日刊スポーツ

日本代表合宿で手応え「エディーよりきつかった」

日本代表宮崎合宿の午前練習で会話するSH田中史朗(中央)ら選手たち(撮影・松本航)

ラグビー日本代表は16日、宮崎市内で行っている合宿におけるグラウンド練習を終えた。午前は戦術練習など実施し、午後からはウエートトレーニングの予定。17日は「君が代」の歌詞にもある「さざれ石」を宮崎・日向市の大御神社まで見に行くといい、同日に合宿を打ち上げる。

途中に休養日を挟みながら、約1カ月あまり続いた合宿に選手は充実感を漂わせた。フランカーのリーチ・マイケル主将(30=東芝)は「(恥骨炎症で)全くできない状態から始まって、最後はほとんど練習に参加できた。僕にとってもいい合宿だった」。SH田中史朗(34=キヤノン)は「4年前より、今回の方がきつかった。強度もですし、フィットネスも。エディー(ジョーンズ前ヘッドコーチ)の時より、ウエート(トレーニング)もきつかった。日本のレベルは上がっている」と手応えを示した。

9月開幕のワールドカップに向け、まずは今月27日からパシフィック・ネーションズカップに臨む。初戦は同日のフィジー戦(岩手・釜石鵜住居復興スタジアム)となり、リーチは「今までのフィジーの中で一番強い。日本代表の成長を見せられる試合」と気持ちを高ぶらせた。

日本代表宮崎合宿の午前練習終わりに笑顔を見せるSH茂野海人(右から4人目)ら選手たち(撮影・松本航)

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ラグビー代表トゥポウ「前向きになれる」愛妻が激励

日本代表宮崎合宿の午前練習後に思いを語ったCTBウィリアム・トゥポウ(撮影・松本航)

ラグビー日本代表CTBウィリアム・トゥポウ(28=コカ・コーラ)が愛妻のエールを力に変えた。

宮崎市内での合宿は15日、前日14日のオフを経て第3クール最終盤に突入。17日の打ち上げが迫り、188センチの大型BKは「彼女は2人目のコーチ」とジャズミン夫人に感謝した。2歳から過ごしたオーストラリアで、19歳の時に結婚。3部練習も導入された今合宿だが、朝、昼食後、就寝前に連絡を取るといい「『こういう期間も、振り返ればあっという間に過ぎる。全力を出して』と言われた。前向きになれる」。初のW杯へ、さらにギアを上げていく。

日本代表宮崎合宿の午前練習後に思いを語ったCTBウィリアム・トゥポウ(左)(撮影・松本航)

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リーチ主将、代表チーム作りに俳句導入 和の心重視

リーチ・マイケル(18年11月撮影)

ラグビー日本代表のフランカー、リーチ・マイケル主将(30=東芝)が12日、チーム作りの一環として「俳句」を導入することを明かした。

宮崎合宿の全体練習後、強化策として「俳句を勉強する。大事な日本文化を学ぶことでチームを強くする。これはすごく面白い」と説明。スーパーラグビーなどで指導経験がある世界的なメンタルコーチと相談し、俳句に決まったという。具体的な内容については明言を避けたが、選手約40人を数チームに分け、15日以降に第1回勉強会を実施予定。「和の心」でワールドカップ(W杯)8強入りを狙う。

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豪代表SHゲニア、SOクーパーが近鉄に加入

ウィル・ゲニア(2009年10月31日撮影)

トップチャレンジリーグの近鉄は11日、オーストラリア代表100キャップを誇るSHウィル・ゲニア(31)と、同70キャップのSOクエイド・クーパー(31)が加入すると発表。

ゲニアは活躍が期待されるワールドカップ(W杯)日本大会後、クーパーは9月ごろに合流予定という。

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ラグビー7人制日本代表の第1次候補に藤田慶和ら 

東京五輪に向けて強化方針を発表した男女7人制日本代表強化委員の本城和彦委員長(中央)。右は男子の岩淵健輔ヘッドコーチ、左は女子の稲田仁ヘッドコーチ(撮影・佐々木隆史)

日本ラグビー協会は10日、都内で20年東京オリンピック(五輪)に向けた7人制男女日本代表の強化方針と1次候補メンバーを発表した。

東京五輪と同時期の今月下旬から、本番を想定したシミュレーションを実施。選手村からの移動の確認や、試合会場の味スタで本番と同じ時間帯に試合するなど、猛暑対策なども練る。男子代表の岩渕健輔ヘッドコーチは「五輪は午前と夕方以降の試合になる。どこでどう過ごすかなども会場周辺の施設を使いながら臨みたい」と話した。

1次候補には、男子は15年W杯代表のWTB藤田慶和ら13人、女子は16年リオ五輪主将の中村知春ら17人が選ばれた。今後の活動を基に12月に2次候補を発表。選出された選手について、本城和彦強化委員長は「7人制に専任で活動してもらう」と来年1月開幕のトップリーグには出場させずに、東京五輪に専念させる方針を示した。

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ラグビー日本は白星発進 U20トロフィー

<U-20トロフィー>◇9日◇ブラジル・サンジョゼドスカンポス

開幕し、1次リーグA組の日本はブラジルに56-24で勝って白星発進した。日本は昨年のU-20世界選手権で最下位となり、下部のU-20トロフィーに降格した。

大会は参加8チームが2組に分かれて総当たりのリーグ戦を実施。各組1位が決勝で対戦する。

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ラグ代表の稲垣啓太、天然芝化計画の母校に男気寄付

新潟工の後輩らと芝生の苗作りに励む稲垣啓太(中央)(新潟工提供)

ラグビー日本代表のパシフィック・ネーションズカップ(PNC、27日開幕)に向けた宮崎合宿に参加中のプロップ稲垣啓太(29=パナソニック)が、故郷へ恩返しをした。母校の新潟工高の天然芝化計画に伴い、費用のほぼ全額となる約300万円を寄付。W杯での大勝負を前に「男稲垣」が一役買った。

   ◇   ◇   ◇

29歳の武骨な男は実戦練習でも心身を追い込んだ。前日に続き、試合を想定した40分間の「休みなしメニュー」では、足を止めることなく、体を当て続けた。他選手が疲労で両膝に両手を付く中、稲垣は疲れた表情を見せず、前を向いた。

2度目のW杯まで残り72日。活力となっているのが、地元新潟への愛情だ。花園に計43回出場を誇り、新潟県の強豪として知られる新潟工高だが、近年は部員不足に悩んでいた。同校の樋口猛監督(47)は充実した練習環境を整備することで「部員増につなげたい」と考え、天然芝計画を立てた。ラグビーグラウンド(縦約100メートル、横約80メートル)には約4万5000株の苗の他、芝刈り機や散水用ポンプなどの管理費用もかかる。合算して約300万円と試算し「県立高校では難しい」と頭を抱えていた。

5月中旬、この計画を耳にした稲垣が「お役に立てるのなら、ぜひ協力させてください」と手を挙げた。同下旬には稲垣が母校を訪れ、部員やその保護者らと苗作りに励んだ。後輩たちは肥料や水やりなど世話を続け、今月7日に苗の植え付けを実施。9月上旬には天然芝のグラウンドが完成する。高1で本格的に競技を始めた稲垣は「高校はラグビーの原点。母校への恩返しとともに、新潟県の競技普及につながってもらえたらうれしい」と願った。

W杯開幕前の9月8日にはグラウンド開きを行う予定だ。樋口監督は「部員らと手作りというのが稲垣らしい。彼の活躍は高校だけでなく新潟県民の誇りだし、緑のグラウンドにしてW杯へ送り出したい」と語る。寡黙な仕事人は、恩師や後輩への思いを胸に、2度目の大舞台への準備を進める。【峯岸佑樹】

新潟工の後輩らと芝生の苗作りに励む稲垣啓太(右)(新潟工提供)
グラウンドに苗の植え付けを行った新潟工ラグビー部とその保護者ら(新潟工提供)

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リーチ主将「びびった」脱出テーマに地獄練習40分

実戦を意識した練習に取り組む代表選手たち(撮影・峯岸佑樹)

9月のW杯開幕へ、ジョセフ・ジャパンのサバイバルが一層激化する。ラグビー日本代表のパシフィック・ネーションズカップ(PNC)に向けた宮崎合宿は8日、最終第3クールが本格的に始まった。3日に第2Cを終え、前日7日に再集合。27日には、W杯の最終準備として臨むPNC第1戦のフィジー戦(岩手・釜石市)が迫る。

この日は、より実戦を想定した攻守の「EXIT(脱出)」をテーマとした練習に重点を置いた。15対15で自陣22メートルのラインアウトを起点とし、キックなどを使ってその状況をどのように“脱出”出来るかを意識。約40分間の地獄のメニューで選手たちは足を止めることなく、休みなしでボールを動かし続けた。フランカーのリーチ・マイケル主将(30=東芝)は「試合と同じ80分ぐらいの強度だった。こんな速いテンポのゲームはない。練習メニューにびびったし、へとへと」と珍しく嘆いた。

ジョセフ・ヘッドコーチは、第3Cの練習を試合よりも高い強度で行い、疲労がある中での冷静な判断を求めている。PNCではW杯仕様に選手31人を選出する意向も示し、指揮官は「さらにポジション争いが激化する。地力を上げるためにも厳しい練習で選手たちがどう反応するかを見てみたい」と期待した。W杯3大会連続出場を狙うSH田中史朗(キャノン)は「しんどい気持ちはあるけど、本番を見据えて、その中で戦術理解が出来るかが大事」と話した。17日の第3C終了まで残り9日。日本代表の生き残りを懸けた戦いは続く。【峯岸佑樹】

実戦を意識した練習に取り組む代表選手たち(撮影・峯岸佑樹)

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白血病克服のリアリーファノがラグビーNTT入団

ラグビーのトップリーグ(TL)、NTTコミュニケーションズは8日、白血病を乗り越え復帰したオーストラリア代表のSOクリスチャン・リアリーファノが入団すると発表した。

CTBでもプレーできる。

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「勝ちたいなら菅平」スポーツ合宿の町をアピール

菅平観光協会宣伝部長の桑田雅之氏

ラグビーの合宿地として知られる長野県・菅平の観光協会が、菅平をもっと広く周知すべく、ウエブサイト「SSB(SUGADAIRA SPORTS & BROADCAST)」を開設した。テーマはずばり「勝ちたいなら菅平」。実はラグビーだけではなく、大学や実業団の駅伝、マラソン、スピードスケート、競技スキーの合宿の実績を持つ。

菅平観光協会宣伝部長の桑田雅之氏(47)は「スポーツ合宿の町として、子どもから社会人、プロのアスリートまでに愛されてきた菅平。その原点に立ち返り、スポーツもビジネスも問わず『勝つ』ことにフォーカスしたウェブサイトです。菅平に関わりのあるアスリートや指導者のインタビュー記事から、ラグビー女子がチームをリポートする動画まで、幅広いコンテンツを発信していきます」と話した。

5日に帝京大ラグビー部の岩出監督のインタビューをアップしている。

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新戦闘服は“兜”ポジションごとに異なる機能を追求

新ジャージー発表会見に臨む、左からラファエレ・ティモシー、堀江、リーチ・マイケル、福岡、ヴィンピー・ファンデルヴァルト(撮影・小沢裕)

ラグビー日本代表が、新たな“戦闘服”でワールドカップ(W杯)8強を目指す。日本ラグビー協会は4日、日本代表の新ジャージーを発表した。

デザインは、伝統的な赤と白の日の丸カラーのストライプに「兜(かぶと)」の前立てをモチーフにした。「武士道の精神」とともに世界に立ち向かう誇りと勝利への意気込みが込められている。吉祥文様の地紋で、富士山の御来光を表現したサンライズゴールドも加えた。桜のエンブレムは3D化し、浮き出る感じにした。機能面ではポジションごとのプレーの特性を考慮し、FW第1列とそれ以外、BKの3種類のタイプを開発。FW用は15年大会より12%、BK用は7%軽量化し、耐久性や運動量も追求した。肩部分にはタックルやスクラムに役立つ滑り止め効果も施した。

都内での記者会見に出席したフランカーのリーチ・マイケル主将(東芝)は「ポジションごとに機能が違って着心地も良い。これを着て、日本の歴史を変えたい」。フッカー堀江翔太(パナソニック)は「伝統的な日本文化も残っていて格好いい。体にもかちっとはまる。W杯が近づいてきたなという感じだし、この価値を上げるためにも結果を残したい」。WTB福岡堅樹(パナソニック)は「スピード勝負なので、つかまれにくいジャージーはプレーに生きる。心強い武器になる」と太鼓判。

日本代表は27日に岩手・釜石鵜住居復興スタジアムで行われるパシフィック・ネーションズカップのフィジー戦で初着用する。【峯岸佑樹】

ラグビーW杯2019日本大会で着用する日本代表の新ジャージー。桜のエンブレムも3D化(撮影・小沢裕)
ラグビーW杯2019日本大会で着用する日本代表の新ジャージー。手前右の青はセカンドジャージー(撮影・小沢裕)

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ラグビー代表新ジャージー「兜」モチーフ込めた思い

ラグビー日本代表新ジャージー発表会見に臨む、左からラファエレ ティモシー、堀江、リーチ マイケル、福岡、ヴィンピー・ファンデルヴァルト(撮影・小沢裕)

ラグビー日本代表が、新たな“戦闘服”でW杯8強を目指す。日本ラグビー協会は4日、日本代表の新ジャージーを発表した。

デザインは、伝統的な赤と白の日の丸カラーのストライプに「兜(かぶと)」の前立てをモチーフにした。「武士道の精神」とともに世界に立ち向かう誇りと勝利への意気込みが込められている。吉祥文様の地紋で、富士山の御来光を表現したサンライズゴールドも加えた。桜のエンブレムは3D化し、浮き出る感じにした。機能面ではポジションごとのプレーの特性を考慮し、FW第1列とそれ以外、BKの3種類のタイプを開発。FW用は15年大会より12%、BK用は7%軽量化し、耐久性や運動量も追求した。肩部分にはタックルやスクラムに役立つ滑り止め効果も施した。

都内での記者会見に出席したフランカーのリーチ・マイケル主将(東芝)は「ポジションごとに機能が違って着心地も良い。これを着て、W杯で日本の歴史を変えたい」。フッカー堀江翔太(パナソニック)は「伝統的な日本文化も残っていて格好いい。体にもかちっとはまる。W杯が近づいてきたなという感じだし、この価値を上げるためにも結果を残したい」。WTB福岡堅樹(パナソニック)は「スピード勝負なので、つかまれにくいジャージーはプレーに生きる。心強い武器になる」と太鼓判を押した。

日本代表は27日に岩手・釜石鵜住居復興スタジアムで行われる「パシフィックネーションズ第1戦」のフィジー戦で初着用する。【峯岸佑樹】

日本代表の新ジャージーの着心地を語るリーチ・マイケル主将(撮影・峯岸佑樹)

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石原慎太郎ラグビー代表緊急招集に笑顔「チャンス」

石原慎太郎(2016年9月17日撮影)

プロップの負傷者続出により、1日から強化合宿に途中参加していた石原慎太郎は「シンプルにチャンスをもらえた」と笑顔だった。

昨年6月末に首を負傷して代表から離れていたが、手術をせずに自然治療で完治。日本代表の特別編成チーム「ウルフパック」の試合映像をチェックするなど準備に抜かりはなく「僕の中でW杯が抜けたことは1度もない」と緊急招集にもどっしりと構えた。

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ジョセフHC「W杯が成功すれば」続投へ前向き姿勢

ラグビー日本代表強化合宿の第2クールを終えて、囲み取材に応じるジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ

ラグビー日本代表は3日、宮崎市で行う強化合宿の第2クールを終え、総括として取材に応じたジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC、49)が続投へ前向きな姿勢を見せた。

1日に日本協会の清宮克幸副会長が、9月開幕のW杯日本大会後も同HCの続投を希望。それに対して「必要とされているのはすごくうれしい。でも自国開催のW杯ということで今は大きなタスクがあり、そこに一点集中して努力している」とW杯に最大の重きを置いた。一方で「W杯が成功すれば、その後は必然的にいろいろの物事はうまく前に進んでいくと思っている」と続投へ含みを持たせた。

だが現在のチーム状況は

決して明るくない。左プロップは稲垣、中島、三上、山本の4人だが、三上と山本は負傷により別メニューで調整中。稲垣も万全な状態ではない中、この日のスクラム練習中に中島が左ふくらはぎを肉離れした。ジョセフHCは「ここまでの6カ月でこの4人をずっと鍛えてきてW杯に向けて準備を重ねてきたにもかかわらず、3人がケガで不在は非常に大きな問題」と頭を悩ませた。W杯を見据えたパシフィック・ネーションズ杯初戦のフィジー戦は27日。今こそ指揮官の手腕が問われる。【佐々木隆史】

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ラグビー協会新会長が代表合宿視察 強化体制に持論

ラグビー日本代表強化合宿を視察に訪れた日本協会の森重隆新会長

日本ラグビー協会の森重隆新会長(67)が2日、宮崎市で行われている日本代表強化合宿第2クールを視察に訪れた。

ラガーマンらしくポロシャツに短パンで登場し、これが事実上の初仕事。1日には都内で取材に応じた清宮克幸副会長が、日本代表ジョセフ・ヘッドコーチの続投希望を訴えたばかり。これについて「よく聞いたら『個人的には』っていちいち言っていた。全く何も決まってない」と、あくまで清宮副会長の個人的意見だとした。そして「清宮にはメールで『公人なんで』って話をした」とくぎを刺したという。

何よりまず、強化体制を整える必要があると力説。15人制男子の薫田真広強化委員長が退く方針で、当面は藤井雄一郎強化副委員長が中心となるが「これからは高校、大学、ジャパンとつながるように強化しないといけない」と持論を展開。全カテゴリーの強化を統括する人材が、今の協会には必要だとした。

ラグビー日本代表強化合宿を視察に訪れ、選手らの前であいさつする日本協会の森重隆新会長

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ラグビー協会清宮新副会長、ジョセフHC続投支持

ジェイミー・ジョセフHC(2019年6月24日撮影)

日本ラグビー協会の副会長に就任したヤマハ発動機前監督、清宮克幸氏(51)が1日、東京都内で取材に応じ、9月開幕のワールドカップ(W杯)日本大会後の日本代表指揮官に関して「結果を見て次の人を探すとなると空白期間が生まれる。(現在代表を率いる)ジョセフ・ヘッドコーチが続投すべきだと考える」と訴えた。15人制男子の薫田真広強化委員長は退く方針となり、当面は藤井雄一郎強化副委員長が中心になるとの見通しも明かした。

宮崎に滞在中の藤井強化副委員長も呼応。「そのまま次のW杯に行くかどうかは別としても、すごいスマートなやり方じゃないかなと思う。やっぱりオファーしないといけない。いろいろなところから(指導者としての)オファーがあるのは間違いないが、彼は日本が好き」と賛同。要請すれば実現する可能性があるとの見方を示した。

清宮氏はまた、トップリーグ(TL)など国内ラグビー界の改革について「僕が攻める部分のリーダーになっていきたい」。将来のTLに関し、日本協会は既に24チームによる3部制の導入などを各チームに提案済み。清宮副会長は基本的に踏襲する方針を明かした上で「今ないものをつくるのが(自分の)チャレンジ」と強調した。

清宮克幸氏(2019年1月29日撮影)

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ラグビー日本代表に秘密兵器アタアタが合流「感謝」

ラグビー日本代表強化合宿に合流したWTBアタアタ

ラグビー日本代表に秘密兵器が合流した。

1日、宮崎市内で行われた強化合宿第2クールに、スーパーラグビーのチーフス(ニュージーランド)で活動していたWTBアタアタ・モエアキオラ(23=神戸製鋼)が合流した。

日本代表キャップ3のアタアタは「ここに戻って来られてうれしい。感謝しています」と明るく話した。

この日は防御中心の練習が行われ、185センチ、107キロの屈強な体を生かしたタックルでアピール。一時は116キロまであった体重を、大好物のケンタッキーフライドチキンを封印して絞ったという。自慢のフィジカルに俊敏さもプラスされた。SOやCTBなども器用にこなすオールラウンダーは「自分のフィジカルは強み。チーフスのコーチからも言われた。アピールして今後も代表に呼んでもらいたい」と意気込んだ。【佐々木隆史】

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神スイングの稲村亜美、100日後W杯へ神タックル

ラインアウトを体験する稲村亜美

神スイングの稲村亜美が、神ラインアウトや神タックルを披露した。「ラグビーW杯100日前イベントIN川崎」が6月16日、ラゾーナ川崎プラザで行われた。タレント稲村亜美と、ラグビーW杯アンバサダー広瀬俊朗氏、W杯3大会出場の大野均の3人によるトークショーも開催された。

2人からラグビーを教わるコーナーでは、運動神経抜群の稲村が、神タックルや、ラインアウトでの神キャッチを熱演。広瀬に「前向きにやってくれてうれしい」と喜ばれ、大野には「来年の五輪で7人制日本代表、狙えるんじゃない?」と絶賛された。稲村は「昨年、トップリーグを観戦しました。肉と肉のぶつかり合う音が聞こえる。すごいです。みなさんもぜひ、体験して下さい」とラグビーをアピールした。

また、神奈川県立多摩高合唱部も駆けつけ、さわやかな歌を披露した。水谷弥太郎さん(2年)は「五郎丸選手で話題になったときはラグビーを見たのですけど、その後は…あまり…。こういう機会をいただいたので、ラグビーW杯、見てみようと思います」と話した。

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ヤマハ発動機、惜敗 若手主体21点差猛追も及ばず

強引に突進するヤマハ発動機のフッカー名嘉

<ラグビー・トップリーグ杯:東芝24-21ヤマハ発動機>◇第2節◇29日◇静岡・エコパスタジアム

ヤマハ発動機は21-24で東芝に惜敗した。前半はトライを奪えず、21点を追う展開で折り返した。堀川隆延監督(45)は「後半は全く別のチームになった」。気持ちを切り替えて臨んだ後半は、立ち上がりから猛攻。同4分にFBゲリー・ラブスカフニ(23)のチーム初トライで口火を切ると、同16分にはゲーム主将のフッカー名嘉翔伍(31)もトライ。3点差に迫る反撃も実らず、敗れたが、指揮官は「得るものも多かった」と悲観しなかった。

この日は若手主体のメンバーで臨んだ。22日の九州電力戦からスタメン5人を変更した。これまで公式戦での出番が少なかった選手が出場。前半は経験値の差が浮き彫りになったものの、意地は見せた。堀川監督は「チームが上に行くためには壁を越えなければいけない。今日は若い選手でどれだけできるかが焦点だった」。次代の主力を担っていく選手たちにチャンスを与え、経験を積ませた。

7月5日はNTTドコモと対戦(万博、午後7時30分)する。同監督は次戦も大幅なメンバー変更を示唆。ゲーム主将の名嘉も「しっかりと修正して臨みたい」と、チームの底上げを図る。【神谷亮磨】

ラグビー新会長に森重隆氏が就任「覚悟で受けた」

日本ラグビー協会の森重隆新会長(左)と岩渕健輔新専務理事は就任会見を終えてがっちりと握手

日本ラグビー協会の森重隆新会長(67)が、自ら動いて日本ラグビー界を改革する。同協会は29日、東京都内で評議員会、理事会を開催。2期会長を務めた岡村正氏(80)の後任に森氏を選出した。副会長に清宮克幸氏(51)専務理事に岩渕健輔氏(43)と幹部の顔ぶれは大幅に若返り一新。森新会長は就任会見で「変革しながら、進化し続けたい」と前向きに話した。

「副会長の中で唯一60代だったので」と就任の経緯をジョーク交じりに説明した森新会長だが、その思いは熱い。「日本のラグビーを引っ張っていく覚悟。競技人口を増やし、ファンを増やして、ラグビー精神を広めたい」と言い切った。

「そのきっかけとしてW杯がある」と話したが、9月20日開幕の大会まで時間はない。「まずは各開催地に足を運んで、地域との交流を深めたい」と会長自ら出向く決意を表明。福岡から東京へ住まいを移し、協会会長としての活動に専念することを明かした。

大会準備とともに、強化への影響も不安。新体制は固まったものの、交代が既定路線の薫田真広強化委員長(52)の後任は決まっていない。「(7月)1日に(代表合宿中の)宮崎に行き、ヘッドコーチらの意見を直接聞きたい」と、自ら乗り出すと宣言した。

裏表のない正直な性格、トレードマークの口ひげで「ひげ森さん」と誰からも慕われる。「アマチュアリズム」という懐かしい言葉を使いながらも「プロの洗礼受けながら」と変わることにも積極的。清宮氏、岩渕氏ら若い実務者にサポートを受けて、ラグビー界を「ひげ森」が変える。

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負傷中NO8マフィ、来週にもグラウンド練習復帰へ

屋内トレーニングを行うNO8マフィ

ラグビー日本代表強化合宿の第2クールが29日、宮崎市内で行われ、左足首負傷中のNO8アマナキ・レレイ・マフィ(29=NTTコミュニケーションズ)が平常心で2大会連続W杯出場を目指す。

屋内で行われたチームトレーニングにフル参加。現在はグラウンドでの練習は回避しているが「気持ちは復帰している。来週になれば」と来週中にも戻る予定だ。15年W杯は大会直前まで股関節の負傷に悩まされた。しかし今回は「まだまだ時間はある。今日の練習に勝つこと。毎日チャレンジ。ゆっくり上げていかないと」と焦らず前に進む。

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全国高校ラグビー100回大会13校増の64校出場

日本ラグビー協会は20年度に開催される第100回全国高校大会の出場校を、従来の51校から史上最多の64校に増加して実施すると27日に発表した。大会の詳細は決まり次第、発表される。増える13校は以下の通りに決まる。

<1>全国9ブロック(北海道、東北、関東、北信越、東海、近畿、中国、四国、九州)に1チームずつ、計9チームの出場枠を与える。各ブロックでのチーム選出にあたっては、各都道府県の第100回大会予選で、2位になったチームで予選を実施し決定。

<2>20年3月開催予定の「第21回全国高校選抜大会」の優勝チームが属する都道府県に出場枠1を与える。両校優勝の場合は抽選で決定。

<3>第91回から第99回までの各都道府県予選を集計し、参加チーム数の累計が多い3府県に出場枠1を与える。複数の代表が選出される北海道、東京、大阪は対象外。

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ラグビーW杯「おもてなしアイコン」ネット上で反響

「チップは不要です」のアイコン(ラグビーW杯釜石開催実行委員会提供)

ラグビーワールドカップ(W杯)釜石開催実行委員会が制作した、外国人観光客向けにマナーやサービスを伝える「おもてなしアイコン(絵文字)」が注目を集めている。

実行委はW杯を機に多くの外国人観光客が訪れることを見据え、日本を代表する侍のキャラクターとともに「英語のメニューあります」「充電可能です」「チップは不要です」などと英語で記したユニークなアイコンを作成。「いわて・かまいしラグビー応援団」公式アドバイザーの村尾隆介氏が監修し、釜石市で試合する出場国や東日本大震災の支援への感謝を表すアイコンも制作した。全104種は専用HPから無料でダウンロードが可能。印刷して宿泊施設や観光施設、飲食店などに掲示し、一般市民も自由に使用出来る。ネット上では「侍が不気味」「イラストがシュール過ぎる」などの反響がある。

本番が3カ月後に迫り、実行委はさらに外国人に対してのおもてなし活動を強化させるために20日からSNS投稿キャンペーンを実施している。関係者は「言葉が通じなくてもイラストでコミュニケーションを図ることが出来る。活用しておもてなしの気持ちを多くの方に伝えてほしい」と呼び掛けた。

市内の釜石鵜住居復興スタジアムでは7月27日の「パシフィック・ネーションズカップ」(日本対フィジー戦)を皮切りに、9月25日にW杯1次リーグのフィジー対ウルグアイなどが行われる。

「英語メニューあります」のアイコン(ラグビーW杯釜石開催実行委員会提供)
「充電可能です」のアイコン(ラグビーW杯釜石開催実行委員会提供)

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茂野海人、W杯初出場へ得意の仕掛けでアピール誓う

大雨の中での練習を終えたSH茂野

ラグビー日本代表の強化合宿第2クールが26日、宮崎市内で行われ、ワールドカップ(W杯)初出場を目指すSH茂野海人(28=トヨタ自動車)が得意の仕掛けでのアピールを誓った。

台風3号の影響から大粒の雨が降りしきる中で約2時間、FWとBKに分かれて攻撃と防御を確認。ポジション柄、ボールを触る機会が多く「雨の中でプレッシャーがかかる状況は試合でもある。意識を高く持った」と雨天での試合を想定した。SHには15年W杯経験者の田中や経験豊富な流がいるなど層は厚い。その2人の間に割って入るために「少しでもスペースがあれば自分で仕掛けたい。そうすれば違った色を出せる。気は少しも緩められない」と攻めのスタイルでアピールする。

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NZ出身ラグ代表レメキ、家族から「まぁやるやん」

日本代表宮崎合宿での練習後に自らが作ったBBQテーブルの画像を見せて笑顔のWTBレメキ・ロマノラバ(撮影・松本航)

ラグビー日本代表WTBレメキ・ロマノラバ(30=ホンダ)がチームの「柱」になる。

25日は宮崎市内で行っている強化合宿の第2クール本格始動2日目。防御を中心に、実践練習ではグラウンド中央で相手を崩す攻撃の精度を同時に高め「うまくいっている。外のWTBにとってはチャンスが増える」と歓迎した。

ニュージーランド出身のレメキは日本人の妻と息子3人の大黒柱。宮崎合宿前には日曜大工でBBQ用テーブル、ブランコなどを製作し、家族から「まぁまぁやるやん」と好評だったという。力作は三重県内の自宅の庭に置かれ「(休みでも)外にいるのが好き。リラックスできた」。厳しい合宿が続くが、明るく、頼れる男が大外で引っ張る。

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稲垣啓太、スクラム強化へ1日7食の3キロ増目指す

日本代表宮崎合宿第2クールへの意気込みを語るプロップ稲垣(撮影・松本航)

ラグビー日本代表の強化合宿第2クール(C)が24日、宮崎市内で本格的に始まった。19日に第1Cを終え、前日23日に再集合。15年ワールドカップ(W杯)代表のプロップ稲垣啓太(29=パナソニック)は「(4年前の経験を)生かせる。この時期からチームが一気に成長した。伸びしろをどれだけ増やせるか」と気を引き締め直した。

自らも9月開幕のW杯日本大会に向け、リミッターを解除する。9日の宮崎入り時点で115キロだった体重は「ようやくコーチからゴーサインが出た。増やそうと思う」と増量に着手。食事は1日7回とし、目標は3キロ増の118キロだ。「自分は増やしても動けると思っている。この3キロがフィジカル面、セットプレーでのアドバンテージを与えてくれる」。4年前は無理に巨大化を図り121キロに到達したが「当時より筋肉量は多い」と自信を持つ。

第2Cは防御面に重点を置く練習が行われ、同時にスクラム強化も続く。最前列で体を張る稲垣は「残り2分の78分にいいスクラムを組めるか。疲れた中で質の高さを求めたい」。ジョセフ・ヘッドコーチも「試合より高い強度で練習することが大事」とハードな日々を予告した。【松本航】

日本代表合宿でコンタクト練習をする選手ら

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リーチ主将がコンタクト練習参加、完全復活へ前進

約3カ月ぶりにコンタクト練習に参加したフランカーのリーチ(撮影・佐々木隆史)

代表主将で恥骨炎症から復帰を目指すフランカーのリーチ・マイケルが、完全復活へ1歩進んだ。

約30分間行われたコンタクト練習にフル参加し「3カ月ぶりに入った、今までは加速する時に痛かったけど今日は痛くない。いい状態」と手応え。ジョセフ・ヘッドコーチも「OKといったところ」と評価した。パシフィック・ネーションズ杯初戦のフィジー戦へ「スタメンに入れるようにフルで練習に参加したい」と意欲を見せた。

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天理大・小松監督「ラグビーの魅力を感じて」定期戦

トライを決める天理大NO8アシペリ・モアラ(2019年6月23日撮影)

天理ラグビーが街を盛り上げた。昨季ラグビー大学選手権で準優勝した天理大が23日、天理高グラウンドで筑波大と定期戦「UNITY OF MINDS MATCH」(日刊スポーツ後援)を開催。

36-22で勝利した。FW陣がスクラムで奮闘し、攻撃の起点となった。小松節夫監督は試合を振り返り「セットプレーの部分、ラインアウトでは苦しんだ部分もあった。関東の大きい選手を相手にどう対応するか、修正していきたい」と収穫を話した。

1963年から開催されている伝統の定期戦。今年は初めて大学が主催し、市民ら500人以上が観戦した。小松監督は「市民の皆さんの前で勝つことができた。ラグビーのおもしろさ、魅力を感じてもらえたら」。試合前には天理高も同会場で交流戦を行い、59-21で京都成章高に勝利。“兄弟”そろって会場を沸かせた。

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引退覚悟から近鉄入り正面、古巣神戸製鋼と充実対戦

古巣神戸製鋼とのトップリーグ・カップ開幕戦を終え、抱き合う近鉄SO正面健司(中央)(撮影・松本航)

<ラグビー・トップリーグ・カップ:神戸製鋼22-14近鉄>◇22日◇1次リーグD組◇第1節◇和歌山・紀三井寺公園陸上競技場

トップチャレンジリーグ(トップリーグ2部)の近鉄に新加入したSO正面健司(36)が、古巣神戸製鋼相手に先発フル出場した。後半は14-7と相手を上回るスコアで「80分間、試合する機会をもらえて光栄でした」と充実した表情で振り返った。

神戸製鋼では昨季日本一となったが、リーグ戦出場はなかった。退団が決まり、現役続行を表明していたものの「このまま静かに引退かな…」。そう覚悟した時に、声をかけられたのが近鉄だった。古巣との開幕戦は「いろいろ知っているので、めっちゃ嫌でした」。それでも神戸製鋼の特徴をできる限り伝え、試合後は「やってみたら楽しかった」と司令塔としてけん引した。

充実の再出発となったが、有水剛志ヘッドコーチは「僕はもっとできると思う。ラインアタックのコントロールだったり、もっともっと、正面の良さを出してほしい」と大きな期待を寄せる。NEC、リコーのトップリーグ勢との対戦も控えており、チームとしての挑戦が続いていく。

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神鋼SH日和佐「日本一で終われるように」2冠誓う

トップリーグ・カップの開幕戦で勝利し声援に応えるSH日和佐篤(左)ら神戸製鋼の選手たち(撮影・松本航)

<ラグビー・トップリーグ・カップ:神戸製鋼22-14近鉄>◇22日◇1次リーグD組◇第1節◇和歌山・紀三井寺公園陸上競技場◇観衆2588人

昨季のリーグ戦を制した神戸製鋼SH日和佐篤(32)が20年1月開幕予定のリーグ戦2連覇と、カップ戦優勝の2冠を誓った。

前半13分にWTB児玉健太郎(27)のトライで先制し、前半で15-0。フランカー橋本大輝(32)が前半7分で負傷交代したため、日和佐はゲーム主将を務めた。後半は一時8点差に迫られるなど自慢の攻撃は影を潜め「近鉄さんの素晴らしいプレッシャーで、神戸のラグビーをするのが難しかった。トップリーグだから、カップ戦だから、というのは感じていない。勝ちたい」と思いを語った。

自身は9月開幕のW杯日本大会を目指す日本代表42人から漏れた立場。代表に関しては「可能性としてはゼロに近い」とし「神戸に戻った以上、神戸で競争がある。日本一で終われるように努力したい」とキッパリ。隣からはすかさずデーブ・ディロン・ヘッドコーチが「自分は(日和佐が代表に)入っているべきだと思う」と日和佐のコメントに重ねて発言し、会見場は和やかな雰囲気となった。

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