日刊スポーツ

サンウルブズ、前半互角も昨季4強の強豪に逆転負け

サンウルブズ、前半互角も昨季4強の強豪に逆転負け

サンウルブズ対ハリケーンズ 逆転負けし、悔しがるSH田中(中央)らサンウルブズの選手たち(撮影・狩俣裕三)

<スーパーラグビー(SR):サンウルブズ23-29ハリケーンズ>◇第10節◇19日◇東京・秩父宮ラグビー場

参戦4年目の日本チーム、サンウルブズはニュージーランド・カンファレンス2位の強豪ハリケーンズ(ニュージーランド)に23-29で敗れ、今季7敗目(2勝)を喫した。

前半はWTBマシレワの2トライなどで23-10とリードで折り返すも、後半28分までに3トライを奪われ、逆転を許した。攻守に気迫のこもったプレーを見せたが、金星目前で接戦を落とした。

    ◇    ◇    ◇

サンウルブズは序盤の攻勢で流れに乗った。鋭い防御で相手ボールを奪うと、前半6分にラインアウトからCTBウォーレンボスアヤコが中央を突破し、ここ2試合で5トライと絶好調のWTBマシレワの先制トライを演出。同27分には相手裏へのキックパスに再びマシレワが反応してトライを奪うなど、前半を23-10で折り返した。

だが、後半は相手のキックを活用した攻撃に対応できず3トライを失い、リードを守れなかった。20年シーズンを最後にスーパーラグビーから除外されることが決まって最初の国内試合で、昨季4強の強豪を相手に互角に渡り合うも、金星はならず。ブラウン・ヘッドコーチは「プレッシャーに耐えきれず、勝てるチャンスを生かせなかった。どこが相手でも勝てるプレースタイルはできていると思う」と前を向いた。次戦は26日に東京・秩父宮で、ハイランダーズ(ニュージーランド)と対戦する。

サンウルブズ対ハリケーンズ 観戦する、左から畠山健介、ブルゾンちえみ、丸山桂里奈(撮影・狩俣裕三)
サンウルブズ対ハリケーンズ 逆転負けし、悔しがるSH田中(中央)らサンウルブズの選手たち(撮影・狩俣裕三)

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ウルフパック先発に堀江ら、HCはアピール求める

ラグビー日本代表候補で編成した特別チーム「ウルフパック」は20日、ハリケーンズBとの強化試合(千葉・市原市)に臨む。

19日は試合登録メンバー25人を発表し、千葉・浦安市内で最終調整。先発にはフッカー堀江翔太、SO田村優ら代表主力のほか、NO8が本職の中島イシレリがプロップで名を連ねた。ジョセフ・ヘッドコーチは「選手には少ないプレー時間でチャンスをつかむように伝えている」とアピールを求めた。ゲーム主将を務めるラブスカフニは「防御の連係がテーマ。チームのために献身的にプレーしたい」と話した。

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サンウルブズ国内初勝利へ「フィジカルでバトル」

スーパーラグビーの日本チーム、サンウルブズは19日、東京・秩父宮ラグビー場でニュージーランド・カンファレンス2位の強豪ハリケーンズと対戦する。

18日は会場で約1時間の調整を行い、連係を確認。今季3勝目と国内初勝利に向け、15年ワールドカップ日本代表のロック、トンプソンは「一番はフィジカル。防御で相手の勢いを止めたい」と闘志。日本代表候補のフランカー松橋周平(25)は「フィジカルでバトルしたい」と意気込んだ。

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静岡聖光学院・佐々木監督ら指導者を表彰 ラグビー

静岡聖光学院・佐々木監督

日本ラグビー協会は18日、優秀な指導者を表彰する「ジャパンラグビーコーチングアワード2018」の受賞者を発表した。

地方からの果敢なチャレンジと開拓の精神で、新しいラグビー文化を全国にアピールした「フロンティア賞」に、静岡聖光学院高ラグビー部の佐々木陽平監督が選ばれた。部活動の時間が極端に短い環境で、選手主体の工夫に満ちたチーム作りを実践したこと、などが理由。同部を非常勤で指導している里大輔・日本代表スピード&ムーブメントコーチが、日本代表カテゴリーコーチ賞を受賞した。

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ハリケーンズ戦にプロップ山下、NO8ツイら登録

サンウルブズ先発選手

スーパーラグビーの日本チーム、サンウルブズは17日、第10節のハリケーンズ(ニュージーランド)戦(19日・秩父宮)の登録メンバーを発表し、ワールドカップ日本代表3次候補メンバーのプロップ山下、NO8ツイらが名を連ねた。

千葉県市原市内での練習後、山下は「セットプレーからいい防御をしたい」と意気込んだ。

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森喜朗氏、W杯前にラグビー協会名誉会長を辞任表明

森喜朗氏(2018年11月9日撮影)

日本ラグビー協会名誉会長の森喜朗氏(81)が17日、辞任を表明した。

都内で開かれた理事会後に意思を伝えた。辞任の意向は事前に伝えられておらず、坂本専務理事は「唐突なので驚いている。もっと若い人たちが引っ張っていかないと駄目だとおっしゃっていた」と説明した。開幕を9月に控えるW杯を前に、日本協会の若返りの必要性を自ら示したとみられる。

出席者によると、森氏はトップリーグの将来などに触れ、「W杯後のビジョン」を描くことが重要と説明。6月の役員改選を前に自身が名誉会長から退き、元日本商工会議所会頭の岡村正氏(80)が会長を務める現体制の刷新を促した。森氏は05年から15年まで会長を5期務め、同年に岡村氏の会長就任に合わせて名誉会長となっていた。

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森喜朗名誉会長が辞任表明、理由は語らず ラグビー

森喜朗会長(18年撮影)

日本ラグビー協会の森喜朗名誉会長(81)が17日、都内で行われた理事会後に、名誉会長職を辞任する意向を表明した。

関係者によると、明確な理由は説明せず、6月の役員改選での若手の抜てきや、9月に開幕するW杯日本大会に向け、各都道府県協会との連携強化などを求めたという。坂本専務理事は「唐突だったので驚いている。理由については現時点では分からない。『W杯に向け、もっと協会が先頭に立ってやっていかないと、レガシーが残らない』とおっしゃっていた」と話した。

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梶村祐介「チャンスつかみたい」CTB争いに名乗り

代表候補合宿に参加する梶村

ラグビー日本代表候補は16日、国内での強化試合(20、27日)に向けて千葉・浦安市で合宿を行い、代表キャップ数1の梶村祐介(23=サントリー)が、CTBの主力争いに名乗りを上げた。20日に千葉・市原市で行われるスーパーラグビー「ハリケーンズ」の控えとの一戦に、アウトサイドのCTB(背番号13)で先発予定。本職のインサイドのCTBではないが「このプレシーズンに準備してきたものをしっかり出したい」と意気込んだ。

代表候補のCTBにはワールドカップ(W杯)15年大会を経験した立川や、チーム屈指のフィジカル力を誇るトゥポウらが名を連ねる。インサイド以上にフィジカルの強さやスピードが必要とされるアウトサイドのCTBは「高校時代と大学1年の時にちょっと。後はこの間の(トップリーグの)カップ戦の準決勝、決勝でやったぐらい」。まだ経験は浅いが、180センチ、93キロの体と思い切りの良さを武器に主力争いに加わろうとしている。

「インサイドに比べれば層は薄い。スタートのチャンスをもらった。これがいつまで続くか分からないから、持ち味を発揮してしっかりとチャンスをつかみたい」と、9月開幕のW杯日本大会を見据えた。【佐々木隆史】

◆梶村祐介(かじむら・ゆうすけ)1995年(平7)9月13日、兵庫県伊丹市生まれ。ラグビーは4歳から。鴻池小、天王寺川中では伊丹RS。報徳学園高で花園に出場し、明大に進学。18-19年シーズンにサントリーでトップリーグデビュー。昨年11月の欧州遠征でのロシア戦で代表初キャップを獲得した。

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リーチが27日実戦復帰へ 恥骨痛から3週間ぶり代表

堀越康介(右)と談笑するリーチ・マイケル主将(撮影・峯岸佑樹)

チームの「大黒柱」が復帰した。ラグビー日本代表候補は15日、国内での強化試合2試合に向け、千葉・浦安市で合宿を再開した。3月末のニュージーランド遠征を恥骨痛により参加しなかったフランカーのリーチ・マイケル主将(30=東芝)が約3週間ぶりに合流。27日に東京・秩父宮で行われるウェスタンフォース(オーストラリア)戦での実戦復帰を目指す意向を示した。

約3週間ぶりに合流したリーチは、全体練習には参加せず、ストレッチなどの軽めのメニューで調整した。負傷後、初めて本格的に走り、ボールの感覚を入念に確認。リーチは練習後、「9割は治った。明日の朝、変化がなかったら継続して量を上げていく」と完全復調へ、順調な回復ぶりをアピールした。

「焦りは禁物」と言い聞かせ、20日のスーパーラグビーのハリケーンズ(ニュージーランド)下部チームとの強化試合には出場せず、27日のウェスタンフォース戦での実戦復帰を目指す。

恥骨痛は、トレーニングでの「追い込み」が原因だった。ジョセフ・ヘッドコーチは5カ月後のワールドカップ(W杯)に向けて基礎体力の向上を掲げ、リーチは腹部にバーベルを乗せて上下させる「ヒップスラスト」で300キロを持ち上げて痛めたという。しかし、今回のけがもプラスに捉え「けがしたことでケアやトレーニングの仕方を学んだ。30歳になって老けたし、筋力をつけるのではなく、今ある力をいかすことが重要であることが分かった」。23年フランス大会も目指すことを示唆し、大人の色気が増した肉体で勝負することを誓った。【峯岸佑樹】

ボールの感触を確かめるリーチ・マイケル主将(右)(撮影・峯岸佑樹)

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ジョセフHC「継続して成長する必要」代表候補合宿

全体練習で指揮を執るジェイミー・ジョセフHC(撮影・峯岸佑樹)

ラグビー日本代表候補合宿が15日、国内での強化試合2試合に向け、千葉・浦安市で再開した。

3月下旬から行われていたニュージーランド遠征後、1週間のオフを過ごした選手たちは体力強化やラインアウトからの連係を確認した。

チームは20日にハリケーンズB戦(千葉・市原市)、27日にウェスタンフォース戦(東京・秩父宮)を控える。NZ遠征初戦となったハリケーンズB戦では31-52で敗れ、2戦目のハイランダーズB戦では46-21で快勝した。ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチは「これまで良い試合をしても、その次にパフォーマンスが落ちた。パフォーマンスにアップダウンがあってはいけない。W杯(1次リーグ)は4試合で、チームは継続して成長する必要がある」と話した。

全体練習で指揮を執るジェイミー・ジョセフHC(撮影・峯岸佑樹)
ストレッチしながら全体練習を確認するリーチ・マイケル主将(撮影・峯岸佑樹)

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神戸製鋼が始動「前年より成長しないと」総監督

始動日の練習でミーティングを行う神戸製鋼の選手、ウェイン・スミス総監督(中央)ら(撮影・松本航)

ラグビーのトップリーグ(TL)で2連覇を目指す神戸製鋼が15日、神戸市内のグラウンドで始動した。昨季はリーグ戦負けなしで15季ぶりに優勝。だが、この日は練習前には昨季のTLカップで敗れたクボタ、東芝戦の映像が流されたといい、フランカー橋本大輝(32)は「伸びしろがあることを再確認したミーティングだった」と気を引き締め直した。

日本代表候補やスーパーラグビーでプレーする選手らは不在だったが、ニュージーランド代表「オールブラックス」の名指導者として知られるウェイン・スミス総監督(61)は「去年の頭(始動)の方がしんどかった。やらないといけないことがたくさんあったから。去年の自分たちよりも高い位置にいる」と評す。選手たちは初日から精力的に走り込み、同総監督は「自分たちがやることに慣れてしまって『できるだろう』と思ってしまうと難しい。2連覇するためには、前年より成長しないとできない」と真剣な表情で語った。

オフ期間中にはコーチらをオーストラリア、南アフリカへと派遣し、それぞれの持ち場で「続けてやること」と「新しく始めること」の判断を仰いだ。ラグビー界屈指の知将は続けて勝つ術と、難しさの双方を熟知する。「我々が『~を目指せ』とは言わない。自分たちが何を達成したいのかを、考えることが大事。決めるのは選手」。優勝の余韻から覚め、常勝軍団となるために大切なシーズンが始まった。

トップリーグ2連覇に向けて始動した神戸製鋼の選手たち(撮影・松本航)

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首手術カーター開幕出場へ V2狙う神戸製鋼が始動

神戸製鋼SOダン・カーター(18年撮影)

ラグビーのトップリーグ(TL)で2連覇を目指す神戸製鋼が15日、神戸市内で始動した。

今季はW杯日本大会が9月に開幕するため、TLカップを6月22日から開催。リーグ戦は20年1月から行われる。今春に首の手術を受けた元ニュージーランド代表の世界的SOダン・カーター(37)については、ウェイン・スミス総監督(61)が「6カ月後にフルコンタクトができる。10月には連覇のために帰ってくる」とリーグ戦開幕に間に合う見通し。主将などリーダー陣は「大事なことを決めるのに、急ぎたくない」と見極めていく。

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代表SH田中史朗、SR除外に責任感「申し訳ない」

練習後に囲み取材に応じるSH田中史朗

スーパーラグビー(SR)の日本チーム、サンウルブズの合宿が15日、千葉・市原市で行われた。3月末にトップリーグのパナソニックを退団したSH田中史朗(34)らが、19日に秩父宮ラグビー場で行われるハリケーンズ戦に向けて汗を流した。

来季にキヤノンへの入団が発表されている田中は「与えられるチャンスというのがパナソニックで減ってきた。他に何が自分にできるかを考えた時に、能力のあるチームにコミットして今の経験を伝えてチームを強くするということをしていきたい。新しいチャレンジという形でやりたい」と胸の内を明かした。

海外遠征中だった3月下旬に、サンウルブズが20年シーズンを最後にSRから除外されることが発表された。田中は13年にハイランダーズで日本人で初めてSRに出場。ラグビーの知名度を上げるために全国で普及活動をするなど、日本ラグビー界発展のために貢献してきた。それだけに「これからの子どもたちのためにも世界への扉をもっと広げていかないといけないのに、閉ざしてしまったのは申し訳ない」と責任感を口にした。

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エディー氏、日本代表にスコットランド戦がポイント

監修したかばんのPRイベントに出席したイングランド代表のジョーンズ監督

ラグビーの15年ワールドカップ(W杯)で日本代表ヘッドコーチを務めた、現イングランド代表監督のエディー・ジョーンズ氏(59)が12日、都内で行われた高級ブランド「ハンティングワールド」のイベントに出席した。

監修を務め、9月に日本限定で販売されるかばんのプロモーションで「裏地の赤はラグビーのパッションの色。W杯でも使いたい」とPRした。日本代表に対しては、1次リーグ最終戦のスコットランド戦をポイントに挙げ「防御を磨く必要がある。一番難しい試合になる」と話した。

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神戸製鋼SOカーターが首手術「また乗り越えるよ」

2018年9月14日サントリー戦でマンオブザマッチを獲得して笑顔を見せる神戸製鋼SOダン・カーター(撮影・丹羽敏通)

ラグビーのトップリーグ(TL)、神戸製鋼のSOダン・カーターは11日、インスタグラムで首の手術を受けたことを明らかにした。

病院のベッドに横たわる写真とともに「また挑戦を乗り越えるよ! 手術がうまくいってうれしい。復帰への長い道が始まる」と記した。

日本のシーズンオフの間にフランス1部リーグのラシン92に復帰する予定だったが、メディカルチェックにパスできずに計画は立ち消えとなっていた。

37歳で元ニュージーランド代表のカーターは、神戸製鋼で来日1季目の2018~19年シーズンにTLと日本選手権の制覇に貢献した。

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リーチ、マフィら38人 代表候補合宿メンバー選出

リーチ・マイケル(18年11月撮影)

日本ラグビー協会は11日、日本代表候補が千葉県浦安市で14日から行う合宿参加メンバーを発表し、疲労のためニュージーランド遠征を外れたフランカーのリーチ(東芝)や、サンウルブズに参加していたNO8のマフィ(NTTコミュニケーションズ)ら38人が選ばれた。20日と27日に国内で強化試合を行う。

サンウルブズも15日からの練習参加メンバーを発表し、FW松橋(リコー)が加わった。

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同性愛者に差別投稿のフォラウとの豪代表契約を破棄

ラグビーのオーストラリア代表イズラエル・フォラウ(2014年12月10日撮影)

オーストラリア・ラグビー協会は11日、同国代表73キャップのFBイズラエル・フォラウが同性愛者に差別的な内容を写真共有アプリ「インスタグラム」に投稿したことを問題視し、代表選手としての契約を破棄する方針を明らかにした。

世界的スター選手でキリスト教徒のフォラウは、同性愛者や無神論者、偶像崇拝者などに対して「悔い改めなければ地獄が待っている」とする画像とメッセージを投稿。昨年も同性愛者を非難する投稿をして物議を醸した経緯があり、オーストラリア協会は10日に調査する意向を示していた。

フォラウの投稿に対し、日本代表のリーチ・マイケル主将(東芝)も11日に「人は皆が同じではない。間違っている」などと非難する内容の動画をインスタグラムに投稿した。

NZ代表ウィリアムズが右膝手術、W杯への影響懸念

ニュージーランド代表のソニービル・ウィリアムズ

ラグビーのニュージーランド代表で日本でのプレー経験もある33歳のソニービル・ウィリアムズが右膝の手術で最低でも6週間の離脱となると11日、複数のメディアが報じた。

12日に手術を受ける。スーパーラグビーで所属するブルース(ニュージーランド)のマクドナルド・ヘッドコーチが明らかにした。3月下旬の試合で痛めていた。

ウィリアムズは2011年、15年とワールドカップ(W杯)でニュージーランドの2連覇に貢献。今回のけがが今年のW杯日本大会の参加に影響する可能性もある。

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五郎丸、若者たちへ「逃げずにどんどんチャレンジ」

講演する五郎丸(右)

県内の経済4団体が主催する合同入社式が10日、浜松市中区のアクトシティ浜松で行われた。各団体に加盟する県西部地区の中小企業を中心とした44社が参加。新入社員118人を含む計176人が出席した。

冒頭では、県中小企業団体中央会の諏訪部敏之会長が「中小企業が日本経済を支えている。みなさん、誇りを持って働いてほしい」と激励した。

その後、講師として招かれたラグビートップリーグ・ヤマハ発動機の五郎丸歩(33)が登壇。新社会人に向けて、15年のラグビーW杯での体験談やフランスなど海外リーグ所属時に感じた「アピールすることの大切さ」などを説いた。話しの締めくくりでは「みなさんは今後、未経験のことに多く出会うと思う。そこで逃げずに、どんどんチャレンジしていってほしい」とエール。若者たちは真剣な表情で聞き入っていた。

後半では、島田市出身のフリーアナウンサー片川乃里子氏(48)によるビジネスマナー教室のほか、先輩社員を囲んでの質疑応答などが行われ、約2時間の式を終えた。合同での入社式は、県内の産業界を応援する目的で14年から始まり、東部、中部、西部に分けて開催。スポーツ選手による講演は、6度目の今年が初開催だった【河合萌彦】

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リーチが元豪代表グレーガン氏から主将の心得伝授

子どもたちにキックの手本を見せる日本代表フランカーのリーチ・マイケル(撮影・浅水友輝)

ラグビー日本代表主将で札幌山の手高出身のリーチ・マイケル(30=東芝)が9日、札幌市内でランドローバーラグビー教室に参加した。

教室開催前に元オーストラリア代表主将のジョージ・グレーガン氏(45)と会見に出席。99年大会優勝などワールドカップ(W杯)4大会出場の同氏から主将の心得を伝授された。教室で未来の日本代表を夢見る子どもたちとふれ合ったリーチは、自身3度目となるW杯(9月20日開幕)に突き進む。

   ◇   ◇   ◇

高校時代を過ごした第2の故郷、北海道でリーチは迫り来るW杯への強い思いを口にした。「W杯に向けては優勝することを考えている。本気で優勝を目指せば、行動が変わる」。3月の沖縄合宿以前は「ベスト4」を目標と掲げていた。予選リーグも突破したことがないチームに、優勝は高い壁と十分にわかっている。だからこそ厳しい目標をあえて言葉にして、リーチ自身、そしてチームを鼓舞していく。

この日は元オーストラリア代表主将でSHとして世界歴代3位の139キャップを獲得したグレーガン氏も参加。リーチが「僕が小さいころから試合に出ていた。いつも冷静にチームを引っ張っていた」と尊敬する大先輩だ。そのグレーガン氏は「彼は最初から日本のナショナルチームを率いるリーダーだった」と、リーチの主将としての才能を認めた。

「W杯に出場するチームの戦力は拮抗(きっこう)している」と分析するグレーガン氏は、リーチに主将としての心得も伝授した。同氏は<1>主将は自分のパフォーマンスを上げて行動で見せることが大切<2>主将はチームの重大な決定をしないといけないこともあるが自分の決めたことを信じる能力が必要、と2点をアドバイス。リーチは15年W杯イングランド大会で「史上最大の番狂わせ」と言われた南アフリカ戦でPGでの引き分けではなく勝利を目指す選択をした。<2>は果たせている。

W杯開幕まで残り164日。3月に痛めた恥骨炎症も治り、この日子どもたちの前では「痛い場面でも飛び込んでいく姿を見て欲しい」と宣言した。伝説的な代表主将からヒントを得たリーチのボルテージは上がってきた。【浅水友輝】

会見で握手を交わす日本代表フランカーのリーチ(左)と元オーストラリア代表のグレーガン氏(撮影・浅水友輝)

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リーチが自身の冠大会構想「北海道にレガシーを」

子どもたちの質問に応じる元オーストラリア代表のグレーガン氏(後方左)と日本代表フランカーのリーチ(同右)(撮影・浅水友輝)

ラグビー日本代表主将で札幌山の手高出身のリーチ・マイケル(30=東芝)が9日、札幌市内でランドローバーラグビー教室に参加した。

   ◇   ◇   ◇

北海道の地からリーチ2世を育て上げる。この日のラグビー教室には札幌市内の3つのクラブチームに所属する45人の子どもたちが参加した。リーチはキックやパスの仕方を熱血指導。さらに質問コーナーで「どれぐらい練習していたか」と問われ、「毎日毎日、練習していた。学校でも、公園でもキックしていた。上手になるにはそれが必要です」と伝えた。

ワールドカップ(W杯)後には札幌市内のグラウンドで子どもを対象にしたイベントも実施予定。さらに自身の名前を冠した大会の構想を問われ「やれたら面白いですけどね。何かしら北海道にレガシーを残したい思いはあります」。道協会の上坂弘文競技委員会委員長も「子どもたちにとってもあこがれの存在。やってくれるのであれば協力します」と前向きだった。

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リーチ・マイケル「来週の試合出る」完全復活宣言

会見で握手を交わす日本代表フランカーのリーチ(左)と元オーストラリア代表のグレーガン氏(撮影・浅水友輝)

ラグビー日本代表フランカーのリーチ・マイケル主将(30=東芝)が完全復活を宣言した。9日、札幌市内で行われたランドローバーラグビー教室に参加。

3月の沖縄合宿中に恥骨の炎症を起こし、ニュージーランド遠征メンバーから外れていたが「もう治っています。来週のサンウルブズの試合に出ることを目指しています」と話した。9月開幕のW杯日本大会について「本気で優勝を目指せば行動が変わる。どうせやるなら優勝を目指したい」と頼もしく言い切った。元オーストラリア代表主将でW杯4大会出場のジョージ・グレーガン氏(45)も参加した。

子どもたちにキックの手本を見せる日本代表フランカーのリーチ(撮影・浅水友輝)

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リーチ主将、高校時代過ごした札幌で「代表は順調」

リーチ(右)は町田札幌副市長を表敬訪問した(撮影・西塚祐司)

ラグビー日本代表主将で札幌山の手高出身のリーチ・マイケル(30=東芝)が8日、同校の佐藤幹夫監督(57)、道協会の田尻稲雄理事長(70)とともに札幌市役所を表敬訪問した。自身3度目となる9月開幕のワールドカップ(W杯)日本大会に向けて「日本代表は順調に練習できている。優勝を目指して頑張りたい」と抱負を語った。

高校時代を札幌市で過ごしたことから今大会の開催都市特別サポーターに選ばれた。2試合が行われる札幌ドームでは、ラグビー発祥の地イングランドや強豪オーストラリアなどが熱戦を展開する。「(日本代表戦が)札幌でないのは個人的に残念。だけど面白い試合があるのでそれを見て少しでも北海道のラグビー人口が増えて欲しい」と期待した。

ボールにサインするリーチ(撮影・西塚祐司)

大西監督「素晴らしい試合」関西代表がNZに惜敗

試合を終えた関西学生代表とニュージーランド学生代表(撮影・松本航)

<親善試合:関西学生代表29-32ニュージーランド(NZ)学生代表>◇6日◇NZ・ダニーディン

関西学生代表が最後の1プレーで痛恨の失点を喫し、NZ学生代表からの歴史的な初勝利を逃した。

無念の笛が快晴のダニーディンに響いた。後半40分、自陣ゴール前約30メートルでの反則。静まりかえったグラウンドで相手のPGが決まると、関西学生代表はがっくりと肩を落とした。同時に告げられたノーサイド。あと1歩で下克上を逃し、フランカー岡山仙治主将(4年=天理大)は「悔しい。NZ学生代表相手に善戦したのは収穫だけれど、負けは負け。この負けを無駄にしたくない」と唇をかみしめた。

序盤からスクラムでペナルティーを得るなど圧倒。だが、ラインアウトや広いスペースでの防御の穴を突かれるシーンが目立った。前半を10-17で折り返し、後半に入ると一時は12点のビハインド。それでも39分、CTBシオサイア・フィフィタ(3年=天理大)が相手防御ライン裏へ転がしたキックに、WTB中孝祐(4年=関学大)が反応して同点トライ。張り詰めた空気感で迎えた最後のプレーで、勝利の女神は相手に味方した。

昨季は天理大が全国大学選手権で準優勝。その天理大は関西リーグ1試合平均68得点と「1強」の戦力図だった。関西学生代表を率いた大西健監督(69=京産大監督)は事前合宿から「勝てる力があった天理大が最後に勝てなかったのは、関西が弱いから。冬に関東に勝つためにやっている。仲良し集団になるのはいけない」と繰り返し唱えてきた。練習では自らスクラムマシンに乗って指導した指揮官は「勝てなかったけれど、素晴らしいゲーム。十分、関東に通用する力がついた」とリーグ全体のレベルアップを実感した。

一方、選手たちは悔しさを胸に刻んだ。突破だけでなく、パス、キックで抜群の存在感を示したフィフィタは「U-20(20歳以下日本代表)に選ばれたら、オーストラリア遠征(4~5月)がある。この経験をそこで生かしたい」とキッパリ。昨季関西4位で、関学大の一員として大学選手権出場を逃した中は「チームに持ち帰って、還元したい」と秋の勝負を見据えた。【松本航】

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ウルフパックが遠征最終戦で白星 松島幸太朗ら活躍

FB松島幸太朗(19年4月撮影)

<強化試合:ウルフパック46-21ハイランダーズB>◇5日◇ニュージーランド・ダニーディン

日本代表候補の特設チーム「ウルフパック」がニュージーランド遠征最終戦を勝利で締めくくった。

スーパーラグビー「ハイランダーズB(控えチーム)」に前半5分、WTBレメキ・ロマノラバ(ホンダ)のトライで先制。FW戦で優位に立ち、ゴール前のラインアウトやスクラムでペナルティーを得る場面が目立った。前半は22-7で折り返した。

後半に入ると攻め込まれる場面も増えたが、FB松島幸太朗(サントリー)らの活躍で着実に加点。FWも最後まで優位に戦い抜いた。

9月開幕のW杯日本大会に向けて、スーパーラグビー「サンウルブズ」と並行して強化を進める日本代表。ウルフパックは試合後に帰国し、次戦は20日にハリケーンズBと千葉・市原市で対戦する。

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関西学生代表「ONE TEAM」で打倒NZ学生だ

関西学生代表の円陣で意見を伝えるSO松永拓朗(中央)(撮影・松本航)

「ONE TEAM」で下克上を目指す。ラグビーの関西学生代表が5日、ニュージーランド(NZ)学生代表との一戦(6日、NZ・ダニーディン)に向けて、同地で最終調整を行った。

約1時間、軽めに汗を流し、フランカー岡山仙治主将(4年=天理大)は「遊びに来たわけじゃなく、みんな目標は認識している。サポートしてくださった方々への恩返しを結果で見せたい」と力強く言い切った。

3月27日に結成された関西代表だが、日を追うごとに結束してきた。2日に同地でオタゴ大と戦い、翌3日はリカバリーと観光。世界で最も急な坂といわれる「ボールドウィン・ストリート」を全員で訪れた。約350メートルの坂を上り終えると、スタート地点にはビデオカメラをまわす大西健監督。頂上から中林正一コーチ(立命大監督)、選手らが「大西先生、ONE TEAMですよ~!」と呼びかけ、69歳の大西監督も選手の助けを借りながら上りきった。

チーム結成当初から、スローガンは「ONE TEAM」。大西監督は「えらい目にあった」と苦笑いしながらも「いい雰囲気でできている」と手応えをにじませる。

相手は強敵だが「セットプレーで最後までプレッシャーをかけ続けたい。昨季、勝てる力を持っていた天理大が大学選手権の決勝で勝てなかったのは、関西のレベルが低いから。明日、結果を残して、関東に勝つことにつなげたい」と意義を強調。15年ワールドカップ日本代表伊藤鐘史氏(京産大コーチ)の弟で、ロックの鐘平(4年=京産大)も「スクラムには自信を持っている。低くまとまって、押したい」と意気込んだ。

チームはこの日午後から、同地で行われる日本代表候補の特設チーム「ウルフパック」-ハイランダーズB戦、スーパーラグビーのハイランダーズ-ハリケーンズ戦を観戦する。心身の準備を整え、遠征の集大成を披露する。

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元NZ代表のダグが引退 昨季はキヤノンでプレー

ラグビーの元ニュージーランド代表で、2011年ワールドカップ(W杯)優勝メンバーのイズラエル・ダグ(30)が膝のけがにより引退を表明した。5日、AP通信が報じた。

主にFBを務めニュージーランド代表として通算66キャップを誇る。昨シーズンには日本のトップリーグのキヤノンでプレーした。

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代表SH田中史朗キヤノン決定的12年在籍パナ退団

田中史朗

3月末でラグビーのトップリーグ(TL)、パナソニックを退団し、去就が注目されていた日本代表SH田中史朗(34)のキヤノン入団が決定的であることが3日、分かった。近く正式発表される見込み。田中は18年度限りで、12年間在籍したパナソニックを退団。複数のオファーの中から、昨季TL12位で、上位進出を目指すキヤノンを新天地とする意向を固めたとみられる。

1月に34歳を迎えベテランの域に達したが、試合の流れを読んだ巧みな球出しと、豊富な経験に裏打ちされたプレーは健在。強烈なリーダーシップでチームをまとめる姿勢に、日本代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチからの信頼も厚く、史上初の8強入りを目指す代表の主力として、9月開幕のワールドカップ(W杯)日本大会での活躍も期待されている。

京産大卒業後に三洋電機(現パナソニック)に入団し、多くのタイトル獲得に貢献。日本代表としても11、15年のW杯出場を果たした。13年には、ハイランダーズ(ニュージーランド)で、日本人として初めて世界最高峰リーグ「スーパーラグビー」にデビュー。15年にはジョセフHCのもと、優勝も経験するなど、166センチの小さな体で、国内外から高い評価を受けてきた。今季のTLは、W杯開催期間を避け、リーグ戦の開幕は20年1月となる。キヤノンには日本代表の司令塔であるSO田村優(30)も在籍しており、TLのピッチでも、豪華ハーフ団が実現しそうだ。

◆田中史朗(たなか・ふみあき)1985年(昭60)1月3日、京都市生まれ。中学1年でラグビーを始め、伏見工-京産大-パナソニック。ニュージーランド留学した12年にオタゴ州代表入り。13年にハイランダーズでスーパーラグビーに日本人初出場。08年に日本代表に初選出され、現在69キャップ。11、15年W杯日本代表。166センチ、72キロ。血液型O。

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ウルフパック最終戦にWTB山田を抜てき堀江が先発

ハイランダーズB戦に向け調整するWTB山田(左から2人目)らウルフパックの選手たち(撮影・松本航)

ラグビー日本代表候補の特設チーム「ウルフパック」は3日、ニュージーランド遠征最終戦となるスーパーラグビー、ハイランダーズB(=下部チーム)戦(5日、ダニーディン)メンバーを発表した。

3月29日のハリケーンズB戦で、右足首負傷から約半年ぶりに実戦復帰したフッカー堀江が先発。左WTBは前戦出場なしの山田が抜てきされ、CTBを24歳松田、23歳梶村で組む。同地で練習を終えたジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(49)は「(堀江)翔太は本来の姿になるまで時間がかかると思うが、周りに安心感と自信を与えてくれる」と期待した。(ダニーディン=松本航)

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ウルフパック調整 ジョセフHC中華料理店で団結

ハイランダーズB戦の前日練習に臨んだフランカー姫野和樹主将(左)らウルフパックの選手たち(撮影・松本航)

ラグビー日本代表候補の特設チーム「ウルフパック」は4日、5日にニュージーランド・ダニーディンで行われるスーパーラグビーのハイランダーズB(控えチーム)戦に向けて同地で最終調整した。

連係の確認を中心に1時間程度、汗を流し、今遠征で主将を務めるフランカー姫野和樹(24=トヨタ自動車)は「チームがうまくいっていない時に、どういう言葉を、どういうタイミングで言うのか、意識してやっていきたい」と自覚をにじませた。

2日夜にはジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(49=HC)行きつけの中華料理屋でチームディナー。ジョセフHC自ら持参した魚やロブスターをシェフが調理し、団結を深めた夜になった。姫野は「ジェイミーがすごくおもてなしをしてくれた」とニッコリ。同地のオタゴ大を卒業し、ハイランダーズのHCも務めた指揮官からの粋な計らいもパワーに変え、NZ遠征を最高の形で締めくくる。

ハイランダーズB戦の前日練習後にコメントするウルフパックのジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(撮影・松本航)
ハイランダーズB戦の前日練習後に円陣を組むジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(左)らウルフパックの選手、スタッフ(撮影・松本航)

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