日刊スポーツ

宮本監督「試すより勝ちにいく」悪夢払拭へ引き締め

宮本監督「試すより勝ちにいく」悪夢払拭へ引き締め

取材に応じるG大阪の宮本監督(撮影・実藤健一)

ガンバ大阪の宮本恒靖監督(42)が、格下相手でも緩まない姿勢を示した。

3日の天皇杯2回戦、J3カマタマーレ讃岐戦へ、2日は大阪・吹田市内で非公開で調整した。宮本監督は「みんなあの苦い思いがある。最初の試合から引き締めてやると思う。(選手、戦術を)試すより勝ちにいく試合」と気合をみなぎらせた。

昨年の悪夢を払拭(ふっしょく)する。宮本監督はまだ就任前だったが、G大阪は同2回戦で関学大にまさかの敗戦を喫した。「選手の時も、下のカテゴリーの相手とやる難しさは感じていた」。それだけに「調子、コンディションがいい選手を使う」とベストに近い布陣で、全力で臨む。

一時は降格圏でもがいたが、J1リーグ戦で直近6戦負けなしで13位に浮上。「今のいい流れを生かしながら戦いたい」。7日には首位FC東京とのアウェー戦。つなげるためにも勝利と中身にこだわる。

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カンナバロ広州恒大と鹿島、浦和はフッキ上海上港と

カンナバロ監督

アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝の組み合わせ抽選会が2日、クアラルンプールで行われ、東地区は前年王者の鹿島アントラーズが広州恒大(中国)と、浦和レッズが上海上港(中国)と4強を懸けて激突する。

カンナバロ監督の広州恒大と対戦する鹿島は第1戦が8月28日で第2戦が9月18日。対戦成績は2勝2敗と互角。フッキやオスカルの上海上港と戦う浦和は第1戦が8月27日で第2戦が17日。同2勝1分け1敗と勝ち越している。ともに第1戦がアウェーで第2戦がホームで開催される。

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浦和興梠2発で8強「いい時間帯に点が決まった」

浦和FW興梠

<ACL:蔚山0-3浦和>◇決勝トーナメント1回戦第2戦◇26日◇蔚山

G組2位の浦和レッズがH組1位の蔚山現代(韓国)に3-0で勝ち、2戦合計4-2でラウンド16を逆転突破した。最低2点が必要な中、エースFW興梠慎三(32)が期待通りの2得点。前半1-0、後半2-0の完璧な逆転劇の主役になった。

前半41分と後半35分に、ともに頭で決めた興梠はプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれ「厳しい戦いでしたけど、いい時間帯に点が決まって、追加点もチーム3点目も奪えた。良かったと思います…疲れましたけど」とホッとした表情。雨中の一戦を制し「遠くからわざわざ応援に来てくれたサポーターに勝利をプレゼントしたかったですし、勝てて良かった」と納得した。

準々決勝は7月に組み合わせ抽選があり、8月26日から第1戦が行われる。2大会ぶり3度目の優勝へ「これからも厳しい戦いが続きますので、まずはしっかり体調を整えて次の試合に臨みたい」と意気込んだ。

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浦和逆転8強!興梠2発にエヴェルトン弾で敵地完勝

浦和FW興梠

<ACL:蔚山現代0-3浦和レッズ◇決勝トーナメント1回戦◇第2戦◇26日◇蔚山文殊

浦和レッズが蔚山現代(韓国)に0-3で完勝し、2戦合計4-2と逆転で8強進出を決めた。

ホームでの第1戦を1-2で落とし、逆転突破を目指して敵地へ乗り込んだ一戦。今季公式戦初先発となるFWファブリシオを1トップに、興梠と武藤が2シャドー(1・5列目)に入る3-4-3陣形。第1戦から先発3人を変更し、勝負に出た。

まずは前半18分、最初の決定機を迎える。DF山中の左CKにDF岩波が頭を合わせる。マークを外してフリーで打ったが、左ポストをたたく。最低2得点が必要な状況下、先制点を狙ったものの惜しいシュートとなった。

41分には均衡を破る。右ウイングバック宇賀神が右サイドを突破し、右足でクロスを上げる。ここに飛び込んだのがエースFW興梠慎三(32)。DFユン・ヨンソンの前に出る動きをしてから背後に消え、完全にマークを外すと、確実に頭でゴール左に流し込んだ。自身が持つACLの日本人通算得点記録を「22」に伸ばし、逆転に必要な1点目をまず奪って前半を終えた。

このまま1-0ならアウェーゴールの差で敗退となるが、もう1点を後半に取って2-0とすれば準々決勝進出、2-1なら延長戦に突入する。3得点以上なら1点差勝利でも勝ち上がることができる。大雨を浴びながら、後半も浦和が攻めた。19分にFW武藤が興梠とのパス交換で抜け、ペナルティーエリア左から左シュート。しかし、相手GKの好セーブに阻まれた。

そして迎えた後半34分、マウリシオが右足でエリア内へアーリークロスを送ると、反応した興梠がファーサイドから走り込み頭で合わせた。これがゴール右隅に吸い込まれ、浦和が2戦合計3-2と逆転に成功した。

さらに後半43分、MFエヴェルトンがだめ押しの3点目を奪い、勝利を確実にした。

浦和は鹿島アントラーズに続き、日本勢として2チーム目の8強進出。準々決勝の組み合わせ抽選は7月2日に行われる。

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浦和興梠弾で先制、逆転突破へ1-0で折り返し

浦和FW興梠

<ACL:蔚山-浦和>◇決勝トーナメント1回戦第2戦◇26日◇蔚山

ホームでの第1戦を1-2で落とした浦和レッズ(G組2位)が、逆転突破を目指して蔚山現代(韓国、H組1位)と対戦した。

前半はエースFW興梠慎三(32)が頭で先制し、1-0で折り返した。

今季公式戦初先発となるFWファブリシオを1トップに、興梠と武藤が2シャドー(1・5列目)に入る3-4-3陣形。第1戦から先発3人を変更し、勝負に出た。

まずは前半18分、最初の決定機を迎える。DF山中の左CKにDF岩波が頭を合わせる。マークを外してフリーで打ったが、左ポストをたたく。最低2得点が必要な状況下、先制点を狙ったものの惜しいシュートとなった。

41分には均衡を破る。右ウイングバック宇賀神が右サイドを突破し、右足でクロスを上げる。ここに飛び込んだのが興梠。DFユン・ヨンソンの前に出る動きをしてから背後に消え、完全にマークを外すと、確実に頭でゴール左に流し込んだ。自身が持つACLの日本人通算得点記録を「22」に伸ばし、逆転に必要な1点目をまず奪って前半を終えた。

このまま1-0ならアウェーゴールの差で敗退となるが、もう1点を後半に取って2-0とすれば準々決勝進出、2-1なら延長戦に突入する。3得点以上なら1点差勝利でも勝ち上がることができる。

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浦和槙野「サプライズを起こしたい」

浦和DF槙野(19年撮影)

本拠地での第1戦に1-2で敗れた浦和レッズは、26日に敵地で蔚山(韓国)との第2戦に臨む。

25日の前日練習は冒頭以外は非公開。興梠は「サッカーに不可能はないと思うので、練習してきたことを試合で出したい」と必勝を期した。2点差以上で勝つか、1点差勝利でも3点以上を奪えば、アウェーゴールで上回って8強入り。槙野は「勝つためにここに来た。サプライズを起こしたい」と闘志十分だった。

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鹿島新人の関川「ちょっと無駄」ACLの笛で経験値

ACLベスト8進出を決めサポーターにあいさつする鹿島イレブン(撮影・上田博志)

<ACL:広島3-2鹿島>◇決勝トーナメント1回戦第2戦◇25日◇Eスタ

鹿島アントラーズが2戦合計3-3もアウェーゴールで8強に進み、2年連続アジア王者に前進した。鹿島のルーキーDF関川郁万(18)は、突然の出番にも落ち着いてプレーした。

前半4分、センターバックのDFチョン・スンヒョンが負傷退場し、代わって関川が入った。センターバック2枚の出場停止で出番を得た4月24日のACL慶南戦(0●1)以来の出場となったが、緊張はしなかったといい「4月のときは『俺の番だ、俺の番だ』と(周囲が)なっていて、自分の中でも湧き出るものがあった。今回はアクシデントという形で出たけど、すんなりと試合に入れた」と振り返った。

後半に入ると21分、27分と立て続けに失点。「ちょっと焦りました」というが、90分の戦いには敗れても、180分の戦いで準々決勝進出をつかみ取った。

「最後の最後(後半アディショナルタイム)で失点したのはちょっと無駄だった。俺のファウルだったけど、特に何もしたわけではなくて、これがACLの笛なんだと思った」と、アジアの戦いで経験値を重ねた様子だった。

試合を見守る鹿島大岩剛監督(撮影・上田博志)

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鹿島土居2発で父と監督の誕生日祝う「プレゼント」

広島対鹿島 後半、同点ゴールを決めて喜ぶ鹿島MF土居(右)(撮影・上田博志)

<ACL:広島3-2鹿島>◇決勝トーナメント1回戦第2戦◇25日◇Eスタ

激闘を制したのは鹿島アントラーズだった。

8強入りの立役者は2得点のMF土居聖真。前日24日に48歳の誕生日を迎えた父通孝(みちたか)さん、23日に47歳の誕生日を迎えた大岩監督にささげるゴールに「1点ずつ、ということで(笑い)」。プレゼントは何もいらない、という父に「良いプレゼントができたかな」と笑みを浮かべた。

前半4分にDFチョン・スンヒョンが負傷交代するアクシデントに見舞われたとはいえ、1試合3失点は今季最多タイ。90分では敗れたが、180分の戦いをしたたかに制した。大岩監督は「次に進めることだけが今日の評価」と苦い表情を浮かべたが、土居は「去年のACLもそうだった。『それがあったから優勝した』とまた言えるように、そこは胸を張って、顔を上げていきたい」と前を向いた。【杉山理紗】

広島対鹿島 前半、ドリブルで攻め込む鹿島MF土居(撮影・上田博志)

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広島柏「受け入れがたい」不可解判定含め勝負強調

後半、パトリックのゴールが認められずアリ・アルカイシ主審に詰め寄る広島イレブン(撮影・上田博志)

<ACL:広島3-2鹿島>◇決勝トーナメント1回戦第2戦◇25日◇Eスタ

サンフレッチェ広島城福浩監督が不可解判定に激怒した。先制されたが2-1と逆転し8強進出にあと1点と迫った後半36分、FWパトリックがゴールネットを揺らしたが、主審はその前のMF柏のプレーをシミュレーションと判断、ゴールを認めなかった。

城福監督は「冷静に受け止めるには厳しい試合」。柏は「受け入れがたいジャッジだが、それを含めての勝負」とかみしめた。

後半、微妙な判定に審判に詰め寄る広島・城福浩監督(撮影・上田博志)
後半、広島FWパトリックはゴールネットを揺らすもゴールは認められず(撮影・上田博志)

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広島城福監督が不可解判定に激怒 審判団と一触即発

広島対鹿島 後半、微妙な判定に審判に詰め寄る広島・城福浩監督(撮影・上田博志)

<ACL:広島3-2鹿島>◇決勝トーナメント1回戦第2戦◇25日◇Eスタ

サンフレッチェ広島の城福浩監督(58)が不可解判定に激怒した。

鹿島アントラーズとの初戦を0-1で落とし、ホームに迎えた第2戦も前半33分に先手を取られた。逆転進出には3点以上が必要な状況から、大逆襲に転じた。

後半開始から投入したFWパトリック(31)が21分に頭で押し込み1-1。さらに27分、ゴール前の混戦からDF佐々木翔(29)のゴールで2-1とした。圧倒的に攻めまくる中、36分もパトリックがこの時点で逆転進出となる3点目のゴールを決めた。しかし、主審はその前のMF柏好文(31)が倒れ込んだプレーをシミュレーションとジャッジし、得点を認めなかった。

ギャンブルに出た攻めでGK中林洋次(33)が後半29分に一発退場で、数的不利も背負っていた。その中で不可解ジャッジを食らった。終了間際の44分に決定的な2点目を奪われ、ロスタイムにパトリックがPKを決めたが、アウェーゴールの差でクラブ初の8強進出を逃した。

試合後の会見で城福監督は「選手はよく頑張った。次に進む執念を発揮してくれたが、冷静に受け止めるには厳しい試合。黙って受け止めるのがサッカー。この悔しさを晴らすのはアジアの舞台しかない。レフェリーのレベルを上げるためにも、我々がアジアの舞台に(再び)立つしかない」。試合後はクラブ幹部がオフィシャルにジャッジについて詰め寄る場面もあった。

柏も「受け入れがたいジャッジだが、それを含めての勝負。でもなかなか切り替えるのは難しい…」。アジア8強を争い、Jの2クラブの白熱した好勝負。しかし、その後味は苦さしか残らなかった。

広島対鹿島 後半、広島FWパトリックのゴールが認められずアリ・アルカイシ主審に詰め寄る広島イレブン(撮影・上田博志)

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180分で発揮「鹿島らしさ」土居2発で広島撃沈

前半、先制ゴールを決める鹿島MF土居聖真(撮影・上田博志)

<ACL:広島3-2鹿島>◇決勝トーナメント1回戦第2戦◇25日◇Eスタ

鹿島が広島に2-3で敗れて2戦合計3-3となったが、アウェーゴール数で上回り、一番乗りで準々決勝に進んだ。MF土居聖真(27)が2得点した。

内容は低調ながらも2試合180分の戦いを制し、勝ち上がる「鹿島らしさ」を見せつけた。広島はGK中林洋次が退場する中、ラストワンプレーでPKを決めて勝利したが、クラブ史上初の8強入りはならなかった。

   ◇   ◇   ◇

激闘を制したのは鹿島だった。8強入りの立役者は2得点のMF土居。前半33分にこぼれ球を胸トラップで収めてハーフボレーを決めると、後半29分には相手GKと1対1のチャンスを作りレッドカードを誘った。後半44分には無人のゴールにループシュートを流し込んでこの日2点目。前日24日に48歳の誕生日を迎えた父・通孝(みちたか)さん、23日に47歳の誕生日を迎えた大岩監督にささげるゴールに「1点ずつ、ということで(笑い)」。父からはいつも「プレゼントはいらない」と言われているが、「良いプレゼントができたかな」と笑みを浮かべた。

前半4分にDFチョン・スンヒョンが負傷交代するアクシデントに見舞われたとはいえ、1試合3失点は今季最多タイ。90分で敗れはしたが、180分の戦いをしたたかに制した。大岩監督は「次に進めることだけが今日の評価」と苦い表情を浮かべたが、土居は「去年のACL、上海上港戦(第1戦ホーム3○1、第2戦アウェー1●2)もそうだった。『それがあったから優勝した』とまた言えるように、そこは胸を張り、顔を上げていきたい」と前を向いた。【杉山理紗】

後半、鹿島MF土居にチャージし退場となる広島GK中林洋次(撮影・上田博志)

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鹿島ACL8強、広島2戦3-3もアウェーゴール差

広島対鹿島 前半、ジャストミートで先制ゴールを決めガッツポーズする鹿島MF土居聖真(撮影・上田博志)=2019年6月25日、エディオンスタジアム広島

<ACL:広島3-2鹿島>◇決勝トーナメント1回戦第2戦◇25日◇Eスタ

鹿島アントラーズが2戦合計3-3もアウェーゴールで8強に進み、2年連続アジア王者に前進した。

ホームで1-0勝利したサンフレッチェ広島とのアウェー戦。鹿島は前半33分、相手のクリアボールを拾ったMF土居聖真(27)が、鮮やかに先制ゴール。アウェーゴールで優位な展開に持ち込み、広島が終盤に捨て身の猛攻も土居が後半44分に決定的な2点目を決めて振り切った。

広島はボール支配率6割以上も、先に点を奪われてから苦しい戦い。後半開始から投入したFWパトリック(31)が21分に同点ゴール。さらに27分、ゴール前の混戦からDF佐々木翔(29)がゴールを決めて勝ち越した。しかし直後の29分、GK中林洋次(33)が一発退場。数的不利もありながら、最後はGK林卓人(36)も前線に上がるギャンブルを仕掛けたが、逆に決定的な失点を食らった。後半ロスタイムにパトリックがPKを決めて勝ち越し。しかし、アウェーゴールの差で惜しくも敗れ去った。

広島にとってACLクラブ最高成績、8強以上は果たせなかった。

広島対鹿島 前半、ドリブルで攻め込む鹿島MF土居聖真(撮影・上田博志)=2019年6月25日、エディオンスタジアム広島

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鹿島伊藤翔が順調回復、ACLへ「きっちり仕事を」

鹿島FW伊藤翔(2019年3月17日撮影)

右膝を痛めてここ7試合先発を外れていた鹿島アントラーズFW伊藤翔が、順調な回復をアピールした。

「足の痛み的には大丈夫。普通に練習をすればコンディションは良くなると思うので、それ次第です」と、25日のACL決勝トーナメント1回戦広島戦を見据えた。先発すれば約1カ月半ぶり。頼もしく「こっちが1点取れば、向こうはかなり厳しい状況に追い込まれる。きっちり仕事をしたい」と話した。

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鹿島土居聖真 1ー0に前向き「良い緊張感で」

鹿島アントラーズがホームで1-0と先勝したACL決勝トーナメント1回戦のサンフレッチェ広島戦からオフを挟み、25日の第2戦に向けてトレーニングを再開した。

ロースコアでの勝利となったが、MF土居聖真は「2-0などは気のゆるみが出がちな点差。1-0の方が集中力も高まるし、良い緊張感でやれる」と前向き。DF安西は次戦に向けて「最初の1点が大事になる」と強調した。

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浦和大槻組長が初黒星、修正点「しゃべりたくない」

浦和対蔚山 後半、厳しい表情の浦和大槻監督(撮影・足立雅史)

<ACL:浦和1-2蔚山>◇決勝トーナメント1回戦第1戦◇19日◇埼玉

2大会ぶり3度目のアジア制覇を目指す浦和レッズが、蔚山(韓国)に1-2で逆転負けした。

元日本代表FW杉本健勇(26)が、C大阪から今季加入後初のACL先発出場。公式戦16試合ぶりの得点で先制もしたものの2失点でひっくり返された。

ACL初采配の大槻毅監督(46)は就任後9戦目で初黒星(5勝3分け1敗)。アウェーゴール2つを献上する逆境となり、26日に敵地で第2戦を迎える。

  ◇    ◇    ◇

浦和の大槻組長が初めて負けた。1点リードの前半42分に同点弾を浴び、後半36分に勝ち越し点を献上。オールバックに激しい手ぶりで最後の攻撃を仕掛けさせたが、今月3試合連続となる後半ロスタイムのドラマは起きず。昨年の暫定時から通算9戦目で初の敗戦を鬼の形相で受け止めた。

先制はした。FW杉本を公式戦16試合ぶりに先発起用し、同じく16試合ぶりのゴールが前半37分に生まれた。オリベイラ前監督時代に10試合連続の出番なしと苦しんだ男は、新監督の下で「ベンチに入る競争をしている時点でダメ。点を取る」と燃えていた通りの結果を出したが「勝利につながらず意味がない」。次戦へ「次は勝つ。2-0で勝てばいい」と切り替えた。

大槻監督も「点を取った形は良かったが、90分のコントロールでいうと、まだまだ」。具体的な修正点を聞かれると「もう1試合あるので、しゃべりたくない」。鋭い視線で26日の敵地での第2戦へ切り替えた。

浦和対蔚山 後半、ピッチの選手に声をかける浦和の大槻監督(右)(撮影・足立雅史)
浦和対蔚山 後半、身ぶり手ぶりを交えて選手に指示を送る浦和の大槻監督(撮影・足立雅史)

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浦和杉本悔し16戦ぶり得点も空砲「意味がない」

浦和対蔚山 前半、ゴールを決め雄たけびを上げる浦和FW杉本(撮影・足立雅史)

<ACL:浦和1-2蔚山>◇決勝トーナメント1回戦第1戦◇19日◇埼玉

2大会ぶり3度目の優勝を目指す浦和レッズ(1次リーグG組2位)が、蔚山現代(同H組1位)とのホーム戦で1-2の逆転負けを喫した。今季加入のFW杉本健勇(26)が、公式戦では16試合ぶりとなる先発出場。前半37分には、同じく16試合ぶりのゴールとなる先制点を奪った。

中盤の右寄りを持ち上がったMF青木が右足でクロス。187センチの杉本が頭で合わせ、ゴール左隅に流し込んで均衡を破った。セレッソ大阪から移籍後2点となるゴールで先手を取ったものの、わずか5分後に失点。後半24分に退いた後の35分には、途中出場の蔚山FWファン・ルイスに勝ち越し点を奪われ、ひっくり返された。

杉本は「いい時間帯に先制点が取れて、後半も仕切り直して入ったけど、結果的には負けてしまった。なかなか試合に出られず貢献できていなかったので、点を決めてやろうと思っていた。でも、勝利につながらなかったので意味がない。2点目、3点目と決めるチャンスがあったので反省しないといけない」と喜べなかった。

26日に敵地で迎える第2戦へ、アウェーゴールを2つ献上するという難しい状況に追い込まれたが「もう勝つしかない。選手、サポーターが一丸となって必ず勝って、次のラウンドに進みたい」と切り替えた。

浦和対蔚山 前半、ゴールを決め抱き合い喜ぶ浦和FW杉本(中央)ら(撮影・足立雅史)

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浦和が逆転で初戦落とす、8強へ暗雲 ACL決勝T

浦和対蔚山 前半、蔚山(後方)に同点ゴールを許し悔しそうな表情の浦和FW杉本(右)(撮影・足立雅史)

<ACL:浦和レッズ1-2蔚山現代◇決勝トーナメント1回戦◇第1戦◇19日◇埼玉

8強へ暗雲-。2大会ぶり3度目の優勝を目指す浦和レッズ(1次リーグG組2位)が、蔚山現代(同H組1位)とのホーム戦で1-2の逆転負けを喫した。ACL初采配となった「組長」こと大槻毅監督(46)にとっては、就任後9試合目で初の黒星となった(5勝3分け1敗)。

ベスト8進出へ、ラウンド16初戦に送り込まれたのは、今季加入のFW杉本健勇(26)だった。3人のFWの真ん中で起用され、公式戦では16試合ぶりとなる先発出場を果たした元日本代表は、前半7分にFW武藤のシュートをお膳立てしたり、28分にDF森脇の右クロスに頭で合わせようとするなど積極的な姿勢で攻めた。

徐々に周囲との感覚も取り戻してきた37分に、結果が出る。中盤の右寄りを持ち上がったMF青木が右足でクロス。187センチの杉本が頭で合わせ、ゴール左隅に流し込んで均衡を破った。公式戦のゴールも16試合ぶり。セレッソ大阪から移籍後2点となるゴールで先手を取った。激しく右拳を振るガッツポーズをした際に、つまずき、照れ笑い。久々の快感に自らの体をうまくコントロールできなくなるほど喜んだ。

ところが、歓喜もつかの間、わずか5分後に失点。かつて日本で活躍したFWイ・グノの左クロスに頭を合わせたFWチュ・ミンギュにアウェーゴールを決められた。難しい状況の1-1で前半を折り返した。

後半は一進一退の展開が続く。15分に森脇が左足シュートを放つも、枠の外。後半24分に杉本が退いた後も勝ち越し点を狙ったが、32分に左CKにDF鈴木が合わせたヘディングシュートも相手に阻まれた。すると反対に35分、痛すぎる2失点目を許した。途中出場の蔚山FWファン・ルイスにドリブルから勝ち越し点を奪われ、ひっくり返された。このまま逆転負け。「大槻組長」にとっては初の敗戦となった。26日に敵地で迎える第2戦に向けて、アウェーゴール2点を献上するという厳しい展開に追い込まれた。

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浦和、前半1-1で折り返し 杉本16戦ぶりゴール

浦和対蔚山 前半、ゴールを決め雄たけびを上げる浦和FW杉本(撮影・足立雅史)

<ACL:浦和レッズ1-1蔚山現代◇決勝トーナメント1回戦◇第1戦◇19日◇埼玉

2大会ぶり3度目の優勝を目指す浦和レッズ(1次リーグG組2位)が、8強入りをかけて戦う蔚山現代(同H組1位)相手に前半を1-1で折り返した。

ACL初采配となる大槻毅監督(46)がラウンド16初戦に送り込んだのは、今季加入のFWの真ん中に今季加入の杉本健勇(26)を起用。公式戦、実に16試合ぶりとなる先発出場を果たした元日本代表は前半7分にFW武藤のシュートをお膳立てしたり、28分にDF森脇の右クロスに頭で合わせようとするなど積極的に攻めた。

徐々になじんできた37分に結果が出る。中盤の右寄りを持ち上がったMF青木が右足でクロス。187センチの杉本が頭で合わせ、ゴール左隅に流し込んで均衡を破った。公式戦のゴールも16試合ぶり。セレッソ大阪から移籍後2点となるゴールで先手を取った。

ところが、喜びもつかの間、わずか5分後に失点してアウェーゴールを許す苦しい展開。1-1で後半戦に突入した。

浦和対蔚山 前半、蔚山(後方)に同点ゴールを許し悔しそうな表情の浦和FW杉本(右)(撮影・足立雅史)

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鹿島安西、今季初の途中交代も次戦は「大丈夫です」

鹿島対広島 後半途中で交代し、鹿島・大岩監督(右)と握手を交わすDF安西(撮影・横山健太)

<ACL:鹿島1-0広島>◇決勝トーナメント1回戦◇第1戦◇18日◇カシマ

鹿島アントラーズDF安西幸輝(24)は今季初めて途中交代した。

これまでスタメンで起用された試合ではフル出場を続けてきたが、この日は後半28分に途中交代。前半が終わった段階で「足に違和感があった」といい、自ら監督に交代を申し出たという。

違和感といっても負傷ではないようで、次戦に向けては「大丈夫です」と問題ないことを強調した。

鹿島対広島 後半、ドリブルする鹿島DF安西(撮影・横山健太)

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鹿島が貫禄先勝 “ACL男”セルジーニョが決勝弾

鹿島対広島 前半、ゴールを決める鹿島MFセルジーニョ(右)(撮影・横山健太)

<ACL:鹿島1-0広島>◇決勝トーナメント1回戦第1戦◇18日◇カシマ

危なげない試合運びで鹿島アントラーズが先勝した。前半24分、センターサークル付近でボールを受けたMF土居が持ち上がり、その左クロスにMFセルジーニョが頭で合わせた。

セルジーニョは今季、ACLでプレーオフもあわせるとこれで5点目。昨季途中加入でACL5戦連発弾を記録しアジア制覇に貢献した“ACL男”の活躍で、鹿島がACL連覇へ1歩近づいた。

ホーム&アウェー、2試合180分の戦い。ボールを保持した割に得点場面以外はチャンスらしいチャンスを作れなかったが、MF永木は「ゼロで抑えるのが第一優先だった」と、広島にアウェーゴールを許さなかったことを良しとした。途中出場のFW伊藤も「最低限の結果は得られたと思う」と納得の表情。トーナメントの戦い方をよく知る前年度王者が、貫禄の戦いぶりを見せつけた。

鹿島対広島 前半、ゴールを決めサポーターに一礼する鹿島MFセルジーニョ(撮影・横山健太)

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鹿島土居Vアシスト!敵地戦へ「0-0のつもりで」

鹿島対広島 前半、ドリブルする鹿島MF土居(撮影・横山健太)

<ACL:鹿島1-0広島>◇決勝トーナメント1回戦第1戦◇18日◇カシマ

ホームの鹿島アントラーズが先勝して、準々決勝進出に1歩近づいた。 前半24分、センターサークル付近でボールを受けたMF土居がドリブルで独走。そのままエリア内に進入し、ゴールライン手前でクロスを上げると、相手DFに当たりコースが変わった球をFWセルジーニョが頭で合わせて、先制点を奪った。

試合後、先制ゴールをアシストした土居は「こぼれ球をひろって前が空いていたのでシュートかクロスで終わろうと思っていた。それが得点につながって良かった。ホームで勝たないと勢いがつかない。サポーターにもいい雰囲気をつくってもらった。(次は25日敵地戦、この日は勝利も1得点は)あってないような得点差なので、0-0のつもりで広島に乗り込んでいきたい」と気を引き締めた。

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鹿島先勝、セルジーニョV弾 広島完封負け ACL

鹿島対広島 前半、MFセルジーニョ(左から2人目)のゴールで先制し歓喜する鹿島イレブン。左からMF遠藤、1人おいてMF三竿、MF土居、MF白崎(撮影・横山健太)

<ACL:鹿島1-0広島>◇決勝トーナメント1回戦第1戦◇18日◇カシマ

ホームの鹿島アントラーズが先勝して、準々決勝進出に1歩近づいた。

前半24分、センターサークル付近でボールを受けたMF土居がドリブルで独走。そのままエリア内に進入し、ゴールライン手前でクロスを上げると、相手DFに当たりコースが変わった球をFWセルジーニョが頭で合わせて、先制点を奪った。

試合は終始鹿島がペースを握った。サンフレッチェ広島はなかなかセカンドボールを拾えず苦戦し、後手に回った。後半はFWパトリックらを投入して反撃に出たが、鹿島の守備を崩せなかった。

鹿島対広島 前半、ゴールを決めサポーターに一礼する鹿島MFセルジーニョ(撮影・横山健太)

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浦和大槻監督19日ACL初采配へ「成長する場に」

浦和大槻監督(2019年6月1日撮影)

ACL決勝トーナメント1回戦、蔚山(韓国)との第1戦をホームで迎える浦和レッズの大槻毅監督(46)とGK西川周作(33)が18日、埼玉スタジアムで公式会見に出席した。

2大会ぶり3度目の優勝へ、初のACL采配となる大槻監督は「選手には『野心を持って臨みましょう』と言った。日本で唯一、2度タイトルを獲得した我々は成功の素晴らしさを知っている。今回もまた成長する場にしよう」とアジアの一発勝負での進化に期待した。

この日が33歳の誕生日だった西川は「絶対にアウェーゴールは許さない」と完封を誓った。

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180分の日本勢対決 鹿島は広島対策ぬかりなし

鹿島MF白崎凌兵(右)と、大岩剛監督(撮影・杉山理紗)

ACL連覇を目指す鹿島アントラーズは18日、決勝トーナメント1回戦第1戦で広島をホームに迎え撃つ。17日は鹿嶋市内で非公開調整。互いをよく知る日本勢対決に向けて、最終確認に徹した。

今季リーグ戦での対戦はまだないが、会見で大岩監督は「昨年とのシステムの変化、選手の変化をしっかりと分析している。その上で自分たちのストロングポイントを出したい」と、広島対策にぬかりはない。MF白崎は「もうやりたくないな、と思わせられるような試合ができればいいなと思います」と強気に出た。

去年の決勝トーナメント1回戦はホームで先勝し、第2戦アウェーでの敗戦を結果的に埋め合わせた。2試合180分の戦いになることは承知の上で、まずは勝ちを狙いに行く。

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広島城福監督が森保越え誓う「新たな歴史作りたい」

広島GK中林洋次(右)と、城福浩監督(撮影・杉山理紗)

サンフレッチェ広島は広島市内でトレーニング後、決戦の地へ移動して会見に臨んだ。

ACLは過去4度の出場で、最高成績は当時の森保監督が率いた14年のベスト16。城福監督は「新たな歴史を作りたいと強く思っています」と“森保超え”を誓った。日本代表として南米選手権に参戦中のGK大迫に代わり先発が予想されるGK中林は「鹿島相手に強い気持ちをもって乗り込んでいきたい」と意気込んだ。

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広島ACL5連勝 決勝T初戦で鹿島と日本対決

広島MF森島(17年4月30日撮影)

<ACL:メルボルン・ビクトリー1-3広島>◇1次リーグF組◇22日◇メルボルン

F組では既に首位突破を決めていたサンフレッチェ広島がアウェーでメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)に3-1で快勝。6月の決勝T1回戦で鹿島は広島と、浦和は蔚山(韓国)と対戦する。

広島はJ1では5連敗中だがACLは5連勝で1次リーグを締めた。1得点1アシストなど全3得点に絡んだMF森島は「今後に勢いを付ける試合ができた」と胸を張った。既にF組首位通過を決めていたことで、17日のJ1鳥栖戦から先発7人を入れ替えた。多くの主力を休ませたが、城福監督は「日本に残っている選手にもすごくいい刺激になった」と納得顔だった。

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日本8強の夢砕いたフェライニが山東の先制弾

鹿島対山東魯能 前半、ゴールを決めポーズをする山東魯能MFフェライニ(撮影・横山健太)

<ACL:鹿島2-1山東魯能>◇1次リーグE組◇22日◇カシマ

既にE組の1位通過を決めていた中国の強豪、山東魯能は前半11分、元ベルギー代表のフェライニが頭で先制点を奪った。

髪形は違ったが、約1年前のロシアワールドカップ(W杯)で日本の8強入りの夢を阻止したあの、力強いヘディングだった。敗れたが、李霄鵬監督は「選手のパフォーマンスに満足している」と話した。

18年7月2日、ロシアW杯・日本対ベルギー 後半、ヘディングシュートを決めるフェライニ

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「和製アンリ」伊藤翔3分間で2発、右膝癒え大仕事

鹿島対山東魯能 後半、ゴールを決めベンチへ駆け出す鹿島FW伊藤(撮影・横山健太)

<ACL:鹿島2-1山東魯能>◇1次リーグ◇E組◇22日◇カシマ

2年連続のアジア王者を目指すE組の鹿島アントラーズが途中出場のFW伊藤翔(30)の2得点で、1次リーグ(L)最終戦で突破を決めた。

山東魯能(中国)戦で0-1の後半18分に投入されると、同23分に同点弾、同25分に逆転弾と瞬時の大仕事。チームは2-1で勝ち、6月の決勝トーナメント1回戦ではF組1位の広島と対戦することが決まった。

ケガもあり約2カ月間“眠っていた男”が目を覚ました。伊藤は後半18分からピッチに立つと、5分後の同23分にCKのこぼれ球を押し込み同点に。同25分にはカウンターから、ループシュートでネットを揺らした。「(先制され)自分たちでまいた種。自作自演の値千金です」。わずか3分での逆転劇。3月17日の札幌戦を最後にゴールから遠ざかっていた「和製アンリ」は、逆転弾を決めるとスライディングしてピッチの上で大の字になり、喜びを爆発させた。

ここ1カ月半ほど、右膝の痛みと戦っていた。4月14日の東京戦後は「膝を曲げられないくらいだった」。試合と治療を繰り返してきたが限界を感じ、5月8日のACLを最後に先発を外れてコンディション回復に努めてきた。「休ませてもらって、いい感じに痛みも抜けてきた。疲れも抜けて、シンプルにコンディションが良くなった。時間をくれた大岩監督に感謝しています」。本来のスピード感を取り戻し、期待以上の結果を残した。

伊藤がピッチに入るのとほぼ同時に、同組のもう1試合で慶南が先制。このままなら前年アジア王者が敗退という土俵際に追い込まれたが、頼れるストライカーがやってくれた。これで伊藤は山東相手に2戦4発。前回の対戦で得た「相手のサイドバックの裏に前の選手が走るスペースがある」という教訓も、投入直後の得点につながった。それでもまだ16強。アジア連覇へ、本当の勝負はここからだ。【杉山理紗】

鹿島対山東魯能 後半、ゴールを決める鹿島FW伊藤(撮影・横山健太)
鹿島対山東魯能 後半、ゴールを決める鹿島FW伊藤(撮影・横山健太)

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本田圭佑が豪での挑戦終える 規格外すぎた在籍1年

メルボルン・ビクトリーの本田圭佑(2018年12月14日撮影・PIKO)

<ACL:メルボルン・ビクトリー1-3広島>◇1次リーグF組◇22日◇メルボルン

すでに突破を決めているサンフレッチェ広島がアウェーで、すでに敗退が決まっている本田圭佑のメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)を3-1で下し首位で1次リーグを突破した。

今季限りで退団する本田は勝利で、最後の試合を飾ることはできなかった。

ラストマッチとなったメルボルン・ビクトリーMF本田は、広島戦にフル出場したが得点に絡めず、主力不在の相手に完敗した。すでに1次L敗退が決まっていた消化試合だったがマスカット監督、主将のMFヴァレリも退団するため、ラストマッチ。前日21日の会見では「すべての人たちにリスペクトを示し、自分の情熱を見せつけて勝ちたい」と意気込んでいた。右MFに入り、前半27分にはスルーパスでGKとの1対1を演出するなどした。

オーストラリアでの挑戦は終わった。今季はカンボジア代表の実質的な監督も務めた。代表活動期間には、両国を行き来し、選手兼任監督として初めてのシーズンを過ごした。けがで約1カ月離脱したが、リーグ戦では18試合で7得点6アシスト。ただ、タイトルには届かず、初出場のACLでも1勝もできなかった。

目標とする20年東京五輪まで約1年。まだ移籍先は決まっていないが「ターゲット(東京五輪)に向けて、どこでプレーするのがベストなのかを判断したい」と、ACミランでプレーした16-17年シーズン以来、3季ぶりの欧州復帰の可能性がある。新天地が注目される。

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川崎F目標の“4冠”消滅も国内全タイトル狙う

川崎FのACL シドニーFC戦布陣

<ACL:シドニーFC0-4川崎F>◇1次リーグH組◇21日◇シドニー

川崎フロンターレはMF脇坂の2発などで快勝し1次リーグ最終戦を終えたが、2位の上海上港に勝ち点1及ばず、目標の「4冠」が消滅した。突破には上海上港が引き分け以下に終わる「他力」が必要だった。突破を決めた蔚山と上海上港に対し、アウェーでの失点で黒星を喫したことが響いた。

2年連続で1次リーグ敗退だが、大卒2年目の脇坂、20歳のMF田中が台頭したのは収穫だ。鬼木監督は「自分たちにやれることはすべてやってくれた。最終戦にはなったが、アウェーで勝ち点3を取れたことは来年以降につなげられる。この1勝を大きなものに変えていきたい」と話した。4冠は逃したが、厚くなった選手層で国内の全タイトルを狙いにいく。

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