日刊スポーツ

野田英樹さんの娘Juju「F1に出るのが夢」

WRCトヨタ新加入のオジェ「ともに成功を」

自動車の世界ラリー選手権(WRC)に参戦しているトヨタは10日、2020年の体制を千葉市で発表し、6年連続総合優勝の実績がある新加入のセバスチャン・オジェ(フランス)は「一番強いチームに入りたいと思っていた。ともに成功を収めたい」と抱負を語った。

チームの総代表を務める豊田章男社長は「誰がいつ勝ってもいい布陣が整った。総合力で去年より上がっている。ぜひ期待していただきたい」と話した。

野田英樹さんの娘Juju「F1に出るのが夢」

ミキハウスグループ新春祝賀会に出席したJuju(撮影・松本航)

元F1ドライバー野田英樹さんの娘で、中学2年生のJuju(本名・野田樹潤)が10日、サポートを受けるミキハウスの新春祝賀会(大阪市)に出席した。

9歳でF4デビューを果たし、13歳でF3マシンにステップアップしたJujuは20年、デンマークを拠点とすることを決意。父を含めた家族と移り住むといい「いろいろな壁にぶつかることは今の時点から分かっている。それと1つずつ向き合って、乗り越えたい」と意気込んだ。

拠点の変更については年齢を考慮し、まずは米国と欧州で熟考。その上で「自分の夢はヨーロッパ系の道。その中で走れるのがデンマークだった。(将来は)F1やいろいろなレースに出るのが夢」と目を輝かせた。まずは1年間、デンマークで武者修行し、欧州内での転戦を目指していく。

後援会発足記念パーティーで父の野田英樹さん(左)と写真に納まるJuju(2017年)

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今宮純さん死去 F1解説で実況古舘と絶妙コンビ

F1解説などで知られたモータージャーナリスト今宮純氏が4日、死去した。70歳だった。4日に心臓発作で倒れたという。葬儀は近親者で営んだ。

70年代からモータースポーツ誌のライターとして活躍し、フジテレビがF1全戦の中継を始めた87年から解説者を務めた。実況の古舘伊知郎アナとの息のあったコンビは絶妙で、豊富な知識と優しい語り口で人気となった。

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アンドリュー・グレイが年間王座/FDJアワード

4度目の年間王者に輝いたグレイ(左)と2位の山下(中央)。右は3位の箕輪(撮影・吉池彰)

日刊スポーツ新聞社後援の4輪&2輪イベント「MOTOR GAMES」と4輪ドリフト競技「FORMULA DRIFT JAPAN(FDJ)」の2019 AWARD&YEAREND PARTYが18日、都内ホテルで行われ、FDJ年間王者アンドリュー・グレイ(41=スコットランド)らが表彰された。

グレイは最終第5戦で優勝。年間2位山下広一らとの混戦を制し、2年ぶり4度目の年間王座に就いた。「チームのみんなのおかげ。来年は新しい車でのチャレンジになる。楽しみたい」と笑った。

来年は5月2、3日の第1戦、鈴鹿ツインサーキットから年間5戦の戦いが始まる。敗れた山下は「今年は悔しかった。来年は頑張りたい」と巻き返しを誓った。

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F1ベトナム初開催、チェッカーフラッグ復活

国際自動車連盟(FIA)は5日、F1シリーズの来季の日程(決勝)を発表し、初開催となるベトナムが4月5日の第3戦、復活開催のオランダが5月3日の第5戦に入った。史上最多の全22戦となり、第18戦の日本グランプリ(GP)は10月11日に三重県鈴鹿サーキットで行われる。3月15日のオーストラリアGPで開幕。ドイツGPは外れた。

今季はレース終了の合図をパネルで表示したが、10月の日本GPで1周早く合図を出すトラブルが発生したため、チェッカーフラッグを正式な合図に戻すことも決めた。

20~21年シーズンから新規定が導入される世界耐久選手権(WEC)シリーズの最高峰クラスの名称は、これまでの「LMP1」から「LMH(ルマン・ハイパーカー)」に変更する。

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ホンダ・フェルスタッペン「年間3位は励みになる」

<F1:第21戦アブダビGP>◇決勝◇1日◇ヤス・マリーナ・サーキット

レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン(オランダ)が3戦連続表彰台となる2位、同僚のアレクサンダー・アルボン(タイ)は6位に入った。シーズン3勝のレッドブル・ホンダは製造者部門年間3位、フェルスタッペンもドライバーズ部門3位となった。

6度目の年間王者を決めていたメルセデスのルイス・ハミルトン(英国)が今季11勝目、通算84勝目。トロロッソ・ホンダ勢はダニール・クビアト(ロシア)が9位、ピエール・ガスリー(フランス)は18位だった。

◆フェルスタッペンの話 ペースは良かったが、メルセデスとルイス(ハミルトン)が速すぎた。全体としてはポジティブなシーズンで、年間3位になったことは励みになる。

(共同)

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ハミルトン今季11勝目「本当にハッピーだよ」F1

ルイス・ハミルトン

<F1:第21戦アブダビGP>◇1日◇決勝◇ヤス・マリーナ・サーキット

12月1日、F1最終戦アブダビGPの決勝が行なわれ、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンが優勝した。今季11勝目、通算84勝目。

ポールポジションのハミルトンはスタートからレースをリードし、後続を大きく引き離して全く危なげのない完全勝利を挙げた。

「このクルマをここまでプッシュし性能を引き出してきたこの素晴しいチームを本当に誇りに思うよ。一つ一つのパーツが技術の結晶であり、まさしく芸術作品だ。タイトルを決めた後も、このマシンをいかに速く走らせることができるかを追求し続けたんだ。今日は本当にハッピーだよ」

2番グリッドからスタートしたレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、スタート直後にフェラーリのシャルル・ルクレールに抜かれたものの、ピットストップを遅らせて13周分のタイヤ差を生かしてコース上で抜き返し、その後はルクレールに26秒差を付けて単独2位でフィニッシュしてみせた。

「今日の僕らはとても良い速さがあったけど、メルセデスAMGとルイスは速すぎたね。シーズン全体を振り返ってみてもポジティブな1年だったし、ドライバーズランキング3位で終えることができたのにも勇気づけられたね」

アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)は6位、ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)は9位でフィニッシュ。ピエール・ガスリーがスタート直後の接触で後退し18位に終わり、トロロッソのチーム最高位となるランキング5位奪還はならなかった。(米家峰起通信員)

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大嶋山下組が初総合V ぶつかりながら最後に抜いた

<自動車:スーパーGT>◇第8戦◇3日◇栃木県・ツインリンクもてぎ(1周4・801キロ)◇決勝

GT500クラスは予選2位の大嶋和也(32)、山下健太組(24=WAKO’S 4CR LC500)が2位に入って初の総合優勝を決めた。

優勝は、2年ぶりの王者を狙っていた平川亮、ニック・キャシディ組が飾った。GT300クラスは予選5位の高木真一、福住仁嶺組が4位で逃げ切り総合優勝となった。優勝は、ゴール直前で逆転した平中克幸、安田裕信組が今季2勝目を挙げた。

   ◇   ◇   ◇

行くしかなかった。山下はアクセルを踏み込んだ。王者を争う平川は2台体制のトムスチームのアシストもあって首位に浮上。3位の山下は、もう1台に5周以上もブロックされていた。「抜かなければ王者はない」。38周目。前を走る関口が遅い車に手間取っているチャンスを逃さなかった。

「ちょっと強引だったけど引くとつもりはなかった」。少し前に出たが、相手も引かない。並走しながら2つのコーナーを通過し、ぶつかりながら最終コーナーへ。立ち上る砂煙から先に出てきたのは山下だった。初の王者が決まった。

「すごい衝撃だった。バイブレーションも起きて、最後までもってくれてよかった」とメカニックに感謝した。来季はトヨタからWEC世界耐久選手権に出場する予定で、スーパーGTでは走らない。「接戦で走れるのは世界的にも例がない」と残念がった。

名門ルマンチームにとっては前身の全日本GT選手権時代の02年以来、17年ぶりのドライバータイトルだった。16、17年も最終戦まで王者を争いながら2、3位に終わった。所属11年目の大嶋は禁酒、2キロの減量、車と同じ青という占いのラッキーカラーにも頼った。「エースとして、いつあいそを尽かされるかと心配するシーズンもあった。2位とは7点差あったが、すごい緊張していた」。苦しみ抜いての栄冠だった。

忘れてはいけない人がいた。チーフエンジニアだった山田健二さん。昨年4月22日、急性心筋梗塞でなくなった。享年54。「どーなってしまうんだろうとぼうぜんとした」と大嶋は悲嘆に暮れたが、立ち止まるわけにはいかなかった。今季から阿部和也エンジニアが加入。「車のレベルが格段に上がった。プライドもあるはずだけど、健二さんの流れを理解してセッティングなどを合わせてくれた。健二さんも天国で喜んでくれていると思う」と大嶋は言った。恩人に贈るタイトルだった。

◆大嶋和也(おおしま・かずや)1987年(昭62)4月30日、福岡市生まれ。8歳からカートを始め、07年マカオGP3位、全日本F3総合優勝、スーパーGT300クラス王者。09年からスーパーGT500クラス、フォーミュラ・ニッポンに参戦。今季スーパーフォーミュラ14位。171センチ、61キロ。

◆山下健太(やました・けんた)1995年(平7)8月3日、千葉市生まれ。05年からカートに本格参戦し、14年マカオGP9位。15年からスーパーGT300クラスに出場し、500クラスは18年からフル参戦。16年全日本F3総合優勝。17年スーパーフォーミュラに転向し、今季は第6戦で初優勝を飾るなど総合5位。東海大工学部卒。175センチ、63キロ。

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ハミルトンがポールポジション獲得 ボッタス2位

ポールポジションを獲得したハミルトン(AP)

<F1:第21戦アブダビGP>◇30日◇予選◇ヤス・マリーナ・サーキット

2019年王者ルイス・ハミルトンが第11戦ドイツGP以来となるポールポジションを獲得した。

「とても長かったけど、僕らは冷静さを失わず集中して戦ってきた。マシン改善に努力し続けてきたチームのみんなに感謝している。この素晴らしいクルマで予選アタックをするのはこれが最後だから、とても誇りに思うよ」

メルセデスAMGはバルテリ・ボッタスも0.194秒差で2位に入り速さで圧倒。ただしボッタスはパワーユニット投入ペナルティで最後尾スタートとなるため、予選3位のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が2番グリッドからスタートすることになる。

「今週のメルセデスAMGは圧倒的に速いけど、僕らとしてはやれるだけのことはやったし満足だ。明日の決勝ではまだチャンスはあると思う」

アレクサンダー・アルボンは6位、トロロッソ勢は12位・14位という予選結果になった。(米家峰起通信員)

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ボッタスがフリー走行首位、ハミルトン2位 F1

フリー走行で首位のボッタス(AP)

<F1:第21戦アブダビGP>◇29日◇フリー走行◇ヤス・マリーナ・サーキット

バルテリ・ボッタスが首位、ルイス・ハミルトンが2位とメルセデスAMG勢が速さを見せた。

メルセデスAMGは得意とする低速コーナー主体のヤスマリーナ・サーキットで好走を見せ、さらにボッタスは前戦ブラジルGPでのトラブルを受け新品パワーユニットを投入したため金曜から余裕のある走りを見せた。

「マシンは最初からバランスが良く、新品パワーユニットもうまく機能してくれている。午前午後の両セッションとも好調だった。ロマン・グロージャンとの接触で少し時間を失ってしまったけど、彼がインから抜こうとする僕のことを見てくれていると思っていたんだ。そうじゃないと気付いたときにはもう遅く、どこにも逃げることができなかったんだ」

ボッタスはこの接触で訓戒処分を受けた他、新品パワーユニットの投入により最後尾グリッドスタートが決まっているため、予選ではなく決勝に主眼を置いたセットアップを進めた。

レッドブル・ホンダはマックス・フェルスタッペンが5位、アレクサンダー・アルボンが6位と出遅れたが、トロロッソ・ホンダ勢が9位・10位に入り、ホンダ勢は全4台がトップ10圏内につけた。

フェルスタッペンはトップとは0・551秒差につけたが「マシンバランスが完全に満足出来る状態ではなく改善が必要だ。メルセデスAMGはかなり速くて明日も打ち負かすのは難しそうだ。それでも彼らとの差は縮められると思う」と語った。

(米家峰起通信員)

フリー走行で2位のハミルトン(AP)

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フェルスタッペンV、ホンダ今季3勝目 F1

ブラジルGP決勝 走行するフェルスタッペン(AP)

<F1:第20戦ブラジルGP>◇17日◇決勝◇インテルラゴス・サーキット

レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが優勝した。第11戦ドイツGP以来となる今季3勝目。ホンダにとっても今季3勝目を飾った。さらにトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーも2位に入り、自身初表彰台を獲得した。

ポールポジションからスタートしたフェルスタッペンは終始安定した走りで2位のルイス・ハミルトンを寄せ付けず、2度のピットストップで逆転を狙って先手を打つハミルトンに対して1回目は逆転されるも即座にコース上で抜き返して再逆転、2回目はしっかりと前でコースに復帰して首位を固めた。

レース終盤にバルテリ・ボッタスがトラブルでコース上にマシンを止めたためセーフティーカーが導入され、ここでフェルスタッペンはピットに飛び込んでソフトタイヤに履き替えた。後方のハミルトンはピットインせずひとまず前に出る異なる戦略で逆転に賭けたが、フェルスタッペンはレース再開と同時にすぐさま抜き返し、ハミルトンを寄せ付けることなくそのままトップでチェッカードフラッグを受けた。

「ルイスはとても速かったから、僕も今日はずっと全開だった。戦略でも彼らは先手を打ってきたけど、僕らも良い対応ができたと思う。追い抜いたときも、今週の僕らには素晴らしい最高速があることは分かっていたんだ」

レース再開の際にレッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンはフェラーリのセバスチャン・フェテルを抜いて3位に上がり、その直後にフェラーリ勢が同士打ちで破片をまき散らし、再びセーフティーカー導入。ここでハミルトンがピットインしたためアルボンが2位、3位にガスリーとホンダ勢が1-2-3となる展開に。

残り2周でレースが再開されハミルトンはガスリーを抜き去ってアルボンに襲いかかったが、強引にインに飛び込んだため接触しフロントウイングを破損。アルボンはスピンさせられて最後尾に後退し、ここでガスリーが2位に浮上する。ハミルトンは必死にガスリーに仕掛けるも抜けず、最終ラップの最終コーナーからの立ち上がりで並ぶもののガスリーの車速の伸びが上回り、ガスリーは0・062秒差で先にコントロールラインを横切って2位フィニッシュを果たした。

「F1での初めての表彰台で何と言って良いのか分からないいよ。とても感情的だ。トロロッソのみんなのためにもうれしい。(レッドブルから降格となり)ベルギーGPでこのチームに戻って来て以来、素晴らしいクルマを僕に与えてくれたからね。最後まで可能な限りプッシュしたよ。本当に素晴らしい1日になったよ」

なお、ハミルトンにはアルボンとの接触で5秒加算ペナルティーが科されて7位に後退し、カルロス・サインツが繰り上がりで3位、アルボンは15位フィニッシュとなった。

(米家峰起通信員)

ブラジルGP決勝 ピット作業を行うフェルスタッペン(AP)

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ホンダ田辺TD「色々含めて上手く戦えた」PP獲得

ホンダの田辺豊治テクニカルディレクター

<F1:第20戦ブラジルGP>◇16日◇予選◇インテルラゴス・サーキット

F1第20戦ブラジルGP予選でレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがポールポジションを獲得し、チームは歓喜に包まれた。

第18戦メキシコGPでは予選で最速タイムを記録しながら黄旗無視の3グリッド降格ペナルティを科されてポールポジションからスタートすることができなかっただけに、フェルスタッペンも「2回目って言ったけど、僕は3回目だと思っているから。メキシコでも獲っているから、ハンガリーとメキシコに続いて3回目だよ」と語り、喜びもひとしおだった。

ホンダの田辺豊治テクニカルディレクターもメキシコで獲り逃したポールポジションを獲得できたことに喜びを見せた。

「FP1が雨でほとんど走れず昨日から時間の短い中で走行を重ねてきて、まだクルマには課題を抱えているというようなことをマックスも言っていましたけど、最終的に予選でピッタリと合わせ込めたということでポールポジションを獲ることができました。メキシコGPで最速タイムを記録しながらポールポジションを失ったというのが引っかかっていましたから、それを今年中に取り戻せたのは非常に明るい話題だと思います。夏休み前のハンガリーでポールを獲って、その後はフェラーリが速くてメルセデスAMGも依然として強くて上に行かれてたのが、ここのところ少し様相が変わってきた中でメキシコで取り損なったポールポジションをここで獲得できたのは大きな意味があると思います」

レッドブル・ホンダの最高速の伸びに注目が集まったが、最高速は330km/hでフェラーリと同等。メルセデスAMGはメインストレートでは327km/h、バックストレートでは330km/hと僅かに遅れを取った。これは標高800mのサンパウロでターボのコンプレッサーにこれ以上の負荷をかけられず、平地に較べて性能低下を余儀なくされているからだとメルセデスAMGは説明する。

これに対してホンダはスペック3から使用しているホンダジェットの技術を織り込んだターボの効率が高く、高地でも効果を発揮している。田辺テクニカルディレクターはこう語る。

「今回の効果がどこまでははなんとも言えませんが、(標高2200mの)メキシコレベルでは、本田技術研究所の技術を入れてスペック3から投入したターボの効果があるかないかと言えば、あります。ただし我々も別に高地に合わせた設計をしているわけではありません。全体的に効率が上がったことで、効率マップの端っこの方の圧縮比が高いところでも効果があったということですね」

事実、ハードウェアとしては車体もパワーユニットも日本GP以降は大きな変化はない。フェルスタッペンはマシンバランスが極めて良かったと語り、田辺テクニカルディレクターもマシンパッケージとして上手く仕上げることができたのが大きかったと語った。

「パッケージとして空力、パワーユニット、タイヤマネージメント、予選アタックに出るタイミングなど色々含めて上手く戦うことができたと思います。その結果としてポールポジションを獲得することができたということだと思います」

(米家峰起通信員)

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フェルスタッペンPP獲得「走っていて楽しい」F1

ブラジルGP予選 タイムアタックするフェルスタッペン(AP)

<F1:第20戦ブラジルGP>◇16日◇予選◇インテルラゴス・サーキット

レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがポールポジションを獲得した。第12戦ハンガリーGP以来、通算2度目(メキシコGPでは予選最速ながら3グリッド降格)。

フェルスタッペンは予選Q1、Q2とトップタイムを記録。最後のQ3では1回目の走行でわずかにコースをはみ出すミスを犯したが、最後のアタックではしっかりとラップタイムをまとめ上げポールポジションをものにした。

「Q3の1回目は違うライン取りを試したんだけど、今日は路面が熱くて(リアのグリップが低下し)オーバーステアが出てしまった。でも2回目のアタックではきちんと修正することができた。今週末はフリー走行からマシンがものすごく速いし、走っていてとても楽しい。このポールポジション獲得はとてもうれしいよ」

2位にはフェラーリのセバスチャン・フェテル。僚友シャルル・ルクレールは前戦でのパワーユニットトラブルを受けて新品投入を余儀なくされ10グリッド降格が決まっている中で果敢に攻めたが、Q3最後のアタックではミスが目立ち、今季王者ルイス・ハミルトンに逆転を許し4位となった。

レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンは0・427秒差の6位、トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーも中団グループ最上位の7位に付ける好走を見せた。

(米家峰起通信員)

ブラジルGP予選 タイムアタックするフェルスタッペン(AP)

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フェラーリがワンツー フリー走行、疑惑払拭の好走

11月15日、F1第20戦ブラジルGPの金曜フリー走行が行われ、フェラーリが1-2を独占した。セバスチャン・フェッテルが1分9秒217でトップ、シャルル・ルクレールも0.021秒差で続いた。

前戦USGPに続きパワーユニットの運用に関する技術指示書が統括団体FIA(国際自動車連盟)から出され、フェラーリのこれまでの好調が不正使用によるものではないかとの疑惑が渦巻き、これがどう影響するか注目される中で疑惑を払拭するような好走を見せた。

レッドブル・ホンダはマックス・フェルスタッペンが0.134秒差の3位。アレクサンダー・アルボンは路面が濡れたコンディションで行われた午前中のセッションでクラッシュを喫し、フリー走行2回目でも1.058秒差の9位と出遅れた。

トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリー車にパワーユニットのトラブルが発生したと見られ、白煙を上げてストップ。ダニール・クビアトはコースオフを喫し、マシンを止めたところで煙が上がって大きく消火剤を浴びることとなった。(米家峰起通信員)

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ロレンソが今季限りで現役引退 モトGP総合V3度

オートバイの世界選手権シリーズで最高峰のモトGPクラスを3度の総合制覇した32歳のホルヘ・ロレンソ(スペイン、ホンダ)が14日、今季最終戦で17日に決勝が行われるバレンシア・グランプリ(GP)を最後に現役を引退すると発表した。(共同)

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レッドブル・ホンダ3位、田辺TD「実力で負けた」

ホンダの田辺豊治テクニカルディレクター

<F1第19戦:USGP>◇決勝◇3日◇テキサス州オースティン

11月3日に行なわれたF1第19戦USGPでレッドブル・ホンダはマックス・フェルスタッペンが3位に入り、第15戦シンガポールGP以来となる1カ月半ぶりの表彰台を獲得した。

フェルスタッペンは終盤にタイヤ戦略の異なる2位のルイス・ハミルトンを追い詰め、アクシデントに対する黄旗で追い抜きのチャンスを逃したものの好結果に手応えを感じたと話した。

「僕らとしてはやれる限りのことはやれたと思う。何かが起きたときのことを考えてなんとか彼らの背後に留まろうとしたけど、今日はメルセデスAMGの方が少しだけ速かった。最後はバックストレートで黄旗が出ていたせいでDRSが使えなかったから、あれがなければ(ハミルトンを抜いて)2位になれたと思う」

マシンにはダメージがあり、その不利をカバーしての好走だった。

「レース序盤はとても変な感じのオーバーステアがキツくて苦しんでいた。スタート直後にバルテリ(・ボッタス)と接触して、チームからはフロントウイングのダメージのせいだと言われたけど、レース後に見てみるとリアタイヤ前方のフロアの大きなパーツも失っていたから、その影響はかなり大きかったね」

しかしホンダの田辺豊治テクニカルディレクターは、メルセデスAMGに実力で完敗だったと振り返った。予選でも0.067秒差の僅差だったとは言えそれは全体的にタイム差がつきにくいサーキット特性もあり、メルセデスAMGやフェラーリの後塵を拝したことに変わりはなく、決勝でもメルセデスAMGの戦略に完敗したと話した。

「対メルセデスAMGで見れば今日は完全に着いていけないような状況でしたし、2台で1ストップと2ストップに分けてきたメルセデスAMGに対して、勝ったボッタスと同じ2ストップ作戦でしたが2台ともに前に行かれてしまったというのを見ても戦略的な問題というよりも実力の差による結果かなと思います。結局のところ今回の予選でも差が縮まったとは言え、それはここのサーキット特性ゆえか全体的に差が縮まっただけで、フェラーリとメルセデスAMGに次いでのポジションという位置関係は変わっていませんから。タイヤに対する車体特性も含めて、今日はその実力で負けたということですね」(米家峰起通信員)

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メルセデスのボッタスが優勝 F1米国GP

F1米国GPで優勝を飾り、トロフィーを持って喜ぶボッタス(AP)

<F1第19戦:USGP>◇決勝◇3日◇テキサス州オースティン

メルセデスAMGのバルテリ・ボッタスがポールトゥウインを飾った。

スタートで首位をキープしたボッタスは、3位に浮上し先にピットインしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)の戦略に呼応して2ストップ作戦に。対するチームメイトのルイス・ハミルトンは1セット目のタイヤをボッタスより10周長く我慢して使い1ストップ作戦を採って対抗。

ボッタスは残り4周で追いついてハミルトンを逆転し優勝を勝ち取った。しかし2位に入ったハミルトンが自身6度目のドライバーズタイトル獲得を決めた。

「とても良い優勝だったと思う。昨日からクルマがすごく良くて速さがあった。ルイスがどんな戦略を採ってくるか分からなかったし、2ストップ作戦で勝てるだけの速さがあって良かった。今はルイスにおめでとうと言いたい。今年は僕もタイトルを目標にしていたけど、来年挑戦することにするよ」

ミハエル・シューマッハの7冠に次ぐ単独2位の6度目のタイトル獲得を決めたハミルトンは不振で5位に終わった予選からの挽回にホッとした表情を見せた。

「ぼうぜんとした気分だよ。今日は本当にタフなレースだった。昨日もすごくタフな予選だったしそこから挽回しチームに1-2フィニッシュをもたらすためにできる限りの努力をしたよ。6歳か7歳の頃、父に『絶対に諦めるな』と言われ、それが僕ら家族のモットーだったんだ。今はまだ実感が湧かないけど、チームのみんなに感謝したいよ」

レッドブル・ホンダはマックス・フェルスタッペンが3位、アレクサンダー・アルボンが5位に終わった。(米家峰起通信員)

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平川&キャシディ組、最終戦Vも総合2位に笑顔なし

500クラス第8戦決勝成績

<自動車:スーパーGT>◇第8戦◇3日◇栃木県・ツインリンクもてぎ(1周4・801キロ)◇決勝

500クラスの最終戦を制した平川亮、ニック・キャシディ組の2人に笑顔はなかった。

4番手スタートながら1周目に3位に上がり、6周目に2位へ。32周目にトップに立ったが、前戦までの7点差が響いて総合2位に終わった。平川は「チャンピオンを取りたかったので悔しいというか、あんまり言葉にできない」、スーパーフォーミュラとの2冠を狙ったキャシディは「難しいレースだった」と肩を落とした。

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平中&安田組「一瞬はてなマークが」棚ぼた逆転優勝

300クラス第8戦決勝成績

<自動車:スーパーGT>◇第8戦◇3日◇栃木県・ツインリンクもてぎ(1周4・801キロ)◇決勝

300クラスは劇的な逆転劇で幕を下ろした。

トップを快走していた蒲生、菅波組がチェッカーフラッグ目前でストップ。追い抜いた安田裕信は「一瞬はてなマークが浮かんだ。棚ぼたですが、マシンのフィーリングが良く、そこまで走ったのが優勝につながった」とニンマリ。平中克幸も「ラッキーもあったけど、初のシーズン2勝がうれしい」と目を細めた。

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大嶋&山下組「喜んでくれる」亡き恩人贈る初総合V

GT500クラスで総合優勝を果たした、左から大嶋和也、脇阪寿一監督、山下健太

<自動車:スーパーGT>◇第8戦◇3日◇栃木県・ツインリンクもてぎ(1周4・801キロ)◇決勝

GT500クラスは予選2位の大嶋和也(32)、山下健太組(24=WAKO’S 4CR LC500)が2位に入って初の総合優勝を決めた。

行くしかなかった。山下はアクセルを踏み込んだ。王者を争う平川は2台体制のトムスチームのアシストもあって首位に浮上。3位の山下は、もう1台に5周以上もブロックされていた。「抜かなければ王者はない」。38周目。前を走る関口が遅い車に手間取っているチャンスを逃さなかった。

「ちょっと強引だったけど引くつもりはなかった」。少し前に出たが、相手も引かない。並走しながら2つのコーナーを通過し、ぶつかりながら最終コーナーへ。立ち上る砂煙から先に出てきたのは山下だった。初の王者が決まった。

「すごい衝撃だった。バイブレーションも起きて、最後までもってくれてよかった」とメカニックに感謝した。来季はトヨタからWEC世界耐久選手権に出場する予定で、スーパーGTでは走らない。「接戦で走れるのは世界的にも例がない」と残念がった。

名門ルマンチームにとっては前身の全日本GT選手権時代の02年以来、17年ぶりのドライバータイトルだった。16、17年も最終戦まで王者を争いながら2、3位に終わった。所属11年目の大嶋は禁酒、2キロの減量、車と同じ青という占いのラッキーカラーにも頼った。「エースとして、いつ愛想を尽かされるかと心配するシーズンもあった。2位とは7点差あったが、すごい緊張していた」。苦しみ抜いての栄冠だった。

忘れてはいけない人がいた。チーフエンジニアだった山田健二さん。昨年4月22日、急性心筋梗塞で亡くなった。享年54。「どうなってしまうんだろうとぼうぜんとした」と大嶋は悲嘆に暮れたが、立ち止まるわけにはいかなかった。今季から阿部和也エンジニアが加入。「車のレベルが格段に上がった。プライドもあるはずだけど、健二さんの流れを理解してセッティングなどを合わせてくれた。健二さんも天国で喜んでくれていると思う」と大嶋は言った。恩人に贈るタイトルだった。

◆山下健太(やました・けんた)1995年(平7)8月3日、千葉市生まれ。05年からカートに本格参戦し、14年マカオGP9位。15年からスーパーGT300クラスに出場し、500クラスは18年からフル参戦。16年全日本F3総合優勝。17年スーパーフォーミュラに転向し、今季は第6戦で初優勝を飾るなど総合5位。東海大工学部卒。175センチ、63キロ。

◆大嶋和也(おおしま・かずや)1987年(昭62)4月30日、福岡市生まれ。8歳からカートを始め、07年マカオGP3位、全日本F3総合優勝、スーパーGT300クラス王者。09年からスーパーGT500クラス、フォーミュラ・ニッポンに参戦。今季スーパーフォーミュラ14位。171センチ、61キロ。

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49歳高木涙の17年ぶり総合V「おじさんに夢を」

GT300クラスで総合優勝を果たした、左から鈴木亜久里代表、福住仁嶺、高木真一

<自動車:スーパーGT>◇第8戦◇3日◇栃木県・ツインリンクもてぎ(1周4・801キロ)◇決勝

300クラスでは49歳のベテラン高木真一が17年ぶりの総合優勝を飾った。「チャンピオンとりました。50歳前後のおじさんに夢と希望を与えたね。まだまだいけますよ」と笑わせたが「17年だよ」と言うと言葉に詰まった。王者を争ったのは17年前にコンビを組んだ52歳の新田守男だったのも因縁か。終盤は追い上げられたが、レース後はハグして健闘をたたえ合った。

勝因は全8レースでポイントをマークした安定性。さらに箱車初体験の22歳福住仁嶺が、予選を含めて成長したこと。鈴木亜久里監督は「不安で胃が痛くなるが、本人はケロッとしている。どんどんステップアップしてもらいたい」と苦笑い。福住は「2位とは14・5差あったけど不安でいっぱいだった。亜久里さんの怒った顔を見たくなかったので、怒ってない顔をイメージして走った。高木さんの涙を見てウルッときた」。ベテランと若手の息の合ったコンビネーションが最大の勝因だった。

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49歳高木真一17年ぶりV「おじさんに夢と希望」

<自動車:スーパーGT>◇第8戦◇3日◇栃木県・ツインリンクもてぎ(1周4・801キロ)◇決勝

GT300クラスは予選5位の高木真一、福住仁嶺組が4位で逃げ切り総合優勝となった。

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49歳のベテラン高木が17年ぶりの総合優勝を飾った。「チャンピオンとりました。50歳前後のおじさんに夢と希望を与えたね。まだまだいけますよ」と笑わせたが「17年だよ」と言うと言葉に詰まった。王者を争ったのは17年前にコンビを組んだ52歳の新田守男だったのも因縁か。終盤は追い上げられたが、レース後はハグして健闘をたたえ合った。

勝因は全8レースでポイントをマークした安定性。さらに箱車初体験の22歳福住が、予選を含めて成長したこと。鈴木亜久里監督は「不安で胃が痛くなるが、本人はケロッとしている。どんどんステップアップしてもらいたい」と苦笑い。福住は「2位とは14・5差あったけど不安でいっぱいだった。亜久里さんの怒った顔を見たくなかったので、怒ってない顔をイメージして走った。高木さんの涙を見てウルッときた」と言った。ベテランと若手の息のあったコンビネーションが最大の勝因だった。

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スーパーGT最終戦、大嶋・山下組が初の総合優勝

<自動車:スーパーGT>◇第8戦◇3日◇栃木県・ツインリンクもてぎ(1周4・801キロ)◇決勝

GT500クラスは予選2位の大嶋和也(32)、山下健太組(24=WAKO’S 4CR LC500)が2位に入って初の総合優勝を決めた。チームのルマンにとっては、前身の全日本GT選手権時代の02年以来17年ぶりのドライバー王座となった。

車のサイドを接触させながら2位まで順位を上げた山下は「チームにとって特別の一戦だった。絶対取らないと思っていた」と言った。02年の優勝ドライバーでチームを率いて4年目の脇阪寿一監督は「本当に強くなった」と感激していた。優勝は、2年ぶりの王者を狙っていた予選4位の平川亮、ニック・キャシディ組(KeePer TOM’S LC500)が飾った。

GT300クラスは予選5位の高木真一(49)、福住仁嶺組(22=ARTA NSX GT3)が4位で逃げ切り総合優勝となった。優勝は、ゴール直前で逆転した平中克幸、安田裕信組(GAINER TANAX GTーR)が今季2勝目を挙げた。

◆大嶋和也(おおしま・かずや)1987年(昭62)4月30日、福岡市生まれ。8歳からカートを始め、07年マカオGP3位、全日本F3総合優勝、スーパーGT300クラス王者。09年からスーパーGT500クラス、フォーミュラ・ニッポンに参戦。今季スーパーフォーミュラ14位。171センチ、61キロ。

◆山下健太(やました・けんた)1995年(平7)8月3日、千葉市生まれ。05年からカートに本格参戦し、14年マカオGP9位。15年からスーパーGT300クラスに出場し、500クラスは18年からフル参戦。16年全日本F3総合優勝。17年スーパーフォーミュラに転向し、今季は第6戦で初優勝を飾るなど総合5位。東海大工学部卒。175センチ、63キロ。

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中嶋一貴、関口雄飛組がPP スーパーGT

自動車のスーパーGT最終戦となる第8戦は2日、栃木県のツインリンクもてぎ(1周4・801キロ)で公式予選が行われ、GT500クラスは中嶋一貴、関口雄飛組(au TOM’S LC500)が1分35秒964で、ポールポジション(PP)を獲得した。第3戦の鈴鹿以来となる今季2度目のPPに関口は「中嶋選手と組んで2年間、そのコンビネーションの成果です」と笑顔で話した。

GT300クラスは荒聖治、アレックス・パロウ組(McLaren 720S)が1分45秒907のコースレコードでPPを獲得した。

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メルセデスのボッタスがPP「うまくまとめた」

<F1第19戦:USGP>◇予選◇2日

メルセデスAMGのバルテリ・ボッタスがポールポジションを獲得した。

コースコンディションが悪く路面のバンプが問題になった今年のサーキット・オブ・ジ・アメリカズでは、金曜フリー走行ではメルセデスAMG勢が苦戦。しかし走行データを元にセッティングを煮詰め直してマシンを立て直した。予選Q1からルイス・ハミルトンが先行したがQ3のアタックではボッタスが好ラップをまとめ上げて最速タイムを記録。フェラーリ勢とレッドブル・ホンダ勢を僅差で抑えきった。

「Q3最初のアタックではとても良いラップを決めることができた。昨日はクルマに色々と問題があってイマイチだったけど、今日は全てを上手くまとめ上げることができたんだ」

2位にで0.012秒差でフェラーリのセバスチャン・フェッテル、3位に0.067秒差でレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。トロロッソ・ホンダ勢はピエール・ガスリーがQ3に進んだものの最後のアタックを決めきれず10位、ダニール・クビアトはコース外にはみ出して走行したためQ2のアタックラップが削除されてQ3侵出を逃し13位に終わった。(米家峰起通信員)

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中嶋一貴、関口雄飛組がPP スーパーGT最終戦

自動車のスーパーGT最終戦となる第8戦は2日、栃木県のツインリンクもてぎ(1周4・801キロ)で公式予選が行われ、GT500クラスは中嶋一貴、関口雄飛組(au TOM’S LC500)が1分35秒964でポールポジション(PP)を獲得した。

第3戦の鈴鹿以来となる今季2度目のPPに関口は「中嶋選手と組んで2年間、そのコンビネーションの成果」と笑顔で話した。GT300クラスは荒聖治、アレックス・パロウ組(McLaren 720S)が1分45秒907のコースレコードでPPを獲得した。

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ハミルトン、フリー走行でトップタイム F1

フリー走行 トップタイムを記録したハミルトン(ロイター)

<F1:第19戦USGP>◇フリー走行◇1日◇サーキット・オブ・ジ・アメリカズ

メルセデスAMGのルイス・ハミルトンがトップタイムを記録した。ハミルトンはこのレースで8位以内に入るか9位でファステストラップを記録すれば自動的に今季のドライバーズタイトルが決まる。

2位には0・301秒差でフェラーリのシャルル・ルクレールが入った。

レッドブル・ホンダはマックス・フェルスタッペンがフリー走行1回目でトップタイムを記録したが、これは他チームが2020年用タイヤのテスト走行に注力したため。フリー走行2回目では0・315秒差の3位、アレクサンダー・アルボンは1・202秒差の6位につけた。トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーも1・277秒差の7位につけトップ3チーム以外では最上位に付ける好走を見せた。(米家峰起通信員)

フリー走行 トップタイムを記録したハミルトン(AP)

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F1で新ルール導入へ 運営予算が193億円上限に

国際自動車連盟(FIA)は10月31日、2021年シーズンから戦力の均衡化やレースの競争力を高めることを目的とした新ルールを導入すると発表した。

各チームの年間レース運営予算は1億7500万ドル(約193億円)が上限となり、AP通信によると違反すれば年間優勝が剥奪されるなどの罰則が科されるという。資金力が豊富なチームはレース運営に5億ドル近くを費やしているのが現状。また標準的な部品の使用を義務付け、車両の重量が増して速度が抑制されるようにもする。新ルールによって年間のレース数が現在の21から25に拡大する可能性がある。(共同)

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ハミルトン逆転10勝目「素晴らしい戦略」F1

優勝したハミルトン(ロイター)

<F1:第18戦メキシコGP>◇決勝◇27日◇エルマノス・ロドリゲス・サーキット

メルセデスAMGのルイス・ハミルトンが今季10勝目を挙げた。通算83勝目。しかしチームメートのバルテリ・ボッタスが3位に入ったためドライバーズタイトル決定はならなかった。

スタートでフェラーリ勢がリードし、3番グリッドのハミルトンは好加速を見せたものの行き場を失い、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンと交錯してポジションを落とした。しかし早めにピットインして残り40周をハードタイヤで走り切るアグレッシブな戦略を成功させ、40周目まで引っ張ったセバスチャン・フェッテル(フェラーリ)、2ストップ作戦を採ったシャルル・ルクレール(フェラーリ)を逆転することに成功した。

「僕らはこのサーキットでは苦戦を強いられることを覚悟してやってきた。スタート直後にダメージを負ったこともあった。第2スティントは長すぎるんじゃないかと思った。でもなんとか勝つことができた。素晴らしい戦略を用意してくれたチームに本当に感謝しているよ」

予選でポールポジションを獲得したフェルスタッペンは黄旗無視のため3グリッド降格ペナルティーを科され、スタート直後にハミルトンと接触し9位まで後退。その後バルテリ・ボッタスを抜いた際に接触がありリアタイヤがパンクして最後尾まで落ち、6位まで挽回するのがやっとだった。アレクサンダー・アルボンは5位でフィニッシュ。トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは9位、ダニール・クビアトも入賞圏内でフィニッシュしたものの最終ラップに他車との接触があり10秒加算ペナルティーを科され11位に終わった。(米家峰起通信員)

今季10度目の優勝を喜ぶハミルトン(ロイター)

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フェルスタッペンPP「新パーツが強力だった」F1

ポールポジションを獲得したフェルスタッペン(ロイター)

<F1:第18戦メキシコGP>◇予選◇26日◇エルマノス・ロドリゲス・サーキット

レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがポールポジションを獲得した。レッドブル・ホンダにとっては第12戦ハンガリーGP以来2回目のポールポジション。

金曜から好調のレッドブル・ホンダ勢だったが、予選ではパワーを向上させるフェラーリ勢と僅差のバトルとなった。Q1では先行しトップタイムを刻んだが、Q2ではわずかに後塵(こうじん)を拝した。それでもQ3の1回目のアタックで1分14秒758という昨年のタイムを1/1000秒上回るタイムを記録してトップに立つと、最後のアタックではバルテリ・ボッタス(メルセデスAMG)がクラッシュを喫したため上位勢のタイム更新ができず、そのままフェルスタッペンのポール獲得が決まった。

「ここ数戦はフェラーリがとても速かったけど、今回僕らは新パーツも持ち込んできたしとても強力だった。マシンも正しいバランスに仕上げることができたし、Q3では全てをひとつにまとめ上げることができたんだ。このポジションに戻ってくることができて本当にうれしいよ」

ドライバーズタイトル決定がかかるルイス・ハミルトンは予選4位。このレースでボッタスよりも14点多く獲得することが決定条件だが、マシンのダメージ状況によってはボッタスがピットレーンスタートとなる可能性もあるため、タイトル決定の可能性が消えたわけではない。(米家峰起通信員)

メキシコGP予選 コースに出るフェルスタッペン(AP)

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