日刊スポーツ

鈴木愛「日本ではあまりない」2週連続Vへ秘策用意

UTでのアプローチを試す鈴木愛(撮影・益子浩一)

国内女子ゴルフのツアー第3戦となるTポイント×ENEOSトーナメントは、22日に大阪・茨木国際GC(パー71)で開幕する。20日はプロアマ戦が開かれ、大会2連覇と2週連続Vを目指す鈴木愛(24)が秘策を用意した。

グリーン周りの薄芝対策として、ユーティリティー(UT)でのアプローチを入念に試した。「UTでアプローチをするのは、日本ではあまりない。このコースは頭を使いますね。グリーンも難しい」。難コースを攻略し賞金女王復帰へ弾みをつける。

UTでのアプローチを試す鈴木愛(撮影・益子浩一)

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全英OP4日間は財産、はい上がる精神力を/青木功

10番、ボギーを叩いて顔をしかめる浅地(撮影・加藤諒)

<青木功のグリーントーク>

<米男子ゴルフ:全英オープン>◇最終日◇21日(日本時間22日未明)◇北アイルランド・ロイヤルポートラッシュGC(7344ヤード、パー71)◇賞金総額1億50万ドル(約110億5500万円)優勝賞金189万ドル(約2億800万円)

浅地と稲森は金では買えない経験をしたな。山にあることが多い日本のコースなら風が吹いてもさえぎるものがあるけど、リンクスにはない。山風は軽く、潮風は重いんだ。

この4日間は毎日、吹く風が東西南北に変化した。最終日は嵐のような突風だ。どんなに経験があっても、俺だってこんな風は読めないよ。76や80をたたいても、そんなのはいいんだ。自然にたたきのめされて、またはい上がる精神力を身に付けるんだ。続けていれば自然が味方をしてくれるようになる。

人間は旅をすることが必要だな。日本にいるだけでは体力はつかない。時差もあるし、気候や環境も違う。その中で力を出せるようになってこそ、一流だ。

優勝したローリーはアイルランドで育って、子供の頃からこの気まぐれな風を知っているから勝てた。そのゴルフ人生は順風満帆ではなかったようだが、続けてきたことがはまった。やっぱり諦めない気持ちが大事だな。(プロゴルファー、テレビ朝日解説者)

稲森は通算9オーバーでホールアウトし、インタビューに答える(撮影・加藤諒)

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小平智は53位 ハーマン優勝 バルバソル選手権

<米男子ゴルフ:バルバソル選手権>◇21日◇ケンタッキー州ニコラスビル、キーントレースGC(パー72)

最終ラウンドが行われ、小平智は68で回って通算10アンダー、278で53位だった。

ジム・ハーマン(米国)が70で回って通算26アンダーで2016年以来となるツアー2勝目を挙げた。賞金63万ドル(約6800万円)を獲得した。

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松山、ウッズらが出場 10月に日本でスキンズG

ゴルフの米男子ツアーが公認するスキンズゲームが、10月21日に千葉県の習志野CCで松山英樹、タイガー・ウッズ(米国)、ロリー・マキロイ(英国)、ジェーソン・デー(オーストラリア)の4選手が参加して開催されると、スポーツ専門局ESPN(電子版)が21日、報じた。

スキンズゲームはホールごとに高額賞金を取り合う1日の大会。近年はスポンサーの獲得が難航するなどして中断していた。習志野CCでは10月24~27日に日本初の米男子ツアー大会となるZOZOチャンピオンシップが開催される。

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シェーン・ローリーが地元でメジャー初V 全英OP

表彰式で優勝トロフィーにキスをするシェーン・ローリー(撮影・加藤諒)

<米男子ゴルフ:全英オープン>◇最終日◇21日(日本時間22日未明)◇北アイルランド・ロイヤルポートラッシュGC(7344ヤード、パー71)◇賞金総額1億50万ドル(約110億5500万円)優勝賞金189万ドル(約2億800万円)

嵐のような突風が吹く中で最終ラウンドが行われ、首位から出たシェーン・ローリー(32=アイルランド)が4バーディー、5ボギーの72で回り、通算15アンダーでメジャー初優勝を飾った。

2位トミー・フリートウッド(英国)に6打差をつける圧勝だった。

大観衆が詰めかけた最終18番では「オーレー、オレ、オレ、オレー、ローリー」の大合唱。まるでサッカー場のような雰囲気に包まれた。

日本勢は浅地洋佑(26)が76で回り同6オーバーの67位。稲森佑貴(24)は風に対応できず80と崩れ、同9オーバーの72位だった。

優勝し、記者会見で笑顔を見せるシェーン・ローリー(撮影・加藤諒)
表彰式で優勝トロフィーを掲げるシェーン・ローリー(撮影・加藤諒)
11番、ティーショットを放つシェーン・ローリー(撮影・加藤諒)

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稲森佑貴「悪いイメージしかない」独特天候に完敗

13番、ティーショットを放つ稲森(撮影・加藤諒)

<米男子ゴルフ:全英オープン>◇最終日◇21日◇北アイルランド・ロイヤルポートラッシュGC(7344ヤード、パー71)◇賞金総額1億50万ドル(約110億5500万円)優勝賞金189万ドル(約2億800万円)

43位から出た稲森佑貴(24=フリー)は2バーディー、8ボギー、1トリプルボギーの80で回り、通算9オーバーで全日程を終えた。

この日、現地は突風が吹き、時折、強い雨となった。ショットの正確性を武器に予選通過した稲森でさえ、荒々しい全英の天候に「完敗です」と漏らした。

稲森は「ティーショットが荒れまくって、歯が立たなかった。やはり球筋が強くないとダメ。(風に)流されてしまうから。飛距離がないと、方向性うんぬんではない。あと10~15ヤード伸ばす勢いがないと、簡単に風にあおられてしまうということが分かりました。何をやってもボギー。フェアウエーキープとか言っている場合ではなかったです」と振り返った。

今後については「修正したいけど、1度、気持ちをリセットしないと今は悪いイメージしかない。精神的に疲れた。1回、ゴルフから離れるくらいでないとリセットできない」としながらも「チャンスがあるのなら、またぜひ挑戦したい」と話した。

稲森(左)は通算9オーバーでホールアウトし引き揚げる(撮影・加藤諒)

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独特突風に稲森佑貴と浅地洋佑は苦戦、反骨心を糧に

稲森は通算9オーバーでホールアウトし、インタビューに答える(撮影・加藤諒)

<米男子ゴルフ:全英オープン>◇最終日◇21日◇北アイルランド・ロイヤルポートラッシュGC(7344ヤード、パー71)◇賞金総額1050万ドル(約11億5500万円)優勝賞金189万ドル(約2億800万円)

【ポートラッシュ=益子浩一】43位から出た稲森佑貴(24=フリー)は2バーディー、8ボギー、1トリプルボギーの80と崩れて、通算9オーバーで最終日を終えた。リンクス独特の突風に対応できなかった。50位から出た浅地洋佑(26=フリー)も4バーディー、4ボギー、1ダブルボギー、1トリプルボギーの76で同6オーバー。地元アイルランド出身のシェーン・ローリー(32)が首位でスタートした。

   ◇   ◇   ◇

前日までの穏やかさから一転し、リンクスの会場は荒れた天候になった。雨まじりの突風が吹く。国内ツアーのフェアウエーキープ率4年連続日本一の稲森でさえ、OBを打った5番で痛恨のトリプルボギー。パーすら拾うのが難しく、スコアを落とした。「ショットが荒れまくって歯が立たなかった。何をやってもボギー。精神的に疲れました」。80とたたき、悔しそうに雨空をにらみつけた。

4つのバーディーを奪った浅地も「風に任せる戦法でやったら、どこまでも曲がった。風に乗せたり下を通したり、球の種類を増やさないと戦えないことが分かった」。深いラフ、荒れた天気、環境面の全てが日本とは違って過酷だった。稲森は「チャンスがあるならもう1度ここに来たい」。浅地は「足りないものばかりで逆に向上心が芽生えた」。松山が予選落ちするなど日本勢は1人も上位争いできず。反骨心を成長の糧にするしかない。

10番、ボギーを叩いて顔をしかめる浅地(撮影・加藤諒)
最終組のシェーン・ローリーとトミー・フリートウッドを追いかけて移動する大勢の観客(撮影・加藤諒)

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浅地、稲森ともに崩れる 全英オープン日本勢終了

10番、ボギーを叩いて顔をしかめる浅地(撮影・加藤諒)

<米男子ゴルフ:全英オープン>◇最終日◇21日◇北アイルランド・ロイヤルポートラッシュGC(7344ヤード、パー71)◇賞金総額1050万ドル(約11億5500万円)優勝賞金189万ドル(約2億800万円)

最終日がスタートし、日本勢2人は、厳しい戦いを強いられた。50位から出た浅地洋佑(フリー)は、4バーディー、4ボギー、1ダブルボギー、1トリプルボギーの76で回り、通算6オーバー、290の暫定68位で大会を終えた。

前半で何とか踏ん張りイーブンパーで乗り切ったが、後半に入ると10番でいきなりボギー。続く11番では、「7」をたたき一気にスコアを落とすと、13番でバーディーを奪った後の16、17番で連続ボギーとして力尽きた。

43位から出た稲森佑貴(フリー)は、2バーディー、8ボギー、1トリプルボギーの80で回り、通算9オーバー、293の暫定71位。

通算16アンダーで首位に立つシェーン・ローリー(アイルランド)、2位のトミー・フリートウッド(英国)の最終組が、スタートした。

12番、稲森は右ラフから第2打を放つ(撮影・加藤諒)

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浅地洋佑+1で後半へ、稲森佑貴+4 首位ローリー

9番、ティーショットを放つ浅地(撮影・加藤諒)

<米男子ゴルフ:全英オープン>◇最終日◇21日◇北アイルランド・ロイヤルポートラッシュGC(7344ヤード、パー71)◇賞金総額1050万ドル(約11億5500万円)優勝賞金189万ドル(約2億800万円)

最終日がスタートし、日本勢は、前半9ホールを終えて、50位から出た浅地洋佑(フリー)は、3バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの通算1オーバー。4番でボギーが先行し、5、6番で連続バーディー。7番でダブルボギーをたたくなど、なかなか流れをつくれないでいるが、9番でバーディーを奪い返し、スコアを戻して後半に向かった。

43位から出た稲森佑貴(フリー)は、6ホールを終えて、1ボギー、1トリプルボギーで通算4オーバーと苦しんでいる。

第3日まで、シェーン・ローリー(アイルランド)が、通算16アンダーで、2位のトミー・フリートウッド(英国)に4打差をつけて首位に立っている。

8番、前のホールでダブルボギーを叩き、舌を出して第2打の地点に向かう浅地(撮影・加藤諒)

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小祝さくら狙ってつかんだ初優勝 母は成長認め号泣

記念撮影する左から木村翔キャディー、母・ひとみさん、小祝さくら、辻村明志コーチ(撮影・中島郁夫)

<女子ゴルフ:サマンサタバサ・レディース>◇21日◇最終日◇茨城・イーグルポイントGC(6601ヤード、パー72)◇賞金総額6000万円(優勝1080万円)

黄金世代の小祝さくら(21=ニトリ)が、7バーディー、ノーボギーの65で回り、大会新の通算17アンダー、199で初優勝を果たした。

首位のイ・ミニョンと2打差2位から出て、激しいデッドヒートを制し逆転勝ち。万年2位といわれた勝負弱さをついに克服した。1打差2位に16アンダーのイ・ミニョン。三ケ島かな、成田美寿々が10アンダーで3位に入った。

   ◇   ◇   ◇

涙も、ガッツポーズもなかった。18番ホールでウイニングパットを沈めると、小祝は照れたような笑みを浮かべた。「ガッツポーズは、最終ホールのパットのときにしようと考えていて。でも、どういう風にしたらいいのか分かんなかった」と悲願の優勝で我を忘れていた。

17年のプロデビューから61戦目。これまで何度もはね返されてきた優勝を1つの目標に集中することでつかんだ。「今日は絶対7アンダーで回る」。その言葉通り、前半で4つのバーディー。1打差を追う、後半開始の10番パー4で、バーディーを奪い、ボギーをたたいたイ・ミニョンと入れ替わって首位に立った。その後もバーディーを2つ重ね、後半3バーディー。目標通りの7アンダーで優勝をつかみ「自分のイメージした通りにいけた。すごくうれしい」と喜んだ。

昨年は2位に4度も入りながら勝てなかった。3度目に2位に入った9月のゴルフ5レディースで申ジエにプレーオフの末敗れ、悔し涙を流した。その時から少しずつ意識が変わった。最終日前夜には辻村明志コーチから「優勝を自分がすると思ってプレーしないと、絶対に成し遂げられない」とアドバイスされ、その言葉を胸に強い気持ちで試合に臨んでいた。

泣かない娘に代わって母ひとみさん(39)は、優勝の瞬間、号泣していた。去年から欠かさず試合について回り、全戦出場を続ける娘を支えた。「去年とは全然違う。メンタルが成長した」。免許を取った娘に「自分で取った車なら運転していい」と副賞のベンツをネタにハッパをかけていた。

プロの世界では珍しい天然癒やし系キャラだ。優勝インタビューで一番うれしかったことを今回の優勝ではなく「BTSのライブで席が前から2列目だったこと」と答え、笑いを誘った。会見では20年東京オリンピック(五輪)に「出たい」とも口にした。おっとりした性格の実力者がついに目覚めた。【桝田朗】

◆小祝(こいわい)さくら 1998年(平10)4月15日、北海道北広島市生まれ。母ひとみさんが宮里藍の大ファンでレッスンに通ったことから、8歳でゴルフを始める。14年に北海道女子アマ選手権に優勝。16年にはニッポンハム・レディースに出場し8位でローアマ獲得。17年プロテスト合格。本格参戦の18年はトップ10に13回入るなど賞金ランク8位に入り新人賞と敢闘賞を獲得。158センチ、58キロ。家族は母と弟。

◆黄金世代の優勝 98年4月~99年3月生まれの女子ゴルファー。米女子ツアーで活躍する畑岡奈紗や、勝みなみら、アマチュア時代からの実力者がひしめく世代で、今季は20試合中7試合で黄金世代が優勝している。勝みなみの2勝、渋野日向子の2勝に、河本結、原英莉花、小祝がそれぞれ1勝ずつ。小祝の優勝は黄金世代では8人目となる。

<小祝さくらの使用クラブ>

▼1W=ダンロップ スリクソンZ785(シャフト=三菱ケミカル ディアマナB50、硬さS、長さ45インチ、ロフト9・5度)▼3W=同 スリクソン ZF85(15度)▼5W=同 ゼクシオ9(18度)▼7W=同 ゼクシオ(20度)▼4U=同 スリクソンZH85(22度)▼アイアン=同 スリクソンZ585(5I~PW)▼ウエッジ=同 クリーブランドRTX3(50、58度)▼パター=テーラーメイド スパイダーX▼ボール=スリクソンXV

ツアー初優勝飾りガッツポーズする小祝さくら(撮影・中島郁夫)
「お疲れサマンサ」優勝スピーチで笑いを取った小祝さくら(撮影・中島郁夫)
ツアー初優勝のトロフィーを掲げる小祝さくら(撮影・中島郁夫)
7番、ティーショットを放つ小祝さくら(撮影・中島郁夫)

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渋野18ラウンド連続イーブン以上、全英女子へ期待

渋野日向子(2019年7月19日撮影)

<女子ゴルフ:サマンサタバサ・レディース>◇21日◇最終日◇茨城・イーグルポイントGC(6601ヤード、パー72)◇賞金総額6000万円(優勝1080万円)

今季2勝を挙げ、賞金ランク2位と大躍進の渋野日向子が、最終日も70で回り通算4アンダーで35位に入った。

ニチレイ・レディース第1日から、今大会で18ラウンド連続イーブン以上の成績を続け、史上16位タイと記録を更新中だ。「パターが入らない中でアンダーパーで回れたのは良かった」と話し、初挑戦のメジャーAIG全英女子オープン(8月1日開幕)に向け「好調でイギリスを迎えられそう」と期待を口にした。

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小祝さくら逆転でツアー初制覇 黄金世代8人目

7番、ティーショットを放つ小祝さくら(撮影・中島郁夫)

<女子ゴルフ:サマンサタバサ・レディース>◇21日◇最終日◇茨城・イーグルポイントGC(6601ヤード、パー72)◇賞金総額6000万円(優勝1080万円)

黄金世代の小祝さくら(21=ニトリ)が、逆転でツアー初勝利を挙げた。

首位のイ・ミニョンと2打差2位から出た小祝は、スタートの1番でバーディーを奪うと、3番でもバーディーを奪い、12アンダーで一時首位のイ・ミニョンに並んだ。

5番からイ・ミニョンが連続バーディーを奪うと、小祝も6番から連続バーディー。9番でイ・ミニョンが1つ抜けだし、前半はイ・ミニョン15アンダー、小祝14アンダーで折り返す。後半10番で小祝がバーディーに対し、イ・ミニョンはボギーで再び小祝が逆転。その後もバーディーを重ねた小祝が7バーディー、ノーボギーの通算17アンダー、199で優勝を決めた。

黄金世代の優勝は、6月のリゾートトラスト・レディースで優勝した原英莉花に続き8人目。1打差の2位にイ・ミニョン、通算10アンダーの三ケ島かなと成田美寿々が3位に入った。

最終組左から工藤遥加、イ・ミニョン、小祝さくら(撮影・中島郁夫)

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小平64位に後退、ハーマン首位 バルバソル選手権

小平智(2018年12月4日撮影)

<米男子ゴルフ:バルバソル選手権>◇第3日◇20日◇ケンタッキー州ニコラスビル、キーントレースGC(パー72)

第3ラウンドが行われ、小平智は5バーディー、4ボギーの71でスコアを1つ伸ばしたものの、通算6アンダーの210で64位に後退した。62でスコアを伸ばしたジム・ハーマン(米国)が通算192で首位を守った。

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前半終了 イ・ミニョン、小祝さくらがデッドヒート

最終組左から工藤遥加、イ・ミニョン、小祝さくら(撮影・中島郁夫)

<女子ゴルフ:サマンサタバサ・レディース>◇21日◇最終日◇茨城・イーグルポイントGC(6601ヤード、パー72)◇賞金総額6000万円(優勝1080万円)

最終組がハーフを終えて、首位スタートのイ・ミニョンと、2位から出た小祝さくらが激しいデッドヒートを演じている。

小祝が出だしの1番パー4でバーディーを奪うと、3番パー5でもバーディーを奪い、一時は首位に並んだ。しかし、イ・ミニョンが5番、6番とバーディーを奪い、再び1歩抜け出す。小祝も6番、7番と連続バーディーで通算14アンダーで2人が並んだ。

それでもイ・ミニョンは9番で3つ目のバーディーを奪い、通算15アンダーとリードを保ったまま後半に入った。

3位は3バーディーの三ケ島かなが10アンダーでつけている。3位から出た工藤遥加は、1番でバーディーを奪ったものの、4番、7番とボギー。8番でバーディーを取り返したが、スコアを伸ばせず通算9アンダーで4位に後退した。

8アンダーで青木瀬令奈、成田美寿々、上田桃子らが続いている。

7番、ティーショットを放つ小祝さくら(撮影・中島郁夫)
7番、ティーショットを放つイ・ミニョン(撮影・中島郁夫)

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ローリーが通算-16で単独首位、地元初V王手

第3日、通算16アンダーで終えたシェーン・ローリー(AP)

<米男子ゴルフ:全英オープン>◇第3日◇20日(日本時間21日未明)◇北アイルランド・ロイヤルポートラッシュGC(7344ヤード、パー71)◇賞金総額1億50万ドル(約110億5500万円)優勝賞金189万ドル(約2億800万円)

首位から出たシェーン・ローリー(32=アイルランド)が驚異のスコア63で回り、独走態勢で地元での初優勝に王手をかけた。

8バーディー、ボギーなしで回り、通算16アンダーまで伸ばした。

見せ場は10番パー4。ラフからグリーンの傾斜を利用して3メートルにつけ、バーディーを奪った場面だ。ボウリングでカーブをかけたように、緑の芝生の上で鮮やかな放物線を描いた。現地では、そのシーンが何度もテレビで映し出された。

まるで野球場のような客席が設けられた最終18番は、大歓声に包まれ、お祭り騒ぎになった。09年アイルランド・オープンで欧州ツアー史上3人目となるアマチュア優勝を達成してから10年。ヒゲがトレードマークのローリーが、地元で歓喜の瞬間を迎えるまで、残り18ホールとなった。

首位と4打差、同12アンダーの2位にトミー・フリートウッド(英国)。同10アンダーの3位にJ・B・ホームズ(米国)。同9アンダーの4位に世界ランク1位のブルックス・ケプカ(米国)とジャスティン・ローズ(英国)が続いた。

松山が予選で姿を消した日本勢は、稲森佑貴(24)が70で回り同イーブンパーの43位。浅地洋佑(26)は71で回り同1オーバーの50位。

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浅地洋佑は通算1オーバー「悔しい気持ちが大きい」

6番、ティーショットを放つ浅地(撮影・加藤諒)

<米男子ゴルフ:全英オープン>◇第3日◇20日◇北アイルランド・ロイヤルポートラッシュGC(7344ヤード、パー71)◇賞金総額1億50万ドル(約110億5500万円)優勝賞金189万ドル(約2億800万円)

決勝ラウンドが始まり、浅地洋佑(26)は2バーディー、2ボギーの71で回り通算1オーバーとした。

日本勢で予選を突破したのは稲森と2人だけ。松山も姿を消したが、浅地は「たまたま僕と稲森が、ちょっと運が良かっただけです」と謙遜した。

この日のスコアについては「60台では回りたかったです。楽しいけれど、悔しい気持ちの方が大きい」と話した。

21日の最終日に向けては「あと1日。パターが入ってくれるのを祈るだけ。トータルスコアでアンダーパーには持っていきたいですね」と話した。

13番、パーセーブし、笑顔で14番に向かう浅地(撮影・加藤諒)
5番、ラフから球を打ち出す浅地(撮影・加藤諒)
9番、浅地はティーショットを左ラフに入れる(撮影・加藤諒)
9番、浅地は左ラフから第2打を放つ(撮影・加藤諒)

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稲森佑貴が奮闘「世界の技を見られて」ウォレス刺激

17番、バーディーパットを沈めてガッツポーズする稲森(撮影・加藤諒)

<米男子ゴルフ:全英オープン>◇第3日◇20日◇北アイルランド・ロイヤルポートラッシュGC(7344ヤード、パー71)◇賞金総額1億50万ドル(約110億5500万円)優勝賞金189万ドル(約2億800万円)

8人が出場した日本勢で予選を突破したのは、稲森佑貴(24)と浅地洋佑(26)の2人だけだった。

この日から決勝ラウンドが始まり、稲森は5バーディー、4ボギーの70で回り通算イーブンパーとした。11、17番(ともにパー4)で、いずれも10メートルのバーディーパットを沈めるなど見せ場を作った。この日は欧州で絶大な人気を誇るマット・ウォレスと同組で回り「ずっとカメラがいるので、アウェーを感じましたね。世界の技を見られて、いい勉強になった」と刺激を受けた様子。公式サイトでもライブ中継された。

きまぐれに風向きが変わるコースにも徐々に対応しつつある。稲森は「前後の風が読みにくくて難しい」としながらも「我慢のゴルフ。いつかはバーディーが来ると思いながらやっています。今日は1アンダーで回れて、ひとまず良かった」と笑顔を見せた。

自己採点は「タラレバを言えば、もっと伸ばせたけれど。90点ですね」と合格点をつけた。

松山が姿を消した日本勢で、伸び盛りの若手が奮闘を続けている。

17番、バーディーパットを沈めてキャディーとグータッチする稲森(撮影・加藤諒)

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稲森佑貴イーブンパー、浅地洋佑1オーバー 全英

17番、バーディーパットを沈めてガッツポーズする稲森(撮影・加藤諒)

<米男子ゴルフ:全英オープン>◇第3日◇20日◇北アイルランド・ロイヤルポートラッシュGC(7344ヤード、パー71)◇賞金総額1億50万ドル(約11億5500万円)優勝賞金189万ドル(約2億800万円)

第3日がスタートし、1オーバーの58位から出た稲森佑貴(フリー)は、5バーディー、4ボギーの70で回り、通算イーブンパーとした。

2バーディー、2ボギーで折り返した後半。10番パー4でボギーを先行させたが、11番(パー4)、12番(パー5)で連続バーディー。流れに乗るかと思われたものの、13番(パー3)でボギーを再びたたいた。出入りの激しいゴルフだったが、17番パー4でバーディーを奪う意地をみせて、スコアを1つ伸ばした。

同じく58位から出た初出場の浅地洋佑(フリー)は、2バーディー、2ボギーの71で通算1オーバーで第3ラウンドを終えた。

第2日まで、J・B・ホームズ(米国)、シェーン・ローリー(アイルランド)が、通算8アンダーで首位に立っている。

9番、浅地はティーショットを左ラフに入れる(撮影・加藤諒)

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58位浅地洋佑は1つスコア伸ばす 12ホール終了

9番、浅地はティーショットを左ラフに入れる(撮影・加藤諒)

<米男子ゴルフ:全英オープン>◇第3日◇20日◇北アイルランド・ロイヤルポートラッシュGC(7344ヤード、パー71)◇賞金総額1億50万ドル(約11億5500万円)優勝賞金189万ドル(約2億800万円)

第3日がスタートし、1オーバーの58位から出た浅地洋佑(フリー)が、12ホールを終えて、2バーディー、1ボギーで1つスコアを伸ばしている。2番パー5で最初のバーディーを奪い、その後はパーを並べて9番でボギー。後半に入った12番パー5でバーディーを再び奪っている。

同じく58位から出た稲森佑貴(フリー)は、11ホールを終えて、3バーディー、3ボギーで1オーバーのまま。出だしの1番でいきなりボギーをたたいたが、2番ですぐに取り返した。後半に入って10番でボギーとしたが、11番をバーディーとして取り返している。

第2日まで、J・B・ホームズ(米国)、シェーン・ローリー(アイルランド)が、通算8アンダーで首位に立っている。

6番、ティーショットを放つ浅地(撮影・加藤諒)
1番、ティーショットを放つ稲森(撮影・加藤諒)

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松山1年ぶり予選落ち「自信持って打てなくなった」

18番、通算3オーバーで予選落ちとなり、インタビューに答える松山(撮影・加藤諒)

<米男子ゴルフ:全英オープン>◇第2日◇19日(日本時間20日未明)◇北アイルランド・ロイヤルポートラッシュGC(7344ヤード、パー71)◇賞金総額1億50万ドル(約110億5500万円)優勝賞金189万ドル(約2億800万円)

日本男子として初の海外メジャー優勝を目指した松山英樹(27=LEXUS)が、まさか予選落ちした。

松山の予選落ちは昨年の同大会以来、1年ぶり。

42位から出た1番パー4で、いきなりティーショットをOBとしてトリプルボギー。前半のパー5で2つバーディーを奪ったものの、最後までショットの乱れを修正できず。10番でV字の崖に入れてボギーをたたいた後も、何度も深いラフにボールを飛ばした。

3バーディー、3ボギー、1トリプルボギーの74で回り、通算3オーバーの87位。

松山は「うまくいかなかったです。途中から修正できると思っていたけれど、後半の10、11番くらいから自信を持って打てなくなった。悪いスイングをした結果。なかなか思ったプレーができないのは自分のせい。悔しいです」と淡々と話した。

8人が出場した日本勢では稲森佑貴と、浅地洋佑の2人が、ともに通算1オーバーの58位で予選を通過した。

18番、松山はバーディーパットを外す(撮影・加藤諒)
10番、顔に手を当ててラインを読む松山(撮影・加藤諒)
9番、ティーショットを放つ松山(撮影・加藤諒)

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14歳林田直也が最年少V 15年兄優勝 日刊アマ

10番でティーショットする林田直也(撮影・菊川光一)

<日刊アマゴルフ野見山杯九州プレーヤーズゴルフ選手権>◇最終日◇20日◇北九州市・小倉カンツリー倶楽部(6708ヤード、パー71)◇出場63人

福岡・沖学園中3年の林田直也(14)が、史上最年少となる初の中学生チャンピオンに輝いた。台風5号の影響による強風も、指10本で握るベースボールグリップ効果でプレーが安定。課題のパッティング修正も功を奏し1アンダー70(パー71)の通算145で大逆転した。総合の部20位タイ、シニアの部10位タイまでが、日刊アマ全国大会(11月14日開幕、石川・片山津GC)の出場権を得た。

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林田が初の中学生チャンピオンに輝いただけでなく、15年に沖学園高1年で優勝した兄卓也(日大2年)に続く初の「兄弟V」も成し遂げた。

18番パー4はボギーで終わったが「兄が優勝しているので、僕も優勝したかった。ホッとした」。強い思いで最後を締めた。この日、早朝まで降った雨でグリーンが重く、台風5号による強い風の影響もあった。だが指10本で握るベースボールグリップで「安定した分、真っすぐ行ってくれた」とプレーが安定していた。

パッティング練習も功を奏した。第1日を終え、北九州市小倉南区の自宅で30分間、4年前に父が林田の部屋に作ってくれた長さ6メートル、幅2・5メートルでスライスやフックラインを鍛えられる人工芝のパッティング練習場で課題を修正した。最終日は4オーバースタートだったが、バーディー先行で10番パー4で首位に追いつくと、勢いは止まらない。正確なショットと調子を取り戻した小技がかみ合い、70の通算3オーバーで逆転した。

6歳から目標とする日本プロ4位タイの時松も通った桜美ゴルフハウス(福岡市)の門をたたいた。ベースボールグリップを取り入れる篠塚武久さんの指導の下、入門時のハーフ90から大きく飛躍した。成長著しい林田の次なる挑戦は、7月下旬に行われる九州ジュニア優勝だ。兄や7月に世界ジュニアに出場した弟聖也(8)君の存在も刺激に努力を重ねる。【菊川光一】

日刊アマ大会委員長・村田哲也氏(59)「昨今、中学生が活躍する卓球などもそうだが、ゴルフも中学生が優勝するほどレベルが上がってきた。林田君と話したら『優勝を狙っている』と即答していたし、中学から結果を残せば将来は相当期待できる。クラブはベースボールグリップで握っており、これも時代の流れなんでしょうね。またコースコンディションは、一昨日の雨でバンカーはまるでプールみたいな状態でした。心配しましたが、試合に支障がないほど整備していただいた。試合ができたのも管理の方々のおかげです」

◆林田直也(はやしだ・なおや)2004年(平16)12月1日、北九州市生まれ。ゴルフは3歳で始めた。6歳から桜美ゴルフハウスに通い、ベストスコアは小6で記録した69。優勝は16年のTKUジュニア選手権、小学生春季大会など。今年5月の九州アマで31位タイ。ドライバーが得意で平均飛距離270ヤード。170センチ、63キロ。家族は両親と兄、弟。血液型A。

カートで笑みを見せる林田直也(右)(撮影・菊川光一)
優勝カップを掲げて喜ぶ林田直也(撮影・菊川光一)

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68年ぶりの全英開催コース スコアは紙一重/青木功

第1ラウンド12番、ラフからアプローチショットを放つタイガー・ウッズ(撮影・加藤諒)

<米男子ゴルフ:全英オープン>◇第1日◇18日(日本時間19日未明)◇北アイルランド・ロイヤルポートラッシュGC(7344ヤード、パー71)◇賞金総額1億50万ドル(約110億5500万円)優勝賞金189万ドル(約2億800万円)

全英オープン第1ラウンドでタイガー・ウッズ(米国)は78で144位と出遅れた。松山英樹(27)は42位、稲森佑貴(24)は20位。

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ウッズは、とてもいい時のスイングではなかった。迫力がないし、オーラが失われていた。だから、7オーバーというスコアになってしまったんだろうな。4月のマスターズで優勝してからは、子供たちに母の故郷を見せたいと、タイに旅行したと聞いた。以前から膝や腰、背中にケガを抱えているようだから、体を休める意味もあったのかも知れないな。練習をしなかったのか、できなかったのか、その影響が出ていた。

実力がある選手でも、苦戦するのがメジャーなんだ。まして、ここでは68年ぶりの開催なんだから、コースを知らない人がほとんど。アンダーパーと、オーバーパーは紙一重だった。地元出身のマキロイ、前回優勝のモリナリ、ミケルソンも出遅れたんだから。今日はかみ合わなかっただけと、切り替えるしかない。松山もよく後半に立て直した。アンダーで回ってきた稲森は、これを4日間続けてこそ価値がある。(青木功=プロゴルファー、テレビ朝日解説者)

第1ラウンド9番、ティーショットを放つ松山(撮影・加藤諒)
第1ラウンド13番、アプローチショットを放つ稲森(撮影・加藤諒)

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稲森、浅地ともに58位で決勝Rへ ホームズら首位

<米男子ゴルフ:全英オープン>◇第2日◇19日(日本時間20日未明)◇北アイルランド・ロイヤルポートラッシュGC(7344ヤード、パー71)◇賞金総額1050万ドル(約11億5500万円)優勝賞金189万ドル(約2億800万円)

松山英樹は1番でトリプルボギーをたたくなど74と落とし通算3オーバー、145で2年連続予選落ちとなった。稲森佑貴と浅地洋佑が通算1オーバーの58位で決勝ラウンドに進んだ。

首位から68で回ったJ・B・ホームズ(米国)、67だったシェーン・ローリー(アイルランド)が通算8アンダーでトップ。1打差の3位にトミー・フリートウッドとリー・ウェストウッド(ともに英国)がつけた。

ロリー・マキロイ(英国)、アマチュアの金谷拓実(東北福祉大)は通算2オーバーで決勝ラウンド進出に1打及ばなかった。藤本佳則、堀川未来夢、タイガー・ウッズ(米国)、池田勇太、今平周吾も予選落ち。

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松山英樹、第2日はトリプルボギー発進 1番でOB

1番、ティーショットを放つ松山(撮影・加藤諒)

<米男子ゴルフ:全英オープン>◇第2日◇19日◇北アイルランド・ロイヤルポートラッシュGC(7344ヤード、パー71)◇賞金総額1億50万ドル(約110億5500万円)優勝賞金189万ドル(約2億800万円)

第2日が始まり、42位から出た松山英樹(27=LEXUS)は、トリプルボギー発進となった。出だしの1番ティーショットを右に曲げるとOBへ。打ち直しはフェアウエーにおいたが、いきなり「7」をたたいた。続く、2番パー5をバーディーとしたものの、この時点で通算2オーバーと厳しいスタートとなった。

72位から出たアマチュアから出場の金谷拓実(東北福祉大3年)は、71で回り通算2オーバー、池田勇太は、75で通算9オーバーでそれぞれフィニッシュしている。タイガー・ウッズ(米国)は、70で回り通算6オーバーで第2ラウンドを終えた。

シェーン・ローリー(アイルランド)が、11ホールを終え、通算10アンダーで首位に立っている。

1番、ティーショットを放ち、傘を差してコースに出る松山(撮影・加藤諒)

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アマ金谷拓実スコア伸ばせず通算2オーバー 全英

13番、金谷(先頭)はティーショットを放ち、第2打の地点に向かう(撮影・加藤諒)

<米男子ゴルフ:全英オープン>◇第2日◇19日◇北アイルランド・ロイヤルポートラッシュGC(7344ヤード、パー71)◇賞金総額1億50万ドル(約110億5500万円)優勝賞金189万ドル(約2億800万円)

第2日が始まり、2オーバーの72位から出たアマチュアから出場の金谷拓実(東北福祉大3年)が、4バーディー、4ボギーの71で回り、通算2オーバーで第2ラウンドを終えた。

2オーバーのまま折り返した後半。10番から3連続バーディーを奪い勢いに乗るかと思われたが、14、16、18番でボギーをたたき、スコアを伸ばせなかった。

1アンダーの20位から出た稲森佑貴は、10ホールを終えて通算1アンダー。4オーバー、113位から出た藤本佳則は10ホールを終え通算1オーバー、1オーバーの54位から出た浅地洋佑も10ホールを終えて通算1オーバー。5オーバーの128位から出た池田勇太は、11ホールを終え通算6オーバー。

第1ラウンド首位のJ・B・ホームズ(米国)は、16ホールを終えて通算8アンダーでトップを守っている。

松山英樹、堀川未来夢、今平周吾は、午後(現地時間)にスタートする。

12番、ティーショットを放つ金谷(撮影・加藤諒)

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堀川未来夢「欲を出さないように」イーブンで42位

13番、連続バーディーを決めてキャディーとグータッチする堀川(撮影・加藤諒)

<米男子ゴルフ:全英オープン>◇第1日◇18日◇北アイルランド・ロイヤルポートラッシュGC(7344ヤード、パー71)◇賞金総額1億50万ドル(約110億5500万円)優勝賞金189万ドル(約2億800万円)

【ポートラッシュ=益子浩一】初出場の堀川未来夢(みくむ、26=Wave Energy)が全英仕様で好発進した。2バーディー、2ボギーのイーブンパー71で回り42位。今大会限定で英国国旗を施したキャディーバッグで登場。イ・ボミ(韓国)の黄金時代を支えた清水重憲キャディー(45)に担いでもらい、難コースを攻略した。稲森佑貴(24)が70で首位と4打差の20位につけ、松山英樹(27)は71で42位。66をマークしたJ・B・ホームズ(米国)が首位。

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68年ぶりに開催される北アイルランドの同コースに、堀川の存在感がキラリと光った。時折、横なぐりの雨がたたくリンクス。キャディーバッグとクラブのヘッドカバーに、英国国旗が派手に施されていた。それを担いだ清水キャディーが「彼は欧州向きですね」と満面の笑み。地元出身のマキロイにウッズ、ミケルソンでさえ出遅れた難コースで、初出場ながら松山と同じイーブンパー71で回って見せた。

12番パー5で第3打をピン側に寄せて最初のバーディーを奪うと、続く13番パー3は10メートルのバーディーパットを沈めた。狭いフェアウエー、傾斜の強いグリーン、コースを囲む大観衆。日本ツアーでの日常とはかけ離れた一大イベントでも、持てる力を出し切った。

「ノリさん(清水キャディー)と話をして、1日3つのボギーは仕方がない。一番ダメなのはダボ。バーディー2つで取り返すのは、なかなか難しいから。欲を出さないようにした結果です。思うようなゴルフが、かなりできました」

初の海外メジャーとなった6月の全米オープンは予選落ち。その経験を踏まえて「バーディーの数より、ボギーを減らすことの方が大事」。一方で「2、3個は(バーディーが)入ってくれればいい」とも。“お祭り”を楽しむ余裕が、今の堀川にはある。

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鈴木隆太が逆転V、石川2世目指す 高校ゴルフ

優勝トロフィーを手に笑顔の鈴木隆太(撮影・吉池彰)

<ゴルフ:全国高校選手権関東個人決勝>◇最終日◇19日◇長野・軽井沢72G東C(男子6760ヤード、パー70)(女子6384ヤード、パー72)◇参加=男子146人、女子137人

埼玉栄がアベック優勝を飾った。男子は2位から出て通算6アンダーとした鈴木隆太(2年)が逆転で、女子は首位タイから出た岩井明愛(あきえ、2年)が同7アンダーで六車日那乃(千葉・麗沢2年)との一騎打ちを制し、ともに初の栄冠に輝いた。

シードを除く男子42人、女子34人が全国大会個人の部(8月9~10日、茨城・セントラルGC)に進出した。

鈴木が昨年果たせなかった逆転Vを、今年は見事に有言実行した。1番369ヤード、パー4、残り70ヤードの第2打を58度のアイアンでピン奥2メートルにつけると、平らなストレートラインを「楽に」沈めた。このバーディー発進で「今日はいけるぞ」と思った鈴木。3番バーディーの後、5、8番をボギーとしたが、6、9番のバーディーですぐに取り返した。そして、後半は2バーディー、ノーボギー。18番パー4では「2メートルの上りフックを読み切り」バーディーフィニッシュした。

平均32回のパット数がこの日は25。「今日は少し強めに打ったパターが良かった。それでスコアが伸びた感じ」と笑った。そのパターを武器に、8月は全国大会と日本ジュニアで連続優勝を狙う。「パターを安定させて常に良い成績を出せるようにしたい」という鈴木が好きなプロは石川遼。「ここぞという勝負で入れるところを見習いたい」と石川2世を目指す。

<男子上位最終成績>

【1位】鈴木隆太(埼玉栄2年)=134(68・66)

【2位】三田真弘(東京・代々木3年)=137(69・68)

【3位】出水田裕輝(東京・杉並学院3年)=137(68・69)

【4位】加治屋龍之介(東京・堀越3年)=138(70・68)

【5位】林恭平(神奈川・湘南学院2年)=138(70・68)

【6位】坂田一真(千葉黎明1年)=138(69・69)

※同スコアの順位はマッチングスコアカード方式による

<主催>関東高等学校ゴルフ連盟、日刊スポーツ新聞社<協賛>住友ゴム工業(ダンロップ)

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岩井明愛が初V「強い気持ちを持てば」高校ゴルフ

優勝トロフィーを手に笑顔の岩井明愛(撮影・吉池彰)

<ゴルフ:全国高校選手権関東個人決勝>◇最終日◇19日◇長野・軽井沢72G東C(男子6760ヤード、パー70)(女子6384ヤード、パー72)◇参加=男子146人、女子137人

埼玉栄がアベック優勝を飾った。男子は2位から出て通算6アンダーとした鈴木隆太(2年)が逆転で、女子は首位タイから出た岩井明愛(あきえ、2年)が同7アンダーで六車日那乃(千葉・麗沢2年)との一騎打ちを制し、ともに初の栄冠に輝いた。

シードを除く男子42人、女子34人が全国大会個人の部(8月9~10日、茨城・セントラルGC)に進出した。

岩井と六車が同点で迎えた名物ホールの18番715ヤード、パー6。岩井は第2打が左の木の根元に止まるトラブルも、上り4メートルのパーパットをねじ込んだ。対する六車は下り2メートルが入らずボギー。岩井の優勝が決まった。1番346ヤード、パー4で8メートルの下りスライスをジャストタッチで入れ、「そこから乗りに乗っていけた」。そして「自分のプレーに集中した」最後に勝利をたぐり寄せた。次の目標は男子の鈴木と同じ全国大会と日本ジュニアでの連続優勝。「難しいけど、強い気持ちを持てばいける」と岩井はこの日勝って自信をつかんだ様子だった。

<女子上位最終成績>

【1位】岩井明愛(埼玉栄2年)=137(69・68)

【2位】六車日那乃(千葉・麗沢2年)=138(69・69)

【3位】堀越心愛(茨城・明秀学園日立3年)141(72・69)

【4位】越田泰羽(神奈川・湘南学院1年)142(70・72)

【5位】岩井千怜(埼玉栄2年)142(69・73)

【6位】勝見梓(群馬・関東学園3年)144(74・70)

※同スコアの順位はマッチングスコアカード方式による

<主催>関東高等学校ゴルフ連盟、日刊スポーツ新聞社<協賛>住友ゴム工業(ダンロップ)

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小平67で5打差15位発進 ポストンが首位

<米男子ゴルフ:バルバソル選手権>◇第1日◇18日◇ケンタッキー州ニコラスビル、キーントレースGC(パー72)

第1ラウンドが行われ、小平智は1イーグル、3バーディーの67で回って首位と5打差の15位とした。

62をマークしたJ・T・ポストン(米国)がトップに立った。

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畑岡、山口組予選落ち 6つスコア伸ばすも届かず

<米女子ゴルフ:ダウグレートレークスベイ招待>◇第2日◇18日◇ミシガン州ミッドランド、ミッドランドGC(パー70)

2人1組のチーム戦で争われる新設大会で、71位から出た畑岡奈紗(森ビル)山口すず夏(環境ステーション)組は、64で回り、3オーバー、143の67位で予選落ちした。

2人がそれぞれプレーし、良いほうのスコアを採用するフォーボール形式で行われ、6つスコアを伸ばす意地を見せ最下位からは脱出したが、決勝ラウンドには進めなかった。

ポーラ・クリーマー、モーガン・プレッセル(ともに米国)組ら3組が、10アンダーで首位に立っている。

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今平、難コースに153位「何もつかめなかった」

13番、ティーショットを放つ今平(撮影・加藤諒)

<米男子ゴルフ:全英オープン>◇第1日◇18日(日本時間19日未明)◇北アイルランド・ロイヤルポートラッシュGC(7344ヤード、パー71)◇賞金総額1億50万ドル(約110億5500万円)優勝賞金189万ドル(約2億800万円)

昨季国内賞金王の今平周吾(26=フリー)は156選手中、153位でのスタートになった。

前回優勝のフランチェスコ・モリナリ(36=イタリア)と練習ラウンドをこなすなど、準備万全のはずが、難コースを攻略できず。83で回り12オーバーとたたいた。

ダブルパーとした4番パー4について「OB2発を右に打った。ドライバーでフォローだったけど、左を狙ったのが右に2発いっちゃった。練習ではうまくいっていたのに。うまく流れに乗れなかったですね」と振り返った。

さらには「(パットの)タッチも合っていなくて、ショートパットが入らなかった。何かつかもうと思いながらやっていたが、何もつかめなかったです。雨も風も合って、コース自体が難しかった。今日、打ちすぎたので、明日は気持ち良くいいスコアで上がれれば、次につながる」と必死に気持ちを切り替えようとしていた。

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