日刊スポーツ

中田久美監督「悔しい以外何物でもない」韓国に完敗

バレー日本、準決で豪に敗れる アジア選手権

バレーボール男子のアジア選手権は20日、テヘランで行われ、日本は準決勝でオーストラリアに2-3で敗れた。(共同)

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中田久美ジャパンがカメルーン下し2勝 バレーW杯

<バレーボール女子:W杯>◇第4日◇18日◇横浜アリーナほか◇12チーム総当たり戦

世界ランキング6位の日本は同17位のカメルーンを3-0(25-17、25-17、25-20)で破り、2勝2敗とした。カメルーンは4敗。

日本は第1セット立ち上がりにリードを許したが、古賀紗理那(NEC)奥村麻依(デンソー)のサービスエースなどで5連続、4連続得点を挙げ、逆転で先取。第2セットは中盤に奥村のブロック、石井優希(久光製薬)のバックアタックをきかっけに突き放して連取した。第3セットは長内美和子(日立)のサービスエース、バックアタックなどで序盤に5連続得点を挙げて押し切った。

日本は19日に世界2位で4戦全勝の中国と対戦する。

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中田久美監督「悔しい以外何物でもない」韓国に完敗

中田久美監督

<女子バレーボール:ワールドカップ(W杯)>◇予選リーグ◇16日◇横浜アリーナ

世界ランキング6位の日本は同9位の韓国に1-3で逆転負けし、1勝2敗と黒星が先行した。

今大会初先発の石川真佑(東レ)がチーム最多の17点、石井優希(久光製薬)が15点を挙げたが、常に韓国に先行を許す展開でセッター佐藤美弥(日立)のトスが精度を欠き、ミスも目立った。第4セットも19-24から6連続得点でセットポイントを握りながら、佐藤の低いトスを打った石井がブロックにつかまって再逆転された。8月のアジア選手権で石川ら若手主体のB代表が倒した韓国に完敗。中田久美監督(54)は「悔しい以外の何物でもない。責任を感じている。先手を取られ、追いついてもミスで突き放された。修正したい」と厳しい表情だった。日本は18日に世界17位のカメルーンと対戦する。

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日本が韓国に1-3で敗れる 女子バレーW杯

<バレーボール女子:W杯>◇第3日◇16日◇横浜アリーナほか◇12チーム総当たり戦

世界ランキング6位の日本は同9位の韓国に1-3(25-23、19-25、22-25、25-27)で敗れ、1勝2敗と黒星が先行した。

日本は初代表の石川真佑(東レ)を今大会初めて先発起用。石井優希(久光製薬)とともに攻撃を引っ張り、第1セットを逆転で先取した。第2セットは韓国のブロックに苦しんで失い、第3セットも要所でサーブレシーブが乱れて落とした。第4セットも立ち上がりにリードを許したのが響き、終盤に6連続得点で追い上げたものの力尽きて韓国に大会初勝利を献上した。

日本は18日に世界17位のカメルーンと対戦する。

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バレー代表に新戦力 石川祐希の妹真佑が20得点

石川真佑(2019年4月24日撮影)

バレーボール女子日本代表に新たな戦力が芽を出した。19歳、石川真佑(東レ)。男子代表のエース、石川祐希の妹で、今春、高校バレー界の強豪・下北沢成徳(東京)を卒業したばかりの“ルーキー”だ。

15日に横浜アリーナで行われたW杯第2戦。世界ランキング6位の日本は同5位のロシアにフルセットの2-3(11-25、25-23、27-25、19-25、7-15)で惜敗して開幕2連勝を逃したが、二転三転のクロスゲームで石川は輝きを放った。

「少しでもチームの勢いになるようにと思ってコートに入った。ロシアのブロックは高いので、コースを狙ったり、ブロックを利用したりすることを考えていた」

出番は第1セット中盤にやってきた。エースの古賀が連続シャットアウトされるなど、4-13とリードされた場面。中田久美監督(54)はその古賀に代えて石川をコートに送り出した。

14日のドミニカ共和国戦で4度ピンチサーバーで出場したが、得点はなかった。待望の代表初得点は10-23からだった。セッター佐藤のやわらかいトスをレフトからたたいてブロックアウト。平均身長で11センチ上回るロシアの高さに圧倒されてセットは失ったが、173センチのアタッカーはその後も日本に力と勇気を与え続けた。

第2セット、19-19の勝負どころで2本続けてレフトからクロスを打ち抜いた。第3セットの23-21からはブロックにつかまり、スパイクアウトして追いつかれたが、それでも佐藤は石川を使った。三度目の正直で強打をロシアコートにたたきつけて流れを放さなかった。

レフト、ライト、そしてバックアタック。ロシア高い壁の間を打ち抜いたかと思えばブロックアウトを誘う。サービスエース1本を含む20得点。今大会が代表デビューの石川のプレーが先輩たちを鼓舞し、一方的になりかねなかった展開に歯止めをかけた。

第2、3セットを連取して1度はリードしながらの再逆転負けに中田監督は「リーダーがいない。ああいう流れでチームを引っ張る、リードする、背負える選手がいない」と険しい表情だった。だた、石川に関しては「途中出場で何度か流れを変えてくれた。そこは評価している」と合格点を出した。

今年1月。石川は下北沢成徳の主将、エースとして全国高校選抜(春高バレー)で高校3冠を目指しながら準決勝敗退。こみ上げる涙をこらえながら「この悔しさを忘れずに、次のステージで頑張りたい」と話していた。当時の中田監督の石川への評価は「彼女がどこを意識してプレーするのか。世界を相手に戦うのであれば、独自の武器を身につけてほしい」と厳しいものだった。

しかし、石川は実力でその評価を覆した。今年7月のU20世界選手権(メキシコ)、若手のB代表で臨んだ8月のアジア選手権(ソウル)でともに優勝の原動力になり、大会MVPに輝いた。そのプレーを見た中田監督は「高いブロックに対し、相手のブロックを見て、打てる技術を持っている。競った場面で絶対、気持ち的に負けない強さがある。スパイク決定力はチームでも1、2」とW杯メンバーに抜てきした。

中田監督が日本の課題の1つとして挙げるのが「アタックの点数」。古賀、石井、黒後、新鍋らアタッカー陣の得点力をいかに高めていくかだ。そこに石川という新たなカードが加わった。「代表に合流したばかり。連戦で疲れもあるので、体調をみながら慎重に使っていきたい」と同監督は大切に新エース候補を育成していく方針だ。

「2、3セットまでは良かったんですが、その後ロシアに対応されてブロックされることもあった。これからは試合の中で修正できるようにしたい」

石川は20得点の喜びよりも反省点を挙げてニコリともしなかった。そんな19歳が少しだけ表情を崩した。日本協会や今大会のデータで「173」「171」と異なる身長について問われた時だった。

「できれば『3』にしてもらえますか。『3』の方がいいです、ハイ」

【小堀泰男】

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19歳石川真佑20得点「よくやった」中田久美監督

石川真佑(2019年4月24日撮影)

<女子バレーボール:ワールドカップ(W杯)>◇予選リーグ◇15日◇横浜アリーナ

世界ランキング6位の日本は同5位のロシアに2-3のフルセットで敗れ、1勝1敗となった。

第1セットを平均身長で11センチ上回るロシアに圧倒されたが、中田久美監督(54)は同セット中盤に初代表の石川真佑(19=東レ)を投入。石川は代表初得点を決めるとそのまま最終セットまでプレーし、石井の27点に次ぐ20点を挙げた。

173センチの身長で高い壁に立ち向かった男子代表・石川祐希の妹は「チームに勢いをつけたかった。2、3セットは流れをつくれた」。勝利を逃して厳しい表情だった中田監督も「まだ代表に合流したばかり。よくやったと思う」と合格点を与えた。日本は16日に世界9位の韓国と対戦する。

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中田久美ジャパンフルセット負け ロシアに雪辱許す

<バレーボール女子:W杯>◇第2日◇15日◇横浜アリーナほか◇12チーム総当たり戦

世界ランキング6位の日本は同5位のロシアに2-3(11-25、25-23、27-25、19-25、7-15)で敗れ、1勝1敗となった。ロシアは2勝。

日本は第1セット、平均身長で11センチ上回るロシアのブロック、スパイクに圧倒されて失った。第2セットは今大会が初代表の石川真佑(東レ)や石井優希(久光製薬)のスパイクと粘りの守備で競り合いの末に制した。

第3セットも石川、石井のスパイクに荒木絵里香(トヨタ車体)のミドル攻撃も決まって連取。しかし、第4セットを中盤に突き放されて落とし、最終セットも立ち上がりにブロックなどで4連続失点したのが響いて失った。5月のネーションズリーグで勝った相手に雪辱を許し、中田久美監督就任以降の対戦成績は2勝3敗となった。

日本は16日に世界9位の韓国と対戦する。

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日本快勝発進、中田久美監督が目赤くして佐藤を称賛

<バレーボール女子:W杯>◇第1日◇14日◇横浜アリーナほか◇12チーム総当たり戦

世界ランキング6位の日本が同10位のドミニカ共和国を3-1で下し、81年以来10大会ぶりのメダル獲得へ白星スタートを切った。

中田久美監督(54)は試合直後のオンコートインタビューで両目を赤くしながら試合を振り返った。「とにかくよく拾って、佐藤がバックアタックをよく使った。勢いに乗っていきたい」。

先発したセッター佐藤美弥(29=日立)のトスワークが光った。ミドルの攻撃を巧みに使うことで定評があるが、この日は大胆にボールを散らした。チームメートの粘りのレシーブを丁寧に、正確に配球。特にバックアタックを多用することでドミニカの高いブロックを分散させ、チームの被ブロックは5つだけ。古賀紗理那(23=NEC)の両チーム最多28得点、石井優希(28=久光製薬)の21得点を引き出し、快勝を呼び込んだ。

「相手がミドルをマークしてきたことで、2人バックアタックを決めてくれた。ただ、緊張して立ち上がりにアタッカーに打ち切らせることができなかった。相手にもよりますが、ライトとミドルも割合を増やしてみたい」と佐藤は笑顔を見せることなく、反省と課題を挙げた。

20年東京オリンピック(五輪)でメダルを目指す中田ジャパンにとって最大の懸案事項がエースセッターの確立で、今大会では佐藤とリオデジャネイロ五輪代表の宮下遙(25=岡山シーガルズ)がメンバー入りしている。大事な開幕戦で佐藤が合格点のプレーを披露し、6月のネーションズリーグで敗れた難敵に雪辱した。15日には世界5位のロシアと対戦する。

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日本女子W杯白星発進 難敵ドミニカに雪辱 バレー

<バレーボール女子:ワールドカップ(W杯)>◇第1日◇14日◇横浜アリーナほか◇12チーム総当たり戦

世界ランキング6位の日本が同10位のドミニカ共和国を3-1(25-21、25-11、24-26、25-14)で下し、81年以来10大会ぶりのメダル獲得へ白星スタートを切った。

日本は新鍋理沙(久光製薬)、古賀紗理那(NEC)がエースを決めるなど、サーブで相手を崩して第1セットを先取。第2セットは粘り強い守備でボールをつなぎ、古賀、石井優希(久光製薬)らのスパイクが決まって連取した。

第3セットは中盤まで大きくリードしながら逆転で失ったが、第4セットは攻守のバランスと取り戻し、荒木絵里香(トヨタ車体)の効果的なブロック、石井のスパイクなどで勝負を決めた。6月のネーションズリーグでフルセットで敗れた難敵に雪辱し、中田久美監督就任以降の対戦成績を3勝2敗とした。

日本は15日に世界5位のロシアと対戦する。

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中田監督「大会でいい色のメダル取る」W杯決意表明

W杯開幕前日の会見で決意を語る日本の中田監督(右)。左は中国・郎平監督(撮影・小堀泰男)

バレーボール女子W杯の開幕前日会見が13日、横浜アリーナで行われた。世界の強豪12チームが総当たりで争う20年東京五輪前哨戦で、世界ランキング6位の日本を率いる中田久美監督(54)は期待する選手の1人として石川真佑(19=東レ)の名前を挙げた。

横浜大会を戦う6チームの監督が顔をそろえた記者会見。ドミニカ共和国との初戦を前に中田監督は6日のメンバー発表時と同様、「東京五輪でメダルを取るために、この大会で少しでもいい色のメダルを取りたい」と決意表明し、「石川を試したい。石川の勢いはチームにとって大きい」と明かした。

新エースの黒後愛(21=東レ)は右足首の故障で大会途中からの出場になる見込み。その代役として浮上した石川は男子代表・石川祐希(23=パドバ)の妹で、今春に黒後と同じ東京・下北沢成徳高を卒業したばかり。7月のU20世界選手権(メキシコ)、代表Bチームで臨んだ8月のアジア選手権(ソウル)でエース格として優勝の原動力になった。アタッカーとしては171センチと小柄だが、相手ブロックへの対応力とメンタルの強さを持っている。

ドミニカ共和国は世界10位ながら攻撃力、サーブ力が特長で、6月のネーションズリーグ最終戦では7勝7敗同士で対戦し、2-3で敗れた強敵だ。横浜大会ではその後、ロシア、韓国、カメルーン、中国と戦うが、石川が中田ジャパンに勢いを持ち込めば、目標のメダルに向かって前進できる。【小堀泰男】

W杯開幕前日の会見で健闘を誓い合う日本の中田監督(左から3人目)はじめ横浜大会に出場する6チームの監督たち(撮影・小堀泰男)

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日本は準々決勝で敗れ順位決定戦へ 女子バレー

<女子バレーボール:世界ユース選手権>◇12日◇エジプト・イスマイリア

準々決勝が行われ、日本は米国に1-3で敗れた。

日本は順位決定戦に回る。(共同)

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宮下、佐藤らが選出 バレー女子W杯代表15人発表

バレーボール女子日本代表中田監督(2019年4月24日撮影)

日本バレーボール協会は6日、女子W杯(14日開幕、横浜アリーナほか)の日本代表15人を発表した。

都内で会見した中田久美監督(53)は「メダルを取ることが東京五輪でメダルの権利を得るという位置付け。結果を出して、自分たちの力に自信を持ちたい」と語った。81年大会の2位以来、10大会ぶりのメダルへ向けて「3つの課題」を明示。「アタック得点を出せるか」「どれだけミスを減らせるか」「接戦をどう勝ちきるか」とした。

固定されていなかったセッターには宮下遥(25=岡山シーガルズ)と佐藤美弥(29=日立リヴァーレ)が選ばれた。中田監督は「宮下に関しましてはオリンピックの経験値。177センチという高さ。ディグ(スパイクレシーブ)力を評価しました。その宮下とのバランスを考えて佐藤。夏場に岩坂の代わりにキャプテンを務めてくれたチームをまとめてくれた統率力」と理由を述べた。宮下は「強い覚悟を持って、最後まで戦いに抜きたい」と話し、佐藤は「自分のトスで仲間を生かせるように」と抱負を語った。

若い力もミックスする。19歳の石川真佑(19=東レアローズ)も代表入り。男子日本代表の石川祐希(23=パドバ)を兄に持つ高卒1年目は「少し不安もあるのですが、しっかり自分のプレーを出していきたい」と口にした。若手主体で挑み、連覇を飾ったアジア選手権の映像を確認し、抜てきを決めた中田監督は「高いブロックに対し、相手のブロックを見て、打てる技術を持っている。競った場面で絶対、気持ち的に負けない強さがある。ちょっと小粒ですけど、ぴりっと辛いプレーが彼女の持ち味」と期待を込めた。

力強いスパイクで得点力がある黒後愛(21=東レアローズ)が練習中に右足首を痛めて現在、別メニュー調整なのは不安材料だが、開幕戦までには復帰できる見通しという。

W杯は出場12カ国の総当たり戦。世界ランク6位の日本は14日の初戦でドミニカ共和国(横浜アリーナ)と対戦する。1年後の東京五輪のメンバー争いに向けても、重要なアピールの場となるという。

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日本8強、韓国を3-1撃破 バレー世界ユース

<バレーボール男子:世界ユース選手権>◇27日◇チュニス

決勝トーナメント1回戦が行われ、日本は韓国を3-1で下した。28日の準々決勝でイタリアと対戦する。(共同)

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日本、エジプトに敗れる 世界ユース

<男子バレーボール:世界ユース選手権>◇23日◇チュニス

1次リーグC組の日本はエジプトに2-3で敗れ、1勝1敗となった。

1次リーグは20チームが4組に分かれて争い、各組の上位4チームが決勝トーナメントに進む。(共同)

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バレー女子、中国に敗れる アジア選手権

<女子バレーボール:アジア選手権>◇23日◇ソウル

2次リーグ第2戦で日本は中国に2-3で敗れた。

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サフィルヴァ北海道アマ軍団船出 V3今季新規参入

今季Vリーグに参入するサフィルヴァ北海道は新チーム始動戦に向けて意気込む(撮影・浅水友輝)

北海道のバレーボール界を盛り上げる。11月23日に開幕するバレーボールVリーグ男子3部(V3)にサフィルヴァ北海道が新規参入する。チームは会社員9人、教員4人、学生1人と全員が仕事や学業と競技を両立させるアマチュア集団。18日には旭川市を拠点にするヴォレアス北海道(同2部)と旭川・道北アークス大雪アリーナで対戦。3カ月後に迫る最高峰の舞台に向け、チーム作りを加速させていく。

  ◇   ◇   ◇  

小学校の教員、児童デイサービスの職員、営業マン…。本職がバラバラな選手が集まったチームが最高峰の舞台を目指す。16年創部のサフィルヴァ北海道が今季からVリーグ3部に参戦する。草創期からチームを引っ張る青島賢司主将(31)は「最初はVリーグを目指すと言っても半信半疑だったけど、参入が決まり自覚も生まれてきた」。昨年10月の参入承認以降、クラブチームからの脱皮を推し進め、強化を図ってきた。

チームは全員がアマチュア契約。所属企業や道教委に理解は得ているものの、仕事が最優先。小学校教諭の青島は「仕事をないがしろにしては成り立たないチーム」と強調する一方で、競技に打ち込む姿勢に甘えはない。最年長の吉田康祐(39)は遠軽町で教員として働きながら、3時間半かけて札幌市内での練習に通う。「子どもや親から『頑張ってください』と応援されている」。仕事をハンディにするつもりはない。

所属選手は全員が5月のチーム編成セレクションに参加した。現14人のうち昨季からの所属は6人のみだ。V3奈良から移籍した清水久雄(32)は「これまでとは違い、人に見られる環境に変わる。マナーや規律といった部分でもプロ意識を持つ集団にしていきたい」。京都市内の中学校を1学期で辞めて加入したベテランも不退転の覚悟だ。

目標は5年以内のV1昇格。北海道は男子の東海大四(現東海大札幌)や女子の旭川実、妹背牛商(閉校)が全国制覇を果たすなどジュニア世代の競技熱が高い。辻井淳一部長(45)は「ジュニア世代が憧れ、バレーボールをやってみたいと思ってもらえるチームを目指す」と意気込む。

18日には今季からV2に昇格するヴォレアス北海道と対戦する。青島は「チームの立ち位置を見る上でも大事な試合」。優勝を目指す今季に向けて現時点での力試しの一戦になる。【浅水友輝】

◆サフィルヴァ北海道 特定非営利活動法人「Mirrisoスポーツ」が16年4月にチーム発足。トップチームの下に、男女のU15、U12、アカデミーを抱える。17年全日本クラブカップ決勝トーナメント2回戦敗退、18年全国バレーボールリーグ東部3位、全日本クラブカップ3位。同年10月にVリーグ機構理事会から19-20シーズンのリーグ参入を承認された。チーム名の「Safilva」はポルトガル語で「desafio(挑戦)」「benefisio(恩恵)」「lirio do vale(すずらん)」を交ぜた造語。

◆Vリーグ 18-19シーズンから始まったバレーボールの新リーグ。男子3部、女子2部制で、各カテゴリーで戦うためのライセンス制が導入されている。今季チーム数は男子はV1=10、V2=12、V3=4で構成される。競技形式は、ヴォレアス北海道が参戦するV2は2回戦総当たり、サフィルヴァ北海道が戦うV3は5回戦総当たりのリーグ戦で順位を決定する。

練習で汗を流すサフィルヴァ北海道の青島主将(撮影・浅水友輝)
中学校教諭の職を辞してサフィルヴァ北海道に加入した清水(撮影・浅水友輝)

バレー女子中田監督悩み深い 司令塔候補に3選手 

<バレーボール女子:国際親善試合>◇10日◇埼玉・深谷ビッグタートル

中田ジャパンの司令塔は誰になる? 世界ランキング6位の日本は同33位の台湾を3-0で圧倒。

全16選手をコートに送り、エース格の石井が両チーム最多の16得点と決定力を発揮しても、中田久美監督(53)の表情はさえなかった。

「セッター? まだ、決まってません」。東京五輪まで1年を切り、前哨戦のW杯まで1カ月になっても司令塔を絞り込めない。この日もルーマニアで1年間プレーした田代を先発させ、中田体制で出場が多い佐藤とリオ五輪代表の宮下を途中出場させた。田代は配球、佐藤はトスの質、宮下は高さと守備力が特長だが「3人の長所を足して割れれば…」と元世界的名セッターの要求レベルは高い。

セッターが決まらなければチームは固まらない。3人の中から誰が抜け出すのか。「W杯まで地獄の合宿です」。東京の金メダルへ、中田監督にとって悩み深く、決断の夏になる。【小堀泰男】

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女子バレー日本が台湾下す、東京五輪へ若手積極起用

<バレーボール女子:国際親善試合>◇10日◇埼玉・深谷ビッグタートル

世界ランキング6位の日本が同33位の台湾を3-0で下し、通算対戦成績を30勝1敗とした。

日本は第1セット、芥川愛加(28=JT)のサーブで崩して6連続得点を挙げ、石井優希(28=久光製薬)のアタック、荒木絵里香(35=トヨタ車体)の移動攻撃も決まって25-10で先取した。第2セットは石井の連続サービスエースなどでリードを広げて25-13で奪い、第3セットも効果的なサーブで主導権を握って25-17で取った。

日本は5月から6月にかけて行われた国際大会のネーションズリーグで7勝8敗の9位。来年の東京オリンピック(五輪)へ向けてメンバーを固定せず、若手を積極的に起用するなど戦力の底上げを図った。ネーションズリーグ後にベテランの荒木、CSMブカレスト(ルーマニア)でプレーしていた田代佳奈美(28)、井上琴絵(29)らが合流し、9月14日に開幕する五輪前哨戦のW杯(日本国内開催)へ向けて、チームの熟成を進めている。

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女子バレー中国、米国など東京五輪へ 大陸間予選

バレーボール女子の2020年東京オリンピック(五輪)大陸間予選が4日、各地で行われ、A組のセルビア、B組の中国、C組の米国、E組のロシア、F組のイタリアが五輪出場を決めた。

今後、各大陸の予選が行われる。

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バレー石川15得点も逆転負け「チャンスを確実に」

<バレーボール男子:国際親善試合>◇最終日◇4日◇東京・青山学院記念館

エース石川祐希(23=バドバ)が存在感を発揮した。世界ランキング11位の日本は同6位カナダに2-3で逆転負けしたが、石川は15得点。3-0で勝った3日の第1戦でも17点を挙げており、2試合続けてチーム最多得点を記録した。しかもこの日は多くの選手を起用するため、第2、3セットはベンチスタート。強烈なジャンプサーブとスパイクで会場を沸かせたが「どのプレーももっと高いレベルで安定させたい。1本のチャンスを確実に生かさないと世界を相手に戦えない」と飽くなき向上心をのぞかせた。日本は24、25日に中国と親善試合(鹿児島)を行い、9月のアジア選手権(イラン)、日本開催の10月のW杯に臨む。

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バレー男子日本代表 カナダ代表に敗れ1勝1敗 

<バレーボール男子:国際親善試合>◇最終日◇4日◇東京・青山学院記念館

世界ランキング11位の日本は同6位のカナダに2-3で敗れた。

第1セット、日本は石川祐希(23=パドバ)のサービスエースで先制点を挙げると山内晶大(25=パナソニック)の速攻などで加点。最後は石川がレフトから強打を決めて25-23で先取した。第2セットは石川、山内をベンチに下げて柳田将洋(27=ユナイテッド・バレーズ)、高橋健太郎(24=東レ)をスタートメンバーに起用したが、19-25で失った。

第3セットは西田有志(19=ジェイテクト)に代わった清水邦広(32=パナソニック)が強打とサービスエースを決めたものの23-25で落とした。第4セットは石川、山内、福沢達哉(33=パナソニック)をコートに戻して25-17で奪ったが、最終セットを12-15で失った。

日本はカナダとの連戦を1勝1敗で終え、通算対戦成績を37勝23敗とした。

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清水邦広3年ぶり代表戦復帰「感謝しかありません」

<バレーボール男子:国際親善試合>第1日◇3日◇東京・青山学院記念館

「ゴリ」が代表に戻ってきた。世界ランキング11位の日本は同6位カナダに3-0でストレート勝ち。度重なる故障に苦しんできた清水邦広(32=パナソニック)が3年ぶりにジャパンのユニホームでコートに立った。

「ただいまで~ス!」。清水は試合後、照れくさそうに客席に声を上げた。第1セット中盤に交代出場し、ライトから豪打で20-15とリードを広げた。「緊張しました。多くの人の励ましが…、感謝しかありません…」。その1人、同期で同僚の福沢に肩を抱かれると言葉を詰まらせた。

16年12月に右足甲の疲労骨折。18年2月に右膝前十字、内側側副(じんたい)断裂。ともに約1年の治療とリハビリを要する重傷だった。昨年からは4度もの手術。壊れかけた心を支えたのは屈辱だ。

21歳で出場した08年北京五輪は5戦全敗で最下位。セッター対角、攻撃専念のオポジットとして代表を支えてきた男は、この日3セットすべてに途中出場したが1得点。ただ「僕には大きな1歩。北京でできなかったことを東京で…。これからまた、世界に通用する選手になりたい」。エースが復活への道を歩み始めた。【小堀泰男】

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男子バレー日本代表、カナダ代表破る 4年ぶり白星

<バレーボール男子国際親善試合:日本3-0カナダ>◇第1日◇3日◇東京・青山学院記念館

世界ランキング11位の日本が同6位のカナダを3-0(25-19、25-22、25-22)で破った。

今年6月23日、国際大会ネーションズリーグでフルセットで敗れて以来の対戦。雪辱を果たすとともに、カナダ戦4年ぶりの勝利を挙げて連敗を3でストップし、通算成績を37勝22敗とした。第2戦は4日、行われる。

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バレー男子、ポルトガル倒し6勝目 ネーションズL

<男子バレーボール:ネーションズリーグ>◇29日◇ドイツのライプチヒほか

1次リーグが行われ、日本はポルトガルを3-1で下して6勝8敗となった。

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バレー男子は8敗目 ネーションズリーグ

<男子バレーボール:ネーションズリーグ>◇28日◇ドイツのライプチヒほか

1次リーグが行われ、日本はポーランドに1-3で敗れて5勝8敗となった。

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JT新コーチに元日本代表の加藤陽一氏 女子バレー

加藤陽一氏

バレーボールのVリーグ1部女子のJTマーヴェラスは20日、元男子日本代表の加藤陽一氏(42)が19日付でコーチに就任したと発表した。

加藤コーチはチームを通じて「私自身としてとても幸せに思うと同時に常勝チームになっていかなければならない責任感を感じております。チームスローガンである”最高の輝きを。最大の感動を。”をもとにチームにご支援、ご応援いただいている関係者の皆さま、サポーターの皆さまが笑顔になれるよう、精いっぱいチーム作りに貢献していきます」とコメントした。

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日本はドミニカ共和国に敗れ7勝8敗 バレー女子

<バレーボール女子:ネーションズリーグ>◇1次リーグ第5週◇20日◇韓国・保寧ほか

日本はドミニカ共和国に2-3(17-25、23-25、26-24、28-26、10-15)で敗れ、通算7勝8敗で大会を終えた。19日の韓国戦を0-3で落とした時点で、開催国の中国と、同国を除く上位5チームによる7月の決勝ラウンド進出の可能性がなくなっていた。

寺廻太強化委員長の話 韓国大会で3連敗を喫し、ファイナルに進めず非常に悔しい結果となった。しかしネーションズリーグを通して、メンバーを固定せず今後の戦力を模索できた点は評価できる。東京五輪に向けて今後もさらに強化を進めてチーム力アップに全力で取り組んでいきたい。

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嶋岡会長が再選「五輪向け強化に全力」バレーボール

続投が決まって会見する日本バレーボール協会の嶋岡会長(撮影・小堀泰男)

日本バレーボール協会は19日、都内で臨時理事会を開き、嶋岡健治会長(70)の続投を決めた。任期は2年で2期目になる。

会見した嶋岡会長は「バレーボール、ビーチバレーとも20年東京五輪への強化に最大限の注力をしていく」と代表強化を第1の課題に挙げた。さらに「大会収支の増加、グッズ販売の強化、斬新な大会運営を目指したい」と協会の財務体質改善にも言及した。18日の評議委員会で片腕とも言える八田茂専務理事(62)が選任されなかったが後任は置かず、業務執行理事の数を増やして対応していくという。

バレーボール協会の嶋岡健治会長(2018年8月27日)

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バレー男子日本4勝目、オーストラリアとの接戦制す

<バレーボール男子:ネーションズリーグ>◇1次リーグ第3週◇ブルガリア・バルナほか

世界ランク11位の日本は同16位のオーストラリアに3-2(25-18、25-27、23-25、25-22、17-15)で勝ち、通算成績を4勝5敗とした。オーストラリアは1勝8敗。

日本は平均身長が2メートル近いアジアのライバルに対し、西田有志(ジェイテクト)が20点、福沢達哉(パナソニック)が16点、石川祐希(パドバ)が14点をマーク。ブロックでも小野寺大志(JT)、山内晶大(パナソニック)、高野直哉(堺)がそれぞれ3得点するなど合計13点を挙げ、総力戦でフルセットの熱戦を制した。

大会は16チームが総当たりの1次リーグを戦い、7月の決勝ラウンドには開催国・米国と、同国を除く上位5チームが進出する。

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黒後愛「輝ける1年に」誕生日前日に祝砲最多21点

<バレーボール女子ネーションズリーグ・1次リーグ東京大会(最終日):日本3-0タイ>◇13日◇東京・調布市武蔵野の森総合スポーツプラザ

世界ランク6位の日本は同14位のタイを3-0で下し、通算成績を7勝5敗とした。黒後愛(21=東レ)が両チーム最多の21点をマークした。7月に中国で行われる決勝ラウンドには16チーム中、開催国・中国を除く上位5チームが出場するが、日本は6位に浮上。18日から韓国でポーランド、韓国、ドミニカ共和国と対戦する。

トスを呼んだ。第2セット、18-22のビハインドから6連続得点。黒後がレフトからチームを鼓舞する強打をたたきつけた。「アジア大会でストレート負けしていたので絶対ストレートで勝ちたかった」。第1、2セットは逆転だったが、その後も強打がさえわたって第3セットは圧倒した。

6日のオランダ戦以来3試合ぶり5度目の先発。昨年、世界に羽ばたいた新エースは故障もあってベンチを温める時間が長かった。東京大会も2試合は途中出場。しかし21回目の誕生日前日に21得点と自ら祝砲を打ち上げた。「緊張しましたが、あの場面は自分でトスを呼んだんです。20歳より濃い、輝ける1年にしたいです」。決勝ラウンド進出へ若きエースが復活した。

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