日刊スポーツ

茨城・ルネサンスがアベック優勝!男子は小林龍竺、女子は田村萌来美が初制覇 関東高校ゴルフ

ともに初優勝したルネサンスの2人。左から小林と田村

<関東高校ゴルフ選手権冬季大会兼全国大会予選>◇最終日◇23日◇千葉・一の宮CC、男子西C(6541ヤード)、女子東C(6264ヤード)◇各パー71◇出場男子=120人、女子=113人

茨城・ルネサンスがアベック優勝した。男子は小林龍竺(2年)が通算5アンダー137、女子は田村萌来美(1年)が同3オーバー145で、ともに初制覇となった。シードを除く上位男子38人、同女子32人が来年3月20~22日、兵庫県で開催される「全国高校選手権春季大会」(男子=オリムピックGC、女子=チェリーヒルズGC)への出場権を得た。

小林は首位に1打差2位から出て、前半に鮮やかな逆転劇を演じた。圧巻は8番パー5のイーグル。バンカーからの残り180ヤードを「7番アイアンを満振りして」ピン左2メートルに2オン。下りスライスラインを真ん中から沈めた。「今日は全部うまくいった。攻めまくって、取れるところを取った」と胸を張った。

今年は不調だった。「神奈川県アマジュニア」を中3、高1と連覇し、「3連覇を期待されながら、まさかの予選落ち」。さらに夏の全国大会行き切符も逃した。リベンジの熱い気持ちで、今年最後の大会となったこの2日間、「優勝を狙っていた」。

その狙い通りの結果に、「将来はマスターズで優勝したい」と言葉も弾む小林。まずは、春の全国大会で優勝を目指す。

田村は4打差7位から逆転した。「ウッド系が右に出て、そこからうまくいかなかった」。第1日を振り返り、最終日を迎えると、「自分を信じてプレー」。前半3、4番で連続バーディーの後を1ボギーでしのいで首位に並んだ。上位陣が崩れる中、後半はパープレーにまとめ、終わってみれば、女子ではこの日唯一のアンダーパー。見事に優勝をたぐり寄せた。

男子優勝の小林とは、同じ神奈川出身で「仲が良い」という。アベックVと聞いて、思わずにっこり。春の全国大会は「上位を目指したい」と言うが、関東に続いてのアベックVも夢ではない。

【上位成績】

<男子>

<1>小林龍竺(茨城・ルネサンス2年)137(71・66)<2>川口史(千葉黎明2年)139(72・67)<3>外岩戸晟士(東京・代々木1年)141(72・69)<4>齋藤裕(埼玉栄2年)142(70・72)<5>粟野泰成(茨城・水戸啓明1年)143(73・70)<6>橋詰海斗(新潟・開志国際2年)143(72・71)

<女子>

<1>田村萌来美(茨城・ルネサンス1年)145(75・70)<2>大谷麗音(長野俊英1年)148(75・73)<3>齋藤愛桜(栃木・宇都宮文星女2年)148(74・74)<4>高橋知花(埼玉栄2年)148(73・75)<5>永田愛梨(静岡・浜松学芸1年)149(75・74)<6>遠藤桂音(茨城・明秀学園日立2年)149(72・77)

※同スコアの順位はマッチングスコアカード方式による

ティーショットを打つ田村
ティーショットを打つ小林

関連するニュースを読む

馬場咲希がプロ初戦で首位と11打差13位に後退 シモーネ・アジアパシフィック杯

馬場咲希(2023年11月3日撮影)

<女子ゴルフ・アジアシリーズ:シモーネ・アジアパシフィック・カップ>◇第2日◇22日◇インドネシア・ポンドック・インダGC(6806ヤード、パー72)

首位と3打差9位から出た、今大会がプロデビュー戦となる馬場咲希(18)は73とスコアを落とし、通算イーブンパーの144、首位と11打差の13位に後退した。

畑岡奈紗(24=アビームコンサルティング)は71で回り、1アンダーで8位に順位を上げた。3バーディー、3ボギーの72で14位。西畑萌香(25=フリー)は4オーバーの28位。今年のプロテストに合格した19歳の高野愛姫は5オーバーの32位。大会は3日間で、個人戦とともに2人1組のチーム戦も行われ、畑岡、西畑組は3オーバーで首位と13打差の7位、馬場、高野組は5オーバーの10位につけた。

関連するニュースを読む

西村優菜、地元堺市に100万円寄付 来季目標は米ツアー初優勝「今年とは違う戦い方が」

永藤英機堺市長(左から3人目)に100万円の寄付を贈呈した西村優菜(左から2人目)(撮影・阪口孝志)

女子ゴルフの西村優菜(23=スターツ)が23日、大阪・堺市役所を訪れ、永藤英機堺市長に寄付金100万円を贈呈した。

西村は昨年から社会貢献活動の1つとして、スポンサー契約を結ぶ住友生命と「西村優菜 Birdie Donation for Supported by住友生命」と称し、出場トーナメントにおいて、優勝したツアー数、バーディー、イーグル、ホールインワンを獲得した数に応じてポイントを積み立て、子どもたちへの支援、地球環境保護に取り組む団体への寄付を行っている。2回目となる今回は故郷の堺市に100万円を寄付した。

主戦場の米ツアー終了後に帰国し「帰ってすぐにたこ焼き食べました。粉もんが恋しくて」とにっこり。「まだまだ堺市のおいしいところを知らないので知りたい。実家はホッとするし、温かく落ち着いた雰囲気が好き」とつかの間の休息に浸っている。

今季は主戦場を米国に移し、世界を転戦。何かをつかもうと学びの多かった1年だけに、漢字1字でも「学」と振り返った。

前半戦はショットがまとまらず苦労したが、9月に一時帰国して臨んだ「住友生命レディース東海クラシック」で、きっかけをつかんで修正。最終戦の出場権と来季のシード権をしっかりとつかんだ。パッティングの対応力に課題はあると言うが、「すべてが初めてだったので、序盤は苦しい試合も続いた。難しい1年でしたが、シード権獲得を目標にスタートして、そこはクリアできたので充実した1年でした」。自己採点で「70点」と評価した。

来年は年女。パリ五輪も行われる。五輪については「あまり考えてないです。出たい気持ちはありますが、世界ランキングも遠い位置なので、それよりも海外メジャーって感じです」。今季は惜しくも優勝には手が届かなかっただけに「2年目は、今年とは違う戦い方ができるんじゃないかって楽しみ。今年はシード獲得をクリアできたので、来年は優勝という目標を立てて進んでいけたら」と米ツアー初優勝を目標に掲げた。

また、来季から新たに米ツアーに参戦する西郷真央らについては「安心感もあるし、負けたくない気持ちも出ると思う。いいモチベーションになると思うので、お互いに切磋琢磨(せっさたくま)しながら頑張れたら」と語った。

永藤英機堺市長(右)に100万円の寄付を贈呈した西村優菜(撮影・阪口孝志)

関連するニュースを読む

関東高校ゴルフ選手権冬季大会兼全国大会予選 女子は遠藤桂音が1打差2位発進

最終日に逆転を誓う遠藤桂音(茨城・明秀学園日立2年)

<関東高校ゴルフ選手権冬季大会兼全国大会予選>◇第1日◇22日◇千葉・一の宮CC、男子西C(6541ヤード)、女子東C(6264ヤード)◇各パー71◇出場男子=120人、女子=113人

女子は遠藤桂音(茨城・明秀学園日立2年)が1オーバー72で回り、1打差2位につけた。首位の鈴木能々子(東京・目黒日大2年)を逆転しての優勝を目指す。

男子は齋藤裕(埼玉・埼玉栄2年)が1アンダー70で首位に立った。

23日に最終日を行い、シードを除く上位男子38人、同女子32人が来年3月20~22日、兵庫県で開催される「全国高校選手権春季大会」(男子=オリムピックGC、女子=チェリーヒルズGC)への出場権を得る。

女子2位発進の遠藤は上がりの9番パー4、50センチのバーディーチャンスから、まさかの3パット。50センチオーバーすると、返しはカップをなめる不運に見舞われた。「最後に緊張してしまった」と天を仰いだ。10月29日の「進藤大典ジュニアトーナメント」高校女子の部で自己ベスト66をマークして優勝。上り調子だっただけに、悔やまれるパットとなった。

最終日は「グリーンが難しいので、できるだけ簡単なところにつけて、楽にパットしたい」という遠藤。7位に終わった夏の関東大会の悔しさを晴らすべく、逆転優勝を狙う。

【上位成績】

▽女子

(1)鈴木能々子(東京・目黒日大2年)71(35・36)(2)遠藤桂音(茨城・明秀学園日立2年)72(36・36)(3)高橋知花(埼玉栄2年)73(37・36)(4)齋藤愛桜(栃木・宇都宮文星女2年)74(40・34)(4)萩生田みらん(東京・共立女二2年)74(36・38)(4)伊藤美輝(東京・目黒日大1年)74(35・39)

▽男子

(1)齋藤裕(埼玉栄2年)70(35・35)(2)小林龍竺(茨城・ルネサンス2年)71(36・35)(2)坂本陽仁(西武台千葉2年)71(36・35)(2)小谷海斗(東京・代々木1年)71(35・36)(5)川口史(千葉黎明2年)72(39・33)(5)橋本圭市(栃木・佐野日大1年)72(38・34)(5)橋詰海斗(新潟・開志国際2年)72(36・36)(5)外岩戸晟士(東京・代々木1年)72(35・37)(5)※小林尚史(新潟・開志国際2年)72(34・38)(5)上村大和(東京・目黒日大2年)72(33・39)※はシード選手

関連するニュースを読む

来季国内男子ツアーは3試合減の23試合 石川遼が最年少17歳でプロ初VのマイナビABCなど消滅

2008年、石川遼はマイナビABCチャンピオンシップで史上最年少17歳1カ月でプロ初優勝を飾った

国内男子ゴルフツアーを統括する日本ゴルフツアー機構(JGTO)は22日、来季の日程を発表した。2008年に石川遼が史上最年少17歳1カ月でプロ初優勝を飾ったマイナビABCチャンピオンシップなど3試合が消滅し全23試合を予定。賞金総額は30億8832万円。

22年に開催されていた「バイ・ザ・プレーヤーズ」が復活する一方で、「ゴルフパートナー・プロアマ」、「ASO飯塚チャレンジド」、「マイナビABCチャンピオンシップ」が消滅。韓国プロ協会との共同主管で今季加わった新規大会「ハナ銀行招待」も共同主管が解かれ、国内ツアーの扱いから外れる。

来季レギュラーツアーの日程は以下の通り。

★3月28~31日 東建ホームメイトカッフ(三重・東建多度CC)

★4月25~28日 ISPS HANDA欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!(静岡・太平洋C御殿場C静岡)

★5月2~5日 中日クラウンズ(愛知・名古屋GC和合C)

★5月9~12日 For The Players By The Players(群馬・THE CLUB golf village)

★5月16~19日 関西オープン(滋賀・名神八日市CC)

★5月23~26日 全英への道~ミズノオープン(岡山・JFE瀬戸内海GC)

★6月6~9日 BMW 日本コ゛ルフツアー選手権 森ビルカッフ(茨城・宍戸ヒルズCC西C)

★6月20~23日 JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP byサトウ食品(栃木・西那須野CC)

★7月4~7日 日本プロゴルフ選手権(岐阜・富士C可児C志野C)

★7月11~14日 長嶋茂雄INVITATIONALセカ゛サミーカップ(北海道・ザ・ノーCGC

★8月8~11日 横浜ミナトChampionship~Fujiki Centennial~(神奈川・横浜CC)

★8月22~25日 Sansan KBCオーガスタ(福岡・芥屋GC)

★8月29日~9月1日 フシ゛サンケイクラシック(山梨・富士桜CC)

★9月5~9日 Shinhan Donghae Open(韓国Club 72CC)

★9月12~15日 ANAオープン(北海道・札幌GC輪厚C)

★9月19~22日 パナソニックオープン(兵庫・有馬ロイヤルGC)

★9月26~29日 バンテリン東海クラシック(愛知・三好CC西C)

★10月3~6日 ACNチャンピオンシップ(兵庫・三木GC)

★10月10~13日 日本オープン(埼玉・東京GC)

★11月7~10日 三井住友VISA太平洋マスターズ(静岡・太平洋C御殿場C)

★11月14~17日 ダンロップフェニック(宮崎・フェニックCC)

★11月21~24日 カシオワールドオープン(高知・Kochi黒潮CC)

★11月28日~12月1日 日本シリーズJTカップ(東京・東京よみうりCC)

関連するニュースを読む

馬場咲希がプロ初戦で首位と3打差9位発進 アジアシリーズ、シモーネ・アジアパシフィック杯

馬場咲希(2023年11月3日撮影)

<女子ゴルフ・アジアシリーズ:シモーネ・アジアパシフィック・カップ>◇第1日◇21日◇インドネシア・ポンドック・インダGC(6806ヤード、パー72)

プロ初戦戦となった馬場咲希(18)は5バーディー、4ボギーの71で回り、首位と3打差の9位と好スタートを切った。畑岡奈紗(24=アビームコンサルティング)は3バーディー、3ボギーの72で14位。西畑萌香(25=フリー)は2オーバーの74で24位。今年のプロテストに合格した19歳の高野愛姫は4オーバーの76で38位。大会は3日間で、個人戦とともに2人一組のチーム戦も行われ、畑岡、西畑組は首位と6打差の2オーバーの9位、馬場、高野組は3オーバーの11位につけた。

関連するニュースを読む

【ゴルフ】イ・ボミ「韓国選手ですが、差別や偏見なしに…」日本プロスポーツ大賞の功労者賞

日本プロスポーツ大賞「功労者賞」を受賞したゴルフのイ・ボミ氏(撮影・江口和貴)

女子ゴルフの日本ツアーで2度の賞金女王に輝いたイ・ボミ(35=韓国)が21日、都内で行われた「日本プロスポーツ大賞」の授賞式典に出席し、功労者賞を受賞した。「どう言えばいいか…本当に感激です。1人の力ではもらうことのできない賞だと思うので、本当に光栄です」と笑顔を見せた。

11年から日本ツアーに参戦し、15年から2年連続で賞金女王に輝いた。今季限りで日本ツアーを引退したが、これまでの功績がたたえられ、韓国人選手ながら同賞を受賞した。

「日本に来て13年間、韓国の選手ではありますが、差別や偏見なしに、温かい応援をいただいたことに本当に感謝しています。一生懸命練習をして、試合をしながら、たくさんのファンが応援してくださって、力になった。本当に幸せな時間でした」と実感を込めた。

日本プロスポーツ大賞「功労者賞」を受賞した卓球の石川氏(左)とゴルフのイ・ボミ氏(撮影・江口和貴)
日本プロスポーツ大賞授賞式典後、写真に納まる、左からイ・ボミ氏、石川氏、小田、北口(撮影・江口和貴)
日本プロスポーツ大賞授賞式典後、写真に納まる、左からイ・ボミ氏、石川氏、小田、北口(撮影・江口和貴)
日本プロスポーツ大賞授賞式典後、写真に納まるイ・ボミ氏(左)と石川氏(撮影・江口和貴)
日本プロスポーツ大賞授賞式典後、写真に納まるイ・ボミ氏(左)と石川氏(撮影・江口和貴)

関連するニュースを読む

原英莉花JLPGAアワードのパンツスーツ姿を投稿「優勝者としてこの場に立てたことを嬉しく」

原英莉花のインスタグラムから

前日20日に行われた日本女子プロゴルフ協会の年間表彰式「JLPGAアワード」に出席した原英莉花(24=NIPPON EXPRESSホールディングス)が21日、インスタグラムを更新した。

「優勝者としてこの場に立てたことを嬉しく思います。応援してくださった皆様 本当にありがとうございました」(原文まま)とつづり、白のベアトップに白のパンツスーツを合わせた、オールホワイトのファッションで受けた記念撮影の写真を投稿した。

前日はコンセプトについて「バック(=舞台背景)が黒と聞いていたので、白とか、ちょっと浮く色がいいなと思って選びました。オーダーじゃないです」と明かしていた。

前回の表彰式は、背中が大きく開いた大胆な黒のロングドレス姿で出席者をくぎ付けにした。今回はドレスでなくパンツスーツを選び「何か白のロングドレスって、ウエディングがイメージついちゃうかなと思って、パンツがいいなと思いました」と説明していた。

「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場した原英莉花(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場した原英莉花(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場し笑顔の原英莉花(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場した原英莉花(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場しちらりと胸元をのぞかせる原英莉花(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場しちらりと胸元をのぞかせる原英莉花(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場し笑顔の原英莉花(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした吉田優利(左)、菅沼菜々(中央)、原英莉花(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場した原英莉花(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場した原英莉花(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場した原英莉花(撮影・浅見桂子)

関連するニュースを読む

田中元基が5アンダー67でプロ初優勝 2日間競技の最終日は降雪で中止

雪の中、優勝カップを手に喜ぶ田中元基(撮影・菊川光一)

第3回コーセーアールイーカップ・オープンゴルフトーナメント最終日は21日、福岡・伊都ゴルフ倶楽部で開催予定だったが、積雪のため中止となった。

20日第1日で、2位と1打差の単独首位で発進した格闘技を愛すプロ転向から3シーズン目の田中元基(もとき、21=ドラッグコーエー)が、5バーディー、ノーボギーの5アンダー67でプロ初優勝を飾った。

1日競技で優勝150万円を獲得した。雪の中で優勝カップを掲げて歓喜。「来年は大事な1年になるので、いいスタートを切りたい」と意気込んだ。

ジュニア時代から通算30回ほどラウンドし、慣れ親しんだコースで優勝だ。しかも、福岡・沖学園高2年時、伊都GCで優勝して以来の栄冠。「これまでで一番難しいセッティングでした」という高難度の高速グリーンだったが、得意のパッティングを武器に攻略した。

今季は日本オープン、下部のアベマツアーの2試合出場に終わった。だが、最終QTで22位となり、来季は前半のレギュラーツアー9、10試合に出場が可能という。「まず前半戦を上位通過して、リランキングにつなげ、後半戦に向かいたい。シード獲得が目標です」と燃えている。

今年ゴルフ上達のため、約200万円で、打った弾道解析や測定などが行えるシミュレーション機器「GCスクワッド」を購入した。V賞金150万円は先行投資の補てんに充てるという。

来年2月、小田孔明プロらと宮崎合宿を予定。さらなる飛躍を目指す。

今年4月、東京・有明アリーナで、大ファンだという那須川天心のプロボクサー転向初戦を観戦。大みそかの31日も格闘技イベントのRIZIN(ライジン)を観戦する予定でいる。

好きな格闘技で英気を養い、好スタートを切る。【菊川光一】

関連するニュースを読む

【写真特集3】吉田優利は透け感ブルードレス おそろいチェックの岩井姉妹/JLPGAアワード

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の年間表彰式「JLPGAアワード」が20日、都内のホテルで行われた。

今季5勝を挙げ、2年連続年間女王に輝いた山下美夢有(22=加賀電子)が、年間最優秀選手賞、賞金ランキング第1位、平均ストローク第1位、特別賞など5冠を獲得した。

表彰式には各選手が思い思いのファッションで出席し、式典を彩った。

吉田優利、菅沼菜々、原英莉花

「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした吉田優利(左)、菅沼菜々(中央)、原英莉花(撮影・浅見桂子)

「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした吉田優利(左)、菅沼菜々(中央)、原英莉花(撮影・浅見桂子)

新人賞 神谷そら

「JLPGA AWARDS 2023」で新人賞を受賞した神谷そら(撮影・浅見桂子)

ベストショット賞 岩井明愛、岩井千怜

「JLPGA AWARDS 2023」でベストショット賞を受賞した岩井明(左)と岩井千(撮影・浅見桂子)

「JLPGA AWARDS 2023」でベストショット賞を受賞した岩井明(左)と岩井千(撮影・浅見桂子)

「JLPGA AWARDS 2023」でベストショット賞を受賞した岩井明(中央)と岩井千は徳光和夫アナウンサーからインタビューを受け笑顔(撮影・浅見桂子)

「JLPGA AWARDS 2023」でベストショット賞を受賞した岩井明(中央)と岩井千は徳光和夫アナウンサーからインタビューを受け笑顔(撮影・浅見桂子)

敢闘賞 桜井心那

「JLPGA AWARDS 2023」で敢闘賞を受賞した桜井(右)は小林会長からトロフィーを受け取り笑顔(撮影・浅見桂子)

「JLPGA AWARDS 2023」で敢闘賞を受賞した桜井は、美しい振り袖姿で壇上に上がる(撮影・浅見桂子)

JLPGA輝き賞 申ジエ

「JLPGA AWARDS 2023」でJLPGA輝き賞を受賞した申ジエ(撮影・浅見桂子)

特別賞 岩井明愛、申ジエ、山下美夢有、岩井千怜、小祝さくら、桜井心那

「JLPGA AWARDS 2023」で特別賞を受賞し、笑顔で記念撮影する、左から小林会長、岩井明、申ジエ、山下、岩井千、小祝、桜井(撮影・浅見桂子)

原英莉花

「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場した原英莉花(撮影・浅見桂子)

「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場し笑顔の原英莉花(撮影・浅見桂子)

「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場した原英莉花(撮影・浅見桂子)

「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場した原英莉花(撮影・浅見桂子)

山下美夢有

「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップしガッツポーズする山下美夢有(撮影・浅見桂子)

こちらもどうぞ

関連するニュースを読む

539日ぶりに優勝した西郷真央、海外メジャー全試合出場できっかけつかむ「気付きがあった」

「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした西郷真央(撮影・浅見桂子)

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の年間表彰式「JLPGAアワード」が20日、都内のホテルで行われた。

伊藤園レディースで539日ぶりに優勝を飾った西郷真央(22=島津製作所)が出席し、「悩みがすごく多くて、なかなか思うようにプレーできない時期が続いたが、いろいろな発見もありながら、シーズンを通して、右肩上がりでプレーできた」と振り返った。

復活優勝の要因に、今季日本ツアーから唯一となった、海外メジャー全試合出場を挙げた。「違う環境でプレーしたことによって、いろいろな気付きがあった。今シーズン優勝できたのも、海外メジャーに挑戦したからこそだと思う。良いきっかけになっていた」と分析した。

6日まで行われた来季米ツアー出場権を争う最終予選会で2位となったことで、主戦場を米国へと移す。1年を通して海外での戦いは初となるが、「このオフでしっかり身体を作って、1年間戦えるようにしていきたい」と調整を続けていく。初戦は来年1月25日からフロリダ州で行われるドライブオン選手権を予定。「来年は優勝できるようにというところ、最終戦に出られるように1年を通して、上位で戦えるよう頑張りたいです」と決意を込めた。

「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした西郷真央(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした西郷真央(撮影・浅見桂子)

関連するニュースを読む

吉田優利、自身デザインの透け感ある鮮やか青ドレスで登場「マーメイドな感じで」こだわり語る

「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした吉田優利(撮影・浅見桂子)

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の年間表彰式「JLPGAアワード」が20日、都内のホテルで行われた。5月に行われた国内メジャーのワールド・サロンパス・カップで優勝した吉田優利(23=エプソン)が登壇し、「良くも悪くもないシーズンだった。厳しいことを言えばすごく中途半端だった」と総括した。

この日は、自身がデザインしたという上半身にレースをあしらった透け感のある青色のドレスに身を包んで登場した。「理想のドレスがなかなか見つからなくて、それだったら自分で作っちゃおう」と衣装を作成。「マーメイドな感じで、作るようにしました」とこだわりも話した。

来季は米ツアーに主戦場を移す。6日まで開催された最終予選会で7位に入ったことでツアー出場権を勝ち取った。「自分のベストを尽くすだけ。なかなか日本に来られないかもしれないですけど、日本のファンに元気を届けるような私らしいプレーをしたいです」と意気込んだ。

◆岩井明愛(プレーオフで双子そろって直ドラし、メディア賞ベストショット部門を受賞)「スプーンという選択肢もあったのですが、盛り上げたいという気持ちがあって、チャレンジしました」

◆岩井千怜(姉と競ったプレーオフでのショットを評価され、同部門を受賞)「(明愛がドライバーを持ったときは)やりそうだなと予想していた。やっぱりなという感じで見ていた。期待を裏切らないなと思った」

「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした吉田優利(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」でそろいのチェック柄でドレスアップした岩井明愛(左)と岩井千怜(撮影・浅見桂子)

関連するニュースを読む

桜井心那の今年の1字は「鰻」食べて食べて食べまくって…成績も人気もウナギのぼり

「JLPGA AWARDS 2023」で振り袖姿を披露する桜井心那(撮影・浅見桂子)

今年の漢字は「鰻(うなぎ)」。女子ゴルフで今季4勝の桜井心那(19=ニトリ)が20日、都内で行われたJLPGAアワードに参加後に会見。

今年の自身を表す漢字1文字を問われると「鰻です。鰻をいっぱい食べたので。勝負メシが鰻で、優勝した時は最終日の前とか、試合の前とかに鰻をよく食べるんですけど、今年は本当にたくさん鰻を食べたので、これにしました」と、笑顔で答えた。アスリートが一般的に選択しそうな、生きざまや思いを表すような漢字1文字とは異なる、風変わりな回答で会見場をザワつかせた。

10代としては宮里藍、畑岡奈紗に次ぐ、史上3人目となる年間4勝を挙げた。昨季は下部のステップ・アップ・ツアーで史上最多の年間5勝を挙げたが、鰻が勝負メシとなったのは「プロになってから」だという。「浜名湖(に会場が近い試合)の時は週3、4回ぐらいで食べに行きました。いっぱい食べました」と笑った。実力はもちろん、天真らんまんな受け答えもあって、人気も“うなぎ上り”。来季の目標は「複数回優勝すること。あとは全米オープンをはじめ、海外メジャーにも、参戦できる試合は参戦したい。それと年間女王を目指してやっていきたいです」。“うなぎ上り”の先に、レギュラーツアー参戦2年目にして、一気に頂点も視野に入れている。【高田文太】

「JLPGA AWARDS 2023」で敢闘賞を受賞した桜井(右)は小林会長からトロフィーを受け取り笑顔(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で敢闘賞を受賞した桜井心那はトロフィーを手に笑顔(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で、笑顔で記念撮影する、左からウー・チャイエン、神谷そら、申ジエ、イ・ボミ、山下美夢有、桜井心那、岩井明愛、岩井千怜、小祝さくら(撮影・浅見桂子)

関連するニュースを読む

稲見萌寧ドルガバの黒ワンピース姿で大人な雰囲気 “乃木坂メンバー”菅沼菜々とツーショット

「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした菅沼菜々(左)と稲見萌寧(撮影・浅見桂子)

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の年間表彰式「JLPGAアワード」が20日、都内のホテルで行われた。

今季5勝を挙げ、2年連続年間女王に輝いた山下美夢有(22=加賀電子)が年間最優秀選手賞、賞金ランキング第1位、平均ストローク第1位など、5冠を獲得した。

来季は米ツアー参戦する稲見萌寧(24=Rakuten)が、菅沼菜々とともにフォトセッションに応じた。菅沼は乃木坂46衣装担当会社にドレスをお任せで作ってもらったという。グレーがかった淡い水色のドレスを着用し、乃木坂メンバーになり切った菅沼に対し、稲見はイタリアの高級ブランド「ドルチェ&ガッバーナ」のロゴ入り黒ワンピースを着用。大人な雰囲気を漂わせた。

「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした菅沼菜々(左)と稲見萌寧(撮影・浅見桂子)

関連するニュースを読む

【受賞者一覧】2年連続年間女王の山下美夢有が最多5冠/JLPGAアワード

「JLPGA AWARDS 2023」で、今季5勝で5冠に輝いた山下は「5」のポーズで笑顔(撮影・浅見桂子)

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の年間表彰式「JLPGAアワード」が20日、都内のホテルで行われた。

今季5勝を挙げ、2年連続年間女王に輝いた山下美夢有(22=加賀電子)が、年間最優秀選手賞、賞金ランキング第1位、平均ストローク第1位、特別賞など5冠を獲得した。

受賞者一覧は以下の通り

◆最優秀選手賞

山下美夢有

◆賞金ランキング第1位

山下美夢有

◆平均ストローク第1位

山下美夢有

◆新人賞

神谷そら

◆ステップアップツアー賞金ランキング1位

ウー・チャイエン

◆敢闘賞

桜井心那

◆JLPGA栄誉賞

山下美夢有

◆JLPGA輝き賞

申ジエ

◆メディア賞ベストショット部門

岩井明愛、岩井千怜

◆特別賞

日立3ツアーズJLPGAチーム

◆特別功労賞

イ・ボミ

「JLPGA AWARDS 2023」で特別功労賞を受賞したイ・ボミ(右)は山下から花束を贈られ笑顔を見せる(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で特別功労賞を受賞したイ・ボミ(右)は山下から花束を贈られ笑顔を見せる(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場した原英莉花(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場し笑顔の原英莉花(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場しちらりと胸元をのぞかせる原英莉花(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場しちらりと胸元をのぞかせる原英莉花(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場した原英莉花(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場した原英莉花(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場した原英莉花(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場した原英莉花(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場した原英莉花(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場した原英莉花(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした山下美夢有(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした山下美夢有(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップしたイ・ボミ(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップしたイ・ボミ(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で敢闘賞を受賞した桜井心那はトロフィーを手に笑顔(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で、笑顔で記念撮影する、左からウー・チャイエン、神谷そら、申ジエ、イ・ボミ、山下美夢有、桜井心那、岩井明愛、岩井千怜、小祝さくら(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で振り袖姿を披露する桜井心那(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で振り袖姿を披露した鈴木愛(撮影・浅見桂子)

関連するニュースを読む

年間女王の山下美夢有が全身シャネルで登場「1番高い買い物」五輪金にも意欲

「JLPGA AWARDS 2023」で、今季5勝で5冠に輝いた山下は「5」のポーズで笑顔(撮影・浅見桂子)

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の年間表彰式「JLPGAアワード」が20日、都内のホテルで行われた。

今季5勝を挙げ、2年連続年間女王に輝いた山下美夢有(22=加賀電子)が、年間最優秀選手賞、賞金ランキング第1位、平均ストローク第1位、特別賞など5冠を獲得。「今年は昨年に比べて、上位争いが接戦だった。良い緊張感の中でプレーできた。2年連続で年間女王を取ることができたのはうれしいです」と話した。

この日は母と購入したというシャネルの黒の輝くドレスとアクセサリーで、登場した。「今までで、一番高い買い物だったと思います」と驚かせた。

記録ずくめのシーズンだった。ツアー史上初となる2年連続獲得賞金2億円突破、平均ストローク、平均パット数、平均バーディー数、パーブレーク率など、ツアー記録を次々と更新するなど圧倒的な強さを見せた。

今季は海外メジャー5大会すべての出場資格を有していた中で、3試合出場。だが、最高位はAIG全英女子オープンの21位で、「悔しい結果に終わってしまって、自分の足りないものが、明確に分かった」。ショートゲーム精度を課題に挙げ、「オフでしっかり取り組んで、来年良い状態で迎えられるように」とし、「予選通過、上位で戦えるように」と誓った。

パリオリンピック(五輪)出場もにらむ。「メジャーも本当に大事ですけど、五輪は1回経験してみたい」。目指すのはもちろん「出るからには優勝」。あとで「金メダル」と笑顔で言い換え、意気込んだ。【村山玄】

「JLPGA AWARDS 2023」で特別功労賞を受賞したイ・ボミ(右)は山下から花束を贈られ笑顔を見せる(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で特別功労賞を受賞したイ・ボミ(右)は山下から花束を贈られ笑顔を見せる(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした山下美夢有(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした山下美夢有(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした山下美夢有(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で、5冠に輝いた山下はメルセデスベンツを瀬にトロフィーを掲げて笑顔(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で、笑顔で記念撮影する、左からウー・チャイエン、神谷そら、申ジエ、イ・ボミ、山下美夢有、桜井心那、岩井明愛、岩井千怜、小祝さくら(撮影・浅見桂子)
23年JLPGAアワード受賞者

関連するニュースを読む

東京五輪銀の稲見萌寧は大逆転でのパリ五輪出場に意欲 来季から参戦の米ツアー「優勝カップを」

「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした菅沼菜々(左)と稲見萌寧(撮影・浅見桂子)

女子ゴルフで来季から米ツアー挑戦を表明している稲見萌寧(24=Rakuten)が、2大会連続となるパリ五輪出場への意欲を見せた。

20日、都内で行われたJLPGAアワードに参加後に会見。21年東京五輪では、男女を通じて日本ゴルフ界初の表彰台となる、銀メダルを獲得しただけに「(日本開催の米ツアー)TOTOジャパンクラシックで優勝して、最後のチャンスをつないだと思う。可能性はゼロではない」と、大逆転での代表入りを目指すと誓った。

五輪出場には現在73位の世界ランキングを、日本人トップで同17位の畑岡奈紗、2番手で同19位の山下美夢有に、少なくとも迫るほど急上昇させる必要がある。ただ、世界最高峰の米ツアーで上位に進出すれば、ランキングを一気に上昇させることも可能。米ツアーへの自信は「ぶっちゃけると、ないです」と、苦笑いを浮かべたが「向こうで優勝カップを掲げられるように頑張りたい」とも語った。

東京五輪では最終日の終盤まで優勝を争ったが、金メダルは当時世界ランキング1位のネリー・コルダ(米国)だった。それだけに、米ツアーで一緒にプレーしたい選手を問われると「ネリー・コルダさんは、五輪でも一緒に表彰台に立ったので、一緒に回りたいです」と即答した。女子は世界のトップ選手がこぞって出場する、五輪で争った相手だけに特別な存在であることをうかがわせた。

「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした菅沼菜々(左)と稲見萌寧(撮影・浅見桂子)

関連するニュースを読む

原英莉花、胸元が開いた白のパンツスーツ姿で出席 「後ろが黒だから」とポイント明かす

「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場し笑顔の原英莉花(撮影・浅見桂子)

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の年間表彰式「JLPGAアワード」が20日、都内のホテルで行われた。

今季5勝を挙げ、2年連続年間女王に輝いた山下美夢有(22=加賀電子)が年間最優秀選手賞、賞金ランキング第1位、平均ストローク第1位など、5冠を獲得した。

原英莉花(24=NIPPON EXPRESSホールディングス)は胸元が大きく開いた白のベアトップに、白いパンツスーツを着用。オールホワイトのファッションのコンセプトについて「バック(=舞台背景)が黒って聞いていたので、白とかちょっと浮く色がいいなと思って選びました。オーダーじゃないです」と明かした。

前回表彰式では、背中が大きく開いた大胆な黒のロングドレス姿で出席者をくぎ付けにした。今回はドレスでなく、パンツスーツを選んだ理由を「うーん、何か白のロングドレスって、ウエディングがイメージついちゃうかなと思って、パンツがいいなと思いました」と説明した。

10月に行われた米女子ゴルフツアーの来季出場資格を争う2次予選会で、まさかのスコア誤記で失格した。一定の時期で世界ランキング75位以内の選手は、翌年の米女子ツアーの出場権を懸けた1、2次予選会を免除され、最終予選会から出場可能となる。

来季については「まず(国内ツアーの)序盤で優勝することと、しっかりと世界ランク75位に入って向こうに行くのと、(宮里藍)サントリー・レディースまでに賞金ランクトップで全英に出たいなって思っています」と目標を挙げた。

「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場しちらりと胸元をのぞかせる原英莉花(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場しちらりと胸元をのぞかせる原英莉花(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場した原英莉花(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場した原英莉花(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場した原英莉花(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場した原英莉花(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場した原英莉花(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場した原英莉花(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場した原英莉花(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場した原英莉花(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場し笑顔の原英莉花(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場した原英莉花(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場した原英莉花(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした菅沼菜々(左)と稲見萌寧(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で振り袖姿を披露する吉本ここね(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした西郷真央(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で振り袖姿を披露する高木優奈(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした小祝さくら(左)と吉本ひかる(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした吉田優利(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした山内日菜子(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした工藤遥加(左)と穴井詩(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした小滝水音(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした鬼頭さくら(左)と酒井美紀(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした橋添穂(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップしたウー・チャイエン(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で、笑顔で記念撮影する、左からウー・チャイエン、神谷そら、申ジエ、イ・ボミ、山下美夢有、桜井心那、岩井明愛、岩井千怜、小祝さくら(撮影・浅見桂子)

関連するニュースを読む

【写真特集2】橋添穂、背中パックリ 菅沼菜々は乃木坂46イメージドレス/JLPGAアワード

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の年間表彰式「JLPGAアワード」が20日、都内のホテルで行われた。

今季5勝を挙げ、2年連続年間女王に輝いた山下美夢有(22=加賀電子)が、年間最優秀選手賞、賞金ランキング第1位、平均ストローク第1位、特別賞など5冠を獲得した。

表彰式には各選手が思い思いのファッションで出席し、式典を彩った。

橋添穂

「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした橋添穂(撮影・浅見桂子)

「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした橋添穂(撮影・浅見桂子)

青木瀬令奈

「JLPGA AWARDS 2023」で着物姿を披露する青木瀬令奈(撮影・浅見桂子)

「JLPGA AWARDS 2023」で着物姿を披露する青木瀬令奈(撮影・浅見桂子)

小祝さくら、吉本ひかる

「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした小祝さくら(左)と吉本ひかる(撮影・浅見桂子)

「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした小祝さくら(左)と吉本ひかる(撮影・浅見桂子)

高木優奈

「JLPGA AWARDS 2023」で振り袖姿を披露する高木優奈(撮影・浅見桂子)

「JLPGA AWARDS 2023」で振り袖姿を披露する高木優奈(撮影・浅見桂子)

鈴木愛

「JLPGA AWARDS 2023」で振り袖姿を披露した鈴木愛(撮影・浅見桂子)

神谷そら

「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした神谷そら(撮影・浅見桂子)

菅沼菜々、稲見萌寧

「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした菅沼菜々(左)と稲見萌寧(撮影・浅見桂子)

「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした菅沼菜々(左)と稲見萌寧(撮影・浅見桂子)

吉田優利

「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした吉田優利(撮影・浅見桂子)

「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした吉田優利(撮影・浅見桂子)

鬼頭さくら、酒井美紀

「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした鬼頭さくら(左)と酒井美紀(撮影・浅見桂子)

小滝水音

「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした小滝水音(撮影・浅見桂子)

工藤遥加、穴井詩

「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした工藤遥加(左)と穴井詩(撮影・浅見桂子)

山内日菜子

「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした山内日菜子(撮影・浅見桂子)

吉本ここね

「JLPGA AWARDS 2023」で振り袖姿を披露する吉本ここね(撮影・浅見桂子)

西郷真央

「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした西郷真央(撮影・浅見桂子)

「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした西郷真央(撮影・浅見桂子)

北村響、福山恵梨

「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした北村響(左)と福山恵梨(撮影・浅見桂子)

沖せいら、新海美優

「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした沖せいら(左)と新海美優(撮影・浅見桂子)

小林夢果、P.サイパン

「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした小林夢果(左)とP.サイパン(撮影・浅見桂子)

高野あかり、大須賀望、小林光希

「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした高野あかり(左)、大須賀望(中央)、小林光希(撮影・浅見桂子)

「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした高野あかり(左)、大須賀望(中央)、小林光希(撮影・浅見桂子)

大城あかね、黄ゲッキン、島袋美幸、西川みさと

「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした、左から大城あかね、黄ゲッキン、島袋美幸、西川みさと(撮影・浅見桂子)

こちらもどうぞ

菅沼菜々、乃木坂46衣装会社にドレス発注「一ノ瀬美空ちゃんになったみたい」 推しになり切る

「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした菅沼菜々(左)と稲見萌寧(撮影・浅見桂子)

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の年間表彰式「JLPGAアワード」が20日、都内のホテルで行われた。

菅沼菜々(23=あいおいニッセイ同和損害保険)のドレスは、大ファンを公言する乃木坂46の衣装担当会社が担当した。グレーがかった淡い水色を基調とし、裾が揺れると超ミニスカートからスッと伸びた脚がのぞく。菅沼は「お任せで作っていただきました。乃木坂46の好きな曲を5、6曲伝えて、そこからイメージして服を作っていただき、大好きな水色の衣装にしていただきました。事前に好きな色は伝えてなかったのですが、水色だったのでうれしい」と満面の笑みで明かした。ネイルも水色に統一した。

菅沼はドレスの仕上がりについて「めちゃめちゃ、かわいい!」と大興奮。「大好きな一ノ瀬美空ちゃんになったみたいでうれしい。アワードの間はずっとテンション高かったです」。カチューシャは自前だが、10センチヒールの靴もお任せだったという。“推し”になりきり、終始テンション爆上がりの授賞式だったようだ。

今季について「目標の初優勝もできたし、さらにもう1勝できました。トータルするといい1年」と振り返った。来季に向けては「すごい選手は4、5勝しているので、満足することなく、来年はもっと勝てるように頑張りたいです」と意気込んだ。

「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした菅沼菜々(左)と稲見萌寧(撮影・浅見桂子)

関連するニュースを読む

吉田優利、透け感のあるブルーのロングドレスにドレスアップして出席

「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした吉田優利(撮影・浅見桂子)

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の年間表彰式「JLPGAアワード」が20日、都内のホテルで行われた。

今季5勝を挙げ、2年連続年間女王に輝いた山下美夢有(22=加賀電子)が年間最優秀選手賞、賞金ランキング第1位、平均ストローク第1位など、5冠を獲得した。

米ツアーの来季出場資格を獲得した吉田優利(23=エプソン)は、上半身はレースをあしらった透け感のあるブルーのロングドレス姿で出席。「自分でデザインしました」と笑顔で明かした。

「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした吉田優利(撮影・浅見桂子)

関連するニュースを読む

特別賞のイ・ボミ、黒のミニドレス姿&黒タイツ オールブラックとシックなファッション

「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップしたイ・ボミ(撮影・浅見桂子)

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の年間表彰式「JLPGAアワード」が20日、都内のホテルで行われた。

今季5勝を挙げ、2年連続年間女王に輝いた山下美夢有(22=加賀電子)が年間最優秀選手賞、賞金ランキング第1位、平均ストローク第1位など、5冠を獲得した。

今季日本ツアーから引退したイ・ボミ(35=韓国)は特別功労賞を受賞。首元がスクエア(四角)に開いた黒のミニドレスに黒のタイツを合わせた。バッグやパンプスなど小物を含め、黒で統一したシックなファッションで出席した。

「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップしたイ・ボミ(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で特別功労賞を受賞したイ・ボミは涙をぬぐう(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で特別功労賞を受賞したイ・ボミ(右)は涙をためながら小林会長と記念撮影(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で特別功労賞を受賞したイ・ボミ(右)は山下から花束を贈られ笑顔を見せる(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で特別功労賞を受賞したイ・ボミ(右)は山下から花束を贈られ笑顔を見せる(撮影・浅見桂子)
「JLPGA AWARDS 2023」で、笑顔で記念撮影する、左からウー・チャイエン、神谷そら、申ジエ、イ・ボミ、山下美夢有、桜井心那、岩井明愛、岩井千怜、小祝さくら(撮影・浅見桂子)

関連するニュースを読む

【写真特集1】原英莉花、胸元パックリ 山下美夢有、イ・ボミら華やかドレス/JLPGAアワード

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の年間表彰式「JLPGAアワード」が20日、都内のホテルで行われた。

今季5勝を挙げ、2年連続年間女王に輝いた山下美夢有(22=加賀電子)が、年間最優秀選手賞、賞金ランキング第1位、平均ストローク第1位、特別賞など5冠を獲得した。

表彰式には各選手が思い思いのファッションで出席し、式典を彩った。

原英莉花

「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場した原英莉花(撮影・浅見桂子)

「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場し笑顔の原英莉花(撮影・浅見桂子)

「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場しちらりと胸元をのぞかせる原英莉花(撮影・浅見桂子)

「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場しちらりと胸元をのぞかせる原英莉花(撮影・浅見桂子)

「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場した原英莉花(撮影・浅見桂子)

「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場した原英莉花(撮影・浅見桂子)

「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場した原英莉花(撮影・浅見桂子)

「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場した原英莉花(撮影・浅見桂子)

「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場した原英莉花(撮影・浅見桂子)

「JLPGA AWARDS 2023」で白いパンツスーツで登場した原英莉花(撮影・浅見桂子)

山下美夢有

「JLPGA AWARDS 2023」で、今季5勝で5冠に輝いた山下は「5」のポーズで笑顔(撮影・浅見桂子)

「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした山下美夢有(撮影・浅見桂子)

「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした山下美夢有(撮影・浅見桂子)

「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした山下美夢有(撮影・浅見桂子)

「JLPGA AWARDS 2023」で、5冠に輝いた山下はメルセデスベンツを瀬にトロフィーを掲げて笑顔(撮影・浅見桂子)

イ・ボミ

「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップしたイ・ボミ(撮影・浅見桂子)

「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップしたイ・ボミ(撮影・浅見桂子)

「JLPGA AWARDS 2023」で特別功労賞を受賞したイ・ボミ(右)は涙をためながら小林会長と記念撮影(撮影・浅見桂子)

山下美夢有、イ・ボミ

「JLPGA AWARDS 2023」で特別功労賞を受賞したイ・ボミ(右)は山下から花束を贈られ笑顔を見せる(撮影・浅見桂子)

「JLPGA AWARDS 2023」で特別功労賞を受賞したイ・ボミ(右)は山下から花束を贈られ笑顔を見せる(撮影・浅見桂子)

桜井心那

「JLPGA AWARDS 2023」で敢闘賞を受賞した桜井心那はトロフィーを手に笑顔(撮影・浅見桂子)

「JLPGA AWARDS 2023」で敢闘賞を受賞した桜井(右)は小林会長からトロフィーを受け取り笑顔(撮影・浅見桂子)

「JLPGA AWARDS 2023」で振り袖姿を披露する桜井心那(撮影・浅見桂子)

岩井明愛、岩井千怜

「JLPGA AWARDS 2023」でそろいのチェック柄でドレスアップした岩井明愛(左)と岩井千怜(撮影・浅見桂子)

「JLPGA AWARDS 2023」でそろいのチェック柄でドレスアップした岩井明愛(左)と岩井千怜(撮影・浅見桂子)

菊地絵理香

「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした菊地絵理香(撮影・浅見桂子)

「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップした菊地絵理香(撮影・浅見桂子)

ウー・チャイエン

「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップしたウー・チャイエン(撮影・浅見桂子)

「JLPGA AWARDS 2023」でドレスアップしたウー・チャイエン(撮影・浅見桂子)

アワード表彰者

「JLPGA AWARDS 2023」で、笑顔で記念撮影する、左からウー・チャイエン、神谷そら、申ジエ、イ・ボミ、山下美夢有、桜井心那、岩井明愛、岩井千怜、小祝さくら(撮影・浅見桂子)

まだまだあります!こちらもどうぞ

最優秀男子に賞金王の中島啓太、女子は年間女王の山下美夢有 アマは杉浦悠太/記者クラブ表彰

中島啓太(2023年11月26日撮影)

東京運動記者クラブ・ゴルフ分科会は19日、都内で総会を開き、23年の表彰選手を決めた。

最優秀男子は、国内ツアー賞金王の中島啓太(23=フリー)が初受賞。同女子は、国内ツアー2年連続年間女王の山下美夢有(22=加賀電子)が、2年連続受賞した。

同アマチュアは、11月のダンロップ・フェニックスで、史上7人目のアマ優勝を果たした杉浦悠太(22=日大)が初受賞した。優勝直後にプロ転向を宣言したが、アマチュア時代の成績が評価された。

また特別賞は、欧州ツアーで新人賞に輝いた久常涼(21=SBSホールディングス)が初受賞した。昨季から欧州ツアーを主戦場としている久常は、今年9月にパリ近郊で行われたフランス・オープンで初優勝。来季の米ツアー出場権を獲得したことで、初受賞となった。

山下美夢有(2023年11月24日撮影)

関連するニュースを読む

来季女子ツアーは1試合減 楽天スーパー・レディースが消滅「暑さ対策や総合的な観点から」

記者会見に出席したJLPGA小林会長

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は19日、来季国内女子ツアーの日程を発表した。

レギュラーツアーは23年から1試合減の全37試合を予定。7月末に行われていた楽天スーパー・レディースが消滅する。賞金総額は、1億1734万円減の44億円となった。レギュラーツアーは、2月29日開幕のダイキン・オーキッド・レディース(沖縄・琉球GC)から始まる。

7月開催の楽天スーパー・レディースの開催中止について、会見した小林浩美会長は「37大会で1大会減りますが、夏の猛暑対策などを総合的な観点から来年は1つ空き週にさせていただきます」と話した。7月中は、ミネベアミツミ・レディース北海道新聞カップ、大東建託いい部屋ネット・レディースの2試合が開催される。

国内メジャーの「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」は特別協賛社の変更により、「ソニー日本女子プロ選手権」に名称変更となる。小林会長は「とても光栄の至りであり、ファンエンゲージメントやエンターテインメント性をより高め再出発したい」と語った。

【イラスト】24女子プロゴルフツアー日程

関連するニュースを読む

JLPGAが来季国内女子ツアーの日程を発表 23年から1試合減の全37試合/一覧

【イラスト】24女子プロゴルフツアー日程

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は19日、来季国内女子ツアーの日程を発表した。レギュラーツアーは23年から1試合減の全37試合を予定。7月末に行われていた楽天スーパー・レディースが消滅した。賞金総額は、1億1734万円減の44億円となった。来季レギュラーツアーの日程は以下の通り。

・2月29~3月3日 ダイキン・オーキッド・レディース(沖縄、琉球GC)

☆3月7~10日 明治安田レディース・ヨコハマタイヤ(高知、土佐CC)

☆3月15~17日 Vポイント×ENEOS(鹿児島、鹿児島高牧CC)

・3月22~24日 アクサ・レディース(宮崎、UMK・CC)

・3月28日~31日 ヤマハ・レディース葛城(静岡、葛城GC山名C)

・4月5~7日 富士フイルム・スタジオアリス女子(埼玉、石坂GC)

・4月12~14日 KKT杯バンテリン・レディース(熊本、熊本空港CC)

・4月19~21日 フジサンケイ・レディース(静岡、川奈ホテルGC富士C)

・4月26~28日 パナソニック・レディース(千葉、浜野GC)

・5月2~5日 ワールド・サロンパス・カップ(茨城、茨城GC東C)

・5月10~12日 RKB×三井松島レディース(福岡、福岡CC和白C)

・5月16~19日 ブリヂストン・レディース(千葉、袖ケ浦CC袖ケ浦C)

・5月23~26日 リゾートトラスト・レディース(兵庫、関西GC)

☆5月31~6月2日 ヨネックス・レディース・ゴルフトーナメント(新潟、ヨネックスCC)

・6月6~9日 宮里藍サントリー・レディース(兵庫、六甲国際GC)

・6月14~16日 ニチレイ・レディース (千葉、袖ケ浦CC新袖C)

・6月20~23日 アース・モンダミン・カップ(千葉、カメリアヒルズCC)

・6月27~6月30日 資生堂レディース(神奈川、戸塚CC西C)

・7月4~7日 ミネベアミツミ・レディース北海道新聞カップ(北海道、真駒内CC空沼C)

・7月18~21日 大東建託いい部屋ネット・レディース(福岡、ザ・クイーンズヒルGC)

・8月2~4日 北海道meijiカップ(北海道、札幌国際CC島松C)

・8月9~11日 NEC軽井沢72(長野、軽井沢72G北C)

・8月16~18日 CATレディース(神奈川、大箱根CC)

・8月22~25日 ニトリ・レディース(北海道、桂GC)

・8月30~9月1日 ゴルフ5レディース(岐阜、ゴルフ5カントリーみずなみC)

☆9月5~8日 ソニー日本女子プロ選手権(沖縄、かねひで喜瀬CC)

・9月13~15日 住友生命レディース東海クラシック(愛知、新南愛知CC美浜C)

・9月20~22日 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子(宮城、利府GC)

・9月26日~9月29日 日本女子オープン選手権(茨城、大利根CC西C)

・10月4~6日 スタンレー・レディース・ホンダ(静岡、東名CC)

・10月11~13日 富士通レディース(千葉、東急セブンハンドレッドクラブ)

・10月17~20日 延田グループ・マスターズGCレディース(兵庫、マスターズGC)

・10月25~27日 樋口久子・三菱電機レディース(埼玉、武蔵丘GC)

◆10月31~11月3日 TOTOジャパンクラシック(滋賀、瀬田GC北C)

・11月8~10日 伊藤園レディース(千葉、グレートアイランドC)

・11月14~17日 大王製紙エリエール・レディース(愛媛、エリエールGC松山)

・11月21~24日 ツアー選手権リコー杯(宮崎、宮崎CC)

【注釈】

◆は海外ツアーとの共催

☆は大会名変更

23年の国内女子ツアー年間女王の山下美夢有(23年11月26日撮影)

関連するニュースを読む

小平智1打差6位で米ツアー本戦出場権逃す、下部ツアー出場権は獲得 中島啓太は45位

小平智(2022年12月3日撮影)

<米男子ゴルフ:最終予選会>◇最終日◇18日◇フロリダ州ポンテベドラビーチ・TPCソーグラスなど2コース(ともにパー70)

最終ラウンドが行われ、小平智(34=Admiral)は5バーディー、2ボギーの67で回り、通算7アンダー、273の6位で終えた。5位タイまでに与えられる来季のツアー本戦の出場権を1打差で逃したものの、40位以上に付与される下部ツアー出場権は獲得した。

国内ツアー賞金王の中島啓太(23=フリー)は70の通算イーブンパーで45位。ツアー本戦、下部ツアーともに逃した。中島は今季国内ツアーの賞金ランク3位以内の資格で、欧州ツアーの出場権を保有している。

関連するニュースを読む

畑岡奈紗17位、山下美夢有は19位で世界ランク変わらず 1位リリア・ブなど上位も変動なし

畑岡奈紗(2023年11月4日撮影)

女子ゴルフの18日付世界ランキングが発表され、畑岡奈紗は17位、山下美夢有は19位で変わらなかった。古江彩佳は24位、笹生優花も27位のままだった。

1位のリリア・ブ(米国)、2位の殷若寧(中国)、3位のセリーヌ・ブティエ(フランス)ら上位に変動はなかった。(共同)

関連するニュースを読む

「天才ゴルフ少女」須藤弥勒、母が乳がんで手術 「お母さん、治って」とサンタクロースに願う

自宅に置かれた巨大クリスマスツリーの前で、母みゆきさんのがん治癒を願う須藤弥勒(父憲一さん提供)

女子ゴルフで史上初めてジュニアメジャー4冠を達成した「天才ゴルフ少女」と呼ばれる須藤弥勒(みろく、12=ゴルフ5/太陽自動車)の母みゆきさん(51)が、乳がんで右胸の全摘手術を受けていたことが18日、取材で明らかになった。

みゆきさんが右胸に違和感を覚え、しこりがあることに気づいたのは3月。すぐに医師の診察を受けたが、浸潤性乳管がんのステージ1と診断された。同月、群馬県内の病院で手術を受け、10日間の入院を経て退院。現在は再発予防などのためにホルモン治療を行いながら、基本的には自宅療養に努めている。

弥勒の父憲一さんによると、手術は成功したが、毎月定期検査を受け、今後5~10年は治療を続ける必要がある。体重の増減は激しいものの、症状は安定しているという。

手術後、遠方で行われる弥勒の試合にも、できる限り同行。無理のない範囲で、コースでプレーを見守ることもある。みゆきさんは「きつい時もありますが、なるべく子どものそばにいたいですから」と話した。

憲一さん、みゆきさん夫婦には桃太郎君(13)、弥勒、文殊君(8)と3人の子どもがいる。みゆきさん自身、母親をがんで早くに亡くした。がんを告知され、つらくても泣いている時間はない。子を思う一心で右胸全摘手術を即決した。「私は苦しい思いをしたので、なるべく子どもたちのそばにできる限りいてあげたい。下の子はまだ8歳。子どもを育てあげないといけない。切り替えていかないといけない。1日でも長く生きたい。自分の中では潔く、ためらいなく決断できました」。

憲一さんは「妻ががんだと分かった時、家族で泣きました。すべてが順調の中、奈落の底に突き落とされた感じで、人生は一寸先は闇だとあらためて実感しました」と胸中を明かした。母ががん告知されたと知った弥勒は、しばらくぼうぜんとして、魂を抜かれたような感じだったという。憲一さんは「このような時こそ、心を強く持って、しっかりと前進していかなければ」と家族全員に説いた。

弥勒一家の生活は一変した。「少しでも家族一緒に過ごしたい」。家族全員の思いが一致し、みゆきさんと過ごす時間が家族の最優先事項に。弥勒は茨城県内に練習拠点を置いていたが、今は自宅がある群馬県内でトレーニングを行っている。

みゆきさんは子どもたちの成長を感じている。「弥勒は前から優しい子でしたが、闘病前に比べ、荷物を持ってくれたり、肩をもんでくれたりと、気を使ってくれるようになりました。料理を作ってくれたりと、子どもたちは積極的に私の状態を気にして、助けてくれようとしています。家族と過ごせる時間が大事。家族がいるから頑張れます」。あらためて家族の支えに感謝している。

みゆきさんには目標がある。弥勒は規約で出場可能となる満13歳を迎える来年8月にも、日本女子プロゴルフツアーデビューすると宣言したばかり。すでに、主催者推薦出場のオファーが多数届いている。「早く体力を元通りに戻して、来年のデビュー戦を何とか導いてあげたい」。これまでみゆきさんが弥勒のキャディーを務めてきた。晴れ舞台に立つ娘をそばで支えるため、デビュー戦でのキャディー復帰を目指している。「いつ再発してもおかしくない状況ですが、弥勒を優勝させたい。目標がある。前よりも充実しています」と前向きに話した。

弥勒の意識も変わった。「お母さんに早く治ってもらって、デビュー戦もそうですし、トーナメント参戦するようになってからもキャディーをしてもらって、たくさん試合に出て優勝して、いっぱい思い出を作りたいです」。ゴルフへの集中力は以前よりもさらに増した。「お母さんのためにも、何とか結果を出したい」。切実な思いも重なり、必死に練習に取り組む日々を過ごしている。

毎年、弥勒はクリスマスの夜、サンタクロースに手紙を書いて枕元に置く。これまでは「もっとゴルフがうまくなりたい。この技ができるようにいい案を出してほしい」などと、自分の願いごとを書いていた。今年は母みゆきさんの病気治癒をお願いすると決めている。「お母さんに何としても治ってほしい。そうお願いします。サンタさん用に、クッキーや牛乳を去年より10倍多く置きます」と話した。

自宅に置かれた巨大クリスマスツリーの前で、母みゆきさんのがん治癒を願う須藤弥勒(父憲一さん提供)
飼い始めたばかりのセントバーナード「リボン マスターズ」も含め、家族でクリスマスイベントを楽しむ左から須藤弥勒、母みゆきさん、兄桃太郎君(父憲一さん提供)
飼い始めたばかりのセントバーナード「リボン マスターズ」も含め、家族でクリスマスイベントを楽しむ左から須藤弥勒(後列中央)一家。前列左から父憲一さん、兄桃太郎君、後列左から母みゆきさん、弥勒、弟の文殊君(父憲一さん提供)
飼い始めたばかりのセントバーナード「リボン マスターズ」も含め、家族でクリスマスイベントを楽しむ左から須藤弥勒(左)一家。右は兄桃太郎君(父憲一さん提供)

関連するニュースを読む

米女子ツアーの出場権獲得の吉田優利「お姉様らぶい」パジャマ姿で先輩の青木瀬令奈と2ショット

吉田優利(2023年11月26日撮影)

米女子ゴルフツアーの最終予選会で来季の出場権を獲得した吉田優利(23=エプソン)が18日までにインスタグラムを更新。青木瀬令奈(30=リシャール・ミル)とのプライベートショットを公開した。

吉田は頂き物のイチゴ柄のパジャマを着て、青木と写真に写った。

「今年もとてもとてもお世話になりました

かっこよくて綺麗で優しくてかわいいお姉様らぶいです!!」とゴルフ場、プライベートなど複数の青木とのツーショットをアップした。

吉田優利のインスタグラムから
吉田優利のインスタグラムから
吉田優利のインスタグラムから
吉田優利のインスタグラムから
吉田優利のインスタグラムから
吉田優利のインスタグラムから
吉田優利のインスタグラムから
吉田優利のインスタグラムから

関連するニュースを読む