日刊スポーツ

高橋大輔が国際大会出場へ意欲「今は行ける所まで」

高橋大輔が国際大会出場へ意欲「今は行ける所まで」

栄誉賞のトロフィーを受け取る高橋大輔(右)(撮影・南谷竜則)

フィギュアスケート男子の高橋大輔(33=関大KFSC)が国際大会出場へ意欲を示した。

15日、岡山・倉敷市のヘルスピア倉敷で行われた「岡山県スケート連盟創立50周年の集い」に出席し、国際大会出場について言及した。

高橋は昨季4年ぶりに現役復帰。全日本選手権で2位に入ったが「世界と戦う覚悟が持ちきれない」という理由で、世界選手権代表を辞退していた。「昨シーズンは全日本選手権を目指してやった。今は行ける所まで(行こうと思っている)。GPシリーズもミニマムポイントがないと出られないので、チャンスがあれば出たいな」と話した。

ただ、具体的には決まっていないようだ。「(国際)B級戦に挑戦する可能性はありますし、全日本終わって結果次第で挑戦する可能性もある」と話し、プログラムについては「最近アップテンポの曲を全然やってないので、ここでやっておかないと一生できなくなる。アップテンポ系になってくるんじゃないかと思います」と語った。

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新人賞の紀平梨花、夢は「北京冬季五輪での優勝」

紀平梨花(2019年1月11日)

JOCスポーツ賞表彰式とオリンピックコンサート2019が14日、都内で行われ、フィギュアスケート女子の紀平梨花(16=関大KFSC)が登壇した。

シニア1年目で昨年12月のグランプリファイナルを制するなど新人賞に輝いた紀平は、夢を問われると「北京オリンピックでの優勝が夢。これからも1年1年成長できるように頑張ります」と話した。

1年余りに迫った20年東京五輪。日本は熱狂の渦に包まれる。練習に励みながらも「気になる大会。東京オリンピックはくぎ付けになってしまうと思います」と白い歯を見せた。表彰式とオリンピックコンサート2019が14日、都内で行われ、フィギュアスケート女子の紀平梨花(16=関大KFSC)が登壇した。

シニア1年目で昨年12月のグランプリファイナルを制するなど新人賞に輝いた紀平は、夢を問われると「北京オリンピックでの優勝が夢。これからも1年1年成長できるように頑張ります」と話した。

1年余りに迫った20年東京五輪。日本は熱狂の渦に包まれる。練習に励みながらも「気になる大会。東京オリンピックはくぎ付けになってしまうと思います」と白い歯を見せた。

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羽生憧れのウィアー氏引退示唆「現役は終わりに…」

映画「氷上の王、ジョン・カリー」公開記念の舞台あいさつイベントに登場したジョニー・ウィアー氏

フィギュアスケート男子の羽生結弦が憧れる、プロスケーターのジョニー・ウィアー氏(34)が11日、東京・新宿ピカデリーで行われた、

映画「氷上の王、ジョン・カリー」公開記念の舞台あいさつに登場した。ウィアー氏は06年トリノ、10年バンクーバー五輪で入賞経験がある他、過去には羽生の衣装をデザインするなど衣装デザイナーとしても活躍している。

この日も、現在参加中の「ファンタジー・オン・アイス」の合間を縫って、神戸で買ったという色鮮やかな衣装でイベントに登場。「一番大事なのはこの世界で跡を残すこと。例えば自分ならドレスを着てみなさんを笑わせたり、喜ばせたりしているけど、人を感動させるのは大事なこと」とデザイナーとしての心得を語った。

スケーター、衣装デザイナー、役者などさまざまな分野で活躍する中、LGBTQ(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、ジェンダークィア=男性でも女性でもない人々)当事者として、世間に自らの声を発信している。映画の主人公、ジョン・カリーも同性愛と戦ってきた1人。「私はゲイであり、そういうので周りから注目されてきたけど、それが問題だとは全く思わない。生まれつきこういう感じという認識でやってきた。自分を隠さずにフィギュアスケートをやってきたのは、過去に同じ経験をした人やジョン・カリーのおかげです」と感謝した。

イベントの最後には、22年にプロスケーター引退を決めていることを明かした。「私の現役は終わりに向かっている。次は業界を支えるという役割を果たしたいと思っている。フィギュアスケートをやめたくない気持ちはすごく強い。でも自分が去って、次の若い世代がフィギュアスケートを支えていくのを見守っていきたい」と話した。

映画「氷上の王、ジョン・カリー」公開記念の舞台あいさつイベントに登場したジョニー・ウィアー氏

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安藤美姫さんが中傷受けたメドベージェワを激励

安藤美姫さん(左)とメドベージェワ

元フィギュアスケート世界女王安藤美姫さん(31)が、「日本から出て行け」などと中傷する手紙を受けていたことが報じられた平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)フィギュアスケート女子銀メダリスト、エフゲニア・メドベージェワ選手(19=ロシア)への激励を呼びかけた。

安藤さんは9日、インスタグラムを更新。メドベージェワ選手らと一緒に撮した写真をアップし、「エフゲニア、わたしたちはあなたを愛しています。あなたの周りは本当の愛でいっぱい」とつづった。

続けて安藤さんは「#JapanLoveEvgenia」とのハッシュタグを貼り付け、「メドちゃんへのハッシュタグ作ったのです 是非このタグ付けてメドちゃんに送りましょう」とファンに呼びかけた。

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宇野昌磨、ザギトワ指導トゥトベリゼ氏の夏合宿参加

宇野昌磨

フィギュアスケート男子で18年平昌五輪銀メダリストの宇野昌磨(21=トヨタ自動車)がロシアのエテリ・トゥトベリゼ・コーチのもとで夏合宿を行うことが8日、明らかになった。トゥトベリゼ・コーチが自身のインスタグラムで「ショウマ・ウノは私たちの夏合宿に参加します」と画像付きで投稿した。

トゥトベリゼ・コーチはアリーナ・ザギトワ(17)と、現在は拠点をカナダへ移したエフゲニア・メドベージェワ(19)にそれぞれ18年平昌五輪女子金、銀メダルをもたらせたことで知られる。以降も一貫した指導方針で、高難度ジャンプを跳ぶ選手らが次々と誕生。「エテリ組」と呼ばれる世界が注目するチームとなっており、4回転ルッツなどを習得する世界ジュニア選手権女子2連覇中のアレクサンドラ・トルソワ(14=いずれもロシア)なども師事する。

一方の宇野は今月3日に山田満知子、樋口美穂子両コーチから「卒業」することを発表。自身の公式サイトには同日に「まだ今後のことは具体的に決まっておりませんが、まずはすぐに始まる海外合宿に打ち込み、1歩1歩進んでいきたいと思います」とつづっていた。新しい環境に身を置きながら、ベストな選択を下していく。

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宇野の振付師 SPは羽生SEIMEIのボーンさん

宇野昌磨(2019年3月29日撮影)

フィギュアスケート男子で18年平昌オリンピック(五輪)銀メダリストの宇野昌磨(21=トヨタ自動車)が6日、自身の公式サイトで7月から始まる新シーズンの振付師を発表した。

ショートプログラム(SP)は羽生結弦(ANA)が金メダルを獲得した18年平昌五輪フリー「SEIMEI」などの振り付けで知られる、カナダのシェイリーン・ボーンさん(43)。女子の紀平梨花(関大KFSC)や坂本花織(シスメックス)とも新たにコンビを組む名振付師から、新しい引き出しが生まれそうだ。

フリーはカナダのデービッド・ウィルソン氏(53)で、こちらも世界的な振付師だ。宇野の振り付けはこれまで樋口美穂子コーチ(50)が担当してきたが、今月3日に同コーチから巣立つことを発表。「当初は昨年と同じプログラムをリベンジする予定でしたが、環境を変えるに伴い、以前エキシビションプログラムの振り付けでお世話になったシェイリーン・ボーンさんとデービッド・ウィルソンさんに依頼させていただきました」と経緯を説明した。

新シーズンに向けては8月中旬から振り付けを開始し、お披露目は8月の後半を予定。「2人が持つアイデアは自分の引き出しからは全く想像できないものが多く、とても楽しみにしています」とつづった。

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宇野昌磨が所属クラブ卒業「一歩一歩進んで行く」

宇野昌磨(2019年3月29日撮影)

フィギュアスケート男子で18年平昌五輪銀メダリストの宇野昌磨(21=トヨタ自動車)が3日、自身の公式サイトで、地元の愛知県を拠点に長年指導を受けてきた山田満知子コーチ(75)と樋口美穂子コーチ(50)のもとを離れ、新たな環境で活動することを明かした。今後のことは具体的に決まっていないとした上で「まずは直ぐに始まる海外合宿に打ち込み、一歩一歩進んで行きたいと思います。背中を押して送り出して下さった先生方、また、多くの方々に支えられているこの競技人生に感謝の気持ちを忘れず、新たなスタートを切りたいと思います」とつづった。

3月に行われた世界選手権は4位。4月に行われた日本スケート連盟表彰式では、さらなる進化を求めて新天地で合宿を行う予定を明かしていた。今月中にも海外合宿をスタートさせ、海外も視野に入れて拠点を探すことになる。

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羽生結弦がToshlの生歌で3回転半、観客を魅了

生歌を披露するToshI(奥)(撮影・加藤諒)

フィギュアスケートの「ファンタジー・オン・アイス2019」が24日、千葉・幕張で開幕した。日本勢は、五輪2連覇の羽生結弦(24=ANA)や、昨年12月のグランプリファイナルで女子優勝の紀平梨花(16=関大KFSC)らが出演。海外勢では06年トリノ五輪で男子金メダルのエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)や、18年平昌五輪で女子銀メダルのエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)らも出演するなど、豪華出演となった。

この日の出演者らが登場したオープニングで羽生は、いきなり4回転トーループを着氷。銀メダルだった3月に埼玉で行われた世界選手権以来となる、公の場でのスケーティングなだけに観客の興奮は最高潮に達した。その後に男女4人で行ったショーでも、華麗なスケーティングを披露。最後は18年平昌五輪で女子金メダルのアリーナ・ザキトワ(ロシア)と見つめ合うポーズをして、さらに観客を魅了した。

紀平やザキトワ、エフゲニー・プルシェンコやステファン・ランビエルなど、名だたるスケーターが次々とショーを行う中、羽生は大トリで登場。特別ゲストでX JAPANのToshl自身の曲「マスカレイド」の本人生歌に合わせて演技を披露。あでやかな歌声に合わせて、トリプルアクセル(3回転半)を鮮やかに着氷すると、その後も感情たっぷりなスケーティングで終始、ファンを魅了し続けた。

ファンタジー・オン・アイスで演技する羽生結弦(撮影・加藤諒)
ファンタジー・オン・アイスで演技を終えた羽生結弦(撮影・加藤諒)

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羽生結弦がアイスショー登場 3月以来の演技に歓声

オープニングで登場した羽生結弦(撮影・加藤諒)

フィギュアスケートの「ファンタジー・オン・アイス2019」が24日、千葉・幕張で開幕した。

日本勢は、五輪2連覇の羽生結弦(24=)や、昨年12月のグランプリファイナルで女子優勝の紀平梨花(16=関大KFSC)らがエントリー。海外勢では06年トリノ五輪で男子金メダルのエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)や、18年平昌五輪で女子銀メダルのエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)らもエントリーするなど、豪華出演となった。この日の出演者らが登場したオープニングでは、羽生が4回転トーループを決めるなど、いきなり会場の雰囲気は最高潮に達した。

アイスショー序盤では宮原知子や織田信成、安藤美姫が華麗なスケーティングを披露。そして中盤には、18年平昌五輪で女子金メダルのアリーナ・ザキトワ(ロシア)が登場した。

ザキトワは先日、故郷の中部イジェフスクに帰省した際に自動車を無免許運転した疑いがあるとして、地元警察から捜査されている。それでも大勢のファンから拍手を送られながら、女王らしく堂々とした演技を披露。3回転ループを跳ぶ他、バイオリンの生演奏をバックに表現豊かなスケーティングで観客を魅了した。

オープニングで登場した羽生結弦(撮影・加藤諒)

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宮原知子、来季フリーは「シンドラーのリスト」

宮原知子(19年3月撮影)

2018年平昌冬季オリンピック(五輪)フィギュアスケート女子4位の宮原知子(関大)は24日、自身のブログで来季のプログラムを発表した。

ショートプログラム(SP)は3曲を組み合わせたエジプト調の「今までの自分のイメージとは裏腹の曲」にブノワ・リショー氏の振り付け。フリーはピアニストのジョン・ベイレス氏が編曲した映画「シンドラーのリスト」のテーマ曲を使う。人気振付師のローリー・ニコル氏に手がけてもらい「深いプログラムを作ることができたように思います」とつづった。

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羽生4回転半挑戦を後押し 回転不足の点引き上げ

羽生結弦(19年3月23日撮影)

国際スケート連盟(ISU)は21日、フィギュアでジャンプが回転不足になったときにこれまでは基礎点の75%を得点としていたが、19-20年シーズンは80%に引き上げると発表した。

18-19年シーズンからの新ルールで回転不足の判定が厳格化されており、ISUの岡部由起子技術委員は「厳しくなった分、バランスを取った」と説明。男子の羽生結弦(ANA)が習得を目指し、基礎点が最も高い12・50点のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)は回転不足の場合に従来は9・38点だったが、10・00点となる。大技への挑戦を後押しする変更にもなる。

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元パートナーが暴行告発 1月自殺のコフリン氏

現役時代のジョン・コフリン氏

フィギュアスケートのペアで全米選手権を2度制し、1月に33歳で自殺したジョン・コフリン氏の元パートナーが、同氏から2年以上も性的暴行を受けていたとフェイスブックで告発した。AP通信が21日伝えた。

2004~07年にペアを組み、29歳の現在、コーチのブリジット・ナミオトカさんは「少なくとも10人は傷つけた。無実の人は首をつったりしない」などと記した。

コフリン氏はスポーツにおける暴力やハラスメントの撲滅を目的に設立された公的団体と米国フィギュアスケート協会に不正行為があったとして暫定処分を受け、容疑を否定していた。

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17歳ザギトワ無免許運転の疑い SNSに動画投稿

アリーナ・ザギトワ(19年3月撮影)

平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)のフィギュアスケート女子で金メダルを獲得したロシアのアリーナ・ザギトワ(17)が、故郷の中部イジェフスクに帰省した際に自動車を無免許運転した疑いがあるとして、地元警察が捜査していることが分かった。警察当局が20日、共同通信に明らかにした。

ザギトワ選手は1日、写真共有アプリ「インスタグラム」に、人けのない道で車を運転する動画を投稿した。ロシアでは18歳から免許取得が可能だが、ザギトワ選手は18日に17歳になったばかり。容疑が確定すれば5千~1万5千ルーブル(約8500~2万5500円)の罰金が科される。警察当局は「1カ月以内に捜査結果が確定する」と語った。

ロシア・フィギュアスケート連盟の関係者は「愚かな行動で、運転できない年齢と知らなかったのだろう。罰金を支払い、二度と無免許運転はしないと反省するはずだ」と話した。動画はイジェフスク郊外の家庭菜園付き別荘に向かう際に撮影されたもので、車は両親所有という。

20日現在、動画はザギトワ選手のインスタグラムから削除されている。ザギトワ選手はアイスショーに出演するため21日に日本へ出発する。

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ザギトワ美ボディ投稿「女神」ファンから絶賛の声

ザギトワ(2019年3月24日撮影)

平昌(ピョンチャン)オリンピックのフィギュアスケート女子金メダリスト、アリーナ・ザギトワ(16=ロシア)が、ビキニ姿を公開し、ファンから絶賛の声が相次いでいる。

ザギトワは12日、インスタグラムを更新。ストーリーズで公開した写真が大きな反響を呼び、「私の写真へのたくさんのコメント、本当にありがとうございます たくさんリクエストを頂いたので、同じ写真を投稿しますね」と、健康的な美ボディに黒いビキニを着て海水浴を楽しむ写真を、2回の投稿にわたって複数アップした。

この投稿にはそれぞれ「いいね」が10万件以上つき、お宝ショットにファンからは「なんと美しい…」「女神」「私たちの小さな太陽!」などといったコメントが多数寄せられた。

自身のインスタグラムにビキニ姿をアップしたザギトワ

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岩野桃亜クラウドファンディングで資金協力呼びかけ

岩野桃亜

フィギュアスケート女子の岩野桃亜(もあ、15=関大KFSC)がインターネットで資金提供や協力を集める「クラウドファンディング」をスタートさせた。11日午前に自らのSNS上などで呼びかけ、遠征費や合宿費などの負担を和らげるため、目標は350万円に設定。同日午後4時半時点で30万円に到達した。

岩野はジュニアの下のカテゴリーである、全日本ノービス選手権で優勝や準優勝の成績を残し、17~18年シーズンからジュニアで演技。体形変化などに悩まされているが、今季の全日本ジュニア選手権では7位となり、来季は日本スケート連盟が定める強化選手Bに名を連ねた。

現在は関大を拠点に活動し、男子の高橋大輔(関大KFSC)らを担当する長光歌子コーチに指導を受けている。

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坂本花織お楽しみ、羽生SEIMEI振付師とタッグ

阪神対中日 ファーストピッチセレモニーを努めたフィギュアスケーターの三原舞依(左)と坂本花織(撮影・上田博志)

フィギュアスケート女子で今季の全日本選手権を制した坂本花織(19=シスメックス)が11日、新シーズンとなる来季への現状を語った。

兵庫・西宮市の甲子園球場で行われた、プロ野球「阪神-中日」戦前の「ファーストピッチセレモニー」でノーバウンド投球を披露。貴重な経験を積み「今季は悔しい思いをたくさんしたシーズンだった。悔しかった試合で笑顔で終われるような成績を残して、良かった試合は引き続き、いい演技ができるように頑張りたい」と意気込んだ。

来季のショートプログラム(SP)は、平昌五輪男子を制した羽生結弦(ANA)のフリー「SEIMEI」などを手がけた、振付師のシェイリーン・ボーン氏と初タッグを組む。すでに振り付けを終え「今までと全然違う系統なので、まだ慣れていない状態なんですけれど、うまくエッジさばきをすれば、しっかり滑れるし、かっこいいプログラムになると思う。皆さんの前でできるまでに、しっかり安定させられるように頑張りたい」と意気込んだ。曲名、イメージは「内緒。お楽しみで」と笑顔を見せ、初披露は6~7月のアイスショーを予定する。

12日からはイタリアへ渡り、3季連続となるブノワ・リショー氏とフリーの振り付けに入る。

阪神対中日 ファーストピッチセレモニーでジャンプする三原舞依(左)と坂本花織(撮影・上田博志)
阪神対中日 ファーストピッチセレモニーを努めたフィギュアスケーターの三原舞依(左)と坂本花織(撮影・上田博志)

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三原舞依、来季のフリーは真央さん振付師とコンビ

ファーストピッチセレモニーでジャンプを決める三原舞依(左)と坂本花織(撮影・上田博志)

フィギュアスケート女子で4大陸選手権3位の三原舞依(19)が、憧れの浅田真央さんを指導した名振付師と新シーズンに飛躍する。11日は、兵庫・甲子園球場で行われたプロ野球「阪神-中日」戦前の「ファーストピッチセレモニー」を、同門の坂本花織(19=いずれもシスメックス)とともに務めた。

投球後、オフの準備の進捗(しんちょく)状況に言及した。ショートプログラム(SP)は、すでにデービッド・ウィルソン氏の振り付けで完成し、フリーは6月にカナダで仕上げる予定。担当するのは浅田真央さんら、名スケーターの振付師で知られるローリー・ニコル氏で、初めてのタッグとなる。

浅田さんに憧れる三原は「『OK』って言っていただけると思わなかった。すごくうれしいというのと、驚いています。こういう機会をいただいたので、成長して次の(22年北京)オリンピックにつなげたい。覚悟を決めて、新しいものを引き出していきたい」と目を輝かせた。

「ファーストピッチセレモニー」では、マウンド横で坂本とともに、2回転ジャンプを披露。投球はショートバウンドながら捕手に届かせた。

観衆からの大きな拍手に包まれ「初めて甲子園の土を踏ませてもらって、すごく緊張したけれど、すごくいい経験をさせてもらいました」と笑顔を見せた。

ファーストピッチセレモニーを努めたフィギュアスケーターの三原舞依(左)と坂本花織(撮影・上田博志)

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ソチ代表町田樹氏「AIが関与」フィギュア界を語る

映画「氷上の王、ジョン・カリー」試写会でトークショーを行う町田氏

フィギュアスケートで14年ソチ五輪5位の町田樹氏(29)が9日、都内で行われた映画「氷上の王、ジョン・カリー」の試写会に出席した。

町田氏は同作品に字幕監修、学術協力として携わり、昨年10月にプロスケーター引退後、初の公の場に登場。字幕監修について「もともと翻訳されていたものを、フィギュアスケートのシーンに合うように監修しました」と振り返った。

英国人のジョン・カリーは、1976年インスブルック五輪の男子シングルスで金メダルを獲得。94年に死去したが、町田氏とは意外な縁があった。

町田氏はジュニア時代、07年10月に英国で行われたジュニアグランプリ「ジョン・カリー杯」で優勝。「私がジュニア時代に唯一、グランプリシリーズで優勝した大会」と明かした。また過去にフィギュアスケートの批評をする雑誌の連載で、第一回にジョン・カリーを扱ったといい今回の字幕監修、学術協力につながった。

町田氏はこれまで、演技やアイスショーの振り付けも行ってきた。その際に大事にしてきたことについて「優れた音楽をいかに体現するか。音楽が目に見えるように考えたし、動くタイミングも音楽に応じて構成する。音楽がスケーターの体から鳴っているようにする方法もあれば、音楽のコンセプトを抽出して体現する。最も大事にしていたのは音楽のビジュアライズ」と話した。

令和時代のフィギュアスケート界についても語った。「技術は革新的になる。その技術を使って何を表現したいか。振り付けする者も、演じる競技者もそれを頭に入れないといけない」と予測。さらに「競技を観ることについては、間違いなくAIが関与すると思う。オリンピック競技として勝ち負け、優劣を客観的にしないといけない。ただAIが好む演技ばかりではダメ。AIに支配されない演技ができる選手がスターになれると思う」と推測した。

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宇野5回転に初挑戦「想像以上に難しい」進化誓う

トークショーで来場者の質問に答える宇野昌磨(撮影・峯岸佑樹)

18年平昌オリンピック(五輪)フィギュアスケート男子銀メダルの宇野昌磨(21=トヨタ自動車)が6日、横浜市で行われた医療機器会社「コラントッテ」のトークイベントに出席し、5回転ジャンプに初挑戦したことを明かした。

4月中旬の世界国別対抗戦で5回転ジャンプの練習を行う意向を示していたが、同月末のアイスショー「プリンスアイスワールド」の練習中に初めて跳んだという。

宇野は「想像以上に難しかった。体が動いた時にやっても4回転半を回ったくらい。5回転はスケートをやる上での楽しみで、試合で跳べるほど安定してない。優先度は低い」と話した。来季に向けて、4回転ルッツなどを中心に習得する考えで「戦う武器を備えた上で(5回転の練習を)楽しみたい。もっと成長したい」と、さらなる進化を誓った。

イベントでは司会者からモデルの弟・樹(17)のことを聞かれ、得意のゲームでも“勝負師”である21歳は「最近は、会ってもスケートの話はせずに、ゲームの話ばかり。小さい時から4歳離れても手を抜かずにゲームをしていたためか、だんだん、樹がやってくれなくなっている」と苦笑いした。20歳となった昨年は、お酒にも挑戦した。「顔が真っ赤になって、飲んでみて気づいたのがあまりお酒が好きでない…。今後、試合後の節目などで飲むことはあると思うけど、自分で飲むことはない」と少し照れながら告白し、会場に集まった約2400人の笑いを誘っていた。

トークショーで握手会を実施する宇野昌磨(撮影・峯岸佑樹)

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オズモンドが現役引退「もう競うつもりはない」

オズモンド

フィギュアスケートのカナダ連盟は2日、2018年ピョンチャンオリンピック(平昌五輪)の女子銅メダリストで、同年3月の世界選手権を制したケイトリン・オズモンド(23)=カナダ=が現役を引退したと発表した。今季は全休していた。

オズモンドは14年ソチ冬季五輪の団体で銀、平昌の団体では金メダルを獲得した。自身のツイッターで「もう競うつもりはない。現実のようには思えないけど、将来のプランを楽しみにしている」とコメントした。

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本田真凜、令和初年度強化選手外れも「自分らしく」

本田真凜(2018年12月21日撮影)

<令和に羽ばたくスケーター 本田真凜>

28日から続いたフィギュアスケート連載「令和に羽ばたくスケーター」では、平成最後となった今季の雪辱を誓う選手たちを取り上げてきました。最終回は女子の本田真凜(17=JAL)。練習拠点を米国に移して2年目となる令和初年度の来季も、我慢を重ねながら成長の道筋を探します。

年の瀬の2018年12月、大阪・東和薬品ラクタブドームで行われた全日本選手権。本田はショートプログラム(SP)18位と出遅れ、総合15位で2日間の演技を終えた。同じ会場で滑った2年前は、シニアに交じって4位。その頃からは想像できない立ち位置でも、17歳の高校2年生は決して逃げることなく、自らの気持ちを正直に口にした。

「こうなることはわかっての(米国行きの)決断だった。腐らずにやっていきたいです。今季はなかなかうまく演技できなかったんですが、少しずつ、なじんでくると思う。『もう少し時間が必要かな』と思うけれど、去年よりもスケートと向き合えていると思います」

平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)前年の17年世界ジュニア選手権では、後に五輪金メダルを獲得するアリーナ・ザギトワ(ロシア)に次ぐ2位。スケート界を超えた注目を浴びてシニアデビューを果たしたが、五輪には届かなかった。「自分の中の可能性を伸ばしたい。五輪に出るのが、どれだけ大変か分かった。軽い気持ちじゃダメ。あと4年、必死で頑張らないと」。その覚悟を持ちながら18年春、兄で同じくスケートに打ち込む太一(20=関大)と、2人で海を渡った。

現在は米ロサンゼルスを拠点とする。教えを受けるのはラファエル・アルトゥニアン・コーチ(61)。今季の世界選手権で男子2連覇を果たしたネーサン・チェン(19=米国)らを育ててきた。ポリシーに沿っての一貫した指導は、日本を離れる前に師事した浜田美栄コーチ(59)と重なる部分があるという。一方で例えばジャンプは、同じ山を正反対の方向から登るような技術面の違いがあるようだ。本田と同様に新たな環境でもがく、太一は言う。

「正直なところ、ジャンプがこれだけ違うとは思わなかったですね。(跳び方が)しっくり来なくても『(3回転を何とか)降りられるだろう』と思っていたけれど、それさえもできない。そのきつさは、真凜にもあると思います」

日本との時差は、サマータイムの有無によるが16~17時間。妹で女優業と両立する望結(14=大阪・関大中)はシーズン中に「昼と夜が逆で、いつも向こうが夜中になっちゃうんです。唯一のタイミングがこっちの(午後)3時なんですけれど、なかなか…」と明かしていた。日本の午後3時が、ロサンゼルスの前日午後10~11時になる計算だ。

本田は朝から晩までスケート漬けの毎日を送り、日本の家族や友人と連絡を取る時間は制限された。兄と2人きりの家でも、日本ではほとんどしたことがなかったという、スケートの話題が多くなった。技術やメンタルの意見を交わし、それ以外は無言の時が流れることもしばしば。車で約20分のアナハイムにある、エンゼルスタジアムへ野球を見に行ったこともあったが、息抜きの時間は限られていた。人前で見せる笑顔の裏で、理想と現実のギャップに2人で直面していた。

アルトゥニアン・コーチからは常々「1年目はうまくいかないよ。2~3年かかる」と伝えられてきた。頭では分かっていても、切り替えるには時間がかかったのだろう。米国での苦悩を象徴する全日本選手権を終え、同コーチの言葉を思い返しながら「それでも『うまくいきたいな』という焦りもあった。でも、今回の試合で吹っ切れた。ゼロからのスタートです。少しずつ練習のことを、試合で出せるようにしたい」とプライドをそっと置いた。

自宅から目と鼻の先にあるアナハイムで行われた19年の4大陸選手権、母国の日本開催だった世界選手権のリンクは遠かった。令和初年度の来季は、日本スケート連盟が定める強化選手からも外れた。それでも決して、気持ちは切れていない。4月末のアイスショーでは映画「ラ・ラ・ランド」の楽曲を使った来季フリーを初披露し「有名な曲だけれど、自分らしく楽しく。もっとステップアップできたら」と誓いを立てた。

ジュニアだった頃、本田から「幼稚園の頃は『泥団子名人』って言われていました」と聞いたことがある。雨が降ればつぶれてしまうため、園庭の自分だけの場所に隠しながら、1週間かけて作っていたという。

「泥団子って、上の方の砂よりも、中の土の方がいいんです。だから頑張って、砂場を掘って…。1週間かけると、キラッキラの物ができるんです」

今の本田は雨に耐え、人目につかない場所で「キラッキラ」になる時を待つ、泥団子に近いのかもしれない。今季の全日本選手権でフリーに進めなかった兄と2人で、その砂をじっくりと固めていく。【松本航】

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三原舞依、苦悩シーズン経て見つけた2つの「自分」

令和元年の誓いとして「世界選手権 出場する!!」としたため、笑顔を見せる三原舞依(撮影・松本航)

<令和に羽ばたくスケーター 三原舞依>

31年の時を刻んだ「平成」は、日本フィギュアスケート界にとって、人気競技への階段を駆け上がった躍進の時代となりました。スケーターの多くが世界のトップクラスとなり、国内での国際大会代表争いは激しさを増しています。

30日まで続く連載「令和に羽ばたくスケーター」では、平成最後となった今季の雪辱を期す選手たちを取り上げます。第1回は女子の三原舞依(19=シスメックス)。「3位」と「4位」の差を痛感する、大学2年生の思いに迫りました。

220・80点。5位に23・17点の大差をつけながらも、18年12月に行われた全日本選手権でたどり着いたのは「4位」だった。12月23日のフリー。最終滑走で同門の坂本花織(シスメックス)が228・01点をたたき出した瞬間、三原はほほえみながら上位3人の待機場所を離れた。19年3月の世界選手権出場枠は「3」。表彰台を逃したことの重大さは、誰よりも自分が分かっていた。

「去年の全日本だけじゃなくて、一昨年(平昌五輪シーズン)のグランプリ(GP)シリーズ2戦、去年の(GP)1戦も4位。4位と3位の違いは、死ぬほど分かっているんです。でも、仮に自分の演技に対して満足していたとしても、何かが足りないからその順位であり、点数になっている。良かった選手、点数が出た選手っていうのは、私に足りないものを持っていて、私以上のものがあるんだと思います。それに対して心から『おめでとう』という気持ちがあります。でも、悔しさはありますね」

三原はいつも、正直に他のスケーターに対するリスペクトを言葉にする。一方、競技者として当然の「悔しさ」も心の奥底にある。

年末は悶々(もんもん)とした時間が続いた。「正直、ちょっと引きずりました…」。自らの演技動画を何度も再生し「ここがダメ。ここもダメ」と心の中でつぶやいた。体の動かし方、目線が理想と少し違う。自然と悪いところばかりに目がいった。

「結果の悔しさはいつも自分に向きます。『身長が小さいのかな』とかまで思ったりしますからね(笑い)。まあ、それは関係ないと思うんですけれど、そこまで思いこんだり、考え込みすぎるタイプなんです」

五輪有力候補として臨んだ昨季も、ショートプログラム(SP)のタンゴに苦しんだ。出遅れが最終的な順位に響くことが多く、結果として平昌五輪切符をつかむことはできなかった。

「五輪シーズンは、考え込む自分しかいなかったですよね。その度に『あ~あ』となって、どんどん自分でマイナスにしていった」

そんな三原だが、意外なきっかけから前を向いた。

「2019年1月1日から何をしたっていう訳でもなく、なんか気持ちが晴れて、考え方がポジティブになりました。いい意味で吹っ切れた。だから、今季はいいことも、悪いこともあったけれど、気持ちのコントロールという面で、成長できたシーズンになったと思っているんです」

3位に滑り込んだ2月の4大陸選手権、日本代表の主将として優勝した3月のユニバーシアードを経て、新しい自分が姿を見せた。

「深くは考えるんですけれど、深く考えすぎた後に『ちょっと落ち着いている自分』が『深く考えすぎる自分』を、うまく抑えられるようになったんです」

昔から存在する「深く考える自分」と、新しく生まれた「客観的に見る自分」。苦悩のシーズンを経て、2つの「自分」による、理想のパワーバランスを見つけたようだ。

「両方の自分にフォーカスして、両方を成り立たせたい。悔しさも大事にするし、対処の方法も知っている。そうなれたら、一番強い人になれると思うんです。五輪シーズンに考え込みすぎていた自分も『何でか知らないけれど(どんどんマイナスに考えていた)』と感じる(笑い)。今、そう思えるようになっているのが、客観的に見えている証拠だと思うんです」

令和元年の来季に向け、ハート形の色紙には迷うことなく「世界選手権 出場する!!」としたためた。今季はひと足早くシーズンを終え「私も混ざりたかった。まだ足りていないところがたくさんあるので、それを克服していきたいです」と自国開催だった3月の世界選手権を見つめた。では、目標を達成するためには何が必要なのか-。それは「深く考える自分」が、すでに見つけている。

「やっぱりショートプログラム(SP)。ショートは大会の最初の演技になるんですよね。そこから思い切っていける、強いスケーターになりたい。例えば、体が動きにくい朝練の1本目のジャンプ。そこがミス無くできれば、本番の心配もなくなると思うんです」

技術、メンタル面での課題を掲げ、今度は「客観的に見る自分」が、まもなくやってくる「時代の分岐点」を冷静に分析した。

「4月1日に『令和』が発表される歴史的瞬間を家のテレビで見ていて、感謝の思いが出てきたんです。『この世に私を生んでくれてありがとう』という家族への感謝と、平成の間にスケートを教えてくださった先生たちへの感謝。この時代にいることの幸せ、感謝を、令和の試合で示していきたいと思います」

8月22日に迎える二十歳を前に、三原の内面が変化を始めている。【松本航】

◆29日の第2回は男子の友野一希(20=同大)です。

アイスショーのために4月初旬に訪れた北海道で、「令和」のパネルを持って笑顔を見せる三原舞依(本人提供)
令和元年の誓いとして「世界選手権 出場する!!」としたため、笑顔を見せる三原舞依(撮影・松本航)

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平成最後の日までフィギュア連載 第1回三原舞依

三原舞依(2018年1月26日撮影)

31年の時を刻んだ「平成」がまもなく終わり、5月1日から新時代「令和」が始まります。日刊スポーツでは4月28日から「平成最後の日」となる同30日までの3日間、WEB限定で「令和に羽ばたくスケーター」と題したフィギュアスケート特集を掲載します。

フィギュアスケート界にとっての「平成」は、人気競技への階段を駆け上がった躍進の時代となりました。伊藤みどりの1992年(平4)アルベールビル五輪女子銀メダル獲得に始まり、多くの名スケーターが誕生。平成最後となった18~19年シーズンも男子の羽生結弦(24=ANA)が世界選手権で銀メダルをつかみ、女子でシニア1年目の紀平梨花(16=関大KFSC)もグランプリ(GP)ファイナル、4大陸選手権で頂点に立ちました。

一方、その裏には悔しさが勝るシーズンを送り、令和初年度の巻き返しを誓うスケーターたちがいます。

28日の第1回は女子の三原舞依(19=シスメックス)。毎日、午前10時にアップする予定です。どうぞ、ご期待ください。

三原舞依(2018年12月21日撮影)

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強化選手の高橋大輔、国際大会出場は連休明け面談へ

高橋大輔(2018年10月7日撮影)

日本スケート連盟は25日、都内で理事会を行い、フィギュアスケート男子の高橋大輔(33=関大KFSC)が19年度強化選手として承認された。

昨季、4年ぶりに現役復帰し、昨年12月の全日本選手権で2位に入ったことで選ばれ、国際大会派遣の権利を獲得した。小林芳子フィギュア強化部長は、すでに国際大会派遣へのガイドラインなどを本人に説明。現時点で高橋側から国際大会出場の意向は示されていないが「連休明けに本人がコーチらと話しをする」と明かした。

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紀平梨花「成長したシーズン」来季4回転完璧習得へ

女子SPで華麗に舞う紀平(2019年4月11日)

フィギュアスケート女子の紀平梨花(16=関大KFSC)が25日、都内で行われた日本スケート連盟優秀選手表彰式に出席した。

グランプリ(GP)ファイナル、4大陸選手権で初優勝を果たし、世界国別対抗戦2位で優秀選手賞を受賞。初々しい表情で「試合で力を出すことがだいぶできるようになった。課題も見つかった、成長したシーズンだった」と振り返った。

来季に向けては4回転ジャンプの習得が大きな課題となる。「4回転を試合で入れられるように、完璧に跳べるようになりたい」と思いは強い。米国合宿などで特訓し、来季に向けての土台作りに励んでいく。

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坂本花織に連盟優秀選手賞「GWまでに痩せる」目標

坂本花織(2019年4月10日撮影)

フィギュアスケート女子の坂本花織(19=シスメックス)が25日、都内で行われた日本スケート連盟優秀選手表彰式に出席した。

世界国別対抗戦での2位が優秀選手賞の対象となり「一緒に戦ったみんなに感謝したいです」と笑みを浮かべた。

表彰式を終えると、オフに入って2週目となった現状に「リバウンドが…」と苦笑いし「ゴールデンウイークまでに痩せるのを目標にしています」。現在は自炊で栄養面、食事の量を調節しているといい、平昌五輪後で祝いの場が多かった昨季に比べると「去年は1カ月ぐらいダウンした。今年はもう振り付けもしたり、去年より物事を進めるのが早い」と大きな影響はなさそうだ。

来季に向けてはトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の習得を目標としている。「ショート(プログラム)は(ジャンプが3つで)怖いけれど、フリーでは1回でもいいから入れてみたい」。引き締めた体を維持してオフを過ごし、大技を自らのものにする。

19年4月14日世界フィギュアスケート国別対抗戦エキシビションで滑りを披露した日本チーム、左から小松原美里、ティム・コレト、紀平梨花、宇野昌磨、坂本花織、田中刑事、市橋翔哉、三浦璃来

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高橋大輔が強化選手へ 本田真凜ら外れる/選手一覧

高橋大輔(2018年12月24日撮影)

日本スケート連盟は25日、19年度の強化選手を発表した。フィギュアスケートでは4年ぶりの現役復帰を果たした昨年度、全日本選手権2位となった高橋大輔(33=関大KFSC)が特別強化選手入り。昨年度強化選手Aだった本田真凜(17=JAL)、本郷理華(22)らは外れた。

強化選手は以下の通り。

◆特別強化選手 宇野昌磨(トヨタ自動車)高橋大輔(関大KFSC)田中刑事(倉敷芸術科学大大学院)羽生結弦(ANA)坂本花織(シスメックス)紀平梨花(関大KFSC)宮原知子(関大)三原舞依(シスメックス)樋口新葉(明大)

◆強化選手A 友野一希(同大)島田高志郎(木下グループ)鍵山優真(神奈川FSC)壺井達也(中京大中京高)木科雄登(金光学園)佐藤駿(埼玉栄高)山下真瑚(中京大中京高)横井ゆは菜(中京大)細田采花(関大)荒木菜那(中京大中京高)川畑和愛(N高東京)白岩優奈(関大KFSC)

◆強化選手B 山本草太(中京大)山隈太一朗(明大)中村優(関大)三宅星南(岡山理大付高)須本光希(関大)三浦佳生(KOSE新横浜プリンスFSC)松原星(明大)渡辺倫果(青森山田高)青木祐奈(横浜清風高)長縄和奏(グランプリ東海ク)岩野桃亜(関大KFSC)松生理乃(グランプリ東海ク)

◆ペア強化選手A 三浦璃来(大阪ク)市橋翔哉(関大)

◆アイスダンス強化選手A 小松原美里(倉敷FSC)ティム・コレト(米国)

◆シンクロナイズド強化B 神宮アイスメッセンジャーズ

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宇野昌磨が優秀選手賞、新天地の合宿で未知なる挑戦

宇野昌磨

フィギュアスケート男子の宇野昌磨(21=トヨタ自動車)が25日、東京都内のホテルで行われた日本スケート連盟の優秀選手表彰式に出席した。

今季は全日本選手権3連覇を果たし、4大陸選手権でも初優勝。優秀選手賞だけでなく、スピードスケートの高木美帆と共に、日本オリンピック委員会(JOC)が制定する「JOC杯」も受賞した。

宇野自身にとっては満足できない結果が続いたこともあり「来年は頑張らないと、と思いました」。来季もショートプログラム(SP)、フリーともに樋口美穂子コーチが振り付けるが、合宿は新天地を予定。「新しくっていう気持ちが合宿に表れた」と未知なる挑戦も始めていく。

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羽生結弦は「国の宝です」コーチのオーサー氏が称賛

ビデオメッセージを寄せたブライアン・オーサー・コーチ

選手の育成やスポーツの普及に貢献した指導者に贈られる「ミズノスポーツメントール賞」の表彰式が23日、都内であった。冬季オリンピック(五輪)で男子フィギュアスケート2連覇の羽生結弦(24=ANA)を指導するブライアン・オーサー・コーチが最優秀に相当する「ゴールド」に輝いた。

オーサー氏は、海外にいるため表彰式は欠席だったが、書面を通じ、コメントを発表した。

「私たち指導チームと羽生結弦選手とのこれまでの道のりは7年前に始まりました。羽生選手は、夢にあふれ、献身的な気持ちがあり、将来のビジョン、そして気迫を持った青年でした。その道中、私たちはさまざまな困難に直面しましたが、羽生選手の成功の大きな要因は『勇気』であったことに私たちは気付きました。

私は羽生結弦選手を誇りに思っております。選手としての成功だけでなく、フィギュアスケートというスポーツへの真摯な取り組み、日本スケート連盟に対して献身的であり、そして世界中にいる多くの結弦ファンに対して誠実だからです。私は、チームのメンバー、具体的に名前を申しますと、トレイシー・ウィルソン、ジスラン・ブリアン、ジェフリー・バトル、シェイリーン・ボーン、デヴィッド・ウィルソン、ペイジ・エイストロップを代表し、謹んでこの『ミズノ スポーツメントール賞 ゴールド』をお受けいたします。

また、日本スケート連盟は私たちに対し辛抱強く、理解を示し、そして私たちをサポートしていただきました。そのことに対してもお礼を申し上げたいと思います。

指導者そしてコーチとして私が目指すところは、スポーツで成功するだけでなく、それぞれの社会でリーダーとなれる人材を育成することです。それはすなわち、自ら道を切り開き、次の世代のためにその道を示すアスリートを育てるということです。

チームの皆と結弦へ。私を信じてくれてありがとう。心を込めて」。

またビデオメッセージも寄せ、その中で「羽生選手はまさに国の宝です」などと語った。

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羽生結弦2作目モニュメントにしみじみ「感慨深い」

記念撮影でSEIMEIポーズを決める羽生(撮影・林敏行)

フィギュアスケートの羽生結弦(24=ANA)が20日、地元・仙台市で行われた、モニュメントデザイン発表式に参加した。同市が羽生の活躍をたたえて地下鉄東西線国際センター駅に設置する。会場には抽選で選ばれた約600人のファンが集まり、五輪(オリンピック)2連覇の羽生は今後の夢、復興への思い、ファンへの感謝などを語った。

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肌寒さが残る仙台に、羽生は上下黒のスーツに春を連想させる桜色のネクタイ姿で会場に現れた。2万113通の応募の中から抽選で選ばれた約600人のファンから、大歓声で迎えられると自然と笑顔が弾けた。壇上の中央には赤い幕で隠されたモニュメント。発表を待つファンの前で、赤い幕を引いて披露した。18年平昌(ピョンチャン)五輪でのフリー「SEIMEI」での演技冒頭のポーズ姿がデザインされたモニュメントが披露されると、再び大歓声に包まれながら笑みを浮かべた。

14年ソチ五輪優勝後に作られたモニュメントに続き自身2作目。「記録として残るだけではなくて、モニュメントとして歴史に刻まれるってことがすごいこと。本当に2連覇したんだなという感慨深いものがある」としみじみ。地元でフィギュアスケートに打ち込む子どもらには「いつどこで自分が見ても気持ちよく思える自分を目指して下さい」とアドバイスを送った。式の途中には2度、デザインと同じ「SEIMEI」ポーズを披露。30分間の式で、氷上と変わらない輝きを壇上でも見せた。【佐々木隆史】

◆羽生のモニュメント 日本フィギュアスケート発祥の地とされる仙台市「五色沼」そばの地下鉄東西線国際センター駅南口側が設置場所。強化ガラス板に「SIMEI」ポーズが刻まれたモニュメントが建てられる。17年にも同所に、ソチ五輪SP「パリの散歩道」の決めポーズがデザインされたモニュメントが、トリノ五輪金メダルの荒川静香さんのモニュメントと一緒に並んで建てられた。今回はその2つの横に並ぶようにして建てられる。羽生の出席は予定されていないが、29日に除幕式が行われる。

新たなモニュメントデザイン(右)の前で手を振る羽生(撮影・林敏行)

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