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びわ湖マラソン招待選手発表、市田と大六野に期待

びわ湖マラソン招待選手発表、市田と大六野に期待

会見で選手への期待を語る日本陸連の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダー(撮影・鶴屋健太)

びわ湖毎日マラソン(3月10日、大津市皇子山陸上競技場発着)の記者会見が19日、大阪市内で行われた。公務員ランナーの川内優輝(31=埼玉県庁)ら国内招待選手8人、海外招待選手10人が発表された。

同大会は20年東京五輪の代表選考会「グランドチャンピオンシップ(MGC)」(9月)の出場権が懸かる男子最後の指定レース。秋の世界選手権(ドーハ)代表選考会も兼ねる。会見に出席した日本陸連の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダー(62)は「男子のMGCシリーズ最終戦になる。1人でも多くの選手がそのチケットを取れるような大会になれば」と期待した。

注目選手について聞かれると「名門の旭化成がMGCのチケットを誰も取っていない。どうしても旭化成には頑張ってもらいたい」。その旭化成からは招待選手の佐々木悟(33)を始め、一般参加で今年のニューイヤー駅伝でアンカーを務め3連覇に貢献した大六野秀畝(26)や市田兄弟の弟、市田宏(26)ら5人がエントリー。「佐々木選手は安定感がある。市田、大六野選手も何とか滑り込んでほしい」と期待した。

また既にMGC出場権を得ながらも、その出場の意思を保留している招待選手の川内について「彼にはMGCについては濁されちゃってるから」と苦笑い。「彼が出る出ないで(MGCの)盛り上がりは全然違う。ぜひ出場してほしい。今回も期待している」と話した。

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競歩谷井孝行、貧血や失格乗り越え現役最後のレース

日本選手権男子20キロ競歩で現役最後のレースを終えた谷井孝行(撮影・松本航)

<陸上:日本選手権20キロ競歩>◇17日◇神戸市六甲アイランド甲南大周辺コース

15年世界選手権(北京)男子50キロで日本競歩初の銅メダルを獲得した谷井孝行(36=自衛隊)が、現役最終レースを終えた。

1時間22分51秒の12位でゴールすると、16年リオデジャネイロ五輪50キロ銅メダルの荒井広宙(30=埼玉陸協)らに出迎えられた。美紀夫人(36)と長女の美渚さん(8)からもねぎらわれ「競歩界の仲間に巡り会えたのが本当に大切なことで、その仲間が待っていてくれたことがうれしかった。やめることになって、娘が『さびしい。パパがやめたら、自慢できない』と言ってくれた。頑張ってきて、良かったです」と穏やかにほほえんだ。

競歩と出会ったのは富山・高岡向陵高だった。小4~中3は野球に打ち込み、投手や捕手。高校では駅伝を志したが、1年の5月に右足の膝下部分を疲労骨折する不運に見舞われた。

母喜代美さん(59)は「自分から病院に行くと言わないし、休まない。だから無理やり連れて行きました」。そこから指導者の勧めで、リハビリを兼ねて取り組んだのが競歩。その秋には神奈川国体出場を決め、「競歩で出るわ」と伝えられた両親が仰天する急展開ぶりだった。

幼少期から貧血に悩まされ、高校時代も栄養補助食品「ミキプルーン」をご飯に混ぜた、茶色のおにぎりを学校へ3個持参。ひじきやわかめを意識的に摂取しながら、地道な練習を積んだ。日大、佐川急便、自衛隊と進み、五輪には04年アテネ大会から4大会連続出場。理想の歩型にほど遠かった08年北京五輪、09年世界選手権(ベルリン)では失格が続き、「やめようかな」とも考えたが、周囲の助言に支えられながら、前を向いて進んできた。

この日のレース後、自衛隊の後輩でもあった荒井は「いまだに信じられない。たぶん、明日練習していますよ(笑い)。『チームジャパンでやっていこう』という姿勢を見せてくれて、その雰囲気づくりがありがたかった」と先輩の功績をたたえた。ライバルでもある後輩に助言をためらわなかった、兄貴分の谷井は「自分も昔はそうじゃなかった。でも30(歳)前後になって、周りのことを見渡せるようになった。自分だけじゃなく、競歩界全体を底上げしたい。それが自分にとっても、プラスにつながると思った」と冷静な口調で明かした。

引退を決断したのは、20年東京五輪への覚悟を持ちきれなかったため。日大では体育の教員免許を取得するなど、かねて指導者への憧れがあった。今後は自衛隊で後進の育成を図る。「谷井さんみたいな選手を…」と問われると「自分を超えていってもらわないと困る」と言い切った36歳。立場は変われど、競歩への情熱が衰えることはない。【松本航】

◆谷井孝行(たにい・たかゆき)1983年(昭58)2月14日、富山県滑川市生まれ。東京・三鷹市で幼少期から小6までを過ごし、両親の故郷である富山へ移住。高岡向陵高-日大-佐川急便-自衛隊。五輪は04年アテネ大会から4大会連続、世界選手権は05年ヘルシンキ大会から15年北京大会まで6大会連続出場。167センチ、57キロ。

日本選手権男子20キロ競歩で現役最後のレースを終えた谷井孝行(右から4人目)と握手する荒井広宙(同5人目)(撮影・松本航)
日本選手権男子20キロ競歩で現役最後のレースを終えた谷井孝行(中央)は、娘の美渚さん(左)、妻の美紀さんと笑顔を見せる(撮影・松本航)

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競歩高橋英輝V5「負けたと…」残り500mで逆転

日本選手権男子20キロ競歩で5連覇した高橋英輝(撮影・松本航)

<陸上:日本選手権20キロ競歩>◇17日◇神戸市六甲アイランド甲南大周辺コース

男子の高橋英輝(えいき、26=富士通)が1時間18分0秒で5連覇を飾った。

1時間20分0秒の派遣設定記録を破り、3大会連続となる世界選手権(9~10月、ドーハ)代表に内定。残り500メートルから池田向希を振り切り、1秒差で接戦を制した。

15年世界選手権50キロ銅メダルの谷井孝行(36=自衛隊)は現役最終レースで12位。女子の岡田久美子(27=ビックカメラ)は5連覇で世界選手権代表に内定した。

王者高橋が意地を見せた。16キロ過ぎに池田のスパートで約20メートル離され「負けたと思った」。それでもしぶとく追いつき、残り500メートルで振り切るとゴール直後は地面に倒れた。昨年1月に右脚大腿(だいたい)骨疲労骨折となり、夏以降は回復を優先。世界選手権では日本人最上位での表彰台で、20年東京オリンピック(五輪)代表に内定する。3度目の大舞台へ「夏場の国際大会で輝いている自分を、自分自身が見たい」と期待を込めた。

日本選手権男子20キロ競歩で5連覇した高橋英輝(撮影・松本航)

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「こけちゃいました」谷口浩美氏があのレース回想

トークショーに出演した谷口浩美氏(右)

男子マラソン元日本代表で宮崎大特別教授の谷口浩美氏(58)が17日、JR博多駅前の広場で、NHK大河ドラマ「いだてん」のモデル金栗四三をテーマとした熊本県PRイベントのトークショーゲストとして出演した。

メダルを期待されていた92年バルセロナ五輪で転倒し、レース後にさわやかな表情で口にした「こけちゃいました」が今も語り継がれている同氏。

この日も「転んだから、ここにいるんです」と言い切って笑いを呼び、自身の人生を大きく変えた転倒時の状況について振り返った。

「右手で給水ボトルを取りにいったときに左足が(踏まれて)上がらないわけですよ。足だけが抜けて靴が残って。そのあと、はだしで走るか靴を取りに戻るか考えたんですが、バルセロナの路面は結構固いんですね。僕は面の皮は厚いんですが(笑い)、足の裏はそうでもない。このまま走るのはきついぞと。靴を取りに戻ったら、履いて下さいという感じで上向きで残っていた。僕は夏はソックスを履かず、はだしで靴を履いていたんです。だから、ひもをほどかなくてもスッと履けた」。

その後は粘り強く走り続け8位入賞。ゴール後に残したコメントで日本中から注目を集めた。

「僕がこけた映像を、皆さんが見ているということをを知らないわけですよ。だから『こけちゃいました』と説明して謝ったつもりだったんです。帰国したら取材陣がものすごくて、びっくりしました」

また、金栗が履いていた足袋のメーカー「ハリマヤ」について「実は僕も高校時代からハリマヤのシューズを履いていたんですよ」と金栗との意外な共通点を明かすなど会場を盛り上げた。

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川上拓也が60mで室内日本新!22年ぶり朝原超え

<陸上:室内競技会>◇16日◇英バーミンガム

男子60メートルで23歳の川上拓也(大阪ガス)が6秒54の室内日本新記録で4位に入った。朝原宣治が1997年につくった記録を22年ぶりに0秒01更新した。蘇炳添(中国)が6秒47で制した。

男子走り高跳びで日本記録保持者の戸辺直人(つくばツインピークス)は2メートル29を跳んで優勝した。男子1500メートルでは19歳のサミュエル・テフェラ(エチオピア)が3分31秒04の室内世界新記録を樹立した。

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競歩高橋英輝が5連覇、世界選手権代表に内定

日本選手権男子20キロ競歩で5連覇した高橋英輝(左)と2位の池田向希(撮影・松本航)

<陸上:日本選手権20キロ競歩>◇17日◇神戸市六甲アイランド甲南大周辺コース

男子で高橋英輝(えいき、26=富士通)が1時間18分0秒で5連覇を果たした。1時間20分0秒の派遣設定記録を突破しての優勝で、世界選手権(9~10月、ドーハ)代表に内定した。

残り500メートルで2位の池田向希(東洋大)を振り切り「ラスト20~30メートルで初めてそのように(勝てると)思った。イライラせずに、流れが来るのを待てた」と落ち着いたレース運びが光った。

女子も岡田久美子(27=ビックカメラ)が1時間28分26秒で5連覇し、世界選手権の切符をつかんだ。

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男子片西景、女子岡本奈々依が優勝 熊日30キロ

<陸上:熊日30キロロードレース>◇17日◇熊本市通町筋-びぷれす熊日会館前コース

男子は片西景(駒大)が1時間29分34秒で初優勝した。6年ぶり2度目の優勝を狙った川内優輝(埼玉県庁)は10位だった。

女子は岡本奈々依(大阪学院大)が1時間45分48秒で初めて制した。

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戸辺が走り高跳びV、川上60m22年ぶり記録更新

<陸上:室内競技会>◇16日◇英バーミンガム

男子走り高跳びで日本記録保持者の戸辺直人(26=つくばツインピークス)が2メートル29を跳んで優勝した。

男子60メートルでは川上拓也(23=大阪ガス)が6秒54の室内日本新記録をマークして4位だった。従来の記録は1997年に朝原宣治がマークした6秒55で、22年ぶりの更新となった。

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日本選手権男子20キロ競歩に高橋「ノーモア」誓う

高橋英輝(2018年8月29日撮影)

陸上の世界選手権(9~10月、ドーハ)代表選考会を兼ねた日本選手権男女20キロ競歩が17日、神戸市六甲アイランド甲南大周辺コースで行われる。16日は同市内で記者会見が行われ、男子で5連覇を目指す高橋英輝(26=富士通)が「ノーモア・ピットレーン」の誓いを立てた。

今回は3度の歩型違反で2分間の待機が命じられる「ピットレーン」を国内大会で初導入。高橋は昨年5月の世界チーム選手権で経験し、18位に沈んだ苦い記憶がある。「ハイペースのレースでは、そこで勝負が終わってしまう」。今大会で1時間20分0秒を切り、優勝すれば世界選手権代表に内定。1時間17分26秒の自己記録を持つ王者は「(違反3度で失格にならないため)カードが出やすくなることを危惧している。まず練習してきたこと(歩型)を出せるように」と意識し「ベストの歩きをして優勝したい」と言い切った。

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山県亮太、日本人初の快挙へ 自己ベスト9秒台狙う

山県亮太(2018年6月22日撮影)

陸上男子100メートルの山県亮太(26=セイコー)が16日、都内で行われたトークショーに出席し、今季の目標について「世界選手権の準決勝で自己ベストを出して、決勝に行きたい」とした。

現在の自己記録は10秒00。更新となれば9秒台。日本人初の世界選手権男子100メートル決勝進出も見えてくる。今月下旬からの米フロリダ州のIMGアカデミーでの合宿では「スタートの精度」をテーマとする。現状、初戦は未定だが、そこで「理想を言えば、自己ベストに近いタイムを出したい」と話した。

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競歩5連覇へ高橋英輝「集中して」V候補が探り合い

日本選手権に向けての記者会見に出席した右から池田向希、山西利和、高橋英輝(撮影・松本航)

陸上の世界選手権(9~10月、ドーハ)代表選考会を兼ねた日本選手権男女20キロ競歩が17日、神戸市六甲アイランド甲南大周辺コースで行われる。16日は同市内のホテルで有力選手が記者会見し、男子の優勝候補が腹のうちを探り合った。

1時間20分0秒の派遣設定記録を切り、優勝すると世界選手権に内定。重要な一戦を前に“先制口撃”を仕掛けたのは、16年リオデジャネイロオリンピック(五輪)代表の松永大介(23)だった。

「いつも(大会4連覇中の高橋)英輝さんが(レースを)引っ張ってくれないんですけれど、それに加えて池田も来ちゃったので、引っ張ってくれない2人が、どういうレースするのかなって思っていますが、僕は10キロを37分台で通過して、2人をちぎりたいと思います」

それに対し、次にマイクを握った5連覇を目指す高橋英輝(26=いずれも富士通)は華麗に“スルー”。

「すごく難しいレースになってきているなって感じています。力が拮抗(きっこう)しているからこそ、他の選手に気を配っている余裕はなくなってきます。そういった状況は世界を意識するのであれば、必ず自分の力につながると思う。だからこそ、自分の歩きに集中して、明日のレースに臨みたい」

記者会見後にはそれぞれの目標タイムを問われ、松永は「周りのを聞いてから」と高橋にバトンタッチ。高橋が「なるべく遅すぎない展開がいいかなって思うので、自分の歩きやすいペースになるように集団をコントロールしたい」と切り出すと、すかさず松永が「ということは、引っ張ってくださるということなので、ついていく形で…」とツッコミを入れた。

18年アジア大会(ジャカルタ)2位で京大出身の山西利和(23=愛知製鋼)は「あまり『このタイムで』というのは決めていない。順位を狙っていく中で、結果(的に)タイムが出ていれば、それでいいかな」。前回4位の池田向希(20=東洋大)は「1時間18分切りを、1つの目標にしています」と狙いを定めた。

今大会限りで現役引退する15年世界選手権50キロ銅メダルの谷井孝行(35=自衛隊)は「自分の全力を尽くして、歯を食いしばりながらゴールしたい」とキッパリ。

女子で5連覇を狙う岡田久美子(27=ビックカメラ)も「自己記録(1時間29分40秒)を更新して、28分台に入りたい」と力強く意気込んだ。

日本選手権に向けて気合を入れた、右から池田向希、山西利和、高橋英輝、松永大介、谷井孝行、岡田久美子(撮影・松本航)

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アフリカ選手に差別的記述 別大マラソンの通訳女性

大分市と大分県別府市で3日に開かれた別府大分毎日マラソン大会の事務局は15日、大会で通訳を務めた大分市の50代女性がインターネットのブログで不適切な記述を投稿していたと発表し、謝罪した。女性はアフリカの男子選手を「チンパンジー」と差別的な表現で紹介していた。ブログは既に閲覧できない状態になっている。

女性は大会の有償ボランティアとして、アフリカの選手の通訳を担当した。後日、自身が所属する運動サークルのブログで、意思疎通に苦労した感想として「原始人とコミュニケーションをしている感覚」とつづり、複数の選手と一緒に撮影した写真の説明文に「かわいいチンパンジー達」と記して投稿していた。

事務局によると、女性は「差別的な気持ちも悪気もなかった。軽率な言葉遣いを反省している」と話したという。

事務局長の阿南寿和・別府市副市長は「極めて不適切な表現があり、大変遺憾」とコメントし、今後は再発防止に向けてボランティアの選任、教育に万全を期すとした。

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競歩世界記録保持者の鈴木雄介が日本選手権欠場

鈴木雄介(18年5月撮影)

陸上男子20キロ競歩で世界記録を持つ鈴木雄介(富士通)が、世界選手権(9~10月・ドーハ)代表選考会を兼ねた17日の日本選手権20キロ競歩(神戸)を右足首のけんしょう炎のため欠場することになった。所属先の今村文男コーチが15日に明らかにした。

今村コーチによると、合宿中だった1月末に痛めた。既に練習を再開しているが、十分な調整を積めず回避を決めた。3月17日の全日本競歩能美大会に照準を合わせる。

鈴木は昨年5月、故障から2年9カ月ぶりにレースに復帰。途中棄権した2015年世界選手権以来の代表入りを目指している。

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日本記録保持者大迫出場 東京マラソン招待選手一覧

<陸上:東京マラソン>◇3月3日◇東京都庁前〜東京駅前(42・195キロ)

東京マラソンが3月3日、行われる。午前9時10分スタート。マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)も兼ねた今大会は、男子は2時間5分50秒の日本記録を持つ大迫傑(27=ナイキ)らが名を連ねた。

海外からは2時間6分の自己記録(PB)を切る選手8人が参戦。先頭集団のペースメーカー(PM)は2時間4分30秒~同5分10秒のタイムを狙えるペースで先導する予定。

女子は世界歴代6位となる2時間18分34秒の自己記録を持つルティ・アガ(25=エチオピア)ら、2時間21分を切る自己ベストを誇る選手が6人が出場する。

◆海外招待選手(男子)

1 ケネニサ・ベケレ(36=エチオピア)

▼ 2:03:03(16年ベルリン1位)

2 マリウス・キプセレム(30=ケニア)

▼ 2:04:04(18年アブダビ1位)

3 ビルハヌ・レゲセ(24=エチオピア)

▼ 2:04:15(18年ドバイ6位)

4 ディクソン・チュンバ(32=ケニア)

▼ 2:04:32(14年シカゴ3位)

5 エルハサン・エルアバシ(34=バーレーン)

▼ 2:04:43(18年バレンシア2位)

6 セイフ・トゥラ(21=エチオピア)

▼ 2:04:44(18年ドバイ7位)

7 ノバート・キゲン(26=ケニア)

▼ 2:05:13(17年アムステルダム2位)

8 ギデオン・キプケテル(26=ケニア)

▼ 2:05:51(17年東京2位)

9 デメタドゥ・アバテ(21=エチオピア)

▼ 2:06:47(18年アムステルダム7位)

10 ビダン・カロキ(28=横浜DeNA)

▼ 2:07:41(17年ロンドン3位)

◆国内招待選手(男子)

21 大迫 傑(27=ナイキ) MGC出場権獲得

▼ 2:05:50(18年シカゴ3位)

22 木滑 良(28=MHPS) MGC出場権獲得

▼ 2:08:08(18年東京7位)

23 中村 匠吾(26=富士通) MGC出場権獲得

▼ 2:08:16(18年ベルリン4位)

24 佐藤 悠基(32=日清食品グループ) MGC出場権獲得

▼ 2:08:58(18年東京10位)

25 村山 謙太(26=旭化成)

▼ 2:09:50(18年ゴールドコースト2位)

26 福田 穣(26=西鉄) MGC出場権獲得

▼ 2:09:52(18年ゴールドコースト3位)

27 大塚 祥平(24=九電工) MGC出場権獲得

▼ 2:10:12(201別府大分3位)

28 神野 大地(25=セルソース)

▼ 2:10:18(18年東京18位)

大迫傑(2017年12月3日撮影)

木滑良(2018年2月25日撮影)

◆海外招待選手(女子)

51 ルティ・アガ(25=エチオピア)

▼ 2:18:34(18年ベルリン2位)

52 ボルフェイセ・タデセ(30=エチオピア)

▼ 2:19:30(18年ドバイ2位)

53 イエブルガル・メレセ(28=エチオピア)

▼ 2:19:36(18年ドバイ3位)

54 フローレンス・キプラガト(32=ケニア)

▼ 2:19:44(11年ンベルリン1位)

55 アバベル・イエシャネ(27=エチオピア)

▼ 2:20:16(18年アブダビ1位)

56 シュレ・デミセ(23=エチオピア)

▼ 2:20:59(15年ドバイ4位)

57 ベダトゥ・ヒルパ(19=エチオピア)

▼ 2:21:32(18年フランクフルト3位)

58 ミミ・ベレテ(30=バーレーン)

▼ 2:22:29(18年トロント1位)

59 ヘレン・トラ(24=エチオピア)

▼ 2:22:48(18年ベルリン6位)

60 ローズ・チェリモ(29=バーレーン)

▼ 2:22:05(17年ボストン2位)

61 ルース・チェビトク(28=ケニア)

▼ 2:23:29(18年トロント3位)

62 ジョーンチェリモ・メリー(28=ケニア)

▼ 1:05:04(18年プラハハーフ1位)※

◆国内招待選手(女子)

71 前田 穂南(22=天満屋) MGC出場権獲得

▼ 2:23:48(18年大阪国際女子2位)

72 高島 由香(30=資生堂)

▼ 2:26:13(18年パリ8位)

73 野上 恵子(33=十八銀行) MGC出場権獲得

▼ 2:26:33(18年名古屋ウィメンズ5位)

74 一山 麻緒(21=ワコール)

▼ 1:09:14(17年山陽女子ロード3位)※

※印はマラソン以外の記録

◆マラソン代表選考会「グランドチャンピオンシップ」(MGC) 2019年9月15日に開催予定の20年東京五輪マラソン代表選考会の名称。MGCで男女各2人を選ぶ。17年夏から19年春までに行われる国内指定大会「MGCシリーズ」で、日本陸連が各大会に定めた順位とタイムの条件を満たした選手はMGC出場権を獲得する。男子は北海道、福岡国際、別府大分毎日、東京、びわ湖毎日がMGCシリーズに指定されている。

残りの対象レースは、男子は19年3月東京、19年3月びわ湖。女子は19年1月大阪国際、19年3月名古屋ウィメンズ。このほかにワイルドカードでの出場も可能。

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陸上アジア選手権の代表発表 福島千里ら67人選出

福島千里

日本陸上競技連盟は13日、アジア選手権(4月、カタール)の日本代表を67人を発表した。

北海道勢では男子の小池祐貴(23=住友電工)金井大旺(23=ミズノ)城山正太郎(23=ゼンリン)小南拓人(23=筑波銀行)右代啓祐(32=国士舘クラブ)、女子は福島千里(30=セイコー)が選ばれた。

アジア選手権代表に山県亮太、福島千里ら/選手一覧

山県亮太(2018年6月22日撮影)

日本陸連は13日、アジア選手権(4月21~24日、ドーハ)に出場する男子36人、女子31人の代表選手を発表した。

男子の100メートルには山県亮太(26=セイコー)、桐生祥秀(23=日本生命)、200メートルには小池祐貴(23=住友電工)、飯塚翔太(27=ミズノ)が名を連ねた。2日に走り高跳びで、2メートル35センチをマークし、日本記録を13年ぶりに更新した戸辺直人(26=つくばTP)も出場する。

女子は100メートルに福島千里(30=セイコー)、ロンドン五輪1万メートル代表で、昨年に約5年ぶりとなる現役復帰を果たした新谷仁美(30=ナイキTOKYOTC)らが選ばれた。

男子1600、女子400、1600メートルリレー代表は4月上旬に発表される予定。世界リレー大会と、セイコー・ゴールデングランプリ大阪と、5月に国内で2週連続となるレースを予定する男子400メートルリレーは、アジア選手権は出場を回避する。

会場のドーハは今秋の世界選手権と同じ舞台。アジア選手権で優勝すれば、世界選手権の参加標準記録を満たしたことと選考上、同じとなる。また世界選手権代表の国内選考を勝ち抜く上で、極めて重要な世界ランキング制度においても、アジア選手権は高ポイントを獲得できる。

代表67選手の一覧は以下の通り。(現在の所属先)

★男子

【100メートル】

・山県亮太(セイコー)

・桐生祥秀(日本生命)

【200メートル】

・小池祐貴(住友電工)

・飯塚翔太(ミズノ)

【400メートル】

・ウォルシュ・ジュリアン(東洋大)

【800メートル】

・川元奨(スズキ浜松AC)

・村島匠(福井県スポーツ協会)

【1500メートル】

・館沢亨次(東海大)

・田母神一喜(中大)

【5000メートル】

・服部弾馬(トーエネック)

・松枝博輝(富士通)

【1万メートル】

・鎧坂哲哉(旭化成)

・阿部弘輝(明大)

【110メートル障害】

・高山峻野(ゼンリン)

・金井大旺(ミズノ)

【400メートル障害】

・安部孝駿(デサント)

・岸本鷹幸(富士通)

【3000メートル障害】

・塩尻和也(順大)

・山口浩勢(愛三工業)

【走り高跳び】

・戸辺直人(つくばTP)

・衛藤昂(味の素AGF)

【男子棒高跳び】

・山本聖途(トヨタ自動車)

・江島雅紀(日大)

【男子走り幅跳び】

・橋岡優輝(日大)

・城山正太郎(ゼンリン)

【三段跳び】

・山下航平(ANA)

・山本凌雅(JAL)

【砲丸投げ】

・中村太地(ミズノ)

【円盤投げ】

・湯上剛輝(トヨタ自動車)

・米沢茂友樹(オリコ)

【ハンマー投げ】

・墨訓熙(小林クリエイト)

・木村友大(九州共立大)

【やり投げ】

・新井涼平(スズキ浜松AC)

・小南拓人(筑波銀行)

【10種競技】

・右代啓祐(国士舘ク)

・中村明彦(スズキ浜松AC)

★女子

【100メートル】

・福島千里(セイコー)

【800メートル】

・北村夢(エディオン)

・塩見綾乃(立命大)

【1500メートル】

・卜部蘭(ナイキTOKYOTC)

・陣内綾子(九電工)

【5000メートル】

・田中希実(ND28AC)

・高松智美ムセンビ(名城大)

【1万メートル】

・堀優花(パナソニック)

・新谷仁美(ナイキTOKYOTC)

【100メートル障害】

・木村文子(エディオン)

・青木益未(七十七銀行)

【400メートル障害】

・宇都宮絵莉(長谷川体育施設)

・青木沙弥佳(東邦銀行)

【3000メートル障害】

・石沢ゆかり(エディオン)

・藪田裕衣(大塚製薬)

【走り高跳び】

・仲野春花(早大)

・津田シェリアイ(東大阪大)

【棒高跳び】

・南部珠璃(中京大)

・田中伶奈(香川・観音寺第一高)

【走り幅跳び】

・高良彩花(兵庫・園田学園高)

・中野瞳(和食山口)

【三段跳び】

・宮坂楓(ニッパツ)

【砲丸投げ】

・郡菜々佳(九州共立大)

・太田亜矢(福岡大ク)

【円盤投げ】

・郡菜々佳(九州共立大)

・斎藤真希(山形・鶴岡工業高)

【ハンマー投げ】

・勝山眸美(オリコ)

・渡辺茜(丸和運輸機関)

【やり投げ】

・斉藤真理菜(スズキ浜松AC)

・宮下梨沙(大体大TC)

【7種競技】

・山崎有紀(スズキ浜松AC)

・ヘンプヒル恵(中大)

福島千里(2018年6月24日撮影)

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鈴木くるみ代表入りへ奮闘中 五輪への階段1歩1歩

日本代表入りを目指す旭川龍谷・鈴木(撮影・浅水友輝)

陸上女子短距離の鈴木くるみ(旭川龍谷2年)が日本代表入りへ、奮闘している。日本協会が1月に公募した400メートルリレー日本代表候補選考会に参加。選ばれた9人中最年少、北海道勢では唯一、代表候補入りした。16日からは第2次合宿(東京)に参加。5月の世界リレー(神奈川)代表をつかみ、その先の世界選手権、東京オリンピック(五輪)切符を目指す。

   ◇   ◇   ◇

最年少の日本代表候補となり、鈴木の日の丸への思いは変わった。「今までは全然遠い存在と思っていたけど(代表候補に)選ばれて意識するようになった。東京五輪とかに自分も日本代表で出たいなというのは、より一層強くなった」。伸び盛りの女子高生スプリンターは、世界リレー、その先にある大舞台に思いをはせた。

実現には、険しい道が待つ。日本女子が東京五輪のリレー出場権を獲得するには、日本記録43秒39を更新するタイムが必要となる。そのため、1月の選考会は個人種目より、リレーに重きを置ける選手を集めることでチームの底上げ、強化を図る目的で行われた。

雪国の選手には不利な時期の開催だったが、鈴木は「日本のトップのアスリートが集まる。挑戦して見ようと思った」。170センチの長身を生かした大きなストライドで後半に伸びる走りが特長。昨年の総体100メートルで7位入賞も、自己ベスト11秒77は参加32人中14番目。直前に沖縄で調整し、当日は30メートル走と120メートル走で納得の行く走りができたが「まさか選ばれるとは思っていなかった」と振り返る。

選考会後に右足甲を疲労骨折し、1月下旬の第1次合宿はバトンジョグなど軽いメニューが中心だった。それでもロンドン五輪代表の市川華菜(28=ミズノ)らの走りを目の当たりにし、日本代表トレーナーから指導を受け「勉強になることばかりだった。(自身の走りの)前半も後半も課題の部分はたくさんある」と実感。合宿後は、栄養摂取から補強メニューまで、より高いレベルを意識するようになった。

鈴木を含めた9人の当面の目標は、第4次合宿中の3月22日にあるアジア選手権(4月、カタール)出場4選手の選考会を通過することだ。旭川龍谷の練習がオフだった13日、休息に努めた鈴木は「ケガを治して4人に入り、リレーに出られるように頑張りたい」。東京五輪につながる階段を、1歩1歩、踏みしめていく。【浅水友輝】

◆鈴木(すずき)くるみ 2001年(平13)8月1日、上富良野町生まれ。上富良野中1年で競技を始め、3年のジュニア五輪100メートル優勝。旭川龍谷1年のアジアユース日本代表、2年の総体100メートル7位。200メートル自己ベストは24秒89。趣味はドラマ鑑賞で最近のお気に入りは「3年A組」「中学聖日記」。好きな歌手はあいみょん。170センチ、59キロ。家族は両親と兄。

▽道陸協・高橋巧強化委員長の話 今回の選考は個人種目よりリレーを中心に考えていくメンバーを選抜。リレーチームとしてずっとやっていく、死に物狂いで五輪を目指すメンバーを集めましょうということだった。体が大きい鈴木選手は、伸びしろ、可能性が大きい子だと感じている。昨年の総体で決勝に残った(道内)4人のうちの1人で力も十分。将来性とかも見て選ばれたと受け止めています。北海道の女子短距離にとって明るい話題。楽しみです。

◆日本陸連の公募制新プロジェクト 女子短距離の低迷を打開するために初めて実施。日本代表候補は4回の合宿後、最多6大会に出場する。今回の公募制に不参加の選手も、設定タイム(11秒44)を超えた場合は「ワイルドカード」でリレー代表候補入りが可能になる。セレクション不参加の100メートル日本記録保持者・福島千里(30=セイコー)や昨年のアジア大会代表・御家瀬緑(恵庭北高2年)らにもチャンスは残っている。

◆日本女子400メートルリレーの東京五輪への道 64年東京五輪であった開催国枠はなく、地力で出場権獲得が求められる。12年ロンドン五輪は48年ぶりに出場も、その後は低迷が続き、昨年のアジア大会は5位に沈んだ。東京五輪の出場には、開催国枠で出場する5月の世界リレー(神奈川)で10位以内に入り、9月の世界選手権出場権(カタール)を獲得。世界選手権で8位以内に入ることが必要になる。

日本代表入りを目指す旭川龍谷・鈴木(撮影・浅水友輝)
チューブを使って体幹トレーニングをする旭川龍谷・鈴木(撮影・浅水友輝)
チューブを使って体幹トレーニングをする旭川龍谷・鈴木(撮影・浅水友輝)
バイクでウオーミングアップする旭川龍谷・鈴木(撮影・浅水友輝)

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服部勇馬と鈴木亜由子が2・17青梅マラソンを欠場

鈴木亜由子(2018年8月24日撮影)

青梅マラソン大会実行委員会は10日、17日開催の大会を男子招待選手の服部勇馬(トヨタ自動車)と女子招待選手の鈴木亜由子(JP日本郵政グループ)が欠場すると発表した。

服部は体調不良が理由で「今回の青梅マラソンは、コンディションが整わず、今後のことを慎重に考え、欠場することになりました。青梅マラソンを、楽しみにしてくださった方々には、大変申し訳ない気持ちです。9月のMGCに向けて今一度、コンディションを整え、万全な状態でスタートラインに立てるよう精進していきます。今後とも応援よろしくお願い致します」とコメントした。

服部は昨年12月の福岡国際マラソンを2時間7分27秒の好タイムで制し、20年東京五輪に向けて注目度が高まっていた。

また、鈴木は右足足底腱の違和感が理由で「2月3日の丸亀ハーフマラソン前から右足に不安がありましたが、青梅マラソンへの最善を尽くしていました。しかし、9月のMGCなどを見据えて、私自身とても悔しいですが決断をさせていただきました」などとコメントした。

鈴木は丸亀ハーフで日本歴代3位となる1時間7分55秒のタイムをたたき出し、東京五輪のマラソン表彰台へ、その潜在能力の高さを実証していた。

服部勇馬(2018年12月2日撮影)

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西山雄介V、川内優輝は23位 唐津ロードレース

西山雄介(17年1月2日撮影)

<陸上:唐津10マイルロードレース>◇10日◇佐賀・唐津市陸上競技場発着コース

ジャカルタ・アジア大会男子マラソン覇者の井上大仁(MHPS)は46分42秒で6位だった。

西山雄介(トヨタ自動車)が46分27秒で優勝し、川内優輝(埼玉県庁)は23位。

井上は4月のボストン・マラソンに出場予定。1月に約3週間、ニュージーランドで走り込んだ疲れも見せず、想定通りの記録でゴールし「思った以上に余裕を持って走れた。しっかりいい練習ができた、という感じ」と涼しげに語った。

女子10キロは2016年リオデジャネイロ五輪1万メートル代表の高島由香(資生堂)が32分49秒で制した。3月3日の東京マラソンで、20年東京五輪マラソン代表選考会の出場権獲得を狙う30歳のベテランは「練習の一環。いい形で走れた」とうなずいた。

▽井上大仁の話 余裕を持って走ることがテーマだった。(記録は)こんなものかな。(ボストン・マラソンは)優勝を目指してやっていきたい。

▽川内優輝の話 今の自分のスピードからすると、こういう結果はしょうがない。スピードを戻していかないといけない。(3月の)びわ湖毎日マラソンで何とか3番に入りたい。

女子は佐藤早也伽が初優勝 実業団ハーフマラソン

<全日本実業団ハーフマラソン>◇10日◇山口市・維新みらいふスタジアム発着

女子は佐藤早也伽(積水化学)が1時間9分27秒で初優勝した。矢野栞理(キヤノンAC九州)が26秒差で2位だった。

男子はアモス・クルガト(中電工)が1時間1分6秒で制し、大石港与(トヨタ自動車)が1時間1分33秒で日本選手トップの3位に入った。

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サニブラウン6位も「走りはまずまず。まだ序盤」

陸上の室内大会が8日、米アーカンソー州フェイエットビルで行われ、男子60メートル決勝でフロリダ大のサニブラウン・ハキームは6秒73の6位だった。

サニブラウンは1本目こそスタートも良く6秒70で決勝進出を決めたが、決勝では課題のスタートで出遅れた。6秒73とタイムを落として6位に終わり「走りはまずまず。まだシーズンの序盤なんで」と、さばさばとした表情だった。

オフのトレーニングが実っているためか、体が一回り大きくなった印象を受ける。米国合宿中でこの大会に参加した多田も「前よりも大きく感じる」と成長を感じていた。

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多田修平、スパイクに慣れず不発「世界で戦えない」

陸上の室内大会が8日、米アーカンソー州フェイエットビルで行われ、多田修平(関学大)は6秒79で決勝進出を逃した。

多田は米国の室内大会で着用が義務付けられているスパイクピンが日本の形状と違っている影響もあり、得意のスタートで不発に終わった。

1本目は6秒78で突破したが、2本目は6秒79と伸ばせず決勝進出を逃し「米国ではいつもいいタイムが出ない。これじゃ世界で戦えない」と課題を感じていた。

来週テキサス州の室内大会で60メートルに出場し、3月にオーストラリアで100メートルを走る予定だ。

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サニブラウン60m6秒73で6位、多田は予選落ち

陸上の室内大会が8日、米アーカンソー州フェイエットビルで行われ、男子60メートル決勝でフロリダ大のサニブラウン・ハキームは6秒73の6位だった。

多田修平(関学大)は6秒79で決勝進出を逃した。

◆サニブラウン・ハキームの話 走りはまずまずだった。(1月26日のレースは体調不良だったが)きょうは体調面の問題はなかった。まだシーズンの始まりなので。

◆多田修平の話 走りは満足していない。毎年この時期は米国に来ているがスパイクピンの形状の違いもあり、いいタイムが出ない。もっと経験を積んで慣れていきたい。

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東京マラソンVのチェプチルチルに暫定資格停止処分

サラ・チェプチルチル(17年2月撮影)

国際陸連が設置した独立監視部門「インテグリティー・ユニット」は8日、2017年東京マラソンで優勝した女子のサラ・チェプチルチル(ケニア)に禁止薬物の使用が見つかったため、暫定的な資格停止処分を科すと発表した。

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山梨学院大の駅伝新監督に飯島理彰コーチが昇格

山梨学院大の飯島理彰氏

箱根駅伝に33年連続出場している山梨学院大の駅伝監督に飯島理彰コーチ(47)が就任したことが7日、分かった。前任の上田誠仁氏(60)も引き続き陸上部全体の監督として、指導を継続する。

00年に着任した飯島コーチは上田氏を19年間、コーチとして支えていた。数年前から案はあったという。上田氏は「コーチに招聘(しょうへい)して今年で20年目となる。二十歳で成人。(飯島コーチの)背中をたたいて送り出さないといけない」と説明した。

85年4月の創部と同時に陸上部の監督に就任した上田氏は92、94、95年と3度の箱根駅で総合優勝。選手の育成だけでなく、指導者の育成にも力を注いでいる。20年東京五輪のマラソン代表選考会の「マラソン・グランドチャンピオンシップ」の出場権を3人が持つMHPSの黒木純監督(47)、マラソン日本記録を持つ大迫傑(27=ナイキ)らを輩出した佐久長聖高の高見沢勝監督(37)、ケニア人留学生として箱根駅伝で活躍した桜美林大の真也加ステファン監督(46)らも門下生だ。自身の今後について「(チームの)土台を支える石垣の一つであればいい」と話した。

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競歩の距離短縮を提案へ 電子チップ導入も

国際陸連は6日、オリンピック(五輪)や世界選手権などの競歩の実施種目を、現行の50キロと20キロから30キロと10キロに短縮する案を3月の理事会に諮ると発表した。歩型違反を判定する靴底の電子チップ導入も提案される。承認されれば、2021年1月1日から実施。移行期間も設ける。

16年リオデジャネイロ五輪で荒井広宙(埼玉陸協)が銅メダルに輝いた男子50キロは東京五輪が最後になる。同種目は競技時間の長さや若者の関心の低さから、一時は東京五輪で除外される懸念もあった。

男子50キロは世界選手権の15年大会で谷井孝行(自衛隊)が銅、17年大会で荒井が銀、小林快(東京陸協)が銅と日本勢がメダルを獲得してきた有望種目で、強化策の見直しが迫られそうだ。

移行期間となる21年世界選手権では男女ともに30キロと20キロを実施。22年の主要大会からは30キロと10キロになる。50キロは五輪では男子のみ実施されてきた。電子チップは、両足が同時に地面から離れる違反を判定する。

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男子400リレー2週連続レース 五輪へ好記録狙う

アジア大会男子400メートルリレーで優勝し、笑顔で記念撮影に応じる、左から山県、多田、桐生、ケンブリッジ(18年8月)

陸上男子400メートルリレー代表が5月に国内で2週連続となるレースに出場することが4日、分かった。

第2週の世界リレー大会(日産ス)と、その1週間後にあるセイコー・ゴールデングランプリ大阪(ヤンマー)にも参戦する。20年東京オリンピック(五輪)の男子400メートルリレーの出場16チームは、19年世界選手権(ドーハ)の上位8カ国と、残り8カ国は期間内の上位2大会の記録による国際陸連のランキング順。5月の国内2大会で好記録を出せば、東京五輪の出場をより確実とできる。世界選手権はギリギリまで攻めたバトンワークが可能となり、金メダルに挑戦できるメリットも生まれる。

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衛藤が走り高跳び2位、戸辺は欠場 国際室内競技会

陸上の国際室内競技会が4日、ストックホルムで行われ、男子走り高跳びの衛藤昂(味の素AGF)は2メートル20で2位だった。

今月2日に2メートル35の日本新記録をマークした戸辺直人(つくばツインピークス)は出場しなかった。

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飯塚翔太が新常識作る?短距離では異例の高地トレへ

メキシコ合宿へ出発した左から飯塚拓、九鬼、飯塚翔、女部田、舘野(撮影・上田悠太)

陸上短距離界では異例の高地トレーニング調整を模索する。16年リオデジャネイロオリンピック(五輪)男子400メートルリレー銀メダリストの飯塚翔太(27=ミズノ)が4日、メキシコ合宿へ出発した。標高約1900メートルのケレタロで2年連続となる合宿を敢行する。「スピードと筋持久力を求めてやります」と話し、温めているプランを披露した。

「まだ模索している段階」とした上で、3月上旬に帰国した時、体の状態がよかったら、日本選手権や五輪など大舞台の前に「(高地へ)行くのもありかな」。スプリンターの常識にはない調整法だが「自分がやりたい」と高地合宿のルーティン化に意欲を示した。

マラソン選手なら米ボルダー、競泳選手なら米フラッグスタッフなどの高地でトレーニングを積み、心肺機能を高め、大会へ向かうのはよく知られる。ただ飯塚はスプリンターも高地調整は効果的と考える。気圧が低く、空気抵抗が小さくなる高地はスピードが出やすい。「体が軽い感じがある」と話す。昨年は200メートルを21秒00で走ったつもりが、手動の計測ながら20秒60だったという。速く走るイメージ、動きを体に染み込ませられる。もちろん自然と心肺機能も鍛えられる。特に200メートルはスタミナも重要な要素で、たしかに理にはかなう。現地では走速度や体のデータを計測し、今後の糧とする。トレーニングは日進月歩で、記録も向上している短距離界。その中で飯塚が新常識を作るかもしれない。

合宿には弟の拓己(中大2年)、母校中大の後輩である女部田祐(筑波銀行)、また12年ロンドン五輪の男子400メートルリレー代表の九鬼巧(NTN)、同男子400メートル障害代表の舘野哲也(日立産機システム)も参加する。【上田悠太】

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神野の付き添い係「無名」橋本崚、青学大初のMGC

総合5位の橋本と同6位の岩田(右)はゴール前で競りあう(撮影・梅根麻紀)

<別府大分毎日マラソン>◇3日◇大分市高崎山うみたまご前〜別府市亀川漁港前折り返し〜大分市営陸上競技場(42・195キロ)

箱根では裏方だった橋本崚(25=GMO)が、青学大出身者で初めて「マラソン・グランドチャンピオンシップ(MGC)」(9月15日)の出場権を獲得した。日本勢2位、総合5位となる2時間9分29秒で、自己記録を50秒更新。3、4年時の箱根駅伝では神野大地(25=セルソース)の付き添い役だった男が、20年東京オリンピック(五輪)代表2枠を決める大一番の切符を手にした。日本人トップ4位の二岡康平(24=中電工)、6位の岩田勇治(31=MHPS)も含め、男子のMGC資格者は計24人となった。

橋本は地元大分で歯を食いしばった。日本人6人の集団から第2折り返しの35キロ付近で二岡と岩田が抜け出た。「福岡国際マラソンの失速がフラッシュバックした」。引き離されそうになったが「タイムは良かったので、もう1度いけるんではないか」と食らいついた。日本勢2位ながら、MGC出場資格の2時間10分を切る自己ベスト、2時間9分29秒でゴールし、所属の花田監督と抱き合った。

9位に終わった昨年12月の福岡国際後、40キロ走を3、4回こなしてスタミナを強化した。「ハードな練習をした成果が出ました」。橋本が遅れ始めた時、テレビ解説をしていた青学大の原晋監督(51)が「(腕)時計なんか見ないで、しっかり走りなさい!」と思わず“激励”する場面があった。レース後、これを聞いた橋本は「大学時代はあまり怒られたことがなかったので、ゲキはうれしい」と恩師に感謝。青学大OB初のMGC出場に「素直にうれしい」と喜んだ。

悲劇は忘れない。青学大2年時の全日本大学駅伝、6区で区間5位。箱根5区の有力候補になったが、11月に左ふくらはぎの肉離れ。箱根出場はかなわず負の連鎖が始まった。左太もも裏の肉離れ、左臀部(でんぶ)の肉離れ、右大腿(だいたい)骨の骨折。まともに走れない時期が続いた。

3年時の箱根も5区の付き添い係。出場した同期の神野は「3代目山の神」と呼ばれる快走で、世間の注目を集めた。最後の箱根も神野をスタート前に給水やアップの手伝いなどで支える裏方の立場だった。チームの箱根2連覇も喜べなかった。「悔しかった。ケガだけはしないようにと誓った」。箱根で光を浴びた先輩、同期、後輩より先にMGCの切符を獲得した。

目標はあくまで東京五輪代表。「自分では暑さは得意なので」。夏に強い武器を生かして、さらに大きな栄冠を手にする。

◆橋本崚(はしもと・りょう)1993年(平5)9月26日、大分・由布市生まれ。大分西高を経て青学大に進んだが、故障などで箱根駅伝出場はなし。卒業後に埼玉・東松山市を拠点にするGMO入部。16年防府マラソンで初優勝。170センチ、54キロ。

◆東京五輪への道 MGCで五輪代表3人のうち優勝者ら2人が内定する。残り1人は指定の3大会で派遣設定記録を破った選手。いない場合はMGCの次点選手となる。今後、MGC出場には東京(3月3日)か、びわ湖毎日(同10日)で、ともにMGC有資格者を除く日本人3位以内の2時間11分0秒以内、同6位以内の2時間10分0秒以内を満たす必要がある。また記録が公認される大会で指定のタイムを突破するワイルドカードでもMGC出場権を得られる。

男子のMGC進出者
16年2月、東京マラソンでゴールする青学大の橋本崚

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