日刊スポーツ

静岡ジェードがオープン卓球大会を開催 森薗政崇らが大会に参加した約230人と交流深める

開会式であいさつする監督兼選手の森薗 

卓球Tリーグ男子の静岡ジェードが9日、富士宮市民体育館でオープン卓球大会を開催した。監督兼選手の森薗政崇(28)をはじめ、龍崎東虎(とんいん、24)横谷晟(21)ら選手3人が来場。試合観戦やレクリエーションなど、大会に参加した10~75歳の約230人と交流を深めた。

森薗は「多くの方に参加してもらい感謝。今後も交流イベントを行っていきたい」。この日の対戦カードには年齢制限なし。男女別に3階級(初級・中級・上級)に分かれたため、祖父母と孫、親と子ほどの年齢差対決も見られた。龍崎は「老若男女が一緒に楽しめる卓球の良さを、改めて実感した」と強調した。

隣接した会場では「選手とのラリー対決」や「サーブの的当てゲーム」なども実施。現役Tリーガー自らが参加者と触れ合い、会場に笑顔が広がった。父と参加した赤堀壱(いち)くん(掛川一小4年)は「選手とラリーできて本当にうれしかった。僕も強くなりたい」と目を輝かせた。

今季リーグ初参戦のチームは現在、5勝8敗と6チーム中4位。残り7戦となった23日(対東京)と24日(対岡山)には、同体育館でホーム戦が行われる。横谷は「まずはホームで1勝したい。チーム一丸となって頑張ります」と言葉に力を込めた。

チームは先月、同市と「ホームタウンパートナーシップ協定」を締結。スポーツ振興や地域活性化を目的に同イベントが行われた。【山口昌久】

的当てゲームで手本を見せる静岡ジェード・横谷
参加者とのラリーを続ける静岡ジェード・龍崎
同大会は、年齢差の大きい試合も行われた 
静岡ジェードの選手3人(前列中央)と記念撮影に納まる参加者ら 

関連するニュースを読む

【卓球】25、26年全日本選手権をシングルスとダブルスを2週分離開催決定 選手要望受けて決断

23年の卓球全日本選手権、3冠を達成した早田ひなは3つのメダルを手に笑顔(2023年1月29日撮影)

日本卓球協会が9日、東京都内で理事会を開き、2025、26年の全日本選手権はシングルスとダブルスで分離開催すると明らかにした。

単複出場で体力負担が大きいトップ選手から要望を受けての措置という。25年はシングルスを1月下旬に東京体育館で、ダブルスをその翌週に愛知県豊田市で実施予定。26年の開催地と27年以降の大会方式は未定とした。

関連するニュースを読む

【卓球】VRの世界大会を開催へ「オリンピック・eスポーツ・ゲームズ」での採用目指す

※写真はイメージ

国際卓球連盟(ITTF)は7日、来年後半に仮想現実(VR)技術を用いた「VR卓球」の世界大会を開催すると発表した。国際オリンピック委員会(IOC)が新設する構想を表明している「オリンピック・eスポーツ・ゲームズ」での採用を目指す。

VR卓球はIOCが6月にシンガポールで開催した「オリンピック・eスポーツ・シリーズ」でも実施された。ITTFのソルリング会長は「eスポーツと絶え間ないイノベーションを受け入れることで卓球の未来を形作り、卓球を新たな高みへと引き上げる」とコメントした。(共同)

関連するニュースを読む

【卓球】日本、韓国に敗れ初黒星 混合団体W杯 早田ひな、張本智和ら出場

早田ひな(23年7月23日撮影)

卓球で初開催の混合団体ワールドカップ(W杯)は8日、中国の成都で決勝リーグが行われ、日本は韓国に4-8で敗れて初黒星を喫し、通算4勝1敗となった。

混合ダブルスなどの各試合は3ゲームずつ行われ、合計で8ゲームを先取したチームの勝利となる。第2試合の女子シングルスを早田ひな(日本生命)が2-1で制したが、第3試合の男子シングルスで張本智和(智和企画)が1-2で敗れるなどした。

関連するニュースを読む

【卓球】日本、張本美和-早田ひな組の活躍でスウェーデン下すなど決勝L4勝0敗 卓球混合W杯

早田ひな(2023年5月12日撮影)

卓球で初開催の混合団体ワールドカップ(W杯)は7日、中国の成都で決勝リーグが行われ、日本はスウェーデンに8-5で競り勝ち、スロバキアを8-2で退け、通算4勝0敗とした。

混合ダブルスなどの各試合は3ゲームずつ行われ、合計で8ゲームを先取したチームの勝利となる。第5試合までもつれたスウェーデン戦は女子ダブルスで張本美和(木下アカデミー)早田ひな(日本生命)組が1ゲームを奪って決着。スロバキア戦は第1試合の混合ダブルスで張本智和(智和企画)早田組が3-0で快勝して勢いづけた。

関連するニュースを読む

【卓球】日本は台湾に快勝で2勝0敗 混合団体W杯

※写真はイメージ

初開催の卓球混合団体W杯は6日、中国の成都で8チームによる決勝リーグが始まり、日本は台湾に8-0で快勝。1次リーグで勝ったフランス戦の成績を持ち越し、2勝0敗とした。

今大会は混合ダブルスのほか、男女のシングルスとダブルスの最大5試合で争う。各試合は3ゲームずつ行われ、合計で8ゲーム先取した方の勝利となる。

関連するニュースを読む

【卓球】日本が仏に8-2、米に8-0で勝ち1次リーグ4戦全勝 決勝リーグ進出/混合団体W杯

※写真はイメージ

卓球で初開催の混合団体ワールドカップ(W杯)は5日、中国の成都で行われ、1次リーグ3組の日本はフランスに8-2、米国に8-0で勝って4戦全勝とし、8チームで争う決勝リーグに進んだ。

今大会は混合ダブルスのほか、男女のシングルスとダブルスの最大5試合で争う。各試合は3ゲームずつ行われ、合計で8ゲーム先取した方の勝利となる。

関連するニュースを読む

【卓球】日本が1次リーグ2連勝 張本智和や女子の早田ひならが出場 混合団体W杯

張本智和(23年5月12日撮影)

卓球の混合団体ワールドカップ(W杯)は4日、中国の成都で開幕し、1次リーグ3組の日本はルーマニアに8-2、オーストラリアに8-1で勝って2連勝した。男子の張本智和(20=智和企画)や女子の早田ひな(23=日本生命)らが出場した。

初開催の今大会は18チームが4組に分かれて1次リーグを争い、各組上位2位までが決勝リーグに進む。混合ダブルスのほか、男女のシングルスとダブルスの最大5試合で争う。各試合は3ゲームずつ行われ、合計で8ゲーム先取した方の勝利となる。

関連するニュースを読む

【卓球】伊藤美誠7位確保で五輪選考レース2番手浮上に望み残す「しっかり押し返せた」

伊藤美誠対横井咲桜 勝利し笑顔を見せる伊藤(撮影・垰建太)

<卓球:全農カップ大阪大会(第6回パリ五輪選考会)>◇最終日◇26日◇Asueアリーナ大阪◇女子決勝

女子でパリ五輪シングルス代表2枠目を争う伊藤美誠(23=スターツ)が7位に食い込み、逆転での選考レース2番手浮上へ望みを残した。

7位決定戦で横井咲桜(ミキハウス)に4-3で勝利。前日25日の直接対決で敗れた平野美宇(木下グループ)が5位決定戦を落として6位となり、選考ポイント差の拡大を10点にとどめた。平野とは34・5点差で、優勝すれば120点の全日本選手権(24年1月、東京)が最終決戦となる。女子は張本美和(木下アカデミー)、男子は戸上隼輔(明大)が頂点に立った。

  ◇  ◇  ◇

伊藤が左拳を縦に振った。1月の全日本選手権6回戦で金星を許した、横井との7位決定戦。前日は1勝2敗で上位進出を逃し、五輪代表を争う平野との“みうみま”対決にも敗れた。「寝落ちでした。へとへとな状態で寝て、朝もどんよりとしていました」。一夜明けても気分は晴れず、最終ゲームも6-0から4連続失点。それでもタイムアウトで一呼吸おいて振り切り「しっかり押し返すことができた」とほほえんだ。

大きな1勝だった。同じ時間帯に5位決定戦に臨んでいた平野が、大藤沙月(ミキハウス)に3-4で敗戦。伊藤が敗れ、平野が勝つ状況となれば、選考ポイント差が30点ついていた。「『どうやったら平野選手を追い越せるか』というのは考えているけれど、ポイントを意識している人の方が負けていることが多い」。まずは肩の力を抜き、34・5点差の状況を作った。

最終決戦は来年1月の全日本選手権。だが、伊藤にはさらに欲を高める場がある。来月15~17日には名古屋で世界ランク上位選手が争うカップファイナルの女子大会が開かれる。伊藤は出場権を持ち、平野は不在。対戦時に世界ランクが上位3人以内の中国勢に勝利すれば、1勝15点の選考ポイントが入る。常に世界を意識する伊藤は「その選手とやりたい。勝つことで成長につながるし、いろいろついてくる」。追われる立場の平野は全日本選手権に照準を定め「全日本で全てが決まる。自分は挑戦者の気持ちで戦いたい」と言い切った。1番手独走の早田ひな(日本生命)を含め、同い年3人による上位争い。全ての経験を注ぎ込み、最終盤を戦う。【松本航】

伊藤美誠対横井咲桜 勝利しスタンドに笑顔を見せる伊藤(撮影・垰建太)
伊藤美誠対横井咲桜 強烈なフォアを放つ伊藤(撮影・垰建太)
全農カップ5~8位決定戦でサーブを打つ伊藤美誠(右)と受ける平野美宇(撮影・松本航)
全農カップ5~8位決定戦でゲーム間の戦術確認を終えてコートに戻る平野美宇(撮影・松本航)
全農カップ5~8位決定戦でサーブを打つ伊藤美誠(左)と受ける平野美宇(撮影・松本航)

関連するニュースを読む

【卓球】戸上隼輔が張本智和に勝利でV!パリ五輪シングルス選考レース上位2人入りがほぼ確実

戸上隼輔対有延大夢 勝利し雄たけびを上げる戸上(撮影・垰建太)

<卓球:全農カップ大阪大会(第6回パリ五輪選考会)>◇最終日◇26日◇Asueアリーナ大阪◇男子決勝

24年パリ五輪(オリンピック)シングルス選考レース2番手の戸上隼輔(22=明治大)が優勝し、選考ポイントでの上位2人入りをほぼ確実とした。

張本智和(智和企画)を4-1(3-11、11-8、11-8、13-11、11-8)で下し、大会前の選考ポイント409点から100点を加えて509点とした。

今大会で3位に食い込んだ篠塚大登(愛知工大)が357点で3番手に浮上し、戸上との差は152点。今後は国際大会で中国トップ3選手に勝利した場合や、Tリーグでの勝利ポイントも設けられているが、大きな加算が見込めるのは、優勝で120点を得る全日本選手権(24年1月、東京)を残すのみ。パリ五輪シングルス代表は、選考レース上位2人が対象となっている。

◆パリ五輪選考ポイント上位(11月19日時点)

<1>張本智和(592・5点)

<2>戸上隼輔(409点)

<3>田中佑汰(304点)

<4>篠塚大登(277点)

<5>曽根翔(215点)

<6>吉山僚一(214点)

<7>宇田幸矢(183点)

<8>吉村真晴(182点)

◆第6回パリ五輪代表選考会加算ポイント

1位…100点

2位…90点

3位…80点

4位…70点

5位…60点

6位…50点

7位…40点

8位…30点

16強…20点

32強…10点

◆全日本選手権(24年1月)加算ポイント

1位…120点

2位…100点

3~4位…80点

5~8位…50点

16強…20点

32強…10点

戸上隼輔対張本智和 張本智(後方)に勝利し優勝した戸上はあお向けになりながらガッツポーズする(撮影・垰建太)
戸上隼輔対張本智和 張本智に勝利し優勝した戸上はあお向けになりながらガッツポーズする(撮影・垰建太)

関連するニュースを読む

【卓球】15歳張本美和V「10回いくまでには1回勝とうか」早田ひなと9度目の対戦で初勝利

張本美和対長崎美柚 長崎(右)に勝利し決勝進出した張本はガッツポーズする(撮影・垰建太)

<卓球:全農カップ大阪大会(第6回パリ五輪選考会)>◇最終日◇26日◇Asueアリーナ大阪◇女子決勝

24年パリ五輪(オリンピック)シングルス選考レース6番手の張本美和(15=木下アカデミー)が優勝を飾った。

決勝で選考レーストップを独走する早田ひな(日本生命)を4-2(7-11、11-8、11-7、10-12、14-12、11-9)で下した。早田との対戦は9度目だったといい、初勝利に「率直にすごくうれしいですし、最後の選考会で初優勝することができて本当にうれしいです。チームメートからは『10回いくまでには1回勝とうか』と言われていました」と笑わせた。

張本は準々決勝で伊藤美誠(スターツ)、準決勝で長崎美柚(木下グループ)に勝利。実力者ぞろいの選考会で頂点に立ち、五輪代表選考ポイントを100点積み上げた。

◆パリ五輪選考ポイント上位(11月19日時点)

〈1〉早田ひな(700・5点)

〈2〉平野美宇(436点)

〈3〉伊藤美誠(411・5点)

〈4〉木原美悠(274点)

〈5〉佐藤瞳(232点)

〈6〉張本美和(230・5点)

〈7〉長崎美柚(208点)

〈8〉芝田沙季(185点)

◆第6回パリ五輪代表選考会加算ポイント

1位…100点

2位…90点

3位…80点

4位…70点

5位…60点

6位…50点

7位…40点

8位…30点

16強…20点

32強…10点

◆全日本選手権(24年1月)加算ポイント

1位…120点

2位…100点

3~4位…80点

5~8位…50点

16強…20点

32強…10点

張本美和対長崎美柚 ショットを決めガッツポーズする張本(撮影・垰建太)
優勝した張本美(手前)を自身の試合前にねぎらう張本智(撮影・垰建太)
女子シングルス決勝で、早田(手前)から得点しガッツポーズする張本美(撮影・垰建太)
女子シングルス決勝で、早田(後方)から得点しガッツポーズする張本美(撮影・垰建太)
張本美和対早田ひな 早田に勝利し笑顔を見せる張本美(撮影・垰建太)
女子シングルス決勝で早田を破って優勝し、コーチと笑顔で抱き合う張本美(撮影・垰建太)

関連するニュースを読む

【卓球】伊藤美誠が意地の7位 前夜は「寝落ちしました」平野美宇6位で五輪選考P差拡大10点

伊藤美誠対横井咲桜 勝利しスタンドに笑顔を見せる伊藤(撮影・垰建太)

<卓球:全農カップ大阪大会(第6回パリ五輪選考会)>◇最終日◇26日◇Asueアリーナ大阪◇女子5位決定戦、7位決定戦

24年パリ五輪(オリンピック)シングルス代表選考レースで3番手につける伊藤美誠(23=スターツ)が7位決定戦に勝利し、選考ポイントで40点を積み上げた。横井咲桜(ミキハウス)に4-3(8-11、11-8、11-13、11-9、11-3、7-11、11-5)で粘り勝った。

選考レース2番手の平野美宇(木下グループ)は5位決定戦で大藤沙月(ミキハウス)に3-4(7-11、11-7、10-12、11-8、6-11、11-6、7-11)で敗れて6位。伊藤は前日25日に平野との直接対決で敗れたものの、選考ポイント差の拡大は10点にとどめた。

伊藤は前日、3試合を戦って1勝2敗。心身に疲労がたまり「寝落ちしました。へとへとな状態で寝ました。朝もどんよりとしていましたが、試合をしたら、ちょっとスッキリした感じです」と一夜明けて迎えた7位決定戦。最終ゲームは6連続ポイント先取から4連続失点し、タイムアウトを入れた。水分補給をして立て直し「昨日は負け越しているので『のんびりやろうかな』と思いました。リラックスして、肩(の荷)を降ろす。すごくいいボールが(横井から)たくさんくるので、どうさせないかと、させても取れるかというのを、しっかりと考えられた」とほほえんだ。

五輪シングルスの代表切符は2枚で、早田ひな(日本生命)が首位独走。2枠目争いで、2番手の平野との差は34・5点となって今大会を終える。今後は国際大会で中国トップ3選手に勝利した場合や、Tリーグでの勝利ポイントも設けられているが、大きな加算が見込めるのは、24年1月の全日本選手権(東京)を残すのみ。21年東京五輪の銅メダリストは「とにかく自分自身がやりきることを一番に考えています。全日本選手権で全てが決まる。しっかりやりきりたいです」と力を込めた。【松本航】

◆パリ五輪選考ポイント上位(11月19日時点)

〈1〉早田ひな(700・5点)

〈2〉平野美宇(436点)

〈3〉伊藤美誠(411・5点)

〈4〉木原美悠(274点)

〈5〉佐藤瞳(232点)

〈6〉張本美和(230・5点)

〈7〉長崎美柚(208点)

〈8〉芝田沙季(185点)

◆第6回パリ五輪代表選考会加算ポイント

1位…100点

2位…90点

3位…80点

4位…70点

5位…60点

6位…50点

7位…40点

8位…30点

16強…20点

32強…10点

◆全日本選手権(24年1月)加算ポイント

1位…120点

2位…100点

3~4位…80点

5~8位…50点

16強…20点

32強…10点

伊藤美誠対横井咲桜 強烈なフォアを放つ伊藤(撮影・垰建太)
伊藤美誠対横井咲桜 ポイントを奪い雄たけびを上げる伊藤(撮影・垰建太)
伊藤美誠対横井咲桜 勝利し笑顔を見せる伊藤(撮影・垰建太)

関連するニュースを読む

【卓球】パリ五輪選考レース首位独走の早田ひなと15歳張本美和が決勝で対決/五輪選考会

早田ひな対木原美悠 木原(手前)と対戦する早田(撮影・垰建太)

<卓球:全農カップ大阪大会(第6回パリ五輪選考会)>◇最終日◇26日◇Asueアリーナ大阪◇女子準決勝

24年パリ五輪(オリンピック)シングルス代表選考レースを独走する早田ひな(23=日本生命)が決勝進出を決めた。木原美悠(木下グループ)を4-1(11-8、11-4、11-4、7-11、11-8)で退けた。

15歳の張本美和(木下アカデミー)は長崎美柚(木下グループ)を4-2(11-8、11-4、8-11、11-8、2-11、11-5)で下して決勝進出。決勝は午後3時開始予定となっている。

五輪シングルス代表2枠を争う選考レースは、残り2大会(今大会と24年1月の全日本選手権)。国際大会で中国トップ3選手に勝利した場合や、Tリーグでの勝利ポイントも設けられているが、大きな加算が見込めるのは、この2つの大会となっている。早田は25日にパリ五輪で金メダルを取るため、試合の中で新たな取り組みをしていると明かし「明日2試合、もっと強いと思うので、気を引き締めて、声を出して頑張ります」と誓っていた。

11月19日時点の五輪選考ポイント上位と、今回の第6回五輪代表選考会で得られるポイントは以下の通り。

◆パリ五輪選考ポイント上位

〈1〉早田ひな(700・5点)

〈2〉平野美宇(436点)

〈3〉伊藤美誠(411・5点)

〈4〉木原美悠(274点)

〈5〉佐藤瞳(232点)

〈6〉張本美和(230・5点)

〈7〉長崎美柚(208点)

〈8〉芝田沙季(185点)

◆第6回パリ五輪代表選考会加算ポイント

1位…100点

2位…90点

3位…80点

4位…70点

5位…60点

6位…50点

7位…40点

8位…30点

16強…20点

32強…10点

早田ひな対木原美悠 準決勝で木原(手前)に勝利し笑顔を見せる早田(撮影・垰建太)

関連するニュースを読む

【卓球】伊藤美誠が涙「ボロボロになっていく自分もいて…」五輪切符争う平野美宇に0-4で屈す

全農カップ5~8位決定戦でサーブを打つ伊藤美誠(右)と受ける平野美宇(撮影・松本航)

<卓球:全農カップ大阪大会(第6回パリ五輪選考会)>◇第1日◇25日◇Asueアリーナ大阪◇女子

24年パリ五輪(オリンピック)シングルス代表選考レースで3番手につける伊藤美誠(23=スターツ)が涙を流した。

初戦は出雲美空(サンリツ)に苦しみながら4-3で勝利。だが、準々決勝で張本美和(木下アカデミー)に2-4で敗れ、5~8位決定戦で五輪選考レース2番手の平野美宇(木下グループ)に0-4で屈した。五輪シングルス代表2枠を争う平野に差を広げられる形となり「自分の中では頑張りたいけれど、頑張れない部分が苦しかったです。声を出して応援してくれている方もいて、後押しされて『頑張ろう』と思っても、乗り切れない感じがした。(1回戦、準々決勝と比べて)0-4で負けても一番苦しかったです」と平野との一戦を振り返った。

7月に行われた第5回代表選考会では準決勝で平野を破り、準優勝と躍進した。今回が選考会は最後となっており「選考会で成長する部分もありながら、選考会でボロボロになっていく自分もいて…。大会ごとに変わるんですけれど『つらい』『苦しい』の方が強い。何とか乗り越えて前回は2位までいったりして、いろいろな思いをした選考会でした。80~90%やられた感じがする。自分の中ではどんな相手でも、どういう選手でも同じポイントになっているので、そこはやっぱり最初から頑張ってきた早田(ひな)選手とか(この時期に)1位でいられることは、すごく大事だなと思います」と振り返った。

伊藤の五輪選考会は26日の7~8位決定戦で終了する。国際大会で中国トップ3選手に勝利した場合や、Tリーグでの勝利ポイントも設けられているが、大きな加算が見込めるのは、24年1月の全日本選手権を残すのみとなる。【松本航】

◆パリ五輪選考ポイント上位(11月19日時点)

<1>早田ひな(700・5点)

<2>平野美宇(436点)

<3>伊藤美誠(411・5点)

<4>木原美悠(274点)

<5>佐藤瞳(232点)

<6>張本美和(230・5点)

<7>長崎美柚(208点)

<8>芝田沙季(185点)

◆第6回パリ五輪代表選考会加算ポイント

1位…100点

2位…90点

3位…80点

4位…70点

5位…60点

6位…50点

7位…40点

8位…30点

16強…20点

32強…10点

◆全日本選手権(24年1月)加算ポイント

1位…120点

2位…100点

3~4位…80点

5~8位…50点

16強…20点

32強…10点

全農カップ5~8位決定戦でサーブを打つ伊藤美誠(左)と受ける平野美宇(撮影・松本航)
全農カップ5~8位決定戦でゲーム間の戦術確認を終えてコートに戻る平野美宇(撮影・松本航)

関連するニュースを読む

【卓球】“みうみま”対決は平野美宇に軍配!パリ五輪の単2枠目争いライバル伊藤美誠を4―0

全農カップ5~8位決定戦でサーブを打つ伊藤美誠(右)と受ける平野美宇(撮影・松本航)

<卓球:全農カップ大阪大会(第6回パリ五輪選考会)>◇第1日◇25日◇Asueアリーナ大阪◇女子5~8位決定戦

24年パリ五輪(オリンピック)シングルス代表選考レースで2枠目を争う2番手の平野美宇(23=木下グループ)が、3番手の伊藤美誠(23=スターツ)との直接対決を制した。

4-0(11-8、11-5、11-9、11-8)でストレート勝ちし、26日の5~6位決定戦へ進出。一方の伊藤は、同日の7~8位決定戦に回ることとなった。

五輪シングルス代表2枠を争う選考レースは、残り2大会(今回と24年1月の全日本選手権)。国際大会で中国トップ3選手に勝利した場合や、Tリーグでの勝利ポイントも設けられているが、大きな加算が見込めるのは、この2大会となっている。

11月19日時点で女子は早田ひな(23=日本生命)が700・5点と独走。411・5点で3番手の伊藤は、2枠目を懸けて436点で2番手の平野を追っているが、点差は開くことになる。

五輪選考ポイント上位と、第6回五輪代表選考会で得られるポイントは以下の通り。

◆パリ五輪選考ポイント上位

〈1〉早田ひな(700・5点)

〈2〉平野美宇(436点)

〈3〉伊藤美誠(411・5点)

〈4〉木原美悠(274点)

〈5〉佐藤瞳(232点)

〈6〉張本美和(230・5点)

〈7〉長崎美柚(208点)

〈8〉芝田沙季(185点)

◆第6回パリ五輪代表選考会加算ポイント

1位…100点

2位…90点

3位…80点

4位…70点

5位…60点

6位…50点

7位…40点

8位…30点

16強…20点

32強…10点

全農カップ5~8位決定戦でサーブを打つ伊藤美誠(左)と受ける平野美宇(撮影・松本航)
全農カップ5~8位決定戦でゲーム間の戦術確認を終えてコートに戻る平野美宇(撮影・松本航)

関連するニュースを読む

【卓球】パリ五輪単2枠目争い 平野美宇&伊藤美誠、準々決勝敗退…5~8位決定戦で直接対決へ

全農カップ1回戦を突破した平野美宇(撮影・松本航)

<卓球:全農カップ大阪大会(第6回パリ五輪選考会)>◇第1日◇25日◇Asueアリーナ大阪◇女子準々決勝

24年パリ五輪(オリンピック)シングルス代表選考レースで2枠目を争う2番手の平野美宇(23=木下グループ)、3番手の伊藤美誠(23=スターツ)が、ともに8強入りを逃した。

午後4時半開始予定の5~8位決定戦で直接対決となり、大一番となる。

選考レースで首位独走の早田ひな(23=日本生命)は、26日の準決勝進出を決めた。

◆準々決勝の結果

早田ひな4-2大藤沙月

木原美悠4-1横井咲桜

張本美和4-2伊藤美誠

長崎美柚4-0平野美宇

◆パリ五輪選考ポイント上位(11月19日時点)

〈1〉早田ひな(700・5点)

〈2〉平野美宇(436点)

〈3〉伊藤美誠(411・5点)

〈4〉木原美悠(274点)

〈5〉佐藤瞳(232点)

〈6〉張本美和(230・5点)

〈7〉長崎美柚(208点)

〈8〉芝田沙季(185点)

◆第6回パリ五輪代表選考会加算ポイント

1位…100点

2位…90点

3位…80点

4位…70点

5位…60点

6位…50点

7位…40点

8位…30点

16強…20点

32強…10点

全農カップ1回戦で皆川優香(左)を相手にサーブを繰り出す平野美宇(撮影・松本航)
全農カップ準々決勝で長崎美柚(右)と対戦した平野美宇(撮影・松本航)
全農カップ準々決勝で長崎美柚(左)と対戦した平野美宇(撮影・松本航)
全農カップ1回戦で出雲美空(右)を相手にサーブを繰り出す伊藤美誠(撮影・松本航)
全農カップ1回戦で出雲美空(右)を相手にサーブを繰り出す伊藤美誠(撮影・松本航)
全農カップ準々決勝で張本美和(左)と対戦した伊藤美誠(撮影・松本航)
全農カップ準々決勝で張本美和(右)と対戦した伊藤美誠(撮影・松本航)

関連するニュースを読む

【卓球】早田ひな、平野美宇、伊藤美誠が8強!パリ五輪シングルス選考レース上位3人が初戦突破

全農カップ1回戦でサーブを繰り出す早田ひな(撮影・松本航)

<卓球:全農カップ大阪大会(第6回パリ五輪選考会)>◇第1日◇25日◇Asueアリーナ大阪◇女子1回戦

24年パリ五輪(オリンピック)シングルス代表選考レースの上位3人が、初戦を突破した。

大会前時点で700・5点と独走中の早田ひな(日本生命)は、由本楓羽(大阪・香ヶ丘リベルテ高)に4-0(11-4、11-9、11-7、11-3)と完勝。436点で2番手の平野美宇(木下グループ)も、皆川優香(大阪成蹊大)を4-0(11-6、11-2、11-1、11-7)で下した。

411・5点で3番手の伊藤美誠(スターツ)は、出雲美空(22=サンリツ)を4-3(8-11、11-6、11-13、11-5、7-11、11-9、11-9)で振り切って8強入りした。

準々決勝は午後2時開始予定。26日に準決勝、決勝が行われる。

五輪シングルス代表2枠を争う選考レースは、残り2大会(今回と24年1月の全日本選手権)。国際大会で中国トップ3選手に勝利した場合や、Tリーグでの勝利ポイントも設けられているが、大きな加算が見込めるのは、この2大会となっている。

11月19日時点の五輪選考ポイント上位と、第6回五輪代表選考会で得られるポイントは以下の通り。

◆パリ五輪選考ポイント上位

〈1〉早田ひな(700・5点)

〈2〉平野美宇(436点)

〈3〉伊藤美誠(411・5点)

〈4〉木原美悠(274点)

〈5〉佐藤瞳(232点)

〈6〉張本美和(230・5点)

〈7〉長崎美柚(208点)

〈8〉芝田沙季(185点)

◆第6回パリ五輪代表選考会加算ポイント

1位…100点

2位…90点

3位…80点

4位…70点

5位…60点

6位…50点

7位…40点

8位…30点

16強…20点

32強…10点

全農カップ1回戦を突破した平野美宇(撮影・松本航)
全農カップ1回戦で皆川優香(左)を相手にサーブを繰り出す平野美宇(撮影・松本航)
全農カップ1回戦で出雲美空(右)を相手にサーブを繰り出す伊藤美誠(撮影・松本航)
全農カップ1回戦で出雲美空(右)を相手にサーブを繰り出す伊藤美誠(撮影・松本航)

関連するニュースを読む

【卓球】パリ五輪単2枠目狙う伊藤美誠がヒヤヒヤ初戦突破 出雲美空を4-3で振り切る

全農カップ1回戦で出雲美空(右)を相手にサーブを繰り出す伊藤美誠(撮影・松本航)

<卓球:全農カップ大阪大会(第6回パリ五輪選考会)>◇第1日◇25日◇Asueアリーナ大阪◇女子1回戦

24年パリ五輪(オリンピック)シングルス代表選考レースで3番手につける伊藤美誠(23)が、苦しみながら初戦を突破した。

出雲美空(22=サンリツ)を相手に4-3(8-11、11-6、11-13、11-5、7-11、11-9、11-9)で勝利。何度も窮地に追い込まれ、最終ゲームも6-1から6連続失点で6-7と逆転された。

それでも強気の攻めで振り切り、勝利を決めるとガッツポーズを見せた。

五輪シングルス代表2枠を争う選考レースは、残り2大会(今回と24年1月の全日本選手権)。国際大会で中国トップ3選手に勝利した場合や、Tリーグでの勝利ポイントも設けられているが、大きな加算が見込めるのは、この2大会となっている。

女子は早田ひな(23=日本生命)が700・5点と独走。411・5点で3番手の伊藤は、2枠目を懸けて436点で2番手の平野美宇(23=木下グループ)を追っている。今大会は25日に準々決勝まで、26日に決勝までが行われる。

11月19日時点の五輪選考ポイント上位と、第6回五輪代表選考会で得られるポイントは以下の通り。

◆パリ五輪選考ポイント上位

〈1〉早田ひな(700・5点)

〈2〉平野美宇(436点)

〈3〉伊藤美誠(411・5点)

〈4〉木原美悠(274点)

〈5〉佐藤瞳(232点)

〈6〉張本美和(230・5点)

〈7〉長崎美柚(208点)

〈8〉芝田沙季(185点)

◆第6回パリ五輪代表選考会加算ポイント

1位…100点

2位…90点

3位…80点

4位…70点

5位…60点

6位…50点

7位…40点

8位…30点

16強…20点

32強…10点

全農カップ1回戦で出雲美空(右)を相手にサーブを繰り出す伊藤美誠(撮影・松本航)

関連するニュースを読む

【卓球】戸上隼輔追う田中佑汰…パリ五輪単2枠目争い最終盤 第6回選考会開幕/男子上位一覧

戸上隼輔(2023年7月23日撮影)

卓球の第6回パリ五輪(オリンピック)代表選考会「全農カップ大阪大会」は25日、Asueアリーナ大阪で開幕する。

五輪シングルス代表2枠を争う選考レースは、残り2大会(今回と24年1月の全日本選手権)。国際大会で中国トップ3選手に勝利した場合や、Tリーグでの勝利ポイントも設けられているが、大きな加算が見込めるのは、この2大会となっている。

男子は張本智和(20=智和企画)が592・5点と独走し、2枠目争いは全日本王者の戸上隼輔(22=明治大)が409点とリード。3番手の田中佑汰(23)が戸上と105点差の304点で追う。今大会では25日に準々決勝まで、26日に決勝までが行われる。

現在の選考レースポイント上位(11月19日時点)と、第6回五輪代表選考会で得られるポイントは以下の通り。

◆パリ五輪選考ポイント上位

〈1〉張本智和(592・5点)

〈2〉戸上隼輔(409点)

〈3〉田中佑汰(304点)

〈4〉篠塚大登(277点)

〈5〉曽根翔(215点)

〈6〉吉山僚一(214点)

〈7〉宇田幸矢(183点)

〈8〉吉村真晴(182点)

◆第6回パリ五輪代表選考会加算ポイント

1位…100点

2位…90点

3位…80点

4位…70点

5位…60点

6位…50点

7位…40点

8位…30点

16強…20点

32強…10点

関連するニュースを読む

【卓球】平野美宇か伊藤美誠か…パリ五輪単2枠目争い最終盤 第6回選考会開幕/女子上位一覧

平野美宇(2023年7月撮影)

卓球の第6回パリ五輪(オリンピック)代表選考会「全農カップ大阪大会」は25日、Asueアリーナ大阪で開幕する。

五輪シングルス代表2枠を争う選考レースは、残り2大会(今回と24年1月の全日本選手権)。国際大会で中国トップ3選手に勝利した場合や、Tリーグでの勝利ポイントも設けられているが、大きな加算が見込めるのは、この2大会となっている。

女子は早田ひな(23=日本生命)が700・5点と独走し、2枠目を436点で2番手の平野美宇(23=木下グループ)、411・5点で3番手の伊藤美誠(23=スターツ)が争う構図。今大会では25日に準々決勝まで、26日に決勝までが行われる。

現在の選考レースポイント上位(11月19日時点)と、第6回五輪代表選考会で得られるポイントは以下の通り。

◆パリ五輪選考ポイント上位

〈1〉早田ひな(700・5点)

〈2〉平野美宇(436点)

〈3〉伊藤美誠(411・5点)

〈4〉木原美悠(274点)

〈5〉佐藤瞳(232点)

〈6〉張本美和(230・5点)

〈7〉長崎美柚(208点)

〈8〉芝田沙季(185点)

◆第6回パリ五輪代表選考会加算ポイント

1位…100点

2位…90点

3位…80点

4位…70点

5位…60点

6位…50点

7位…40点

8位…30点

16強…20点

32強…10点

伊藤美誠(2023年5月4日撮影)

関連するニュースを読む

卓球の五輪金メダリスト、水谷隼氏が静岡・浜松修学舎中、高の卓球部をサプライズ訪問し熱血指導

水谷隼氏(前列中央)と記念撮影(提供=部活生の強さひきだすプロジェクトRiseUP)

21年東京オリンピック(五輪)卓球混合ダブルス金メダリストの水谷隼氏(34)が18日に静岡・浜松修学舎中、同高の卓球部を熱血指導した。

「部活生の強さひきだすプロジェクト RiseUP」でトップアスリートによる特別指導が実現。同プロジェクト4回目の今回は、金メダリストが未来の日本代表候補たちを指導した。

午後2時から練習スタート。水谷氏は冒頭、別室からモニターでチェック。その後、水谷氏のサプライズ登場に驚きと興奮に包まれ、「キャー」と女子選手が興奮。男子選手は「まじかよ、やばい」と絶叫した。

水谷氏は、丁寧に指導を続けていった。水谷氏のサーブを受ける練習メニューもあり、歓声と笑い、拍手が卓球場に響き渡った。

約1時間の“授業”後に、水谷氏からとっておきの“金言”が授けられた。

「勝つために重要なことが3つある。1つは練習環境。ここは卓球台もたくさんあって素晴らしい環境だ。2つ目に、ともに上を目指すライバルの存在も大切。3つ目に指導者ですね。今福さん(水谷氏の恩師でもある総監督)についていけば間違いありません。しかし、強くなるためには、誰よりも努力する意思がないと絶対に強くはなれない。五輪でメダルを取る選手って、命を懸けて意識を高く持って励んでいる人」

後半は、トップアスリートの食事管理も担当する栄養士による、スポーツ栄養講座が行われた。

このプロジェクトでは、今年に入り、サッカー元日本代表DF槙野智章氏が花咲徳栄高女子サッカー部を、ハンドボールの土井レミイ杏利が母校の浦和学院高ハンドボール部を、バスケットボール元日本代表主将の篠山竜青が桐光学園高バスケットボール部を、それぞれサプライズ訪問し指導した例がある。

水谷隼氏(前列中央)と記念撮影(提供=部活生の強さひきだすプロジェクトRiseUP)

関連するニュースを読む

【卓球】参加許可の混合団体W杯に張本智和、早田ひな、平野美宇ら出場 日本協会発表

早田ひな(2023年7月23日撮影)

日本卓球協会は13日、混合団体W杯(12月4~10日、中国・成都)への派遣選手を発表した。

男子は張本智和(智和企画)、戸上隼輔(明治大)、吉山僚一(日大)、曽根翔(T.T彩たま)。女子は早田ひな(日本生命)、平野美宇、木原美悠(ともに木下グループ)、張本美和(木下アカデミー)となった。

混合団体W杯をめぐっては、当初日本協会は派遣を見送り。だが、以降に世界ランキングのポイントが獲得できる大会とされ、参加意思を表明した。11日に国際卓球連盟(ITTF)から参加許可の通知を受けた。

張本智和(23年5月12日撮影)
平野美宇(23年7月23日撮影)

関連するニュースを読む

【卓球】戸上隼輔は決勝で中国選手に敗退 世界ツアー・コンテンダー太原

<卓球:世界ツアー・コンテンダー太原>◇12日◇中国・太原

男子シングルス決勝で戸上隼輔(明大)は梁靖崑(中国)に3-4で敗れ、準優勝だった。(共同)

関連するニュースを読む

【卓球】戸上隼輔、男子単で中国選手に勝ち決勝進出 木原美悠は女子単で中国選手に屈する

戸上隼輔(2023年7月23日撮影)

卓球の世界ツアー、コンテンダー太原は11日、中国の太原で行われ、シングルスでは男子の戸上隼輔(明大)が準決勝で中国選手に3-1で勝って決勝に進んだ。

女子の木原美悠(木下グループ)は準決勝で王曼■(■は日の下に立)(中国)に0-3で屈した。

木原美悠(2023年5月12日撮影)

関連するニュースを読む

【卓球】日本、12月の混合団体W杯へ参加決定 一時は中国勢がTリーグから引き揚げるなど混乱

※写真はイメージ

日本卓球協会は11日、混合団体W杯(12月、中国)への日本の参加を発表した。

8月に国際卓球連盟(ITTF)が男女混合団体の大会新設を発表。10月25日に申し込みが締め切られ、日本は当初タイトな日程などを考慮してエントリーを見送った。だが、ITTFは以降に同大会へ世界ランキングポイントの付与を決めた。

日本協会は後付けの決定に対して手続き上の不備を主張し、11月3日に参加意志を表明。同6日までに参加可否の通知を受けることになっていたが回答はなく、11日午前6時28分にITTFから「参加許可」のメールを受け取ったという。

同W杯をめぐっては日本が派遣困難と判断した後、開催国の中国がTリーグに参加する同国勢の選手を一時的に引き揚げさせるなど、混乱が続いていた。

関連するニュースを読む

【卓球】戸上隼輔、木原美悠が準々決勝進出 吉村真晴、松島輝空は敗れる コンテンダー太原

戸上隼輔(2023年7月23日撮影)

<卓球:世界ツアー・コンテンダー太原>◇10日◇中国・太原

シングルス2回戦で男子は戸上隼輔(明大)が中国選手を3-1で破り、準々決勝に進んだ。吉村真晴(TEAM MAHARU)松島輝空(木下アカデミー)は敗退した。

女子は木原美悠(木下グループ)が8強入りした。(共同)

関連するニュースを読む

【卓球】早田ひなが約2カ月の遠征から帰国「ほぼデメリットない」ポイント二の次で五輪選考会へ

約2カ月に及ぶ海外遠征から帰国した早田ひな(撮影・松本航)

卓球女子で24年パリ五輪(オリンピック)代表選考レースを独走する早田ひな(23=日本生命)が7日、約2カ月に及んだ海外遠征から羽田空港に帰国した。

9~10月にかけて行われ、シングルス銀メダルを獲得した杭州アジア大会や、WTTチャンピオンズのフランクフルト大会などを転戦。久しぶりの日本に「すしも食べたいし、焼き肉も食べたいし…」と笑顔を見せた。

遠征中の食生活に関しては「(コーチの石田)大輔先生がハヤシライスとか、マーボー豆腐とかを作ってくれた」と感謝した上で「日本の雰囲気で食べなおしたい。休んでいないので、ちょっと自分が目的にしている買い物に行こうかなと思います」と気分転換を待ちわびた。

一方、25~26日に行われる第6回パリ五輪選考会「全農カップ大阪大会」(Asueアリーナ大阪)にはエントリーしている。24年1月まで続く五輪選考レースで、早田は700・5点の1位。2位の平野美宇(木下グループ)と268・5点差で、優勝でも100点の選考会を回避する選択肢もあった。出場を決めている理由をこう明かした。

「私の中では(選考会を)ほぼ公式の試合だと思っています。この(選考会までの)2週間で技術が習得できて、そこで試していける。練習でいくらできても、試合でできないと意味がない。逆に言うと、練習でうまくできなくても、試合で1回できると自信になって、成長することもあります。体調不良や、自分が『本当にきついな』と思う時以外は、ほぼデメリットはない。(選考)ポイント関係なく、ただ自分が技術を習得し、強くなるために試合がしたいなと思います」

目標はあくまで五輪出場ではなく、大舞台で結果を残すことにある。ぶれずに信じる道を進む。【松本航】

約2カ月に及ぶ海外遠征から帰国した早田ひな(撮影・松本航)

関連するニュースを読む

【卓球】Tリーグの中国選手が一斉帰国 混合団体のW杯への日本エントリー見送りに中国側が反応

※写真はイメージ

卓球のノジマTリーグに所属する中国選手が一斉に帰国したことが27日、明らかになった。

12月4~10日に中国・成都で行われる混合団体のW杯に日本がエントリーしなかったところ、日本協会に中国側から「Tリーグにいる中国選手を全員引き揚げさせてもらう」との通告があった。日本協会はW杯に参加する意向だったが、出場を希望する選手が男女3人ずつそろわなかった。急に実施が決まった大会のため、要項が届いたのが17日と遅かったことや、他大会との兼ね合い、この大会では世界ランキングのポイントがつかないことなどが理由とみられる。日本協会は25日に中国側に不参加の意向を伝えた。

関連するニュースを読む

石川佳純さん黒ワンピ、黒シューズ姿に「大人の色気がムンムン」「ため息が」絶賛の声多数

石川佳純さんのインスタグラムから

卓球女子で五輪3大会連続のメダルを獲得し、5月に現役を引退した石川佳純さん(30)が24日、インスタグラムを更新。スポーツメーカー、アシックスのウォーキングシューズを履いた写真をアップした。

黒いシューズに合わせた黒のワンピース姿を着た石川さんはモデルのようなポーズを取った写真もあった。

フォロワーからは「芸能人より綺麗な人と思っていました」「だんだんキレイなってく」「綺麗すぎて、ため息が」「大人の色気がムンムン」などの声が集まった。

石川佳純さんのインスタグラムから
石川佳純さんのインスタグラムから

関連するニュースを読む

【卓球】早田ひな2週連続優勝、ドイツ選手にストレート勝ち コンテンダー・アンタルヤ

早田ひな(2023年5月12日撮影)

<卓球:世界ツアー、コンテンダー・アンタルヤ>◇22日◇トルコ・アンタルヤ

女子シングルス決勝で早田ひな(日本生命)がハン・イン(ドイツ)に4-0でストレート勝ちし、前週のマスカットに続いて優勝した。(共同)

関連するニュースを読む