日刊スポーツ

錦織「強くなって戻る」右肘痛で楽天OPなど欠場

錦織「強くなって戻る」右肘痛で楽天OPなど欠場

錦織圭(2019年5月撮影)

男子テニスで、世界8位の錦織圭(29=日清食品)が21日、右ひじの治療のため、30日開幕の楽天ジャパンオープン(東京・有明)を欠場すると発表した。また、続く10月6日開幕の上海マスターズ(中国・上海)、10月14日のユニクロのフェデラーとの慈善試合(東京・有明)も欠場する。

錦織は、自身の公式アプリで「全仏から悩まされてきた右ひじの痛みは、確実に良くなってきている。ただ、医者らと話し、まだ3~4週間はテニスをしない方がいいと決めた」と欠場の理由を述べた。

錦織は、全仏準々決勝でナダル(スペイン)と対戦。敗退後、右ひじの痛みを訴えており、9月8日に閉幕した全米前には「まだ違和感がある。完璧には治っていない」と話していた。この日のコメントの中では「腫れがあり水がたまっている」と症状を初めて明かし、「100%ではない」としている。

錦織は09年に右ひじの内視鏡手術を受け、約1年間、ツアーから遠ざかった経験を持つ。その時の思いが、今回の苦渋の決断につながったに違いない。そして「最も好きな大会に出られないのは非常に残念。ただ、必ず強くなって戻ってくる」としている。

ただ、その後の出場が予定されている10月21日開幕のエルステバンクオープン(オーストリア・ウィーン)、同28日から始まるパリ室内(フランス・パリ)からの欠場は、まだ明らかにしていない。

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大坂なおみ「なんでやねん」雨天順延でまた神対応

降雨で試合が中止となり、ファンに手を振り引き揚げる大坂(撮影・前田充)

<テニス:東レ・パンパシフィックオープン>◇20日◇大阪・ITC靱テニスセンター◇シングルス準々決勝

世界4位の大坂なおみ(21=日清食品)が、またまたファンに神対応だ。

降雨のため、シングルス準々決勝4試合、ダブルス準決勝2試合が予定されていたが、シングルス1試合を消化しただけで、大坂と同36位のプティンツェワ(カザフスタン)の準々決勝などは21日に順延となった。

大坂は、降雨の中、会場で待ち続けるファンに、会場を去る前に現れ「今日は来てくれてありがとう」。知っている関西弁はと問われ「毎度、おおきに。なんでやねん」とリップサービスで、神対応だった。

降雨で試合が中止となり、ファンに手を振り引き揚げる大坂(撮影・前田充)

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土居美咲金星8強「クリアになった」好調維持し冷静

スマッシュを決めガッツポーズをする土居美咲(撮影・奥田泰也)

<テニス:東レ・パンパシフィックオープン>◇19日◇大阪・ITC靱テニスセンター◇シングルス2回戦

世界83位で大会推薦出場の土居美咲(28=ミキハウス)が、今年の全米8強の強豪を下す金星でベスト8に進出だ。

同21位のベキッチ(クロアチア)に7-6、6-3のストレート勝ち。今大会と同レベルの大会では、約3年2カ月ぶりのベスト8入りとなった。準々決勝で、同41位のパブリュチェンコワ(ロシア)と対戦する。

   ◇   ◇   ◇

土居は第1、2セットともに、劣勢から追いつく粘り強さで勝った。得意の左利きのフォアから繰り出すショットで、相手のミスを引き出した。

先週の広島でシングルス準優勝、ダブルスに優勝してから好調を維持し「(組み立てとか)頭を整理して、クリアになって冷静になっていた」。この日もシングルスの後のダブルスにも勝ち、1日2勝だ。

勝利した土居美咲はファンにサインをする(撮影・奥田泰也)
ショットを放つ土居美咲(撮影・奥田泰也)
勝利した土居美咲はファンの声援に応える(撮影・奥田泰也)

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土居美咲が金星8強、全米8強をストレートで撃破

ドナ・ベキッチに勝利した土居美咲はファンの声援に応える(撮影・奥田泰也)

<テニス:東レ・パンパシフィックオープン>◇19日◇大阪・ITC靱テニスセンター◇シングルス2回戦

世界83位で大会推薦出場の土居美咲(28=ミキハウス)が今年の全米8強の強豪を下す金星で、ベスト8に進出だ。同21位のベキッチ(クロアチア)に7-6、6-3のストレート勝ち。準々決勝では、同8位のベルテンス(オランダ)-同41位のパブリュチェンコワ(ロシア)の勝者と対戦する。

第1セット、土居は3-5から追いつき、タイブレークで一気に3-0とリード。一時は5オールに並ばれたが、そこから2点を奪い突き放した。第2セットも、滑り出しは0-2となったがすぐに4ゲームを連取。全米で8強入りした強豪にストレート勝ちだ。

土居が、今大会と同様のレベルの大会で8強入りしたのは、16年7月のウエスト銀行クラシック以来約3年2カ月ぶり。この勝利で、23日発表の最新世界ランキングで75位前後に上昇するため、20年6月8日の世界ランキングで選ばれる20年東京五輪代表も十分に現実的になってきた。

◆東レ・パンパシフィックオープンは、WOWOWで9月16日~22日、連日生中継。WOWOWメンバーズオンデマンドでも配信。

ドナ・ベキッチに勝利した土居美咲はファンにサインをする(撮影・奥田泰也)

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大坂なおみ次戦相手は大の苦手“生地”で雪辱なるか

練習前にストレッチをする大坂

<テニス:東レ・パンパシフィックオープン>◇19日◇大阪・ITC靱テニスセンター◇シングルス2回戦ほか

世界4位で第1シードの大坂なおみ(21=日清食品)が、準々決勝で因縁の相手と対決だ。19日の2回戦で、同36位のプティンツェワ(カザフスタン)が勝ち、20日に予定されている準々決勝で大坂と対戦することになった。

対戦成績は、大坂の0勝3敗で、直近では今年のウィンブルドン1回戦で対戦し、敗れた相手だ。それも“聖地”センターコートの悲劇で、大坂はあまりのショックで、記者会見の途中で「泣きそう」と退出してしまった。

1セットも奪ったことがなく、大の苦手とする因縁の相手は、この日、「いい試合ができると思っている」と余裕の笑みを漏らした。しかし、ここは聖地ではなく、大坂の“生地”、大阪。2回戦に勝った後も「負けられないでしょう」と自信をのぞかせていた。

この日の練習にも、前日同様、約300人のファンが殺到。父フランソワさんの意向で、球に縦回転をかける練習を取り入れ、しっかりとストロークを安定させるスタイルを構築中だ。

◆東レ・パンパシフィックオープンは、WOWOWで9月16日~22日、連日生中継。WOWOWメンバーズオンデマンドでも配信。

フォアを打つ大坂

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大坂なおみ「大坂が大阪で勝つ。いいんじゃない?」

トモバに勝利した大坂なおみはファンの声援に笑顔を見せる(撮影・奥田泰也)

<テニス:東レ・パンパシフィックオープン>◇18日◇大阪・ITC靱テニスセンター◇シングルス2回戦

世界4位で第1シードの大坂なおみ(21=日清食品)が生まれ故郷の大阪で、5年ぶりの勝利だ。

予選勝者で同181位のトモバ(ブルガリア)にてこずったが7-5、6-3のストレート勝ち。準々決勝では同36位のプティンツェワ(カザフスタン)-同149位のフリンク(ロシア)の勝者と対戦する。

   ◇   ◇   ◇

コートにざらつきがあり、球が引っかかる。バウンドしてからの球足が遅く、相手の球も速くない。大坂はなかなか球を待ちきれず、ミスが出た。しかし、地力は数段上。第1セットは0-3、第2セットは0-2から逆転し、ジェンキンス氏とコーチ契約を解消して初の試合に勝利した。

会場は小さい頃、遊びで訪れた靱テニスセンターだ。生まれ故郷での勝利に、思わずご機嫌の日本語スピーチだ。「いつも、見に来てくれてありがとう」。3歳で米ニューヨークに移住したため記憶は曖昧だが、好物は「お好み焼き、たこ焼き!」と、漂うにおいは体に染みついている。

大阪での試合は14年ジャパン女子オープン以来。当時は、世界265位で全くの無名だった。今回は試合前に約300人のファンがサインを求め殺到するなど、世界女王になってから初の“凱旋(がいせん)”に「大坂が大阪で勝つ。いいんじゃない? 勝たないとまずいわ」。大阪での初優勝に向け、まずは1歩を踏み出した。【吉松忠弘】

トモバ戦の合間にバナナを食べる大坂なおみ(撮影・奥田泰也)
サーブが入らず渋い表情を見せる大坂なおみ(撮影・奥田泰也)

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大坂なおみ大阪で5年ぶり勝利、初戦突破8強進出

バックハンドでリターンする大坂なおみ(撮影・奥田泰也)

<テニス:東レ・パンパシフィックオープン>◇18日◇大阪・ITC靱テニスセンター◇シングルス2回戦

世界4位で第1シードの大坂なおみ(21=日清食品)が、生まれ故郷の大阪で5年ぶりの勝利だ。

予選勝者で同181位のトモバ(ブルガリア)にてこずったが7-5、6-3のストレート勝ち。ベスト8に進出だ。準々決勝では同36位のプティンツェワ(カザフスタン)-同149位のフリンク(ロシア)の勝者と対戦する。

コートにざらつきがあり、球が引っかかる。バウンドしてからの球足が遅く、相手の球も速くない。大坂はなかなか球を待ちきれず、ミスが出た。しかし地力は数段、大坂が上。第1セットは0-3、第2セットは0-2から逆転し、ジェンキンス氏をコーチ契約を解消して初の試合に勝利した。

会場は小さい頃、遊びで訪れた靱テニスセンターだ。3歳で米ニューヨークに移住したため、大阪の記憶は曖昧だが、好物は「お好み焼き、たこ焼き!」と、漂うにおいは体に染みついている。

大会前には、道頓堀を訪れ有名なグリコの電光掲示板の前で、同じバンザイのポーズで楽しんだ。

大阪での試合は14年ジャパン女子オープン以来。当時は世界265位で、全くの無名。誰も大坂のことなど知らなかった。

それが、今回は試合前に約300人のファンがサインを求め殺到するなど、世界女王になってから初の“凱旋(がいせん)”だ。生地での初優勝に向け、まずは1歩を踏み出した。

◆東レ・パンパシフィックオープンは、WOWOWで9月16日~22日、連日生中継。WOWOWメンバーズオンデマンドでも配信。

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大坂なおみ試合前神対応、警備員制止も足止めサイン

大坂なおみ(2019年9月15日撮影)

<テニス:東レ・パンパシフィックオープン>◇18日◇大阪・ITC靱テニスセンター◇シングルス2回戦ほか

世界4位で第1シードの大坂なおみ(21=日清食品)がファンサービスで神対応だ! 初戦の2回戦を前に約40分ほど練習。約300人のファンが、大坂の練習に殺到した。その後、練習コートから引きあげる時に、警備員が「試合前なのでやめてください」と、ファンがサインを迫ることを注意したにもかかわらず、大坂は足を止め、次から次へとサイン。写真にも収まる神対応。通常、試合前は、集中と緊張のためにサインなどを断る選手が多いが、大坂の神対応にファンは歓喜だった。

大坂は、2回戦で同181位のトモバ(ブルガリア)と対戦する。両者は初対戦。

◆東レ・パンパシフィックオープンは、WOWOWで9月16日~22日、連日生中継。WOWOWメンバーズオンデマンドでも配信。

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大坂なおみ元コーチ、獲得賞金支払い求めた訴え却下

大坂なおみ(2019年9月15日撮影)

女子テニスの大坂なおみ選手(日清食品)のマネジメント担当者は18日、ジュニア時代のコーチだったという男性が獲得賞金の一部の支払いを求めて起こしていた訴訟で、米フロリダ州の裁判所が訴えを却下したと明かした。マネジメント担当者は「内容について特にコメントすることはない」とした。

米メディアなどによると、2012年ごろに大坂を指導していた元コーチは「永久に賞金の20%を受け取る契約を結んだ」として今年2月に訴訟を起こしていたが、このほど裁判所は「法的な拘束力はない」との判断を示したという。

大坂は今週は大阪市で開催中の東レ・パンパシフィック・オープンに出場している。

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土居美咲、格上にストレートで6年ぶりの大会勝利

<テニス:東レ・パンパシフィックオープン>◇17日◇大阪・ITC靱テニスセンター◇シングルス1回戦

世界83位の土居美咲(28=ミキハウス)が、13年大会以来6年ぶりの勝利を飾った。

同44位でダブルス世界3位のムラデノビッチ(フランス)にわずか55分、6-1、6-2のストレート勝ちだ。「試合に入って、相手がいいイメージがないと感じた。カムバックさせないように集中した」。第1セットは1オールから、第2セットも1-2から、ともに5ゲームを連取して圧倒した。

先週の広島で行われた花キューピット・ジャパン女子オープンと、明暗が逆になった。土居は日本女子対決となった先週の決勝で日比野菜緒(ブラス)に敗れ、悔し涙を流した。しかし、優勝した日比野はこの日、1回戦負け。「いい感触を持って(大阪に)入ってきた」という土居は、広島の悔しさを、格上を退けることで晴らした。

この1勝で、23日に発表予定の最新世界ランキングで70位台に突入することが濃厚だ。もし70位台になると、17年8月14日の週以来、約2年ぶりとなる。次戦では、同21位のベキッチ(クロアチア)と対戦する。

◆東レ・パンパシフィックオープンは、WOWOWで9月16日~22日、連日生中継。WOWOWメンバーズオンデマンドでも配信。

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大坂なおみ、初戦は18日に181位ブルガリア選手

大坂なおみ(19年9月撮影)

女子テニスで、東レ・パンパシフィックオープン(大阪)に出場している世界4位で第1シードの大坂なおみ(21=日清食品)の初戦は、18日午後5時以降のセンターコート最後の第4試合に組み込まれた。

大坂は、同181位のトモバ(ブルガリア)と対戦する。両者は初対戦となる。

◆東レ・パンパシフィックオープンは、WOWOWで9月16日~22日、連日生中継。WOWOWメンバーズオンデマンドでも配信。

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大坂なおみが練習、「球が重い」男子選手も驚き

吉川協会女子代表コーチ(左)、父フランソワさん(真ん中)と話す大坂

高校総体、インカレ王者の日本男子がびっくりだ。女子テニスで、東レ・パンパシフィックオープン(大阪)に出場している世界4位で第1シードの大坂なおみ(21=日清食品)が17日、会場で約1時間半、みっちりと汗を流した。先週の13日から、今大会の練習相手として、毎日、大坂のヒッティングパートナーを務めるのは、現役の片山翔(30=伊予銀行)だ。

片山は、名門柳川高(福岡)で06年高校総体、早大では09年インカレを制し、プロ転向後は15年全日本で4強入りした。その片山が「女性のボールじゃない。ちゃんと構えないと打ち返せないほど球が重い」と、大坂の打球に驚いた。

大坂は、13日に、ジェンキンス氏とのコーチ契約解消をSNSで公表。今大会からは、父フランソワさんが代役でコーチを務める。ただ、日本テニス協会で大坂を担当する吉川真司女子代表コーチに練習の現場は任せ、フランソワさんは総監督のような立場だ。吉川コーチは、積極的に練習を組み立て、アドバイスを送り「(コーチがいなかった)昔に戻ったみたいな感じだった」。

順当に行けば、準々決勝で対戦するはずだった同23位のマルティッチ(クロアチア)が体調不良で欠場。マルティッチは、先週の鄭州(中国)で準優勝。波に乗っていただけに、大坂には、大阪で追い風だ!

◆東レ・パンパシフィックオープンは、WOWOWで9月16日~22日、連日生中継。WOWOWメンバーズオンデマンドでも配信。

父フランソワさん(右)と話す大坂

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大坂なおみ「本当に幸せ」大阪府と大阪市が表彰

松井市長から表彰され、笑顔を見せる大坂(撮影・吉松忠弘)

大阪府、大阪市、大坂なおみ! トリプル・オオサカが一堂に会した。

大阪府と大阪市は、18年全米、19年全豪の優勝の栄誉をたたえ16日、同市内のホテルで、女子テニス世界4位の大坂なおみ(21=日清食品)を、ともに表彰した。

同市からは「市長特別表彰」、同府からは「感動大阪大賞」が贈られた。松井一郎大阪市長は、「すいませんね、本当は国民栄誉賞なのに」と苦笑い。大坂は「やさしく迎えてくれてありがとう。ここで生まれたことに大きな意味があるし、ここに戻ってきたことは本当に幸せ」と喜んだ。

大坂は1997年(平9)10月16日に、同市内で生まれ3歳まで過ごした。出場中の東レ・パンパシフィック・オープンの会場であるITC靱テニスセンターでもテニスを習ったことがあるという。3歳で、父フランソワさんの親戚が住む米ニューヨークに移住した。

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大坂なおみ、コーチ代わり父とのコート内会話が注目

東レ・パンパシフィック・オープンテニスの会見で笑顔を見せる大坂なおみ(撮影・上山淳一)

13日に、女子テニスで世界4位の大坂なおみ(21=日清食品)が、ジェンキンス氏とコーチ契約を解消したと発表した。

16日に開幕する東レ・パンパシフィック・オープンでは、父フランソワさんが、代わりにコーチを務める。もともと父がコーチでジュニア時代を過ごしてきたので、大坂自身に違和感はないだろう。ただ、女子ツアーには、オンコート・コーチングという制度がある。各セットに1度だけ、コーチがコートに入って、選手に助言を与えることができるのだ。会話はマイクを通して、聞くことができる。大会に登録したコーチが父なら、父から助言を受けるという父娘の会話が聞けるのだ。果たして、大坂の父娘の会話はどんな感じなのだろう。東レ・パンパシフィックはWOWOWで連日生放送される。

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大坂なおみ、恋人問われ「パス1でお願い」一問一答

大坂なおみは会見で笑顔を見せる(撮影・上山淳一)

16日に開幕する女子テニス東レ・パンパシフィック・オープンに出場する大坂なおみ(21=日清食品)が15日、会場の大阪市ITC靱テニスセンターで記者会見した。この大会は16、18年に準優勝に終わり、悲願の初優勝を狙う。3歳まで育った故郷大阪でツアー大会に出るのは5年ぶり。会見の一問一答は次の通り。

-今大会の意気込み

「大阪に来たのはしばらくぶりで、この雰囲気を楽しみたい」

-大会前に契約を解消したジェンキンス・コーチの件について

「私は少し変化が必要だと考えた。しばらくは父がコーチとして一緒にいてくれる。時間をかけて次の新しいコーチを見つけたい」

-3歳まで会場のある靱公園で練習をしていた

「(大阪は)小さい頃過ごした特別な場所。ここでプレーしていたんだと振り返ることができる場所」

-改めて意気込みを

「2度決勝に進出したが、いずれも敗れているので今度は勝ちたい」

-先ほど練習しているときに、隣のコートで中学生が声を出して試合をしているのを見ていた

「かわいらしかった。自分はチームのような形でテニスをしたことがないので興味深く、面白く見ていた」

-大阪で行きたい場所は

「名前を覚えていないが、食べ物をいろいろ見られる通りがあった。そこにぜひ行ってみたい」

-今後どの部分は変えたいか

「コーチを代えたのは自分の直感で、ジェイが間違ったことをしたわけではない。自分自身が何かを変えなければと感じた」

-先日SNSで発信した恋人(人気ラッパーのYBNコーデー)のことを紹介できたら

「パス1でお願いします(笑い)」

-みんな彼のことについて応援したいと思っている

「センキュー(笑い)」

-疲れているように見える

「時差ボケで今朝3時に目が覚めてしまったので眠いです。こんな感じでごめんなさい。みなさんのことは心から愛しています」

会見に臨む大坂なおみ(撮影・上山淳一)

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大坂、コーチ契約解消の理由「直感のようなもの」

東レ・パンパシフィックオープンテニスの会見で笑顔を見せる大坂なおみ(撮影・上山淳一)

女子テニス世界4位の大坂なおみ(21=日清食品)が15日、ジャーメーン・ジェンキンス氏(米国)とのコーチ契約を解消をした理由について公の場でコメントした。

大阪市のITC靱テニスセンターで、16日に開幕する東レ・パンパシフィック・オープンに先だって行われた会見で言及した。

大坂は13日に自身のSNSで、今年2度目のコーチ契約解消を発表していた。「自分の直感のようなもので、ジェイが間違ったことをしたとか、そういうことではない。自分自身何かを変えなければいけないと感じた」と語った。新コーチについては「時間をかけて見つけたい」。コーチの代役は父フランソワさんが務めるという。

この大会では16、18年に決勝に進んだが、準優勝に終わった。「(大阪は)小さい頃過ごした特別な場所。今度は勝ちたい」と生まれ故郷での自身初となる優勝を目指す。第1シードの大坂は2回戦から登場する。【南谷竜則】

ジュニアレッスンで記念写真を撮るヤストレンスカ(前列左から2人目)と大坂(前列左から3人目)(撮影・上山淳一)

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世界4位大坂なおみ父との二人三脚で東レパンパシへ

大坂なおみ

女子テニスで、16日に開幕する東レパンパシフィックオープン(大阪)の本戦組み合わせ抽選が14日、行われ、世界4位で第1シードの大坂なおみ(21=日清食品)は初戦である2回戦で、予選勝者同士の勝ち上がりと対戦することになった。

大坂は1回戦は不戦勝。上位選手が順当に勝ち上がると、準々決勝で同23位のマルティッチ(クロアチア)、準決勝で同14位のスティーブンス(米国)、決勝では同8位のベルテンス(オランダ)との対戦が予想される。

大坂は13日に自身のSNSで、ジャーメイン・ジェンキンス氏(米国)とのコーチ契約解消を発表したばかり。父フランソワさんがコーチの代役を務める最初の大会となる。

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土居vs日比野!テニス世界ツアー決勝で日本人対決

左から日比野菜緒、土居美咲(2016年7月14日撮影)

女子テニスの世界ツアーで、史上2度目となる日本女子のシングルス決勝対決が実現した。

花キューピット・ジャパン女子オープンのシングルス準決勝が14日、広島で行われ、世界107位の土居美咲(28=ミキハウス)が同48位で第2シードのクデルメトワ(ロシア)に6-4、6-3のストレート勝ち。

同125位のブザルネスク(ルーマニア)をフルセットで下した同146位の日比野菜緒(24=ブラス)と15日に予定されている決勝で対戦する。日本女子同士のシングルス決勝は、97年4月のダナモンオープン(インドネシア)で、沢松奈生子が吉田友佳にストレート勝ちして以来22年ぶり2度目の快挙だ。

土居は15年ルクセンブルクオープン以来、日比野は15年タシケントオープン以来、ともに自身2度目のツー・シングルスタイトルを狙う。

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大坂なおみ「今後一緒に仕事しない」再びコーチ解任

大坂なおみ(19年9月撮影)

大坂が、再びコーチを解任だ。女子テニスで、18年全米、19年全豪を制し、日本男女を通じて史上初の世界ランキング1位になった大坂なおみ(21=日清食品)が、自身のSNSを13日に更新。「Jayとは、今後、一緒に仕事をしない」と明らかにした。Jayとは、19年2月にコーチに就任したジャーメイン・ジェンキンス(34=米国)氏のことだ。

大坂はSNSで「本当に感謝している。コート上でもコート外でも多くのことを学んだ。しかし、そろそろ変わることがいいと感じている。すべてに感謝している。最高の瞬間だった」と述べている。大坂のマネジメント会社によると、19年年末までは、父フランソワさんがコーチの代役を務め、20年に向けたオフシーズンに、次期コーチを決めるという。

大坂は、同年2月に、4大大会を連覇した時のコーチ、サーシャ・バイン氏(ドイツ)を突然解任。この時も、自らのSNSを使って電撃発表した。次期コーチとして、全米テニス協会のコーチに就任していたジェンキンス氏に指導を依頼。しかし、19年1月の全豪オープンに優勝し、直後に世界1位になって以来、重圧からか好不調の波が激しく優勝がない。

7月のウィンブルドンでは初戦で敗退し、記者会見を「泣きそう」と途中で切り上げるなど、精神的にも不安定な日が続いていた。9月の全米オープンでは4回戦で敗れたが、安定したメンタルで、課題だった精神面を克服したと言われていた。大坂は、16日に開幕する東レ・パンパシフィック(大阪・靱テニスセンター)に出場する。

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大坂なおみが恋人との熱々写真公開「愛している」

大坂なおみは恋人との写真をインスタグラムに投稿した

女子テニスで、18年全米、19年全豪を制し、日本男女を通じて史上初の世界1位になった大坂なおみ(21=日清食品)が12日、自身のSNSで、恋人の人気ラッパー、YBNコーデー(21=米国)との熱々写真を公開し、話題となっている。

米カリフォルニア州ロサンゼルスにあるハリウッドサインを背景に、YBNコーデーが大坂のほおにキスする写真を掲載し、「あなたといる人生は本当に最高。いつもあなたから学び、インスパイアされている。あなたといると、本当に感激。愛している」と書き込んだ。

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大坂解任のコーチ「スーパーグレートな日々」と感謝

19年6月1日、練習後に握手する大坂(左)とジェンキンス・コーチ(撮影・山崎安昭)

女子テニスで、18年全米、19年全豪を制し、日本男女を通じて史上初の世界1位になった大坂なおみ(21=日清食品)が13日、自身のSNSで「Jayとは、今後、一緒に仕事をしない」と、ジャーメイン・ジェンキンス(34=米国)氏とコーチ契約の解消を明らかにしたことを受け、ジェンキンス氏もSNSを更新した。

「こういう機会を与えてくれたことに本当に感謝している。人として、テニス選手として、君を知れたことは、本当に最高だった。一緒に過ごせた日々は、スーパーグレートだった。君とチームの今後を祈っている」と書き込んだ。

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大坂なおみ陥落 世界ランク4位、バーティが1位

大坂なおみ(2019年9月2日撮影=菅敏)

女子テニスの9日付世界ランキングが発表され、2連覇を狙った全米オープンで4回戦敗退の大坂なおみ(日清食品)は1位から陥落し、約8カ月ぶりに4位まで下がった。アシュリー・バーティ(オーストラリア)が1位に返り咲き、全米で初優勝した19歳のビアンカ・アンドレースク(カナダ)が15位から5位に浮上した。

カロリナ・プリスコバ(チェコ)が2位、エリナ・スビトリナ(ウクライナ)が3位だった。土居美咲(ミキハウス)は107位。(共同)

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ナダル4度目Vで涙を流す「最も感動的な瞬間だ」

全米オープン 2年ぶり4度目の優勝したナダル(ロイター)

<テニス:全米オープン>◇8日(日本時間9日)◇米国ニューヨーク◇男子優勝賞金385万ドル(約4億400万円)◇男子シングルス決勝ほか

世界2位のラファエル・ナダル(33=スペイン)が、17年以来2年ぶり4度目の優勝を果たした。初優勝を狙った同5位のダニル・メドベージェフ(ロシア)に7-5、6-3、5-7、4-6、6-4のフルセット勝ち。4大大会通算19勝目を挙げるとともに、フェデラーが持つ4大大会男子歴代最多20度の優勝に残り1勝と迫った。

3本目のマッチポイントで、メドベージェフのフォアのリターンがアウトになると、ナダルは、その場で大の字になり、全身で喜びを表した。「信じられない決勝だった。すごく大変な決勝で、最も感動的な瞬間だ」。会場のモニターに19回の4大大会優勝の瞬間が映像で流されると、感極まって涙を流した。

スタートから、ナダルの戦略は徹底していた。縦回転の効いた山なりの弾む球を、相手のバックサイドに深く配球。少しでも浅くなれば、相手の持ち味である上からたたき込むショットが襲ってくる。しかし、深く入れば、相手は体が前傾できず、力を伝えるのが難しくなりミスも増える。

返球されても緩くなり、コントロールも甘くなることで、ラリー戦の主導権を奪えるのだ。また、相手のバックのコースもクロスが多く、ナダルの得意なフォアに飛んでくる配球が功を奏した。しかし、第3セット以降、相手はバックのコースをストレートに変更。ナダルはバックを突かれてから形勢は逆転した。

最終セットは、一気にナダルが5-2とリードした。しかし、相手も開き直り、そこから2ゲームを奪い追い上げた。最後は、お互いに死力を尽くしたラリー戦になり、4時間50分の激闘の末、ナダルが制した。

◆全米オープンテニスは、WOWOWライブで9月12日に、男女シングルス決勝、車いすテニスの女子シングルス、男子ダブルス決勝などを録画放送。WOWOWメンバーズオンデマンドでも配信。

全米制覇で喜ぶナダル(AP)
全米オープン ガッツポーズするナダル(ロイター)

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ナダル2年ぶり4度目V、4大大会は19度目

全米オープン 2年ぶり4度目の優勝したナダル(ロイター)

<テニス:全米オープン>◇8日(日本時間9日)◇米国ニューヨーク◇男子シングルス決勝

第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)が第5シードのダニル・メドベージェフ(ロシア)を7-5、6-3、5-7、4-6、6-4で下し、2年ぶり4度目の優勝を果たした。

33歳のナダルは4大大会で19度目の頂点に立ち、優勝賞金385万ドル(約4億1200万円)を獲得した。23歳のメドベージェフは4大大会で初のタイトル獲得はならなかった。

女子ダブルスはエリーズ・メルテンス(ベルギー)アリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)組が初制覇した。

◆ナダルの話 試合を全てコントロールできたわけではなかった。厳しい試合だった。本当に勝てないかと思った。今はとてもうれしい。

◆メドベージェフの話 とにかく頑張るしかなかった。頑張れたが、最後に勝ちきることができなかった。忘れられない夜になった。しびれるような経験をした。(共同)

全米制覇で喜ぶナダル(AP)
全米制覇で喜ぶナダル(AP)
全米オープン ガッツポーズするナダル(ロイター)

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上地結衣準V、逆転負けも速攻攻撃テニスに手応え

フォアを打つ上地

<テニス:全米オープン>◇8日(日本時間9日)◇米国ニューヨーク◇車いすテニス女子シングルス決勝ほか

世界2位の上地結衣(25=三井住友銀行)が、18年全仏以来の4大大会シングルス優勝を惜しくも逃した。

今年、4大大会シングルス全勝で、同1位のデフロート(オランダ)に6-4、1-6、4-6のフルセットで逆転負け。しかし、「今までのスタイルなら、ここまで競れなかった」と、新たに取り入れた速攻攻撃テニスに手応えを感じていた。

第1セットは「自分の集中力が高かった。いい形で攻められた」と、その攻撃力で逃げ切った。しかし、第2セットになると、相手が遅攻に転じた。緩い山なりの球を多用し、ペースを落とした。「それに気がつかなかった。自分の球が悪いので、点を取れないと思っていた」。その緩い球につきあってしまった。

最終セット、相手の緩い球を、ライジングでとらえ、攻撃テニスに転じた。4オールまで競ったが、そこから2ゲームを連取され力尽きた。攻撃力では、まだ相手の方が上だった。それでも十分に見応えのある決勝だった。

女子の車いすテニスが、レベルアップした区切りの試合だったかもしれない。これまで、直線的な弾道で、決定打を量産する一般のプレーに近いスタイルを定着できたのはデフロートだけ。何度も世界1位を経験した上地でさえ、安定した緩いストロークでミスを抑え、展開力で相手のミスを誘うスタイルだった。

しかし、上地が攻撃的なスタイルを取り込んだことで、デフロートとの試合は、一気にラリーのレベルが上がった。ミスの少ない攻撃的な打ち合いは、これまでの女子の車いすテニスに、あまり見られなかったものだ。また、そこに女子車いすテニスが持ち味とする緩球が混じり、戦略の幅が広がった。

これで、対戦成績は14勝14敗の五分となった。女子の車いすテニス界、最大のライバルの対戦は、これから20年東京パラリンピックまで、高いレベルでの試合が期待される。

◆全米オープンテニスは、WOWOWで8月26日~9月9日、連日生中継。WOWOWメンバーズオンデマンドでも配信。

バックを打つ上地
サーブを打つ上地

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19歳アンドレースクが初優勝「夢が現実になった」

S・ウィリアムズを破り初優勝を決めてガッツポーズするアンドレースク(AP)

<テニス:全米オープン>◇7日(日本時間8日)◇ニューヨーク◇女子優勝賞金385万ドル(約4億400万円)◇女子シングルス決勝

女子テニス界に、また新たな新星が誕生した。世界15位のビアンカ・アンドレースク(19=カナダ)が、コート(オーストラリア)と並ぶ4大大会シングルス歴代最多24度目の優勝を狙った同8位のセリーナ・ウィリアムズ(米国)を6-3、7-5で下し、68年オープン化(プロ解禁)以降、カナダ女子として初の4大大会シングルス制覇を成し遂げた。

アンドレースクは、3度目のマッチポイントで、フォアのリターンを決めると、そのままラケットを放り投げた。セリーナと握手をした後は、コートの真ん中にあおむけで大の字になり、優勝の感激をしっかりと背中で受け止めた。「言葉にするのは難しいぐらい。夢が現実になった」。観客はほとんどがセリーナの声援だったが「全てをブロックして集中した」と笑顔を見せた。

セリーナに、負けじと劣らないパワーで、ストローク戦を制した。第1セットを奪い、第2セットも5-1とリードした。しかし、さすがに勝利を意識した緊張からか、ミスが生まれ、5オールに追いつかれた。そこから、サーブに苦しむセリーナに強烈なリターンを浴びせ打ち勝った。

昨年の3月から4月にかけて、日本で行われた1大会賞金総額わずか2万5000ドルのツアー下部大会3戦を転戦していた。2度の決勝進出を果たしたが、そのツアー下部大会でも優勝できず。全米と同じ時期には、世界200位以下で、昨年の全米は予選1回戦負けだった。

それが、展開や組み立てを考える練習を取り入れると、そのパワーに加えた才能が開花した。今年、いきなり3月のBNPパリバ・オープン、8月のロジャーズ・カップのメジャータイトルを獲得。初めて本戦に出場した全米では、一気に優勝まで駆け上がった。

◆全米オープンテニスは、WOWOWで8月26日~9月9日、連日生中継。WOWOWメンバーズオンデマンドでも配信。

優勝の瞬間、コートに大の字になったアンドレースク(AP)
優勝インタビューに答えるアンドレースク。左は準優勝のS・ウィリアムズ(ロイター)
優勝カップにキスするアンドレースク(ロイター)

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上地結衣、決勝デフロート戦「勝つため」に速攻戦術

<テニス:全米オープン>◇7日(日本時間8日)◇米国ニューヨーク◇車いすテニス女子シングルス1回戦、準決勝ほか

世界2位の上地結衣(25=三井住友銀行)が、1日、シングルス2試合をこなし、決勝進出だ。1回戦では同3位のファンクート(オランダ)に6-1、6-3、準決勝では同4位のバウス(オランダ)に6-1、6-3の、ともにストレート勝ち。決勝では同1位のデフロート(オランダ)と対戦する。

上地は、これまでラリーを続けることで、相手の体勢を崩したり、スペースをつくったりする展開力で、女子車いすテニス界でトップを争ってきた。しかし、今大会から「(相手の)時間を奪うのがいい」と、自ら攻撃する速攻を取り入れた。「(攻守の)状況判断や、(ショットの)選択は難しい」。

それも、現在世界女王のデフロートに勝つためだ。対戦成績は、14勝13敗と、まだ上地が1勝リードする。しかし、18年以降は、上地の3勝9敗。だから「デフロートに勝つための戦術」として取り入れた。決勝は「このスタイルを彼女に試すのは初めて」の戦いとなる。

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国枝慎吾初戦敗退「迷ってます」バックハンド改造へ

<テニス:全米オープン>◇7日(日本時間8日)◇米国ニューヨーク◇車いすテニス男子シングルス1回戦ほか

20年東京パラリンピックまで1年を切り、パラリンピックのシングルスで2度の金メダルを誇る世界2位の国枝慎吾(35=ユニクロ)が悩んでいる。「迷ってます。悩むところがある」。今大会も、同5位のヒューイット(英国)に、降雨のために2日がかりとなった初戦で、3-6、6-7のストレート負け。これで、今年の4大大会でシングルス無冠。18年全仏優勝を最後に、4大大会のシングルス優勝から遠ざかっている。

東京パラリンピックで金メダルを奪回するため、世界の車いすテニス界で台頭する若手に対抗するために、約3カ月前から、バックハンドを改造し始めた。「これが実る日が来ると信じてやっている」。

16年に右ひじを手術した後、右ひじに負荷がかからないバックハンドの打ち方に、1度、改造している。それまで、直線的な弾道を持ち味とした打ち方だったのを、縦回転のスピンが効いたバックに改造した。グリップの握り方、フォームも変えた。

それを今、現在のバックを残しつつ、再び、以前の直線的な弾道の球が打てるバックを取り入れ、融合を計ろうというのが、今回の改造だ。そのため、またグリップもフォームも変えた。改造当初は「日替わり」で調子が変わった。今は「週替わりなので、少しはまし」。

それでも「2週間前までは良かったが、その後、おかしくなった」ことで、当たりの感触がつかめない。この日もそうだった。迷うと、威力のない棒球が相手に行ってしまう。そこに集中すると、今度は、フォアハンドがおかしくなった。

改造を決意した理由には、現在世界1位で、今年の4大大会全てを制しているグスタボ・フェルナンデス(25=アルゼンチン)の存在がある。上半身を鍛えに鍛え、そのパワフルなショットで台頭してきた。その彼に勝つことを考えた時、どうしても改造が必要だった。「グスタボを意識しての改造」と公言する。

東京パラリンピックまで1年弱。「とりあえず、せっかく始めたので年末まではこれで行く。それでもうまくいかなければ元に戻すかも」。試行錯誤は、再び世界王者に返り咲くための我慢の時だ。

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ナダル「全米の決勝に戻れてハッピー」4度目頂点へ

<テニス:全米オープン>◇6日◇ニューヨーク

男子シングルス準決勝で33歳のナダルが23歳のベレッティーニの勢いを止めて決勝に進んだ。

第1セットはタイブレークで4-6とセットポイントのピンチを迎えてから4連続得点して先取すると、主導権を握ってストレート勝ち。「1セット目を取れたのはラッキーだった。(2年ぶりに)全米の決勝に戻れてハッピー」と喜んだ。

全米で4度目、4大大会で19度目の頂点まであと1勝。「ベストを尽くさないと。日曜日にまた会いましょう」と冗舌に観客に呼び掛けた。(共同)

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国枝、シングルス1回戦は1-4で雨天順延

<テニス:全米オープン車いすの部>◇6日◇ニューヨーク

男子シングルス1回戦で国枝慎吾(ユニクロ)はアルフィー・ヒューエット(英国)と対戦したが第1セットの1-4の時点で雨のため中断し7日(日本時間8日)に順延された。女子シングルスで上地結衣(三井住友銀行)の1回戦も延期。(共同)

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