日刊スポーツ

強化選手の高橋大輔、国際大会出場は連休明け面談へ

強化選手の高橋大輔、国際大会出場は連休明け面談へ

高橋大輔(2018年10月7日撮影)

日本スケート連盟は25日、都内で理事会を行い、フィギュアスケート男子の高橋大輔(33=関大KFSC)が19年度強化選手として承認された。

昨季、4年ぶりに現役復帰し、昨年12月の全日本選手権で2位に入ったことで選ばれ、国際大会派遣の権利を獲得した。小林芳子フィギュア強化部長は、すでに国際大会派遣へのガイドラインなどを本人に説明。現時点で高橋側から国際大会出場の意向は示されていないが「連休明けに本人がコーチらと話しをする」と明かした。

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紀平梨花「成長したシーズン」来季4回転完璧習得へ

女子SPで華麗に舞う紀平(2019年4月11日)

フィギュアスケート女子の紀平梨花(16=関大KFSC)が25日、都内で行われた日本スケート連盟優秀選手表彰式に出席した。

グランプリ(GP)ファイナル、4大陸選手権で初優勝を果たし、世界国別対抗戦2位で優秀選手賞を受賞。初々しい表情で「試合で力を出すことがだいぶできるようになった。課題も見つかった、成長したシーズンだった」と振り返った。

来季に向けては4回転ジャンプの習得が大きな課題となる。「4回転を試合で入れられるように、完璧に跳べるようになりたい」と思いは強い。米国合宿などで特訓し、来季に向けての土台作りに励んでいく。

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坂本花織に連盟優秀選手賞「GWまでに痩せる」目標

坂本花織(2019年4月10日撮影)

フィギュアスケート女子の坂本花織(19=シスメックス)が25日、都内で行われた日本スケート連盟優秀選手表彰式に出席した。

世界国別対抗戦での2位が優秀選手賞の対象となり「一緒に戦ったみんなに感謝したいです」と笑みを浮かべた。

表彰式を終えると、オフに入って2週目となった現状に「リバウンドが…」と苦笑いし「ゴールデンウイークまでに痩せるのを目標にしています」。現在は自炊で栄養面、食事の量を調節しているといい、平昌五輪後で祝いの場が多かった昨季に比べると「去年は1カ月ぐらいダウンした。今年はもう振り付けもしたり、去年より物事を進めるのが早い」と大きな影響はなさそうだ。

来季に向けてはトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の習得を目標としている。「ショート(プログラム)は(ジャンプが3つで)怖いけれど、フリーでは1回でもいいから入れてみたい」。引き締めた体を維持してオフを過ごし、大技を自らのものにする。

19年4月14日世界フィギュアスケート国別対抗戦エキシビションで滑りを披露した日本チーム、左から小松原美里、ティム・コレト、紀平梨花、宇野昌磨、坂本花織、田中刑事、市橋翔哉、三浦璃来

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高橋大輔が強化選手へ 本田真凜ら外れる/選手一覧

高橋大輔(2018年12月24日撮影)

日本スケート連盟は25日、19年度の強化選手を発表した。フィギュアスケートでは4年ぶりの現役復帰を果たした昨年度、全日本選手権2位となった高橋大輔(33=関大KFSC)が特別強化選手入り。昨年度強化選手Aだった本田真凜(17=JAL)、本郷理華(22)らは外れた。

強化選手は以下の通り。

◆特別強化選手 宇野昌磨(トヨタ自動車)高橋大輔(関大KFSC)田中刑事(倉敷芸術科学大大学院)羽生結弦(ANA)坂本花織(シスメックス)紀平梨花(関大KFSC)宮原知子(関大)三原舞依(シスメックス)樋口新葉(明大)

◆強化選手A 友野一希(同大)島田高志郎(木下グループ)鍵山優真(神奈川FSC)壺井達也(中京大中京高)木科雄登(金光学園)佐藤駿(埼玉栄高)山下真瑚(中京大中京高)横井ゆは菜(中京大)細田采花(関大)荒木菜那(中京大中京高)川畑和愛(N高東京)白岩優奈(関大KFSC)

◆強化選手B 山本草太(中京大)山隈太一朗(明大)中村優(関大)三宅星南(岡山理大付高)須本光希(関大)三浦佳生(KOSE新横浜プリンスFSC)松原星(明大)渡辺倫果(青森山田高)青木祐奈(横浜清風高)長縄和奏(グランプリ東海ク)岩野桃亜(関大KFSC)松生理乃(グランプリ東海ク)

◆ペア強化選手A 三浦璃来(大阪ク)市橋翔哉(関大)

◆アイスダンス強化選手A 小松原美里(倉敷FSC)ティム・コレト(米国)

◆シンクロナイズド強化B 神宮アイスメッセンジャーズ

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宇野昌磨が優秀選手賞、新天地の合宿で未知なる挑戦

宇野昌磨

フィギュアスケート男子の宇野昌磨(21=トヨタ自動車)が25日、東京都内のホテルで行われた日本スケート連盟の優秀選手表彰式に出席した。

今季は全日本選手権3連覇を果たし、4大陸選手権でも初優勝。優秀選手賞だけでなく、スピードスケートの高木美帆と共に、日本オリンピック委員会(JOC)が制定する「JOC杯」も受賞した。

宇野自身にとっては満足できない結果が続いたこともあり「来年は頑張らないと、と思いました」。来季もショートプログラム(SP)、フリーともに樋口美穂子コーチが振り付けるが、合宿は新天地を予定。「新しくっていう気持ちが合宿に表れた」と未知なる挑戦も始めていく。

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羽生結弦は「国の宝です」コーチのオーサー氏が称賛

ビデオメッセージを寄せたブライアン・オーサー・コーチ

選手の育成やスポーツの普及に貢献した指導者に贈られる「ミズノスポーツメントール賞」の表彰式が23日、都内であった。冬季オリンピック(五輪)で男子フィギュアスケート2連覇の羽生結弦(24=ANA)を指導するブライアン・オーサー・コーチが最優秀に相当する「ゴールド」に輝いた。

オーサー氏は、海外にいるため表彰式は欠席だったが、書面を通じ、コメントを発表した。

「私たち指導チームと羽生結弦選手とのこれまでの道のりは7年前に始まりました。羽生選手は、夢にあふれ、献身的な気持ちがあり、将来のビジョン、そして気迫を持った青年でした。その道中、私たちはさまざまな困難に直面しましたが、羽生選手の成功の大きな要因は『勇気』であったことに私たちは気付きました。

私は羽生結弦選手を誇りに思っております。選手としての成功だけでなく、フィギュアスケートというスポーツへの真摯な取り組み、日本スケート連盟に対して献身的であり、そして世界中にいる多くの結弦ファンに対して誠実だからです。私は、チームのメンバー、具体的に名前を申しますと、トレイシー・ウィルソン、ジスラン・ブリアン、ジェフリー・バトル、シェイリーン・ボーン、デヴィッド・ウィルソン、ペイジ・エイストロップを代表し、謹んでこの『ミズノ スポーツメントール賞 ゴールド』をお受けいたします。

また、日本スケート連盟は私たちに対し辛抱強く、理解を示し、そして私たちをサポートしていただきました。そのことに対してもお礼を申し上げたいと思います。

指導者そしてコーチとして私が目指すところは、スポーツで成功するだけでなく、それぞれの社会でリーダーとなれる人材を育成することです。それはすなわち、自ら道を切り開き、次の世代のためにその道を示すアスリートを育てるということです。

チームの皆と結弦へ。私を信じてくれてありがとう。心を込めて」。

またビデオメッセージも寄せ、その中で「羽生選手はまさに国の宝です」などと語った。

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羽生結弦2作目モニュメントにしみじみ「感慨深い」

記念撮影でSEIMEIポーズを決める羽生(撮影・林敏行)

フィギュアスケートの羽生結弦(24=ANA)が20日、地元・仙台市で行われた、モニュメントデザイン発表式に参加した。同市が羽生の活躍をたたえて地下鉄東西線国際センター駅に設置する。会場には抽選で選ばれた約600人のファンが集まり、五輪(オリンピック)2連覇の羽生は今後の夢、復興への思い、ファンへの感謝などを語った。

   ◇   ◇   ◇

肌寒さが残る仙台に、羽生は上下黒のスーツに春を連想させる桜色のネクタイ姿で会場に現れた。2万113通の応募の中から抽選で選ばれた約600人のファンから、大歓声で迎えられると自然と笑顔が弾けた。壇上の中央には赤い幕で隠されたモニュメント。発表を待つファンの前で、赤い幕を引いて披露した。18年平昌(ピョンチャン)五輪でのフリー「SEIMEI」での演技冒頭のポーズ姿がデザインされたモニュメントが披露されると、再び大歓声に包まれながら笑みを浮かべた。

14年ソチ五輪優勝後に作られたモニュメントに続き自身2作目。「記録として残るだけではなくて、モニュメントとして歴史に刻まれるってことがすごいこと。本当に2連覇したんだなという感慨深いものがある」としみじみ。地元でフィギュアスケートに打ち込む子どもらには「いつどこで自分が見ても気持ちよく思える自分を目指して下さい」とアドバイスを送った。式の途中には2度、デザインと同じ「SEIMEI」ポーズを披露。30分間の式で、氷上と変わらない輝きを壇上でも見せた。【佐々木隆史】

◆羽生のモニュメント 日本フィギュアスケート発祥の地とされる仙台市「五色沼」そばの地下鉄東西線国際センター駅南口側が設置場所。強化ガラス板に「SIMEI」ポーズが刻まれたモニュメントが建てられる。17年にも同所に、ソチ五輪SP「パリの散歩道」の決めポーズがデザインされたモニュメントが、トリノ五輪金メダルの荒川静香さんのモニュメントと一緒に並んで建てられた。今回はその2つの横に並ぶようにして建てられる。羽生の出席は予定されていないが、29日に除幕式が行われる。

新たなモニュメントデザイン(右)の前で手を振る羽生(撮影・林敏行)

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羽生結弦モニュメント痛恨表記ミス 発表会後に謝罪

羽生結弦のモニュメントデザイン画(撮影・林敏行)

フィギュアスケートで66年ぶりにオリンピック(五輪)2連覇を果たした羽生結弦(24=ANA)が20日、仙台市で行われた自身のモニュメントデザイン発表式に出席した。

上下黒のスーツに淡いピンク色のネクタイ姿で登場。2万113通の応募の中から抽選で選ばれた約600人のファンから大歓声で迎えられた。モニュメントは18年平昌五輪男子フリー「SEIMEI」の演技がデザインされており、仙台市が羽生の近年の活躍と功績を顕彰するために、日本フィギュアスケート発祥の地とされる「五色沼」そばの地下鉄東西線国際センター駅前に設置される。

発表会終了後には同市の担当者が、この日のデザインにスペルミスがあったことを謝罪。平昌五輪を英語で記載する際に本来の「Olympic」ではなく「Olynpic」と記載されていた。この日のモニュメントはレプリカで、29日に行われる除幕式に向けて現在、強化ガラスを素材に作成中。同市担当者は「スペルミスはこちらの間違いです。申し訳ありませんでした。現在作っている物は正しい表記にします」と話した。

記念撮影でSEIMEIポーズを決める羽生(撮影・林敏行)
新たなモニュメントのデザイン画(右)や荒川静香さんのデザイン画(左)とともに記念撮影におさまる羽生結弦(撮影・林敏行)

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羽生結弦「リンク全てを支配下に」五輪連覇の演技

記者会見する羽生結弦(撮影・林敏行)

フィギュアスケートで66年ぶりにオリンピック(五輪)2連覇を果たした羽生結弦(24=ANA)が20日、仙台市で行われた自身のモニュメントデザイン発表式に出席した。上下黒のスーツに淡いピンク色のネクタイ姿で登場。2万113通の応募の中から抽選で選ばれた約600人のファンから大歓声で迎えられた。

モニュメントは18年平昌(ピョンチャン)五輪男子フリー「SEIMEI」の演技がデザインされている。「これをきっかけとして仙台に足を運んでくださる方が増えればいいと思いますし。顔の表情、靴の使い方、ポーズの違いとか、細かい所もあると思うんですけど、しっかり見ていただけるとうれしいです」と笑顔で話した。

司会者から仙台の子どもたちへの思いを問われると「とにかく夢を持って、夢がなかったら目標を持って純粋な気持ちを忘れずに。いつどこで自分が見ても気持ちよくなれる自分を目指してやっていただければと思います」と話した。

連覇を決めた同五輪男子フリーの演技について問われると「最初の冒頭のジャンって鳴ってから、縦笛が流れているところのシーンなんですけど、最初のポーズで天と地と人と全てをつかさどっている風に感じている。これはそこのポーズから動きだしているシーンなんですね。だから、つかさどっているシーンから、それを支配しながら、周りの状況というか、この時はリンクなんですけど。そのリンク全てを自分の支配下に置くみたいに、そういう強い気持ちで意味を持って滑っています」と明かした。式の途中には2度、モニュメントのデザインと同じ、生「SEIMEI」ポーズを披露して壇上から観客を沸かせた。

モニュメントは同市が羽生の近年の活躍と功績を顕彰するために、日本フィギュアスケート発祥の地とされる「五色沼」そばの地下鉄東西線国際センター駅前に設置される。17年にも今回と同じ場所に、14年ソチ五輪ショートプログラム(SP)「パリの散歩道」の演技姿を表現したモニュメントがつくられている。除幕式は29日に地下鉄東西線国際センター駅で行われる。

新たなモニュメントデザインと記念撮影におさまる羽生結弦(撮影・林敏行)

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羽生「4回転半は夢じゃなく習得したい」一問一答

新たなモニュメントデザインと記念撮影におさまる羽生結弦(撮影・林敏行)

フィギュアスケートで66年ぶりにオリンピック(五輪)2連覇を果たした羽生結弦(24=ANA)が20日、仙台市で行われた自身のモニュメントデザイン発表式に出席した。

上下黒のスーツに淡いピンク色のネクタイ姿で登場。2万113通の応募の中から抽選で選ばれた約600人のファンから大歓声で迎えられた。

モニュメントは18年平昌(ピョンチャン)五輪男子フリー「SEIMEI」での演技がデザインされている。同市が羽生の近年の活躍と功績を顕彰するために、日本フィギュアスケート発祥の地とされる「五色沼」そばの地下鉄東西線国際センター駅前に設置される。以下、記者会見での一問一答。

-2個目のモニュメント。率直な感想は

羽生 2連覇ということで、その2枚分の活躍をできたということは誇らしい。演技はあの場、あの場でしかなかったかもしれないけど、それが形として残るのは、五輪の金メダルは特別なものだなというのをあらためて感じました。

-モニュメントが増えると被災地、宮城、東北への観光客が増えると思う

羽生 先日ノートルダム大聖堂が燃えて、すぐにたくさんのお金が集まって再建、修理への気持ちが動いている。台湾も先日地震があって、被害があった。1人1人のすごい小さな力かもしれないけど、人間っていう1人1人の力が集まって、やっと復興とかにつながっていくと思う。その1人ずつがつながるきっかけになるのであれば、自分という媒体を通してつながってくださるのはうれしいこと。仙台にこのモニュメントがあるからこそできることだと思う。自分が仙台市民で良かったなと思うと同時に、これがきっかけになって、仙台、宮城県、東北、東日本、そういう大きな目で復興が進んでいったらいいなと思っています。

-「令和」でどんな伝説を作りたいか

羽生 4回転半に挑戦したい気持ちは強い。これから戦っていくに向けて、自分の武器となる何かを付け加えないといけないなという義務感がすごくある。

-デザインはどう思うか

羽生 写真からそのまま使われているという点に関して、すごく気に入っている。自分は滑っている瞬間が一番、羽生結弦になれていると思う。ソチ五輪から平昌五輪に向けてブレードの色が変わったりとか、そういう所まで繊細に作られている。そういった細かい所も見ていただけたらなと。

-羽生選手の夢は

羽生 1年前までの夢は4回転半を跳ぶことだった。それをやれば、夢は達成されると思っていた。ただ今の自分の気持ちとしては、4回転半は夢じゃなくて、習得してマスターしたいもの。近い、具体的な、挑戦するべきものみたいに思えている。だから4回転半を初めて公式試合できれいに決める人になりたい、っていうのが今の夢です。

-ファンの存在について

羽生 つらいことも、うれしいことも、もしかしたら自分よりつらくなったり、喜んでくれる存在だと思っています。そういう方々の思いが自分に還元されて、最終的に自分の演技になっているんじゃないかなと強く思う。一言で言うと、自分のスケートの源みたいな感じがしています。

-モニュメントのポーズ「SEIMEI」への気持ち

羽生 最初の冒頭の「ジャン」って鳴ってから、縦笛が流れているシーン。最初のポーズで天と地と人と全てをつかさどっている風に感じている。野村萬斎さんと話をさせていただいたときに色づけしてもらって、それを大切にしてこの演技をした。リンク全てを自分の支配下に置くみたいに、そういう強い気持ちや意味を持って滑っていました。

記者会見する羽生結弦(撮影・林敏行)
新たなモニュメントデザインを除幕する羽生結弦(撮影・林敏行)

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羽生に大歓声「しっかり見ていただけるとうれしい」

新たなモニュメントデザインを除幕する羽生結弦(撮影・林敏行)

フィギュアスケート男子で66年ぶりのオリンピック(五輪)2連覇を果たした羽生結弦(24=ANA)の活躍をたたえるため、地元の仙台市が設置するモニュメントのデザイン発表式が20日、市内で開かれた。

式には羽生も出席。上下黒のスーツに淡いピンク色のネクタイ姿で登場すると、会場に集まった大勢のファンから拍手と大歓声で迎えられた。

モニュメントにかけられた赤い幕を、自らの手で引きいてデザインを披露した。モニュメントは18年平昌冬季五輪(ピョンチャンオリンピック)フリー「SEIMEI」の演技がデザインされている。「これがきっかけとして仙台に足を運んでくださる方が増えればいいと思いますし。顔の表情、靴の使い方、ポーズの違いとか細かいところもあると思うんですけど、しっかり見ていただけるとうれしいです」と話した。

司会者から仙台の子どもたちへの思いを問われると「とにかく夢を持って、夢がなかったら目標を持って純粋な気持ちを忘れずに。いつどこで自分が見ても気持ちよくなれる自分を目指してやっていただければと思います」と話した。

同市が羽生の近年の活躍と功績を顕彰するために、日本フィギュアスケート発祥の地とされる「五色沼」そばの地下鉄東西線国際センター駅前に建てられる。会場には抽選で選ばれた600人しか入れなかったが、同市によると2万通を超える申し込みがあったという。

17年にも今回と同じ場所に、14年ソチ五輪ショートプログラム(SP)「パリの散歩道」の演技姿がデザインされたモニュメントが建てられた。除幕式は29日に地下鉄東西線国際センター駅で行われる。

新たなモニュメントデザインを除幕した羽生結弦(撮影・林敏行)
モニュメントデザイン発表会に臨む羽生結弦(撮影・林敏行)

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羽生結弦が出席 仙台モニュメントのデザイン発表

新たなモニュメントデザインを除幕した羽生結弦(撮影・林敏行)

フィギュアスケートで66年ぶりに五輪2連覇を果たした羽生結弦(24=ANA)が20日、仙台市で行われた自身のモニュメントデザイン発表式に出席した。

上下黒のスーツに淡いピンク色のネクタイ姿で登場。2万113通の応募の中から抽選で選ばれた約600人のファンから大歓声で迎えられた。

モニュメントは同市が羽生の近年の活躍と功績を顕彰するために、日本フィギュアスケート発祥の地とされる「五色沼」そばの地下鉄東西線国際センター駅前に設置される。

18年平昌五輪男子フリー「SEIMEI」での演技がデザインされており「これをきっかけとして仙台に足を運んでくださる方が増えればいいと思いますし。顔の表情、靴の使い方、ポーズの違いとか、細かいところもあると思うんですけど、しっかり見ていただけるとうれしいです」と笑顔で話した。

司会者から仙台の子どもたちへの思いを問われると「とにかく夢を持って、夢がなかったら目標を持って純粋な気持ちを忘れずに。いつどこで自分が見ても気持ちよくなれる自分を目指してやっていただければと思います」と話した。

17年にも今回と同じ場所に、14年ソチ五輪ショートプログラム(SP)「パリの散歩道」の演技姿を表現したモニュメントがつくられている。除幕式は29日に地下鉄東西線国際センター駅で行われる。

新たなモニュメントデザインを除幕する羽生結弦(撮影・林敏行)
モニュメントデザイン発表会に臨む羽生結弦(撮影・林敏行)
モニュメントデザイン発表会に臨む羽生結弦(左)(撮影・林敏行)
モニュメントデザイン発表会に臨む羽生結弦(撮影・林敏行)

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女子大生の坂本花織は授業苦戦「頭が混乱している」

グランフロント大阪で行われている「スヌーピーミュージアム展」を訪れ、マネをしておどける坂本花織(撮影・松本航)

フィギュアスケート女子の坂本花織(19=シスメックス)が、この春入学した神戸学院大での新生活を明かした。

16日、大阪市北区のグランフロント大阪で行われている「スヌーピーミュージアム展」を訪問。先週末まで今季最終戦の世界国別対抗戦(福岡)に出場しており、15日から本格的に大学での講義を受け始めたという。

新生活については「結構、同じ教室の子とかが声をかけてくれて『一緒にやろう』って言ってくれたので、何とか友達もできつつあります。でも、今日の授業が訳分からなさすぎて、頭が混乱しています」と笑わせた。苦戦しているのは「簿記論」といい「話聞いていても分からなかった。みんな『?』が飛んでいる状態だと思うので、自分も早く理解して、同じペースでいけるように頑張ります」と学業でも集中力を発揮する。

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坂本花織「むっちゃ好き」スヌーピー展で英気養う

グランフロント大阪で行われている「スヌーピーミュージアム展」を訪れた坂本花織(撮影・松本航)

フィギュアスケート女子の坂本花織(19=シスメックス)が16日、大阪市北区のグランフロント大阪で6月16日まで行われている「スヌーピーミュージアム展」を訪れ、スヌーピーへの強い愛情を示した。

同展ではファンの聖地として知られるシュルツ美術館(米サンタローザ)の貴重な原画作品やスケッチ、ビンテージグッズなどから、約200点が展示されている。

ハイテンションで場内を回った坂本は「自分が生まれた時から家族がスヌーピー好きで、生まれた時からベッドの上にスヌーピーがいた。年代ごとによってスヌーピーのリアル感が変わっているので、時代を感じます。かわいかったです。スヌーピーって4コマ漫画の一言一言が心に残る。見た目がまずかわいい。むっちゃ好きです」とニッコリ。

14日に今季最終戦だった世界国別対抗戦(福岡)のエキシビションを終えたばかりで「むっちゃ癒やされました。どの辺り? 全部です」と来季へのエネルギーを得た。

グランフロント大阪で行われている「スヌーピーミュージアム展」を訪れ、マネをしておどける坂本花織(撮影・松本航)
グランフロント大阪で行われている「スヌーピーミュージアム展」を訪れた坂本花織(撮影・松本航)

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紀平が五輪へ立ち位置確認「雲に隠れているような」

世界フィギュアスケート国別対抗戦2019 エキシビションで滑る紀平梨花(撮影・清水貴仁)

フィギュアスケート女子でシニア1年目を駆け抜けた紀平梨花(16=関大KFSC)が「令和」の新時代に、22年北京五輪金メダルへの山を登る。14日はマリンメッセ福岡で世界国別対抗戦のエキシビションに出演。5月から始まる令和に「新しい時代にしっくりくるいい名前」と思いをはせた。来季に向けて休む間もなく4回転ジャンプの習得と、振り付けに着手する。

  ◇    ◇    ◇

スケート界に新風を送り込んだ紀平が、今季最終戦を終えて1つの「山」を思い浮かべた。頂上は22年北京五輪金メダル。シニア1年目からグランプリ(GP)ファイナル優勝など快進撃を続けたが、16歳は冷静に「五輪はまだ雲にちょっと隠れているような感じ。五輪まで長いし、明日ケガをしたら終わりだし…。何歩もまだ進めていないと思う」と立ち位置を示した。

新元号の「令和」には、新鮮な思いを抱く。「新しい時代にしっくりくる、すごくいい名前だなと思います」。そんな意識を持ちつつも「『新しい時代が来たんだな』って思うけれど、まだまだ自分の中ではスケート人生の中の1年」と、やるべきことを自覚する。

5月からは本格的に新プログラムの振り付けや、4回転ジャンプの習得に着手。来季のショートプログラム(SP)はカナダの女性振付師シェイリーン・ボーン氏に初めて依頼する。ボーン氏は男子の羽生結弦(ANA)が金メダルを獲得した、平昌五輪フリーの「SEIMEI」など数多くのプログラムを担当。フリーは今季に続いて米国のトム・ディクソン氏が手がけ、紀平は「初めは難しいような曲とか、自分が苦手と思うような曲をわざと選んでいきたい」と意気込む。

頂上の雲は確実に1年前より薄くなった。さらに視界を良くするために、オフの過ごし方が重要だと自分で理解する。「令和は来ると思うんですけれど、自分のスケートは変わらず同じことをしていくだけです。ケガせず。ギリギリでケガをしないところで努力していきたい」。新時代の象徴となるべく、紀平は1歩ずつ進んでいく。【松本航】

エキシビションで一緒に踊る紀平と宇野(撮影・清水貴仁)
世界フィギュアスケート国別対抗戦2019 エキシビションで滑りを披露する日本チーム、左から小松原美里、ティム・コレト、紀平梨花、宇野昌磨、坂本花織、田中刑事、市橋翔哉、三浦璃来(撮影・清水貴仁)

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宇野昌磨が過去最高の構成へ、4種5本の4回転挑戦

エキシビションで滑る宇野昌磨(撮影・清水貴仁)

<フィギュアスケート:世界国別対抗戦エキシビション>◇14日◇マリンメッセ福岡

宇野昌磨は過去最高のジャンプ構成実現を目指す。

エキシビションでは国際スケート連盟公認大会で成功例のない、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)-4回転トーループにチャレンジ。転倒したが、並行して4回転ルッツの習得を目指す意向で「(4回転)フリップ2本の構成で、プラスアルファでルッツか(封印中の)ループを入れたい」と4回転について言及。サルコーを加えた、フリー4種5本の4回転を掲げた。

エキシビションで滑る宇野昌磨(撮影・清水貴仁)

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チェン貫禄演技、米の仲間と「U.S.A.」も披露

世界フィギュアスケート国別対抗戦2019 エキシビションでDA PUMP「U.S.A.」で滑る米国チーム。右から3人目が、ネーサン・チェン(撮影・清水貴仁)

<フィギュアスケート:世界国別対抗戦エキシビション>◇14日◇マリンメッセ福岡

フィギュアスケート世界国別対抗戦のエキシビションが14日、マリンメッセ福岡で行われ、世界選手権男子2連覇中のネーサン・チェン(19=米国)が「ネクスト・トゥー・ミー」を披露した。

場内を巻き込んだ貫禄の演技で熱狂を呼び込むと、アンコールには平昌五輪シーズンのショートプログラム(SP)で使用した「ネメシス」を選択。観衆は総立ちとなり、拍手を全身で受け止めた。また、米国のチームメートとDA BUMPの大ヒット曲「U.S.A.」も披露し、観客を大いに沸かせた。

世界フィギュアスケート国別対抗戦2019 エキシビションで演技を披露するネーサン・チェン

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紀平新エキシビションナンバー披露、華麗大トリ飾る

世界フィギュアスケート国別対抗戦2019 エキシビションで滑る紀平梨花(撮影・清水貴仁)

<フィギュアスケート:世界国別対抗戦エキシビション>◇14日◇マリンメッセ福岡

フィギュアスケート世界国別対抗戦のエキシビションが14日、マリンメッセ福岡で行われ、シニア1年目を駆け抜けた紀平梨花(16=関大KFSC)が大トリを飾った。

新エキシビションナンバーの「ザ・グレイテスト」を披露。ダブルアクセル(2回転半ジャンプ)、3回転サルコー、3回転フリップを決めながら完成度の高い演技で、場内の手拍子を呼び込んだ。アンコールでは今季で見納めとなるフリー「ビューティフル・ストーム」で、最終盤の見せ場を華麗に演じきった。

世界フィギュアスケート国別対抗戦2019 エキシビションで滑る紀平梨花(撮影・清水貴仁)
世界フィギュアスケート国別対抗戦2019 エキシビションで滑る紀平梨花(撮影・清水貴仁)=2019年4月14日、マリンメッセ福岡

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優勝の米国8人が、DA PUMP「U.S.A.」

世界フィギュアスケート国別対抗戦2019 エキシビションで米国チームはDA PUMP「USA」で滑る(撮影・清水貴仁)

<フィギュアスケート:世界国別対抗戦エキシビション>◇14日◇マリンメッセ福岡

フィギュアスケート世界国別対抗戦のエキシビションが14日、マリンメッセ福岡で行われ、優勝した米国がDA PUMPの大ヒット曲「U.S.A.」を演じた。

8人は観衆の近くでパフォーマンスを披露し、男子で世界選手権2連覇のネーサン・チェン(19)らがソロで技を見せた。ビンセント・ゾウ(18)は両脚を180度開いて上体を反らせて滑る「クリムキンイーグル」で場内を沸かせた。

最後は全員で氷に寝ころび、「USA」の人文字。団体戦ならではの魅力を発信した。

世界フィギュアスケート国別対抗戦2019 エキシビションで米国チームはDA PUMP「USA」で滑る(撮影・清水貴仁)

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日本がJPOPで魅了、LemonからSMAP締め

世界フィギュアスケート国別対抗戦2019 エキシビションで日本チームで一緒に滑る紀平(左)と宇野(撮影・清水貴仁)

<フィギュアスケート:世界国別対抗戦エキシビション>◇14日◇マリンメッセ福岡

フィギュアスケート世界国別対抗戦のエキシビションが14日、マリンメッセ福岡で行われ、2位となった日本が「J-POPメドレー」を披露した。

日本の主将を務めたアイスダンスの小松原美里(26=倉敷FSC)が応援席で「平成最後の大会で、平成のヒット曲メドレーとして5つの曲を選びました。昌磨くん、見どころを」と切り出し、宇野昌磨(21=トヨタ自動車)が「僕が最初の曲は独断で決めさせてもらいました」と説明した。

注目の1曲目は米津玄師のヒット曲「Lemon」。3曲目の「だんご3兄弟」では、宇野と紀平梨花(16=関大KFSC)が寄り添う“だんご”になって、客席をどっと沸かせた。

最後はSMAPの「世界に一つだけの花」で締めくくり、今大会ならではの演出で大盛り上がりとなった。

世界フィギュアスケート国別対抗戦2019 エキシビションで滑る宇野昌磨(撮影・清水貴仁)

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妖艶CA姿トゥクタミシェワ、華麗開脚で観客総立ち

世界フィギュアスケート国別対抗戦2019 エキシビションで滑るエリザベータ・トゥクタミシェワ(撮影・清水貴仁)

<フィギュアスケート:世界国別対抗戦エキシビション>◇14日◇マリンメッセ福岡

フィギュアスケート世界国別対抗戦のエキシビションが14日、マリンメッセ福岡で行われ、今大会で世界2位の234・43点を記録したエリザベータ・トゥクタミシェワ(22=ロシア)がおなじみの「CAプログラム」を披露した。

ブリトニー・スピアーズの「トキシック」を演じ、磨きをかけたセクシーな滑り、振り付けに場内は大歓声。演技後には満員の観衆が、スタンディングオベーションでたたえた。

世界フィギュアスケート国別対抗戦2019 エキシビションで滑るエリザベータ・トゥクタミシェワ(撮影・清水貴仁)
世界フィギュアスケート国別対抗戦2019 エキシビションで滑るエリザベータ・トゥクタミシェワ(撮影・清水貴仁)
世界フィギュアスケート国別対抗戦2019 エキシビションで滑るエリザベータ・トゥクタミシェワ(撮影・清水貴仁)
世界フィギュアスケート国別対抗戦2019 エキシビションで滑るエリザベータ・トゥクタミシェワ(撮影・清水貴仁)
世界フィギュアスケート国別対抗戦2019 エキシビションで滑るエリザベータ・トゥクタミシェワ(撮影・清水貴仁)

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イタリアペア「ありがとう」感謝のボクシング演技

世界フィギュアスケート国別対抗戦2019 エキシビションで滑るニコル・デラ・モニカ、マッテオ・グアリーゼ組(撮影・清水貴仁)

<フィギュアスケート:世界国別対抗戦エキシビション>◇14日◇マリンメッセ福岡

フィギュアスケート世界国別対抗戦のエキシビションが14日、マリンメッセ福岡で行われ、イタリアでペアに出場したニコル・デラ・モニカ(29)マッテオ・グアリーゼ(30)組がボクシングのプログラムで日本に対する感謝を伝えた。

スタンドから登場したグアリーゼがガウンを脱ぎ、上半身裸になると、腹側には「日本」。背中側には「ありがとう」というマジックで書かれた文字が現れた。2人はリンク上でパンチを繰り出しながら、最後はモニカのキスで演技終了。超満員の観衆から、大きな拍手が送られた。

世界フィギュアスケート国別対抗戦2019 エキシビションで滑るニコル・デラ・モニカ、マッテオ・グアリーゼ組(撮影・清水貴仁)

宇野が平成最後3回転半3本締め 冒頭で大技挑戦も

世界フィギュアスケート国別対抗戦2019 エキシビションで滑る宇野昌磨(撮影・清水貴仁)

<フィギュアスケート:世界国別対抗戦エキシビション>◇14日◇マリンメッセ福岡

フィギュアスケート世界国別対抗戦のエキシビションが14日、マリンメッセ福岡で行われ、男子の宇野昌磨(21=トヨタ自動車)が平成最後の「トリプルアクセル(3回転半)3本締め」を披露した。

今大会のショートプログラム(SP)は、平昌五輪(オリンピック)シーズンの昨季にSPで使用した「冬」を選択。そのためかエキシビションでは今季のSP「天国への階段」を演じた。冒頭でいきなり3回転半-4回転トーループの大技に挑戦。トーループで転倒したが、そこから3回転半を2本成功させた。

世界フィギュアスケート国別対抗戦2019 エキシビションで滑る宇野昌磨(撮影・清水貴仁)

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坂本花織、和のプログラム披露 オフの願望も明かす

女子フリーで滑る坂本花織(2019年4月13日撮影)

フィギュアスケート世界国別対抗戦のエキシビションが14日、マリンメッセ福岡で行われ、女子の坂本花織(19=シスメックス)が和のプログラムを披露した。

「Jin by Tsukuyomi」を演じ、試合用のプログラムとは違った世界観を作り上げた。

エキシビション前には、フリーから一夜明けての取材に応じ「1人旅がしたい。周りに流されず、誰にも合わせず、1人のペースでぶら~っと、ちょっとしてみたい。8月から4月の間、ほぼ『練習して試合』でずっとやってきたので、練習に支障が出ない程度に、1回リフレッシュしたいなって思います。山登ってもいいし、海に行ってもいいし」とシーズンオフの願望を明かした。

表彰式でメダルを掲げる2位の日本チーム、前列から小松原美里、坂本花織、紀平梨花、三浦璃来、後列左からティム・コレト、市橋翔哉、田中刑事、宇野昌磨(2019年4月13日撮影)

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田中刑事「ジョジョ立ち」披露 学ラン風の衣装で

世界フィギュアスケート国別対抗戦2019 エキシビションで滑る田中刑事(撮影・清水貴仁)

<フィギュアスケート:世界国別対抗戦エキシビション>◇14日◇マリンメッセ福岡

フィギュアスケート世界国別対抗戦のエキシビションが14日、マリンメッセ福岡で行われ、男子の田中刑事(24=倉敷芸術科学大大学院)が「ジョジョ立ち」を披露した。

おなじみとなった人気マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」を演じ、学ラン風の衣装を脱いでからは、3回転フリップなどジャンプや、激しいステップで場内を盛り上げた。平成最後の実戦を終え、令和に向けて、新たな誓いを滑りに込めた。

世界フィギュアスケート国別対抗戦2019 エキシビションで滑る田中刑事(撮影・清水貴仁)

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宇野昌磨「新しいことやってる時が…」5回転へ思い

宇野昌磨

フィギュアスケート男子の宇野昌磨(21=トヨタ自動車)が14日、世界国別対抗戦のエキシビション前に、会場のマリンメッセ福岡で前人未到の5回転ジャンプに対して思いを語った。

12日のフリー後に意欲を見せた5回転トーループについて、あらためて「4回転以上のジャンプ。アクセルだったり、それこそ5回転だったりは、生涯必要ないものだと思っていました。『やらなくていいかな』って思っていたんですけれど、やっぱり僕は何か新しいことをやっている時が、一番楽しめているかなと思うんで。楽しめることを探して、それが5回転というものになるのかなと思います」。国際スケート連盟(ISU)が基礎点さえ設定していない、夢のジャンプへの正直な心境を明かした。

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紀平梨花、来季羽生のSEIMEI振付師と初コラボ

紀平梨花

フィギュアスケート女子の紀平梨花(16=関大KFSC)が14日、世界国別対抗戦のフリーから一夜明け、来季のプログラムについて言及した。

会場のマリンメッセ福岡で「特に私がやりたいものっていうよりは、今までと違ったところとか、初めは難しい振り付けだけれど、何とかシーズン通して、いいものを作り上げていけるようにしたい。初めは難しいような曲とか、自分が『苦手だな』って思うような曲を、わざと選んでいきたいと思います」と思いを明かした。

ショートプログラム(SP)は男子の羽生結弦(ANA)が金メダルを獲得した平昌五輪フリーで使用した「SEIMEI」を手がけた、カナダの女性振付師シェイリーン・ボーン氏と初コラボになる。フリーは今季のフリー「ビューティフル・ストーム」を担当したトム・ディクソン氏に依頼。紀平は「まだ曲とかは決まっていなくて、フリーは(候補の曲が)何曲か送られてきている状態。ショート(プログラム)は何も送られてきていない状況なので、また今から案を出してもらって、そこから選ぶ感じになるかなと思います」と見通しを語った。

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前向く紀平 令和元年は「4回転練習時間増える」

女子フリーで滑り終えた紀平は手を合わせる(撮影・清水貴仁)

<フィギュアスケート:国別対抗戦2019>◇最終日◇13日◇マリンメッセ福岡◇女子フリー

今季最終戦の女子フリーで紀平梨花(16=関大KFSC)が138・37点を記録し、5位となった。冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で転倒し、2本目は2回転半からの連続ジャンプ。合計222・34点で自己記録には及ばなかったが、グランプリ(GP)ファイナル優勝などシニア1年目を駆け抜けた。

紀平は「ごめんなさい」とつぶやき、平成最後の演技を締めくくった。冒頭の3回転半で転倒し「2本目がバッチリと決まる自信はあまりなかった。安全にいった」と続くアクセルは2回転半を選択。中盤のルッツ-トーループの連続3回転は、トーループの着氷時に体を氷へと打ちつけ「持ちこたえた思いはあるけれど、反省しています」と4分間の舞を総括した。

今大会の大きなテーマはミスが続いていたSP。そのSPで世界最高点を更新する好発進だったが、それゆえ「気合を入れすぎた。間の日(12日)に体がガチガチだった」。皮肉にも反動となって返ってきた。

フリーではジャンプの失敗が目立つも、スピン3つとステップは全て最高のレベル4。「緊張する暇もなく、1秒に全力を尽くしていた」。今、持てる力は全て出し尽くした。

大躍進のシニア1年目は、22年北京オリンピック金メダルを本気で目指す足がかりになった。姉の影響で競技を始めたのは4歳。当初は4回セットのスケート教室で楽しさを覚えた。小1の冬からは4年間、大阪・難波のリンクで53年度から全日本選手権2連覇を果たした山下艶子さん(91)に師事。山下さんといえば、全日本選手権10連覇を達成し、後に浅田真央を指導した佐藤信夫氏(77)を手がけたフィギュア界のレジェンド。その彼女をも「『痛いだろうな』という転び方をしても、平気な顔をしていた」と驚かせた。

小学校の800メートル走で遅れてリンクに現れても、すぐにスピンやジャンプ練習に入るのが紀平だった。山下さんは「いつもすぐに靴を履き替え、誰とも話をせずによく練習していた」とし「どこかで会うことがあれば『(浜田美栄コーチの)今の練習を続けなさい』と声をかける」と優しくほほ笑む。培った強固な土台は、昨年9月から10戦を駆け抜けるパワーになった。

「やっとシーズンオフになって、4回転を練習する時間が増える」。令和元年の来季へ、紀平の表情はすがすがしい。その視線は常に、前を向く。【松本航】

紀平梨花の今季全成績と国際大会の3回転半
紀平梨花のフリー詳細成績

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坂本花織、ミスあっても自己ベスト「伸びていける」

女子フリーで滑る坂本花織(撮影・清水貴仁)

<フィギュアスケート:国別対抗戦2019>◇最終日◇13日◇マリンメッセ福岡◇女子フリー

今季最終戦の女子フリーで坂本花織(19=シスメックス)は146・70点の3位で、SP、フリー、合計(223・65点)の全てで自己ベスト。日本は104点の2位で2連覇を逃し、117点の米国が優勝した。

   ◇   ◇   ◇

坂本が交差した両手を胸元に当てて、ホッと息をついた。冒頭のフリップ-トーループの連続3回転がいきなり単発となり、続く2回転半に3回転トーループをつけて軌道修正。3回転ルッツの着氷などピンチを何度もこらえ切り、今季最終戦での自己ベストを「この出来で更新できた。まだまだちゃんとやれば、伸びていける」と喜んだ。

スケーティング技術などが問われる演技構成点は71・90点。単純比較はできないが、今季国際大会初戦のロンバルディア杯で記録した64・24点から、7・66点を積み上げた。1月には「同じシーズンでも最初と最後で出来が全然違う。どれだけ点数を上げられているか、楽しんでいます」と明かした。平昌五輪を戦った昨季に続き、成長を数字でも証明した。今月、神戸学院大に入学。新しい環境で挑む来季へ「ここから上がっていけるように頑張りたい」と力強く言い切った。

世界フィギュアスケート国別対抗戦2019 表彰式で手を振る2位の日本チーム(撮影・清水貴仁)

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紀平「反省」5位も平成最後フリーで得た収穫と課題

世界フィギュアスケート国別対抗戦2019 女子フリー 滑り終えた紀平梨花は手を合わせる(撮影・清水貴仁)

<フィギュアスケート:国別対抗戦2019>◇最終日◇13日◇マリンメッセ福岡◇女子フリー

今季最終戦の女子フリーで紀平梨花(16=関大KFSC)が138・37点を記録し、5位となった。冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で転倒し、2本目は2回転半からの連続ジャンプ。合計222・34点で自己記録には及ばなかったが、グランプリ(GP)ファイナル優勝などシニア1年目を駆け抜けた。坂本花織(19=シスメックス)は146・70点の3位で、SP、フリー、合計(223・65点)の全てで自己ベスト。日本は104点の2位で2連覇を逃し、117点の米国が優勝した。

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紀平は「ごめんなさい」とつぶやき、平成最後の演技を締めくくった。冒頭の3回転半で転倒し「2本目がバッチリと決まる自信はあまりなかった。安全にいった」と続くアクセルは2回転半を選択。中盤のルッツ-トーループの連続3回転は、トーループの着氷時に体を氷へと打ちつけ「持ちこたえた思いはあるけれど、反省しています」と4分間の舞を総括した。

今大会の大きなテーマはミスが続いていたSP。そのSPで世界最高点を更新する好発進だったが、それゆえ「気合を入れすぎた。間の日(12日)に体がガチガチだった」。皮肉にも反動となって返ってきた。

フリーではジャンプの失敗が目立つも、スピン3つとステップは全て最高のレベル4。「緊張する暇もなく、1秒に全力を尽くしていた」。今、持てる力は全て出し尽くした。

大躍進のシニア1年目は、22年北京五輪金メダルを本気で目指す足がかりになった。姉の影響で競技を始めたのは4歳。当初は4回セットのスケート教室で楽しさを覚えた。小1の冬からは4年間、大阪・難波のリンクで53年度から全日本選手権2連覇を果たした山下艶子さん(91)に師事。山下さんといえば、全日本選手権10連覇を達成し、後に浅田真央を指導した佐藤信夫氏(77)を手がけたフィギュア界のレジェンド。その彼女をも「『痛いだろうな』という転び方をしても、平気な顔をしていた」と驚かせた。

小学校の800メートル走で遅れてリンクに現れても、すぐにスピンやジャンプ練習に入るのが紀平だった。山下さんは「いつもすぐに靴を履き替え、誰とも話をせずによく練習していた」とし「どこかで会うことがあれば『(浜田美栄コーチの)今の練習を続けなさい』と声をかける」と優しくほほえむ。培った強固な土台は、昨年9月から10戦を駆け抜けるパワーになった。

「やっとシーズンオフになって、4回転を練習する時間が増える」。令和元年の来季へ、紀平の表情はすがすがしい。その視線は常に、前を向く。【松本航】

表彰式でメダルを掲げる2位の日本チーム、前列から小松原美里、坂本花織、紀平梨花、三浦璃来、後列左からティム・コレト、市橋翔哉、田中刑事、宇野昌磨(撮影・清水貴仁)

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