日刊スポーツ

本田真凜が右肩の脱臼で今季初戦ジャパンOP欠場

本田真凜が右肩の脱臼で今季初戦ジャパンOP欠場

本田真凜(2019年12月21日撮影)

日本スケート連盟は29日、ジャパンオープン(10月3日、埼玉)に出場予定だった女子の本田真凜(19=JAL)が右肩の脱臼のため、欠場すると発表した。国際スケート連盟後任大会で、今季初戦になるはずだった。

大会は例年、日本、北米、欧州の3地域からプロとアマチュアの男女混合チームで対抗戦の形式を取ってきた。今年は新型コロナウイルス感染拡大により国内選手のみで行われることになっていた。各5名の2チーム(レッド/ブルー)で行い、シングルのフリー演技の合計点をチームの総合点とした団体戦となる。

山下真瑚(17)が代わりに出場し、チーム分けは以下。

レッド:川畑和愛、山下真瑚、、浦松千聖、本田ルーカス剛史、日野龍樹

ブルー:樋口新葉、横井ゆは菜、吉田陽菜、山本草太・佐藤洸彬

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安藤美姫さん「自分も同じ日に」本郷理華の復帰喜ぶ

安藤美姫(2020年2月4日撮影)

フィギュアスケートの元世界女王、安藤美姫さん(32)が27日、公式インスタグラムにストーリーズを投稿し、中部選手権(名古屋)のシニア女子で2位になった本郷理華(24=中京大)の約1年5カ月ぶり復帰を喜んだ。

「理華ちゃんの復帰に嬉しい気持ちだった そして 自分の出産5ヶ月半後の復帰戦も同じ日だった事に気付く なんか勝手にしみじみ思う安藤です」(原文まま)

本郷は昨シーズン全休をへて練習を再開し、今月26日の中部選手権ショートプログラム(SP)と27日のフリーに出場。安藤も13年9月の26日と27日、ドイツ・オーベルストドルフで行われた国際大会ネーベルホルン杯のリンクに立った。同年4月に女児を出産しての3季ぶり実戦で、SPとフリーの実施日が同じ。国内外、大会規模などは違うが、復帰戦で同じ総合2位という結果だった。ストーリーズにはネーベルホルン杯の映像も添えている。

中京大の先輩後輩でもあり、私生活でも仲のいい2人ならでは? の偶然か。その後の目標が全日本選手権であったところも共通項で、思わず安藤も「勝手に嬉しくてインスタストーリーに載せてみました」と思いをアップすることにしたようだ。

本郷理華(2018年12月23日撮影)

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新田谷凜は「心強かった」、本郷理華の復帰を歓迎

新田谷凜(2019年12月21日撮影)

<フィギュアスケート:中部選手権>◇27日◇最終日◇邦和スポーツランド(愛知県名古屋市)◇女子フリー

合計166・80点で3位の新田谷凜(23=中京大)が、2位本郷理華(24=中京大)の約1年5カ月ぶり実戦復帰を歓迎した。

「試合のリンクに理華がいるのが、うれしくて。1歳上なんですけど、理華がそれこそ復帰して最初の練習から見てきたので。ここまで状態を戻してきて、すごいなあ、と心強かった。しっかりジャンプも決めていましたし、練習も最近、今日みたいな感じでミスが少なかったので、練習通りだな、と思って見ていました」

ずっと、そばで見てきた新田谷も確信した本郷のフリー1位。「次なんですけど、見入っちゃいました」と笑ったように、続く出番で新田谷が登場した。自身も、昨年の全日本選手権で7位の好成績を収めたことで引退を撤回。現役続行を決め、合計166・80点で3位に入った。

フリーはミスが出て全体6位に終わったものの、前日26日のショートプログラム(SP)は61・69点の2位。SP曲は昨季から継続の「レッド・バイオリン」で、その貯金を生かした。一方のフリーは新プログラムの「ブラックスワン」。発展途上ながら滑り切り「プログラムの1つ1つ、ジャンプで失敗しても、ほかで手を抜かないことを意識しました。直前の2、3週間は(尾骨を痛め)練習できていなかったので滑り切れるかなあ、とも思いましたけど、フリーはお披露目だったので、何とか最後まで滑り切れたかな」と第1段階はクリアした。

10月末からの西日本選手権(京都)と12月の全日本選手権(長野)へ。課題は明確で「今日は練習がそのまま出てしまった。理由ははっきり分かるので、練習でこのぐらいできれば試合ではこうなる、というのが分かる方なので、しっかり改善していきたい。もう痛みもないですし、もっと滑り込めたら」。本郷ら信頼できるスケーターたちと高め合っていく。【木下淳】

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山下真瑚4回転諦めず挑戦へ「上には行けないので」

山下真瑚(2019年12月21日撮影)

<フィギュアスケート:中部選手権>◇27日◇最終日◇邦和スポーツランド(愛知県名古屋市)◇女子フリー

18年世界ジュニア選手権3位の山下真瑚(17=中京大中京高)が優勝した。前日のショートプログラム(SP)を65・64点で首位発進すると、この日のフリーは112・59点で2位だったものの、総合178・23点でトップを守った。

冒頭、勇気を持って4回転サルコーに挑戦した。予定プログラムではダブルアクセル(2回転半ジャンプ)になっていたが、本番で変更。結果は1回転下と判定され、基礎点が9・70点ではなく4・30点になった上に出来栄え点(GOE)も減点2・15点と厳しい結果になったが「4回転を入れていかないと上には行けないので」と後悔はなかった。

一方で「失敗してしまうと、その分の点数がなくなってしまう。試合で跳ぶなら降りないとな、って思います」。取り組み始めたのは2年前からと長いが、負傷あり、新型コロナ禍ありで、ようやく本腰を入れられたのは活動自粛明けだった。「まだ練習でもクリーンに降りたことがないんですけど」と明かしつつ、10月29日~11月1日の西日本選手権(京都)や12月23~27日の全日本選手権(長野)へ「次も入れようと考えています」と、諦めずに投入する意欲を示した。

演技の最後には、思わず笑ってしまった。最後の3回転サルコーまで転倒してしまい「やっちゃったぁ、って思って。練習でもこけることがないので、何でこけたのか今でも分からない」。4回転を試した影響かもしれないが、逃げるつもりはない。西日本と全日本で、また挑む。【木下淳】

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復帰本郷理華フリー1位、総合2位「次につながる」

本郷理華(2018年11月2日撮影・PNP)

<フィギュアスケート:中部選手権>◇27日◇最終日◇邦和スポーツランド(愛知県名古屋市)◇女子フリー

4大陸選手権で2大会連続3位などの実績を持つ本郷理華(24=中京大)が、約1年5カ月ぶりの復帰戦でフリー1位の結果を残した。

総合では176・07点の準優勝だった。全体1位の山下真瑚(17=中京大中京高)とは、わずか2・16点差も「とにかく次に進もうという気持ちでした。表彰台なんて目標にできないと思っていたのでビックリしましたけど、素直に、うれしいです」と納得した。

パンツスタイルで登場すると、冒頭の3回転フリップを見事に成功。ダブルアクセル(2回転半ジャンプ)-1回転オイラー-2回転サルコーの3連続、3回転サルコー-2回転トーループの2連続もしっかり着氷した。前半最後の3回転サルコーに新設の「q」マーク(4分の1回転不足)が付けられた以外はノーミス。3種のスピンすべて最高のレベル4を獲得するなど、フィニッシュすると同時に充実の笑顔を見せた。

「2日連続で演技するのは(18年12月の)全日本選手権以来。SPの後も集中しなきゃと思ったのは久しぶりでした。課題はありますけど、次につながる演技ができたと思います。1歩ずつですけど、やりたいスケートが表現できている気はした。もっともっと良くなるように頑張りたい」

無観客だったが、関係者の大きな手拍子で復帰を祝福された。SPは60・29点の3位だったが、迎えたフリーでは全体トップの115・78点をたたき出した。「久々なので、お客さんがいた時のこととかあまり覚えていなくて無観客とか気にしないでノビノビ滑っちゃったんですけど、皆さんが応援してくれてうれしかったです」と表情を明るくした。

フリーの課題は「体力面」だった。復帰に向けてランニングやプログラムの滑り込み、筋力トレーニングを重ね「(全休した昨季以前の)体力に戻せるように自分なりにはやってきました。改善点はあるけど、そこまで大崩れせずに終えられた。演技後は『もうダメだ~』というほどの消耗でもなかったので、練習の成果は出たのかな」と手応えをつかんだ。

今後の向上計画に関しては「今は、ジャンプがサルコーとトーループ中心なので。スピン、ステップも含めて、もっと構成を上げていきたい」と説明。近況を踏まえ、休養前との比較を求められると「休む前を100%だとしたら60~70%くらいかな」と笑顔で数値化に応じた。

今後は西日本選手権(10月29~11月1日、京都)や全日本選手権(12月23~27日、長野)へ向かう。「練習を再開した後、全日本を最大の目標としてやっているので。また出場したい。今回、明確に採点されて点数が出て、足りないところが分かりました。次につながる大会になりました」。目指す場所へ、はっきりと第1歩の感触が分かった復帰戦となった。【木下淳】

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田中刑事「課題は全部」Vも本来の実力には遠い出来

田中刑事(2020年1月4日撮影)

<フィギュアスケート:中四国九州選手権>◇27日◇最終日◇岡山国際スケートリンク◇男子フリー

ショートプログラム(SP)首位発進の田中刑事(25=倉敷FSC)がフリーもトップの125・21点を記録し、合計192・18点で優勝した。

フリー「シャーロック・ホームズ」は中盤にフリップが1回転となるなど、本来の実力には遠い出来。今季初戦を終えて「はっきり言って(課題は)全部ですね。本来やる予定ではない、自分の最低限のことしかできない構成でのプログラムだったので、正直ケガを悪化させずに耐えるプログラム。課題は全部ですし、体力不足も復帰明けで全然滑れていないので、当たり前だなっていう感じです」と自己評価した。

25日のSPでは、この日に使用する予定のフリー曲が流れるハプニングがあり、3点減点も経験した。

約1カ月前に右膝を負傷し「まずは試合に出られたことは良かったんですけれど、まだまだこれからだなって思いました」。難しい状況下のシーズンとなるが、西日本選手権(10月29日~11月1日、京都アクアリーナ)に向けて「ケガとしっかり向き合って、悪化させず、回復に向けてひとつひとつの練習を大切にしたい」と意気込んだ。

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山下真瑚がV 復帰戦の本郷理華は2位 中部選手権

山下真瑚(2020年1月4日撮影)

<フィギュアスケート:中部選手権>◇27日◇最終日◇邦和スポーツランド(愛知県名古屋市)◇女子フリー

18年世界ジュニア選手権3位の山下真瑚(17=中京大中京高)が今季初戦を優勝で飾った。前日のショートプログラム(SP)を65・64点で首位発進すると、この日のフリーは112・59点の2位だったものの総合178・23点でトップを守った。

2位は、約1年5カ月ぶりの復帰戦となった本郷理華(24=中京大)。SPは60・29点の3位ながら、フリーでは全体トップの115・78点。演技終了後には笑顔を見せ、納得の計176・07点で2位となった。

3位は、昨年の全日本選手権7位の好成績で現役続行を決めた新田谷凜(22=中京大)で計166・80点だった。

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田中刑事が完全V“2日連続”フリー曲を無難に滑る

田中刑事(2020年1月4日撮影)

<フィギュアスケート:中四国九州選手権>◇27日◇最終日◇岡山国際スケートリンク◇男子フリー

18年平昌オリンピック(五輪)代表の田中刑事(25=倉敷FSC)が、フリーはアクシデントなく滑り切った。総合192・18点で優勝した。

今季初戦となった前日のショートプログラム(SP)では、使用曲がSPの「ヒップヒップ・チンチン」ではなくフリーの「シャーロック・ホームズ」が流れるハプニング。手で「×」印を示してジャッジ席へ向かい、慌ててSPのCDに変更する一幕があった。「演技の中断」により3点減点もされていた。

この日はしっかり「シャーロックホームズ」が流れた。“2日連続”のメロディーを今度は止めることなく、曲に乗って冒頭の3回転サルコーに成功。3回転サルコー-2回転トーループ、ダブルアクセル(2回転半ジャンプ)-2回転トーループも無難に。フリップが1回転になった以外はミスなく終えた。

約1カ月前の練習で右膝を痛めており、前日に「無理をせず、跳びたい気持ちをセーブしました」と説明していた通り、フリーでも4回転ジャンプは組み込まなかった。

首位だったSP66・97点に続き、フリーも125・21点で1位。今季最初の大会を完全制覇で締めくくった。2位は「ミスター飯塚杯」中野紘輔(飯塚フィギュアクラブ)で168・87点、3位は杉山匠海(就実学園高)で167・62点だった。

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松生理乃が完全V 2位は浦松千聖 中部Jr選手権

松生理乃(2020年1月4日撮影)

<フィギュアスケート:中部選手権>◇27日◇最終日◇邦和スポーツランド◇ジュニア女子フリー

松生理乃(中京大中京高)が総合183・31点で優勝した。前日26日のショートプログラム(SP)61・02点、この日のフリー122・29点ともに1位で完全Vを達成した。

2本の3回転フリップこそ踏み切り違反の疑いと判定されたものの、3回転のルッツやサルコーなど、きれいに着氷。スピンも最高レベルの4をマークするなど安定した演技を見せた。

2位は浦松千聖(中京大中京高)で142・50点、3位は横井きな結(中京大中京高)で139・11点だった。

前日26日にフリーが終わったジュニア男子は壷井達也(中京大中京高)が199.25点で優勝。2位は三島舞明(名古屋FSC)135.69点、3位は誉田知己(愛知みずほ大瑞穂高)で128.71点だった。

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竹野比奈が逆転優勝、三宅咲綺2位 フィギュア

竹野比奈(2019年12月19日撮影)

<フィギュアスケート:中四国九州選手権>◇27日◇最終日◇岡山国際スケートリンク◇女子フリー

竹野比奈(23=福岡大)が逆転優勝した。ショートプログラム(SP)51・98点の2位で臨んだフリー。冒頭の3回転ルッツ-2回転トーループ成功で波に乗ると、続く3回転フリップも着氷。途中ルッツが1回転になる場面もあったが、ダブルアクセル(2回転半ジャンプ)-1回転オイラー-2回転サルコーの3連続も決めて、まとめた。

得点は、出場12選手で唯一の大台超えとなる100・32点。総合152・30点でSP首位の三宅咲綺(17=岡山理大付高)を逆転した。

昨年の全日本選手権12位で注目された三宅は、序盤のダブルアクセル-3回転トーループや3回転ルッツには成功したものの、後半の3回転フリップで転倒するなどフリー96・71点と伸ばせず。SP52・28点との合計148・99点で僅差の2位となった。3位は永見千代乃(やくもFSC)の計135・31点だった。

試合後、三宅が取材に応じ「満足いく結果ではなかったけど、最後の方は自分らしく滑れて良かった」と今季初戦を総括した。今後の西日本選手権、全日本選手権に向けてはトリプルアクセル(3回転半)の投入を示唆。「今は(体を)締めたら回れる。今後は降りる回数をどれだけ増やしていけるかが課題なので、全日本のころには試合に入れられるように。いつでも跳べるくらいに練習したい」と意欲を示した。

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エバ・ロッタ・キーブスが逆転V ネーベルホルン杯

<フィギュアスケート:ネーベルホルン杯>◇26日◇ドイツ・オーベルストドルフ◇女子フリー

ショートプログラム(SP)3位のエバ・ロッタ・キーブス(17=エストニア)が逆転優勝を飾った。

フリーはトップの113・04点を記録。合計173・53点とした。

アイスダンスはリズムダンス(RD)首位のナタリー・タシュレロワ(18)、フィリップ・タシュレル(21)組(チェコ)が163・62点で優勝。フリーもトップの99・34点だった。

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本郷理華SP3位発進、休養中ジュエリー店で接客業

18年のGPシリーズヘルシンキ大会で演技する本郷(撮影・PNP)

フィギュアスケートの中部選手権の第2日は26日に愛知・邦和スポーツランドで行われ、女子ショートプログラム(SP)で本郷理華(24=中京大)が、1年5カ月ぶりの復帰戦を迎えた。

ダイナミックな動きは健在で、60・29点の3位発進。昨季は休養し、引退も考えたという。「仕事をしたり」とジュエリー店で接客業にも就いた。1月から練習を再開。目標は年末の全日本選手権出場で、「1つ進めたと思う」と述べた。男子はSP首位の山本草太(20)がフリーでも135・35点で1位とし、合計220・12点で優勝した。

18年のGPシリーズヘルシンキ大会で演技する本郷(撮影・PNP)

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フィギュア山本草太「スタミナ持った」中部選手権V

山本草太(19年12月撮影)

<フィギュアスケート:中部選手権>◇26日◇第2日◇邦和スポーツランド◇男子フリー

ショートプログラム(SP)首位の山本草太(20=中京大)がフリーでも139・35点で1位となり、合計220・12点で優勝した。冒頭の4回転サルコーなど、計3回のジャンプの転倒はあったが、体力的に厳しい最後の3回転ルッツ-3回転トーループで踏ん張る意地もみせた。

なにより、成長を感じられたのは「パンクをしなかったこと」だという。昨季は1試合に約1本、ジャンプ中に腕をほどいてしまい、回転が足らずに着氷することがあった。課題として改善を目指してきた結果、今大会はSP、フリーでパンクは1度もなかった。腕を締めきったままで回りきっての転倒は、失敗の中に1つの成功も含んでいた。大西コーチにも「ナイストライ。転けるだけ転けて足にきたと思うけど、最後まで(腕を)締めて滑りきったのは偉い」と評価された。

プログラムの「ドラゴン」はノービス時代の使用曲で、編集、振り付けをシニア用にリメークして再演している。当時の指導者が同コーチで、今季から再び師事を仰いでいる。その理由の1つにあるのが、ソチ五輪5位の町田樹さんの存在。五輪前に同コーチに指導を受けるようになり、一気に世界舞台でトップを争うようになった。激しい国内の代表争いも勝ち抜き、ソチでもメダルまであと1歩に迫った。「やっぱり、五輪シーズンからさらに結果を出していって、僕もそのシーズンを見ていて、映像でも拝見しましたし、似ている部分がある。僕もこれから上に上り詰めていく立場としてもっともっと努力したい」。同じような上昇カーブを思い描く。

同コーチの指導は基本が重視される。週1回のコンパルソリーの時間などで、滑りの技術を高めていく。一蹴りで滑る距離が長くなれば、体力的にも恩恵が期待できる。「あれだけ転けた割には、スタミナは持ったほう」との感想に、早くも成果を感じさせた。

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田中刑事がハプニングでバツ SPでフリー曲流れる

田中刑事

<フィギュアスケート:中四国九州選手権>◇26日◇第2日◇岡山国際スケートリンク◇男子ショートプログラム(SP)

18年ピョンチャンオリンピック(平昌五輪)五輪代表の田中刑事(25=倉敷FSC)が、今季初戦でまさかのハプニングに見舞われた。

演技が始まり、場内に流れたのはフリー「シャーロック・ホームズ」。手で×印をつくり、ジャッジ席へと向かうと、関係者からSPのCDを受け取り、慌ただしくリンク中央へ。SP「ヒップヒップ・チンチン」が流れるのを確認し、演技をスタートさせた。

冒頭を3回転サルコーとし、2本目はダブルアクセル(2回転半ジャンプ)。演技後半も3回転-2回転の連続トーループで、4回転ジャンプはなかった。約1カ月前の練習で右膝を痛めており「無理をせず、跳びたい気持ちをセーブしました」と説明した。

得点発表を待つ際には「笑えてきました」と口にし「このリンクでフリーの曲を聴けたっていうだけで(良かった)」と切り替えた。無観客での開催だったが「音響トラブルは僕のミス。無観客のことを忘れていました」と振り返った。

「演技の中断」により3点減点となったが、66・97点で首位発進。27日のフリーに向かう。

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山下真瑚が今季初戦で首位発進「気持ちよく滑れた」

山下真瑚(撮影・PNP)

<フィギュアスケート:中部選手権>◇26日◇第2日◇邦和スポーツランド◇女子ショートプログラム(SP)

女子で18年世界ジュニア銅メダルの山下真瑚(17=中京大中京高)が今季初戦で首位発進した。3季連続となる「今の歌声は」の曲に乗り、大きなミスなく65・64点で滑り出した。

冒頭の3回転ループ、続くダブルアクセル(2回転半ジャンプ)、最後の3回転ルッツ-3回転トーループこそ回転不足があったものの、まずまずの得点に「気持ちよく滑れた。だんだんと調子が良くなり、痛いところもほとんどない。このまま今季は乗り切れたらいい」と笑顔で振り返った。昨季は故障が続き、思うような結果が残せなかったが、現在は順調な様子だった。

SPは3季連続となる。演技内容は替え、衣装も新調した。途中でスカートの色が変わる趣向もこらしており、「たくさん見どころがあるので」とアピールした。

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三宅咲綺が首位発進 女子SP/中四国九州選手権

三宅咲綺(2019年12月21日撮影)

<フィギュアスケート:中四国九州選手権>◇26日◇第2日◇岡山国際スケートリンク◇女子ショートプログラム(SP)

19年全日本選手権12位の三宅咲綺(17=岡山理大付高)が52・28点を記録し、首位発進した。竹野比奈(福岡大)が51・98点、竹野仁奈(筑紫女学園大)が51・90点で3位につけた。

三宅はダブルアクセル(2回転半ジャンプ)、2連続の3回転トーループ成功で流れに乗った。演技後半は3回転ルッツでの減点など課題が残ったが、好位置で27日のフリーに向かう。

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江川マリアV、フリーもトップ/中四国九州選手権

江川マリア(2018年11月4日撮影)

<フィギュアスケート:中四国九州選手権>◇26日◇第2日◇岡山国際スケートリンク◇ジュニア女子フリー

ショートプログラム(SP)首位発進で福岡・香椎高2年の江川マリア(パピオクラブ)が頂点に立った。フリーもトップの94・20点を記録し、合計148・77点とした。

SPは1番滑走で首位発進、フリーは最終滑走で力を出し切った。冒頭で3回転ルッツ-2回転トーループの連続ジャンプを成功させ、3回転フリップなども出来栄え点(GOE)で加点。終盤は3回転ループの転倒などミスがあったが、堂々と滑りきった。

2位は岡本真綸(岡山理大付高)で144・09点、3位には鴨井彬莉彩(飯塚クラブ)が131・82点で名を連ねた。

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本郷理華が久々復帰戦、休養中はジュエリー店勤務

本郷理華

<フィギュアスケート:中部選手権>◇26日◇第2日◇邦和スポーツランド◇女子ショートプログラム(SP)

2度の4大陸選手権銅メダルの実績がある本郷理華(24=中京大)が、1年5カ月ぶりの復帰戦を迎えた。冒頭の連続ジャンプから最後のステップシークエンスまで、持ち味のダイナミックな動きは健在で、60・29点の3位発進に笑顔をのぞかせた。

昨季は休養した。「辞めるつもりだった」という。休養中は「仕事をしたり、仙台に帰ってゆっくりしたりしました」と報告。仕事はジュエリーショップの接客業だったと照れた様子で明かした。休むことを決めた直後はフィギュアを見ることはなく、他競技などを観戦していたが、自然とまた氷上に目がいくようになった。練習もまったくしていておらず、「またできるかな」と不安はあったが、「楽しくて、それでやろうと」。復帰を決め、1月からまた滑り始めた。コロナ禍で2カ月滑ることができなかったが、「でも、一歩ずつですね」と19年4月以来となる復帰戦に向けて進んできた。

この日は冒頭の連続ジャンプの後半は3回転でなく2回転にした。「今回は不安なく確実にできるようにしたくて」と構成を落としてきっちりと決めきり、「いまできることを出し切る」という目標は達成した。ドラマ「愛の不時着」の曲を使ったのは、「自粛期間中に見たドラマで、はまってしまい」と当初予定していた映画「キルビル」から変更したという。

いまの目標は年末の全日本選手権に出場すること。「まだまだ納得いかないところ、直さないといけないところ、もっとこうしなきゃというところはある。でも、一つ進めたと思うので、次に進めるように頑張りたい」と述べた。

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現役続行の新田谷凜、仕切り直し「思い切りできた」

新田谷凜(2019年12月21日撮影)

<フィギュアスケート:中部選手権>◇26日◇第2日◇邦和スポーツランド◇女子ショートプログラム(SP)

昨年末の全日本選手権7位で、現役続行を決めた新田谷凜(22=中京大)が61・69点をマークした。昨季に続く「レッドバイオリン」を使用しながら、細かい振付けなどを変え、緩急が際立つ滑りで演技を終えて2位につけた。

昨季限りで現役を引退することを表明していたが、1月のインカレに向けた練習中に足を骨折し、出場を断念。引退試合と決めていた2月下旬の愛知県選手権もエントリーできず、現役を続けることを決めた。「1、2週間調子が上がらず、自分がしたい練習量をこなせなかった。せっかく現役続行を決めた最初の試合で、楽しもうと。思い切りできたと思う」と和やかな表をみせた。

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デニス・バシリエフスが逆転V ネーベルホルン杯

デニス・バシリエフス(2018年10月6日撮影)

<フィギュアスケート:ネーベルホルン杯>◇25日◇ドイツ・オーベルストドルフ◇男子フリー

ショートプログラム(SP)5位発進のデニス・バシリエフス(21=ラトビア)が逆転優勝を飾った。

フリートップの159・83点を記録し、合計233・08点。宇野昌磨(トヨタ自動車)らとともにステファン・ランビエル・コーチに師事する男が、好スタートを切った。

バシリエフスは冒頭で4回転サルコーに成功。2本のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)でも出来栄え点(GOE)で加点を引き出し、スピン3つとステップは全て最高のレベル4だった。

ペアはレベッカ・ギラルディ(20)、フィリッポ・アンブロジーニ組(27=ともにイタリア)が154・61点で制した。

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ジュニア女子SP江川マリア首位 中四国九州選手権

江川マリア(2018年11月4日撮影)

<フィギュアスケート:中四国九州選手権>◇25日◇第1日◇岡山国際スケートリンク

ジュニア女子ショートプログラム(SP)で福岡・香椎高2年の江川マリア(パピオクラブ)が54・57点を記録し、首位発進した。

冒頭で2連続の3回転トーループを成功させ、3回転ルッツ、演技後半のダブルアクセル(2回転半)と、ジャンプは全て加点が付いた。今年1月の全国高校選手権で準優勝を果たした実力を発揮した。

ノービスA女子は松島菜夕(エンジェルFSC)が78・46点、ノービスB男子は岡崎隼士(倉敷FSC)が67・91点で優勝した。

26日には男子SPが行われ、18年平昌五輪代表の田中刑事(25=倉敷FSC)が今季初戦に臨む。

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山本草太がSP1位 フィギュア今季初の公式戦

山本草太(19年12月撮影)

新型コロナ禍の中、フィギュアスケートで今季初の公式戦となる中部選手権と中四国九州選手権が25日、開幕した。

中部ではシニアの男子ショートプログラム(SP)が行われ、15年世界ジュニア選手権3位の山本草太(20=中京大)が80・77点で1位だった。新SP曲「黒い瞳」を演じ、冒頭で4回転-3回転の連続トーループに成功。4回転サルコーで回転不足、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は着氷が乱れたものの首位発進した。2位は日野龍樹(25=中京大)で59・66点。男子フリーと女子SPは26日に行われる。

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全世界の感動呼ぶソチ復活フリー/浅田真央さん年表

浅田真央さんの3~29歳までが描かれたイラスト(田村大さん作)

9月25日、浅田真央さんが30歳の誕生日を迎えました。記念に特別な作品を製作したのは、アーティストの田村大さん(37)。似顔絵の世界大会で優勝した腕前で、現在はスポーツを主なテーマに世界中にファンを持ちます。20代最後の日となった24日、2人が対面し、直接作品が届けられました。

幼少期から「天才少女」と言われた少女時代、2度の五輪で多くの人に感動を与えた競技者時代、そして引退後も輝き続ける今日まで。ストーリーが詰まった記念作品です。

浅田さんの歩みです。

0歳 1990年(平2)9月25日正午すぎ、愛知県名古屋市で誕生

1歳 4つの幼児教室に通い、自然やパズルなどに夢中。英語にも触れる

2歳 姉舞さんがテレビ番組の仮装大会で獲得した韓国旅行で初海外

3歳 最初の習い事でクラシックバレエを習い始める

4歳 習い事が増える。ジャズダンス、英会話、器械体操なども

5歳 地元の星ケ丘のリンクで人生初滑り。スケート教室に通い始める

6歳 1997年(平9)2月16日、愛知県選手権で人生初試合。プログラムは「ダンボ」で5位

7歳 98年長野五輪をテレビで見て、リピンスキーを応援する。五輪を知る

8歳 日本連盟が行う夏の新人発掘合宿に参加。全国のトップレベルの選手と切磋琢磨(せっさたくま)

9歳 全日本ノービスB初出場。小5までのクラスで小3にして6位入賞

10歳 全日本ノービスB優勝で初の全国制覇。すでに数種類の3回転ジャンプを跳ぶ

11歳 新たに師事した山田満知子コーチの元でトリプルアクセルに挑戦し始め、02年夏に初成功

12歳 全日本選手権に特例で出場。フリーで3連続3回転などで7位。「天才少女」と呼ばれる

13歳 全日本ノービスA2連覇。練習は大好き、試合は緊張するので少し苦手

14歳 世界ジュニア初出場初優勝。ご褒美で念願の愛犬エアロを飼い始める

15歳 GP初参戦で席巻。ファイナルを制し年齢制限でトリノ五輪に出場できないことが話題に

16歳 アルトゥニアン・コーチに師事するため米国を拠点にする。全日本選手権初優勝

17歳 振り付け担当としてタラソワ・コーチと初タッグ。世界選手権で初優勝

18歳 コーチをタラソワ氏に。フリーでトリプルアクセル2回に成功。女子初の快挙

19歳 バンクーバー五輪2位。SP、フリーで計3度の3回転半(後にギネス記録)

20歳 佐藤信夫コーチの元で再スタート。ジャンプを基礎から見直す日々

21歳 GPシリーズで日本人最多の8勝目を記録。世界選手権2年連続6位。我慢の時期

22歳 出場した6戦で5勝。ジャンプの改造が進み、表現の幅も一層広くなる

23歳 ソチ五輪6位。SP16位で迎えた復活のフリーは全世界の感動を呼ぶ

24歳 1年間の休養。エアウィーヴのCMで舞妓(まいこ)姿や、TVでリポーターなどにも挑戦

25歳 現役続行宣言。「大人の滑りを見せたい」と再び世界舞台に

26歳 2017年4月12日に引退会見を開く。「笑顔で前に進んでいきたい」

27歳 応援してくれたファンへの感謝を伝える「サンクスツアー」開始

28歳 即位30年を祝う天皇、皇后両陛下主催の宮中茶会に参加。「平成を代表するアスリート」調査で3位

29歳 コロナ禍で華やかな塗り絵などに取り組む。8月にはツアー再開

30歳 2020年9月25日、30歳を迎える

ソチ五輪女子フリーの演技を終えた浅田真央は思わず感極まる(2014年2月20日)
CMで挑戦した京舞の所作を披露する浅田真央。右は京都祗園芸妓(げいこ)「祗をん」の真生さん(2015年5月28日)

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浅田真央さん、30代へ「ワクワクしています!」

浅田真央さんはイラストレーター田村大氏と笑顔でツーショット(撮影・井上学)

9月25日、浅田真央さんが30歳の誕生日を迎えました。記念に特別な作品を製作したのは、アーティストの田村大さん(37)。似顔絵の世界大会で優勝した腕前で、現在はスポーツを主なテーマに世界中にファンを持ちます。20代最後の日となった24日、2人が対面し、直接作品が届けられました。

幼少期から「天才少女」と言われた少女時代、2度の五輪で多くの人に感動を与えた競技者時代、そして引退後も輝き続ける今日まで。ストーリーが詰まった記念作品です。

30歳を迎えるにあたって、浅田さんに心境を聞きました。

「20代は本当にいろいろな経験をしました。乗り越えなければならない壁がたくさんありましたが、自分なりに乗り越えてきました。

この10年間はスケートをメインでやってきましたが、30代はまた0からのスタートだと思っています。自分の気持ちもゼロからスタートしたいですね。ワクワクしています!

5歳からフィギュアスケートを始めて、常に何か目標を持って生活してきたので、これからも。どんなことにも前向きに進んでいければいいなと思います」

浅田真央さんは田村大氏のイラストを見て笑顔

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真央さん描いた田村大さん「命を吹き込む気持ちで」

浅田真央さん3歳、バレエスタジオにて(田村大さん作)

9月25日、浅田真央さんが30歳の誕生日を迎えました。記念に特別な作品を製作したのは、アーティストの田村大さん(37)。似顔絵の世界大会で優勝した腕前で、現在はスポーツを主なテーマに世界中にファンを持ちます。20代最後の日となった24日、2人が対面し、直接作品が届けられました。

幼少期から「天才少女」と言われた少女時代、2度の五輪で多くの人に感動を与えた競技者時代、そして引退後も輝き続ける今日まで。ストーリーが詰まった記念作品です。

田村さんは似顔絵の世界大会で優勝を飾る世界一の腕前で、現在はスポーツを主なテーマに世界中にファンを持っています。NBAなどのバスケットボール、野球、サッカー、ボクシングと多岐に及ぶ有名選手のイラストを手がけ、今回初めてフィギュアスケートを描きました。その中で感じたこととは…

「これまでは男性を描く機会が多かったんですが、女性のアスリートを代表する方として、力強さの中に柔らかさや、すごくキラキラしたイメージを感じていました。ですので、華やかさも表現するように意識しました。

アスリートの方は筋肉が目立ちますよね、特に男性は。でも、今回は適さないですし、躍動感などを違う所で表現するというのは1つ難しい挑戦だなと感じて、取り組みました。

印象に残ったのは、演技を終えた後の表情、動きですね。3、4分の演技を終えた後の顔は、うまくいった時は特に、重圧など全てから解放されたようなものが前面に出てて、美しいですね。どんな演技だったのか、絵を見た方が想像で埋めてくだされば。

全体を通しても、呼吸が聞こえるような絵を描きたいなと思いました。幼少期から大人になるまで、今にも動きだしそうな印象、写真とも違う感覚を持ってくだされば、うれしいですね。命を吹き込むような気持ちで向き合いました。ぜひ、ご覧ください」

浅田真央さん8歳、ノービス大会に出場して(田村大さん作)
浅田真央さん12歳、全日本選手権に特例で出場。伊藤みどりさんの衣装を着て/インカ伝説(フリー)(田村大さん作)
浅田真央さん13歳、「天才少女」として注目度増すばかり/ワルツ・スケルツォ(フリー)(田村大さん作)
浅田真央さん14歳、ジュニアデビュー 全日本2位、世界ジュニア初優勝/虹の彼方に(SP)(田村大さん作)
浅田真央さん14歳、初出場の世界ジュニアでガッツポーズ/風変わりな店(フリー)(田村大さん作)
浅田真央さん15歳、シニアデビュー、GPファイナルV/くるみ割り人形(フリー)(田村大さん作)
浅田真央さん16歳、ドロシーになりきり 愛犬エアロと/オズの魔法使い(エキシビジョン)(田村大さん作)
浅田真央さん19歳、バンクーバー五輪で銅メダルを胸に/鐘(フリー)(田村大さん作)
浅田真央さん21歳、全日本選手権で天を見上げる/愛の夢(フリー)(田村大さん作)
浅田真央さん23歳、ローリー・ニコル氏の振付で笑顔の演技/スマイル(エキシビジョン)(田村大さん作)
浅田真央さん23歳、伝説のフリーを終えて/ピアノ協奏曲第2番(フリー)(田村大さん作)
浅田真央さん25歳、1年の休養後に復帰して 蝶々夫人(フリー)(田村大さん作)
浅田真央さん27歳、薔薇の花を持って(田村大さん作)
浅田真央さん28歳、現役引退後、カレンダー撮影で和装(田村大さん作)
浅田真央さん29歳、サンクスツアーで魅せる「踊るリッツの夜」(田村大さん作)

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浅田真央さん30歳 田村大さん作品に「すごーい」

浅田真央さんの3~29歳までが描かれたイラスト(田村大さん作)

9月25日、浅田真央さんが30歳の誕生日を迎えました。記念に特別な作品を製作したのは、アーティストの田村大さん(37)。似顔絵の世界大会で優勝した腕前で、現在はスポーツを主なテーマに世界中にファンを持ちます。20代最後の日となった24日、2人が対面し、直接作品が届けられました。

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「すごーい!! 私の3歳の時からある、いまの私も!」。田村さんから作品を受け取った浅田さんは、目を丸くし、笑顔で絵を眺めた。3歳で通ったバレエスタジオでのイラストから、愛犬エアロを抱いて滑る姿、2度の五輪、「サンクスツアー」で全国を回る現在の1枚まで。

印象的なシーンを集めた16枚の「浅田真央」が並んだ作品に「思い出しますね、これをみると、いろいろ…。30歳になったんだなという実感はないんですけど、ずっと私の人生はスケート一色だったんだな。私の全てのストーリーがここに詰まっていますね」と感慨深げに語った。

自身はこの数年、塗り絵が趣味で、花をモチーフにした彩り豊かな作品をインスタグラムなどで発表している。田村さんに「お花、見ています。すごくきれいな色遣いで」と言われると、「ありがとうございます、(私は)人物像は書けなくて。目とかもどうやって書いたらいんだろう」とまじまじと記念の作品を見つめていた。

浅田真央さんは田村大氏のイラストを見て笑顔
浅田真央さんはイラストレーター田村大氏と笑顔でツーショット(撮影・井上学)

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浅田真央さん30歳へ田村大さん贈り物 動画を公開

浅田真央さんはイラストレーター田村大氏と笑顔でツーショット(撮影・井上学)

フィギュアスケーターの浅田真央さんが9月25日、30歳の記念日を迎えます。日刊スポーツでは、お祝いの意味を込めて、25日付で4ページの特別紙面を製作しました。

新聞2ページ分の特大作品を担当したのは、世界的アーティストの田村大さん(37)。似顔絵世界一の腕前で、NBAの公式イラストレーターなど、スポーツを主なテーマに世界中にファンを持ちます。

その製作過程、思い、20代最後の日となった24日に2人が対面した様子などを収めた特別ムービーを公開します。

浅田真央さんは田村大氏のイラストを見て笑顔

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25日に真央さん30歳 田村大さん作品で祝福紙面

記念プレートを持つ浅田真央さん(右)と作品を担当したアーティストの田村大さん

フィギュアスケーターの浅田真央さんが9月25日、30歳の記念日を迎えます。日刊スポーツでは、お祝いの意味を込めて、25日付で4ページの特別紙面を製作しました。

新聞2ページ分の特大作品を担当したのは、世界的アーティストの田村大さん(37)。似顔絵世界一の腕前で、NBAの公式イラストレーターなど、スポーツを主なテーマに世界中にファンを持ちます。20代最後の日となった24日には、2人が対面し、ご本人に作品も届けられました。

「すごーい!! 私の3歳の時からある、いまの私も!」と浅田さんも喜んだ作品には、3歳から29歳までの浅田真央さんが描かれています。

全国(沖縄を除く)の25日の紙面で作品を紹介しています。ぜひ、ご覧ください。

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ネーサン・チェン1位、バーチャル大会300点超え

ネーサン・チェン(2019年12月7日撮影)

<フィギュアスケート:ISPポイントチャレンジ>◇22日◇男女ショートプログラム(SP)フリー◇米国=オンライン

新型コロナ禍の中、米国スケート連盟が新たな様式となる“バーチャル大会”を開催した。100人を超える連盟所属選手が20-21年シーズンのSPとフリーの動画を送り、国際大会級の審判員による採点を受ける「ISP(インターナショナル・セレクション・プール)ポイントチャレンジ」という大会だ。

各自の練習場や拠点リンク等で撮影、提出された動画が米連盟サイトのファンゾーンページで公開されており、19年まで世界選手権2連覇のネーサン・チェン(21)が1位となった。SP105・53点、フリー209・79点の総合315・32点と大台を超えた。

ジャンプはSPが4回転ルッツ、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)と4回転トーループ-3回転トーループで100点超え。フリーでは4回転フリップから始まり、4回転トーループ-3回転トーループ、3回転ルッツ、4回転サルコー、4回転トーループ-1回転オイラー-3回転フリップ、3回転ループ-3回転トーループ、3回転半という構成を披露した。練習着姿のチェンは、まずは“初戦”としてSP2種2本、フリーは3種4本の4回転を組み込んだ。振り付け担当は両プログラムともにシェイリーン・ボーンさんとなっている。

2位はジェイソン・ブラウン(25)。練習拠点であるカナダ・トロントのクリケットからの映像でSP94・51点、フリー173・80点の総合268・31点だった。5位に計204・67点の樋渡知樹(20)が名を連ねている。

女子は総合202・78点のマライア・ベルが1位。2位は同190・17点のブレイディ・テネルだった。8位には20歳の池西玲奈が入った。かつて東京・明治神宮外苑FSCで活動していたスケーターで、今年1月の全米選手権では10位。今回の得点は149・17点となっている。

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15年世界銅ラジオノワ引退「新しいページ開く」

ラジオノワ(2017年11月5日撮影)

フィギュアスケート女子で15年世界選手権銅メダリストのエレーナ・ラジオノワ(21=ロシア)が22日、現役引退を表明した。自身のインスタグラムにコーチや振付師、ファンなどへの感謝をつづり「人生で新しいページを開く時が来ました」とコメント。今後もスケートに携わっていく意向を示した。

ラジオノワは13、14年と世界ジュニア選手権を連覇。同国の女子選手で14年ソチ五輪団体金メダルのリプニツカヤ、18年平昌五輪銀メダルのメドベージェワらとジュニア時代からしのぎを削ってきた。13-14年シーズンからシニアへ転向し、シリーズ上位6人が進出するグランプリ(GP)ファイナルには4年連続出場。だが、18年平昌五輪の代表は逃していた。

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