日刊スポーツ

瀬戸大也今日も絶好調100バタ51秒97で決勝へ

瀬戸大也(2019年11月23日撮影)

<競泳:北島康介杯>◇最終日◇26日◇東京辰巳国際水泳場◇男子100メートルバタフライ予選

瀬戸大也(25=ANA)が、朝の予選から自己ベストまで0秒03差に迫る51秒97の好タイムをたたきだした。

昨夏世界選手権代表水沼と同組で泳いで、前半を24秒35の2番手で折り返した。先頭の水沼を追うようにして競り合いを展開。51秒52の水沼に次ぐ同組2着で午後の決勝に進出した。

瀬戸は昨年5月のシドニーオープンで同種目の自己記録51秒94をマークしている。25日には400メートル個人メドレーで自己記録4分6秒09を出したばかりだが、勢いを持続している。

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【飛び込み】立命大・馬淵崇英監督「五輪でメダルを取る選手を出す」8月に新設プール完成

立命大は16日、飛び込みの「滋賀・立命館ダイビングクラブ」の設立記者会見を滋賀県草津市で開き、監督に就任した馬淵崇英氏は「五輪でメダルを取る選手を出す。滋賀生まれ、滋賀育ちの五輪選手をつくっていきたい」と抱負を語った。パリ五輪代表の玉井陸斗(JSS宝塚)ら多くの五輪代表選手を育てた実績がある馬淵氏は、拠点となる草津市立プールが開業予定の8月から指導を開始する見通し。

新設のプールは10メートルの飛び込み台を備え、跳躍器具などの練習設備も充実。玉井もパリ五輪後から練習拠点とする予定という。馬淵氏は「国内トップクラスの施設。一年中使用できる高飛び込みの飛び込み台などがあり、私が(指導者として)三十何年求めた環境」と新天地への期待を口にした。(共同)

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【オープンウオーター】蝦名愛梨「8位入賞を」強さの秘密は「ふにゃふにゃ」に柔軟性の高い体

日体大の蛯名は、笑顔でコーチの指示を聞く(2023年11月29日撮影)

<パリへGO!>

パリ五輪を目指す各競技の北海道関連選手を紹介する企画「パリへGO!」4回目。帯広出身の蝦名愛梨(22=日体大-帯広大谷高)は、自然の海や川、湖で行う水泳のオープンウオーター(OW)でパリ五輪切符獲得を狙う。条件は2月3日に行われる世界選手権(カタール・ドーハ)の女子10キロで13位以内、もしくはアジア勢トップ。柔軟性の高さを生かした泳ぎで波に乗り、夢の舞台をつかむ。

    ◇    ◇    ◇

パリ五輪出場がかかるドーハの世界選手権まで、1カ月を切った。条件は上位13番目までにゴールするか、アジアの選手で1位になること。蝦名は昨年7月の世界選手権(福岡)は23位と日本人選手トップで、同10月の杭州アジア大会では女子10キロで銀メダルを獲得した。どちらの条件も、十分に手の届く位置にある。

蝦名 エッフェル塔も見てみたいし、フランス料理も現地のものを食べてみたいですね。OWを続けてきた理由の1つは、いろんな場所に行って、現地のおいしいものを食べたりできるところです。もちろんオリンピックの日本女子の最高成績は12番と聞いているので、本番では8位入賞を目指します。

強さの秘密は「ケアしてくださる方に『体がふにゃふにゃしてるね』と言われる」(蝦名)ほどの柔軟性の高さにある。手足の関節が常にしなやかで、クラゲが浮遊するのと同じように、波の動きに体を一体化させ、水面を滑るように前に進む。

蝦名 サーフィンのパドリングのような感じで、体を波に乗せます。あとは「空間認知能力が高い」と言われます。波の影響を受けても、自分がどの場所にいて、真っすぐに泳げているのかわかります。

パリ五輪切符獲得へ、着々と準備は進んでいる。レース後半にスピードを維持するため、トレーニングでは最後の1本を1番ハードに泳ぐ。また、最終予選会場のドーハの海水温は低いことが多く、18度以下なら全員がウエットスーツを着用してのレースになる。体は浮きやすくなるが、肩周りの動きが制限されるなど、泳ぎ方が変わるため、練習からスーツの着用を始めている。給水時も、温かい飲み物を試している。

蝦名 私はまだ経験はありませんが、低体温になると、体が動かなくなることも、頭がボーッとしちゃうこともあるみたいです。泳ぎを監視しているライフセーバーに「動きがおかしいな」と気付かれたら、レースを止められて、救護室に運ばれてしまうこともあるので、気をつけます。

16年リオデジャネイロ五輪400メートル個人メドレー日本代表で、日体大水泳部の清水咲子監督(31)は「(蝦名は)関節の1つ1つを柔らかく使いながら、前に進めます。あとは(肉体的に)タフで、素直。少し気持ちが弱いところが課題ですね。本人の力を出せれば、普通に(パリ五輪に)行けるはずなのに、自信を持つまでの時間がちょっと長いかな」と評価する。

蝦名 昨年までは最初から飛ばして、抜け出してからレースを進めていましたが、最近はその作戦がばれて、みんながついてくるので、今はそれ以外のレース展開を考えています。

◆蝦名愛梨(えびな・あいり)2001年(平13)11月25日、帯広市生まれ。2歳半で競泳を始めた。帯広第二中3年の全国中学競泳800メートル自由形6位。帯広大谷高3年の全豪選手権5キロ(19歳の部)3位。日本選手権OW女子10キロを大学2、3年で2連覇。4年は準V。昨年の世界選手権(福岡)は28位。五輪で入賞したら「平井大さんに会いたい」という。家族は両親と姉、弟2人。167センチ、58キロ。

◆オープンウオーター 海や川、湖など自然の水の中でタイムを競う水泳競技。10キロ以上は「マラソン・スイミング」とも呼ばれる。80年代に国際水泳連盟(現世界水泳連盟)が競技規則を作成して誕生。日本では95年に静岡・熱海で初めて大会が行われた。世界選手権は5キロ、10キロを実施。五輪は10キロのみ。08年北京五輪から正式種目となった。水温、気温、風向、クラゲなどの生物、選手同士の衝突といったさまざまな外的影響を乗り越えてゴールを目指す。パリ五輪では、セーヌ川とセーヌ川につながる運河で行われる予定。

日体大の蛯名は、オープンウオータースイミングでのパリ五輪出場に向け笑顔でピース(2023年11月29日撮影)
日体大の蛯名は、オープンウオータースイミングでのパリ五輪出場に向けて力強く泳ぐ(2023年11月29日撮影)

【AS】マーメイドジャパン“乾さんロス”払拭でパリ五輪切符の獲得誓う「私たちだけでも…」

チームフリールーティンの公開演技を行うアーティスティックスイミング日本代表の選手たち(撮影・野上伸悟)

アーティスティックスイミング(AS)日本代表「マーメイドジャパン」が7日、東京アクアティクスセンターで公開演技を披露した。

23年世界選手権金メダルで今夏のパリ五輪(オリンピック)出場権を得ている安永真白(24)比嘉もえ(16)組(井村ク)は、デュエットテクニカルルーティン(TR)の新テーマ「クールジャパン」を初披露。2月に控える世界選手権(ドーハ)に向けて、比嘉は「『これでパリに向かうぞ!』というのをジャッジに見せたい。福岡(23年世界選手権)での金メダルは、まだまだ自分たちの実力ではなかった。今回は自分たちの技術、強みを見せて、メダルを獲得できるように頑張ります」と誓った。

23年10月には五輪3大会に出場してきた乾友紀子さん(33)が現役引退。乾さんは21年東京五輪後はソロに専念していた。乾さん抜きで高難度の技術と精度を求めてきたチーム種目は、2月の世界選手権がパリ五輪切符獲得への大一番となる。

条件はすでに出場権を獲得している5カ国を除いた、上位5カ国入り。この日は「チェス」がテーマのチームフリールーティン(FR)を披露し、中島貴子ヘッドコーチは「パリ五輪に向けて、とにかく上がっていくのみ。怪我をしないように毎日毎日、集中する時は集中する。オンとオフが切り替えられるチームで、乾さんが引退しましたが、私たちだけでも『日本は強いね』と言ってもらえるように、しっかりと結果を出したい」と力を込めた。【松本航】

チームフリールーティンの公開演技を行うアーティスティックスイミング日本代表の選手たち(撮影・野上伸悟)
チームフリールーティンの公開演技を行うアーティスティックスイミング日本代表の選手たち(撮影・野上伸悟)
チームフリールーティンの公開演技を行うアーティスティックスイミング日本代表の選手たち(撮影・野上伸悟)
チームフリールーティンの公開演技を行うアーティスティックスイミング日本代表の選手たち(撮影・野上伸悟)
チームフリールーティンの公開演技を行うアーティスティックスイミング日本代表の選手たち(撮影・野上伸悟)
チームフリールーティンの公開演技を行うアーティスティックスイミング日本代表の選手たち(撮影・野上伸悟)
チームフリールーティンの公開演技を行うアーティスティックスイミング日本代表の選手たち(撮影・野上伸悟)
チームフリールーティンの公開演技を行うアーティスティックスイミング日本代表の選手たち(撮影・野上伸悟)
チームフリールーティンの公開演技を行うアーティスティックスイミング日本代表の選手たち(撮影・野上伸悟)
チームフリールーティンの公開演技を行うアーティスティックスイミング日本代表の選手たち(撮影・野上伸悟)
取材対応するアーティスティックスイミング日本代表の吉田主将(撮影・野上伸悟)
デュエットテクニカルルーティンの公開演技を行ったアーティスティックスイミング日本代表の安永(左)と比嘉(撮影・野上伸悟)
取材対応するティスティックスイミング日本代表の中島ヘッドコーチ(撮影・野上伸悟)
デュエットテクニカルルーティンの公開演技を行うアーティスティックスイミング日本代表の安永(左)と比嘉(撮影・野上伸悟)
デュエットテクニカルルーティンの公開演技を行うアーティスティックスイミング日本代表の安永真白(左)と比嘉もえ(撮影・野上伸悟)
デュエットテクニカルルーティンの公開演技を行うアーティスティックスイミング日本代表の安永(手前)と比嘉(撮影・野上伸悟)
デュエットテクニカルルーティンの公開演技を行うアーティスティックスイミング日本代表の安永(手前)と比嘉(撮影・野上伸悟)
デュエットテクニカルルーティンの公開演技を行うアーティスティックスイミング日本代表の安永(手前)と比嘉(撮影・野上伸悟)
デュエットテクニカルルーティンの公開演技を行ったアーティスティックスイミング日本代表の安永(左)と比嘉(撮影・野上伸悟)
デュエットテクニカルルーティンの公開演技を行ったアーティスティックスイミング日本代表の安永(左)と比嘉(撮影・野上伸悟)

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【競泳】東京五輪2冠の大橋悠依、新年初レース臨み「五輪に出るのはパリが最後だと思う」

大橋悠依(2023年7月24日撮影)

競泳で東京五輪女子個人メドレー2冠の大橋悠依(イトマン東進)が6日、東京アクアティクスセンターで開幕した東京都新春競技会で新年初レースに臨み「五輪に出るのはパリが最後だと思う。そこに向けてできることは全部やりたい」と夏に向けた思いを語った。

短水路(25メートルプール)で争われる今大会で、200メートル自由形は1分56秒71で1位。昨年末はシンガポールで合宿を行い、東洋大時代にこなしていたハードなメニューに取り組んだ。「疲れが残る状態だけど、思った通りに体が動いた」と手応えを口にした。

28歳のスイマーは東京五輪後の国際大会で好結果を出せていない。「五輪で決勝に残ることが、一番自分がしたいこと」と目標を掲げた。

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【競泳】瀬戸大也「勝負の年」パリ五輪へ“挑戦”掲げる 拠点豪州でみっちり練習、高地合宿回避

公開練習後に24年の抱負を記した瀬戸大也(撮影・松本航)

競泳で23年世界選手権男子400メートル個人メドレー銅メダルの瀬戸大也(29=CHARIS&Co.)が3日、7月開幕のパリ五輪(オリンピック)へ高地合宿回避の方針を示した。実家にほど近い埼玉・坂戸市の城西大で練習を公開。23年秋から強豪国のオーストラリアを拠点としており、年末年始の帰省を終えて、今月7日に同地へ渡る。

24年は2月の世界選手権(ドーハ)を経て、3月の五輪代表選考会(東京)に出場する。以降の予定については「(高地合宿は)行かないです。(五輪)ギリギリまでオーストラリアにいる。コーチを信じる」。担当のマイケル・ボール・コーチの下で強化をしていく意向を示した。

理想に対する現状を「4割」と自己評価し「選考会までには6~8割。五輪で10割、それ以上に持っていきたい」ときっぱり。重要な年となる24年の決意を「挑戦」と色紙に記し「(5月で)30歳になる。勝負の年。オリンピックで自分の最高記録を超える年にしたい。いろいろなことに挑戦しながら自分を超えて、自己ベストを出せれば、自分が納得いくレースや結果がついてくる」と力を込めた。【松本航】

公開練習で泳ぐ瀬戸大也(撮影・松本航)
公開練習で泳ぐ瀬戸大也(撮影・松本航)
公開練習に向けて体をほぐす瀬戸大也(撮影・松本航)

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池江璃花子がクリスマスに貴重なオフショット 赤のハートマーク入りの私服を公開

池江璃花子のインスタグラムから

2大会連続オリンピック(五輪)代表で競泳の池江璃花子(23=横浜ゴム)が24日、インスタグラムのストーリーを更新し、クリスマスのオフショットを公開した。

紺の生地に無数のハートマークが入ったカーディガンを着て「Merry Christmas」と一言入れた写真をアップした。

来年のパリオリンピック(五輪)に向けて、現在オーストラリアを拠点に練習を積む。14日にブリスベン近郊で行われたクイーンズランド選手権女子50メートルバタフライでは優勝するなど、順調な調整を続けている。

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岩崎恭子さん「お会いできて嬉しかった」元NHKアナウンサーと貴重な2ショット公開

岩崎恭子さんのインスタグラムから

14歳だった1992年バルセロナ五輪の競泳女子200メートル平泳ぎで金メダルを獲得した岩崎恭子さん(45)が17日までにインスタグラムを更新。元NHKアナウンサーの久保純子さんとのツーショットを公開した。

岩崎さんは17日、24日に放送される文化放送「久保純子My Sweet Home」に出演。久保さんとのツーショットをアップし「クボジュンさんNYにお住まいなので、リモートかと思って文化放送に行ったらクボジュンさんが!お会いできて嬉しかった。前回お会いしたのがこちらのラジオ出演の時、あっという間に時間が経ってました。そんな話や着衣泳の話、両親の取り組んでる里親の事、色々な事話してますのでぜひお聞きいただけたら嬉しいです」とつづった。

「日曜日の朝、それぞれの家庭・家族の優しさを実感できるような温もりある番組です。

毎週ゲストの方にお越しいただいて、子育ての喜び、苦労話、思わず笑ってしまったことなど様々なお話を伺うとともに、これからお出かけしたくなるようなイベント情報や、聴いていて爽やかな気分になれる音楽をお届けする30分です」と続けた。

岩崎恭子さんのインスタグラムから
岩崎恭子さんのインスタグラムから

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日焼けした池江璃花子が笑顔「日々の積み重ねとメダル取れたの嬉しい」豪州大会で金、銅メダル

池江璃花子のインスタグラムから

2大会連続オリンピック(五輪)代表で競泳の池江璃花子(23=横浜ゴム)が16日までにインスタグラムを更新し、オーストラリアでの大会に出場したことを報告した。

14日、オーストラリアのブリスベン近郊で行われたクイーンズランド選手権女子50メートルバタフライに出場。25秒76で優勝した。11日の100メートルバタフライは3位に入った。

金と銅メダルを持って笑顔を見せた写真を2枚アップ。「久々の試合 日々の積み重ねとメダル取れたの嬉しいって言う純粋な気持ちです」とつづった。

フォロワーからは「やった!! たくましく日焼けした璃花子ちゃん おめでとう元気をもらいました」など祝福の声が寄せられた。

池江璃花子のインスタグラムから

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【競泳】世界選手権の日本代表発表 瀬戸大也、本多灯ら男女12人 池江璃花子はメンバー入らず

瀬戸大也(2023年7月27日撮影)

日本水連は6日、来年2月の世界選手権(ドーハ)に臨む競泳日本代表を発表した。

7月の世界選手権(福岡市)で男子400メートル個人メドレー銅メダルの瀬戸大也(CHARIS&Co.)や男子200メートルバタフライで2大会連続3位の本多灯(イトマン東京)ら男女計12人が名を連ねた。世界選手権は21年夏が福岡市、23年がドーハの予定だったが、新型コロナの影響で開催時期が変更となった。ドーハ大会は3月のパリ五輪日本代表選考会に時期が近いため、日本水連は出場を希望した選手から選んだ。入江陵介や大橋悠依(ともにイトマン東進)、池江璃花子(横浜ゴム)らはメンバー入りしなかった。

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【競泳】渡辺一平、200平で圧勝 女子は渡部香生子が制す 成田実生は200背も制し3冠

<競泳:ジャパン・オープン>◇最終日◇3日◇東京アクアティクスセンター

200メートル平泳ぎの男子は渡辺一平(トヨタ自動車)が2分7秒70の好タイムで圧勝し、花車優(イトマン東京)が2位だった。女子は2015年世界選手権金メダルの渡部香生子(MEIGI)が2分23秒66で制した。鈴木聡美(ミキハウス)は4位だった。

女子200メートル背泳ぎは成田実生(金町SC)が2分10秒84で1位となり、個人メドレー2種目と合わせて今大会3冠を達成した。男子100メートルバタフライはマシュー・テンプル(オーストラリア)が50秒25で勝ち、川本武史(トヨタ自動車)が2位、本多灯(イトマン東京)が3位で続いた。(共同)

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【競泳】本多灯が200バタで優勝、成田実生は200個メ制し2冠 ジャパン・オープン

男子200メートルバタフライで優勝した本多灯(撮影・足立雅史)

<競泳:ジャパン・オープン>◇2日◇東京アクアティクスセンター

男子200メートルバタフライは東京五輪銀メダリストの本多灯(イトマン東京)が1分53秒99で優勝した。

200メートル個人メドレーの女子は成田実生(金町SC)が2分10秒70で1日の400メートルに続いて優勝した。東京五輪2冠の大橋悠依(イトマン東進)は2分11秒08で2位。男子は小方颯(イトマン港北)が1分57秒65で1位だった。

女子200メートルバタフライは、7月の世界選手権で2位に入ったエリザベス・デッカーズ(オーストラリア)が制した。内田かりん(山梨中央銀行)が2位、三井愛梨(法大)が3位で続いた。(共同)

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【競泳】高2成田実生V2も「バテちゃった感じ」18日に17歳の誕生日/ジャパン・オープン

女子400メートル個人メドレーを制した成田実生(中央)と2位の小堀倭加(左)、3位の大橋悠依(撮影・松本航)

<競泳:ジャパン・オープン>◇1日◇第2日◇東京アクアティクスセンター◇女子400メートル個人メドレー決勝

東京・淑徳巣鴨高2年の成田実生(16=金町SC)が2連覇した。

4分37秒93を記録。2位の小堀倭加(あいおいニッセイ同和損保)、3位の大橋悠依(イトマン東進)を振り切ったが「バテちゃった感じがある」と苦笑いした。

18日に17歳の誕生日を迎え、200メートル個人メドレーとの日本選手権2冠、世界選手権に初出場した1年が終わる。充実感は持ちながらも「16歳は4個メで自己ベスト(4分36秒71)を出すことができなかった。4分33~34秒を目標に頑張りたいです」と冬場の進化を誓った。

ジャパンオープンの女子400メートル個人メドレーを制した成田実生(中央)と2位の小堀倭加(左)、3位の大橋悠依(撮影・松本航)

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【競泳】「入江さんに引導を渡したい」100m背泳ぎ2位松山陸が誓い ジャパン・オープン

ジャパンオープンの男子100メートル背泳ぎを制したブラッドリー(中央)と2位の松山陸(左)、3位の加藤理(撮影・松本航)

<競泳:ジャパン・オープン>◇1日◇第2日◇東京アクアティクスセンター◇男子100メートル背泳ぎ決勝

明治大4年の松山陸(22=銀座千疋屋)が、日本勢最高位の2位に入った。54秒06を記録し、53秒72で優勝したブラッドリー(オーストラリア)に続いた。

10月には24年に創業130周年を迎える老舗果物店の「銀座千疋屋」とスポンサー契約を締結。卒業後も従来通りに大学を拠点とし、競泳に打ち込む環境が整った。

この種目は12年ロンドン五輪(オリンピック)銅メダルの入江陵介(イトマン東進)が日本選手権10連覇中。躍進が期待される22歳は「このタイムでは入江さん(日本記録=52秒24)の足元にも及ばない」と憧れの人と比較した上で「(パリ五輪に向けた24年3月の)選考会で入江さんに引導を渡したい」。強気な姿勢で勝負に挑む。【松本航】

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池江璃花子がゴールドコーストで鮮やかワンピース姿披露「日本のマリリンモンロー」の声

池江璃花子のインスタグラムから

2大会連続オリンピック(五輪)代表で競泳の池江璃花子(23=横浜ゴム)が27日までにインスタグラムを更新。オーストラリアの人気のビーチリゾートのゴールドコーストでのオフショットを公開した。

水色のノースリーブのワンピース姿での写真を2枚アップ。ビーチパラソルの絵文字を添えた。フォロワーからは「可愛すぎですね モデルとしても最高」「笑顔が眩しい」「日本のマリリンモンロー」などの声が寄せられた。

池江璃花子のインスタグラムから

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アーティスティックスイミング世界選手権代表に安永真白、比嘉もえら 五輪出場枠狙う

安永真白(右)と比嘉もえ(2023年6月撮影)

日本水連は26日までに、アーティスティックスイミング(AS)でパリ五輪予選を兼ねる世界選手権(来年2月・ドーハ)の日本代表を発表し、デュエットを組む安永真白、比嘉もえ(ともに井村ク)らが選ばれた。チームは今大会で五輪出場枠を狙う。

代表は次の通り。

安永、比嘉、木島萌香(以上井村ク)吉田萌、藤井萌夏(以上ザ・クラブピア88)和田彩未、小林唄(以上長野ク)佐藤友花(ジョイフルアスレティックク)柳沢明希(アテナアクアメイツ)島田綾乃(みえASC)

(共同)

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池江璃花子、筋トレ姿を披露「お腹の筋肉見事です」「ウエストのくびれがすごい」「脚長」の声

池江璃花子(2023年4月撮影)

2大会連続オリンピック(五輪)代表で競泳の池江璃花子(23=横浜ゴム)が25日までにインスタグラムを更新。筋トレ姿を公開した。

「腹斜筋トレーニング 横が弱いので強化していきます」

お腹が出たショートのタンクトップ姿で、腹斜筋のトレーニングをする動画をアップした。

フォロワーからはコメント欄では「体幹強すぎ 腹筋美しすぎ」「お腹の筋肉見事です!見本の筋肉みたい」「いや脚長。笑」「ウエストのくびれがすごいですね」などの声が寄せられた。

池江璃花子のインスタグラムから
池江璃花子のインスタグラムから
池江璃花子のインスタグラムから

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【競泳】瀬戸大也「パリ五輪、自分が納得のいく形で行きたい」新拠点オーストラリアに出発

競泳男子の瀬戸大也(CHARIS&Co.)が15日、新たな練習拠点に決めたオーストラリアへの出発前に羽田空港で取材に応じ「パリ五輪まであと9カ月しかないけど、自分が納得のいく形で行きたい。集中してやっていきたい」と決意を語った。

先月からオーストラリアで練習し、マイケル・ボール・コーチに師事。女子背泳ぎの3種目で世界記録を持つケーリー・マキオンらと練習し、刺激を受けたという。今月12日までの日本社会人選手権に出場するため一時、帰国していた。

来年2月の世界選手権(ドーハ)を経て3月の五輪代表選考会に臨む。「自分の満足いくコンディションに持っていけるかが勝負だと思う」と力を込めた。

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【競泳】瀬戸大也、パリ五輪へオーストラリア拠点を表明「しっかり戦えるように準備したい」

瀬戸大也(23年7月撮影)

競泳の瀬戸大也(29=CHARIS&Co.)が12日、強豪国のオーストラリアを拠点にすることを正式に表明した。

新潟県で開催された日本社会人選手権の予選後に日本で指導を受けてきた加藤健志コーチと話し合い、サポートを約束された。「来年の夏(パリオリンピック)、しっかり戦えるように準備したい」と力を込めた。今大会前もオーストラリアで練習していた。

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【競泳】パリ五輪日本代表の選考基準を発表 より厳しい基準へ 鈴木大地会長「高い目標持って」

鈴木大地会長(2023年7月14日撮影)

日本水連は8日、パリ五輪競泳日本代表の選考基準を発表した。3月の選考会で代表入りに必要なタイムは7月の世界選手権(福岡市)より厳しい独自の派遣標準記録を適用。個人種目は決勝で派遣標準を突破した上位2人が代表となる。

地元開催だった今年の世界選手権は従来よりハードルを下げ、世界水連が定めるパリ五輪参加標準記録を用いた。日本勢の不振を受け、複数のコーチからパリ五輪参加標準記録による選考を求める意見書が提出されたが、17年から23年までの五輪、世界選手権の10位タイムで最速の記録を派遣標準とし、クリアすることを代表入りの条件とした。

鈴木大地会長は「これまでの五輪も高い標準記録を設定し、突破しようという気持ちが記録を押し上げてきた。高い目標を持って戦う」と強調。全員の決勝進出と金を含む複数のメダルを狙う。

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【水球】女子代表のパリ五輪消滅!来年2月の世界選手権への派遣見送りを正式表明

日本水連は8日、水球のパリ五輪最終予選を兼ねる来年2月の世界選手権(ドーハ)への女子日本代表派遣を見送ると正式に表明した。五輪出場の可能性はなくなった。

金子日出澄副会長兼専務理事は2023年度の強化方針を決める段階で、五輪予選だった9、10月の杭州アジア大会での五輪切符獲得を最優先し、ドーハには派遣しないことで水球委員会と合意していたと説明した。

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【水球】女子代表のパリ五輪消滅、予選となる世界選手権への派遣見送りで、予算不足など理由

日本水連が、水球のパリ五輪最終予選を兼ねて来年2月にドーハで開かれる世界選手権への女子日本代表の派遣見送りを決めたことが2日、関係者への取材で分かった。予算不足などが理由で、五輪出場の道が断たれることになる。

女子日本代表は2021年の東京五輪に開催国枠で初出場。パリ五輪の予選だった9、10月の杭州アジア大会は、2位で出場権を逃した。

新型コロナウイルス禍の影響もあって23年度は変則日程で、7月にも福岡市で世界選手権を開催。アジア大会での五輪切符獲得を最優先に上期に予算を割いていた。チームは下期の合宿削減で費用を捻出してドーハへ派遣することを求めていたが、認められなかった。

アジア大会を53年ぶりに制して3大会連続の五輪出場を決めた男子日本代表は強化のためドーハに派遣する。(共同)

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【競泳】五十嵐千尋が引退「水泳を通して競技だけでなく、人間性も学び、成長させてもらった」

五十嵐千尋(2022年12月4日撮影)

競泳女子で五輪2大会に出場した28歳の五十嵐千尋(T&G)が30日、杭州アジア大会で現役を引退したと交流サイト(SNS)で発表した。「水泳を通して競技だけでなく、人間性も学び、成長させてもらった」とコメントした。

神奈川県出身の五十嵐は自由形を得意とし、2016年リオデジャネイロ五輪と21年の東京五輪で主にリレー種目を泳いだ。(共同)

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【水球】秀明大クが日本水連を提訴 決勝点取り消しで名誉侵害、苦痛 2000万円の賠償請求

水球の2021年日本選手権女子決勝で、試合後に決勝点を無効とされて名誉を侵害され、精神的苦痛を受けたとして、秀明大クラブと監督、選手1人が30日、日本水泳連盟などを相手取り、計2000万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。

秀明大クは当初、決勝点を取り消した日本水連の判断や手続きを不服として、スポーツ仲裁裁判所(CAS)での審理を要請したが、日本水連が拒否。日本スポーツ仲裁機構への申し立てが棄却されて民事訴訟に踏み切った。

試合では、終了の合図と同時に秀明大クが得点して13-12となったが、表彰式後に計時機器の不備を訴えた対戦相手の抗議を日本水連が認め、決勝点を取り消して両チーム優勝とした。(共同)

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池江璃花子、白T&白シューズの爽やかプライベートショット披露「モデルさん」「スタイル抜群」

池江璃花子のインスタグラムから

2大会連続オリンピック(五輪)代表で競泳の池江璃花子(23=横浜ゴム)が30日、インスタグラムを更新。プライベートショットを披露した。

白Tシャツとグリーンのパンツ、白のシューズ。サングラスを掛けてリラックスした表情の写真をアップ。白Tシャツからおなかをのぞかせた写真もあった。

フォロワーからは「モデルさん」「スタイル抜群」などの声とともに、真夏の姿から「オーストラリアですか」とのコメントも寄せられた。

池江璃花子のインスタグラムから

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【水球】日本選手権 イカイKingfisher74が5連覇、女子は秀明大クが制す 

<水球:日本選手権>◇最終日◇28日◇東京アクアティクスセンター

男子決勝はイカイKingfisher74が日体大を25-13で退けて5連覇した。女子決勝は秀明大クがNSSUクに20-16で勝った。(共同)

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【AS】「すごくしょうもないんですけれど…」現役引退の乾友紀子がやってみたいことは?

引退をしたらやりたいことを聞かれ、「髪の毛を切りたいです」と、笑顔を見せる乾(撮影・たえ見朱実)

アーティスティックスイミング(AS)で16年リオデジャネイロ五輪銅メダルの乾友紀子(32=井村ASク)が、現役引退後にしてみたいことを明かした。

27日、都内で引退会見を開いた。スーツを着用して登場すると、小学1年生で始めたシンクロナイズドスイミング(現AS)について「音楽に合わせて、水中で自分が表現したいことを表せるのが魅力的。泳ぐとか、飛び込み競技とかあるけれど、一番、水を自分のものにして扱える競技。『水を自分のものにできている』という感覚があります。そこが、自分の中での魅力です」と思いを込めた。

約26年間にわたってASに取り組んできたが、今後は現役時代に比べて自由な時間が増える。「やりたいこと」を問われると「髪の毛を切りたいです。すごくしょうもないんですけれど(現役は)どうしても髪の毛をセットして大会に出ないといけない。髪の毛、切ってみたいなと思います。できるだけ短くしたいです。ショートカットとかにしたいです」とほほえんだ。【松本航】

引退をしたらやりたいことを聞かれ「髪の毛を切りたいです」と、笑顔を見せる乾(撮影・たえ見朱実)
引退を表明し会見に臨んだアーティスティックスイミングの乾(撮影・たえ見朱実)
会見終了後、お気に入りの演目の決めポーズを披露するアーティスティックスイミングの乾(撮影・たえ見朱実)
引退を表明し会見に臨んだアーティスティックスイミングの乾(撮影・たえ見朱実)
山田委員長(右)から花束を贈られる乾(撮影・たえ見朱実)
山田委員長(右)から花束を贈られる乾(撮影・たえ見朱実)

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【競泳】大橋悠依が200個メでV、松元克央は100自など制し4冠 日本短水路選手権

<競泳:日本短水路選手権>◇最終日◇22日◇、東京アクアティクスセンター

25メートルプールで争う大会が行われ、女子200メートル個人メドレーは大橋悠依(イトマン東進)が2分7秒28で優勝した。松元克央(ミツウロコ)は男子100メートル自由形を47秒12、400メートル自由形を3分40秒79で制し、前日の50メートル、200メートルと合わせて4冠を果たした。

男子200メートル個人メドレーは松下知之(スウィン宇都宮)が400メートル個人メドレーに続いて1位となった。男子200メートル平泳ぎは渡辺一平(トヨタ自動車)、女子50メートル平泳ぎは鈴木聡美(ミキハウス)が勝った。(共同)

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特別泳力検定会に125人が参加し力泳披露 東京五輪代表の寺村美穂さんと大本里佳さんも出席

特別ゲストの寺村美穂さんと大本里佳さん(前列中央)と泳力検定会参加者

ニチレイチャレンジ特別泳力検定会(日刊スポーツ新聞社協力)が22日、埼玉・サンテさかどで行われた。この日は坂戸市内、近隣市町村の小・中学生を対象に個人メドレー、自由形、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライの種目別で約125人が参加。それぞれの基準タイムを目指して力泳した。

特別ゲストにはリオデジャネイロ五輪、東京五輪女子200メートル個人メドレー代表の寺村美穂さんと東京五輪女子400メートルリレー代表の大本里佳さんが出席。参加者へ「いちばん良い泳ぎが出来るように頑張りましょう」(寺村さん)、「私も小さい頃、この泳力検定会で水泳を頑張りました」(大本さん)と楽しんで水泳に取り組む心がけをアドバイス。サイン会、記念撮影会も行われ、参加した子供たちは水泳の魅力を満喫した。

泳力検定は種目別に定められた基準タイムで泳ぐと、1~7級の認定証とバッジがもらえる制度。今年も全国各地での開催が予定されている。

泳力検定会開会式で挨拶する寺村美穂さん(左)と大本里佳さん
泳力検定k会参加者との記念撮影に笑顔で応じる寺村美穂さん(中央)
ミズノ賞のプレゼンテーターを務めた大本里佳さん(左)

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【水泳】マキオン連日の世界新、100m背泳ぎで自身の記録更新 20日は50m背泳ぎで新記録

21日にブダペストで行われた競泳のワールドカップ(W杯)で、女子のケーリー・マキオン(オーストラリア)が100メートル背泳ぎ決勝で自身の世界記録を0秒12更新する57秒33をマークした。K・マキオンは20日の50メートル背泳ぎでも世界新記録を樹立した。

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【競泳】松元克央が男子自由形で2冠、女子400個メは成田実生がV 日本短水路選手権

<競泳:日本短水路選手権>◇21日◇東京アクアティクスセンター

25メートルプールで争う大会が開幕し、松元克央(ミツウロコ)が男子200メートル自由形を1分42秒50で、50メートル自由形を21秒26で制した。

女子の400メートル個人メドレーは成田実生(金町SC)が4分29秒21で優勝。大橋悠依(イトマン東進)は5位だった。

100メートル平泳ぎは青木玲緒樹(ミズノ)、800メートル自由形は難波実夢(JSS)が勝った。(共同)

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