日刊スポーツ

瀬戸大也今日も絶好調100バタ51秒97で決勝へ

瀬戸大也今日も絶好調100バタ51秒97で決勝へ

瀬戸大也(2019年11月23日撮影)

<競泳:北島康介杯>◇最終日◇26日◇東京辰巳国際水泳場◇男子100メートルバタフライ予選

瀬戸大也(25=ANA)が、朝の予選から自己ベストまで0秒03差に迫る51秒97の好タイムをたたきだした。

昨夏世界選手権代表水沼と同組で泳いで、前半を24秒35の2番手で折り返した。先頭の水沼を追うようにして競り合いを展開。51秒52の水沼に次ぐ同組2着で午後の決勝に進出した。

瀬戸は昨年5月のシドニーオープンで同種目の自己記録51秒94をマークしている。25日には400メートル個人メドレーで自己記録4分6秒09を出したばかりだが、勢いを持続している。

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塩浦慎理100自由形V、五輪代表へ47秒台を誓う

男子100メートル自由形決勝 仲間が撮影するスマホに向かってガッツポーズする塩浦(左)(撮影・大野祥一)

<競泳:北島康介杯>◇第2日◇25日◇東京辰巳国際水泳場◇男子100メートル自由形

男子100メートル自由形で優勝した塩浦慎理は目標の47秒台には届かなかったが、48秒77の記録に「予選からもタイムを落とさなかったし、前半もう少し速く入れたら良かったが、後半もバテなかった。感覚はかなりいい」と納得の表情を見せた。

上位5位までが0秒2以内という混戦に「おもしろくなってきた。自分も油断できない。47秒台は確実に出したい」とオリンピック(五輪)代表選考を兼ねた4月の日本選手権へ気を引き締めた。

男子100メートル自由形決勝 塩浦(左)はレース後に中大・川根と健闘をたたえ合った(撮影・大野祥一)

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大橋悠依、400個メ圧勝も瀬戸大也の記録に刺激

優勝し笑顔の大橋(撮影・大野祥一)

<競泳:北島康介杯>◇第2日◇25日◇東京辰巳国際水泳場◇女子400メートル個人メドレー

400メートル個人メドレーで優勝した大橋悠依は、2位牧野紘子に10秒以上の差をつける4分34秒94で圧勝。「昨年まで平均35秒台だったのが、いつでも34秒台以上が出せるようになった」と成長を実感した。

一方で300メートルまで突っ込む予定が「年末年始の疲労が抜けず、100メートルでバテてしまった」と反省。レース直後には瀬戸大也の好記録を目の当たりにし「前半から飛ばして記録を出すのはすごいし、刺激を受ける」と話した。

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瀬戸大也は風邪気味もV、怪物超え五輪金メダル視野

男子400メートル個人メドレー決勝 自己ベストを更新し、水面を叩いて喜ぶ瀬戸(撮影・大野祥一)

<競泳:北島康介杯>◇第2日◇25日◇東京辰巳国際水泳場◇男子400メートル個人メドレー

瀬戸大也(25=ANA)が「世界記録で金メダル」を視野に入れた。決勝で4分6秒09を出して圧勝。自己ベストを1秒86も更新して、萩野公介の日本記録で16年リオデジャネイロオリンピック(五輪)優勝タイムまで0秒04差に迫った。

これまでチェイス・ケイリッシュ(米国)と萩野に自己記録で約2秒の差があったが、一気に解消。同種目で堂々の金候補となって、フェルプス(米国)の世界記録4分3秒84更新も目標に掲げた。

   ◇   ◇   ◇

前半の200メートルを折り返して、会場がざわついた。瀬戸が日本記録を0秒05上回る。ラスト50メートルでも日本記録を0秒29リードし、大声援の中で優勝。だがわずか0秒04届かず。瀬戸は「タッチして会場の『あー』という声が聞こえた。ん? と思ったら100分の4秒足りない」と苦笑いした。

刺激的なタイムだ。瀬戸の自己記録は4分7秒95だった。昨夏世界選手権は優勝も4分8秒95で「タイムは満足できない」。ライバルの自己ベストはケイリッシュが4分5秒90、萩野が4分6秒05。16年リオ五輪から3人が争ってきた。自己記録に劣る瀬戸は勝負強さで対抗してきたが「やっと2人に持ちタイムで追いつくところまで来た」。日本代表の平井ヘッドコーチは「世界のライバルは『どうなってるんだ』と思うだろう。ボディーブローじゃなくて、KOパンチに近いんじゃないか」と評した。

伸びしろはまだまだある。冬場で調整なし、しかも今大会は風邪気味だった。「アップでも病み上がりの感じがあった」。得意のバタフライは抑え気味。しかも18日の200メートルバタフライ日本記録に続く2週連続のレース。「(梅原)コーチもびっくりしていると思う。泳ぐ前も4分7秒ぐらいは出せる実力はあると思っていた」と胸を張った。世界選手権後も高地合宿を行って地力アップに努めた。昨年12月には短水路(25メートルプール)で400メートル個人メドレーの世界記録を樹立。着実に力をつけてきた。

自己ベストの大幅更新で、新しい目標も視野に入れた。「怪物」フェルプスが高速水着で出した世界記録4分3秒84だ。「今日のタイムを必ず更新する自信がある。ドンピシャの泳ぎをすれば、4分4秒台。この半年でギアを上げれば、世界記録も出せなくはない。五輪で世界記録を目指していけば、簡単に金がとれる」。五輪イヤーに入って好記録を連発する瀬戸が「世界記録で金メダル」という、これ以上ない目標を視野に入れた。【益田一弘】

男子400メートル個人メドレーを大会新で優勝し、笑顔を見せる瀬戸(撮影・大野祥一)
男子400メートル個人メドレー決勝 表彰台で笑顔の瀬戸(中央)。左は2位の宮本。右は3位の本庄(撮影・大野祥一)

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瀬戸大也が優勝、自己ベスト大幅更新「励みになる」

男子400メートル個人メドレー決勝 大会新で優勝し、ポーズを決める瀬戸(撮影・大野祥一)

<競泳:北島康介杯>◇第2日◇25日◇東京辰巳国際水泳場◇男子400メートル個人メドレー

瀬戸大也(25=ANA)が、4分6秒09で優勝した。自己ベストの4分7秒95を大幅に更新して、萩野が16年リオデジャネイロオリンピック(五輪)決勝で出した金メダルタイム=日本記録4分6秒05にわずか0秒04差まで迫った。

「まだまだ修正するところがある。このタイムは励みになる。五輪は世界記録(4分3秒84)を目指せば、金メダルはとれると思う。東京五輪で世界記録にも挑戦したい」を口にした。

予選は同組だった萩野が棄権。瀬戸はスタートから先頭に立って1人旅を続けて、4分11秒85をマークして1着。2位以下に約6秒の差をつけていた。決勝で自己ベストとなった。

男子400メートル個人メドレー予選4組予選を4分11秒85で泳いだ瀬戸(撮影・大野祥一)

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萩野公介が残りを棄権 五輪代表選考へ仕切り直し

萩野公介(2019年11月23日撮影)

<競泳:北島康介杯>◇第2日◇25日◇東京辰巳国際水泳場◇男子400メートル個人メドレー予選

萩野公介(25=ブリヂストン)が、400メートル個人メドレー予選を棄権した。最終日26日の200メートル個人メドレーも回避することになって、今大会の出場はなくなった。

萩野は、第1日の200メートル自由形決勝を1分52秒19で決勝10人中10位に終わっていた。今月中旬に体調を崩して1週間練習できない期間が続いていた。調整不足の中で今大会が迫って、平井コーチからは出場の可否を自分で判断するように言われて、出場を決断。しかし結果は伴わなかった。萩野はレース後に「先生と相談して、出ても意味がないと言われたら、僕も冷静に切り替えてそっちのほうが。冷静に考えて4月の本番(日本選手権)にどっちがいいか考えたい」と話していただけに、五輪代表選考に向けて仕切り直しする形となった。

2月中旬のコナミオープンについては、予定通りに出場する見通し。

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萩野、体調崩し「1週間泳げなかった」決勝最下位

萩野公介(2019年11月23日撮影)

<競泳:北島康介杯>◇第1日◇24日◇東京辰巳国際水泳場◇男子200メートル自由形決勝ほか

萩野公介は本調子からほど遠い状態だった。200メートル自由形に出場し、予選全体9位で辛うじて決勝には進んだものの、最下位10位に終わった。今月の東京都新春大会を制した直後に体調を崩していたことを明かし、「1週間泳げなかったが、それも実力のうち」と唇をかんだ。個人メドレーにエントリーしている第2日以降の出場に関しては、「(平井)先生と相談して」と話した。

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入江陵介が会心バースデーV、三十路もみなぎる若さ

北島康介杯男子100メートル背泳ぎで優勝した入江(中央)(撮影・奥岡幹浩)

<競泳:北島康介杯>◇第1日◇24日◇東京辰巳国際水泳場◇男子100メートル背泳ぎ決勝ほか

区切りのバースデーを自ら祝った。男子100メートル背泳ぎ決勝で、入江陵介(イトマン東進)が52秒59の好タイムで優勝。30歳を迎えた日に会心のパフォーマンスを示した。男子200メートル自由形決勝は松元克央(セントラルスポーツ)が制し、萩野公介(ブリヂストン)は10位と明暗を分けた。

   ◇   ◇   ◇

会心のレースを終えた入江の表情に充実感が漂った。前半50メートルを25秒70のトップで折り返し、後半も勢いを持続。昨年7月の世界選手権銀メダルに相当する52秒59の好タイムをたたき出し、「自信はあった。久しぶりにいい形でレースができた」とうなずいた。

昨夏の世界選手権で6位に敗れた後、練習環境をリセットした。拠点を米国から日本に戻し、1人で行っていた陸上でのトレーニングもトレーナーから助言を受ける形に変更。「左右に崩れていた」という体のバランスを整え直した。

この日で30代に突入したが、まだまだ若さがみなぎる。「北島さんも松田さんも、30歳を過ぎても第一線で活躍していた。気持ちだけは若手のつもりでやっていく」。自らが19歳のときにマークした52秒24の日本記録更新を「狙っていかないと(東京五輪で)メダルを取れない」ときっぱり。この日の泳ぎは「あくまで通過点」と捉えている。【奥岡幹浩】

○…萩野は本調子からほど遠い状態だった。200メートル自由形に出場し、予選全体9位で辛うじて決勝には進んだものの、最下位10位に終わった。今月の東京都新春大会を制した直後に体調を崩していたことを明かし、「1週間泳げなかったが、それも実力のうち」と唇をかんだ。個人メドレーにエントリーしている第2日以降の出場に関しては、「(平井)先生と相談して」と話した。

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日本水連の設楽常務が降格 ハラスメント行為で

日本水連は24日、競技力向上コーチ委員長を兼任する設楽義信常務理事(60)がハラスメント行為を行ったとして処分を発表した。設楽常務理事はすべての役職から離れる辞表を提出。それを受け、日本水連は常務理事から理事への降格、競技力向上コーチ委員長から委員への降格を決めた。

昨年12月に本人から申告があって、日本水連は第三者委員会を設置して調査。今回の処分決定に至った。

日本水連はハラスメントの内容はプライバシー保護の観点から公開しないとした上で「本連盟といたしまして、本当に残念なことであるとともに、被害者の方に深くおわび申し上げます。今後、このようなことが再発することがないよう、一層、コンプライアンス順守を徹底してまいります」とコメントを発表した。

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萩野公介、予選ひやり全体9位 北島杯200自由形

萩野公介(2019年11月23日撮影)

<競泳:北島康介杯>◇第1日◇24日◇東京辰巳国際水泳場◇男子200メートル自由形予選

萩野公介(25=ブリヂストン)が、1分51秒04で予選12組7着に入った。前半の100メートルを54秒22の7番手で折り返してフィニッシュした。全体の9位で、上位10人が進出する午後の決勝に進んだ。

右隣のレーンで泳いだ日本記録1分45秒22を持つ松元克央(22=セントラルスポーツ)は1分50秒87の同組6着だった。

萩野は第1日に200メートル自由形、第2日に400メートル個人メドレー、最終日に200メートル個人メドレーにエントリー。東京オリンピック(五輪)代表選考を兼ねた日本選手権(4月1~8日、東京アクアティクスセンター)に向けて、レースをこなしていく。

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萩野公介が語る休養、復活、五輪「一」に込めた思い

競泳男子萩野公介(2019年12月4日)

東京オリンピック(五輪)開幕まで、24日であと半年に迫った。16年リオデジャネイロ五輪競泳男子400メートル個人メドレー金メダル萩野公介(25=ブリヂストン)は、24日に開幕する北島康介杯(東京辰巳国際水泳場)に出場する。昨年はモチベーションの低下を理由に春先の休養をへて、8月にレース復帰。復活の途上にある金メダリストは今、何を思うのか。胸の内に迫った。【取材・構成=益田一弘】

  ◇    ◇    ◇

萩野の言葉に迷いはない。半年後に迫った東京五輪の出場権は確保していない。4月の日本選手権で一発勝負の代表選考に臨むが、その口調に悲壮感はない。

萩野 去年は自分の中でうまくいかないことはあったが、今はやるべきことがたくさんある。簡単に言えば、伸びしろ。できないことができるようになる。これが今はすごく楽しい。

かつてはうまくいかないことを自分で探して不安になった。減点方式の思考回路が今、変化しつつある。

萩野 今は加点方式。ものごとをプラスにとらえられる。これができたなら、次はこれができると考えられる。以前は自分の中で悪い部分を見つめる癖がすごくあった。今はどっちみち悪いところからスタート。いいところをちょっと見ようと思えるようになった。

昨春にモチベーションの低下を理由に、3カ月の休養。6月中旬に初めて泳いだ日が忘れられない。

萩野 水にちゃぽんと入ることを繰り返して、体を慣らした。そして最初に200メートル個人メドレーを泳いだ。3分45秒ぐらいかかった(萩野の日本記録は1分55秒07)。女子選手に抜かれ、はるかかなたにその姿。バタフライで50メートル泳ぐのが苦痛で、本当にしんどくて、きつかった。「動いていなきゃ、そうなるよな」とさすがに笑いが出た。

タイムは正直で容赦がない。それが心を軽くした。

萩野 体力もゼロになったが、気持ちもゼロになった。フラットに考えるようになって、もう1度やると決めた。ならば、五輪で求めるのは表彰台の真ん中。

復帰後も水泳は容赦がなかった。日本代表候補入り基準タイムは三度目の正直で昨年11月に突破した。年が明けても復活の途上だ。それでも強い自負がある。

萩野 僕が自信を持っているのは、僕が一番いい泳ぎをしたら絶対誰にも負けないということ。結果的にそうなる。世の中にはいろんな人がいる。「休んだから厳しいんじゃないの?」とか「もういいんじゃないの、そこらへんで」とか。でも復帰した時に「できないよ」という人の意見は聞かないと決めた。僕はやると思ったらやれる。信じられることはそれしかない。

五輪イヤーの抱負を漢字で「一」とした。昨年は「泳」を選んだが「休むの『休』でしたね」と照れ笑いした後でこう口にした。

萩野 一番いい泳ぎ、順位の1番、そして「はじめ」の意味もある。やっぱり「一」。これだなと思う。

◆競泳の代表選考 日本選手権(4月1~8日、東京AC)で決める。同決勝で日本水連が定めた派遣標準記録(19年世界選手権決勝進出ライン)を突破した上位2人が五輪代表に内定。200メートル、400メートル個人メドレーは瀬戸大也が昨夏の世界選手権金メダル=代表内定のため残りは1枠。

◆萩野公介(はぎの・こうすけ)1994年(平6)8月15日、栃木県生まれ。作新学院中-作新学院高-東洋大-ブリヂストン。12年ロンドン五輪400メートル個人メドレー銅。16年リオデジャネイロ五輪は同種目金、200メートル個人メドレー銀、800メートルリレー銅。昨年シンガー・ソングライターmiwaと結婚し第1子が誕生。177センチ、71キロ。

勝負の2020年の漢字を「一」とした競泳男子萩野公介(2019年12月4日)

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北島康介氏「日本記録を」瀬戸大也ベスト更新に期待

談笑する瀬戸(右)と北島(撮影・横山健太)

競泳男子の瀬戸大也(25=ANA)が23日、北島康介杯(24~26日、東京辰巳国際水泳場)の前日会見に出席した。

400メートル個人メドレーと100メートルバタフライにエントリーした瀬戸は「400メートル個人メドレーは4月の選考会(日本選手権)に向けて、自己ベストを目指して泳ぎたい」と話して、自己記録4分7秒95を更新する泳ぎを目指す。

新年初レースとなったチャンピオンシリーズ北京大会では200メートルバタフライで日本新記録の1分52秒53をマークしている。24日で半年後に迫る東京五輪について「五輪は待ってくれない。やるべきことをやっていきたい」と口にした。

同大会は大会委員長を務める北島康介氏の考えで、世界記録100万円、日本記録10万円、男女MVPに50万円ずつの賞金を設定。国内での賞金大会の先駆けとなっている。北島氏は「瀬戸選手、日本記録をね。まあ、この大会じゃなくてもいいんだけど」と期待。瀬戸から「日本記録(の賞金は)いくらですか?」とド直球で聞かれて「10万円。もっとほしい?」。瀬戸から「え、いいんすか?」と再び直球で返されて、苦笑いしていた。

カップを前にガッツポーズする、左から瀬戸、大橋、北島、中村、渡辺(撮影・横山健太)
談笑する瀬戸(右)と北島(撮影・横山健太)

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渡辺一平「2分7秒台に」日本選手権へペース上げる

練習を公開した競泳男子の渡辺一平(撮影・益田一弘)

競泳男子の渡辺一平(22=トヨタ自動車)が22日、埼玉県内の早大所沢キャンパスで練習を公開した。

新年初レースとして19日にチャンピオンシリーズ北京大会の200メートル平泳ぎに出場。2分8秒40で優勝した。冬場としてまずまずのタイムを出して「体の感覚があまりよくない中で、このタイムは地力が上がっているなと感じる。ラスト50メートルでテンポを上げても空回りしている感じもなかった」と手応えを口にした。

次戦は北島康介杯(24~26日、東京辰巳国際水泳場)に出場。得意の200メートル平泳ぎは、東京オリンピック(五輪)代表選考を兼ねた日本選手権(4月1~8日、東京アクアティクスセンター)前で最後のレースになる。渡辺は「2分7秒台に乗せたい」。着実にペースを上げていく。

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五輪水泳会場3・22披露式!瀬戸ら内定選手デモも

瀬戸大也(2019年11月21日撮影)

20年東京オリンピック(五輪)の水泳会場「東京アクアティクスセンター(AC)」で五輪代表内定選手がデモンストレーションを行う計画があることが21日、分かった。

五輪本番で競泳、飛び込み、アーティスティックスイミング(AS)が行われる東京ACは3月22日に完成披露式典を予定。そこで競泳瀬戸大也(25)飛び込み寺内健(39)AS乾友紀子(29)らが、水泳の新しい聖地の完成を祝う。実現すれば、豪華なお披露目式になる。

   ◇   ◇   ◇

水泳界にとって、最高の1日が計画されていることが分かった。3月22日、五輪会場の東京ACでテープカットによる完成披露式典が開催される。その中で、五輪内定選手たちが「第1歩」として、デモンストレーションを行うプランだ。

同会場は1万5000人収容。深さ3メートルの競泳用プールと5種類の飛び込み台を備えたダイビングプールを備える。東京辰巳国際水泳場にかわる新しい水泳の聖地として567億円(20年1月時点)をかけて完成。東京都、組織委員会、日本オリンピック委員会(JOC)、日本パラリンピック委員会(JPC)など関係各所がその完成を祝う式典だ。

「ファーストスイム」は昨夏の世界選手権2冠の瀬戸が最有力。すでに五輪代表を決めて、7日の日本水連常務理事会で五輪競泳チームの主将に任命された。ポジティブな思考、常に努力を惜しまない姿勢は、競泳ニッポンの代表にふさわしい。

「ファーストダイビング」は五輪6度目になる飛び込み界のレジェンド寺内が候補だ。昨夏の世界選手権で全競技を通じて「東京五輪内定1号」を獲得。東京では日本が五輪で飛び込みに出場してから100年。悲願の初メダルを狙う。

「ファーストパフォーマンス」は、井村雅代ヘッドコーチが率いるAS日本代表。エース乾ら8人のチームが登場予定。「マーメイドジャパン」は自国開催の声援を味方に世界4位の序列から逆転メダルを狙う。

東京ACは競泳と飛び込みの代表権がかかる大会で使用されるため、公平性の観点から内定選手から人選中。昨年12月の国立競技場完成式典ではウサイン・ボルト、サッカーFWカズ、タレント嵐らが出演したが、東京ACではあくまで「水泳ファースト」になる。

同会場の「こけら落とし」は、高校生以下が対象のジュニアオリンピック杯(3月25日~29日)に決まっている。水泳の新しい聖地は五輪を夢見る次世代選手たちの躍動からスタートする。

○…東京五輪の水球は、東京辰巳国際水泳場で行われる。水球日本代表は、壮行試合として、4月11日に女子が米国戦、同12日に男子がイタリア戦を行う。ともに強豪を迎えて行う2試合は、東京五輪テストイベントになっており「ポセイドンジャパン」のプレーが見られる絶好の機会となる。

水泳の代表選考

◆東京アクアティクスセンター 住所は東京都江東区辰巳2の2。地下1階、地上4階建て。プールはメイン、サブともに50メートル、10レーンで深さは最大3メートル。メインは一方の壁が可動式で、短水路の25メートルプールが2面とれる。飛び込み用プールの台は1メートル、3メートル、5メートル、7・5メートル、10メートルの5種類。年間来場者は100万人を計画。東京辰巳国際水泳場から徒歩5分。2月末に完成を予定。

<水泳の代表選考>

◆競泳 昨夏の世界選手権金メダル=五輪代表内定は瀬戸大也だけ。それ以外は、日本選手権(4月1~8日、東京AC)の一発勝負で決める。同決勝で日本水連が定めた派遣標準記録(19年世界選手権の決勝進出ライン)を突破した上位2人が五輪代表に内定。

◆飛び込み 昨年に寺内、坂井、荒井、三上が代表に内定。残りは国際大会派遣選考会(2月5~9日、東京辰巳国際水泳場)で日本代表を決定。その選手が五輪世界最終予選を兼ねたW杯東京大会(4月21~26日、東京AC)に出場。個人は上位18人の準決勝に進出すれば五輪代表に内定。

◆AS 昨年9月に井村ヘッドコーチらを中心に、内定選手8人を選出した。

◆水球 1月に男子22人、女子31人の代表候補を選出。4月に男女16人ずつに絞って、5月12日に同12人ずつの内定選手を決める。

◆東京アクアティクスセンター 住所は東京都江東区辰巳2丁目2番。地下1階、地上4階建て。プールはメイン、サブともに50メートルで10レーンで深さは最大3メートル。メインは一方の壁が可動式で、短水路の25メートルプールが2面とれる。飛び込み用プールの台は1メートル、3メートル、5メートル、7・5メートル、10メートルの5種類。年間来場者は100万人を計画。東京辰巳国際水泳場から徒歩5分。来年2月末に完成を予定。

AS(アーティスティックスイミング)日本19年4月27日、選手権兼ジャパンオープン 第1日・チームテクニカルルーティン(TR) 演技後、観客に手を振る乾友紀子(左から3人目)ら日本の選手たち

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いきなり日本新の瀬戸大也「良いスタート」一問一答

男子200メートルバタフライで世界歴代3位の日本記録を出した瀬戸大也

競泳男子の瀬戸大也(25=ANA)が18日、五輪イヤー初レースでいきなり日本新をたたき出した。

チャンピオンシリーズ(CS)北京大会に出場。200メートルバタフライで1分52秒53と従来の1分52秒97(松田丈志)を0秒44更新する日本記録で優勝した。従来の記録1分52秒97(松田丈志)を0秒44と更新。松田の記録は高速水着時代の08年のもので、実に12年ぶりの日本新。1分50秒73の世界記録を持つミラク(ハンガリー)、1分51秒51の前世界記録保持者フェルプス(米国)に次ぐ世界歴代3位と価値あるタイムだった。

17日の出発時は「タイムはあまり考えていなくて、レース、勝負を楽しみたい」と話していたが、2位以下に3秒以上の差をつける最高の滑り出しとなった。

約1時間後にはこの日2本目となる200メートル個人メドレーにも出場して、1分55秒55で2冠。こちらは萩野の日本記録に0秒48及ばなかったものの、昨年11月の自己記録をさらに0秒43更新する好タイムだった。瀬戸が新年から勢いに乗っている。

以下は一問一答

-新年初レースを終えて

瀬戸 自分が思っていた以上に200メートルバタフライも200メートル個人メドレーも新年早々良いレースができて自分でもびっくりしている。良いスタートがきれたと思う。

-それぞれの収穫、伸びしろは

瀬戸 今回調整してなくて体が重い状態だった。チャンピオンスイムシリーズも初めての参加だったのでどういう動きになるかあまりよく分かってなくてバタバタしてた。その中でやるべきことやって1本1本集中していた中で1発目日本新と200メートル個人メドレー自己ベストだった。すごく良かった。まだまだ伸びしろは、200メートルバタフライはラスト50が30秒かかっちゃってるので、そこを29秒台でかえってくることと、200メートル個人メドレーも後半100、平泳ぎと自由形がなかなかうまく泳げてなかったのでそこを耐えていくのはこれから耐乳酸がもっと必要だと思う。

-タイトなスケジュールの中で200メートル個人メドレーで1分55秒台に乗せたことについて

瀬戸 感覚的にひとつ階段のぼれている気がする。自信もってレースできているし、思った以上に、考えて上に上にと考えてるが体ついてきてるのがうれしい。でもここからが勝負。しっかり本番で納得できるレースをしたいのでここからが勝負だと思う。

-五輪イヤーを迎えて海外勢の変化は

瀬戸 気合が入ってるのは間違いない。ワンシュン選手とかも前回大会よりタイムあげてる。みんな夏に向けてしっかりやってるなと感じる。その中で自分は刺激というかライバルたちに与えられてると思う。こいつに勝てないなと思えるレースを1本1本して自分の中で自信をつけて過ごしていきたい。

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瀬戸大也20年初戦で12年ぶり日本新 200バタ

男子200メートルバタフライで世界歴代3位の日本記録を出した瀬戸大也

競泳男子の瀬戸大也(25=ANA)が18日、五輪イヤー初レースでいきなり日本新をたたき出した。

チャンピオンシリーズ(CS)北京大会に出場。200メートルバタフライで1分52秒53と従来の1分52秒97(松田丈志)を0秒44更新する日本記録で優勝した。従来の記録1分52秒97(松田丈志)を0秒44と更新。松田の記録は高速水着時代の08年のもので、実に12年ぶりの日本新。1分50秒73の世界記録を持つミラク(ハンガリー)、1分51秒51の前世界記録保持者フェルプス(米国)に次ぐ世界歴代3位と価値あるタイムだった。

17日の出発時は「タイムはあまり考えていなくて、レース、勝負を楽しみたい」と話していたが、2位以下に3秒以上の差をつける最高の滑り出しとなった。

約1時間後にはこの日2本目となる200メートル個人メドレーにも出場して、1分55秒55で2冠。こちらは萩野の日本記録に0秒48及ばなかったものの、昨年11月の自己記録をさらに0秒43更新する好タイムだった。瀬戸が新年から勢いに乗っている。

▽以下は瀬戸の一問一答

-新年初レースを終えて

瀬戸 自分が思っていた以上に200メートルバタフライも200メートル個人メドレーも新年早々良いレースができて自分でもびっくりしている。良いスタートがきれたと思う。

-それぞれの収穫、伸びしろは

瀬戸 今回調整してなくて体が重い状態だった。チャンピオンスイムシリーズも初めての参加だったのでどういう動きになるかあまりよく分かってなくてバタバタしてた。その中でやるべきことやって1本1本集中していた中で1発目日本新と200メートル個人メドレー自己ベストだった。すごく良かった。まだまだ伸びしろは、200メートルバタフライはラスト50が30秒かかっちゃってるので、そこを29秒台でかえってくることと、200メートル個人メドレーも後半100、平泳ぎと自由形がなかなかうまく泳げてなかったのでそこを耐えていくのはこれから耐乳酸がもっと必要だと思う。

-タイトなスケジュールの中で200メートル個人メドレーで1分55秒台に乗せたことについて

瀬戸 感覚的にひとつ階段のぼれている気がする。自信もってレースできているし、思った以上に、考えて上に上にと考えてるが体ついてきてるのがうれしい。でもここからが勝負。しっかり本番で納得できるレースをしたいのでここからが勝負だと思う。

-五輪イヤーを迎えて海外勢の変化は

瀬戸 気合が入ってるのは間違いない。ワンシュン選手とかも前回大会よりタイムあげてる。みんな夏に向けてしっかりやってるなと感じる。その中で自分は刺激というかライバルたちに与えられてると思う。こいつに勝てないなと思えるレースを1本1本して自分の中で自信をつけて過ごしていきたい。

瀬戸大也(2019年11月23日撮影)

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瀬戸大也 事故一報後に桃田と連絡「何とか大丈夫」

遠征先の中国に出発した瀬戸大也(撮影・益田一弘)

競泳男子の瀬戸大也(25=ANA)が17日、羽田空港から遠征先の中国に向けて出発した。新年初レースとなるチャンピオンシリーズ北京大会に向けて「1本1本集中して泳ぎたい。レース、勝負を楽しみたい」と話した。

同じ25歳のバドミントン桃田賢斗からは刺激を受けている。その桃田は遠征先のマレーシアで交通事故に巻き込まれた。昨年末に友達になった瀬戸は「すごく気が合う感じで。2人で晩飯に行こうぜ、と話していた」。事故前日の12日にはマレーシア・マスターズで優勝した桃田から「試合、終わったよ」という連絡が入って、瀬戸も「会おうぜ」と、返信していた。

「(事故が)そのすぐ後だったのですごくびっくりした。すごく怖い。車に乗る位置だって、前に乗っている時は追突したら危険だし、でも後ろに乗っていて、後ろから車に突っ込まれたらどうにもならない」。

事故の一報を聞いて連絡をした。桃田の「何とか大丈夫だよ」という連絡に「早くよくなってね」と返信した。「一緒に同じ色(のメダル)を目指してやっている仲なので、1日も早くよくなってほしい」と気遣った。その上で「車に乗る時はシートベルトをしているし、不必要な外出は控えています」と表情を引き締めて、口にしていた。

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五十嵐千尋「身が引き締まる」職場体験でドレス試着

あでやかなウエディング姿で笑顔を見せる競泳の五十嵐千尋(撮影・たえ見朱実)

競泳女子で2大会連続五輪出場を目指す五十嵐千尋(24=T&G)が15日、都内で所属先の職場体験として、ウエディングドレスを試着した。

米ニューヨークの新作ドレスに身を包んで「身が引き締まる思いがします」と笑顔。18年春に日体大を卒業してウエディング業界の「T&G(テイクアンドギブ・ニーズ)」に入社。競技中心の生活を送りつつ、月1度は都内の本社や各店舗を回る。五輪代表選考を兼ねた4月の日本選手権では200メートル、400メートルの自由形での代表入りを目標に掲げている。

大胆に肩を出したウエディング姿で笑顔を見せる競泳の五十嵐千尋(撮影・たえ見朱実)
艶やかなウエディング姿で笑顔を見せる競泳の五十嵐千尋(撮影・たえ見朱実)

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東京五輪目指す五十嵐千尋がウエディングドレス姿

大胆に肩を出したウエディング姿で笑顔を見せる競泳の五十嵐千尋(撮影・たえ見朱実)

競泳女子で2大会連続五輪出場を目指す五十嵐千尋(24=T&G)が15日、都内で所属先の職場体験として、ウエディングドレスを試着した。米ニューヨークの新作ドレスに身を包んで「ゴージャスな感じで、身が引き締まる思いがします」と笑顔を見せた。

五十嵐は18年春に日体大を卒業して、ウエディング業界の「T&G(テイクアンドギブ・ニーズ)」に入社。競技中心の生活を送りつつ、月1度は都内の本社や各店舗を回る。社の仕事の理解に努めており、最近はブーケ作りなども行った。会社の応援も受け、16年リオデジャネイロに続く五輪を出場を目指している。

五輪代表選考を兼ねた4月の日本選手権(東京アクアティクスセンター)では、200メートル、400メートルの自由形で個人での代表入りを目標に取り組む。また800メートルリレーでも中心的な役割が期待されている。昨夏の世界選手権は不完全燃焼に終わったが「気持ちは切り替えられた。2020年は失敗できないので、頑張りたい」と新たにした。

艶やかなウエディング姿で笑顔を見せる競泳の五十嵐千尋(撮影・たえ見朱実)
艶やかなウエディング姿で笑顔を見せる競泳の五十嵐千尋(撮影・たえ見朱実)

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桃田事故受け水連が注意喚起「海外遠征気をつけて」

事故で顔を負傷し、病院でマレーシア首相夫人から見舞いを受ける桃田(左)(BERNAMA公式ツイッターから)

日本水連の坂元要専務理事(64)は、バドミントン桃田賢斗(25)が遠征先のマレーシアで交通事故にあったことを受けて、注意喚起を行った。

14日、都内で行われた強化委員会において「海外遠征時には気をつけていただきたい」とした。水泳では海外遠征が多いだけに、あらためて自衛を求めた形。現実的にはシートベルトの着用を行うなどしかない状況ではあるが、最大限の注意を求めた。

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長谷川涼香が成人式出席「五輪で結果を残したい」

成人式に出席した長谷川涼香(撮影・益田一弘)

競泳女子の長谷川涼香(19=東京ドーム)が13日、都内で成人式に出席した。

16年リオデジャネイロに続く五輪2大会連続出場を目指す長谷川は、鮮やかな空色の晴れ着を着て、美しくメークアップ。五輪イヤーに合わせて、金色のチョウが舞う着物をまとい、プールとは違う一面を見せた。友人との会話を楽しむなど明るい表情で式典に参加した。

女子200メートルバタフライの自己ベスト2分6秒00は、昨夏世界選手権で金メダル相当の実力者。リオ五輪から4年連続で日本代表として主要国際大会に出場。「自分の中では大人の階段を1歩上がったという感じです。20歳になって水泳は続けているだろうなと想像していたけど、思っていたよりもトップ選手になれたと感じています」とはにかんだ。新成人の誓いとして「4月の日本選手権で五輪代表になること。そして五輪はしっかりと結果を残したい」。次戦は北島康介杯(24~26日、東京辰巳国際水泳場)を予定している。

成人式に出席した長谷川涼香(撮影・益田一弘)

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萩野公介200m背で納得の1位 東京都新春大会

レース前に集中した表情を見せる萩野公介(撮影・益田一弘)

<競泳:東京都新春大会>◇最終日◇12日◇短水路(25メートルプール)◇東京辰巳国際水泳場◇男子200メートル背泳ぎ

萩野公介(25=ブリヂストン)が、200メートル背泳ぎに登場した。スタートから先頭に立って、前半の100メートルをトップの54秒71秒でターン。2位以下をぐんぐんと引き離して、1分52秒82の1着でフィニッシュした。

昨年12月の東京都シニア大会同種目でマークした1分53秒31からタイムを0秒49縮めて、納得の表情を見せた。「昨日よりはパリッとした動きができた。バサロを打つタイミングとか練習で意識していることもできた」と手応えを口にした。

100メートル自由形は45組で登場。49秒30の同組2着。同組トップは江原騎士の48秒17で、萩野は全体3位だった。

11日には新年初レースとして、得意の400メートル個人メドレーを泳いでいた。タイムは4分6秒13で「のべっとした動きになっていた」と話していたが、最終日はしっかりと修正した。

なお日本記録は、200メートル背泳ぎが金子雅紀の1分48秒25、100メートル自由形が中村克の46秒22となっている。

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青木玲緒樹「必死すぎて…」指先の差で連日快挙逃す

レースを前にした青木玲(左)と五十嵐(撮影・益田一弘)

<競泳:東京都新春大会>◇最終日◇12日◇短水路(25メートルプール)◇東京辰巳国際水泳場◇女子50メートル平泳ぎほか

青木玲緒樹(24=ミズノ)が、またしても日本新を逃した。50メートル平泳ぎに登場して29秒99の1着。しかし自身がもつ日本記録に0秒02届かなかった。25メートルのターンで距離が詰まってひじが曲がった。

もったいないロスで新記録を逃して「必死すぎて、ひじが曲がっていたか、気づかなくて。(タイムを見て)『え、またあとちょっとか』と思った。平井先生(コーチ)からも『またじゃないか』『出せるところで出さないと』と言われました」としょんぼり。

実は11日の100メートル平泳ぎでも日本記録まで0秒10差の1分4秒15だった。好記録ではあるが、指先の差で連日、日本記録に届かなかった。「もう少しターンとかで…。細かいところをしっかりやらないと」と悔しがっていた。

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松元「カツオ」が大漁スタート、短水路日本新を更新

男子400メートル自由形で短水路日本新記録をマークし、ポーズを取る「カツオ」こと松元(撮影・奥岡幹浩)

オリンピック(五輪)イヤーを迎えた「カツオ」が大漁スタートを切った。昨夏の競泳世界選手権男子200メートル自由形銀メダルの松元克央(22=セントラルスポーツ)が11日、千葉・習志野で行われた千葉県新年フェスティバルで新年初レースに臨み、400メートル自由形決勝で3分37秒94の短水路日本新をマークして1着。「今年は頂点ガツオで頑張る」と宣言した。

名前は「かつひろ」と読む松元のニックネームは「カツオ」。前半200メートルを1分46秒99の断然トップで折り返すと、後続との差をさらに広げてフィニッシュ。「200メートルのターンでタイムが見え、(最後まで)耐えたら日本新が出るのではと思った。後半はきつかったが頑張れた」と充実感を漂わせた。

年末年始の約2週間はタイでハードトレーニングを積んだ。その疲労が抜け切っていないという中で記録を打ち立て「疲れが抜けたらどれぐらいタイムが出るのか楽しみ」。12日は200メートル自由形などに出場予定。

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松元「カツオ」が新年初レースで短水路日本新記録

男子400メートル自由形で短水路日本新記録をマークし、ポーズを取る「カツオ」こと松元(撮影・奥岡幹浩)

<競泳:千葉県新年フェスティバル水泳競技大会>◇第1日◇11日◇短水路(25メートルプール)◇千葉県国際総合水泳場◇男子400メートル自由形

昨夏の競泳世界選手権男子200メートル自由形銀メダルの松元克央(22=セントラルスポーツ)が新年初レースに出場し、400メートル自由形決勝で3分37秒94の短水路日本新記録をマークした。

前半200メートルを1分46秒99の断然トップで折り返した松元は、その後も後続との差をどんどん広げてフィニッシュ。日本新記録のアナウンスが告げられると、場内に大きな拍手が響いた。

名前は「かつひろ」と読む松元のニックネームは「カツオ」。年末年始の約2週間はタイ合宿で練習に励み、日焼けした体で新記録をマークした。

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大橋悠依が新年初レースで自己ベスト「よかった」

女子200メートルバタフライに出場した大橋悠依(撮影・柴田隆二)

<競泳:東京都新春>◇第1日◇11日◇短水路(25メートルプール)◇東京辰巳国際水泳場◇女子200メートルバタフライほか

大橋悠依(24=イトマン東進)が、新年初レースで自己ベストをマークした。五輪イヤーのスタートとして、200メートルバタフライで2分5秒54、100メートル背泳ぎで59秒43でともに2位に入った。

専門外種目の短水路レースでともに自己記録を更新。大橋は「いい形でスタートできるように考えていた。2種目ともベストが出てよかった。年末年始はメンタルでも技術でもいい練習ができた」。

レース後は同じ同世代の五十嵐千尋を応援。ハイタッチをかわすなど、明るい表情を見せていた。

女子50メートルバタフライに出場した五十嵐千尋(左)は大橋悠依と談笑する(撮影・柴田隆二)

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萩野が新年初レース「前を向いてスタート切れた」

男子400メートル個人メドレーを終えて笑顔の萩野公介(撮影・柴田隆二)

<競泳:東京都新春>◇第1日◇11日◇短水路(25メートルプール)◇東京辰巳国際水泳場◇男子400メートル個人メドレー

16年リオデジャネイロ五輪男子400メートル個人メドレー金メダル萩野公介(25=ブリヂストン)が、短水路で行われた新年初レースに出場した。

五輪イヤーのスタートとして、得意の400メートル個人メドレーを選択。タイムレース決勝で3組に登場して最初のバタフライから先頭。200メートルを1分56秒60で折り返して、4分6秒13の1着でフィニッシュした。

萩野は「新年1発目でどんな感じかなと思ったが、きつすぎた。トータルでは遅くなった。平井先生(コーチ)から『4分を切れれば上出来』と言われていたが。ただ400メートル個人メドレーは純粋に泳ぎたい種目だった。100%いいスタートとはいかなかったが、前を向いてスタートを切れたと思う」と話した。

年末年始にハードメニューによる強化練習を行い、練習の一環として出たレースだった。「泳ぎは悪くないと思う。最後はしんどかったけど。いい練習をやってきたので、いきてくるのはこれからだと思います」と話した。

同種目の世界記録は昨年12月に瀬戸大也が記録した3分54秒81となっている。

男子400メートル個人メドレーで平泳ぎする萩野公介(撮影・柴田隆二)
男子400メートル個人メドレーで背泳ぎする萩野公介(撮影・柴田隆二)

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五輪主将の瀬戸「水泳界の新しい1歩」賞金大会歓迎

左から宇津木妙子氏、瀬戸大也、渋野日向子、稲葉篤紀監督(撮影・小沢裕)

今年活躍したスポーツ選手や団体を表彰する「テレビ朝日ビッグスポーツ賞」の表彰式が10日、都内で開かれた。

競泳男子の瀬戸大也は、昨夏の世界選手権2冠でビッグスポーツ賞を受賞した。7日に五輪競泳日本代表主将に内定。

本番では競泳陣金1号の可能性があり「自分にもチームにも流れをつくりたい。それが役目」。

また4月の日本選手権に賞金がついたことに「4月は五輪代表権があるので(6月の)ジャパンオープンとかで出たらいい。賞金大会が増えることで社会人でも続けられる。水泳界の新しい1歩だと思う」とした。

「テレビ朝日ビッグスポーツ賞」授賞式に参加した瀬戸大也(前列左から4人目)

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井村日本が初音ミクとコラボ エース乾「まさか…」

井村コーチ(手前)から指導を受ける吉田(後方左)と乾(同右)(撮影・横山健太)

井村雅代×初音ミクの異次元コラボ-。アーティスティックスイミング日本代表が9日、都内で公開練習を行った。井村雅代ヘッドコーチ(HC、69)と五輪代表内定のエース乾友紀子(29)ら8人が登場。東京五輪本番での使用を前提に新ルーティンを発表した。

衝撃が走ったのはデュエットテクニカルルーティン(TR)。昨年と同じくノ一をテーマにした「忍者SAKURA」の冒頭で、日本が誇るボーカロイド初音ミクが「さくら~、さくら~、弥生の空は~」と歌う。井村HCは「日本らしさ。日本のアニメはすごいし、人気者の彼女に出てほしい」と決定。昨年には初音×歌舞伎役者中村獅童の共演舞台も観劇した。エース乾も初音ミクに「テンションが上がった。まさか、取り入れるとは」と驚いた。

日本は昨夏の世界選手権でロシア、中国、ウクライナに次ぐ世界4位。序列を崩すために思いきった挑戦が必要になる。デュエットFRは「進化~エボリューション」、チームTRは「空手2020」と新ルーティンに。井村HCは「評価を変えていく仕事がある。開催国なら大変身しても、おかしくない」と逆転メダルに照準を合わせた。【益田一弘】

空手をイメージしたポーズの演技を練習するアーティスティックスイミングチームの選手たち(撮影・横山健太)
笑顔でポーズを決めるアーティスティックスイミングの選手たち。前列左から木島、京極、柳沢。2列目左から吉田、乾。3列目左から塚本、福村、安永(撮影・横山健太)

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水泳AS日本代表、五輪本番使用の新ルーティン披露

乾友紀子(左)(2019年7月18日撮影)

アーティスティックスイミング(AS)日本代表が9日、都内の国立スポーツ科学センターで公開練習を行った。井村雅代ヘッドコーチ(HC、69)の指導を受けて、東京五輪代表に内定しているエース乾友紀子(29)ら8人が登場。東京五輪本番での使用を前提に新ルーティンを披露した。

完全新作となったのは、乾、吉田組のデュエットフリールーティン(FR)「進化~エボリューション」と、チームテクニカルルーティン(TR)「空手2020」の2つとなった。

昨年まで使用されたデュエットTRの「くのいち桜吹雪」は「忍者SAKURA」として、フリーFRの「IYO!~祝おう!~(東京は今日もお祭り騒ぎ)」は「今日はお祭り!」として演じる。

日本は昨夏の世界選手権で五輪種目ですべて4位となって、メダルを獲得できなかった。自国開催の五輪に向けて、ロシア、中国、ウクライナに次ぐ4位という「序列」を打ち壊していくことが求められる。

日本代表は昨年9月に日本水連が内定しており、メンバーは以下の通り。

乾友紀子(29=井村ク)

吉田萌(めぐむ、24=ザ・クラブピア88)

福村寿華(じゅか、23=井村ク)

安永真白(ましろ、20=井村ク)

塚本真由(22=東京ク)

京極おきな(18=井村ク)

木島萌香(もえか、20=井村ク)

柳沢明希(あかね、21=アテナアクアメイツ)

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