日刊スポーツ

水谷隼「目の最終調整」新サングラスで丹羽超え誓う

男女の日本は準決勝へ 平野美宇、張本智和ら勝利

<卓球:アジア選手権>◇16日◇インドネシア・ジョクジャカルタ

団体の準々決勝が行われ、女子の日本はタイ戦で平野美宇(日本生命)、石川佳純(全農)、佐藤瞳(ミキハウス)が勝って3-0で準決勝に進んだ。

インド戦で張本智和(木下グループ)、吉村真晴(名古屋ダイハツ)、神巧也(彩たま)がプレーした男子は3-1で勝って4強入りした。(共同)

関連するニュースを読む

水谷隼「目の最終調整」新サングラスで丹羽超え誓う

ドライブを放つ水谷(2019年8月29日)

卓球の東京五輪代表候補、水谷隼(30=木下グループ)が10日、埼玉・春日部市総合体育館で行われたTリーグの試合後、残り4カ月を切った五輪選考レースについて思いを語った。水谷は今月、代表を争う張本智和や丹羽孝希とは違い、国際試合がない。10月から再び挑む選考レースに向け今月を「目の最終調整」期間と捉えた。

ショーアップする卓球界において、LED広告看板に映し出される白っぽい文字が白い卓球のボールと重なり見えにくくなる。水谷は特に、この現象に苦しめられており、年初から試合中にサングラスを試してきた。

現在、「新しいサングラスを作る段階」と言い、「自分に合うものになれば、自分は確実に数段強くなる」と言い切った。色味や形を調整している。今月が最後のチャンスと言い「それができなければお先真っ暗。良くならないと今と同じ結果が続く」と深刻に捉えている。

東京五輪シングルス代表は来年1月の世界ランクで、日本人上位2人が選ばれる。8月終了時点で3位丹羽と約3000点の差を付けている張本は、シングルス代表はほぼ間違いない情勢。残る1枠を水谷と丹羽孝希が争っている。

来年1月の世界ランクに影響するポイントだけ見ると水谷が現在2位で、丹羽と555点差あるが、いつひっくり返ってもおかしくない差とも言える。

水谷は「丹羽は今、(ワールドツアーの)パラグアイに行っていて、50~60%の確率で優勝する。(自分が出られない)W杯も出るので、そう考えると自分は厳しい立場にある」と語った。

一方で、「正直、目さえ良くなれば、全然これからもワールドツアーで彼(丹羽)より良い成績を残せる自信がある」と断言。「この1カ月で自分の目を良くして昔みたいに良いプレーができる自分になって帰ってきたい。期待していて良いと思います」と覚悟を決めた。【三須一紀】

関連するニュースを読む

張本智和「入っている」申請し審判判定覆し得点譲る

審判が張本の勝利を宣言した後、相手の得点だと自ら申告する東京の張本智和(左)(撮影・三須一紀)

<卓球Tリーグ>◇10日◇埼玉・春日部市総合体育館

卓球Tリーグは10日、埼玉・春日部市総合体育館で行われ、五輪代表候補の東京の張本智和(16)が紳士的プレーで会場を魅了した。

10-7のマッチポイントで彩たま神巧也の打球がアウトと判断され、審判が張本の勝利とした。

しかし、張本は「僕は入っていると思います」と相手の得点だと申し出て、試合は10-7から再スタート。最後は11-8で勝利した。試合は東京が1-3で彩たまに敗れた。

関連するニュースを読む

早田ひな「自分信じ」石川佳純に開幕のリベンジ成功

延長戦で戦う神奈川の石川佳純(右)と日本生命の早田ひな(撮影・三須一紀)

<卓球:Tリーグ>◇7日◇甲府市総合市民会館ほか

女子の日本生命が3-2で神奈川を下し、開幕戦のリベンジを果たした。

早田ひな(19)が1ゲーム制の延長戦で石川佳純(26)を退けた。開幕戦でも延長戦で対戦し、敗れていた。

早田は第4試合、ゲームカウント2-1の場面でスコア9-3とリードしていた。そこから神奈川・浜本にまさかの逆転負け。「言われたことしかできず、自分でプレーを決断することができていなかった」と悔やんだ。

一方、石川は延長戦に向け、控室でウオームアップをしていた。それが裏目に。「第4ゲームを見ておけば良かった。上回転サーブがうまく取れなくて」と悔やんだ。延長戦では早田が繰り出すサーブに苦しめられ、レシーブミスを連発。その早田のサーブは第4戦の浜本戦でも繰り出していたためだった。

早田は「延長戦前、ベンチが『切り替えて頑張ろう』と言ってくれた。最後は自分を信じて戦えた」と笑った。日本女子の第一人者である石川を破った瞬間、膝から崩れ落ち、涙した。【三須一紀】

関連するニュースを読む

石川佳純が延長戦敗れる、新加入の妹梨良と揃い踏み

Tリーグに初参戦した妹梨良とともにベンチに座る石川佳純(右)(撮影・三須一紀)

<卓球:Tリーグ>◇6日◇甲府市総合市民会館ほか

卓球Tリーグの神奈川対日本ペイントが6日、甲府市総合市民会館で行われ、3-2で日本ペイントが勝利した。

神奈川は石川佳純(26)が1ゲーム制の延長戦に出場するも、加藤美優(20)に敗れた。この日は新加入した石川の妹梨良(22)が初ベンチ入り。出場はなかったが「姉妹で同じリーグで戦えることはうれしい」と語った。石川も「姉妹で一緒に戦っている感覚があり心強い」と語った。

関連するニュースを読む

世界7位の伊藤美誠、五輪代表決定時は「1位に」

上月スポーツ賞受賞のあいさつをする伊藤美誠(撮影・中島郁夫)

卓球の張本智和(16=木下グループ)と伊藤美誠(18=スターツ)は4日、都内で行われた上月スポーツ賞表彰式に出席した。

9月発表の世界ランクで張本は5位、伊藤は自身初となる日本人トップの7位につけた。男女とも来年1月の日本人上位2人がシングルス代表となる。張本は3位に約3000点の差があり「代表はほぼ間違いない。あとは世界ランク4位に入ってオリンピック(五輪)での4強シードを取り、準決勝まで中国と当たらないようにすること」と語った。伊藤も「五輪が決まるときに1位にいたい」と一喜一憂しなかった。

上月スポーツ賞を受賞した伊藤美誠(撮影・中島郁夫)

関連するニュースを読む

張本智和描くメダルプラン 世界4位以内でシードを

日大高の制服姿で式典に出席した張本智和(撮影・三須一紀)

卓球世界ランク5位の張本智和(16=木下グループ)が4日、都内で行われた上月スポーツ賞表彰式に出席した。

張本は現在、日大高(横浜市)の1年生で、少し大きめに仕立てた制服姿で初々しく登場した。

来年1月の世界ランクで決まる東京オリンピック(五輪)選考レースも後半戦。男女とも日本人上位2人がシングルス代表となる。

来年1月に影響する獲得点で比べると8月終了時点で張本が1万660点、水谷が8245点、丹羽が7690点。張本は3位に約3000点の差をつけており、シングルス代表権獲得は濃厚な情勢だ。

その上で張本が目指すのは世界ランク4位以内。「代表はほぼ間違いないと思う。あとはメダル獲得へ、五輪でのベスト4シードを取り、準決勝まで中国人選手と当たらないようにすること」と語った。

直近の国際大会は、15日に開幕するアジア選手権(インドネシア)に出場する。

関連するニュースを読む

石川佳純「待ってくれる人いる」Tリーグ参戦へ思い

日本生命対神奈川 延長戦で早田ひなを破り、ガッツポーズを見せる神奈川の石川佳純(19年8月30日撮影)

<卓球:Tリーグ>◇31日◇アリーナ立川立飛ほか

東京五輪選考レースのワールドツアーで過密日程の中、神奈川の石川佳純は開幕から3連勝を果たした。

2連勝した前日は午後9時過ぎに試合が終わり、興奮状態と時差ぼけから「午前3時30分か4時ごろまで寝付けなかった。さすがに疲れています」と笑った。日本生命の平野が五輪選考レースを優先するため年内のTリーグ参戦を見送る可能性があるが、石川は「個人の選択の自由。私は出ることでレベルアップでき、日本でプレーすることを待ってくれる人がいる中でプレーすると、自分自身もうれしい」と語った。

関連するニュースを読む

Tリーグが東京五輪公式球に変更、選手側の要望受け

卓球Tリーグで使用するボールが次節から、20年東京オリンピック(五輪)の公式球に変更されることが8月31日、分かった。

Tリーグ公式球は男子がバタフライ、女子がニッタクだが、9月4日のリーグ戦から今季いっぱい、中国メーカー紅双喜製となる。東京五輪選考レースとなるワールドツアーや五輪本番で紅双喜のボールが使われていることから、選手側から要望があった。地元の五輪という特別な事情を考慮し、選手ファーストという考え方を優先した。

関連するニュースを読む

平野美宇年内Tリーグ不参加も、五輪選考レース優先

平野美宇

<卓球:Tリーグ>◇30日◇エディオンアリーナ大阪ほか

東京オリンピック(五輪)選考レースを戦う日本生命の平野美宇が、五輪代表選考レースが続く年内はTリーグに参戦しない可能性が出てきた。

チェコオープン帰国後の疲れなどからコンディションが整わず、30日、31日の連戦を欠場。村上恭和総監督は「五輪代表を争っている選手はそちらが優先。ここで出てしまうと次の練習とか、試合とか、ボールも国際球と違う。代表決まるまで出ない可能性もある」と語った。

関連するニュースを読む

石川佳純「期待裏切りたくない」帰国直後に開幕戦

日本生命対神奈川 延長戦で早田ひなを破り、ガッツポーズを見せる神奈川の石川佳純(撮影・三須一紀)

<卓球:Tリーグ>◇30日◇エディオンアリーナ大阪ほか

2季目の女子開幕戦が行われ、昨年2位の神奈川が3-2で初代女王の日本生命を破った。

神奈川は4戦目にエース石川佳純が登場し、2-2に追いついた。続く1ゲーム制の延長戦にも連戦で石川が登場。相手の早田ひなを11-9で退け、石川の連勝で開幕戦をものにした。

石川はワールドツアーから3日前に帰国したばかりで、疲れも残っている。「正直今日は厳しいと思っていたけど、良いスタートが切れた。今年は昨年のリベンジをしてチャンピオンになりたい」と意気込んだ。

1ゲームで試合が決する延長戦について「7ゲームで組み立てる普段の試合とは全然違う。いきなり全力疾走しないといけない」と話す一方で、「中国選手と戦う際も、最初から全力疾走でやらないと勝てない。そういう意味では良い経験」と語った。

東京オリンピック(五輪)出場を視野に入れる日本代表3選手のうち、Tリーグ開幕戦に出場したのは石川のみ。日本生命の平野美宇はチェコオープン帰国後の疲れなどからコンディションが整わず、30、31日の連戦を欠場。伊藤美誠(スターツ)はTリーグに参戦していない。石川は「日本でやる試合を楽しみにしてくれている方もいる。期待を裏切りたくないと思った」と出場を決めた。

日本生命対神奈川 延長戦で早田ひなを破り、ガッツポーズを見せる神奈川の石川佳純(撮影・三須一紀)

関連するニュースを読む

石川佳純「良いスタート」神奈川が日本生命を破る

日本生命対神奈川 延長戦で早田ひなを破り、ガッツポーズを見せる神奈川の石川佳純(撮影・三須一紀)

<卓球Tリーグ:神奈川3-2日本生命>◇30日◇エディオンアリーナ大阪

卓球Tリーグ2季目の女子開幕戦が30日、エディオンアリーナ大阪で行われ、昨年2位の神奈川が3-2で初代女王の日本生命を破った。

神奈川は4戦目にエース石川佳純が登場し、2-2に追いついた。続く1ゲーム制の延長戦にも連戦で石川が登場し、早田ひなを11-9で退け、石川の連勝で開幕戦をものにした。

石川はワールドツアーから帰国したばかりで疲れも残っている。「正直今日は厳しいと思っていたけど、良いスタートが切れた。今年は昨年のリベンジをしてチャンピオンになりたい」と意気込んだ。

日本生命対神奈川 延長戦で早田ひなを破り、ガッツポーズを見せる神奈川の石川佳純(撮影・三須一紀)

関連するニュースを読む

東京連覇へ開幕戦勝利、水谷が延長戦制す Tリーグ

東京対岡山 ビクトリーマッチ 岡山・上田(右)に勝利し観客の声援に応える東京・水谷(撮影・河田真司)

<卓球Tリーグ:東京3-2岡山>◇29日◇東京・立川立飛

卓球Tリーグの男子2季目が29日、東京・立川立飛で開幕し、初代王者東京が3-2で昨年2位の岡山を下した。今季から加入した16年リオデジャネイロ五輪男子団体銀メダルの丹羽孝希が、第1戦で張本智和とダブルスを組むも敗戦。

それを第2戦の水谷隼がストレートで取り返す。4戦目を張本が落とすも、2-2で並んだ場合に行う1ゲーム制の延長戦で水谷が再び勝利し、開幕戦を制した。両国国技館での昨季開幕戦は観衆5624人。今年は小さな会場で開幕し、2115人と控えめなスタートとなった。

東京対岡山 第4マッチ ドライブを放つ東京・張本(奥)。手前は岡山・森園(撮影・河田真司)

関連するニュースを読む

Tリーグのビデオ判定導入「みまひな悲劇」きっかけ

Tリーグ開幕会見を行った松下浩二理事長(中央)ら(撮影・三須一紀)

卓球Tリーグの松下浩二理事長(51)は27日、発足2季目となる開幕会見(男子29日東京-岡山、女子30日日本生命-神奈川で開幕)を都内で行い、東京五輪出場がかかる日本代表選手に対し、リーグ要件を緩和する方針を明かした。

男女開幕戦とプレーオフファイナルではビデオ判定を導入する。昨年約11万人の観客動員を14万人に増やす目標も掲げた。

20年東京五輪に対し「50年に1度という機会。金メダル獲得に全面的に協力したい」と松下氏。レギュラーシーズンで最低8試合に出場しないとプレーオフ出場資格は得られないが、その試合数を減らすなど要件を緩和する方向で調整に入る。

東京五輪の出場権は来年1月時点の世界ランクで決まる。男女ともに日本上位2人がシングルス代表、団体戦要員の3人目は日本協会強化本部推薦で決定する。

そのためには国際卓球連盟(ITTF)主催のワールドツアーなどに出場し、世界ランクポイントを獲得し続けなければならず、Tリーグのレギュラーシーズンと被るため、厳しい過密日程となる。Tリーグが技術力向上の場になることはあっても、東京五輪の足かせになってはならないとの考えだ。

ビデオ判定導入は4月、ブダペストで行われた世界選手権個人戦がきっかけとなった。伊藤美誠(スターツ)早田ひな(日本生命)組が女子ダブルス決勝で「誤審」に泣き、日本協会がITTFに抗議した。松下氏は「あの直後にTリーグも導入を検討しようとなった」と振り返った。

今季から試合スピードを上げるため基本的にジュースをなくす。ただし、各試合のマッチポイント、4試合で決まらなかった場合に実施する1ゲームによる延長戦では従来通り、ジュース制を取る。

昨年は1試合平均2000人と掲げた観客動員だったが実際は1200~1300人だった。今年は1試合平均1500人と目標を定め、年間では14万人を実現したい考えだ。

松下氏はこれまで通り、来シーズン(20-21年)から男女2チームずつを増やし、6チームリーグを実現すると宣言。また、21-22年シーズンでは2部、3部の下部リーグを組織したい考えもあらためて示した。

現在、日本リーグ実業団連盟と交渉中とし、好感触を得ているという。一方、実業団は各企業間で活動の温度差があり、一律でTリーグのルールに組み込まれることに対し、ハードルが高いと感じるチームもある。松下氏は「2~2・5億円かかる経費の半分ならというチームもある。何か策を考えていきたい」と語った。【三須一紀】

関連するニュースを読む

平野美宇、芝田沙季組は準優勝 チェコOP

<卓球:チェコ・オープン>◇24日◇チェコ・オロモウツ

女子ダブルス決勝で平野美宇(日本生命)芝田沙季(ミキハウス)組は顧玉■、木子組(中国)に1-3で敗れ、準優勝だった。(共同)

※■は女ヘンに亭

関連するニュースを読む

平野美宇、芝田沙季組が韓国ペアを下し決勝進出

<卓球:チェコ・オープン>◇23日◇チェコ・オロモウツ

女子ダブルス準決勝で平野美宇(日本生命)芝田沙季(ミキハウス)組が韓国ペアを3-1で下し、決勝進出を決めた。

シングルス2回戦は男子で宇田幸矢(エリートアカデミー)と水谷隼(木下グループ)が共にドイツ選手に敗れ、女子も芝田、伊藤美誠(スターツ)、佐藤瞳(ミキハウス)がいずれも敗退した。(共同)

関連するニュースを読む

張本はルーマニア選手に1回戦敗退 チェコOP

<卓球:チェコ・オープン>◇22日◇チェコ・オロモウツ

シングルス1回戦で男子は前週のブルガリア・オープンで優勝した張本智和(木下グループ)がルーマニア選手に3-4で敗れた。

水谷隼(木下グループ)らと、女子の伊藤美誠(スターツ)らは2回戦に進んだ。

関連するニュースを読む

今季初V張本智和「やっと結果」中国選手以外で快挙

張本智和(2019年4月23日撮影)

<卓球:ブルガリア・オープン>◇18日◇ブルガリア・パナギュリシュテ◇男子シングルス決勝

世界ランク5位の張本智和(16=木下グループ)が同110位で中国の新鋭、趙子豪(22)を4-2で破り、今季初優勝を飾った。

同ツアー男子シングルスで今季、中国選手以外が優勝したのは初めて。

張本は優勝インタビューで「今年は僕にとってあまり良い年ではなかった。悔しい思いをしながら、練習を頑張ってきて、やっと良い結果が出た」と語った。

ポイントに挙げたのは第5ゲーム。ジュースの末、13-15で落とした。しかし第6ゲームでは11-4で勝利をものにした。「5ゲーム目、マッチポイントを取りながら取られて、それでも6ゲーム目を立て直して取ることができた。メンタルが強くなったと思う」と話した。

関連するニュースを読む

張本今季初V、伊藤美誠は決勝逃す ブルガリアOP

張本智和(2019年4月23日撮影)

<卓球:ブルガリア・オープン>◇18日◇ブルガリア・パナギュリシュテ◇男子シングルス決勝ほか

男子シングルス決勝で張本智和(木下グループ)が中国選手を4-2で下し、今季のワールドツアー初優勝を果たした。

女子シングルスの伊藤美誠(スターツ)は準決勝で中国選手に3-4で敗れた。

伊藤美誠(2019年6月14日撮影)

関連するニュースを読む

平野美宇・芝田沙季組、吉村和弘・宇田幸矢組は準V

<卓球:ブルガリア・オープン>◇17日◇ブルガリア・パナギュリシュテ

ダブルス決勝で女子は平野美宇(日本生命)芝田沙季(ミキハウス)組が中国ペアに0-3、男子は吉村和弘(東京アート)宇田幸矢(エリートアカデミー)組が韓国ペアに1-3でそれぞれ敗れた。

男子シングルスでは、水谷隼(木下グループ)が準々決勝でナイジェリア選手に3-4で敗れた。

平野美宇「人生最大のミス」パスポート忘れ別便出発

パスポートを忘れたことを恥ずかしそうに話す平野美宇(撮影・三須一紀)

卓球日本代表が11日、20年東京五輪選考レース後半戦スタートとなるワールドツアー・ブルガリアオープン(OP)、チェコOPに向けて羽田空港を出発する中で、平野美宇(19=日本生命)がパスポートを自宅に忘れ、ドタバタ出国となった。

午前11時15分の便に乗る予定で、時間通り羽田空港に到着するも、車を降りた時点でパスポートがないことに気がついた。慌てて関係者が運転する車で都内の自宅にとんぼ返り。帰路は40分ほどで到着するも、再度向かった羽田への道のりは、お盆休みも重なり渋滞で1時間以上かかって再到着した。

予定便には乗れなかったが幸い約1時間後の別便に乗ることが出来た。平野は「人生最大のミスです。すみません」と頭を下げた。髪色を「暗めのミルクティ色」に変えて登場したが「髪色とか言ってる場合じゃない」と恥ずかしそうに笑った。

この日は代表合宿先から直接来たが、パスポートは自宅のタンスにあった。合宿に出る時に、うっかり忘れてしまった形だ。

新たなチケット代は自腹。出発直前の購入のため、正規料金に近く代金は数十万とみられる。「笑えないですよ~」と苦笑い。記者から「大会の優勝賞金で相殺?」と聞かれると、うなずきながら「大会では気を引き締めていきたい」と気合を入れ直し、日本を後にした。

関連するニュースを読む

水谷隼「情熱決め手」五輪出場目指し新コーチと契約

都内でイベントに出席した水谷隼(撮影・三須一紀)

卓球の水谷隼(30=木下グループ)が31日、都内のイベントに出席し、1日から新コーチと契約し、20年東京オリンピック(五輪)出場を目指すことを明かした。

ドイツ留学時代にチームメートでダブルスも組んだことがある旧知の仲。「彼から感じる情熱が決め手。自分の競技人生の最後をベストな選択で悔いなく終えたい」と、残り5カ月となる五輪選考レースに全てを懸ける。17年1月の全日本選手権でもベンチコーチを務めていて、優勝していた。

関連するニュースを読む

リオ銀卓球の吉村真晴が加藤美優とトークイベント

都内でイベントを行った卓球の吉村真晴(右)と加藤美優(撮影・三須一紀)

16年リオデジャネイロ五輪卓球男子団体の銀メダリスト吉村真晴(25=ファースト)と、世界選手権個人戦女子シングルスでベスト8だった加藤美優(20=日本ペイントホールディングス)が29日、都内でトークイベントを行った。

吉村はリオ五輪のメダル獲得を振り返り「自分の役割を果たせたと、ホッとした方が強かった。夜ベッドに入った後は、胸がドクンドクンとなった」と興奮気味に話した。

イベントが行われたのは選手村がすぐそばにある晴海。吉村や加藤は、東京五輪の代表を目指し、日々、ワールドツアーなどを転戦している。

五輪代表は来年1月の世界ランクで決まり、男女上位2人がシングルス代表となる。3人目の団体戦要員は日本協会の強化本部推薦で決まる。

関連するニュースを読む

張本智和、石川佳純ビデオ判定賛成 五輪導入に期待

マレーシア・ジョホールバルで行われるT2ダイヤモンドへ羽田空港を出発する石川佳純(撮影・三須一紀)

張本智和(16=木下グループ)石川佳純(26=全農)らが16日朝、国際卓球連盟(ITTF)公認の賞金大会「T2ダイヤモンド」の第1回が行われるマレーシア・ジョホールバルへ向けて羽田空港を出発した。同大会で導入されるビデオ判定について張本は「選手同士でも分からない判定は、そうした方が一番フェアだと思う」と前向きに語った。来年の東京オリンピック(五輪)での導入にも賛成の意を表した。

石川も「(ビデオ判定がある)テニスの試合を見ていて卓球もそうなればと思っていた。人間の目では難しい部分は機械に任せても良いのでは」と語り、こちらも東京五輪での導入を期待した。

ビデオ判定を巡っては、かねて導入の議論があった。再燃したのは4月、世界選手権個人戦(ブダペスト)の伊藤美誠(スターツ)早田ひな(日本生命)ペアが中国ペアと対戦した女子ダブルス決勝。スロー映像ではネットに触れていない早田のサーブを審判に「触れた」と判定され、鍵となったゲームを落とし結果、敗戦した。

日本協会が即日、抗議文をITTFに送付。その後、ITTFからの回答で、年末のグランドファイナル(開催地未定)と来年の世界選手権団体戦(韓国・釜山)でビデオ判定を試験的に導入し、両大会で成功した場合、東京五輪で採用する方針が示されていた。

世界のトップランカーのみが出場するT2ダイヤモンドは、世界ランクを決めるポイントに、別途加算されるボーナス大会。来年1月の世界ランクで決まる、東京五輪のシングルス代表男女それぞれ2枠に向けた選考レースに、大きな要素となる。

マレーシア・ジョホールバルで行われるT2ダイヤモンドへ羽田空港を出発する張本智和(撮影・三須一紀)

関連するニュースを読む

石川佳純が帰国「自信に」世界1位撃破に手応え

オーストラリアオープンから成田空港に帰国した石川佳純(撮影・三須一紀)

卓球オーストラリアオープンで世界ランク1位を破った同6位の石川佳純(26=全農)が14日、成田空港に帰国した。

準々決勝で中国の陳夢にフルセットの末、勝利。1-3から3ゲーム連取で大逆転した展開で「世界1位に勝ったことは、すごくうれしかったし、自信になった」と笑顔で語った。東京五輪へ向けても「良いきっかけとなる勝利になった」と手応えをつかんだ。

関連するニュースを読む

Tリーグ王者の東京、リオ五輪銀の丹羽孝希を獲得

丹羽孝希(2016年3月2日撮影)

卓球Tリーグで昨季、初代王者となった東京が12日、16年リオデジャネイロ五輪団体銀メダルの丹羽孝希(24)を獲得したと発表した。

世界ランク4位の張本智和、同13位の水谷隼がいる東京は丹羽の加入で、日本の上位3人を抱えることとなった。丹羽は昨季、琉球に所属していた。

関連するニュースを読む

張本智和 十八番はLemon「90点以上」

韓国オープンに向けて出発した成田空港で取材に応じる張本智和(撮影・三須一紀)

卓球の張本智和(16=木下グループ)が1日、韓国オープンなどに向け千葉・成田空港を出国した。張本は韓国、オーストラリアオープン、T2ダイヤモンドの3週連続のツアーを東京五輪シングルス代表選考レースにおける決定機と位置づけていた。「世界ランクポイントは1大会終えるごとに考える。韓国、オーストラリアでともにベスト4以上に行けば、東京五輪シングルス代表になる可能性が高くなる」と明確に語った。

五輪代表は来年1月の世界ランクで決まる。日本人上位2人がシングルス代表になり、3人目は日本協会強化本部が推薦する。

6月27日に16歳の誕生日を迎えた。同日午後は中学時代の同級生とカラオケに行った。歌う曲を聞かれ「米津玄師の『Lemon』」と大ヒット曲を挙げた。記者から「高音も完璧?」などと聞かれると「はい。他の人より出ます。カラオケの採点は90点以上です」と誇らしげに語り、記者団の笑いを誘った。

先月中旬のジャパン・オープンでは3連戦の最後ということで体力が持たず、初戦敗退となった。その反省を生かし、最近は行わなかったランニングを実施した。「この3連戦は最後まで持つよう頑張りたい」と体力が必要となる、東京五輪を想定した実戦に挑む。

関連するニュースを読む

伊藤美誠の夢実現、故郷先輩水谷隼と初混合ダブルス

韓国オープンに向けて出発する成田空港で取材に応じる伊藤美誠(撮影・三須一紀)

卓球の伊藤美誠(18=スターツ)が30日、韓国オープン(OP)などにむけ千葉・成田空港を出発した。

7月第1週の韓国OPから、オーストラリアOP、新設のT2ダイヤモンド(マレーシア)と3週連続の海外遠征。伊藤は1回戦で敗退した今月中旬のジャパンオープンの反省を踏まえ「精神的な部分を練習で鍛え直した。今度の3大会は前回より良い状態で臨める」と力強く言った。

韓国、オーストラリアOPでは同じ故郷、静岡県磐田市出身の水谷隼(30=木下グループ)と初めて混合ダブルスを組む。スポーツ少年団も同じだった2人だけに伊藤は「2日間練習しただけだけど、初めてとは思わないぐらいだった。小さい頃から組みたいと思って、実現した」と笑顔で語った。

混合ダブルスは来年の東京オリンピック(五輪)で初採用される種目で「オリンピックへも関係してくる」と意欲をうかがわせた。

水谷の祖父鈴木暁二さんへの思いも語った。鈴木さんは14年に82歳で他界。伊藤は「隼のおじいちゃんが2人が組んでいるところを見たいと言っていた。(天国で)見てくれると思う。お世話になったので、恩返しのつもり」と語った。

新設のT2ダイヤモンドでの獲得ポイントは、世界ランクを決める上位8大会のポイントに純増できるボーナスポイントが獲得できる。そのため、来年1月の世界ランクで決まる、東京五輪代表選考レースにとって大きな加算となる。「いつもより重みのある大会。1点1点を大事にしたい」と意気込んだ。

東京五輪では男女それぞれ、日本人の世界ランク上位2人がシングルス代表になる。3人目の団体戦枠は日本協会の強化本部が推薦する。

関連するニュースを読む

卓球Tリーグ 一部試合でのビデオ判定導入を検討

松下浩二理事長(18年10月撮影)

卓球Tリーグの松下浩二理事長は27日、8月末に開幕する今季の一部試合でビデオ判定の導入を検討していることを明らかにした。

東京都内で行われた理事会後に取材に応じ「全部の試合でできるかはわからないが開幕戦とファイナルではやりたい」と語った。ビデオ判定を行う基準等は今後の調整課題としたが選手が実施を求める「チャレンジ制度」は、試合が長引くことから否定的な考えを示した。

関連するニュースを読む

石川佳純「五輪半年前の団体戦は大きな経験に」

「JA全農 2019ITTFチームワールドカップ東京大会」に向け意気込みを語る石川(撮影・足立雅史)

「JA全農 2019ITTFチームワールドカップ東京大会(11月6~10日、東京体育館)」へ向けた記者会見が27日、東京・北区のナショナルトレーニングセンターで行われた。

前回大会で主将を務めた石川佳純(26=全農)は決勝でストレートで敗れた自身の経験も踏まえ「いいチームワークと勢いが大事。5ゲームマッチなので先手必勝」と話した。選出されれば最年長の可能性が高いが「自分自身もレベルアップして挑みたいオリンピック半年前に団体戦を戦えるのは大きな経験になる」と意気込みを語った。

笑顔を見せる、左から女子日本代表馬場監督、石川、張本、男子日本代表倉嶋監督(撮影・足立雅史)

関連するニュースを読む