日刊スポーツ

伊藤竜馬「今のスタイルの最強版」ジョコに敗れる

ジョコビッチに敗れた伊藤竜馬(ロイター)

<テニス:全豪オープン>◇22日◇メルボルン・メルボルンパーク◇男子シングルス2回戦

世界ランキング146位、伊藤竜馬(31=北日本物産)が、自身初の4大大会センターコートで、同2位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦した。

第1セットは硬さで1ゲームしか奪えなかったが、第2セット以降は健闘した。「今のテニス・スタイルの最強版。コートが小さく見えた」。敗れたが、右肘の手術から復活し、今大会で本戦1勝を挙げた。「楽しかった。今後、こういうところで、もっとやりたい」。

試合前、ジョコビッチ(右)と写真に収まる伊藤竜馬(ロイター)
トスを上げる伊藤竜馬(ロイター)

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【全豪オープン】西岡良仁も初戦敗退、単日本勢の全7選手1回戦で姿消す 複加藤未唯組も敗れる

<テニス:全豪オープン>◇第3日◇16日◇メルボルン

男子シングルス1回戦で世界ランキング61位の西岡良仁(ミキハウス)は第8シードのホルガー・ルネ(デンマーク)に2-6、6-4、6-7、4-6で敗れた。シングルス日本勢は全7選手が1回戦で姿を消した。

女子ダブルス1回戦は第13シードの加藤未唯(ザイマックス)アルディラ・スーチャディ(インドネシア)組がロシア出身のエカテリーナ・アレクサンドロワ、アンナ・カリンスカヤ組に3-6、6-0、5-7で負けた。

シングルスでは女子の第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)第3シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)や男子の第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が順当に2回戦に進んだ。(共同)

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伊達公子さん、石川佳純さんとの2ショット披露「どんな道切り開いていくのか楽しみ」番組で対談

伊達公子さん(2023年10月撮影)

女子テニスで元世界ランキング4位の伊達公子さん(53)が16日、インスタグラムを更新。卓球女子で3つのオリンピック(五輪)団体メダルを獲得し、昨年5月に引退を表明した石川佳純さん(30)とのツーショットを公開した。

2人は14日放送のテレビ東京「ありがとう石川佳純、未来への旅」で対談していた。伊達さんは「じっくりお話しする機会は初めてでした。彼女は引退してまだ半年。私自身は26歳で1stキャリア、47歳で2ndキャリアを引退を経験したから話せることを楽しく語り合えました。とは言ってもまだまだ話せる!!!

これからの彼女の人生、どんな道を切り開いていくのか楽しみです」などとつづった。

伊達公子さんと石川佳純さんのツーショット(伊達公子さんのインスタグラムから)
伊達公子さんと石川佳純さんの対談のようす(伊達公子さんのインスタグラムから)

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【全豪オープン】ダニエル太郎ストレート負け、綿貫陽介とともに1回戦敗退

全豪テニス1回戦 汗をぬぐうダニエル太郎(ロイター)

<テニス:全豪オープン>◇15日◇メルボルン◇シングルス1回戦

男子で世界ランキング58位のダニエル太郎(エイブル)は同35位のクリストファー・ユーバンクス(米国)に4-6、2-6、3-6でストレート負けした。

世界102位の綿貫陽介(SBCメディカルグループ)は同60位のミオミル・ケツマノビッチ(セルビア)に6-4、5-7、3-6、4-6で敗れた。

男子の第3シードでロシア出身のダニル・メドベージェフと昨年の全米オープン女王の19歳コリ・ガウフ(米国)は順当に2回戦に進んだ。(共同)

全豪テニス1回戦、敗退した綿貫陽介(ロイター)

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【テニス】前週準Vのダニエル太郎16位上げ58位に浮上、西岡良仁は61位 世界ランキング

ダニエル太郎(2023年10月17日撮影)

男子テニスの15日付世界ランキングが発表され、前週のASBクラシックで準優勝したダニエル太郎(エイブル)は16位上げて58位とした。西岡良仁(ミキハウス)は3位下がって61位。

1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)2位のカルロス・アルカラス(スペイン)3位のロシア出身のダニル・メドベージェフは変わらなかった。(共同)

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【テニス】大坂なおみは2つ上げて831位、日比野菜緒は88位 世界ランキング

バックハンドでリターンする大坂なおみ(AP)

女子テニスの15日付世界ランキングが発表され、大坂なおみ(フリー)は2つ上げて831位となった。

日比野菜緒(ブラス)は88位。

1位のイガ・シフィオンテク(ポーランド)2位のベラルーシ出身のアリーナ・サバレンカ、3位のエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)に変動はなかった。(共同)

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【全豪オープン】昨年7月に出産して復帰した大坂なおみ、2季ぶりの4大大会勝利はならず

バックハンドでリターンする大坂なおみ(AP)

<テニス:全豪オープン(OP)>◇15日◇第2日◇オーストラリア・メルボルン◇女子シングルス1回戦

昨年7月に出産した元世界ランキング1位の大坂なおみ(26=フリー)が、2季ぶりの4大大会復帰戦を勝利で飾ることはできなかった。

同19位で第16シードのカロリーヌ・ガルシア(30=フランス)と対戦し、4-6、6-7で敗退。19年、21年と過去2度の優勝を誇る好相性の舞台だったが、母親としてのグランドスラム初勝利を挙げることはできなかった。

試合直前まで白い歯をこぼし、手を振るしぐさで歓声に応えていた大坂。第1セット(S)の第1ゲーム(G)から落ち着いていた。2連続でサービスエースを決めるなど、サービスキープする幸先の良い立ち上がりを見せた。しかし、第5Gにサーブミスが重なり、先にブレークを許すと、元世界4位の緩急をつけたサーブに苦戦。粘り強く食らい付いたもののブレークを奪えず、このままこのセットを4-6で失った。

第2Sはラブゲームキープで第1Gを取る好スタートも、相手も1歩も譲らず。サービスキープを続ける一進一退の攻防となった。お互いに強気のサーブで攻め立て、6-6でタイブレークに突入。結局、大坂は6―7で敗れた。

21年の全豪OP2回戦で対戦し、ストレート勝ちを収めている相手だが、当然油断はなかった。「素晴らしい選手。彼女にはトップ5選手としての全てが備わっている」と警戒感を示していた。大会前には同6位のオンス・ジャブール(チュニジア)と練習。世界上位の実力を肌で感じ、この日に向けて実戦感覚を養ってきたが上回ることはできなかった。

長女出産から3カ月後の昨年10月、本格的に練習を再開したことを報告。今月1日にブリスベン国際で約1年3カ月ぶりにツアー復帰を果たした。22年の全米OP以来となる4大大会出場までは、わずか5カ月。それでも、重圧はなく、感謝の思いをこめて臨む一戦だった。「素晴らしい対戦相手と戦えることが幸せ。そのおかげで、私はより良いプレーをするだろうし、自分がどのレベルにあるか理解するチャンス」と、胸中にあったのは前向きな気持ちだけだった。

24度目の4大大会出場となったが、母親となって迎える大舞台はやはり特別だった。長女シャイちゃんを米国に残し、新年をオーストラリアで迎えた。「彼女のためにも頑張りたい。彼女とこんなに長く離れていることに対して、それが意義あるものにしたいと思っている」。大会前には、愛娘へ勇姿をとどける覚悟をにじませていた。

昨年10月には自身のSNSで「都合の良い方に少し流され過ぎたのではないだろうか?」「良いお母さんにならないのでは」などと、育児との両立への苦悩も明かしていた26歳。それでも「とにかく前進するのみで全て何事もなる様になるんだという確信にたどりついた」と、自分を信じ抜き、コートに戻ってきた。勝利で飾ることはできなかったが、守るものが増えた元世界女王は、迷いなく「大坂なおみ第2章」を突き進む。

大坂なおみのフォアハンドのリターン(AP)
カロリーヌ・ガルシアとの1回戦でプレーする大坂なおみ(ロイター)
1回戦の試合前にポーズをとる日本の大坂なおみとフランスのカロリーヌ・ガルシア(ロイター)
大坂なおみは、フランスのカロリーヌ・ガルシアとの1回戦の前に、若いマスコットとハイタッチをした(ロイター)
大坂なおみは、フランスのカロリーヌ・ガルシアとの1回戦の前に、観客に手を振って出て行った(ロイター)
声を上げてガッツポーズする大坂なおみ(ロイター)
カロリーヌ・ガルシアとの1回戦で悔しそうな表情を見せる大坂なおみ(AP)
試合後、ガルシアと握手する大坂なおみ(ロイター)
試合後、ガルシアと握手する大坂なおみ(AP)
大坂なおみとの1回戦に勝利し、ラケットを叩いて喜ぶガルシア(AP)
試合後、ガルシアと握手する大坂なおみ(ロイター)
1回戦に敗れ、引き揚げる大坂なおみ(ロイター)
試合後、ファンに手を振る大坂なおみ(ロイター)
試合後、ファンに手を振る大坂なおみ(ロイター)

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【全豪オープン】開幕 望月慎太郎、本玉真唯、日比野菜緒1回戦敗退 ジョコビッチは順当に勝利

<全豪オープン>◇14日◇メルボルン

テニスの4大大会初戦が開幕し、シングルス1回戦で男子の予選から敗者復活により本戦初出場した望月慎太郎(木下グループ)はトマーシュ・マハツ(チェコ)に5-7、1-6、5-7でストレート負けを喫した。

女子の本玉真唯(島津製作所)は第9シードのバルボラ・クレイチコバ(チェコ)に6-2、4-6、3-6で逆転負け。日比野菜緒(ブラス)は第8シードのマリア・サカリ(ギリシャ)に4-6、1-6で敗れた。

男女の前回覇者ノバク・ジョコビッチ(セルビア)とベラルーシ出身のアリーナ・サバレンカは順当に2回戦に進んだ。(共同)

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【テニス】大坂なおみが全豪OPでの4大大会復帰へ最終調整 開幕デーの日本勢は惜敗続き

大坂なおみ(2021年7月撮影)

テニスの全豪オープンで15日、昨年7月に出産した女子の元世界ランキング1位の大坂なおみ(26=フリー)が2季ぶりに4大大会に復帰する。第16シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)とのシングルス1回戦で、センターコートで午後7時(日本時間同5時)開始の試合の終了後に行われる。

14日はメルボルンの会場で最終調整した。フィセッテ・コーチらと約1時間、ショットやサーブなどを入念に確認。多くのファンが見守る中、真剣な表情で汗を流した。練習後はサインしたり、自撮りに一緒におさまったりと笑顔でファンサービスしていた。

大会は14日、メルボルンで開幕し、シングルス1回戦で男子の予選から敗者復活により本戦初出場した望月慎太郎(木下グループ)はトマーシュ・マハツ(チェコ)に5-7、1-6、5-7でストレート負けを喫した。

女子の本玉真唯(島津製作所)は第9シードのバルボラ・クレイチコバ(チェコ)に6-2、4-6、3-6で逆転負け。日比野菜緒(ブラス)は第8シードのマリア・サカリ(ギリシャ)に4-6、1-6で敗れた。

〇…またも20歳のホープは壁にはね返された。男子シングルスの望月が昨年のウィンブルドン選手権に続く2度目の四大大会出場も、初勝利はお預けに。「いいレベルでプレーできたが、相手の方が勝負強かった」と悔しがった。積極的にサーブアンドボレーに出て渡り合う場面もあった。だが、第3セットでセットポイントをものにできないなど、要所で精彩を欠いた。凡ミスは敵の倍以上の54に上り「思うようにボレーが決まらないことが多かった」と嘆いた。

○…女子シングルスの29歳、日比野は格上の相手とのラリーで劣勢が続き「いいボールを打ってもしっかり返してくる。攻め急ぐミスが増えた」と実力差を痛感。「初めての経験」と言うセンターコートでの試合で「大きなところでプレーをしたのが緊張につながった」と肩を落とした。今後の目標にパリ五輪を掲げた。「この先、何年(現役で)できるか分からない。いいパフォーマンスをしたい」と表情を引き締めた。

○…女子シングルスの本玉は2021年全仏覇者に善戦した。「やれると思った。プレースタイルはこれでいいと自信になった」とすがすがしい表情で収穫を強調した。主催者推薦で本戦初出場を果たした24歳。角度のあるショットやネットプレーで積極的に仕掛け、第1セットを奪った。徐々にショットが甘くなり、2セット連続で失ったものの「要所で(ポイントを)取り切るところが相手が上だった。ショットの精度を高めれば、もっと互角に戦える」と前向きに話した。

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ジョコビッチ、男女単独最多4大大会25勝目に意欲 錦織圭にはエール「テニス界に重要な存在」

ノバク・ジョコビッチ(2019年10月4日撮影)

テニスの全豪オープンの男子シングルス前回覇者で世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が13日、メルボルンで記者会見に臨み「プレーする4大大会は全て勝ちたいという気持ちは変わらない」と語り、男女を通じ単独最多となる4大大会25勝目に意欲を示した。

10度の大会制覇を誇り「疑いなく好きな場所」と言う。けがで離脱中の錦織圭(ユニクロ)には「過去10年で最も成功した選手の1人。日本選手として、アジア選手として世界トップ5の壁を破ったし、テニス界にとって重要な存在。早く戻ってきてくれることを願っている」とエールを送った。(共同)

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【全豪オープン】西岡良仁、左肩の負傷からぶっつけ本番「正直言うとちゃんと調整はできてない」

西岡良仁(2023年10月撮影)

テニスの4大大会初戦となる全豪オープンは14日、メルボルンでのシングルス1回戦で開幕する。女子で元世界ランキング1位の大坂なおみ(26=フリー)が、過去2度制覇した大会で昨年7月の第1子出産から2季ぶりの4大大会復帰だ。

15日の初戦では第16シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)と対戦する。13日も本番に備えて練習を行い、「彼女にはトップ5選手としての全てが備わっていると思う。でもとても楽しい試合になるでしょうね」と心待ちにした。

肩などへの不安から前哨戦を欠場した男子の西岡良仁(28=ミキハウス)は16日に出場予定だ。

〇…男子シングルス世界58位の西岡は、ぶっつけ本番で臨む。左肩の負傷で今季開幕から2大会連続で欠場し「ちょっと打ち方を変えたんです。なるべく痛みが出ないようなサーブの打ち方に変えました」と明かした。痛めた左足も、順調に回復している。「正直言うとちゃんと調整はできてないです。5セットで肩と脚がどれだけ持つかまだ分からないです」と話した。

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【全豪オープン】2季ぶり4大大会復帰の大坂なおみ「自分がどのレベルにあるのか理解する機会」

インタビューに応じる大坂なおみ(WOWOW提供)

感謝の気持ちを胸に、コートに立つ。女子テニスの元世界ランキング1位、大坂なおみ(26=フリー)が、14日に開幕する全豪オープンに向けてWOWOWの独占インタビューに応じた。

昨年7月に出産を経験。2季ぶりの4大大会復帰となる。

-母として大会に参戦にするにあたり、どういうマインドセットですか?

大坂 以前とは違うマインドセットになったのは、コートに立てる事に対して、とてもありがたいという気持ちになっているからだと思う。そして、このことを大いにいかしたいと思っているわ。(長女の)シャイは連れてこなかったので、良い結果を出したいし、ある意味で、彼女のためにも頑張りたい。彼女とこんなに長く離れていることに対して、それが意義あるものにしたいと思っている。

メルボルンは、思い出深い地だ。19年、21年には優勝を飾っている。4大大会出場は、22年の全米オープン以来。母になって初めての大舞台をいよいよ迎える。

-久しぶりのグランドスラムですが、プレッシャーを感じていますか?

大坂 プレッシャーだとは思わないわ。もう以前ほど、プレッシャーはあまり感じていないと思う。私に成功してほしいと思っている人たちは、ここまで来るのに、大変な努力があったと分かっている。でも、プレッシャーよりも、少しストレスを少し感じていると言える。というのは、良い結果を出したいからよ。同時に素晴らしい対戦相手と戦えることが幸せだと思っている。そのおかげで、私はより良いプレーをするだろうし、自分がどのレベルにあるのかと、理解するチャンスだからよ。

-初戦の相手は世界20位のカロリーヌ・ガルシア(フランス)ですが、どういう印象がありますか?

大坂 印象としては素晴らしい選手だということよ。以前に何度か対戦したことがある。彼女にはトップ5選手としての全てが備わっていると思う。とても難しいと思うけれど、2人とも少しナーバスになるでしょうね。でも全体としては、とても楽しい試合になるでしょうね。

-ファンに向けてのメッセージを。

大坂 皆さん、久しぶり!メルボルンにまた戻って来たのは、本当にうれしいです。応援ありがとうございます。もうすぐ私の試合があるので、皆様にも見てもらいたいです。ありがとうございます。

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【テニス】ダニエル太郎はタビロに敗れ準優勝 ツアー2勝目ならず ASBクラシック

ダニエル太郎(2017年10月3日撮影)

<男子テニス:ASBクラシック>◇13日◇ニュージーランド・オークランド

シングルス決勝で世界ランキング74位のダニエル太郎(エイブル)が同82位のアレハンドロ・タビロ(チリ)に2-6、5-7で敗れ、準優勝だった。

2018年のイスタンブール・オープン以来のツアー2勝目はならなかった。(共同)

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【テニス】ダニエル太郎、18年以来の決勝進出「いいプレーができている」 ASBクラシック

ダニエル太郎(2017年10月3日撮影)

<男子テニス:ASBクラシック>◇12日◇ニュージーランド・オークランド

シングルス準決勝で世界ランキング74位のダニエル太郎(エイブル)が同16位で第1シードのベン・シェルトン(米国)に7-5、7-6でストレート勝ちし、13日の決勝に進んだ。ツアー2勝目を懸け、世界82位のアレハンドロ・タビロ(チリ)と対戦する。

30歳のダニエルはツアー初優勝した2018年のイスタンブール・オープン以来、2度目の決勝進出。「今週はとてもいいプレーができている。(第2セットの)タイブレークでは後ろに下がらずに勝ち切れた」とツアーを通じコメントした。(共同)

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【全豪オープン】“ラッキールーザー”望月慎太郎、予選逆転負けも敗者復活で本戦出場

男子テニスで世界ランキング138位の20歳のホープ望月慎太郎(木下グループ)が12日、予選の敗者復活により全豪オープン(14日開幕)のシングルス本戦初出場を決めた。4大大会出場は昨年のウィンブルドン選手権に続き、2度目。1回戦で世界73位のトマーシュ・マハツ(チェコ)と顔を合わせる。

望月は12日にメルボルンで、勝てば本戦出場が決まる予選3回戦で米国選手に6-1、2-6、2-6で逆転負けした。その後、欠場者が出て繰り上がる「ラッキールーザー」として組み合わせに名を連ねた。(共同)

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【テニス】大坂なおみ、4大大会復帰の全豪OP「楽しみ」 ガルシアは「難しい相手」と警戒

女子テニスの元世界ランキング1位の26歳、大坂なおみ(フリー)が12日、昨年7月の出産から2季ぶりの4大大会復帰となる全豪オープン(14日開幕)に向け、開催地メルボルンで記者会見し「ここに戻ってこられて、うれしい。大会を楽しみにしている」と笑顔で語った。

会見前には世界6位のオンス・ジャブール(チュニジア)と練習し、力強いサーブやショットを披露した。シングルス1回戦で対戦する同20位のカロリーヌ・ガルシア(フランス)については「難しい相手。ショットもいい」と警戒した。

大坂は1日にブリスベン国際で約1年3カ月ぶりにツアー復帰。4大大会出場は2022年の全米オープン以来となる。

◆放送 全豪オープンテニスはWOWOWで連日独占生放送。WOWOWオンデマンドでは全コート、全試合ライブ配信。

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【テニス】大坂なおみ、世界20位ガルシアと1回戦 4大大会復帰の全豪オープン

大坂なおみ(2021年7月撮影)

テニスの4大大会第1戦、全豪オープン(14日開幕・メルボルン)のシングルス1回戦の組み合わせが11日に決まり、昨年7月の出産から4大大会復帰となる女子の元世界ランキング1位、大坂なおみ(フリー)は第16シードの世界20位カロリーヌ・ガルシア(フランス)と対戦する。

26歳の大坂は1日にブリスベン国際で約1年3カ月ぶりにツアー復帰を果たした。過去2勝を挙げている全豪は2022年の全米オープン以来の4大大会出場となる。

男子世界58位の西岡良仁(ミキハウス)は第8シードのホルガー・ルネ(デンマーク)と顔を合わせる。(共同)

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【全豪オープン予選】内島萌夏が2回戦進出 坂詰姫野、清水悠太は敗退

内島萌夏(2018年8月撮影)

<テニス:全豪オープン予選>◇9日◇メルボルン

シングルス1回戦が行われ、女子で内島萌夏(安藤証券)が勝って2回戦に進んだ。坂詰姫野(橋本総業)と男子の清水悠太(三菱電機)は敗退した。

3回戦を突破すれば本戦に進む。(共同)

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【テニス】来場予定だった大坂なおみの不参加でメルボルンでの慈善試合が中止 詳細な理由は不明

大坂なおみ(19年9月22日撮影)

テニスの全豪オープンの主催者は9日、女子元世界ランキング1位の大坂なおみ(フリー)が参加予定だったメルボルンでの慈善試合が中止になったと発表した。当初は交流サイト(SNS)で「大坂は全豪オープンの本戦に備えるために欠場する」としつつ来場はするとしていたが、その後中止が決まった。詳細な理由は明らかになっていない。

大坂は午前中に全豪会場で練習した。明るい表情で約1時間、サーブやショットの調整に余念がなかった。

昨年7月に女児を出産し、ブリスベン国際の1日のシングルス1回戦で約1年3カ月ぶりにツアー復帰。14日開幕の全豪では2022年の全米オープン以来の4大大会出場を予定している。(共同)

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【テニス】西岡良仁は11位下がって58位、ダニエル太郎は74位に浮上 世界ランキング

西岡良仁(2023年2月4日撮影)

男子テニスの8日付世界ランキングが発表され、西岡良仁(ミキハウス)は11位下がって58位となった。ダニエル太郎(エイブル)は74位に順位を上げ、綿貫陽介(フリー)は104位。

1位ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、2位カルロス・アルカラス(スペイン)、3位でロシア出身のダニル・メドベージェフは変わらなかった。(共同)

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【テニス】大坂なおみ世界ランク833位 昨年出産、ブリスベン国際で1年3カ月ぶりツアー復帰

大坂なおみ(2021年7月撮影)

女子テニスの8日付世界ランキングが発表され、元世界1位でランク外だった大坂なおみ(フリー)が833位に入った。昨年7月に女児を出産し、1日にブリスベン国際で約1年3カ月ぶりにツアー復帰した。日比野菜緒(ブラス)は一つ上げて92位。

1位のイガ・シフィオンテク(ポーランド)、2位でベラルーシ出身のアリーナ・サバレンカは変わらず、エレーナ・ルバキナ(カザフスタン)が1つ上げて3位となった。(共同)

大坂なおみ(2021年7月撮影)

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【テニス】ダニエル太郎が2回戦進出、豪州選手にストレート勝ち ASBクラシック

ダニエル太郎(2023年10月17日撮影)

<男子テニス:ASBクラシック>◇8日◇ニュージーランド・オークランド

シングルス1回戦でダニエル太郎(エイブル)がアレクサンダー・ブキッチ(オーストラリア)に7-5、7-5で勝ち、2回戦に進んだ。(共同)

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【テニス】ナダルけがで全豪オープン欠場「5セットマッチを戦う準備ができていない」

男子テニスの元世界ランキング1位、ラファエル・ナダル(スペイン)が7日、けがのためオーストラリアのメルボルンで14日に開幕する4大大会、全豪オープンを欠場すると自身の交流サイト(SNS)で明らかにした。股関節周辺の負傷から約1年ぶりにツアーへ復帰したばかりだった。

「最大レベルで5セットマッチを戦う準備ができていない。治療と休息のためにスペインに戻る」と記した。復帰戦のブリスベン国際は5日のシングルス準々決勝で敗退。試合中に脚を気にしてメディカルタイムアウトも取った。精密検査を受けたとし「小さい筋断裂があった。でも、以前と同じ箇所ではないのは朗報だ」と記した。

4大大会通算22勝で37歳のナダルは今季限りの引退を示唆している。(共同)

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【テニス】ナダル準々決勝敗退、世界55位の地元トンプソンに敗れる ブリスベン国際

ベンチでうつむくナダル(AP)

【ブリスベン(オーストラリア)】テニスのブリスベン国際は5日、男子シングルス準々決勝が行われ、今大会で股関節の負傷から約1年ぶりにツアー復帰した元世界ランキング1位のラファエル・ナダル(スペイン)が、世界55位のジョーダン・トンプソン(オーストラリア)に7-5、6-7、3-6で敗れた。

4大大会通算22勝の37歳ナダルは、今季限りで現役引退する可能性を示している。第3セットには脚を気にしてメディカルタイムアウトを取り「勝つチャンスはあったが、相手がいいプレーをした」と話した。

1月14日開幕の全豪オープンにも出場予定。

トンプソン(左)と健闘をたたえ合うナダル(AP)
第2セットを取り喜ぶトンプソン(AP)

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【テニス】1年ぶり復帰のナダルが8強、クブラーを6-1、6-2 ブリスベン国際

ラファエル・ナダル(2019年9月撮影)

<テニス:ブリスベン国際>◇4日◇オーストラリア・ブリスベン

男子の元世界ランキング1位、今大会で股関節の負傷から1年ぶりにツアー大会シングルス復帰を果たしたラファエル・ナダル(スペイン)が2回戦でジェーソン・クブラー(オーストラリア)を6-1、6-2で下し、8強入りした。

準々決勝ではジョーダン・トンプソン(オーストラリア)と対戦する。(共同)

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【テニス】大坂なおみ2回戦敗退も「うまくやれることを証明できた」地震被災地を気遣う言葉も

<テニス:ブリスベン国際>◇3日◇クイーンズランド・テニスセンター◇女子シングルス2回戦

テニスのブリスベン国際は3日、オーストラリアのブリスベンで女子シングルス2回戦が行われ、元世界ランキング1位の大坂なおみ(フリー)は元世界1位で現39位のカロリナ・プリスコバ(チェコ)に6-3、6-7、4-6で逆転負けを喫した。対戦成績は大坂の2勝4敗となった。

大坂は昨年7月に女児を出産し、1日の1回戦で約1年3カ月ぶりにツアー復帰した。過去2度優勝の四大大会の今季初戦、全豪オープン(14日開幕・メルボルン)への出場も予定している。

元世界1位同士の対決で、完全復活へ確かな手応えを得た。大坂は「想像より早く大会が終わるが、いい試合で楽しかった。この2試合で、うまくやれることを証明できたと思う」と自信を深めていた。

強烈な第1サーブを武器に第1セットを奪った。だが、相手がサーブの調子を取り戻すと、徐々に劣勢に。第2セットはタイブレークを落とし、第3セットではブレークポイントを握りながらも押し切れない場面があり「もう少し、うまくできたかな」と実戦勘が戻り切っていないことをうかがわせた。

一方で持ち味のパワーで14本のエースをマークした。2時間を超えた試合でも運動量を大きく落とさず、トップ選手と渡り合った。休養前と比較すると、精神面で安定感が増したことも印象づけ「ポイントごとに魂全てを注ぎ込む感覚を再発見できた。時間がたつにつれて良くなる」と収穫を強調した。

次戦は好相性の全豪オープンに臨む予定。「メルボルンで何が起きるか見てみましょう」と自身に期待するかのように、にこやかに話した。

能登半島地震に関しても、試合後に「本当に衝撃的だった。(ニュースを)聞くのがつらい。まだ被災は続いていると思うので、みんなの無事を祈っている」と神妙な表情で話した。

◆大坂なおみ一問一答

-復帰2戦目を終えた

「いいプレーができたと思う。いい試合だったし、楽しかった」

-出産前と比べ、負ける悔しさは

「違うように感じる。これまで感じていた悲しさは自分のためのもの。今は娘と離れている、この時間を価値あるものにするためにも、もっといいプレーをしたかったと思う」

-劣勢でも笑顔が出た

「自分自身を楽しめていると思う。出産後も一生懸命トレーニングしたので、この時間を楽しまないと。(ロシア出身のマリア・)シャラポワやセリーナ(・ウィリアムズ=米国)が一線を退いたのを見ていると、テニス選手の寿命はそんなに長くないので、楽しみながら続けていきたい」

-今後の試合へ

「きょうは負けて本当に残念だったが、トレーニングと練習を積んでいけば、なりたい自分になれると思う」

-能登半島地震に

「日本では地震がたくさん起こっているように感じる。日本で地震を感じたことはあるが、ここまで激しいものは経験がない。みんなの無事を祈っている」

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【テニス】出産から復帰の大坂なおみ、プリスコバとの元世界1位対決に屈す 第1S先取も及ばず

<テニス:ブリスベン国際>◇3日◇クイーンズランド・テニスセンター◇女子シングルス2回戦

昨年7月の長女出産を経て1年半ぶりに復帰した大坂なおみ(26)が、カロリナ・プリスコバ(31=チェコ)との元世界ランキング1位対決に1-2の逆転負けを喫した。

第1セット、3-2で迎えた第6ゲームでブレイクに成功。ここから持ち前のパワフルなショットを武器に突き放した。隙のない安定感あるテニスを披露。時間にして38分、6-3であっさり先取した。

第2セットは、大坂より9センチも高い189センチの長身プリスコバの角度のあるサーブに苦しみ、互いにサービスゲームをキープする展開が続いた。6-6からのタイブレーク。4-7で奪われた。このセットは50分という熱戦だった。

第3セット、1-1からの第3ゲーム。ここをブレイクされてしまいプリスコバに一歩前を行かれた。その後は懸命に相手サービスゲームを崩そうとするが、勝負どころでミスショットが出るなど盛り返せず。4-5からの第10ゲームもキープされて敗れた。

大坂は今大会に主催者のワイルドカードで出場。1日の1回戦でコルパッチ(ドイツ)にストレート勝ちし、468日ぶりの試合を勝利で飾っていた。

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【テニス】大坂なおみが復帰戦白星に笑顔 1年3カ月ぶりツアー戦で世界84位コルパチュと対戦

<テニス:ブリスベン国際>◇1回戦◇1日◇オーストラリア

テニス女子で元世界ランキング1位の大坂なおみ(フリー)が、昨年7月の出産から復帰を果たし、約1年3カ月ぶりとなるツアー戦で白星を飾った。

ブリスベン国際は1日、オーストラリアのブリスベンで行われ、シングルス1回戦で世界83位のタマラ・コルパチュ(ドイツ)と対戦。2-0のストレート勝ちを収めた。

1セット(S)目は第1ゲーム(G)でいきなりブレークを奪うとなど試合の主導権を握り、6-3で奪取。第2Sはタイブレークに突入したが、粘りきり、7-6で奪取した。試合後は笑顔を見せた。

22年9月の東レ・パンパシフィック・オープン以来の復帰。1月14日にメルボルンで開催される4大大会の1つ全豪オープンにも出場を予定している。

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【テニス】大坂なおみが1年3カ月ぶり復帰 昨年7月に出産 ブリスベン国際

テニスのブリスベン国際は1日、オーストラリアのブリスベンで行われ、女子の元世界ランキング1位の大坂なおみ(フリー)がシングルス1回戦で昨年7月の出産から復帰を果たし、世界83位のタマラ・コルパチュ(ドイツ)と対戦した。

2022年9月の東レ・パンパシフィック・オープン以来、約1年3カ月ぶりのツアー復帰。全豪オープン(1月14日開幕・メルボルン)にも出場予定。(共同)

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【テニス】大坂なおみ「戻ってこられてうれしい」世界84位コルパチュと復帰戦 ブリスベン国際

女子テニスのブリスベン国際の組み合わせが開幕を翌日に控えた30日に発表され、7月の出産からの復帰戦となる元世界ランキング1位の大坂なおみ(フリー)はシングルス1回戦で世界84位のタマラ・コルパチュ(ドイツ)と対戦することが決まった。

昨年9月の東レ・パンパシフィック・オープン以来のツアー戦となる。来年1月の全豪オープンの前哨戦でもあり、大坂は記者会見で「準備はたくさんしてきた。緊張はあるけど、戻ってこられてうれしい」と笑顔で語った。(共同)

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【テニス】望月慎太郎が木下グループと所属契約「トップに向かって走り続ける」

笑顔で写真に納まる望月(撮影・勝部晃多)

テニス男子の望月慎太郎(20)が25日、都内の木下グループで会見し、同社と所属契約を締結したことを発表した。

右袖に同社のパッチをつけたユニホーム姿をお披露目。「チャンスを与えていただきありがとうございます。良い意味で今までと変わらず、長い道のりにはなると思うが、1つ1つトップに向かって走り続けるだけ」と、意気込みを語った。

望月は、今年10月に東京・有明で行われた木下グループ・ジャパン・オープンで、当時世界ランキング215位(当時)ながら、日本勢では18年錦織圭以来となる史上2人目の4強入りを達成。1回戦で同31位のエチェベリを、2回戦で前年覇者で同10位フリッツを、準々決勝で同41位のアレクセイ・ポピリンを撃破するなど、連夜のアップセットでファンを魅了した。

この活躍が認められ、同社との所属契約に至った。「あまり実感はない」と20歳らいい初々しい笑みを浮かべながらも、「本当にたくさんの方に見られる立場だと思う。そこは自覚を持ってこれからやっていきたい」と決意を新たにした。

新シーズンの初戦は、香港オープン(来年1月1日開幕、ATP250)となる。

◆望月慎太郎(もちづき・しんたろう)2003年(平15)6月2日、神奈川県川崎市生まれ。3歳で競技を開始し、15年に盛田正明テニスファンドの奨学生として錦織圭らが所属する米IMGアカデミーに渡る。19年のウィンブルドンで日本男子初の4大大会ジュニアのシングルスを制覇。23年にウィンブルドンで4大大会本戦初出場を果たし、同10月のジャパンオープンでプロツアー初勝利。176センチ、68キロ。

真剣な表情で会見に臨む望月(撮影・勝部晃多)

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