日刊スポーツ

前半組終了 出水田、時松が暫定首位、石川遼66位

ANAオープン第1ラウンド 1番、ティーショットを放つ出水田(撮影・加藤諒)

<男子ゴルフ:ANAオープン>◇第1日◇12日◇北海道・札幌GC輪厚C(7063ヤード、パー72)◇賞金1億1000万円(優勝2200万円)

前半組が終了し、出水田大二郎(TOSS)が7バーディー、1ボギーで、時松隆光(筑紫ケ丘GC)が6バーディー、ノーボギーで、それぞれ66で回り、6アンダーで暫定首位に立っている。

11ホールを終えたショーン・ノリス(南アフリカ)が、6バーディー、1ボギーの5アンダーで暫定3位につけている。

前半9ホールを終えた石川遼(CASIO)は、2バーディー、3ボギーの1オーバーで暫定66位と出遅れている。6月の日本ツアー選手権以来の実戦となる尾崎将司(I・S・T)は12ホールを終えて、6オーバーで暫定117位。

ANAオープン第1ラウンド 10番、ティーショットを放つ時松(撮影・加藤諒)

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渋野日向子、前半1オーバーの50位で後半へ

日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 第1R 3番、第3打のアプローチでバーディーチャンスにつけ笑顔をみせる渋野日向子(撮影・清水貴仁)

<女子ゴルフ:日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯>◇第1日◇12日◇兵庫・チェリーヒルズGC(6425ヤード、パー72) ◇賞金総額2億円(優勝賞金3600万円)

全英女王の渋野日向子(20=RSK山陽放送)が、日本人では09年諸見里しのぶ以来、10年ぶりの国内メジャー2連勝をかけ、第1ラウンド(R)をスタートした。16年リオ五輪金メダルの朴仁妃(31=韓国)、上田桃子(33)と同組で、午前11時40分に1番から出た。

2番パー3、4番パー4でボギーを打ち、一時は2オーバーに後退。だが5番パー4で約2メートルのバーディーパットを沈めると、7番パー5でも2メートル半を沈めてバーディー。9番パー4では、この日3つ目のボギーとした。

前半は2バーディー、3ボギーで1オーバー。この時点で50位で、後半の残り9ホールに入った。

会場には朝から大勢のギャラリーがつめかけ、周辺道路は渋滞になった。主催者側は、午後1時の時点で観衆5768人が集まったと発表。故郷岡山の隣県とあって、渋野は前日会見で「地元からも近いので、たくさんの人が応援に来てくれる。みなさんに恩返しができるようにしたい」と話していた。

今大会で単独5位以内に入れば、日本人最速となるツアー23試合目で生涯獲得賞金1億円を突破する。

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畑岡奈紗69発進「後半にもう少し伸ばしたかった」

日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 第1R 10番、スタートを待つ畑岡奈紗(撮影・清水貴仁)

<女子ゴルフ:日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯>◇第1日◇12日◇兵庫・チェリーヒルズGC(6425ヤード、パー72) ◇賞金総額2億円(優勝賞金3600万円)

世界ランク日本人最高9位の畑岡奈紗(20)は、3アンダーで第1ラウンド(R)を終えた。10番から出て5バーディー2ボギーの69。ホールアウト時点で同じ黄金世代の首位高橋彩華に、1打差の2位につけた。

国内ツアーは3月の開幕戦以来となる畑岡は「前半はすごく良かったので、後半にもう少し伸ばしたかったです。横風が特に難しかった」としながらも「60台で回れたので、そんなに悪くはないと思います」と話した。

国内メジャー優勝に向けては「LPGAの冠大会なので、取りたい気持ちはあります」と言い切った。

日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 第1R 18番、ティーショットを放つ畑岡奈紗(撮影・清水貴仁)
日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 第1R 17番、バーディーパットを沈める畑岡奈紗(撮影・清水貴仁)

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渋野日向子がスタート ギャラリー大勢、道路も渋滞

3番、ティーショットを放つ渋野(撮影・加藤哉)

<女子ゴルフ:日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯>◇第1日◇12日◇兵庫・チェリーヒルズGC(6425ヤード、パー72) ◇賞金総額2億円(優勝賞金3600万円)

全英女王の渋野日向子(20=RSK山陽放送)が、日本人では09年諸見里しのぶ以来、10年ぶりの国内メジャー2連勝をかけ、第1ラウンド(R)をスタートした。16年リオ五輪金メダルの朴仁妃(31=韓国)、上田桃子(33)と同組で、午前11時40分に1番から出た。

会場には朝から大勢のギャラリーがつめかけ、周辺道路は渋滞になった。主催者側は、午前11時の時点で観衆3979人が集まったと発表。故郷岡山の隣県とあって、渋野は前日会見で「地元からも近いので、たくさんの人が応援に来てくれる。みなさんに恩返しができるようにしたい」と話していた。

今大会で単独5位以内に入れば、日本人最速となるツアー23試合目で生涯獲得賞金1億円を突破する。

1番、ギャラリーの見つめる中ティーショットを放つ渋野(撮影・加藤哉)

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手を振り笑顔のアン・シネ/女子プロ第1日写真特集

<女子ゴルフ:日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯>◇第1日◇12日◇兵庫・チェリーヒルズGC(6425ヤード、パー72)

日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯の第1日が行われた。

アン・シネ 28歳

1番、ティーショットを放ち手を振りながら歩くアン・シネ(撮影・加藤哉)

1番、ティーショットを放つアン・シネ(撮影・加藤哉)

青木瀬令奈 26歳

1番、ティーショットを放ち手を振りながら歩く青木(撮影・加藤哉)

1番、ティーショットを放つ青木瀬令奈(撮影・加藤哉)

臼井麗香 20歳

1番、ティーショットを放つ臼井(撮影・加藤哉)

小橋絵利子 31歳

日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 第1R 10番、ティーショットを放つ小橋絵利子(撮影・清水貴仁)

大里桃子 21歳

日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 第1R 10番、ティーショットを放つ大里桃子(撮影・清水貴仁)

畑岡奈紗 20歳

日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 第1R 10番、ティーショットを放つ畑岡奈紗(撮影・清水貴仁)

成田美寿々 26歳

日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 第1R 10番、ギャラリーに手を振る成田美寿々(撮影・清水貴仁)

原英莉花 20歳

日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 第1R 10番、スタートし第2打地点へ移動する原英莉花(撮影・清水貴仁)

申ジエ 31歳

日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 第1R 10番、スタートを前に歓声を浴びる申ジエ(撮影・清水貴仁)

鈴木愛 25歳

日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 第1R 10番、ティーショットを放ちゆくえをみつめる鈴木愛(撮影・清水貴仁)

松田鈴英 21歳

日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 第1R 10番、ティーショットを放ち笑顔をみせる松田鈴英(撮影・清水貴仁)

イ・ボミ 31歳

1番、ティーショットを放つイ・ボミ(撮影・加藤哉)

藤田光里 24歳

1番、ティーショットを放つ藤田(撮影・加藤哉)

永井花奈 22歳

1番、ティーショットを放つ永井(撮影・加藤哉)

広田真優 20歳

1番、ティーショットを放つ広田(撮影・加藤哉)

黄アルム 31歳

日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 第1R 10番、ティーショットを放つ黄アルム(撮影・清水貴仁)

高橋彩華 29歳

1番、ティーショットを放つ高橋(撮影・加藤哉)

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マキロイ最優秀選手 ツアー選手権など制し2度目

米男子ゴルフツアーは11日、8月に終わった昨季の最優秀選手にロリー・マキロイ(英国)が選出されたと発表した。最終戦のツアー選手権を制するなどして2度目のシーズン王者に輝いた。

マキロイは10月に日本初開催となる米ツアーの新規大会、ZOZOチャンピオンシップ(千葉県習志野CC)に出場予定。(共同)

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畑岡奈紗Vへ入念準備「勢いがある」渋野と共闘誓う

日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 大会前日の会見を行う畑岡奈紗(撮影・清水貴仁)

畑岡奈紗(20)は2位以上なら生涯獲得賞金が1億円を突破する。達成試合数17試合は、申ジエの15試合には及ばないが、フォン・シャンシャン(中国)と並ぶ、歴代2位となる。

しかし、畑岡の反応はそっけない。「そうなんですか? でも私は米ツアーでプレーしているので、そちらの方で‥」と興味を示さなかった。

賞金よりも、畑岡が目指すのは優勝だ。今季は国内ツアー出場が少なく、プロアマ戦出場の資格がないため、入念にショットの練習を行った。「プロアマ戦に出ないのは2年ぶり。一打一打集中して打てたし、4日間長いので体力面で温存できた」と本戦へ集中を高めていた。

同じ黄金世代の渋野については「今、彼女は一番勢いがあるのでそういう(優勝を争う)機会があったら、お互い頑張れたら」とコメント。渋野が優勝したAIG全英女子オープンで予選落ちし、その後日本に戻って10日間練習。筋力トレや、素振りの練習などで「頭の中を1回フレッシュに戻して原点回帰した」と調子を取り戻した。

「調子がいいのでティーショットを安定させて、フェアウエーからチャンスにつけていけるようにしたい。20アンダーを目指してやりたい」と優勝スコアもしっかり見据えていた。

日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 本番を前に練習を行う畑岡奈紗(撮影・清水貴仁)
アプローチ練習する畑岡(撮影・清水貴仁)

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石川遼、地震影響で2年ぶり開催に「いいプレーを」

ANAオープン プロアマ大会 ホールアウトし、ファンにサインをする石川(撮影・加藤諒)

男子ゴルフのANAオープンが12日、札幌GC輪厚Cで開幕する。賞金ランキング1位の石川遼(27=CASIO)が、27歳ラストの大会で感謝を届ける。

11日はプロアマ戦に出場し、最終調整。17日には28歳の誕生日を迎えるが、「今年はケガもあったし、義母が亡くなったり、自身初の2大会連続優勝もあった。いろんなことが起きた年。自分のゴルフでもいいものを得られている年だし、大きなものを与えられた年。28歳は(20年東京)五輪もある。この年に感謝していいプレーをしたいと思う」と誓いを立てた。

昨年は北海道胆振東部地震の影響で中止になり、開催は2年ぶりとなる。ANAとスポンサー契約を結んでいる石川にとっても待ちに待った開催。「ANAさんの思いを強く感じる。選手として協力できることは協力していきたい」と15年の覇者は、強い気持ちを伝えた。

8番、ティーショットを前に、傘についた雨粒を払う石川(撮影・加藤諒)
ANAオープン プロアマ大会 3番、ティーショットを放ち、打球を見つめる石川(撮影・加藤諒)

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渋野「億万長者」へ単独5位以内で日本人最速突破

プロアマ大会のラウンドを終え会見に臨む渋野日向子(撮影・清水貴仁)

<女子ゴルフ:日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯>◇プロアマ戦◇11日◇兵庫・チェリーヒルズGC(6425ヤード、パー72)

全英女王の渋野日向子(20=RSK山陽放送)が「億万長者」になる。

国内女子ゴルフのメジャー第2戦、日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯は、12日に兵庫・チェリーヒルズGCで開幕する。賞金ランク2位の渋野が単独5位以内に入れば、日本人最速23戦目で生涯獲得賞金1億円を突破する。ともに東京五輪に出場する可能性がある畑岡奈紗(20)も、単独2位以内なら国内17戦目で1億円を突破する。

   ◇   ◇   ◇

笑顔の裏にいつもは見せない闘志があった。18番横のテント内で開かれた会見。優勝の自信を問われた渋野は「ないわけではないです」と言い、こう続けた。

「私は初日はいつも出遅れる。でも(ラフの深い)このコースは出遅れたらもう無理ですから。1日たりとも油断は出来ない。初日からガツガツ行きたい」

現在賞金ランク2位の約9079万円で、単独5位(1000万円)以内なら年間獲得賞金1億円を突破する。本格参戦1年目で達成は04年宮里藍以来、日本人女子2人目。昨季は出場1試合で賞金0円のため、生涯獲得額では宮里藍の27戦目を抜き、日本人最速23戦目での到達になる。連続オーバーパーなしの記録は、13年アン・ソンジュ(韓国)と並ぶ28ラウンド(R)。第1Rを72以下で回れば単独トップに躍り出る。

「(72以下は)普通にやれば更新できる。1億円と言えば億万長者ですよね。頑張るしかない。賞金で買いたいのは冷蔵庫。いろんな物を頂いて、先週(副賞の)お肉が届いて入らん」

全英の優勝賞金67万5000ドル(約7425万円)を加算すれば、約1億6500万円にもなる。それでも庶民派なところが、渋野が愛される理由だろう。

「最近のぜいたくはアウトレットで服を買ったくらいかな。ジャージー、半そで、短パンがいいです」

国内メジャー2連勝なら09年諸見里しのぶ以来日本人10年ぶり。「(決勝Rで畑岡と)回りたい。私が頑張らないといけない」。記録をかけ、記憶に残る戦いに臨む。【益子浩一】

練習グリーンで前髪を整える渋野(撮影・清水貴仁)

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渋野ニッコリ、アン・シネは…/女子プロ写真特集

<女子ゴルフ:日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯>◇プロアマ戦◇11日◇兵庫・チェリーヒルズGC(6425ヤード、パー72)

日本人6人目となる国内メジャー2連勝を目指し全英女王の渋野日向子(20=RSK山陽放送)らが、コニカミノルタ杯(12日開幕)のプロアマ戦に出場した。

渋野日向子 20歳

日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 プロアマ大会に出場する渋野日向子(撮影・清水貴仁)

日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 プロアマ大会に出場する渋野日向子(撮影・清水貴仁)

日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 プロアマ大会に出場する渋野日向子(撮影・清水貴仁)

日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 プロアマ大会に出場する渋野日向子(撮影・清水貴仁)

日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 プロアマ大会に出場する渋野日向子(撮影・清水貴仁)

日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 プロアマ大会に出場する渋野日向子(撮影・清水貴仁)

日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 プロアマ大会に出場する渋野日向子(撮影・清水貴仁)

日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 プロアマ大会に出場する渋野日向子(撮影・清水貴仁)

日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 プロアマ大会に出場する渋野日向子(撮影・清水貴仁)

日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 プロアマ大会 9番、グリーン上を歩く渋野日向子(撮影・清水貴仁)

日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 プロアマ大会のラウンドを終え会見に臨む渋野日向子(撮影・清水貴仁)

日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 プロアマ大会のラウンドを終え会見に臨む渋野日向子(撮影・清水貴仁)

日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 プロアマ大会のラウンドを終え会見に臨む渋野日向子(撮影・清水貴仁)

日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 プロアマ大会のラウンドを終え会見に臨む渋野日向子(撮影・清水貴仁)

日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 プロアマ大会のラウンドを終え会見に臨む渋野日向子(撮影・清水貴仁)

日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 練習グリーンで前髪を整える渋野日向子(撮影・清水貴仁)

日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 パットの練習を終え打撃練習場に移動する渋野日向子(撮影・清水貴仁)

日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 練習を行う渋野日向子(中央)(撮影・清水貴仁)

青木瀬令奈 26歳

日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 プロアマ大会に出場する青木瀬令奈(撮影・清水貴仁)

日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 プロアマ大会に出場する青木瀬令奈(撮影・清水貴仁)

アン・シネ 28歳

日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 スカーフを頭に巻いて練習を行うアン・シネ(撮影・清水貴仁)

日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 スカーフを頭に巻いて練習を行うアン・シネ(撮影・清水貴仁)

日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 スカーフを頭に巻いて練習を行うアン・シネ(撮影・清水貴仁)

河本結 21歳

日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 本番に向け練習を行う河本結(撮影・清水貴仁)

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渋野「億万長者」になる決意 国内メジャー2連勝へ

日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 プロアマ大会のラウンドを終え会見に臨む渋野日向子(撮影・清水貴仁)

<女子ゴルフ:日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯>◇プロアマ戦◇11日◇兵庫・チェリーヒルズGC(6425ヤード、パー72)

国内女子ゴルフのメジャー第2戦となる日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯は、12日に兵庫・チェリーヒルズGCで開幕する。11日はプロアマ戦が開かれ、国内メジャー2連勝がかかる全英女王の渋野日向子(20=RSK山陽放送)が「億万長者」になる決意をにじませた。

現在、賞金ランク2位の約9079万円。5位(1000万円)以内に入れば、ツアー本格参戦1年目での1億円突破が決まる。

渋野は「頑張るしかないです。1億円と言えば、億万長者のイメージ。買いたいものは冷蔵庫です。いろんなものをいただいて、ものが多くて入りきらんから」と笑いながら打ち明けた。

大金を手にしても、素朴なのが渋野流。最近、衝動買いしたものを問われても「う~ん。何を買ったかな? 財布はだいぶ前に買ったし(ウエア契約する)ビームスのアウトレットで前夜祭の服を買ったくらいかな」と答えた。

高額なブランド品よりも「やっぱ半袖、短パンがいいですよね」とニヤリ。さらに家族への感謝も忘れず「今の状態になる前には、家族にはかなりお金をかけてもらっている。その分を返したい」と真剣に話した。

優勝スコアは「(通算)20アンダーくらいはいくかも」と予想し「私は初日、いつも絶対出遅れる。でもこのコースは出遅れたら(優勝は)無理。1日たりとも無駄にはできない」と勝負師の目になった。

日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 プロアマ大会に出場する渋野日向子(撮影・清水貴仁)
日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 プロアマ大会に出場する渋野日向子(撮影・清水貴仁)
日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 プロアマ大会に出場する渋野日向子(撮影・清水貴仁)

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渋野の豪快スイング生む「チンバック」/青木功解析

8月14日、NEC軽井沢トーナメントの練習でティーショットを放つ渋野日向子

女子ゴルフのAIG全英女子オープンを樋口久子以来、日本勢として42年ぶりに制した渋野日向子(20=RSK山陽放送)。その強さはどこにあるのか? 国内メジャー第2戦、日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯(12日開幕、兵庫・チェリーヒルズGC)を前に、日本ゴルフツアー機構(JGTO)の青木功会長(76)が、一躍時の人となった渋野のスイングを連続写真から解析した。【構成=松末守司】

   ◇   ◇   ◇

何よりインパクトがあるのが、渋野選手の豪快なスイングだ。ドライビングディスタンス245・85ヤード(ツアー全体14位)以上の迫力を与えるが、青木会長が最も特徴的と挙げたのが、「チンバック」。チンバックとは、文字通り、顎を後ろに下げ、右に重心を置くこと。帝王と呼ばれたジャック・ニクラウス(米国)が取り入れていたことでも有名なテクニックで、スイングの連続写真を見つめ、真っ先に指摘した。

青木会長 <1>の構えからバックスイングに入る<2>の頭の位置をみてほしい。後ろの木の枝を参考にすれば分かりやすいが、5センチくらい頭が右足の方に移動している。これは、右にウエートをもっていくことで、軸を保ちスムーズに回転できるようにしている。自然とためができるからダウンスイングで力強いインパクトにつなげられる。軸が安定しているということはミート確率も高い。野球もバッティングは右ウエート。ソフトボールをやっていたと聞いたが、あや(岡本綾子)もそうだが、それも大きいと思う。このチンバックが、スイングの全体をつくっていると言っていい。

<1>に戻り、アドレスについても分析した。

青木会長 スタンスが広く、ハンドダウンで構え、頭を基準にして三角形ができている。猿手だから肘と肘がくっつくくらいの構え。どこを基準に打つかということだが、頭の高さはほとんど上下することなく一定にさせて打っている。見た目にもすごくどっしりしていて、体幹がしっかりしていることが分かる。両親もスポーツ選手と聞いたが、自然と体幹の必要性を分かっているんだろう。

<2>でつくったためを利かし、ダウンスイングに入り振り抜く。ここでも、渋野の特徴がでているという。

青木会長 <7>のインパクトの瞬間、しっかり右にウエートが乗っているし、女子にありがちな右足がヒールアップしていない。体幹がしっかりしているのもあるが、肩など動かす部分が柔らかいのと、左の上腕三頭筋が強いんだろう。ゴルフは左手主導がいい。そして、<6>を見てもちょっとだけ沈み加減になる。低いからパワーが出る。その後の、インパクトゾーンが長く、20~30センチくらいはボールを押しているから飛ぶ。女子ではめったにないが、ボールを押し込む感じで打つにはこれしかない。フォロースルーも体の柔らかさもあって振り切れている。渋野選手のスイングは、男子に近いスイングと言っていいだろう。

全英女子オープンの最終日12番パー4。ドライバーでワンオンさせたシーンを挙げ「思い切りがいい」と気持ちの強さも評価する。

青木会長 これからも自分の好きなようにやって出た結果を自分で考えていけばいいと思う。壁にぶつかることもあると思うが、渋野日向子、というゴルフを築き上げてほしい。

◆青木功(あおき・いさお)1942年(昭17)8月31日、千葉県・我孫子市生まれ。64年プロ入り。ツアー通算51勝、賞金王5回。83年米ツアーのハワイアン・オープンで優勝、米シニアツアー9勝など海外でも活躍。04年世界ゴルフ殿堂入り。15年に旭日小綬章受章。16年3月にJGTO会長に就任。

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全英V渋野に210万円ネックレス「もうびっくり」

全英女子オープン優勝の記念品を受け取り満面の笑みでピースをする渋野日向子(撮影・白石智彦)

渋野日向子(20=RSK山陽放送)が20年東京オリンピック(五輪)の聖火ランナーに立候補した。

国内メジャー第2戦、日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯(12日開幕、兵庫・チェリーヒルズGC)に向け調整した10日、予選ラウンド(12、13日)の組み合わせが発表された。16年リオデジャネイロ五輪金メダルの朴仁妃(31=韓国)、上田桃子(33)と同組。18年ピョンチャン(平昌)五輪で朴が聖火ランナーを務めたことを聞くと「私もやりたい」と声を大にした。

世界ランク日本人トップの9位畑岡と同13位の渋野は、日本は2枠とみられる五輪出場圏内にいる。現役選手が聖火ランナーをするのはまれだが「100メートルでいいからやりたい。長距離は走りたくないけど」と笑顔で話した。

同ランク15位以内に7人がひしめく韓国勢は、東京五輪に最大4人が出場する可能性が高く、同8位の朴も有力候補。メジャー8勝を含む米ツアー通算20勝の朴は、世界レベルを体感するには最高のお手本で、渋野は「同組になったのはありがたい。勉強、勉強です」と強調した。

練習後には神戸市内のホテルで全英優勝記念として、日本女子プロ協会から210万円相当の真珠のネックレスとピアスが贈られた。「ネックレスなんて自分で買うことがないので、もうびっくり」という渋野は「浮かれず、地道にやりたい」。目標の東京五輪で輝きはさらに増す。【益子浩一】

◆渋野が今大会で狙う記録 日本プロで勝てば国内メジャー2連勝となり、76年と77年の樋口久子、93年原田香里、97年福嶋晃子、99~00年肥後かおり、09年諸見里しのぶ以来日本勢6人目。現在28ラウンド(R)連続オーバーパーなしのツアー最長記録に並んでおり、第1Rで新記録に挑む

全英女子オープン優勝記念品贈呈式の質疑応答で笑顔で質問に答える渋野日向子(撮影・白石智彦)
コニカミノルタ杯 練習ラウンド 笑顔でサングラスをかける渋野日向子(撮影・白石智彦)
コニカミノルタ杯 練習ラウンド 水分補給する渋野日向子(撮影・白石智彦)

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男女の日本OP賞金1000万円増額へ 渋野ら出場

10日、練習ラウンドで笑顔をみせる渋野日向子

日本ゴルフ協会(JGA)主催のオープンゴルフ選手権の記者発表会が10日、都内で行われ、今年から男子の日本オープン選手権(10月17日開幕・福岡)と日本女子オープン(10月3日開幕・三重)の2大会の賞金総額をそれぞれ1000万円増額すると発表した。

増額は06年以来。また出場選手は、日本オープンには今年もアダム・スコット(オーストラリア)が参戦。日本女子オープン選手権には畑岡奈紗、渋野日向子ら、日本シニアオープン選手権(19日開幕)には、丸山茂樹、4連覇を目指すプラヤド・マークセン(タイ)など、頂上決戦にふさわしい豪華なメンバーがそろう予定だ。

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渋野と予選同組の元米賞金女王・朴仁妃「楽しみ」

コニカミノルタ杯 練習ラウンド 日傘を差してコーチと笑顔で会話する渋野日向子(右)(撮影・白石智彦)

国内女子ゴルフのメジャー第2戦となる日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯は、12日から4日間、兵庫・チェリーヒルズGCで行われる。

10日は気温35度の暑さの中で、各選手が練習ラウンドをこなし、ラフの長いコースを確認した。

全英女王の渋野日向子(20)と予選ラウンド(12、13日)で同組になった元米ツアー賞金女王で、リオ五輪金メダルの朴仁妃(31=韓国)も調整。渋野の印象について「全英で優勝したのはテレビで見ていました。最近の日本は若手選手が躍進して、世代交代が進んでいる。(渋野と)2日間、一緒に回れるのは楽しみです」と語った。

朴は米ツアーでメジャー8勝を含む通算20勝を挙げており、現在は世界ランク8位。韓国勢は最大4人が出場する可能性がある来年の東京五輪出場を目指している。

コニカミノルタ杯 練習ラウンド 12番 ティーショットを放つ渋野日向子(撮影・白石智彦)
コニカミノルタ杯 練習ラウンド 15番の小川を渡る渋野日向子(撮影・白石智彦)

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渋野日向子「やりたい」と笑顔 五輪の聖火ランナー

コニカミノルタ杯 練習ラウンド 笑顔でサングラスをかける渋野日向子(撮影・白石智彦)

国内女子ゴルフのメジャー第2戦となる日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯は、12日に兵庫・チェリーヒルズGCで開幕する。10日は予選ラウンド(12、13日)の組み合わせを発表。

全英女王の渋野日向子(20=RSK山陽放送)は、08年全米女子オープンで史上最年少優勝(当時19歳)を達成するなど海外メジャー8勝でリオオリンピック(五輪)金メダルの朴仁妃(31=韓国)、上田桃子と同組になった。

この日、会場の気温は35度まで上昇。汗だくになりながら練習をこなした渋野は、世界的な名選手と同組になったことに「勉強、勉強です」と感謝した。

さらに、18年平昌(ピョンチャン)冬季五輪(オリンピック)で朴仁妃が聖火ランナーを務めたことを伝え聞くと「私もやりたい。100メートルでいいから、やりたいです。長距離は走りたくないですけどね」と笑いながら話した。

12日の第1ラウンドは1番から午前11時40分、13日の第2ラウンドは10番から同7時20分にスタートする。

10日、練習ラウンドで笑顔をみせる渋野日向子
コニカミノルタ杯 練習ラウンド 15番の小川を渡る渋野日向子(撮影・白石智彦)

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渋野日向子、畑岡奈紗が練習ラウンド/写真特集

日本人6人目となる国内メジャー2連勝を目指し全英女王の渋野日向子(20=RSK山陽放送)が、コニカミノルタ杯(12日開幕)に向け、兵庫・チェリーヒルズGCで練習ラウンドを行った。

また、国内での対戦はプロ転向後初で、中学の全国大会以来になる畑岡奈紗(20)も練習ラウンドを回った。

渋野日向子 20歳

10日、練習ラウンドで笑顔をみせる渋野日向子

コニカミノルタ杯 練習ラウンド 日傘を差してコーチと会話する渋野日向子(右)(撮影・白石智彦)

コニカミノルタ杯 練習ラウンド 日傘を差してコーチと笑顔で会話する渋野日向子(右)(撮影・白石智彦)

コニカミノルタ杯 練習ラウンド 笑顔でサングラスをかける渋野日向子(撮影・白石智彦)

コニカミノルタ杯 練習ラウンド 12番 ティーショットを放つ渋野日向子(撮影・白石智彦)

コニカミノルタ杯 練習ラウンド 水分補給する渋野日向子(撮影・白石智彦)

コニカミノルタ杯 練習ラウンド 15番 ティーショットを放つ渋野日向子(撮影・白石智彦)

コニカミノルタ杯 練習ラウンド 15番の小川を渡る渋野日向子(撮影・白石智彦)

コニカミノルタ杯 練習ラウンド 15番グリーンでパット練習する渋野日向子(撮影・白石智彦)

畑岡奈紗 20歳

コニカミノルタ杯 練習ラウンド 10番 セカンドショットを放つ畑岡奈紗(撮影・白石智彦)

コニカミノルタ杯 練習ラウンド 10番 セカンドショットを放つ畑岡奈紗(撮影・白石智彦)

コニカミノルタ杯 練習ラウンド コーチと会話する畑岡奈紗(右)(撮影・白石智彦)

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畑岡9位、渋野13位、鈴木25位 世界ランク

練習ラウンドを終え引き揚げる渋野(2019年9月9日撮影・前田充)

女子ゴルフの9日付最新世界ランキングが発表され、畑岡奈紗は9位、渋野日向子は13位、鈴木愛は25位でいずれも前週と変わらなかった。比嘉真美子は50位で1つ下がった。

1位の高真栄、2位の朴城■(ともに韓国)、3位のレキシー・トンプソン(米国)は動かなかった。(共同)

※■は火ヘンに玄

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渋野日向子に特例!五輪強化選手相当のサポート決定

練習ラウンドで笑顔を見せる渋野(撮影・前田充)

日本ゴルフ協会(JGA)オリンピック(五輪)競技対策本部の強化委員会が9日、都内で行われ、AIG全英女子オープンを制した渋野日向子(20=RSK山陽放送)に特例として五輪強化指定選手相当のサポートをしていくことを決定した。

渋野は、世界ランキング13位(9日現在)で日本勢2番手に位置するが、すでに決定している日本オリンピック委員会(JOC)が認定する強化指定選手は来年1月まで変更できないため、特例を承認した。同委員会の倉本昌弘委員長は、「本来は強化選手になるべき人。我々がサポートできることはしていこうということ」と説明した。

今後、味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)の使用など本人が希望した場合、五輪競技対策本部がJOCへ協力の要請や費用を負担するなどサポートしていくことになる。

五輪強化選手は、女子は畑岡奈紗(森ビル)、鈴木愛(セールスフォース)ら8人いる。

また、2020年東京五輪ゴルフ代表女子ヘッドコーチの服部道子氏の強化委員就任も承認された。

1番、ティーショットを放つ渋野(撮影・前田充)

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渋野日向子、畑岡とプロ初対戦「一緒に回りたい」

練習ラウンドを終え引き揚げる渋野(撮影・前田充)

女子ゴルフで全英女王の渋野日向子(20=RSK山陽放送)が、日本人6人目となる国内メジャー2連勝を目指す。日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯(12日開幕)に向け、9日は会場の兵庫・チェリーヒルズGCで練習を開始。今季国内メジャー初戦となる5月のワールド・サロンパス杯でプロ初優勝。2連勝なら10年ぶりの快挙になる。渋野節で「いつもよりはやる気があります」と笑った。

今大会にはともに東京五輪に出場する可能性がある畑岡奈紗(20)が出場。国内での対戦はプロ転向後初で、中学の全国大会以来になる。渋野は「奈紗ちゃんと一緒に回りたい。3、4日目にできればいい」と優勝争いを熱望。米ツアーが主戦場の畑岡も「どんどん盛り上げていければ」。

国内メジャー2連勝は過去に76年と77年の樋口久子、93年原田香里、97年福嶋晃子、99~00年肥後かおり、09年諸見里しのぶが達成。海外のメジャーを含む“3連勝”なら77年樋口以来2人目だ。昨夏のプロテストに合格した会場が舞台。「1年間いろいろあったけど、初心に帰れる」。現在28ラウンド(R)連続オーバーパーなしのツアー最長記録に並んでおり、今大会の第1Rで新記録にも挑む。【益子浩一】

カートに乗り笑顔で移動する渋野(左)(撮影・前田充)
1番、ティーショットを放つ渋野(撮影・前田充)
練習ラウンドで笑顔を見せる渋野(撮影・前田充)
関係者と笑顔で握手する渋野(左)(撮影・前田充)

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アン・シネが最終プロテスト受験へ「来年も日本で」

アン・シネ(19年撮影)

アン・シネ(28=韓国)が、日本の最終プロテスト(11月5~8日、岡山)を受験する意向を示した。

今年から来季のツアー出場権を得るQT(予選会)のハードルが上がり、正規会員が対象になる。08年に韓国のテストは合格しているが「来年も日本でプレーしたいので、日本のテストを受けようと思う」と明かした。

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谷原秀人は56位、ケーシーV 欧州ツアー

<欧州男子ゴルフ:ポルシェ欧州オープン>◇最終日◇8日◇ドイツ・ハンブルク、グリーンイーグルGC(パー72)

男子ゴルフの欧州ツアー、ポルシェ欧州オープンは8日、ドイツのハンブルクのグリーンイーグルGC(パー72)で最終ラウンドが行われ、谷原秀人は73で回り、通算3オーバーの291で56位だった。ポール・ケーシー(英国)が通算14アンダーで優勝した。(共同)

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高橋彩華4位で来季シード権ほぼ手中「安心感ある」

3番ティーショットを放つ高橋(撮影・浅見桂子)

<女子ゴルフ:ゴルフ5レディース>◇最終日◇8日◇茨城・ゴルフ5カントリーサニーフィールド(6380ヤード、パー72)

黄金世代の高橋彩華が、来季の賞金シード権をほぼ手中にした。5位から出て67で回り4位。今季獲得賞金を約2296万円とした。

昨季シード権内(50位)となった約2222万円をクリア。優勝したイ・ミニョンとともに最多バーディー賞を受賞し、50万円分の楽天ポイントまで獲得。「これでQT(予選会)を受けなくてもいいので、安心感がありますね」と笑顔で話した。

16番パーセーブした高橋彩華は笑顔を見せる(撮影・浅見桂子)
3番ティーで、ゼリー飲料を飲む高橋(撮影・浅見桂子)

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朴相賢が漁夫の利で逆転V 全英16位大きな自信に

フジサンケイクラシック 3年ぶりのツアー優勝を決め笑顔で優勝トロフィーを掲げる朴相賢(撮影・丹羽敏通)

<男子ゴルフ:フジサンケイクラシック>◇最終日◇8日◇山梨・富士桜CC(7566ヤード、パー71)◇賞金1億1000万円(優勝2200万円)

朴相賢が“漁夫の利”で逆転優勝した。スタート時は首位の崔虎星とC・キムとの差は4打。

2人の一騎打ちとみられていたが、「お互い意識し合って戦っていると、逆に自分のプレーに集中すれば優勝が狙えるんじゃないか」と話した通り、2人がスコアを落とし、勝利が転がり込んできた。今年の全英オープンで16位に入った実力者は「全英が自信になった」と笑顔だった。

18番、バーディーパットは、わずかに外れたが優勝を確信してギャラリーの声援に応える朴相賢(撮影・丹羽敏通)

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岩田寛が今季最高2位、猛チャージもパットに課題

通算13アンダーの2位タイでホールアウトして今平周吾と握手する岩田寛(左)(撮影・丹羽敏通)

<男子ゴルフ:フジサンケイクラシック>◇最終日◇8日◇山梨・富士桜CC(7566ヤード、パー71)◇賞金1億1000万円(優勝2200万円)

岩田寛が今季自己最高の2位に入った。

3番でチップインイーグルを決めるなどして3つスコアを伸ばして迎えた後半。14番から4連続バーディーを奪うなどさらに勢いを増し、14年にツアー初優勝を決めた大会で首位に2打差にまで迫った。

「パットが良くなくてショットでバーディーを奪った感じ。悪いときに修正できるように何か見つけたい」と課題を挙げていた。

5番、ティーショットを放つ岩田寛(撮影・丹羽敏通)
通算13アンダーの2位タイでホールアウトした岩田寛(撮影・丹羽敏通)

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石川遼が自己新64で猛追5位 賞金ランク1位死守

5番、ティーショットを放つ石川遼(撮影・丹羽敏通)

<男子ゴルフ:フジサンケイクラシック>◇最終日◇8日◇山梨・富士桜CC(7566ヤード、パー71)◇賞金1億1000万円(優勝2200万円)

12位から出た石川遼(27=CASIO)が、自身のコースレコードとなる64ををたたきだし、5位に入った。

7バーディー、ノーボギーで通算11アンダー、273。首位から9打差と絶望的な位置から猛追し、4打差まで詰め寄り、賞金ランキング1位を死守した。3位から出た朴相賢(韓国)が、通算15アンダーでツアー2勝目を飾った。岩田寛(フリー)が、通算13アンダーで日本勢トップの2位。

    ◇   ◇   ◇

石川がグッと悔しさを押し殺した。最終18番。優勝戦線に踏みとどまるにはバーディーが絶対だったが、2オンを逃し結局パー。首位から9打差と絶望的な中、ツアー屈指の難コースで今コースの自己新となる「64」で前を猛追。一時は2打差まで迫りファンは奇跡を夢見たものの、及ばなかった。「12アンダーで優勝はないと思ったが、それでもあの瞬間でトップタイに並ぶことが、自分にできる最高のことかなと思ったので」と自身も最後まで諦めず、戦い続けていた。

目の覚めるような快進撃だった。第1ラウンドから3日間ボギーだった1番で3メートルのバーディーパットを沈めると、一気にギアがトップに入った。3番パー5では第2打をバンカーに入れたが、しっかりリカバリーして再びバーディー。3つスコアを伸ばして迎えた後半も11、14番をバーディーとすると15番パー5も第3打をピンそばにピタリとつけて連続バーディーを奪った。「今までは修正点もあったが、今はほとんど何も変えないくらいの修正レベル」と納得した。

パットの良さが、好スコアにつながった。パットで最も気を配っているのが「平衡感覚」と話すが、独特の感性で「富士桜」攻略法を伝えた。「平衡感覚が狂うから読み間違える。僕は埼玉県民でいつもは平たんで過ごしているが、ここは富士山の麓。重力とか、平地と違う。真っすぐなラインを必ず入るストロークで打てているかチェックしている」。この日のパット数は「22」と4日間で最少。「2日目に入らなくなったところから3、4日目で入るようにできたことはすごく自信になる」と話した。

来週は昨年、北海道地震で中止になったANAオープン(北海道)に出場する。「(2勝目を挙げた)セガサミー以来、北海道に戻る。いいプレーをしたいが、まずは大会が無事に開催されてほしい」。絶好調の石川が、再び北の大地を盛り上げる。【松末守司】

17番、バーディーパットを沈めてガッツポーズを決める石川(撮影・丹羽敏通)

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朴相賢が優勝、岩田寛は今季最高2位 石川遼5位

石川遼(2019年8月25日撮影)

<男子ゴルフ:フジサンケイクラシック>◇最終日◇8日◇山梨・富士桜CC(7566ヤード、パー71)◇賞金1億1000万円(優勝2200万円)

3位から出た朴相賢(韓国)が、6バーディー、ノーボギーの65で回り、通算15アンダー、269で優勝した。3日間、ノーボギーの安定したゴルフで国内ツアー2勝目を挙げた。

6位から出た岩田寛は、1イーグル、7バーディー、2ボギーの64で回り、通算13アンダー、271で今季自己最高の2位に入った。

12位から出た石川遼は、7バディー、ノーボギーで自身のコースレコードとなる64で回り、通算11アンダーで5位まで順位を挙げた。

首位から出た崔虎星(韓国)は、通算13アンダー、271で2位タイ。

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イ・ミニョンが通算5勝目「メジャーを目指したい」

3番ティーショットを放つイ・ミニョン(撮影・浅見桂子)

<女子ゴルフ:ゴルフ5レディース>◇8日◇最終日◇茨城・ゴルフ5カントリーサニーフィールド(6380ヤード、パー72)

イ・ミニョン(27=韓国)が、今季2勝目となるツアー通算5勝目を挙げた。

通算15アンダーで黄金世代の浅井と並んで迎えた16番パー4で、約20メートルのバーディーパットを沈めて頭ひとつ抜け出した。

首位で迎えた最終18番では、お先にパー。結果的にそれが勝利を決めるパットになり「緊張していたので、ウイニングパットだとは思わず、先にパットしてしまいました」と笑顔で明かした。

浅井との激闘を制し「今年は黄金世代がずっと優勝している。そんなに優しい(勝負)とは思っていませんでした」と話した。

賞金ランクは申ジエ、渋野日向子に続く3位に浮上。「今のところ賞金女王を狙うことまでは考えていません。まだ試合も残っているので、何よりもメジャー(優勝)を目指したいです。来週のメジャーは自信を持って臨むことができる」と語った。

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浅井咲希「アホなんかなあ」1センチ差に泣き2位

3番ティーショットを放つ浅井(撮影・浅見桂子)

<女子ゴルフ:ゴルフ5レディース>◇8日◇最終日◇茨城・ゴルフ5カントリーサニーフィールド(6380ヤード、パー72)

黄金世代の浅井咲希(21=小杉CC)が、わずか1センチほどの差でツアー2勝目を逃した。

イ・ミニョン、申ジエとの激しい優勝争いは、最終18番パー5までもつれた。首位イ・ミニョンを1打差で追った浅井は、第3打をピン側2メートルに付ける。先にイ・ミニョンがパーとし、通算16アンダーでホールアウト。入れればプレーオフ突入となる2メートルのバーディーパットを、浅井はほんの1センチほどショートした。あとひと転がり足りず2位。頭を抱え、空を見上げた。

取材エリアでは、両手を膝に当てたまま、しばらく顔を上げることができなかった。浅井は「私の持っている力は出せたと思うけど…。最後ですよね…。あそこをショートするあたり、全てを台無しにしてしまった。『何してんのやろ? アホなんかなあ』って、ずっと考えていました」と言葉を絞り出した。

「私は割と自分に厳しめ」と自己分析する。18番の第3打をピンそば2メートルにつけても、浅井は「せっかくレイアップしたのだから、OKでバーディー取れるくらいにしないとダメ。ピンしか見ていなかったので、あれは論外です」。そう言って、最後まで自分を責め続けた。

それでも全英女王の渋野日向子が欠場した大会で、同じ黄金世代が、優勝争いを盛り上げたのは間違いなかった。

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黄金世代の浅井咲希、1センチ差でVチャンス逃す

3番ティーショットを放つ浅井(撮影・浅見桂子)

<女子ゴルフ:ゴルフ5レディース>◇8日◇最終日◇茨城・ゴルフ5カントリーサニーフィールド(6380ヤード、パー72)

ツアー2勝目を目指した黄金世代の浅井咲希(21=小杉CC)が、激しい優勝争いを繰り広げた。イ・ミニョン、申ジエの実力ある韓国勢と最終日最終組。3位から出た浅井は、前半を3バーディー、1ボギー。12番終了時点まで、3人が通算14アンダーで並んだ。

13番パー5で浅井とイ・ミニョンがバーディーを奪って、同15アンダーと抜け出す。浅井とイ・ミニョンとの事実上の一騎打ちとなったが、16番パー4でイ・ミニョンが10メートル以上の長いバーディーパットを沈め、浅井は2位に後退。勝負は1打差のまま、最終18番パー5までもつれ込んだ。

浅井は2メートルのバーディーチャンスに付け、イ・ミニョンが先にパーでホールアウトした。決めればプレーオフのバーディーパット。浅井の1打は、ひと転がり足りず。わずか1センチほどの差で、浅井は2位に終わった。

イ・ミニョンは今季2勝目となるツアー通算5勝目を達成。浅井と申ジエが2位。

同じく黄金世代の高橋彩華(21=フリー)は5位から出て67で回り、同14アンダーの4位に入った。

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