日刊スポーツ

1月の卓球全日本選手権は無観客実施、ダブルスなし

1月の卓球全日本選手権は無観客実施、ダブルスなし

伊藤美誠(2020年1月19日撮影)

日本卓球協会は26日、都内で理事会を開催し、来年1月に開く全日本選手権(大阪)を無観客試合で実施することを決定した。

新型コロナウイルス感染防止対策としてダブルス種目も行わない。

再開日程が発表された年内の国際大会(男女W杯、ITTFファイナル、WTTマカオ大会)に、男子は張本智和(木下グループ)丹羽孝希(スヴェンソン)、女子は伊藤美誠(スターツ)石川佳純(全農)平野美宇(日本生命)佐藤瞳(ミキハウス)が招待されていると公表した。星野一朗専務理事によると新型コロナ禍という事情から、協会派遣ではなく自主参加という形を取る。選手がどの大会に出場するかは現在、調整中。

4大会を開催する中国では入国時、PCR検査を行うため3日間隔離措置がとられる。さらに省をまたいだ際にも2週間の同措置が必要なため、全日程をこなすには約2カ月を要するという。

現在政府は、スポーツ選手が国際大会に出場した場合の入国緩和措置を検討していることに星野氏は「選手にとって、帰国後に2週間の自宅待機というのはかなり大変なこと。ぜひ見直しや善処をしてもらい待機期間が短縮してもらえたらありがたい」と期待した。

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石川佳純「サーブが全然効かなかった」張本と夢対決

卓球「2020JAPANオールスタードリームマッチ」で男女日本代表が対決。手前は張本、後方は石川(撮影・江口和貴)

卓球Tリーグのオールスター戦が14日、無観客の中、都内で行われ「日本代表男子対女子」という夢の対戦では3-1で女子が勝利した。

1、2ゲーム目は女子が4-0からスタートする変則の11点制ハンディマッチ。1失点した選手は交代し、勝者は勝ち残る特別ルールで行われた。第3ゲームは1点勝負で女子が制した。

東京五輪代表の男子エース張本智和(17=木下グループ)と、12年ロンドン、16年リオデジャネイロ五輪と2大会連続でメダルを獲得している石川佳純(27=全農)の夢の対決も実現。2人は3回当たり、張本の2-1という成績だった。

石川は張本との対戦に「小学生以来の対戦だったが、サーブが全然、効かなかった。でも対戦できて良かった」と笑った。半年ぶりの試合ができた意義について「卓球界にとっても大きな1歩。ここから試合ができるようになればいいと思う」と語った。

一方の張本は石川について「いつも見ているきれいな球筋だった。速いボールを間近で受けることが出来て良い経験だった」と感想を述べた。女子選手との対戦全般については「男子選手にないサーブの回転、プレーの速さを感じ今後の男子選手との試合でも生かされるのでは」と語った。

新型コロナウイルスの影響で、日本選手にとって実戦は3月に行われたワールドツアー「カタールオープン」以来となる。先日、国際卓球連盟(ITTF)が11月に男女W杯、12月にワールドツアーグランドファイナルを開催する、国際大会の再開日程を発表。11月にはTリーグも開幕し、オールスター戦を皮切りに徐々に卓球競技が再開しつつある。

来夏に東京五輪開催を実現するには、このように各競技が日常を取り戻していくことが鍵となる。今大会開催に当たりTリーグはクラウドファンディングを実施。目標金額が300万円のところ約1090万円も集まった。国内外で各競技が再開しつつある中、卓球においてもファンが再開を待ち望んでいた表れでもあった。【三須一紀】

卓球「2020JAPANオールスタードリームマッチ」で男女日本代表の対決で勝利し賞金を手にする石川(撮影・江口和貴)
卓球「2020JAPANオールスタードリームマッチ」でリモート応援用のロボットの前で笑顔を見せる女子日本代表の石川(右)(撮影・江口和貴)

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卓球オールスター戦、Tリーグ選抜が代表選抜に勝利

卓球「2020JAPANオールスタードリームマッチ」で男女日本代表が対決。手前は張本、後方は石川(撮影・江口和貴)

卓球Tリーグのオールスター戦が14日、都内で無観客の中で行われ第1部の「日本代表選抜対Tリーグ選抜」では5-4でTリーグ選抜が勝利した。11点制の1ゲームマッチを9試合実施。2試合に出場し、2勝した日本代表選抜の張本智和(17=木下グループ)は「自粛期間中に強化してきたバックハンドが良い形で決まった」と久々の試合に手応えをつかんだ。

新型コロナウイルスの影響で、日本選手にとって実戦は3月に行われたワールドツアー「カタールオープン」以来となる。先日、国際卓球連盟(ITTF)が11月に男女W杯、12月にワールドツアーグランドファイナルを開催する、国際大会の再開日程を発表。11月にはTリーグも開幕し、オールスター戦を皮切りに徐々に卓球競技が再開しつつある。

来夏に東京五輪開催を実現するには、このように各競技が日常を取り戻していくことが鍵となる。今大会開催に当たりTリーグはクラウドファンディングを実施。目標金額が300万円のところ約1090万円も集まった。国内外で各競技が再開しつつある中、卓球においてもファンが再開を待ち望んでいた表れでもあった。【三須一紀】

卓球「2020JAPANオールスタードリームマッチ」でTリーグ選抜の戸上との対戦で勝利しガッツポーズする男子日本代表の張本(撮影・江口和貴)
卓球「2020JAPANオールスタードリームマッチ」でTリーグ選抜の森(右)と対戦する女子日本代表の石川(撮影・江口和貴)

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福原愛さん、結婚4周年“花婚式”「泣きそうに」

福原愛さん

卓球の元女子日本代表の福原愛さんが、夫で卓球台湾代表の江宏傑(こう・こうけつ=31)と結婚4周年記念日「花婚式」を迎え、「あまりに濃かった4年間を思い出し、泣きそうになりました」とつづった。

福原さんは2日、インスタグラムを更新し、「9月1日 花婚式でした」と報告。「子どもたちを家族に見ててもらい、お食事に連れて行ってもらいました」と夫と食事中の写真をアップし、「久しぶりにゆっくり、静かな環境でご飯を食べ子どもたちと離れてるのに話題は子どもたちのことばっかり」と夫婦の会話についてつづった。

「4周年だね、と話しながらあまりに濃かった4年間を思い出し、泣きそうになりました」と、しみじみ。「三歩下がってついていく日も有れば、私が江くんを引っ張っていったり、お互い支え合う心を忘れずに、いつか全てを笑い話にできるよう日々を重ねていきたいです」とつづり、「まだ4年。これからも夫婦共々、よろしくお願いいたします」と呼びかけた。

福原さんは16年9月に江と結婚、17年10月に第1子の長女、19年4月に第2子の長男を出産した。

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平野美宇は腰痛で欠場 卓球オールスター戦

平野美宇(19年6月15日)

Tリーグは29日、東京オリンピック代表で女子の平野美宇(日本生命)が、無観客で9月14日に開催されるオールスター戦を故障のため欠場すると発表した。

関係者によると腰を痛めたが、大事を取っての判断で現在は回復に向かっているという。代わりに長崎美柚(エリートアカデミー)が出場する。

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張本×石川佳純実現?Tリーグオールスター形式発表

張本智和(2020年1月18日撮影)

卓球のTリーグは26日、来月14日に無観客で行われるオールスター試合での対戦形式を発表した。第1部は「日本代表選抜-Tリーグ選抜」で、第2部は「日本代表男子-同女子」となった。

普段では行わない張本智和(17=木下グループ)と石川佳純(27=全農)の対戦などが見られる可能性がある。

石川佳純(19年12月2日撮影)

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石川佳純、卓球リフティングで吹奏楽部とコラボ動画

「響け! 大地のエール『♯農家の皆さんありがとう』プロジェクト」で大地のエールを演奏する習志野高吹奏楽部(全農提供)

卓球女子の石川佳純(27=全農)が、農家への思いを体現した。

新型コロナウイルス感染が拡大する中でも安心、安全な農畜産物を届けてくれる農家に感謝と応援の気持ちを伝える全農のプロジェクト「響け! 大地のエール『♯農家の皆さんありがとう』」の第2弾で、全農CMソング「大地のエール」の演奏に「リズム隊」として参加。全国屈指の実力を誇る千葉・習志野高吹奏楽部と卓球リフティングでコラボした動画「習志野高校吹奏楽部『大地のエール』演奏動画」(フルバージョンhttps://youtu.be/_uZ5XqGIlUQ)が21日に公開された。

7月31日にスタートした第一弾「『♯農家の皆さんありがとう』ティザー動画」では、コロナ禍の自粛期間中に気づいたことなどに触れ「今度は私が、感謝と応援の気持ちを込めて『大地のエール』を演奏して贈りたいと思います」と全国の農家への思いを語っていた。プロジェクトに賛同した習志野高吹奏楽部顧問の海老沢博さんは「我々が取り組んでいる音楽を通じて感謝の気持ちと元気を伝えられたらと思い、喜んで参加させていただきました」と経緯を説明した。同校では4、5月は休校で現在も全体練習は行えず、部員223人が勢ぞろいして演奏するのは今年初めてだったという。撮影は同校グラウンドで間隔を空けて行われ、部長の上杉晴さんは「大きく広がった屋外での音合わせはとても難しかったですが、それよりも全員で演奏できた喜びのほうが大きかった」と充実感をにじませた。

石川は習志野高とのコラボに「本当に素晴らしい演奏で、一緒に農家の皆さんに感謝を伝えられるのは私にとってもうれしいことです」と喜びを口にした。コロナウイルスの影響は続くが、練習などは充実しているといい「一番の目標は、やはり東京五輪です。1年後、最高のプレーができるように毎日を積み重ねていきたいと思っています」と気持ちを新たにしていた。

同プロジェクトでは、47都道府県の特産品が当たるプレゼントキャンペーンを実施することも発表された。ツイッターアカウント「全農広報部スポーツ応援(@zennoh_sports)」をフォローし、プレゼントキャンペーン告知ツイートをリツイートすることで応募できる。

石川佳純(19年12月2日撮影)

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石川佳純がオンライン卓球教室「元気をもらった」

石川佳純(2020年1月17日撮影)

東京五輪で卓球女子シングルス、団体代表の石川佳純(27=全農)が2日、オンラインで小中学生を対象にした卓球教室を行った。新型コロナウイルスの影響でこのような交流の機会がめっきり減ったという石川は「今は、なかなか会って卓球をやるのは難しい中、小中学生と交流でき、元気をもらった」と笑顔で語った。

自身は来夏に延期された東京五輪に向け、日々、練習を続けている。モチベーションは維持できているといい「五輪が開催されたら100%の力で臨めるようにする。そこで悔いを残さないために今、頑張っている」と語った。

一方、各メディアの世論調査では東京五輪の再延期や中止を求める声が少なくない。開催に向けて選手側からメッセージを発信する必要性について問われ、「すごく難しい。自分は東京五輪に出場することに全てをかけてきて、選手としてはやっぱり出たいし、プレーもしたい」と開催を期待する一方で、「ニュースを見て世の中、すごく大変な状況が毎日続いていることも理解している。自分自身にできることは(感染)予防し、かからない、人にうつさないことをして、練習を積み重ねることしかできないと思っています」と難しい心境を明かした。

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石川佳純「#農家の皆さんありがとう」感謝と応援

「『♯農家の皆さんありがとう』ティザー動画」で思いを語る石川佳純(全農提供)

卓球女子の石川佳純(27=全農)が、全国の農家へ思いを届ける。新型コロナウイルス感染が拡大する中でも安心、安全な農畜産物を届けてくれる農家に贈る、全農のプロジェクト「響け! 大地のエール『♯農家の皆さんありがとう』」が31日にスタート。CMソング「大地のエール」を活用して感謝と応援の気持ちを届ける。

その第一弾として、石川が同プロジェクトの意義などを語る「『♯農家の皆さんありがとう』ティザー動画」(https://youtu.be/F6_ilg2feWo)が公開されている。思うように練習もできず、自宅で過ごす時間が増えたコロナ禍の自粛期間。石川は“当たり前”の生活ができない中で「温かい食事を取ることで、リラックスできたり、温かい気持ちになることができました」と振り返り「この大変な状況の中で、お米や野菜、お肉などを、農家の皆さんが私たちの元へ届けてくれました」と気づきを語っている。

痛感した「食」の大切さ-。農家への感謝-。その思いを体現する。8月中旬には、プロジェクトに賛同する高校の吹奏楽部とともに、石川が「大地のエール」を演奏する動画も公開予定だ。この曲は、心を込めて作った農畜産物を消費者に届けたいという生産者の思いが詰まったもの。3月には全国の農家が歌って石川を応援するCMも放送された。「今度は私が、感謝と応援の気持ちを込めて『大地のエール』を演奏して贈りたいと思います」。石川が心を込めて“恩返し”する。

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常に被災地思う張本智和「復興五輪」の意義消えない

張本智和(2020年1月18日撮影)

<幻の20年夏>

卓球男子の張本智和(17=木下グループ)は初のオリンピック(五輪)で、男女を通じた史上最年少の金メダルを目指していた。今年、東京五輪が開かれていれば今日31日は男子シングルスの決勝。仙台市の自宅で震災を経験した張本の「金」で、10年目を迎えた東日本大震災の被災地を、明るく照らしていたかもしれなかった。

   ◇   ◇   ◇

「東京五輪で金メダル」。張本は記者に囲まれるたび、崇高な目標を言葉にし続けた。重圧は半端ではなかった。その緊張が切れたことがある。19年4月、ハンガリーでの世界選手権。シングルスで格下に敗れ、ベスト8に進めなかった。

「東京五輪まで順調にいかなくても良いんじゃないかと思うようになった。東京ではまだ17歳。ただ東京で開催されるから注目されるのであって、自分の五輪はまだまだ先にあると思っている」。弱気になった。高1に進学したての15歳。無理もない。

卓球界を超え、日本スポーツ界全体から受けた期待に応えようと自分を鼓舞し言い続けた「金メダル」。それを言う自信を初めて失った。

それでも数週間後、再び目標を聞くと「やっぱり金を目指したい」と、いつもの張本が戻っていた。高みを目指す理由の1つに、東日本大震災の被災地を励ましたい強い思いがある。

あの日、自宅の机で学校の宿題に向かっていた。前日には雪が降り、冷え込んだ仙台はあと少しで、おやつの時間を迎えるところだった。

午後2時46分。震度6強。小学1年の張本には、恐ろしすぎる経験。大急ぎで近くの公園に避難した。その手には、宿題の途中だった鉛筆が握られたままだった。当日は車中泊。その後何日も水道が出ず、停電が続く中、近所の人が飲料水やパンをくれた。津波被害こそなかったが、生きた心地がしなかった。

張本が通っていた東宮城野小に、津波で校舎が壊滅した荒浜小(現在は震災遺構)が間借りし、授業をすることになった。お互いの校舎はわずか6キロ余りの距離だが、荒浜地区は津波が全てをのみ込んだ。震災当日の夜、「荒浜で200~300人の遺体」とニュース速報され、日本全国を震え上がらせた。

1000年に1度と言われた大震災が、身近にあった。だからこそ今でも3月11日が近づけば、自ら被災地を思う発言をする。「自分が金メダルを取れば、被災地の皆さんに少しでも元気が届けられるかもしれない」。

来夏、18歳34日で男子シングルス決勝を迎える張本が金メダルを獲得すれば、五輪卓球での最年少記録を塗り替える。この1年は偉業を成し遂げるための長い助走路。延期しても「復興五輪」の意義は消えない。【三須一紀】

◆張本智和(はりもと・ともかず)2003年(平15)6月27日、仙台市生まれ。家族は元選手でコーチの父宇さんと、95年世界選手権中国代表の母凌さん、卓球女子の若手のホープ妹美和(12)。両親が98年に中国・四川省から仙台へ移住。14年春に国籍変更。18年1月の全日本では男女を通じ史上最年少の14歳208日で初優勝。同12月、ワールドツアーグランドファイナルでも最年少優勝。昨季を世界ランキング日本人1位で終え、東京五輪シングルス、団体戦の代表に内定した。現在は同ランク4位。175センチ。血液型O。

19年4月、世界選手権シングルス4回戦で敗れた張本はベンチで頭を抱えて悔しがる

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石川佳純&平野美宇が9・14Tリーグオールスター

石川佳純(左)と平野美宇

卓球Tリーグは28日、東京オリンピック(五輪)女子代表の石川佳純(27=全農)と平野美宇(20=日本生命)が9月14日に都内で行われるオールスター戦に出場すると発表した。「日本卓球界もこれを起点に1歩ずつ前に進んでいく象徴的な出来事になると思います」と石川。平野は「困難な状況の中、卓球を通じて皆さまに元気になっていただけるよう全力でプレーします」とコメントした。試合は新型コロナウイルスの感染防止のため無観客で行われる。

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27歳石川佳純の孤独 「2020」見るのもつらい

12年8月、ロンドン五輪・卓球女子団体準決勝で勝ち、福原(左)と石川は抱き合う。後方は平野

<幻の20年夏>

卓球女子の石川佳純(27=全農)は、3度目のオリンピック(五輪)で初となるシングルスのメダル獲得を目指していた。新型コロナウイルスの影響がなく今年、東京五輪が開かれていれば同種目3、4回戦だった28日。番狂わせを起こされ初戦(3回戦)で姿を消した16年リオデジャネイロ五輪の忘れ物を取り返しにいくはずだった。

 ◇  ◇  ◇

「2020」という数字を見ることすら心労だった。12年ロンドン、16年リオと過去2度、五輪を経験したベテラン石川も、自国五輪を目指すプレッシャーはとてつもなかった。19年の五輪選考レース中に放送されていた東京五輪を描いたNHK大河ドラマ「いだてん」も見られなかった。「東京オリンピックの…、つらいんですよ。2020って見るのもつらいんです」。

伊藤美誠、平野美宇より8学年上。日本代表クラスは伊藤、平野世代の前後が多い。20代後半は石川ただ1人だった。19年の世界ランキングで争われる五輪選考レース。上位2枠しかないシングルス代表の座に対し、日本勢3番手となり苦しくなった時、孤独感に襲われた。「同世代や年上の選手がいないと、ああもうだめなのかなと、くじけそうになるのは正直あった」。

16年リオ五輪以降、全日本選手権では平野、伊藤に敗れ、自分の卓球スタイルに限界を感じたこともあった。

「このプレースタイルがダメなのかなと思うこともあったし、(他人から)言われていたことも知っていた。若い選手の方が中国選手に勝てるんじゃないかと、そういう疑いの目を向けられているのも、もちろん知っていた」

福原愛さんとともに日本を長年背負ってきた石川が、土俵際まで追い込まれた。7歳から始めた競技で「初めてやめたいと思った」と精神的にも肉体的にも文字通りボロボロになった。

それでも母国で開催する五輪へ出場する執念で、世界を転戦し続けた。そして19年最終戦のグランドファイナル、平野とのシングルス代表争いは、世界ランキングポイントでわずか135点という僅差で、石川に軍配が上がった。

リオの借りを返すためにもシングルス代表は絶対につかみたかった。世界ランキング6位で挑んだ前回大会。試合中に右足を痛めた影響もあり同50位のキム・ソンイ(北朝鮮)に3-4で敗れ、初戦で姿を消していた。

「五輪でした思いは、五輪でしか返せない。シングルスはすごく悔しい思いが残っているので、やっぱりリベンジしたかった」

延期期間は日本3選手で争った激闘の傷を癒やすに十分な時間。満を持して来夏、初のシングルスメダルを目指す。【三須一紀】

◆石川佳純(いしかわ・かすみ)1993年(平5)2月23日生まれ、山口市出身。両親ともに卓球選手で、平川小1年で競技を開始。07年全日本選手権で13歳11カ月の史上最年少ベスト4。11年には高校生として22大会ぶり全日本初優勝。12年ロンドン五輪シングルス4位、団体銀メダル。16年リオ五輪は団体銅。14、16、18年世界選手権団体銀。158センチ。家族は両親と妹。血液型O。

1月19日、全日本卓球選手権・女子シングルス決勝でポイントを奪われ、腰に手を当てたままうつむく石川佳純
16年8月、リオデジャネイロ五輪で右ふくらはぎをつり表情をゆがめる石川(左)
19年11月、卓球W杯女子団体戦で準決勝進出を決めて歓声に応える左から伊藤、石川、平野

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張本智和と水谷隼がTリーグのオールスター戦に出場

張本智和(2020年1月19日撮影)

東京五輪で卓球男子代表の張本智和(17=木下グループ)と水谷隼(31=同)が、9月14日に無観客で行われるTリーグ主催のオールスター戦に出場することが決まった。27日、同リーグが発表した。オールスター戦はクラウドファンディングで運営資金を集めており、目標額300万円のところ現在780万円を超える支援額が集まっている。

張本は「新型コロナにより試合が中止となる中で、試合ができる場を設けてくださったこと、クラウドファンディングでご支援いただいていることに感謝の気持ちでいっぱいです」とコメント。

水谷は「参加できること、とても光栄に思います。私に残された競技人生はそう長くはありませんが、日々進化している自分のプレーを、多くの方の心に刻めるように精いっぱいのプレーをさせていただきます」とコメントした。

張本は五輪初出場となる東京大会で男子シングルス、団体戦の代表に選ばれている。水谷は16年リオデジャネイロ五輪で日本卓球史上初となるシングルスのメダル(銅)を獲得し、団体戦では銀メダルに輝いた。来夏に延期した東京五輪では、伊藤美誠と組む混合ダブルス、団体戦の2種目で代表に選ばれている。

オールスター戦は新型コロナウイルスの感染防止対策として無観客で行われる。これまで、同じく東京五輪で男子代表の丹羽孝希、今年1月の全日本選手権で初優勝した女子の早田ひならが参加を表明。伊藤は不参加となった。

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史上初のダブルス中止、来年1月の卓球全日本選手権

全日本卓球選手権、女子ダブルスで優勝した早田ひな、伊藤美誠ペア(2020年1月18日撮影)

日本卓球協会は27日、来年1月に大阪で行われる予定の全日本選手権で、新型コロナウイルスの感染拡大防止を理由にダブルス競技の実施を中止すると発表した。

1935年(昭10)度からの歴史で大会自体が開催されなかった戦時中以外で、ダブルスを中止するのは史上初めて。

取りやめとなったのは男子、女子、混合ダブルスの3種目。各シングルスは実施する。同協会は新型コロナ感染防止のガイドラインでも、ダブルス練習の当面禁止を盛り込んでいた。

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早田ひなが9月開催のTリーグオールスターに参加へ

早田ひな(2020年1月19日撮影)

卓球Tリーグは26日、9月中旬に無観客で開催するオールスター戦に、1月の全日本選手権女子シングルス優勝の早田ひな(日本生命)が参加すると発表した。

早田は世界選手権団体戦(来年2~3月・韓国)の日本代表。

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張本智和「すごい」池江璃花子のメッセージに敬意

張本智和(2020年1月19日撮影)

白血病から競技復帰を目指す競泳女子の池江璃花子(20=ルネサンス)が、世界中に祈りのメッセージを発信した。延期された東京五輪開幕1年前の23日、メイン会場の国立競技場に登場。真っ暗なスタジアムに純白の服で降り立った。ひと筋の光を浴びて、3月にギリシャで採火された聖火のランタンを掲げると照明が点灯。東京の夜空を照らした。新型コロナウイルスが世界を覆う中、4分10秒のスピーチで「1年後、オリンピックやパラリンピックができる世界になっていたら、どんなにすてきだろうと思います」。引き揚げる際には感極まって大粒の涙。一心に願いを込めた。

   ◇   ◇   ◇

東京五輪の卓球男子代表の張本智和(17=木下グループ)は、五輪1年前イベントでメッセージを発信した池江の写真投稿サイト「インスタグラム」をフォローしている。池江について「白血病になり自分のことで精いっぱいだと思うのに、いろいろなメッセージを送っている。すごい」と敬意を表す。その上で「自分も、ケガも病気もなくプレーしていることが当たり前じゃないんだと思うようになった。元気をもらっています」と語った。

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抜け殻脱した張本智和、1年後見えなくとも鍛錬の夏

仙台市にある自宅の卓球場で日々、トレーニングを積む張本智和(智和企画提供)

新型コロナウイルスの影響で来夏に延期した東京五輪は23日、2度目の開幕1年前を迎えた。

自国開催に懸けていた日本選手たちにとって、延期ショックからの再起は簡単なものではない。現時点で日本の五輪内定者では最年少の卓球・張本智和(17=木下グループ)は日刊スポーツの開幕1年前インタビューで、延期を巡る心の葛藤を明かした。

   ◇   ◇   ◇

抜け殻と化した張本は自室にこもり、ただむなしくスマートフォンを操作していた。安倍晋三首相が五輪の1年程度延期を発表した3月24日夜のことだ。日々のニュースを見て仕方ないと言い聞かせていても、いざ延期が決まると「相当ショックだった。1年間待つのかと…。悔しさがあふれた」。

五輪も世界選手権も延期に。「何のために練習をしているんだろう」。目指すものが突然奪われる残酷さを知った。ワールドツアー、グランドファイナル、全日本選手権と最年少優勝を果たしてきた天才も、弱冠17歳。近代五輪124年の歴史で初の延期という異常事態が重くのしかかった。

のちにインターハイや甲子園、文化部の全国大会も中止になった。同世代が涙をのんだ気持ちが痛いほどよく分かる。

「高校生にとって一番大切な大会。その結果次第でプロや社会人への進路が見えて来る人もいたはず。悔しかったと思う」。さらに続けた。「進路に関係なくても、ケガをしてでも甲子園に出たいという思いを見たことがある。本当につらかったと思う」

張本自身は延期決定から2週間、立ち直れなかった。「明確な目標や日程がほしかった」。通常なら毎月のようにあった国際大会が、今はいつ試合があるかすら分からない。両親から「今頑張れば他の選手と差がつく。できることをやって次の試合に備えよう」と励まされ、徐々に五輪や世界選手権(3月→9月に延期→来年2月に再延期)の日程が決まり「やるしかない」と心を奮い立たせた。

コロナがなければ24日、国立競技場に聖火がともり、東京五輪は華々しく開幕していた。卓球会場は国立の隣、東京体育館。満席7000人の声援とスポットライトを浴び、金メダルを懸けて王者中国と激闘を繰り広げていたはずだ。表彰台の頂点にいたかもしれない夏は、卓球場にこもり、ひたすら鍛錬する苦しい夏になった。

対外試合ができない分、「1対2」の新たな練習を取り入れた。卓球にシングルス、ダブルスはあるが無論、そんな種目はない。高速卓球の張本が1人で2人を相手にする規格外のメニューで、さらなるスピードを追求する。全ては延期した五輪で金を取るため。

「今までとは違う特別な五輪。もし金メダルが取れたら日本、地元宮城の方々に、つらい時こそ頑張ることで目標が達成できるというメッセージを送れるかもしれない」

一方で「中止になるかも」と心に保険をかけている。延期決定時を超える心痛を受けないように。「選手としては開催してほしい。でも開催で(感染)状況が悪くなるようなら、仕方ないのかな」。半信半疑。それでも体を追い込み、いじめ抜く。1年後が不確かでも、信じてラケットを振り続けるしかない。【三須一紀】

◆張本智和(はりもと・ともかず)2003年(平15)6月27日、仙台市生まれ。家族は元選手でコーチの父宇さんと、95年世界選手権中国代表の母凌さん、卓球女子の若手のホープ妹美和(12)。両親が98年に中国・四川省から仙台へ移住。14年春に国籍変更。18年1月の全日本では男女を通じ史上最年少の14歳208日で初優勝。同12月、ワールドツアーグランドファイナルでも最年少優勝。昨季を世界ランキング日本人1位で終え、東京五輪シングルス、団体戦の代表に内定した。現在は同ランク4位。175センチ。血液型O。

仙台市にある自宅の卓球場で日々、トレーニングを積む張本智和(左)とコーチングする父宇さん(智和企画提供)

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平野美宇「期待以上の結果を」20歳の責任感を語る

五輪開幕1年前のインタビューに応じる平野美宇

東京五輪で卓球女子団体代表の平野美宇(20=日本生命)が明日23日に開幕1年前を迎えるに当たり22日、オンラインでインタビューに応じた。

新型コロナウイルスの感染拡大で7都府県に緊急事態宣言が出された後の4月14日、20歳の誕生日を迎えた。ささやかに部屋の壁に風船を貼り、友人とケーキを食べた。お酒も「ほろよい」という弱めのチューハイを飲んだぐらいで「全然、ハタチっぽいことはしてないです。五輪が終わったら(外に飲みに)行ってみたい」と語った。

一方で、20歳になった責任感が芽生えたとも語る。「以前は自分が強くなっていけば良いという考え方もあったが、今は、応援してもらっている方や自分に対し、期待以上の結果を残さないといけないと思う」と述べた。

五輪開幕1年前のインタビューに応じる平野美宇

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平野美宇「楽しみ」コロナ禍で支えられた欅坂の改名

五輪開幕1年前のインタビューに応じる平野美宇

東京オリンピック(五輪)で卓球女子団体代表の平野美宇(20=日本生命)が23日に開幕1年前を迎えるに当たり22日、オンラインでインタビューに応じた。

例年であればワールドツアーのため世界中を飛び回るが、今年は日本に居続けたため、日本食のおいしさを再発見。「料理はした?」と問われ「うどんをお湯に入れて、ついているソースを入れて、卵をかけて混ぜるという料理です…」と紹介するも「料理とは呼べない…。そういうのしかできないんです」と笑った。

自粛期間中、読書する時間も長く今後、英語や中国語を学びたいと思うようにもなった。ヨガにもはまった。コロナ禍で支えになった音楽を聞かれ、女性アイドルグループ欅坂46の「ガラスを割れ!」を挙げた。同グループが改名することに触れ「なんか改名するみたいで、どんな感じだろうなとすごい楽しみです」と話した。

五輪開幕1年前のインタビューに応じる平野美宇

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平野美宇「明るく楽しく」伊藤美誠から学んだ声出し

五輪開幕1年前のインタビューに応じる平野美宇

東京オリンピック(五輪)で卓球女子団体代表の平野美宇(20=日本生命)が23日に開幕1年前を迎えるに当たり22日、オンラインでインタビューに応じた。

新型コロナウイルスの影響で1年延期された大会について「開催されたら、コロナが終息した象徴、世界が平和になったという大会になる。その中で1人でも心に刺さるようなプレーをしたい」と意気込んだ。

本来なら24日に、開会式を迎えるはずだったことに「今と状況が違いすぎて、これが現実かなと思う時があります」と話した。6月22日から約1カ月実施した代表合宿では同学年の伊藤美誠(19=スターツ)から学びがあったという。

「伊藤選手とかを見ていると、すごく楽しそうに、また強くなりたいという気持ちで練習してる。自分も明るくやってみようと思ったら楽しくなってきた」。平野はこれまで寡黙に練習に取り組むスタイルだったが、一方の伊藤は声を出しながら練習していた。

実際に伊藤に「明るくするにはどうしたらいいの」と質問すると、声を出し自らを盛り上げていると教えてもらった。平野もすぐにそれを取り入れた。

来夏への延期でモチベーションの維持については「思ったよりも大丈夫」と笑顔。延期自体も「プラス面が70%」とポジティブに捉えられたという。昨年は年末まで五輪代表選考レースに多忙で、わずか7カ月では十分な準備ができないだろうと感じていた。

来年の五輪に向けて「世界が平和じゃないとスポーツができないと、あらためて感じた。いつ大会が再開してもいいように毎日充実した練習をしたい。そうやるしかないと思っている」と意気込んだ。

伊藤美誠(左)、平野美宇(2019年11月10日撮影) 

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卓球オールスターゲーム9月開催「男女の対戦も」

卓球Tリーグの宮崎義仁理事長補佐が14日、オンラインで会見し、9月中旬に都内で「2020ジャパンオールスタードリームマッチ」を開催すると発表した。現在、世界選手権団体戦(来年2、3月=韓国・釜山)の代表、男女5人ずつに参加要請中で、最大で20人規模を想定。運営資金はクラウドファンディングで募り、新型コロナウイルス対策として無観客で実施する。宮崎氏は「真剣勝負を前提に、男女の対戦も考えたい。世界大会が開催されるのを待つのではなく卓球は前を向いて進みたい」と開催意義を訴えた。

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卓球のオールスターマッチが9月に無観客で開催決定

張本智和(2020年1月19日撮影)

卓球Tリーグの宮崎義仁理事長補佐が14日、オンラインで会見し、9月中旬に都内で「2020ジャパンオールスタードリームマッチ」を開催すると発表した。

現在、世界選手権団体戦(来年2、3月=韓国・釜山)の代表、男女5人ずつに参加要請中で、最大で20人規模を想定。運営資金はクラウドファンディングで募り、新型コロナウイルス対策として無観客で実施する。

宮崎氏は「真剣勝負を前提に、男女の対戦も考えたい。世界大会が開催されるのを待つのではなく卓球は前を向いて進みたい」と開催意義を訴えた。

世界選手権代表は男子が張本智和(17=木下グループ)丹羽孝希(25=スヴェンソン)水谷隼(31=木下グループ)森薗政崇(25=BOBSON)宇田幸矢(18=明大)、女子が伊藤美誠(19=スターツ)石川佳純(27=全農)平野美宇(20=日本生命)佐藤瞳(22=ミキハウス)早田ひな(20=日本生命)。

部員3人の卓球部 リオ五輪銀の水谷から勇気

水谷によるオンラインエール授業を終え、笑顔を見せる大阪・豊中高能勢分校卓球部の右から山本翔斗主将、三宅晋平副将、沖沢慎之介さん、顧問の植木美里さん

卓球で16年リオデジャネイロオリンピック(五輪)男子団体銀メダルの水谷隼(31=木下グループ)が13日、現役高校生にエールを送った。オンライン上で行われた「明日へのエールPROJECT」で全国の高校生に対し、自身の青森山田高時代の挫折経験などを明かした。

「人のために頑張ると、限界値が伸びるよ」-

そんな水谷のエールを受け取った1校が、大阪・豊中高能勢分校の卓球部だ。大阪府最北端の豊能郡能勢町にあり、部員は現在3人。新型コロナウイルスの影響で、春は約3カ月間練習ができず、地域の大会は軒並み中止となった。山本翔斗主将(3年)は「コロナの影響で練習ができず、しんどかったけれど、その思いは自分だけではなかったと理解し、勇気づけられました」と笑顔を見せた。

今春まで部員は3年生2人。三宅晋平副将(3年)は「全国の卓球部員の皆さんと意見を交換しながら、水谷さんの貴重な話を聞けました。自分が向き合っている課題を解決するための貴重な機会でした」と声を弾ませた。卓球未経験ながら指導する顧問の植木美里さん(29)は「子どもたちの表情が晴れやかになりました。高校生の質問に対して答えていただき、生徒も親近感があったようです」と水谷や運営側に感謝した。

現在は24日に開幕する「大阪64ブロック優勝大会」に向け、6月に入部した沖沢慎之介さん(1年)を交えて練習を積んでいる。沖沢さんは「水谷選手の生の声で励ましを受けて、元気づけられました」。3人の部員と1人の顧問は、互いの存在に感謝しながら、前へ進んでいく。【松本航】

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世界卓球団体は来年2月下旬開幕 韓国・釜山で開催

国際卓球連盟(ITTF)は10日、理事会を開き、新型コロナウイルスの影響で延期されている世界選手権団体戦(釜山=韓国)を来年2月28日~3月7日に開催すると発表した。

当初は今年3月の予定だった。ITTFは9~10月の開催を検討したが、世界的な感染拡大により大半のチームが韓国入りすることが困難として、再調整していた。(共同)

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福原愛氏がTリーグアンバサダー 新理事長は星野氏

Tリーグの新理事長に就任した星野一朗氏(左)は初代理事長の松下浩二氏からバトンに見立てたラケットを受け取る(Tリーグ提供)

卓球のTリーグは8日、臨時の社員総会と理事会を開き、日本卓球協会の星野一朗専務理事(65)を新理事長に選任した。初代理事長を退任した松下浩二氏と、理事を退いた福原愛氏は同リーグのアンバサダーに就任した。

星野氏は現行の男女それぞれ4チームのリーグを、21-22年シーズンに2チームずつ増やす考えを示した。映像配信などで海外進出も積極的に行うとし、将来的には「欧州チャンピオンズリーグがあるように、私たちはアジアでやれないか。1番近くにいる(卓球世界一の)中国と何かできないかを探っている状況」と話した。

日本協会の重役が新理事長に就いた理由に、日本代表選手をより多くリーグに参加させたい狙いがある。昨季は、代表クラスが五輪代表選考レースとなっていたワールドツアーの出場を優先し、リーグへの参加が少なくなっていた。しかし、ワールドツアーとリーグを関連づけ、代表選考試合とするような施策は現時点で考えていないという。

今シーズンは11月開幕を目指し、準備中。新型コロナウイルスの感染状況次第で、無観客でのリーグ運営も視野に入れている。

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卓球荻村杯今年は開催せず 感染の収束見通せず

日本卓球協会は8日、新型コロナウイルス感染拡大の影響でワールドツアーの荻村杯ジャパン・オープンを今年は開催しないと発表した。

当初は4月に北九州市で予定されていた大会については、年内の開催に向けて国際卓球連盟(ITTF)と協議していたが、感染の収束が見通せず実施は困難と判断された。(共同)

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Tリーグ松下理事長が退任表明、新役職で運営関与

松下浩二氏(2018年10月21日撮影撮影)

卓球Tリーグの理事会が22日開かれ、初代の松下浩二理事長が退任の意思を表明した。新理事が来月8日に行われる社員総会で承認された後、理事の互選で新理事長が決定する。

松下氏は「今後は日本卓球協会との連携強化が必要。スピード感を持って事業成長できる後任に引き継ぐ」と語った。後任には同協会の星野一朗専務理事らの名前が挙がっている。松下氏は理事職からも退いたが、新たな役職を設け今後もTリーグの運営に関わっていく。松下氏は18年の開幕まで含め約10年間、リーグ設立に尽力した。

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卓球代表が合宿再開、協会は東アジアで交流大会模索

ナショナルトレーニングセンターで約2カ月半ぶりに代表合宿が再開され、練習に励む平野美宇(左)と早田ひな(日本卓球協会提供)

日本卓球協会の宮崎義仁強化本部長は22日、新型コロナウイルスの影響で国際大会の再開が見通せない中、東アジアでの大会やイベントの開催を計画していることを明かした。

中国、韓国、台湾などとの交流を模索。「国際卓球連盟の大会再開を待っていてもいつになるか分からない。東アジアの仲間で交流できれば」と話した。

同協会は同日、約2カ月半ぶりとなるナショナルチームの合宿を再開。来年の東京五輪代表では男子の丹羽孝希(スヴェンソン)、女子の伊藤美誠(スターツ)平野美宇(日本生命)が参加した。男子代表の張本、女子代表の石川は7月から参加する予定で、男子代表の水谷は未定。選手約20人が久々のナショナルトレーニングセンターで汗を流した。宮崎氏は「元気よく体を動かす姿を見てうれしかった」と話す一方で、「彼ら(選手)の上司としてこの間、何も出来なかったことを謝った」と明かした。

卓球日本代表の伊藤美誠(左)と平野美宇(2019年11月10日撮影) 

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日本卓球協会は藤重貞慶会長が再任 女性理事が増

公益財団法人日本卓球協会の藤重貞慶会長(2019年11月10日)

日本卓球協会は21日、新役員を決める評議員会と臨時理事会を開き、藤重貞慶会長が再任した。

4期目に入る。星野一朗専務理事も再任され3期目に向けて「(同協会は)来年が90周年、10年先に100周年が待っている。そこに向けて日本の卓球が発展していけるような役割を担いたい」と意気込んだ。23人の理事中、4人が女性となり女性理事の割合は約8・6%から約17・3%に上がった。スポーツガバナンスコードで目標数値として盛り込まれた「40%以上」に向け、今後さらなる対応を図っていく。

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卓球Tリーグ松下理事長辞意固める、リーグ組織強化

卓球Tリーグの松下浩二理事長が辞意を固めたことが17日、分かった。22日の理事会で新理事候補を選出し、来月8日の社員総会で承認した後、理事の互選で新役員が決定する。

関係者によると、リーグの組織強化が辞意の理由という。松下氏は既に、関係各所に辞意を伝えている。

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