発生した。1週間前に2人の間に亀裂が走って、最近急激に悪化している」と報じた。

不仲の原因は、14日の欧州チャンピオンズリーグ(欧州CL)最終節のドルトムント戦でエムバペは「積極的に攻めて1位通過を目指そう」とした反面、エンリケ監督は「1次リーグ通過が重要だから安定した戦いをしよう」と対立。結局、守備重視の戦いで1-1で引き分け、2位で決勝トーナメントに進出し、この意見対立が発端となったようだ。

ルイス・エンリケ監督(2015年12月17日撮影)

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Sランス伊東純也と中村敬斗、2カ月ぶり同時先発で合計シュート7本も不発敗戦

スタッド・ランスの伊東純也(ロイター)

<フランス1部リーグ:RCランス2-0スタッド・ランス>◇第16節◇16日◇ランス

スタッド・ランスの日本代表アタッカー2人が敵地のRCランス戦で約2カ月ぶりにそろって先発した。伊東純也は右サイドでフル出場し、けがから復帰後初スタメンとなった中村敬斗は左サイドで後半20分過ぎまでプレーした。試合は0-2で敗れた。

伊東は開幕から16試合連続で先発、中村は10月7日のモナコ戦以来の先発出場となった。序盤から2人を中心に攻撃し、2人合計で相手の総数と同じ7本のシュートを打った(伊東3、中村4)。

中村は前半25分にペナルティーエリア外から得意の右足ミドルシュートを狙ったが右枠外へ。同41分には伊東のパスからシュートまで持ち込んだものの、相手にブロックされた。

伊東は後半開始早々に味方のパスに抜け出して右足で狙ったがポスト左へ。右サイドから内へ切れ込み、左足を振り抜くシーンもあった。個の力で好機を生み出したが決め手を欠いた。

チームはミスから失点するなどで敗れ、最近5試合で4敗と失速気味。日本代表2人の決定力にかかる期待は大きい。

中村敬斗(2023年6月19日撮影)

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モナコMF南野拓実、先発フル出場でチャンスメークも最下位リヨンに0-1と痛い黒星

南野拓実(2022年11月27日撮影)

<フランスリーグ:モナコ0-1リヨン>◇第16節◇15日◇モナコ

MF南野拓実(28)が先発フル出場した3位のモナコは、最下位のリヨンに0-1で敗れ痛い黒星を喫した。

南野はインサイドハーフで先発し、前半37分に左サイドからの縦パスでチャンスメーク。後半5分にはペナルティーアーク付近から右足を振り抜くも相手DFに当たってしまった。

南野は後半13分にも、カウンターからペナルティーエリア内に猛烈な勢いでゴール前に入り込むも、右からのクロスにミートしなかった。後半17分には体の強さを生かし、相手DFに囲まれながらもドリブルで単独突破する場面もあった。

終始、押し気味で試合を進めたが、後半40分に右サイドを崩され失点した。12月20日の次節にトゥールーズと対戦し、ウインターブレークに入る。南野は元日の日本代表対タイの試合に出場するため、日本代表に合流する。

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モナコ南野拓実、フル出場も不発 リヨンに0―1で敗れる

<フランス1部リーグ:モナコ0-1リヨン>◇15日

モナコの南野拓実はホームのリヨン戦にフル出場した。試合は0-1で敗れた。(共同)

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伊東純也、ピンポイントクロスでアシストも手痛い結果…相手の手が顔面へ、絶好機シュートはバー

スタッド・ランスの伊東純也(ロイター)

<フランスリーグ:ニース2-1スタッド・ランス>◇10日◇ニース

スタッド・ランスの日本代表MF伊東純也(30)がアウェーのニース戦にフル出場し、1アシストを記録したが1-2と敗れた。

後半10分に先制点を許したSランスだったが、伊東が同点ゴールを導き出した。

後半33分に右サイドに開いてパスを受けると、ゴール前中央へ駆け上がるDFアブデルハミドの動きを見極め、ゴール前へピンポイントクロス。精密機械のような正確なボールから主将のヘディングが決まり、1-1とした。伊東は今季4アシスト目。

しかし4分後、ニースのMFボガが放った左足シュートをSランスGKディウフが痛恨の後逸。これがゴールインとなり、勝ち越し点を許して敗れた。

伊東は試合を通じてキレのいい動きを披露した、「痛い」場面もあった。後半16分にはボールをキープした際に、相手DFダンテが伸ばした左手が顔面に入りもん絶した。

さらに後半22分にはパス交換から中央を突破し、ペナルティーエリア内から右足でシュートを放ったが、ゴールバーをたたいた。完全に1点ものだった。

また、MF中村敬斗(23)は後半23分から途中出場。左サイドに入ったが、ボールに絡む場面は少なく、見せ場はなかった。

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【フランス】5点目決めた南野拓実がエムバペらとともにレキップ紙のベストイレブンに

南野拓実(ロイター)

<フランス1部リーグ:モナコ2-0モンペリエ>◇3日

3日モナコで行われたリーグ・アン第14節モナコ-モンペリエ戦(2-0)で前半9分に先制点を決め、自身今季5点目を挙げたモナコの日本代表FW南野拓実(28)が、パリサンジェルマンFWエムバペ(24)やDFハキミ(25)らと共に、フランス紙レキップの同リーグ第14節のベストイレブンに選出された。

南野はモンペリエ戦でフル出場し、同紙の個人評価では、DFシンゴと並んでチーム最高の7点が与えられた。この2選手は同試合のトップの選手に選ばれ、南野については「GKルコントがはじいた後、注意深い態度を示してゴールを決めた。彼はモンペリエのライン間で常に良い配置についていた。この日本人は、チームメートたちにソリューションを提供することができた。ザカリアの際のように(80分)、何度も理想的なパスをした。」と高く評価された。(松本愛香通信員)

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南野拓実、2戦連続の今季5点目でモナコ勝利 足首踏みつけられ後半ヒヤリ…相手はレッドカード

ミャンマー戦に向け調整する南野(撮影・前田充)

<フランスリーグ:モナコ2-0モンペリエ>◇3日◇モナコ◇第14節

モナコの日本代表MF南野拓実(28)が、2試合連続となる今季5ゴール目を決めた。

モンペリエを相手に前半9分、右サイドから中へ切れ込んだDFバンデルソンの左足シュートをGKルコントが前へこぼしたところ、詰めていた南野が右足で押し込んだ。幸先良く先制点を奪った。

好調をキープする南野は後半7分には、自陣で持ち前の鋭いターンで相手マーカーをはがし、すぐに左サイドへ展開。ここからのカウンターで最後はゴール前までラストパスを受け、左足でゴールを狙った。惜しくもここはゴール上に外れた。

後半22分には相手DFクヤテに足首を踏み付けられた。パスを出した後のアフタープレーで、ひとつ間違えば大けがになりそうな状況だったが幸い、大事には至らず。クヤテにはレッドカードが提示された。

そして後半アディショナルタイム、途中出場のFWベンイェデルが相手ボールをカットし、右足で追加点を奪った。

前節で首位パリサンジェルマンに2-5と完敗したショックを払拭する2-0での勝利。フル出場した南野の活躍でチームは3位に付けている。

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南野拓実が2戦連発で今季5点目 モナコは2-0でモンペリエに勝利

南野拓実(ロイター)

<フランス1部リーグ:モナコ2-0モンペリエ>◇3日

モナコの南野拓実はホームのモンペリエ戦で前半9分に、2試合連続の今季5ゴール目となる先制点を決めた。

フル出場し、チームは2-0で勝った。(共同)

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伊東純也の高速ドリブルに敵将ビエイラ監督もお手上げ 高速ドリブル突破から右足シュート披露

スタッド・ランスの伊東純也(ロイター)

<フランスリーグ:スタッド・ランス2-1ストラスブール>◇1日◇ランス◇第14節

日本代表MF伊東純也(30)とMF中村敬斗(23)が所属するスタッド・ランスはホームでストラスブールと対戦し、2-1で勝った。

Sランスが序盤から攻勢をかけた。前半10分、左サイドからの折り返しをMFリチャードソンが決めて幸先良く先制した。

勢いに乗る中、伊東は前半14分、右サイドから精密機械のようなクロスボールをファーポストへ送り、決定的な場面をつくった。

追加点は前半42分。自陣からの縦パスにFWダラミーが一気に抜け出し、飛び出してきたGKもさらりとかわし、無人のゴールへ2点目。ホームで狙い通りの展開とした。

ゴールが欲しい伊東は後半、ゴール前へ積極的に飛び出すプレーが目立った。23分にはダラミーのペナルティーエリアでの短いスルーパスに飛び出すが、GKに先に触られてシュートならず。

続けざまに28分、自陣から味方を使ったパス交換から一気にスピードアップする。周囲を3人に囲まれながらも高速ドリブルで中央を抜け出し、右足シュート。目の覚めるような弾丸シュートはGKのファインセーブに阻まれた。

対戦したストラスブールのベンチ前に立ち続けたのは、日本でもなじみのある顔。元フランス代表パトリック・ビエイラ監督だ。そのレジェンドも、伊東のスピードにはお手上げの様子だった。

中村は後半33分に途中出場し、リーグ戦6試合ぶりのピッチとなった。左MFに入ると、後半36分に味方が前方へ蹴った高いボールを巧みなコントロールで足元に収め、後方からサポートに回った伊東へボールを渡した。日本人同士の連携プレーはこのワンプレーだけだった。伊東は後半40分に交代となり、ピッチを下がった。

このまま2-0で押し切るかと思われたが、DFデスメットが相手選手を後方から押し倒した。そのPKを後半43分にストラスブールMFガメイロに決められて失点。終わってみれば1点差の辛勝となった。S・ランスは連敗を2で止め、5位をキープしている。

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スタッド・ランス伊東純也がアシスト記録もレンヌに1-3で敗戦

スタッド・ランスの伊東純也(ロイター)

<フランスリーグ:レンヌ1-3スタッド・ランス>◇26日

スタッド・ランスの日本代表FW伊東純也(30)が、敵地のレンヌ戦でアシストをマークした。

0-1の前半終了間際、左サイドからクロスを供給してFWディアキテの同点弾をアシストした。

伊東は日本代表として、21日のワールドカップ(W杯)アジア2次予選のシリア戦(ジッダ・サウジアラビア)で4アシストを記録。好調をキープしている。

しかしチームは後半に2失点。1-3で連敗となった。

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モナコ南野拓実 パリSG戦の1得点1アシストに地元紙「最も危険な選手」

パリSG戦に出場したモナコ南野拓実(ロイター)

<フランスリーグ:パリ・サンジェルマン5-2モナコ>◇24日◇パリ

モナコの日本代表MF南野拓実(28)が、24日のパリサンジェルマン戦で1ゴール1アシストの活躍。25日付の仏紙レキップで、地元紙最高評価の「最も危険な選手」に選ばれた。

パリで行われたパリSG戦。南野は先発し、79分までプレー。チームは2-5で敗れたが、1ゴール1アシストを決めた。その働きから、同紙はチーム最高点の6点(10点満点)と採点。「この日本人は、プレーにおいて、いつもインスピレーションがあったわけではないが、最も危険な選手にとどまっていた」と指摘した上で「モナコの1点目をゴールし、、ダブルゴールをもう少しのところで決めそこなった。4-2のゴールでバロガンへのアシストを決め、妥当な試合で満足させる統計だ」と、評価した。

モナコでは、南野とゴロビンが6点。パリサンジェルマンでは、デンベレの8点が最高点だった。(松本愛香通信員)

パリSG戦に出場したモナコ南野拓実(AP)

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モナコ南野拓実、エムバペ率いる王者パリSGに1得点1アシスト 2-5完敗も存在感見せつけた

パリSG戦に出場したモナコ南野拓実(ロイター)

<フランスリーグ:パリ・サンジェルマン5-2モナコ>◇24日◇パリ

モナコの日本代表MF南野拓実(28)が、エムバペらスター軍団の王者パリ・サンジェルマンを向こうに回し、1得点1アシストと活躍した。

1点を追う前半22分、イタリア代表GKドンナルンマがボール処理にもたつき、苦し紛れにクリアしたボールが、ペナルティーエリア内の南野の前に飛んだ。すかさず胸でトラップし、体の前にボールを落とすと、左足ボレーでゴール左へと蹴り込んだ。今季リーグ4点目で、1-1の同点とした。

エムバペにPKから勝ち越し点を許したが、前半45分には南野がゴール前でパスを受け、右足でシュート。決定的な場面だったが、ここはGKドンナルンマが面目躍如のファインセーブ。惜しくも同点ゴールとはならなかった。

後半にはデンベレの個人技などで2点を追加され、1-4となった。しかし後半30分、中盤で南野が相手2選手を巧みにいなし、前方のスペースへスルーパスを送る。ここに走り込んだFWバログンが抜けだし、右足でゴールし、アシストも記録した。

試合は後半アディショナルタイムにDFコロムアニに駄目押しのゴールを奪われ、2-5の完敗。それでも後半34分までプレーした南野のプレーは冴えており、モナコの中では一番の存在感を発揮していた。

モナコは敗れたが7勝3分け3敗(勝ち点24)で3位をキープしている。パリ・サンジェルマンは9勝3分け1敗(同30)で首位を独走している。

パリSG戦に出場したモナコ南野拓実(AP)

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エムバペは今シーズン終了後、Rマドリードに移籍すると英国メディア報じる

キリアン・エムバペ(2022年7月25日撮影)

フランス1部のパリ・サンジェルマンFWキリアン・エムバペ(24)が、今シーズン終了後、スペインリーグの名門レアル・マドリードに移籍すると、14日までに英サッカー専門メディア「90min」が伝えた。

「来年夏にFA(移籍金ゼロ)でレアルに合流するだろう。現在は移籍関連の取材には対応せず、騒動を巻き起こさないようにしている」と伝えている。

エムバペは21-22シーズン終了後、パリSGの契約を延長した。当初は3年契約と報じられたが、実際には2年+1年のオプション契約だという。

今シーズンで2年の契約が終了し、エムバペはオプションの+1年を行使しないことを決心したという。

エムバペはしつこく食い下がるメディアに「今、最も大事なことはサッカーを続けること。移籍に関する話はしない」と話したという。

スペインの各メディアは、年俸総額は2億3000万ユーロ(約368億年)で、昨シーズンまでFWベンゼマがつけていた背番号9が与えられと予想している。

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スタッド・ランス伊東純也、フル出場もパリSGに完敗 エムバペにハットトリック決められる

スタッド・ランスの伊東純也(ロイター)

<フランス1部>◇11日

スタッド・ランスの伊東純也はホームのパリ・サンジェルマン戦にフル出場した。試合はパリSGのエムバペにハットトリックを決められて0-3で敗れた。

モナコの南野拓実は0-0で引き分けた敵地のルアーブル戦に後半途中から出場した(共同)。

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4位浮上導いたスタッド・ランス伊東純也決勝ゴール 仏紙「貴重な勝利もたらした」とたたえる

スタッド・ランスの伊東純也(ロイター)

<フランス1部リーグ:FCナント0-1スタッド・ランス>◇5日◇スタッド・ドゥ・ラ・ボージョワール

フランス1部リーグ、スタッド・ランス所属の日本代表MF伊東純也(30)が、第11節ナント戦で決勝ゴールをあげ、6日の仏紙レキップや、5日のランス地元紙リュニオン電子版から「貴重な勝利」をもたらしたと、たたえられた。

伊東にとって、今季2得点目。この決勝弾でチームは勝利し「ぎりぎりだったが貴重な勝利を獲得した」と、リュニオン電子版は報じた。

同紙は「このFW(伊東)は、このプラスのちょっとしたトリック(75分ゴール)をして、試合の流れを良い方向に大きく変えた」とたたえた。

また、6日付のレキップは、選手の個人評価で伊東を6点(10点満点)と採点。チームではMFマツシワの最高点7点に次ぐ2番目の評価となった。

スタッド・ランスは勝ち点20となり、4位に浮上。次節11日にホームに、2位パリサンジェルマンを迎える。(松本愛香通信員)

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伊東純也、決勝ゴール 開幕戦以来の今季2点目 スタッド・ランスはCL圏内4位に浮上

ナント戦に出場したスタッド・ランス伊東純也(右)(AP)

<フランス1部リーグ:FCナント0-1スタッド・ランス>◇5日◇スタッド・ドゥ・ラ・ボージョワール

フランス1部リーグのスタッド・ランス所属の日本代表MF伊東純也(30)が、敵地のナント戦で開幕戦以来今季2点目を決めた。

0-0の後半30分、味方が左サイド深くまで突破し、クロスを上げると、伊東が左足ボレーで合わせてゴールネットを揺らした。伊東は後半43分までプレーしてチームの勝利に貢献。このゴールが決勝点となった。

スタッド・ランスは欧州チャンピオンズリーグ(CL)圏内の4位に浮上した。

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スタッド・ランス伊東純也が決勝ゴール、開幕戦以来の2ゴール目 モナコ南野拓実は後半途中出場

サッカーのフランス1部リーグで5日、スタッド・ランスの伊東純也が敵地のナント戦で後半30分に開幕戦以来となる今季2ゴール目を決めた。終盤までプレーし、1-0の勝利に貢献した。モナコの南野拓実は2-0で勝ったホームのブレスト戦に後半36分から出場した。(共同)

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リヨンのチームバスに物投げ込みなど襲撃、グロッソ監督ら顔負傷 マルセイユ-リヨン戦が中止

※写真はイメージ

サッカーのフランス1部リーグで29日に予定されていたマルセイユ-リヨンが、試合前のトラブルにより延期となった。数人がリヨンのチームバスに物を投げ込むなどして襲撃し、グロッソ監督らが顔を負傷した。

リヨンは公式サイトに「マルセイユで毎年このような事態が繰り返されることを遺憾に思う。さらなる悲劇が起きる前に当局に対応を求めたい」との声明を掲載。過激なファンが多いことで知られるマルセイユは「グロッソ監督の早期回復を願うとともに、暴力行為を非難する」とのコメントを出した。(共同)

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伊東純也は終盤までプレー、中村敬斗はベンチ外 スタッド・ランス1-0で勝利

スタッド・ランスの伊東純也(ロイター)

<フランス1部:スタッド・ランス1-0ロリアン>◇28日◇ランス

スタッド・ランスの伊東純也はホームのロリアン戦で終盤までプレーした。中村敬斗はベンチ外。試合は1-0で勝った。(共同)

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W杯以来の代表復帰MF南野拓実に「彼の偉大なプロ意識の報いで、長い罰の終わりだ」と仏紙

南野拓実(22年12月撮影)

フランス紙レキップは7日付で、今回の日本代表に復帰したフランス1部モナコ所属のMF南野拓実(28)について「長い罰の終わりだ」とし、昨年のワールドカップ(W杯)カタール大会以来となる代表復帰に言及した。

「3試合で3ゴール2アシストを決めて、8月のプロサッカー選手協会のMVPに選出されたにもかかわらず、9月の日本代表に招集されなかった。22年にモナコに入団した国際Aマッチ47試合17ゴールの南野は、10月13日カナダ戦、17日チュニジア戦で日本代表に復帰することになる。W杯カタール大会からほぼ1年。それは彼の偉大なプロ意識の報いで、長い罰の終わりだ」

南野はW杯全4試合で、出場した3試合はすべて途中からで、敗退することになった決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦では、延長戦の末に突入したPK戦で日本の1番手を担い、失敗していた。

代表や所属先での不調があったものの、今季はフランスリーグで活躍。本人の努力があり、ようやく実現した代表復帰の道だった。

また、同紙は「もし南野が来年1月12日から2月10日までカタールで行われるアジア杯に参加するなら、24年の最初は、モナコで不在となる可能性がある」と説明している。(松本愛香通信員)

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