日刊スポーツ

浅野拓磨2ゴール!巧みなワンタッチ先制、対角への強烈な一撃 ボーフム今季10試合目で初勝利

浅野拓磨(2023年撮影)

<ブンデスリーガ:ダルムシュタット1-2ボーフム>◇3日◇ダルムシュタット◇第10節

ボーフムFW浅野拓磨(28)が2ゴールを挙げて、チームを2-1の勝利に導いた。今季通算4点目。

ダルムシュタット戦の前半25分、スルーパスが相手選手に当たってGKシューエンの前に転がったところに鋭く反応。相手DF、GKより先に触り、右足アウトサイドで巧みに流し込んだ。

前半43分にニュルンベルガーに頭で押し込まれ1-1に追いつかれるが、後半9分に強烈な一撃を見舞った。ホフマンのパスを受けると、ペナルティーエリア右角から豪快に右足を振り抜き、対角に鋭い弾道のシュートを決めた。

後半25分にダルムシュタットに退場選手が出たことで数的有利となったボーフムは、浅野の2ゴールを守り切る形で勝ち点3を手にした。今季10試合目にしての初勝利(1勝5分け4敗)で順位を暫定ながら13位に上げた。

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バイエルン「アンビリーバブル!」3部に逆転負けトゥヘル監督「傲慢でも軽んじたわけでもない」

がく然とする、バイエルン・ミュンヘンのトーマス・ミュラー(ロイター)

<ドイツ杯:ザールブリュッケン2-1バイエルン・ミュンヘン>◇1日◇ザールブリュッケン◇2回戦

王者バイエルン・ミュンヘンが、3部所属の格下にまさかの逆転負けを喫した。

先週のリーグ戦でダルムシュタットを8-0と粉砕し、今季リーグ戦は7勝2分けと負けなし。欧州チャンピオンズリーグではグループステージ(1次リーグ)での無敗記録を37試合に伸ばし、16連勝と圧倒的な強さを披露する中、3部ザールブリュッケンと対戦した。

主力のイングランド代表FWケーン、ドイツ代表FWムシアラ、ニャブリ、フランス代表MFコマンはベンチに置いたが、守護神ノイアーをはじめ、MFミュラー、サネら実績ある選手を先発起用。アウェーとはいえ、勝利は不動と思われた。前半16分、MFミュラーがペナルティーエリア外からゴール左へミドルシュートを決め、幸先良く先制。ここまではいつものバイエルンだった。

だが前半終了間際、右サイドから3日前にAFC国際最優秀選手に選ばれた韓国代表DFキム・ミンジェがあっさりとかわされる。そしてゴール前へ折り返したパスを流し込まれて同点とされた。この同点ゴールにノイアーは呆然と立ち尽くした。

後半もバイエルンが優勢に試合を進めたが、大声援を背に一体となって戦うザールブリュッケンの前に苦戦。後半15分からニャブリ、ムシアラ、コマンをピッチに送り出し、本気モードになったが膠着(こうちゃく)状態を破れず。1-1のまま試合は後半アディショナルタイムへ突入した。そして5分が経過するタイミングで、スローインを起点に縦パスから右サイドを破られ、ゴール前へ折り返しのパス。ゴール前へ走り込んだガースが利き足の左で、正確にゴールへと蹴り込んだ。

実況するアナウンサーは「アンビリーバブル!」と絶叫しながら繰り返す。サポーターは歓喜を爆発させ、スタンドは興奮のるつぼと化した。

バイエルンは最後までゴール前に攻め込み、シュートに持ち込もうとしたが、ザールブリュッケンの選手の体を張った守りに封じたれた。そしてアディショナルタイムは8分を過ぎたところで試合終了のホイッスル。相手チームはまるで優勝したかのようなお祭り騒ぎとなった。

ケーンは最後まで出場しなかった。バイエルンのトゥヘル監督は試合後、「傲慢(ごうまん)でも軽んじたわけでもない。100の説明がつくか、つかないかだ。気の利いた説明はできない」と話し、敗北を受け入れらない様子だった。

なおMF福井太智はベンチ入りしたが出番はなかった。

ザールブリュッケンのGKティム・シュライバーは喜び爆発(ロイター)
試合後に語り合うミュラーとキミッヒ(ロイター)

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ニュルンベルク延長制す、日本代表初招集の奥抜ゴール!林は後半ロスタイムに貴重な同点アシスト

堂安が出場したフライブルク対パーダーボルンの様子(AP)

<ドイツ杯>◇1日◇ドイツ各地◇2回戦

日本代表に初招集されたMF奥抜侃志、東京オリンピック(五輪)代表FW林大地が所属する2部ニュルンベルクは、2部ロストクに延長戦の末、3-2と勝利した。

奥抜は120分間フル出場し、0-1で迎えた後半18分に同点ゴールを決めた。林は後半アディショナルタイムに出場し、1点を追う展開の中、貴重な同点ゴールのアシストを記録した。日本人選手の活躍もあって、延長前半9分にチームは勝ち越しゴールを奪い、激戦を制した。

FW町野修斗が所属する2部キールは、MF伊藤達哉が所属する2部マクデブルクに3-3からのPK戦の末に勝利した。町野は後半30分から出場。PK戦の先行1人目で登場し、ゴールを成功させた。伊藤は後半19分からの出場で得点はなかった。

日本代表MF堂安律が所属する1部フライブルクは2部パーダーボルンに1-3で屈した。堂安はフル出場したが、得点はなかった。

DF長谷部誠が所属する1部フランクフルトは3部ヴィクトリア・ケルンに2-0で勝利。長谷部は3バックの真ん中でフル出場し、完封勝利に貢献した。

MF福井太智が所属する王者バイエルン・ミュンヘンは、3部ザールブリュッケンに1-2で敗れた。MFミュラーのゴールで先制しながら逆転負け。福井はベンチ入りしたが出番はなかった。

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伊藤洋輝、原口元気のシュツットガルトが勝利 伊藤はフル出場で勝利に貢献 ドイツカップ

サッカーのドイツ・カップは10月31日、各地で2回戦が行われ、伊藤洋輝と原口元気の所属するシュツットガルトはウニオン・ベルリンに1-0で勝った。伊藤はフル出場し、原口は終了間際からプレーした。

田中碧と内野貴史のデュッセルドルフ(2部)はウンターハヒング(3部)を延長の末に6-3で下した。田中はフル出場し、内野は後半42分までプレーした。(共同)

堂安律はフル出場も決定機つくれず敗戦「もう少しゴール前で仕事ができれば」課題を口にする

堂安律(2023年6月15日撮影)

<ブンデスリーガ:レーバークーゼン2-1フライブルク>◇29日◇レーバークーゼン

フライブルクの堂安律はアウェーのレーバークーゼン戦にフル出場した。試合は1-2で敗れた。

○…フライブルクの堂安は右MFでフル出場したが、決定機をつくることができなかった。試合を通じて守備に追われる時間が多く「もう少しゴール前で仕事ができれば」と課題を口にした。

欧州リーグや国内カップ戦が平日に入り週2試合の日程が続く。疲労も懸念されるが「連戦になってくるとコンディションが上がるタイプなので」と力強く話した。(共同)

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バイエルン、盤石の8-0 GKノイアーもけがから復帰 ケーンは加入後2度目ハットトリック

試合後、トゥヘル監督と握手を交わすバイエルンGKノイアー(ロイター)

<ブンデスリーガ:バイエルン・ミュンへン8-0ダルムシュタット>◇28日◇第9節◇ミュンへン

今季プレミアリーグのトットナムからバイエルン・ミュンへンに移籍したイングランド代表FWハリー・ケーン(30)が早くも加入後2度目のハットトリックを達成した。

前半だけで両軍合わせて3人が退場となる荒れた一戦は、0-0で折り返した後半にBミュンへンがゴール攻勢。後半6分にマズラウィの右クロスに飛び込んだケーンがヘディングで先制点を奪うと、サネ、ムシアラらが続いた。

4-0の同24分には、相手GKが飛び出していたのを見逃さなかったケーンが、ハーフライン手前から約57メートルの超ロングシュートを決めた。

ケーンは7-0の終了間際にもスルーパスに抜け出して右足シュートを決め、9月23日ボーフム戦以来、今季2度目のハットトリックを達成した。

バイエルンはこの試合で22年12月10日にスキー場で転倒して右足下腿部を骨折したGKノイアーが戦列復帰。ドイツ代表として出場した22年ワールドカップ(W杯)カタール大会以来となる実戦を勝利で飾った。

ダルムシュタット戦、復帰したバイエルンGKノイアーは大声で指示を出す(ロイター)
後半24分、約57メートルの超ロングシュートを決めるBミュンヘン・ケーン(AP)
ゴールを決めたBミュンヘン・サネ(AP)
チーム6得点目のゴールを決めるBミュンヘン・ミュラー(AP)
チーム6得点目のゴールを決めたBミュンヘン・ミュラー(AP)

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バイエルンのケーン、57m超ロングシュートで本拠地沸かせる!「ナイスなハットトリック」

後半24分、約57メートルの超ロングシュートを決めるBミュンヘン・ケーン(AP)

<ブンデスリーガ:バイエルン・ミュンヘン8-0ダルムシュタット>◇28日◇ミュンヘン

バイエルン・ミュンヘンのエースFWハリー・ケーンが約57メートルの超ロングシュートを決めた。

後半24分、相手の攻撃を味方がカットし、自陣センターサークル内にいたケーンにボールが渡った。相手GKが前に出ていることを察知し、すぐさま右足で相手ゴールに向けてシュート。弧を描いた弾道は一瞬にしてゴールネットに突き刺さった。驚異のゴールにアリアンツ・アリーナの観衆は沸き上がった。

ケーンは後半6分、そして後半43分にもゴールを奪い、ハットトリックを達成。今季のゴール数を12得点に伸ばした。

試合後は「どれもいいゴールで、ナイスなハットトリックだった。これらはチームのおかげだよ。この選手たちが僕の周りにいれば、必ずチャンスは巡ってくる。だから正しいタイミングで正しい場所にいることを確認するだけなんだ」とパスを供給してくれる仲間たちに感謝した。

ゴールを決めたBミュンヘン・サネ(AP)
チーム6得点目のゴールを決めたBミュンヘン・ミュラー(AP)
チーム6得点目のゴールを決めるBミュンヘン・ミュラー(AP)

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アウクスブルク奥川雅也が移籍後初出場、後半途中から出番 シュツットガルト伊藤洋輝はフル出場

<ドイツ1部>◇28日

アウクスブルクの奥川雅也はホームのウォルフスブルク戦で後半33分からプレーし、今夏の移籍後初出場を果たした。3部に降格したビーレフェルトから加わったが、膝を痛めて出遅れていた。試合は3-2で勝った。

シュツットガルトの伊藤洋輝は本拠地のホッフェンハイム戦にフル出場。チームは2-3で敗れた。(共同)

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デュッセルドルフ田中碧、リーグ戦2戦連発 2得点を挙げた日本代表戦を含め出場3戦5発

田中碧(2023年3月27日撮影)

<ドイツ2部リーグ:ブラウンシュワイク1-4デュッセルドルフ>◇第11節◇27日◇ブラウンシュワイク

デュッセルドルフの日本代表MF田中碧(25)は敵地でのブラウンシュワイク戦にフル出場し、試合終了間際に2試合連続ゴールを挙げた。チームは4-1で勝利した。

3-1の後半ロスタイム、左からのグラウンダーのクロスに走り込み、右足で合わせた。13日のカナダ戦で2得点した日本代表戦から好調を維持。3点ビハインドから4-3で逆転勝ちした前節21日のカイザースラウテルン戦でも2得点を挙げており、出場試合で3戦連発となった。

オフ期間に移籍を熱望しながらも実現せず、9月は4試合中3試合が途中出場。出場時間が限られて苦しい時期を過ごしたが、「続けることが一番難しい。もっとやらないといけない」と話していた。

田中の2試合連続ゴールでチームは2連勝。勝ち点を21に伸ばし、暫定首位に浮上した。

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ボルシアMG板倉滉、27日に足首手術で数週間離脱へ ケガの再発によるもの

板倉滉(2023年6月24日撮影)

ドイツ・ブンデスリーガのボルシアMGは26日、所属する日本代表DF板倉滉(26)が足首の手術のため、数週間離脱すると発表した。ケガの再発によるもので27日に手術を受けるという。

板倉は守備の柱として今季リーグ戦7試合出場、2得点をマーク。代表では日本で行われた17日のチュニジア戦にも出場していた。

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ニュルンベルク林大地が移籍後リーグ戦初ゴール、ポストの跳ね返りを右足で押し込む

林大地(ロイター)

<ドイツ2部:ニュルンベルク3-1ヘルタ>◇22日◇第10節◇ニュルンベルク

今季ベルギー1部シントトロイデンからドイツ2部ニュルンベルクへ移籍した林大地(26)がホームのヘルタ戦で移籍後リーグ戦初ゴールをマークした。

林は後半18分に途中出場。2-1とリードした同39分に味方シュートの右ポストの跳ね返りを右足で押し込んだ。

試合は3-1でニュルンベルクが勝利。先発した同僚の奥抜侃志(かんじ、24)は後半13分に交代した。

林はリーグ戦以外では、8月12日のドイツ杯1回戦オーバーノイラント戦ですでにゴールを決めている。

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堂安律、頭で今季初得点 歯の治療で代表招集外も存在感「良い連係見せられた」監督も納得

<ブンデスリーガ:フライブルク2-1ボーフム>◇21日◇フライブルク

フライブルクの堂安律はボーフム戦で0-1の前半26分に今季初得点し、後半37分に退いた。試合は2-1で勝った。ボーフムの浅野拓磨はフル出場で1アシスト。

堂安が待望の今季初ゴールを挙げた。0-1の前半26分、左クロスに遠いサイドで反応し、うまく相手の前に体を入れて頭を合わせた。シュートがGKの体に当たってゴールに吸い込まれるとホームは大歓声に包まれた。

13、17日と日本で行われた代表戦2試合は歯の治療のため招集外だった。ポジションを争う伊東(スタッド・ランス)らが好調で焦りもあったはずだが、久々のゴールで存在感をアピール。シュトライヒ監督は「リツ(堂安)の得点場面でも良い連係を見せられた」と納得の表情だった。(共同)

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デュッセルドルフ田中碧が2ゴール!カイザースラウテルンに0-3から4-3の大逆転勝ちに貢献

田中碧(2023年3月27日撮影)

<ドイツ2部:デュッセルドルフ4-3カイザースラウテルン>◇21日◇第10節◇デュッセルドルフ

日本代表MF田中碧(25)の2ゴールの活躍で、デュッセルドルフがカイザースラウテルンに0-3から4-3の大逆転勝ちを果たした。

デュッセルドルフは前半21分から立て続けに3失点。しかし同36分に田中が味方シュートの跳ね返りをゴール左から右足で蹴り込んで反撃ののろしを上げた。

デュッセルドルフはその後、ツィマーマン、クラウスが得点して同点に。

さらに後半18分、田中がゴール正面約22メートルの距離から右足ミドルをゴール左下に突き刺して決勝点を挙げた。

デュッセルドルフはこれで今季10試合を終えて5勝3分け2敗の勝ち点18。首位ザンクトパウリ、2位ハンブルガーSV、3位ハノーバーに続く暫定4位に浮上した。

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伊藤洋輝フル出場のシュツットガルト、4連勝で2位浮上 板倉滉のボルシアMGは今季初勝利

シュツットガルト伊藤洋輝(ロイター)

ドイツ・ブンデスリーガは9月30日、各地で第6節が行われ、シュツットガルトのDF伊藤洋輝(24)は敵地のケルン戦でフル出場し、チームは2-0で勝った。ブライトン(イングランド)から今季加入のFWウンダフが途中出場から2ゴールを挙げた。

今季のシュツットガルトは日本代表MF遠藤航がリバプール(イングランド)、ギリシャ代表DFマブロパノスがウェストハム(イングランド)、クロアチア代表DFソサがアヤックス(オランダ)に移籍するなど数多くの主力が抜けたが、就任2シーズン目のヘーネス監督の戦術が浸透。4連勝で2位に浮上した。

DF板倉滉(26)のボルシアMGはアウェーでFW浅野拓磨(28)のボーフムに3-1で勝って今季初白星。板倉はフル出場し、浅野は後半23分までプレーした。ボーフムは開幕から6戦未勝利となった。

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堂安律所属フライブルクのバイエルン戦など ABEMA、10月のブンデスリーガ放送予定

ABEMAの10月9日のブンデスリーガ放送スケジュール(C)AbemaTV,Inc.

「新しい未来のテレビ」、インターネット放送局「ABEMA(アベマ)」が27日、サッカーのドイツ1部「ブンデスリーガ」の10月の放送スケジュールを発表した。

生中継する試合のハイライトの無料視聴に加え、「ABEMAプレミアム」では、試合終了直後から30日間、いつでも見逃しフルマッチを楽しむことができる。

◆10月放送スケジュール

▽第7節

ライプチヒ-ボーフム 10月7日午後10時30分から(無料)

シュツットガルト-ウォルフスブルク 10月7日午後10時30分から(ABEMAプレミアム)

バイエルン・ミュンヘン-フライブルク 10月9日午前0時30分から(無料)

▽第8節

ウニオン・ベルリン-シュツットガルト 10月21日午後10時30分から(無料)

フライブルク-ボーフム 10月21日午後10時30分から(無料)

マインツ-バイエルン・ミュンヘン 10月22日午前1時30分から(ABEMAプレミアム)

ABEMAの10月のブンデスリーガ放送スケジュール(C)AbemaTV,Inc.

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バイエルンのニャブリがドイツ杯で左腕骨折 トゥヘル監督「彼個人、我々にとってもつらい」

ドイツ杯1回戦、相手GKと激突するニャブリ(左)(AP)

<ドイツ杯:プロイセン・ミュンスター0-4バイエルン・ミュンヘン>◇1回戦◇26日◇ミュンスター

バイエルン・ミュンヘンのドイツ代表FWニャブリ(28)が左腕骨折で負傷退場となるアクシデントに見舞われた。

ドイツ・カップ1回戦で3部リーグ所属のプロイセン・ミュンスターと対戦。前半4分にペナルティーエリア内で相手GKと激突して負傷した。その後もプレーを続けたが、同11分にドリブル突破を仕掛けてシュートを放った直後に退いた。

Bミュンヘンによると、試合中の検査で骨折が判明。27日に手術を受けることになった。トゥヘル監督は「彼個人にとっても、我々にとってもつらい。彼は重要な選手」と話した。

なお、この試合でMF福井太智(19)が後半18分から出場し、トップチーム初出場を果たした。

ドイツ杯1回戦、相手GKと激突するニャブリ(左)(AP)
バイエルン・ミュンヘンのトゥヘル監督(AP)

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19歳のMF福井太智がバイエルン・ミュンヘンでトップデビュー ドイツ代表キミヒに代わって出場

福井太智(2023年5月11日撮影)

<ドイツ杯:プロイセン・ミュンスター0-4バイエルン・ミュンヘン>◇1回戦◇26日◇ミュンスター

バイエルン・ミュンヘンのMF福井太智(19)がミュンスターで行われたドイツ・カップ1回戦で3部リーグ所属のプロイセン・ミュンスター戦に後半18分から出場し、トップチーム初出場を果たした。

19歳の福井はドイツ代表MFキミヒに代わって中盤の底に入った。20歳のドイツ代表FWムシアラからのパスをダイレクトで返すなど丁寧な配球を披露。CKのキッカーも務めた。鋭い出足でこぼれ球を回収し、球際の強さも示した。試合は4-0で快勝した。

19歳の福井は1月にJ1鳥栖から加入。オンラインでの記者会見で「ワールドカップ(W杯)で優勝するという夢から逆算して考えた。チームを勝たせられる選手になりたい」と話していた。これまではドイツ1部の強豪のセカンドチームを主戦場としてきたが、今月15日のリーグ戦で初めてベンチ入りしていた。

◆福井太智(ふくい・たいち)2004年(平16)7月15日生まれ、神奈川県出身。小学3年から鳥栖の下部組織に所属し、16歳11カ月だった21年7月3日の広島戦でJ1デビュー。22年の高円宮杯U-18プレミアリーグでは鳥栖ユースを初の日本一に導いた。世代別日本代表では今年5月のU-20W杯アルゼンチン大会に出場。J1通算5試合0得点。172センチ、67キロ。

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ニュルンベルク奥抜侃志がドイツ2部初ゴール、森保監督も「仕掛けられる」と注目するドリブラー

奥抜侃志(2018年1月撮影)

<ドイツ2部リーグ:ブラウンシュワイク2-2ニュルンベルク>◇第7節◇23日◇ブラウンシュワイク

ドイツ2部リーグで、ニュルンベルクのMF奥抜侃志(かんじ)が加入後初ゴールをマークした。

0-1の前半38分、味方の縦パスに抜け出し、自らにパスを出すかのように前方へトラップ。シュートを打ちやすい位置にボールをコントロールすると、GKの動きを見て右足で流し込んだ。

持ち味のスピードを存分に発揮し、ブンデスリーガの公式スタッツによると、トップスピードは両チーム最速の時速33・61キロをマークした。

日本代表の森保一監督も注目する24歳のドリブラー。同監督は今月のドイツ、トルコとの欧州遠征後もそのまま残り、15日のニュルンベルクの試合を視察する予定になっていた。奥抜については大宮アルディージャ時代からチェックしていたといい「仕掛けられる、ハードワークできる。生で見てみたい」と話していた。

奥抜は18年に大宮ユースからトップ昇格。J2通算91試合14得点を記録し、昨年8月にポーランド1部グールニク・ザブジェに期限付き移籍した。そこで元ドイツ代表FWポドルスキとプレーし、技術を磨いた。ドリブル突破を武器にリーグ戦26試合4ゴール。今季からニュルンベルクに完全移籍し、リーグ戦出場7試合目で待望の初ゴールとなった。

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板倉滉のボルシアMGが0-1でライプチヒに敗戦、今季5試合で2分け3敗といまだ白星なし

板倉滉(2023年6月24日撮影)

<ブンデスリーガ:ボルシアMG0-1ライプチヒ>◇23日◇第5節◇メンヘングラッドバッハ

日本代表DF板倉滉(26)が所属するボルシアMGがホームで、強豪ライプチヒに0-1で敗れた。

板倉はフル出場。

ボルシアMGは0-0の後半30分、板倉の必死のスライディングも届かず、相手に中央でスルーパスを通され、ボールを受けたFWウェルナーにゴール右の角度のないところから決勝点を決められた。

ボルシアMGは開幕5試合で2分け3敗といまだ白星なし。今季まだ勝利を挙げていないのはボルシアMGや浅野拓磨のボーフムなど5クラブだけとなっている。

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浅野拓磨のボーフム、ケーンにハットトリックを決められるなど王者バイエルンに7失点大敗

ゴールを決めるバイエルン・ミュンへンのFWケーン(AP)

<ブンデスリーガ:Bミュンへン7-0ボーフム>◇23日◇第5節◇ミュンへン

日本代表FW浅野拓磨(28)が所属するボーフムが、王者バイエルン・ミュンへンに0-7で大敗した。

浅野は先発して後半23分までプレーした。

ボーフムは開始4分で失点。その後もBミュンへンに新加入したイングランド代表FWケーンにハットトリックを決められるなど、力の差を見せつけられた。

ケーンはこれでブンデスリーガデビュー以来、5試合で7ゴール3アシストと10点に絡む活躍。詳細な記録が残る04-05年シーズン以降では最多だという。

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伊藤洋輝のシュツットガルトがダルムシュタットに快勝 2得点ギラシが5大リーグ最速10点到達

ダルムシュタット戦でチーム3点目のゴールを決めるシュツットガルトのギラシ(右)(AP)

<ブンデスリーガ:シュツットガルト3-1ダルムシュタット>◇22日◇第5節◇シュツットガルト

好調シュツットガルトが3-1で昇格組のダルムシュタットを下した。日本代表DF伊藤洋輝(24)はフル出場して勝利に貢献した。

シュツットガルトではギニア代表FWギラシがこの日も2ゴールと大活躍。今季得点を2桁の10点に乗せた。

10ゴールは欧州5大リーグでも現在ギラシだけで、ブンデスリーガ得点ランキングでは5点のヴィンド(ウォルフスブルク)に大差をつけてトップを走っている。

ダルムシュタット戦で2得点と活躍したシュツットガルトのギラシ(左)(AP)
ダルムシュタット戦でチーム2点目のゴールを決めるシュツットガルトのギラシ(左奥)(AP)

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ボルシアMG板倉滉がダルムシュタット戦フル出場 0-3から追いつく3-3ドローも波に乗れず

板倉滉(2023年6月15日撮影)

<ブンデスリーガ:ダルムシュタット3-3ボルシアMG>◇17日◇ダルムシュタット

日本代表DF板倉滉(26)が所属するボルシアMGがアウェーで昇格組のダルムシュタットと対戦。前半0-3とリードを許しながら、相手に退場者の出た後半に3点を返してドローに持ち込んだ。板倉はフル出場。

劣勢をはね返してのドローとはいえ、ボルシアMGは開幕4試合で2分け2敗の勝ち点わずか2と、波に乗れない状況が続いている。23日の次戦は強豪ライプチヒと対戦する。

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バイエルン・ケーン、4戦4発となる先制ゴールも…2-1の後半ロスタイムにPK失点でドロー

ボールを競るバイエルン・ミュンヘンのケーン(左)(ロイター)

<ブンデスリーガ:バイエルン・ミュンへン2-2レーバークーゼン>◇15日◇ミュンへン

王者バイエルン・ミュンへンがホームでレーバークーゼンと2-2で引き分け、開幕3連勝の後、今季4試合目にして初めてドローに終わった。

レーバークーゼンも3勝1分けとし、得失点差でBミュンへンを上回って首位に立った。

Bミュンへンは開始7分で、新加入のイングランド代表FWケーンが今季4試合で4点目となる先制ゴール。右CKが流れてきたボールにファーサイドで頭を合わせてゴールに押し込んだ。

バイエルンは同24分に相手FKで同点とされるが、後半41分にゴレツカが勝ち越しゴールを決めて2-1とした。

しかし同ロスタイム、DFデービスがペナルティーエリア内で相手MFホフマンを倒してPKを献上。これを決められてドローに持ち込まれた。

今年1月に鳥栖から完全移籍したBミュンへンの福井太智(19)はベンチ入りしたが出番はなかった。

試合後に手を叩くバイエルン・ミュンヘンのケーン(ロイター)

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イタリア代表DFボヌッチ今夏まで所属したユベントスを提訴 戦力外で背番号も与えられず移籍

ユベントス時代のボヌッチ(16年4月撮影)

今夏サッカー・ブンデスリーガのウニオン・ベルリンへ移籍したイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチ(36)が、それまで所属していたユベントスに対して法的手続きを取る見通しとなった。複数の海外メディアが報じた。

ボヌッチはユベントスに2度にわたって所属し、公式戦500試合以上に出場。8度セリエAを制した。ただ、昨季はリーグ戦にわずか16試合しか出場せず、先発は9試合にとどまった。今夏のプレシーズンではアレグリ監督の戦力に含まれていないことが通達された。

ボヌッチはクラブに残りたい意思を明確にしていたが、チームの米国ツアーに同行することを許されず、背番号も与えられなかった。

ボヌッチは、プレシーズンの適切なトレーニング環境が提供されなかったと主張。同DFの法的チームはこの一連の出来事が選手のイメージに損害を与えたとし、損害賠償を求める予定だ。

もしボヌッチが訴訟に勝利すれば、すべての損害賠償金はイタリア・トリノのレジーナ・マルゲリータ小児病院の神経外科病棟で回復中の子供たちとその家族を支援する慈善団体に寄付されることになる。

ボヌッチは今季終了後に引退することを発表し、ウニオン・ベルリンに移籍金なしで加入。新クラブでのデビューはこれからになる。

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板倉滉、王者バイエルンから先制ゴール!CKからの流れでヘディングシュート チームは逆転負け

Bミュンヘン戦、先制ゴールを決めるボルシアMGの板倉(左)(ロイター)

<ブンデスリーガ:ボルシアMG1-2バイエルン・ミュンへン>◇2日◇第3節◇メンヘングラッドバッハ

ボルシアMGの日本代表DF板倉滉(26)がホームで行われた王者バイエルン・ミュンへン戦で先制ゴールを決めた。

0-0の前半30分、右CKをゴール前のウーバーが頭でつなぎ、逆サイドにいた板倉がヘディング。このシュートがゴール右へ吸い込まれた。

ただチームはその後、後半に2失点して逆転負け。ボルシアMGは開幕3戦で1分け2敗となった。

Bミュンヘン戦、ゴールを決めて喜ぶボルシアMG板倉(ロイター)
Bミュンヘン戦、ゴールを決めた板倉(左)の元に駆け寄るボルシアMGの選手たち(ロイター)
板倉滉(2023年6月24日撮影)

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ボーフムの日本代表FW浅野拓磨が今季初得点を含む2ゴールをマーク 右足アウトで2発

浅野拓磨(2023年3月24日撮影)

<ブンデスリーガ:アウクスブルク-ボーフム>◇2日◇第3節◇アウクスブルク

ボーフムの日本代表FW浅野拓磨(28)が今季初得点を含む2ゴールをマークした。

浅野の2得点はブンデスリーガでは昨年4月2日ホッフェンハイム戦に続き、2度目。

浅野は1点を追う前半ロスタイムにゴール前の混戦から右足アウトサイドでゴール右上に同点弾を蹴り込んだ。

再びリードを許した直後の後半19分には後方からの浮き球のパスに、再度右足アウトサイドを合わせて、ゴールに流し込んだ。

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ブンデスリーガ得点王のドイツ代表FWフュルクルク、ブレーメンからドルトムントへ移籍

スペイン対ドイツ 後半、ゴールを決め拳を突き上げるドイツ代表ニクラス・フュルクルク(右)(2022年11月撮影)

ドルトムントは8月31日、ドイツ代表FWフュルクルク(30)をブレーメンから獲得したと発表した。

2026年までの3年契約で背番号は14。189センチのFWは「ドルトムントは特別なクラブ。この移籍は私が望んでいたもので、今回のオファーは本当にうれしかった。選手としてさらに成長し、このチームでできるだけ成功したい」とコメントした。

昨季はリーグ戦28試合で16ゴールをマークし、ライプチヒのフランス代表FWエンクンク(現チェルシー)と並び得点王に輝いた。ドイツ代表としては通算9試合7得点。昨年のFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会にも出場し、9日にウォルフスブルクで行われる国際親善試合の日本戦に臨む代表メンバーにも選ばれている。

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バイエルン・ケーン移籍後初の2ゴール ブンデスデビューから2戦3発はクラブ史上3人目

アウクスブルク戦でゴールを決めるバイエルン・ミュンヘンのケーン(右)(AP)

<ブンデスリーガ:バイエルン・ミュンへン3-1アウクスブルク>◇27日◇第2節◇ミュンへン

アカデミー時代から過ごしてきたサッカー・プレミアリーグのトットナムを離れ、ブンデスリーガのバイエルン・ミュンへンに加入したイングランド代表FWハリー・ケーン(30)が移籍後初の1試合2ゴールをマークして勝利に貢献した。

ケーンは1点リードの前半40分、相手のハンドで得たPKをゴール中央に落ち着いて蹴り込んでまず1点。

さらに後半24分にはデービスの左クロスに右足を合わせ、飛び出してきたGKの上を抜く、技ありの浮き球シュートを蹴り込んだ。

ブンデスリーガデビューからの2試合で3点を決めたのはBミュンへン史上、1967年のグスタフ・ユングと1993年のアドルフォ・バレンシアに続いてケーンが3人目。

ケーンは「チームには素晴らしいクオリティーがある。チームの調和が好きだし、どんどん一緒に成長している」「この数週間は僕にとってクレイジーでエキサイティングな日々だった。すべてがポジティブだ」などと話した。

ケーンはトットナム時代も含めると国内リーグ戦7戦連続9ゴールをマークしている。

アウクスブルク戦でゴールを決めるバイエルン・ミュンヘンのケーン(中央奥)(AP)
アウクスブルク戦でゴールを決めて喜ぶバイエルン・ミュンヘンのケーン(AP)
アウクスブルク戦で2ゴールの活躍を見せたバイエルン・ミュンヘンのケーン(AP)
アウクスブルク戦で2ゴールの活躍を見せたバイエルン・ミュンヘンのケーン(右)(AP)

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キール町野修斗、技ありの今季2点目をマーク 上月壮一郎が所属するシャルケに2-0で勝利

町野修斗(2023年7月2日撮影)

<ドイツ2部:シャルケ0-2キール>◇25日◇第4節◇ゲルゼンキルヘン

キールの日本代表FW町野修斗(23)がアウェーのシャルケ戦で2戦ぶり今季2点目となるゴールを決めた。

1点リードの後半14分、キールは自陣でボールを奪うとカウンター。最後は左サイド・ローテからのクロスに、町野が右足を合わせて押し込んだ。

左クロスに対し、マークされていた相手DFの前に入るとみせかけ、ぐるっと外側から回り込み、右足で押し込んだ、相手選手にとっては予測しにくい動きからのゴールだった。

先発した町野は後半28分までプレー。シャルケの上月壮一郎は同31分から途中出場した。

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9月2日シュツットガルト―フライブルクの日本代表対決!ABEMAブンデスリーガ放送予定

ABEMAが無料生中継する注目の一戦(C)AbemaTV,Inc.

「新しい未来のテレビ」、インターネット放送局「ABEMA(アベマ)」が25日、サッカーのドイツ1部「ブンデスリーガ」の9月の放送スケジュールを発表した。

伊藤洋輝、原口元気が所属するシュツットガルトと堂安律のフライブルクの日本代表対決となる注目の一戦を、9月2日午後10時30分から無料生中継する。

また、9月25日午前0時30分から長谷部選手のアイントラハト・フランクフルトと堂安のフライブルクの対決を無料生中継する。

生中継する試合のハイライトの無料視聴に加え、「ABEMAプレミアム」では、試合終了直後から30日間、いつでも見逃しフルマッチを楽しむことができる。

◆9月放送スケジュール

▽第3節

シュツットガルト-フライブルク 9月2日午後10時30分から(無料)

ボルシアMG-バイエルン・ミュンヘン 9月3日午前1時30分から(ABEMAプレミアム)

アイントラハト・フランクフルト-ケルン 9月3日午後10時30分から(無料)

▽第4節

バイエルン・ミュンヘン-レバークーゼン 9月16日午前3時30分から(ABEMAプレミアム)

フライブルク-ドルトムント 9月16日午後10時30分から(無料)

ボーフム-アイントラハト・フランクフルト 9月17日午前1時30分から(無料)

▽第5節

バイエルン・ミュンヘン-ボーフム 9月23日午後10時30分から(ABEMAプレミアム)

ボルシアMG-ライプチヒ 9月23日午後10時30分から(無料)

アイントラハト・フランクフルト-フライブルク 9月25日午前0時30分から(無料)

▽第6節

ボーフム-ボルシアMG 9月30日午後10時30分から(無料)

ライプチヒ-バイエルン・ミュンヘン 10月1日午前1時30分から(ABEMAプレミアム)

フライブルク-アウクスブルク 10月2日午前0時30分から(無料)

ABEMAの9月のブンデスリーガ放送スケジュール(C)AbemaTV,Inc.

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