日刊スポーツ

大坂なおみ必勝パターン崩壊 891日ぶり逆転負け

大坂なおみ必勝パターン崩壊 891日ぶり逆転負け

ポイントを奪い声を上げる大坂(ロイター)

<テニス:マイアミオープン>◇23日(日本時間24日)◇米フロリダ州マイアミ◇女子シングルス3回戦ほか

世界1位の大坂なおみ(21=日清食品)が891日ぶりに先行逃げ切りに失敗した。優勝した1月の全豪3回戦の再戦となった同27位の謝淑薇(台湾)に、6-4、6-7、3-6で敗退。16年10月の天津オープン準々決勝で敗れてから続けてきた第1セットを奪った時の連勝が70で止まった。

必勝パターンが、ついに崩れた。約2年5カ月、第1セットを奪えば絶対に逆転を許さなかった大坂が敗れた。「なぜだか分からないけど、(第2セットは)感情的になった。まだ私は未熟」。1月の全豪に優勝。世界1位になってから、得意のハードコート3大会で、1度もベスト8に進めなかった。

ストレート勝ちまで、残り2点だった。第1セット1-4からエンジンがかかり7ゲームを連取して逆転。第2セットは5-4リードの自分のサーブで30-0だった。そこから2本のダブルフォールトがからみ、タイブレークで落とす。最終セットも2-0リードから逆転を許した。

「自分を過大評価していたかもしれない」という。確かに、第2セットの2本のダブルフォールトは、第2サーブでリスクの高い横回転のサーブを選択。ダブルフォールトをしても、後から挽回できると踏んでいた節がある。

これで、現在2位のクビトバ(チェコ)か3位のハレプ(ルーマニア)のどちらかが決勝に進めば、4月1日発表の最新ランクで大坂は1位から転落する。4月からはクレー(土)シーズンが幕を開ける。再び仕切り直しで、5月の全仏を目指す。

大坂の3回戦のスタッツ

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大坂なおみ必勝パターン崩れた「自分を過大評価」

大坂なおみ

<テニス:マイアミオープン>◇23日(日本時間24日)◇米フロリダ州マイアミ◇女子シングルス3回戦ほか

世界1位の大坂なおみ(21=日清食品)が、891日ぶりに先行逃げ切りに失敗した。優勝した1月の全豪3回戦の再戦となった同27位の謝淑薇(台湾)に、6-4、6-7、3-6で敗退。16年10月の天津オープン準々決勝で敗れてから続けてきた第1セットを奪ったときの連勝が70で止まった。

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必勝パターンが、ついに崩れた。約2年5カ月、第1セットを奪えば絶対に逆転を許さなかった大坂が敗れた。「なぜだか分からないけど、(第2セットは)感情的になった。まだ私は未熟」。1月の全豪に優勝。世界1位になってから、得意のハードコート3大会で、1度もベスト8に進めなかった。

ストレート勝ちまで、残り2点だった。第1セット1-4からエンジンがかかり7ゲームを連取して逆転。第2セットは5-4リードの自分のサーブで30-0だった。そこから2本のダブルフォールトがからみ、タイブレークで落とす。最終セットも2-0リードから逆転を許した。

「自分を過大評価していたかもしれない」という。確かに、第2セットの2本のダブルフォールトは、第2サーブでリスクの高い横回転のサーブを選択。ダブルフォールトをしても、後から挽回できると踏んでいた節がある。

これで、現在2位のクビトバ(チェコ)か3位のハレプ(ルーマニア)のどちらかが決勝に進めば、4月1日発表の最新ランクで大坂は1位から転落する。4月からはクレー(土)シーズンが幕を開ける。再び仕切り直しで、5月の全仏を目指す。

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謝淑薇が大坂なおみ破る「素晴らしい試合」自画自賛

試合中、しゃがみ込む大坂なおみ(AP)

<テニス:マイアミオープン>◇23日(日本時間24日)◇米フロリダ州マイアミ◇女子シングルス3回戦ほか

33歳のベテラン謝淑薇(台湾)が、大物食いの真骨頂を発揮した。大坂なおみに1月の全豪オープンで敗れた借りを返し「相手が世界1位とかは考えていなかった。この大会で初めての4回戦進出がうれしい」と喜んだ。

昨年のウィンブルドン選手権でも当時世界ランキング1位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)を破った実績を持つ台湾のベテランは「いい選手を相手に素晴らしい試合だった」と、自画自賛した。

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大坂なおみ3回戦敗退「感情的になってしまった」

試合中、しゃがみ込む大坂なおみ(AP)

<テニス:マイアミオープン>◇23日(日本時間24日)◇米フロリダ州マイアミ◇女子シングルス3回戦ほか

女子シングルス3回戦で第1シードの大坂なおみ(日清食品)が第27シードの謝淑薇(台湾)に6-4、6-7、3-6で敗れた。

大坂は第2セット終盤から相手の緩急をつけたプレーにリズムを狂わされ、第3セットはミスが相次いだ。WTAツアーの公式サイトによると、大坂は第1セットを取った試合での連勝が63で止まった。

次のツアー出場は4月22日開幕のポルシェ・グランプリ(シュツットガルト=ドイツ)の予定。

大坂の話 第2セットで(勝利間近になり)理由は分からないが、感情的になってしまった。彼女と戦うのはタフだ。自分はまだ未熟だと感じた。

試合中、ジェンキンスコーチの指示を受ける大坂なおみ(AP)

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大坂なおみ逆転負け 891日ぶり先行逃げ切り失敗

試合中、しゃがみ込む大坂なおみ(AP)

<テニス:マイアミオープン>◇23日(日本時間24日)◇米フロリダ州マイアミ◇女子シングルス3回戦ほか

世界1位の大坂なおみ(21=日清食品)が、891日ぶりに先行逃げ切りに失敗した。優勝した1月の全豪3回戦で逆転勝ちとてこずった同27位の謝淑薇(台湾)に、6-4、6-7、3-6の逆転負け。16年10月の天津オープン準々決勝で敗れてから続けてきた第1セットを奪ったときの連勝が70で止まった。

大坂は、なぜか、スタートから淡々とプレーし、第1セット1-4とダウン。女子のツアーだけに許されているコーチを大坂がコート上に呼んだ。ジェンキンス・コーチは「もっとエネルギーを出していこう。最後までファイトだ」とアドバイス。その言葉が、大坂の心に火を付けた。

第5ゲームまで全く出なかったガッツポーズを繰り出し、気持ちを盛り上げた。集中力が増し、攻守のメリハリがついて逆転に成功。一気に7ゲームを連取。試合をひっくり返した。第2セットも5-4リードで自分のサーブで30-0。勝利は目前だった。しかし、なぜかそこから2本連続でダブルフォールトを犯し、自滅。タイブレークで奪われた。

最終セットも2-0とリード。それでも突き放せない。強打を放っても緩い球で返球してくる相手の前に、気持ちが最後は折れた。2-0から追いつかれ3-2リードから4ゲームを連取され力尽きた。

試合中、ジェンキンスコーチの指示を受ける大坂なおみ(AP)

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土居美咲2回戦敗退 マクラクラン勉組も敗れる

<テニス:マイアミ・オープン>◇22日◇米マイアミ

女子シングルスで第1シードの大坂なおみ(日清食品)は初戦の2回戦で世界ランキング141位のヤニナ・ウィックマイヤー(ベルギー)を6-0、6-7、6-1で下した。23日(日本時間24日)の3回戦で第27シードの謝淑薇(台湾)と対戦する。

土居美咲(ミキハウス)はポロナ・ヘルツォグ(スロベニア)に6-7、4-6で敗れた。

男子シングルスで第5シードの錦織圭(日清食品)が初戦の2回戦で世界44位のドゥシャン・ラヨビッチ(セルビア)に6-2、2-6、3-6で敗れる波乱があった。

ダブルスは1回戦が行われ、女子の青山修子(近藤乳業)リジヤ・マロザワ(ベラルーシ)組が加藤未唯(ザイマックス)二宮真琴(橋本総業)組に勝った。男子のマクラクラン勉、ニール・スクプスキ(英国)組は敗れた。

◆土居美咲の話 (当初の対戦相手が負傷欠場で)相手が代わったのは直前に知った。第1セットも第2セットもチャンスをものにできなかったのが敗因。

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錦織圭、逆転負けで2回戦敗退 マイアミOP

マイアミ・オープン リターンする錦織(AP)

<テニス:マイアミ・オープン>◇22日(日本時間23日)◇米フロリダ州マイアミ◇男子シングルス2回戦

第5シードの錦織圭(29=日清食品)が、世界ランク44位のドゥシャン・ラヨビッチ(セルビア)に6-2、2-6、3-6の逆転負けで今季初の初戦敗退を喫した。

ラヨビッチは、これまで錦織と2度対戦し敗れていたが、3度目の対戦で初勝利を挙げた。

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大坂なおみ3回戦進出 第1セット先取で70連勝

マイアミオープン ウィックマイヤー戦でリターンする大坂(AP)

<テニス:マイアミオープン>◇22日(日本時間23日)◇米フロリダ州マイアミ◇女子シングルス2回戦ほか

世界1位の大坂なおみ(21=日清食品)が、てこずったもののフルセットでのスタートだ。

予選勝者で同141位のヤニナ・ウィックマイヤー(ベルギー)を6-0、6-7、6-1で下した。第1セット、1ゲームも失わずに一気に6ゲームを連取。持ち味のパワフルなショットがおもしろいように決まった。しかし、第2セットは相手の粘りにミスが生まれ、タイブレークではスマッシュを空振りする珍しい場面も見られた。最終セットは見事に立て直し、これで第1セットを奪った時の勝利が区切りの70連勝となった。

大会前には、13歳の頃に指導を受けたと言われるクリストフ・ジーン氏に訴えられた。当時、コーチ料を払えなかったとされる大坂サイドと、期限を決めずに、賞金と契約金の20%を受け取る契約を結んでいたというのがジーン氏の主張だ。大坂は「何も話すことはできない」とコメントしたが、まずは大会前の嫌な騒動を勝利で封印した。

今大会は、住まいがあるボカ・ラトンとは車で約1時間の至近距離だ。「第2のホームのように感じている。いつも試合を見に来ていた」。最高成績は、初出場の16年に記録した3回戦で、早々と今年は、それに並んだ。第2の地元で、まずは勝利での発進だ。

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大坂まり敗退「私の人生は別」妹なおみの質問に涙も

<テニス:マイアミ・オープン>◇21日◇米マイアミ◇女子シングルス1回戦

世界ランキング1位の大坂なおみの姉まりは主催者推薦でツアー初出場を果たしたが、米国の16歳の新鋭に屈した。自身は世界338位。主催者推薦がなければ予選出場も厳しい立場だ。

妹の活躍について「素晴らしいし、とても誇りに思う」と話しながら「私の人生は別。比較されるのは苦しい」と、涙を浮かべる場面もあった。

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錦織圭「みんなが目指す人」イチロー引退表明に驚き

錦織圭

男子テニスの錦織圭は21日、米マイアミで行われているマイアミ・オープンの会場で練習後に取材に応じ、米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手が現役引退を表明したことについて「びっくりした。競技は違うが、本当にみんなが目指す人だった。そういう人がやめていくのは寂しい」と残念がった。

イチロー外野手の妻弓子さんは同じ松江市の出身とあって「小学生の頃から(弓子さんの)実家の前を通るたびにイチローさんの家だって思っていた」と話し、つながりを感じていた。

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大坂なおみ姉まりが初戦敗退 妹は2回戦から登場

大坂まり(2018年9月15日撮影)

<テニス:マイアミ・オープン>◇21日◇米マイアミ◇女子シングルス1回戦

テニスのマイアミ・オープンは21日、米マイアミで行われ、女子シングルス1回戦で土居美咲(ミキハウス)が王欣瑜(中国)を6-2、1-6、6-3で下し、2回戦に進んだ。

大坂なおみ(日清食品)の姉まりはホイットニー・アシグウェ(米国)に2-6、4-6で敗れた。日比野菜緒(ブラス)はカロリナ・ムホバ(チェコ)に3-6、3-6で屈した。

男子シングルス1回戦でダニエル太郎(エイブル)はアンドレイ・ルブレフ(ロシア)に6-3、3-6、4-6で敗れた。

女子の第1シード、大坂なおみの2回戦の相手がヤニナ・ウィックマイヤー(ベルギー)に決まり、男子の第5シード、錦織圭(日清食品)の2回戦の相手がドゥシャン・ラヨビッチ(セルビア)になった。

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大坂なおみ、訴訟について「何もコメントできない」

テニスのマイアミ・オープンに女子シングルスの第1シードとして出場する大坂なおみ(日清食品)が20日、米マイアミの会場で取材に応じ、ジュニア時代のコーチから獲得賞金の支払いを求めて起こされている訴訟について「私は何も話す事が許されていない。何もコメントできない」とした。

大会は今年から米プロフットボールNFL、ドルフィンズの本拠地「ハードロック・スタジアム」に会場が移った。マイアミは自宅から近く、子どもの頃から慣れ親しんだ大会へ向けて「このスタジアムでプレーする機会が来るとは思っていなかった。好きな大会だし、モチベーションも高い」と意気込みを語った。

男子シングルスで2016年大会準優勝の第5シード、錦織圭(日清食品)は「今日初めて練習をしたが感じはいい。初戦の2回戦に集中したい」と抱負を語った。

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元コーチ訴えられた大坂困惑「有名になると」弁護士

大坂なおみ(18年9月撮影)

女子テニスで世界1位の大坂なおみ(21=日清食品)が訴えられたと、複数の海外メディアが19日、報じた。

報道によると、米フロリダ州の裁判所に訴えたのは大坂と姉のまりをジュニア時代の11年に指導していたというクリストフ・ジーン氏。同氏は姉妹の父レオナルド・フランソワさんが当時レッスン料を払えなかったため、将来プロ選手になった場合、期限を定めずに、大坂の賞金と契約金から約20%を受け取る契約を結んだと主張している。少なくとも約200万ドル(約2億2000万円)の賠償金になると話しているという。

大坂の弁護士は「有名になると、このような人間が出てくる。なおみは、そのようなばかげた契約など、全く見ていない」と一蹴している。大坂は19日に始まったマイアミ・オープンに、まりとともに出場している。

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元コーチが大坂なおみを訴えた …賠償金2億円要求

大坂なおみ(2019年1月26日撮影・PIKO)

女子テニスで世界1位の大坂なおみ(21=日清食品)が訴えられたと、複数の海外メディアが19日、報じた。報道によると、米フロリダ州で訴えたのは11年当時に大坂を指導していたというクリストフ・ジーン氏。同氏は大坂の父レオナルド・フランソワさんとコーチとして期限を定めずに、大坂の賞金と契約金から約20%を受け取る契約を結んだと主張。約200万ドル(約2億2000万円)の賠償金になると話しているという。

大坂の弁護士は「有名になると、このような人間が出てくる。なおみは、そのようなばかげた契約など、全く見ていない」と一蹴している。大坂は19日に始まったマイアミオープンに、まりとともに出場している。

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錦織は第5シードで2回戦から マイアミOP

テニスのマイアミ・オープンで男子シングルスの組み合わせが18日に発表され、錦織圭(日清食品)は第5シードで2回戦からの登場となった。ドゥシャン・ラヨビッチ(セルビア)と予選を突破した選手による1回戦の勝者と対戦する。

ダニエル太郎(エイブル)は1回戦から登場する。

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大坂なおみ、世界ランク1位守る 土居112位

女子テニスの18日付世界ランキングが発表され、大坂なおみ(日清食品)は1位を守った。

2位にペトラ・クビトバ(チェコ)が浮上し、シモナ・ハレプ(ルーマニア)は3位に後退した。土居美咲(ミキハウス)が112位に上がった。

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大坂なおみは第1シード マイアミOPテニス

19日に開幕するテニスのマイアミ・オープンの女子の組み合わせが17日決まり、大坂なおみ(日清食品)はシングルスの第1シードで2回戦から登場する。予選を突破した選手同士の1回戦の勝者と対戦する。

4大大会に次ぐ規模の大会の1つで、大坂は昨年1回戦でセリーナ・ウィリアムズ(米国)を破ったが、2回戦で敗れた。

今回は主催者推薦で姉の大坂まりも出場する。

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ティエムが通算12勝目 女子はアンドレースクがV

<テニス:BNPパリバ・オープン>◇17日◇米カリフォルニア州インディアンウェルズ

シングルス決勝が行われ、男子は25歳のドミニク・ティエム(オーストリア)がロジャー・フェデラー(スイス)に3-6、6-3、7-5で競り勝った。ツアー通算12勝目。

女子は18歳のビアンカ・アンドレースク(カナダ)がアンゲリク・ケルバー(ドイツ)を6-4、3-6、6-4で破ってツアー初優勝を果たした。

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テニスで25秒クロック導入 男子ツアー、来年から

男子テニスのツアーを統括するATPが、ポイント間で次のサーブを打つまでの制限時間を25秒とする「ショットクロック」を2020年から全大会で導入する。ロイター通信が14日までに報じた。

遅延行為を防止し、試合をスピードアップすることが目的。会場に設置された電光掲示板に残り秒数が表示される。「ショットクロック」は、次世代の有力選手を集めた17年の大会で初めて導入され、4大大会ではすでに昨年の全米オープンと今年の全豪オープンで適用された。

昨年8月の米国での大会で「ショットクロック」を体験した錦織圭は、「時間に追われている感じで気になった。涼しい夜はいいが、太陽があたる時間帯はタフ」と話していた。

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西岡良仁「アップで急に痛く…」腰痛などで途中棄権

<テニス:BNPパリバ・オープン>◇13日(日本時間14日)◇米カリフォルニア州インディアンウェルズ◇男子シングルス4回戦

テニスのBNPパリバ・オープン(米カリフォルニア州インディアンウェルズ)は13日(日本時間14日)に男子シングルス4回戦などが行われ、世界74位の西岡良仁(23=ミキハウス)が腰や背中の痛みで途中棄権した。

同130位で、16年ジュニア世界王者のケツマノビッチ(セルビア)に4-6で第1セットを落とし、第2セットに1ポイントをプレーした後に棄権した。「試合前のアップで急に痛くなった。サーブが特にきつかった。きょうは運がなかった」。自身初のマスターズ大会8強入りを前にして、悔しさで涙が浮かんでいた。

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錦織圭、2大会連続で同じ格下相手に敗れ16強ならず

フルカチュに敗れた錦織(USA TODAY/ロイター)

<テニス:BNPパリバ・オープン>12日(日本時間13日)◇米カリフォルニア州インディアンウェルズ◇男子シングルス3回戦

男子世界7位の錦織圭(29)が、2日に閉幕したドバイ選手権2回戦に続き、フルカチュに敗れた。

第1セットを先取し、第2セットも4オールから2本のブレークポイントを握った。しかし、それを逃すと、続く第10ゲームでダブルフォールトがからみサービスゲームを落とし、そのまま逆転された。今大会はコートの球足が非常に遅く、打ってもポイントが決まりにくい。過去最高成績が2度の8強と、もともと苦手な大会に加え、身長196センチと手足の長い相手に「守備にやられた」と拾われ、力尽きた。

フルカチュに敗れた錦織(USA TODAY/ロイター)

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大坂なおみ、強打ばかりじゃ…女王維持へ課題の1敗

ベンチッチ(左)と握手する大坂なおみ(AP)

<テニス:BNPパリバ・オープン>◇12日(日本時間13日)◇米カリフォルニア州インディアンウェルズ◇女子シングルス4回戦ほか

世界1位の大坂なおみ(21=日清食品)が、同年代対決に屈した。同じ97年生まれで同23位のベンチッチ(スイス)に3-6、1-6で完敗し、2連覇を逃した。世界1位を争っていた現在2位のハレプ(ルーマニア)も敗退。大坂の次週世界1位は確定したが、勝利で飾ることはできなかった。

過去、年間で1度も負けなかった選手はいない。ツアー最多167度の優勝を誇り、80年代絶対的な女王と君臨したナブラチロワ(米国)でさえ、83年に86勝1敗。その数字もすごいが、負けない選手などいない。ただ、課題を克服して負けを減らすことはできる。

大坂が、全米、全豪を制したのは、強打が安定して入ったからだ。しかし、強打は弾道が直線的で低い。ネットの高さぎりぎりに飛ぶため、ミスするリスクも大きい。それを4大大会7試合でやりきる能力には驚くばかり。ただ、すべての大会では無理がある。

この日の試合中に、ジェンキンス・コーチは「もう少し高い弾道で」と指導をした。球に縦回転をかけて、弾道を少し山なりにする。大坂も試みたが、以前、このような球種は練習でも打ったことがないと話していた。この球種を体得すれば、凡ミスは少し減らせる。相手の第2サーブに対し、リターンの位置も工夫が必要だ。1発で仕留めるため、常にベースラインの内側に立つ。しかし、球が弾んでから打つまでの時間が短い。球の速度も落ちていない。少し下がって構えるのを交ぜれば、ミスも減るのではないだろうか。

これはすべて安定するための課題だ。しかし、大坂自身が、4大大会だけで勝つことを考え、他の大会を練習だと位置づけていれば別の話。それはひとつの方向性だ。また、強打こそが自分のすべてだと思えば、現在のスタイルでミスを減らすしかない。

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西岡良仁、悔しさで泣く 腰の痛みで途中棄権

西岡良仁

<テニス:BNPパリバ・オープン>◇13日(日本時間14日)◇米カリフォルニア州インディアンウェルズ◇男子シングルス4回戦

世界74位の西岡良仁(23=ミキハウス)が腰の痛みで途中棄権した。同130位で、16年ジュニア世界王者、19歳のミオミル・ケツマノビッチ(セルビア)に4-6で第1セットを落とし、第2セットに1ポイントをプレーした後に棄権した。

西岡が悔しさで泣いていた。自身初のマスターズ大会8強入りを前にして、決して勝てない相手ではない。なのに、どうしてこの日に、という思いが強かったのだろう。第1セット序盤から腰に痛みを抱えトレーナーを呼んだ。プレーを続けたが、第1セット終了時には中腰になったままコートで動けなかった。

ドクターから痛み止めの薬をもらい、第2セットに挑んだが1ポイントをプレーしただけで、苦渋の棄権だ。相手とは拠点とするフロリダのIMGアカデミーでともに練習する仲。ケツマノビッチにも西岡の悔しさが伝わったのだろう。握手の際には、しっかりと抱きしめた。

身長170センチ、体重64キロは、現在の世界100位以内で、同26位のシュウォーツマン(アルゼンチン)と並んで最短身、最軽量だ。小柄だといわれる錦織よりも8センチも背が低い。今年の開幕時に、西岡は冗談交じりに「僕らがどれだけ大変か。体重別にしてほしい」と苦笑いで話していた。

3回戦のオジェアリアシムとの試合で3時間近い激闘を制した。勝ったが、その影響が体に出たのだろう。腰の痛みの影響で、サーブで体をひねることができず。ほとんど腕だけで打つことになり、速度も時速140キロほどしか出なかった。

それでも、今大会の結果で、最新世界ランキングでは65位前後に上昇する見込み。自己最高の58位突破も十分に見えてきた。

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14日朝3時!西岡が日本人3人目マスターズ8強だ

西岡良仁(18年10月3日撮影)

小さくても強いんです! 男子テニスの今季初のマスターズ大会、BNPパリバ・オープン(米カリフォルニア州インディアンウエルズ)で、世界74位の西岡良仁(23=ミキハウス)が奮闘中だ。身長170センチ、体重64キロは、現在の世界100位以内で、同26位のシュウォーツマン(アルゼンチン)と並んで最短身、最軽量だ。

今年の開幕時に、西岡は冗談交じりに「僕らがどれだけ大変か。体重別にしてほしい」と苦笑いで語った。1月の全豪前哨戦、シドニー国際準々決勝では、初めてシュウォーツマンと対戦。「最も小兵で最も強いのはどっちだ」対戦は、最終セットのタイブレークで敗れた。それでも、西岡は「並んだら、相手の方が背が低かった」と、身長は勝ったと胸を張った。

大型化が進む男子テニス界で、現在の100位以内に身長170センチ台は1割の10人しかいない。日本のエース、錦織圭(29)も178センチでその1人だ。最長身は211センチで、同89位、世界のサービスエース王、カロビッチ(クロアチア)だ。西岡との身長差は何と41センチ。それでも対戦成績は西岡の1勝0敗だから、テニスはおもしろい。

その西岡が、日本時間14日午前3時から、自身初のマスターズ大会8強入りに挑む。相手は初対戦で同130位のケツマノビッチ(セルビア)だ。96年に、現行の年間9大会制になって以来、日本男子でマスターズ大会で8強に入ったのは錦織、杉田祐一(30)の2人だけだ。

今大会は、コートの球足が遅く弾むため、球に縦回転をかけ弾ませ、拾い粘る西岡に向いている。17年には、今年と同じく4回戦まで進んだ。小柄のため体に負荷がかかり、同年3月のマイアミオープン2回戦で左ひざ前十字靱帯(じんたい)を断裂。手術で同年すべてを棒に振った。自己最高の58位を記録した直後のことだった。今年8強入りすれば、その自己最高位の更新も濃厚だ。

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大坂なおみ「相手が素晴らしかった」8強入りならず

ベンチッチ戦でプレーする大坂なおみ(AP)

<テニス:BNPパリバ・オープン>◇12日(日本時間13日)◇米カリフォルニア州インディアンウェルズ◇女子シングルス4回戦ほか

女子シングルス4回戦で第1シードの大坂なおみ(日清食品)は第23シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)に3-6、1-6で屈し、ベスト8入りはならなかった。WTAツアーによると、大坂は大会後の世界ランキングで1位を維持する見通し。

2連覇を狙った大坂は2月のドバイ選手権優勝のベンチッチの安定したリターンとストロークに押された。

男子シングルス3回戦で第6シードの錦織圭(日清食品)は世界67位のフベルト・フルカチュ(ポーランド)に6-4、4-6、3-6で逆転負けし、16強入りを逃した。第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)も敗れる波乱があった。

大坂の話 いいプレーができなかった。スコアだけ見ると落胆する結果だけど、ベストは尽くしたし後悔はない。試合を通じて、前向きにプレーはできた。相手が素晴らしかった。

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連覇逃した大坂なおみ「無敵の女王」へ3つの課題

ベンチッチ戦でプレーする大坂なおみ(AP)

<テニス:BNPパリバ・オープン>◇12日(日本時間13日)◇米カリフォルニア州インディアンウェルズ◇女子シングルス4回戦ほか

世界1位の大坂なおみ(21=日清食品)が同年代対決に屈した。同23位のベリンダ・ベンチッチ(スイス)に3-6、1-6で敗れ、2連覇を逃した。試合前に、世界1位を争っていた現在2位のハレプ(ルーマニア)が敗退。次週の大坂の世界1位死守は確定した。ただ、女王になった今、相手は徹底的に研究してくる。

この日のベンチッチの戦い方で、大坂の課題が再びあぶり出された。今大会のように、大坂と打ち合えるパワーを持つことが前提になるが、課題は3つほどあるだろう。

課題(1) 大坂は典型的な先手必勝型だ。第1セットを奪った時は69連勝中。約2年間、負けていない。逆に考えれば、打倒大坂には第1セットが大きな鍵を握る。この日のベンチッチは最初からエンジン全開で向かってきた。第1セットを奪うことで、大坂の勢いをそぐ展開にし、それが成功した。大坂は、早い回戦での第1セット、いろんなことを試す傾向がある。しかし、これからは危険だ。最初からしっかりと集中し、第1セットを奪うことに全力を傾ける必要があるだろう。

課題(2) 全米、全豪を制した大坂の持ち味は、強打がミスなく続けて入ることにある。直線的な強打は、入れば圧倒的な威力を持つが、縦回転があまりかかっておらず、弾道が低い。ネットの高さぎりぎりに飛ぶため、ネットしたりアウトしたりするリスクも大きい。それをミスなく打ち続けるには、相当な体幹と集中力が必要だ。ベンチッチは、大坂の強打に負けないパワーで受け止めたが、決して無理をせず、縦回転の球で深く安全に返球。無理をする大坂のミスを引き出した。それに対抗するには、縦回転をかける安定したショットを学ぶことが必要だ。この日の試合でもジェンキンス・コーチが「もう少し高い弾道で」とアドバイスしたが、そのようなショットをほとんど打ったことがない大坂は、逆に戸惑うばかりだった。

課題(3) 最後は、第2サーブだ。第1サーブが強烈なことは誰もが認めるが、第2サーブになると極端に速度、コントロールともに落ちる。この日の試合でもベンチッチは、その弱点を狙い、リターンで圧力をかけてきた。第2サーブを磨くとともに、第1サーブを工夫すれば、もっと簡単にポイントを取れる展開になる。最近は時折見せているが、第1サーブで横回転のスライス、バウンドしてから跳ねるキックサーブを交ぜたりすることで、相手はリターンのポイントが絞りづらくなる。第1サーブを強打すれば、入った時の威力はあるが、確率は低くなる傾向にある。第1サーブを多くの球種で入れることで、無理をしなくても安定してポイントが取れるようになるはずだ。そうすれば第2サーブへの負担も減る。

これだけの課題がありながら、全米、全豪に優勝し、世界1位にいる。つまり、これを改善できれば、無敵の女王が完成する。【吉松忠弘】

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大坂なおみ4回戦敗退 連覇逃すも世界1位死守

ベンチッチ戦でプレーする大坂なおみ(AP)

<テニス:BNPパリバ・オープン>◇12日(日本時間13日)◇米カリフォルニア州インディアンウェルズ◇女子シングルス4回戦ほか

世界1位の大坂なおみ(21=日清食品)が、同年代対決に屈した。同23位のベリンダ・ベンチッチ(スイス)に3-6、1-6で敗れ、2連覇を逃した。

試合前に、世界1位を争っていた現在2位のハレプ(ルーマニア)が敗退。大坂の世界1位死守が確定していたが、1位確定に花を添えられなかった。

相手のベンチッチは、大坂と同じ97年生まれ。16年に7位にまでなったが、17年に左手首を手術。今年、大坂が初戦で敗れた2月のドバイ選手権で4年ぶりのツアー優勝を飾り、現在、シングルス10連勝中だった。

ともにパワーがあるが、ベンチッチの方がストロークに安定がある。大坂の強打を力負けせず、スピンをかけて深く返球し、大坂のミスを誘った。今大会のコートは球足が遅く、大坂が打ってもなかなか決まらない。昨年はその遅いコートに打ち勝ったが、今年は相手の勢いを止められなかった。

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大坂なおみ、次週も世界1位確定 2位ハレプ敗戦で

大坂なおみ(18年9月撮影)

女子テニスで、世界女王の大坂なおみ(21=日清食品)が、今大会後の18日に発表される最新世界ランキングでも1位を死守することが確定した。2連覇を狙うBNPパリバ・オープン(米カリフォルニア州インディアンウェルズ)4回戦の同23位のベリンダ・ベンチッチ(スイス)戦を前に、1位を争っていた現在同2位のハレプ(ルーマニア)が4回戦で敗退。他の選手は、優勝しても大坂を抜けないため、大坂の世界1位死守が決まった。

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ジョコビッチ3回戦敗退 怒りでラケット破壊

第1セットを落とし、破壊したラケットを手にベンチに戻るジョコビッチ(AP)

<テニス:BNPパリバ・オープン>12日(日本時間13日)◇米カリフォルニア州インディアンウェルズ◇男子シングルス3回戦

世界ランキング1位で第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が3回戦で姿を消した。

同39位のフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)と対戦し、第1セットを4-6で落とすと怒りでラケットを破壊。第2セットも巻き返せず、4-6でストレート負けした。

同2位で第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)は、同26位のディエゴ・シュウォーツマン(アルゼンチン)を6-3、6-1で破り16強に進出した。

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錦織3回戦敗退「大事なところで取り切れなかった」

<テニス:BNPパリバ・オープン>12日(日本時間13日)◇米カリフォルニア州インディアンウェルズ◇男子シングルス3回戦

男子シングルス3回戦で第6シードの錦織圭(日清食品)は世界ランキング67位のフベルト・フルカチュ(ポーランド)に6-4、4-6、3-6で敗れ、16強入りはならなかった。

錦織の話 第1セットは良かったが、第2セット以降は相手が良くなり、サーブやストロークでほぼミスがなくなった。大事なところで攻められたりして、取り切れなかった。

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