日刊スポーツ

チェルシー早くも8敗目…アウェー4連敗は23年ぶり ポチェッティーノ監督「我々は若いチーム」

ウルバーハンプトン戦でリアクションするチェルシー・ポチェッティーノ監督(ロイター)

<プレミアリーグ:ウルバーハンプトン2-1チェルシー>◇24日◇ウルバーハンプトン◇第18節

クリスマス・イブに行われた一戦で、チェルシーがアウェーでウルバーハンプトンに1-2で敗れ、今季早くも8敗目を喫した。

後半6分、サラビアの蹴ったCKからMFレミナに頭で合わせられて先制点を許すと、アディショナルタイムの後半48分にDFドハーティに追加点を奪われた。

チェルシーも同51分、FWスターリングのクロスをプレミアリーグデビュー戦となったフランス代表FWエンクンクが押し込み、1点を返したが焼け石に水だった。

チェルシーは2000年12月以来となるアウェー戦4連敗を喫した。

ポチェッティーノ監督は「勝機はとてもたくさんあっただけにとてもがっかりしている。プレミアリーグでは、冷静にならなければ言い返せない。チャンスが複数あっただけにとても残念だ。CKから失点した後は、ゲームがとても難しくなった。我々は若いチームでプレミアリーグを初めて経験する選手もおり、適応が必要だ」と悔やんだ。

チェルシーは6勝4分け8敗の10位。次節は27日にホームでクリスタル・パレスと対戦する。

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プレミアリーグ、イブに試合したくない!?今季ウルブスとチェルシーの1試合開催も来季試合なし

イングランド・プレミアリーグは23日までに2024-25年シーズンのスケジュールを発表した。24年8月17日に開幕し、25年5月25日に最終節を行う。物議をかもしたクリスマスイブの試合開催はなくなった。

今季はクリスマスイブの24日(日本時間22時開始)にウルバーハンプトン-チェルシーの対戦が組まれているが、この日程にチェルシーのポチェッティーノ監督らが不満を表明していた。

アルゼンチン人の同監督は「アルゼンチン国民にとって、24日は本当に重要な夜。試合後は時間通りに帰宅して、お祝いしたい。我々のファンは満足していないようだが、私も同じ気持ちだ」と話していた。

欧州5大リーグでもこの1試合だけとなっている。それを受けてか、リーグ側は「2024年12月24日に試合は行わない」との声明を出した。

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リバプール遠藤航、アーセナルとの首位攻防戦でボール奪取3度など存在感 試合は1-1ドロー 

アーセナル戦に出場したリバプール遠藤航(AP)

<プレミアリーグ:リバプール1-1アーセナル>◇第18節◇23日◇アンフィールド

リバプールのMF遠藤航(30)はアーセナルとの首位攻防戦にフル出場した。公式戦6試合連続の先発。リーグ戦では17日のマンチェスター・ユナイテッド戦(0-0)に続いてのフル出場で存在感を示した。チームは1-1で引き分けて勝ち点39の2位。DF冨安健洋が負傷でベンチ外だったアーセナルは同40で首位を守った。

試合は前半4分にアーセナルが先制。MFウーデゴールの左からのFKをDFガブリエウが頭で合わせた。同29分にリバプールが追い付く。DFアレクサンダーアーノルドの自陣からのロングフィードを右サイドで受けたFWサラーが中央へ切れ込み、左足でニアサイドを打ち抜いた。

リバプールは前半35分にDFツィミカスが負傷で交代するアクシデントがあったが、後半5分に遠藤がチャンスをつくる。敵陣中央でショートカウンターにつながるボール奪取を見せ、最後はサラーが左足でシュート。ゴールとはならなかったが、この日の遠藤は計3度、ボール奪取に成功した。

その後は激しい攻防が繰り広げられたが決着はつかず、1-1のドロー。クロップ監督は試合後の会見で「2つの最高のチームによる本当に素晴らしい、激しい試合を見ました。勝てたかもしれないし、勝てるはずだったかもしれない」と白熱の一戦を振り返った。

アーセナルのアルテタ監督も「信じられないサッカーの試合。私がここ20年間で見た中で最も激しくて忙しい試合の1つだ」と語った。

アーセナル戦に出場したリバプール遠藤航(AP)

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負傷の三笘薫インスタ更新「少し離脱になりますがまた強くなって帰ってきます」

三笘薫のインスタグラムから

直近のリーグ戦で負傷したブライトンの日本代表MF三笘薫(26)が23日深夜、自身のインスタグラムを更新。思いを明かした。

22日に先発した第18節クリスタル・パレス戦で左足首を負傷した三笘は、相手DFにドリブルを仕掛ける写真を投稿。「It is frustrating to be out injured, but I will come back stronger.いつも応援ありがとうございます。少し離脱になりますがまた強くなって帰ってきます」とつづった。

三笘は0-1の後半35分、ボールをペナルティーエリアに持ち込んだ場面で相手と交錯し、左足首を痛めた。倒れ込んでいるところを相手GKに抱きかかえられるような形で立ち上げると、痛みに耐えながらプレーしたが、直後に交代。試合後は左足をプロテクターで固定し、松葉づえで会場を後にしていた。

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マンU・DFバラン、今冬の移籍市場でCB不安の古巣Rマドリードに復帰の可能性が浮上

ラファエル・バラン(2022年12月12日撮影)

マンチェスター・ユナイテッドの元フランス代表DFラファエル・バラン(30)に今冬、レアル・マドリード復帰の可能性があるとスペイン紙アスが23日に報じた。

Rマドリードは現在、ミリトンとアラバが前十字靭帯断裂の重傷を負ったことで新たなCB探しに動いており、ゼニト(ロシア)のブラジル代表DFホベルチ・ヘナンを今冬の移籍市場で獲得候補の1人に挙げている。そんな中、さらにバランにも注目しているとのことだ。

バランは現在、マンUで出場機会が減っており、退団を希望しているとのこと。さらにマドリードにまだ自宅が残っており、そこで家族と一緒に休暇を過ごしているため、Rマドリードからオファーが届いた場合、首を縦に振る可能性が高いと同紙は伝えている。またアンチェロッティ監督もバランの加入を歓迎しているとのことだ。

バランは11-12年シーズンにランスからRマドリードに加入し、20-21年シーズンまで10季所属した。その間、守備の主力として活躍し、欧州チャンピオンズリーグ4回の優勝を含む、計18タイトルを獲得している。

21年夏、マンUに移籍金4000万ユーロ(約62億円)プラス出来高1000万ユーロ(約15億5000万円)で加入し、25年6月30日までの4年契約を結んでいた。しかし最後の1年間はオプションであるため、両者が合意しない場合、今季終了後にフリーで退団できるようになっているという。

これによりマンUは、バランを無料で放出しないためには今冬の移籍市場での売却が必須となるが、契約が半年を切るため、Rマドリードは売却した時の金額を考えると、かなり安価で買い戻せることになる。

バイエルン・ミュンヘンもバランを狙っており、今冬の移籍市場で1000万ユーロ(約15億5000万円)から2000万ユーロ(約31億円)のオファーを準備しているとのこと。RマドリードはマンUとの関係が良好であり、あらゆる面で有利には見えるが、今後の動向を追う必要があるだろう。(高橋智行通信員)

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マンチェスターUは久保建英獲得を目指し、7度もスカウト派遣 英紙サン報じる

レアル・ソシエダード久保建英(ロイター)

英紙サンは20日の電子版で「プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドが、レアル・ソシエダードMF久保建英(22)獲得を狙っている」と、また報じた。プレミア名門マンUが久保獲得に興味を示していることはすでに、英国やスペインの各メディアが複数回報じている。

サンは「マンUはFWアントニーの代わりとなる選手を探している。それはずばり久保だ。久保の視察に、マンUはスカウトを7度も派遣した。久保はスカウトの前で素晴らしい実力を見せた。場合によって、マンUは要請があれば、アントニーをソシエダに移籍させる選択肢もある」と伝えた。

スペイン各紙も反応した。マルカは「久保とソシエダは27年まで契約が残っているが、6000万ユーロ(約96億円)が必要だ。契約が成立すれば、その50%の権利があるレアル・マドリードも笑うことになる」と報じた。ムンド・デポルティボも「マンUは、アントニーの代わりに久保を望んでいる」と伝えた。

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三笘薫に地元紙チーム最低タイ5点「現在、日本代表はうまくいかない状況」「足を痛めた」

ブライトン三笘薫(ロイター)

<プレミアリーグ:クリスタル・パレス1-1ブライトン>◇21日◇第18節◇セルハースト・パーク

ブライトンの日本代表MF三笘薫(26)は、敵地で行われたクリスタル・パレス戦に左サイドで先発し、後半38分までプレーした。チームは15位の相手に1-1で引き分け、3戦未勝利となった。

三笘は前半からなかなかいい形でボールを呼び込めず、無得点。後半38分には、直前のプレーで相手と交錯した左足を痛めた様子で途中交代した。

地元メディアの「Sussex World」で、三笘はチーム最低タイの5点の評価。「現在、日本代表はうまくいかない状況だ。前線への危険な飛び出しの際には、そのタッチで失望させられた。枠内ゴールも数本。ボックス内でボールをコントロールできず、足を滑らせた。その過程で足を痛めたようで、、ヤクブ・モデルと交代した」などと評された。

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ブライトン三笘薫負傷か クリスタル・パレス戦に先発も左足首付近気にする仕草で途中交代

ブライトン三笘薫(ロイター)

<プレミアリーグ:クリスタル・パレス1-1ブライトン>◇21日◇第18節◇セルハースト・パーク

日本代表MF三笘薫(26)が所属するブライトンが、敵地でクリスタル・パレスに1-1で引き分けた。左サイドで先発した三笘は後半38分までプレー。チームは3戦未勝利となった。

チームは前半ロスタイム1分にビルドアップのミスを突かれて先制を許した。そのまま前半を折り返し、後半は拮抗(きっこう)した展開が続いたが、同37分にFWウェルベックの得点で同点に追いついた。

三笘は過密日程の中、前節に続いて先発出場を果たすも、複数の相手DFに強く警戒されて良さを出すことができなかった。2本のシュートを放つも得点は奪えなかった。後半36分には、ペナルティーエリア内で倒された際に左足首付近を気にするしぐさをみせた。その直後にも右クロスにボレーシュートで合わせるシーンがあったが、左足を痛めた様子で同38分に途中交代してベンチに退いた。攻撃の軸である三笘が離脱することは、欧州リーグにも挑戦しているチームにとっても大きな痛手となる。

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遠藤航は後半15分まで出場 リバプールは5-1で快勝し4強進出 イングランド・リーグ杯

<イングランド・リーグカップ:リバプール5-1ウェストハム>◇準々決勝◇20日

リバプールの遠藤航はホームで行われたウェストハム戦に先発し、2-0の後半15分まで出場した。チームは5-1で快勝してベスト4に進出した。

来年1月にホームアンドアウェー方式で行われる準決勝でフラムと対戦する。(共同)

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リバプール遠藤航フル出場、堅守で引き立てるもマンUと0-0ドロー 5万人大観衆はため息

マンチェスター・ユナイテッド戦に出場したリバプール遠藤航(AP)

<プレミアリーグ:リバプール0-0マンチェスター・ユナイテッド>◇17日◇リバプール◇第17節

リバプールMF遠藤航(30)は、ホームのマンチェスター・ユナイテッド戦にフル出場した。4-3-3のアンカーで、公式戦4試合連続の先発出場。中盤で持ち前のけれん味のない守備力を披露した。チームは0-0のスコアレスドローに終わったが、リーグ戦10試合連続での負けなしとなった。

この日は本拠地アンフィールドの最上階のデッキ席が初めて使用され、詰めかけた観衆は5万7158人を記録。英BBCによると、ホームゲームとしては、1963年2月のFAカップ、バーンリー戦以来となる大観衆で、リーグ戦史上3番目の記録という。ただし、結果は記念すべき試合にふさわしいものではなく、スタンドにはサポーターからのため息が響いた。

リバプールのポゼッションは69%、34本のシュートを放った。前半28分にDFアレクサンダーアーノルドのCKからDFファンダイクが頭で合わせたが、マンチェスターUのGKオナナのファインセーブに阻まれるなど、最後まで得点機はありながらゴールラインを割れなかった。

また、前半42分には遠藤が右サイドへ展開したパスを起点に、クロスから最後はFWサラーがシュートを打ったがここもGKオナナにキャッチされた。

後半40分にはDFツィカミスのクロスがエリア内で相手選手の手に当たったように見える場面があったが、ハンドの反則にはならなかった。攻めながら1点が遠い試合だった。

クロップ監督は「この結果は気に入らない。勝つべき内容だった。これだけ多くのシュートを打つなら、もっとゴール枠に飛ばさないといけない。スタートから我々のプレッシング、プレー強度は今季最高レベルだった。今日は痛恨だったけど、良くなるためのいろんな情報を教えてくれた。こういう状況を終わりにしなければいけない」などと、自戒を込めながら話した。

また、主将のファンダイクも「ほとんどのボールを持ち、いくつもチャンスを作った。し合いに勝とうとしていたのは1チームだけだった。だからこそ悔しい。簡単にシュートを打ちすぎたり、オーバーラップした選手にパスを出すこともできた。正しい判断に欠けていた」と反省の弁を述べた。

リバプールはこの引き分けで、首位をアーセナルに引き渡した。

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【ブライトン】アーセナル戦フル出場三笘薫に地元紙6点「見事なクロスは、ゴールに値するもの」

アーセナルに敗れ、ぼう然とするブライトン三笘(ロイター)

<プレミアリーグ:アーセナル2-0ブライトン>◇17日◇第17節◇エミレーツ・スタジアム

ブライトンの日本代表MF三笘薫(26)は、敵地で行われたアーセナル戦に左サイドで先発し、フル出場した。

チームは0-2で敗れた。三笘もチャンスを生み出すことはできなかった。

三笘は前半からなかなかいい形でボールを受けることができず、ドリブル突破を仕掛けることはほとんどできなかった。前半43分には、相手MFサカへのファウルで今季4枚目のイエローカードを受けた。

見せ場は、0-1の後半38分。相手DFをうまく出し抜いて左サイドの深い位置まで進入して右アウトサイドで中央にパスを供給。決定機を演出したが、味方のシュートがわずかに外れて得点につながらなかった。

地元メディアの「Sussex World」で、三笘は6点の評価。「序盤は静かな立ち上がりだった。ディフェンスエリアでのファウルをうまく奪った」「同点ゴールを狙う中、ボックス内で倒れたが、何も与えられなかった。グロスへの見事なクロスは、ゴールに値するものだった」などと評された。

アーセナル戦で攻め上がるブライトン三笘(ロイター)
アーセナルに敗れ、うつむきながら引き揚げるブライトン三笘(ロイター)

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【ブライトン】三笘薫フル出場、決定機演出するもチャンス活躍できず アーセナルに0-2敗戦

アーセナルに敗れ、ぼう然とするブライトン三笘(ロイター)

<プレミアリーグ:アーセナル2-0ブライトン>◇17日◇第17節◇エミレーツ・スタジアム

日本代表MF三笘薫(26)が所属するブライトンが、敵地でアーセナルに0-2で敗れた。左サイドで先発した三笘はフル出場した。

チームは試合開始から相手のプレスに苦しみ、思うような攻撃を展開することができなかった。前半をなんとか無失点で耐えしのいだが、後半8分に右CKから相手FWジェズスに合わせられて先制を許した。

同15分にMFブオナノッテ、FWジョアン・ペドロ、DFイゴールを同時投入するも、攻勢に転じることはできず。同42分に相手FWハヴァーツに追加点を奪われた。

三笘はなかなかいい形でボールを受けることができず、らしい突破は影を潜めた。唯一のチャンスは後半38分。相手DFとの駆け引きから、うまく左サイド深くでボールを受けると、右足のアウトサイドでクロスを供給。中央のMFグロスが合わせるだけの決定機を演出したが、シュートは惜しくもポスト右に外れた。前半43分には今季4枚目のイエローカードを受けた。

チームは公式戦4戦ぶりの黒星。ビッグ6に対しては3連敗となった。ふくらはぎを負傷中のアーセナルDF冨安健洋(25)はベンチ外だった。

アーセナル戦で攻め上がるブライトン三笘(ロイター)
アーセナルに敗れ、うつむきながら引き揚げるブライトン三笘(ロイター)

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ルートンの主将DFが心停止で倒れて試合中止 5月のプレミアリーグ昇格決定試合以来2度目

ルートンのトム・ロックヤーが試合中、ピッチ上に倒れ医療措置を受ける(ロイター)

<プレミアリーグ:ボーンマス-ルートン>◇第17節◇16日◇ボーンマス

ルートンの主将を務めるウェールズ代表DFトム・ロックヤー(29)が後半14分にピッチ上に突然倒れ、一時心停止となった。試合は1-1のまま中止。クラブによると、病院に搬送されて「容体は安定している」という。

「我々のメディカルチームにより、主将がピッチ上で心停止を起こしたことが確認された。だが、ピッチから運び出されるまでに反応があった。病院に搬送されたが、容体は安定している。現在は家族とともに精密検査を受けている」

29歳のロックヤーは5月27日のプレミアリーグ昇格プレーオフ決勝のコベントリー戦でも試合序盤に不整脈で倒れて交代。チームはPK戦の末に勝利し、クラブ史上初のプレミアリーグ昇格を決めたが、ルートンのエドワーズ監督は「今、考えているのはトム・ロックヤーのことだけ。健康が一番大事。サッカーよりも大事なことがある」などと涙を浮かべながら話していた。

ロックヤーは歓喜の瞬間を病院のベッドの上で見届けたという。

心臓の手術を受け、プレシーズン中に問題がないことが確認されていたが、今年に入って2度目ということで、その状態が心配される。

ルートンのトム・ロックヤーが試合中、ピッチ上に倒れ医療措置を受ける(ロイター)
トム・ロックヤーが医療措置を受ける中、主審(右)と話し合うルートンのエドワーズ監督(右から2人目)(ロイター)
トム・ロックヤーの医療措置を待つルートンのエドワーズ監督(左から3人目)と選手たち(ロイター)
トム・ロックヤーの医療措置を待つルートンのエドワーズ監督(左から3人目)と選手たち、審判団(ロイター)
トム・ロックヤーの医療措置を待つルートンの選手とスタッフ(ロイター)
ルートンのトム・ロックヤーが試合中、ピッチ上に倒れ医療措置を受ける(ロイター)
医療措置を終え担架でピッチを後にするルートンのトム・ロックヤー(ロイター)
医療措置を終え担架でピッチを後にするルートンのトム・ロックヤー(ロイター)
ルートンのトム・ロックヤーが試合中、ピッチ上に倒れ医療措置を受ける(ロイター)
試合が中断され、協議する審判団(ロイター)
試合の中止が決まり、スタンドを後にするファン(ロイター)
ルートンのトム・ロックヤーが試合中、ピッチ上に倒れ医療措置を受ける(ロイター)
医療措置を終え担架でピッチを後にするルートンのトム・ロックヤー(ロイター)
医療措置を終え担架でピッチを後にするルートンのトム・ロックヤー(AP)

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途中出場のブライトン三笘薫 英メディア7点の評価「左サイドで即座にインパクトをもたらした」

バーンリー戦に出場したブライトン三笘薫(ロイター)

<プレミアリーグ:ブライトン1-1バーンリー>◇9日◇第16節◇ファルマー

ブライトンの日本代表MF三笘薫(26)がホームのバーンリー戦に後半開始から途中出場した。

3日前のブレントフォード戦に先発フル出場した影響からか、スタメンを外れ、0-1の後半スタートから投入された。

積極的な仕掛けやシュートで攻撃を活性化。相手の脅威とはなったが、得点に関与することはできなかった。

英メディア「Sussex World」による採点では7点の評価。「左サイドで即座にインパクトをもたらしたが、バーンリーの低いブロックに苦しんだ」などと評された。

三笘の投入効果もあり、後半に息を吹き返したチームは同32分にFWアディングラ(21)のゴールで同点に追いついたが、逆転することはできず、ホームで手痛いドローとなってしまった。

バーンリー戦に出場したブライトン三笘薫(ロイター)

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冨安健洋ベンチ外アーセナル首位陥落、アストンビラがクラブ新ホーム15連勝で3位「先は長い」

初ゴールを決めたアストンビラのマッギン(ロイター)

〈プレミアリーグ:アストンビラ1-0アーセナル〉◇第16節◇9日◇バーミンガム

アストンビラがアーセナルを1-0で下し、クラブ新記録となるホーム15連勝を達成した。前半7分にMFマッギンが挙げたゴールを守り抜いた。負傷中のDF冨安健洋がベンチ外だったアーセナルは首位から2位に後退。アストンビラは首位リバプールに勝ち点2差とした。

自陣から細かくパスをつないで攻め込み、アーセナルの守備を崩しきった。前半7分、最後は右サイドからのクロスをゴールを背にして受けたマッギンが素早く反転して左足で仕留めた。「このビラ・パーク(アストンビラのホームスタジアム)はサッカーをするには最高の場所。ホームでこの調子を維持できれば…。ただ、まだ16節。先は長い」と今後を見据えた。

エメリ監督はクラブ新記録について「今後、達成することはないと思う。驚くべき記録であり、素晴らしい」としながらも「我々は優勝候補というわけではない。ここ(3位)にはいるが、まだ16節。向上できるように努力しなければならない」と締めた。

もめる両チームの選手(ロイター)

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ブライトン三笘薫、後半開始から出場で攻撃活性化も得点関与できず ホームでドロー

バーンリー戦に出場したブライトン三笘薫(ロイター)

<プレミアリーグ:ブライトン1-1バーンリー>◇9日◇第16節◇ファルマー

日本代表MF三笘薫(26)が所属するブライトンが、ホームでバーンリーと引き分けた。3日前のブレントフォード戦にフル出場した三笘は後半開始から途中出場した。

チームは前半45分に先制を許し、後半スタートと同時に三笘とMFギルモア(22)を投入した。

定位置の左サイドに入った三笘がチームに勢いをもたらす。積極的な仕掛けで相手のDFラインを押し下げると、同18分には、ペナルティーエリア左からダイレクトで内巻きの際どいシュートを狙った。

同ロスタイムには決定機を迎える。ギルモアの右クロスに、三笘が倒れ込みながらボレーで合わせるも、相手GKのファインセーブに防がれた。これでリーグ戦9試合無得点となった。

後半に息を吹き返したチームは同32分にFWアディングラ(21)のゴールで同点に追いついたが、逆転することはできず、ホームで手痛いドローとなってしまった。

バーンリー戦に出場したブライトン三笘薫(ロイター)

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リバプール遠藤航、ボールの奪いどころとして狙われ前半のみで交代 チームは2-1逆転勝ち

クリスタルパレス戦に出場したリバプール遠藤航(右)(AP)

<プレミアリーグ:クリスタルパレス1-2リバプール>◇第16節◇9日◇ロンドン

リバプールのMF遠藤航(30)はアウェーのクリスタルパレス戦に先発出場したが、0-0の前半のみで退いた。チームは2-1で逆転勝ちした。

遠藤は2-0で勝った前節6日のシェフィールド・ユナイテッド戦に続いて2試合連続のスタメン。アルゼンチン代表のマカリスターが負傷でベンチ外となり、中盤の底のアンカーとしてプレーした。4-3-3の中盤は右にソボスライ、左にフラーフェンベルフが入った。

クリスタルパレスは守備を固めながらも、遠藤にボールが入った瞬間に狙いを定めた。そこからカウンターでゴールを目指そうとした。前半29分、DFクアンサからパスを受けた遠藤が中盤でクリスタルパレスのMFヒューズに倒されてボールを奪われた。ペナルティーエリア内に侵入を許したところでDFファンダイクが相手を倒してPKを献上した。

だが、VARが介入。遠藤がファウルで倒されたとして、PKとファンダイクへのイエローカードは取り消された。GKアリソンのスーパーセーブもあって前半は0-0で折り返した。

後半開始から遠藤に代わってDFジョー・ゴメスが出場。ゴメスが右サイドバックに入り、DFアレクサンダーアーノルドがアンカーの位置に入った。

しかし、後半8分過ぎに自陣ペナルティーエリア内でDFクアンサがクリスタルパレスのFWマテタを倒す。そのプレーは流されたが、約5分後にVARの判定でPKとなり、これをマテタに決められて先制を許した。

後半30分にクリスタルパレスのFWアイェウが2枚目の警告で退場。数的優位に立ったリバプールはその1分後にFWサラーが左足でねじ込んで同点に追い付いた。これがサラーのリバプールでの公式戦通算200得点目となった。

後半ロスタイム1分に途中出場のMFエリオットが左足でミドルシュートを決めて勝ち越し。試合終了間際にはGKアリソンが前半に続いて好セーブを見せてチームを救った。

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負傷者続出ブライトン、ファティも「3カ月離脱」とデゼルビ監督 三笘も負傷から復帰したばかり

アンス・ファティ(2023年6月6日撮影)

ブライトンのデゼルビ監督は、FWアンス・ファティ(21)が負傷で来年2月下旬までの約3カ月間、チームを離脱すると明かした。

9日のバーンリー戦前の記者会見で「3カ月は必要だと思う」とし、「我々にとって悪いニュース。彼はさらに良いプレーをしていたし、我々の戦いをさらに理解していたから残念」と話した。

ファティは9月にバルセロナから1シーズンの期限付き移籍で加入。今季は公式戦17試合に出場して4ゴールと活躍したが、11月25日のノッティンガム・フォレスト戦で負傷交代した。

チームは負傷者が続出。デゼルビ監督は攻撃陣について「ウェルベック、エンシソがプレーできないから、ファティとチームにとっても厳しい」と悔やんだ。MF三笘薫も11月の日本代表招集後、右太もも裏痛で負傷離脱して復帰したばかり。チームは苦しい状況に追い込まれている。

◆ブライトンの主な負傷者リスト

DFウェブスター

DFエストゥピニャン

DFランプティ

MFマーチ

FWエンシソ

FWウェルベック

FWファティ

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マンチェスターU カゼミーロ、ヴァラン、サンチョの今冬移籍の可能性 英メディア伝える

カゼミーロ(22年6月撮影)

プレミアリーグのマンチェスターユナイテッド(マンU)に所属するMFカゼミーロ(31)、DFヴァラン(30)、MFサンチョ(23)が今冬に移籍する可能性があると英メディア「INDEPENDENT」が伝えた。

現在6位のマンUで、テン・ハーグ監督は前政権時代に獲得した選手らと向き合っており、すぐに手放す意志はない。一方で、3人の選手についてのオファーに耳を傾ける可能性があるという。

ヴァラン(22年12月撮影)

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リバプール遠藤航フル出場、シェフィールドUに無失点快勝 現地採点ではサラーらと同じ及第点

リバプール遠藤航(ロイター)

<プレミアリーグ:シェフィールドU0-2リバプール>◇第15節◇6日◇ブラモール・レーン

日本代表主将の遠藤航が所属するリバプールは、最下位のシェフィールドUを2-0で下し、首位アーセナルとの勝ち点差2の2位をキープした。

3日のフラム戦で途中出場し、プレミア初得点となるミドル弾で逆転勝利に貢献した遠藤は、先発に抜てきされフル出場。前半34分にイエローカードを受けるも、無失点勝利に貢献した。

英メディア「スカイスポーツ」の採点では、遠藤はFWモハメド・サラー、FWガクポ、MFマカリテルらと同じ「6」で及第点。プレーヤー・オブ・ザ・マッチは「7」のDFファン・ダイクだった。

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リバプールのクロップ監督、3位後退マンCに「見限るとしたらサッカー史上最大のジョーク」

リバプールのユルゲン・クロップ監督(2020年3月撮影)

<プレミアリーグ:シェフィールドU0-2リバプール>◇第15節◇6日◇ブラモール・レーン

MF遠藤航が先発フル出場したリバプールは、最下位のシェフィールドUに2-0で快勝した。

試合後、ユルゲン・クロップ監督は英メディア「スカイスポーツ」に「結果、試合内容には本当に満足している。ボールを手放してはいけないところで手放してしまったいくつかの場面を除けば、成熟したパフォーマンスと言えるだろう」と話した。

マンチェスターCがアストンビラに敗れ3位に後退。クロップ監督は「誰かがマンチェスター・シティを見限るとしたら、それはサッカー史上最大のジョークだろう」と持論を述べた。

「それは本当に意味がない。アーセナルもうちも同じような経験をしている。アストンビラはすごい。(マンチェスター)ユナイテッドはそこそこで、まだメディアが望むようなサッカーはしていないかもしれないが、勝ち点は積んでいる。チェルシーは来るかどうかわからない。リーグは信じられないほど強く、難しい局面を乗り切るには運が必要だ。だから、(どこがタイトルを獲得するのか)分からない」と強調した。

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ブライトン三笘薫、2点に絡む活躍 地元メディア7点「ベストな状態に戻りつつある兆し」

ブレントフォード戦に出場したブライトン三笘薫(AP)

<プレミアリーグ:ブライトン2-1ブレントフォード>◇6日◇第15節◇ファルマー

日本代表MF三笘薫(26)が所属するブライトンがホームでブレントフォードを2-1で下し、2試合ぶりの勝利を飾った。三笘はフル出場し、2得点に絡む活躍でチームの勝利に貢献した。

定位置の左サイドで先発した三笘は、0-1の前半31分にMFグロス(32)のゴールをお膳立てして今季4アシスト目を記録。後半7分にも左サイドからカットインし、ななめに走り込んできたグロスにパスをして、MFヒンシュルウッド(18)の逆転弾の起点になった。

英メディア「Sussex World」による採点で、三笘は7点の評価。「日本のFWは、最近、フル回転できておらず、疲れているように見えたが、今夜はベストな状態に戻りつつある兆しを見せた。序盤は非常に生き生きとして見えた。グロスにシンプルなアシストを決めた。一晩中、ワイドなポジションで脅威だった」などと評された。

三笘は11月15日に太もも裏の負傷により、日本代表活動から離脱し、11月25日のシェフィールド戦を欠場。同30日のAEKアテネ戦で先発復帰していた。

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ブライトン三笘薫が今季4アシスト目!2得点に絡む活躍で勝利に貢献 復帰後初のフル出場

ブレントフォード戦に出場したブライトン三笘薫(AP)

<プレミアリーグ:ブライトン2-1ブレントフォード>◇6日日◇第15節◇ファルマー

ブライトンの日本代表MF三笘薫(26)がホームのブレントフォード戦で2得点に絡む活躍でチームの勝利に貢献した。

定位置の左サイドで先発した三笘は、0-1の前半31分、ペナルティーエリア左角で相手を2人引きつけると、やや中央寄りにいたMFグロス(32)にアウトサイドでパス。グロスの同点弾をお膳立てし、今季4アシスト目を記録した。

さらに1-1の後半7分、左サイドからカットインしてニアゾーンをとったグロスにパス。グロスがワンタッチでクロスを上げると、MFヒンシュルウッド(18)が豪快にヘディングで決めて逆転した。

太もも裏の負傷により、11月の日本代表活動を離脱した三笘は、同25日のシェフィールド戦を欠場。同30日のAEKアテネ戦で先発復帰したが、三笘らしい突破が影を潜めて低調な評価を受けた。そこから中2日で迎えたチェルシー戦で、途中出場すると、積極的な仕掛けを見せて復調をアピール。先発復帰した今節では、よりアグレッシブな姿勢で得点に関与。復帰後初のフル出場を果たし、改めてチームに欠かせない存在であることを証明した。

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アーセナル冨安健洋リーグ戦ベンチ外 ふくらはぎ負傷「しばらく離脱することに」アルテタ監督

アーセナル冨安健洋(ロイター)

プレミアリーグのアーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋(25)が、ふくらはぎの負傷で離脱する見通しとなった。アルテタ監督が「検査をしたが、いい知らせではなかった。しばらく離脱することになる」と話した。

2日のウルバーハンプトン戦はアシストを記録するなど好調だったが、後半34分に負傷交代。5日のリーグ第15節ルートン・タウン戦はベンチ外だった。

1月にアジア杯を控えている日本代表の守備の柱だけに、状態が心配される。

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アーセナル冨安健洋がリーグ戦ベンチ外 ふくらはぎ負傷と報道

アーセナル冨安健洋(ロイター)

プレミアリーグのアーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋(25)が、5日のリーグ第15節ルートン・タウン戦でベンチ外となった。地元メディアは、ふくらはぎの負傷と報じている。

冨安は2日のウルバーハンプトン戦で後半34分に負傷交代。直近の4試合は先発していたが、ルートン・タウン戦前の会見ではアルテタ監督が「詳細を待っている。大丈夫であることを願っている」とコメントしていた。

試合には4-3で勝利したものの、1月にアジア杯を控えている日本代表の守備の柱である冨安だけに、状態が心配される。

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プレミアリーグ、英国内での放映権契約更新 4年間1兆2800億円、スポーツメディア過去最大

※写真はイメージ

イングランド・プレミアリーグは4日、2025-26年シーズンから4年間に及ぶ英国内での放送権契約を更新したと発表した。スカイスポーツとTNTスポーツが生中継、BBC放送がハイライトの権利を取得。総額67億ポンド(約1兆2800億円)に上り、スポーツメディアの放映権契約としては過去最大になる。

スカイスポーツは週末に行われる140試合以上、金曜と月曜に行われるイブニングマッチやミッドウイークに行われる試合も含め、1シーズン最低215試合をライブ中継する。また、最終節の全10試合も放送できるパッケージとなっている。

TNTスポーツは、土曜昼12時半から行われる試合の独占放送と、ミッドウイークに行われる2試合の完全放送を含め、1シーズン52試合をカバーする。

そしてBBCスポーツは毎シーズン全380試合のハイライトを放送。この契約によりBBCマッチ・オブ・ザ・デーは毎週、数百万人の視聴者にプレミアリーグの試合を届けることができ、追加番組も充実させることになる。

プレミアリーグのリチャード・マスターズ執行役員は「スカイスポーツとTNTスポーツは一貫して世界屈指の中継と番組を提供することで知られている。ここ数シーズン、私たちは記録的な観客数と入場者数を誇っており、彼らの継続的な革新が、より多くの人々にプレミアリーグを観戦し、追いかけてもらう原動力になると確信しています」とコメントしている。

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リバプールMF遠藤航、値千金のプレミア初ゴール「生涯忘れられない試合」クロップ監督も称賛

プレミアリーグ初ゴールを決めて喜ぶリバプールの遠藤航(ロイター)

<プレミアリーグ:リバプール4-3フルハム>◇3日◇リバプール

リバプールMF遠藤航(30)が値千金のプレミア初ゴールを決めた。

ホームのフルハム戦に2-3の後半38分から出場すると、同42分に鮮やかなミドルシュートで同点とした。勢いが付いたチームは、1分後にDFトレント・アレクサンダーアーノルドが決勝点を奪い4-3と勝利した。

   ◇   ◇   ◇

遠藤の一撃が5万人を超えるアンフィールドを沸騰させた。出場からわずか4分、FWサラーが落としたボールにステップを踏みペナルティーアークからシュートを放つ。右足のインサイドで巻き込んだ力強くも美しいカーブ弾道。GKの手の先を抜けてゴールネットを激しく揺らした。リーグ戦9試合目の初得点に背番号3は叫び、喜んだ。まさしく値千金。これがアレクサンダーアーノルドの決勝点の呼び水となった。

多くの激闘を制してきた名将クロップ監督は会見で「生涯忘れられない試合」と満面の笑みで語った。そして「ワタルは本当に重要な選手。彼は決定的なチャレンジをした。素晴らしいパスをしたり、最高のゴールも決めた」とたたえた。

また1点目のFKを含め2点に絡み「マンオブザマッチ」に輝いたアレクサンダーアーノルドも「見事なフィニッシュだった。技術に優れ、本当のプロフェッショナル。私たちにとっては素晴らしいゲームチェンジャーとなった」。試合の流れを変えた遠藤こそが真のヒーローだと強調した。

今季リーグ14試合で先発は2試合だけ。「アンカー」は守備的ではないマカリスターが務めてきた。識者、サポーターからはその能力に常に疑問符がつけられていた中、ワンプレーで評価を逆転させた。「誰も予想しなかったヒーロー」。英BBCはこう例えた。

ただ香川真司、南野拓実ら日本人の献身性をよく知る指揮官に疑いはない。1点を追う苦境で攻撃選手でなく迷わず遠藤を選択した。「彼が入ってきて本当に良かった」。ひとつの出来事で人生は変えられる。日本代表キャプテンは「リバプールの遠藤」となった。

プレミアリーグ初ゴールを決めて喜ぶリバプールの遠藤航(ロイター)
プレミアリーグ初ゴールを決めて喜ぶリバプールの遠藤航(ロイター)

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リバプール遠藤航、初ゴールが値千金同点弾!終盤の大逆転にクロップ監督「生涯忘れられない」

プレミアリーグ初ゴールを決めて喜ぶリバプールの遠藤航(ロイター)

<プレミアリーグ:リバプール4-3フルハム>◇3日◇リバプール

リバプール日本代表MF遠藤航(30)がリーグ戦初ゴールを決めた。

2-3とフルハムに1点リードされて迎えた後半38分から途中出場。さっそくゴール前へ押し込んだ展開の中、1分後にこぼれ球をシュート。これはDFに当たりゴール枠から外れたが、このプレーは得点への伏線となった。

後半42分、FWサラーが前線でボールをキープ。そこへ遠藤が後方からサポートする形を取ると、サラーがボールを落とす。ペナルティーアークから遠藤が右足インフロントで巻いたシュートはゴール右へきれいに決まった。

3-3の同点としたリバプールは一気呵成(かせい)とばかりに、再びフルハムのゴール前へ押し込む。右クロスを相手選手が頭でクリアしたボールをMFアレクサンダーアーノルドがエリア内で右足を振り抜き、ゴール左隅へ勝ち越しゴールを奪った。

ホームのアンフィールドは大歓声に包まれた。クロップ監督は試合後、興奮を抑えられず「正直なところ、このような1試合での4ゴールは見たことがない。ここにいたすべての人にとって素晴らしい経験になった。試合前にはリバプール対フルハムが生涯忘れられない試合になるなんて、誰も思わなかっただろう」とコメントした。

そして遠藤の一撃について、BBCのマッチデーコメンテーターを務めたガイ・モウブレイ氏は「遠藤のこのフィニッシュはどうなんだ?」と叫び、「彼のプレミア第1号は記念すべきゴールであり、本当に、本当にリバプールにとっては価値あるものだった」と称賛した。

プレミアリーグ初ゴールを決めて喜ぶリバプールの遠藤航(ロイター)
プレミアリーグ初ゴールを決めて喜ぶリバプールの遠藤航(ロイター)
プレミアリーグ初ゴールを決めて喜ぶリバプールの遠藤航(ロイター)

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遠藤航がプレミア初ゴール 鮮やかミドルシュート リバプールはフラムに4-3で逆転勝ち

リバプール遠藤航(ロイター)

<プレミアリーグ:リバプール4-3フラム>◇3日

リバプールの遠藤航はホームのフラム戦に後半38分から途中出場し、2-3の同42分に鮮やかなミドルシュートでリーグ戦初得点を決めた。チームは4-3で逆転勝ちした。

ブライトンの三笘薫はアウェーのチェルシー戦に後半12分から途中出場し、無得点。チームは2-3で敗れた。(共同)

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【ブライトン】三笘薫、チェルシー戦で6点の評価「負傷前のキレはなかった…ただ終盤に脅威」

チェルシー戦でヘディングシュートを放つ三笘薫(右)(AP)

<プレミアリーグ:チェルシー3-2ブライトン>◇3日◇第14節◇スタンフォード・ブリッジ

日本代表MF三笘薫(26)が所属するブライトンが敵地でチェルシーに2-3で惜敗した。

1-2の後半12分から左サイドで途中出場した三笘は、積極的な仕掛けやクロスボールを供給したが、決定的な仕事はできず、チームを勝利に導けなかった。 英メディア「Sussex World」による採点で、三笘は6点の評価。「ベンチからスラロームするような走りを見せたが、負傷前のキレはなかった。ただ日本代表は終盤に脅威となった」などと評された。

三笘は11月15日に太もも裏の負傷により、日本代表活動から離脱し、11月25日のシェフィールド戦を欠場。同30日のAEKアテネ戦で先発復帰していた。

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