鈴木博美、伊東浩司夫妻「心の中に小出監督はいる」
97年世界選手権女子マラソン金メダリストの鈴木博美さん(50)は午後3時ごろ、前男子100メートル日本記録保持者で夫の伊東浩司さん(49)と弔問に駆け付け「私たちの心の中に小出監督はいる。まだこれからも見守ってくれると思います」と話した。
3月末に指導の第一線を退いた小出さんは「ゆっくり旅行したい」と話していたという。鈴木さんは「それはかなわなかったですが、ゆっくりしていただきたい」と悼んだ。
97年世界選手権女子マラソン金メダリストの鈴木博美さん(50)は午後3時ごろ、前男子100メートル日本記録保持者で夫の伊東浩司さん(49)と弔問に駆け付け「私たちの心の中に小出監督はいる。まだこれからも見守ってくれると思います」と話した。
3月末に指導の第一線を退いた小出さんは「ゆっくり旅行したい」と話していたという。鈴木さんは「それはかなわなかったですが、ゆっくりしていただきたい」と悼んだ。
住友電工陸上競技部は17日、男子400メートル障害の黒川和樹(法政大)、同短距離の鈴木碧斗(東洋大)、同ハンマー投げの福田翔大(日本大)が4月1日付で入社予定と発表した。
黒川は21年東京オリンピック(五輪)代表で、22年からは2大会連続で世界選手権にも出場。昨夏のブダペスト大会では自己ベストとなる48秒58をマークし、パリ五輪の参加標準記録を突破している。
鈴木は東京五輪1600メートルリレー代表で、4走を務めた実力者。福田は21年、23年の日本選手権覇者で、昨夏のアジア選手権では3位に入った。
センコー陸上競技部は16日、同日付で女子走り高跳びの高橋渚(24)が入部したと発表した。
高橋は22年から日本選手権2連覇中で、昨年7月のアジア選手権でも4位に食い込んだ。「センコー陸上競技部の一員として、新たな環境で高みを目指し、挑戦させていただけることに大変感謝しております。世界の舞台で戦うことを目指し、人としても選手としても皆さまに応援していただけるよう日々精進いたしますので、応援よろしくお願いいたします」とコメントした。
同部は21年4月に創部。昨年11月の全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)に初出場を果たし、20位となっていた。
来月4日に開催される別府大分毎日マラソンの大会事務局は15日、青山学院大(青学大)の太田蒼生(3年)が体調不良のため、欠場すると発表した。
太田は今年の箱根駅伝で3区(21・4キロ)を走り、日本人初の60分切りとなる59分47秒をマーク。20年にイェゴン・ヴィンセント(東京国際大)が記録した59分25秒に続く歴代2位のタイムで区間賞を獲得し、2年連続7度目の総合優勝に貢献した。
青学大からは箱根駅伝9区区間賞の倉本玄太(4年)、白石光星(3年)もエントリーしている。
ひらまつ病院陸上部は15日、立教大(立大)の男子駅伝チーム前監督の上野裕一郎(38)が選手として加入すると発表した。
北島貴大部長と中島泰伸監督が連名で「当院陸上部といたしましては再度選手として陸上競技に真摯(しんし)に向き合い当院のアスリートチームの理念でもある『スポーツで地域を元気に』という意味を、身をもって体感していただき、スポーツに携わる者としての姿勢を改めて考える機会を持ってほしいという期待を込め、加入を決めたところであります」と説明。続けて「本人自身様々な影響を考慮し、1月以降に正式な決定をさせてほしいという申し出のもと、本日正式決定および発表とさせていただきました」とした。
上野は中央大(中大)時代に4年連続で箱根駅伝に出場し、09年には世界選手権5000メートル代表にも選出された。その後は現役選手として競技を続けながら、18年から立大を指導。22年には箱根駅伝予選会を突破し、チームを55年ぶりの本大会出場へ導いた。しかし、昨年10月の同予選会直前に不適切な行動があったことが判明。監督を解任されていた。
その事態から約3カ月での競技復帰の発表。ひらまつ病院の平松克輝理事長は「関係の皆様におかれましては様々なご意見をお持ちのことかと存じます」と前置きした上で「今後は新たなスタートを切り、関係者やファンに対して誠実な姿勢で取り組む覚悟を持っていると感じ今回の上野選手の加入を決断した次第であります。私たちが彼の再起に向けたステップとしてできることは、これまでエリートとして歩んできた道ではなく、多くの人や社会と関わる機会を作ることです」と説明。同チームが「病院や介護施設が暗い場所ではなく元気や明るさを発信できる場所として地域と共にありつづけたい」との理念を掲げているとし、「彼が過ちと真摯に向き合い、一人の社会人として成長し将来陸上界へ恩返しすることが彼の今後歩むべき道だと考えており、これからの彼の歩みが世間にきちんと評価されるよう努力してくれることを期待しております」とコメントした。
ひらまつ病院は佐賀県が拠点。1日の全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)では24位となっていた。
株式会社エメトレは、陸上女子100メートル障害で21年東京オリンピック(五輪)代表の寺田明日香(34=ジャパンクリエイト)と共同開発した女子アスリート向けのサプリメント「AthReady(アスレディ)」を14日から発売した。
同製品は100%天然由来のコラーゲンペプチドを高配合した粉末状のサプリメントで、トレーニングなどで負荷のかかった体を内側から整えるもの。主な対象は中学生から大学生で、無月経や疲労骨折、貧血や摂食障害といった悩みを解消したいとの思いが込められているという。寺田の専属管理栄養士も交え、「チームあすか」で共同開発を進めてきた。
同社の佐藤葉月氏は「私は学生時代、10年間バレーボールに打ち込みました。『無月経』や『疲労骨折』と向き合わなかった後悔から、これから活躍する女子アスリートとそれを支える保護者、そして指導者が女子アスリートの健康問題について正しく理解し、そして向き合い、『後悔のない競技人生を送ってほしい』と願い、アスレディを開発しました。アスリートとして輝くために! 女子として輝き続けるために! ぜひアスレディをご活用いただけますと幸いです」とコメントを寄せた。
<陸上:第42回全国都道府県対抗女子駅伝(皇后杯)>◇14日◇たけびしスタジアム京都発着(9区間42・195キロ)◇47チーム
29年ぶり2度目の優勝を果たした宮城は、8区(3キロ)を任された男乕(おのとら)結衣(15=五城中)が鍵を握るランナーとなった。
3位でタスキを受け取ると、区間賞となる9分41秒の快走で2位に順位を上げ、アンカーの小海(こかい)遥(20=第一生命グループ)につないだ。
「(小海は)憧れの人なので、本当に頑張ってくださいって感じでした。優勝できて幸せです。本当に最高です!」。
優勝を大きく引き寄せた男乕は、笑顔で喜びを爆発させた。
快走は母の声に支えられた。「結構、声が大きいお母さんに『結衣、頑張れ』って言われて、もう1回気持ちを新たにできました」。沿道から聞こえた、なじみの声が、足を前に進める力になった。
自身の強みを「レース後の楽しみを考えて、気持ちを強くできること」と笑顔で話す15歳にとってのご褒美は「おいしい料理」。
そのことを考えれば「ほぼずっと全力で走れた。楽しくて、きついのはあんまり感じなかった」というこの日のような走りができるという。
「いずれもっとすごい走りをしたいです」。
あどけさが残る中学3年生は、大好きなさつまいも料理のことを考えながら、これからも走り続ける。【永田淳】
<陸上:第42回全国都道府県対抗女子駅伝(皇后杯)>◇14日◇たけびしスタジアム京都発着(9区間42・195キロ)◇47チーム
宮城の6区(4・0875キロ)を走った橘山莉乃(18=仙台育英高)が、区間2位となる13分12秒の快走で29年ぶり2度目の優勝に貢献した。
高校の後輩である長岡みさき(17=仙台育英高)から4位でタスキを受けると、橘山はそこから前に出て3位でつないだ。「高校最後に優勝で終われてうれしいです。この京都で悔しい思いをして、その悔しさをエネルギーに変えて頑張ろうっていう思いで乗り込んできたので良かったです」。
同じたけびしスタジアム京都発着で行われた昨年12月24日の全国高校駅伝に、橘山は仙台育英(宮城)のアンカーとして出場した。首位でタスキを受け、スタジアムにもトップで戻ってきたが、最後の直線、ゴール直前で神村学園(鹿児島)のカリバ・カロライン(3年)に抜かれる大逆転負けを喫した。あまりのショックに崩れ落ち、人目もはばからずに号泣した。
当然のように、敗戦のショックは後を引いた。「正直立ち直れなかった。直後は早く悔しさを晴らしたいと思っていたけど、時間がたつにつれて申し訳ない気持ちが強まって、練習に対する意欲もなくなっちゃった」。悔しさは時間の経過とともに、無気力にもつながっていたという。
そんな橘山を変えたのが、周囲の応援や届いた手紙だった。「みんなから『すごいかっこよかったよ』、『感動した』と声をいただいて、自分が頑張ることで刺激を与えられる存在になれたと思えた。ここでくよくよしてちゃだめだって思いました」。
再び前を向いた橘山は、戻ってきた京都の地で、たくましい走りを披露。「諦めずに、あの1秒の重みをしっかり持ちながら、最後も粘り強く走れました」。苦い経験をプラスに変えて、成長したことを同じ場所で証明してみせた。
走る喜びを再確認した橘山は、選手としての夢も語った。「トラックでも駅伝でも、どんどん自分の力を発揮できる選手になって、将来は世界で輝ける五輪選手になりたいと思っています」。3週間前とは違う晴れ晴れとした表情で、今後の成長を約束した。【永田淳】
<全国都道府県対抗女子駅伝>◇14日◇たけびしスタジアム京都発着◇9区間42・195キロ◇晴れ、気温5・5度、湿度61%、南向きの風1メートル(午後0時半スタート時)
東京五輪女子1500メートル8位で兵庫の田中希実(24=ニューバランス)が、最高の走りでパリ五輪イヤーをスタートした。今年初戦に臨み、2区(4キロ)で衝撃の19人抜きで15年以来9年ぶりに区間賞。20位でたすきを受けて1位に浮上する離れ業だった。昨年17人抜きを披露した岡山のドルーリー朱瑛里(しぇり、津山高1年)も同じ2区で8人抜きの区間5位と好走。憧れの田中と走って五輪への憧れを口にした。宮城が2時間16分30秒で29年ぶり2度目の優勝を果たした。
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東京は最終9区の新谷仁美(35=積水化学)が、区間5位の32分19秒で走って、順位を18位から12位に上げた。6人抜きの快走だったが、本人は「6人しか抜けなかったので申し訳ない」と反省。中学時代から出場してきた大会で「年初めで今年の流れを占うもの」と位置づけており、今後に向けて「ここから挽回していかなきゃいけないと思う」と気を引き締めた。
<全国都道府県対抗女子駅伝>◇14日◇たけびしスタジアム京都発着◇9区間42・195キロ◇晴れ、気温5・5度、湿度61%、南向きの風1メートル(午後0時半スタート時)
東京五輪女子1500メートル8位で兵庫の田中希実(24=ニューバランス)が、最高の走りでパリ五輪イヤーをスタートした。今年初戦に臨み、2区(4キロ)で衝撃の19人抜きで15年以来9年ぶりに区間賞。20位でたすきを受けて1位に浮上する離れ業だった。昨年17人抜きを披露した岡山のドルーリー朱瑛里(しぇり、津山高1年)も同じ2区で8人抜きの区間5位と好走。憧れの田中と走って五輪への憧れを口にした。宮城が2時間16分30秒で29年ぶり2度目の優勝を果たした。
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宮城が最終9区の逆転で、29年ぶりの頂点をつかんだ。首位だった兵庫と9秒差の2位でタスキを受けたアンカー小海は「優勝できるところを探りながら走っていた」と状況を見極め、6キロ過ぎでトップに立った。8区区間賞の走りで、逆転優勝の下地をつくった中学生の男乕(おのとら)は「ためらわないで積極的に走れた。幸せです、本当に最高です」と喜んだ。
<全国都道府県対抗女子駅伝>◇14日◇たけびしスタジアム京都発着◇9区間42・195キロ◇晴れ、気温5・5度、湿度61%、南向きの風1メートル(午後0時半スタート時)
東京五輪女子1500メートル8位で兵庫の田中希実(24=ニューバランス)が、最高の走りでパリ五輪イヤーをスタートした。今年初戦に臨み、2区(4キロ)で衝撃の19人抜きで15年以来9年ぶりに区間賞。20位でたすきを受けて1位に浮上する離れ業だった。昨年17人抜きを披露した岡山のドルーリー朱瑛里(しぇり、津山高1年)も同じ2区で8人抜きの区間5位と好走。憧れの田中と走って五輪への憧れを口にした。宮城が2時間16分30秒で29年ぶり2度目の優勝を果たした。
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石川の五島莉乃(26=資生堂)が、被災地への思いも胸に区間賞を獲得した。1区で最初の1キロを3分1秒と飛ばして入って、独走。18分49秒のトップで2区にたすきを渡して「私たちの走りで、少しでも石川県の皆さんに届けられるものがあったらと思って走りました」と涙を浮かべた。
沿道からは「石川、頑張れ!」という声援が響いた。選手の中にも、能登出身者はいる。苦しい思いも抱えながらのレースとなったが「最後までたすきをつなげて、本当に良かった」としみじみ振り返った。
深浦隆史監督も「メンバーが『石川のために走ろう』という例年にない団結感があった」。総合43位だったが「後半もたすき中継でクローズアップしていただいて。その場面を見て、被災している方々が力をもらえたのなら、我々としても良かったのかな」と、言葉を選びながら口にした。
<全国都道府県対抗女子駅伝>◇14日◇たけびしスタジアム京都発着◇9区間42・195キロ◇晴れ、気温5・5度、湿度61%、南向きの風1メートル(午後0時半スタート時)
東京五輪女子1500メートル8位で兵庫の田中希実(24=ニューバランス)が、最高の走りでパリ五輪イヤーをスタートした。今年初戦に臨み、2区(4キロ)で衝撃の19人抜きで15年以来9年ぶりに区間賞。20位でたすきを受けて1位に浮上する離れ業だった。昨年17人抜きを披露した岡山のドルーリー朱瑛里(しぇり、津山高1年)も同じ2区で8人抜きの区間5位と好走。憧れの田中と走って五輪への憧れを口にした。宮城が2時間16分30秒で29年ぶり2度目の優勝を果たした。
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大阪のサッカー日本代表MF久保のいとこで、高1の久保凜は、7区を12分49秒で走って区間6位となった。昨年の全国総体800メートル優勝者は「今の自分の全力を出し切って、次の区間の人に1秒でも早くつなげるように」という言葉通りの走りで5位をキープした。サッカー日本代表がベトナムとのアジア杯初戦を迎えたこの日、堂々とした走りを見せた。
<全国都道府県対抗女子駅伝>◇14日◇たけびしスタジアム京都発着◇9区間42・195キロ◇晴れ、気温5・5度、湿度61%、南向きの風1メートル(午後0時半スタート時)
東京五輪女子1500メートル8位で兵庫の田中希実(24=ニューバランス)が、最高の走りでパリ五輪イヤーをスタートした。今年初戦に臨み、2区(4キロ)で衝撃の19人抜きで15年以来9年ぶりに区間賞。20位でたすきを受けて1位に浮上する離れ業だった。昨年17人抜きを披露した岡山のドルーリー朱瑛里(しぇり、津山高1年)も同じ2区で8人抜きの区間5位と好走。憧れの田中と走って五輪への憧れを口にした。宮城が2時間16分30秒で29年ぶり2度目の優勝を果たした。
大きなストライドで、1人、また1人と抜き去る。田中は「先頭を狙えないこともない」と前を見つめて約2・5キロ地点で首位浮上。残り1・5キロはもう抜く相手がいない。19人のごぼう抜きに「初めていっぱい抜く経験ができて楽しかった」と充実感を漂わせた。
女子5000メートルの日本記録保持者。ただ、この大会は中3だった15年以来区間賞を取れずにいた。「頑張ってもできない」。苦手意識がある上に、今年は8度目にして初の2区で出走。レース2日前の12日に試走してコースを確認。「情報量が多すぎて整理できない」というところからスタートして、区間記録12分7秒(09年小林祐梨子)に4秒差の12分11秒で、9年ぶりの区間賞。兵庫・浜本憲秀監督も「自分なりの方程式を求めたんだろう。初めてで10秒前後で走ったのは素晴らしい」と、最敬礼だ。
同区に登場した岡山のドルーリーにも気遣いを見せた。12分47秒で8人抜きの区間5位と健闘した16歳について「(レース後に)『私も追いかけたいです』という言葉ももらって、元気をもらいました」とにっこり。自分の背中を追ってくる次世代のランナーへ「伸び伸びと陸上を楽しいと思いながら、長く続けてほしい」とエールを送った。
今大会について「オリンピックくらい緊張していたかも」。年下の選手たちから目標とされる立場になり、緊張はあった。それでも異次元の走りで目標の区間賞もきっちりゲット。「メンタル面でパリオリンピックにつながると思う」。五輪イヤーを最高の形で滑り出した。【竹本穂乃加】
◆全国都道府県対抗女子駅伝のごぼう抜き 最多は29人抜きで2人。07年湯田友美(愛知)と09年小林祐梨子(兵庫)。3位は22人抜きの07年熊坂香織(山形)で、4位は20人抜きの同年西川生夏(熊本)。19人抜きの田中は、10年箱山侑香(長野)に並んで5位。5位までの記録は、すべて2区で記録されている。
<陸上:第42回全国都道府県対抗女子駅伝(皇后杯)>◇14日◇たけびしスタジアム京都発着(9区間42・195キロ)◇47チーム
NHKで解説を務めた福士加代子氏(41)に注目が集まっている。
今大会の中継では、08年北京五輪女子5000メートル代表の小林祐梨子氏(35)とともに出演した。2区で兵庫の田中希実(ニューバランス)が19人抜きの激走で首位に立つと「速いなぁ。トップ? すごいねぇ」と率直にコメント。沿道の観客が田中へ声援を送る場面を見ると「難しいんだよ~、田中希実ちゃんの写真を撮るのは。速すぎて」と語り、「リモートバイクでも着いていくのがやっと」と冗談交じりに解説した。残り200メートルでも失速することなく駆け抜ける姿には「こんなに速い人は見たことない。かっこいい! たくましくなったなぁ」と絶賛した。
宮城が最終区で逆転し、29年ぶり2度目の優勝を飾ると「うわぁ、いいですねぇ」としみじみ。広島が31年ぶりのメダル獲得となる3位に入ると「すごいですねぇ! 表彰台、おめでとう」と感嘆した。さらに「どこ優勝してもいいな」「地元のために頑張る姿はいいですね」と選手たちをたたえた。
この解説にX(旧ツイッター)では「自然体で最高でした」「ゆるい解説聞きながらの観戦楽しかったね」「明るい解説も楽しかった」などのコメントが相次いだ。小林とのタッグも好評で「コンビとてもよかった」「温かくて楽しかった」などの投稿も続いた。
<全国都道府県対抗女子駅伝>◇14日◇たけびしスタジアム京都発着◇9区間42・195キロ◇晴れ、気温5・5度、湿度61%、南向きの風1メートル(午後0時半スタート時)
東京五輪女子1500メートル8位で兵庫の田中希実(24=ニューバランス)が、最高の走りでパリ五輪イヤーをスタートした。今年初戦に臨み、2区(4キロ)で衝撃の19人抜きで15年以来9年ぶりに区間賞。20位でたすきを受けて1位に浮上する離れ業だった。昨年17人抜きを披露した岡山のドルーリー朱瑛里(しぇり、津山高1年)も同じ2区で8人抜きの区間5位と好走。憧れの田中と走って五輪への憧れを口にした。宮城が2時間16分30秒で29年ぶり2度目の優勝を果たした。
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憧れの背中を追いかけた。ドルーリーは、20位兵庫の田中と、19秒差の27位でたすきを受けた。ダイナミックなフォームで前を追って8人抜き。大学生、実業団もいる中で高校生トップとなる区間5位の12分47秒。区間賞の田中とは36秒差と高1として十分な走りだった。それでも「中盤に少しタイムが落ちてしまった」と悔しさをにじませた。
田中との“初対決”は、順位の差もあって姿をみられなかった。「田中さんは4キロをイーブンぐらいでいっていた。私もそのくらいのスタミナが必要ですし、それをキープするためのスピードも重要になると思います」。憧れの存在から刺激を受けた様子。その上で、「五輪にはやっぱり憧れがあります」と口にした。これからもその背中を追い続ける覚悟。「来年はもっとレベルアップした姿を見せられるように、この冬しっかりと練習したい」と成長を誓った。【永田淳】
◆昨年大会のドルーリーVTR 津山・鶴山中3年で岡山代表に選出されて、全国的な駅伝デビューとなった。中学生区間の3区(3キロ)に登場。38位でたすきを受けると、17人を抜いて21位に浮上。従来の記録を8秒更新する、区間新9分2秒をマークした。17人抜きは同区間歴代1位のごぼう抜きで注目を浴びた。
<陸上:第42回全国都道府県対抗女子駅伝(皇后杯)>◇14日◇たけびしスタジアム京都発着(9区間42・195キロ)◇47チーム
岡山のドルーリー朱瑛里(16=津山)が今大会で印象に残った場面として、石川代表の五島莉乃(26=資生堂)が1区区間賞を獲得したシーンを挙げた。
ドルーリーは2区(4キロ)で12分47秒をマークし、高校生トップの区間5位と好走。レース後の10分間の取材で大会を終えた感想を問われると、今月1日に発生した能登半島地震にふれ「震災があった中、この大会にもすごくたくさんの関係者が準備してくださった」と感謝した。
その上で「1区で石川県の選手が1位でタスキを渡しているところには感動しました」と五島の力走を回想。「いろいろな県の選手から刺激を受けた大会でした」と振り返った。
石川・金沢市出身の五島は1区(6キロ)序盤から先頭へ。18分49秒をマークし、レース後は「沿道からたくさんの方が『石川頑張れ!』と声をかけてくださって、走りながら胸がいっぱいでした。皆さんたくさんの応援、ありがとうございました」と涙を浮かべていた。
<陸上:第42回全国都道府県対抗女子駅伝(皇后杯)>◇14日◇たけびしスタジアム京都発着(9区間42・195キロ)◇47チーム
岡山のドルーリー朱瑛里(16=津山)は、2区(4キロ)を12分47秒の区間5位と力走した。
大学生や実業団選手も出走した中、高校生トップのタイムをマークしたが「調子も良かったんですけど、レースでは力を出し切れませんでした。1人1人を追いかけて、走りの流れに乗っていけばと思ったが、後半がいまいちでした」と悔しさを募らせた。
同区間では、かねて「憧れ」と語ってきた兵庫の田中希実(24=ニューバランス)も出走。19人抜きで12分11秒をマークし、区間賞を獲得した。「田中さんは今回の走りを見ても、4キロをイーブンくらいでいっていた。私もそのくらいのスタミナが必要ですし、それをキープするためのスピードももっともっと必要になると思う」。日本の女子中長距離界をけん引する8歳先輩の姿を、自分自身と重ね合わせた。
「五輪はやっぱり憧れがあります」とドルーリー。将来に思いをはせつつ、「もっとレベルアップした姿を見せられるよう、この冬しっかりと練習して、また良い結果を残せるように頑張りたいです」と引き締まった表情で意気込んだ。
<陸上:第42回全国都道府県対抗女子駅伝(皇后杯)>◇14日◇たけびしスタジアム京都発着(9区間42・195キロ)◇47チーム
兵庫の田中希実(24=ニューバランス)が、8歳後輩のドルーリー朱瑛里(16=津山高)へ温かなメッセージを送った。
田中は2区(4・0キロ)で12分11秒をマークし、区間賞を獲得。驚異の19人抜きの激走を見せた。
同区間では岡山のドルーリーも出走。高校生トップとなる12分47秒で区間5位と好走した。田中はレース後のダウン中にドルーリーと言葉を交わしたという。
「何度か兵庫県までレースに応援に来てくれていたこともあって、そのお礼を(伝えました)。私と一緒に山本有真選手と牛(佳慧)選手もいたんですけど、3人ともに憧れていて、『私も追いかけたいです』という言葉ももらって、逆にシニア3人とも元気をもらいました」
ドルーリーは前回大会で3区区間賞を樹立。田中も小野南中3年時だった15年大会で8区区間賞を獲得しており、境遇が重なる点もある。「私が中学生の時に区間賞を取った時はドルーリーさんほど注目されなかったが、メディアの取り上げ方でしんどい気持ちがあると思う。ただ、だからこそ伸び伸びと陸上を楽しいと思いながら、長く続けてほしいです」と8つ年下の後輩を思いやった。
<陸上:第42回全国都道府県対抗女子駅伝(皇后杯)>◇14日◇たけびしスタジアム京都発着(9区間42・195キロ)◇47チーム
昨夏の世界選手権5000メートル8位入賞の兵庫田中希実(24)が、2区(4・0キロ)で驚異の19人抜きの激走を見せた。
20位でタスキを受けると、3キロ手前で首位へ。従来の区間記録にあと4秒に迫る12分11秒で区間賞を獲得し、兵庫の7位入賞に貢献した。全国都道府県対抗駅伝では、小野南中3年時だった15年大会以来の区間賞となった。
主な一問一答は以下の通り。
◇ ◇ ◇
-レースを振り返って
「区間賞を意識はしていたが、都道府県駅伝は空回ってしまうことが多い。あまりタイムや順位を気にしすぎず、もらったところでどういう走りができるかを意識していました」
-どのような走りを意識しましたか
「あの位置だったら先頭を狙えない位置ではないと思ったので。順位は後ろのほうではあったんですけど、(1区の永長が)集団の中で粘ってくれたので、抜いていきやすかったです。そのおかげで私もタイムが出たと思います」
-19人抜きとなりました
「駅伝のごぼう抜きが好きじゃないというか、もらった位置によって変わることなのでこだわりはなかったんですけど。でも初めて、いっぱい抜くという経験ができて楽しかったです」
-中学生以来の区間賞となりました
「それがすごく感慨深い感じです。自分は都道府県は向いてないと思っていたので、今回もダメだったら本当にダメと思っていました(笑い)。今回でちゃんと区間賞を取ることができたのは、来年以降に吹っ切れるきっかけになりました」
-同じ2区を走ったドルーリー朱瑛里選手(岡山)とは話をしましたか
「レース前は話せなかったんですけど、サブトラックでダウン中に会って、そこでゆっくり話すことはできました。何度か兵庫県までレースに応援に来てくれていたこともあって、そのお礼を。私と一緒に山本有真選手とか、牛(佳慧)選手もいたんですけど、3人ともに憧れていて、『私も追いかけたいです』という言葉ももらって、逆にシニア3人とも元気をもらいました」
-ドルーリー選手は注目が集まりますが、先輩としてメッセージはありますか
「私が中学生の時に区間賞を取った時はドルーリーさんほど注目されなかったので。すごくメディアの取り上げ方でしんどい気持ちがあると思います。ただ、だからこそ、伸び伸びと陸上を楽しいと思いながら、長く続けてほしいです」
<陸上:第42回全国都道府県対抗女子駅伝(皇后杯)>◇14日◇たけびしスタジアム京都発着(9区間42・195キロ)◇47チーム
今夏のパリオリンピック(五輪)女子マラソン代表の鈴木優花(24=第一生命グループ)が7人抜きの快走をみせた。
アンカー区間の9区(10キロ)で出走し、区間10位となる32分41秒(速報値)をマーク。チーム順位を32位に押し上げ、「調子が上がらない中でのレースだったが、追い込むことができた。後輩たちがすごくキラキラした目で迎えてくれたので、私もこのチームのために頑張りたいと思った」とうなずいた。
鈴木は秋田・大曲高から大東文化大へ進学し、22年4月に第一生命グループへ入社。昨年10月のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)で女子1位となり、パリ五輪代表に内定した。夏に控える大一番へ「まずはスピードを磨いていきたい。ここで感じた応援やたくさんの支えがあって走らせていただいているありがたい気持ちを、パリ五輪につなげていきたい」と見据えた。
<陸上:第42回全国都道府県対抗女子駅伝(皇后杯)>◇14日◇たけびしスタジアム京都発着(9区間42・195キロ)◇47チーム
女子マラソン日本歴代2位で東京代表の新谷仁美(積水化学)が6人抜きの快走をみせた。9区で(10キロ)を32分19秒(速報値)をマークし、区間5位となった。
4年ぶりにアンカー区間を務めた。18位でタスキを受けると、淡々とペースを刻んだ。赤色に染めた髪の毛で都大路を駆けた。チームは12位(2時間19分42秒)だった。
<陸上:第42回全国都道府県対抗女子駅伝(皇后杯)>◇14日◇たけびしスタジアム京都発着(9区間42・195キロ)◇47チーム
宮城代表がアンカー区間で逆転し、29年ぶり2度目の優勝を飾った。2時間16分30秒(速報値)で1995年以来の頂点に立った。
最終9区で小海遥(第一生命グループ)が首位の兵庫と9秒差でタスキを受けると、徐々に前との差を詰めた。6・3キロ地点で追い抜くと、そのまま差を広げた。
小海は「優勝を目指していたので、絶対に優勝できるところでいこうと思っていた。優勝できるところを探りながら走っていました」と振り返った。
1区の細川あおい(仙台育英)が9位でスタートを切ると、2区で5位へ浮上。その後も上位でレースを進め、4区の佐々木梨七(積水化学)、6区の橘山莉乃(仙台育英)がともに区間2位と好走した。
8区では男乕(おのとら)結衣(五城)が区間賞の力走。首位との差を一気に縮めた。アンカー小海も「こんなに詰めてきてくれると思わなかったので、自分も頑張らないといけないと思った」と力に変えた。
兵庫は2区で田中希実(ニューバランス)が19人抜きの激走で区間賞を獲得し、首位でタスキをつないだが、最終区で逆転を許した。岡山のドルーリー朱瑛里(16=津山高)は12分47秒で2区区間5位と好走。サッカー日本代表MF久保建英といとこの関係にあたる大阪の久保凛(東大阪大敬愛)は7区で区間6位だった。
<陸上:第42回全国都道府県対抗女子駅伝(皇后杯)>◇14日◇たけびしスタジアム京都発着(9区間42.195キロ)◇47チーム
宮城代表がアンカー区間で逆転し、29年ぶり2度目の優勝を2時間16分30秒で飾った。
最終9区で小海遥(第一生命グループ)が首位の兵庫と9秒差でタスキを受けると、徐々にトップとの差を詰めた。6・3キロ地点で追い抜くと、そのまま差を広げた。
兵庫は2区で田中希実(ニューバランス)が19人抜きの激走で区間賞を獲得し、首位でタスキをつないだが、最終区で逆転を許した。岡山のドルーリー朱瑛里(16=津山高)は12分47秒で2区で区間5位と好走。サッカー日本代表MF久保建英といとこの関係にあたる大阪の久保凛(東大阪大敬愛)は7区で区間6位だった。
(1)宮 城 2時間16分30秒
(2)京 都 +20秒
(3)広 島 +53秒
(4)千 葉 +55秒
(5)神奈川 +1分04秒
(6)大 阪 +1分04秒
(7)兵 庫 +1分25秒
(8)福 岡 +2分15秒
↑ここまで入賞↑
(9)群 馬 +2分23秒
(10)鹿児島 +2分32秒
(11)長 野 +2分52秒
(12)東 京 +3分12秒
(13)熊 本 +3分17秒
(14)岡 山 +3分33秒
(15)埼 玉 +3分39秒
(16)徳 島 +3分43秒
(17)静 岡 +3分59秒
(18)福 島 +4分16秒
(19)愛 知 +4分25秒
(20)長 崎 +4分54秒
(21)高 知 +5分12秒
(22)愛 媛 +5分20秒
(23)茨 城 +5分40秒
(24)岩 手 +5分44秒
(25)滋 賀 +5分46秒
(26)宮 崎 +5分58秒
(27)大 分 +6分21秒
(28)栃 木 +6分22秒
(29)新 潟 +7分24秒
(30)和歌山 +7分34秒
(31)青 森 +7分38秒
(32)秋 田 +7分44秒
(33)山 口 +8分11秒
(34)山 形 +8分12秒
(35)福 井 +8分14秒
(36)岐 阜 +8分42秒
(37)鳥 取 +9分02秒
(38)三 重 +9分24秒
(39)佐 賀 +9分31秒
(40)北海道 +9分33秒
(41)奈 良 +9分57秒
(42)島 根 +10分10秒
(43)石 川 +11分25秒
(44)山 梨 +12分28秒
(45)富 山 +13分06秒
(46)沖 縄 +13分46秒
(47)香 川 +14分08秒
県名・選手 | タイム | |
1区 | 石川・五島莉乃 | 18分49秒 |
2区 | 兵庫・田中希実 | 12分11秒 |
3区 | 静岡・遠藤蒼依 | 09分16秒 |
4区 | 福島・鈴木 葵 | 12分51秒 |
5区 | 千葉・山崎りさ | 12分45秒※ |
〃 | 兵庫・池野絵莉 | 12分52秒※ |
6区 | 岡山・谷本観月 | 13分06秒 |
7区 | 京都・太田咲雪 | 12分31秒 |
8区 | 宮城・男乕結衣 | 09分41秒 |
9区 | 京都・川村 楓 | 31分41秒 |
※は区間新
クイーンズ駅伝1区区間賞の石川・五島莉乃、全国高校女子駅伝1区区間賞の大分・奥本菜瑠海らが走る
◆スタート 天候は晴れ、気温7度、湿度61%、東南の風1メートル。午後0時30分に号砲、47チームが一斉にスタートした。大分・奥本菜瑠海が首位で競技場を出る
◆0・8キロ 石川が大分を抜き首位浮上
◆1キロ 3分07秒。石川、大分、鳥取の3チームが抜け出す
◆1・5キロ 石川・五島莉乃が抜け出し単独首位に
◆2・3キロ 石川・五島が快走、後続の大分、鳥取に8秒ほどの差
◆中間点 石川・五島が9分15秒で通過。18秒差で鳥取、大分が追う。後方の4位集団は首位と25秒差
◆4キロ 鳥取、大分が集団に吸収される
◆5キロ 残り1キロ。石川・五島が快走。2位集団は千葉がけん引
◆第1中継所 石川がトップでタスキリレー。35秒差で千葉、36秒差で熊本がタスキをつなぐ。兵庫・田中希実は20位から、岡山・ドルーリー朱瑛里27位から前を追う
(1)石 川 18分49秒
(2)千 葉 +35秒
(3)熊 本 +36秒
(4)大 阪 +37秒
(5)愛 媛 +38秒
1000、1500、3000、5000メートルで日本記録を持っている兵庫・田中希実と17人抜きで前回3区区間賞の岡山・ドルーリー朱瑛里が初対決。前回6区区間賞の神奈川・近藤希美らも走るエース区間
◆1キロ 首位の石川を千葉、熊本が追う
◆2キロ 兵庫・田中希実が15人抜きで5位浮上。岡山・ドルーリー朱瑛里は20位ほどに浮上
◆2・5キロ 兵庫・田中希実が19人抜きで首位浮上!
◆第2中継所 兵庫・田中希実がトップで中学生にタスキリレー、田中は19人抜きも09年小林祐梨子の区間記録に4秒届かなかった。14秒差で千葉、16秒差で熊本がタスキをつないだ。岡山・ドルーリー朱瑛里は8人抜きで19位
(1)兵 庫 31分59秒
(2)千 葉 +14秒
(3)熊 本 +16秒
(4)宮 崎 +23秒
(5)宮 城 +25秒
◆1キロ 兵庫が快走、2位千葉に20秒差をつける
◆2キロ 兵庫が安定した走り、静岡が追い上げてきた
◆第3中継所 兵庫がトップでタスキリレー。8秒差で静岡、22秒差で神奈川がタスキをつなぐ
(1)兵 庫 41分42秒
(2)静 岡 +08秒
(3)神奈川 +22秒
(4)千 葉 +26秒
(5)群 馬 +33秒
全国高校女子駅伝で1区2位の京都・山本釉未が走る
◆1・2キロ 静岡が兵庫を抜き首位浮上
◆2・2キロ 静岡と2位兵庫の差が2秒ほどに広がる。3位神奈川と千葉が必死に前を追う
◆2・7キロ 兵庫が静岡を抜き返し首位
◆3キロ 兵庫がスパート静岡を引き離す
◆第4中継所 兵庫がトップでタスキリレー。静岡、神奈川、千葉がほとんど差なくタスキをつないだ
(1)兵 庫 55分02秒
(2)静 岡 +07秒
(3)神奈川 +10秒
(4)千 葉 +10秒
(5)宮 城 +20秒
◆1キロ 首位の兵庫を4位から抜け出した千葉が追う
◆2・2キロ 宮城が4位に浮上
◆3キロ 千葉が兵庫に追い付く
◆3・7キロ 兵庫、千葉がスパート
◆第5中継所 兵庫が区間新の走り、トップでタスキリレー。3秒差の千葉も区間新の走りでタスキをつないだ。40秒ほどの差で広島、宮城、神奈川が続いた
(1)兵 庫 1時間07分54秒
(2)千 葉 +03秒
(3)広 島 +43秒
(4)宮 城 +44秒
(5)神奈川 +44秒
◆1・5キロ 兵庫が首位快走、千葉との差を広げる
◆3キロ 3位集団の宮城と神奈川が並んで前を追う
◆第6中継所 兵庫がトップでタスキリレー。19秒差で千葉がタスキをつないだ。大阪が5位に上げてきた
(1)兵 庫 1時間21分10秒
(2)千 葉 +19秒
(3)宮 城 +40秒
(4)神奈川 +41秒
(5)大 阪 +52秒
サッカー日本代表MF久保建英のいとこで、高校総体女子800メートルVの大阪・久保凜が登場
◆2キロ 首位兵庫と2位千葉の差は21秒ほどと少し広がる
◆3キロ 首位兵庫と2位千葉の差がさらに広がる
◆第7中継所 兵庫が安定した走り、トップで中学生にタスキリレー。24秒差で千葉がタスキをつないだ
(1)兵 庫 1時間33分55秒
(2)千 葉 +24秒
(3)宮 城 +47秒
(4)神奈川 +50秒
(5)大 阪 +56秒
◆1・5キロ 千葉がペースを上げ兵庫を追う。宮城が単独3位、大阪、京都が4位集団
◆2・1キロ 宮城が千葉を抜き2位浮上
◆2・7キロ 首位兵庫と宮城の差が8秒ほどに
◆第8中継所 兵庫がトップでタスキリレー。9秒差で宮城がタスキをつないだ。大阪、神奈川、千葉が並んでアンカーにつなぐ。東京は18位で新谷仁美に秋田は39位で鈴木優花にタスキを託した
(1)兵 庫 1時間44分14秒
(2)宮 城 +09秒
(3)神奈川 +35秒
(4)千 葉 +35秒
(5)大 阪 +35秒
MGC優勝でパリ五輪内定の秋田・鈴木優花、10000メートル日本記録保持者でマラソン日本女子歴代2位の東京・新谷仁美、前回1区区間賞の宮城・小海遥らがアンカー勝負
◆1キロ 兵庫・太田琴菜を宮城・小海遥が追う
◆2・8キロ 宮城・小海が兵庫・太田に追い付く
◆3・5キロ 京都が大阪を抜き5位浮上
◆4キロ 京都・川村楓が千葉、神奈川を抜いて3位浮上
◆4・8キロ 兵庫・太田と3位の京都・川村の差は10秒ほどに
◆中間点 首位兵庫、1秒差で宮城、6秒差で京都、7秒差で千葉、11秒差で神奈川が続く
◆5・2キロ 宮城が兵庫を抜き首位浮上
◆5・7キロ 京都が兵庫を抜き2位浮上
◆7・7キロ 首位宮城と2位京都の差は6秒ほど
◆8キロ 3位千葉、4位に広島、神奈川。大阪はやや遅れる
◆9キロ 残り1キロ。宮城・小海がスピードアップ、2位京都との差は10秒ほどに
◆フィニッシュ 宮城・小海がトップで競技場に帰ってきた。宮城が2時間16分30秒で29年ぶりの頂点。2位に京都、最後に逆転した広島が3位、4位千葉、5位神奈川。
(1)宮 城 2時間16分30秒
(2)京 都 +20秒
(3)広 島 +53秒
(4)千 葉 +55秒
(5)神奈川 +1分04秒
■見どころ 昨年、驚異の17人抜きで注目を集めた、岡山のドルーリー朱瑛里(しぇり、津山高1年)は2区(4キロ)にエントリー。1000、1500、3000、5000メートルで日本記録を持っている兵庫代表の田中希実(ニューバランス)と“初対決”に注目が集まる。サッカー日本代表MF久保建英のいとこで、高校総体女子800メートルを制した久保凜(東大阪大敬愛)は、大阪7区で出場。昨年1月のヒューストンマラソン(米国)で日本女子歴代2位の2時間19分24秒を記録した新谷仁美(東京=積水化学)、MGCで1位となりパリ五輪内定を決めた鈴木優花(秋田=第一生命G)は9区でエントリーしている。
<陸上:第42回全国都道府県対抗女子駅伝(皇后杯)>◇14日◇たけびしスタジアム京都発着(9区間42.195キロ)◇47チーム
全国都道府県対抗女子駅伝は宮城代表がアンカー区間で逆転し、29年ぶり2度目の優勝を飾った。
出場47チーム、全9区間の個人成績は以下の通り。(タイムは速報値。※は区間新記録)
順位 | 選手 | チーム | タイム |
---|---|---|---|
1 | 五島莉乃 | 石川 | 18分49秒 |
2 | 田浦英理歌 | 千葉 | 19分24秒 |
3 | 酒井美玖 | 熊本 | 19分25秒 |
4 | 大森菜月 | 大阪 | 19分26秒 |
5 | 中村優希 | 愛媛 | 19分27秒 |
6 | 牛佳慧 | 静岡 | 19分28秒 |
7 | 樺沢和佳奈 | 群馬 | 19分29秒 |
8 | 下田平渚 | 宮崎 | 19分31秒 |
9 | 細川あおい | 宮城 | 19分32秒 |
10 | 森智香子 | 長崎 | 19分34秒 |
11 | 三原梓 | 京都 | 19分34秒 |
12 | 西谷沙綾 | 徳島 | 19分36秒 |
13 | 飛田凜香 | 滋賀 | 19分37秒 |
14 | 信櫻空 | 神奈川 | 19分37秒 |
15 | 名和夏乃子 | 長野 | 19分38秒 |
16 | 兼友良夏 | 広島 | 19分39秒 |
17 | 田村紀薫 | 茨城 | 19分43秒 |
18 | 山田桃愛 | 埼玉 | 19分46秒 |
19 | 野田真理耶 | 福岡 | 19分48秒 |
20 | 永長里緒 | 兵庫 | 19分48秒 |
21 | 真也加ジェルーシャ有里 | 鳥取 | 19分49秒 |
22 | 西川真由 | 奈良 | 19分49秒 |
23 | 奥本菜瑠海 | 大分 | 19分50秒 |
24 | 柳樂あずみ | 富山 | 19分53秒 |
25 | 湯田和未 | 福島 | 19分56秒 |
26 | 橋本和叶 | 新潟 | 20分01秒 |
27 | 西村美月 | 岡山 | 20分07秒 |
28 | 穗岐山芽衣 | 高知 | 20分09秒 |
29 | 瀬木彩花 | 岐阜 | 20分11秒 |
30 | 瀬戸口凜 | 鹿児島 | 20分12秒 |
31 | 對馬千紘 | 青森 | 20分12秒 |
32 | 宮崎彩湖 | 和歌山 | 20分19秒 |
33 | 鈴木樺連 | 岩手 | 20分19秒 |
34 | 松本実咲 | 福井 | 20分21秒 |
35 | 坂本奈穂 | 北海道 | 20分29秒 |
36 | 加藤美咲 | 島根 | 20分37秒 |
37 | 藤田正由加 | 秋田 | 20分38秒 |
38 | 大久保菜々 | 佐賀 | 20分40秒 |
39 | 山田未唯 | 栃木 | 20分40秒 |
40 | 加藤綾華 | 三重 | 20分41秒 |
41 | 長澤日桜里 | 山形 | 20分45秒 |
42 | 石松空 | 山口 | 21分01秒 |
43 | 木村友香 | 東京 | 21分03秒 |
44 | 飯島理子 | 山梨 | 21分15秒 |
45 | 藤田あい | 愛知 | 21分19秒 |
46 | 大西由菜 | 香川 | 21分36秒 |
47 | 親川杏花 | 沖縄 | 21分36秒 |
順位 | 選手 | チーム | タイム |
---|---|---|---|
1 | 田中希実 | 兵庫 | 12分11秒 |
2 | 山本有真 | 愛知 | 12分35秒 |
3 | 小暮真緒 | 埼玉 | 12分41秒 |
4 | 保坂晴子 | 東京 | 12分43秒 |
5 | ドルーリー朱瑛里 | 岡山 | 12分47秒 |
6 | 村上美優 | 千葉 | 12分49秒 |
6 | 竹原さくら | 広島 | 12分49秒 |
8 | 林田美咲 | 熊本 | 12分50秒 |
9 | 田﨑優理 | 宮崎 | 12分51秒 |
9 | 近藤希美 | 神奈川 | 12分51秒 |
11 | 壁谷衿奈 | 宮城 | 12分52秒 |
12 | 蔦野萌々香 | 長崎 | 12分57秒 |
13 | 村松灯 | 京都 | 13分00秒 |
14 | 窪田舞 | 長野 | 13分01秒 |
14 | 野口紗喜音 | 鹿児島 | 13分01秒 |
14 | 髙橋優菜 | 岩手 | 13分01秒 |
17 | 松岡美来 | 愛媛 | 13分05秒 |
18 | 兼子心晴 | 静岡 | 13分06秒 |
19 | 金森詩絵菜 | 福岡 | 13分08秒 |
20 | 片貝洋美 | 群馬 | 13分10秒 |
20 | 杉山明沙 | 滋賀 | 13分10秒 |
20 | 村山愛美沙 | 新潟 | 13分10秒 |
23 | 戎井那奈 | 徳島 | 13分12秒 |
24 | 柏倉四季 | 山形 | 13分13秒 |
25 | 白木ひなの | 高知 | 13分15秒 |
26 | 中島紗弥 | 大阪 | 13分16秒 |
27 | 松本瑠莉 | 栃木 | 13分22秒 |
28 | 平尾暁絵 | 福島 | 13分24秒 |
29 | 松本明莉 | 大分 | 13分25秒 |
30 | 今絵里南 | 青森 | 13分26秒 |
31 | 神田青葉 | 山口 | 13分28秒 |
32 | 佐々木芽衣 | 茨城 | 13分30秒 |
33 | 折田優希 | 和歌山 | 13分34秒 |
34 | 宇納杏莉 | 岐阜 | 13分35秒 |
34 | 前田穂乃香 | 佐賀 | 13分35秒 |
36 | 伊藤愛夏 | 秋田 | 13分36秒 |
37 | 宮川陽 | 福井 | 13分39秒 |
38 | 吉田彩心 | 北海道 | 13分40秒 |
38 | 澤井風月 | 三重 | 13分40秒 |
40 | 古賀華実 | 山梨 | 13分43秒 |
41 | 猿見田裕香 | 石川 | 13分50秒 |
42 | 本田琴弓 | 島根 | 13分52秒 |
43 | 江洲桃 | 沖縄 | 13分54秒 |
43 | 杉村実優 | 香川 | 13分54秒 |
45 | 日影柚月 | 富山 | 13分55秒 |
46 | 矢吹美宙 | 鳥取 | 14分20秒 |
47 | 橋本優菜 | 奈良 | 14分58秒 |
順位 | 選手 | チーム | タイム |
---|---|---|---|
1 | 遠藤蒼依 | 静岡 | 9分16秒 |
2 | 立石里央菜 | 徳島 | 9分34秒 |
3 | 井上穂奏 | 神奈川 | 9分36秒 |
3 | 藤澤心々 | 群馬 | 9分36秒 |
3 | 福本真生 | 滋賀 | 9分36秒 |
6 | 尾﨑一樺 | 奈良 | 9分39秒 |
7 | 井上佳奈 | 山形 | 9分40秒 |
8 | 藤田莉沙 | 兵庫 | 9分43秒 |
8 | 瀬戸口恋空 | 鹿児島 | 9分43秒 |
10 | 川上南海 | 長野 | 9分44秒 |
11 | 長島彩音 | 栃木 | 9分45秒 |
12 | 藤井柑奈 | 広島 | 9分48秒 |
13 | 長森結愛 | 富山 | 9分49秒 |
14 | 近藤楓香 | 愛媛 | 9分50秒 |
15 | 村井和果 | 大阪 | 9分51秒 |
16 | 菊池恵愛 | 岩手 | 9分52秒 |
17 | 丹野星愛 | 福島 | 9分53秒 |
18 | 林楓夏 | 宮城 | 9分54秒 |
19 | 石川未遥 | 千葉 | 9分55秒 |
20 | 田中優奈 | 新潟 | 9分56秒 |
20 | 達川世奈 | 山口 | 9分56秒 |
22 | 黒田六花 | 岡山 | 9分57秒 |
23 | 齊藤優空 | 埼玉 | 10分00秒 |
24 | 木下彩英 | 京都 | 10分02秒 |
24 | 一兜咲子 | 東京 | 10分02秒 |
26 | 渡邉真瑚 | 愛知 | 10分07秒 |
27 | 松山悠南 | 熊本 | 10分10秒 |
27 | 菅陽万里 | 茨城 | 10分10秒 |
27 | 野原理世 | 岐阜 | 10分10秒 |
30 | 瀬戸山実桜 | 宮崎 | 10分12秒 |
30 | 宮本さくら | 長崎 | 10分12秒 |
32 | 今井玲那 | 石川 | 10分13秒 |
33 | 天内星来 | 青森 | 10分14秒 |
34 | 大﨑美希 | 山梨 | 10分15秒 |
35 | 山本美伶 | 福岡 | 10分16秒 |
36 | 穗岐山実結 | 高知 | 10分17秒 |
37 | 長谷川莉都 | 三重 | 10分18秒 |
38 | 大塚結衣 | 福井 | 10分21秒 |
39 | 石田萌愛菜 | 秋田 | 10分22秒 |
40 | 利光愛理 | 大分 | 10分23秒 |
41 | 緒方みのり | 佐賀 | 10分31秒 |
42 | 宇都宮桃奈 | 北海道 | 10分33秒 |
43 | 風爐田美月 | 鳥取 | 10分40秒 |
44 | 城間千空 | 沖縄 | 10分44秒 |
45 | 長濵乃彩 | 和歌山 | 10分51秒 |
46 | 小林由依 | 香川 | 10分52秒 |
47 | 大濵歩花 | 島根 | 10分56秒 |
順位 | 選手 | チーム | タイム |
---|---|---|---|
1 | 鈴木葵 | 福島 | 12分51秒 |
2 | 鷲見梓沙 | 千葉 | 13分04秒 |
2 | 佐々木梨七 | 宮城 | 13分04秒 |
2 | 西出優月 | 大阪 | 13分04秒 |
5 | 増渕祐香 | 東京 | 13分07秒 |
6 | 西山未奈美 | 神奈川 | 13分08秒 |
6 | 古川結美 | 鹿児島 | 13分08秒 |
8 | 松下菜摘 | 岡山 | 13分11秒 |
8 | 武田胡春 | 福岡 | 13分11秒 |
10 | 棚池穂乃香 | 滋賀 | 13分13秒 |
11 | 山本釉未 | 京都 | 13分14秒 |
12 | 酒井想 | 徳島 | 13分17秒 |
13 | 齋藤みう | 静岡 | 13分19秒 |
13 | 石川桜子 | 愛知 | 13分19秒 |
15 | 石松愛朱加 | 兵庫 | 13分20秒 |
16 | 尾方唯莉 | 熊本 | 13分22秒 |
17 | 松田杏奈 | 高知 | 13分23秒 |
18 | 江口美咲 | 広島 | 13分24秒 |
18 | 安部実伽子 | 大分 | 13分24秒 |
20 | 座間栞 | 埼玉 | 13分26秒 |
20 | 北原芽依 | 長崎 | 13分26秒 |
22 | 小井戸涼 | 茨城 | 13分27秒 |
23 | 土田佳奈 | 新潟 | 13分30秒 |
24 | 政田愛梨 | 鳥取 | 13分36秒 |
25 | 村上愛華 | 長野 | 13分38秒 |
26 | 松井晶 | 愛媛 | 13分40秒 |
27 | 垣内瑞希 | 三重 | 13分43秒 |
28 | 清水りの | 群馬 | 13分45秒 |
28 | 菅原心菜 | 宮崎 | 13分45秒 |
28 | 髙木咲良 | 佐賀 | 13分45秒 |
31 | 兼重志帆 | 山口 | 13分46秒 |
31 | 小松蒼 | 秋田 | 13分46秒 |
33 | 中野芽衣 | 北海道 | 13分48秒 |
34 | 粕谷雫 | 栃木 | 13分50秒 |
34 | 岡村帆帆子 | 奈良 | 13分50秒 |
36 | 角舘音緒 | 岩手 | 13分59秒 |
37 | 田中愛友里 | 青森 | 14分00秒 |
37 | 堀結葉 | 福井 | 14分00秒 |
39 | 本間香 | 山形 | 14分01秒 |
40 | 大川菜々美 | 和歌山 | 14分02秒 |
41 | 弓木咲來 | 香川 | 14分03秒 |
42 | 佐渡山真雅 | 沖縄 | 14分05秒 |
43 | 示野悠奈 | 石川 | 14分24秒 |
44 | 杉浦さくら | 岐阜 | 14分25秒 |
45 | 川越愛実 | 山梨 | 14分33秒 |
46 | 石田萌笑 | 島根 | 14分34秒 |
47 | 柴田美冴 | 富山 | 14分54秒 |
順位 | 選手 | チーム | タイム |
---|---|---|---|
1 | 山﨑りさ | 千葉 | 12分45秒※ |
2 | 池野絵莉 | 兵庫 | 12分52秒※ |
3 | 森安桃風 | 広島 | 12分57秒 |
4 | 塚本夕藍 | 大阪 | 13分05秒 |
5 | 芦田和佳 | 京都 | 13分09秒 |
6 | 長岡みさき | 宮城 | 13分16秒 |
6 | 福山若奈 | 埼玉 | 13分16秒 |
8 | 古木愛莉 | 熊本 | 13分19秒 |
8 | 臼井瑠花 | 東京 | 13分19秒 |
10 | 下森美咲 | 福岡 | 13分22秒 |
11 | 田畑陽菜 | 長野 | 13分24秒 |
12 | 勝呂遥香 | 神奈川 | 13分26秒 |
12 | 黒神璃菜 | 鹿児島 | 13分26秒 |
14 | 火山華 | 愛知 | 13分28秒 |
14 | 山本明日香 | 和歌山 | 13分28秒 |
16 | 谷渕結夏 | 高知 | 13分30秒 |
17 | 山田桃子 | 福島 | 13分33秒 |
18 | 竜田そら | 徳島 | 13分35秒 |
19 | 大村英美 | 長崎 | 13分37秒 |
20 | 益塚稀 | 北海道 | 13分38秒 |
21 | 上柳凜 | 宮崎 | 13分39秒 |
22 | 山田愛 | 群馬 | 13分40秒 |
23 | 二羽杏美 | 香川 | 13分42秒 |
24 | 日隈彩美 | 大分 | 13分44秒 |
25 | 小松めい | 山形 | 13分49秒 |
26 | 鈴木凜皇 | 茨城 | 13分54秒 |
26 | 藤原唯奈 | 栃木 | 13分54秒 |
28 | 平藤楠菜 | 岩手 | 13分55秒 |
28 | 中村愛莉 | 福井 | 13分55秒 |
28 | 加藤萌 | 岐阜 | 13分55秒 |
31 | 沖村美夏 | 愛媛 | 13分56秒 |
32 | 森山紗仁美 | 島根 | 13分57秒 |
33 | 南條愛歩 | 岡山 | 14分01秒 |
34 | 藤田友里恵 | 山口 | 14分02秒 |
35 | 伊波澪 | 沖縄 | 14分03秒 |
36 | 對馬万歩 | 青森 | 14分05秒 |
37 | 大谷芽以 | 静岡 | 14分09秒 |
37 | 岡本藍里 | 奈良 | 14分09秒 |
37 | 古澤由奈 | 佐賀 | 14分09秒 |
40 | 清水杏夏 | 新潟 | 14分11秒 |
41 | 山中彩愛 | 滋賀 | 14分13秒 |
42 | 新山愛乃 | 秋田 | 14分18秒 |
43 | 土屋愛佳 | 山梨 | 14分27秒 |
44 | 新開月渚 | 三重 | 14分31秒 |
45 | 辻本ひまり | 石川 | 14分34秒 |
45 | 宮垣葵 | 鳥取 | 14分34秒 |
47 | 原舞子 | 富山 | 14分49秒 |
順位 | 選手 | チーム | タイム |
---|---|---|---|
1 | 谷本観月 | 岡山 | 13分06秒 |
2 | 橘山莉乃 | 宮城 | 13分12秒 |
3 | 金子陽向 | 神奈川 | 13分13秒 |
4 | 杉永美空 | 兵庫 | 13分16秒 |
5 | 白川朝陽 | 大阪 | 13分20秒 |
5 | 澤田結弥 | 静岡 | 13分20秒 |
7 | 池田悠音 | 京都 | 13分21秒 |
8 | 岩崎麻知子 | 福島 | 13分25秒 |
8 | 鈴木美海 | 東京 | 13分25秒 |
10 | 山田依茉 | 広島 | 13分30秒 |
10 | 長濱心咲 | 埼玉 | 13分30秒 |
12 | 髙瀬詩織 | 長崎 | 13分31秒 |
13 | 今西紗世 | 千葉 | 13分32秒 |
14 | 吉村唯 | 岐阜 | 13分35秒 |
15 | 真柴愛里 | 長野 | 13分36秒 |
15 | 小倉陽菜 | 鹿児島 | 13分36秒 |
15 | 杉森由萌 | 群馬 | 13分36秒 |
15 | 中美姫咲 | 青森 | 13分36秒 |
19 | 野村通子 | 愛知 | 13分38秒 |
20 | 寺木みのり | 新潟 | 13分40秒 |
21 | 松谷里緒 | 徳島 | 13分41秒 |
21 | 御﨑舞 | 福岡 | 13分41秒 |
21 | 片山乙葉 | 宮崎 | 13分41秒 |
21 | 山口あずさ | 栃木 | 13分41秒 |
25 | 久保瑚都 | 和歌山 | 13分48秒 |
26 | 平方杏奈 | 熊本 | 13分50秒 |
27 | 安喜梨花 | 高知 | 13分54秒 |
27 | 山本望結 | 北海道 | 13分54秒 |
29 | 白木美樹 | 岩手 | 13分58秒 |
30 | 佐藤鳳羽 | 福井 | 14分00秒 |
30 | 鈴木彩花 | 秋田 | 14分00秒 |
32 | 渡邊歩花 | 奈良 | 14分05秒 |
33 | 萩原こころ | 大分 | 14分10秒 |
34 | 前野美優 | 香川 | 14分13秒 |
35 | 荒木結心 | 山形 | 14分14秒 |
36 | 大原瑚子 | 滋賀 | 14分16秒 |
36 | 神奈川心菜 | 茨城 | 14分16秒 |
38 | 橋口純怜 | 佐賀 | 14分17秒 |
39 | 磯﨑あゆみ | 山口 | 14分18秒 |
40 | 須山沙奈 | 三重 | 14分28秒 |
40 | 嘉藤杏 | 島根 | 14分28秒 |
42 | 上岡紗代 | 愛媛 | 14分37秒 |
43 | 風爐田夏希 | 鳥取 | 14分39秒 |
44 | 中島想 | 山梨 | 14分40秒 |
44 | 仲村奈穂 | 沖縄 | 14分40秒 |
46 | 中島喜愛 | 石川 | 14分52秒 |
47 | 佐渡結月 | 富山 | 15分59秒 |
順位 | 選手 | チーム | タイム |
---|---|---|---|
1 | 太田咲雪 | 京都 | 12分31秒 |
2 | 宮原なな佳 | 福岡 | 12分37秒 |
3 | 塩﨑彩理 | 兵庫 | 12分45秒 |
4 | 前田彩花 | 愛知 | 12分47秒 |
5 | 高橋美月 | 広島 | 12分48秒 |
6 | 久保凛 | 大阪 | 12分49秒 |
7 | 石川舞桜 | 千葉 | 12分50秒 |
8 | 力丸楓 | 宮城 | 12分52秒 |
9 | 古田島彩 | 神奈川 | 12分54秒 |
10 | 位田明優 | 東京 | 13分04秒 |
10 | 水川月香彩 | 岩手 | 13分04秒 |
12 | 中村柚音 | 長野 | 13分07秒 |
13 | 野﨑美羽 | 埼玉 | 13分08秒 |
14 | 山口綾 | 佐賀 | 13分09秒 |
15 | 樋口美桜 | 岡山 | 13分14秒 |
16 | 橋本奈津 | 和歌山 | 13分15秒 |
17 | 鈴木結莉乃 | 静岡 | 13分16秒 |
17 | 立花來星々 | 青森 | 13分16秒 |
17 | 清水凜 | 福井 | 13分16秒 |
20 | 堂園心花 | 鹿児島 | 13分19秒 |
21 | 深澤雫月 | 栃木 | 13分21秒 |
22 | 西松美樹 | 高知 | 13分22秒 |
23 | 佐藤美空 | 福島 | 13分24秒 |
23 | 木村真桜 | 茨城 | 13分24秒 |
25 | 山本祐希 | 愛媛 | 13分25秒 |
26 | 清水愛実 | 群馬 | 13分27秒 |
27 | 山田優花 | 新潟 | 13分28秒 |
28 | 藤戸華 | 大分 | 13分31秒 |
28 | 篠田心晴 | 岐阜 | 13分31秒 |
30 | 糸瀬陽菜 | 長崎 | 13分34秒 |
31 | 嶋田晴日 | 熊本 | 13分36秒 |
32 | 伊藤芽衣 | 山形 | 13分42秒 |
32 | 富岡一咲 | 山口 | 13分42秒 |
34 | 丸山琴音 | 北海道 | 13分44秒 |
35 | 渡部鈴夏 | 島根 | 13分46秒 |
36 | 小川真生 | 三重 | 13分47秒 |
36 | 具志堅佑奈 | 沖縄 | 13分47秒 |
38 | 峯下優華 | 徳島 | 13分52秒 |
39 | 梅本温加 | 奈良 | 13分54秒 |
40 | 林千遥 | 鳥取 | 13分57秒 |
41 | 村田楓心 | 石川 | 14分06秒 |
41 | 西本佑菜 | 山梨 | 14分06秒 |
43 | 中村咲愛 | 秋田 | 14分07秒 |
44 | 石川美沙希 | 宮崎 | 14分08秒 |
45 | 森谷心美 | 滋賀 | 14分10秒 |
46 | 石谷亜由 | 香川 | 14分14秒 |
47 | 高倉亜子 | 富山 | 14分40秒 |
順位 | 選手 | チーム | タイム |
---|---|---|---|
1 | 男乕結衣 | 宮城 | 9分41秒 |
2 | 稲井円花 | 群馬 | 9分57秒 |
3 | 田谷玲 | 大阪 | 9分58秒 |
4 | 石原万結 | 岡山 | 10分01秒 |
5 | 村松帆乃美 | 神奈川 | 10分04秒 |
5 | 橘のん | 鹿児島 | 10分04秒 |
7 | 三宅凜 | 広島 | 10分05秒 |
8 | 塩﨑瑞希 | 愛媛 | 10分13秒 |
9 | 河本咲恵 | 山口 | 10分16秒 |
10 | 河合柚奈 | 静岡 | 10分17秒 |
11 | 山本留衣 | 京都 | 10分18秒 |
12 | 朝日小都子 | 兵庫 | 10分19秒 |
13 | 北原風花 | 長野 | 10分22秒 |
14 | 滝本茉心 | 岩手 | 10分23秒 |
14 | 阿南ちはる | 大分 | 10分23秒 |
16 | 中村梨央奈 | 福岡 | 10分25秒 |
16 | 西村美羽菜 | 徳島 | 10分25秒 |
16 | 井川真央 | 奈良 | 10分25秒 |
19 | 馬場虹羽 | 愛知 | 10分26秒 |
20 | 宮下祥子 | 高知 | 10分27秒 |
20 | 黒川志帆 | 富山 | 10分27秒 |
22 | 藤田琉里 | 滋賀 | 10分28秒 |
23 | 伊藤夏樹 | 千葉 | 10分30秒 |
24 | 小野寺佳音 | 福島 | 10分31秒 |
25 | 本間栞 | 山形 | 10分33秒 |
26 | 山口ゆず | 熊本 | 10分37秒 |
27 | 永井そら | 埼玉 | 10分39秒 |
28 | 根本心海 | 東京 | 10分40秒 |
29 | 長澤杏 | 山梨 | 10分42秒 |
30 | 田中千晶 | 岐阜 | 10分43秒 |
31 | 仁田美利優 | 茨城 | 10分44秒 |
31 | 金原埜乃 | 栃木 | 10分44秒 |
31 | 久保柑奈 | 北海道 | 10分44秒 |
34 | 大森日花里 | 宮崎 | 10分46秒 |
34 | 熊谷結翔 | 秋田 | 10分46秒 |
36 | 鵜飼そよか | 鳥取 | 10分48秒 |
37 | 村山紗和 | 新潟 | 10分50秒 |
37 | 塚原瑞樹 | 香川 | 10分50秒 |
39 | 長谷川結都 | 三重 | 10分51秒 |
40 | 山田希美 | 佐賀 | 10分52秒 |
41 | 坂本鶴月 | 和歌山 | 10分53秒 |
42 | 寺田小雪 | 福井 | 10分59秒 |
43 | 中村沙耶 | 石川 | 11分00秒 |
44 | 安永佳世 | 長崎 | 11分07秒 |
44 | 樋口絢心 | 島根 | 11分07秒 |
46 | 竹内倖菜 | 青森 | 11分08秒 |
47 | 佐取明奈 | 沖縄 | 11分27秒 |
順位 | 選手 | チーム | タイム |
---|---|---|---|
1 | 川村楓 | 京都 | 31分41秒 |
2 | 小海遥 | 宮城 | 32分07秒 |
3 | 筒井咲帆 | 群馬 | 32分13秒 |
4 | 菅田雅香 | 福岡 | 32分17秒 |
5 | 新谷仁美 | 東京 | 32分19秒 |
6 | 谷本七星 | 広島 | 32分23秒 |
7 | 市田美咲 | 鹿児島 | 32分33秒 |
8 | 上杉真穂 | 千葉 | 32分36秒 |
9 | 矢田みくに | 熊本 | 32分38秒 |
10 | 鈴木優花 | 秋田 | 32分41秒 |
11 | 出水田眞紀 | 神奈川 | 32分45秒 |
11 | 中野円花 | 大阪 | 32分45秒 |
13 | 和田有菜 | 長野 | 32分52秒 |
14 | 川内理江 | 徳島 | 33分01秒 |
15 | 長島奈南 | 茨城 | 33分02秒 |
16 | 堀尾和帆 | 鳥取 | 33分09秒 |
17 | 逸見亜優 | 愛知 | 33分16秒 |
18 | 加藤小雪 | 島根 | 33分23秒 |
19 | 尾崎光 | 高知 | 33分25秒 |
20 | 光恒悠里 | 長崎 | 33分26秒 |
21 | 北川星瑠 | 滋賀 | 33分33秒 |
22 | 栗原唯 | 栃木 | 33分35秒 |
23 | 豊田由希 | 愛媛 | 33分37秒 |
24 | 立迫志穂 | 岡山 | 33分39秒 |
25 | 太田琴菜 | 兵庫 | 33分41秒 |
26 | 髙橋朱穂 | 埼玉 | 33分43秒 |
26 | 佐々木菜月 | 岩手 | 33分43秒 |
28 | 石井寿美 | 福島 | 33分49秒 |
29 | 鈴木杏奈 | 和歌山 | 33分54秒 |
30 | 原田紗希 | 宮崎 | 33分55秒 |
30 | 岩出玲亜 | 三重 | 33分55秒 |
32 | 市原梨花 | 大分 | 34分01秒 |
33 | 西澤果穂 | 青森 | 34分11秒 |
34 | 西永菜津 | 山口 | 34分12秒 |
35 | 酒井心希 | 福井 | 34分13秒 |
36 | 依田来巳 | 静岡 | 34分18秒 |
37 | 阿部有香里 | 山形 | 34分45秒 |
38 | 山口遥 | 佐賀 | 35分03秒 |
39 | 富田奈乃香 | 岐阜 | 35分07秒 |
40 | 花野桃子 | 新潟 | 35分08秒 |
41 | 福居紗希 | 富山 | 35分10秒 |
42 | 飯野摩耶 | 山梨 | 35分17秒 |
43 | 菅野杏華 | 北海道 | 35分33秒 |
44 | 大井千鶴 | 奈良 | 35分38秒 |
45 | 安里真梨子 | 沖縄 | 36分00秒 |
46 | 澤井柚葉 | 石川 | 36分07秒 |
47 | 香川莉々 | 香川 | 37分14秒 |
<陸上:第42回全国都道府県対抗女子駅伝(皇后杯)>◇14日◇たけびしスタジアム京都発着(9区間42.195キロ)◇47チーム
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<陸上:第42回全国都道府県対抗女子駅伝(皇后杯)>◇14日◇たけびしスタジアム京都発着(9区間42.195キロ)◇47チーム
昨年の全国総体女子800メートルを1年生で制した久保凛(東大阪大敬愛1年)が、7区(4キロ)で12分49秒(速報値)をマークし、区間6位となった。目標としていた「12分40秒切り」にはわずかに届かなかったが、堂々たる走りでチームに貢献した。
前回大会は出身地の和歌山から出場し、3区(3キロ)でドルーリー朱瑛里(しぇり、津山高1年)に次ぐ区間2位となっていた。
ただし、大阪府内の高校に進学した今年は、大阪から出場。
レース前には、前回優勝チームの一員となることに「ちょっと緊張はしています」と顔をこわばらせながらも「今の自分の全力を出し切って、次の区間の人に1秒でも早くつなげるように。大阪チームの優勝に貢献できる走りがしたい」と意気込んでいた。
これまで800メートルをメインに走ってきたが、距離については「近畿の高校の駅伝で6キロ走ってるので大丈夫」と自信はあった。
くしくもこの日は、いとこのサッカー日本代表MF久保建英も、アジアカップ(アジア杯)カタール大会初戦の日。次世代の陸上界をけん引する16歳は、大阪を背負って都大路を駆け抜けた。
<陸上:第42回全国都道府県対抗女子駅伝(皇后杯)>◇14日◇たけびしスタジアム京都発着(9区間42・195キロ)◇47チーム
千葉の5区(4・1075キロ)山崎りさ(21=日体大)が区間新記録をマークした。12分45秒(速報値)で走り、これまでの95年に五十嵐妙子(宮城)の出した12分53秒を上回った。
兵庫の池野絵莉(かいり、16=須磨学園高)と先頭争いを続けた山崎は「自分の区間で先頭に立って、何が何でも千葉県チームに貢献する思いで走りました」と振り返った。
首位でタスキをつないだ池野も12分52秒で区間2位ながら区間新の走りを見せた。
<陸上:第42回全国都道府県対抗女子駅伝(皇后杯)>◇14日◇たけびしスタジアム京都発着(9区間42・195キロ)◇47チーム
昨夏の世界選手権1万メートル代表で石川の五島莉乃(26=資生堂)が1区(6・0キロ)で区間賞を獲得した。18分49秒で2位の千葉に35秒差をつけた。
スタート地点のたけびしスタジアムから一般道へ出ると、一気に先頭へ出た。最初の1キロを3分11秒で入り、中間点でも区間記録を上回るペースで通過。その後もぐんぐん後続を突き放した。
五島は石川・金沢出身。故郷は今月1日に発生した能登半島地震により、大きな被害を受けた中、地元を勢いづける力走を披露した。「沿道からたくさんの方が『石川頑張れ!』と声をかけてくださって、走りながら胸がいっぱいでした。皆さんたくさんの応援、ありがとうございました」と涙。「石川県の皆さんに少しでも私たちの走りが届いているとうれしいです」と瞳を潤ませた。
<陸上:第42回全国都道府県対抗女子駅伝(皇后杯)>◇14日◇たけびしスタジアム京都発着(9区間42・195キロ)◇47チーム
昨夏の世界選手権5000メートル8位入賞で兵庫の田中希実(24=ニューバランス)が2区(4・0キロ)で驚異の19人抜きの激走を見せた。09年に同県の先輩にあたる小林祐梨子がマークした区間記録には4秒届かなかったが、歴代2位の好タイムをマークした。
同世界選手権5000メートル代表で愛知の山本有真(23=積水化学)は12分35秒で区間2位と力走した。
岡山のドルーリー朱瑛里(16=津山高)は12分47秒で区間5位。大学生や社会人選手も出走した中、高校生では区間最上位となるタイムをマークした。
◆2区(4・0キロ)の区間順位上位
〈1位〉田中希実(兵庫) 12分11秒
〈2位〉山本有真(愛知) 12分35秒
〈3位〉小暮真緒(埼玉) 12分41秒
〈4位〉保坂晴子(東京) 12分43秒
〈5位〉ドルーリー朱瑛里(岡山) 12分47秒
<陸上:第42回全国都道府県対抗女子駅伝(皇后杯)>◇14日◇たけびしスタジアム京都発着(9区間42・195キロ)◇47チーム
昨夏の世界選手権5000メートルで8位入賞した兵庫の田中希実(24=ニューバランス)が、注目の2区(4キロ)で19人抜きを演じた。
20位でタスキを受け、約2・5キロ地点で首位まで順位を上げる好走を披露。27回大会で08年北京五輪5000メートル代表の小林祐梨子が記録した区間記録(12分7秒)にはわずかに届かなかったが、「今の自分の全力を出し切っても届かなかったので、やっぱり(小林)祐梨子さんは偉大だなと思った」と振り返った。
テレビ中継の解説を務める小林氏は、この田中のコメントを受け「恐縮です。全ての記録はあっさり抜かれたが、唯一置いといてくれたのかな。(田中選手は)記録ではなく常に速くなりたいと思っている。だから伸びていく」と絶賛した。
<陸上:第42回全国都道府県対抗女子駅伝(皇后杯)>◇14日◇たけびしスタジアム京都発着(9区間42・195キロ)◇47チーム
昨夏の世界選手権5000メートル8位入賞の田中希実(24=兵庫)が2区(4・0キロ)で驚異の19人抜きの激走を見せた。
20位でタスキを受けると、3キロ手前で首位へ。12分11秒で区間賞を獲得し「1区の子(永長里緒)も頑張ってくれた。その力を受け、自分のところでトップに立ちたいと走りました」とうなずいた。
この爆走にはX(旧ツイッター)でファンも興奮。「異次元のスピード」「速すぎて笑えた」「20位→1位に躍り出る田中希実選手の爆走すごかった」などのコメントが相次いだ。さらに驚異的な走りをみせながらも、直後のインタビューで淡々と振り返る様子にも話題が集まり「かっこいい」「日本の陸上選手の中で一番佇まいが侍」などの投稿も見られた。