日刊スポーツ

池田大亮が予選2位通過「連覇したい」スケボ

競技を終え会見を行うスケートボードの池田大亮(撮影・清水貴仁)

<FISE広島大会>◇第1日◇19日◇広島市民球場跡地◇スケートボード・ストリート予選ほか

スケートボードで連覇を狙う池田大亮(18)が、左ヒザを痛めながらも予選を2位通過した。池田は本来のトリックを出せずに苦しみながらも、得意のマックツイストを決めて87・0点をマーク。90・0点でトップのK・ジョンソン(米国)に続いた。

すでに世界最高峰のプロリーグSLS参戦を決め、東京オリンピック(五輪)代表争いでも有利に立つ池田。無理をする必要はなかったが「まあ、できるので出ました」と笑顔で話した。半月板を痛めた左ヒザは思うように曲がらず、普段の大きい階段を使ったトリックなどは封印した。それでも「できることはできるし、やれるだけやろうと思って」と淡々。準決勝、決勝に向けて「大丈夫です」と話した。

5月20日からは東京五輪出場資格に直結するSLSロンドン大会が始まる。今回は海外のトッププロも出場せず、五輪予選でも関係ない。本来ならば大事な一線を前に休んでもおかしくない。いや、普通なら休む状況だ。それでも「できるから」とやってしまうところが遊びの延長でもあるスケートボードらしい。周囲も過保護になることなく、本人の意思を尊重する。

池田にとって、この大会は魅力的だった。優勝した昨年はFISEモンペリエ大会に招待出場。「今回も上位に入って、招待されたい」と話す。スケートボードの国内大会で、これほど観客が集まる大会もない。「多くの人に見てもらえるチャンス」と、競技の普及を頭に入れて話した。

この日、BMXフリースタイル・パーク予選を3位通過した中村輪夢(17)とは競技は違うが親しい仲。池田の活躍に刺激をうけた中村が「自分も頑張らないといけないと思った」と言えば、池田も「FISEとか他の大会で一緒になる。自分も刺激される」と話した。

前日、新幹線の自由席で広島入りした。名古屋まで席が空かなかった。それでも「すごく混んでて、大変だったんです」と笑い飛ばした。「連覇、したいですね」。大好きなFISEでの2年連続優勝へ、池田はたくましく言い切った。

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サンウルブズ、前半互角も昨季4強の強豪に逆転負け

サンウルブズ対ハリケーンズ 逆転負けし、悔しがるSH田中(中央)らサンウルブズの選手たち(撮影・狩俣裕三)

<スーパーラグビー(SR):サンウルブズ23-29ハリケーンズ>◇第10節◇19日◇東京・秩父宮ラグビー場

参戦4年目の日本チーム、サンウルブズはニュージーランド・カンファレンス2位の強豪ハリケーンズ(ニュージーランド)に23-29で敗れ、今季7敗目(2勝)を喫した。

前半はWTBマシレワの2トライなどで23-10とリードで折り返すも、後半28分までに3トライを奪われ、逆転を許した。攻守に気迫のこもったプレーを見せたが、金星目前で接戦を落とした。

    ◇    ◇    ◇

サンウルブズは序盤の攻勢で流れに乗った。鋭い防御で相手ボールを奪うと、前半6分にラインアウトからCTBウォーレンボスアヤコが中央を突破し、ここ2試合で5トライと絶好調のWTBマシレワの先制トライを演出。同27分には相手裏へのキックパスに再びマシレワが反応してトライを奪うなど、前半を23-10で折り返した。

だが、後半は相手のキックを活用した攻撃に対応できず3トライを失い、リードを守れなかった。20年シーズンを最後にスーパーラグビーから除外されることが決まって最初の国内試合で、昨季4強の強豪を相手に互角に渡り合うも、金星はならず。ブラウン・ヘッドコーチは「プレッシャーに耐えきれず、勝てるチャンスを生かせなかった。どこが相手でも勝てるプレースタイルはできていると思う」と前を向いた。次戦は26日に東京・秩父宮で、ハイランダーズ(ニュージーランド)と対戦する。

サンウルブズ対ハリケーンズ 観戦する、左から畠山健介、ブルゾンちえみ、丸山桂里奈(撮影・狩俣裕三)
サンウルブズ対ハリケーンズ 逆転負けし、悔しがるSH田中(中央)らサンウルブズの選手たち(撮影・狩俣裕三)

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大西葵2位発進で復活へ手応え イップス改善の兆し

KKT杯バンテリンレディスオープン初日、4アンダーで2位タイにつけた大西葵(撮影・今浪浩三)

<女子ゴルフ:KKT杯バンテリン・レディース>◇第1日◇19日◇熊本空港CC(6428ヤード、パー72)◇賞金総額1億円(優勝1800万円)

プロ6年目の大西葵(24=YKK AP)が好発進した。6バーディー、2ボギーの68で回り4アンダー。首位と1打差2位につけた。パターのイップスに苦しみ、昨年は13試合中9試合で予選落ち。各日を通じトップ5入りするのは17年5月以来2年ぶりで、復活への手応えをつかんだ。5アンダーの酒井美紀(27=国際スポーツ振興協会)が首位発進した。

   ◇   ◇   ◇

苦しんできただけ、喜びは大きかった。大西は出だしの10番でいきなりボギーをたたくも13、14番で2連続バーディー。16番パー3で心に火が付いた。10メートルのスライスライン。球はゆっくり吸い込まれるようにカップに落ちた。「こんなに長いパットが入るのは記憶にないくらい久しぶり。(手が)全く動かないから。(引退も)考えたりしたんですよ」。

パターのイップスになり、精神的に追い込まれた。昨年は13戦に出場し予選落ち9回。17年に約1272万円あった年間獲得賞金は、226万円まで激減した。「(パットが)入らなくても、動きさえすればいいんですよ、私は。全く動かないので、いろいろ考えたりしました」。試行錯誤しながら、シャフトを左腕に固定してストロークするアームロックにして、改善の兆しをつかんだという。

首位と1打差2位で発進した。各日を通してトップ5入りするのは、17年5月のほけんの窓口レディース第1日で5位発進して以来2年ぶり。プロ6年目のツアー初優勝を視界に捉えても、一時はどん底を見たからこそ「気合を入れた時はダメだから。普通にいきます」。強い日差しが注ぐ熊本で、輝きを取り戻しつつある。【益子浩一】

◆大西葵(おおにし・あおい)1994年(平6)7月13日、千葉県我孫子市生まれ。9歳から競技を始め、09年千葉ジュニア選手権優勝、千葉学芸高時代の11年に関東選手権優勝。14年7月にプロテスト合格。ツアー未勝利で、今季はQT4位の資格で出場。163センチ、56キロ。

KKT杯バンテリンレディスオープン初日、6番ミドル、バーディパットを惜しくも外し悔しがる大西葵(撮影・今浪浩三)

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パルクール忍者泉ひかり、パリ五輪採用へ活躍誓う

FIG・W杯 パルクール フリースタイル予選 予選後に会見を行う泉ひかり(撮影・清水貴仁)

<FISE広島大会>◇第1日◇19日◇広島市民球場跡地◇パルクール男子スピードラン、女子フリー予選ほか

「忍者スポーツ」パルクールが「五輪体操」の目玉になる。国際体操連盟(FIG)管轄のパルクールが都市型スポーツ総合国際大会の「センター」を占拠。五輪競技入りへ強烈なアピールをした。FIGの渡辺守成会長も24年パリ五輪で採用される可能性を「50・50」と断言。女子フリー予選をトップ通過した泉ひかり(23)も5年後のパリでの活躍を誓った。

   ◇   ◇   ◇   

かつてのホームからセンター方向へ、パルクールのパフォーマーたちが障害物を華麗に駆け抜けた。昨年は7競技のコースがダイヤモンドを囲むように設置されたが、今回は中心のパルクールを五輪競技のスケートボードやBMXフリースタイルが囲んだ。さらに、コースを見下ろすのはVIP席。2年目の大会は「パルクール推し」だった。

大会を主催する日本アーバンスポーツ支援協議会の渡辺会長は「パルクールを五輪に入れるためのFISE」と、FIG会長として公言する。体操、新体操、トランポリンに続く4つ目の五輪競技入りへ。来春には第1回のバレンシア(スペイン)などを候補地に世界選手権も開催予定で、準備は着々と進んでいる。

今年2月、パリ五輪の追加種目候補が決まったが、パルクールは体操の競技。来年の東京五輪以降、FIGが「新種目」として申請すればいい。「ごり押しはしない。まずは認知されること」と渡辺会長は慎重だが、24年パリ大会の実施確率を「50・50(フィフティ・フィフティ)」と言いながら自信ありげだった。

今月初旬のW杯成都大会で初優勝した泉は「パリなら28歳。いいランができると思う」と話した。5年前にCCレモンのCMで「忍者女子高生」として注目を浴びたが、5年後には「五輪金メダル候補」として注目される可能性がある。フランスはパルクール発祥の地。バッハ会長ら国際オリンピック委員会(IOC)も前向きだ。FISEの「センター」から24年パリ五輪へ、パルクールが障害を跳び越えゴールを目指す。【荻島弘一】

◆FISE(フィセ) エクストリームスポーツ国際フェスティバル。97年にフランスで始まり、03年から世界シリーズが行われている。今季は広島大会など全4戦。国際競技連盟のW杯として行われるBMXフリースタイル、パルクールを中心にスケートボード、ウエークボードなどが行われる。プロに特化したXゲームに対し、ジュニアカテゴリーやアカデミーなど教育にも力を入れている。

FIG・W杯 パルクール フリースタイル予選 素早い動きで様々なパファーマンスを繰り出し予選を首位で通過する泉ひかり(撮影・清水貴仁)
パルクールのフリースタイル予選で様々なパファーマンスを繰り出し予選を首位で通過する泉ひかり(撮影・清水貴仁)

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小田孔明が首位浮上「疲れた」口と裏腹9勝目へ奮起

7番、第3打を放つ小田(撮影・前岡正明)

<男子ゴルフ:東建ホームメイト杯>◇第2日◇19日◇三重・東建多度CC名古屋(7081ヤード、パー71)◇賞金総額1億3000万円(優勝2600万円)

40歳の小田孔明が強風の中、7バーディー、3ボギーの67で回り首位に浮上した。

会見では「もう疲れた。早く帰りたい」と机に突っ伏し、笑いを誘った。それでも10番からスタートした前半でスコアを稼ぎ、風が強まった後半はイーブンでしのぐ巧者ぶりを披露。09、10年と連覇したこの大会で、14年以来のツアー9勝目へ「開幕にこれだけいいのはめったにない。頑張ります」と気持ちを奮い立たせていた。

8番、ティーショットを放つ小田(撮影・前岡正明)

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星野陸也が強風攻略2位「打ち分けたり楽しい」

10番、ティーショットの行方を見つめる星野(撮影・前岡正明)

<男子ゴルフ:東建ホームメイト杯>◇第2日◇19日◇三重・東建多度CC名古屋(7081ヤード、パー71)◇賞金総額1億3000万円(優勝2600万円)

出水田と同じくツアー2勝目を目指す星野陸也が、後半3バーディーと伸ばして単独2位に浮上した。

強風に苦しむ選手が多い中「風が好き。風を読んで、ショットを打ち分けたりするのが楽しい」と、低弾道の球や、風に球をぶつけるショットを駆使してコースを攻略した。昨年のフジサンケイクラシックに続く2勝目へ好位置に付け「第3日でしっかり落とさないで、優勝争いをしていきたい」と話した。

14番、ティーショットを放つ星野(撮影・前岡正明)

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出水田大二郎が4位浮上、ウッズ参考パット冴えた

10番、ティーショットを放つ出水田(撮影・前岡正明)

<男子ゴルフ:東建ホームメイト杯>◇第2日◇19日◇三重・東建多度CC名古屋(7081ヤード、パー71)◇賞金総額1億3000万円(優勝2600万円)

15位から出た出水田大二郎(26=TOSS)が5バーディー、1ボギーの67で回り、通算8アンダー、134で首位に2打差の4位に浮上した。マスターズで復活優勝を遂げたタイガー・ウッズのパッティングを参考に、この日のベストスコアをマークした。小田孔明とD・オー(米国)が10アンダーで首位、星野陸也が9アンダーで2位に付けている。

   ◇   ◇   ◇

出水田は12番、13番と約6メートルのロングパットを沈め波に乗った。前半スコアを3つ伸ばすと、風が強くなった後半もバーディーを1つ重ねた。「パターが入ってくれました。2日間ともに長いのも入ってくれましたし、距離感も合って、思ったところに打てています」と納得顔で言った。

大会前に出場した地区大会の岐阜オープンで、パットの感覚をつかんだ。構えるときに屈みすぎているのを、背筋を伸ばして打つスタイルに変えた。マスターズの中継がヒントになった。「タイガーのパッティングを見ていたら、すごく格好良かった。すっと当たっている感じで、参考になった」と、屈み込んで打っていたときよりも、ストロークの安定につながった。

シード1年目の昨年は、8月に開催のKBCオーガスタで念願の初優勝。「いずみだ」の名前をアピールした。「それでも、昨年は“でみずだ”さんと呼ばれたりもしていましたが、今年は覚えていただいて、今のところ“いずみだ”と呼んでいただいています」と笑う。

今オフには「昨年、後半に疲れが出たので」と2月末から宮崎で約40日の合宿を行った。50ラウンドを回り、練習場への坂道約80メートルを20本ダッシュするなど、体力強化にも取り組んだ。「スイングが安定するようになった。今のところ疲れも感じないし、しっかり下半身も動いています」と手応えを感じている。

首位とは2打差で決勝ラウンドへ進むが「もっともっと活躍して、早く2勝目を挙げたい」と、開幕戦でのツアー2勝目に照準を合わせている。【桝田朗】

◆出水田大二郎(いずみだ・だいじろう)1993年(平5)2月5日、鹿児島県生まれ。9歳から横峯さくらの父良郎さんが指導する「めだかクラブ」で競技を始める。07年から九州ジュニア4連覇。樟南高卒業後の11年にプロ転向。翌12年の下部ツアー、きみさらずGL・GMAチャレンジでプロ初優勝。昨年初めて賞金シード入りし、KBCオーガスタでツアー初勝利。賞金ランク22位で今季のシード権を獲得した。183センチ、83キロ。

17番、バーディーパットを決めギャラリーの声援に応える出水田大二郎(撮影・前岡正明)

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三上紗也可「五輪切符をとる」世界選手権代表へ前進

<飛び込み:日本室内選手権兼世界選手権代表選考会>◇19日◇第1日◇東京辰巳国際水泳場◇女子3メートル板飛び込みほか

昨夏のジャカルタ・アジア大会代表の三上紗也可(18=米子ク)が、初めての世界選手権代表に前進した。日本水連が定めた派遣選考基準B(主要世界大会12位相当)の297点を上回る319・95点で初優勝。

「安定した演技ができてよかった。320点が目標だったので、少し悔いがあるが、319点は自信につながる」と笑顔を見せた。

今年3月に鳥取・米子南高を卒業した後は大学に進学せず、競技に専念している。「ずっと米子でやってきたので、環境を変えたくないという気持ちもあった。結果を出すためにはいいかなと思った」と、東京オリンピック(五輪)を念頭にすべてを注ぐ覚悟だ。

小4から指導を受ける安田コーチからは「洗練されているところがあまりない。表にでるタイプじゃないので『私はみられていない』という意識。でも競技にも影響するので、洗練された所作を学んでほしい」と、フィギュアスケート男子羽生結弦の動画などを見るように言われている。三上は「世界選手権で五輪切符をとることが最大の目標です」と夏を見据えていた。

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小田孔明が首位、星野2位 石川遼の弟航は予選落ち

8番、ティーショットを放つ小田(撮影・前岡正明)

<男子ゴルフ:東建ホームメイト杯>◇第2日◇19日◇三重・東建多度CC名古屋(7081ヤード、パー71)◇賞金総額1億3000万円(優勝2600万円)

首位スタートのD・オー(米国)が、1イーグル、3バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの69で回り、通算10アンダー、132で首位をキープ。4位から出た小田孔明が、7バーディー、3ボギーの67で回り、通算10アンダーでオーと並んで首位に浮上した。

4位から出た星野陸也が、9アンダーで単独2位に浮上。首位スタートの貞方章男、出水田大二郎、D・ペリー、B・ジョーンズ(ともにオーストラリア)が8アンダーで4位と続いている。

池田勇太ら2人が7アンダーで8位、昨年賞金王の今平周吾は2アンダーで45位。昨年覇者の重永亜斗夢は1アンダーで60位とぎりぎりで予選を通過した。なお1アンダーまでの68人が予選を通過している。

アマで出場した石川遼の弟、石川航(日体大)は通算15オーバーの129位で予選落ちした。

14番、ティーショットを放つ星野(撮影・前岡正明)
17番、バーディーパットを決めギャラリーの声援に応える貞方(撮影・前岡正明)

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ウルフパック先発に堀江ら、HCはアピール求める

ラグビー日本代表候補で編成した特別チーム「ウルフパック」は20日、ハリケーンズBとの強化試合(千葉・市原市)に臨む。

19日は試合登録メンバー25人を発表し、千葉・浦安市内で最終調整。先発にはフッカー堀江翔太、SO田村優ら代表主力のほか、NO8が本職の中島イシレリがプロップで名を連ねた。ジョセフ・ヘッドコーチは「選手には少ないプレー時間でチャンスをつかむように伝えている」とアピールを求めた。ゲーム主将を務めるラブスカフニは「防御の連係がテーマ。チームのために献身的にプレーしたい」と話した。

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長岡出身B1新潟石井、最終節へ意欲「大切な試合」

新潟SG石井峻平

B1中地区で優勝を決めた新潟アルビレックスBBは20日と21日のレギュラーシーズン最終節、同6位横浜ビー・コルセアーズとホームのアオーレ長岡で対戦する。

   ◇   ◇   ◇

SG今村佳太(23)と同じ長岡市出身のSG石井峻平(23)も地元での活躍を誓う。「CSに向け大切な試合。出番があったらまず守備で相手を止めて、打てるときは得点を狙う」。

前節川崎ブレイブサンダース戦は2試合とも出番がなかった。「見て学ぶこともあった。自分がチームにできることを考えたい」とベンチで見ていた優勝決定をプラス要素にする。「地区優勝という貴重な経験をさせてもらった。できる準備をして臨む」と意気込んだ。

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長岡出身のB1新潟今村「得点を」地元で恩返し誓う

「地元に恩返しをしたい」と気持ちを込めて横浜戦に臨むSG今村(右から2人目)(撮影・斎藤慎一郎)

B1中地区で優勝を決めた新潟アルビレックスBBは20日と21日のレギュラーシーズン最終節、同6位横浜ビー・コルセアーズとホームのアオーレ長岡で対戦する。

長岡市出身のSG今村佳太(23)が地元に恩返しをする。昨年のアジア大会での不祥事による出場停止が解けてから初のホーム戦となる。新潟は8連勝中。チャンピオンシップ(CS)1回戦のアルバルク東京戦(27~29日・アオーレ長岡)に勢いをつけるためにも10連勝で締めたい。その雰囲気の中、攻守で存在を示そうとコートに立つ。

   ◇   ◇   ◇

闘志を新たにした。「アオーレは僕にとって特別な場所。恩返しのつもりでやる」。19日の練習を居残りのショート練習で終えた今村は気を引き締めた。

横浜戦1戦目の20日に出場すれば、アオーレ長岡での試合は、昨年4月29日の三遠ネオフェニックス戦以来356日ぶり。チームは前節川崎ブレイブサンダース戦の1戦目(13日)で中地区優勝を決め、連勝も8に伸びしている。「CSに向けて少しでも貢献できるように」。15、16日とチームはオフだったが、今村は中之島体育館で自主トレをした。

川崎戦は2試合とも出場。11日に出場停止が解け、昨年5月のレバンガ北海道戦以来の試合出場を果たした。1戦目は7得点し、2戦目は2得点。「1戦目はチームのためにと思ってプレーした。2戦目は試合感覚の鈍さが出た」。手応えと課題を見つけ、ベストに近づけるためにオフを返上した。

何よりもファンの支えに結果で返したい。13日の川崎戦の第2クオーター(Q)、コートに入る時に新潟ファンだけでなく、川崎ファンからも温かい拍手が起きた。「すべてのバスケファンのためにプレーでも、社会奉仕でも恩返しをしたい」。16日は午前7時からアオーレ長岡、17日は午前8時から中之島体育館を清掃。18日は新潟のスクール生の指導をした。出場停止期間中に続けていた活動を、復帰が決まってからも継続している。

庄司和広監督(44)からも言われた。「感謝の気持ちを忘れないように」。横浜戦は友人、知人、スクール生が観戦に訪れる。「出たら得点したい」。期待に応える決意を固めた。【斎藤慎一郎】

横浜戦に向けて調整するSG今村(撮影・斎藤慎一郎)

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柔道事故巡り連盟提訴、内部通報窓口は「期待外れ」

記者会見を行った原告の父親(撮影・峯岸佑樹)

柔道事故を巡って、全日本柔道連盟(全柔連)が内部通報の対応義務を怠ったとして、福岡市の男性(18)とその父親(48)が19日、全柔連にそれぞれ165万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。

訴状によると、当時中学生だった男性は14年10月、福岡市にある道場の男性指導者から片羽絞めをかけられて失神した。男性はその後、迷走神経性失神、前頸部(けいぶ)擦過傷の診断を受けた。父親はこの件について、福岡県柔道協会に相談したが、被害者と加害者の説明が食い違い「事実関係を両者で話し合ってから来い」などと言われた。父親は翌11月に全柔連の内部通報窓口(コンプライアンスホットライン)に相談したが、福岡県協会に調査を依頼。事実上無視された形で、全柔連は被害者への聞き取りをせずに「指導者への説明は信用出来る」とした福岡県協会の調査に基づき「問題ない」と判断した。

この日、東京・霞が関の司法記者クラブで記者会見を行った原告の父親は「全柔連は被害者の話を全く聞かず、自ら調査を行わないなんて本当に頭にくる。裁判は出来ればしたくなかった。あまりにも対話をしてくれなく本当に残念。息子は死の恐怖を味わい『走馬灯を見た』とまで言っている」と述べた。全柔連は13年に女子代表監督らの選手への暴力・ハラスメント行為が問題となり、暴力などの相談を受ける内部通報窓口を設置した。これを受けて父親は「しっかり向き合ってくれる組織で、最初は『こういった窓口があって良かった』と思ったが、全くの期待外れ。本当に信じられない。名ばかりで、こんな看板なら、ない方が良いと思う」と怒りに身を震わせた。

この事故を巡る損害賠償訴訟に関しては18年6月に指導者が4万4000円を支払う判決が確定している。

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イ・ボミ首位と4打差発進、アン・シネは失速39位

KKT杯バンテリンレディースオープン初日、サードショットを放った三浦桃香、左はイ・ボミ(撮影・今浪浩三)

<女子ゴルフ:KKT杯バンテリン・レディース>◇第1日◇19日◇熊本空港CC(6428ヤード、パー72)◇賞金総額1億円(優勝1800万円)

元賞金女王のイ・ボミ(30=韓国)が、まずまずの位置で発進した。5バーディー、4ボギーの71で回り、1アンダー。首位と4打差13位。

同じく韓国勢のアン・シネは一時は首位に立つも、後半に大失速。6番までに4バーディーを挙げながら、その後は5ボギーで39位での発進となった。アン・シネは「ちょっと先走っちゃいました」と苦笑した。

5年ぶりのツアー3勝目を狙う酒井美紀が、5アンダーで単独首位。1打差2位に大西葵、永井花奈、イ・ソルラが続いた。

三浦桃香と上田桃子、前週4位に入った熊谷かほは1オーバーの39位。今季1勝を挙げている河本結は2オーバーの56位。不動裕理は4オーバーの79位。

KKT杯バンテリンレディースオープン初日、2番ミドル、ドライバーショットを放つアン・シネ(撮影・今浪浩三)
KKT杯バンテリンレディースオープン初日、1番ミドル、バーディパットを沈めたアン・シネ(撮影・今浪浩三)

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飯塚翔太が急性虫垂炎で入院、アジア選手権を欠場

東京五輪のスポーツピストグラムを発表会で思いを語る陸上飯塚(左)と空手清水(撮影・山崎安昭)

陸上男子200メートルの飯塚翔太(27=ミズノ)が19日までに急性虫垂炎で入院した。16日夜に痛みが出て、すでに手術を終えた。

念のため、体調が万全になってから退院する。

200メートルの代表だったアジア選手権(ドーハ)は欠場する。飯塚は日本陸連を通じ「戦えないことは残念ですが、今は治療に専念して次のレースに向けて準備をしたいと思います。また復帰して皆さんに会えるのを楽しみにしております」と談話は発表した。今後のレースは未定。大事には至ってはいない。

飯塚は男子400メートルリレーで、16年リオデジャネイロ・オリンピック(五輪)銀、17年世界選手権銅メダルにともに第2走者で貢献。200メートルは日本歴代2位の20秒11の自己記録を持つ。

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平野歩夢「海外に劣らない」村上市にスケボー虎の穴

竣工式のテープカット。テープを掲げる新潟・村上市の高橋市長

新潟・村上市が建設した「村上スケートパーク」の竣工(しゅんこう)式が、19日、同施設で行われた。式では高橋邦芳村上市長の式辞や、来賓の祝辞があり、スケートパーク事業協力への感謝や地域スポーツの振興への意欲が口々に語られた。

式後に行われた、スケートボーダーによるデモンストレーションには冬季五輪2大会連続の銀メダルを獲得した地元出身の平野歩夢(20=木下グループ)が登場。国内最大級の屋内スケートボード施設で華麗な滑りを披露した。

平野はスケートボードで東京五輪目指している。“初滑り”を終えると「海外に劣らないコースなので、いい練習が出来る」と話し、「(ただ)パークの深さは海外のと同じくらい高く、ケガのリスクが高い。滑りやすいが、注意が必要」と一般利用者への注意も忘れなかった。

5月10日から12日まで開催される「第3回日本スケートボード選手権大会」がこけら落とし。3月の日本オープン・パーク選手権で3位に入った平野も参加を予定している。

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KKT杯バンテリンL第1日/女子プロ写真特集

香妻琴乃 27歳

初日、力強いドライバーショットを披露する香妻琴乃(撮影・今浪浩三)

グリーンを読む香妻琴乃(撮影・今浪浩三)

ファンの声援に応える香妻琴乃(撮影・今浪浩三)

アン・シネ 28歳

KKT杯バンテリンレディスオープン初日、2番ミドル、ドライバーショットを放つアン・シネ(撮影・今浪浩三)

KKT杯バンテリンレディスオープン初日、2番ミドル、ドライバーショットを放つアン・シネ(撮影・今浪浩三)

KKT杯バンテリンレディスオープン初日、2番ミドル、傘を差し2打地点に向かうアン・シネ(撮影・今浪浩三)

グリーンを読むアン・シネ(撮影・今浪浩三)

青木瀬令奈 26歳

笑顔で2打地点に向かう青木瀬令奈(撮影・今浪浩三)

竹田麗央 16歳

いきなり1番でバーディパットを沈めたアマの竹田麗央(撮影・今浪浩三)

三浦桃香 20歳

サードショットを放つ三浦桃香(撮影・今浪浩三)

グリーンに向かう三浦桃香、左後方はイ・ボミ、アマの竹田麗央(撮影・今浪浩三)

堀琴音  23歳

1番ミドル、ギャラリーの声援に応える堀琴音(撮影・今浪浩三)

不動裕理  42歳

力強いドライバーショットを放つ不動裕理(撮影・今浪浩三)

上田桃子  32歳

打球を見つめる上田桃子(撮影・今浪浩三)

笠りつ子  31歳

力強いドライバーショット笠りつ子(撮影・今浪浩三)

原英莉花  20歳

力強いドライバーショット原英莉花 (撮影・今浪浩三)

成田美寿々  26歳

力強いドライバーショット成田美寿々(撮影・今浪浩三)

(撮影・今浪浩三)

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前半終了、膝上30cmスカートのアンシネが3位

KKT杯バンテリンレディスオープン初日、2番ミドル、ドライバーショットを放つアン・シネ(撮影・今浪浩三)

<女子ゴルフツアー:KKT杯バンテリン・レディース>◇第1日◇19日◇熊本空港CC(6428ヤード、パー72)◇賞金総額1億円(優勝1800万円)

セクシークイーンことアン・シネ(28=韓国)が、優勝争いに加わった。

体のラインを強調した蛍光色のウエアに、膝上30センチ(推定)の黒のタイトスカートで登場。大勢のギャラリーを引き連れ、序盤からバーディーを積み重ねた。

1番パー4で最初のバーディーを挙げると、4番から3連続バーディーで4アンダーとし、首位に浮上。

7番パー4でボギーをたたいたが、ハーフ終了時点で4バーディー、1ボギーの3アンダー。首位と2打差3位につけている。

来日3年目で、まだ日本では優勝経験なし。今季は3戦目で、前週のスタジオアリス女子オープンでは予選を通過し、37位だった。 5アンダーの単独首位には11ホールを終了した大西葵がつけている。

KKT杯バンテリンレディスオープン初日、2番ミドル、ドライバーショットを放つアン・シネ(撮影・今浪浩三)
KKT杯バンテリンレディスオープン初日、2番ミドル、傘を差し2打地点に向かうアン・シネ(撮影・今浪浩三)

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大坂欠くフェド杯、土居NO・1でオランダ倒す!

日本NO・1の土居(左)とオランダNO・2のホヘンカンプ

お笑いの殿堂で、オランダを笑い倒す! 20日に開幕する女子テニスの国別対抗戦フェド杯ワールドグループ2部入れ替え戦、日本-オランダ(靱テニスセンター)の組み合わせ抽選が19日、大阪・なんばグランド花月で行われ、日本はシングルスのNO・1で世界104位の土居美咲(27=ミキハウス)、NO・2に同112位の日比野菜緒(24=ブラス)を起用した。

4日前に、土居と奈良くるみ(27=安藤証券)は、この抽選会場で吉本新喜劇を観たばかり。大阪出身の奈良は「その舞台に自分が立っているなんて。この日を心待ちにしていた」と大喜びだ。日比野も愛知出身だが、現在は関西在住。笑顔が絶えない日本チームが、エースで世界1位の大坂なおみ(21=日清食品)を欠きながらも、打倒オランダでワールドグループに残留だ。

対戦はシングルス4試合、ダブルス1試合の計5試合を戦い3勝したチームが勝ち。勝てば20年同グループ2部に残留し、敗れれば地域ゾーンに転落する。組み合わせは次の通り。変更あり。

▽20日 土居-ホヘンカンプ、日比野-スフーフス ▽21日 土居-スフーフス、日比野-ホヘンカンプ、穂積絵莉、青山修子組-ケルクホフェ、シュールス組

お笑いの殿堂「なんばグランド花月」前で日本チームとオランダチーム

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尾崎将司が前半で棄権 今季初バーディーも腰痛悪化

17番、バーディーパットを外しがっくりする尾崎(撮影・前岡正明)

<男子ゴルフ:東建ホームメイト杯>◇第2日◇18日◇三重・東建多度CC名古屋(7081ヤード、パー71)◇賞金総額1億3000万円(優勝2600万円)

72歳の尾崎将司(I・S・T)が、前半の9ホールを終えたところで腰痛のため棄権した。

尾崎は第1日を80の9オーバーで130位からのスタートだった。この日もボギーが先行したが、12番では今季初のバーディーも奪い、グリーン上で一緒に回った堀川未来夢らとグータッチして笑顔も見せた。しかし、その後腰痛が悪化し、18番を終えた時点でロッカールームに引き揚げた。前半9ホールのスコアは6オーバーの42だった。尾崎は「本当に腰が治らないよ。1月に痛めてから全然良くならない。(石川)遼も腰痛、ジャンボ尾崎も腰痛で、イヤになっちゃうよ」と話した。バーディーを奪って堀川とグータッチした際は「じゃかましい、これからたくさん取ってみせる、と言ってやったんだけど、出なかったな」と苦笑。今後については「次は(5月2日開幕の)中日クラウンズ。腰を良くしないといけない。少しはましな姿を見せるから」と言って、帰りの車に乗り込んだ。

15番、バンカーショットを放つ尾崎(撮影・前岡正明)

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勝みなみ、納得の前半3バーディーで2つ伸ばす

<米女子ゴルフ:ロッテ選手権>◇第2日◇18日◇ハワイ州カポレイ、コオリナGC(パー72)

勝みなみは第1ラウンドから安定している短いアイアンのショットを武器に2つスコアを伸ばした。

スタートした午前は風が強かったが、第3打を1メートル弱につけた13番(パー5)など序盤5ホールで3バーディー。「ショットも前半は(ピンに)寄っていて、バーディーが取れた」と納得の表情で振り返った。

後半はミドルアイアンが乱れ始め、一転して耐えるゴルフに。体やグリップに力みが出ていたそうで「いつも悪い時は力が入る。そこは修正したい」と話した。

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野村72で5アンダー、勝は連日の70で4アンダー

<米女子ゴルフ:ロッテ選手権>◇第2日◇18日◇ハワイ州カポレイ、コオリナGC(パー72)

第2ラウンドが行われ、7位で出た野村敏京は72で通算5アンダー、139となった。38位から出た勝みなみは連日の70で回り4アンダー。

7位スタートの18歳、山口すず夏は13ホールを終え通算6アンダー。畑岡奈紗は8ホール、上原彩子は13ホールで3アンダーとなった。

第1日首位のネリー・コルダ(米国)が68で通算13アンダーに伸ばした。

◆野村敏京の話 バーディーも、ボギーもたくさんあった。もったいない。風が初日より吹いてきてタフなコンディションだった。

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錦織初戦敗退 モンテカルロ・マスターズ組み合わせ

<テニス:モンテカルロ・マスターズ>◇4月14〜21日◇モンテカルロ◇男子シングルス

世界ランキング6位の錦織圭(29=日清食品)は第5シードで臨む。

初戦となる2回戦で同50位のピエールユーグ・エルベール(28=フランス)に5-7、4-6で敗れた。

男子シングルス組み合わせ

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昨年V小平は出遅れ8打差93位 RBCヘリテージ

<米男子ゴルフ:RBCヘリテージ>◇第1日◇18日◇米サウスカロライナ州ヒルトンヘッド、ハーバータウン・リンクス(パー71)

第1ラウンドが行われ、昨年覇者の小平智は4バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの73で回り、首位と8打差の93位と出遅れた。小平は昨年、日本勢で5人目の米ツアー制覇を果たした。

65で回ったシェーン・ローリー(アイルランド)がトップに立った。

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バスケ・スペイン2部木下勲の起訴棄却

TAUカステリョ木下勲

スペイン・メディアによると、バスケットボールの同国2部リーグ、TAUカステリョでプレーする木下勲が同意を得ずに女性に性的関係を強要したとして起こされていた訴訟が17日、裁判所に棄却された。

被害を訴えた女性が継続的な証言の提供を怠ったためという。木下は昨年12月に地元警察に逮捕されたが、無実を主張していた。

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サンウルブズ国内初勝利へ「フィジカルでバトル」

スーパーラグビーの日本チーム、サンウルブズは19日、東京・秩父宮ラグビー場でニュージーランド・カンファレンス2位の強豪ハリケーンズと対戦する。

18日は会場で約1時間の調整を行い、連係を確認。今季3勝目と国内初勝利に向け、15年ワールドカップ日本代表のロック、トンプソンは「一番はフィジカル。防御で相手の勢いを止めたい」と闘志。日本代表候補のフランカー松橋周平(25)は「フィジカルでバトルしたい」と意気込んだ。

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広島「FISE」でパリ五輪追加種目など7競技

アーバンスポーツの祭典FISE広島大会を前に会見に出席した出場選手ら

都市型スポーツの総合国際大会「FISE(エクストリーム・スポーツ国際フェスティバル)」が19日、旧広島市民球場跡地などで開幕する。

20年東京オリンピック(五輪)で採用されるBMXフリースタイル・パークや24年パリ五輪の追加種目に浮上したブレークダンスなど7競技を実施。18日には広島市内で有力選手による会見が行われ、日本アーバンスポーツ支援協議会の渡辺守成会長は「昨年の成功で、アーバンスポーツの認知度が高まった。今年も、世界に発信したい」と話した。

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男子100m決勝は午後9時50分 五輪陸上日程

11月に完成する新国立競技場

国際陸連は18日までに20年東京オリンピック(五輪)の陸上の詳細な競技日程を公表し、世界的に注目される男子100メートル決勝は8月2日午後9時50分スタートとなった。

予選は1日午後7時45分、準決勝は2日午後7時15分から行われる。日本が前回リオデジャネイロ五輪で銀メダルを獲得した男子400メートルリレーは予選が6日午前11時半、決勝が7日午後10時50分開始となる。男子の200メートル決勝は5日午後9時55分、走り高跳び決勝は2日午後7時10分から実施される。トラック、フィールドの最終種目は8日午後9時50分からの男子1600メートルリレー決勝。大会が閉幕する9日は男子マラソンが午前6時にスタートする。

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松原大輔が首位と1打差3位「記憶ないくらい夢中」

8番、ティーショットを放つ松原(撮影・前岡正明)

<男子ゴルフ:東建ホームメイトカップ>◇第1日◇18日◇三重県東建多度CC名古屋(7081ヤード、パー71)◇賞金総額1億3000万円(優勝2600万円)

プロ3年目の松原大輔(24=フリー)が8バーディー、1ボギーの64で回り、7アンダーで3位につけた。高校、大学の後輩、星野陸也にツアー優勝で先を越され、シード権も逃がした18年からの巻き返しへ好発進。63で回ったデービッド・オー(米国)と貞方章男が8アンダーで首位。池田勇太、星野ら5人が6アンダーで4位につけた。

   ◇   ◇   ◇

1アンダーで迎えた後半2番から、松原の圧巻のバーディーラッシュが始まった。2番パー4で8メートルを沈めてバーディーを奪うと、3番は1・5メートル、4番は3メートル、5番は2メートル、6番は4メートルとチャンスで次々とパットを決めていった。終わってみれば自己ベストタイの64で、その時点で単独首位に立ち、堂々の3位につけた。「記憶がないくらい夢中でやっていました。自分のプレーもどんどん忘れていくくらい目の前のことに集中した」と振り返った。

昨年はあと少しのところでシード権を逃した(72位)。茨城・水城高-日大ゴルフ部の後輩、星野に優勝で先を越された。高校時代は、15年国体に一緒に出場し優勝したこともある。「大学には自分を追い掛けて入ってくれた。追い掛けられて、追い越されたというのが心の奥にはあります」。悔しさをバネにオフの練習で自分を見つめ直した。ショートゲームからショットまで、自分に何が足りないかチェック。QT(予選会)12位で獲得した前半戦の出場権にも「常に不安と闘っている」。そんな中、1打1打に集中することを心掛けているという。

中学、高校とゴルフの合間にボクシングジムにも通った。「間違ったら死ぬかもしれないという緊張感はゴルフにも役立っています」。ジム通いを世話してくれた同級生の大里拳(24=大鵬)が、5月4日に後楽園ホールで日本スーパーフェザー級王座に挑戦する。「友人の頑張りは刺激になっている。チャンピオンになったらお祝いしたい」。その前に、悲願の初勝利を挙げたいところだ。【桝田朗】

◆松原大輔(まつばら・だいすけ)1995年(平7)3月14日生まれ、大阪府出身。9歳でゴルフを始め、茨城の名門水城高では主将を務め11、12年と関東ジュニア連覇。日大でもゴルフ部主将。15年に茨城代表として国体で優勝。16年のQTでプロ転向。17年の下部ツアー、ISPSハンダグローバルチャレンジカップ優勝。18年はフル参戦も、賞金ランク72位でシード権獲得ならず。177センチ、77キロ。妹由美も女子プロ。

9番、バーディーパットを決めた松原(撮影・前岡正明)

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村尾三四郎混戦90キロ級で五輪へ「成長とめない」

世界選手権への意気込みを語る村尾三四郎(撮影・峯岸佑樹)

柔道の19年世界選手権東京大会(8月25日開幕、日本武道館)混合団体男子90キロ級代表の村尾三四郎(18=東海大)が18日、横浜市の桐蔭横浜大での強化合宿に参加し、吸収力の高さを伺わせた。

桐蔭横浜大の学生らと打ち込みや乱取りなどを行い、約2時間汗を流した。時折、男子代表の井上康生監督(40)から組み手の指導を受けると、すぐに実行して好感触をつかんでいた。「成長を止めてはいけない」と常々口にする18歳は今春、神奈川・桐蔭学園から20年東京五輪を見据えて柔道の名門の東海大に進学した。「毎日が勉強。高校時代とは違う環境で(東海大の)先輩たちの乱取りを見て、いろいろなことが学べる。多くのことを吸収出来ている」と充実感を漂わせた。

東海大では、卒業後も拠点とする16年リオデジャネイロ五輪男子100キロ級銅メダルの羽賀龍之介(27=旭化成)や、18年世界選手権同金メダルのウルフ・アロン(23=了徳寺学園職)ら実力者たちに頭を下げて、組み手などの指導を受けているという。

今年の世界選手権は個人代表ではなく、団体代表だったが「選ばれたことはラッキー」と前向きに捉え、東京五輪と同じ日本武道館の畳上に立てることで「絶対に良い経験になる。そういう意味でも1試合1試合を大切に、かみしめながら戦いたい」と意気込んだ。

この日の稽古途中には、大学と同じ敷地内にある桐蔭学園柔道部の高松正裕監督が激励に訪れ、村尾はすぐにあいさつへ出向き、アドバイスを求めていた。ある柔道関係者は「これほど賢い柔道家もなかなかいない」と言うほど、日々、自己分析して柔道に取り組んでいるという。東京五輪まで残り1年4カ月。混戦模様の90キロ級において、目の離せない存在になりそうだ。

稽古途中に恩師の高松正裕監督と話し込む村尾三四郎(右)(撮影・峯岸佑樹)

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