日刊スポーツ

ミニバス宮城・立町、14年ぶり大舞台で旋風起こす

ミニバス宮城・立町、14年ぶり大舞台で旋風起こす

立町小のポイントゲッター姉阿部心愛主将(右)と妹友愛の双子姉妹

第50回全国ミニバスケットボール大会(28日から群馬・高崎アリーナ)に出場する宮城県女子代表の立町サーベルモンキーが、14年ぶり3度目の全国舞台での大暴れを誓った。昨年12月の県大会決勝では八木山に73-46で大勝し優勝。全国大会は昨年から優勝チームを決めない規定に変更されたが、日本一に値する強さを披露するつもりだ。

1試合平均60得点の立町を引っ張るのはフォワード阿部心愛主将(八幡小6年)だ。母方の祖父五十嵐清次さんは日本代表として67年の世界選手権に出場した名選手。生まれた時には亡くなっていたが、家族から話を聞き励みにしてきた。双子の妹センター友愛(八幡小6年)と息の合ったコンビで快進撃を支える。司令塔のポイントガード大内寧々(立町小6年)は冷静沈着な精神的柱。スタメン唯一の5年生、佐藤叶望(国見小)は140センチと小柄ながら抜群の運動神経でスッポンマークを武器とする。あまりのしつこさに、相手選手が泣きだしたこともあるほどだ。

少子化の波で一時は部員3人に減った。大内隆行コーチ(40)は「目標が日本一からチーム存続になったが、子たちが仲間を誘って続けて来られた」と復活に感慨深げ。「やらされるのではなく、自分たちで判断させる」指導方針のもと、今季は県内無敗を誇った。男子強豪との試合でも引き分けるなど過去最強の手応えを感じている。昨年11月には聖和学園と合同練習を行い、U-18日本代表今野紀花(18)らのプレーを間近で見て刺激を受けた。チーム名のサーベルモンキーは発足した77年のメンバーたちが「剣のように鋭く、猿のようにすばしっこく」から付けた。全国でも自慢の高速バスケで旋風を巻き起こす。【野上伸悟】

全国大会での健闘を誓う立町サーベルモンキーの選手たち。後列左から大内コーチ、鈴木コーチ(撮影・野上伸悟)

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バスケ吉田亜沙美が引退会見 日本女子の司令塔

2016年リオデジャネイロオリンピック(五輪)でバスケットボール女子の日本代表主将を務め、JX-ENEOSでWリーグ11連覇に貢献した31歳の吉田亜沙美が25日、東京都内で記者会見して現役引退を表明した。「リオデジャネイロ五輪後、気持ちに違和感を感じて代表活動をしていた。中途半端な気持ちで関われないと思った」と理由を説明した。

吉田は東京成徳大高を出て1季目にWリーグの新人賞に輝き、10年の世界選手権ではアシスト王のタイトルを獲得。司令塔のガードとして、昨季限りで引退した大神雄子さんらと日本代表の中心選手として活躍した。

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北海道ワースト更新11連敗 勝負どころで離され…

B1リーグの残留争い

<バスケットボール・B1リーグ:川崎92-77北海道>◇第29節◇24日◇とどろきアリーナ

東地区最下位のレバンガ北海道は、中地区2位の川崎ブレイブサンダースに77-92で敗れた。16年Bリーグ発足以来ワーストを更新する11連敗。内海知秀監督(60)は「オフザボールで簡単にボールを持たせないディフェンスをしていかなければ、失点はなくなっていかない」と敗因を挙げた。

10点を追う第3クオーターは一時5点差まで縮めるも、残り3分過ぎから10連続失点。勝負どころで引き離され、逆転勝利への望みが完全にたたれた。

この日で他地区との対戦が終了し、残り11試合は強豪ぞろいの同地区が相手となる。下位4チームがまわるB1残留プレーオフを回避するためには、現在14位秋田とのゲーム差5を埋める必要がある。自己最多38得点と気を吐いたバイロン・ミュレンズ(30)は「今は厳しい状況ですが、チームや選手がそれぞれ強いマインドとプライドを持って戦わなければいけない」と、次節27日のA東京戦(札幌・北海きたえーる)へ気持ちを切り替えた。

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仙台菅沢が攻守にけん引 直接対決制して逆転Vだ

仙台対茨城 第4Q、仙台PF菅沢がシュートを決める

<バスケットボール・B2リーグ:仙台69-60茨城>◇第27節◇24日◇カメイアリーナ仙台

仙台89ERSは今季初の6連勝で東地区2位に浮上した。茨城ロボッツとの直接対決に69-60で連勝。レギュラーシーズン9戦を残し、逆転地区優勝への可能性を残した。ガード3人が故障で戦列から離れる中、チーム最年長フォワード菅沢紀行(32)が3点シュート2本を含む計12得点4アシスト4リバウンドと活躍した。18-18の第2Q(クオーター)、チームは3点シュート3本で主導権を握った。うち2本を決めた菅沢は「(故障で)出られない選手が多いので出続けている選手たちの負担を減らしたかった」と攻守でけん引した。

今季32勝19敗。東地区首位を走る群馬の優勝マジック対象に浮上し、5勝差を追いかける。中2日になる27日の第28節を含めて残り9戦中3戦が群馬との直接対決だ。自力Vが消え、崖っぷちに立つ選手たちは残り試合を勝ち続けてミラクル達成を狙う。今季群馬とは1勝2敗。菅沢は「1戦負け越しているので勝ちを取りにいきたい。残り少ないけれどプレーオフ進出を諦めていない。群馬戦を含めて相手が根負けする我慢強いディフェンスをやり続けていきたい」と1戦必勝を誓った。【佐々木雄高】

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中地区首位の新潟がCS王手、次節にも進出決定

新潟対大阪 第4Q、PFハミルトン(右)が3点シュートを決め、この後のフリースローと合わせて4点をゲット。85-79と突き放す

<バスケットボールB1リーグ:新潟92-84大阪>◇第29節◇24日◇おおきにアリーナ舞洲◇観衆4390人

中地区首位の新潟がチャンピオンシップ(CS)進出に王手をかけた。西地区4位の大阪を92-84で破り、今季10度目の同一カード連勝を果たした。次節の27日、中地区2位川崎戦(アオーレ長岡)で勝つか、負けても他チームの結果次第でチャンピオンシップ(CS)進出が決定する。第4Q、81-79からPFラモント・ハミルトン(34)が3点シュートを決め、ファウルをもらってワンショットのフリースローも成功。4点プレーで引き離し試合を決定づけた。

  ◇    ◇    ◇

倒れ込んだハミルトンにチームメートが駆け寄った。208センチ、124キロの巨体が手を引っ張られて起こされると、少し笑顔を見せた。

第4Q、81-79の残り2分25秒、3点シュートを決めて84-79。さらにショットの瞬間、大阪のPFファイ・パプ・月留(31)のファウルを受けて倒された。ゲットしたフリースローを難なくリングに沈めて5点差をつけた。「圭(PG五十嵐)からタイミングのいいパスがきた」。自信を持って決めた3点シュートはチームを勢いづけた。

新潟のターンオーバーは14個。ミスでリズムに乗り切れず、立ち上がりからリードをなかなか奪えない展開で第4Qに入った。「大阪は(西地区4位の)順位以上に力のあるチーム。その力の前にいろいろなミスを起こしてしまった」とハミルトン。その中でチャンスを逃さなかった。

第4Q、五十嵐の3点シュートで79-77と逆転し、Cダバンテ・ガードナー(27)がフリースローを2本決めて81点。その流れで飛び出した4点プレー。ハミルトンはこの日17得点、フリースローは放った8本すべて成功。前日23日も17得点でフリースローは9本中9本成功していた。「チームを助けるために自分が何をすべきか考えた」。プレーが途切れたときにはチームメートに声かけて次ぎの動きを確認させた。安定したシュート力だけでなく、精神的な支柱にもなった。

庄司和広監督(44)は「自分たちでボール失い、苦しい試合になった」と第4Qでようやく主導権を奪う展開を反省した。一方で「順位をコントロールできる立場にいる。次ぎも丁寧に戦うだけ」。次節川崎戦は勝てば自力でCS進出が決まる。「素晴らしい状況になった。ホームのお客さんの前で試合ができることもアドバンテージ」。ハミルトンが意欲をあらわにするように、新潟が大勝負に出る。【斎藤慎一郎】

<CS進出の条件>

新潟が第30節川崎戦で勝てば、各地区上位2チームを除いた12チームの中から勝率1、2位にCS進出権が与えられる「ワイルドカード」の2位以内が決定する。敗れた場合でも、ワイルドカードの2位を争う名古屋Dと三河がそろって敗れれば新潟の進出が決まる。

SF上田勇樹(31)がチームに流れを引き寄せる3点シュートを決めた。第4Q、73-75の残り4分28秒、3点シュートを決めて76-75と逆転する。「昨日(23日)からシュートタッチは良かった。ラモントからいいパスがきたので、決めるしかないと思った」。この後、オフィシャルタイムアウトをはさんで新潟が突き放した。「最後になって、やっとうちらしい攻撃ができるようになった」。その呼び水になった1本を喜んだ。

PG柏木真介(37)が要所で仕事をした。13得点2スチールの中身は濃い。第3Q、スチールからレイアップを決めて58-61にし、追い上げの流れをつくった。第4Qはたくみな守備で、大阪の攻撃の要、PFエグゼビア・ギブソン(30)のオフェンスファウルを誘い、5ファウルで退場に追い込んだ。「我慢しながら、守備からリズムをつくれた」。次節川崎戦でCS進出が決まる可能性にも「1戦1戦、戦うだけ」と気を引き締め直した。

新潟対大阪 第3Q、PG柏木がスチールからレイアップを決めて58-61
新潟対大阪 第4Q、逆転の3点シュートを決めて76-75としたSF上江田(右)はPG山口(右から2人目)に祝福される

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八村塁が6得点5リバウンド 16強進出に貢献

バスケットボール男子の全米大学選手権(NCAAトーナメント)は23日、各地で2回戦が行われ、八村塁が所属するゴンザガ大はソルトレークシティーでベイラー大に83-71で勝ち、5年連続の16強入りを果たした。

八村は先発出場で23分プレーして6得点、5リバウンドだった。

ゴンザガ大は28日(日本時間29日)の3回戦で、フロリダ州立大と対戦する。

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A東京馬場が勝利貢献、ラグ姫野和樹からW杯激励

BリーグA東京対名古屋D A東京の馬場(撮影・戸田月菜)

<Bリーグ:A東京82-70名古屋D>◇第29節◇23日◇東京・アリーナ立川立飛

昨季王者アルバルク東京は名古屋ダイヤモンドドルフィンズに82-70で勝利した。

日本代表として自力では21年ぶりとなるW杯出場にも貢献した馬場雄大(23)が13得点、5リバウンド、6アシスト、1スチールをマーク。ターンオーバーも0に抑えたことからも「ミスをしてしまうのが僕の課題だったんですけど、納得のいく試合ができた」と笑った。

この日はラグビー日本代表候補のフランカー姫野和樹(24=トヨタ自動車)もゲストで登場し、ハーフタイムなどのイベントでは3点シュートも鮮やかに決めた。バスケットボールW杯(ワールドカップ)(8月31日~9月15日、中国)の後に日本開催のラグビーW杯(9月20日開幕)が行われることから、姫野は「(バスケからラグビーに)必ずや良いバトンをくれると思っています。バスケもラグビーも良い結果を残せればなと思っています」とエール。馬場も「W杯では米国とも対戦するので楽しみ。チェコもトルコも今の日本の力からしたら戦えないということはない。ラグビーに良いバトンを渡したい」と笑顔で話した。【戸田月菜】

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北海道リーグワースト更新10連敗 2m級3人に屈す

B1リーグ・残留争い(3月23日現在)

<バスケットボール・B1リーグ:川崎95-75北海道>◇第29節◇23日◇神奈川・川崎市とどろきアリーナ

東地区最下位のレバンガ北海道は、中地区2位川崎ブレイブサンダースに75-95で敗れた。16年Bリーグ発足以来のワースト記録を更新する10連敗を喫した。内海知秀監督(60)が「こういう状態(連敗)にいると、違うところに集中してしまうが、目の前のプレーに集中することが大事」と気を引き締めて臨んだ一戦だったが、白星はつかめなかった。

攻撃では相手の倍以上となる21アシストを記録し、リバウンド本数では31対32と空中戦では奮闘した。野口大介(35)は6点をマークして、チーム日本人4人目となるリーグ通算1000点を達成した。それでも日本代表の大黒柱ニック・ファジーカス(33)ら相手の身長2メートル級3人に合計57点を許した。個の力を抑えきれず、第2Q開始からの10連続失点が最後まで重くのしかかった。連敗脱出を目指して24日も同じく敵地で川崎と対戦する。

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新潟、大阪破り中地区首位キープ Bリーグでは初V

新潟対大阪 第1Q、Cガードナー(54番)が強引にシュートを狙う

<バスケットボール・B1リーグ:大阪68-80新潟>◇第29節◇23日◇おおきにアリーナ舞洲

中地区首位の新潟アルビレックスBBは西地区4位の大阪エヴェッサを80-68で破って中地区首位をキープした。大阪戦の勝利は旧bjリーグ時代の14年1月19日(76-54)以来で、Bリーグでは初勝利。前半からCダバンテ・ガードナー(27)を中心にインサイドで得点を重ねながらじわじわと点差を広げた。新潟は今日24日、連勝をかけて大阪との2戦目に臨む。

   ◇   ◇   ◇

押し切った。第1Qでリードを奪った新潟が大阪の追撃をかわした。4-6の第1Q残り6分54秒、PFラモント・ハミルトン(34)の3点シュートで7-6と逆転すると、その後はリードを許さなかった。

ガードナーは前半だけで18得点で、この試合34得点。「大阪の外国人選手は強力だし、日本人選手は3点シュートが入り始めると手をつけられない」。試合前、警戒レベルを高めていたSF池田雄一(35)は前半に3点シュートを2本決めた。第3Q終了時には68-48と20点差をつけて安全圏に。相手が追い上げてきたところを突き放し、後半に点差を広げる。今季の勝ちパターンだ。

05年、旧bjリーグが発足したときから、しのぎを削るライバル。bj開幕時の全6チームの中で、現在B1に所属しているは新潟と大阪だけ。16年にBリーグになってからは大阪戦は4戦4敗と未勝利だった。庄司和広監督(44)は「毎年チームが変わるので」と過去の成績にこだわりはない。ただ、「歴史の中で、その流れを切ることは大事」だ言った。5年ぶりの大阪戦の勝利。中地区首位を走る今、チームの新しい歴史を刻むことは勢いにつながる。

レギュラーシーズンは残り12試合。CS進出、そして地区優勝へのカウントダウン開始時期が見えつつある。それでもチームに浮かれたところはいっさいない。「自分たちはまだ何も成し遂げていない。目の前の試合を勝っていくだけ」。決着がつくまで、PG五十嵐圭(38)が常に言葉にしているように1戦必勝を重ねるだけ。今日24日の2戦目をものにしてこのカードを連勝で終えることが、次ぎの目標になった。【斎藤慎一郎】

新潟対大阪 第2Q、SF池田が3点シュートを決めて43-31

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バスケ今野紀花、東京五輪は5人制3人制でも挑戦を

3×3日本代表候補合宿 笑顔を見せる今野紀花(撮影・戸田月菜)

バスケットボールの3人制(3×3)女子日本代表候補が22日、都内で合宿を公開し、今秋から全米大学体育協会(NCAA)1部ルイビル大に進学予定の今野紀花(18=宮城・聖和学園)は「東京五輪はチャンスがあれば5人制も3人制どちらでも挑戦したい」と意気込んだ。

同大入学のための8月の渡米に向けて、今は英語を猛勉強中。「不安と期待がハーフハーフくらいですね」。米WNBA経験も持つ大神雄子3×3サポートコーチからは「自分からやって見せていくことが大事」などと助言受けた。

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脳振とうから復帰の新潟渡辺、大阪戦で起爆剤になる

練習でレイアップを決めるSF渡辺

B1中地区首位の新潟は23日と24日の第29節、西地区4位大阪とアウェーのおおきにアリーナ舞洲で対戦する。調子を上げてきたSF渡辺竜之佑(24)がチームの起爆剤になる。

「だいぶ感覚がよくなってきました」。渡辺は手ごたえをストレートに表現した。3ゲーム差で追いかける2位川崎と中地区優勝を争う中、大阪戦は他地区勢とのレギュラーシーズン最後の対戦。「落とせない2試合」。庄司和広監督(43)も重視する。渡辺はその中で、「自分をアピールしなおしたい」と言う。第27節富山戦では9リバウンド、前節川崎戦の2戦目(17日)は、11分ほどの出場ながら要所で2得点2リバウンドをマーク。強敵相手にリング下に走り込むプレーを披露した。

1日の名古屋D戦で相手と接触し、脳振とうを起こした。頭部のアクシデントはリーグ規定に沿ったプログラムで調整しなければならないため、別メニューが続いた。2日の名古屋D戦の2戦目、8日のSR渋谷戦は不出場。9日のSR渋谷戦・2戦目は6秒ほどの出場だった。「自分は動き続けなければコンディションが上がらないタイプ」。脳振とう後の練習量減と実戦不足の影響は思ったよりも大きく感じた。

それを自主トレでカバーした。練習前はチームメートより早く体育館にやってきてシュート練習。ジムでの有酸素運動を欠かさなかった。欲も出てきた。「チャンスでボールをもらったら3点シュートを狙う」。全体練習後、最後まで残って打ち続けた。そんな自主トレの成果を富山戦から徐々に感じてきた。

リーグ戦は大詰め、負けられない試合が続く。渡辺は「チームに貢献したい」という気持ちを高めて大阪戦に臨む。【斎藤慎一郎】

トークショー開始前の控室で渡辺(右)と石井(左後方)にいじられる高橋

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八村塁が両チーム最多21得点、ゴンザガ大は快勝

<バスケットボール男子:全米大学選手権(NCAAトーナメント)>◇21日◇各地

1回戦でゴンザガ大の八村塁はソルトレークシティーでのフェアリー・ディッキンソン大戦に先発し、両チーム最多の21得点と活躍した。

チームは87-49で快勝し、2回戦に進んだ。

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東京五輪開催枠、5人制は付与見通しも3人制は慎重

日本バスケットボール協会臨時評議委員会後会見 左からFIBA中央理事会メンバーのスコット・ダーウィン氏、日本協会の三屋裕子会長、FIBA財務部長インゴ・ワイス氏(撮影・戸田月菜)

日本バスケットボール協会の臨時評議委員会が21日、都内で行われ、国際バスケットボール連盟(FIBA)中央理事会メンバーのインゴ・ワイス氏(55)も出席した。

ワイス氏は日本のバスケットボール界がこれまで行ってきた、協会のガバナンス面やBリーグの整備など一連の改革について「何の懸念も疑念もない。ベリーグッドジョブ」と総括しお墨付きを与えた。

30~31日にコートジボワールで行われるFIBA中央理事会で、5人制、3人制男女の20年東京五輪開催国枠についても話し合われる。5人制は男子代表がW杯(8月開幕、中国)出場を決め、女子も国際大会で結果を残していることから付与される見通しが強まっている。

その一方で、3人制は東京五輪からの新種目で出場も8カ国と少なく、今回の決断がこれ以降の前例となっていく。そういった側面からワイス氏は「3人制は世界中から集まるメンバーにも、考え方の違いがあるかもしれない」と慎重な姿勢を示した。

日本協会の三屋裕子会長(60)は「5人制、3人制の男女合わせて4つの枠を全部取れて100点だと思っているので、私は100点を取りに行く」と力強く言った。

日本バスケットボール協会臨時評議委員会後会見 国際バスケットボール連盟(FIBA)中央理事会メンバーのインゴ・ワイス氏(撮影・戸田月菜)

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八村塁「気合入ってきている」全米大学選手権へ意欲

バスケットボール男子の全米大学選手権(NCAAトーナメント)に臨むゴンザガ大の八村塁は20日、ソルトレークシティーの大会会場で練習に臨み「チームとしても気持ちが上がってきていて、練習も何回もして、今までのシーズンにないぐらいに気合が入ってきている」と意欲を燃やした。21日(日本時間22日)の1回戦でフェアリー・ディッキンソン大と対戦する。

米プロNBAから注目される八村は、日系2世でNBAの前身、BAAでプレーしたワタル(愛称ワット)・ミサカさん(95)と初めて面会。ミサカさんは「彼には全てがそろっている。素晴らしいアスリートであるだけでなく、いい人柄にも見える。すごくエキサイティングだ」と期待。米国で日本人が活躍していることに興奮しているかと聞かれると「もちろん」と答えた。

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北海道桜井、第2子誕生で気合「頑張らなきゃ」

シュート練習で汗を流すレバンガ北海道桜井(撮影・浅水友輝)

生まれたばかりの赤ちゃんに勝利をプレゼントする。バスケットボールBリーグ、レバンガ北海道の桜井良太(36)が20日、札幌市内で敵地川崎2連戦に向けた練習に参加。18日に第2子が生まれたことを明かした。

性別など詳細は控えたが「頑張らなきゃいけないなという気持ちはある」と、家族が増え気合も十分だ。

今季で現役13年目の桜井は昨シーズン終了後に左足首手術をした影響もあり、北海道加入後はキャリア最低の平均得点4・7得点。06年シーズンから続く連続試合出場は591試合と継続しているが「シーズンが始まるときに思い描いていたモノとは違う状況」と苦しい思いも話した。

ベテランの不調に呼応するようにチームは現在16年Bリーグ発足後ワーストの9連敗中。リーグ全体で最下位18位に沈み、下位4チームがまわるB1残留プレーオフ回避が課題になってくる。川崎戦後の残り11試合は全て強豪ぞろいの東地区が相手。手の内が知られている同地区との対戦前に連敗を脱出したい。

当時とリーグの状況は違うが、桜井はJBL時代の12-13年シーズンに12連敗を経験している。「急激に変わることはないけど、選手1人1人がこの状況を変えるための意識を持ってやらないといけない」と、強い覚悟をにじませる。この日の練習後の円陣では桜井の第2子誕生報告に選手たちの表情も明るくなった。敵地で連敗を止め、今度は勝って笑いたい。【浅水友輝】

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渡辺雄太、下部リーグで13得点 PO進出決まる

渡辺雄太(18年9月撮影)

NBAのグリズリーズ傘下、ハッスルの渡辺雄太は19日、ソルトレークシティーで行われた下部Gリーグのスターズ戦に先発し、36分42秒の出場で13得点、6リバウンドだった。

チームは延長の末に131-127で競り勝って28勝21敗とし、プレーオフ進出を決めた。

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八村のゴンザガ大、全米大学選手権の相手決まる

八村塁(2017年5月19日撮影)

バスケットボール男子の全米大学選手権(NCAAトーナメント)で、八村塁擁するゴンザガ大の1回戦(21日・ソルトレークシティー)の相手がフェアリー・ディッキンソン大に19日、決まった。

NCAAトーナメントは19日から「ファースト4」と呼ばれる8大学による1回戦進出決定戦が始まり、フェアリー・ディッキンソン大がプレーリービュー農工大を82-76で下した。

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八村が最終候補入り 最優秀選手のネイスミス賞

八村塁(2017年5月19日撮影)

米大学バスケットボールの年間最優秀選手賞「ネイスミス・トロフィー」の最終候補4人が19日に発表され、ゴンザガ大の八村塁が選出された。受賞者は4月7日に発表される。

バスケットボールの考案者の名前を冠した同賞は1969年に創設され、各大学の監督や全米の記者らによって選ばれる。今月22日から4月3日まではファンもインターネットなどを通じて投票できる。

八村はゴンザガ大をウェストコースト・カンファレンス(WCC)優勝に導き、WCCの最優秀選手に輝いた。

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八村塁のゴンザガ大は4位 NCAA最新ランキング

八村塁(2017年5月19日撮影)

AP通信は18日、全米大学体育協会(NCAA)バスケットボール男子の最新ランキングを発表し、八村塁のゴンザガ大が1位から4位に後退した。ウェストコースト・カンファレンス(WCC)選手権決勝でセントメリーズ・カレッジに敗れていた。全米大学選手権には出場する。

1位には着用するスポーツ用品大手ナイキの靴が破損して話題となったスター選手、ザイオン・ウィリアムソンを擁するデューク大が返り咲いた。

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八村がベスト5選手入り 全米バスケ記者協会が選出

八村塁(2017年5月19日撮影)

全米バスケットボール記者協会は18日、全米大学体育協会(NCAA)1部男子のオールアメリカチームを発表し、ゴンザガ大の八村塁がベスト5選手が選出されるファーストチーム入りした。同賞は1956~57年シーズンから始まり、900人以上の会員の投票によって決まる。

また、米プロNBAの名選手の名前を冠し、最優秀選手に贈られる「オスカー・ロバートソン賞」の最終候補4人も発表されたが、2月に12人の候補者入りしていた八村は選ばれなかった。

八村はゴンザガ大の中心選手として活躍し、同大が所属するウェストコースト・カンファレンス(WCC)の最優秀選手に選ばれている。

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渡辺雄太 下部リーグ5得点4リバウンド2アシスト

NBAのグリズリーズ傘下、ハッスルの渡辺雄太は17日、サウスダコタ州スーフォールズで行われた下部Gリーグのスカイフォース戦に先発出場し、5得点4リバウンド、2アシストだった。

チームは116-101で勝った。

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八村塁のゴンザガ大出場へ バスケ全米大学選手権

八村塁(2017年5月19日撮影)

バスケットボール男子の全米大学選手権(NCAAトーナメント)の出場校が17日、発表され、八村塁のゴンザガ大の出場が決定した。

ゴンザガ大は今季、ウェストコースト・カンファレンス(WCC)のレギュラーシーズンで7連覇した。優勝すればNCAAトーナメント出場が決まっていたWCC選手権は決勝で敗れたものの今季の成績などが評価され、選考委員会での選出となった。

西地区の第1シードとして21日に1回戦に臨む。一昨年の大会では準優勝している。

八村の話 (ゴンザガ大が)第1シードでも第2シードでも相手はやはり強い。どこと戦うにしても倒していかないといけない。やるべきことをやるということが勝ちにつながる。しっかりやれば全然、問題ないと思う。

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北海道Bリーグワースト9連敗「最後まで諦めずに」

北海道対横浜 第4Q、劣勢に宙を見上げるミュレンズ(手前)(撮影・浅水友輝)

<バスケットボール・B1リーグ:北海道75-86横浜>◇第28節◇17日◇札幌・北海きたえーる

白星が遠い。東地区最下位のレバンガ北海道は中地区最下位の横浜ビー・コルセアーズに75-86で敗れ、16年Bリーグ発足以来ワーストの9連敗となった。2点リードで迎えた後半開始の第3クオーター(Q)に27失点。内海知秀監督(60)は「第3Q途中からフラストレーションがたまり我慢ができない。そこで点差がついて先手を握られた」と唇をかんだ。

バイロン・ミュレンズ(30)デイビッド・ドブラス(37)の両外国人はゴール下の攻防を制し2人合わせて47得点、18リバウンド。200センチ超3人を擁する相手インサイド陣と互角以上に渡り合ったが、外からの攻撃力に差があった。

日本人3選手が2桁得点の横浜に対し、レバンガは折茂武彦(48)の9得点が日本人最多。3点シュートも16本中2本と低確率。外からの攻撃が機能しないことで守備が固まった相手に攻め込まれた。川辺亮平(24)は「1人1人が底上げしていかないと得点は伸びない」と課題を口にした。

前節秋田ノーザンハピネッツ戦に続き、横浜2連戦も落とした。B1残留を争う下位チーム相手に勝てない状況で次節23日は敵地で中地区2位の川崎ブレイブサンダースと対戦する。川辺は「チーム、ファンが一丸になって最後まで諦めずに戦っていきたい」。このままでは終われない。【浅水友輝】

新潟BB収穫追い上げ、敗戦もセカンドユニット躍動

新潟-川崎 第3Q、SF渡辺(左)がリング下から決めて49-61

<バスケットボール・B1リーグ:新潟72-81川崎>◇第28節◇17日◇アオーレ長岡

中地区首位の新潟アルビレックスBBは同2位の川崎ブレイブサンダースに72-81で敗れ、このカード初の連勝はならなかった。ホーム戦の連勝も11でストップし、川崎とのゲーム差は「4」から「3」に縮まった。54-68と14点差で始まった第4クオーター(Q)、主将のPF鵜沢潤(37)らベンチスタートメンバーが中心の布陣で5点差まで迫る奮闘を見せた。逆転勝利へは1歩及ばなかったが、強敵相手の接戦はチャンピオンシップ(CS)進出への確かな手応えだった。

川崎相手の連勝はならなかった。ただ収穫はあった。「第4Qで『セカンドユニット』が次につながるプレーをしてくれた」と庄司和広監督(44)。14点を追う第4Q、コートに入ったのは鵜沢、PG森井健太(23)、SF渡辺竜之佑(24)、SF池田雄一(35)。PFラモント・ハミルトン(34)以外はベンチスタートのメンバー。第2オプションが試合を簡単には終わらせなかった。

開始56秒。鵜沢が3点シュートを成功。続いてハミルトンが2点シュートを決めファウルをもらい、ワンショットのフリースローを沈める。1分30秒ほどで一気に6点を返す。守備でもゾーンで川崎の攻撃を止めた。開始5分7秒で66-73。逆転の可能性を高めた。

結果的に勝ち越せなかったが、その流れは最後まで続いた。PG五十嵐圭(38)がブザービーターの3点シュートを決めて72-81でタイムアップ。やり返した形での敗戦だった。

「連勝したかった。悔しいですね」。鵜沢は無念さをにじませた。新潟はこの試合、3つのテクニカルファウルを犯した。第3Q、PG柏木真介(37)がジャッジへの異議でテクニカルファウルを宣告された。ベンチから鵜沢が「真介!」と声をかけ、落ち着かせた。反撃開始はその後の第4Q。渡辺は「きっちりした守備から入ろうと思った」。ベンチから戦況を見ていたことで修正点は分かっていた。

今季川崎戦は1勝2敗。いずれも接戦だ。アウェーの第22節は66-71も、16日の今節1戦目は85-74で勝利した。4戦目は第30節(27日)で会場は再び、アオーレ長岡。「地区優勝を狙う上でも川崎に勝ち越したい。その前に目の前の試合に勝つ」と鵜沢。次節アウェー大阪エヴェッサ戦(23、24日・おおきにアリーナ舞洲)で2勝し、次の“大一番”に備える。【斎藤慎一郎】

秋田B1残留黄色信号、1ゲーム差まで詰め寄られる

秋田対A東京 第3Q、A東京馬場(左)をマークする秋田中山(中央)と保岡(撮影・野上伸悟)

<バスケットボール・B1リーグ:秋田77-97東京>◇第28節第2戦◇17日◇秋田・大館タクミアリーナ◇観衆3006人

秋田ノーザンハピネッツがA東京に77-97で敗れ、B1残留に黄色信号がともった。前半こそ、同じ東地区3位ながらワイルドカード争い首位のA東京と競り合ったが、後半はパスミスをことごとく得点につなげられ一気に突き放された。秋田ペップHC(50)も「プロとしてあり得ないレベルのターンオーバーで自分たちの流れを失ってしまった」と手厳しかった。

各地区の3位以下全12チーム中下位4チームが回る残留プレーオフ争いでは、9位横浜に1ゲーム差まで詰め寄られた。残り13試合、次節から千葉、栃木、A東京と上位陣相手の厳しい戦いが続く。保岡龍斗(23)は「強い相手には、いかに小さなミスを減らすかにかかってくる」とこの日の反省を生かすつもりだ。

連敗はしたが、A東京ルカ・パヴチェヴィッチHC(50)は「秋田の守備は本当に手ごわい。どのチームとやっても勝てる力がある」と評価する。後半に劣化するパターンを修正し、敵将も絶賛の守備力を取り戻したい。【野上伸悟】

秋田対A東京 第2Q、シュートを決める秋田中山(撮影・野上伸悟)
秋田対A東京 77-97で敗れがっくりする秋田の選手たち

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新潟PG五十嵐15得点 左ひざ負傷も冷静に処置

第4Q、PG五十嵐(7番)が3点シュートを決める

<バスケットボール・B1リーグ:新潟85-74川崎>◇第28節◇16日◇新潟・アオーレ長岡

中地区首位の新潟アルビレックスBBは同2位の川崎ブレイブサンダースを85-74で破り、前節富山グラウジーズ戦から2連勝。2位とのゲーム差を「4」に広げた。PG五十嵐圭(38)が3点シュート4本を含む15得点。第1クオーター(Q)途中に左ひざを負傷して1度ベンチに下がったが、不安を感じさせずに得点を重ねた。新潟は今日17日も同会場で川崎と対戦する。

観客席から驚きまじりの歓声が上がった。第2Qの開始時、五十嵐がいつも通りに淡々とコートに入った時だった。第1Qの残り6分54秒、攻撃中に転倒し、左ひざを負傷。チームメートに抱えられながらベンチに下がった。会場は一瞬静まり返った。ただ当の本人は冷静だった。「もともと痛めていたところ。処置の仕方は分かっていた」。ベンチで患部をケアし出番に備えた。

「インサイドからパスが出てくる形ができていた。思い切って狙った」。4本の3点シュートはいずれも抜群の効果を発揮した。第2Q、29-29と追いつかれた直後に引き離す1本。さらに自身のレイアップで36-32とした後に続けて3点シュートを成功させる。

第4Qは68-60と8点差に迫られた後と、Cダバンテ・ガードナー(27)のシュートで76-66と10点差をつけたところで決めた。相手の追い上げを止め、自分たちのリズムをさらに加速させる。川崎に1度もリードさせない流れを作った。

首位対決の初戦を取りゲーム差を4に広げた。チャンピオンシップ進出もちらつく。「大事な試合だけど、60試合のうちの1つ。明日(17日)もそう」。落ち着き払った大黒柱が快勝に導いた。【斎藤慎一郎】

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北海道、ミス多く今季2度目の8連敗でCS完全消滅

レバンガ北海道対横浜 第4Q、喜び合う横浜ベンチを見つめるレバンガ北海道ミュレンズ(撮影・佐藤翔太)

<バスケットボール・B1リーグ:北海道73-82横浜>◇第28節◇16日◇札幌・北海きたえーる

東地区最下位のレバンガ北海道は中地区最下位の横浜ビー・コルセアーズに73-82で敗れ、今季2度目の8連敗を喫した。4点を追う第4クオーター(Q)に27失点で力尽きた。ホームでは今年に入り未勝利の7連敗。白星を待ち望んだ4136人のファンを喜ばせることはできなかった。

過去2シーズン6戦6勝の相手との今季初対戦。内海知秀監督(60)は「得点能力が高いチーム。3人いる(200センチ超)ビッグマンに対応していくのが大事」と臨んだ。10試合ぶりに212センチバイロン・ミュレンズ(30)、206センチデイビッド・ドブラス(37)を併用しゴール下を固めた。前半は2人で18得点、反対に相手インサイド陣は計12失点に抑えた。

リバウンド数でも相手を5つ上回る26。外国人起用は的中していたが、前半にリードがわずか1点だったのが後半に響いた。ミスも多く、横浜の3点シュートの成功率が上昇すると点差を広げられた。内海監督は「イージーなターンオーバーが(19本と)多かった。このへんをしっかりやっていかない限りは勝ちには届かない」と振り返った。13日に今季最少得点で敗れた秋田ノーザンハピネッツ戦に比べ、フリースロー成功率やシュート成功率は上昇したが、求められるのは白星だ。この日の敗戦で残り14試合を全勝してもワイルドカード2位以上の可能性が消えチャンピオンシップ進出が完全に消滅した。今日17日も札幌・北海きたえーるで横浜と対戦する。B1残留のためにもホームでまずは連敗を止める。【浅水友輝】

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バスケ日本代表、比江島の「米国とやりたい」現実に

比江島慎(前列右端)らバスケットボール男子日本代表(2019年2月25日撮影)

バスケットボール男子ワールドカップ(W杯)(8月開幕、中国)の1次リーグ(L)の組み合わせ抽選が16日、中国・深■で行われ、世界ランキング48位の日本は同1位の強豪米国と同じE組に入った。他は同17位のトルコ、同24位のチェコ。4カ国のうち上位2カ国が2次Lに進出する。

バスケ界最高峰のNBA選手を擁する米国代表は、世界のトップ。W杯は五輪と並んで世界最高峰の大会に位置づけられるため、各リーグのトップも集い、各国ベストメンバーで構成される。ステフィン・カリー(30=ウォリアーズ)やレブロン・ジェームズ(34=レーカーズ)ら「ドリームチーム」のスターと対戦する可能性も高まった。

W杯出場を決めたアジア2次予選からの帰国会見で比江島慎(28=栃木)が「米国とやりたい」と言っていた言葉が現実になった。これまで日本は00年の「スーパードリームゲーム」で米国と対戦し49-105で敗れているが、今回は史上最強の日本代表だ。アジア予選で全試合の招集はかなわなかった渡辺雄太(24=グリズリーズ)、6月のNBAドラフトで上位指名候補の八村塁(21=米ゴンザガ大)もW杯には出場できる可能性が高い。日本バスケの歴史に刻まれる1戦になるのは間違いない。

※■は土ヘンに川

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秋田黒星も覇者A東京に接戦、初戦惨敗から成長証明

秋田対A東京 第1Q、シュートを決める秋田Dコールビー(撮影・野上伸悟)

<バスケットボールB1リーグ:秋田75-83A東京>◇第28節◇16日◇秋田・大館タクミアリーナ

秋田ノーザンハピネッツが前年覇者アルバルク東京を苦しめた。第1クオーター(Q)はジャスティン・キーナン(30)の11得点などで21-15とリード。第4Qにミスからターンオーバーを許すなど、75-83と敗れたが、最後まで接戦を演じる粘りを見せた。

相手は竹内譲次(34)、田中大貴(27)、馬場雄大(23)と、13年ぶりのW杯出場を決めた日本代表メンバー3人を擁するタレント軍団。昨年11月の今季初戦では55-100とほぼダブルスコアで惨敗も、1月の2戦目では72-81と食い下がり、この日はさらに成長を証明した。東京のルカ・パヴチェヴィッチHC(50)も「積極的な守備はリーグトップクラス」と認めたほどだ。

年に1度の大館市での開催に満員のブースターも沸いた。ホワイトデー(14日)にちなみ白のアウェーユニホームで臨んだが白星とはならなかった。東地区5位と苦しむ中、ペップHC(50)は「最後のところでミスが出た。修正したい」と今日の第2戦での巻き返しを口にした。【野上伸悟】

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バスケ日本はNBA選手参加の米と同組「夢かなう」

イラン戦に臨む日本男子代表(撮影・足立雅史)

男子バスケットボールのW杯の組み合わせ抽選が16日、中国で行われ、21年ぶりの自力出場を果たし世界ランキング48位の日本は、1次リーグE組に決まった。同1位の米国、同24位チェコ、同17位トルコと同組で、NBA選手を多く擁する米国ドリームチームとの対戦となった。

日本バスケットボール協会の東野智弥技術委員長は「東京五輪にトップが来る前哨戦がW杯なので、米国もベストで来るだろう。日本人としてドリームチームと対戦できる夢がかなうと思ってもらえればいい」とも話した。

◆バスケットボールW杯 五輪と並び世界最高峰の戦いに位置づけられ、NBAなどの強豪も集う。もともとはは世界選手権で、14年大会以降にW杯に名称を変更。今回からはW杯が五輪予選も兼ね、19年W杯で各大陸でトップの成績(米国、ヨーロッパは上位2カ国まで)の8カ国は、20年東京五輪出場権を獲得。各大陸代表を除く上位16カ国と、各大陸からの推薦8カ国、計24カ国が20年6月の五輪最終予選に進む。

◆W杯の方式 8月31日~9月5日に行われる1次リーグでは4カ国ずつA~Hの8組に分けられる。各組2位までの計16カ国が2次リーグに進出し、3位以下はM~Pの8組に分かれる17~32位の順位決定のリーグ戦に進む。2次リーグでは4カ国ずつI~Lの4組に分けられ、各組上位2カ国の計8カ国が決勝トーナメントに進出。準々決勝で敗退した4カ国で5~8位決定トーナメントが行われる。決勝は9月15日。

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