日刊スポーツ

【フィギュア】三浦佳生は「進撃の巨人」を演じ観衆を沸かせる エキシビション/写真特集4

<フィギュアスケート・アイスショー:メダリスト・オン・アイス>◇25日◇長野市ビッグハット

女子で3年連続4度目の優勝を飾った坂本花織(23=シスメックス)、男子で2年連続6度目の優勝を飾った宇野昌磨(25=トヨタ自動車)らが登場する。世界選手権の代表に選ばれた三浦佳生は「進撃の巨人」で観衆を沸かせた。

山本草太(中京大)

エキシビションで演技する山本(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する山本(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する山本(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する山本(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する山本(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する山本(撮影・滝沢徹郎)

鍵山優真(オリエンタルバイオ/中京大)

エキシビションで演技する鍵山(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する鍵山(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する鍵山(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する鍵山(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する鍵山(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する鍵山(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する鍵山(撮影・滝沢徹郎)

三浦佳生(オリエンタルバイオ/目黒日大高)

エキシビションで演技する三浦(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する三浦(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する三浦(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する三浦(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する三浦(撮影・滝沢徹郎)

宇野昌磨(トヨタ自動車)

エキシビションで演技する宇野(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する宇野(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する宇野(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する宇野(撮影・滝沢徹郎)

坂本花織(シスメックス)

エキシビションで演技する坂本(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する坂本(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する坂本(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する坂本(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する坂本(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する坂本(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する坂本(撮影・滝沢徹郎)

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【フィギュア】3連覇飾った坂本花織は白のスポーツブラで女王の舞 エキシビション/写真特集3

<フィギュアスケート・アイスショー:メダリスト・オン・アイス>◇25日◇長野市ビッグハット

女子で3年連続4度目の優勝を飾った坂本花織(23=シスメックス)、男子で2年連続6度目の優勝を飾った宇野昌磨(25=トヨタ自動車)らが登場する。3連覇を飾った坂本花織は白のスポーツブラに黒のパーカーを合わせたカジュアルな衣装で女王の舞。

坂本花織(シスメックス)

エキシビションで演技する坂本(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する坂本(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する坂本(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する坂本(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する坂本(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する坂本(撮影・滝沢徹郎)

吉田陽菜(木下アカデミー)

エキシビションで演技する吉田(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する吉田(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する吉田(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する吉田(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する吉田(撮影・滝沢徹郎)

宇野昌磨(トヨタ自動車)

エキシビションで演技する宇野(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する宇野(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する宇野(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する宇野(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する宇野(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する宇野(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する宇野(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する宇野(撮影・滝沢徹郎)

千葉百音(木下アカデミー)

エキシビションで演技する千葉(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する千葉(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する千葉(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する千葉(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する千葉(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する千葉(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する千葉(撮影・滝沢徹郎)

小松原美里、小松原尊組(ティム・コレト)

エキシビションで演技する小松原美里(左)と尊(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する小松原美里(左)と尊(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する小松原美里(右)と尊(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する小松原美里(上)と尊(撮影・滝沢徹郎)

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【フィギュア】島田麻央は黒を基調にしたクールな衣装で大人な演技 エキシビション/写真特集2

<フィギュアスケート・アイスショー:メダリスト・オン・アイス>◇25日◇長野市ビッグハット

女子で3年連続4度目の優勝を飾った坂本花織(23=シスメックス)、男子で2年連続6度目の優勝を飾った宇野昌磨(25=トヨタ自動車)らが登場する。トリプルアクセルを着氷し3位に入った15歳の島田麻央は黒を基調にしたクールな衣装で大人っぽい演技を披露。

島田麻央(木下アカデミー)

エキシビションで演技する島田(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する島田(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する島田(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する島田(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する島田(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する島田(撮影・滝沢徹郎)

長岡柚奈、森口澄士組(木下アカデミー)

エキシビションで演技する長岡(上)と森口(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する長岡(右)と森口(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する長岡(左)と森口(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する長岡(左)と森口(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する長岡(右)と森口(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する長岡(下)と森口(撮影・滝沢徹郎)

吉田陽菜、森田真沙也組(木下アカデミー)

エキシビションで演技する吉田(右)と森田(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する吉田(右)と森田(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する吉田(上)と森田(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する吉田(左)と森田(撮影・滝沢徹郎)

渡辺倫果(TOKIOインカラミ/法大)

エキシビションで演技する渡辺(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する渡辺(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する渡辺(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する渡辺(撮影・滝沢徹郎)

佐藤駿(エームサービス/明治大)

エキシビションで演技する佐藤(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する佐藤(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する佐藤(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する佐藤(撮影・滝沢徹郎)

三原舞依(シスメックス)

エキシビションで演技する三原(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する三原(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する三原(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する三原(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する三原(撮影・滝沢徹郎)

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【フィギュア】13歳の上薗恋奈がキュートなホットパンツ姿で魅了 エキシビション/写真特集1

<フィギュアスケート・アイスショー:メダリスト・オン・アイス>◇25日◇長野市ビッグハット

女子で3年連続4度目の優勝を飾った坂本花織(23=シスメックス)、男子で2年連続6度目の優勝を飾った宇野昌磨(25=トヨタ自動車)らが登場する。4位入賞した13歳の新星・上薗恋奈がセーターにデニムのホットパンツを合わせたキュートな衣装で魅了。

上薗恋奈(LYS)

エキシビションで演技する上薗(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する上薗(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する上薗(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する上薗(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する上薗(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する上薗(撮影・滝沢徹郎)

金沢純禾(木下アカデミー)

エキシビションで演技する金沢(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する金沢(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する金沢(撮影・滝沢徹郎)

岡崎隼士(蒼明学院中等部)

エキシビションで演技する岡崎(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する岡崎(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する岡崎(撮影・滝沢徹郎)

中田璃士(TOKIOインカラミ)

エキシビションで演技する中田(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する中田(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する中田(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する中田(撮影・滝沢徹郎)

垣内珀琉(ひょうご西宮FSC)

エキシビションで演技する垣内(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する垣内(撮影・滝沢徹郎)

櫛田育良(木下アカデミー)

エキシビションで演技する櫛田(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する櫛田(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する櫛田(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する櫛田(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する櫛田(撮影・滝沢徹郎)

中村俊介(木下アカデミー)

エキシビションで演技する中村(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する中村(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する中村(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する中村(撮影・滝沢徹郎)

エキシビションで演技する中村(撮影・滝沢徹郎)

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【フィギュア】“あずしん”にアクシデント 田中梓沙が負傷「手術が成功しますように」西山真瑚

アイスダンスで銀メダルの田中(左)と西山(2023年12月24日撮影)

<フィギュアスケート・アイスショー:メダリスト・オン・アイス>◇25日◇長野市ビッグハット

前日24日に全日本選手権のアイスダンスで2位に入った愛称「あずしん」の田中梓沙(あずさ、18)西山真瑚(しんご、21)組(オリエンタルバイオ)が出演を見送った。

開演前に主催者が「練習中のけがのため、出演を見送ることとなりました」と発表。西山は自身のインスタグラムのストーリーを更新し「あずさちゃんの手術がうまく成功しますように」と田中の回復を願った。

結成1季目の田中、西山組は全日本選手権のリズムダンス(RD)で首位発進。前日24日には日本スケート連盟が世界選手権(24年3月、カナダ・モントリオール)の代表を史上初という「保留」と発表し、優勝した小松原美里、尊組(倉敷FSC)、フリーダンス(FD)1位で総合3位の吉田唄菜、森田真沙也組(木下アカデミー)と代表1枠を争う立場が続いている。

アイスダンス・フリーの演技をする田中(左)と西山(2023年12月24日撮影)
アイスダンス・フリーの演技をする田中(左)と西山(2023年12月24日撮影)
アイスダンス・フリーの演技をする田中(左)と西山(2023年12月24日撮影)
アイスダンス・フリーの演技をする田中(左)と西山(2023年12月24日撮影)
アイスダンス・フリーの演技をする田中(右)と西山(2023年12月24日撮影)
アイスダンスで金メダルを手に記念撮影する小松原(左3人目)と尊(同4人目)。左から銀メダルの西山、田中、2人おいて銅メダルの吉田、森田(2023年12月24日撮影)

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【フィギュア】三浦佳生が浮かべる世界選手権名場面は羽生結弦&宇野昌磨のあの演技「夢でした」

世界フィギュア日本代表記者会見で記念撮影する、宇野(左)、鍵山(中央)、三浦(撮影・滝沢徹郎)

フィギュアスケートの世界選手権(24年3月、モントリオール)初出場を決めた男子の三浦佳生(18=オリエンタルバイオ/目黒日大高)、女子の千葉百音(18)、吉田陽菜(18=ともに木下アカデミー)が、大舞台を見据えた。前日24日閉幕の全日本選手権が行われた長野市ビッグハットに隣接する若里市民文化ホールで25日、代表記者会見に出席した。

12月のグランプリ(GP)ファイナルで5位に入った三浦は、思い出の世界選手権について、まずは17年大会で羽生結弦さんがショートプログラム(SP)5位から逆転優勝を果たしたフリー「ホープ&レガシー」を挙げた。次に22年大会で初優勝した宇野昌磨のフリー「ボレロ」に言及し「(世界選手権は)子どもの頃から夢でした。こうして代表の座をつかむことができて、うれしいです」と目を輝かせた。

千葉は仙台から京都へ拠点を移し、1季目で全日本選手権2位と躍進した。3月の世界選手権(さいたまスーパーアリーナ)を現地観戦したといい「伸び伸びと演技する中でも、自分の良さを十分に出し切って、満足いくパーフェクトな演技ができれば、結果がついてくると思います」。吉田はGPシリーズ中国杯で優勝するなど結果を残しており「1年前は世界選手権に出られると思っていなかった。まずは全力で、責任を持って練習したいと思います」と誓った。【松本航】

記者の質問に答える三浦(撮影・滝沢徹郎)
記念撮影する日本代表の選手たち。左から吉田、千葉、坂本、宇野、鍵山、三浦(撮影・滝沢徹郎)
記念撮影する日本代表の選手たち。左から吉田、千葉、坂本、宇野、鍵山、三浦(撮影・滝沢徹郎)
記者の質問に答える宇野(左)と鍵山(撮影・滝沢徹郎)
世界フィギュア日本代表記者会見に臨む宇野(撮影・滝沢徹郎)
記者の質問に答える坂本(撮影・滝沢徹郎)
記者の質問に答える千葉(撮影・滝沢徹郎)
記者の質問に答える吉田(撮影・滝沢徹郎)
記者の質問に答える鍵山(撮影・滝沢徹郎)
記者の質問に答える宇野(撮影・滝沢徹郎)
世界フィギュア日本代表記者会見で記念撮影する坂本(左)と宇野(撮影・滝沢徹郎)
世界フィギュア日本代表記者会見で記念撮影する坂本(左)と宇野(撮影・滝沢徹郎)
世界フィギュア日本代表記者会見で記念撮影する坂本(右)、千葉(中央)、吉田(撮影・滝沢徹郎)
【イラスト】フィギュアスケート日本代表

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【フィギュア】「早くゲームを…」宇野昌磨が笑わせる 世界選手権へ「今までの最高の演技を」

世界フィギュア日本代表記者会見で記念撮影する坂本(左)と宇野(撮影・滝沢徹郎)

フィギュアスケートの世界選手権(24年3月、モントリオール)で男子3連覇が懸かる宇野昌磨(26=トヨタ自動車)が25日、前夜の代表発表時の状況を明かした。

前日24日閉幕の全日本選手権が行われた長野市ビッグハットに隣接する若里市民文化ホールで行われた代表記者会見に出席。今大会の2連覇で世界選手権代表には23日時点で内定の立場であり「とても光栄です。世界選手権に向けて最善を尽くしたいと思います」。前日24日午後11時半ごろの代表発表を知った状況を問われると「プライベートな食事をしていました。気づいたら12時を回っていたので、あんまりなんか…。『早くゲームをしたいな』という気持ちでした」と笑わせた。

この日までにステファン・ランビエル・コーチと、今季のジャンプ構成から外してきた4回転サルコーの練習再開を決めたという。

「(本番で)入れる、入れないは別として、練習を少しずつしていく。状態が良ければやりますし、サルコーに限らず、今跳べているジャンプを、よりきれいに跳ぶことが、最初にやらなければいけないことかなと思います。まずは目の前のことを、1個1個やっていこうと思っています」

世界選手権では、12月のグランプリ(GP)ファイナルのフリーで4回転5種6本に挑んで優勝したイリア・マリニン(19=米国)らとの競演が見込まれる。

「順当にいけば優勝できないと思っている。2連覇している自分として行くというよりも、僕が今までの最高の演技をしなければ優勝はないと思っています。あんまり3連覇ということに重圧を感じている場合ではないと、自分の実力から考えています。最善を尽くすということだけを考えて、調整をして臨みたいと思います」

冷静に自身の立ち位置を分析し、約3カ月後の大舞台を見据えた。【松本航】

【イラスト】フィギュアスケート日本代表
記念撮影する日本代表の選手たち。左から吉田、千葉、坂本、宇野、鍵山、三浦(撮影・滝沢徹郎)
記念撮影する日本代表の選手たち。左から吉田、千葉、坂本、宇野、鍵山、三浦(撮影・滝沢徹郎)
記者の質問に答える宇野(左)と鍵山(撮影・滝沢徹郎)
世界フィギュア日本代表記者会見に臨む宇野(撮影・滝沢徹郎)
記者の質問に答える宇野(撮影・滝沢徹郎)
世界フィギュア日本代表記者会見で記念撮影する、宇野(左)、鍵山(中央)、三浦(撮影・滝沢徹郎)

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【フィギュア】千葉百音2位 羽生さん高校後輩18歳が初表彰台「やってきたことが出せた」

女子フリーの演技を終えガッツポーズする千葉(撮影・滝沢徹郎)

<フィギュアスケート:全日本選手権>◇24日◇長野・ビッグハット◇女子フリー

ショートプログラム(SP)3位の千葉百音が2位で初の表彰台に立った。

安堵(あんど)感をにじませ、拳をぎゅっと握りしめた。千葉が5度目の出場で、初めて全日本の表彰台を射止めた。フリー141・25点を記録し、合計209・27点で銀メダルを獲得。聖夜に世界選手権の切符というプレゼントも手にした。「尋常じゃない緊張感」をはねのけ、3位発進のSPから1つ順位を上げる好演。「やってきたことが出せた」と声を弾ませた。

苦難の年を、笑顔で終えた。11月のGPシリーズ第3戦フランス杯では9位となり、涙の幕引き。試合前には頭がふらつき、氷の上に立っても足に力が入らなかった。帰国後の診療で「運動誘発性ぜんそく」と判明。それでも「全日本しかない」と強い気持ちで心身ともに整え、今年の集大成へ間に合わせた。

憧れの背中を追う。5歳から競技を開始。宮城・東北高の先輩、羽生結弦さんが拠点としたアイスリンク仙台で育った。幼稚園の頃によく遊んでもらっていた“お兄ちゃん”は「尊敬する選手の1人」。その羽生さんは5度目の全日本で初優勝を飾った。メダルの色はあと1つ及ばなかったが、「こんなに美しくてダイナミックな競技というのをもっともっと広げていく一員になれたら」。オリンピック連覇で一時代を築いた大先輩のように、18歳が次世代をけん引する。【勝部晃多】

女子フリーの演技をする千葉(撮影・滝沢徹郎)
銀メダルを手に記念撮影する千葉(撮影・滝沢徹郎)

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【フィギュア】坂本花織 大学卒業式での学長式辞に喜び 努力&準備 出合える「素敵な偶然」

女子フリーの演技を終えガッツポーズする坂本(撮影・滝沢徹郎)

<とっておきメモ>

<フィギュアスケート:全日本選手権>◇24日◇長野市ビッグハット◇女子フリー

ショートプログラム(SP)首位の坂本花織(23=シスメックス)が3年連続4度目の優勝を飾った。フリーも1位の154・34点で、国際スケート連盟(ISU)非公認ながら自身の今季世界最高得点を上回る合計233・12点。3連覇が懸かる世界選手権(来年3月、カナダ・モントリオール)代表入りした。

    ◇    ◇    ◇  

坂本には今秋、うれしい出来事があった。9月30日、単位不足で卒業が半年延びたため、神戸学院大の前期学位記授与式(卒業式)に出席。中村恵学長の式辞にサプライズが待っていた。「最初は分からなかったんですけど…」。

読み上げられたのは、坂本が自分の長所を磨くことで22年北京オリンピック(五輪)銅メダルをつかんだストーリー。「計画された偶然」という言葉とともに「計画的な努力、準備をしたからこそ、最後に表彰台という『素敵な偶然』に出合うことができたのです。(…中略…)『人生で一番素敵なことは偶然起こる』」と伝えられた。式辞に「スケート」や「北京五輪」という文言はなかったが「自分のことやん!」と直感。喜びが込み上げた。

坂本にトリプルアクセル(3回転半)や4回転ジャンプなどの大技はない。「なぜアクセルも4回転もないのに世界女王?」と言われることもあった。葛藤も抱えたが、決して下を向かない。「以前はトレーニングも嫌々だったんですけど、今は『やろう、やろう、トレーニング!』と。全部が良い方向へいっています」。前向きに日々を過ごしている。「素敵な偶然」とはそうして出合うであろうことを、坂本はよく知っている。【藤塚大輔】

金メダルを手に記念撮影する坂本(撮影・滝沢徹郎)
優勝の坂本は笑顔でファンに手を振る(撮影・滝沢徹郎)

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【フィギュア】4大陸選手権代表発表!鍵山優真、山本草太、三原舞依ら選出 アイスダンスは3組

左から鍵山優真、山本草太、三原舞依

<フィギュアスケート:全日本選手権>◇24日◇長野市ビッグハット

全日本選手権の各競技が終了し、来年の4大陸選手権(1月30~2月4日、中国・上海)の代表と補欠選手が発表された。

全日本男子2位の鍵山優真(20=オリエンタルバイオ/中京大)、同女子2位の千葉百音(18=木下アカデミー)、ペアの三浦璃来(22)木原龍一(31)組(木下グループ)は、世界選手権(3月18~24日、カナダ・モントリオール)の代表にも選出された。アイスダンスからは全日本上位3位の3組が代表に選ばれた。

◆4大陸選手権代表

【男子】

鍵山優真(20=オリエンタルバイオ/中京大)

山本草太(23=中京大)

佐藤駿(19=エームサービス/明治大)

【女子】

千葉百音(18=木下アカデミー)

三原舞依(24=シスメックス)

渡辺倫果(21=TOKIOインカラミ/法政大)

【ペア】

三浦璃来(22)木原龍一(31)組(木下グループ)

【アイスダンス】

小松原美里(31)尊(32)組(倉敷FSC)

田中梓沙(18)西山真瑚(21)組(オリエンタルバイオ)

吉田唄菜(20)森田真沙也(20)組(木下アカデミー)

◆4大陸選手権代表補欠

【男子補欠】

友野一希(25=上野芝スケートクラブ)

壷井達也(21=シスメックス)

吉岡希(20=法政大)

【女子補欠】

吉田陽菜(18=木下アカデミー)

青木祐奈(21=日本大)

住吉りをん(20=オリエンタルバイオ/明治大)

【イラスト】フィギュアスケート日本代表

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【フィギュア】世界ジュニア代表発表!前回王者島田麻央、全日本4位上薗恋奈、中田璃士ら選出

銅メダルを手に記念撮影する島田(撮影・滝沢徹郎)

<フィギュアスケート:全日本選手権>◇24日◇長野市ビッグハット

全日本選手権の各競技が終了し、世界ジュニア選手権(2月26~3月3日、台湾)の代表と補欠選手が発表された。

全日本女子3位の島田麻央(木下アカデミー)、同4位の上薗恋奈(LYS)らが選出。男子では今月上旬にジュニアGPファイナルを制した中田璃士(TOKIOインカラミ)、11月の全日本ジュニア王者の中村俊介(木下アカデミー)らが選ばれた。

ペアの清水咲衣、本田ルーカス剛史組(木下アカデミー)、アイスダンスの山下珂歩、永田裕人組(日本大)については、ミニマムスコアの取得が条件となった。

◆世界ジュニア選手権代表

【男子】

中村俊介(木下アカデミー)

中田璃士(TOKIOインカラミ)

垣内珀琉(ひょうご西宮FSC)

【女子】

島田麻央(木下アカデミー)

上薗恋奈(LYS)

櫛田育良(木下アカデミー)

【ペア】

清水咲衣、本田ルーカス剛史組(木下アカデミー)※ミニマムスコア取得が条件

【アイスダンス】

岸本彩良(中京大中京)田村篤彦組(西武東伏見FSC)

山下珂歩、永田裕人組(日本大)※ミニマムスコア取得が条件

◆世界ジュニア選手権補欠選手

【男子補欠】

蛯原大弥(明治神宮外苑FSC)

田内誠悟(富士FC)

【女子補欠】

高木謠(東京女子学院)

柴山歩(木下アカデミー)

12月21日、男子SPの演技を終え手を振る中田璃士

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【フィギュア】世界選手権代表発表、男子が3位山本草太ではなく4位三浦佳生となった選考理由は?

12月23日、男子フリーの演技をする三浦佳生

<フィギュアスケート:全日本選手権>◇24日◇長野市ビッグハット

各種目終了後、来年の世界選手権(3月18~24日、カナダ・モントリオール)代表および補欠選手が発表された。

今大会の男子を2年連続で制した宇野昌磨(26=トヨタ自動車)と、女子で3連覇の坂本花織(23=シスメックス)が内定していたが、さらに男子2位の鍵山優真と4位の三浦佳生、女子2位の千葉百音と7位の吉田陽菜らが選ばれた。

男子は3位の山本草太ではなく、三浦に。女子は5位の三原舞依や6位の渡辺倫果ではなく、吉田となった。

その選考理由に関し、日本スケート連盟の竹内洋輔強化部長が報道対応。山本ではなく三浦が選ばれたのは「最も考慮したのは競技力がどちらが高いか。全日本選手権では山本が上だったが、総合的に見て判断した」と説明した。

反対に4大陸選手権(来年1月、中国・上海)の代表に山本が入り、三浦が入らなかったことには「それぞれの選手に機会を与えたい。戦略的に分けた結果」とした。

◆世界選手権代表

【男子】

宇野昌磨(26=トヨタ自動車)

鍵山優真(20=オリエンタルバイオ/中京大)

三浦佳生(18=オリエンタルバイオ/目黒日大高)

【女子】

坂本花織(23=シスメックス)

千葉百音(18=木下アカデミー)

吉田陽菜(18=木下アカデミー)

【ペア】

三浦璃来(22)木原龍一(31)組(木下グループ)

長岡柚奈(18)森口澄士(21)組(木下アカデミー)

【アイスダンス】

保留

◆世界選手権補欠

【男子補欠】

山本草太(23=中京大)

佐藤駿(19=エームサービス/明治大)

友野一希(25=上野芝スケートクラブ)

【女子補欠】

三原舞依(24=シスメックス)

渡辺倫果(21=TOKIOインカラミ/法政大)

住吉りをん(20=オリエンタルバイオ/明治大)

12月23日、場内を1周する銅メダルの山本草太

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【フィギュア】世界選手権、4大陸選手権などの代表発表!世界選手権アイスダンスは「保留」に

優勝を決め金メダルを手に記念撮影する宇野(撮影・滝沢徹郎)

<フィギュアスケート:全日本選手権>◇24日◇長野市ビッグハット

全日本選手権の各競技が終了し、来年の世界選手権(3月18~24日、カナダ・モントリオール)の代表と補欠選手が発表された。

今大会の男子シングルを制した宇野昌磨(26=トヨタ自動車)、女子シングルを制した坂本花織(23=シスメックス)らが、世界選手権代表に内定。ともに世界選手権3連覇が懸かる。

アイスダンスについては「保留」となった。日本スケート連盟の竹内洋輔強化部長は「結果として保留。これは非常に各選手の競技力が拮抗(きっこう)している、リズムダンス、フリーダンス、最終結果でそれぞれ1位になった組が違う。結果として保留。1月の理事会で新たな選考方法が提案されて審議される形となった」と説明した。

◆世界選手権代表

【男子】

宇野昌磨(26=トヨタ自動車)

鍵山優真(20=オリエンタルバイオ/中京大)

三浦佳生(18=オリエンタルバイオ/目黒日大高)

【女子】

坂本花織(23=シスメックス)

千葉百音(18=木下アカデミー)

吉田陽菜(18=木下アカデミー)

【ペア】

三浦璃来(22)木原龍一(31)組(木下グループ)

長岡柚奈(18)森口澄士(21)組(木下アカデミー)

【アイスダンス】

保留

◆世界選手権補欠

【男子補欠】

山本草太(23=中京大)

佐藤駿(19=エームサービス/明治大)

友野一希(25=上野芝スケートクラブ)

【女子補欠】

三原舞依(24=シスメックス)

渡辺倫果(21=TOKIOインカラミ/法政大)

住吉りをん(20=オリエンタルバイオ/明治大)

金メダルを手に記念撮影する坂本(撮影・滝沢徹郎)

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【フィギュア】坂本花織が大会3連覇! 13歳上薗恋奈は4位 全日本/女子フリー詳細

<フィギュアスケート:全日本選手権>◇24日◇長野・ビッグハット◇女子フリー

ショートプログラム(SP)首位の坂本花織(23=シスメックス)が3年連続4度目の優勝を飾った。フリーも1位の154・34点を記録し、国際スケート連盟(ISU)非公認ながら“今季世界最高”の合計233・12点。3連覇が懸かる世界選手権(来年3月、モントリオール)代表入りした。SP3位の千葉百音(18=木下アカデミー)がフリー141・25点の合計209・27点で2位。SP7位発進の島田麻央(15=木下アカデミー)が136・95点の合計202・18点で3位に入った。

金メダルを手に記念撮影する坂本(撮影・滝沢徹郎)

優勝を決め金メダルを手に記念撮影する坂本。左は2位の千葉。右は島田(撮影・滝沢徹郎)

順位名前SPフリー合計
1坂本花織78.78154.34233.12
2千葉百音68.02141.25209.27
3島田麻央65.23136.95202.18
4上薗恋奈66.22134.47200.69
5三原舞依67.70131.86199.56
6渡辺倫果63.66131.22194.88
7吉田陽菜62.73131.49194.22
8山下真瑚69.92122.23192.15
9青木祐奈61.44130.57192.01
10住吉りをん56.70128.52185.22
11江川マリア58.55126.10184.65
12樋口新葉57.97122.70180.67
13河辺愛菜67.25112.46179.71
14横井きな結62.49113.31175.80
15柴山歩57.43118.29175.72
16三宅咲綺58.23116.83175.06
17松生理乃58.97115.37174.34
18清水咲衣56.24112.88169.12
19村上遥奈53.13105.73158.86
20鈴木なつ56.0099.67155.67
21大庭雅50.8099.23150.03
22白岩優奈53.4295.21148.63
23高木謠55.0993.30148.39
24石田真綾54.1288.76142.88

大庭雅

(予定演技構成)

3F/2A+3T/3Lo/FCSp/3S+2T+2Lo/3Lo/CCoSp/3S/StSq/ChSq/2A/FCCoSp

女子フリーの演技をする大庭(撮影・滝沢徹郎)

女子フリーの演技を終えた大庭(左)とハグをする安藤コーチ(撮影・滝沢徹郎)

村上遥奈

(予定演技構成)

3Lz+3T/3F/2A/3Lz/FSSp/ChSq/3S+3T/3Lo/2A+2T+2Lo/CCoSp/StSq/LSp

女子フリーの演技をする村上(撮影・滝沢徹郎)

白岩優奈

(予定演技構成)

3Lz/2A/3F/3S/SSp/StSq/3Lz+2T/3Lo+2T/ChSq/2A+1Eu+2S/FCSp/CCoSp

女子フリーの演技をする白岩(撮影・滝沢徹郎)

石田真綾

(予定演技構成)

3F+2T/3Lz/2A/3Lo/FCCoSp/3F/3T/ChSq/2A+2T+2Lo/LSp/StSq/CCoSp

女子フリーの演技をする石田(撮影・滝沢徹郎)

高木謠

(予定演技構成)

3Lz+3T/2A+3T/3F/FSSp/3S/3Lz/FCCoSp/ChSq/3Lo/2A+2T+2Lo/StSq/CCoSp

女子フリーの演技をする高木(撮影・滝沢徹郎)

鈴木なつ

(予定演技構成)

3T/3Lo/2A/FSSp/3S+2T/CCoSp/2A+3T/3S/2Lz+2T/ChSq/StSq/FCCoSp

女子フリーの演技をする鈴木(撮影・滝沢徹郎)

清水咲衣

(予定演技構成)

3Lz+2A+2A/3T/3S/FCCoSp/3Lo/CCoSp/3Lz+2T/3F/ChSq/3F+2T/StSq/LSp

女子フリーの演技をする清水(撮影・滝沢徹郎)

住吉りをん

(予定演技構成)

2A+3T/4T/FCCoSp/3Lz/3Lo/StSq/3F+3T/3S+2T+2Lo/3F/LSp/ChSq/CCoSp

女子フリーの演技をする住吉(撮影・滝沢徹郎)

柴山歩

(予定演技構成)

2A/3Lz+3T/3Lo/CCoSp/StSq/3S/FCoSp/ChSq/3Lz+3T/3F+2T+2Lo/2A/LSp

女子フリーの演技をする柴山(撮影・滝沢徹郎)

樋口新葉

(予定演技構成)

2A/3Lz+3T/3Lo/3S/CCoSp/3Lz+2A+2T/3Lo/3F/FCSp/StSq/ChSq/LSp

女子フリーの演技をする樋口(撮影・滝沢徹郎)

三宅咲綺

(予定演技構成)

2A+3T/3Lz/3F/FCSp/3Lo/StSq/3T+2T/LSp/3Lo+2A+2T/ChSq/3S/CCoSp

女子フリーの演技をする三宅(撮影・滝沢徹郎)

江川マリア

(予定演技構成)

3Lz/3F+2T/3Lo/FCSp/2A+3T+2T/CCoSp/ChSq/2A+3T/3F/3S/StSq/LSp

女子フリーの演技をする江川(撮影・滝沢徹郎)

松生理乃

(予定演技構成)

3Lo/3Lz+3T/2A/FCCoSp/2A/StSq/3Lz+3T+2T/3F+2T/3S/ChSq/CCoSp/LSp

女子フリーの演技をする松生(撮影・滝沢徹郎)

青木祐奈

(予定演技構成)

3Lz+3Lo/3S/2A+1Eu+3F/3T/FCSp/2A+2T/3Lz/3F/CCoSp/ChSq/StSq/LSp

女子フリーの演技をする青木(撮影・滝沢徹郎)

横井きな結

(予定演技構成)

2A/3Lz+2T/3Lo/3S/FSSp/LSp/StSq/3T+3T/3Lz/3S+2T+2Lo/ChSq/CCoSp

女子フリーの演技をする横井(撮影・滝沢徹郎)

吉田陽菜

(予定演技構成)

3A/2A+3T/3Lo/FCCoSp/3F/3Lz+3T/ChSq/3Lz/3S+2A+2T/CCoSp/StSq/SSp

女子フリーの演技をする吉田(撮影・滝沢徹郎)

渡辺倫果

(予定演技構成)

3A+3T/3A/3F/3Lz+2A/FCSp/ChSq/3Lz/2A+1Lo+3S/3Lo/CCoSp/StSq/FSSp

女子フリーの演技をする渡辺(撮影・滝沢徹郎)

島田麻央

(予定演技構成)

3A/4T/3Lz+3T/FCCoSp/3F+2A/3S+3T+2T/StSq/3Lo/ChSq/3Lz/CCoSp/LSp

女子フリーの演技をする島田(撮影・滝沢徹郎)

上薗恋奈

(予定演技構成)

3Lz+3T/3Lo/3F+2T/3S/LSp/FSSp/3Lz/3F/StSq/2A+2A+2T/ChSq/CCoSp

女子フリーの演技をする上薗(撮影・滝沢徹郎)

河辺愛菜

(予定演技構成)

2A+3T/3Lz+3T/3Lo/2A/FCSp/3F+2T+2T/3F/3S/CCoSp/SSp/StSq/ChSq

女子フリーの演技をする河辺(撮影・滝沢徹郎)

三原舞依

(予定演技構成)

2A/3Lz+3T/3F/3S/FSSp/CCoSp/3F+2A/3Lz+2T+2Lo/3Lo/ChSq/StSq/FCCoSp

3Lz+3T/3Lo/3F+2T/3S/LSp/FSSp/3Lz/3F/StSq/2A+2A+2T/ChSq/CCoSp

女子フリーの演技をする三原(撮影・滝沢徹郎)

千葉百音

(予定演技構成)

3F+3T/2A/3S/CCoSp/3Lo/ChSq/3F+2T+2Lo/3Lz+2A/FCCoSp/3Lz/StSq/LSp

女子フリーの演技をする千葉(撮影・滝沢徹郎)

山下真瑚

(予定演技構成)

3Lz+3T/3F/3Lo/FCSp/2A/ChSq/3Lz+3T/2A+2T+2T/3S/SSp/StSq/CCoSp

女子フリーの演技をする山下(撮影・滝沢徹郎)

坂本花織

(予定演技構成)

2A/3Lz/3S/CCoSp/StSq/3F+2T/FSSp/3F+3T/2A+3T+2T/ChSq/3Lo/FCCoSp

女子フリーの演技をする坂本(撮影・滝沢徹郎)

女子フリーの演技を終えガッツポーズする坂本(撮影・滝沢徹郎)

優勝の坂本は笑顔でファンに手を振る(撮影・滝沢徹郎)

<演技順ととSP得点>

グループ1

大庭雅(東海東京FH)50.80

村上遥奈(木下アカデミー)53.13

白岩優奈(関大)53.42

石田真綾(立教大)54.12

高木謠(東京女子学院)55.09

鈴木なつ(関大)56.00

グループ2

清水咲衣(木下アカデミー)56.24

住吉りをん(オリエンタルバイオ/明大)56.70

柴山歩(木下アカデミー)57.43

樋口新葉(ノエビア)57.97

三宅咲綺(岡山理科大)58.23

江川マリア(明大)58.55

グループ3

松生理乃(中京大中京高)58.97

青木祐奈(日大)61.44

横井きな結(中京大)62.49

吉田陽菜(木下アカデミー)62.73

渡辺倫果(TOKIOインカラミ/法政大)63.66

島田麻央(木下アカデミー)65.23

グループ4

上薗恋奈(LYS)66.22

河辺愛菜(中京大)67.25

三原舞依(シスメックス)67.70

千葉百音(木下アカデミー)68.02

山下真瑚(中京大)69.92

坂本花織(シスメックス)78.78

◆世界選手権代表選考◆ シングルは男女ともに最大3枠を確保しており、<1>全日本選手権の優勝者が1人目<2>全日本2、3位、GPファイナル出場者の上位2人、全日本終了時点の国際スケート連盟(ISU)シーズンベストスコア上位3人、の中から2人目<3>最後に(2)で漏れた中からISUワールドスタンディング上位3名、ISUシーズンワールドスタンディング上位3名 全日本選手権大会までに派遣した国際競技会、および強化部が指定した国内競技会における総合得点の最も高い2試合の平均得点の上位3名の中から総合的に判断して3人目を決める。全日本出場は必須だが、過去に世界選手権3位以内など実績を持つ選手が、けが等でやむなく参加できなかった場合の救済措置もある。

◆4大陸選手権代表選考◆ シングルは男女ともに3枠。以降のいずれかを満たすものから総合的に判断 <A>全日本選手権10位以内<B>全日本選手権終了時点でのISUワールドスタンディング上位6名<C>全日本選手権終了時点でのシーズンワールドスタンディング上位6名<B>全日本選手権終了時点でのISUシーズンベストスコア上位6名<D>派遣した国際競技会、国内競技会(東日本選手権、西日本選手権、東日本ジュニア選手権、西日本ジュニア選手権、全日本ジュニア選手権、全日本選手権)における総合得点の最も高い2試合の平均得点の上位6名。全日本出場は必須だが、過去に世界選手権3位以内など実績を持つ選手が、けが等でやむなく参加できなかった場合の救済措置もある。

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【フィギュア】河辺愛菜は涙止まらず「やってきたことに意味あったのか」フリーでミス、13位に

女子フリーの演技をする河辺(撮影・滝沢徹郎)

<フィギュアスケート:全日本選手権>◇24日◇長野・ビッグハット◇女子フリー

SP5位の河辺愛菜(19=中京大)はフリーで112・46点にとどまり、合計179・71点で13位だった。フリーの順位は24人中18番目だった。

「ボレロ」のメロディーに乗って演技。しかし痛みのある右足甲の影響からか、3回転ルッツが2回転となり、その後も着氷で乱れるシーンがあった。演技直後には、悔しそうに首を横に振った。

取材対応時には涙が止まらなかった。「1年間やってきたことに意味があったのか。そこは自分が今、疑問というか、考え直したいなと思っているところ。2年連続でフリーでこういう形になってしまい、成長できていないなと感じました」と声を震わせた。

前年もフリーで順位を落とした。「今年は、気持ちだけは絶対に負けないという思いで演技を始めたんですけど、ミスが出てしまい、焦りに繋がってしまった」と悔やんだ。

気負いがあったかと尋ねられ、「どこを改善したら良いのか、分からずにいて…。何が悪かったのかは、また考え直したいなと思います」と、絞り出すように話した。

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【フィギュア】坂本花織が3連覇達成、2位千葉百音、3位島田麻央…上位6選手得点

優勝を決め金メダルを手に記念撮影する坂本。左は2位の千葉。右は島田(撮影・滝沢徹郎)

<フィギュアスケート:全日本選手権>◇24日◇長野・ビッグハット◇女子フリー

今年で92回目を迎えた日本一決定戦の女子は、坂本花織(シスメックス)が3連覇を飾った。

上位選手の順位と得点は以下の通り。

<1位>坂本花織=233.12点(ショートプログラム=SP1位、フリー1位)

<2位>千葉百音=209.27(S3位、フリー2位)

<3位>島田麻央=202.18(SP7位、フリー3位)

<4位>上薗恋奈=200.69(SP6位、フリー4位)

<5位>三原舞依=199.56(SP4位、フリー5位)

<6位>渡辺倫果=194.88(SP8位、フリー7位)

女子フリーの演技を終えガッツポーズする坂本(撮影・滝沢徹郎)
女子フリーの演技をする千葉(撮影・滝沢徹郎)
女子フリーの演技をする島田(撮影・滝沢徹郎)
金メダルを手に記念撮影する坂本(撮影・滝沢徹郎)
女子フリーの演技をする坂本(撮影・滝沢徹郎)
女子フリーの演技を終え氷をたたく坂本(撮影・滝沢徹郎)
女子フリーの演技をする坂本(撮影・滝沢徹郎)
女子フリーの演技をする坂本(撮影・滝沢徹郎)
女子フリーの演技を終えガッツポーズする坂本(撮影・滝沢徹郎)
女子フリーの演技に臨む坂本(撮影・滝沢徹郎)
公式練習に臨む坂本(撮影・滝沢徹郎)
公式練習で転倒する坂本(撮影・滝沢徹郎)
公式練習をする坂本(撮影・滝沢徹郎)
公式練習をする坂本(撮影・滝沢徹郎)
公式練習を終え涙を流す坂本(撮影・滝沢徹郎)
優勝の坂本は笑顔でファンに手を振る(撮影・滝沢徹郎)
女子フリーの演技をする坂本(撮影・滝沢徹郎)
女子フリーの演技を終え手を振る島田(撮影・滝沢徹郎)

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【フィギュア】山下真瑚5大会ぶり1ケタ8位「強化選手でないのに最終グループですごく幸せ」

女子フリーの演技をする山下(撮影・滝沢徹郎)

<フィギュアスケート:全日本選手権>◇24日◇長野・ビッグハット◇女子フリー

ショートプログラム(SP)2位発進の山下真瑚(20=中京大)がフリー122・23点、合計192・15点をマークした。総合順位は8位となった。

18年で6位となって以降は2桁順位が続き、前回は16位だったが、5大会ぶりに1桁順位につけた。「回転不足もあると思いますが、滑っている時は楽しく滑れました。強化選手でもないのに、SP、フリーと最終グループで滑らせていただけることがすごく幸せで、恵まれていると感じました」とうなずいた。

冒頭ではルッツ-トーループの連続3回転ジャンプを着氷。その後も3回転フリップ、3回転ループなど、持ち前の大きなジャンプを降りた。

後半ではルッツ-トーループの連続3回転で転倒したものの、ダブルアクセル(2回転半)-2回転半の連続ジャンプ、3回転サルコーを着氷。観客の手拍子を受けながら、フリープログラム「燃えよ剣」の世界観を表現した。

22日のSP後には、日常生活でも集中すると呼吸が止まるクセがあると明かしていた。この日の呼吸を問われると「呼吸できました」と笑顔。存在感を発揮した大会を終え「(フリーでは)不安だった後半の2つのジャンプで転んだり、詰まったりしてしまった。悔しいですが、次につながる演技ができたかなと思います」と前を向いた。

女子フリーの演技をする山下(撮影・滝沢徹郎)
公式練習をする山下(撮影・滝沢徹郎)

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【フィギュア】千葉百音が209.27点で2位 初の表彰台「練習通りのいい演技ができた」

女子フリーの演技をする千葉(撮影・滝沢徹郎)

<フィギュアスケート:全日本選手権>◇24日◇長野・ビッグハット◇女子フリー

ショートプログラム(SP)3位の千葉百音(木下アカデミー)はフリー141・25点の合計209・27点で2位に入り、初めて表彰台に上った。

「2位という結果がまだ信じられないけれど、自分がしたい演技としては練習通りのいい演技ができた」

冒頭の3回転フリップ-3回転トーループを降りると、ダブルアクセル(2回転半)や3回転サルコーを次々と着氷。滑り終えるとホッとしたような表情で、拳を握りしめた。

グランプリ(GP)シリーズ第3戦フランス杯では9位となり涙の幕引き。試合前には頭がふらつき、氷の上に立っても足に力が入らなかった。

体力の衰えかと気に病み、帰国後に周囲のすすめで診療を受けたところ「運動誘発性ぜんそく」が判明。治療を始めて心身ともに整えることで、全日本に間に合わせた。

今春、京都の木下アカデミーに移籍したばかり。今季は結果が出ずに不安になる場面もあったが、浜田美栄コーチら周囲に支えられながら「全日本で結果を出せないとだめ」と覚悟を決めて挑み、2位に輝いた。 大舞台で結果を残したが「移籍した選択が間違いじゃなかった結末にしたい。まだまだその道の途中」。さらなる成長とともに、フィギュアスケートが「こんなに美しくて、きれいで、かつダイナミックな競技っていうのをもっともっと広めていく、その一員になれたら」と競技を盛り上げる一翼を担う構えを示した。

女子フリーの演技をする千葉(撮影・滝沢徹郎)
公式練習をする千葉(撮影・滝沢徹郎)

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【フィギュア】坂本花織”今季最高“で3年連続4度目V 3連覇かかる世界選手権代表入り

優勝の坂本は笑顔でファンに手を振る(撮影・滝沢徹郎)

<フィギュアスケート:全日本選手権>◇24日◇長野市ビッグハット◇女子フリー

ショートプログラム(SP)首位の坂本花織(23=シスメックス)が3年連続4度目の優勝を飾った。フリーも1位の154・34点を記録し、国際スケート連盟(ISU)非公認ながら自身の今季世界最高得点を上回る合計233・12点。3連覇が懸かる世界選手権(来年3月、モントリオール)代表入りした。

   ◇   ◇   ◇

坂本は決めポーズを解き、力いっぱい左拳を振り下ろした。幅のあるジャンプ7本全てで加点を得ると、最終盤のスピン中に場内の拍手が強まった。「自分との戦いだから、精いっぱいやってきなさい」。演技前の中野園子コーチの言葉通り、高い完成度で2位に23・85点差をつけて言った。

「今シーズンの目標が全日本と世界選手権の3連覇。まずは1つ目をクリアできて、ホッとしています」

全世界のスケーターが背中を追う世界女王だが、日常生活は「フッ軽(フットワークが軽い)」と笑う。6月上旬、姿は兵庫県北部豊岡市の全但バス但馬ドームにあった。行われていたのはソフトボールの兵庫県高校総体。神戸から車を約2時間走らせ、神戸野田高の同期と母校の応援に向かった。卒業から4年。高校時代もソフトボール部ではなく、在校生は自身の卒業後に入学。それでも「(現役部員と)面識はむちゃくちゃある。学校によく遊びにいくから」とほほえむ。

人や縁を大切にし、飾らない人柄は重圧からの逃げ場を作る。今季はグランプリ(GP)シリーズ3連勝を飾り、今大会のSPも2位と8・86点差。国内外の大会に優勝候補筆頭で臨み続ける。この日のフリー約7時間前。公式練習で精彩を欠き、中野コーチからの厳しい言葉に「それ今、言わなくていいんじゃないの?」と反抗した。幼少期からともに歩む同コーチは「それ(感情の起伏)が落ち着いたら、普通にできるのがいつものあれ(パターン)」と明かす愛の指摘。坂本は関係者の肩に委ねて泣きじゃくると、観戦に来た友人と話して切り替えた。

なぜ、勝ち続けられるのか-。答えはすぐに出た。

「経験が一番、自分を支えてくれている。プラス『周りの人がどれだけ支えてくれているか』というのが本当に大事だと思います」

国内での重圧を乗り越えたが、世界に出ても追われる立場は変わらない。来年3月には、2連覇中の女王として世界選手権に臨む。

「3連覇には、もうちょっとスピンだったりを、しっかりしないといけない。完璧な演技を世界選手権でできるように頑張ります」

女王は、自分のスタイルで未来へ進む。【松本航】

上位選手の順位と得点は以下の通り。

<1位>坂本花織=233.12点(ショートプログラム=SP1位、フリー1位)

<2位>千葉百音=209.27(S3位、フリー2位)

<3位>島田麻央=202.18(SP7位、フリー3位)

<4位>上薗恋奈=200.69(SP6位、フリー4位)

<5位>三原舞依=199.56(SP4位、フリー5位)

<6位>渡辺倫果=194.88(SP8位、フリー7位)

金メダルを手に記念撮影する坂本(撮影・滝沢徹郎)
優勝を決め金メダルを手に記念撮影する坂本。左は2位の千葉。右は島田(撮影・滝沢徹郎)
公式練習をする坂本(撮影・滝沢徹郎)
女子フリーの演技を終えガッツポーズする坂本(撮影・滝沢徹郎)
女子フリーの演技をする坂本(撮影・滝沢徹郎)
公式練習をする坂本(撮影・滝沢徹郎)
公式練習を終え涙を流す坂本(撮影・滝沢徹郎)
公式練習で転倒する坂本(撮影・滝沢徹郎)
公式練習に臨む坂本(撮影・滝沢徹郎)
女子フリーの演技に臨む坂本(撮影・滝沢徹郎)
女子フリーの演技をする坂本(撮影・滝沢徹郎)
女子フリーの演技をする坂本(撮影・滝沢徹郎)
女子フリーの演技を終え氷をたたく坂本(撮影・滝沢徹郎)
女子フリーの演技をする坂本(撮影・滝沢徹郎)
女子フリーの演技をする坂本(撮影・滝沢徹郎)
女子SPの演技を終え関係者に笑顔で手を振る坂本(中央)(撮影・滝沢徹郎)
女子SPの公式練習に臨む坂本(撮影・滝沢徹郎)
女子SPの演技を終え関係者に手を振る坂本(撮影・滝沢徹郎)
公式練習をする坂本(撮影・滝沢徹郎)

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【フィギュア】渡辺倫果「崩れなかった」今季初挑戦のトリプルアクセルは失敗も前向き

女子フリーの演技をする渡辺(撮影・滝沢徹郎)

<フィギュアスケート:全日本選手権>◇24日◇長野・ビッグハット◇女子フリー

SP8位の渡辺倫果(21=TOKIOインカラミ/法大)がフリーで131・22点を記録し、合計194・88点とした。21年大会と同じく総合6位となった。

今季初めてトリプルアクセル(3回転半)を構成に入れたが、そのジャンプで冒頭に転倒。それでもしっかりと気持ちを切り替え、最後まで演じ切った。

中国杯後の約1カ月で、全体的なジャンプの安定感の向上を実感していたという。トルプルアクセルについても「少しずつではあるけれど、ちゃんと戻すこともできている。結果として成功にはならなかったですが、失敗しても崩れなかった。そこは成長したなと思っている」。

ミスが出たあとにも切り替えて滑り終えた。「自分の世界観を崩さず、ただ次のことに集中。失敗したものはもう戻っては来ないので、やり直すこともできないので、切り替えて、残りジャンプを前向きに考えながらやっていけた」と話した。

女子フリーの演技をする渡辺(撮影・滝沢徹郎)
女子フリーの演技をする渡辺(撮影・滝沢徹郎)

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【フィギュア】三原舞依は笑顔の5位 今季はケガで出遅れも「最後まで全力を出して滑り切れた」

女子フリーの演技をする三原(撮影・滝沢徹郎)

<フィギュアスケート:全日本選手権>◇24日◇長野・ビッグハット◇女子フリー

ショートプログラム(SP)4位発進の三原舞依(24=シスメックス)がフリー131・86点、合計199・56点をマークし、総合5位となった。

フィニッシュすると軽やかな足取りで喜び、笑顔でガッツポーズ。「NHK杯が終わってから全日本まで毎日、自分の精いっぱいを尽くして練習してきて。まだまだ練習の中で納得のいく演技ができた回数はほんとに少ない中、こうして今日最後まで全力を出し切ることができて。たくさんの方々の声援のおかげで、先生方のサポートやたくさんの方々のおかげで、滑り切れたと思います」と充実感を漂わせた。

雄大な曲調の「ジュピター」に乗り、さっそうと滑りだした。冒頭のダブルアクセル(2回転半)-3回転トーループを降りると、続く3回転ルッツ-2回転半も着氷。中盤の3回転サルコーでは乱れが生じたが、5本目の3回転ループ-2回転トーループ-2回転ループの連続3回転は降りた。

後半には三原の持ち味でもある伸びやかなロングスパイラルを披露。笑顔で滑り終え、観衆から喝采を浴びた。

右足首の故障の影響もあり、11月上旬のGPシリーズ中国杯を欠場。今季初戦は“自己最遅”となる11月のNHK杯までずれ込んだが、その後は今大会へ懸命に調整してきた。SPでは4分の1回転不足をとられながらも、3本のジャンプを着氷。フリーでも全7本のジャンプを降りた。

女子フリーの演技をする三原(撮影・滝沢徹郎)
公式練習をする三原(撮影・滝沢徹郎)

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【フィギュア】上薗恋奈に歓声!13歳で4位!伊藤みどり以来43大会ぶり表彰台まで1.49点

女子フリーの演技を終え手を振る上薗(撮影・滝沢徹郎)

<フィギュアスケート:全日本選手権>◇24日◇長野・ビッグハット◇女子フリー

ショートプログラム(SP)6位発進の上薗恋奈(13=LYS)がフリー134・47点の合計200・69点で、ジュニアからの飛び級で初出場ながら4位に食い込んだ。伊藤みどり以来43大会ぶりとなる中学1年以下の表彰台こそ届かなかったが、銅メダルの3位まで1・49点差と肉薄し、大会を大いに盛り上げた。

最終グループの1番滑走で登場し、冒頭のルッツ-トーループの連続3回転ジャンプを降りると、3回転ループ、3回転フリップ-2回転トーループの連続ジャンプを着氷させた。後半でもスピードに乗り、安定感のある演技を披露。最終7本目でもダブルアクセル(2回転半)-2回転半-2回転トーループの連続3回転も降りた。

伸びやかな滑りでプログラムを表現。晴れやかな表情でフィニッシュすると、大歓声が送られた。

「まずは自分のやりたい形で自己ベストを出せたことは良かったかなと思いますし、うれしいです。いつもだとジャンプばかりに集中しちゃうんですけど、今日は振り付けだったり、プログラムだったりに集中できて、あとジャンプも付いてきたっていうのは良かったかなと思います。やっぱり上手な選手たちの中で滑れたっていうのはすごく感謝ですし、これからにも生かしていきたいなって思います」

初の全日本で堂々の200点台。「うーん、そんなに点数にはこだわっていなかったので、すごくビックリなんですけど、まずは今できることを、今できることを全部出せたと思ってるので、そこは良かったかなって思っています」と将来への期待を膨らませた。

ジュニア1年目の新星。宇野昌磨らを育成した樋口美穂子コーチに指導を仰ぎ、今月上旬にジュニアGPファイナルでは、初出場ながら銅メダルを獲得した。今大会もSPではジュニア勢トップにつけていた。

女子フリーの演技を終え笑顔の上薗(撮影・滝沢徹郎)
女子フリーの演技をする上薗(撮影・滝沢徹郎)
女子フリーの演技をする上薗(撮影・滝沢徹郎)
公式練習をする上薗(撮影・滝沢徹郎)
公式練習をする上薗(撮影・滝沢徹郎)
公式練習をする上薗(撮影・滝沢徹郎)
公式練習を終えた上薗(撮影・滝沢徹郎)
公式練習をする上薗(撮影・滝沢徹郎)
公式練習をする上薗(撮影・滝沢徹郎)

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【フィギュア】吉田陽菜、3回転半が1回転半になり肩落とす「すごい悔しかった」

女子フリーの演技をする吉田(撮影・滝沢徹郎)

<フィギュアスケート:全日本選手権>◇24日◇長野・ビッグハット◇女子フリー

ショートプログラム(SP)9位発進の吉田陽菜(18=木下アカデミー)は涙で大会を終えた。

フリー131・49点で、合計194・22点を記録。総合7位となった。

冒頭のトリプルアクセル(3回転半)は思い切りいくつもりで挑んだが、1回転半になり「絶対に降りてやるという気持ちだったのですごい悔しかったです」。

その後は次々とジャンプを着氷させたが、2回転半-3回転トーループも期待していた加点を得られず肩を落とした。

今季はシニアとして初めてグランプリ(GP)シリーズに出場し、GPファイナルにも進出。初出場にして銅メダルに輝いた。

ただし、目標としてきた全日本でノーミスの演技をすることはかなわず「この全日本選手権は1年を通してもすごい大切な試合。来年は表彰台を狙っていけるぐらいの自信をつけて戻ってきたい」と来年のリベンジを誓った。

女子フリーの演技をする吉田(撮影・滝沢徹郎)

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【フィギュア】島田麻央、3回転半着氷も4回転トーループは転倒「この舞台はほかの試合と違う」

女子フリーの演技を終え手を振る島田(撮影・滝沢徹郎)

<フィギュアスケート:全日本選手権>◇24日◇長野・ビッグハット◇女子フリー

ショートプログラム(SP)7位発進の島田麻央(15=木下アカデミー)は136・95点の合計202・18点を記録した。キスアンドクライでは、表情を変えずに評価を受け止めた。

冒頭のトリプルアクセル(3回転半)を着氷。4回転トーループは転倒したが、その後は切り替えてジャンプを次々と成功。ループは力が入ってしまい1回転になったが、安定感ある演技を披露した。

昨年は3位。大勢の観客、独特の空気感に体がこわばってしまったため、2回目の今年の目標は「楽しんで滑りたい」を据えた。この1年の間にジュニアグランプリ(GP)ファイナルや世界選手権を経験し、世界ジュニア女王として帰ってきたが、今回もスタート位置に立つと足が震えた。

「やっぱりこの舞台はほかの試合と違う緊張感があって、それに今年も勝てなかった」。

今月上旬のジュニアGPファイナルでは、トリプルアクセル(3回転半)と4回転ジャンプを日本女子として初めて同時成功させ、SP2位から逆転優勝を果たした。同時成功の確率を「4割」まで上げつつ、失敗しても切り替えられる練習を積んできた。

今大会では数値として掲げた昨年の得点(202・79点)超えにはわずかに届かなかったが、冬季ユースオリンピック(来年1月開幕、韓国)へ「ノーミスの演技ができるように頑張りたい」と気持ちを新たにした。

女子フリーの演技をする島田(撮影・滝沢徹郎)
女子フリーの演技で転倒する島田(撮影・滝沢徹郎)
女子フリーの演技をする島田(撮影・滝沢徹郎)
公式練習をする島田(撮影・滝沢徹郎)
公式練習をする島田(撮影・滝沢徹郎)
公式練習をする島田(撮影・滝沢徹郎)

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【フィギュア】SP15位の樋口新葉は合計180.67点「滑りきれて、けがなく終えられた」 

女子フリーの演技をする樋口(撮影・滝沢徹郎)

<フィギュアスケート:全日本選手権>◇24日◇長野・ビッグハット◇女子フリー

ショートプログラム(SP)15位発進の樋口新葉(22=ノエビア)は、フリー122・70点の合計180・67点を記録した。2年ぶりの全日本を総合12位で終えた。

自身のスケート人生を表現する「Fix You/Paradise」を演技。冒頭のトリプルアクセル(3回転半)を転倒し、最後のフリップも1回転になるなどミスもあったが「自分らしい演技ができたかな」と振り返った。

昨季は4月に負った右腓骨(ひこつ)疲労骨折の治療に専念しながら「精神的なリフレッシュ」のために休養にあてた。今春本格的に練習を再開し、2年ぶりに全日本の舞台まで帰ってきた。

「1年前は全日本にいるっていうことが全く想像できていなかった。ここで滑れることがとりあえずほっとしたし、滑りきれて、けがなく終えられたということがよかった」

今季はグランプリ(GP)シリーズにも参戦。試合が決まることで競技への気持ちが強くなり、復帰1季目にして3回転半も組み込めるようになった。

全日本の演技を終え、あらためて「復帰の年にしてはいいシーズンで全日本まで来ることができた」と振り返り「こういう舞台で結果を残していけるように」とさらなる飛躍を誓った。

女子フリーの演技をする樋口(撮影・滝沢徹郎)
女子フリーの演技に臨む樋口(撮影・滝沢徹郎)

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【フィギュア】住吉りをん4T転倒 「過信」の1年「怖くて逃げたかったけど」来季つながる挑戦

女子フリーの演技をする住吉(撮影・滝沢徹郎)

<フィギュアスケート:全日本選手権>◇24日◇長野市ビッグハット◇女子フリー

今季のグランプリ(GP)ファイナルに初進出の実力も、ショートプログラム(SP)でまさかの17位発進となった住吉りをん(20=オリエンタルバイオ/明治大)が128・52点の合計185・22点をマークした。総合順位も10位へと巻き返した。

冒頭、ダブルアクセル(2回転半)-3回転トーループの2連続ジャンプを決めた後、国際スケート連盟(ISU)公認大会で日本女子初の成功を遂げた大技4回転トーループへ。軸が傾き、転倒したが、その後は3回転ジャンプ4種5本を降りてリカバリーした。

演技後は「4回転に関しては、今までで一番調子が悪い中で臨むことになってしまって、不安しかなかったんですけど、ここで抜くっていう選択肢は自分の頭の中にはなくて」と挑戦を決断したと明かした。

「直前で怖くなってしまって、フラッシュバックして氷に乗れないくらいで、逃げたくなってしまったんですけど」という状態に陥っていたが「周りを気にしている場合じゃないし、ここで逃げてどうするの? って言われて」覚悟を決めた。

GPファイナルの出場者6人に食い込む飛躍も「自分を過信していると分かりました」と隠すことなく口にした。「来年は弱さを1つずつ克服して、この舞台に戻ってきたい」と省みつつ「最後は笑顔で終わりたい」と成長を誓っていた。

女子フリーの演技をする住吉(撮影・滝沢徹郎)
女子フリーの演技で転倒する住吉(撮影・滝沢徹郎)

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【フィギュア】田中梓沙、西山真瑚組、優勝逃すも大舞台で健闘「もう1個高いところ目指して」

アイスダンスで銀メダルの田中(左)と西山(撮影・滝沢徹郎)

<フィギュアスケート:全日本選手権>◇24日◇長野市ビッグハット◇アイスダンス・フリーダンス(FD)

リズムダンス(RD)首位発進の“あずしん”こと田中梓沙、西山真瑚組(オリエンタルバイオ)は、FD105・35点を記録し、合計176・43点で2位となった。

RD2位発進の小松原美里、尊組(倉敷FSC)に逆転を許し、初出場優勝とはならなかったものの、大舞台で健闘。西山は「見えないプレッシャーがあったけど、その中でうまく演技をまとめられてよかった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

ツイズルやリフトなどを落ち着いて決め、表情豊かに滑りきった。演技後には、2人で手を取りあい、かみしめるようにゆっくりと氷を後にした。

今年5月にカップルを結成。小松原組と同じカナダ・モントリオールを拠点に練習を積む。また、3位となった「うたまさ」こと吉田唄菜、森田真沙也組(木下アカデミー)も同じく今季結成のヤングカップル。その3組が、1~3位まで約3点差の接戦を演じた。西山は「国内にもたくさんのライバルがいるのは、今までのアイスダンスでもなかなかないこと。モチベーションになるし、競技力向上のガソリンになる」。全日本の余韻に浸ることなく、早くも意欲をたぎらせた。

満足感はあるが、ここで足踏みするつもりはない。次の予定は「立てられない」としながらも、すぐにモントリオールへ戻り、課題の修正にとりかかる。「来年は1番を目指して、もう1個高いところを目指して頑張りたい」と言った。初めての全日本で得た収穫を、さらなる飛躍につなげる。

アイスダンス・フリーの演技をする田中(左)と西山(撮影・滝沢徹郎)
アイスダンス・フリーの演技をする田中(左)と西山(撮影・滝沢徹郎)
アイスダンス・フリーの演技をする田中(左)と西山(撮影・滝沢徹郎)
アイスダンス・フリーの演技をする田中(左)と西山(撮影・滝沢徹郎)
アイスダンス・フリーの演技をする田中(右)と西山(撮影・滝沢徹郎)
アイスダンスで金メダルを手に記念撮影する小松原(左3人目)と尊(同4人目)。左から銀メダルの西山、田中、2人おいて銅メダルの吉田、森田(撮影・滝沢徹郎)

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【フィギュア】小松原美里、尊組5度目V「お尻に火が付き続け」新生カップルに先頭は譲らない

アイスダンス・フリーの演技を終え笑顔の小松原(右)と尊(撮影・滝沢徹郎)

<フィギュアスケート:全日本選手権>◇24日◇長野市ビッグハット◇アイスダンス・フリーダンス(FD)

22年北京五輪団体銅メダルの小松原美里(31)尊(32)夫婦組(倉敷FSC)が2年ぶり5度目の優勝を飾った。リズムダンス(RD)2位発進で迎えたFDは2位の107・50点で、合計178・39点。結成1季目の2位田中梓沙、西山真瑚組(オリエンタルバイオ)を1・96点差で振り切り、美里は「(21年大会の)オリンピック選考会とあまり変わらない緊張。お尻に火が付き続けていて『熱い、熱い』という感じです」と安堵(あんど)した。

負けられなかった。昨季まで頂点を競った村元哉中さん、高橋大輔さんが現役引退。入れ替わるように結成1季目のカップルが台頭した。西日本選手権では、よもやの3位。この日は大人の滑りを前面に出し、尊は「(多回転の片足ターン)ツイズルで回転が一緒にできたから『いける』と自分に言い聞かせていた」と極度の緊張を乗り越えた。

年が明ければ、国際大会への出場が見込まれるシーズン後半戦に入る。RDのダイアゴナル・ステップシークエンスに伸びしろを残し、美里は「点がグッと上がるように仕上げていきたい」。結成8季目の夫婦は、日本アイスダンス界の先頭を譲らない。【松本航】

アイスダンスで金メダルの小松原(左)と尊(撮影・滝沢徹郎)
アイスダンスで金メダルを手に記念撮影する小松原(左3人目)と尊(同4人目)。左から銀メダルの西山、田中、2人おいて銅メダルの吉田、森田(撮影・滝沢徹郎)
アイスダンス・フリーの演技をする小松原(左)と尊(撮影・滝沢徹郎)
アイスダンス・フリーの演技をする小松原(右)と尊(撮影・滝沢徹郎)
アイスダンス・フリーの演技をする小松原(左)と尊(撮影・滝沢徹郎)
アイスダンス・フリーの演技をする小松原(左)と尊(撮影・滝沢徹郎)
アイスダンス・フリーの演技をする小松原(左)と尊(撮影・滝沢徹郎)
アイスダンス・フリーの演技をする小松原(右)と尊(撮影・滝沢徹郎)
アイスダンス・フリーの演技を終えた小松原(左)と尊(撮影・滝沢徹郎)

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【フィギュア】小松原美里、尊組2年ぶり5度目の全日本V 田中&西山組2位、吉田&森田組3位

アイスダンスで金メダルの小松原(左)と尊(撮影・滝沢徹郎)

<フィギュアスケート:全日本選手権>◇24日◇長野市ビッグハット◇アイスダンス・フリーダンス(FD)

リズムダンス(RD)2位発進の小松原美里、尊組(倉敷FSC)が2年ぶり5度目の優勝を飾った。フリーダンス(FD)107・50点をマークし、合計178・39点。息の合ったツイズルなどで観衆を魅了し、アイスダンスをけん引してきたベテランの意地を見せた。

RD首位発進の田中梓沙、西山真瑚組(オリエンタルバイオ)はFD105・35点、合計176・43点で2位。RD3位発進の吉田唄菜、森田真沙也組(木下アカデミー)はFD1位となる109・17点を記録したが、合計173・17点で3位となった。

アイスダンスで金メダルを手に記念撮影する小松原(左3人目)と尊(同4人目)。左から銀メダルの西山、田中、2人おいて銅メダルの吉田、森田(撮影・滝沢徹郎)
アイスダンス・フリーの演技をする小松原(左)と尊(撮影・滝沢徹郎)
アイスダンス・フリーの演技をする小松原(右)と尊(撮影・滝沢徹郎)
アイスダンス・フリーの演技をする小松原(左)と尊(撮影・滝沢徹郎)
アイスダンス・フリーの演技をする小松原(左)と尊(撮影・滝沢徹郎)
アイスダンス・フリーの演技をする小松原(左)と尊(撮影・滝沢徹郎)
アイスダンス・フリーの演技をする小松原(右)と尊(撮影・滝沢徹郎)
アイスダンス・フリーの演技を終えた小松原(左)と尊(撮影・滝沢徹郎)
アイスダンス・フリーの演技を終え笑顔の小松原(右)と尊(撮影・滝沢徹郎)

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【フィギュア】坂本花織が最終調整 最終滑走で21時3分、上薗恋奈20時23分/フリー滑走順

公式練習に臨む坂本(撮影・滝沢徹郎)

<フィギュアスケート:全日本選手権>◇24日◇長野市ビッグハット◇女子公式練習

3連覇が懸かるショートプログラム(SP)首位の坂本花織(23=シスメックス)が、夜のフリーに向けて最終調整した。

フリー曲をかけての通しでは、演技後半のフリップ-トーループの連続3回転でフリップが2回転。単発になるなど精彩を欠き、涙を流す場面もあった。

SP2位の山下真瑚(中京大)は冒頭のルッツ-トーループの連続3回転などを着氷させ、SP6位で13歳の上薗恋奈(LYS)も最終盤の乱れ以外は完成度高く演技。SP7位の島田麻央(木下アカデミー)はトリプルアクセル(3回転半)を着氷させた。

女子フリーは午後5時開始予定。主な滑走順は以下の通り。

〈13〉松生理乃(SP12位=中京大)※午後7時27分開始

〈14〉青木祐奈(SP11位=日大)※同7時35分開始

〈15〉横井きな結(SP10位=中京大)※同7時43分開始

〈16〉吉田陽菜(SP9位=木下アカデミー)※同7時51分開始

〈17〉渡辺倫果(SP8位=TOKIOインカラミ/法政大)※同7時59分開始

〈18〉島田麻央(SP7位=木下アカデミー)※同8時7分開始

〈19〉上薗恋奈(SP6位=LYS)※同8時23分開始

〈20〉河辺愛菜(SP5位=中京大)※同8時31分開始

〈21〉三原舞依(SP4位=シスメックス)※同8時39分開始

〈22〉千葉百音(SP3位=木下アカデミー)※同8時47分開始

〈23〉山下真瑚(SP2位=中京大)※同8時55分開始

〈24〉坂本花織(SP1位=シスメックス)※同9時3分開始

公式練習をする上薗(撮影・滝沢徹郎)
公式練習を終え涙を流す坂本(撮影・滝沢徹郎)
公式練習をする坂本(撮影・滝沢徹郎)
公式練習をする上薗(撮影・滝沢徹郎)
公式練習を終えた上薗(撮影・滝沢徹郎)
公式練習をする上薗(撮影・滝沢徹郎)
公式練習をする上薗(撮影・滝沢徹郎)

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