日刊スポーツ

史上最多16人の日本選手が在籍するベルギー1部リーグ開幕 サンジロワーズ町田浩樹はフル出場

2023-24年シーズンのベルギー1部リーグが28日、欧州5大リーグに先駆けて開幕し、DF町田浩樹が所属するサンジロワーズはホームでアンデルレヒトを2-0で下して白星発進した。町田は3バックの一角としてフル出場した。開幕節の残り7試合は29、30日に行われる。

今季のベルギー1部リーグは史上最多16人の日本選手が在籍。開幕時の人数としては20-21年に初めて2桁の10人に到達し、21-22年と昨季はともに11人。今季のリーグはチーム数が18→16に減ったが、日本選手は5人増えて16人になった。

MF伊藤涼太郎(J1新潟)、MF藤田譲瑠チマ(J1横浜)らが新たに加入して日本勢が7人に増えたシントトロイデンは、30日にMF川辺駿が移籍したスタンダールと対戦する。川辺は昨季、イングランド・プレミアリーグのウルバーハンプトンからスイス1部グラスホッパーに期限付き移籍してリーグ戦9得点8アシスト。今季から完全移籍でスタンダールに加入した。

昨季得点ランキング2位の22ゴールを挙げたFW上田綺世のセルクル・ブリュージュは昨季王者アントワープとの試合でスタート。ヘントに移籍したDF渡辺剛は古巣のコルトレイクと対戦する。渡辺は昨季のレギュラーシーズンでフィールド選手では唯一のフルタイム出場。新天地でもフル稼働が期待される。

MF松尾佑介のウェステルローはオイペンと、MF安部柊斗(J1東京)が移籍したモレンベークはゲンクと対戦。ベルギーリーグ在籍7季目となるMF森岡亮太が所属するシャルルロワはMF三竿健斗(ポルトガル1部サンタクララ)が移籍したルーベンと顔を合わせる。

▼28日

サンジロワーズ(町田浩樹)2-0アンデルレヒト

▼29日

オイペン-ウェステルロー(松尾佑介)

シャルルロワ(森岡亮太)-ルーベン(三竿健斗)

モレンベーク(安部柊斗)-ゲンク

▼30日

アントワープ-セルクル・ブリュージュ(上田綺世)

ヘント(渡辺剛)-コルトレイク

クラブ・ブリュージュ(本間至恩)-メヘレン

シントトロイデン(※7人)-スタンダール(川辺駿)

※シントトロイデン所属の日本選手=GKシュミット・ダニエル、DF橋岡大樹、DF小川諒也、MF伊藤涼太郎、MF山本理仁、MF藤田譲瑠チマ、FW岡崎慎司

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シントトロイデンが横浜MF藤田譲瑠チマの完全移籍獲得でクラブ間合意と正式発表

藤田譲瑠チマ(2023年5月7日撮影)

ベルギー1部シントトロイデンは27日、横浜F・マリノスとMF藤田譲瑠チマ(21)の完全移籍に関し、クラブ間で合意したと正式発表した。メディカルチェックを経て本契約となる。藤田は「これまで日本で培った経験を生かし、新しい環境で成長しながらチームを助けられるよう頑張ります。シントトロイデンのユニホームを着てプレーする日を楽しみにしています」とのコメントを発表した。

24年パリ五輪(オリンピック)を目指すU-22日本代表の主力で、攻撃力を武器としながらも万能な新世代ボランチで、シントトロイデンの立石敬之CEOは「クラブにとって大きな戦力となり、日本代表を背負っていく選手に成長してくれることを期待しています」とコメントしている。

ナイジェリア人の父と日本人の母を持ち、J2東京Vの下部組織出身で19年にトップ昇格。徳島を経て、22年に横浜に加入した。かねて海外でのプレーに意欲を示しており、欧州の舞台で結果を残してパリ五輪、さらには26年に米国、カナダ、メキシコで共催されるFIFAワールドカップ(W杯)へ羽ばたいていく。

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シントトロイデン立石CEO、GKシュミットとDF橋岡は「いいオファーあれば」と送り出す方針

シントトロイデン立石敬之CEO(2023年6月3日撮影)

ベルギー1部シントトロイデンの新シーズン始動会見が20日、オンラインで行われた。立石敬之CEOが、ステップアップの意向を示しているGKシュミット・ダニエルとDF橋岡大樹の現状に言及した。

ベルギーリーグは7月28日に開幕し、シントトロイデンは現地時間の30日にホームでスタンダールと開幕戦を迎える。シュミットと橋岡は現在、チームで開幕に向けた準備をしている。立石CEOは「2人は数年にわたってこのクラブでプレーしている。本心はステップアップしたいというのが本音だと思う。彼らにとって、クラブにとっていいオファーあれば、次のステップに進ませてあげたい気持ちはある」と、送り出す意向を明かした。

欧州の移籍期間は8月末まで。「いろんな状況が日々、変わっているが、まずは自分のチームで集中して準備することを伝えている。本人もそういう認識でやっている」と話した。

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G大阪からシントトロイデンに移籍のMF山本理仁 遠藤、鎌田ら先輩に続き日本代表入り目標に

山本理仁(2023年2月撮影)

ベルギー1部シントトロイデンの新シーズン始動会見が20日、オンラインで行われた。ガンバ大阪から加入したMF山本理仁(21)が日本代表入りと欧州チャンピオンズリーグ出場の目標を掲げた。

攻撃的なボランチとして世代別代表でも期待されている逸材は、チームの目標に「プレーオフ1」を掲げた。シントトロイデンからワールドカップ(W杯)カタール大会に出場した先輩の名前を挙げ「自分の特長を出しつつ、勝利に貢献して自分の成長にもつなげて、鎌田選手、遠藤選手、富安選手のようにここからステップアップして今後の日本代表になれる選手になっていきたい」と話した。

山本にとって初めての海外挑戦。シントトロイデン加入に「フィンク監督のサッカーが自分のプレースタイルに合っている。日本人選手が多く、初めての海外挑戦でピッチ内外で変わること多い中で、いろんな人が助けてくれるやりやすい環境があると言うことで決断した」と話した。

チームに合流して約1週間。まだ適応に時間がかかるが「ボランチの選手ですけど攻撃が特長。しっかりゴールに直結するプレーを意識してゴールアシストでアピールしていかないと」と意欲をみせた。今季の目標について、「アシストとゴールで2ケタは取りたい」と話した。

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昨季ポルトガルで苦戦したDF小川諒也、シントトロイデンでの巻き返しを誓う

小川諒也(2022年5月29日)

ベルギー1部シントトロイデンの新シーズン始動会見が20日、オンラインで行われ、ポルトガル1部ギマランイスから加入したDF小川諒也(26)が苦労した海外挑戦1年目の昨季を振り返った。

昨季はリーグ戦6試合の出場にとどまっていた。加入した直後、監督と強化部が刷新され「お前、だれ?」からスタートしたという。加えて、言語面でも英語が通じずポルトガル語で「急に監督やコーチが変わったり、言語の部分でも苦戦する要因だった」と振り返った。

ベルギーでは英語が多くチームには日本人選手や日本人スタッフもいる。「イメージしていたより普通に英語が話せるので大分楽。何人か日本人がいるのは、日本人のプレースタイル、サッカー面でも共有できる部分が多いので楽しみなシーズンになっている。シーズン通して試合に出ることはもちろん、自分は特にアシストの部分を増やしていけたら」と巻き返しを誓った。

19日に初めて練習試合に出場。「結果的に勝てたし、昨日は11人中5人が日本人選手でやりやすかった」と話し「60分ぐらいの出場でしたが、もっとコンディションを上げないといけない。まだ90分の試合をやっていないので、90分やれる状態に持って行きたい」。日本代表でも手薄になっている左サイドバックへ名乗りを上げるべく、新天地での飛躍を誓う。

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シントトロイデン加入のMF伊藤涼太郎「2ケタ得点、2ケタアシスト」今季目標に掲げる

伊藤涼太郎(2023年6月10日撮影)

ベルギー1部シントトロイデンの新シーズン始動会見が20日、オンラインで行われ、アルビレックス新潟から加入したMF伊藤涼太郎(25)が2ケタ得点2ケタアシストを目標に掲げた。

新潟では狭いエリアでも前を向き、サポーターを魅了するラストパス、決定力の高さを発揮しエース的な存在だった。新天地でのプレーに「思ったよりレベルが高い選手が多いのが第一印象。自分の良さは出せている。フィンク監督のサッカーと自分のプレースタイルが合っててフィットしやすい」と手応えを口にした。

シントトロイデンの移籍を決断した理由に日本代表MF鎌田大地らの名を上げ「ステップアップの面で、5大リーグ、日本代表までいった選手が多く出ているところに魅力を感じてこのクラブに決断した」と明かす。Jリーグのシーズン中での加入で「プレシーズンとはいえ体はできあがっている状態」とコンディションは万全だ。

ただ「日本とこっちではサッカーが別物、日本でやってきた得点や肩書は通用しない」と気を引き締める。「自分のストロングは通用する感覚が持てている」とし、今季の目標に「攻撃の選手として数字にこだわらないといけない。数字的な所は、2ケタ得点、2ケタアシスト。ベルギーでは日本人選手がたくさん点を取っている。2ケタ2ケタでは足りない」と、1からのスタートで高い目標を掲げた。

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シントトロイデンのフィンク監督、再契約のFW岡崎慎司の経験に期待「自分の右腕」と絶大な信頼

岡崎慎司(2020年9月13日撮影)

ベルギー1部シントトロイデンの新シーズン始動会見が20日、オンラインで行われた。かつてヴィッセル神戸を指揮したことで知られるフィンク監督が契約を延長したFW岡崎慎司(37)について、「自分の右腕」と評価した。

今季から指揮を執る同監督は、岡崎について「非常に経験豊富。彼の経験は我々が難しい局面を前にしたときに重要になる。自分にとって右腕的存在。我々は彼と一緒に多くの選手がシステム、適したシステムに落とし込めるように準備している」と、若手や日本選手の手本として絶大な信頼を寄せていることを明かした。

ベルギーリーグは7月28日に開幕し、シントトロイデンは現地時間の30日にホームでスタンダールと開幕戦を迎える。今季はアルビレックス新潟からMF伊藤凉太郎(25)など3人の日本人選手が加入し、所属選手もがらりと変わる。日本のサッカーを熟知するフィンク監督は「ベルギーリーグは選手の入れ替わりが多く、チームをつくり直すことは分かっていたこと」とし「プレシーズンでいい取り組みが出来た。日本人選手は適応に時間がかかるが、サッカーIQが高く戦術を理解している。彼らをどうフィットさせるか」と今後に期待を寄せた。

指揮官は攻撃的なサッカーを貫く姿勢を明かし、「私のサッカーは、どのチームでもポゼッションがメイン。システムではなくどういった態度で挑むのかを重要視している。いいプレスをしていいポゼッションをしたらいいサッカーが出来る」と明言した。

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三竿健斗がベルギー1部ルーベンへ移籍決定 契約期間は2年、背番号17で「第二章スタート」

三竿健斗(2022年11月5日撮影)

ベルギー1部リーグのルーベンは19日、ポルトガル2部リーグに降格したサンタクララからMF三竿健斗(27)を獲得したと発表した。契約期間は2年で、背番号は17。ルーベンでプレーする初の日本選手となる。三竿は自身のインスタグラムで「第二章スタート!! 今シーズンは17番で行きます」と記した。

昨季途中にJ1鹿島アントラーズから当時ポルトガル1部のサンタクララに移籍。17試合に出場したが、チームはリーグ最下位で2部に降格した。

ルーベンは昨季、ベルギー1部リーグのレギュラーシーズンで10位。ブライス監督は三竿について「リーダーシップがあり、経験も豊富。彼の能力なら成功するはず」とコメントした。

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三竿健斗がベルギー1部ルーベンと3年契約か、ベルギー人ジャーナリストがツイッターでつぶやく

三竿健斗(2022年11月5日撮影)

ベルギー人サッカージャーナリストのサシャ・タヴォリエリ氏は、昨季ポルトガル1部サンタクララ(今季は2部降格)でプレーした元日本代表MF三竿健斗(27)が17日、ベルギー1部ルーベンと3年契約を結んだとツイッターでつぶやいた。

東京ヴェルディ下部組織出身の三竿は同クラブでプロデビュー。鹿島アントラーズを経て、昨季途中からサンタクララに完全移籍した。

守備的MFとして同クラブでは17試合に出場。しかしチームはポルトガル1部で最下位の18位に終わり、2部降格となっていた。

三竿は日本代表では6試合に出場している。

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日本代表MF川辺駿がベルギー1部スタンダール移籍、4年契約 昨季スイス1部9得点8アシスト

川辺駿(2021年3月7日撮影)

日本代表MF川辺駿(27)がイングランド・プレミアリーグのウルバーハンプトンからベルギー1部リーグのスタンダールに移籍することが7日、発表された。4年契約となる。

2022年1月にウルバーハンプトンと3年半契約を結んだが、スイス1部リーグのグラスホッパーに期限付きで移籍。昨季はリーグ戦で33試合9得点8アシストをマークした。プレミアリーグの出場はなかった。

広島県出身の川辺は21年夏にJ1広島から欧州へ渡った。グラスホッパーでは計2シーズンを主力としてプレーし、公式戦通算71試合16得点14アシストを記録した。

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伊藤涼太郎&小川諒也ら今季シントトロイデン加入組が初練習 インスタにシュミット、橋岡の姿も

室内でストレッチする伊藤涼太郎(シントトロイデンの公式インスタグラムから)

ベルギー1部シントトロイデンが5日までに公式インスタグラムを更新し、J1アルビレックス新潟から完全移籍したMF伊藤涼太郎(25)と、FC東京からポルトガルを経て期限付き移籍したDF小川諒也(26)が4日に始動した様子を公開した。

メディカルチェックを終えて合流。2人が自己紹介してお辞儀する姿や、ピッチ上でのフィジカル練習、室内でストレッチする模様などを動画でも紹介。日本代表GKシュミット・ダニエルやDF橋岡大樹の顔もあり、伊藤が橋岡から「ベリー・スローリー・ネイマール」と呼ばれる場面もあった。

動画にメッセージを寄せた小川は「まだ筋トレがメイン、ストレングス中心でしたけど、いろんな人と顔を合わせて、これからチームになっていく雰囲気を味わえた。さらに高めて頑張っていきたい」。続けて伊藤も「最初の練習で、まだボールは触ってないですけど、印象は良かったし、コミュニケーション能力だったり自分らしさだったり、早くピッチで活躍したいなと。まずはチームにとけ込むことが大事」と初海外挑戦の抱負を語っていた。

シントトロイデンで始動し、監督と握手する伊藤涼太郎(シントトロイデンの公式インスタグラムから)
シントトロイデンで始動し、監督とお辞儀する伊藤涼太郎(シントトロイデンの公式インスタグラムから)
室内でストレッチする小川諒也(シントトロイデンの公式インスタグラムから)
サムアップポーズの橋岡大樹(シントトロイデンの公式インスタグラムから)
伊藤涼太郎の前でサムアップポーズの橋岡大樹(シントトロイデンの公式インスタグラムから)
伊藤涼太郎(奥)とサムアップポーズの橋岡大樹(シントトロイデンの公式インスタグラムから)
伊藤涼太郎を指さす橋岡大樹(シントトロイデンの公式インスタグラムから)
伊藤涼太郎を「ベリー・スローリー・ネイマール」と呼ぶ橋岡大樹(シントトロイデンの公式インスタグラムから)
伊藤涼太郎を「ベリー・スローリー・ネイマール」と呼ぶ橋岡大樹(シントトロイデンの公式インスタグラムから)
伊藤涼太郎を「ベリー・スローリー・ネイマール」と呼ぶ橋岡大樹(シントトロイデンの公式インスタグラムから)
ピッチ上でのフィジカル練習をする小川諒也(シントトロイデンの公式インスタグラムから)

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2代目シントトロイデンガールズがお披露目 レースクイーンら個性あふれる7人が日本から後押し

2代目シントトロイデンガールズに選ばれた(左から)亀沢杏菜、弓川いち華、あのん、黒木麗奈、米倉みゆ、松田蘭、一ノ瀬のこ

ベルギー1部シントトロイデンを日本から盛り上げる女性7人組ユニット、2代目シントトロイデンガールズが3日、都内でお披露目された。にしたんクリニックは22年2月から同クラブのプラチナスポンサーを結んでおり、西村誠司社長が同クラブのマーケティングアドバイザーを務めている。昨季に続き「にしたんクリニックpresents」として2代目シントトロイデンガールズが結成された。

初代で唯一の継続メンバーとなる亀沢杏菜、02年生まれでゴルフのベストスコアが70の一ノ瀬のこ、9頭身の黒木麗奈、中国語が堪能なあのん、コスプレ&アイドル&レースクイーンの米倉みゆ、「ミスFLASH」の弓川いち華、昨年の日本レースクイーン大賞の松田蘭と、個性あふれる7人での結成となった。

同クラブから日本代表GKシュミット・ダニエル、DF橋岡大樹がビデオ出演し、シントトロイデンガールズの後押しを歓迎。昨年、ホームゲームのイベントにも参加した亀沢は「ピッチにも立たせていただいて、現地のサポーターの方が温かく迎えてくださった」と感謝し、今季もクラブを後押しすることを誓った。

結成会見を行った2代目シントトロイデンガールズ。左から亀沢杏菜、弓川いち華、あのん、黒木麗奈、米倉みゆ、松田蘭、一ノ瀬のこ(撮影・野上伸悟)
結成会見を行った2代目シントトロイデンガールズ。左から亀沢杏菜、弓川いち華、あのん、黒木麗奈、米倉みゆ、松田蘭、一ノ瀬のこ(撮影・野上伸悟)
結成会見を行った2代目シントトロイデンガールズ。左から亀沢杏菜、弓川いち華、あのん、黒木麗奈、米倉みゆ、松田蘭、一ノ瀬のこ(撮影・野上伸悟)
結成会見でガオガオダンスを披露する2代目シントトロイデンガールズ。左から亀沢杏菜、弓川いち華、あのん、黒木麗奈、米倉みゆ、松田蘭、一ノ瀬のこ(撮影・野上伸悟)
結成会見でガオガオダンスを披露する2代目シントトロイデンガールズ。左から亀沢杏菜、弓川いち華、あのん、黒木麗奈、米倉みゆ、松田蘭、一ノ瀬のこ(撮影・野上伸悟)
結成会見でガオガオダンスを披露する2代目シントトロイデンガールズ。左から亀沢杏菜、弓川いち華、あのん、黒木麗奈、米倉みゆ、松田蘭、一ノ瀬のこ(撮影・野上伸悟)
結成会見でガオガオダンスを披露する2代目シントトロイデンガールズ。左から亀沢杏菜、弓川いち華、あのん、黒木麗奈、米倉みゆ、松田蘭、一ノ瀬のこ(撮影・野上伸悟)
2代目シントトロイデンガールズの結成会見で特技のフラフープを披露する弓川いち華(撮影・野上伸悟)
2代目シントトロイデンガールズの結成会見で特技のフラフープを披露する弓川いち華(撮影・野上伸悟)
2代目シントトロイデンガールズの結成会見で特技のフラフープを披露する弓川いち華(撮影・野上伸悟)
2代目シントトロイデンガールズの結成会見で特技のフラフープを披露する弓川いち華(撮影・野上伸悟)

元新潟MF本間至恩 古巣の練習場サプライズ登場にファン沸く「みんな温かい。やっぱり楽しい」

集まったファンにあいさつする本間

ベルギー1部クラブ・ブリュージュに所属するMF本間至恩(22)が14日、古巣新潟の聖籠町の練習場に登場した。チーム練習には加わらなかったが、ハイペースのランニングで汗を流した。チームの全体練習後にはスパイクに履き替え、元同僚とシュート練習やリフティングをして体を動かした。7月28日に開幕する新シーズンでは、同リーグ1部シントトロイデンに完全移籍するMF伊藤涼太郎(25)とマッチアップする。

    ◇    ◇    ◇

昨季途中の7月にベルギーに渡った新潟の“至宝”がサプライズで練習場に登場した。チーム練習には参加せず、得意のドリブルを披露する機会はなかったがピッチ脇でランニングする姿に見学に訪れていたファンが沸いた。ベルギーリーグは4日に全日程終了。先週帰国し、約1年ぶりに古巣の練習場に戻った本間は「いい施設だし、みんな温かい。やっぱり楽しい」と笑顔を見せた。

海外挑戦1年目はセカンドチームのクラブNXTが主戦場となり「トップに上がれずメンタル的に苦しい部分はあった」と明かしたが、シーズン終盤の5月28日に同1部の上位プレーオフのゲンク戦でトップチームデビューすると、2試合目の6月4日サンジロワーズ戦では終盤の出場で1ゴール1アシストを決め逆転勝利の立役者になった。「トップの選手はNXTの選手が何で出てんだ? と思ったかもしれないが、結果を出したら認められた実感があった。下を向かずに取り組んだ成果」と振り返る。

クラブ・ブリュージュのキャンプは今月末に始まる。「トップで出場機会をつかむことが目標。ポジションをつかんだら簡単には離したくない」。新シーズンは同じベルギー1部のシントトロイデンに移籍する伊藤とのマッチアップも待つ。「同じチームにいた選手が来ることは刺激になる。(伊藤)涼太郎君と対戦できるよう、自分も頑張っていく」と好ライバルも得て、海外挑戦2年目での飛躍を誓った。【小林忠】

▼初めての海外生活は環境、食事の変化、オランダ語や英語が飛び交うコミュニケーション面で苦労したという。「英語は徐々に聞き取れるようになってきているが伝えることは難しい。もっと勉強して(新潟の)舞行龍くんやトミー(トーマス・デン)とペラペラとしゃべれるようになりたい。覚えた単語は『difficult』。難しいです」と報道陣を笑わせた。

◆本間のベルギー移籍1季目 昨夏に新潟からベルギーの名門クラブ・ブリュージュに移籍。レギュラーシーズンはセカンドチームのクラブNXTの背番号10として2部リーグでプレーし、リーグ戦23試合4得点4アシスト。1部リーグのプレーオフ(PO)が行われていた今年5月にトップチームに加わり、28日の1部リーグ上位POのゲンク戦でトップデビュー。背番号62をつけて後半44分から途中出場した。続く6月4日のサンジロワーズとの最終戦では後半43分から途中出場し、その1分後に初ゴール。終了間際にはアシストも記録してチームを3-1の逆転勝利に導いた。1部リーグでは2試合、3分の出場で1得点1アシストという記録を残した。チームは4位で終了。来季は7月28日に開幕する。

集まったファンにあいさつする本間(右)
古巣新潟の練習場でランニングする本間
新潟の全体練習終了後、元同僚とリフティングする本間(中央)
新潟の全体練習終了後、元同僚とリフティングする本間(中央)
新潟の全体練習終了後、元同僚と体を動かし笑顔を見せる本間(右)
古巣新潟の練習場でランニングしながらファンに手を振る本間(右)
古巣新潟の練習場で舞行龍(左)とランニングする本間

渡辺剛がベルギー1部ヘントに移籍、契約は4年 昨季はフィールド選手で唯一全試合フル出場

渡辺剛(2021年4月7日撮影)

ベルギー1部リーグのヘントは9日、コルトレイクからDF渡辺剛(26)を獲得したと発表した。契約期間は4年。渡辺は自身のツイッターに「来シーズンはKAAヘントでプレーすることになりました!! 頑張ります」と記した。

2019年に中大からJ1のFC東京に加入。同年12月に国内組で編成された日本代表に選出され、東アジアE-1選手権の香港戦で代表デビューした。昨年1月にコルトレイクに移籍し、22-23年のレギュラーシーズンはフィールド選手で唯一、全34試合にフル出場した。

昨季のレギュラーシーズンはヘントが5位、コルトレイクが14位だった。

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元新潟のクラブ・ブリュージュMF本間至恩がベルギー1部リーグでトップチームデビュー

本間至恩(2022年7月撮影)

ベルギー1部リーグ上位プレーオフで28日、クラブ・ブリュージュのMF本間至恩(22)がホームのゲンク戦でトップチーム初出場を果たした。

背番号62の本間は1-3の後半44分から出場し、最前線の中央に入った。ロスタイムを含めた約7分間の出場で、得意のドリブルを見せることはできなかったが、味方とのパス交換から中央突破を試みるなど、3本のパスを出して成功は2本あった。

後半95分には味方のパスに抜けだし、左から右足アウトサイドで折り返した。その流れからゴールが生まれたが、VARの判定で結果は本間のオフサイド。限られた出場時間の中でも見せ場はつくった。試合はそのまま1-3で敗れた。

本間は昨年7月にアルビレックス新潟からベルギーの名門クラブ・ブリュージュに移籍。今季はここまで、同クラブのセカンドチームでベルギー2部リーグに所属するクラブNXTの「背番号10」としてプレーしていた。そこでリーグ戦23試合に出場して4得点4アシストを記録。持ち味の鋭いドリブル突破など随所に好プレーを見せていた。

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シントトロイデン岡崎慎司「燃えているものが」40歳までは欧州でプレーする決意

Jヴィレッジで行われた小学生対象のサッカースクールに参加した(左から)シントトロイデンFW林、岡崎、原、DF橋岡

ベルギー1部シントトロイデンFW岡崎慎司(37)が21日、福島のJヴィレッジで行われた小学生対象のサッカースクールに参加し、来季も欧州でプレーを続ける意向を明かした。昨年8月にシントトロイデンに加入し30試合に出場。今季で契約が終了し、岡崎は来季は白紙の状態だ。

シントトロイデンで共にプレーしたMF香川真司(34)は今年2月にセレッソ大阪に加入しJリーグに復帰した。岡崎は「真司はJの選択をして。僕は欧州でやれることをやりたいなと。契約は白紙の状態。需要があるのかどうか。コンディションの面でもう一回、上を目指す気持ちが持てる1年だったので。準備を1カ月して欧州に戻りたい」と話した。

昨夏は、シントトロイデンに練習生としてスタート。当時指揮したホーラーバッハ監督に認められ、加入が決まると全試合でピッチに立った。本職はFWだがインサイドハーフでもプレー。豊富な運動量と献身的なプレーでチームになくてはならない存在となった。その中で「もっと上を目指したい」との思いがわき「まだ自分の中で燃えているものがある」とした。

欧州にこだわる理由について「家族も欧州が長いし。単純に欧州にしがみついているというよりは、生活としても欧州で生活することが普通になっている。40という節目が何となく自分にはいいのかなと思っているので。それぐらい長く続けられれば、欧州で何かやり切ったと自分が思えるのかなと」と明かす。

「いろんな選手が(日本に)帰るのを見ながら。人と違う人生が好きなので。どこまで自分は違うところでやれるか。だからといって、辺境の地まで行ってやろうとは思わないですけど」と笑った。

香川とはこの4年間で距離が縮まった。ワールドカップ(W杯)ロシア大会まではライバルでもあり、一緒に行動することがほとんどなかった。だが、ロシア大会が終わり、お互い、日本代表から遠ざかる中で再びW杯を狙う状況になったことで距離が近くなった。

19年にはお互いスペインでプレーし、岡崎は「同じ境遇になるとこんなにも分かり合えるのかなというところはあった。サラゴサで家が近くで。コロナ禍を分かち合えたのもそう。その後、シントトロイデンで一緒になるところまで、すごいストーリーだなと」と2人の関係を振り返る。

シントトロイデンと再契約する可能性もゼロではないという。カテゴリーも1部、2部を問うつもりはない。岡崎の欧州挑戦はまだまだ続く。

Jヴィレッジで行われた小学生対象のサッカースクールに参加したシントトロイデンDF橋岡
Jヴィレッジで行われた小学生対象のサッカースクールに参加したシントトロイデンFW岡崎

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セルクル・ブリュージュ上田綺世が今季20点に到達、PK2本で得点ランキング首位に1差

セルクル・ブリュージュFW上田綺世(ロイター、2023年3月撮影)

<ベルギー1部・中位プレーオフ:ウェステルロー3-5セルクル・ブリュージュ>◇7日◇ザ・クイピエ

セルクル・ブリュージュFW上田綺世(24)が、アウェーのウェステルロー戦で今季20得点に到達した。

1点リードで迎えた前半18分、味方が倒されて得たPKをゴール左隅へと正確に決めた。

さらに3-1のリードで迎えた前半アディショナルタイム、再び味方がペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。今度はゴール右へ突き刺し、この日2点目のゴールを奪った。

得点ランキング2位の上田は、これで首位のヘントFWウーゴ・カイパース(21得点)に1点差と迫った。上田は後半27分までプレーし、交代でベンチに下がった。

浦和からウェステルローに期限付き移籍中の松尾佑介はフル出場し、切れ味鋭いドリブルで1アシストを含めてチームの全3点に関わった。

打ち合いとなった一戦は5-3でセルクル・ブリュージュが勝利した。

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セルクル・ブリュージュ上田綺世が日本人選手シーズン最多18得点 2戦連発で中位プレーオフへ

セルクル・ブリュージュFW上田綺世(ロイター)

<ベルギーリーグ:セルクル・ブリュージュ3-2ワーレゲム>◇23日

セルクル・ブリュージュ上田綺世(24)が2試合連続で得点を決めて、日本人選手シーズン最多となる通算18ゴールとした。

各地で行われたレギュラーシーズン最終節でアウェーのワーレゲム戦にフル出場。3-2の勝利に貢献し、8位で中位プレーオフに進出した。

日本代表FW上田は1-0の前半9分、ゴール前のはね返りを詰めて右足で今季18点目を決めた。両手を広げ、仲間たちと喜び合った。J1鹿島の先輩、鈴木優磨(20-21年シントトロイデン)の17点を上回り、ベルギー1部日本人最多ゴール記録を打ち立てた。

チームも勝利し、ギリギリで中位プレーオフに進む8位の座をつかんだ。上田は「一つの目標としていた。ベルギーはレギュラーシーズンの終わりが早いので、このチームで長く戦えるのは幸せ」と笑顔をみせた。中位プレーオフ(レギュラーシーズン5~8位)で1位になり、上位プレーオフ(同1~4位)で4位となったクラブに勝利すれば、来季欧州カンファレンスリーグ出場権を獲得する。

上田は前半終了間際にはPKを失敗して「あれを決めていればもっと簡単なゲームにできた」と反省したが、リーグ得点ランキングではトップと2点差の2位につける。「とにかくチームに良い結果をもたらせられるよう、最善を尽くしたい」。好調のエースは、プレーオフでもゴールを重ね続ける。

◆日本選手のシーズン得点記録 海外移籍1季目の上田がベルギー1部リーグで18点目。移籍2季目の20-21年に17点をマークしたFW鈴木優磨(シントトロイデン)の同リーグの日本選手シーズン最多記録を更新した。今季はスコットランド1部でFW古橋亨梧(セルティック)が23点を挙げて欧州主要1部リーグの日本選手シーズン最多得点記録を更新。プレミアリーグではMF三笘薫(ブライトン)が7点、スペイン1部ではMF久保建英(Rソシエダード)が6点と、各リーグで日本選手のシーズン最多得点記録が塗り替えられている。

上田綺世(2023年3月28日)

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セルクル・ブリュージュ上田綺世2試合連続ゴール 今季初PK弾、再開初戦でエースの役割果たす

上田綺世(2022年12月3日撮影)

ベルギー1部セルクル・ブリュージュの日本代表FW上田綺世(24)がホームのコルトレイク戦で今季15点目のゴールを決めた。

1点リードの前半36分、味方が得たPKを、落ち着いてゴール左に蹴り込んだ。「早い段階で点が取れて、自分たちのゲームにできた」と2-0での勝利に納得の様子だった。

15ゴールは1日終了時点で得点ランキング・リーグ3位。上田は今季ここまで1点もPKでの得点がなかった。上田よりランク上位の選手は全員PKで3点以上を奪っており、上田もPKが増えれば、移籍初年度での得点王も見えてくる。

国際試合期間によるリーグ中断を挟み、2試合連続ゴール。日本代表として臨んだ親善試合は「感触的には悪くなかったが、点を取れなかったので…」と悔いを残した。それでも、クラブでは再開初戦でしっかりとエースの役割を果たした。

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セルクル・ブリュージュ上田綺世が今季15点目 PKでの初得点は得点王へ向けた追い風

上田綺世(2022年12月3日撮影)

<ベルギーリーグ:セルクル・ブリュージュ2-0コルトレイク>◇1日◇ブリュージュ

セルクル・ブリュージュの日本代表FW上田綺世(24)がホームのコルトレイク戦で今季15点目のゴールを決めた。

1点リードの前半36分、落ち着いてPKをゴール左に蹴り込んだ。

15点は現在、得点ランキング・リーグ3位。上田は今季ここまでは1度もPKでの得点がなかった。得点ランク上位の3人は全員PKで3点以上を奪っており、上田もPKでの得点が増えれば、移籍初年度での得点王も見えてくる。

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【ベルギー】シントトロイデン林大地がチーム2点目アシスト、ホームでスランに2-1勝利

シントトロイデンFW林大地(ロイター)

ベルギー1部でコルトレイク渡辺剛(26)がホームのクラブ・ブリュージュ戦にフル出場。試合も1-0で勝利した。同僚の田中聡(20)は後半39分から途中出場した。

シントトロイデンは岡崎慎司(36)、橋岡大樹(23)、GKシュミット・ダニエル(31)がホームのスラン戦でフル出場。林大地(25)は後半39分までプレーして原大智(23)と交代した。試合は2-1で勝利。林がチーム2点目をアシストした。

オーステンデ坂元達裕(26)は1-2で敗れたホームのウェステルロー戦にフル出場。ウェステルロー松尾佑介(25)は後半24分までプレーした。

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セルクル・ブリュージュの日本代表FW上田綺世が代表選出御礼弾 先制弾決めて今季14ゴール目

上田綺世(2022年12月3日撮影)

<ベルギーリーグ:セルクル・ブリュージュ1-1ゲンク>◇17日◇ブリュージュ

セルクル・ブリュージュの日本代表FW上田綺世がホームのゲンク戦で0-0の前半40分に先制点を決めた。

得意のプレーだった。自陣からドリブルで持ち上がったMFグボホのスルーパスをDF裏に抜けながら右足でピタリとトラップ。すぐに右足を振り抜いて、ゴール右にグラウンダーのシュートを流し込んだ。

上田はこれで今季リーグ戦14点目。後半ロスタイムまでプレーした。

データ分析サイト「Sofascore」の採点では上田に両軍最高の7.8がついた。

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【ベルギー1部】オーステンデ坂元達裕が1アシスト コルトレイク渡辺剛はオウンゴール献上

坂元達裕(2021年5月23日撮影)

ベルギー1部で岡崎慎司(36)らが所属するシントトロイデンが、アウェーで0-1とメヘレンに敗れた。

岡崎と橋岡大樹(23)、GKシュミット・ダニエル(31)がフル出場。林大地(25)が後半14分に退いたタイミングで原大智(23)がピッチに立った。

コルトレイク渡辺剛(26)は1-3で敗れたアウェーのウェステルロー戦にフル出場。オウンゴールで相手に先制点を献上した。ウェステルロー松尾佑介(25)は後半26分から途中出場した。

オーステンデ坂元達裕(26)は4-4で引き分けたアウェーのオイペン戦にフル出場。1アシストをマークした。

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ベルギー1部コルトレイクDF渡辺剛フル出場、MF田中聡は後半34分までプレー

渡辺剛(2021年12月撮影)

<ベルギーリーグ:コルトレイク0-1シャルルロワ>◇4日◇コルトレイク

ベルギー1部でコルトレイクのDF渡辺剛(26)はホームのシャルルロワ戦にフル出場。MF田中聡(20)は後半34分までプレーした。

試合は0-1で敗れ、4試合ぶりの勝利はならなかった。

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上田綺世2発!今季リーグ13点目! 浮き球パスをピタリと止める技術力 代表戦へ勢い止まらず

上田綺世(2022年12月3日撮影)

<ベルギーリーグ:セルクル・ブリュージュ3-1スラン>◇4日◇ブリュージュ

セルクル・ブリュージュの日本代表FW上田綺世はホームのスラン戦で後半25分までプレーし、2ゴールをマーク。3-1の勝利に貢献した。

上田は1-1の前半32分、DFラインの裏に抜けながら浮き球のスルーパスを左足でピタリとトラップし、右足シュートを押し込んだ。技術力の高さを披露した。

さらに後半10分にもスルーパスに抜け出して右足でゴール。今季リーグ戦での得点を13点に伸ばした。今月の日本代表戦(24日=対ウルグアイ、28日=対コロンビア)へ向け、勢いに乗っている。

引き分けが続いていたセルクル・ブリュージュは5試合ぶりの勝利。連続無敗は8試合(3勝5分け)に伸びた。

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上田綺世が2戦連発弾!今季9ゴール目 セルクル・ブルージュ、ロスタイム弾2戦連続の劇的勝利

上田綺世(2022年11月25日撮影)

<ベルギーリーグ:セルクル・ブルージュ3-2ヘント>◇第23節◇29日◇ブルージュ

ワールドカップ(W杯)カタール大会日本代表FW上田綺世(24)が所属するセルクル・ブルージュは、上田2戦連発弾などで、4位のヘントとの打ち合いを制した。

上田は先発し、後半51分までプレー。上田は0-0の後半13分、ペナルティーエリア左からのMFバンフォーテの浮き球クロスに、ゴール中央で頭であわせゴール右隅に押し込んだ。先制点を決めると、直後の後半14分には、カウンターからFWデンキーの得点に絡んだ。

チームはその後、後半アディショナルタイムに追いつかれるが、セルクル・ブルージュはその4分後の土壇場でDFダランドの得点で勝ち越した。上田は今季9得点目。チームも2試合連続の劇的勝利となった。

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香川真司、シントトロイデン退団しJ復帰か?「以前のようなスター性発揮できず」現地メディア

香川真司(2022年1月11日撮影)

ベルギー1部シントトロイデン所属の元日本代表MF香川真司(33)がクラブを退団し、Jリーグに復帰する見通しだと現地メディアが報じている。

「HBvL」は「香川がSTVVを退団してJリーグに復帰することになった」と伝え、「以前のようなスター性を発揮できなくなった」と説明した。

香川は慢性的な痛みから昨年11月に左足首の手術を受け、W杯中断明け後はベンチ入りこそあるが、試合には出場していない。

10年6月にセレッソ大阪からドルトムント(ドイツ)に移籍して以来、一貫して欧州でプレー。マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)、ドルトムント、ベシクタシュ(トルコ)、サラゴサ(スペイン)、PAOK(ギリシャ)を経て21年1月にシントトロイデンに加入している。Jリーグ復帰となれば、12年半ぶり。その動向が注目される。

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シントトロイデン、原大智を期限付きで獲得「プレーオフ進出頑張ります」クラブ日本人6人目

原大智(2020年10月4日撮影)  

ベルギー1部シントトロイデンは23日、スペイン2部アラベスからFW原大智(23)を期限付きで獲得したと発表した。移籍期間は今年6月30日まで。原は労働許可書が発行され次第、チームに合流予定だという。

原は昨季もアラベスからの期限付き移籍でシントトロイデンでプレー。リーグ戦28試合で8ゴールを挙げた。

原はクラブを通じ「このたび、STVV(シントトロイデン)に加入した原大智です。昨シーズンもプレーしたので早くチームに慣れてプレーオフ進出できるように精いっぱい頑張ります! 応援よろしくお願いします!」とコメントした。

これでシントトロイデンに在籍する日本人選手はシュミット・ダニエル、橋岡大樹、林大地、香川真司、岡崎慎司、原の計6人となった。

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シントトロイデンGKシュミット「ポジティブに捉えたい」クラブ・ブルージュと引き分け勝ち点1

GKシュミット(2022年12月3日撮影)

<ベルギー1部リーグ:シントトロイデン1-1クラブ・ブルージュ>◇第21節◇19日

日本代表GKシュミット・ダニエルが所属するシントトロイデンは、ホームで3連覇中のクラブ・ブルージュと引き分け、貴重な勝ち点1を手にした。

シントトロイデンは、シュミット、FW岡崎慎司、FW林大地、DF橋岡大樹がフル出場。前半26分にオウンゴールで先制を許したが、後半32分にFWブルーノの得点で追いついた。試合後、シュミットは「前半は勢いに乗れなかった。うちも1点取って勢いが出た。勝ち点3を取れる試合だったと思う。残念だが、勝ち点1をポジティブに捉えたい」と話した。MF香川真司はベンチ外だった。

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“鹿島対決”は1-1引き分け 上田綺世&町田浩樹がベルギーで激突、ともに先発フル出場

<ベルギー1部リーグ:セルクル・ブルージュ1-1サンジロワーズ>◇18日

元鹿島アントラーズ所属の2選手が、ベルギーの地で対決した。

セルクルブルージュFW上田綺世(24)と、サンジロワーズDF町田浩樹(25)がともに先発しフル出場。上田は無得点、町田は15日アントワープ戦に続き2試合連続での出場となった。試合は1-1で引き分けた。

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