日刊スポーツ

CL力負けバイエルン会長が「過去最大の補強」予告

長谷部フランクフルト主力DFがレンタル元復帰拒否

オーストリア代表DFマルティン・ヒンターエッガー(26)は期限付き移籍でフランクフルトでプレーしているが、本来の所属クラブであるアウクスブルクと、もめていると19日付ビルト紙が報じた。

レンタル期間は今季終了までで、アウクスブルクとの契約は21年まで残っている。だが、18日に取材を受け「監督が残るなら(アウクスブルク)復帰はない」と明言していた。

アウクスブルクのマヌエル・バウム監督は「今でも彼がそうしたことを口にするのを残念に思う。ただ、今はこのチームの選手ではないから多く受け止めたりはしない。基本的にいつでも監督にあう選手と、そうでない選手がいる」と反論した。

一方で現在プレーするフランクフルトのアディ・ヒュッター監督とはまったく問題がない。ザルツブルク時代からよく知る間柄で、「どちらかというと監督との関係に関して僕は繊細なタイプ。監督が僕のことを理解してコントロールの仕方をわかってくれたら、トップDFを手にすることになる」とヒンターエッガーは語っていた。確かにフランクフルト移籍後のヒンターエッガーは素晴らしいプレーを見せている。

完全移籍が可能になるかどうかはまだわからない。移籍金は1000~1200万ユーロ(約12億5000~15億円)が推定されるが、フランクフルトにとって過去最高の移籍金はセバスティアン・アレアの700万ユーロ(約8億7500万円)。

フランクフルトの代表取締役フレディ・ボビッチはヨーロッパのトップクラブが興味を示しているルカ・ヨビッチやアンテ・レビッチを高額で移籍させることができた場合、あるいは欧州リーグや欧州チャンピオンズリーグ出場で十分な資金を手にした場合に獲得に動くとみられている。

(中野吉之伴通信員)

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CL力負けバイエルン会長が「過去最大の補強」予告

ハメス・ロドリゲス(17年撮影・PIKO)

バイエルン・ミュンヘンのウリ・ヘーネス会長(67)が来季の巻き返しに大型補強に乗り出すと、19日付ビルト紙が報じた。

今季はリーグとカップ戦で優勝に向けていい位置につけているBミュンヘンだが、欧州CLではベスト16でリバープールに力負け。ヘーネス会長は「今、我々はチームの若返りを図っている。Bミュンヘンで過去最大の投資プログラムとなる」とコメントした。すでに来季への補強として、シュツットガルトからフランス代表DFベンヤミン・パバルトを3500万ユーロ(約43億7500万円)で獲得している。

フランスTVのBeINスポーツフランスは、リールでプレーするコートジボワール代表の右サイドバック、ニコラス・ペレの獲得に8000万ユーロのオファーを出したと報じた。さらにチェルシーでプレーするイングランド代表FWカルム・フドンオドイ獲得に向けて3500万ユーロ、そしてAマドリードのフランス代表DFルーカス・エルナンデス獲得に8000万ユーロを準備しているという。Rマドリードからレンタル移籍中のMFハメス・ロドリゲスの完全獲得に関しては未定だが、いずれにしても総額で実に2億ユーロ(約250億円)以上の動きになる。Bミュンヘンにとって過去最大の補強はフランス代表コランタン・トリッソらを獲得した17-18シーズンの1億1600万ユーロとなっている。

もちろん、補強がそのまま成功を保証するわけではない。ヘーネス会長も「お金がサッカー界を支配している流れがあるが、ビックタイトルのために決定的に必要なのはピッチ上で見せる選手のプレーだ」と語っていた。どんな布陣で来季に挑むのか。ベストな解決策を首脳陣は探し求めている。

(中野吉之伴通信員)

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原口と浅野選外 サポが選ぶハノーバーのベスト11

原口元気(2016年3月24日撮影)

元ハノーバーのFWディーター・シャッツシュナイダーは、低迷を続けるハノーバーについて、レーバークーゼン戦(10日、2-3)の後半のメンバーなら、入れ替え戦出場の16位まで順位を上げられる可能性があると見ているようだ。

「1人1人が仲間のために走る本当のチームだった。このチームなら多くの可能性を持っている」と取材に答えていたと、18日付の地元紙が伝えている。

原口元気と浅野拓磨が所属するハノーバーは、残留争いのライバルであるアウクスブルクと16日に対戦し、1-3で敗れてしまった。だが数字上はまだ可能性がある。代表中断期間後のシャルケ戦(31日)に勝つことができれば、残留に向けたチャンスは大きくなる。

同紙は現状のベストイレブンについて読者アンケートを行った。1000人が参加したアンケート結果は以下の通り。

GK エッサー

DF ゾルク、アントン、フェリペ、アルボルノツ

MF ミュラー、バカロク、シュベークラー、マイア

FW バイダント、ヨナタス

シャッツシュナイダーが評価したレーバークーゼンとの後半メンバーと、ファンが選んだメンバーは8選手が同じだが、ファンは原口、ビマー、コルプではなく、ミュラー、フェリペ、ゾルクを選出。

ここ最近の試合で原口はバー直撃のFKや無人のゴールにシュートしたはずが雪でストップしまうなどの不運があった。だが、やはりファンが攻撃的な選手に求めているのは得点。残りは8試合。ゴール、アシストという結果を出し、チームを残留圏に浮上させたい。

(中野吉之伴通信員)

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“皇帝”長谷部に独紙が高評価「非常に素晴らしい」

フランクフルト長谷部誠(2017年9月20日撮影・PIKO)

<ブンデスリーガ:フランクフルト1-0ニュルンベルク>◇17日◇フランクフルト

元日本代表MF長谷部誠(36)の所属するフランクフルトは、久保裕也(25)がプレーするニュルンベルクに1-0で勝利した。来季欧州CL出場権を得られる4位ボルシアMGとの勝ち点差1に迫った。

チームは14日の欧州リーグ決勝トーナメント2回戦第2戦でインテルミラノと戦ったばかり。さすがに疲れも見られ、プレーの正確性や集中力を欠くシーンも見られた。それでも粘り強く勝利を挙げ、18日付キッカー誌はヒュッター監督が「我々はトップチームと評されていいだろう。選手のことを本当に誇りに思うよ。13試合連続無敗を続けているのは素晴らしいことだ」と称賛したと報じた。

ニュルンベルク戦で3バックの真ん中でフル出場した長谷部に対してフランクフランクフルトルンドシャウ紙は「いつも通りだ。素晴らしいポジショニングと落ち着き。鼻を骨折しているのにだ。脱帽だ」、ビルト紙は「非常に素晴らしい。チーム全体的に慌ててしまっていた状況でも視野を失わず、高いゲーム理解で解決していた。60分にはバウアーのチャンスに好タックルを見せた」とそれぞれ高い評価を与えた。

フランクフルトは欧州リーグでベスト8に進出。ドイツ勢では欧州CLを含め、欧州の舞台で唯一、勝ち残っている。シーズンラストスパートに向け、ヒュッター監督は「選手は頭と体をしっかりと休ませなければならない」と国際Aマッチデーによる中断期間を利用して、選手に十分休養させる意向。心身ともに充実した状態で欧州CL出場を狙う。(中野吉之伴通信員)

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逆転負けハノーバー監督が主審罵倒「お前のせい」 

MF原口元気とFW浅野拓磨が所属するハノーバーのトーマス・ドル監督は、16日に行われたアウクスブルク戦後に、判定に納得できず主審を罵倒したと、17日付の独紙ビルトが報じた。

務めたマルクス・グレーフェに激しく詰め寄ったと17日付ビルト紙が報じた。

現在17位と2部自動降格圏内にいるハノーバーにとって、15位アウクスブルク戦での勝利は1部残留へ向けて、是が非でも勝利が必要だった。前半に先制にしたものの、後半に3失点を喫して痛恨の逆転負けとなった。

ドル監督の逆鱗(げきりん)に触れたのは後半33分のシーンだったという。DFゾルクが相手FWコルドバとの競り合いで転倒した際に、ファウルをアピールしながらボールを手で持った。この接触プレーにグレーフェ主審はソルクのハンドを取って、アウクスブルクのFKとした。この直接FKが失点につながってしまった。

試合後、控室に戻る廊下でドル監督が主審をののしれば、同主審は「そのいい方は高慢だ」と反撃。激しい口論が始まったという。試合後、1時間がたってもドル監督の怒りは収まらない。「(主審は)自分のことを1回り、2回り大きい存在だと思い上がっているのだろう。感情的になる状況だったら収めるようにすべきで、膨らまそうとすべきではない」と、主審の態度に怒り心頭だった。

一方でグレーフェ主審は「向こうが私の所にきて『お前のせいで負けた』と言われたら、それは説明のしようもない。理由を話そうとしたが、受け入れようとせずに『ぶつぶつ言ってるだけだ』と返してくる。そのようなやり方を、私も受け入れることはできない。問題のシーンをもう1度モニターで確認したが、あれはファウルではない」と説明していた。

ドル監督も最後には「次に会った時は手を指し出すだろう。我々はスポーツマンだ」と理性を取り戻していた。そもそもファウルの笛を吹かれていないのにボールを手で持ってしまったこと、壁を1人しか置かずにいたことなど、改善点はほかにもあったはず。取り組むべきところは他にある。

(中野吉之伴通信員)

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レーバークーゼンFWアラリオがAマドリード移籍か

レーバークーゼンのアルゼンチン代表FWルーカス・アラリオ(26)は、アトレチコ・マドリードへ移籍する可能性があると、15日付の独紙ビルトが報じた。

現在のレーバークーゼンは、元ドイツ代表FWフォラントがエースとして君臨している。11得点を挙げているフォラントについてボシュ監督は「毎日トレーニングで見ている。将来的にまたドイツ代表でプレーできると思っている」と太鼓判を押していた。さらに「非常にいいプレーだけではなく、重要な選手だ。ゴールとアシストだけではなく、チームのためにいつでもハードに働いている」と、副キャプテンとしても絶対的な評価を下している。

一方で出場機会を得られていないのがアラリオだ。リーグ戦19試合に出場も、先発は7試合。3得点と結果も残せていない。ボシュ監督就任後はドイツ杯のハイデンハイム戦(1-2)、欧州リーグのクラスノダール戦の2試合しかスタメン出場を果たしていない。

レーバークーゼンで先発を奪えないアラリオだが、Aマドリードが来夏に移籍金3000万ユーロ(約37億5000万円)での獲得を画策しているという。冬の移籍市場でもベティスが獲得を狙っていた。だが、当時はオファーを拒否している。現状から変化がない場合、クラブを去る可能性は少なくなさそうだ。

(中野吉之伴通信員)

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酒井高徳フル出場 伊藤達哉、宮市亮は途中出場

<ドイツ2部>◇16日◇ハンブルクほか

DF酒井高徳とFW伊藤達哉の所属するハンブルガーSVはホームでダルムシュタットに2-3で逆転負けした。

前半に2点を先行したが、後半に追いつかれ、終了間際に失点して勝ち越しを許した。

酒井高はフル出場し、伊藤は2-1の後半12分から出場した。

ザンクトパウリFW宮市亮は0-4と完敗した敵地でのザントハウゼン戦で後半39分から出場した。

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ハノーバー敗れる 原口はフル出場、浅野出番なし

原口元気(2016年3月24日撮影)

<ブンデスリーガ:アウクスブルク3-1ハノーバー>◇16日◇アウグスブルク

FW浅野拓磨、FW原口元気が所属するハノーバーはアウェーでアウクスブルクに1-3で敗れた。

1-1の後半33分、アウクスブルクのMFシュミットに勝ち越しゴールを決められた。

浅野はベンチ入りしたが出場しなかった。原口はフル出場したが無得点だった。

ハノーバーは3勝5分け18敗、アウクスブルクは6勝7分け13敗となった。

▽得点経過 前半8分【ハノーバー】ウェイダント、後半20分【アウクスブルク】コルドバ、後半33分【アウクスブルク】シュミット、後半41分【アウクスブルク】ハーン

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デュッセルドルフ5失点の大敗 宇佐美は途中出場

<ブンデスリーガ:ウォルフスブルク5-2デュッセルドルフ>◇16日◇ヴォルフスブルク

FW宇佐美貴史が所属するデュッセルドルフはアウェーでウォルフスブルクに2-5で敗れた。

1-1の後半9分、ウォルフスブルクのFWヴェフホルストに勝ち越しゴールを決められた。ベンチスタートの宇佐美は後半33分から出場したが無得点だった。ウォルフスブルクのFWヴェフホルストは後半43分にハットトリックを達成した。デュッセルドルフは9勝4分け13敗、ウォルフスブルクは12勝6分け8敗となった。

▽得点経過 前半30分【デュッセルドルフ】カーン、前半34分【ウォルフスブルク】メーメディ、後半9分【ウォルフスブルク】ヴェフホルスト、後半12分【ウォルフスブルク】クノシェ、後半14分【ウォルフスブルク】ヴェフホルスト、後半20分【デュッセルドルフ】ラマン、後半43分【ウォルフスブルク】ヴェフホルスト

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ブレーメン厳し…大迫メンバー外&ピサロ長期離脱か

ブレーメンFW大迫勇也(18年撮影・PIKO)

ブレーメンに良くないニュースだ。16日にレーバークーゼンとのアウェー戦に挑むが、13日に太ももの筋肉を負傷したFWクラウディオ・ピサロが欠場。

長引く場合は4月3日のシャルケとのドイツ杯準々決勝まで復帰できないかもしれないと、15日付ビルト紙が報じた。

監督のフロリアン・コーフェルトは「代表中断期にけがの状態がどうなるかを見なければならない。ただ3月30日のマインツ戦は無理だと思っている。シャルケ戦までに復帰できることを祈っている」と話していた。

さらにFW大迫勇也もメンバーから外れている。負傷からは復帰してチームトレーニングに参加しているが、離脱の期間が長いため、調子が戻っていないという。

(中野吉之伴通信員)

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残留争いのシャルケ 今季終了まで暫定監督が指揮

シャルケのドミニコ・テデスコ監督が解任され、フープ・シュテフェンス氏が暫定監督としてシーズン終了までチームを率いることになったと、15日付ビルト紙が伝えた。

スポーツディレクターのヨハン・シュナイダーは「フープ・シュテフェンスはすぐに責任を背負う準備があることを明かしてくれた。(コーチとなる)マイク・ビュスケンスもそうだ。いろいろと語るつもりはない。今自分たちは非常に難しい状況にいる」と理由を説明していた。

シュテフェンスはテデスコとの関係について「ドメニコに真剣でいい仕事をしてくれたことに感謝している。昨日彼とは電話で長い間話をした。私と彼との友情関係は続いている」と明かした。

ビュスキンスは「現時点での状況は難しい。信じられないほど多くのエネルギーが必要だ。スタッフ、ファンとみんなが一丸となって成し遂げなければならない」と決意を語っていた。

シャルケはさらに元選手でファンからの人気も高いゲラルド・アザモアをチームマネジャーに任命。残留争いから早い段階で抜け出し、少しでも順位を上げることができるだろうか。

(中野吉之伴通信員)

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キール奥川雅也が今季2得点目 チームは大勝

MF奥川雅也(14年2月撮影)

<ドイツ2部:キール5-1アウエ>◇15日◇キール

MF奥川雅也が所属するキールはホームでアウエに5-1と大勝した。

奥川は先発し、3-1の後半30分、カウンターから左サイドを突破したDFホンザクの左クロスにフリーで走り込み、右足で押し込んでダメ押し点を決めた。2月23日のボーフム戦以来、今季2得点目。奥川は後半39分に退いた。

キールは11勝9分け6敗の勝ち点42で5位。

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シャルケ、テデスコ監督解任 ブンデス14位低迷

サッカーのドイツ1部リーグで14位に低迷するシャルケは14日、テデスコ監督の解任を発表した。元監督のステフェンス氏が16日のライプチヒ戦は暫定的に指揮を執る。

シャルケは欧州チャンピオンズリーグ(CL)でも決勝トーナメント1回戦でマンチェスター・シティー(イングランド)に2戦合計2-10と惨敗した。

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大迫は攻撃の4番手 ブレーメンの監督が序列明かす

大迫勇也(2019年1月28日撮影)

FW大迫勇也が所属するブレーメンのフロリアン・コーフェルト監督(36)が、現在のチームにおける攻撃陣の序列について明かした。

13日付クライスツァイトウング紙(電子版)によると、同監督は「すでに何度も言っていると思うが、(元ドイツ代表FWの)クルーゼはレギュラーだ」と強調。それ以外の選手にレギュラーの保証はないが「ここ最近のプレーパフォーマンスからするとラシシャ(コソボ)、エッゲシュタイン(ドイツ)の2人を外すのは難しい」と高い評価を与えている。

ブンデスリーガのゲームには18選手がメンバー入りするわけだが、攻撃的な選手だと同行メンバーに入れるのはあと3人とみられている。

ピサロ(ペルー)、ハルニク(オーストリア)、ザルゲント(米国)、バルテルス(ドイツ)らをライバルに、今週からは大迫がこの争いに加わることになる。チーム練習に復帰したからとすぐにスタメン復帰できるわけではない。激しいポジション争いを勝ち抜き、16日のレーバークーゼン戦で出場機会を得るのは果たして誰だろうか。(中野吉之伴通信員)

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ビッチェル肉離れ ドルトムントに痛い離脱者

ブンデスリーガで首位奪還を狙う2位ドルトムントに、手痛い離脱者が出てしまった。

チームの支柱であるベルギー代表MFアクセル・ビッチェル(30)が、股関節部の肉離れで離脱した。首位のバイエルン・ミュンヘンと勝ち点57で並んでいるドルトムントにあって、ファブレ監督は、ビッチェルが16日のヘルタ戦を欠場すると記者会見で明かした。14日付のビルト紙(電子版)が報じている。

ファブレ監督の「代表中断期後に復帰できることを祈っている」というコメントは本音だろう。ビッチェルは今季ドルトムントに加入するとすぐさまリーダーシップを発揮し、チームの好成績に貢献している。

長期離脱となると、シーズン終盤に向けたラストスパートに大きな影響が出てしまうかもしれない。(中野吉之伴通信員)

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元HSVの14人中9人が残留争い「驚く程の確率」

昨季クラブ史上初の2部リーグに降格したハンブルガーSVのメンバーで、今季からブンデスリーガでプレーしている選手9人が1部残留争いに巻き込まれていると、12日付の独紙ビルトが報じた。

今季から2部での戦いを余儀なくされたハンブルガーSVで、DF酒井高やMF伊藤はチームに残留したものの、14選手が他チームに移籍した。だが、移籍した14人中9人が1部残留争い巻き込まれているという

現在、自動降格圏内の17位で、MF原口とFW浅野が所属するハノーバーではワレス、ウッド、ミュラーの3人が所属している。また、最下位18位でFW久保のいるニュルンベルクではGKマテニアがプレーしている。

また、ドイツ国内外でも1部残留争いに巻き込まれている。シュタインマンは、デンマーク1部フェンディセルに移籍したが、全14チーム中12位と苦しんでいる。

同紙は、ハンブルガーSVから出て行った選手の多くが残留争いに巻き込まれている状況に「驚く程の確率だ」と伝えた。さらに「ハノーバーが今季残留争いで苦しんでいるのは不思議ではない。多くが元ハンブルガーSVの選手だから」と皮肉な書き方をしている。

ハンブルクの呪縛から解き放たれて残留を果たすクラブは現れるのだろうか。

(中野吉之伴通信員)

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ドルトムントとバイエルンが独代表の若手獲得を狙う

ドルトムントは、来季に向けて5000万ユーロ(約62億5000万円)の補強費を準備し、ドイツ人の若手選手獲得を狙っていると、12日付の独紙ビルトが伝えている。

リーグ戦2位につけているドルトムントは今季、FWサンチョ(18)、DFハキミ(20)、DFアカンジ(23)、DFディアロ(22)、MFブルーンラーセン(20)ら、若手新加入選手が躍動した。ただ若返るだけではなく、全体的なチーム力アップにも貢献しているこの流れを首脳陣はさらに加速させようと動いている。

白羽の矢が立てられているのはレーバークーゼンのドイツ代表MFブラント(22)と、ヘルタのU-21ドイツ代表DFシュタルク(23)の2人だ。ブラントは21年まで、シュタルクは22年までそれぞれのクラブと契約を残しているが、どちらも今夏に固定違約金2500万ユーロ(約31億3000万円)で移籍することができる。

ブラントは後半戦8試合で10得点に関わっている。インタビューで「レーバークーゼンでもスター選手になる道があるし、クラブもその可能性を提供してくれる。一方で、別の道を探るという可能性も受け入れている」と移籍できる環境だと話した。同選手にはバイエルン・ミュンヘンも獲得を熱望しており、まだ現時点ではどんな決断を下すかは、わからない。

一方で、シュタルクはヘルタで主力DFとして活躍しており、ドイツ代表入りも間近と見られている逸材だ。シュタルクはドルトムント守備の弱点を補う存在になると伝えた。セットプレーからの失点が今季10失点と泣き所なだけに、190センチの長身DFの獲得でこの問題を解決したいと考えているようだ。とはいえ、現在ドルトムントのCBにおけるポジション争いは激しい。クラブがどこまで出場の可能性を明言できるかがカギとなりそうだ。

(中野吉之伴通信員)

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ウォルフスブルクのラバディア監督が今季限りで退任

ウォルフスブルクは12日、ラバディア監督が契約満了する今季限りで退任すると発表した。チームは25節を終えて7位だが、9日のバイエルン・ミュンヘン戦で0-6と大敗を喫した。

同監督はかつてシュツットガルトやハンブルガーSVを率い、岡崎慎司(レスター)や酒井高徳(ハンブルガーSV)を指導した経験がある。

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大迫所属ブレーメン主力がドルトムント補強リストに

ドイツ1部ブレーメンのMFマキシミリアン・エッゲシュタイン(22)がドルトムントの補強リストに入っていると11日付ビルト紙が報じた。

若いころから将来性を高く評価されていたM・エッゲシュタインは、今季ついにその才能を開花させている。ブレーメンにおいて、すでに欠かすことができない主力に成長。その才能を他クラブも放っておくつもりはない。ビルト紙の情報によると、ドルトムントの補強リストに名前があり、来夏での補強を画策しているという。

M・エッゲシュタインは、ビルト紙のインタビューに対してトップクラブでプレーする可能性について「その自信はある」と答えていたことがあった。だが、ドルトムントの中盤はビッチェル、デレネイ、ダフート、バイグルとポジション争いが激しいため、現時点ではブレーメンでの契約延長の可能性が高そう。所属するブレーメンには、弟のヨハネス・エッゲシュタインがいる上、フロリアン・コーフェルト監督という絶対的な理解者もいる。

とはいえ、すでに移籍市場で2500万ユーロ(約31億2500万円)という高値つくほど評価されている選手だけに、今後長期間にわたってブレーメンでプレーし続けることは考えにくい。

現行の契約では20年に「固定違約金」で移籍できるため、チームマネージャーのフランク・バウマンが年俸の大幅アップなど数カ月前から契約延長交渉を続けている。だが、まだ合意には至っていない。M・エッゲシュタインはどんな決断をするのか。1、2カ月のうちに去就ははっきりするとみられている。

(中野吉之伴通信員)

長谷部はピッチ上の指揮官「堂々と」地元紙が高評価

フランクフルト長谷部誠(2016年5月7日=撮影PIKO)

<ブンデスリーガ:デュッセルドルフ0-3フランクフルト>◇11日◇デュッセルドルフ

元日本代表MF長谷部誠(36)が所属するドイツ1部フランクフルトは、11日のデュッセルドルフとのアウェー戦に3-0で快勝し、順位を5位に浮上させた。

直近のブンデスリーガで3連勝、公式戦全体では11試合連続無敗と好調をキープしており、11日付フランクフルトルンドシャウ紙は「トップチームのスタイルだ」と絶賛して報じた。

この試合で長谷部は保護マスクをつけて先発した。7日の欧州リーグ決勝トーナメント2回戦、第1戦のインテルミラノ戦で鼻骨を骨折していたため欠場の可能性があったが、けがの影響をまったく感じさせない落ちついたプレーでチームの勝利に貢献した。

同紙は、後半8分にミスパスから相手のFWラマンに決定機を与えたシーンはマイナスとしたものの、「マスクをつけてなくても、つけていても、長谷部のプレーは堂々としたものだ。競り合いのほとんどに勝利し、自陣で守ろうとするデュッセルドルフに対しては、リベロの位置からゲームメーカーの役割を果たした。何度も相手守備の隙間を縫う縦パスを攻撃陣に通した」と全体的に高く評価していた。

14日にはミランでインテルミラノとの欧州リーグ第2戦が待っている。クロアチア代表FWレビッチは2日のホッフェンハイム戦でひざを負傷し、出場は厳しそうだ。スポーツディレクターのブルーノ・ヒュブナーは「(出場できる)希望は大きくはない。状態は特別に良くはなっていない」とビルト紙の取材に答えていた。

ベストの陣容で戦えないのは痛いが、アレア、ヨビッチの2トップは健在だ。ピッチ上の指揮官である長谷部を中心に攻守のバランスをうまくとりながら戦えば、勝機は十分にあるはずだ。

(中野吉之伴通信員)

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鼻骨折の長谷部11戦負けなし貢献 影響感じさせず

フランクフルト長谷部誠(2016年5月7日=撮影PIKO)

<ブンデスリーガ:デュッセルドルフ0-3フランクフルト>◇11日◇デュッセルドルフ

フランクフルトのMF長谷部誠(35)は、敵地で宇佐美貴史(26)が所属するデュッセルドルフとの試合にフル出場し、3-0の勝利に貢献した。

7日の欧州リーグ、インテルミラノ戦で鼻骨を骨折。中3日のリーグ戦にフェイスガードを着けて先発したが、開始5分に自ら取り外した。けがの影響を感じさせないプレーで、公式戦11試合連続フル出場。チームも同11戦負けなしとなった。宇佐美はベンチ外だった。

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取りこぼしライプチヒ監督に「交代遅すぎ」選手批判

ライプチヒのオーストリア代表MFマルセル・サビツァー(24)が、ラングニク監督の戦術を批判したと、10日付の独紙ビルトが報じた。

チームはアウクスブルク戦に0-0で引き分けて3位を守ったものの、来季の欧州CL出場権獲得(4位以内)を考えるともったいない取りこぼしとなった。この試合ではサビツァーと、ウェルナーの2トップでスタート。得点が奪えない展開で先に途中出場したのはフォルスベリらMFの2人。FWのアウグスティンが投入されたのは後半26分からだった。

この采配にサビツァーは「攻撃的な選手があまり起用されていない。1対1で勝負できたり、相手を驚かす瞬間が必要なのにな。途中交代も遅すぎる」と、起用法に苦言を呈した。ラングニク監督は「後半25分ぐらいには、攻撃的なすべての選手がピッチに立っていた」と反論。10日の練習前に2人は起用法について話していたという。

監督批判にも取れる言動にサビツァーは「試合後、感情的になっていてしまった。チームとして攻撃性が欠けていたことが問題だと思ったんだ。監督とは全く問題はない」と謝罪した。

一方でGKグラッシは「勝ち点2を逃してしまった。相手は守備固めをしていたから、あれ以上のチャンスは作れない。作ったチャンスをものにしないと」とコメント。チャンスの数より、決定力のなさが引き分けにつながったと話した。

(中野吉之伴通信員)

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原口は及第点、無失点勝利貢献の酒井に高評価 独紙

ハノーバーMF原口元気(18年7月撮影)

2-3で敗れたレーバークーゼン戦にフル出場したハノーバーの原口元気が、11日付の専門誌キッカーと大衆紙ビルトからいずれも3の及第点を得た。

採点は最高が1で最低が6。2部リーグで、ザンクトパウリ戦にフル出場し4-0の無失点勝利に貢献したハンブルガーSVの酒井高徳にはビルトが2、キッカーが2・5と高評価した。

ザンクトパウリでフル出場の宮市亮にビルトは4、キッカーは5と辛口だった。

酒井高徳

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原口元気フル出場も無得点、ハノーバー本拠で敗れる

<ブンデスリーガ:ハノーバー2-3レーバークーゼン>◇10日◇ハノーバー

浅野拓磨、FW原口元気が所属するハノーバーはホームでレーバークーゼンに2-3で敗れた。

2-2の後半42分、レーバークーゼンのMFハヴェルツに勝ち越しゴールを決められた。浅野はベンチ外だった。原口はフル出場したが無得点だった。

ハノーバーは3勝5分け17敗、レーバークーゼンは13勝3分け9敗となった。

▽得点経過 前半13分【レーバークーゼン】フォランド、前半28分【レーバークーゼン】フォランド、後半6分【ハノーバー】ジョナタス、後半28分【ハノーバー】オウンゴール、後半42分【レーバークーゼン】ハヴェルツ

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久保裕也は後半途中交代 ニュルンベルク敗れる

<ブンデスリーガ:ホッフェンハイム2-1ニュルンベルク>◇10日◇ジンスハイム

FW久保裕也が所属するニュルンベルクはアウェーでホッフェンハイムに1-2で敗れた。

1-1の後半33分、ホッフェンハイムのFWクラマリッチに勝ち越しゴールを決められた。久保は無得点で後半31分に交代した。ニュルンベルクは2勝7分け16敗、ホッフェンハイムは9勝10分け6敗となった。

▽得点経過 前半25分【ホッフェンハイム】クラマリッチ、後半16分【ニュルンベルク】ベーレンス、後半33分【ホッフェンハイム】クラマリッチ

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ドルトムント161日ぶり2位に後退 独紙ビルト

ドルトムントは、ホームでシュツットガルトに3-1で勝利したが、勝ち点で並んでいた2位Bミュンヘンがウォルフスブルクに6-0で大勝したため、161日ぶりに2位に後退したと、10日独紙ビルトが報じた。

Bミュンヘンには一時勝ち点差9をつけるなど、第6節以降首位の座を守っていたが、残り9試合の段階で2位になった。主将のMFロイスにとって現在の順位は重要ではないと主張する。「最後に誰が1位にいるかどうかだ。すべてがオープンな状態だよ」と、テレビインタビューで回答。ファブレ監督も「チームが絶対に勝とうとしていたのが見てとれたと思う。順当な勝利だ」と、2位になるもチームの出来に満足していた。

19年に入ってからは4勝3分け1敗と、前半戦(13勝3分け1敗)ほどの好調さがなくなっていただけに、追われる立場よりも追う立場に立った方がうまくいくかもしれないと伝えた。ここ数シーズンは常にBミュンヘンの独走だったが、今季は最後までスリリングなタイトル争いが楽しめそうだ。

(中野吉之伴通信員)

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ヘルタ監督が不運を自虐「教会にでも行かないと」

ヘルタのダルダイ監督は2日のマインツ戦に続き、9日のフライブルク戦でもオウンゴールを献上し「チームで教会にでも行かないと。ちょっと普通ではない」と不運ぶりを自虐的に話していたと、10日付の独紙ビルトが報じていた。

マインツ戦ではDFシュタルクが0-0の後半1分にオウンゴールを献上して苦しい展開になった。だが、1-1の後半15分にシュタルクは汚名返上となる決勝点を決めて事なきを得た。

だが、9日のフライブルク戦では、イビシェビッチが0-1の後半31分に今季9得点目となる同点弾で試合を振り出しに戻した。だが、4分後に相手CKで競り合いから頭で自陣のゴールに入れてしまい、マインツ戦とは逆に決勝点を献上してしまった。同選手は「CKからいいボールがきた。相手とせりながらボールに寄せたけど、不運なあたり方をしてしまった。本当に悔しいよ」と肩を落とした。(中野吉之伴通信員)

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活躍見せられない久保裕也に地元紙が疑問投げかけ

なかなか期待通りの活躍を見せられないニュルンベルクFW久保裕也(25)に対し、「なぜなのか」と5日付のビルト紙が疑問を投げかけた。

久保は18年8月にベルギーリーグのヘントから今シーズン終了までのレンタル移籍で加入。シーズン序盤こそ攻撃の起点として素晴らしいプレーを見せていたが、そこからどんどん調子を落としてきてしまった。前監督ミヒャエル・ケルナーのもとでは長い間ベンチ生活を余儀なくされ、メンタル的に難しい状況にいた。

新監督のショーマーズ氏は久保をレギュラーとして起用しているが、ポジションは実力を発揮できるトップ下ではなくアウトサイドの攻撃的なポジション。守備に追われる時間が長く、本来求められている攻撃にアイディアを加えるプレーがほとんど見られない。

前節ライプチヒ戦ではビルト紙採点5と芳しくないパフォーマンスに終始。ボールロストが多く、競り合いにも苦戦していた。

それでもショーマーズ監督は「今日の久保を見てボディーランゲージに乏しいというものがいたら、私が見ていた久保と別のだれかを見ていたのだろう」と久保のプレーを評価していた。

残留を争うクラブでは自分の好きなプレーばかりはできない。チームに求められるプレーをした上で自分のプレーをどのように出すのかが求められる。そして、それができると信頼されているからこそ起用されている。18試合連続未勝利中のクラブ。久保は勝ち点3をもたらす値千金の活躍を信じ、戦い続ける。(中野吉之伴通信員)

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バイエルン6発首位浮上 レバンドフスキ197得点

2得点を挙げリーグ通算197得点とし、外国籍選手の歴代首位となったレバンドフスキ(AP)

<ブンデスリーガ:Bミュンヘン6-0ウォルフスブルク>◇9日◇ミュンヘン

バイエルン・ミュンヘンがホームでウォルフスブルクに6-0で圧勝し、首位に浮上した。

前半34分にFWグナブリーが先制すると、同37分にはFWレバンドフスキが左からの折り返しを右足で流し込んで2-0で前半を折り返した。後半に入るとゴールラッシュとなり、同7分、MFロドリゲスが左足ミドルシュートを突き刺し、同31分にはMFリベリーのラストパスにFWミュラーが左足を合わせた。さらに同37分、リベリーの左クロスをDFキミヒが頭で押し込み、その3分後には再びリベリーの左クロスにニアに飛び込んだレバンドフスキが頭で流し込んで6点目を奪った。ポーランド代表のレバンドフスキはこれがブンデスリーガ197得点目となり、同リーグの外国籍選手ではブレーメンのFWピサロの195得点を抜いて通算単独トップに立った。

Bミュンヘンは18勝3分け4敗で、シュツットガルトを3-1で下したドルトムントと勝ち点57で並んだままだが、得失点差で2差をつけて首位に浮上した。

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バイエルン6発快勝 レバンドフスキ、ハメスら得点

<ブンデスリーガ:Bミュンヘン6-0ウォルフスブルク>◇9日◇ミュンヘン

バイエルン・ミュンヘンはホームでウォルフスブルクに6-0で完封勝利した。

前半34分、BミュンヘンのFWグナブリーが決勝点となる先制ゴールを決めた。Bミュンヘンは18勝3分け4敗、ウォルフスブルクは11勝6分け8敗となった。

▽得点経過 前半34分【Bミュンヘン】グナブリー、前半37分【Bミュンヘン】レバンドフスキ、後半7分【Bミュンヘン】ハメス・ロドリゲス、後半31分【Bミュンヘン】ミュラー、後半37分【Bミュンヘン】キミヒ、後半40分【Bミュンヘン】レバンドフスキ

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