日刊スポーツ

競泳藤森丈晴が資格停止処分 ドーピング検査で陽性

萩野公介に恩師発破「とにかく覚悟してやらないと」

競泳の社会人選手権で日本代表候補入り基準タイムをクリアした萩野公介(25=ブリヂストン)に、恩師が発破(ハッパ)をかけた。

スペインでの高地合宿指導から帰国した平井伯昌コーチが16日、羽田空港で取材に応じ、「金メダリストがインターナショナルC標準記録を切って記事になるようじゃ、どうかなと。(ライバルたちと)同じ土俵に乗れたかどうかも分からない」と辛口エールを送った。

20年東京五輪に向けて平井コーチは、萩野が自分自身でモチベーションを上げていくことの重要性について言及。「セルフマネジメントしていくことが大事になる。練習量がまだまだ足りないので、とにかく覚悟してやらないと」と話した。

東京オープン(21~24日東京辰巳国際水泳場)で、萩野は400メートル個人メドレーに出場予定。16年リオデジャネイロオリンピック(五輪)で金メダルを獲得した種目だが、練習内容について毎日報告を受ける平井コーチは、「いいタイムは出ないと思う。そういう練習をしていないから。バタフライがまだぜんぜん駄目」と課題を指摘した。

萩野は今年の春先から、モチベーションの低下を理由に長期休養に入っていたが、8月に復帰。今月10日に基準タイムをクリアし、強化合宿の参加や国立スポーツ科学センターを使える権利を獲得した。

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孫楊、ドーピング違反否定 CAS裁定は年明けか

競泳男子のオリンピック(五輪)金メダリストでドーピング検査妨害の疑いがある孫楊(中国)が15日、スイスのモントルーでスポーツ仲裁裁判所(CAS)の公聴会に出席して不正行為を否定した。公聴会は10時間にわたった。AP通信によると裁定は年明け以降に出る見通しで、世界反ドーピング機関(WADA)が求める2~8年の資格停止処分が下ると東京五輪に出場できない。

昨年9月に孫楊の自宅で抜き打ち検査が行われた際、同選手の警備員が血液検体の容器を壊したとされる。異例の公開聴聞会で、孫楊は「検査員が適切な身分証明書を携行せず、信用できなかった」と検査を拒んだ正当性を主張した。WADAは、警告にとどめた国際水連の処分を不当としてCASに提訴した。

孫楊は2014年に違反物質の陽性反応で3カ月の出場停止処分を受けており、今年7月の世界選手権では優勝した同選手と表彰台で並ぶことを拒否するメダリストが出た。200メートル自由形で孫楊の金メダルが剥奪された場合、2位だった松元克央(セントラルスポーツ)が1位に繰り上がり、日本水連の選考基準により東京五輪代表に決まる。(共同)

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競泳藤森丈晴が資格停止処分 ドーピング検査で陽性

藤森丈晴

日本水連は14日、競泳男子の藤森丈晴(25=ミキハウス)が、ドーピング違反で4カ月の資格停止処分を受けたことを発表した。

藤森は5、6月に行われたジャパンオープン後の検査で筋肉増強の効果がある禁止薬物「オスタリン」の陽性反応が出た。処分開始は7月26日からで、同オープンの記録は抹消となった。

当初は5カ月の資格停止だったが、藤森丈が日本スポーツ仲裁機構に期間短縮を申し立てた。「オスタリン」は摂取していた国産のサプリメントから検出された。同じ製品を使用していた時期に行われた過去の検査で陰性だったこと、製品の製造過程で禁止薬物が混入した汚染製品であることなどが考慮され、期間は4カ月に短縮された。東京五輪代表選考を兼ねた来年4月の日本選手権は出場できる。

藤森丈は14年パンパシフィック選手権などで日本代表経験がある。兄の太将(28=木下グループ)も昨年12月の短水路世界選手権のドーピング検査で陽性反応が出ている。

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WADA 競泳孫楊の疑惑で最長8年の資格停止要求

競泳男子でオリンピック(五輪)金メダリストの孫楊(中国)にドーピング検査妨害の疑いがある問題で、警告にとどめた国際水連の処分を不服とした世界反ドーピング機関(WADA)が最短2年、最長で8年の資格停止処分を求めてスポーツ仲裁裁判所(CAS)に訴えていたことが12日、分かった。訴えが認められれば、同選手は東京五輪に出場できない。

CASは15日にスイスで公開聴聞会を開く。

CASによると、WADAは昨年9月に孫楊の自宅で行われた検査を同選手が拒否したと主張。国際水連は検査態勢に不備があったとして違反はないと結論づけた。(共同)

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代表候補入り萩野に北島康介氏が示した「金」ロード

200メートル個人メドレーで優勝した萩野(中央)は、表彰式で笑顔を見せる(撮影・益田一弘)

<競泳:社会人選手権>◇最終日◇10日◇静岡県富士水泳場

16年リオデジャネイロオリンピック(五輪)競泳男子400メートル個人メドレー金メダルの萩野公介(25=ブリヂストン)が、三度目の正直で日本代表候補入りした。200メートル個人メドレー予選で全体トップの1分58秒73を出して基準タイムをクリアした。決勝は1分59秒23で優勝。春先の休養から復帰5戦目、通算19レース目で、強化合宿の参加や国立スポーツ科学センターを使える権利を獲得。金メダリストが東京五輪へのスタートラインに立った。

萩野が、やっと壁を乗り越えた。200メートル個人メドレー予選。全力で飛ばして1分58秒73。基準タイムを0秒50上回った。レース直後は「頑張りました」とひと言。復帰5戦目、通算19レース目での突破に「節目の1つ。切る、切るといって切れなくて。ものすごく大きい」と素直に喜んだ。

今月頭には右肩に痛みが出て練習を休んだ日もある。スペイン合宿中の平井コーチもいない。それでも「東京五輪は午前決勝。午前からやっていかなきゃダメだ」と自分で判断した。決勝でタイムを落としたのは反省点だが、予選から全力で泳いだ証しともいえる。

8月のワールドカップ東京大会、9月の茨城国体でも基準タイムに挑戦した。だが練習の内容がレースにつながらない。休養前ラストとなった2月のコナミオープンと似ていた。2度目の挑戦に失敗した茨城国体後、平井コーチに「お前自身が変わっていないんじゃないか?」と問いかけられた。人生初の休養、自分を見つめる1人旅。シンガー・ソングライターmiwaとの結婚という、うれしい出来事もあった。ただレースで気負って泳ぎのバランスを崩す傾向がまた顔をのぞかせた。

解決策はシンプルだった。レースで泳ぐ。10月下旬から1カ月で4大会。新潟スプリントで小学生との予選を本気で泳いだ。アップ時間を早めて「やり過ぎなぐらい」に体を動かした。

この日、会場を訪れた五輪2大会連続2冠の北島康介氏は「ここからがスタートだ」と言う。金メダリストの後輩に「誰かにカツを入れられるという存在じゃないんだ。どんな練習をするか、どんな五輪にするか。自分の力で上がっていく。そういうものだ」とゲキを飛ばす。萩野は「世界記録は1分54秒00(ロクテ)。このタイムでいうのはおかしいかもしれないが、そのぐらいで泳がないと金メダルは届かない」と強い口調で言った。【益田一弘】

萩野のレースを観戦した北島康介氏(撮影・益田一弘)

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萩野「頑張りました」三度目の正直で代表候補入り

200メートル個人メドレーで優勝した萩野(中央)は、表彰式で笑顔を見せる(撮影・益田一弘)

<競泳:社会人選手権>◇最終日◇10日◇静岡県富士水泳場◇男子200メートル個人メドレー決勝

16年リオデジャネイロオリンピック(五輪)競泳男子400メートル個人メドレー金メダルの萩野公介(25=ブリヂストン)が、三度目の正直で日本代表候補入りした。

200メートル個人メドレー予選で全体トップの1分58秒73を出して基準タイムをクリアした。決勝は1分59秒23で優勝。春先の休養から復帰5戦目、通算19レース目で、強化合宿の参加や国立スポーツ科学センターを使える権利を獲得。金メダリストが東京五輪へのスタートラインに立った。

   ◇   ◇   ◇

萩野が、やっと壁を乗り越えた。200メートル個人メドレー予選。全力で飛ばして1分58秒73。基準タイムを0秒50上回った。レース直後は「頑張りました」とひと言。復帰5戦目、通算19レース目での突破に「節目の1つ。切る、切るといって切れなくて。ものすごく大きい」と素直に喜んだ。

今月頭には右肩に痛みが出て練習を休んだ日もある。スペイン合宿中の平井コーチもいない。それでも「東京五輪は午前決勝。午前からやっていかなきゃダメだ」と自分で判断した。決勝でタイムを落としたのは反省点だが、予選から全力で泳いだ証しともいえる。

8月のワールドカップ(W杯)東京大会、9月の茨城国体でも基準タイムに挑戦した。だが練習の内容がレースにつながらない。休養前ラストとなった2月のコナミオープンと似ていた。2度目の挑戦に失敗した茨城国体後、平井コーチに「お前自身が変わっていないんじゃないか?」と問いかけられた。人生初の休養、自分を見つめる1人旅。シンガー・ソングライターmiwaとの結婚という、うれしい出来事もあった。ただレースで気負って泳ぎのバランスを崩す傾向がまた顔をのぞかせた。

解決策はシンプルだった。レースで泳ぐ。10月下旬から1カ月で4大会。新潟スプリントで小学生との予選を本気で泳いだ。アップ時間を早めて「やり過ぎなぐらい」に体を動かした。

この日、会場を訪れた五輪2大会連続2冠の北島康介氏は「ここからがスタートだ」と言う。金メダリストの後輩に「誰かにカツを入れられるという存在じゃないんだ。どんな練習をするか、どんな五輪にするか。自分の力で上がっていく。そういうものだ」とゲキを飛ばす。萩野は「世界記録は1分54秒00(ロクテ)。このタイムでいうのはおかしいかもしれないが、そのぐらいで泳がないと金メダルは届かない」と強い口調で言った。【益田一弘】

<萩野の苦闘>

◆19年2月 16日のコナミオープン400メートル個人メドレー予選で自己記録より17秒以上も遅い4分23秒66。決勝は棄権。大会後はスペイン高地合宿を回避して国内調整を選択した。

◆同3月 日本選手権欠場を発表。「モチベーションを保てない」として休養期間に入る。7月の選手権韓国大会出場が消滅。

◆同6月 復帰宣言。「東京五輪での目標は、ずっとぶらさずに複数種目での金メダル」と口にした。

◆同8月 W杯東京大会で半年ぶりのレース復帰。日本代表候補入り基準タイムはクリアできなかったが「素直にうれしかった」。

◆同9月 シンガー・ソングライターのmiwaと結婚することが判明。茨城国体に出場も日本代表候補入りを逃す。これを受けて高地合宿よりも国内レースを選択。10月下旬から1カ月で4大会にエントリー。

◆同20日 新潟スプリントで平泳ぎ以外の50メートル種目に出場。6レースを泳ぐ。

◆同25日 短水路(25メートルプール)日本選手権200メートル個人メドレーで優勝。得意種目での復帰後初Vに「力は出し切った。1番がとれて素直にうれしい」。

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「松元カツオ…」競泳松元克央、愛称で呼ばれる珍事

松元克央(2019年7月31日撮影)

<競泳:社会人選手権>◇最終日◇10日◇静岡県富士水泳場◇男子100メートル自由形決勝ほか

本当に「カツオ」になった? 今夏の競泳世界選手権男子200メートル自由形銀メダルの松元克央(22=セントラルスポーツ)が、場内アナウンスで「松元カツオ」とコールされる珍事があった。

100メートル決勝の入場時に「4レーン、松元カツオ…。失礼しました、松元克央」と呼ばれて、苦笑い。レースは本職の中村克に敗れて49秒33の2位だった。その後の400メートル自由形では3分51秒18で優勝した。

本名は「かつひろ」だが、愛称は「カツオ」。松元は場内アナウンスの感想を聞かれて「どっちかというとうれしかった。あれのせいでタイムが遅いとかではなく。(カツオが)浸透しているならうれしいけど、ただの間違いならショックです」と柔らかい笑顔を浮かべていた。

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萩野公介が日本代表候補入り手中 北島康介氏も祝福

200メートル個人メドレー予選で、日本代表候補入りの基準タイムをクリアした萩野(撮影・益田一弘)

<競泳:社会人選手権>◇最終日◇10日◇静岡県富士水泳場◇男子200メートル個人メドレー予選ほか

春先の休養から復帰5戦目を迎えた萩野公介(25=ブリヂストン)が、ラストチャンスで日本代表候補入りの基準タイムを突破した。得意の200メートル個人メドレーで、日本代表候補入り基準タイム1分59秒23突破を目指して出場。予選から飛ばして1分58秒73。三度目の正直でクリアした。

バタフライから25秒23でトップ、得意の背泳ぎを終えて54秒62で折り返した。3種目目の平泳ぎを終えて1分29秒44。独泳となったが、最後の自由形までしっかりと泳いで1分58秒73だった。萩野は「頑張りました。決勝も頑張ります」と引き締まった表情で決勝を見据えた。

決勝では1分59秒23とタイムを落として優勝。9日の200メートル背泳ぎに次ぐ今大会2冠となったが「決勝でタイムを上げたかった。そこが悔しいが、悲観的になる必要はないと思う」と話した。

レースを観戦した五輪2大会連続2冠の北島康介氏は、復帰後19レース目での基準タイム突破について「積み重ねが自信になる。高いところを求めすぎたところがあったが、これでスタートラインに立った」と話した。

第1日は200メートル背泳ぎ決勝では同基準タイムに0秒51及ばずも「悪くない。(明日は)ちゃんといいレースをすれば、間違いなく切れる」と手応えを口にしていた。

今大会で候補入りを逃せば、強化合宿の参加や国立スポーツ科学センターなどの施設利用ができなくなる。萩野は休養からの復帰後、代表候補入りの挑戦は今大会が3度目。復帰直後は苦しんだタイムだったが、今大会は照準を合わせて予選でクリア。東京五輪に向けて、金メダリストがスタートラインに立った。

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萩野公介「完全優勝」で日本代表候補入り手中に

200メートル個人メドレー予選で、日本代表候補入りの基準タイムをクリアした萩野(撮影・益田一弘)

<競泳:社会人選手権>◇最終日◇10日◇静岡県富士水泳場◇男子200メートル個人メドレー予選ほか

春先の休養から復帰5戦目を迎えた萩野公介(25=ブリヂストン)が、ラストチャンスで日本代表候補入りの基準タイムを突破した。得意の200メートル個人メドレーで、日本代表候補入り基準タイム1分59秒23突破を目指して出場。予選から飛ばして1分58秒73。三度目の正直でクリアした。

バタフライから25秒23でトップ、得意の背泳ぎを終えて54秒62で折り返した。3種目目の平泳ぎを終えて1分29秒44。独泳となったが、最後の自由形までしっかりと泳いで1分58秒73だった。萩野は「頑張りました。決勝も頑張ります」と引き締まった表情で決勝を見据えた。

決勝では1分59秒23で優勝。9日の200メートル背泳ぎに次ぐ今大会2冠となった。

第1日は200メートル背泳ぎ決勝では同基準タイムに0秒51及ばずも「悪くない。(明日は)ちゃんといいレースをすれば、間違いなく切れる」と手応えを口にしていた。

今大会で候補入りを逃せば、強化合宿の参加や国立スポーツ科学センターなどの施設利用ができなくなる。萩野は休養からの復帰後、代表候補入りの挑戦は今大会が3度目。復帰直後は苦しんだタイムだったが、今大会は照準を合わせて予選であっさりとタイムをクリア。東京五輪に向けて、金メダリストがスタートラインに立った。

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17年世界選手権で精彩欠き号泣/萩野公介苦闘メモ

200メートル個人メドレー予選で、日本代表候補入りの基準タイムをクリアした萩野(撮影・益田一弘)

<競泳:社会人選手権>◇最終日◇10日◇静岡県富士水泳場◇男子200メートル個人メドレー予選ほか

春先の休養から復帰5戦目を迎えた萩野公介(25=ブリヂストン)が、年内ラストチャンスで日本代表候補入りの基準タイムを突破した。得意の200メートル個人メドレーで、日本代表候補入り基準タイム1分59秒23突破を目指して出場。予選から飛ばして1分58秒73。3度目の正直でクリアした。

萩野のリオデジャネイロオリンピック(五輪)金メダル獲得後からの苦闘を振り返る。

◆16年7月 400メートル個人メドレーで4分6秒05で金メダル。リオでは金、銀、銅とメダル3個を獲得。

◆同9月 右ひじ手術を行ってオフは回復に専念。

◆17年1月 東洋大卒業を前に、ブリヂストンと22年3月までの5年契約。

◆同4月 日本選手権400メートル個人メドレーで瀬戸に0秒01差で敗れて2位。

◆同7月 世界選手権ブダペスト大会に出場。個人メドレーは200メートルで銀、400メートルで6位。2種目ともにライバルのケイリシュに敗れる。800メートルリレーでは第1泳者で精彩を欠き、レース後に号泣した。

◆18年4月 年末年始に体調不良。練習が十分でない中で日本選手権に出場。個人メドレーは200メートル、400メートルで2冠も、200メートル自由形は棄権した。

◆同8月 パンパシフィック選手権で個人メドレーは200メートルで銅、400メートルで銀。2種目とも2年連続でケイリシュに敗れる。連戦となったジャカルタ・アジア大会は個人3種目で銀2、銅1と金メダルなし。

◆19年2月 16日のコナミオープン400メートル個人メドレー予選で自己記録より17秒以上も遅い4分23秒66。決勝は棄権。大会後はスペイン高地合宿を回避して国内調整を選択した。

◆同3月 日本選手権欠場を発表。「モチベーションを保てない」として休養期間に入る。7月の選手権韓国大会出場が消滅。

◆同6月 復帰宣言。「東京五輪での目標は、ずっとぶらさずに複数種目での金メダル」と口にした。

◆同8月 W杯東京大会で半年ぶりのレース復帰。「素直にうれしかった」。

◆同9月 シンガー・ソングライターのmiwaと結婚することが明らかに。茨城国体に出場も、日本代表候補入りを逃す。これを受けて、高地合宿よりも国内でのレース経験を選択。10月下旬から約1カ月間で4大会にエントリー。

◆同20日 新潟スプリントで平泳ぎ以外の50メートル種目に出場。6レースを泳ぐ。

◆同25日 短水路(25メートルプール)日本選手権200メートル個人メドレーで優勝。得意種目での復帰後初Vに「力は出し切った。1番がとれて素直にうれしい」。

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森山800自で2位、小関200平で3位 競泳W杯

<競泳:ワールドカップ(W杯)>◇9日◇ドーハ◇女子800メートル自由形ほか

女子800メートル自由形で森山幸美(SWANS)が8分37秒25で2位となった。

男子200メートル平泳ぎは小関也朱篤(ミキハウス)が2分8秒66、同100メートル背泳ぎは砂間敬太(イトマン東進)が54秒95で、ともに3位だった。(共同)

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萩野得意200個メで基準タイム突破し代表候補入り

200メートル個人メドレー予選で、日本代表候補入りの基準タイムをクリアした萩野(撮影・益田一弘)

<競泳:社会人選手権>◇最終日◇10日◇静岡県富士水泳場◇男子200メートル個人メドレー予選ほか

春先の休養から復帰5戦目を迎えた萩野公介(25=ブリヂストン)が、年内ラストチャンスで日本代表候補入りの基準タイムを突破した。得意の200メートル個人メドレーで、日本代表候補入り基準タイム1分59秒23突破を目指して出場。予選から飛ばして1分58秒73。3度目の正直でクリアした。

バタフライから25秒23でトップで折り返し、得意の背泳ぎを終えて54秒62で折り返した。3種目目の平泳ぎを終えて1分29秒44。独泳となったが、最後の自由形までしっかりと泳いで1分58秒73だった。萩野は「頑張りました。決勝も頑張ります」と引き締まった表情で決勝を見据えた。

第1日は200メートル背泳ぎで優勝。同基準タイムに0秒51及ばずも「悪くない。(明日は)ちゃんといいレースをすれば、間違いなく切れる」と手応えを口にしていた。

今大会で候補入りを逃せば、強化合宿の参加や国立スポーツ科学センターなどの施設利用ができなくなる。萩野は休養からの復帰後、代表候補入りの挑戦は今大会が3度目。復帰直後は苦しんだタイムだったが、今大会は照準を合わせて予選であっさりとタイムをクリア。東京五輪に向けて、金メダリストがスタートラインに立った。

200メートル個人メドレー予選で、日本代表候補入りの基準タイムをクリアした萩野(撮影・益田一弘)

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萩野公介が200背優勝「力出し切ることはできた」

200メートル背泳ぎで優勝した萩野(中央)

<競泳:社会人選手権>◇第1日◇9日◇静岡県富士水泳場◇男子200メートル背泳ぎ予選ほか

春先の休養から復帰5戦目を迎えた萩野公介(25=ブリヂストン)は男子200メートル背泳ぎで1分57秒96で優勝した。日本代表候補入りの基準タイム1分57秒45にはわずか0秒49届かなかったが、確実に調子を上げてきた。

予選は2分0秒68で全体のトップ通過で決勝に進出した。自己ベストの1分54秒23まで約6秒というタイムだった。「200メートル背泳ぎを練習していないな、という部分はあったが、力は出し切ることはできた。(目標タイムは)1分57秒台前半と思ったが、悪くない。200メートル個人メドレーにつなげたい」と話した。

最終日は200メートル個人メドレーの基準タイム1分59秒23が目標となる。日本代表候補入りの基準タイムが適応される今年最後のレースとなる。萩野は、同種目を中心に練習を行っており「(背泳ぎを)1本やってスイッチ入ったかなと思う。ちゃんとレースをすれば、絶対に(基準タイムを)切れる」と口にした。

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松元克央「100点ガツオ」初挑戦1500で大会新

1500メートルと200メートルの自由形を制した松元は「100点ガツオです」と手応え(撮影・益田一弘)

<競泳:社会人選手権>◇第1日◇9日◇静岡県富士水泳場◇男子1500メートル自由形

100点ガツオだ。今夏の競泳世界選手権男子200メートル自由形銀メダルの松元克央(22=セントラルスポーツ)が、初挑戦の1500メートル自由形を大会新の15分31秒90で制した。200メートルが主戦場である競泳ニッポンの「カツオ」は「長水路(50メートルプール)は初めてで、どれぐらいになるかわからなかったけど、よかったと思う」。400メートルを7番手、800メートルを5番手でターン。ペースを上げて、1200メートルは2番手に浮上。1400メートルをターンして、残り75メートル付近で先頭に立った。そのまま押し切って初優勝。大会記録を約10秒も更新した。

表彰式を挟んで、わずか12分後には200メートル自由形決勝に登場。こちらも大会新の1分46秒51で2冠を達成した。「体がきつくてダメだと思ったが、思った以上にタイムが出た。1分47秒台が出ればと思っていたので」と笑顔だ。

本名は「かつひろ」だが、愛称はカツオ。短い間隔で1500メートルと200メートルを泳いだことには狙いがある。「オリンピックのスケジュールを見るとリレーと個人種目が重なっているので、1日に何本も泳げるように。自分で決めたことなので、どんなにきつくてもやる、と決めていた。今日は思った以上にできたので『100点ガツオ』です」と締めくくった。

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萩野公介200背で予選1位 自己ベストにあと6秒

萩野公介(2019年10月27日撮影)

<競泳:社会人選手権>◇第1日◇9日◇静岡県富士水泳場◇男子200メートル背泳ぎ予選ほか

春先の休養から復帰5戦目を迎えた萩野公介(25=ブリヂストン)は、2分0秒68で全体のトップ通過で決勝に進出した。自己ベストの1分54秒23まで約6秒というタイムだった。決勝では日本代表候補入りの基準タイム1分57秒45を目指し泳ぐことになる。

今大会は日本代表候補入りの基準タイムが適応される今年最後のレースとなる。萩野は第1日の200メートル背泳ぎ、最終日の200メートル個人メドレーにエントリーしている。200メートル個人メドレーの基準タイム1分59秒23が今大会の目標となるが、背泳ぎでも手応えをつかみたいところだ。

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森山幸美が女子800m自由形で優勝 W杯

<競泳:ワールドカップ(W杯)>◇3日◇ロシア・カザン

女子800メートル自由形で森山幸美(SWANS)が8分37秒24で優勝した。

男子200メートル平泳ぎの小関也朱篤(ミキハウス)は2分9秒40で3位だった。(共同)

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萩野公介「もちろん頑張る」21年世界選手権も意欲

ブリヂストンのイベントに参加した萩野公介(右)と松田丈志氏(撮影・益田一弘)

競泳男子の萩野公介(25=ブリヂストン)が、2021年世界選手権福岡大会への意欲を見せた。3日、都内で所属先のイベントに参加。元競泳日本代表の松田丈志氏から20年東京五輪後に行われる自国開催のビッグイベントについて聞かれて「もちろん頑張りますよ。21年の世界選手権」と話した。

萩野は17年4月にブリヂストンと22年3月末までの5年契約を交わしている。同選手権を視野に入れた契約だったが、今春にはモチベーションの低下を理由に休養をとった。

現在は東京五輪に向けてレース感覚を取り戻す段階。五輪、そしてその先の同選手権まで泳ぎまくる。

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砂間敬太200背で2位、小関100平で3位 競泳

<競泳:ワールドカップ(W杯)>◇1日◇ロシア・カザン

男子200メートル背泳ぎで砂間敬太(イトマン東進)が1分59秒17で2位に入った。

男子100メートル平泳ぎの小関也朱篤(ミキハウス)は59秒23で3位だった。(共同)

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飛び込みの寺内健「今回は上り続ける」階段駆け挑戦

高層ビルを一気に駆け上がる階段垂直マラソン「HARUKASU SKYRUN」に出場する寺内健(中)

え、飛び込まないの? 飛び込みで東京オリンピック(五輪)代表に内定した寺内健(39=ミキハウス)が、未知の領域にチャレンジする。31日、大阪市内にある日本一高いビル「あべのハルカス」60階で会見。11月10日に開催される階段を一気に駆け上がる「HARUKAS SKYRUN 2019」に出場することになった。いつも飛び込み台の階段を上がっている寺内は「いつもは上って飛び降りるわけですが、今回は上り続ける。未知のチャレンジを東京五輪へのスタートとして駆け上りたい」とガッツポーズを見せた。

同大会は、1610段の階段を駆け上がる階段垂直マラソンで、3年連続の開催となる。寺内は、地上300メートルの同ビルの展望台にあるゴール地点に立って「いつも練習で3メートルの飛び込み台、15段ほどの階段を上がって、1日100本は飛ぶ。でもそれでも足りない。この高さを見ると不安しかないです」と苦笑い。「6度目の五輪を前に、チャレンジがしてみたいと思ったことがきっかけ」と話した。

大会記録は男子8分32秒。昨年の男子一般選手平均タイムは17分27秒。寺内は「一番速い人が8分台なので、できれば10分ぐらいで上がりたい」と目標を掲げた。11月1日から高知県で合宿を予定。「下手したら階段を上がるだけのトレーニングになるかも」とジョークを飛ばしていた。

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瀬戸大也が新水着「パフォーマンス上げてくれる」

アリーナの新しい水着の発表会に出席した選手。右から川本、牧野、瀬戸、長谷川、清水

競泳男子の瀬戸大也(25=ANA)が「新兵器」を手にした。

30日、都内で水着メーカー「アリーナ」の発表会に登場。東京オリンピック(五輪)用に、動きやすさがアップした新水着を着て「僕は個人メドレーなのでいろんな向きになる。動きやすいのが一番。パフォーマンスを引き上げてくれるアイテムをうまく使いたい」。26日の短水路日本選手権では400メートル個人メドレーで世界記録に0秒03に迫ったが「これを着てたら、世界記録が出てたと思う」と笑顔。そのレースで痛めた左膝については「靱帯(じんたい)が傷ついているわけじゃない。今週末には炎症が引くと思う」とした。

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大橋悠依らスペイン出発「自由形での泳ぎ込みする」

スペイン高地合宿に出発した大橋悠依(撮影・益田一弘)

競泳女子の大橋悠依(24=イトマン東進)が28日、合宿先のスペインに出発した。

シエラネバダでの高地合宿で約3週間、泳ぎを磨く。大橋は「ベースが大切だと思うので、自由形での泳ぎ込みをやっていきいた。継続してやっていくことが大事だと思う」と意欲的に話した。

同合宿は平井コーチの指導の下で、平泳ぎの青木玲、今井、背泳ぎの白井らも参加する。平井コーチの指導を受ける男子の萩野公介(25=ブリヂストン)は国内に残ってレース感覚を磨いていく。平井コーチは「毎日、連絡をとってやっていきたい。練習メニューを送ってもいいし、本人がしたいメニューがあれば、それでもいい。だんだんと力を発揮してきていると思う」と、復調を期待していた。

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瀬戸大也が左膝炎症で200個メ棄権「治してまた」

大会優秀選手に選ばれた瀬戸はスタンドの声援に手を振って応える(撮影・足立雅史)

<競泳:短水路日本選手権>◇最終日◇27日◇東京辰巳国際水泳場◇男子200メートル個人メドレーほか

瀬戸大也が、200メートル個人メドレーを棄権した。

前日26日に400メートルで世界記録まで0秒03差の3分55秒53で優勝も左膝に炎症があり、痛みがあったため大事をとった。

患部にテーピングで固めた瀬戸は「予選の後に少し気になった。(痛めたのは)平泳ぎか、ターンか、ドルフィンキックか。決勝後、ホテルに戻って足をつけるとめちゃくちゃ痛かった。今日、会場でドクターにみてもらって無理することないと。しっかり治してまた頑張ります」。次は東京都オープン(11月21~24日、東京)にエントリーしている。

この日欠場となった瀬戸は即席のサイン会を行いファンとの交流に笑顔を見せる(撮影・足立雅史)
この日欠場の瀬戸(右)は多くの報道陣を引き連れ移動する(撮影・足立雅史)

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萩野Vで復調の兆し「力出し切った」欠場瀬戸も激励

男子200メートル個人メドレーで優勝しファンの声援に笑顔を見せる萩野(撮影・足立雅史)

<競泳:短水路日本選手権>◇最終日◇27日◇東京辰巳国際水泳場◇男子200メートル個人メドレーほか

男子200メートル個人メドレーで、萩野公介(25=ブリヂストン)が、1分52秒89で優勝した。ライバルの瀬戸大也(25)が左膝の炎症でレースをを回避する中で、前半からトップでレースを展開。自身が持つ日本記録に2秒42及ばなかったが、春先の休養から復帰4戦目で、得意種目のV。復調の兆しをつかんだ。次戦は、日本代表入りの基準タイムがかかる社会人選手権(11月9、10日、静岡)に臨む。

  ◇    ◇    ◇

萩野が、表彰台の真ん中に帰ってきた。短水路(25メートルプール)ではあるが、得意の個人メドレーで復帰後初V。「大也(瀬戸)が出ない中で自分のレースができるか。(復帰後は)2番、2番だった。持久力とかは置いておいて、力は出し切ったと思う。1番がとれて素直にうれしい」。16年リオ五輪で金、銀、銅のメダル3個をつかんだ男が、うれしそうに口にした。

予選は全体トップ通過。決勝は優勝争い本命。平井コーチから「ここがターニングポイントかもしれないぞ」と言われた。練習の内容がレースで発揮できないことが問題だった。レースは前半から飛ばして2位以下に大差。「普通にやれば勝てるレース」で、ちゃんと勝つことが復帰後の萩野にとって何よりの薬だ。

欠場した瀬戸からは「決勝、頑張ってくれよ」と言われた。「今日も大也がいれば(自分よりも)前にいると思う。レースも練習も全力でやっていきます。まだまだこれからなんで」と不敵に笑った。【益田一弘】

男子200メートル個人メドレーで優勝した萩野はほっとした様な表情を見せる(撮影・足立雅史)
男子200メートル個人メドレーで優勝した萩野のバタフライ(撮影・足立雅史)

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萩野公介 予選1位で決勝「泳ぎの改善できている」

男子200メートル個人メドレー予選を全体の1位で通過した萩野の平泳ぎ(撮影・足立雅史)

<競泳:短水路日本選手権>◇最終日◇27日◇東京辰巳国際水泳場◇男子200メートル個人メドレー予選ほか

春先の休養から復帰4戦目を迎えた萩野公介(25=ブリヂストン)は、1分55秒30の全体トップで決勝に進出した。自己ベストで日本記録の1分50秒47まで約5秒というタイムだった。萩野は「泳ぎの改善はできている。予選はちょっとゆっくりいっているし、決勝で自分の実力を全力で出したいと思う」と話した。

同種目にエントリーしていた瀬戸はこの日、膝に違和感があるために大事をとってレースを棄権した。前日26日には同400メートル個人メドレーで世界記録まで0秒03差の3分55秒53を出していた。

直接対決が持ち越しとなった萩野は「昨日、彼はすごくいいレースをしていて、すごく勇気をもらえた。一緒に泳げないのは残念だけど、一緒に泳いでも全然(瀬戸が)前にいると思う。彼が前にいるつもりで全力で泳ぎたい」と話していた。

男子200メートル個人メドレー予選を全体の1位で通過した萩野は電光表示のタイムを見つめる(撮影・足立雅史)

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青木玲緒樹、短水路50m平泳ぎで予選から日本新

<競泳:短水路日本選手権>◇最終日◇27日◇東京辰巳国際水泳場◇女子50メートル平泳ぎ予選

女子50メートル平泳ぎ予選で、青木玲緒樹(24=ミズノ)が、朝一番から30秒06の日本新記録をマークした。寺村美穂が持つ従来の記録を0秒08更新した。

午前9時44分の予選からいきなり日本新記録だ。青木玲がぐいぐいと進んだ。他を引き離して30秒06。「予選から29秒台を狙っていた。疲労もあったけど、アップから体が動いていて、予選から狙っていこうと思った。個人での日本記録は初めてです。50メートルは専門外なので、びっくりしました。まさか自分が日本記録を出せるまでに、成長するとは思ってなくて。短水路(25メートルプール)の記録をつなげて、長水路(50メートルプール)でも日本記録を出したい」と声を弾ませた。

午後の決勝ではさらなる記録更新の期待もかかる。

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瀬戸100分の3秒差で世界記録逃す「詰め甘い」

男子400メートル個人メドレーで優勝した瀬戸は世界記録にわずかに及ばず悔しそうな表情で表彰台に向かう(撮影・足立雅史)

<競泳:短水路日本選手権>◇第1日◇26日◇東京辰巳国際水泳場◇男子400メートル個人メドレー決勝

男子400メートル個人メドレーで、瀬戸大也(25=ANA)が100分の3秒差で世界記録を逃した。

日本記録となる3分55秒53でぶっちぎりの優勝を果たしたが、ライアン・ロクテ(米国)の持つ3分55秒50には届かなかった。25メートルプールで争う大会の第1日は、4種目で日本記録が出た。

   ◇   ◇   ◇

思わず天を仰いだ。瀬戸は世界記録まで0秒03差に「めちゃくちゃ悔しい。100分の何秒差とか、初めて。詰めの甘さが出た」。

米高地合宿帰国から中1日。体内時計を日本時間に合わせて米国から移動するなど、時差調整もばっちり。4泳法のラップもほぼ想定通りだったが、3番目の平泳ぎでわずかに遅れた。「最後の自由形はキックを止めないように。(テレビ画面で)世界記録のラインが迫ってくるイメージで泳いだ」。今夏の世界選手権で五輪代表が内定。気が緩まないように、今大会での世界新記録を公言。「冬場のモチベーションをどう保つか考えて発言した」。意識も準備も高いレベルをキープしたが、わずかに届かなかった。

「マジで悔しい。でも『油断するなよ』ということ。東京五輪で100分の何秒差で金を逃すことがないように。またさらに気持ちが引き締まった」。痛恨のレースだったが、持ち前のポジティブ思考で力に変える。【益田一弘】

男子400メートル個人メドレーを日本新記録で優勝した瀬戸の平泳ぎ(撮影・足立雅史)
男子400メートル個人メドレーで優勝した瀬戸は世界記録にわずかに及ばず悔しそうな表情を見せる(撮影・足立雅史)

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松元克央「のんびりカツオ」宣言したけど日本新

男子200メートル自由形を日本新記録で優勝しインタビューを受ける松元(撮影・足立雅史)

<競泳:短水路日本選手権>◇第1日◇26日◇東京辰巳国際水泳場◇25メートルプール◇男子200メートル自由形決勝ほか

今夏の競泳世界選手権男子200メートル自由形銀メダルの松元克央(22=セントラルスポーツ)が、日本新記録を樹立した。

競泳ニッポンの「カツオ」は決勝で1分42秒41をマークして優勝。萩野公介が持つ従来の記録を0秒10更新した。

松元は「前半からいかないと出ないと思った。信じられないし、うれしい」と笑顔。これで長水路(50メートルプール)に続いて同種目の日本記録保持者となった。

15日に欧州遠征から帰国後に風邪をひいて39度の熱が出た。練習を5日休んでおり、今大会は「のんびりガツオ」を宣言していた。しかし泳いでみれば、日本新。「今回は短水路。今後は五輪に向けて覚悟を持ってやっていくことになる。記録は出たけど、今大会は『のんびり』です」と笑っていた。

男子50メートル自由形決勝で自らが予選で更新した日本記録をさらに塗り替え20秒95で優勝した松井(左)(撮影・足立雅史)

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松井浩亮が日本新連発「まず短水路で世界に近づく」

男子50メートル自由形決勝で自らが予選で更新した日本記録をさらに塗り替え20秒95で優勝した松井(左)(撮影・足立雅史)

<競泳:短水路日本選手権>◇第1日◇26日◇東京辰巳国際水泳場◇25メートルプール◇男子50メートル自由形決勝ほか

松井浩亮(25=新潟医療福祉大職)が、日本新を連発した。予選で21秒15を出して、従来の記録(中村克)を0秒01更新。決勝では20秒95とさらにタイムを上げて優勝した。

松井は「20秒台を狙っていたので出せてよかった。短水路(25メートルプール)が得意なので、まず短水路で世界に近づく。次は長水路(50メートルプール)で戦っていきたい」と話した。

日本代表常連の中村、塩浦を撃破して「ずっと日本のトップでやっている2人に勝ててうれしい。長水路でも追いついて勝ちたい」と意気込んでいた。

男子50メートル自由形決勝で自らが予選で更新した日本記録をさらに塗り替え20秒95で優勝した松井(撮影・足立雅史)

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瀬戸大也優勝も「悔しい」0秒03差で世界記録逃す

男子400メートル個人メドレーで優勝した瀬戸は世界記録にわずかに及ばず悔しそうな表情を見せる(撮影・足立雅史)

<競泳:短水路日本選手権>◇第1日◇26日◇東京辰巳国際水泳場◇男子400メートル個人メドレー決勝ほか

瀬戸大也(25=ANA)が、わずか100分の3秒差で世界記録を逃した。

男子400メートル個人メドレー決勝で3分55秒53で優勝。ロクテの世界記録3分55秒50に届かなかった。

瀬戸は「100分の3秒で逃すのはめちゃくちゃくやしい。100分の何秒差とかはなかなかない。初めてですね。(タイムをみて)疲れが一気に出てきた。ここまで来たら出したかった」。

3番目の平泳ぎで、想定よりもわずかに時間がかかって「平泳ぎはやっぱりちょっときつかった」。それでも「東京五輪で100分の何秒差とかで金メダルを逃す、とかないように頑張りたい。『まだまだ頑張れ』『ここで油断するな』ということだと思う」と前向きに捉えていた。

予選は、4分1秒42で全体の1位通過。「すごく調子がよさそうに感じる。泳いでいても楽だなと感じた。決勝では6秒上げて、世界記録を出したい」と手応えを口にしていた。2日前の24日に米高地合宿から帰国したばかり。時差調整もうまくいって、高地で強化した持久力を武器にして一気に世界記録を狙ったが、わずかに届かなかった。

男子400メートル個人メドレーで優勝した瀬戸は世界記録にわずかに及ばず悔しそうな表情を見せる(撮影・足立雅史)
男子400メートル個人メドレーを日本新記録で優勝した瀬戸(撮影・足立雅史)

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萩野公介100個メ2位「雑な動きに」自由形に悔い

男子100メートル個人メドレー予選を全体の1位で通過した萩野の平泳ぎ(撮影・足立雅史)

<競泳:短水路日本選手権>◇第1日◇26日◇東京辰巳国際水泳場◇男子100メートル個人メドレー決勝

春先の休養からの復帰4戦目となった萩野公介(25=ブリヂストン)は、男子100メートル個人メドレーで2位だった。

予選は53秒54を出して全体の1位で決勝に進出。決勝では52秒16で、自己ベストで日本記録の51秒30には届かず。51秒68を出した塩浦に競り負けた。

萩野は「負けてしまってくやしいが、自分としてはいい集中力を持って臨めた。平泳ぎでストロークが少し小さくなってしまった。自由形でターンした後の数かきが雑な動きになってもったいなかった。でも練習の内容は少しずつレースで表現できてはいると思う」と話した。

第2日の27日は200メートル個人メドレーに出場する。

男子100メートル個人メドレー予選を全体の1位で通過した萩野(撮影・足立雅史)

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