日刊スポーツ

【欧州L】リバプール遠藤航 前半のみで交代 地元紙5点「常に長くボールをもちたがった」

【欧州L】フライブルク堂安律フル出場 後半好機もGKのビッグセーブで得点ならず 0-2敗戦

<欧州リーグ(EL):ウエストハム2-0フライブルク>◇14日(日本時間15日)◇第6節◇ロンドン・スタジアム

フライブルクの日本代表MF堂安律(25)が敵地のウエストハム戦にフル出場した。チームは敗れ、2位で16強入りを懸けたプレーオフに回った。

首位突破をかけて行われた一戦で、堂安は右サイドで先発出場。後半30分に相手DFのクリアを拾ってチャンスを迎えたが、相手GKのビッグセーブで得点を奪えなかった。

チームは前半14分に先制を許し、同42分に追加点を奪われ、敗戦した。

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【欧州L】リバプール遠藤航 前半のみで交代 地元紙5点「常に長くボールをもちたがった」

リバプール遠藤航(ロイター)

<欧州リーグ(EL):サンジロワーズ2-1リバプール>◇14日(日本時間15日)◇第6節◇スタッド・ジョゼフ・マリアン

リバプールの日本代表MF遠藤航(30)がDF町田浩樹(26)の所属するサンジロワーズ戦に先発出場したが、前半のみで交代となった。首位通過を決めていたチームは1-2で敗れた。

リバプールは、前半32分に先制を許し、同39分に同点に追いつくも、同43分に勝ち越しを許した。

地元メディアの「Liverpool Echo」で、遠藤は5点の評価。「ポゼッションで常に長くボールをもちたがった。先制点の直前にハーフライン付近でボールを奪われ、オフサイドだったのは幸運だった。ハーフタイムにグラフェンベルフと代わった」などと評された。

公式戦3試合連続で先発した遠藤だったが、リーグ戦のクリスタルパレス戦から2試合連続で前半のみで交代となった。

日本人対決は、フル出場した町田のサンジロワーズに軍配が上がった。

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【欧州L】ブライトン三笘薫、地元紙で8点の評価「一晩中、本当に脅威でベストフォームの兆し」

マルセイユ戦でフル出場した三ブライトン笘薫(ロイター)

<欧州リーグ(EL):ブライトン1-0マルセイユ>◇14日(日本時間15日)◇第6節◇ファルマー

日本代表MF三笘薫(26)が所属するブライトンがマルセイユを1-0で下し、4勝1分け1敗でB組を首位通過した。

三笘は、勝てば首位通過が決まる大切な一戦に、定位置の左サイドで先発。得点には関与しなかったが、ドリブルやパスで存在感を示した。

地元メディア「Sussex World」による採点で、三笘は8点をつけられた。「一晩中、本当に脅威でベストフォームの兆しを見せた。何度も何度もライン際で相手を抜き、危険なクロスを入れた」などと評された。

チームは0-0の後半43分に中央突破からFWジョアン・ペドロ(22)が豪快にゴールネットを揺らして劇的に勝利。最終節で逆転での首位通過を決めた。

1次リーグ首位突破を決めたブライトンの選手ら(AP)
ゴールを決めたブライトンFWジョアン・ペドロ(AP)
マルセイユ戦でフル出場した三ブライトン笘薫(ロイター)

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【欧州L】ブライトン三笘薫フル出場で攻撃の起点に マルセイユに劇的勝利で1次L逆転首位通過

マルセイユ戦でフル出場した三ブライトン笘薫(ロイター)

<欧州リーグ(EL):ブライトン1-0マルセイユ>◇14日(日本時間15日)◇第6節◇ファルマー

日本代表MF三笘薫(26)がマルセイユ戦で先発しフル出場した。チームは、1-0で競り勝ち、初出場のELで、1次リーグを4勝1分け1敗の首位突破を果たした。

劇的な勝利でクラブの歴史に新たな1ページを刻んだ。0-0で迎えた後半43分、FWジョアン・ペドロ(22)がペナルティーエリア内から右足を振り抜いて決勝点を決めた。そのまま1点を守り抜き、最終節でマルセイユをかわして首位に。初の欧州の舞台で確かな強さを発揮した。

勝てば首位通過が決まる大切な一戦。定位置の左サイドで先発した三笘は、得点やアシストこそなかったが、ドリブルやシュート、効果的なパスで相手の脅威となった。特に後半は裏への抜けだしやカットインでチャンスの起点となり、攻撃にリズムを生み出した。同39分には激しく相手にチャージし、イエローカードの警告を受けた。

マルセイユ戦でフル出場した三ブライトン笘薫(ロイター)
ゴールを決めたブライトンFWジョアン・ペドロ(AP)
1次リーグ首位突破を決めたブライトンの選手ら(AP)

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【欧州L】堂安律2試合連続ゴール!前半にはCKからアシストも記録 フライブルク16強進出

欧州リーグ、フライブルク対オリンピアコス ライン際で競り合うフライブルク堂安律(中央)

<欧州リーグ:フライブルク5-0オリンピアコス>◇11月30日◇フライブルク◇1次リーグ第5節

A組で堂安律(25)のフライブルク(ドイツ)は、ホームでオリンピアコス(ギリシャ)に5-0で大勝した。

堂安はフル出場し、4-0で迎えた後半32分、ゴール前に流れたルーズボールにいち早く駆け寄り、左足でゴールに押し込んだ。前節のバチュカ・トポラ(セルビア)戦に続く2試合連続の得点となった。

また、前半8分にも左CKからFWグレゴリッツュのゴールをアシストしており、1得点1アシストと活躍した。

この日はエースのグレゴリッチュは前半だけでハットトリックを達成するなど、2試合連続の5得点大勝となった。

この結果、フライブルクはA組2位以内が確定。12月14日の最終節で、勝ち点12で並ぶウエストハム(イングランド)との首位決戦に引き分け以上なら決勝トーナメント進出(16強)が決定する。敗れた場合は、欧州CL1次リーグ3位チームとのプレーオフへ回る。

欧州リーグ、フライブルク対オリンピアコス 5点目のゴールを奪うフライブルク堂安律(左)(ロイター)
欧州リーグ、フライブルク対オリンピアコス5点目のゴールを奪うフライブルク堂安律(左から2人目)(ロイター)
欧州リーグ、フライブルク対オリンピアコス  5点目を決め喜ぶフライブルク堂安律(左から3人目)(ロイター)

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【欧州L】リバプール遠藤フル出場で1次突破 守田スポルティング2位でPOへ/日本人選手一覧

AEKアテネ戦に出場したブライトン三笘薫(AP)

<欧州リーグ>◇11月30日◇1次リーグ第5節

A組でフライブルク(ドイツ)のMF堂安律は5-0で大勝したホームのオリンピアコス(ギリシャ)戦にフル出場し、1得点1アシストと活躍した。チームは2位以内を確保。勝ち点12で並ぶ最終節(12月14日)のウエストハム戦に引き分け以上で、決勝トーナメント進出が決まる。

B組でブライトン(イングランド)のMF三笘薫はけがから復帰し、敵地のAEKアテネ(ギリシャ)戦に先発した。後半24分まで出場し、チームも1-0で勝って2位以内が確定した。

E組でリバプール(イングランド)のMF遠藤航は本拠地でのLASK(オーストリア)戦にフル出場した。試合はルイス・ディアス、ガクポらのゴールで4-0と快勝し、首位が確定。16強による決勝トーナメント1回戦に進む。

D組でスポルティング(ポルトガル)のMF守田英正はアウェーのアタランタ(イタリア)戦にフル出場した。チームは1-1で引き分け、1試合を残して2位が確定。16強入りを懸け、欧州CL1次リーグ3位チームとのプレーオフに回ることになった。

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【欧州L】復帰ブライトン三笘薫に地元紙チーム最低5点評価「100%の状態には見えなかった」

AEKアテネ戦に出場したブライトン三笘薫(AP)

<欧州リーグ(EL):AEKアテネ0-1ブライトン>◇11月30日(日本時間1日)◇第5節◇OPAPアリーナ

11月シリーズの日本代表の活動をケガのため離脱した三笘薫(26)がAEKアテネ戦で公式戦復帰を果たした。チームは1-0で勝利を収め、EL初出場で決勝トーナメント進出を決めた。

ケガの影響で24日のノッティンガム・フォレスト戦を欠場していた三笘は、定位置の左サイドで先発に復帰。前半2分にいきなりアウトサイドパスから決定機を演出するなどしたが、後半24分までプレーし、得点に関与することはできなかった。

英メディア「Sussex World」による採点で、三笘はチーム最低となる5点の評価。三笘らしい突破もなく、終始おとなしめだったこともあり、「ケガから復帰後、100%の状態には見えなかった。試合で思うようなインパクトは与えられなかった。それでもダフートと交代する前の20分間で復調したのは素晴らしかった」などと評された。

チームはFWジョアン・ペドロがPKから得点を奪って勝利。3勝1分け1敗の勝ち点10で、上位2位以内を確定させた。クラブとして欧州の舞台は初挑戦ながら、しっかりと結果を残している。

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【欧州L】三笘薫がアテネ戦で公式戦復帰、後半24分までプレー ブライトンは決勝T進出決める

AEKアテネ戦に出場したブライトン三笘薫(AP)

<欧州リーグ(EL):AEKアテネ0-1ブライトン>◇11月30日(日本時間1日)◇第5節◇OPAPアリーナ

11月シリーズの日本代表の活動をケガのため離脱した三笘薫(26)がAEKアテネ戦で公式戦復帰を果たした。チームは1-0で勝利を収め、EL初出場で決勝トーナメント進出を決めた。

先月15日にワールドカップ(W杯)アジア2次予選の日本代表をケガで離脱していた三笘は、24日のノッティンガム・フォレスト戦を欠場。アテネ戦が復帰初戦となった。定位置の左サイドで先発すると、前半2分にいきなり得意のアウトサイドを使ったスルーパスで決定機を演出したが、その後も得点に関与することはできなかった。1点リードの後半24分までプレー。三笘らしい突破や裏への抜けだしは、ほとんど見られなかったが、慎重にプレーし、ケガなく終えた。

チームはFWジョアン・ペドロがPKから得点を奪い、欧州初挑戦ながら、3勝1分け1敗の勝ち点10で、上位2位以内を確定させた。欧州の舞台に初挑戦ながら、しっかりと結果を残した。

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【欧州L】リバプール遠藤航、先発も前半だけで交代 チームは初黒星も首位キープ

リバプール遠藤航(ロイター)

<欧州リーグ:トゥールーズ3-2リバプール>◇9日◇E組第4節<欧州リーグ:トゥールーズ3-2リバプール>◇9日◇E組第4節

リバプールMF遠藤航(30)はトゥールーズ(フランス)戦に先発も前半だけで交代。チームは2-3で初黒星を喫した。

   ◇   ◇   ◇

日本代表主将のMF遠藤は先発のチャンスを生かせなかった。ELでは3試合連続先発も前半34分には不用意なタックルでイエローカードを出され、ハーフタイムで交代した。チームは敵地で終始リードを許し、終盤に追い上げも届かず。初黒星もチームは勝ち点9でE組首位をキープしている。

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【欧州L】リバプールFWルイス・ディアス、誘拐された父解放直後に先発、遠藤航は前半で交代

先発出場したリバプールFWルイス・ディアス(ロイター)

<欧州リーグ:トゥールーズ3-2リバプール>◇9日◇E組第4節

父が誘拐から解放されたリバプールFWルイス・ディアスは、トゥールーズ戦に先発出場し、81分間プレーした。

ディアスは試合前、コロンビアの政府が北部で父が、誘拐したゲリラのメンバーによって解放されたと発表。吉報の数時間後に試合は始まった。試合前、リバプールのユルゲン・クロップ監督は試合前、吉報に「本当に幸せだ。ルーチョ(ディアス)は本当に幸せそうで、いつも親指を立てている。タイミング的にはこれ以上ない」と語った。

ディアスは5日のプレミアリーグのルートンタウン戦(1-1)で後半アディショナルタイムにゴールを決めた後、スペイン語で「パパに自由を」と書かれたTシャツを着て、父親の自由を訴えていた。

試合は、終始追いかける展開で、後半44分にディアスの代わりに投入されたFWディオゴ・ジョタの得点で追い上げたがリバプールは2-3で敗戦。日本代表MF遠藤航は先発したが、ハーフタイムで交代した。

先発出場したリバプールFWルイス・ディアス(ロイター)

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【欧州L】堂安が途中出場でEL初得点 フライブルク圧勝、首位ウェストハムと勝ち点9で並ぶ

堂安律(2023年6月15日撮影)

<欧州リーグ:フライブルク5-0バチュカ・トポラ>◇A組第4節◇9日

日本代表のフライブルクMF堂安律(25)が、バチュカ・トポラ(セルビア)戦で途中出場し、4-0の後半アディショナルタイムに欧州リーグ初得点を挙げた。

堂安は3-0の後半25分に投入され、10分後の後半35分に4得点目の起点となり、後半アディショナルタイムにはスルーパスに抜け出し、相手GKとの1対1でネットを揺らした。堂安は今季公式戦2得点目で、EL初得点となった。チームはA組首位のウェストハムと勝ち点9で並び2位につけている。

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【欧州L】ブライトン三笘薫、地元紙で7点「ファーガソンにボールを渡すべきだった」

アヤックス戦にフル出場したブライトン三笘薫(ロイター)

<欧州リーグ(EL):アヤックス0-2ブライトン>◇9日◇第4節◇ヨハン・クライフ・アレナ

日本代表MF三笘薫(26)が所属するブライトンが敵地でアヤックスを2-0で下し、2位に浮上して1次リーグ突破に向けて前進。三笘は左サイドでフル出場した。

三笘は得点に関与することはできなかったが、裏への抜けだしで決定機を作り出すなど、得意のドリブルも含めて90分間アグレッシブにプレーした。

英メディア「Sussex World」による採点で、三笘は7点をつけられた。アンス・ファティやジョアン・ペドロ、アディングラと比較され、厳しい評価を受け、「後半、自分でチャンスをものにするのではなく、ファーガソンにボールを渡すべきだった」などと評された。

チームは、スペイン1部バルセロナから期限付き移籍中のMFアンス・ファティ(21)とFWアディングラ(21)がともに1得点1アシストを記録する活躍を見せた。

チームは直近の公式戦8試合でわずか1勝と不調に陥っていたが、初挑戦の欧州の舞台で久々の勝利をつかんだ。

アヤックス戦にフル出場したブライトン三笘薫(ロイター)
アヤックス戦にフル出場したブライトン三笘薫(ロイター)
アヤックス戦にフル出場したブライトン三笘薫(ロイター)
試合前に練習するブライトン三笘薫(ロイター)

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【欧州L】三笘薫は得点なしも攻撃起点でフル出場 ブライトン1次L突破前進、ファティ1G1A

アヤックス戦にフル出場したブライトン三笘薫(ロイター)

<欧州リーグ(EL):アヤックス0-2ブライトン>◇9日◇第4節◇ヨハン・クライフ・アレナ

日本代表MF三笘薫(26)が所属するブライトンが敵地のアヤックス戦に2-0で勝利した。2勝1敗1分けの勝ち点7として、1次リーグ突破に向けて前進。三笘は左サイドでフル出場した。

スペイン1部バルセロナから期限付き移籍中のMFアンス・ファティ(21)が躍動した。前半15分に相手のパスミスをカットしたFWアディングラ(21)のラストパスに反応したファティが冷静に流し込んで先制点をゲット。後半8分には、センターサークル付近でファティがボールを受けてドリブルで運び、ペナルティーエリア右にいたアディングラに絶妙なパスを出して追加点をお膳立てしてみせた。アディングラも1得点1アシストを記録した。

三笘は後半23分に裏に向け出して決定機を迎えるなど、ドリブルや背後の動き出しで攻撃の起点にはなったが、得点に関与することはできなかった。しかし、過密日程の中、8試合連続のフル出場で、替えの効かない選手であることを証明した。

チームは直近の公式戦8試合でわずか1勝と不調に陥っていたが、初挑戦の欧州の舞台で久々の勝利をつかんだ。オランダの強豪相手に2連勝を飾り、暫定首位に立った。

アヤックス戦にフル出場したブライトン三笘薫(ロイター)
アヤックス戦にフル出場したブライトン三笘薫(ロイター)
アヤックス戦にフル出場したブライトン三笘薫(ロイター)
試合前に練習するブライトン三笘薫(ロイター)

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【欧州L】遠藤航リバプール加入後初ゴールにクロップ監督「本当に力強かった」と高く評価

トゥールーズ戦に先発出場したリバプールの遠藤航(AP)

<欧州リーグ:リバプール5-1トゥールーズ>◇1次リーグ第3節◇26日◇リバプール

リバプールの日本代表MF遠藤航(30)がホームのトゥールーズ戦で加入後の公式戦初ゴールをマークした。中盤の底のアンカーとして公式戦3試合ぶりに先発。1-1の前半30分にヘディングで勝ち越し点を挙げ、フル出場した。チームは5-1で快勝した。

加入後の公式戦9試合目の出場で初ゴール。今季はシュツットガルト(ドイツ)所属時の8月12日のドイツ杯1回戦、バリンゲン戦で1ゴールを記録していた。昨季はリーグ戦33試合に出場し、5得点をマーク。得点力の高さも示した。

リバプールのクロップ監督はTNTスポーツのインタビューで「本当に力強かった。シュツットガルトでは信じられないようなゴールを決めていた。素晴らしい試合をして、パスでラインを打ち破ってくれた。彼にとっては素晴らしい次のステップになった」と遠藤のプレーを高く評価した。

トゥールーズ戦に先発出場したリバプールの遠藤航(AP)

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【欧州L】ブライトン三笘薫「ペドロと素晴らしい連係。終始、脅威だった」地元紙で7点の評価

アヤックス戦に出場したブライトンの三笘薫(AP)

<欧州リーグ(EL):ブライトン2-0アヤックス>◇26日◇第3節◇ファルマー

日本代表MF三笘薫(26)が所属するブライトンがホームでアヤックスを2-0で下し、欧州リーグ初勝利をあげた。三笘は左サイドで先発し、フル出場した。

三笘は序盤から裏への抜けだしやライン間でのボールの引き出し、積極的な突破で攻撃をけん引。前半42分に放ったシュートのこぼれ球が先制点につながるなど、存在感を発揮した。

英メディア「Sussex World」による採点で、三笘は7点の評価。「序盤にサイドでの見事なプレーでペドロのチャンスを演出。重いタッチの後にボールを失って相手にファウルを犯して警告を受けた。ペドロと素晴らしい連係をみせた。先制点の直前にシュートはセーブされた。後半は彼の所にボールが落ちてこなかったが、終始、脅威だった」などと評された。チームはB組2位に浮上した。

アヤックス戦に出場したブライトンの三笘薫(AP)

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【欧州L】フライブルク堂安が今季初アシスト、ハットトリック達成のグリフォの3点目お膳立て

TSC戦に先発出場したフライブルクの堂安律(AP)

<欧州リーグ:TSC1-3フライブルク>◇1次リーグ第3節◇26日◇バーチュカ・トポラ

フライブルクのMF堂安律(25)が今季公式戦初アシストをマークした。2-1の後半28分、右サイドを抜け出して利き足とは逆の右足でクロス。イタリア代表MFグリフォのハットトリックをお膳立てした。

21日のボーフムとの国内リーグ戦では今季初得点を記録しており、公式戦2試合連続でゴールに直接関与。後半35分までプレーし、チームは3-1で逆転勝ちした。

堂安は3-4-3の布陣の右ウイングバックで先発した。前半13分にその背後のスペースを突かれて先制点を許したが、後半からは堂安の右サイドを起点に反撃。相手のハンドで得た4分のPKを名手グリフォが冷静に仕留めて同点に追い付くと、その10分後に再びグリフォが直接FKを決めて勝ち越した。28分に味方のパスに抜け出した堂安が右サイドから右足でダイレクトクロス。それをグリフォがワントラップから右足で3点目を決めた。

チームは今大会2勝目。1-2でオリンピアコス(ギリシャ)に敗れたウェストハム(イングランド)と勝ち点6で並んだ。

TSC戦に先発出場したフライブルクの堂安律(AP)

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【欧州L】遠藤航がリバプール加入後初ゴール 公式戦出場9試合目、右からのクロスを強烈ヘッド

トゥールーズ戦に先発出場したリバプールの遠藤航(AP)

<欧州リーグ:リバプール5-1トゥールーズ>◇1次リーグ第3節◇26日◇リバプール

リバプールの日本代表MF遠藤航(30)がホームのトゥールーズ戦で加入後の初ゴールをマークした。

中盤の底のアンカーとして公式戦3試合ぶりに先発。1-1の前半30分、DFアレクサンダーアーノルドの右からのクロスをヘディングで合わせてネットを揺らした。

クロスがペナルティーエリア内に入った瞬間、相手DFの前に出て高い打点の強烈なヘッドで勝ち越し。公式戦出場9試合目での初ゴールとなった。今季はシュツットガルト(ドイツ)所属時の8月12日のドイツ杯1回戦、バリンゲン戦で1ゴールを記録していた。

欧州リーグでは3試合連続の先発。2-0で勝った前節5日のサンジロワーズ(ベルギー)戦では「自分の良さを出せるようになり、周りも自分がどんな選手か理解してくれつつある」と手応えを得ていた。

1アシストを記録した9月27日のリーグ杯レスター戦(3-1)以来、2度目のフル出場。チームは5-1で大勝し、開幕3連勝とした。

トゥールーズ戦に先発出場したリバプールの遠藤航(AP)

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【欧州L】ブライトン三笘薫、アヤックス戦の先制点起点で欧州カップ戦初勝利に貢献

アヤックス戦に出場したブライトンの三笘薫(AP)

<欧州リーグ(EL):ブライトン2-0アヤックス>◇26日(日本時間27日)◇第3節◇ファルマー

ブライトンの日本代表MF三笘薫(26)がホームのアヤックス戦に先発出場し、先制点の起点となり、欧州リーグ(EL)初勝利に貢献した。

定位置の左サイドで先発出場をした三笘は、0-0の前半42分にペナルティーエリア左の狭いエリアでパスを要求。流れるようなハーフターンで前を向くとゴール右に強烈なシュートを放ち、相手GKがなんとか弾いたボールをFWジョアン・ペドロが押し込んで先制に成功した。その後も積極的な突破などで相手の脅威となり続け、フル出場を果たした。

チームは後半8分にMFアンス・ファティが追加点を奪い、安定感のある戦いを展開。欧州カップ戦で歴史的な勝ち点3を獲得して、B組2位に浮上した。

アヤックス戦に出場したブライトンの三笘薫(AP)

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【欧州L】なぜ?森保監督「コンディション不良」招集しなかった堂安律が後半出場で上々のプレー

後半から出場したフライブルク堂安律(ロイター)

<欧州リーグ:フライブルク1-2ウェストハム>◇5日◇1次リーグA組◇第2節◇フライブルク・イム・ブライスガウ

日本代表に招集されなかったフライブルク(ドイツ)MF堂安律(25)が途中出場した。試合は1-2でウェストハム(イングランド)に競り負けた。

4日に発表された日本代表の10月の国際親善試合(13日カナダ戦、17日チュニジア戦)に臨む日本代表メンバーに、それまで10番を背負っていた堂安の名はなく森保一監督は、同日の会見で「個々にというより、メディカル間、チーム同士で確認を取った上、コンディション不良ということで招集を見送っています」と説明していた。

確かに、この日はベンチスタートだったが、後半から投入された堂安は、流れを変えるようなプレーをみせた。

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【欧州L】セルベット所属の常本佳吾がフル出場、チームは強豪ローマにアウェーで0-4大敗

先制ゴールを決めたローマのロメル・ルカク(ロイター)

<欧州リーグ:ローマ4-0セルベット>◇5日◇1次リーグG組◇第2節◇ローマ

今夏J1鹿島アントラーズから加入したDF常本佳吾(24)が右サイドバックとしてフル出場したセルベット(スイス)は、0-4で強豪ローマ(イタリア)に大敗した。

前半21分にルカクのゴールで先制を許すと、後半もベロッティに2点を奪われるなど3失点した。

セルベットは今1次リーグ連敗となった。

22年途中まで鹿島を率いたセルベットのバイラー監督は「セルベットとローマの違いはインテンシティ(強度)にある。前半はいいプレーができたが、先制点を取られた後は相手のペースが上がり、その差は歴然だった。ローマの長所はプレーが効率的だということ。最初のチャンスで得点し、試合をコントロールした。彼らの弱点? 0-4で負けた後では、見つけるのは難しい」などと話した。

鹿島常本佳吾(2023年2月25日)

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【欧州L】守田英正フル出場のスポルティング、ホームでアタランタに敗れ1勝1敗のD組2位

スポルティングイレブン(ロイター)

<欧州リーグ:スポルティング1-2アタランタ>◇5日◇1次リーグD組◇第2節◇リスボン

日本代表MF守田英正(28)がフル出場したスポルティング(ポルトガル)は1-2で強豪アタランタ(イタリア)に敗れ、1勝1敗のD組2位となった。

スポルティングは前半33分、43分と立て続けに失点。

後半31分にギェケレシュのPKで1点差に詰め寄ったが、アタランタの逃げ切りを許した。

スポルティングのアモリム監督は「前半は非常に難しかった。アタランタの方がフィジカル的に優れていて、彼らのペースについていくのに苦労した。我々はボールを持つことができず、アタランタは自分たちのプレーをしたが、我々はできなかった」

「後半はその逆になった。我々は相手にプレーをさせず、相手はボールを追いかけて疲れを見せ始め、我々に何度かチャンスが訪れた。しかし1点では十分ではなく、我々は負けてしまった」などと振り返った。

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【欧州L】フライブルク、堂安律投入で流れつかみ一時追いつくもウェストハムに競り負け1勝1敗

後半から出場したフライブルク堂安律(ロイター)

<欧州リーグ:フライブルク1-2ウェストハム>◇5日◇1次リーグA組◇第2節◇フライブルク・イム・ブライスガウ

堂安律(25)が所属するホームのフライブルク(ドイツ)が1-2でウェストハム(イングランド)に競り負けた。

フライブルクは前半8分に相手右クロスからブラジル代表MFパケタにヘディングシュートを決められて先制点を献上。

しかし後半頭から、ベンチスタートだった堂安を投入すると流れを変えることに成功。同4分、右サイドでボールを受けた堂安のカットイン&縦パスを起点に、最後はシャッライが左足で同点弾を押し込んだ。

だが同21分に相手左CKからアゲルドにヘディングシュートを決められて、1-2と再びリードを許した。

試合はそのまま終了。フライブルクは1勝1敗でA組2位。ウェストハムは2連勝で首位に立った。

フライブルクの主将グリフォは「序盤はあまりうまくいかなかったが、中盤のアプローチを変えたことで試合を振り出しに戻すことができた。我々はスタミナを消耗し、最後は耐え抜くことができなかったが、チームのパフォーマンスには満足している」などと話した。

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【欧州L】遠藤航のリバプールが2連勝 ジョタ弾などで町田浩樹のサンジロワーズに貫禄勝ち

先制ゴールを決めるリバプールのフラーフェンベルフ(ロイター)

<欧州リーグ:リバプール2-0サンジロワーズ>◇5日◇1次リーグE組◇第2節◇リバプール

日本人所属クラブ同士の対決は、遠藤航(30)のリバプール(イングランド)が2-0で、町田浩樹(26)のサンジロワーズ(ベルギー)に貫禄勝ちした。

アンカーでプレーした遠藤はサラーやヌニェスとともに前半だけで交代。町田は3バックの左でフル出場した。

リバプールは前半44分にカウンターからアレクサンダーアーノルドがシュート。この跳ね返りをフラーフェンベルフが左足で押し込んで先制した。フラーフェンベルフにとってはバイエルン・ミュンへンから加入後、うれしい公式戦初ゴールとなった。

後半ロスタイムには再びカウンターから、こぼれたボールをジョタが左足で流し込んで、リバプールが2-0で勝利した。

リバプールはボール保持率68%、シュート本数も18本(枠内6本)-6本(同1本)と大きく上回った。相手GKモリスの好守がなければ、あと2、3点は取れていたような圧勝だった。

リバプールのクロップ監督は試合後「序盤の我々は本当に強かったと思う。相手の2、3度のチャンス以外は本当によく守っていた。全体的にはもっとうまくやるべきだったかもしれないが、前後半ともに終盤にゴールを奪うことができた」

「彼らは国内リーグで首位に立っている。ベルギーは本当に良いサッカー文化を持つ国だ。もう少しドアを開けていれば、もっと楽に勝てたかもしれないが、いずれにしても我々は勝った」などと振り返った。

この試合では遠藤に代わって後半頭から出場したリバプールのアレクシス・マクアリスターとサンジロワーズで先発したDFケビン・マクアリスターの兄弟対決も実現。試合後には抱き合って互いの健闘をたたえた。

先制ゴールを決めたリバプールのフラーフェンベルフ(ロイター)
ゴールを決めるリバプールのジョタ(ロイター)

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【欧州L】三笘薫がEL初アシスト ブライトンはマルセイユに0-2から追いつき初勝ち点

マルセイユ戦に先発出場したブライトンMF三笘薫(AP)

<欧州リーグ(EL):マルセイユ2-2ブライトン>◇5日◇第2節◇スタッド・ヴェロドローム

日本代表MF三笘薫(26)が所属するブライトンがマルセイユに2-2で引き分け、ヨーロッパリーグ(EL)で初めて勝ち点を獲得した。先発フル出場した三笘は、ELで初アシストを記録した。

EL開幕戦に続いて左サイドで先発した三笘は、チーム全体が相手の強度の高い守備に苦戦したこともあり、前半は思うようにボールを受けられなかった。チームも前半だけで2失点する展開となった。

後半から徐々にリズムを取り戻したブライトン。0-2の後半9分、三笘は左サイド深くまで進入したSBのランプティからペナルティーエリア左でパスを受けると、アウトサイドで巧みに内側にボールを運んで、マイナス気味にクロス。MFグロスが右足インサイドで冷静に決めた。欧州の舞台で初アシストを記録した三笘も小さくガッツポーズで喜んだ。

ここから「三笘タイム」となった。後半28分に相手DFを出し抜いて背後に抜け出すと、決定機を迎えて左足の強烈なボレーシュート。惜しくもGKに阻まれた。

さらに同33分には、左サイドからペナルティーエリア内に進入すると、深い切り返しで相手DFを翻弄(ほんろう)。チャンスを生み出した。

チームはその後、同43分に、ランプティの獲得したPKをFWジョアンペドロが落ち着いて決め、同点に追いついた。前半0-2から見事に立て直して、引き分けに持ち込んだ。欧州の舞台に初挑戦しているクラブにとっては歴史的な勝ち点1となった。

マルセイユ戦に先発出場したブライトンMF三笘薫(AP)
マルセイユ戦に先発出場したブライトンMF三笘薫(AP)
ブライトンFWジョアンペドロがPKを決め祝福する三笘薫ら(AP)

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【欧州L】三笘薫、世界トップ舞台へ駆け上がる第1歩

ブライトン三笘薫(ロイター)

<欧州リーグ(EL):ブライトン2-3AEKアテネ>◇21日◇第1節◇ファルマー

ブライトンの日本代表MF三笘薫(26)が、欧州リーグ(EL)デビューを果たした。開幕節のホームAEKアテネ戦に定位置の左サイドで先発。随所に「らしい」突破こそ見せたものの、得点には絡めず、チームは2-3で黒星発進となった。リバプールMF遠藤航(30)もLASK戦で先発し、後半15分まで出場。フライブルクMF堂安律(25)スポルティングMF守田英正(28)も登場した。

欧州カップ戦の舞台に、三笘が初めて舞い降りた。アンセムとともにチーム3番目に入場すると、慣れ親しんだスタジアムの左サイドに立つ。マンツーマン気味の守備で対策を練ってきた相手は、ボールを持つと素早く2枚目を寄せてカバー。欧州国際舞台でも、そのドリブルは警戒された。

なかなかいい形でボールを受けることができなかったが、見せ場はつくった。前半終了間際だった。左サイドでボールを持つと、相手DFを深い切り返しでかわし、一気の加速で深い位置まで進入。クロスはGKにキャッチされたが、大きくスタジアムを沸かせた。さらには前半ロスタイム2分、左サイドで2人のDFをドリブルで抜き去り、再びチャンスを演出した。

初の大舞台で後半41分までプレーしたが、チームは敗れた。「しっかりと準備し、やるべきことはやろうとした。自分たちのミスも増えて悪い展開になった」と悔やんだが、地元紙から「素晴らしい技術を見せた」と評価された。「ただ、クロスがGKに近すぎた。後半はインパクトに欠け交代した」とも付記された。

クラブとしても初の欧州国際大会。ギリシャの強豪に苦しめられ、ゲームを支配しながらセットプレーなどに屈したスタートとなったが、ほろ苦い経験も三笘の確かな第1歩となった。

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【欧州L】ELデビューの三笘薫に現地メディア6点評価「すばらしい技術をみせたが…」

相手選手と競り合う三笘薫(ロイター)

<欧州リーグ(EL):ブライトン2-3AEKアテネ>◇21日◇第1節◇ファルマー

日本代表MF三笘薫(26)が所属するブライトンが欧州リーグ(EL)初戦でAEKアテネと対戦し、2-3で敗れた。三笘は左サイドで先発し、ELデビューを果たした。

三笘は得点に関与することはできなかったが、前半終了間際に2度左サイドを深い位置までドリブル突破するなど、何度も見せ場を作り、後半41分までプレーした。

英メディア「Sussex World」による採点で、三笘は、及第点の6点の評価。「前線からのプレスがよかった。相手を打ち負かす、すばらしい技術をみせたが、クロスはGKに近すぎた。後半はインパクトに欠けて、交代した」と評された。

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【欧州L】三笘薫 先制点を与えた場面ではマークが甘くなり「僕のミス」と反省

AEKアテネ戦でディフェンスするブライトン三笘薫(右=ロイター)

<欧州リーグ(EL):ブライトン2-3AEKアテネ>◇21日◇第1節◇ファルマー

ブライトン三笘薫は欧州リーグのデビュー戦を勝利で飾れなかった。圧倒的にボールを支配した中で決定的な役割は果たせず「しっかりと準備し、やるべきことはやろうとした。自分たちのミスも増えて悪い展開になった」と悔しがった。

前半11分にCKから先制点を与えた場面ではマークが甘くなり「僕のミス」と反省。同ロスタイムに鋭い動きで左サイドを抜け出して入れたクロスは得点に結び付かず、後半に放ったシュートも相手にブロックされた。

チームとしても初出場の舞台。デゼルビ監督は「パフォーマンスは良かった。今日のミスを教訓にしたい」と巻き返しを期した。(共同)

AEKアテネ戦に臨むブライトン選手(ロイター)

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【欧州L】三笘薫ELデビュー初の大舞台でも「らしい」ドリブル突破で見せ場作る チームは黒星

AEKアテネ戦でディフェンスするブライトン三笘薫(右=ロイター)

<欧州リーグ(EL):ブライトン2-3AEKアテネ>◇21日◇第1節◇ファルマー

ブライトンの日本代表MF三笘薫(26)がヨーロッパリーグ(EL)デビューを果たした。1次リーグ第1節のホームAEKアテネ戦に定位置の左サイドで先発。得点やアシストは記録しなかったが、随所に「らしい」突破をみせた。チームは、2-3で敗れた。

プレミアリーグで今季も魅力的なサッカーを展開するブライトンに対して、アテネは、マンツーマン気味の守備で対策を練ってきた。前半の早い時間帯には、三笘がボールに触れる機会も少なかった。ボールを受けても相手に警戒されて、2~3枚のDFに囲まれた。

見せ場を作ったのは、前半終了間際。左サイドでボールを持つと、相手DFを深い切り返しでかわして一気に深い位置まで進入。クロスはGKにキャッチされたが大きくスタジアムをわかせた。

さらに前半ロスタイム2分にも左サイドでボールを持つと、2人のDFをドリブルで抜き去り、再びチャンスを演出した。後半もドリブルとパスを織り交ぜて存在感を発揮し、後半41分までプレーした。

チームは前半11分にコーナーキックから失点するも、前半30分にFWジョアンペドロが、自ら獲得したPKを決めて同点に。同40分にもセットプレーから失点し、前半を1点ビハインドで折り返した。

後半22分にジョアンペドロが再び自身で得たPKを決めて同点に追いつくも、同39分に3点目を失った。クラブは初の欧州のコンペティションで、黒星発進となった。

AEKアテネ戦に臨むブライトン選手(ロイター)

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【欧州L】フライブルク堂安律はPK獲得など2ゴールに絡み「士気高まる」白星発進に貢献

オリンピアコスに勝利したフライブルクの選手ら(AP)

<欧州リーグ:オリンピアコス2-3フライブルク>◇1次リーグ第1節◇21日◇ギリシャ・ピレウス

欧州リーグ(EL)は21日、各地で1次リーグが開幕し、A組で日本代表MF堂安律(25)が所属するフライブルク(ドイツ)は敵地でオリンピアコス(ギリシャ)に3-2で競り勝ち、白星スタートを飾った。堂安は試合終盤までプレーし、2得点に絡む活躍を見せた。

右サイドの攻撃的な位置で先発した堂安は1-1の前半ロスタイム、敵陣ペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。それをFWグリフォが冷静に仕留めた。2-2の後半41分にも堂安の左CKから勝ち越し点が生まれ、最後はFWフィリップが左足で決めた。

シュトライヒ監督は「チャンスをものにし、初戦から勝ち点3を得て士気が高まった。グループ突破に向けて今後に期待が持てる」と話した。次節は10月5日に行われ、フライブルクは同じく白星スタートを飾ったウェストハム(イングランド)とホームで対戦する。

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【欧州L】リバプール逆転勝ち 先発の遠藤航、欧州国際大会デビューもパスミス目立ち安定感欠く

試合前のウォームアップ中のリバプールのフィルジル・ファン・ダイク、遠藤航(ロイター)

<欧州リーグ:LASK1-3リバプール>◇1次リーグ第1節◇21日◇リンツ

E組で日本代表MF遠藤航(30)が所属するリバプール(イングランド)は敵地でLASK(オーストリア)に3-1で逆転勝ちした。前半14分に先制点を許したが、後半に3点を集めて地力の違いを示した。

リバプールは直近のリーグ戦から先発全員を入れ替えた。遠藤は先発し、欧州国際大会デビューを果たした。ただ、パスミスが目立つなど精細を欠き、前半8分には単純な右足での縦パスを失敗。同27分にも右から左へのサイドチェンジの左足でのパスが相手にカットされた。その1分後に攻め上がってペナルティーエリア手前から右足でシュートを放ったが、相手にブロックされた。プレーに安定感を欠き、FWヌニェスのPKで同点に追い付いた1-1の後半16分に退いた。

チームは後半18分にFWディアスのゴールで勝ち越し。同43分には途中出場したFWサラーの技ありのゴールで突き放し、白星発進した。

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