日刊スポーツ

中田久美監督「悔しい以外何物でもない」韓国に完敗

中田久美監督

<女子バレーボール:ワールドカップ(W杯)>◇予選リーグ◇16日◇横浜アリーナ

世界ランキング6位の日本は同9位の韓国に1-3で逆転負けし、1勝2敗と黒星が先行した。

今大会初先発の石川真佑(東レ)がチーム最多の17点、石井優希(久光製薬)が15点を挙げたが、常に韓国に先行を許す展開でセッター佐藤美弥(日立)のトスが精度を欠き、ミスも目立った。第4セットも19-24から6連続得点でセットポイントを握りながら、佐藤の低いトスを打った石井がブロックにつかまって再逆転された。8月のアジア選手権で石川ら若手主体のB代表が倒した韓国に完敗。中田久美監督(54)は「悔しい以外の何物でもない。責任を感じている。先手を取られ、追いついてもミスで突き放された。修正したい」と厳しい表情だった。日本は18日に世界17位のカメルーンと対戦する。

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バレー埼玉上尾が初トライアウト、参加者評判も上々

埼玉上尾メディックスのスタッフの指示に従い、トライアウトに臨む参加者たち

バレーボール女子Vリーグ1部埼玉上尾メディックスは10日、来年度の新入団選手のトライアウトを埼玉県桶川市の桶川サンアリーナで行った。

新型コロナウイルスの影響で大会中止が相次ぐ中、有望な人材を見つけようと初めて企画した。書類選考に合格した高校生、大学生計11人が参加。フィジカルや実技、面接試験の結果を踏まえ、後日合格者が決まる。

埼玉上尾は昨季1部3位に輝いた強豪で、新シーズンは悲願の初優勝を目指している。チームの強化方針に見合った選手を獲得する上で、これまで全国大会などで活躍した選手のスカウトに力を入れてきた。コロナ禍でプレーを見る機会が少なくなる中、隠れた有望株を発掘するためトライアウトの開催を決めた。

初のトライアウトには、30人余りが応募した。遠方からも参加しやすいよう、1次選考はプレー動画など送ってもらう書類審査をした。受かった11人がこの日会場に集まり、その中には熊本や京都などからの参加者もいた。

参加者の評判も上々だ。卒業後Vリーグ1部でプレーを目指す京都橘大4年の栗栖明歩(22)は「チームの雰囲気も知れるし、こういう機会はありがたい」。大会の相次ぐ中止で一時は落ち込んだが、埼玉上尾のトライアウトを知って、気持ちを切り替えている。「(埼玉上尾は)1部の中でも勢いのあるチーム。高さとパワフルな攻撃が魅力のチームに自分も加わりたいと思いました」と話す。

熊本・鎮西高3年の大高るり(17)は飛行機で前日入りして、この日の選考に臨んだ。憧れのチームに加わるチャンスが得られたことに感謝し「ハイレベルな環境で卒業後もプレーを続けたい」と意欲を見せた。

チームでは来季以降も大会で活躍した選手の獲得と並行し、トライアウトの開催を検討していく。【平山連】

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バレー石川が伊出発「結果出せば上位からオファー」

イタリアに向け成田空港を出発する石川祐希(所属事務所提供)

バレーボール男子日本代表のエース石川祐希(24=ミラノ)が10日、イタリアプロ1部リーグ(セリエA)に参戦するため成田空港を出発した。

出発前日にオンライン会見に応じ「ここで結果を出せば、上位4チームからのオファーをもらえる」と野心的な心境を明かした。世界のトッププレーヤーになる上で、より重要なシーズンになると気持ちを引き締めている。

新天地ミラノを上位4位以内に押し上げるため、石川がチームの中核になることを誓った。自分より若い選手が多いチームの中で積極的にコミュニケーションを取り、リーダーシップを発揮していく。「困ったときに頼られる存在になりたい」と意気込みを語った。

攻守の両面でチームに貢献するつもりだ。特に守備の課題として、相手のジャンプサーブに対するレシーブの強化を挙げた。トップチームとの対戦では強いサーブで守備網が崩されるケースが多いと感じており「サービスエースをとられないだけでもチームにとって大きい」と分析する。

新シーズン公式戦の初戦は、9月13日ホームでのコッパ・イタリア(イタリア杯)ヴェローナ戦。9月末からは全12チームで争うリーグ戦も始まる。

ミラノでの戦いが、来夏の東京オリンピック(五輪)を目指す代表にも還元できると断言する。「(代表は)個人が強い集団でなければならないと思っています。代表としての目標を達成するために、今季も結果にこだわりたい」。プロ3季目を全力で戦い抜いた先に、目標とする五輪でのメダルが待っている。【平山連】

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来年1月の「春高バレー」無観客で実施へ

「春高バレー」の愛称で知られ、来年1月に予定されているバレーボールの全日本高校選手権が、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて無観客で行われる方針であることが8日、関係者への取材で分かった。

来年1月5~10日に東京体育館で実施予定だが、人の密集を少しでも避けるため、大会日程を長くすることや、これまで全チームが集まっていた開会式の簡素化も検討されている。

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黒後愛「自分自身もっと成長」主将抜てきに引き締め

リモート囲み取材に応じるバレーボール女子日本代表の黒後(撮影・平山連)

バレーボール女子日本代表の黒後愛(22=東レ)が8日、リモート取材に応じ、所属先の東レで主将に抜てきされた喜びを明かした。代表で主将の荒木の振る舞いなどを参考にしながら「自分自身がもっと成長していかないといけない」と気を引き締めている

10月開幕の新シーズンから主将に就任する黒後は「チームのみんなにすごく声を掛けてもらってます。気を使わせているのかなと思っていましたけど、むしろありのままでいいのかな」と理想のキャプテン像を模索中だ。中田監督からも「(黒後は)主将を務める責任が、彼女を大きくしている」と厚い信頼を寄せる。

代表主将の荒木について、黒後は「コート内外でチームを引っ張ってくれる。コート外でも若手に積極的に話し掛けてくれる」とコミュニケーションを欠かさない姿勢が印象に残っている。先輩に刺激を受けながら、新たな役割を担う新シーズンへ準備を急ぐ。

【平山連】

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2年ぶり代表復帰の長岡望悠「1日1日の課題を」

リモート囲み取材に応じるバレーボール女子日本代表の長岡(撮影・平山連)

バレーボール女子日本代表の長岡望悠(29=久光スプリングス)が8日、リモート取材に応じ、左膝のけがから2年ぶりに代表復帰した思いを語った。

現状のコンディションはまだ100%ではないが「1日1日を大切に過ごし積み重ねていきたい」と自身の状況を冷静に受け止めている。納得のいくパフォーマンスに仕上げ、来夏に延期となった東京オリンピック(五輪)代表入りを見据える。

16年リオデジャネイロ五輪のエースは、日の丸の舞台に戻れた喜びをかみしめている。2日のリモート紅白戦でも途中出場し、サウスポーから繰り出す強烈なスパイクで得点を決めた。「初得点はほっとしました。良い判断もできたし、体も悪くなかった」と手応えをつかんだ様子だ。

17年、18年と立て続けに左膝前十字靱帯(じんたい)に大けがを負った。復帰した今でも、左足に強く負荷が掛かるプレーは怖さが残る。ネット際での攻防やジャンプの着地時は注意を払っている。けがと向き合いながら、コンディションを上げている最中だった。

そんな中で代表への追加招集には驚きを隠せなかった。中田監督から今後挽回する期間にしてほしいと言われたことを明かし、長岡は「先のことは分かりませんが、1日1日の課題をこなして成長していきたいです」と気持ちを切り替えている。

【平山連】

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バレーボール男子代表の石川祐希が感染予防呼びかけ

新型コロナウイルス感染予防を呼び掛けるポスターを持つバレーボール男子日本代表の石川

バレーボール男子日本代表の石川祐希(24=ミラノ)が4日、新型コロナウイルスの予防を呼び掛ける活動で、ガイドブックとワークシートを作成したと発表した。自身が実践している予防策を紹介したり、競技に励む子どもたちが感染予防へ何が必要かを考えたりしてもらえる内容。リモート会見に応じた石川は「選手自身が感染予防をしていくことが大事」と意識の高まりを期待している。

イタリア国内で感じたコロナの猛威や帰国後も続く影響を受け止め、石川が予防の徹底を呼びかける活動に乗り出した。ウィズ・コロナ時代にスポーツを楽しむ上で「何かを変えなきゃいけないと感じました」。神戸大医学部付属病院の監修を受け、作成に至ったと経緯を説明した。

石川自身が考える2つのポイントを示し、コロナと共存しながら安全に競技を楽しむための方法を6つの切り口から紹介。自身もサーブを打つときに無意識に靴の裏を触るルーティンがあったが、今後は改善するつもりだ。「この状況の中でどうやったらバレーボールを楽しめるか。仲間と一緒に考えてほしい」と呼び掛けた。【平山連】

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日本バレーボール協会、赤字額5億2600万円

日本バレーボール協会は3日、理事会を開き、20年度補正予算案を承認した。

コロナの影響で大会の入場料収入が見込めないことや協賛金の減額で、赤字が約5億2600万円に拡大する見通し。

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ヴォレアス入団の越川優、ビーチ東京五輪は心変わり

ヴォレアス北海道の入団会見に出席した越川(撮影・保坂果那)

バレーボール男子Vリーグ2部のヴォレアス北海道に入団した08年北京オリンピック(五輪)日本代表の越川優(36)が3日、旭川市内で入団会見を行った。「まずはVリーグ1部昇格がチームとしての目標。それを果たすためにも自分の力を発揮していきたい」と意気込みを語った。

何か手助けしたいという思いで、クラブの池田社長へSNSで直接メッセージを送ったことがきっかけ。3月に開催予定だった1部2部入れ替え戦が新型コロナウイルスの影響で中止となり、昇格のチャンスを失ったクラブの動向に注目していた。17年からビーチバレーに転向していたが、アウトサイドヒッターを補強ポイントとして考えていたクラブからオファーを受け、決断をした。

室内だけでなくビーチバレーも競技を続行する意向だが、1年延期された東京五輪へは「目指すか目指さないかで言えば、わかりません」と、心境の変化を認める。世界を知る男は「このチームが将来的に日本一、世界一を目指すための役割を果たす」と力強く約束していた。【保坂果那】

入団会見を行ったヴォレアス北海道の越川はサーブポーズを見せる(撮影・保坂果那)
ヴォレアス北海道に入団した越川(左)は練習でスパイクを打つ(撮影・保坂果那)

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バレー女子代表が無観客で紅白戦、ネットで有料配信

紅白戦でプレーする荒木(JVAオフィシャル/=JVA)

バレーボール女子代表が2日、紅白戦を無観客で行った。新型コロナウイルスの影響で本年度の国際大会が中止となる中、ファンへ活躍する姿を見せようとインターネットで有料ライブ配信。赤と青の2チームに分かれ、3セットゲームが行われた。主将の荒木絵里香や古賀紗理那が入った赤チームが2-1で勝利を収めた。

東京・味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で代表合宿中の19人が参加。1セット目から接戦が続き、中盤まで一進一退の展開に。赤チームは古賀、鍋谷友理枝、荒木など的を絞らせない攻撃をする一方、青チームは黒後愛、石川真佑らが強烈なスパイクやサーブで応戦。最後は荒木にブロックされ、赤チームが25-22で先取。2セット目も連取して勝利した。

追加で行われた3セット目は青チームが粘りを見せ、12-25で1セット取り返した。中田久美監督は「短い合宿期間の中で選手たちがよく準備して試合に臨んでいた」と振り返った。荒木は「久々にユニホームを着てゲームができて楽しかった。私たちのバレーを通してみなさんに元気を与えられたらうれしい」と話していた。

同日には他に男子代表の紅白戦も行われ、フルセットにもつれる接戦になった。西田有志や石川祐希の赤チームが、主将の柳田らの黒チームに2-1と逆転勝ちした。

西田は「バレーボールするのが難しい状況の中で、今回こういう機会をもらえてよかった」と喜びをかみしめ、石川は「勇気や元気が届けられるようにと臨んだ。たくさんの方々のおかげでバレーボールができると実感した」と感謝していた。【平山連】

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ビーチバレー越川優が2部ヴォレアス北海道に入団

越川優(2009年7月6日撮影)

バレーボール男子Vリーグ2部のヴォレアス北海道は31日、2008年北京オリンピック(五輪)バレーボール代表で、現在は東京五輪ビーチバレーボール代表を目指す越川優(36)の入団を発表した。背番号は「0」でポジションはアウトサイドヒッター。来月3日に旭川市内で入団会見を行う。

最高到達点3メートル47センチの高さを生かした強烈なスパイクとサーブが武器の越川は、岡谷工在学時に日本代表に初選出された。卒業後はサントリー、イタリアセリエ、JTサンダーズ(現JTサンダーズ広島)などでプレー。Vリーグでは3度の日本一に輝いたほか、個人では2度の大会MVP、サーブ賞やベスト6などの受賞歴もある。

17年にプロビーチバレーボールプレーヤーに転向し、来夏に延期された東京五輪代表を目指している。今後もビーチ競技を続けるという。

越川は「日本一のチーム、世界一のクラブに、1歩でも近づけるお手伝いが出来ればと思い、入団することを決意しました。私も年齢は36歳とベテランの域に入ってきましたが、気持ちはまだまだ若い選手に負けるつもりはありません」と意気込みを語った。

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中田久美監督「調子上がっている」復帰の長岡に期待

リモート囲み取材に応じるバレーボール女子代表の中田監督(撮影・平山連)

バレーボール女子日本代表の中田久美監督が31日、リモート囲み取材に応じ、2年ぶりに代表復帰したオポジットの長岡望悠(29=久光スプリングス)への期待を語った。

16年リオデジャネイロ・オリンピック(五輪)でエースを担ったが、大会後には2度の左膝の大けがに見舞われた。「(長岡は)コンディションはまだまだだけど、調子が上がってきている」と評価。来月2日に行われるリモート紅白戦での活躍を期待した。

代表チームは5日から東京・味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で再開。3月の米国遠征で招集予定だった選手ら19人が参加している。東京五輪1年延期に、中田監督は「不安視するよりも選手たちには今を全力でやりきって欲しいと常々伝えている」と説明。もっとうまくなれる機会が増えたと、プラスに捉えるよう呼び掛けている。

6月末に主力の新鍋理沙(30)が現役引退した。中田監督は「(新鍋は)非常に残念。所属チームの強化方針、指のケア、オリンピックの延期など重なったのかな」と思いやった。一方で長岡の招集は新鍋の代わりではないと断言。今後コンディションを上げていけば、代表の戦力になると期待した。【平山連】

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西田有志「自分追い込んで」独自調整 五輪あと1年

リモート囲み取材に応じるバレーボール男子代表の西田(撮影・平山連)

バレーボール男子代表の西田有志(20=ジェイテクト)が21日、リモート取材で充実した代表合宿の様子を語った。来夏に延期となった東京オリンピック(五輪)に向け、東京・味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で実施中。年内の国際試合は開催中止となったが、「(合宿中の)6対6は全部試合。1球1球に対する気持ちを強くし、自分を追い込んでます」と独自の調整法で不安を吹き飛ばす。

底抜けにポジティブな20歳には、五輪1年延期もどこ吹く風。コロナ禍でボールトレーニングが満足にできない中、代わりに筋力トレーニングを重ねた。体重は2キロ増え、体脂肪率は4%から6%にアップ。体幹強化につなげ、自身も納得の仕上がりだ。

代表内ではまだ若手の方だが、大学生など新顔も増えつつある。合宿中にはアドバイスを求められることもしばしば。チーム内での立ち位置が、徐々に変わりつつあることも実感している。

23日で本大会残り1年を迎える。石川と並ぶエースに成長中の20歳は、あくなき向上心で代表を引っ張る。「未熟な所がまだまだ多いが、もっと必要とされる存在になりたい」と意欲は尽きない。

【平山連】

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石川祐希「レベルの差を感じない」大学生から刺激

石川祐希(2019年6月7日撮影)

バレーボール男子代表の石川祐希(24=ミラノ)が21日、リモート囲み取材に応じ、代表合宿に参加している大学生から刺激を受けていると明かした。今回の合宿には、いずれもスパイカーで22歳の新井雄大(東海大)、19歳の大塚達宣(早大)、18歳の高橋藍(日体大)の3人が招集されている。石川は「レベルの差を感じない。非常にスキルが高く、同じポジションで切磋琢磨(せっさたくま)している」と若手の台頭を喜んだ。

先日取材に応じた中垣内監督が「(大学生たちは)石川を見るときの目が輝いている」と語っていたことを取材陣から伝えられると、日本のエースは「プレーヤーとして光栄。僕自身も刺激を受けています」。特に高橋のレシーブは印象に残ったようで、自身も技を盗みたいと貪欲だ。

コロナ禍で約3カ月間でボールを使ったトレーニングをせず、家での筋力トレーニングが中心だった。6月中旬から行われている代表合宿で徐々にコンディションを上げている。合宿は来月中旬まで行われる予定で「終わった後、どう高められるか」と先を見据える。プロ3季目を迎える新天地ミラノで、さらにレベルアップした姿を見せたいと意気込んでいる。【平山連】

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聖隷クリストファーが静岡県高校バレー男子決勝制す

優勝した聖隷クリストファーの選手たちは、笑顔でポーズを決める

<静岡県高校バレーボール総体代替大会>◇19日◇男子準決勝、決勝◇清水桜が丘高体育館

静岡県高校バレーボール総体代替大会は男女とも、2月に行われた新人戦の優勝校が頂点に立ち、2冠を達成した。男子決勝では、聖隷クリストファーが清水桜が丘に2-0のストレート勝ち。第2セットは苦戦を強いられたが、終盤の攻防で上回った。

聖隷クリストファーが勝負どころで集中力を発揮した。1-0で迎えた第2セット。18-18と接戦が続く中、ミドルブロッカーの谷口慶(3年)が貴重なブロックポイントを奪った。勢いに乗ると、直後にもクイック攻撃で加点。粘る清水桜が丘を終盤の連続得点で突き放した。谷口は「ミスが多く、悪い流れをどう切ろうかと思っていた。自分のプレーで切れて良かった」と、優勝をかみしめた。

今大会は、西部地区予選から1セットも失わずに頂点まで駆け上がった。田川明浩監督(53)も「失セット0はよくやったと思う」と評価したが、進化を止めるわけにはいかない。秋には「春高バレー」の県予選が予定されている。谷口は「まだ連係が合っていない部分があるし、サーブでもっと攻められるようにしたい」と課題を口にした。【前田和哉】

第2セット、クイック攻撃で得点する聖隷クリストファーの谷口(中央)

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静岡県高校バレー代替大会は富士見が女王の座守る

ピースサインで記念撮影に収まる富士見の選手たち

<静岡県高校バレーボール総体代替大会>◇19日◇女子準決勝、決勝◇清水桜が丘高体育館

静岡県高校バレーボール総体代替大会は男女とも、2月に行われた新人戦の優勝校が頂点に立ち、2冠を達成した。昨年の県総体から4大会連続同一カードとなった女子決勝は、富士見が島田商に2-0で快勝。今大会を最後に引退する3年生4人の花道を飾った。

富士見が「最高の形」で女王の座を守った。第1セットを奪うと、勢いそのままに第2セットも県内のライバル島田商を突き放していく。最後は、24-18から江塚咲陽(さよ、3年)が相手コートにスパイクをたたき込んだ。「今までで一番調子が良くて楽しかった。自分で決めたいと思っていたので良かった」。優勝を決めたヒロインは試合後、涙を流しながらチームメートと抱き合った。

今大会を最後に11人の3年生のうち、江塚を含めた4人が受験勉強のために引退を決めていた。甲斐健悟監督(36)は3年生を中心に大会に臨むことを決め、ブロックのシステムやレシーブの位置取りも“代替大会仕様”を組んだ。4人の引退に花を添えるように、チームは東部地区予選から全てストレート勝ち。江塚は「全員で戦える最後の大会で優勝できてうれしかった」と振り返った。【前田和哉】

試合後、報道陣の取材に応じる富士見の江塚

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バレー代表小野寺太志「自分と違う」若手台頭に刺激

NTCで合宿再開できたことを喜ぶバレーボール男子代表の小野寺

東京・味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で合宿中のバレーボール男子代表のミドルブロッカー、小野寺太志(24=JT)が15日、リモート囲み取材で現在の心境を語った。昨季Vリーグ男子1部の個人賞2冠(スパイク賞、ブロック賞)を達成した24歳は、今や代表でも欠かせない存在だ。中断していた合宿の再開を喜びつつ、大学生ら自分よりも若い選手が加わってチーム内の競争活発を歓迎している。

身長201センチの小野寺は昨年ワールドカップ(W杯)でレギュラーとしてプレーし、4位に押し上げることに貢献した。新型コロナウイルスの影響で1年延期となった東京オリンピック(五輪)でも活躍が期待されており「アスリートにとって1年は大きいけど、ブロックやスパイクといった得点力に磨きをかけたい」と抱負を語る。

試合経験が積めない中でも、競争力を高めて補いたいとする。招集されている現役大学生3人について「伸び伸びとプレーしている。若い頃縮こまってプレーしていた自分と違う」と目を見張っている。練習から遠ざかっていた影響で、まだ納得のいくプレーはできていない。それでも若手の台頭に刺激を受け、パフォーマンスを向上させていくつもりだ。【平山連】

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バレー元日本代表の荒谷が姫路入団「全力で頑張る」

荒谷栞(2014年8月9日撮影)

バレーボール、Vリーグ女子の姫路は13日、日本代表経験を持つミドルブロッカー荒谷栞(21)の入団を発表した。

NECからの移籍となり「たくさんコミュニケーションを取って早くチームになじみ、ファンの皆さまに覚えていただけるように頑張ります。そして一番はチームに貢献することです。全力で頑張りますので、ご声援よろしくお願いいたします」とコメントした。

東京・共栄学園高出身の荒谷は、17年の世界ジュニア選手権(20歳以下)日本代表として3位に貢献。18年には日本代表にも選出された。

姫路は昨季限りで元日本代表の竹下佳江監督(42)が退任し、取締役球団副社長となった。今季からは中谷宏大新監督(39)の下で、躍進を目指している。

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「交通事故ブロック」バレー東レ選手が静岡知事訪問

ブロックのポーズで記念写真に納まる、左から鈴木、酒井、川勝知事、小林ゼネラルマネジャー、星野主将、富田

本年度の静岡県交通安全対策協議会の広報キャラクターを務めるバレーボールVリーグ男子1部・東レの選手とスタッフ計5人が10日、夏の交通安全県民運動(11~20日)の開始に先立ち、県庁で川勝平太知事(71)を表敬訪問した。

東レの選手たちは来冬まで、季節ごとの交通安全運動を中心に啓発活動を行う。夏季は子どもと高齢者の事故防止、自転車と2輪車の安全利用の推進などを重点的に呼び掛ける。代表して小林敦ゼネラルマネジャー(46)が「ルールを守る点では、スポーツも交通も同じ。積極的に啓発活動をしていきます」と話した。

川勝知事は「人命を救う運動。県のスターたちに活動していただき、ありがたい」と感謝した。最後は出席者全員でブロックのポーズをとり「交通事故をブロック!」と交通安全宣言をした。【古地真隆】

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元バレー代表越川「笑顔を」中3対象に8月イベント

越川が発案した中学3年生対象のバレーボールイベントを紹介するホームページ(撮影・平山連)

2008年北京オリンピック(五輪)バレーボール男子日本代表で、現在は東京五輪ビーチバレーボール代表を目指す越川優(36)が7日、SNSなどで、8月に中学3年生を対象としたバレーボールイベントを行うと発表した。

新型コロナウイルスの影響で活躍の場がなくなった中学生に参加を呼び掛け、高校進学後も競技を続ける気持ちを持ってもらおうと企画した。「思い出作りの場になってくれたらうれしい」と願っている。

越川ら元Vリーガーでつくる実行委員が企画。日本協会が作成した講習会や大会再開時のガイドラインに従い、全国9ブロックでそれぞれ行う。

各会場で、男女各8チームまで参加可能。集まったチーム同士で試合したり、越川らから手ほどきを受けたりすることができる。「バレーボールを楽しむ中学生に笑顔でプレーする機会を作りたかった」と企画への思いを明かした。

17年からビーチバレーに転向した越川も、外出自粛期間中は自宅などでの筋力トレーニングがメインだった。練習拠点だった常設のビーチコートは今なお閉鎖中で、練習先を探すのが大変だという。新型コロナで東京五輪が1年延期となった。「(東京を)1つの区切りと思っていたので」と戸惑いを隠せない。

それでも、北京五輪の時に感じた驚きと興奮をもう1度味わいたいと個人練習に打ち込んでいる。「(五輪の時は)得点するたびに、鬼気迫る感じがしました。まさに『ネットを挟んだ戦(いくさ)』です」と振り返る。特別な舞台にもう1度立ちたいという思いは、ひときわ強い。9月以降に再開予定の国内大会に向け、気持ちを新たにしている。

中学生向けのイベント企画で後進育成に貢献するとの思いとともに、自身の競技にもプラスに働くと考えている。「子どもたちから元気ともっとうまくなりたいという向上心をもらえます」と話し、中学生との交流を心待ちにしている。

【平山連】

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バレーボールNEC初紅白戦、3密防止へ対策徹底

10月からの新シーズンに向けて、久々の紅白戦を行ったNECの選手たち

バレーボールVリーグ女子1部のNECレッドロケッツは6日、新シーズンに向けた初の紅白戦を練習拠点の玉川アリーナ(神奈川県川崎市)で行った。この日から東京・味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で再開した女子代表合宿に招集された古賀紗理那(24)や山田二千華(20)は参加しなかったが、14人がプレー。新型コロナ対策を徹底した選手たちは、久々にゲームができる喜びをかみしめていた。

昨季8位のNECは、6上旬に活動を再開。今月4日から全体練習を開始し、この日が約3カ月ぶりの紅白戦となった。2チームに分かれて5セットマッチで行われ、広々としたアリーナでは窓を開けて換気するなど「三密」防止策を講じた。得点を取ると控えめにグータッチしたり、対面を避けて斜め向かいから会話したり。試合中でもコロナ前との違いがはっきりとうかがえた。

キャプテンの山内美咲(25)は「ゲーム感覚が衰えているなと感じました」と課題を実感。選手間でハイタッチする機会が減ったといい「反射的にコロナ対策をするようになっています。こんな状況でも活動を再開できてうれしいです」と話していた。

10月開幕の新シーズンは、序盤から強豪との戦いが続く。初戦(10月18日)は佐賀県総合体育館で昨季準優勝の岡山シーガルズ、第2戦はホームの神奈川県川崎市とどろきアリーナで昨季優勝のJT(同24日)と対戦する。金子隆行監督(35)はさらに選手1人1人の能力の底上げを図るとし「チーム力を高めて優勝を狙う」と意気込んでいた。【平山連】

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久光製薬→久光スプリングスに変更

Vリーグ女子1部の久光製薬の運営会社は3日、チーム名を「久光スプリングス」に変更すると発表した。

3月に運営会社を新設していた。

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バレー女子代表合宿6日に再開

女子バレー世界選手権日本対メキシコ 第3セット、得点を奪い笑顔を見せる長岡(18年10月1日撮影)

日本バレーボール協会は3日、代表女子の合宿を6日に東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで再開すると発表した。

8月23日までの予定。男子は6月20日に再開している。参加選手には2週間の健康観察とPCR検査を実施する。3段階に分けて選手とスタッフを招集し、7月20日に全員が集まることを想定している。16年リオオリンピック(五輪)代表のオポジット(セッター対角)、長岡望悠(久光)を新たに登録したことも発表した。左膝を手術した長岡は18年以来の選出。

女子バレー世界選手権日本対メキシコ 第1セット、スパイクを放つ長岡(18年10月1日撮影)

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サフィルヴァ北海道上杉新監督「ヴォレアス」倒す

就任会見で笑顔を見せるサフィルヴァ北海道の(左から)青島主将、上杉新監督

バレーボールVリーグで20-21シーズンから男子2部に昇格するサフィルヴァ北海道が2日、堺ブレイザーズでコーチを務めていた上杉徹監督(39)の就任を発表した。この日、札幌市内で会見。名門堺と同じ黄色がチームカラーとあり「何年か後には『黄色と言えばサフィルヴァ』と呼ばれるようなチームにしたい」と意気込んだ。

1部での指導経験を生かす。「1部では近年、サーブがいいチームが優勝している。コンスタントに110キロ前後のサーブが打てるようにフィジカルを強化したい」。堺では分析も担当しており「データバレー」と呼ばれる一式約13万円の分析ソフトの購入もチームに要請した。フィジカルとデータを生かし「やるからには同じ北海道で昨季2位のヴォレアスを倒しにいく」と目標に掲げた。男子テニス界のエース錦織圭似の39歳が、北海道バレーボール界に新風を吹かす。

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Vリーグ2部ヴォレアスが2カ月ぶりに全体練習再開

バレーボールVリーグ男子2部(V2)のヴォレアス北海道は2日、鷹栖町内で約2カ月ぶりに全体練習を再開した。

新型コロナウイルスの感染が拡大する中で、チームはこれまで最大6人のグループに分けて練習をしていた。前日1日には昨季2位だったV2への参戦が正式に決まり、20-21シーズンに向けて本格的に始動した。

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男子北海道2チームはVリーグ2部に参戦が決定

ヴォレアス北海道・古田史郎(2020年3月10日撮影)

日本バレーボールリーグ機構(Vリーグ)は1日、オンライン会見を開き、20-21シーズンの大会要項を発表した。

北海道関連では男子で昨季2部で準優勝したヴォレアス北海道、同3部のサフィルヴァ北海道が2部に参戦することが決まった。男子2部は10月17日に開幕。13チームによる2回戦総当たり方式のリーグ戦で行われ、上位2チームが1部昇格をかけた入れ替え戦に進出する。詳細な日程と組み合わせは、今月中旬をめどに発表される。

Vリーグ、男女とも10月開幕 日程の短縮を発表

日本バレーボールリーグ機構(Vリーグ)は1日、オンライン会見を開き、2020-21シーズンの大会要項を発表した。来夏に延期となった東京オリンピック(五輪)に出場する代表強化を見据え、出場チームと相談して日程を短縮。新型コロナウイルスの影響で入場者数を制限するなど感染症対策を行いながら、1部は男女共に10月17日に開幕する。

男子1部は10月17~21年4月4日に開催。10チームによる4回の総当たり戦後、上位3チームによるファイナルステージで優勝争いをする。

女子1部は10月17~21年2月21日に開催。12チームによる2回の総当たり戦後、上位(1~4位)、中位(5~8位)、下位(9~12位)に分かれてトーナメント戦を行い順位を決める。終了後には代表活動に専念する選手以外が出場するカップ戦が、21年2月27~3月28日に開かれる。

大会開催に当たる新型コロナウイルスへの対策では、3つの方針を設けた。<1>入場者を50%の制限を設けることを前提に開幕に向けた準備をする<2>リモートマッチの場合も可能な限り大会をやる<3>会場に足を運べないお客様向けに配信環境の整備をする。

同機構では、来月中に対策規程とガイドラインを策定する予定。嶋岡健治代表理事会長は従来通りの大会開催は難しいとした上で「選手にはこういった状況の中で、バレーボールができる意義を考えてほしい」と話していた。【平山連】

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Vリーグ女子1カ月短縮へ 東京五輪で代表強化優先

Vリーグ男子1部ファイナルステージ決勝 初優勝を飾ったジェイテクトの選手たち(20年2月9日撮影)

バレーボールのVリーグ女子1部が2020-21年シーズンを通常より1カ月以上早い2月下旬で終える計画であることが6月30日、関係者への取材で分かった。延期された東京オリンピック(五輪)の日本代表強化優先のため。19-20年シーズンも五輪に備えて1月下旬で終了しており、2季連続で異例の短縮日程となる。

Vリーグは通常、4月にプレーオフ決勝が行われる。五輪に向けて女子代表チームには強化合宿を早期に始めたい意向があり、考慮したという。2月下旬のVリーグ終了後、代表活動に専念する選手以外による別の大会を2月下旬から3月下旬まで開催する。

男子は昨季、五輪に備えて2月末に終わる短縮日程だった。関係者によると、新シーズンは来年4月にプレーオフ決勝が行われる日程に戻るという。

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新鍋理沙「1年はとても長く感じた」引退理由明かす

引退する理由を説明するバレーボール女子代表の新鍋(提供:SAGA久光スプリングス株式会社)

バレーボール女子Vリーグ1部の久光製薬は29日、今月30日付で現役生活に終止符を打つ女子代表の新鍋理沙(29)のオンライン会見を開いた。2012年ロンドンオリンピック(五輪)銅メダルなど数々の偉業を成し遂げた29歳は、引退理由について「けがと向き合いながら、1年後に自分の納得できるプレーをするのが難しくなった」と明かした。

来夏に延期となった東京大会でも代表入りを目指していた新鍋が、惜しまれつつコートを去る。東京五輪を集大成と位置付け、大会終了後に引退を考えていた。1年延期となったことに「絶望。私にとって1年はとても長く感じました」と話す。

右手の指を4月に手術し、延期となった本大会に向けリハビリに取り組んできた。競技を続けるかどうか葛藤する中、けが前のプレーに戻れるかという不安が拭えなかった。毎年5月にある久光との面談で引退を決めた。

身長175センチとアウトサイドヒッターの中では小柄ながら、攻守の両面でチームに欠かせない存在だった。特にサーブレシーブは随一の腕前を誇り、女子代表の中田監督の信頼も厚かった。引退を決めた後、中田監督からは「お疲れさまでした」と言われたという。

引退後は久光の運営会社とマネジメント契約を結び、バレーボール界に貢献するつもりだ。「バレーボールは私の全て。すばらしさを伝えることができればいいなと思います」と第2の人生への抱負を語った。

鹿児島県霧島市出身の新鍋は、宮崎・延岡学園高卒業後、久光製薬に加入。11年に日本代表に初招集されると、翌年のロンドン五輪では当時最年少の22歳で選出され、28年ぶりのメダル獲得に貢献した。16年リオデジャネイロ大会のメンバー入りを逃したが、久光で指導した中田監督が就任すると代表復帰。東京大会でも活躍が期待されていた。

【平山連】

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バレーは腕タッチなど注意事項7項目/ガイドライン

19年、ネーションズリーグのアルゼンチン戦でハイタッチをするバレーボール男子日本代表

<スポーツ再開への道~ガイドラインあれこれ~(8)>

バレーボールの大会や講習会再開時のガイドラインは、プレーする選手への気遣いがうかがえる。日本協会が5月末に発表したガイドラインには「ハイタッチは腕のタッチにとどめる」など競技中の注意事項が7項目ある。同協会単独主催の国内全国大会は8月末まで中止、延期の一方、中止の高校総体に代わる大会開催が各地で予定されており、実施する際の留意点となりそうだ。

試合前やベンチで円陣を組んだり、ネット際で相手選手に向けて声を出したり。そんな見慣れた光景も控えるよう明記された。コート1面当たり原則最大2チームのプレーに限るとした上で、換気や3密対策をして感染防止の徹底を促している。

一方、選手同士の腕でのタッチは認められた。この理由について、同協会広報は「ハイタッチを止めても、試合中の選手たちはしてしまうので」と説明する。

東京オリンピック(五輪)を目指す男女両代表は、年内の国際大会がなくなった。それでも男子代表は20日から東京・味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で合宿を再開した。互いに距離を取りながら個別メニューを中心に取り組み、延期となった来夏の本大会に向けてチーム作りを進めている。【平山連】

味の素ナショナルトレーニングセンター(2020年1月6日撮影)

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バレーボール西田有志がアシックスと契約 新靴披露

西田有志(2018年5月11日撮影)

バレーボール男子代表の西田有志(20=ジェイテクト)が26日、アシックスとのアドバイザリースタッフ契約に関するオンライン会見に臨んだ。開発に携わった新シューズ「METARISE」がお披露目され、西田は「ジャンプが上がるというデータも出ているので、このシューズで結果を出すのが筋を通すことになる」と力強く宣言。来夏に延期となった東京オリンピック(五輪)への抱負も語った。

「METARISE」はより高く飛ぶことに特化したシューズ。選手たちがアタックする際の踏切から着地までの一連の動作を分析し、より素早い体重移動や蹴り出す力を高めてジャンプ力向上につなげた。既に履いて練習する西田も「高く飛べている感覚。フィーリングが良い」と満足している。

東京五輪が来夏に延期となり、一時はモチベーションが下がった。今は切り替え、この1年で世界との差を縮める一心だ。

東京・味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)では既に、男子代表が合宿を再開している。この日が迎えられたことを感謝し「1日1日、目標を決めて、しっかりレベルアップしたい」。代表に欠かせない20歳は、来夏を見据えて意欲十分だ。【平山連】

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