日刊スポーツ

張本智和、石川佳純ビデオ判定賛成 五輪導入に期待

張本智和、石川佳純ビデオ判定賛成 五輪導入に期待

マレーシア・ジョホールバルで行われるT2ダイヤモンドへ羽田空港を出発する石川佳純(撮影・三須一紀)

張本智和(16=木下グループ)石川佳純(26=全農)らが16日朝、国際卓球連盟(ITTF)公認の賞金大会「T2ダイヤモンド」の第1回が行われるマレーシア・ジョホールバルへ向けて羽田空港を出発した。同大会で導入されるビデオ判定について張本は「選手同士でも分からない判定は、そうした方が一番フェアだと思う」と前向きに語った。来年の東京オリンピック(五輪)での導入にも賛成の意を表した。

石川も「(ビデオ判定がある)テニスの試合を見ていて卓球もそうなればと思っていた。人間の目では難しい部分は機械に任せても良いのでは」と語り、こちらも東京五輪での導入を期待した。

ビデオ判定を巡っては、かねて導入の議論があった。再燃したのは4月、世界選手権個人戦(ブダペスト)の伊藤美誠(スターツ)早田ひな(日本生命)ペアが中国ペアと対戦した女子ダブルス決勝。スロー映像ではネットに触れていない早田のサーブを審判に「触れた」と判定され、鍵となったゲームを落とし結果、敗戦した。

日本協会が即日、抗議文をITTFに送付。その後、ITTFからの回答で、年末のグランドファイナル(開催地未定)と来年の世界選手権団体戦(韓国・釜山)でビデオ判定を試験的に導入し、両大会で成功した場合、東京五輪で採用する方針が示されていた。

世界のトップランカーのみが出場するT2ダイヤモンドは、世界ランクを決めるポイントに、別途加算されるボーナス大会。来年1月の世界ランクで決まる、東京五輪のシングルス代表男女それぞれ2枠に向けた選考レースに、大きな要素となる。

マレーシア・ジョホールバルで行われるT2ダイヤモンドへ羽田空港を出発する張本智和(撮影・三須一紀)

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石川佳純が帰国「自信に」世界1位撃破に手応え

オーストラリアオープンから成田空港に帰国した石川佳純(撮影・三須一紀)

卓球オーストラリアオープンで世界ランク1位を破った同6位の石川佳純(26=全農)が14日、成田空港に帰国した。

準々決勝で中国の陳夢にフルセットの末、勝利。1-3から3ゲーム連取で大逆転した展開で「世界1位に勝ったことは、すごくうれしかったし、自信になった」と笑顔で語った。東京五輪へ向けても「良いきっかけとなる勝利になった」と手応えをつかんだ。

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Tリーグ王者の東京、リオ五輪銀の丹羽孝希を獲得

丹羽孝希(2016年3月2日撮影)

卓球Tリーグで昨季、初代王者となった東京が12日、16年リオデジャネイロ五輪団体銀メダルの丹羽孝希(24)を獲得したと発表した。

世界ランク4位の張本智和、同13位の水谷隼がいる東京は丹羽の加入で、日本の上位3人を抱えることとなった。丹羽は昨季、琉球に所属していた。

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張本智和 十八番はLemon「90点以上」

韓国オープンに向けて出発した成田空港で取材に応じる張本智和(撮影・三須一紀)

卓球の張本智和(16=木下グループ)が1日、韓国オープンなどに向け千葉・成田空港を出国した。張本は韓国、オーストラリアオープン、T2ダイヤモンドの3週連続のツアーを東京五輪シングルス代表選考レースにおける決定機と位置づけていた。「世界ランクポイントは1大会終えるごとに考える。韓国、オーストラリアでともにベスト4以上に行けば、東京五輪シングルス代表になる可能性が高くなる」と明確に語った。

五輪代表は来年1月の世界ランクで決まる。日本人上位2人がシングルス代表になり、3人目は日本協会強化本部が推薦する。

6月27日に16歳の誕生日を迎えた。同日午後は中学時代の同級生とカラオケに行った。歌う曲を聞かれ「米津玄師の『Lemon』」と大ヒット曲を挙げた。記者から「高音も完璧?」などと聞かれると「はい。他の人より出ます。カラオケの採点は90点以上です」と誇らしげに語り、記者団の笑いを誘った。

先月中旬のジャパン・オープンでは3連戦の最後ということで体力が持たず、初戦敗退となった。その反省を生かし、最近は行わなかったランニングを実施した。「この3連戦は最後まで持つよう頑張りたい」と体力が必要となる、東京五輪を想定した実戦に挑む。

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伊藤美誠の夢実現、故郷先輩水谷隼と初混合ダブルス

韓国オープンに向けて出発する成田空港で取材に応じる伊藤美誠(撮影・三須一紀)

卓球の伊藤美誠(18=スターツ)が30日、韓国オープン(OP)などにむけ千葉・成田空港を出発した。

7月第1週の韓国OPから、オーストラリアOP、新設のT2ダイヤモンド(マレーシア)と3週連続の海外遠征。伊藤は1回戦で敗退した今月中旬のジャパンオープンの反省を踏まえ「精神的な部分を練習で鍛え直した。今度の3大会は前回より良い状態で臨める」と力強く言った。

韓国、オーストラリアOPでは同じ故郷、静岡県磐田市出身の水谷隼(30=木下グループ)と初めて混合ダブルスを組む。スポーツ少年団も同じだった2人だけに伊藤は「2日間練習しただけだけど、初めてとは思わないぐらいだった。小さい頃から組みたいと思って、実現した」と笑顔で語った。

混合ダブルスは来年の東京オリンピック(五輪)で初採用される種目で「オリンピックへも関係してくる」と意欲をうかがわせた。

水谷の祖父鈴木暁二さんへの思いも語った。鈴木さんは14年に82歳で他界。伊藤は「隼のおじいちゃんが2人が組んでいるところを見たいと言っていた。(天国で)見てくれると思う。お世話になったので、恩返しのつもり」と語った。

新設のT2ダイヤモンドでの獲得ポイントは、世界ランクを決める上位8大会のポイントに純増できるボーナスポイントが獲得できる。そのため、来年1月の世界ランクで決まる、東京五輪代表選考レースにとって大きな加算となる。「いつもより重みのある大会。1点1点を大事にしたい」と意気込んだ。

東京五輪では男女それぞれ、日本人の世界ランク上位2人がシングルス代表になる。3人目の団体戦枠は日本協会の強化本部が推薦する。

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卓球Tリーグ 一部試合でのビデオ判定導入を検討

松下浩二理事長(18年10月撮影)

卓球Tリーグの松下浩二理事長は27日、8月末に開幕する今季の一部試合でビデオ判定の導入を検討していることを明らかにした。

東京都内で行われた理事会後に取材に応じ「全部の試合でできるかはわからないが開幕戦とファイナルではやりたい」と語った。ビデオ判定を行う基準等は今後の調整課題としたが選手が実施を求める「チャレンジ制度」は、試合が長引くことから否定的な考えを示した。

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石川佳純「五輪半年前の団体戦は大きな経験に」

「JA全農 2019ITTFチームワールドカップ東京大会」に向け意気込みを語る石川(撮影・足立雅史)

「JA全農 2019ITTFチームワールドカップ東京大会(11月6~10日、東京体育館)」へ向けた記者会見が27日、東京・北区のナショナルトレーニングセンターで行われた。

前回大会で主将を務めた石川佳純(26=全農)は決勝でストレートで敗れた自身の経験も踏まえ「いいチームワークと勢いが大事。5ゲームマッチなので先手必勝」と話した。選出されれば最年長の可能性が高いが「自分自身もレベルアップして挑みたいオリンピック半年前に団体戦を戦えるのは大きな経験になる」と意気込みを語った。

笑顔を見せる、左から女子日本代表馬場監督、石川、張本、男子日本代表倉嶋監督(撮影・足立雅史)

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張本地元で金を16歳の誓い 11月チームW杯東京

「JA全農 2019ITTFチームワールドカップ東京大会」に向け意気込む石川と張本(撮影・足立雅史)

「JA全農 2019ITTFチームワールドカップ東京大会(11月6~10日、東京体育館)」へ向けた記者会見が27日、東京・北区のナショナルトレーニングセンターで行われた。この日16歳の誕生日を迎えた張本智和(木下グループ)は「地元での世界大会は初めて。全力で金メダルを取りにいきたい」と決意を語った。

今大会は20年東京オリンピック(五輪)と同会場で行われる。男女各12チームが参加し、第1試合にダブルス、第2試合以降にシングルスを最大4試合行う、東京五輪と同じ試合方式で実施する。張本は「ダブルスを取るかどうかが2試合目以降に影響が出てくる」と初戦の重要性を語った。

前回の18年ロンドン大会では男女ともに決勝で中国に0-3で敗れた。張本は1ゲームも取れずに敗戦。「前回は先輩方に引っ張ってもらってプレーするのが精いっぱいだった。今度は自分がチームを引っ張りたい」と話した。

意気込みを語る張本(撮影・足立雅史)

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五輪卓球は紅色に染まる 細部こだわるボール映え

水谷隼(19年2月24日撮影)

20年東京オリンピック(五輪)で行われる卓球競技の会場仕様が16日、分かった。

床面とコートを囲うフェンスに「紅色」を使う。現在卓球ではボールは白色と決められており、選手が見やすいようボールが映える色を採用。大会組織委員会と国際卓球連盟、日本協会が東京体育館の会場仕様を検討していた。

水谷隼(木下グループ)を中心に、昨今のショーアップされた会場仕様だと、ボールが見えづらいとの声が上がっていた。五輪では、水谷らが問題視しているLED看板は設置されないが、日本協会は地元開催の「地の利」を最大限生かそうと日本選手の声をくみ取り、細部までこだわった。

床面マットは中国の卓球メーカー「天速」。16年リオ五輪でも同社製だったがエメラルドグリーンで光沢もあり、ボールが見えづらいとの指摘もあった。関係者によると床面の色はボールを見るのに非常に重要。東京五輪では紅色でもなるべく暗めにし、ボールが見やすいよう調整している。

日本協会は準備を加速するため、今月末に完成するナショナルトレーニングセンター拡充棟に東京五輪仕様のマットを導入する予定。東京五輪のボールは中国メーカー「紅双喜」で白色、卓球台はリオ五輪でも採用された日本の「三英」で色はリオでも使われたレジュブルーとなる。

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平野美宇「成長した部分を出したい」日本勢唯一4強

佐藤瞳と対戦し強烈なショットを打ち込む平野美宇(撮影・佐藤翔太)

<卓球:荻村杯ジャパン・オープン>◇2日目◇15日◇札幌・北海きたえーる◇女子シングルス準々決勝

女子シングルスでは平野美宇(19=日本生命)が佐藤瞳(21=ミキハウス)との日本人対決を制し、準決勝に進出した。

女子シングルスで平野がストレート勝ちで準決勝の劉詩文(中国)戦に駒を進めた。リオデジャネイロ・オリンピック・シングルス金メダリストの丁寧(中国)を破った佐藤を圧倒した。「丁寧選手を破った選手。単調にならないよう前後、左右に揺さぶった」と満足げに語った。昨年のジャパンオープンで第1ゲームから順に4、7、3、4得点しか取れず完敗した劉に対し「今年は成長した部分を出したい」と意気込んだ。

強烈なショットを打ち込む平野美宇(撮影・佐藤翔太)

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張本、ペア早田にハグ…「あっ女子」ハイタッチ変更

混合ダブルスで準優勝となった張本(右)、早田組(撮影・佐藤翔太)

<卓球:荻村杯ジャパン・オープン>◇2日目◇15日◇札幌・北海きたえーる◇混合ダブルス決勝ほか

混合ダブルスで張本智和(15=木下グループ)早田ひな(18=日本生命)組が銀メダルを獲得した。決勝で中国の許■・朱雨玲組に0-3で敗戦も、準決勝では世界ランク1位樊振東・同3位丁寧の中国ペアに3-1で勝利した。

張本・早田組が準決勝で勝利した瞬間、ほほ笑ましい“珍プレー”が見られた。早田がフォア強打で試合を決めると、張本が勝利のハグをしようと歩みを進めた。一方の早田は若干、身を引く。それを見た張本はハイタッチに切り替えた。早田は「えっ、ここでハグされてもなと。まだ準決勝だし。ムリと思って体が引き気味になっちゃって」と笑った。張本は「いつも男子ダブルスに慣れてるんで、木造選手と(ハグを)している。その感覚で行ってしまい、あっ女子選手だと思って、ハイタッチにした」と笑いを誘っていた。

※■は日ヘンに斤

決勝進出を決め、早田ひな(左手前)とハグをしようとする張本智和(撮影・佐藤翔太)

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張本早田組が銀、準決勝では世界1位中国ペアに勝利

張本智和、早田ひな組対許■(■は日ヘンに斤)、朱雨玲組 懸命に打ち返す張本智和、早田ひな組(撮影・佐藤翔太)

<卓球:荻村杯ジャパン・オープン>◇2日目◇15日◇札幌・北海きたえーる◇混合ダブルス決勝ほか

混合ダブルスで張本智和(15=木下グループ)早田ひな(18=日本生命)組が銀メダルを獲得した。

決勝で中国の許■(■は日ヘンに斤)・朱雨玲組に0-3で敗戦も、準決勝では世界ランク1位樊振東・同3位丁寧の中国ペアに3-1で勝利した。女子シングルスでは平野美宇(19=日本生命)が佐藤瞳(21=ミキハウス)との日本人対決を制し、準決勝に進出した。

   ◇   ◇   ◇  

張本・早田ペアは攻撃的なコンビネーションで最強中国ペアと互角に渡り合った。準決勝の第2ゲームでは男子世界ランク1位の樊振東に対し、早田がロングサーブでのけぞらせサービスエース。第3ゲームでは張本がキレキレのバックハンドで樊にまともなレシーブをさせず、得点を重ねた。

決勝では同3位許■(■は日ヘンに斤)がペンハンドから繰り出す強烈なフォアハンドに、女子の早田が「パワーにはパワー」をと言わんばかりに、フォア強打で打ち返し、得点。早田は「男子トップ選手のフォアをフォアで返せて自信になった」と話した。

ペアの結成は6月に入ってからだが早田は「速い展開で攻撃的に勝負できる。すごく相性がよい」と言い、張本も「早田さんはサーブの種類が豊富で、男子とも打ち合える力がある。今、一番組みやすい」と相思相愛だ。混合初採用となる東京五輪でも組みたい意向を示した。そのためには早田が世界ランクを大きく上げる必要がある。

早田ひな(左手前)と再びタッチを交わす張本智和(撮影・佐藤翔太)

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佐藤瞳は平野にストレート負け、リズム戻せず力に差

佐藤瞳対平野美宇 ショットが入らず悔しい表情を見せる佐藤瞳(撮影・佐藤翔太)

<卓球:荻村杯ジャパン・オープン>◇2日目◇15日◇札幌・北海きたえーる◇女子シングルス準々決勝ほか

世界ランク15位の佐藤瞳(21=ミキハウス、札幌大谷)が、同9位の平野美宇(19=日本生命)との日本人対決で0-4のストレート負けを喫した。

試合序盤から早い打点で鋭角的に打ち込む平野の攻撃に対応ができなかった。「パワーとタイミングの早さに圧倒された。本当に何もできない、押されっぱなしの試合になった」とうなだれた。

先週の香港オープンに続いて2大会連続で日本人に敗れた。東京五輪女子シングルスの切符は世界ランキング上位2枠。前日14日はリオデジャネイロ五輪金メダルの丁寧(中国)から大金星を挙げた佐藤だが、現状は日本勢で世界ランク5番手。「選考レースをしていく上で一番負けちゃいけない相手は日本人選手」。勝った喜びを一夜でリセットして臨んだが「十分な体勢でカットをさせてもらえなかった」。第2、3ゲームではラリーから得点を挙げ会場を沸かせたが、一度崩れたリズムを引き戻すことはできなかった。

試合後、地元ファンへの思いを聞かれ「たくさん応援に来てくれて…欲をいうなら明日まで残って1試合でも多く見てもらいたかった」と声をつまらせた。トップ選手が早い段階で道外に出ることも多い中で、佐藤は高校卒業まで道内に残る選択をした。約1200人が集まった会場からは劣勢でも大きな声援を集めていた。

次戦は7月2日開幕の韓国オープン。「(丁寧戦は)すごく自信につながった。自信を持ち続けて、良いときも悪いときも頑張りたい」。故郷で流した悔し涙を胸に、五輪切符を目指して世界との戦いに戻る。【浅水友輝】

佐藤瞳対平野美宇 懸命に打ち返す佐藤瞳(撮影・佐藤翔太)
佐藤瞳対平野美宇 懸命に打球に食らいつく佐藤瞳(撮影・佐藤翔太)

張本、早田組は銀、中国ペアとの決勝見せ場も及ばず

決勝進出を決め、ガッツポーズをする早田ひな(左手前)と張本智和(撮影・佐藤翔太)

卓球荻村杯ジャパン・オープン〈2日目〉◇15日◇札幌・北海きたえーる◇混合ダブルス決勝

張本智和(15=木下グループ)早田ひな(18=日本生命)組が銀メダルを獲得した。

決勝で中国の許昕・朱雨玲組に0-3で敗戦。第1ゲーム、男子世界ランク3位許昕の強烈なフォアを、女子の早田がフォアで打ち返し得点するなど見せ場をつくったが、あと1歩及ばなかった。

準決勝では同1位樊振東・同3位丁寧の中国ペアに3-1で勝利するなど、世界のトップと互角に渡り歩いた。

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初戦敗退の伊藤美誠「気がづいた」マクロ視点も重要

女子シングルス初戦で、がっくりと肩を落とす伊藤(撮影・佐藤翔太)

<卓球:荻村杯ジャパン・オープン>◇初日◇14日◇札幌・北海きたえーる◇女子シングルス1回戦

女子世界ランク7位の伊藤美誠(18=スターツ)が同56位の顧玉■(24=中国)に2-4で敗退した。

   ◇   ◇   ◇

伊藤に前回王者の重圧はなかったが「自分らしさを出せず、悔いが残る試合だった」と肩を落とした。

2週前の中国オープンで丁寧を破っていたが、この日は格下相手に敗戦。「中国選手に勝つには1点ごとの集中がとても大事だが、今日戦ってみて1ゲームという範囲で考えることも大事と気がついた」と語った。今後はミクロだけでなくマクロの視点も取り入れ、試合運びをする意向を示した。

※■は女ヘンに亭

伊藤美誠対顧玉〓(女ヘンに亭) 懸命に打ち返す伊藤美誠(撮影・佐藤翔太)

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佐藤瞳、リオ五輪金の丁寧破る大金星「歴史変える」

佐藤瞳対丁寧 ポイントを奪ってガッツポーズする佐藤瞳(撮影・佐藤翔太)

<卓球:荻村杯ジャパン・オープン>◇初日◇14日◇札幌・北海きたえーる◇女子シングルス1回戦ほか

女子で4月の世界選手権ダブルス銅メダルの佐藤瞳(21=ミキハウス、札幌大谷)が地元ファンに大金星を届けた。

初戦を突破して迎えたシングルス2回戦。リオデジャネイロ五輪金メダルの丁寧(中国)を、1-2の第4ゲームから3ゲーム連取で下した。元世界ランク1位の強敵撃破に「すごくたくさんの応援が背中を押してくれた。勝てたことが恩返しにつながりました」と喜んだ。

カットマンの神髄を見せた。第1ゲームを先取するも、2、3ゲームを6-11、3-11の大差で落とした。「体力には自信があった。(相手が)カウンターに苦しんでいたのも分かった」。逆境の中でも冷静に試合状況を分析。いらだつ相手に対し勝機を見た。第4ゲームを8-10からの4連続得点で奪い返すと「特別な場所」という北海道のファンの期待に応えるような逆転勝利を挙げた。

国内トップ選手では希少なカットマン。過去2戦未勝利だった難敵を破り「自分が歴史を変える。カットマンを代表していけるように頑張りたい」。15日準々決勝では平野美宇(19)との日本人対決。「(相手は)年下だけど向かっていく気持ちでいきたい」。地元のエールを受け、快進撃をを続ける。【浅水友輝】

張本「チョレイ」も押し負け、女子単で佐藤瞳が金星

男子シングルス初戦で思うようなプレーができずに首をかしげる張本(撮影・佐藤翔太)

<卓球:荻村杯ジャパン・オープン>◇初日◇14日◇札幌・北海きたえーる◇男子シングルス1回戦ほか

男女シングルスともに日本勢の前回王者が初戦で敗れる波乱が起きた。男子は世界ランク4位の張本智和(15=木下グループ)が同599位の孫聞(22=中国)に0-4とストレート負け。

女子同7位の伊藤美誠(18=スターツ)も同56位の顧玉■(24=中国)に2-4で敗退した。女子ではカットマンの同15位佐藤瞳(21=ミキハウス)が同3位丁寧(28=中国)を4-2で倒し、金星を挙げた。

   ◇   ◇   ◇   

まさかのストレート負けに、張本は試合後のベンチで立ち尽くした。相手の下回転サーブに対し、レシーブで思うように対応できなかった。相手の「ウォー」との雄たけびが張本の「チョレイ」を上回るように、プレーでも終始押された。

張本は4月の世界選手権個人戦で同157位の格下選手に敗れベスト16で終戦。大会後、向かって来る格下選手を受けてしまう課題を挙げた。「今回も同様のケースか」と問われると「今日は受け身ではなかった。599位というが、4位の自分に勝ったということはそれ以上の選手ということ。世界選手権とは違う負けだ」と否定した。初対戦の相手だったが、過去の映像を見てしっかりと研究もした。

一方、ジャイアントキリングを果たした孫聞は「張本選手は勝てるだろうと思っていたと思う。姿勢が高かった。守りに入っていた」と話した。

※■…女へんに亭

得点を決めほえる佐藤(撮影・佐藤翔太)
カットをする佐藤(撮影・佐藤翔太)

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吉田雅己、世界9位に善戦も…右肩痛み再発無念敗退

試合中、肩を痛める吉田雅己(撮影・佐藤翔太)

<卓球:荻村杯ジャパン・オープン>◇初日◇14日◇札幌・北海きたえーる◇男子シングルス1回戦

予選3勝で本戦出場をつかんだ吉田雅己(24=FPC、札幌手稲北小出)はシングルス1回戦で敗れた。

世界ランク9位の張禹珍(23=韓国)に先行されて迎えた第2ゲームを13-11で奪い返すも、直後に痛み止めを飲んでしのいでいた右肩の痛みが再発。その後は3ゲームを一気に連取された。それでも地元開催でプレーを披露し「応援してくれている両親のためにもプレーできました」と話した。

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伊藤美誠まで…男女ともに前回覇者が初日敗退の波乱

女子シングルス初戦で、がっくりと肩を落とす伊藤(撮影・佐藤翔太)

<卓球:荻村杯ジャパン・オープン>◇初日◇14日◇札幌・北海きたえーる◇女子シングルス1回戦

前回王者の伊藤美誠(18=スターツ)も男子の張本に続き、1回戦で姿を消した。

世界ランク7位の伊藤は同ランク56位の格下中国選手に2-4で敗退。これで男女ともに、前回優勝者が初日で敗れるという波乱となった。

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張本まさかの初戦敗退 599位にストレート負け

敗戦し汗を拭う張本(撮影・佐藤翔太)

<卓球:荻村杯ジャパン・オープン>◇初日◇14日◇札幌・北海きたえーる◇男子シングルス1回戦

前回王者の張本智和(15=木下グループ)が初戦で姿を消した。世界ランク4位の張本が、同ランク599位の中国人選手に0-4とストレート負けを喫した。

ジャイアントキリングを果たした孫聞(22)は「張本選手は勝てるだろうと思っていたと思う。姿勢が高かった。守りに入っていた。叫び声でも彼より自分の方が上回った」と話した。

張本は4月の世界選手権個人戦でも同157位の格下選手に敗れベスト16に終わっていた。大会後、向かって来る格下選手に受けてしまう課題を自ら挙げていたが、今回も同じ課題を残してしまった形だ。

思うようなプレーが出来ず首をかしげる張本(撮影・佐藤翔太)

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丹羽孝希、伊藤美誠組が8強進出「面白いプレーを」

丹羽孝希、伊藤美誠組は混合ダブルス1回戦に臨む。奥は丹羽孝希(撮影・佐藤翔太)

<卓球:荻村杯ジャパン・オープン>◇初日◇14日◇札幌・北海きたえーる◇混合ダブルス1回戦ほか

丹羽孝希(24=スヴェンソン)伊藤美誠(18=スターツ)組が混合ダブルス1回戦に登場し、プエルトリコペアに3-1で勝利した。

5月末の中国オープンで初結成し4強入りした技巧派ペアだが、この日は1ゲームを落とすなど、苦戦する場面も見られた。それでも地力で上回る丹羽伊藤組が順当に8強入りした。

同種目は来年の東京オリンピック(五輪)で初採用される。日本協会は五輪に向け、世界ランク上位同士のペアを複数パターン試している。ともにトリッキーな技を繰り出す技巧派だけに伊藤は「面白いプレーを日本の皆さんにも見ていただきたい」と話していた。

勝利しタッチを交わす伊藤美誠と丹羽孝希(右)(撮影・佐藤翔太)
丹羽孝希、伊藤美誠組は混合ダブルス1回戦に臨む。左は丹羽孝希(撮影・佐藤翔太)

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張本、早田組が本戦へ 荻村杯ジャパンOP

卓球のワールドツアー、荻村杯ジャパン・オープンは13日、札幌市の北海きたえーるで各種目の予選が行われ、混合ダブルスの張本智和(木下グループ)早田ひな(日本生命)組はプエルトリコのペアにストレート勝ちし、14日からの本戦に進んだ。

早田は女子シングルス予選3回戦で、シンガポール選手に4-1で勝利し、木原美悠や長崎美柚(以上エリートアカデミー)とともに予選を突破した。男子シングルスでは大島祐哉(木下グループ)が本戦進出を決めた。

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東京五輪で卓球ビデオ判定導入へ 世界大会で試運転

伊藤美誠、早田ひな組(19年4月22日撮影)

国際卓球連盟(ITTF)が20年東京オリンピック(五輪)でビデオ判定を導入する意向であることが3日、分かった。

まずは12月のワールドツアー・グランドファイナル、来年3月の世界選手権団体戦で導入する。

今年4月の世界選手権個人戦で伊藤美誠(18=スターツ)早田ひな(18=日本生命)組が女子ダブルス決勝で誤審判定を受け、日本協会がITTFに抗議文を送付。ビデオ判定導入の訴えが実った形だ。

   ◇   ◇   ◇

ITTFは、グランドファイナル(開催地未定)と、世界選手権団体戦(韓国・釜山)でビデオ判定を試験的に導入し、両大会で成功すれば、東京五輪で採用する。4月30日の時点で「検討する」としていた抗議文の返答が5月中旬、さらに詳しい内容でITTFから日本協会に届き、それらの具体的な計画スケジュールが記されていた。

関係者によると、ビデオ判定を各大会のどの試合で実施するのかは現在、協議中。卓球の場合、大会序盤はコート数が多いため、1回戦から同判定を義務づけると費用がかさむデメリットがある。また、テニスやバドミントンなどで導入されているライン自動判定システムを利用するか、審判が直接ビデオを見て判定する形を取るかも、今後の検討課題だ。

発端は4月28日、ブダペストで行われた女子ダブルス決勝。勝負どころの2-2で迎えた第5ゲーム。得点9-9から早田のサーブに中国選手がレシーブミスし、サービスエースかに思われたが、サーブがネットにかすったと審判が「レット」の判定。しかし、スロー映像では明らかに球はネットに触れていない。その「誤審」映像はSNSを通じて広がり、ビデオ判定を求める声が高まっていた。

伊藤は帰国後、ビデオ判定導入の是非を問われ「もちろん賛成。人間の目は100%正しいことは難しい。特に卓球は(球の動きが)速い競技。他のスポーツでも取り入れている」と導入を強く要望していた。

国内の全日本選手権やTリーグでは現時点で導入の議論はない。しかし、ITTFの動きを受け関係者は「国内での議論も出てくると思う」と話した。

卓球はフェアプレーの観点から、際どいジャッジは選手による自己申告を重視してきたが「選手ファースト」を最優先とする東京五輪へ向け、卓球界が大きくかじを切る。

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北京、ロンドン五輪卓球代表の岸川聖也が結婚

岸川(右)と水谷(2013年5月17日撮影)

08年北京、12年ロンドンオリンピック(五輪)代表でTリーグ・T.T彩たま所属の岸川聖也(32)が26日、自身のツイッターとインスタグラムで結婚を報告した。

岸川は「結婚しました」というメッセージと、ツーショット写真を公開した。

岸川は高校卒業後、ドイツに渡り、プロ選手として活躍。08年北京、12年ロンドン五輪に出場。世界選手権では多数のメダルを獲得している。

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伊藤美誠出国、丹羽孝希とダブルス「何が起こるか」

中国オープンに向けて出国前、取材に応じた伊藤美誠(撮影・三須一紀)

卓球の伊藤美誠(18=スターツ)は26日、中国オープン、香港オープンの連戦に向け東京・羽田空港から出国した。

中国オープンでは、独創的なプレーで知られる丹羽孝希(24=スヴェンソン)と混合ダブルスを組む。伊藤は「(自分と)似ているタイプだと思う。私自身もこのペアは何が起こるか分からない。海外のファンからもファンタスティックって言われるようなプレーにしたい」と話した。

丹羽は4月の世界選手権個人戦で男子シングルス8強入り。準々決勝では中国選手をトリッキーな技で苦しめ、フルセットまでもつれ込んだ。結果、敗れたが会場のファンからは「KOKI! KOKI!」と大声援を送られた。

伊藤もラケット両面のラバーをそれぞれ異なるタイプを用いる「異質型」で、多彩な戦術と回転技術を持ち、強豪中国選手すらも苦しめる。卓球界のファンタジスタ2人が組めば、魅力的な化学反応が起きることは間違いない。

同ペアは、来月12日に札幌で開幕するジャパンオープン荻村杯でもエントリーしているため伊藤は「日本の皆さまにも楽しんでいただきたい」と語った。

同種目は来年の東京五輪で初採用されるが、伊藤は現時点での混合の捉え方について「混合は誰が出られるか分からないので、まずはシングルスで選考レースを勝ちきること。その先に、混合で東京五輪に出られることがあればなお良い、という感じです」と語った。

シングルスの東京五輪選考レースも残り約半年となり、「あっという間という感じ。あと半年、楽しみたい」と笑顔で語った。

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張本智和「かっこいいと憧れていた」トヨタと契約

張本智和(2019年4月25日)

卓球男子世界ランク4位の張本智和(15=木下グループ)は10日、トヨタ自動車とスポンサー契約を結んだ。同社が発表した。

張本は「小さい頃から車が好きでかっこいいと憧れていた。世界有数のグローバル企業であるトヨタ自動車にご支援していただくことになり、本当に感謝している。その気持ちに応えられるよう、世界一を目指して一生懸命頑張る」とツイッターなどでコメントした。

個人出場となる全日本選手権などのユニホームにトヨタのロゴが入る。日本代表やTリーグでは適用されない。

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早田ひな凱旋帰国、V後カメムシも撃破「成長した」

世界選手権とセルビアオープンを転戦し、監査空港に帰国した早田ひな(撮影・松本航)

卓球のワールドツアーチャレンジ・セルビアオープン女子シングルスを制した早田ひな(18=日本生命)が7日、関西空港に帰国した。

女子ダブルスで銀メダルを獲得した世界選手権(ブダペスト)から日本代表で唯一、転戦し「絶対に負けられない気持ちだった。シングルスの感覚を戻せた」。セルビアのホテルでは20~30匹のカメムシが部屋の内外にいる災難も乗り越え「優勝した後は(自分で)2体(匹)撃破して、そこも成長した」と笑った。20年東京五輪選考に関わる世界ランクは現在30位。日本人9番目だが、ポイントが高いワールドツアーの中国オープン(5月28日~6月2日、深■)へ弾みを付けた。

※■は土ヘンに川

世界選手権とセルビアオープンを転戦して帰国し、関西空港で歓迎を受ける早田ひな(撮影・松本航)

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早田ひなセルビアOP制す世界卓球「誤審」乗り越え

世界卓球、中国ペアとの女子ダブルス決勝に敗れ、肩を落とす伊藤(後方右)と早田(2019年4月28日撮影)

卓球のワールドツアーチャレンジ・セルビアオープン女子シングルスで5日(日本時間6日)、早田ひな(18=日本生命)が優勝した。決勝で香港選手に4-1で勝利した。

早田は先月28日に閉幕した世界選手権個人戦(ブダペスト)の女子ダブルスで伊藤美誠(18=スターツ)とともに銀メダルを獲得。決勝では強豪中国ペアに善戦するも「誤審問題」で悔しい敗戦となっていた。

早田は同大会のシングルスには出場できなかったため、東京五輪の代表選考基準となるシングルスの世界ランクポイントは獲得できなかった。五輪へは来年1月時点で日本人上位2人がシングルス代表、団体戦要員となる3人目は日本卓球協会の強化本部推薦となる。推薦枠について同協会は、ランク上位が選出される可能性が高いとの見方を示している。

早田は現在、同ランク30位で日本人9番目。五輪代表を勝ち取るには大きくランキングを上げる必要がある。そのため早田は世界選手権後、日本選手団とともに帰国はせず、ポイントは低いチャレンジシリーズだったものの、そのままセルビアオープンに参戦した。

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日大三島女子卓球 男女合同練習で「悔しさ晴らす」

男女アベックでの全国大会出場を目指す日大三島の選手たち

静岡県高校総体卓球の東部地区大会女子シングルスが、6月3日に行われる。3月の全国選抜で8強入りした日大三島・松本恵実(めぐみ、2年)は、強化したサーブを武器に、全国総体出場を目指す。団体の東部地区男女学校対抗戦は、翌4日に開催。同校は男女アベックでの全国行きを狙っている。

  ◇    ◇    ◇

女子学校対抗の部では、15年ぶりの全国舞台を目指す。昨秋の新人戦は7位。5位までの東海大会出場権を逃した。東部地区で16強以上に進んだのは同校のみ。だが、強豪校がそろう中西部地区校に屈した。主将の高橋夏穂(3年)は「東部にはいない、ラバーや戦法を使う選手への対応力が足りなかった」と唇をかんだ。

今大会に向けて練習内容を一新した。以前は、男女分かれてメニューを消化していたが、新人戦後は合同で練習に取り組んでいる。男子選手と打ちあい、高橋は「男子のボールは重くて速い。ドライブ攻撃への対応力が向上しました」と手応えを口にする。「新人戦の悔しさを晴らす一心でやってきた。必ず結果に結びつけたい」と意気込んだ。

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日大三島男子卓球 攻めのスタイルで全国を目指す

男女アベックでの全国大会出場を目指す日大三島の選手たち

静岡県高校総体卓球の東部地区大会で日大三島が全国総体出場を目指す。団体の東部地区男女学校対抗戦は、6月4日に開催。同校は男女アベックでの全国行きを狙っている。   ◇    ◇    ◇

男子学校対抗戦では、23年ぶりの全国大会出場を狙う。昨年11月の新人戦は、4強に進出した。だが、上位4校で争う総当たりのリーグ戦は、3試合全てストレート負け。連続攻撃を仕掛ける相手に対して後手に回り、全国選抜出場を逃した。主将の岩本幸大(3年)は「4つに入るまでは良かったが、そこからの壁が厚かった」と振り返った。

敗戦を糧に、チーム全体で常に先手を取るプレーを徹底。卓球台から近い位置に立ち、返球までの時間を短縮することを狙った。「より高い打点で打つことを心掛けている。攻めていても、下がって打てば相手に考える時間を与えてしまいますから」。攻撃的なスタイルで、全国切符をつかみ取る。

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