日刊スポーツ

グレイ地元優勝なるか、福島でFドリフト第2戦開催

トヨタがワンツーでルマン連覇 1位中嶋 2位小林

伝統の自動車耐久レース、第87回ルマン24時間は16日、フランス西部ルマンで決勝が行われ、トヨタが中嶋一貴(34)らの8号車で2連覇を果たした。小林可夢偉(32)らの7号車が2位に続いた。中嶋は全8戦で争った今季の世界耐久選手権(WEC)で日本選手初の総合王者に輝いた。

最上位のLMP1クラス参戦の自動車メーカーは昨年に続きトヨタ1社。予選では7号車がポールポジションを獲得。2台は首位を争って周回を重ね、8号車が終盤に首位に立ちゴールした。

ルマン24時間はF1のモナコ・グランプリ、インディカー・シリーズのインディアナポリス500マイルと並び、世界三大レースの一つと称される。

トヨタが連覇を達成した。優勝したのは終盤まで首位だった7号車ではなく8号車。中嶋は「7号車のレースだと思っていたので何とも言えない」と複雑な表情。今回も頂点に届かなかった小林は「悔しいです」と話した。

予選で最速タイムをたたき出してPPを獲得しても、小林は「決勝で結果を得られるよう全力を注ぐ」とすぐに気持ちを切り替えた。心のわずかな隙も許さないのは、苦い記憶があるから。順調に周回を重ねていた。

昼夜で路面温度は変化し、異なるクラスの車の間を縫うように走らなければいけない。夜間走行は「勝敗を左右する」と神経がすり減る。「速く、でもマシンは傷めずに。速く、でも危険は回避しながら」と話していた小林。結果は昨年と同じだった。

中嶋 一貴(なかじま・かずき)父は元F1ドライバーの悟氏。トヨタ運営のスクールで腕を磨き、同社の若手育成選手として成長した。07年ブラジルGPでウィリアムズ・トヨタからF1デビュー。世界耐久選手権(WEC)が始まった12年から参戦し、昨年ルマン24時間で初優勝。175センチ、65キロ。34歳。愛知県出身。

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トヨタ勢が1、2番手快走 V2狙うルマン24時間

<第87回ルマン24時間>◇15日◇フランス西部ルマン、サルテ・サーキット(1周13・626キロ)

決勝の9時間が経過し、最高峰のLMP1クラスで2連覇を目指すトヨタは予選でポールポジション(PP)を獲得した小林可夢偉らの7号車がトップ、昨年初栄冠をもたらした中嶋一貴、フェルナンド・アロンソ(スペイン)らの8号車が約9秒差の2番手で快走している。

夜間走行に入り、3位とは1周回差。3人のドライバーが交代して周回数を競い、16日午後3時(日本時間同10時)にゴールする。トヨタは昨年20度目の挑戦で日本メーカーとして1991年のマツダ以来となる頂点に立った。

今回のレースは全8戦で争う世界耐久選手権(WEC)の2018~19年シーズン最終戦で、今季は昨年6月の第2戦ルマンを含む変則的な日程で開催された。

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グレイ地元優勝なるか、福島でFドリフト第2戦開催

第1戦決勝での益山(手前)と山下によるドリフトバトル

手に汗握る4輪ドリフトイベント「FORMULA DRIFT JAPAN(=FDJ)」の第2戦が22、23日、福島・エビスサーキット西コースで行われる。

開幕戦を制した益山航の連勝は成るか、また、年間王者返り咲きを狙うアンドリュー・グレイが地元でどんな走りを見せるか、大いに注目される。

5月18、19日、三重・鈴鹿ツインサーキットで行われた開幕戦では、益山(S15シルビア)が決勝で山下広一(JZX100マーク2)を破って優勝した。予選でトップだったグレイ(JZX100マーク2)は準々決勝で敗退した。

福島に戻っての第2戦。何としても負けられないグレイだが、昨年は準々決勝で敗れ、マッド・マイク(FD3S RX-7)の開幕連勝を許した。益山に同じことをされては年間Vに黄色信号がともるとあって、グレイには2年ぶりの地元優勝しか眼中にない。

優勝争いにからむとみられるのは、益山、グレイ、”チャンプ”山下に加え、この第2戦から新車を投入する箕輪慎治(JZX100マーク2)。高速からハードブレーキングで飛び込む1コーナー、そして下りのヘアピンが連続するコースはエキサイティングそのもの。激闘が期待される。

入場券など詳しくは大会公式サイト=http://www.formulad.jp/ticket_2.htmlへ。

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ホンダ勢3台入賞もフェルスタッペン5位「最大限」

決勝スタートに臨むマックス・フェルスタッペン車

<F1:カナダGP>◇決勝◇9日◇ジル・ビルヌーブ・サーキット

ホンダ勢は3台が完走し、入賞を果たした。

しかし最上位はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の5位。予選での戦略ミスから9番グリッドからのレースとなったフェルスタッペンだったが、フェラーリとメルセデスAMGに対する劣勢は明らかで、上位グリッドからスタートしていても5位が最大限だっただろうと振り返った。

「今日はこれが僕らにできる最大限の結果だったと思う。もし仮に4番グリッドからスタートしていたとしても5位という結果は同じだったと思う」

パワーユニットの出力でフェラーリやメルセデスAMGに後れを取るだけでなく、車体側にもそれを挽回するどころか差をつけられた面があった。

「去年ですらこのカナダで僕らはかなりコンペティティブ(競争力がある)だった。でもあの時は僕らのクルマはメルセデスAMGやフェラーリより圧倒的に高いポテンシャルを持っていた。そして今のクルマは彼らに勝っているとは言えない。だから自動的にここではかなり苦しい戦いを強いられることになったというわけだよ」

5番グリッドのピエール・ガスリーはソフトタイヤでのスタートを強いられたため7周目という早い段階でピットイン。集団の中での走行を強いられ、気温28度、路面温度51度いう暑さに加えて前走車からの排熱でエンジン吸気温度が想定よりも高くなり、パワーが低下して苦戦を強いられた。

ホンダの田辺豊治テクニカルディレクターは次のように説明した。

「ずっと前走車の背後について走っていたので、吸気温度が上がってしまったんです。それでパフォーマンスに影響が出てしまいました。『前のクルマと3秒くらいまで離れて走れ』と指示をしていましたが、そこまで離れると抜けませんしかなか難しい状況でした」

トロロッソはダニール・クビアトが終盤にマクラーレンのカルロス・サインツを抜いて10位入賞。「最後は彼のタイヤがタレているのも分かっていたし、僕の方が状況が良かったので抜くことができた。無線が切れたりして厳しかったけど良いレースができたと思う」と振り返った。

アレクサンダー・アルボンは1周目にフロントウイングを壊して後退し、入賞のチャンスがなかったため自主リタイア。実質的に4台全車が完走したが、レッドブル・ホンダにとっては改めて気を引き締め直す機会になると田辺テクニカルディレクターは語った。

「ある意味では4台完走でき、うち3台が入賞できたというかたちだと言えます。しかしずっとマックスが3位・4位できていたのが今回は5位でトップ2チームに食い込めませんでしたし、ガスリーも抜きあぐねて8位に終わってしまいました。厳しい週末でした。どこが良くてどこが良くなかったのか、これまでのレースも含めて対他競争力を詳しく見直して次につなげたいと思います」(米家峰起通信員)

ホンダの田辺豊治テクニカルディレクター

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ハミルトンが3連勝 メルセデス開幕7連勝 F1

カナダGP決勝 ピット作業を終えレースに戻るハミルトン(AP)

<F1:カナダGP>◇決勝◇9日◇ジル・ビルヌーブ・サーキット

メルセデスAMGのルイス・ハミルトンが優勝した。ハミルトンはこれで3連勝、メルセデスAMGは開幕から7連勝となった。

レースをリードしたのはポールポジションから首位に立ったフェラーリのセバスチャン・フェテル。ピット戦略も成功し完勝かと思われたレースだったが、70周レースの48周目にフェテルはシケインでバランスを崩してコースオフ。そこからコース復帰した際にハミルトンを妨害するようなかたちになり、5秒加算ペナルティーを科された。フェテルはここから全力でプッシュしたものの2位ハミルトンが1・342秒差でフィニッシュし、ペナルティーの結果ハミルトンが優勝というかたちになった。

「彼には彼の意見があると思うけど、僕は普通に走っていたところに彼がレーシングライン上に出てきた。望ましいかたちでの勝利ではないけど、この勝利はチームのみんなの素晴らしい仕事のおかげだ。金曜のクラッシュがもとで今朝エンジンに問題が発生したのをきちんと直してくれたんだ」

フェテルはスチュワード(競技会審査委員会)の裁定に納得がいかずレース直後のインタビューを拒否。表彰台もボイコットする素振りを見せたが、パルクフェルメに止めたハミルトンのマシンの前に立つ「1」のパネルを自身の場所に移して自己主張しつつ表彰台の2段目に立った。

「今日のレースはすごく楽しんだよ。素晴らしい観客のみんなに素晴らしいショーを提供することができたと思う。ルイスを責めるべきではないと思う」

レッドブル・ホンダはマックス・フェルスタッペンの5位が最高位。ピエール・ガスリーは同じ戦略のルノー勢に先行を許して8位、トロロッソはダニール・クビアトが10位入賞を果たしたものの、アレクサンダー・アルボンは終始リアのグリップ不足に苦しみレース終盤に自主リタイアを選んだ。(米家峰起通信員)

カナダGP 優勝したハミルトン(AP)

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ホンダ勢惨敗、低速コーナーで苦戦 カナダGP予選

Q3に進むことができなかったマックス・フェルスタッペン(右)

<F1:カナダGP>◇予選◇8日◇ジル・ビルヌーブ・サーキット

F1第7戦カナダGP予選でホンダ勢は惨敗に終わった。Q3に進出したのはピエール・ガスリー(レッドブル)のみで、結果は5位。マックス・フェルスタッペンはQ2をミディアムタイヤで通過しようとして十分なタイムが出せず、最後は赤旗終了でタイムを更新できずQ3に進むことができなかった。

シャルル・ルクレール(フェラーリ)とバルテリ・ボッタス(メルセデスAMG)がアタックミスでそれぞれ3位と6位に沈んだため3位をとることができたはずだとフェルスタッペンは言うが、チームの実力としてはフェラーリとメルセデスAMGには及ばなかったと語った。

「タイムだけを見れば3位になることはできたと思う。だけどそれは他チームの何台かがミスをしたからであって、実力的には今日は5位が最大限だったと思う。足りないのは(ストレートとコーナーの)両方だよ。もちろんストレートが最高な状態じゃないのは事実だけど、コーナリング性能という点においてももっと引き出す必要があるのも事実だ」

直線主体のサーキットレイアウトの中で、特にヘアピンとシケインしかないセクター3での差が目立った。一般的にはパワー差によるものと思われがちだが、しかしこれは低速コーナーでの苦しさも影響している。

「詳しくはデータを解析してみないと分かりませんが、当然ストレートで負けている部分もあるでしょうけど、ヘアピンのような低速コーナーでは速度差がラップタイムの差につながる度合いが大きいですからね。常にそこにげたを履かせたようなかたちでタイム差が付いてしまっていて取り返せない部分がありますから、そこをよく見てチームと話をします」(ホンダ田辺豊治テクニカルディレクター)

決勝ではソフトタイヤが5~10周しか保たないことが予想され、上位勢はミディアムでスタートする。予選11位のフェルスタッペンはQ2でクラッシュしたケビン・マグヌッセンがモノコック交換でピットスタートとなることを受けて10番グリッドからスタートする見込みだが、タイヤを自由に選べるQ2敗退よりもソフトタイヤスタートを義務づけられる5位グリッドの方が良かったとした。

「ミディアムタイヤとはいえ10番グリッドからスタートするよりもソフトタイヤでも5番グリッドからスタートする方が僕は良かったよ。ミディアムでスタートできるのは良いけど、前のソフト勢のトレインに抑え込まれて彼らが早くピットインするとはいえその間にトップ3からはかなり離されてしまうと思う。理想的ではないよ」(米家峰起通信員)

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PPからスタート佐藤琢磨は15位 インディカー

<自動車:インディカー・シリーズ第9戦>◇決勝◇8日◇米テキサス州フォートワース

ポールポジションからスタートした佐藤琢磨(ホンダ)は15位だった。

ジョセフ・ニューガーデン(米国、シボレー)が今季3勝目、通算13勝目を挙げた。

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フェテルが今季初PP「今日はアドレナリンで一杯」

カナダGP予選 セナコーナーを走るフェテル(AP)

<F1:カナダGP>◇予選◇8日◇ジル・ビルヌーブ・サーキット

フェラーリのセバスチャン・フェテルが今季初となるポールポジションを獲得した。

直線主体のサーキットでフリー走行ではパワーユニットのパワフルさを利して先行したが、予選ではメルセデスAMGのルイス・ハミルトンが互角の走りを見せた。しかしQ3最後のアタックで再逆転を果たしポールポジションをつかみとった。

「今日はアドレナリンで一杯だったよ。僕らはグリップを感じてあとは全開でアタックするだけだ。ドライビングをとても楽しむことができたよ。今日はクルマがとても良かった。明日はタイヤをいたわる必要があり難しいレースになるけど、この良さを明日につなげたいね」

2位にはチャンピオンしぷをリードするメルセデスAMGのルイス・ハミルトン。レッドブル・ホンダはQ2をミディアムタイヤで通過しようとしたマックス・フェルスタッペンが11番手タイム。ソフトタイヤに履き替えてアタックを開始したところで他車がクラッシュを喫し、赤旗終了となりタイムを更新できないまま11位でQ2敗退となった。ピエール・ガスリーはルノーの先行を許し5位に終わった。(米家峰起通信員)

カナダGP予選 ピットレーンを走るフェテル(AP)

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佐藤琢磨が今季2度目PP獲得 インディカー

予選を走る佐藤琢磨(AP)

<自動車:インディカー・シリーズ第9戦>◇予選◇7日◇米テキサス州フォートワース

佐藤琢磨(ホンダ)が今季2度目、通算9度目のポールポジションを獲得した。

決勝は8日(日本時間9日)に行われる。

ポールポジションを獲得した佐藤琢磨(AP)

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今季未勝利のフェラーリが1、2位 F1フリー走行

カナダGP フリー走行2回目を走るルクレール(AP)

<F1:カナダGP>◇フリー走行◇7日◇ジル・ビルヌーブ・サーキット

フェラーリの2台が1位・2位を独占した。今季はまだ勝利のないフェラーリだが、得意とする直線最高速の速さを武器に、6本のストレートをシケインやヘアピンでつないだレイアウトのジル・ビルヌーブ・サーキットで速さを見せた。

トップタイムを記録したのはシャルル・ルクレールで1分12秒177を記録。僚友セバスチャン・フェテルも0・074秒差で続いた。

メルセデスAMGはフェイズ2という新型パワーユニットを投入してきたものの、フリー走行1回目ではバルテリ・ボッタス車に燃圧低下の症状が発生し、フリー走行2回目ではルイス・ハミルトンがウォールにヒットして走行時間をロス。ボッタスは0・134秒差の3位、ハミルトンは0・761秒差の6位にとどまった。

レッドブル・ホンダもマックス・フェルスタッペンは難所として有名な最終シケインの出口でコンクリートウオールをこするなど苦戦し1・211秒差の13位。ピエール・ガスリーが1・168秒差の12位という結果になった。フェルスタッペンは極めてダスティーな路面に苦しんだとは言うものの「タイムアタックがきちんとできていれば4位以内には入ることできた」と語った。(米家峰起通信員)

カナダGP ピット作業を終えコースに戻るルクレール(AP)

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インディ佐藤琢磨は13位、S・ディクソン今季初V

<自動車:インディカー・シリーズ第8戦>◇決勝◇2日◇米ミシガン州デトロイト

佐藤琢磨(ホンダ)は13位だった。5度の総合優勝を誇るスコット・ディクソン(ニュージーランド、ホンダ)が今季初勝利、通算45勝目を挙げた。

先月のインディアナポリス500マイル(インディ500)、1日に行われた第7戦と連続して3位に入っていた佐藤は「3戦連続の3位入賞も見えていただけに悔しいが、次のテキサスで頑張りたい」とコメントした。

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佐藤琢磨は3位 ニューガーデンV インディカー

<自動車:インディカー・シリーズ>◇第7戦◇1日◇米ミシガン州デトロイト

決勝が行われ、佐藤琢磨(ホンダ)は3位だった。

ジョセフ・ニューガーデン(米国、シボレー)が今季2勝目、通算12勝目を挙げた。

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ホンダ4台全て入賞、87年イギリスGP以来 F1

決勝スタートに臨むマックス・フェルスタッペンのマシン

<F1:モナコGP>◇決勝◇26日◇モンテカルロ市街地コース

5月26日に行なわれたF1第6戦モナコGP決勝で、ホンダがパワーユニットを供給するレッドブルとトロロッソの4台全てが入賞を果たした。ホンダパワー車の4台同時入賞はウイリアムズ・ホンダとロータス・ホンダで1-2-3-4フィニッシュを果たした1987年イギリスGP以来のこととなる。

最上位のマックス・フェルスタッペンは首位ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)に果敢にプレッシャーを掛け続け優勝争いを演じたものの、タイヤ交換時のピットアウトが危険走行と判断され5秒加算ペナルティを科されて結果は4位。それでもフェルスタッペン自身は「ものすごくレースを楽しんだ」と笑顔を見せた。

「今日の僕らはすごくコンペティティブだったと思うし、ルイスにプレッシャーを掛けて優勝争いをして、レースを楽しんだよ。ルイスはタイヤを壊してしまってペースが落ちていたから、抜くことさえできれば僕たちの方がかなり速いということは分かっていた。だからプレッシャーを掛けてミスを誘い、なんとか抜こうとしたんだけど僅かに届かなかったよ」

フェルスタッペンはピットストップ時に使用する発進用トルクセッティングを通常走行用に戻し忘れ、残り60周をそのまま走らなければならなかった。スロットルペダル操作に対して急激にトルクが出るエンジンを上手くコントロールしながらメルセデスAMGを追いかけるという離れ業をやってのけた。

残り10周を切ったところからさらにパワフルなモードに切り替えてハミルトンを追撃したが、ハミルトンも巧みなドライビングで抑え切った。ヌーベルシケインでインに飛び込んで僅かに接触する場面もあったが、追い抜きはならなかった。

「ハミルトンの後ろを走りながら、どこで速い、どこでインに付けなくて曲がっていかないとか全部見て、ここなら行けるというところで飛び込んでいったんでしょう。ヌーベルシケインはオーバーテイクポイントとしては定番ですけど、ハミルトンのクルマの方がトンネルの入口や中は速かったんで、なかなかそこまで行けなかった。向こうのクルマの良いところとこっちのクルマの悪い悪いところが重なって、なかなか行けなかったんですね」

ピエール・ガスリーは堅実に走って5位、トロロッソ・ホンダ勢もミスのないレースで実力を結果に結びつけた。

「僕たちのクルマ自体はどのサーキットでも速いけど、今週はミスやトラブルがなくとても良いレースができた。僕のトロロッソでのベストリザルトだしとても満足出来るレースだったよ」(ダニール・クビアト、7位)

「今年初めてスムーズなレース週末を過ごすことができ、自分たちの実力に見合った結果を手にすることができた。いつの間に2台を抜いたのか分からなかったけど(ピットストップで逆転)自分のレースに集中して走り抜いたよ」(アレクサンダー・アルボン、8位)

ホンダの田辺豊治テクニカルディレクターは次のように総括した。

「予選と今日の結果を見れば(ペナルティがなければ)表彰台は狙えたと思いますが、今まで4台完走はあっても4台入賞というのはありませんでしたから、きっちりと結果を出すことが出来て良かったです。トラブルで入賞圏内から落ちてしまうようなこともなく、きちんとレースが出来て良かったと思います。最低でも4台入賞という目標は今回クリアすることが出来ましたから、今後もそれをキープしながら戦っていきたいと思います」(米家峰起通信員)

田辺豊治テクニカルディレクター

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佐藤琢磨がインディ3位「チームが素晴らしい仕事」

インディ500で3位に入った佐藤琢磨(AP)

<インディ500>◇26日◇米インディアナポリス

決勝が行われ、一昨年優勝の佐藤琢磨(ホンダ)が3位に入った。シモン・パジェノー(フランス、シボレー)が初優勝を果たした。

1911年に始まったインディ500は今年が103回目。F1シリーズのモナコ・グランプリ、耐久レースのルマン24時間と合わせ三大レースと称される。佐藤はF1シリーズで日本人最高タイ3位の実績がある。

佐藤の話 厳しいかなと一瞬、諦めかけたが、500マイルなので最後までプッシュするんだという気持ちだった。状況を考えれば3位まで上がることができて、チームが素晴らしい仕事をしたと思う。

歓喜する初優勝のシモン・パジェノー(AP)
初優勝を果たしたシモン・パジェノー(AP)

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カタルドがステージV 初山翔ステージ140位

<自転車:ジロ・デ・イタリア>◇第15ステージ◇26日◇イブレア~コモ◇232キロ

ダリオ・カタルド(イタリア)が制した。総合トップはリカルド・カラパス(エクアドル)。

初山翔(NIPPOヴィーニファンティーニ・ファイザネ)はステージ140位で総合は148位。

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ハミルトンが故ニキ・ラウダ氏に捧げる今季4勝目

F1モナコGPで今季4勝目を挙げたルイス・ハミルトン(中央)(ロイター)

<F1:モナコGP>◇決勝◇26日◇モンテカルロ市街地コース

ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)が優勝した。今季4勝目、通算77勝目。メルセデスAMGは今季開幕6連勝を果たした。

ポールポジションからスタートしたハミルトンはレースをリードしたが、11周目のセーフティカー導入の際に交換したミディアムタイヤの選択がまずく、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)とセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)に後方からプレッシャーを掛け続けられる展開に。それでもハミルトンは78周を守り抜いて勝利をもぎ取った。

「今までで最もタフなレースだったよ。アンダーステアがキツくクルマが曲がっていかなかったんだ。あれは間違ったタイヤ選択だった。でもニキ(レース週末前に亡くなったニキ・ラウダ)の魂とともに走ったんだ。本当に素晴らしいレースだった。チームの開幕6連勝を誇らしく思うよ」

フェルスタッペンは2位でフィニッシュしたものの、ピットストップの際にボッタスを押し出すような形で交錯したため危険リリースと判断され5秒加算ペナルティが科されて最終結果では4位に後退し表彰台獲得はならなかった。しかしピエール・ガスリー(レッドブル)は5位、トロロッソのダニール・クビアトは7位、アレクサンダー・アルボンは8位とホンダ勢は4台全てが完走しポイント獲得を果たした。(米家峰起通信員)

F1モナコGPで今季4勝目を挙げたルイス・ハミルトン(ロイター)
F1モナコGPで今季4勝目を挙げたルイス・ハミルトンとマシン(ロイター)

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中嶋関口組がポールトゥウィン スーパーGT第3戦

GT500クラスで優勝した中嶋一貴(左)と関口雄飛(右)

自動車のスーパーGT第3戦は26日、三重県の鈴鹿サーキット(1周5・807キロ)で決勝が行われ、GT500クラスは公式予選でポールポジション(PP)を獲得した中嶋一貴、関口雄飛組(au TOM’S LC500)が1時間47分21秒606で優勝し、ポールトゥウィンを達成した。

今季初勝利を挙げた中嶋は「走り始めから車の調子が良くて、ほぼプラン通りのレースになった」と話せば、関口も「僕も想定通りのレースができました」と納得のレースを振り返った。

GT300クラスは同予選2位の新田守男、阪口晴南組(K-tunes RC F GT3)が、1時間48分35秒123で逆転優勝を果たした。今季2勝目を挙げた新田は「開幕戦では僕だけが走って勝ったので、今回は晴南と一緒に勝ちたかった。それができてうれしいです」と喜んだ。

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中嶋一貴、関口雄飛組PP獲得 スーパーGT第3戦

GT500クラスでポールポジションを獲得した中嶋一貴、関口雄飛組のau TOM’S LC500

自動車のスーパーGT第3戦は25日、三重県の鈴鹿サーキット(1周5・804キロ)で公式予選が行われ、GT500クラスは中嶋一貴、関口雄飛組(au TOM’S LC500)が1分45秒775でポールポジション(PP)を獲得した。

最速タイムを出した関口は16年以来のPP獲得に「うれしい。すべてうまくいきました」と笑顔を見せた。

GT300クラスは松井孝允、佐藤公哉組(HOPPY 86 MC)が1分57秒008でPPを獲得。松井は「この調子で明日の決勝も頑張りたい」と決勝を見据えた。

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ハミルトンがポールポジション「イエス!見たか!」

ポールポジションを獲得したルイス・ハミルトン(AP)

<F1:モナコGP・予選>◇25日◇モンテカルロ市街地コース

5月25日、F1第6戦モナコGPの予選が行なわれルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得した。予選の最終盤までチームメイトのバルテリ・ボッタスがリードしていたが、最後のアタックで完璧な走りを見せてポールポジションを奪い取り、「イエス! 見たか!」と歓喜の雄叫びを上げた。

「モナコは誰もが子供の頃から憧れる場所であり、僕にとっては今でもそうだ。今週はバルテリが速かったけど、最後は今までになく深い走りができた。本当に素晴らしい走りができたよ」

一方のボッタスは「ガッカリだよ。コースイン直後に渋滞に巻き込まれてタイヤに充分に熱を入れることが出来なかったんだ」と肩を落とした。

フェラーリは地元モナコ出身のシャルル・ルクレールの活躍が期待されたが、Q1で最初のアタックを終えた後にピットで待機するうちに16位まで後退してQ1敗退。各車の走行による路面の改善を読み誤ったチームの判断ミスだった。セバスチャン・フェッテルはQ3に進んだがガードレールに僅かに接触するなど苦戦して4位。3位にはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが入った。(米家峰起通信員)

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F2松下信治、繰り上げ2位表彰台「何が起きるか」

トロフィーを掲げる松下信治

<F2:モナコGP・レース1>◇24日◇モンテカルロ市街地コース

モナコGP開催中のモンテカルロでF1直下のカテゴリーFIA F2のレース1が行われ、松下信治(Carln)が3位でフィニッシュ。その後2位の車両に規定違反が見つかり失格となったため、松下は2位表彰台を獲得した。

今季はアゼルバイジャンでポールポジションを獲得するなど速さを見せるもののトラブル続きで結果に恵まれていなかった松下だが、過去に優勝経験もある得意のモナコで結果を出した。フリー走行でも配線トラブルでエンジンが止まる不運に見舞われ、準備不足で臨んだ予選は9位。しかし決勝では力強い走りを見せて3位でフィニッシュしてみせた。7度のF1王者ミハエル・シューマッハーの息子ミックがクラッシュしてコースをふさぎレースが赤旗中断になる混乱もあったが、そこから猛烈なプッシュで後続車を引き離し、ピットストップ直後に前走車を抜いて3位に上がった。

「あのフリー走行が予選に影響して9位になってしまって『うわぁ……』と思ったんですけど、でもモナコのレースは何が起きるか分からないしチームと前向きにレースに向けて準備をして、出来るだけのことをやろうと。戦略も結構悩んだんですけど、結局オーソドックスなタイヤ戦略で行くことにして。要はギャンブルをするんじゃなくて、明日のためにレースをしたかったんです。だけどこういう展開になったので、赤旗後は明日のレースは捨てて(明日のレース2で使う予定の新品タイヤを使って)今日の表彰台を狙いに行きました。やっとポイントがとれたという気分ですね。ここからは問題が起きないように祈って、しっかりフリー走行、予選と上位にいて、こういうレースをしたいです」

(米家峰起通信員)

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佐藤琢磨、仕上がり「70点。これまでで2番目」

26日に決勝が行われる自動車のインディカー・シリーズ第6戦、インディアナポリス500マイル(インディ500)で2年ぶりの優勝を目指す佐藤琢磨(ホンダ)は23日、米インディアナポリスで取材に応じ、2017年を基準とした仕上がりを「70点くらい」と表現し「これまでで2番目に良い」と話した。

ここまでの練習走行は涼しい日が多かったが、レース当日は25~26度の予想。「涼しい状態で自力でトップグループのスピードが出せるかというと難しい。暑くなってコンディションが難しくなった方がチャンスがあるかなと思っている」と暑さを歓迎した。

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メルセデス・ハミルトン、フリー走行でトップタイム

モナコGP モンテカルロ市街地コースを走行するハミルトン(ロイター)

<F1:モナコGP>フリー走行◇23日◇モンテカルロ市街地コース

メルセデスAMGのルイス・ハミルトンが1分11秒118のトップタイムを記録した。バルテリ・ボッタスも0・081秒差の2位に付け、モナコとコース特性が似たバルセロナの低速区間での速さから言われていた下馬評の高さを裏付けたかたちとなった。

3度の世界王者でありトト・ウォルフとともにチームを取り仕切ってきたニキ・ラウダが月曜日に急逝して悲しみに暮れる中、コース上ではいつも通りの強さを見せた。

「今週をポジティブなかたちで過ごすことが僕たちの目標だ。今日はほとんどマシンに変更を加える必要もなく、セットアップにはとても満足出来る状況だった。F1マシンは年々速くなるし、今年の速さはいつバリアーに突っ込むかというくらい本当に信じられないくらいの緊迫さだよ」(ハミルトン)

フェラーリのセバスチャン・フェテルが0・763秒差の3位、レッドブル・ホンダはマックス・フェルスタッペンがラジエーターからの水漏れで走行時間を失ったがピエール・ガスリーが0・820秒差の4位につけ、トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンも0・913秒差の5位につける好走を見せた。

フェルスタッペンは「マシンバランスはとても満足が出来る状態」と話したが、実際にはまだ改善の余地がある状態だという。メルセデスAMGとの差も認識しており「今年の我々はモナコでも最有力候補ではない」としているが、ホンダは「多少の不具合が起きてもパワーを抑えることで走行継続を可能にするセッティングを複数用意している」(田辺豊治テクニカルディレクター)といい、モナコGPでしっかりと走り切って結果を手に入れることを期している。(米家峰起通信員)

モナコGP モンテカルロ市街地コースを走行するハミルトン(ロイター)

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中嶋悟氏「巨星が逝った」ニキ・ラウダ氏死去悼む

ニキ・ラウダ氏

自動車のF1シリーズで3度の世界王者に輝いたオーストリア出身のニキ・ラウダ氏が20日、死去した。70歳だった。AP通信などによると、ラウダ氏の家族がオーストリアのメディアに対して「安らかに息を引き取った」と明らかにした。

ラウダ氏は日本でF1ブームが訪れる前の1970~80年代に活躍した。フェラーリで初の年間総合王者に輝いたのは75年。76年にはドイツ・グランプリ(GP)で大事故に遭った。車体は炎上して大やけどを負い、生死の境をさまよった。それでもわずか2レースの欠場で復帰。富士スピードウェイで開催された最終戦の日本GPまでジェームズ・ハント(英国)と総合優勝を争った。

雨中の日本GPでリタイアし、逆転でハントに王座を明け渡す。このタイトル争いは「ラッシュ プライドと友情」として映画化された。日本のF1ドライバーの草分け、中嶋悟氏は「子どもの頃、ハントとのしのぎを削る戦いに心を躍らせ、大いに影響を受けた」と述懐。「一時代を築いた巨星が逝ったことは残念です」と惜しんだ。

その後はマクラーレンからもF1に参戦。84年にはチームメートのアラン・プロスト(フランス)との僅差の争いを制し、3度目の年間総合王者となった。引退後は航空会社を創業するなど、経営者としても手腕を発揮した。

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ニキ・ラウダ氏死去70歳 大やけどから奇跡の復活

ニキ・ラウダ氏(2013年10月13日撮影)

自動車のF1シリーズで3度の世界王者に輝いたオーストリア出身の名ドライバー、ニキ・ラウダ氏が20日、死去した。70歳だった。AP通信などによると、ラウダ氏の家族がオーストリアのメディアに対して「安らかに息を引き取った」と明らかにした。

ラウダ氏はフェラーリに所属した1975年に初の世界チャンピオンとなり、翌年のドイツ・グランプリ中の事故で大やけどを負ったが、6週間後にレースに復帰し「奇跡の復活」と称された。この年、ジェームズ・ハントと演じた激しいチャンピオン争いは「ラッシュ プライドと友情」として映画化された。

フェラーリに所属した77年、マクラーレンに所属した84年にも年間王者に輝いた。引退後は航空会社を創業し、経営者としても手腕を発揮した。

76年F1日本GP フェラーリチームのニキ・ラウダ(左、1976年10月撮影)

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チームインパル関口が初V予選なし16番から大逆転

星野一義監督(左)と関口雄飛選手(撮影・南博幸)

19日、スーパーフォーミュラ第2戦がオートポリス(大分県)で行われ、チームインパルの関口雄飛が優勝した。通算6勝目。

前日の予選は雨と強風のため中止となり、日曜午前のフリー走行を予選としてグリッドが決められることとなったが、そのセッションも雨のため本格的な走行が出いないまま関口は16番グリッドからのスタート。大半のドライバーがミディアムタイヤでスタートして1周目にピットインしてこれを捨てソフトタイヤでレースを走り切る戦略の中、関口はソフトタイヤでスタートして前がいなくなったところで飛ばす戦略。

しかし3周目にセーフティカー導入となり、後続とのギャップを広げたい関口には不利な展開となったが、8周目のレース再開から13周目に前走車を抜いてトップに浮上。そこから後続に45秒もの大差をつけ、40周目にピットインしタイヤ交換義務を消化。首位のままコースに戻って今季初優勝を果たした。2位には昨年王者の山本尚貴(チームダンデライアン)、3位は大嶋和也(チームルマン)という結果になった。

レースそのものはエキサイティングな展開となったが、降雨により安全の確保が難しいコンディションにもかかわらず予選セッションを断行したことなどレース運営に対する批判も相次ぎ、今後に向けた課題も改めて露呈することとなった。(山根玄紀通信員、米家峰起通信員)

ITOCHU ENEX TEAM IMPUL関口選手のマシン(撮影・南博幸)

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益山航が山下広一を破り優勝 4輪ドリフト

4輪ドリフト大会「FORMULA DRIFT JAPAN」(MSC主催、日刊スポーツ新聞社後援)の第1戦は19日、三重・鈴鹿ツインサーキットで決勝が行われ、益山航(S15シルビア)が山下広一(JZX100マーク2)を破って優勝。

前日の予選でトップだったアンドリュー・グレイ(スコットランド、JZX100マーク2)は準々決勝で敗退した。第2戦は6月22、23日に福島・エビスサーキット西コースで行われる。

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グレイがトップで予選通過、2位柳杭田 FDJ

4輪ドリフト大会「FORMULA DRIFT JAPAN」(MSC主催、日刊スポーツ新聞社後援)の今季開幕戦となる第1戦が18日、三重・鈴鹿ツインサーキットで行われた。

この日は、アンドリュー・グレイ(スコットランド、JZX100マーク2)がトップで予選通過し、19日の決勝に進んだ。

2位には柳杭田貫太(PS13シルビア)、3位には植尾勝浩(S15シルビア)が入った。

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フェルスタッペン3位「ターン1忙しく一旦引いた」

会見するフェルスタッペン

<F1:スペインGP>◇決勝◇12日◇カタルーニャ・サーキット

レッドブル・ホンダはマックス・フェルスタッペンが開幕戦以来となる3位表彰台を獲得した。予選は4位にとどまったが、決勝ではスタートでの好判断とレースペースの良さによって表彰台をつかみとった。

「ターン1はずいぶん忙しかったね。だから一旦は引いて、まさにその行動のおかげで次のターン3に向け良い位置取りができたんだ。あれで表彰台を引き寄せたと言っても良いだろうね。表彰台に立ててうれしいよ」

スペインGPに投入した空力アップデートによってフェラーリとの差を縮めることに成功した。ただし5戦連続の1-2フィニッシュを果たしたメルセデスAMGとの差は広がってしまった。

「今回は誰もがアップグレードを持ち込んできた中で、僕らはメルセデスAMGに対して少し遅れをとってしまった。だけどフェラーリに対しては少しキャッチアップすることができたみたいだね」

ホンダの田辺豊治テクニカルディレクターも表彰台獲得を喜んだ。

「表彰台に立つということの意味は大きいですし、これまではフェラーリの1台は食えるけど2台まとめて食うことはできませんでした。それが今回は2台まとめて食うことができたわけですから、ここまで戦ってきた中でベストな走りをしてくれたと思います」

しかしメルセデスAMGとの差が開いたことには危機感を持っている。レッドブルとともに今後の開発を加速させる必要があると締めくくった。

「予選・決勝の結果からすると、これまでよりは縮まったかなという感じはあります。ただフェラーリは浮き沈みが多いので、今回が沈みに当たっているだけかもしれませんし、もう少し様子見が必要じゃないかと思います。パワーユニットとしては依然としてメルセデスAMG、フェラーリに劣っていると認識しています。これからメルセデスAMGに対して車体側・PU側双方でどれだけ追いかけられるか、チームとともに分析し話し合って開発に全力を注いでいきます」

(米家峰起通信員)

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トヨタ勢のタナクが今季2勝目 WRC

<WRC:ラリー・チリ>◇第6戦◇12日

ゴールを迎え、トヨタ勢のオット・タナク(エストニア)が今季2勝目を挙げた。

他のトヨタ勢はクリス・ミーク(英国)が10位、ヤリマッティ・ラトバラ(フィンランド)が11位だった。

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ホンダが今季2度目表彰台 フェルスタッペン3位

<F1第5戦:スペイン・グランプリ>◇12日◇スペイン・モントメロ

決勝が行われ、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン(オランダ)が開幕戦以来の3位に入り、ホンダの表彰台は今季2度目となった。同僚のピエール・ガスリー(フランス)は6位。

トロロッソ・ホンダ勢はダニール・クビアト(ロシア)が9位、アレクサンダー・アルボン(タイ)が11位だった。ルイス・ハミルトン(英国)が今季3勝目、通算76勝目を挙げ、2位はバルテリ・ボッタス(フィンランド)。メルセデス勢は開幕から5戦連続ワンツーフィニッシュとした。

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