日刊スポーツ

ラグビーW杯前にスクラムルール変更も日本追い風に

練習を見つめるジェイミー・ヘッドコーチ(左)(撮影・狩俣裕三)

ラグビー日本代表が、突然のルール変更に柔軟に対応し“追い風”に変える。

27日開幕のパシフィック・ネーションズ杯(PNC)初戦のフィジー戦に向けて22日、盛岡合宿を本格的に開始した。国際統括団体ワールドラグビーが15日に、スクラムの新ルールを正式発表。9月開幕のW杯日本大会直前のルール変更にも、長谷川慎スクラムコーチは冷静に対応する構えを見せた。

   ◇   ◇   ◇

突然のルール変更にも、長谷川コーチは慌てていない。対応する自信があるからだ。「宮崎合宿でフィットネスとフィジカルは鍛えてきた。結果としてどんなルールにも、ついてこられるようになった」と言葉に力を込めた。

ワールドラグビーの正式発表によると、スクラムを組む際、レフェリーの「セット」のコール(合図)前に、FW第1列の選手は頭を相手選手の首や肩に触れてはいけない決まりになった。これまでは、触れた状態から組み合っていた。変更で、互いの第1列の間に、これまで以上の空間が生まれ「セット」のコールと同時に、“立ち合い”でより激しいぶつかり合いが行われる見込みとなった。

体が大きな外国選手に有利な変更にみえるが、一概にそうとは言えない。「木津は相手の懐に入るのがうまいので、離れている方がうまく入っていける。やってみると中島など、結構適応できている選手が多かった」と同コーチ。まだ全世界が模索している状況だからこそ、意思統一に優れ、連係を武器とする日本が、素早く対応できれば、長所にもできる。

W杯前哨戦のPNC初戦は世界ランキング9位のフィジーが相手。過去3勝14敗と苦手としている。新ルールへの適応を進め、スクラムも含め、どれだけのパフォーマンスを発揮できるかが課題となる。長谷川コーチは「これから何週間かかけて、一番いいところを探っていきたい」。この機会に、スクラムもさらに進化させ、武器としたい。

【佐々木隆史】

練習を見守る長谷川コーチ(撮影・狩俣裕三)

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ラグビー日本は優勝 U-20トロフィー

<ラグビー:U-20トロフィー>◇21日◇ブラジル・サンジョゼドスカンポス

決勝が行われ、日本はポルトガルに35-34で勝って優勝した。来年イタリアで開催される上部大会、U-20世界選手権への昇格を決めた。

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4連覇狙うNZ競り勝つ、南ア快勝 南半球4カ国対抗

<ラグビー:南半球4カ国対抗>◇20日◇ブエノスアイレスほか

開幕し、4連覇を狙うニュージーランドが20-16でアルゼンチンに競り勝った。

前半にCTBラウマペ、ロックのレタリックがトライを挙げて20-9で折り返し、後半は得点を奪えなかったが逃げ切った。

南アフリカはオーストラリアから5トライを奪い、35-17で快勝した。

大会は9月に開幕するワールドカップ(W杯)日本大会を前に、前回W杯で4強を占めた南半球勢がぶつかる。ことしは1回戦総当たりのリーグ戦で争う。

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頸椎損傷から復帰目指す中川将弥さん「今の一瞬を」

京産大の「スポーツと人間形成」にゲストスピーカーとして登壇したラグビー部の中川将弥さん(撮影・松本航)

京産大ラグビー部の元主将で「頸椎(けいつい)損傷」から復帰を目指す中川将弥さん(23)が19日、同大学(京都市北区)で行われた「スポーツと人間形成」の講義にゲストスピーカーとして参加した。

本年度末で退官する大西健監督が担当する授業で、現役の学生が教壇に立った。中川さんは300人を超える学生に「がむしゃらに、必死に生きてほしい。『だるい』『しんどい』と言うけれど、僕から見たらみんながうらやましい。今の一瞬を、本当に大事にしてほしい」と真剣なまなざしで訴えた。

「僕は一瞬で人生が変わりました」

強豪・御所実(奈良)から京産大に進んだ中川さんは4年だった17年冬、関西リーグ最終節の近大戦(京都・西京極陸上競技場)に臨んでいた。後半24分、相手の低いタックルを察知して、頭を下げながら体をぶつけた場面。死角から2人目のタックルを受ける形となり、天然芝に首を打ち付けた。

「気付いたらいろいろな方が『中川、動くな!』と言いながら『足、感覚あるか?』と語りかけてくる。でも、感覚がなくて『足、ちぎれたんかな?』と思った」

すでにチームは全国大学選手権出場が確定。自身も卒業後のトップリーグ入りが決まっていた。同年度は主将となり「泣かない」「負けない」「先輩の上をいく」と目標を掲げていた中川さんだったが、思わず涙があふれ出た。

京都市内の病院に運ばれると「頸椎(けいつい)損傷」が判明し、医師から「胸から下が動かなくなるかもしれない」と告げられた。また泣いた。7時間にわたる大手術を経て、左足は徐々に動くようになる一方、右足は固まったまま。40日間、寝たきりが続いた。

「ずっと上を向いているだけ。リハビリが始まっても、40日間寝たままだったから、上体を起こしただけで貧血で気を失う。起きる、気を失う、倒れる、の繰り返しだった」

それでも支えはあった。病院には毎日、行列ができるほどの人数が見舞いに駆けつけてくれた。「そこで人の温かさが、すごく分かった」。中川さんは負傷後、初めて外に出た日の感動を感慨深げに伝えた。

「太陽がめっちゃまぶしくて、外の空気がおいしい。これまでほとんど外でラグビーをやっていたので、太陽は暑いし、うっとうしかった。その太陽なのに『なんてありがたいんだ』と思ったんです」

食事する、字を書く、歯磨きをする…。その作業を周囲にやってもらう状態だったが、比較的動くようになった左半身を使って、自ら取り組んだ。「首から下が動かなくなるかもしれない」と予告された男は今春、復学を果たした。部の寮で暮らし、毎日グラウンドに顔を出す。車いすは欠かせないが、ウエートトレーニングも再開した。

「けがをする前はベンチプレスのMAXが120キロだったんですが、再開した時は20キロ。でもそこから40、60と上げていって、今は90キロまできました。こいつらに、負けていられないですからね」

そう笑い、車いすでの移動をサポートする後輩たちを見つめた。

中川さんの一言一言に耳を傾ける学生へ、伝えたいことは山ほどあった。

「人生に悔いを残してほしくない。僕自身、悔いが残っていることもあるけれど、けがをして何でもチャレンジできるようになった。勇気を持てるようになった。チャンスがあれば、勇気を持ってチャレンジしてほしい」

夢は「ラグビー選手として復帰すること」と言い切った。その目はキラキラと輝いていた。【松本航】

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ラグビー神戸製鋼4強 8月4日サントリーと準決勝

NEC戦に勝利し、準決勝進出を決めて笑顔を見せる神戸製鋼の選手たち(撮影・松本航)

<ラグビー・トップリーグ・カップ:神戸製鋼47-26NEC>◇19日◇1次リーグD組◇第5節◇神戸ユニバー◇観衆3940人

昨季リーグ覇者の神戸製鋼が全勝でD組1位となり、4強入りを決めた。

8月4日の準決勝では、日本選手権を兼ねた昨季のリーグ決勝を戦ったA組1位サントリーと大阪・ヤンマーフィールド長居で対戦する。

雨が降りしきる悪条件の中、神戸製鋼が苦しみながら意地を見せた。同点で前半を折り返し、後半の先手はNEC。10分に右中間スクラムからそのままトライを奪われ、7点を追う展開となった。本職はSHだが、この日SOに入った神戸製鋼の元ニュージーランド代表アンドリュー・エリス共同主将(35)は、仲間へ「自分たちの仕事に集中しよう」。直後のキックオフから相手陣へ進入し、CTBナイジェル・アーウォン(29)のトライで2点差に迫ると、18分にNO8ブロディ・マクカラン(25)の逆転トライが生まれた。

終盤は攻勢を強め、終わってみれば計7トライ。エリスは記者会見で準決勝の相手がサントリーに決まったことを伝え聞くと「最高ですね」と口にし、勝利へのキーポイントを掲げた。

「自分たちが『これのために80分間戦うんだ』というのを見直したい。会社であり、歴史であり、OB。そういった方々のことを深く考えられるか。今季どういう意味を持ってやろうとしているのか、というところに立ち返りたい」

18年12月の歓喜から7カ月半。サントリーとの大一番へ、チームの士気をさらに高めていく。

NEC戦のマン・オブ・ザ・マッチに選ばれた神戸製鋼NO8ブロディ・マクカラン(撮影・松本航)
本職ではないSOで勝利に貢献した神戸製鋼アンドリュー・エリス(右)(撮影・松本航)

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角田信朗氏がゲスト出演 ラグビーTL盛り上げる

20日のラグビートップリーグで、ゲストとして登場する元K-1ファイターの角田信朗氏

ラグビートップリーグカップ2019プール戦・第5節、三菱重工相模原-キヤノン、清水建設-栗田工業が20日、相模原ギオンスタジアムで行われる。熱い戦いを、さらに盛り上げるのが、元K-1ファイターの角田信朗氏(58)だ。ゲストとして登場し、会場を沸かせるパフォーマンスを披露する。

同日は角田氏の他にも、よさこいダンスや、キッズチアダンス、神奈川県内ラグビースクール生によるリレー大会、タックルやラインアウトの体験会など、多くのイベントも行われる。

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ラグビーPNC日本代表 プロップに木津、三浦抜擢

日本代表宮崎合宿最終日にパシフィック・ネーションズカップの登録メンバーを発表したジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(撮影・松本航)

日本ラグビー協会は17日、27日開幕のパシフィック・ネーションズカップ(PNC)に臨む日本代表を発表した。チームはこの日、約6週間に及んだ宮崎市内での合宿を終了。

同合宿前の42人から、W杯日本大会登録数と同じ31人に絞られ、ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC、49)は「いいプレーをしたら残り、良くないプレーをしたら、そこで替えられる」と予告した。

注目は“緊急事態”のFW第1列プロップだ。代表0キャップの木津、出場が対アジアにとどまる三浦のトヨタ自動車2年目コンビを抜てきし、指揮官は「単純に見てみたい。経験値が浅く、もの静かだが、チャンスがないとW杯で通用するか分からない」とした。

プロップは宮崎合宿前に名を連ねた8人中4人が故障。左は15年W杯代表の稲垣、右は具智元(24=ホンダ)が最右翼だが、具は右手甲の骨折でPNC出場が絶望的だ。今回外れた山下裕史(33=神戸製鋼)をジョセフHCは「W杯を経験し、成熟した選手」と評しつつ「不確定な2人を試したい。『このレベルで通用する選手』と証明してほしい」。PNCメンバー外を含んだサバイバルとなる。

初戦のフィジー戦が目前に迫り、一時解散前には日向市の大御(おおみ)神社で君が代の歌詞にある「さざれ石」を見学。チーム作りと並行し、代表争いも最終盤に突入だ。【松本航】

三浦昌悟(2016年11月27日撮影)

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ラグビー日本代表「さざれ石」見学後に君が代斉唱

宮崎・大御神社を参拝したラグビー日本代表(撮影・松本航)

9月開幕のW杯日本大会を戦うラグビー日本代表が宮崎合宿最終日となった17日、日向市の大御(おおみ)神社にある「さざれ石」を見学した。選手、スタッフ全員で訪れ、さざれ石の意味の説明を受け、全員で歌詞に用いられている「君が代」を斉唱した。

前日16日の練習後にはフランカーのリーチ・マイケル主将(30=東芝)が、W杯に向けて高めていくべき点について「愛国心を持つことと、社会との交流」と語っていた。さざれ石の前に立ったリーチも「このチームにはいろいろな国の人がいる。この国の国歌の意味を知ることができた」。

ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(49)は「いろいろな文化、国籍の選手がいる。あそこに行くことによって、日本の文化に自ら触れてもらうことが大事だったと思う。特に外国人選手たちは、いろいろ感じたと思う」と意義を説明した。

合宿を打ち上げた日本代表は21日に再集合し、岩手・盛岡市で合宿を実施。パシフィック・ネーションズカップ初戦(27日、岩手・釜石鵜住居)のフィジー戦に向けて、準備を進めていく。

宮崎・大御神社にある「さざれ石」の説明を聞くラグビー日本代表の選手、スタッフ(撮影・松本航)
日本代表が見学した宮崎・大御神社の「さざれ石」(撮影・松本航)

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リーチ、松島ら代表31人発表 PNC27日開幕

日本代表宮崎合宿最終日にパシフィック・ネーションズカップの登録メンバーを発表したジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(撮影・松本航)

日本ラグビー協会は17日、パシフィック・ネーションズカップ(PNC、27日開幕)の日本代表メンバー31人を発表した。

前回宮崎合宿を控えた6月3日に発表された42人から絞り込まれ、31人は9月開幕のW杯日本大会の登録と同数。日本代表はPNCで27日にフィジー(岩手・釜石鵜住居)、8月3日にトンガ(大阪・花園)、同10日に米国(フィジー)と対戦する。

この日、チームは宮崎市内で行っていた合宿を打ち上げた。ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(49)は「いいプレーをしたら、そのまま残る。良くなかったら代えられる」と、W杯に向けたPNCメンバーの位置づけを説明した。

また、同協会はロックのジェームス・ムーア(26=サニックス)とフランカーのピーター・ラブスカフニ(30=クボタ)がPNC初戦までに代表資格を取得できること、NO8ラーボニ・ウォーレンボスアヤコ(23=サニックス)が同資格を取得できないため、離脱することも発表した。

PNCメンバーは以下の通り。

◆FW 稲垣啓太(パナソニック)木津悠輔、三浦昌悟(ともにトヨタ自動車)バル・アサエリ愛、坂手淳史、堀江翔太(いずれもパナソニック)堀越康介(サントリー)トンプソン・ルーク(近鉄)ビンピー・ファンデルバルト(NTTドコモ)ヘル・ウベ(ヤマハ発動機)ジェームス・ムーア(サニックス)ツイ・ヘンドリック(サントリー)徳永祥尭(東芝)布巻峻介(パナソニック)リーチ・マイケル(主将、東芝)ピーター・ラブスカフニ(クボタ)姫野和樹(トヨタ自動車)アマナキ・レレイ・マフィ(NTTコミュニケーションズ)

◆BK 茂野海人(トヨタ自動車)田中史朗(キヤノン)流大(サントリー)田村優(キヤノン)松田力也、福岡堅樹(ともにパナソニック)アタアタ・モエアキオラ(神戸製鋼)レメキ・ロマノラバ(ホンダ)ウィリアム・トゥポウ(コカ・コーラ)中村亮士(サントリー)ラファエレ・ティモシー(神戸製鋼)松島幸太朗(サントリー)山中亮平(神戸製鋼)

日本代表宮崎合宿最終日にパシフィック・ネーションズカップの登録メンバーを発表したジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(撮影・松本航)

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ウォーレンボスアヤコ日本代表資格取得が間に合わず

ラーボニ・ウォーレンボスアヤコ(2019年3月16日撮影)

日本代表合宿に参加している、オーストラリア出身のNO8ラーボニ・ウォーレンボスアヤコ(23=サニックス)が、W杯までに代表資格を取得できないことが判明。

36カ月継続して日本に居住する条件を満たせず、W杯は出場できない見通し。

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日本代表合宿で手応え「エディーよりきつかった」

日本代表宮崎合宿の午前練習で会話するSH田中史朗(中央)ら選手たち(撮影・松本航)

ラグビー日本代表は16日、宮崎市内で行っている合宿におけるグラウンド練習を終えた。午前は戦術練習など実施し、午後からはウエートトレーニングの予定。17日は「君が代」の歌詞にもある「さざれ石」を宮崎・日向市の大御神社まで見に行くといい、同日に合宿を打ち上げる。

途中に休養日を挟みながら、約1カ月あまり続いた合宿に選手は充実感を漂わせた。フランカーのリーチ・マイケル主将(30=東芝)は「(恥骨炎症で)全くできない状態から始まって、最後はほとんど練習に参加できた。僕にとってもいい合宿だった」。SH田中史朗(34=キヤノン)は「4年前より、今回の方がきつかった。強度もですし、フィットネスも。エディー(ジョーンズ前ヘッドコーチ)の時より、ウエート(トレーニング)もきつかった。日本のレベルは上がっている」と手応えを示した。

9月開幕のワールドカップに向け、まずは今月27日からパシフィック・ネーションズカップに臨む。初戦は同日のフィジー戦(岩手・釜石鵜住居復興スタジアム)となり、リーチは「今までのフィジーの中で一番強い。日本代表の成長を見せられる試合」と気持ちを高ぶらせた。

日本代表宮崎合宿の午前練習終わりに笑顔を見せるSH茂野海人(右から4人目)ら選手たち(撮影・松本航)

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ラグビー代表トゥポウ「前向きになれる」愛妻が激励

日本代表宮崎合宿の午前練習後に思いを語ったCTBウィリアム・トゥポウ(撮影・松本航)

ラグビー日本代表CTBウィリアム・トゥポウ(28=コカ・コーラ)が愛妻のエールを力に変えた。

宮崎市内での合宿は15日、前日14日のオフを経て第3クール最終盤に突入。17日の打ち上げが迫り、188センチの大型BKは「彼女は2人目のコーチ」とジャズミン夫人に感謝した。2歳から過ごしたオーストラリアで、19歳の時に結婚。3部練習も導入された今合宿だが、朝、昼食後、就寝前に連絡を取るといい「『こういう期間も、振り返ればあっという間に過ぎる。全力を出して』と言われた。前向きになれる」。初のW杯へ、さらにギアを上げていく。

日本代表宮崎合宿の午前練習後に思いを語ったCTBウィリアム・トゥポウ(左)(撮影・松本航)

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リーチ主将、代表チーム作りに俳句導入 和の心重視

リーチ・マイケル(18年11月撮影)

ラグビー日本代表のフランカー、リーチ・マイケル主将(30=東芝)が12日、チーム作りの一環として「俳句」を導入することを明かした。

宮崎合宿の全体練習後、強化策として「俳句を勉強する。大事な日本文化を学ぶことでチームを強くする。これはすごく面白い」と説明。スーパーラグビーなどで指導経験がある世界的なメンタルコーチと相談し、俳句に決まったという。具体的な内容については明言を避けたが、選手約40人を数チームに分け、15日以降に第1回勉強会を実施予定。「和の心」でワールドカップ(W杯)8強入りを狙う。

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豪代表SHゲニア、SOクーパーが近鉄に加入

ウィル・ゲニア(2009年10月31日撮影)

トップチャレンジリーグの近鉄は11日、オーストラリア代表100キャップを誇るSHウィル・ゲニア(31)と、同70キャップのSOクエイド・クーパー(31)が加入すると発表。

ゲニアは活躍が期待されるワールドカップ(W杯)日本大会後、クーパーは9月ごろに合流予定という。

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ラグビー7人制日本代表の第1次候補に藤田慶和ら 

東京五輪に向けて強化方針を発表した男女7人制日本代表強化委員の本城和彦委員長(中央)。右は男子の岩淵健輔ヘッドコーチ、左は女子の稲田仁ヘッドコーチ(撮影・佐々木隆史)

日本ラグビー協会は10日、都内で20年東京オリンピック(五輪)に向けた7人制男女日本代表の強化方針と1次候補メンバーを発表した。

東京五輪と同時期の今月下旬から、本番を想定したシミュレーションを実施。選手村からの移動の確認や、試合会場の味スタで本番と同じ時間帯に試合するなど、猛暑対策なども練る。男子代表の岩渕健輔ヘッドコーチは「五輪は午前と夕方以降の試合になる。どこでどう過ごすかなども会場周辺の施設を使いながら臨みたい」と話した。

1次候補には、男子は15年W杯代表のWTB藤田慶和ら13人、女子は16年リオ五輪主将の中村知春ら17人が選ばれた。今後の活動を基に12月に2次候補を発表。選出された選手について、本城和彦強化委員長は「7人制に専任で活動してもらう」と来年1月開幕のトップリーグには出場させずに、東京五輪に専念させる方針を示した。

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ラグビー日本は白星発進 U20トロフィー

<U-20トロフィー>◇9日◇ブラジル・サンジョゼドスカンポス

開幕し、1次リーグA組の日本はブラジルに56-24で勝って白星発進した。日本は昨年のU-20世界選手権で最下位となり、下部のU-20トロフィーに降格した。

大会は参加8チームが2組に分かれて総当たりのリーグ戦を実施。各組1位が決勝で対戦する。

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ラグ代表の稲垣啓太、天然芝化計画の母校に男気寄付

新潟工の後輩らと芝生の苗作りに励む稲垣啓太(中央)(新潟工提供)

ラグビー日本代表のパシフィック・ネーションズカップ(PNC、27日開幕)に向けた宮崎合宿に参加中のプロップ稲垣啓太(29=パナソニック)が、故郷へ恩返しをした。母校の新潟工高の天然芝化計画に伴い、費用のほぼ全額となる約300万円を寄付。W杯での大勝負を前に「男稲垣」が一役買った。

   ◇   ◇   ◇

29歳の武骨な男は実戦練習でも心身を追い込んだ。前日に続き、試合を想定した40分間の「休みなしメニュー」では、足を止めることなく、体を当て続けた。他選手が疲労で両膝に両手を付く中、稲垣は疲れた表情を見せず、前を向いた。

2度目のW杯まで残り72日。活力となっているのが、地元新潟への愛情だ。花園に計43回出場を誇り、新潟県の強豪として知られる新潟工高だが、近年は部員不足に悩んでいた。同校の樋口猛監督(47)は充実した練習環境を整備することで「部員増につなげたい」と考え、天然芝計画を立てた。ラグビーグラウンド(縦約100メートル、横約80メートル)には約4万5000株の苗の他、芝刈り機や散水用ポンプなどの管理費用もかかる。合算して約300万円と試算し「県立高校では難しい」と頭を抱えていた。

5月中旬、この計画を耳にした稲垣が「お役に立てるのなら、ぜひ協力させてください」と手を挙げた。同下旬には稲垣が母校を訪れ、部員やその保護者らと苗作りに励んだ。後輩たちは肥料や水やりなど世話を続け、今月7日に苗の植え付けを実施。9月上旬には天然芝のグラウンドが完成する。高1で本格的に競技を始めた稲垣は「高校はラグビーの原点。母校への恩返しとともに、新潟県の競技普及につながってもらえたらうれしい」と願った。

W杯開幕前の9月8日にはグラウンド開きを行う予定だ。樋口監督は「部員らと手作りというのが稲垣らしい。彼の活躍は高校だけでなく新潟県民の誇りだし、緑のグラウンドにしてW杯へ送り出したい」と語る。寡黙な仕事人は、恩師や後輩への思いを胸に、2度目の大舞台への準備を進める。【峯岸佑樹】

新潟工の後輩らと芝生の苗作りに励む稲垣啓太(右)(新潟工提供)
グラウンドに苗の植え付けを行った新潟工ラグビー部とその保護者ら(新潟工提供)

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リーチ主将「びびった」脱出テーマに地獄練習40分

実戦を意識した練習に取り組む代表選手たち(撮影・峯岸佑樹)

9月のW杯開幕へ、ジョセフ・ジャパンのサバイバルが一層激化する。ラグビー日本代表のパシフィック・ネーションズカップ(PNC)に向けた宮崎合宿は8日、最終第3クールが本格的に始まった。3日に第2Cを終え、前日7日に再集合。27日には、W杯の最終準備として臨むPNC第1戦のフィジー戦(岩手・釜石市)が迫る。

この日は、より実戦を想定した攻守の「EXIT(脱出)」をテーマとした練習に重点を置いた。15対15で自陣22メートルのラインアウトを起点とし、キックなどを使ってその状況をどのように“脱出”出来るかを意識。約40分間の地獄のメニューで選手たちは足を止めることなく、休みなしでボールを動かし続けた。フランカーのリーチ・マイケル主将(30=東芝)は「試合と同じ80分ぐらいの強度だった。こんな速いテンポのゲームはない。練習メニューにびびったし、へとへと」と珍しく嘆いた。

ジョセフ・ヘッドコーチは、第3Cの練習を試合よりも高い強度で行い、疲労がある中での冷静な判断を求めている。PNCではW杯仕様に選手31人を選出する意向も示し、指揮官は「さらにポジション争いが激化する。地力を上げるためにも厳しい練習で選手たちがどう反応するかを見てみたい」と期待した。W杯3大会連続出場を狙うSH田中史朗(キャノン)は「しんどい気持ちはあるけど、本番を見据えて、その中で戦術理解が出来るかが大事」と話した。17日の第3C終了まで残り9日。日本代表の生き残りを懸けた戦いは続く。【峯岸佑樹】

実戦を意識した練習に取り組む代表選手たち(撮影・峯岸佑樹)

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白血病克服のリアリーファノがラグビーNTT入団

ラグビーのトップリーグ(TL)、NTTコミュニケーションズは8日、白血病を乗り越え復帰したオーストラリア代表のSOクリスチャン・リアリーファノが入団すると発表した。

CTBでもプレーできる。

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「勝ちたいなら菅平」スポーツ合宿の町をアピール

菅平観光協会宣伝部長の桑田雅之氏

ラグビーの合宿地として知られる長野県・菅平の観光協会が、菅平をもっと広く周知すべく、ウエブサイト「SSB(SUGADAIRA SPORTS & BROADCAST)」を開設した。テーマはずばり「勝ちたいなら菅平」。実はラグビーだけではなく、大学や実業団の駅伝、マラソン、スピードスケート、競技スキーの合宿の実績を持つ。

菅平観光協会宣伝部長の桑田雅之氏(47)は「スポーツ合宿の町として、子どもから社会人、プロのアスリートまでに愛されてきた菅平。その原点に立ち返り、スポーツもビジネスも問わず『勝つ』ことにフォーカスしたウェブサイトです。菅平に関わりのあるアスリートや指導者のインタビュー記事から、ラグビー女子がチームをリポートする動画まで、幅広いコンテンツを発信していきます」と話した。

5日に帝京大ラグビー部の岩出監督のインタビューをアップしている。

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新戦闘服は“兜”ポジションごとに異なる機能を追求

新ジャージー発表会見に臨む、左からラファエレ・ティモシー、堀江、リーチ・マイケル、福岡、ヴィンピー・ファンデルヴァルト(撮影・小沢裕)

ラグビー日本代表が、新たな“戦闘服”でワールドカップ(W杯)8強を目指す。日本ラグビー協会は4日、日本代表の新ジャージーを発表した。

デザインは、伝統的な赤と白の日の丸カラーのストライプに「兜(かぶと)」の前立てをモチーフにした。「武士道の精神」とともに世界に立ち向かう誇りと勝利への意気込みが込められている。吉祥文様の地紋で、富士山の御来光を表現したサンライズゴールドも加えた。桜のエンブレムは3D化し、浮き出る感じにした。機能面ではポジションごとのプレーの特性を考慮し、FW第1列とそれ以外、BKの3種類のタイプを開発。FW用は15年大会より12%、BK用は7%軽量化し、耐久性や運動量も追求した。肩部分にはタックルやスクラムに役立つ滑り止め効果も施した。

都内での記者会見に出席したフランカーのリーチ・マイケル主将(東芝)は「ポジションごとに機能が違って着心地も良い。これを着て、日本の歴史を変えたい」。フッカー堀江翔太(パナソニック)は「伝統的な日本文化も残っていて格好いい。体にもかちっとはまる。W杯が近づいてきたなという感じだし、この価値を上げるためにも結果を残したい」。WTB福岡堅樹(パナソニック)は「スピード勝負なので、つかまれにくいジャージーはプレーに生きる。心強い武器になる」と太鼓判。

日本代表は27日に岩手・釜石鵜住居復興スタジアムで行われるパシフィック・ネーションズカップのフィジー戦で初着用する。【峯岸佑樹】

ラグビーW杯2019日本大会で着用する日本代表の新ジャージー。桜のエンブレムも3D化(撮影・小沢裕)
ラグビーW杯2019日本大会で着用する日本代表の新ジャージー。手前右の青はセカンドジャージー(撮影・小沢裕)

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ラグビー代表新ジャージー「兜」モチーフ込めた思い

ラグビー日本代表新ジャージー発表会見に臨む、左からラファエレ ティモシー、堀江、リーチ マイケル、福岡、ヴィンピー・ファンデルヴァルト(撮影・小沢裕)

ラグビー日本代表が、新たな“戦闘服”でW杯8強を目指す。日本ラグビー協会は4日、日本代表の新ジャージーを発表した。

デザインは、伝統的な赤と白の日の丸カラーのストライプに「兜(かぶと)」の前立てをモチーフにした。「武士道の精神」とともに世界に立ち向かう誇りと勝利への意気込みが込められている。吉祥文様の地紋で、富士山の御来光を表現したサンライズゴールドも加えた。桜のエンブレムは3D化し、浮き出る感じにした。機能面ではポジションごとのプレーの特性を考慮し、FW第1列とそれ以外、BKの3種類のタイプを開発。FW用は15年大会より12%、BK用は7%軽量化し、耐久性や運動量も追求した。肩部分にはタックルやスクラムに役立つ滑り止め効果も施した。

都内での記者会見に出席したフランカーのリーチ・マイケル主将(東芝)は「ポジションごとに機能が違って着心地も良い。これを着て、W杯で日本の歴史を変えたい」。フッカー堀江翔太(パナソニック)は「伝統的な日本文化も残っていて格好いい。体にもかちっとはまる。W杯が近づいてきたなという感じだし、この価値を上げるためにも結果を残したい」。WTB福岡堅樹(パナソニック)は「スピード勝負なので、つかまれにくいジャージーはプレーに生きる。心強い武器になる」と太鼓判を押した。

日本代表は27日に岩手・釜石鵜住居復興スタジアムで行われる「パシフィックネーションズ第1戦」のフィジー戦で初着用する。【峯岸佑樹】

日本代表の新ジャージーの着心地を語るリーチ・マイケル主将(撮影・峯岸佑樹)

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石原慎太郎ラグビー代表緊急招集に笑顔「チャンス」

石原慎太郎(2016年9月17日撮影)

プロップの負傷者続出により、1日から強化合宿に途中参加していた石原慎太郎は「シンプルにチャンスをもらえた」と笑顔だった。

昨年6月末に首を負傷して代表から離れていたが、手術をせずに自然治療で完治。日本代表の特別編成チーム「ウルフパック」の試合映像をチェックするなど準備に抜かりはなく「僕の中でW杯が抜けたことは1度もない」と緊急招集にもどっしりと構えた。

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ジョセフHC「W杯が成功すれば」続投へ前向き姿勢

ラグビー日本代表強化合宿の第2クールを終えて、囲み取材に応じるジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ

ラグビー日本代表は3日、宮崎市で行う強化合宿の第2クールを終え、総括として取材に応じたジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC、49)が続投へ前向きな姿勢を見せた。

1日に日本協会の清宮克幸副会長が、9月開幕のW杯日本大会後も同HCの続投を希望。それに対して「必要とされているのはすごくうれしい。でも自国開催のW杯ということで今は大きなタスクがあり、そこに一点集中して努力している」とW杯に最大の重きを置いた。一方で「W杯が成功すれば、その後は必然的にいろいろの物事はうまく前に進んでいくと思っている」と続投へ含みを持たせた。

だが現在のチーム状況は

決して明るくない。左プロップは稲垣、中島、三上、山本の4人だが、三上と山本は負傷により別メニューで調整中。稲垣も万全な状態ではない中、この日のスクラム練習中に中島が左ふくらはぎを肉離れした。ジョセフHCは「ここまでの6カ月でこの4人をずっと鍛えてきてW杯に向けて準備を重ねてきたにもかかわらず、3人がケガで不在は非常に大きな問題」と頭を悩ませた。W杯を見据えたパシフィック・ネーションズ杯初戦のフィジー戦は27日。今こそ指揮官の手腕が問われる。【佐々木隆史】

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ラグビー協会新会長が代表合宿視察 強化体制に持論

ラグビー日本代表強化合宿を視察に訪れた日本協会の森重隆新会長

日本ラグビー協会の森重隆新会長(67)が2日、宮崎市で行われている日本代表強化合宿第2クールを視察に訪れた。

ラガーマンらしくポロシャツに短パンで登場し、これが事実上の初仕事。1日には都内で取材に応じた清宮克幸副会長が、日本代表ジョセフ・ヘッドコーチの続投希望を訴えたばかり。これについて「よく聞いたら『個人的には』っていちいち言っていた。全く何も決まってない」と、あくまで清宮副会長の個人的意見だとした。そして「清宮にはメールで『公人なんで』って話をした」とくぎを刺したという。

何よりまず、強化体制を整える必要があると力説。15人制男子の薫田真広強化委員長が退く方針で、当面は藤井雄一郎強化副委員長が中心となるが「これからは高校、大学、ジャパンとつながるように強化しないといけない」と持論を展開。全カテゴリーの強化を統括する人材が、今の協会には必要だとした。

ラグビー日本代表強化合宿を視察に訪れ、選手らの前であいさつする日本協会の森重隆新会長

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ラグビー協会清宮新副会長、ジョセフHC続投支持

ジェイミー・ジョセフHC(2019年6月24日撮影)

日本ラグビー協会の副会長に就任したヤマハ発動機前監督、清宮克幸氏(51)が1日、東京都内で取材に応じ、9月開幕のワールドカップ(W杯)日本大会後の日本代表指揮官に関して「結果を見て次の人を探すとなると空白期間が生まれる。(現在代表を率いる)ジョセフ・ヘッドコーチが続投すべきだと考える」と訴えた。15人制男子の薫田真広強化委員長は退く方針となり、当面は藤井雄一郎強化副委員長が中心になるとの見通しも明かした。

宮崎に滞在中の藤井強化副委員長も呼応。「そのまま次のW杯に行くかどうかは別としても、すごいスマートなやり方じゃないかなと思う。やっぱりオファーしないといけない。いろいろなところから(指導者としての)オファーがあるのは間違いないが、彼は日本が好き」と賛同。要請すれば実現する可能性があるとの見方を示した。

清宮氏はまた、トップリーグ(TL)など国内ラグビー界の改革について「僕が攻める部分のリーダーになっていきたい」。将来のTLに関し、日本協会は既に24チームによる3部制の導入などを各チームに提案済み。清宮副会長は基本的に踏襲する方針を明かした上で「今ないものをつくるのが(自分の)チャレンジ」と強調した。

清宮克幸氏(2019年1月29日撮影)

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ラグビー日本代表に秘密兵器アタアタが合流「感謝」

ラグビー日本代表強化合宿に合流したWTBアタアタ

ラグビー日本代表に秘密兵器が合流した。

1日、宮崎市内で行われた強化合宿第2クールに、スーパーラグビーのチーフス(ニュージーランド)で活動していたWTBアタアタ・モエアキオラ(23=神戸製鋼)が合流した。

日本代表キャップ3のアタアタは「ここに戻って来られてうれしい。感謝しています」と明るく話した。

この日は防御中心の練習が行われ、185センチ、107キロの屈強な体を生かしたタックルでアピール。一時は116キロまであった体重を、大好物のケンタッキーフライドチキンを封印して絞ったという。自慢のフィジカルに俊敏さもプラスされた。SOやCTBなども器用にこなすオールラウンダーは「自分のフィジカルは強み。チーフスのコーチからも言われた。アピールして今後も代表に呼んでもらいたい」と意気込んだ。【佐々木隆史】

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神スイングの稲村亜美、100日後W杯へ神タックル

ラインアウトを体験する稲村亜美

神スイングの稲村亜美が、神ラインアウトや神タックルを披露した。「ラグビーW杯100日前イベントIN川崎」が6月16日、ラゾーナ川崎プラザで行われた。タレント稲村亜美と、ラグビーW杯アンバサダー広瀬俊朗氏、W杯3大会出場の大野均の3人によるトークショーも開催された。

2人からラグビーを教わるコーナーでは、運動神経抜群の稲村が、神タックルや、ラインアウトでの神キャッチを熱演。広瀬に「前向きにやってくれてうれしい」と喜ばれ、大野には「来年の五輪で7人制日本代表、狙えるんじゃない?」と絶賛された。稲村は「昨年、トップリーグを観戦しました。肉と肉のぶつかり合う音が聞こえる。すごいです。みなさんもぜひ、体験して下さい」とラグビーをアピールした。

また、神奈川県立多摩高合唱部も駆けつけ、さわやかな歌を披露した。水谷弥太郎さん(2年)は「五郎丸選手で話題になったときはラグビーを見たのですけど、その後は…あまり…。こういう機会をいただいたので、ラグビーW杯、見てみようと思います」と話した。

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ヤマハ発動機、惜敗 若手主体21点差猛追も及ばず

強引に突進するヤマハ発動機のフッカー名嘉

<ラグビー・トップリーグ杯:東芝24-21ヤマハ発動機>◇第2節◇29日◇静岡・エコパスタジアム

ヤマハ発動機は21-24で東芝に惜敗した。前半はトライを奪えず、21点を追う展開で折り返した。堀川隆延監督(45)は「後半は全く別のチームになった」。気持ちを切り替えて臨んだ後半は、立ち上がりから猛攻。同4分にFBゲリー・ラブスカフニ(23)のチーム初トライで口火を切ると、同16分にはゲーム主将のフッカー名嘉翔伍(31)もトライ。3点差に迫る反撃も実らず、敗れたが、指揮官は「得るものも多かった」と悲観しなかった。

この日は若手主体のメンバーで臨んだ。22日の九州電力戦からスタメン5人を変更した。これまで公式戦での出番が少なかった選手が出場。前半は経験値の差が浮き彫りになったものの、意地は見せた。堀川監督は「チームが上に行くためには壁を越えなければいけない。今日は若い選手でどれだけできるかが焦点だった」。次代の主力を担っていく選手たちにチャンスを与え、経験を積ませた。

7月5日はNTTドコモと対戦(万博、午後7時30分)する。同監督は次戦も大幅なメンバー変更を示唆。ゲーム主将の名嘉も「しっかりと修正して臨みたい」と、チームの底上げを図る。【神谷亮磨】

ラグビー新会長に森重隆氏が就任「覚悟で受けた」

日本ラグビー協会の森重隆新会長(左)と岩渕健輔新専務理事は就任会見を終えてがっちりと握手

日本ラグビー協会の森重隆新会長(67)が、自ら動いて日本ラグビー界を改革する。同協会は29日、東京都内で評議員会、理事会を開催。2期会長を務めた岡村正氏(80)の後任に森氏を選出した。副会長に清宮克幸氏(51)専務理事に岩渕健輔氏(43)と幹部の顔ぶれは大幅に若返り一新。森新会長は就任会見で「変革しながら、進化し続けたい」と前向きに話した。

「副会長の中で唯一60代だったので」と就任の経緯をジョーク交じりに説明した森新会長だが、その思いは熱い。「日本のラグビーを引っ張っていく覚悟。競技人口を増やし、ファンを増やして、ラグビー精神を広めたい」と言い切った。

「そのきっかけとしてW杯がある」と話したが、9月20日開幕の大会まで時間はない。「まずは各開催地に足を運んで、地域との交流を深めたい」と会長自ら出向く決意を表明。福岡から東京へ住まいを移し、協会会長としての活動に専念することを明かした。

大会準備とともに、強化への影響も不安。新体制は固まったものの、交代が既定路線の薫田真広強化委員長(52)の後任は決まっていない。「(7月)1日に(代表合宿中の)宮崎に行き、ヘッドコーチらの意見を直接聞きたい」と、自ら乗り出すと宣言した。

裏表のない正直な性格、トレードマークの口ひげで「ひげ森さん」と誰からも慕われる。「アマチュアリズム」という懐かしい言葉を使いながらも「プロの洗礼受けながら」と変わることにも積極的。清宮氏、岩渕氏ら若い実務者にサポートを受けて、ラグビー界を「ひげ森」が変える。

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