日刊スポーツ

【日本ハム】今季初出場の清宮幸太郎、9回先頭で今季初安打の右翼線二塁打 サヨナラ起点に

日本ハム対ロッテ 9回裏日本ハム無死、清宮は二塁打を放つ(撮影・佐藤翔太)

<日本ハム4-3ロッテ>◇19日◇エスコンフィールド

今季初めて1軍昇格した日本ハム清宮幸太郎内野手(24)が「7番・三塁」でスタメン出場し、3-3の9回先頭でロッテ4番手横山から、今季初安打となる右翼線二塁打を放った。

3回先頭で迎えた第1打席は二ゴロ、5回無死一塁での第2打席は遊ゴロ併殺、7回1死での第3打席は空振り三振に倒れていたが、土壇場で貴重な一打を放ち、代走中島と交代した。

その後、上川畑の送りバントで1死三塁になると、水野、郡司が申告敬遠され満塁に。代打の加藤豪が押し出し四球を選び、4月5日西武戦以来のサヨナラ勝ちをおさめた。

日本ハム対ロッテ 一軍に合流する日本ハム清宮(撮影・佐藤翔太)
日本ハム対ロッテ 一軍に合流しウオーミングアップをする日本ハム清宮(撮影・佐藤翔太)
日本ハム対ロッテ 試合後、勝利に一丁締めをする清宮。後方は新庄監督(撮影・黒川智章)
日本ハム対ロッテ 9回裏日本ハム無死、右翼線に二塁打を放つ清宮(撮影・黒川智章)
日本ハム対ロッテ 9回裏日本ハム無死、右翼線に二塁打を放ち「カバイエテ」ポーズの清宮(撮影・黒川智章)
日本ハム対ロッテ 9回裏日本ハム1死満塁、押し出し四球でサヨナラ勝ちし歓喜する清宮(中央)らナインたち(撮影・佐藤翔太)
日本ハム対ロッテ 9回裏日本ハム1死満塁、押し出し四球でサヨナラ勝ちし歓喜する清宮(左から2人目)らナインたち(撮影・佐藤翔太)
日本ハム対ロッテ 9回裏日本ハム1死満塁、押し出し四球でサヨナラ勝ちし歓喜する清宮(中央)らナインたち(撮影・佐藤翔太)
日本ハム対ロッテ 9回裏日本ハム1死満塁、押し出し四球でサヨナラ勝ちし歓喜する清宮(中央)らナインたち(撮影・佐藤翔太)
日本ハム対ロッテ 9回裏日本ハム無死、清宮は二塁打を放つ(撮影・佐藤翔太)
日本ハム対ロッテ 2回表ロッテ1死一塁、山口の三ゴロで併殺をとる清宮(撮影・黒川智章)
日本ハム対ロッテ 2回表、好守を見せた清宮は伊藤に出迎えられ笑顔(撮影・黒川智章)
日本ハム対ロッテ 3回裏日本ハム無死、二ゴロに終わる清宮(撮影・黒川智章)
日本ハム対ロッテ 3回裏日本ハム無死、二ゴロに終わる清宮(撮影・黒川智章)
日本ハム対ロッテ 5回裏日本ハム無死一塁、清宮は併殺打に終わる(撮影・佐藤翔太)
日本ハム対ロッテ 5回裏日本ハム無死一塁、清宮は併殺打に終わる(撮影・佐藤翔太)
日本ハム対ロッテ 7回裏日本ハム1死、三振に終わる清宮(左)。右後方は新庄監督(撮影・佐藤翔太)

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【ヤクルト】村上宗隆が神宮今季初アーチの3号ソロ 貴重な勝ち越し点もたらしファン沸かせる

ヤクルト対DeNA 8回裏ヤクルト無死、右中間にソロ本塁打を放った村上はベンチを指さす(撮影・鈴木みどり)

<ヤクルト-DeNA>◇19日◇神宮

ヤクルト村上宗隆内野手(24)が、今季3号ソロを放った。3-3の8回先頭。2ストライクからの3球目だった。DeNA3番手・伊勢の真ん中高め直球を右中間スタンド中段へ運び、チームに貴重な勝ち越し点をもたらした。

村上は2番に入った14日のDeNA(横浜)の開幕54打席目となる初回に、バックスクリーン左端直撃弾となる今季1号ソロをマーク。4番に戻った18日中日戦(バンテリンドーム)では逆方向の左翼スタンドへ2号2ランを放っていた。本拠地・神宮では、今季初アーチとなり、どでかい1発でファンを沸かせた。

ヤクルト対DeNA 8回裏ヤクルト無死、右中間にソロ本塁打を放つ村上(撮影・鈴木みどり)
ヤクルト対DeNA 8回裏ヤクルト無死、右中間にソロ本塁打を放つ村上(撮影・鈴木みどり)
ヤクルト対DeNA 8回裏ヤクルト無死、右中間にソロ本塁打を放つ村上(撮影・鈴木みどり)

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【阪神】今季最多7得点で初4連勝&貯金1!森下4号&大山1号で2得点以下行進10試合で止めた

阪神対中日 中日に勝利しタッチを交わす阪神ナイン(撮影・前田充)

<阪神7-0中日>◇19日◇甲子園

阪神が今季最多タイの7得点で今季最長の4連勝を決め、今季初の貯金1となった。前日18日まで10試合連続2得点以下。11試合連続となれば球団ワースト記録だったが、打線が目覚め負の記録を阻止した。

2回、先頭大山と佐藤輝の連打、ノイジーが四球を選んでつないだ1死満塁の好機。8番木浪聖也内野手(29)が、中日メヒアの直球を捉えて先制の右前適時打を放つと、続く青柳晃洋投手(30)が右犠飛をきっちり決め、2点を入れた。 2-0の3回1死では森下翔太外野手(23)が4号ソロを放ち、10試合続いていた2得点以下の更新をストップ。5回には大山悠輔内野手(29)が開幕から75打席目で今季初アーチを決めた。甲子園に集まった阪神ファンも割れんばかりの歓声で主砲の1号に応えた。

投げては先発の青柳が6回6安打無失点で今季初勝利。開幕投手を務めて4試合目で1勝目を手にした。

阪神対中日 5回裏阪神1死、大山は中越えソロ本塁打を放つ(撮影・上山淳一)
阪神対中日 5回裏阪神1死、大山の中越え本塁打の打球を見つめる岡田監督(右端)(撮影・藤尾明華)
阪神対中日 5回裏阪神1死、大山(中央)は中越えソロ本塁打を放ち生還する(撮影・上山淳一)
阪神対中日 5回裏阪神1死、大山は中越えソロ本塁打を放ち岡田監督(左)とタッチする(撮影・加藤哉)
阪神対中日 3回裏阪神1死、森下は左越えソロ本塁打を放つ。投手はメヒア(撮影・加藤哉)
阪神対中日 3回裏阪神1死、岡田監督(左)は左越えソロ本塁打を放った森下をタッチで迎える(撮影・加藤哉)
阪神対中日 9回、マウンドへ向かう阪神門別(撮影・藤尾明華)
阪神対中日 9回に登板した阪神門別(撮影・藤尾明華)
阪神対中日 9回表中日1死、門別は村松の打球でベースカバーに走るが内野安打となる(撮影・加藤哉)
阪神対中日 中日に勝利しナインとタッチする門別(撮影・加藤哉)
阪神対中日 中日に勝利しタッチを交わす阪神ナイン(撮影・前田充)
阪神対中日 中日に勝利しタッチを交わす阪神ナイン(撮影・前田充)
阪神対中日 中日に勝利し、タッチを交わす阪神青柳(17)、岡田監督(右から2人目)ら(撮影・藤尾明華)
阪神対中日 中日に勝利し、青柳らとタッチを交わす阪神岡田監督(右から2人目)(撮影・藤尾明華)
阪神対中日 中日に勝利し青柳(右から4人目)はナインとタッチする。左端は岡田監督(撮影・加藤哉)
阪神対中日 3回裏阪神1死、左越え本塁打を放ち笑顔で生還する森下(撮影・前田充)
阪神対中日 中日に勝利し、木浪(左)とタッチを交わす阪神門別(撮影・藤尾明華)
阪神対中日 8回裏阪神2死一、二塁、中野は左中間に2点適時二塁打を放つ(撮影・藤尾明華)
阪神対中日 8回裏阪神2死一、二塁、中野は左中間に2点適時二塁打を放つ(撮影・藤尾明華)
阪神対中日 8回裏阪神2死一、二塁、中野は左適時二塁打を放つ。。左は一塁手のカリステ(撮影・加藤哉)
阪神対中日 8回裏阪神2死一、二塁、中野の2点適時二塁打で生還する一走近本(撮影・前田充)
阪神対中日 7回裏、ラッキー7の応援で盛り上がる阪神ファン(撮影・前田充)
阪神対中日 7回裏阪神1死、森下は左前打を放つ(撮影・上山淳一)
阪神対中日 7回裏阪神1死、左ふくらはぎ に自打球を受け、倒れ込む森下(撮影・藤尾明華)
阪神対中日 2回裏阪神無死一塁、佐藤輝明は中前打を放つ(撮影・藤尾明華)
阪神対中日 リリーフカーに乗って場内1周する木浪(撮影・加藤哉)
阪神対中日 7回、2番手で登板した阪神島本(撮影・藤尾明華)
阪神対中日 中日に勝利し、ファンにあいさつする阪神岡田監督(右端)(撮影・藤尾明華)
阪神対中日 ラッキーセブンを盛り上げるタイガースガールズ(撮影・上山淳一)

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【日本ハム】新庄剛志監督、万波中正にバントのサインも実らず三振

日本ハム対ロッテ 8回裏日本ハム無死一塁、バントを失敗する万波(撮影・佐藤翔太)

<日本ハム-ロッテ>◇19日◇エスコンフィールド

日本ハム新庄剛志監督(52)が1点をもぎ取るために、意外なサインを出した。

3-3の同点で迎えた8回無死一塁の場面で、万波中正外野手(24)が、ロッテ3番手沢村の初球でセーフティーバントを試みたが、ファウル。2球目は最初から構えて送りバントを試みたが、これもファウルとなり、3球目からヒッティングに変わったが結局、万波は三振に倒れた。

万波は昨季2つの犠打を決めており初めてではなかったが、今季全試合3番でスタメン出場。新庄監督は昨オフ、一番最初にレギュラーを確約していた打線の中心でもあるが、この日は、前の打席まで2打数無安打1四球だった。

その後、2死一塁から田宮の打席の初球で一塁走者の五十幡が二盗を決めると、捕手田村の送球が五十幡に当たって外野に転々とする間に三塁を陥れ2死三塁。さらに続く田宮が四球を選び2死一、三塁のチャンスをつくったが、レイエスが空振り三振に倒れ、勝ち越すことはできなかった。

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【記者の目】課題あっても1歩を踏み出さなければ何も始まらない 朝夕2部制の実施決定

甲子園球場

日本高野連は19日、大阪市内で今夏実施する第106回全国高校野球選手権大会(8月7日開幕、甲子園)に関する第2回運営委員会を開催し、大会の一部日程で暑さ対策として、午前と夕方に分けて試合を実施する「2部制」の導入を決定したことを発表した。

1日3試合が組まれる大会初日から第3日までの3日間限定。午前、夕方で観客を完全に入れ替え、入場券もそれぞれ発売される。

   ◇   ◇   ◇

夏の甲子園の暑さ対策として今夏から導入が決まった「2部制」の実施は、2年前から検討が始まっていた。22、23年の大会を参考にシミュレーションを行い、実現にこぎ着けた。話し合いを重ねる中で、朝日新聞社の志方高校野球総合センター長は「暑い時間帯を避けるということに対して『それはダメだ』っていうような声はなかった」と全会一致で導入が決まった。

これまでも熱中症の対策は講じてきた。20年からは白スパイクの着用が許可され、23年春からは10回からタイブレーク制を導入した。昨夏はクーリングタイムを設け、5回終了時に10分間、水分補給や体を冷やすスペースを設置するなど万全な対策を喫した。また、今大会からは第1試合の出場2校に対し、早朝の起床によって朝食を十分に食べず、低栄養によって熱中症の症状を発症する選手が散見されたことから、主催者が試合前に補食を提供することも新たに決まった。

今回のルールで1日4試合制での「2部制」を行った場合は、試合終了時刻が午後10時ごろになる可能性も高く、他にも課題は出てくることだろう。ただ、1歩を踏み出さなければ、何も始まらない。新時代に対応していくための、大きな決断を下した。【アマチュア野球担当=古財稜明】

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甲子園「2部制」へ 今夏は5年ぶりに甲子園練習の実施 練習の順番は事前に割り振られる

甲子園球場

日本高野連は19日、大阪市内で今夏実施する第106回全国高校野球選手権大会(8月7日開幕、甲子園)に関する第2回運営委員会を開催し、大会の一部日程で暑さ対策として、午前と夕方に分けて試合を実施する「2部制」の導入を決定したことを発表した。1日3試合が組まれる大会初日から第3日までの3日間限定。午前、夕方で観客を完全に入れ替え、入場券もそれぞれ発売される。

   ◇   ◇   ◇

今春のセンバツ大会同様に、今夏は5年ぶりに甲子園練習の実施が決まった。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、第101回大会(19年)以来で、8月2~4日の3日間で開催される。センバツは各校30分だったが、夏は20分。また、これまでは出場校が決定してから練習の順番を決めていたが、今回からは「大阪代表は4日の10時」など、事前に割り振られる。

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【DeNA】度会隆輝“神宮初安打”子どもの頃は元ヤクルトの父博文さんに連れられて来た遊び場

ヤクルト対DeNA 3回表DeNA1死、度会は中前安打を放つ(撮影・丹羽敏通)

<ヤクルト-DeNA>◇19日◇神宮

DeNAドラフト1位の度会隆輝外野手が“神宮初安打”を放った。3回1死、ヤクルト右腕サイスニードの初球141キロのカットボールをきれいに中前にはじき返した。一塁ベース上で手をたたいて10打席ぶりの安打。続く関根は三飛に倒れるも、佐野が右前打でつなぎ、2死一、二塁から牧の右前に落とす先制の2点適時二塁打でホームを踏んだ。

神宮はかつてヤクルトでプレーした父博文さん(52)の影響で小さいころから遊び場だった。古田敦也氏らそうそうたるメンバーを遊び相手にヤクルト側のクラブハウスを走り回った。キャッチボールをしてもらったことも。この日、「6番右翼」で先発の青木も神宮のクラブハウスで一緒に風呂に入った思い出もある。常に「どうしても結果を気にしてしまいますけど、投手に対してどの球を意識するかとかを考えて行きたい」と話すルーキーが、プロ入り後初の神宮で結果を示した。

ヤクルト対DeNA 3回表DeNA1死、度会は中前打を放つ(撮影・小沢裕)
ヤクルト対DeNA 3回表DeNA2死一、二塁、牧の2点適時二塁打で生還した度会と佐野(撮影・丹羽敏通)
ヤクルト現役時代の父博文さん(02年撮影)

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夏の甲子園で朝夕「2部制」導入、1日3試合の第1~3日限定で実施 将来的には1日4試合でも

※写真はイメージ

日本高野連は19日、大阪市内で今夏実施する第106回全国高校野球選手権大会(8月7日開幕、甲子園)に関する第2回運営委員会を開催し、大会の一部日程で暑さ対策として、午前と夕方に分けて試合を実施する「2部制」の導入を決定したことを発表した。

1日3試合が組まれる大会初日から第3日までの3日間限定。午前、夕方で観客を完全に入れ替え、入場券もそれぞれ発売される。

   ◇   ◇   ◇

甲子園球場の開場100周年の節目の年に、新たな1歩を踏み出す。日本高野連と大会主催の朝日新聞社が、暑さ対策として今夏の甲子園大会での午前、夕方の「2部制」を導入することを決定。朝日新聞社の志方浩文高校野球総合センター長は「何も進まない選択肢はなかった。選手の安全を守る策を何かやらなければならないという思いを球場さん、高野連さんにも意をくんでもらい、納得していただいた」と説明した。

期間は1日3試合の実施が予定されている大会第1日~第3日(7~9日)の3日間限定で行われる。暑さのピークとなる午後2時ごろを避ける目的で、第1日は午前8時30分に開会式が行われ、第1試合は10時から実施。第2試合は午後4時、第3試合は午後6時半から行われることが決まった。第2、3日は第1試合が午前8時、第2試合は午前10時35分、第3試合は午後5時からとなった。雨天中止の場合でも、「2部制」の実施は9日までと決まっている。

入場券も午前と夕方それぞれで発売される。料金はそれぞれの座席で1日券の約半分に設定された。志方氏は「お客さまの安全と健康を考えることも主催者の役割」と完全入れ替えを実施すると説明。それに伴い、入れ替えに2時間30分を要するとされ、第1日の第1試合は午後1時30分まで、第2、3日の第2試合は午後2時半で試合が終了していない場合は原則として継続試合の措置が取られ、翌日以降に持ち越される。

第4日以降から準々決勝までは1日4試合制で実施される。また、準決勝は第1試合が午前8時開始、第2試合は午前10時35分開始と前回大会より1時間早まり、暑さのピーク時を避ける。決勝は前回の午後2時から4時間繰り上げ、午前10時からの開催が決定。今後に向けて志方氏は「今回で課題をあぶり出して、1日4試合での2部制を行う可能性を探りたい」と話した。環境の変化に伴い、夏の甲子園が「新しい形」として進んでいく。【古財稜明】

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【阪神】虎党の落語家・桂吉弥が番組リスナー100人超を連れ観戦 団体の抽選販売で見事当選

阪神対中日 3回裏阪神1死、本塁打を放ち三塁を回る森下。右はメヒア(撮影・藤尾明華)

<阪神-中日>◇19日◇甲子園

熱烈な虎党の落語家・桂吉弥(53)が19日、甲子園に自身のレギュラー番組のリスナー100人超を連れ、阪神-中日4回戦を観戦した。

三塁側アルプス102席のチケットを全て自腹で購入。これまではグループ席で観戦することが多く「団体で102人(枚)以上だと早く購入できると知って」と団体の抽選販売に応募し、見事当選した。

自身のABCラジオ「きっちり! まったり! 桂吉弥です」で観戦者を募集すると、1000人以上の応募があったという。「大山さんのホームランを見たい。番組で応援歌も練習しました」と熱くエール。今後も同様の企画を考案中で、連覇へ声援を送り続ける。

独演会への意気込みを語った桂吉弥(撮影・阪口孝志)

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【阪神】湯浅京己、2軍くふうハヤテ戦で1アウトもとれず降板 24球で3安打3四球4失点

阪神湯浅京己(2024年2月撮影)

2軍調整を続ける阪神湯浅京己投手が、19日のウエスタン・リーグくふうハヤテ戦(ちゅ~る)に登板するも1死もとれず、3安打3四球4失点で降板した。

4-1の9回にマウンドへ。先頭に四球を与えると2連打で1点を失い、無死満塁から代打で出場した元DeNAの倉本に2点適時打を献上し、同点に追いつかれた。さらに四球を与え無死満塁で松原に交代も、流れは止まらずサヨナラ負けを喫した。

湯浅は13日の2軍ソフトバンク戦(鳴尾浜)で体調不良から実戦復帰していた。

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【西武】8試合ぶり5得点猛攻 初回に岸潤一郎のソロなど3点、3回にも追加点で今井達也を援護

西武対楽天 1回裏西武1死、左越え先制ソロ本塁打を放つ岸(撮影・河田真司)

<西武-楽天>◇19日◇ベルーナドーム

西武が8試合ぶりに5得点を奪った。楽天先発の早川に対し初回に3得点の猛攻で口火を切り、3回にも2点を加えてリードを広げた。

1回1死走者なしから2番岸潤一郎(27)のソロ本塁打で先制。4番アギラーが四球を選び、5番中村が左二塁打。1死二、三塁で、6番佐藤龍が2点適時二塁打で追加点をもぎとった。3回には先頭の岸、外崎が単打で出塁。無死一、二塁でアギラーが左翼線へ適時二塁打を放ち、岸がホームへ生還し。なおもチャンスを広げ1死満塁で7番山村が右犠飛を放ち、5点目を奪った。

泥沼の7連敗で楽天とともに5位タイにつけるチームだが、序盤から打線が奮起して先発・今井を援護した。

西武対楽天 1回裏西武1死、左越え先制ソロ本塁打で生還する岸(中央)を迎えるチームメート(撮影・河田真司)
西武対楽天 3回裏西武無死一、二塁、左翼線に適時二塁打を放つアギラー(撮影・河田真司)

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【ヤクルト】山田哲人が2軍戦で今季1号含む3の3、開幕戦の走塁時にアクシデントで登録抹消

3回裏1死、ソロ本塁打を放ったヤクルト山田哲人

下半身のコンディション不良で2軍調整中のヤクルト山田哲人内野手(31)が、イースタン・リーグで今季1号ソロを放った。ロッテ戦(戸田)の3回1死で二木の初球を強振。風に乗った打球は左翼フェンスを越えた。3月29日の中日との開幕戦(神宮)の走塁中にアクシデントがあり、登録抹消されたが、3打数3安打1打点と回復をアピールした。

また右肘違和感で同じく2軍調整中の小川泰弘投手(33)が先発し、4回2/3を9安打6失点だった。

イースタン・リーグ ヤクルト対ロッテ 1回裏無死、二塁打を放ち笑顔のヤクルト山田哲人。右はロッテ井上晴哉
イースタン・リーグ ヤクルト対ロッテ 打球を追うヤクルト山田哲人。左はヤクルト先発小川泰弘
3月29日の開幕戦で二塁から三塁へ全力疾走するヤクルト山田哲人

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【巨人】井上温大20日広島戦で今季初先発へ「1人1人打者をしっかり打ち取っていくことに集中」

広島対巨人 試合前練習を終え取材に応じる巨人井上(撮影・垰建太)

巨人の左腕・井上温大投手が20日の広島戦で今季初先発に臨む。前回登板は、13日に同じ広島相手に2番手として登板。2回無安打無失点に封じ、堀田からの継投でホールドをマークした。

ロングリリーフの役割から、託された先発マウンドに向け「せっかくいただいたチャンスなので、長いイニングというより1人1人の打者をしっかり打ち取っていくことに集中して投げていきたい」と気負わず腕を振る。

広島対巨人 試合前、投球練習を行う巨人井上(撮影・垰建太)

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【楽天】浅村栄斗が連続出場を1181試合に伸ばし、広沢克己を抜いて歴代単独6位に浮上

楽天浅村栄斗(2024年4月撮影)

<西武-楽天>◇19日◇ベルーナドーム

平成生まれの鉄人が、当たり前のようにグラウンドに立った。楽天浅村栄斗内野手(33)が、古巣西武戦に「3番三塁」でフル出場。西武時代の15年8月8日オリックス戦から続く連続出場を1181試合に伸ばし、広沢克己(巨人)を抜いて歴代単独6位に浮上した。「出続けられる以上は試合に出たいという気持ちはあるので、抜けたことはうれしい」と振り返った。

意地の1本を放った。10連敗中の西武今井に対し、1回は中飛、4回は空振り三振。それでも、7回先頭では初球スライダーを右前へ運んだ。その一打を起点に鈴木大が適時打を放ち、チームとして27イニングぶりの得点が生まれた。

昨年9月に松井稼頭央(西武)の1143試合連続出場を抜いてパ・リーグ新記録を樹立して以来、パの歴史を塗り替え続ける。今江監督は「僕らからしたら異次元な世界。試合に出続ける体の強さとメンタルの強さは僕にもよく理解できない」と脱帽する。

連続出場のプロ野球記録は、衣笠祥雄(広島)の2215試合。5位は飯田徳治(国鉄)の1246試合、4位は松井秀喜(巨人)の1250試合で、順調にいけば今シーズン中に4位に浮上する。楽天の主砲が、また新たな勲章を手にすることになる。【山田愛斗】

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【阪神】大竹耕太郎が20日中日戦で今季甲子園初先発「やられた分をやり返す」

阪神対中日 練習でキャッチボールする大竹(撮影・加藤哉)

阪神大竹耕太郎投手が20日の中日戦で先発する。今季甲子園での初先発。聖地の登板を「好きです」と語る。

前回13日の中日戦では5回0/3を7安打4失点。2週連続の対戦にも「捉え方次第。やりづらいと思えばやりづらい。悪かった部分は反省して、良かったところもある」と動じない。首位中日を「先発も後ろもいい。なかなか点をあげられない雰囲気や勢いがある」と警戒した上で「今回はホーム。気持ちを切り替えて、やられた分をやり返すのも早い方がいい」と意気込んだ。

阪神対中日 マウンドを確認する阪神大竹(撮影・藤尾明華)
阪神対中日 試合前の練習でマウンドを確認する阪神大竹(左)と青柳(撮影・上山淳一)

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【阪神】大山悠輔75打席目で待望今季初アーチ!バックスクリーン左に飛び込み甲子園は熱狂の渦

阪神対中日 5回裏阪神1死、大山は中越えソロ本塁打を放つ。投手は福谷(撮影・加藤哉)

<阪神-中日>◇19日◇甲子園

阪神大山悠輔内野手(29)が開幕から75打席目で今季初アーチを決めた。

5回1死から中日の2番手福谷の5球目、150キロを完璧にとらえ、バックスクリーン左に運んだ。甲子園は大歓声に包まれ、阪神ナインもベンチから飛び出して喜んだ。

「中盤で追加点を取ることができて良かったです。ここまでチームのみんなに助けてもらってきたので、ここからもっとチームの力になれるように頑張ります」とコメントした。

大山は2回の第1打席にも中日メヒアから左前打を放ち、先制点をお膳立てし、ついに虎の4番が目覚めた。

阪神対中日 5回裏阪神1死、大山は中越えソロ本塁打を放つ(撮影・上山淳一)
阪神対中日 5回裏阪神1死、大山は中越えに本塁打を放つ(撮影・藤尾明華)
阪神対中日 5回裏阪神1死、中越えに本塁打を放ち三塁を回る大山(撮影・藤尾明華)
阪神対中日 5回裏阪神1死、大山は中越えソロ本塁打を放ちダイヤモンドをまわる(撮影・加藤哉)
阪神対中日 5回裏阪神1死、大山(中央)は中越えソロ本塁打を放ち生還する(撮影・上山淳一)
阪神対中日 5回裏阪神1死、大山の中越え本塁打の打球を見つめる岡田監督(右端)(撮影・藤尾明華)
阪神対中日 5回裏阪神1死、大山(左)は中越えソロ本塁打を放ち筒井壮外野守備走塁コーチと笑顔でタッチをかわす(撮影・上山淳一)

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ドジャース大谷翔平、山本由伸の登板日は19打数7安打と好調 メッツ戦でゴジラ超えなるか

ドジャース大谷翔平(2024年4月16日撮影)

ドジャース大谷翔平投手(29)は19日(日本時間20日午前11時10分)、本拠地ドジャースタジアムでメッツと今季初対戦する。

ヤンキースなどで活躍した松井秀喜と並んで日本人最多タイとなるメジャー175号を打ってから5試合ノーアーチ。山本由伸投手(25)が先発するだけに、援護の1発を放ちたい。

かわいがっている後輩のためにも、大谷がアーチをかける。山本の登板は通算5試合目だが、過去4試合で大谷は19打数7安打1本塁打2打点。全試合で安打を放つなど通算打率は3割6分8厘と打っており、前回登板の12日パドレス戦では左中間スタンドへ4号ソロをたたき込んだ。今回もしっかりアシストし、山本のメジャー2勝目を呼びこんでいく。

4試合連続安打中で両リーグ最多タイの31安打を放っている大谷だが、ナ・リーグ東地区所属のメッツ戦には特に強い。過去5試合に出場して17打数7安打1本塁打4打点。打率は、対戦した29球団で2番目に高い4割1分2厘と好相性だ。7安打のうち5本が長打で、長打率8割8分2厘とOPS1・448は全球団で最高。お得意さんを相手に、ゴジラ超えを果たしたい。

ドジャース対ナショナルズ 試合中、ベンチで大谷(手前)の頭に付着した何かを見つけ、取り除く山本(撮影・菅敏)

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【DeNA】筒香嘉智20日2軍で実戦デビュー「予定通りの張りが」強度を強めて順調調整

室内で打撃練習するDeNA筒香

DeNA筒香嘉智外野手(32)が、20日のイースタン・リーグ巨人戦(横須賀)で早くも実戦デビューすることが決定した。19日のヤクルト戦(神宮)前、三浦大輔監督(50)がDHで3、4打席出場する予定を明かした。筒香はこの日、神奈川・横須賀市の球団施設DOCKで調整。屋外フリー打撃では軽めのスイングながら46スイング中8本の柵越えを放った。最短で4月中の1軍合流へ、順調にステップを踏む。

   ◇   ◇   ◇

復帰決定からわずか4日後、筒香が早くもDeNAのユニホーム姿を実戦で披露する。三浦監督は「明日、ゲームの予定です。3、4打席。DHの予定はしてます」と、20日のイースタン・リーグ巨人戦出場を明言。2軍戦数試合の出場を経て、順調に調整が進んでいると判断できれば、今月中に1軍に合流させることも視野に入れた。

横浜スタジアムでの公開入団記者会見から一夜明け、筒香は晴天の球団施設DOCKで朗らかに汗を流した。午前10時。室内でウオーミングアップを行い、逆方向を中心に57球、スイングを確かめるように打った。キャッチボール、外野ノックを行い、午前11時からの屋外フリー打撃では、46スイングで柵越えは8本。軽めのスイングながら、打球は右翼方向に伸びていった。「今日は(体の)張りがかなり強くありましたので、感覚としてはあまり良くないというか、これぐらいだろうなという。予定通りです」と振り返った。

プラン通りの「張り」だった。DOCKでの練習は3日目。入団発表された翌日の17日と公式入団記者会見当日の18日には、あえて練習の強度を強めて追い込んだ。「張りを早く作りたかったので、昨日、一昨日は強度を上げて練習をした。今日は予定通りの張りが体の全体的に入ってると思います」。プロ15年目の経験値で、自分の体は熟知している。「今強く出てる張りが抜けたら、コンディションが一気に良くなってくると思う」と、感覚を研ぎ澄ませながら進んでいく。

招待選手として参加したジャイアンツのメジャーキャンプでは、オープン戦5試合で8打数1安打。打席数も少なく、最後の実戦からも約1カ月遠ざかっている。だが、古巣復帰後の調整はプラン通りに順調で「優勝したいという思いが心からありますし、そこに1つのピースとしてハマれるように頑張ります」と、あらためて優勝への思いを強調した。1軍合流への第1段階へと進む。【小早川宗一郎】

○…三浦監督が筒香の復帰を改めて歓迎した。前夜は横浜スタジアムで筒香の公開入団記者会見にサプライズ登場。集まった約9600人のファンが応援歌を歌う様子に壇上で「お前は幸せ者だな」と話しかけ、三浦監督自身も「応援歌を聞いたとき、ちょっとうるっと来ましたね。懐かしいな、帰ってきたんだなと思いました」と感慨にふけった。さらに壇上で「明日から(1軍で)行けるか」と尋ね「無理です」と苦笑いで断られた裏話も明かし「1軍の舞台で筒香が戻ってきて、打席に立つのをみんな楽しみにしてます。改めて大きな選手が帰ってきたなと思います」と強調した。

室内で打撃練習するDeNA筒香
室内で打撃練習するDeNA筒香
室内で打撃練習するDeNA筒香
室内で打撃練習するDeNA筒香
室内での打撃練習を終えたDeNA筒香
打撃練習でDeNA育成の村川(右)にアドバイスする筒香(撮影・江口和貴)

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プロ注目の明大・宗山塁が右肩甲骨骨折から復活、大谷式調整で「50打席」到達し出場GOサイン

春季リーグ開幕戦の前日練習で笑顔を見せる明大・宗山(撮影・佐瀬百合子)

今秋ドラフト目玉の明大・宗山塁内野手(4年=広陵)が19日、東大との春季リーグ戦初戦を前に右肩甲骨骨折からの超回復ぶりを示した。定位置の遊撃でシートノックに入ると、深い位置の打球では華麗なジャンピングスローを披露。シート打撃でも5打席で2本の安打性の当たりを放った。

2月29日のオープン戦で死球を受けて骨折し、今春リーグ戦出場が危ぶまれていた。チームとドクターが相談して復帰は5月中旬とみられていた。主将として出場を望む宗山へ、田中監督はドジャース大谷の開幕に向けた調整方法に倣って、チームのリーグ初戦までに「50打席」をめどに打席へ立たせた。紅白戦(明大では紺白戦と呼称)、シート打撃を含めて目標の打席数にほぼ到達した。

この日の練習、フル出場した14日の東洋大とのオープン戦での宗山のプレーを確認した指揮官は「(同僚の内野手とは)やっぱり守りが全っ然違う。あとは自分で決めるんじゃないですか」と、20日の春季リーグ初戦の出場へほぼGOサイン。昨春ぶりのリーグ優勝へ、舞台は整った。

<明大・宗山の今季の歩み>

2月14日 「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024」代表に選出

2月29日 今季初のオープン戦、社会人明治安田生命戦で右肩に死球を受ける

3月5日 侍ジャパンに合流、練習に参加

3月6日 「右肩甲骨骨折」の診断発表。出場機会なしも侍ジャパンに帯同

3月14日 全治3カ月とみられ、春季リーグ戦での復帰が絶望視される

4月6日 社会人ホンダとのオープン戦に「3番DH」で実戦復帰。1打席1スイングの条件つきで4打数2安打

4月14日 東洋大とのオープン戦に「3番遊撃」でフル出場。4打数1安打

春季リーグ開幕戦の前日に明大グラウンドで遊撃の守備練習を行う明大・宗山(撮影・佐瀬百合子)
春季リーグ開幕戦の前日にシート打撃に入る明大・宗山(撮影・佐瀬百合子)
春季リーグ開幕戦の前日にシート打撃で振り抜く明大・宗山(撮影・佐瀬百合子)
春季リーグ開幕戦の前日、シート打撃の待機中に声を出して仲間を鼓舞する明大・宗山(撮影・佐瀬百合子)

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【楽天】滝中瞭太が342日ぶり勝利目指す 20日西武戦で今季初先発

楽天滝中瞭太

楽天滝中瞭太投手が342日ぶりの勝利を目指す。20日西武戦で今季初先発。昨年5月14日のベルーナドームでの同戦は、9回1死までノーヒットノーランの快投を演じた。

「1年ぐらい前なんで、正直あんまり覚えてない」と話した上で「あれ以来勝ってない。そっちの面であんまりいいイメージはないので、頑張りたい」。開幕は2軍スタートだったが、西武打線を封じて先発ローテに定着する。

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【日本ハム】北山亘基「真っすぐがゾーンで勝負できているので大事にしたい」20日ロッテ戦先発

日本ハム対ロッテ ボールを指先で回す北山(撮影・黒川智章)

日本ハム北山亘基投手(25)が中8日で20日ロッテ戦に先発する。

前回登板した北九州での11日ソフトバンク戦は、雨の中、5回2/3を投げ、3安打10三振3失点と粘った。2試合連続の2ケタ三振と継続して、らしさを発揮。エスコンフィールド2勝目へ「今のところは真っすぐがゾーンで勝負できているので、それがありきだと思うので、それは次の登板でも大事にしていきたい」とイメージした。

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【阪神】高橋遥人「全然大丈夫」17日登板後の経過明かす「パフォーマンス的にはまだまだ」

24年4月17日、実戦復帰した阪神高橋遥人

肩や肘の手術から17日に実戦復帰した阪神高橋遥人投手(28)が「全然大丈夫」と登板後の経過を明かした。

この日は岩崎も鳴尾浜を訪れ、左腕コンビで立ち話。高橋は岩崎との交流を励みにしており「まだまだですけど。ありがたいです。気にかけてくれて」と感謝した。17日のウエスタン・リーグ、オリックス戦(鳴尾浜)では1イニング16球を投げ、被安打1で1奪三振。「パフォーマンス的にはまだまだ。もうちょっと上がってくれれば」と力を込めた。

24年4月17日、実戦復帰した阪神高橋遥人
24年4月17日、実戦復帰した阪神高橋遥人

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【阪神】今季も満塁男!木浪聖也が先制右前打「流れに乗って積極的に」昨季満塁時打率4割超え

阪神対中日 2回裏阪神無死一塁満塁、木浪は右前に先制の適時打を放つ(撮影・藤尾明華)

<阪神-中日>◇19日◇甲子園

今年も「満塁男」! 阪神木浪聖也内野手(29)が、2回1死満塁で右前先制打を決めた。

昨季、満塁時の打率は4割4分4厘。勝負強さが光り、「恐怖の8番」として日本一に貢献した。この日も「8番遊撃」で先発出場。0-0の2回、先頭の4番大山悠輔内野手(29)と5番佐藤輝明内野手(25)の連打、さらにはシェルドン・ノイジー外野手(29)の四球から作った1死満塁で、中日先発メヒアの2球目、内角150キロの直球を右前に運んだ。

「いい形でつながって作ったチャンスでしたし、その流れに乗って自分も積極的にスイングしました。先に点が欲しいと思っていたので、打ててよかったです」と喜んだ。

阪神対中日 2回裏阪神無死一塁満塁、木浪は右前に先制の適時打を放つ(撮影・藤尾明華)
阪神対中日 2回裏阪神1死満塁、木浪は先制の右前適時打を放つ(撮影・上山淳一)
阪神対中日 2回裏阪神1死満塁、木浪は先制の右前適時打を放つ(撮影・上山淳一)
阪神対中日 2回裏阪神1死満塁、木浪は右適時打を放つ。投手はメヒア(撮影・加藤哉)
阪神対中日 2回裏阪神1死満塁、木浪の右適時打で先制点を挙げベンチ前で喜ぶナイン(撮影・加藤哉)
阪神対中日 2回裏阪神1死満塁、先制の右前適時打を放つ木浪(撮影・前田充)
阪神対中日 2回裏阪神1死満塁、先制の右前適時打を放つ木浪(撮影・前田充)
阪神対中日 2回裏阪神1死満塁、先制の右前適時打を放つ木浪(撮影・前田充)

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【阪神】森下翔太4号左越えソロ 球団ワースト11試合連続2得点以下を阻止

阪神対中日 3回裏阪神1死、森下は左越えソロ本塁打を放つ(撮影・加藤哉)

<阪神-中日>◇19日◇甲子園

阪神森下翔太外野手(23)が4号ソロを放ち、1試合2得点以下を10試合連続で止めた。11試合連続となれば球団ワースト記録だった。

2-0の3回1死。中日先発メヒアの6球目、低めのスライダーをすくい上げ、軽々と左翼スタンドに運んだ。甲子園は大歓声に包まれ、ベンチに戻ると満面の笑みのナインに迎えられた。

チームは7日ヤクルト戦(神宮)から10試合連続2得点以下が続いていた。この日は2回に木浪聖也内野手(29)の右前適時打、青柳晃洋投手(30)の右犠飛で2点を先制。さらに森下の一振りで打線が勢いづいた。

森下は「追い込まれていたので、コンパクトに振りぬくことを意識していました。しっかり芯でとらえられましたし、うまくバットにのってくれたと思います」とうなずいた。

阪神対中日 3回裏阪神1死、森下は左越えに本塁打を放つ(撮影・藤尾明華)
阪神対中日 3回裏阪神1死、森下は左越えソロ本塁打を放つ(撮影・上山淳一)
阪神対中日 3回裏阪神1死、森下は左越えソロ本塁打を放つ(撮影・上山淳一)
阪神対中日 3回裏阪神1死、森下は左越えソロ本塁打を放つ。投手はメヒア(撮影・加藤哉)
阪神対中日 3回裏阪神1死、森下(左)は左越えソロ本塁打を放ちダイヤモンドを1周する(撮影・上山淳一)
阪神対中日 3回裏阪神1死、森下(左)は左越えソロ本塁打を放ち喜ぶ(撮影・上山淳一)
阪神対中日 3回裏阪神1死、森下(右)は左越えソロ本塁打を放ち喜ぶ(撮影・上山淳一)
阪神対中日 3回裏阪神1死、左越えに本塁打を放った森下を出迎える岡田監督(撮影・藤尾明華)
阪神対中日 3回裏阪神1死、左越えに本塁打を放った森下を出迎える青柳(中央)ら阪神ナイン(撮影・藤尾明華)

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【阪神】大山悠輔が11打席ぶり安打 中日メヒアから先制点呼び込む左前打で、虎党から大歓声

阪神対中日 2回裏阪神無死、大山は左前打を放つ(撮影・加藤哉)

<阪神-中日>◇19日◇甲子園

阪神大山悠輔内野手(29)が11打席ぶりにHランプをともした。

この日も「4番一塁」でスタメン出場。0-0の2回。先頭で中日先発メヒアの2球目、148キロを左前にはじき返した。16日巨人戦(甲子園)の第2打席以来の安打が、この日のチーム初安打。ファンの大歓声に包まれた。

続く5番佐藤輝明内野手(25)が中前打、6番シェルドン・ノイジー外野手(29)も四球でつなぎ、満塁の好機をつくった。1死後、8番木浪聖也内野手(29)の右前適時打で先制。さらに、先発青柳晃洋投手(30)の右犠飛で2点目を追加した。4番のバットから先制点につなげた。

阪神対中日 2回裏阪神無死、大山は左前打を放つ(撮影・上山淳一)
阪神対中日 2回裏阪神無死、大山は左前打を放つ(撮影・上山淳一)
阪神対中日 2回裏阪神無死、大山(右)は左前打を放ち筒井外野守備走塁コーチとグータッチする(撮影・上山淳一)
阪神対中日 2回裏阪神1死満塁、大山(右)は木浪の右前適時打で先制生還し、出迎えを受ける(撮影・上山淳一)

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前田健太「気持ちよく投げられる球がない」先頭打者弾含む3イニング連続被弾3回途中6失点KO

レンジャーズ戦に先発したタイガース前田健太(AP)

<タイガース7-9レンジャーズ>◇18日(日本時間19日)◇コメリカパーク

本拠地レンジャーズ戦に先発したタイガース前田健太投手(36)が、3回途中まで3本塁打を含む6失点(自責5)と踏ん張れずに降板した。初回、1番セミエンの先頭打者弾をはじめ、2回にはハイムにスプリットを2ラン、3回にも4番ガルシアにソロと、3イニング連続の被弾でKOされた。

「気持ちよく投げられる球が全然ない。修正点は分かっているが、頭で分かっていても、体でうまくできない部分がある。(右肘の)手術の影響かは分からないが、感覚のずれみたいなものは手術後に出てきた」。打線が中盤までに同点に追い付き、前田の黒星は消えたものの、タ軍は終盤に競り負けた。ローテの軸として期待されているベテラン前田にとっては、今季未勝利でもあり、苦悩の日々が続く。

レンジャーズ戦に先発したタイガース前田健太(AP)

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【西武】2番岸潤一郎のソロ本塁打など初回から3得点を奪う猛攻 7連敗中も1回から打線が奮起

西武対楽天 1回裏西武1死、左越え先制ソロ本塁打を放つ岸(撮影・河田真司)

<西武-楽天>◇19日◇ベルーナドーム

西武が初回に3得点を奪う猛攻を見せた。

楽天先発の早川に対し、1死走者なしから2番岸潤一郎(27)のソロ本塁打で先制。その後も勢いは止まらない。4番アギラーが四球を選び、5番中村が左二塁打。1死二、三塁で、6番佐藤龍が2点適時二塁打で追加点をもぎとった。

泥沼の7連敗で楽天とともに5位タイにつけるチームだが、初回から打線が奮起して先発・今井を援護した。

西武対楽天 1回裏西武1死、左越え先制ソロ本塁打を放つ岸(撮影・河田真司)
西武対楽天 1回裏西武1死、左越え先制ソロ本塁打で生還する岸(撮影・河田真司)
西武対楽天 1回裏西武1死、左越え先制ソロ本塁打で岸が生還し、拍手する松井監督(撮影・河田真司)

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【日本ハム】2カード連続でユニ同色対決の珍事!?SNS「ホークスに続いて黒対黒じゃないか」

日本ハム先発伊藤(左)とロッテ先発のメルセデス

<日本ハム-ロッテ>◇19日◇エスコンフィールド

2カード連続でエスコンフィールドではユニホームが「黒対黒」になった。

この日は「エスコンフィールドHOKKAIDO1周年シリーズ」の最終カードで、日本ハムは球場そのものをモチーフにした上下とも黒基調の「エスコンフィールド1周年ユニホーム」を着用。一方でロッテも上半身が黒い通常のビジター用ユニホームでプレーした。

両チームの見た目の大きな違いはズボンの色だけ。この光景にX(旧ツイッター)では「また黒黒なん(笑)」「今日もユニフォームが黒対黒なんですね」「ホークスに続いて黒対黒じゃないか」などの投稿があった。

16、17日の日本ハム対ソフトバンク戦(エスコンフィールド)でも、日本ハムは上下黒の限定ユニホーム、ソフトバンクは上半身が黒のビジターユニホームで対戦。この日と同様の“見た目”で「珍事」と一部で騒がれたが、今カードも「黒対黒」となった。

日本ハム対ロッテ 1回表、笑顔を見せる伊藤(撮影・黒川智章)
日本ハム対ロッテ 2回表ロッテ1死一塁、山口の三ゴロで併殺をとる清宮(撮影・黒川智章)
日本ハム対ロッテ 2回表、好守を見せた清宮は伊藤に出迎えられ笑顔(撮影・黒川智章)
日本ハム対ロッテ 3回表ロッテ1死一塁、中村奨の盗塁を阻止する田宮(撮影・佐藤翔太)
日本ハム対ロッテ 3回表ロッテ1死一塁、盗塁を失敗する中村奨(撮影・佐藤翔太)
日本ハム対ロッテ 4回表ロッテ1死一塁、ポランコは右越え2点本塁打を放ちベンチに向かってポーズをとる(撮影・佐藤翔太)

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【阪神】元阪神ブラゼル、10年ぶり甲子園で始球式 左打席で岩田稔氏投じた球を素手でキャッチ

阪神対中日 ファーストピッチで投球した岩田CAのボールを見事?キャッチするブラゼル氏(撮影・加藤哉)

<阪神-中日>◇19日◇甲子園

元阪神のクレイグ・ブラゼル氏(43)が試合前、日刊スポーツ評論家の岩田稔コミュニティアンバサダー(40、CA)とともにファーストピッチセレモニーを行った。

タテジマのユニホームに袖を通し、当時の背番号「67」で登場。大歓声を浴び、右翼スタンドの虎党からは応援歌が演奏された。

岩田氏がマウンドに上がり、ブラゼル氏は左打席へ。だが、岩田氏が投じた球は大きくそれ、ブラゼル氏はたまらず右手でキャッチ。笑いと拍手に包まれた。

西武や阪神などで活躍し、NPB通算133本塁打を放ったスラッガー。来日は10年ぶりだった。久しぶりの甲子園に「球場の歴史も、ファンの熱意とか情熱、現役を思い出せたような」と思いを寄せた。さらに、連覇を目指す阪神へ「今年は今年ですから前を向いて進むしかない。頑張ってほしい」とエールを送った。

甲子園を訪れる前には大阪・中之島の日刊スポーツ大阪本社を訪問。懐かしい日本の空気に心が躍ったようで「また阪神のユニホームを着て、プレーしたいくらいだよ」と笑顔を振りまいた。

阪神対中日 ファーストピッチの打席に立つ元阪神のブラゼル氏(撮影・藤尾明華)
阪神対中日 ファーストピッチの打席で、当たりそうになったボールをキャッチする元阪神のブラゼル氏(撮影・藤尾明華)
阪神対中日 ファーストピッチの打席で、当たりそうになったボールをキャッチする元阪神のブラゼル氏(撮影・藤尾明華)
阪神対中日 ファーストピッチの打席に向かう元阪神のブラゼル氏(撮影・藤尾明華)
阪神対中日 ファーストピッチの打席で、当たりそうになったボールをキャッチし笑顔を見せる元阪神のブラゼル氏(撮影・藤尾明華)
阪神対中日 ファーストピッチの打席で、当たりそうになったボールをキャッチする元阪神のブラゼル氏(撮影・藤尾明華)
阪神対中日 試合前、ファーストピッチセレモニーに臨む阪神OBブラゼル氏(撮影・上山淳一)
阪神対中日 試合前、ファーストピッチセレモニーに臨む阪神OBブラゼル氏(撮影・上山淳一)
阪神対中日 試合前、ファーストピッチセレモニーで投球する岩田CA(撮影・上山淳一)
阪神対中日 ファーストピッチに登場し、打席のブラゼル氏に体に投球し、しゃがみ込む岩田稔氏(撮影・藤尾明華)
阪神対中日 ファーストピッチを終え、握手を交わすブラゼル氏(右)と岩田稔氏(撮影・藤尾明華)
阪神対中日 ファーストピッチを終え、抱き合うブラゼル氏(右)と岩田稔氏(撮影・藤尾明華)
阪神対中日 試合前、ファーストピッチセレモニーで抱き合う阪神OBブラゼル氏(左)と岩田CA(撮影・上山淳一)
阪神対中日 ファーストピッチで投球した岩田CA(左)と抱き合うブラゼル氏(撮影・加藤哉)
阪神対中日 試合前、ファーストピッチセレモニーで笑顔を見せる阪神OBブラゼル氏(左)と岩田CA(撮影・上山淳一)

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【西武】蒼井翔太が始球式 ライオンズブルーのユニホーム姿で大役まっとう

西武対楽天 開始前、始球式に臨む蒼井翔太(撮影・河田真司)

<西武-楽天>◇19日◇ベルーナドーム

声優やアーティストとして活動する蒼井翔太(36)が始球式を務めた。

「西武ブルーシリーズ」と銘打った試合で、背番号811の伝統のライオンズブルーのユニホームを着て登場。注目の投球はストライクゾーンから大きく外れたが、ワンバウンドして捕手の古賀悠斗(24)のミットに収まった。

西武対楽天 開始前、始球式に臨む蒼井翔太(撮影・河田真司)
西武対楽天 開始前、始球式に臨む蒼井翔太(撮影・河田真司)
西武対楽天 試合前、セレモニアルピッチに臨む、横浜・八景島シーパラダイスマスコットのシーパラシー太(撮影・河田真司)

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